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音楽日誌●サラリーマン生活延長線の日々

サラリーマン生活延長線の日々
熊本にて
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2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

睡眠が浅い自覚はあって、+昨日朝食抜き、名古屋市内中心部へ社用車にて健康診断へ。ここ10年ほど断続的に血圧対策を服用してきたのに、寝起きの不快さMax!最高血圧が100に届かない。昨日は健康診断前で服薬してないし、今朝もヤク抜きで今晩の血圧のようすを見ましょう。最初に血液検査して、帰る頃には結果が出ているというスピード。無事体重は70kg切れ、但し、半年前(昨年2016年11月)はやや体重が治まっていた?4kg減に非ず、その後年末年始に増加傾向を辿ったのでしょう。昨日、肥満に苦しむ人々を云々したけれど、自分だって同様”ちょっぴりマシ”な程度、健康体とは言い難い、見た目だって未だ”いつまでもデブ”から逃れられぬ状態です。

バリウムの味は改善されていても、ゲップ出しちゃダメとかレントゲン台上のアクロバティックな姿勢は難行苦行、高齢者の方はムリでしょう。現在の日本のテクノロジーを以ってすれば、もっと改善可能なはず、職場数人の意見は一致しました。昨夜は祝杯を上げる予定が、悪友が出張を終え持病の腰痛悪化でお休み、いっしょに呑んで下さるお友達もいないので、おとなしく帰宅いたしました。昼から取引先定例打ち合わせで疲れ果てましたし。昼、病院提供の簡易食が妙に美味い・・・珈琲なんて絶品!(んなはずないのに)たっぷりマーガリンジャムつけたトースト、職場に戻って禁断のカップ麺喰って夜、幸い70kg切れ維持。今朝しっかり朝食摂ったら+700g!油断大敵。どんより不快な梅雨模様、鬱陶しい気持ちを抱えつつ週末はお仕事の山場クリアして、夜はしっかり身体を鍛えましょう。

UCCD9172Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜ヴィルヘルム・バックハウス(p)/カール・ベーム/ウィーン・フィル(1967年)・・・こどもの頃からあまりに高評価だったため逆に敬遠、やがて”昔の録音”的扱いを受けるようになった?ようやく拝聴いたしました(FMでは聴いていたかも)。バックハウスと云えばベーゼンドルファー、スタインウエイのきらきら華やかなサウンドとは一線を画す渋い音色であります。これが・・・絵に描いたように重厚剛直、かつてその昔Brahmsに抱いていた通りの重心の低い貫禄演奏(しかもピアノの音色も華やかに非ず)+カール・ベームの謹厳実直なバックが堅苦しさを助長します。悪くないけどなぁ(音質も良好)ちょっと勘弁してよ、色気不足に好んで取り出そうとは思えぬ”往年の”名演奏であります。

いつまでも昭和の高度成長を振り返っても仕方がない。

WPO-87MA01Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ジュゼッペ・シノーポリ/ワールド・フィル(1987年ライヴ)・・・ワールド・フィルって、なんかの行事的意味合い?世界のトップ演奏家を集めた臨時オーケストラらしい。ジュリーニとかマゼールとか佐渡裕?とか録音(映像も)が残っております。常設じゃないオーケストラはどうしても”個性”やら”サウンドの軸”が定まらぬ感じ。ここでもオフ・マイクなサウンドがどーも散漫な印象、例のシノーポリのエッチな揺れが浮き立ちません。

では、行ってきます。そういえば6月も本日にて終了。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日久々の人前での講演は概ね好評、但し、参加メンバーが予想外に高齢化して団塊世代モロのお姉さまが中心に、話題の選び方に苦慮いたしました。自分なり採点では60点ほど。昼から通常業務をこなして、早々に帰宅。若い相棒は本日より東京本丸で研修(前泊)お隣チームの若い者は本日より徳之島へ”虫採りの旅”に向かうべく大阪関空へ、こちら大ヴェテランは健康診断=簡易人間ドック=ここ半年精進の成果検証の日を迎えました。いつものスポーツクラブにて激しい汗(マシンに滴り落ちるほど)終了後の体重はちょうど70kg、昨夜9時以降絶飲食、今朝の体重は69.8kg≒4kg減(半年前より)出腹ややしぼんで腹筋がちょっぴり見える・・・女房殿によるとお尻の形が以前とぜんぜん違うとのこと。さて健康数値結果は如何!今朝、朝食抜きなので、生活のリズムが難しい。

時宜に似合って昨夜「ダイエット・ヴィレッジ」拝見。こんなテレビ番組に申し込むくらいだから、その体重体型(驚異の食生活)は壮絶。皆若いけど、これでは長生きできまへんで。内臓脂肪を燃焼させるには「ひねり運動」が重要というのはお勉強になりました。8人計▲100kgを達成は立派な努力と成果、たしかに事前より改善著しいけど、まだまだ体型壮絶、これから先のフォローが必要でしょう。

人様のこと云々さておき、こちら身長165kg、標準体重より未だ+10kg、それを目指してちょっぴり少しずつ減量を意識しましょう。食生活(炭水化物を控え目に、食物繊維を多く、間食を控える)+定期的な運動(含む筋トレ)はひねり運動付加やらウォーキング復活を検討しなくては。痩せるのは結果であって、目的は健康です。

ERATO 8573-85667−2Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」/第35番ニ長調K.385「ハフナー」/第34番ハ長調K.338〜トン・コープマン/アムステルダム・バロック管弦楽団(1991年東京ライヴ)・・・これは2004年5月に入手した2枚組CD(デザイン違い)ライヴならではの感興と勢い、ザラリとラフな仕上げが賑々しい雰囲気のあるもの。古楽器の弱さ響きの薄さみたいなものを感じさせず、素朴粗野な響きが馴染みの名曲を新鮮に愉しめる演奏です。残りは「プラーハ」「リンツ」「パリ」が収録され、第39番/第40番を入手しなくっちゃ、そんなことを考えながら10年以上経ってしまいました。

CC72640 今朝はScriabin 練習曲集作品8(1-12)/作品42(1-8)/作品65(2-3)〜ミシェレ・グルダル(p)・・・Michele Gurdalは読み方不明。東洋系の容姿が親しみを感じさせる別嬪はんでっせ。妖しく切なく甘い旋律(RussiaのChopin?とか)は大仰な表情豊かに非ず、控え目デリケートなタッチで表現されました。第1曲目、著名な嬰ハ短調「Andante」は因幡晃「わかってください」にクリソツ

では、健康診断に行ってまいります。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

6月も終盤となってようやく梅雨らしいしとしと空模様に。本日午前中、久々30人ほどの前で講師役、半年前県下4ヶ所で講演をしたものをそのまま流用するつもりで資料送付、昨日ようやくネタが旧くなっていることに気付いてちょいと焦っております。若い頃から数々こんな機会を得て、とにかく持ち時間絶対に飽きさせない!受けることが最大ポイント!そう願って、さて本日の結果は如何。お仕事は商品調達不足やら、データ登録ミス発覚、それを辛くもクリアして、この程度なら想定の範囲内に処理できました。

昨日取引先と定例商談、お付き合い4年に至るご担当と雑談していて、親父さんが60歳ちょっとで亡くなったこと、5年ほど闘病生活であったことなど伺いました。心身とも健康がなにより大切なこと、昨夜スポーツクラブでしっかり身体を絞った後の計測はちょうど70kg、本日節制して夜スポーツクラブへ、9時以降絶飲食したら健康診断本番、さて夢の70kg切れ到達できるか!明日夜は祝杯を挙げたいもの(んじゃ、意味ないか)

Supraphon SU3639Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」(1989年)/序曲「謝肉祭」/交響的変奏曲(1990年)〜イルジー・ビエロフラーベク/チェコ・フィル・・・チェコの実力派Jiri Belohlavekも残念、71歳にて先月末亡くなりました(1946ー2017)。やや地味な存在だったかな?これは英DECCAの再録音(2013年)前Supraphon録音、こちらも穏健バランス、オーケストラは夢見るような暖かい、ローカルな響きがしっとり活かされてステキな演奏です。第1楽章提示部繰り返しなしは残念、緊張感切迫感オーケストラの剛力な迫力を強調しない、懐かしい旋律への共感に充ちた演奏であります。「謝肉祭」はやや抑制気味、隠れ名曲「交響的変奏曲」は各変奏の性格を的確に描き分けて下さってわかりやすいもの。

Berg ヴァイオリン協奏曲〜レオニード・コーガン(v)/ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立放送交響楽団(1966年)・・・露西亜初演のライヴと書いております。今は亡き韓YedangClassics盤のフィル・アップはHindemithとStravinsky(オイストラフ)、どれもややオン・マイクに肌理の粗い音質だけど、旧ソヴィエット時代のライヴでは出色の水準也。後期浪漫の甘美な残滓たっぷりな美しい作品を濃密な集中力、テンションの高いヴァイオリンは完璧に表現して、打ちのめされました。

では、行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

月曜は順調なお仕事スタート、本日明日と定例の営業データ処理+取引先商談+久々の講師役の行事(昨日ようやく準備)など、木曜の健康診断を目指して盛り沢山な日々を乗り切りましょう。昨夜は予定通り夜スポーツクラブへ、しっかり300kcal消化して今朝朝食後70kgちょうど、健康診断時に70kg切れは達成可能な状況でしょう。運動前最高血圧130程度、これが事後マッサージチェア15分を終えて帰る時には100前後、顕著な効果と思われます。(毎回の検証済)

中学生が驚異の29連勝、若い人の活躍で一気に将棋ブーム、素晴らしいことだと思います。順調に育つことを祈る。今朝の朝日新聞は例の動産問題、地権者が曖昧な(ちゃんと相続者が確定されず放置、権利者は代を重ねるごとに増える)土地は九州の広さに匹敵するとのこと。これは再開発などに支障をきたすでしょう。(←コレがよろしいかどうか別にして)

SONY SK93018 Gershwin ラプソディ・イン・ブルー(1976年*)/パリのアメリカ人(1974年)〜マイケル・ティルソン・トーマス/作曲者のピアノロール*コロムビア・ジャズ・バンド/ニューヨーク・フィルハーモニック ・・・若い頃FMから流れた快速13分台に衝撃!ピアノ・ロール録音は怪しげなCDにて以前より所有愛聴、伴奏部分も一緒に弾いているからその部分の穴を塞いで再生したんだそう。ん十年ぶりの再会はこちらの体調故?それとも華麗なる加齢か、ピアノがいくらみごとでも、妙に落ち着かない。プレヴィン辺りでじっくり、たっぷり聴きたいな、と。オモロいけど、テンポが速すぎて伴奏はそれに合わせるのがやっと、みたいな印象。「パリのアメリカ人」はMTT25歳の記録、これもまだまだ仕上げが甘いような・・・

一般に出ているCDには「セカンド・ラプソディ」が収録されるみたいだけど、これにはバッファロー・フィルとの抜群に愉しい!のりのりの管弦楽(OhKay!Overture/FunnyFace Overture/GirlCrazy Overture/StrikeUptheBand Overture/Of Thee I Sing Overture/Let'Em Eat Cake Overture/Promenade(WalkingtheDog))+締めは Fascinating Rhythm(サラ・ヴォーン/ロサンゼルス・フィル)という豪華なもの。こちら文句なし。

では行ってきます。曇って今にも降りそう。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

新しい月曜、先週からどーも体調イマイチ状態継続、今朝も目覚めがスッキリしません。昨日は冷蔵庫の電源を切って内部取り出し大掃除、冷凍食品もパンパン状態、除菌スプレーも駆使して汚れを取って要らぬものを廃棄、整理整頓してスッキリさせました。今シーズン未だ稼働していないけれど、エアコン2台も軽く(フィルター辺り)清掃しておきました。洗濯+風呂掃除(これは毎朝)掃除機掛け(これは週1-2回)するとけっこう身体は動かすものですね。鬱陶しい雨模様にせめて身辺を清潔にしましょう。

コタツ上のノートパソコン用エルゴミクス・マウス(有線)中ボタン壊れてガッカリ、早速注文。夕方研修に出かけていた女房殿より連絡有、最寄りの駅まで歩いて馴染みの寿司屋へ(寿司は喰っていない/炭水化物をできるだけ控えているので)サービス券計10枚オリジナルTシャツいただいて(センスよろしくない店主顔入=モヒカン刈り)これはスポーツクラブに使いましょう。

今朝体重維持=70kg切れならず(朝食後)今週木曜の健康診断目指して三日間(自分なり)しっかりスポーツクラブで身体を絞りましょう。

WHRA-6038Bach ゴールトベルク変奏曲 BWV.988 (1958年7月23日ヴァンクーヴァー・ライヴ)〜グレン・グールド(p)・・・ 「グレン・グールド・イン・コンサート(1951-1960)」より。彼の十八番(おはこ)「ゴールドベルク」は一体何種あるの?別に意識したわけじゃないけど(いちおう)全部聴いているはず。繰り返しなし、スタッカートなタッチを基調とするのはどれも同じ、あとはライヴの感興やら雰囲気の違いを味わうのみ。この後に収録される協奏曲も含め、ほんの聴き流し、あっという間に終わる感じ。音質は期待していないせいか、まずまずと感じます。

今朝はBach 平均律クラヴィア曲集第2巻(第9〜16番)〜グレン・グールド(p)(1969年)など。これも聴き流し程度。この人の明晰なタッチは図抜けて個性的であります。

では、行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

梅雨らしい小雨模様の日曜、朝一番に地震(長野県震源)がありました。被害の様子不明。

火曜の体調不良はさておき、水曜は通院して(洟水連続対策)抗アレルギー薬(エピナスチン)処方されてからは、この不快感は副作用?口の渇き(これはなし)倦怠感(有)胃部不快感(なし)吐き気(ちょっぴり有)、比較的眠くなりにくいらしいけど、寝る前服用だからかえって好都合な副作用でした。数年前、抗アレルギー剤初服用(朝)したら起き上がれなくなった記憶有。症状は人それぞれなんでしょう。自分はけっこうキツく出るみたい・・・んなことを考えつつ、昨夜も服用したら今朝は大丈夫。やはり”夏風邪の類”だったのでしょうか。

2017年6月後半の紫陽花 洗濯物室内干し用のスタンドが入手数年経過、何本か腕が折れてしまって買い替えのため散歩がてらご近所ホームセンターへ。途中に紫陽花の群生地があってことしはほとんど空梅雨だからなぁ、なんとなく花が小さい。昼にしっかりラーメン(冷凍食品サンプル)+菓子(同じく新商品サンプル)を喰ってしまって、昼からBOOK・OFF迄散歩して消化を狙っても、体重残念なリバウンド+1kg、予想通りここ数日(夢の)70kg切れは体調不良食欲不振が要因だったのでしょう。炭水化物の影響侮るべからず。夕食を控え目にして、今朝ようやく▲500g、70kgは切れません。

数カ月ぶりのBOOK・OFFに驚き!まず最初に眺める「新書コーナー」がない・・・売り場変更中?それともアニメ系に押し出されたのか。売上不振対策の一部電気製品(オーディオ機器など)中途半端な配置はあきらかに戦略ミスでしょう。ケータイ参入は商売になっているのか。本業である書籍類の漸減を脱すべく色々工夫しても、次の柱が見えぬのが苦しいところ。CDはもちろんDVDも売上激減と予想されます。ゲーム・ソフトのことは知識の埒外なのでようわからず。結局なにも買いませんでした。

ERATO RECD-2831Bach 音楽の捧げもの BWV1079〜クルト・レーデル/ミュンヘン・プロアルテ室内管弦楽団/ヴォルフガング・マルシュナー(v)/クルト・レーデル(fl)/ヴィルヘルム・シュネラー(vc)/レオナード・ホカンソン(cem)(1963年)・・・これは数年前作成自主CD也。ウェットな弦の表情付けはしっかり歌って、引き締まって厳しいレーデルのフルート、冒頭ホカンソンによる「3声のリチェルカーレ」から感銘の嵐(昔風金属的音色にもさほど違和感なし)。ちょいと奇矯かつ前衛的な「大王の主題」はみごとに各種変容され、トリオ・ソナタに至って感極まるお気に入り作品であります。これを【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新のネタにすべく情報詳細調査していたら疑問がいくつか・・・

上記演奏家は(写真も)ERATO RECD-2831/1963年録音と信じて聴いてきたもの。しかし、ネットに公開されているものより音源入手、そこには「1956年頃録音」と・・・だったら別録音じゃないのか。これが旧録音LP(参加メンバーはReinhold Barchet, Suzanne Lautenbacher (Violins); Georg Schmid, Ruth Schneller (Violas); Max Braun, Wilhem Schneller (Cellos); Kurt Redel (Flute); Rudolf Zartner (Pleyel Harpsichord); J. Cazauran (Contrabass))このmp3音源の圧縮はかなりのもの(128kbps)それなり音質状態は良好、ちゃんと”聴ける”水準(分離のよろしいモノラル)です。ネットの音源は5-6年前には出ていたような記憶もあるから、1963年録音だったら著作隣接権切れ前、もしかしたらムリヤリ「1956年」として(モノラルにして)アップしたのかも。

そんなこんなで確信が持てず、コメントはお蔵入り。どなたか好事家が決着付けてくれんか。1963年の正規CDを聴けば氷解するんだけどね。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

ハードかつ盛り沢山な金曜日お仕事をクリアして早々に帰宅、お仕事中は体調気にならず快復傾向、いつものマシンジムもしっかりこなして今朝体調はよろしくない。昨日朝同様六割程度?咽が痛いとかそんな症状はなくて、微妙な倦怠感ばかり。首肩が凝っているのも滅多にない経験であります。大小2件の失敗は「小」のほうをなんとかクリアして「大」のほうはどんな結末となるか、この先不安を抱えております。今朝体重は無事70kg切れ維持(食事前)体調悪いだけかも。

こどもの頃からの”収集癖”、これって男の子だったら誰でも一定はあるのかも。(女性の服、靴、カバンもそうなのかな?)小学生時代の切手はどこにいってしまったのか。職場には「虫蒐集」に休みを全部費やしている若いのもいますよ。お金だったらいくらあっても困らぬけど、もとより入ってくるものが知れております。ムリして増やそうなんて、大それたた夢もありません。以前にも書いたけれど、膨大なる書籍は大学卒業時+1995年大阪→博多転居時に大多数を処分。LPは最終1994年頃全部処分(たいした数量ではないけど、あれは場所取りだからなぁ)CDのピークは2005年くらいかな、その後年に一二回ヤフオク登録復活させて最盛期の1/4ほどに縮小、まだまだ整理したいところ。5年間ほど凝っていた自主CD作成(歴史的音源より着手)は仲の良い先輩に無理やり押し付けたり、物理的に聴けなくなって捨てたり・・・それでも在庫過多状態。

音源データは膨大な物量に至って、ことし2017年2月に2TBのHDD付きパソコンを入手、既にDVD数百枚に至っている保存分と併せて”一生掛かっても聴き切れぬ物量”と自覚しつつ、日々増殖中。当たり前だけど、多く所有することがシアワセに非ず、噂では大金持ちはシアワセを感じないものとか、ようワカランけど。まず健康、バランスが大切なのか、ミニマリスト生活には憧れますよ。音源を貯(溜?)め過ぎると、かえって音楽を心安らかに聴くには迷いも出るし、不便なものです。DVD保存分音源は検索に苦労するし、日々情報整理に追われております(この作業自体は愉しい)。未聴音源も日々累積します。もう諦め状態。

一昨日、Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」(トーマス・ダウスゴー/スウェーデン放送交響楽団2014年ライヴ/ネットより入手音源)を聴き始めて、音質にガッカリ→廃棄へ。HDDにあった音源だから捨てられたけれど、DVDだったら如何ともし難いところ。演奏そのものにもちょっとなぁ、というのもあるでしょう。そんな未確認音源に囲まれても、お小遣いを節約してCDを買っていた頃の興奮や昂揚が蘇りません。

小林麻央さん逝去34歳佳人薄命。

PI2218Kuhlau(1786-1832)ピアノ協奏曲ハ長調 作品7/Berwald(1796-1868) ピアノ協奏曲ニ長調〜マウリツィオ・ピカリエッロ(p)/ディエム・ティガニ/サッサリ交響楽団(2001年)・・・上記ぐずぐず愚痴っても未知の作品、演奏家へのマニアな興味は尽きませんよ。サッサリって伊太利亜サルデーニャ島の小さな都市らしい。きっとオペラハウスがあるんだろうな、そこのオーケストラか。これが情けないほどにショボい、鳴らない、というか素朴過ぎサウンド。小編成、薄い響き、緩みきったアンサンブル・・・Kuhlauは”機嫌の良い、明るいBeeやん”風作品が平易わかりやすい旋律。+Grieg辺りのメルヘンな小品風情、懐かしい風情に溢れて暖かい。Berwaldは穏健な、いかにも浪漫な切ないメルヘンタッチはSchumann風?作品ともかく、演奏水準がマニア向け、ソロはそれなりだけど。

DG 471415-2/15枚組 総経費込8,400円Mahler 交響曲第6番イ短調〜ジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管弦楽団(1986年)・・・今月大苦戦している第6番再挑戦。自分的には真打登場音源也。ほんまはシュトゥットガルト放送交響楽団との1985年ライヴのほうがうんとエッチな演奏と思うけど、このセッション録音もなかなかのもの。よう歌ってイヤらしくも決まったテンポの揺れ、ズズ暗い威圧感になりやすい作品は、フィルハーモニア管弦楽団という清潔明るく切れ味あるサウンドに中和されます。上手いオーケストラだけど、厚み重みが足らんという人もいらっしゃることでしょう。これが刷り込みなのかなぁ、ああコレと納得できる、怪しい作品そのものに入り込める完成度であります。最終楽章「Allegro ModeratoーAllegro Energico」圧巻の充実に満足。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

倦怠感+食欲不振な体調(微熱?)快復は六割程度?昨日は通常業務、昼から取引先へ定例に商談に出掛けてそのまま帰宅させたいただきました。小さなトラブル処理連続な毎日を辛くもクリアする日々、なんとか早く元気になりたいものです。そんな余録で体重は70kgを切って数日安定へ、体調が悪ければなんの意味もありまへんで。右下奥歯の痛みはほとんど軽快しつつあります。都議選公示、小池さんブームの結果とその後に注目(なんせ候補は付け焼き刃だから)民進党は大苦戦の結末、自民党は減らしてもあまり大勢に影響ないかも。前回大躍進の共産党がどのくらい喰いとどまるのか。オリンピックも豊洲問題も美しくない着地と思うけどなぁ・・・名古屋郊外で場末のオッサンがつぶやいても仕方がない。

週末お仕事の山場をなんとかクリアしましょう。

DECCA ここ数日大柄な音楽は聴けぬ体調。今朝はBach is in the Air〜ラミン・バーラミ&ダニエロ・リア(p)・・・Ramin Bahrami(1976年ー)もおっさんになったなぁ、太り過ぎでっせ(自分は棚に上げて)宜蘭出身、伊太利亜をヘて独逸国籍を取得、現役としては一番注目のBach弾きでしょう。ダニエロ・リアはジャズ系の人?(伊太利亜人らしい)写真を見る限り2台ピアノによるBach、全11曲著名作品をオーソドックスに始めて後半、”インプロヴィゼーション”に変容する・・・って、2台でしょ?あらかじめ譜面があるのか(じゃ即興じゃないじゃないの)それとも大枠を決めて自由に弾いているのか、解説を一切読まないのでわかりません。いずれ聴き馴染んだ旋律が自在に変容するオモロさ限りなし。昔、ジョン・ルイスが「平均律」の前奏曲をオリジナル、フーガをジャズに演って、それは新鮮な感動をいただいたものです。(FMエア・チェックのカセットで聴いていた)それに似て、ジョージ・ウィンストン辺りのヒーリング感を加えた感じ。

Bachはあらゆる音楽の原点、こうした編曲ものでも原曲の骨組みは揺らがないし、オリジナルを再確認したくなる・・・後年の大規模な音楽も聴けるようになる・・・

では、行ってきます。せっかく夢の70kg切れ、本日夜は少々体調悪くてもしっかりスポーツクラブへ行くつもり。友人の悪魔の誘いがあっても酒を呑める体調でもないので。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日は早出して残務処理+トラブル対応+通常定例業務を11時半に完了させ、体調は最悪な倦怠感から通院へ。そのまま自宅でじっとして身動きが取れません。夕方、わずかに昨日より状態の改善を自覚したので、スポーツクラブ行きムリムリ強行、いつもの45分しっかり汗を流しました。しっかり下半身筋トレ(ステアマスター)して血圧も正常(服薬中)但し運動中の心拍数はいつになく高いもの。今朝体調は半分ほど快復か、腰の鈍い痛みは消えました。奥歯の痛みいま一歩。昨日来食欲もないし、自宅より300gほど多く表示されるジムの体重計でも、ついに70kg切れ(瞬間風速参考記録)代謝が下がっているので病明けのリバウンドが怖い。

慢心によるお仕事大小チョンボ、体調悪化も含め反省しきり、引き締め直しましょう。落ち込んでいても仕方がない。こんな体調だと音楽を聴く意欲も湧きまへん。土日祝日木曜(休館日)はスポーツクラブ使用できず、この3日間に走るとか、ナンとかして身体を動かすことを検討しましょう。

一昨日と同じ演奏会ライヴ残り拝聴。Yuri Temirkanov/1938-Brahms 交響曲第4番ホ短調〜ユーリ・テミルカーノフ/フェニーチェ歌劇場管弦楽団(2002年ヴェニス・ライヴ)・・・テミルカーノフもぼちぼち80歳、1988年以来サンクトペテルブルグ・フィルのシェフを継続する驚異の長期政権(露西亜にはこのパターンが多い)西側でも活躍して録音を聴く限り、どれも期待を裏切らぬ高水準であります。フェニーチェ座のオーケストラはほぼ初耳(もちろん録音)イタリア・オペラのオーケストラ?訝るほどの充実したアンサンブル、録音ではどうしても露西亜ものが多いけれど、独墺系オーソドックスなレパートリーを、ものものしい力み皆無、深い呼吸を以て歌っておりました。

一昨日BSにて「もうひとつのショパン・コンクール」再放送。楽器を持ち込む4社(スタインウエイ。ヤマハ。カワイ。そしてファツィオリ)伊太利亜の新興メーカーFAZIOLIの調律師は日本人なのですね。晩年のチッコリーニの録音は、そのデリケートな柔らかい音に魅了されておりました。しかし、大規模な会場、一発勝負的なコンクールには繊細が過ぎる個性、70数名の参加者が選んだのはわずか1名、しかも予選落ち。カワイを選んだ8名(だっけ?)も決勝に進めず、協奏曲では華やかな切れ味のスタインウエイが優勝、ヤマハの善戦は実を結びませんでした。

欧州の伝統あるピアノ・メーカーもプレイエル(仏蘭西)はたしかChopinが愛用した楽器、それも既に製造中止。ベヒシュタイン(独逸)、ボールドウィン(亜米利加)は最近あまり見掛けず、ベーゼンドルファー(地味深い音色)はたしかヤマハの傘下に入ったはず。日本のメーカーも頑張っているけど、スタインウエイの一人勝ちかな?世間では。なんせ大きな会場には華やか馬力のある楽器が必須ですから。

FAZIOLIは稀有な例であって、あちこち中小メーカーは成り立たん時代でしょう。かつてはLiszt、そしてグレン・グールドが愛したチッカリングは現在製造していないでしょう。

コンクールでは演奏者+楽器名をアナウンスしておりました。録音情報でも楽器コメントが欲しいところ。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日、自らのお仕事失敗大小二件発覚は自業自得+体調最悪に発熱を感じて早退、帰宅しても身動きが取れません(珍しく腰が痛い。数日前より右奥歯辺りに鈍い痛みが・・・)。心身ともに最悪な状態、スポーツクラブに出掛けることもできず、今朝体重は70kgを切っても、これは筋肉が落ちただけでしょう。

挙句、メインマシンHP omni 220 i5(メモリ8gb/2TB)のネットがなぜかつながらず、これはDELL Inspiron N5110(Zorin-Linux-OS9-lite)にて更新。とにかく出勤して最低減処理して体調様子を見ましょう。こんな天中殺な時もありますよ。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

いよいよ明日より雨の予報、本日は布団を干して出掛けるか判断が微妙なところ、昼休みに戻って布団を取り入れることも可能な職場至近、そんな平和なことに悩む日常であります。諸残務を押し出した週明けは予想以上にお仕事大苦戦(若い相棒の相次ぐチョンボ発覚!その対応も含め)八割くらいクリアしたつもり(ネットによる朝礼やら研修をサボりつつ)なかなか安閑とした日々を過ごせません。日常の課題に追われて、大切なポイント失念を帰宅後に思い出しました。十数年に渡って蓄積された自分の担当エリアの矛盾、現状を明らかにしつつ、徐々に手を打って軟着陸、これ以上悪化させぬ取り組みをするのもヴェテランの務めでしょう。今のところあと4年お世話になる予定、人事評価の埒外、薄給だったとしても、充実した=先の展望を持ちたいもの。現在の職場、上司体制だと自由に動けますし。

ま、世間一般の苦しみ抜いている労働者に比べりゃ屁みたいなもんでっせ。昨夜、週明けの気分転換夜しっかり45分間マシンジム遂行+マッサージ・チェア15分の至福。体重は70kg切れならず、むしろ300-500g+理由は不明です。普通の食事に間食もしていなんやけどなぁ。今朝の朝日新聞は「政治の風」の話題、大学の先生によるそれなりの分析に対して、橋下さんは「原理原則はない」と。仏蘭西のマクロンさんの圧勝、やや微妙な状態になってきた東京の小池さんのことが念頭にあるのか。

VOX PL7260 Bach チェンバロ協奏曲第4番イ短調BWV1055/第5番ヘ短調BWV1056年/第7番ト短調BWV1058〜ヘルマ・エルスナー(cem)/ロルフ・ライハルト/プロ・ムジカ管弦楽団(1951年?シュトゥットガルト)・・・Helma Elsner(2017-2000)さんは往年の独逸のチェンバリストらしい(初耳)。金属的大柄な響きのモダーン・チェンバロ、ラインハルトのオーケストラも(小編成だけど)古楽器切り詰めたサウンドに慣れた耳にはちょいとウェット、豊満に感じます。もちろん未CD化、歴史的音源はネットにて多く拾えて、好事家が高価蒐集するLP音源も気軽に聴ける佳き時代となりました。

これが意外と良好な音質、”がっちり”とした構え、雄弁なBachに意外なほど感銘が〜ま、Bachはどんな演奏スタイルでも音楽の骨格が崩れんのです。馴染みの旋律、ここでは短調の作品ばかり集めて、初めてこの作品と出会った頃の感銘を思い出しておりました。

Mozart ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調K.482〜バリー・ダグラス(p)/ユーリ・テミルカーノフ/フェニーチェ歌劇場管弦楽団(2002年ヴェニス・ライヴ)・・・1960年生まれ愛蘭土出身のピアニストはCD初期、Brahmsの協奏曲(たしか伴奏はキタエンコ)をきいてガッカリした記憶が・・・それ以来?これが思わぬ愉悦とデリケート+しっかりとした技巧に支えられて歌に溢れた名曲(中の名曲)を気持ちよく弾いております。ヴェニスのオペラハウスでも演奏会はあるのですね。客演した露西亜の巨匠も立派なバック、ライヴとは思えぬしっとりとした完成度であります。第2楽章「Andante」〜第3楽章「Allegro」(明るくのんびりとした風情)はアタッカでつなげておりますね。ここはいつも映画「アマデウス」朝帰りの場面を思い出します。

では、行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

本日も快晴、最高気温31度Cの予想。梅雨はどこに行ったのか。大学卒業して38年経過、ちゃんと卒業証書もあるのに在学中の試験(単位取得)に苦しむ夢は定番、昨夜は二回生が終わった時点で”頑張ればなんとかなる”状況に+アルバイトでちょっと事件が〜みたいな夢は事実にかなり接近しておりました。現状を反映しているのかも。今朝の朝日新聞は安倍政権のマフィア化特集(支持率もやや低下)月曜はネタが少ないので小さなコラム(宣伝だっけ?)男性の更年期(意欲の低下、体調不良)は=テストステロンの減少、これは筋肉からも出ることがわかって、やはり身体を意識的に鍛えることが重要みたいです。

結局いつも通りの引き隠り週末を経、体重は70kgオーバーへ戻して、本日より一週間緊張感を維持して減量(安定的70kg切れ)を狙いましょう。本日(待ったなし!)締めのお仕事かなりあって緊張しているけれど、定時でクリアしてスポーツクラブにてしっかり鍛えるつもり。

CHAN0818 Maestro Corelli's Violins /Valentini(1681-1753)協奏曲イ短調 作品7-11/Monningri(1676-1737)協奏曲ホ長調 作品1-7/Mossi(c.1680-1742)協奏曲ホ短調 作品4-11/Monningri 協奏曲変ホ長調 作品1-6/協奏曲ニ短調 作品1-2/Mossi 協奏曲ト短調 作品4-12〜サイモン・スタンデイジ(v)/コレギウム・ムジクム90(2016年)・・・Arcangelo Corelli(1653ー1713)の弟子たちの作品集。”Maestro Corelli's Violins”ってそんな意味だったのか。大Bachが1685-1750だからほぼ同時代伊太利亜の作曲家なのでしょう。おそらく初耳、作品はもちろん名前も。どれも快活な明るい魅惑の旋律、師匠譲りの名曲ばかり。VivaldiだってBach絡みで20世紀に再発見されたものだし、こうして英国古楽器の名手たちが意欲的な録音をしてくださること、新しい出会いに感謝、Simon Standage(1941-)はイングリッシュ・コンサートのコンマスも務めたヴェテラン、技巧的にまったく現役そのもの!清潔な集中力に満足。

Mozart ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595〜イモージェン・クーパー(p)/リチャード・トニェッティ/オーストラリア室内管弦楽団・・・1曲のみ収録とは?なんかの付録?Imogen Cooper(1949ー)も英国のヴェテラン、どれも心躍る珠玉のピアノ協奏曲中、ラストは諦念に充ちて心静かに幼児の遊びを見守るような名曲であります。クーパーのピアノはしっとりと落ち着いたもの。

では、行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

とうとう薄曇りの日曜、昼から雨の予報に布団は干せません。梅雨時はこれでなくっちゃ。昨日も睡眠不如意に昼間眠く、休日=引き隠りパターン、たっぷり音楽と松本清張「古代探求」(1974年文藝春秋)も遅々として再読完了しませんし。夕方床屋さんへ出掛けて短くスッキリ仕上げ、そのまま女房殿と待ち合わせて馴染みの富山料理の店へ、一日遅れのお誕生会。生ビール中+銀盤1合だけでもなんや、凄く酔った気分。体重は昨日昼間菓子を喫したり結果+500gほど、”夢の70kg切れ”はまだまだ追い風参考記録であります。本日一日食生活自粛して、ご近似散歩に出掛けようかな?相変わらず洟水盛大な症状継続。

NAXOS 8.553181 Stravinsky バレエ音楽「プルチネルラ」/協奏的舞曲〜シュテファン・ザンデルリンク/ボーンマス・シンフォニエッタ/イアン・ボストリッジ(t)/ヘンリー・ハーフォード(br)/フィオーナ・ジェーンズ(s)(1993年)・・・”CDは寝かせるほど熟成される”(マーフィーの法則(ウソ))。これはNAXOS初期録音、たしか発売されて速攻入手、Stefan Sanderling(1964ー偉大なるクルトの次男)デビュー辺りの録音じゃないか。イタリア・バロックを換骨奪胎+20世紀モダニズムのテイストを付加した新古典的風情に溢れた名曲!もちろん声楽入りの全曲版、ボストリッジは指揮者と同い年、いまやスターの彼もこの時点まだまだ知名度はなかったはず。Henry Herford(1947−)は英国のヴェテラン、フィッシャー・ディースカウに歌い方クリソツ、Fiona Janesは英国系の録音に多く登場するけど、ようわかりません。この作品はクリストファー・ホグウッド(1989年)のが速めのテンポ、すこぶるヴィヴィッドだった記憶が・・・(+原曲を同時収録という配慮有)こちら端正にしっとりとしたアンサンブルはオーソドックス、ボーンマス・シンフォニエッタは1999年に解散が残念な、充実したアンサンブルであります。「協奏的舞曲」(Danses concertantes)も古典的風情に充ちて擬バロック硬派な作品、リズムがとても楽しいもの。

他、BRILLIANT BRL94111Frescobaldi (1583-1643)「イン・パルティトゥーラ」(38のカンツォンによる曲集第1巻 /19曲)〜Roberto Loreggian(ロレジャン?org/cem)/Ensemble ConSerto Musico(アンサンブル・コンセルト・ムジコ)をちょっぴりCD半分くらい拝聴。典雅なしっとり静かな音楽であります。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日の行事対応を無事やり過ごして週末へ。禁断の早出一時間、通常業務を先にこなしつつ終日立ち仕事+来客を迎え全体を仕切る精神的な疲労から足腰の疲れMax!とにかく一週間をクリアして、いくつか大きな宿題は来週月曜に先延ばししました。軽く簡単な夕食を整えて、週末のケジメ=スポーツジムへ、エアロバイクは「強」設定でも短め20分間90kcal、ステアマスターはいつもよりワンランク設定を下げて15分間140kcal消化、じつはシャワー後のマッサージチェア15分間が主眼、少しでも身体をしっかり動かしたほうが肉体疲労にはよろしいでしょう。

昼飯を摂る時間もなかったせいか、帰宅後計量連続(夢の)70kg切れ!(瞬間風速参考記録)いったりきたりしつつ69kg台が続くことを祈る。

「共謀罪」に続き、性的犯罪厳罰化の改正刑法成立。これはひとつ成果なのでしょうか。「共謀罪」論議最中、野党議員の質問に「共謀罪で捕まえるぞ!」とのヤジが飛んだそう。考え方の違いもあり、真剣にテロ対策を考えていらっしゃる人もいるでしょう。しかし、それに疑問を呈する人にそんな揶揄が飛ぶようでは、議員の品位、選んだ側の責任も問われます。与党議員の劣化甚だしい。

VANGUARD 08 6151 71 中古500円適正価格Goldmark 交響曲第1番「田舎の婚礼」〜モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団(1960年頃)・・・2006年7月13日五反田のBOOK・OFFにて@500入手とのメモ有。ネットにて検索したけど、なかなか(画像は)出てきませんね。Karl Goldmark( 1830-1915)は洪牙利出身浪漫派の作曲家とのこと。第1楽章「婚礼の行進」は平易な変奏曲、第2楽章「婚礼の唄」、第3楽章「セレナーデ」、第4楽章「庭園にて」(緩徐楽章)第5楽章「舞踏」からなって、Brahmsの雰囲気やなぁ(セレナーデ辺り)それをうんとわかりやすく穏健、明るくした感じ。じつは彼(か)のBrahms 交響曲第1番ハ短調と同じ年の初演なんですって。鄙びてめでたい暖かさはアブラヴァネルに相応しい個性でしょう。音質もとてもよろしい。

フィル・アップはEnescu ルーマニア狂詩曲第1番イ長調/第2番ニ長調〜ウラディミール・ゴルシュマン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団 ・・・作曲者最大の売れ筋著名作品、ユーモラスかつデーハーな躍動!これも録音情報不明だけど、音質演奏とも立派なもの。

他、Vivaldli ヴァイオリン協奏曲集 作品4「ラ・ストラヴァガンツァ」〜クリストファー・ホグウッド/モニカ・ハジェット(v)/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(1986年)・・・以前作品3「調和の霊感」を聴いたときには少々生真面目過ぎ?愉悦が足らんなど贅沢な感想だったもの。聴き手がエエ加減なもので・・・今回はシンプルな旋律はきっちり端正なスタイルによう似合う、そんな好感を得ました。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

さて本日、自分主催の取引先を呼んでの行事対応、若いもんの協力も得ていちおう準備は完了、あとは本番力を発揮するのみ。通常の週次、月次締切のお仕事が押していて、昨日の取引先定例打ち合わせは辛くもクリアして、本日も(禁断の)早出必須、週明け来月曜もお仕事パツンパツン状態続きます。さらに突発的トラブルがないことを祈る・・・一昨日悪いお友達からお誘いの件、昨日職場にて「ちゃんと支払った?」〜最終盤→タクシーにて帰宅(10時半頃)の記憶は雲散霧消、3時にソファにて目覚めるとアイスクリームは喰いさしで融け流れ、風呂の湯は延々出し放し状態だったそう。いつもに比べさほど呑んでいないし、時間だって常識的な範囲内でしょう。疲れているんやろなぁ、単身赴任だし。

昨日、帰宅後夕食前に体重測定したら(瞬間風速)ついに!夢の70kg切れへ(参考記録)。実際は300-500gの変化は日常、飯喰ったり出すべきもん出したり、試食したり(お仕事機会は多い)酒呑んだり、マシンジムをこなしたり・・・油断はできません。二週間後の健康診断には必ず達成して佳き成果を狙いましょう。半年前より▲4kgというより、脂肪→筋肉に置き換わっているのが大切なポイントでしょう。本日、女房殿60歳還暦、お仕事は相変わらず忙しそう。

野際陽子さん逝去、享年81歳。ギリギリまで現役やったなぁ、羨ましい美しい人生だ。

先日、バルシャイ盤に集中できなかった作品再聴。 これがオリジナルデザインに近いKICC-8433Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1970年)・・・かなり以前、駅売海賊盤時代より幾度聴いた音源久々の拝聴。たしかシカゴ交響楽団のシェフに就任後、最初の録音だったんじゃないか。Sir Georg Solti(1912-1997/英国籍だからジョージが正しい)58歳壮年の気力体力溢れる演奏であります。冒頭ハーセスのトランペットが艶々華々しいこと!彼を先頭にまるで”金管のための協奏曲”と見紛うばかり眩いオーケストラの大饗宴であります。英DECCA驚異のマルチマイク、アナログ最盛期の録音はたしかに凄いけど、先日聴いたエリアフ・インバルやらハイティンクの録音とは思想が異なって、個々のパートは鮮明に響いても、自然な会場空気感(サウンドの溶け具合)とか定位が不自然、”聴かせたいものを前面に”といった趣旨でしょう。テンポはやや速め、無遠慮に容赦ない前のめり、エッヂを立てた旋律の切れ味、分厚く剛力なオーケストラの爆発、それはそれで圧倒され、爽快でもあります。指揮者の指示が最末端まで行き届いた入念なるアンサンブルに感服、昔ほどの反発は覚えませんでした。

でもね。愛と官能の第4楽章「Adagietto. Sehr langsam.」は意外と清廉に乗り切って、終楽章「Rondo-Finale. Allegro giocoso」落ち着かぬ乱暴な表現に辟易しましたよ。んもう勘弁してよ、ってなところ。

CCSSA31911 Barbaric Beauty(野蛮な美しさ)Telemannと18世紀中欧の未出版舞曲集(民族音楽)常動曲/ポーランド風協奏曲ト長調/ポロネーズ ニ長調/イェニチェリ/ムルキー/舞曲第322番/2つの舞曲/行進曲、ほか〜ミロシュ・ヴァレント(v)/ヤン・ロキタ(ツィンバロン、リコーダー、ドゥドゥク、ズルナ)/オランダ・バロック協会(2011年発売)・・・これはお勉強な音楽。ネットでも詳細な情報(日本語訳)が探せなくて、Telemannが影響を受けた当時の舞曲を同時並行させて演奏しているらしい(民芸楽器含む)。くつろいだ表情がすこぶる楽しげな(優秀な古楽器)演奏であり、途中に端正なバロックが登場してなかなかエエ感じ。

では、行ってきます。本日はお仕事乗り切って、しっかりスポーツクラブで身体を引き締めたいもの。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

自分主催の行事を明日に控え、準備に穴がぼろぼろ・・・いかんなぁ、手を抜いちゃ。とにかく当面の宿題を(いくつかなかったコトにして)クリアしたつもりもテンションは下がり気味、さっさと職場を出たらケータイが鳴る・・・上司であり悪友旧友朋友からの悪魔の電話に3日連続のスポーツクラブ強行は崩れました。最近、凝っている”やや高級”居酒屋(酒も美味い)へお仕事愚痴、昔ほど頻度が高くないので出費も知れております。最寄りの駅よりタクシーで1,000円ほど・・・値上げしたのかな?11時前なのに1,010円、以前は11時過ぎてもお釣りが来たのに。今朝朝食後の体重は+300g、これやったら本日で戻せるでしょう。但し残念ながら本日スポーツクラブ休館日。

本日昼から取引先定例の打ち合わせ、午前中に(昨日なかったコトにした)残務のクリアをして+打ち合わせの準備、明日の行事の準備・・・明日通常業務(一週間の山)+行事本番・・・一週間はあっという間の日々。空梅雨に布団はよう乾いても、全国あちこち水不足は大丈夫?もうちょっとで夏がやってきます。

Weitblick SSS0109 そんなこんなでちゃんと音楽は聴いておりません。今朝、Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調「Adagio」〜ジュゼッペ・シノーポリ/シュトゥットガルト放送交響楽団(1981年ライヴ)・・・Giuseppe Sinopoli(1946-2001)惜しい人を早く亡くしたなぁ、残念。クーベリックをリファレンス(参照の基準)として、Mahlerの全集はガリー・ベルティーニとシノーポリ、いろいろあちこち寄り道して、ここに戻ります。これは全集とは別のライヴ音源、揺れ動き、よく歌うイヤらしい29分、オーケストラのコントロールは完璧。このオーケストラの評価は時に厳しいものはあるけれど、第6番(1985年)と並んで指揮者の個性がみごとに噛み合った完成度であります。テンポの動きは恣意的不自然さを感じさせません。諦観に充ちた美しい作品を、美しく表現してくださいました。

では、行ってきます。なんかお仕事、不安です。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

週末取引担当を呼んでの年2回の行事を控え、日常業務のスケジュール調整+若いもんへの教育指導に追われる日々。目標は定時に職場を出ること(これが雇用契約の基本)お仕事内容は正規雇用時代と変わらぬと云うか、むしろ付加された感じ。googleカレンダーに締め切りスケジュールを組んで、それを前倒しでクリアしていくことに快感もあります。営業なのでお相手のあること、飛び込み案件、思わぬどんでん返し、それを素早く次善の策に逃れて・・・そこにお隣の若いもんの思わぬチョンボが乱入する・・・将来ある実質新人(2年間研修後初赴任)だから仕方がない、年収1/3云々は気になりませんね。(今のところちゃんと稼いで下さっている女房殿に感謝)

さっさと帰宅して夜はスポーツクラブ、当初週三回月水金だったけれど、今月から平日夜開館日月火水金4回に増強しております。最低気温16度C、最高は28-30度Cに上がる日々に体調管理も難しい。わずか45分のマシントレーニングはそうとうキツく、昨日は昼間喰ったアイスモナカに後悔、根性入れて汗を流しました。320kcal消費。今朝一番体重減を確認。しかし体調はよろしくない。

「共謀罪」今週末強行採決とか。う〜む、なんでも有、政府与党のまんまやったら国会の存在意味もないじゃないの。統制に非ず、意見や思想、嗜好の多様性社会を望む。生活あっての・・・ということかな。

Alexander Dmitriev(1935-)Mahler 交響曲第6番イ短調〜アレクサンドル・ドミトリエフ/サンクトペテルブルグ交響楽団(2014年ライヴ)・・・Alexander Dmitriev(1935-)は露西亜のヴェテラン、1977年より現在に至る迄音楽監督を務めているんだそう。なんと!2000年の来日演奏会に行っておりました。ワリと最近のライヴは旧ソヴィエットの伝統を受け継いでぱっとせぬ”ステレオ?”と訝るほどの音質。CDだったら一枚に余裕で収まる70数分(その前に延々7分も露西亜語女性のアナウンス有)速めのテンポ、粗々しいというより荒っぽいアンサンブル、熱気や馬力はあってもオーケストラはあまり上手くない、今時珍しい水準でしょう。緩徐楽章である「Andante Moderato」を第2楽章に配置して、第1楽章「Allegro Energico ma mon troppo」(激しく、しかし腰のすわったテンポで)本来第2楽章である「Scherzo」が類似した雰囲気なので、佳き塩梅に変化が出るといった考え方でしょう。但し「Scherzo」→最終楽章「Allegro ModeratoーAllegro Energico」の対比はあまり座りがよろしくない・・・かも。(たしか同じ組み合わせによる第5番音源入手、途中まで聴いて廃棄したような?そんな記憶有→残してました)

いずれ今月第6番は鬼門、いまいちな音源連続して聴いてしまいました。昨日の第5番聴き流しも含め、仕切り直しましょう。

今朝、耳直し。BIS SACD1705/06Handel 合奏協奏曲 作品6より第1番ト長調/第2番ヘ長調/第3番ホ短調/第4番イ短調/第5番ニ長調〜マルティン・ゲスター/アルテ・デイ・スオナトーリ(2007年)・・・ヴィヴィッドな愉悦に充ちた弦楽アンサンブルは大好きな作品。LP時代はレイモンド・レパード(贅沢豪華箱入)に痺れておりました。音源再入手済、思い出が壊れるようで未だ再聴しておりません。こちらぴかぴかの古楽器演奏(管楽器含まず)通奏低音にテオルボ?ポジティヴ・オルガンなど配して、躍動するアンサンブルであります。ノーミソ中では若き日の感銘が蘇っております。最高。

では、行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

佳い天気が続くけれど、朝晩けっこう冷えますね。こんな時は風邪に要注意、それは大丈夫みたい、年中の洟水症状だけど。週初めのお仕事は順調な開始、懸案事項もそれなりクリアしたかな、と。若い相棒(実際上新人)は相変わらず頓珍漢なお仕事ミス続き「謝って修正して済むミスは、ミスのうちに入らない」「失敗して恥ずかしい思いをしたら忘れないでしょ?」と叱咤激励(かわいがり)の日々、昨日は長足の進歩!とあるミスを発見して指摘、いつもだったら”自分はいったいどんなことをしでかしたのか?”と泳ぐ目、状態なのに”そうか、こんなミスをしたのか”と自覚できたようです。

昨夜は休日明け、鈍った身体を引き締め直すべきスポーツクラブ45分+マッサージチェア15分(これが至福)体重は足踏み状態。土曜にばりばり菓子喰ったのが後を引いているのかも。

Brilliant BRL92205 Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ルドルフ・バルシャイ/ユンゲ・ドイチェ・フィル(1999年ライヴ)・・・この2枚組(+第10番)入手してもう10年くらいかなぁ、バルシャイ版盛大なる打楽器入りの第10番ばかり話題になって、こちら第4楽章セクシーな「Adagietto」魅惑の第5番はどんな演奏だったっけ。ユース・オーケストラってたいてい”上手いけど味が足りない”状態になりがち、重々しくものものしい劇的第5番!は嗜好から外れて、バルシャイらしい整ってクールなアンサンブルに・・・やはり味が足りない・・・かも。聴き手も集中力を失って、細部の印象記憶がはっきりしません。再トライしなくては。

Wagner 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲と愛の死」/Dvora'k 交響曲第8番ト長調〜ヘルベルト・ブロムシュテット/スウェーデン放送交響楽団(2013年ライヴ)・・・ これはネットからのライヴ音源、音質もなかなかよろしい感じ。まったく同じ演目にてバンベルク交響楽団との2014年ライヴ音源も同時入手していて、同じ演目で欧州を巡っていたのですね。Herbert Blomstedt(1927-)も高齢だからもう引退ですか?愛と官能の「トリスタン」、キラキラと美しい第3楽章 「Allegretto grazioso - Molto vivace」ダントツ人気のDvora'k、どちらもきびきびオーソドックスな躍動に溢れました。あまり拝聴機会のないオーケストラも、ライヴでこれだけ演れれば文句ないでしょう。

では、行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

ご近所紫陽花は六分咲好天の春、ゆったりした週末休日を経、本日より宿題満載な一週間の開始、早くも朝から精神的緊張感が強まって・・・これも有り難い生活のリズム。無為無策な休日はディスカウントストアに行った途中、六分咲き紫陽花の群生を確認したくらい。風呂場のカビ取りはしましたよ。BOOK・OFF行きは数少ない書籍在庫*がオモロかったので断念、夕方大型温泉風大浴場施設にてくつろぎました。そこの食堂にて夕食、2日続けて外食したせいか体重増加傾向が気になります。朝刊のない今朝、NHKニュースにて「おもちゃの病院」を運営するご高齢の方々の活躍に感銘を受けました。珍しく爺さんが多い。狭いオトコ社会の要らぬ過去の栄光(元・自衛隊!とか)を脱ぎ去って、幼い子供と触れ合う喜び、人のために役に立てるシアワセ。

松本清張「古代探求」(1974年文藝春秋)*・・・場所の問題でめったに単行本は買わぬけれど、これは珍しい棚中在庫。この前に「古代史疑」(1968年)を高校生の時に読んでいて、強い衝撃を受けたものです。たしか若い頃に古本屋にて購(あがな)った一冊、内容はよう知っているような?初めて読んだような?再拝読途中。旧態としたアカデミズム(←ここへの批判が鋭いのが彼らしいし、時代でもある)の範囲内に留まらぬ、自在な発想で「記紀」の内容を鋭く切り取ります。岡田 英弘さんが厳しくボロカスに批判していた「一大率」が中国の出先機関という主張はここに載っていたのですね。知的興味ノーミソへの刺激無限大であります。

CDMAN 154Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1946年版/1971年)/Ravel バレエ組曲「ダフニスとクロエ」第2組曲(1975年)/Andrei Petrov(1930-)「創世記」(1971年/1977年録音)〜ユーリ・テミルカーノフ/レニングラード・フィル/少年合唱団・・・体調のせいか、どれを聴いてもぴん!と来ない・・・ようやく手応えのあった音源也。ムラヴィンスキー時代のオーケストラは鋭く硬質なサウンドにアンサンブルの集中力が凄い、珍しく鮮明な旧ソヴィエット録音であります。Yuri Temirkanov(1938-)30歳代若き日の記録、速めのテンポ、イン・テンポを基調にヴィヴィッドなテンションが続いて、オーケストラが上手い!明晰かつ乾いてストレートなサウンドは三管編成の1947年版が相応しいでしょう。遊園地の喧騒、サーカスのジンタを連想させる楽しい作品は大好き。「ダフニス」も精緻な演奏だけど、こちらにはもっとふっくらと余裕が欲しいところ。初耳現代作曲家の「創世記」は平易+破壊的なわかりやすい作風に少年合唱団も加わりました。

では、行ってきます。これから弁当を5分で作りましょう。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

結局引き隠りな週末休み、薄曇りの天候は適度な気温湿度、こちらなにかしらのアレルギー症状にて洟水鼻詰まり咳込み継続して睡眠不如意、昼間異様に眠いのです。深夜起き出してデータ音源整理(ダブリ入手点検)などしておりました。【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新は、ふだん”キレイな旋律やな”程度に聴き流してしまうChopin、しかも(世評厳しい)昔馴染みを取り出して更新しておきました。著名なバラードとか幻想曲とか、ここ最近ちゃんと聴いた記憶もないほど。夜は女房殿と久々、ご近所爺婆の末枯(すが)れた居酒屋へ訪問(ネット検索にも引っ掛からない)薄汚い店構えに癒され、天然クーラーも快適+蚊取り線香の香りも懐かしいもの。中年夫婦ばかり3組(ウチが一番先輩と類推)客が揃いました。

幸い今朝の計量では体重維持マイナスα、昨日昼けっこう菓子とか喰うたんやけどなぁ、不思議です。これよりディスカウントストア迄お気に入り生乳100%ヨーグルト仕入れに出掛けます。往復30分ほど、坂道が多いから佳き運動になりますよ。昨日食洗機内部大掃除、今朝は風呂場のカビ掃除〜家事も真面目にやればちょいと汗が出るほど。

Hanssler 93164 Mahler 交響曲第4番ト長調〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団/アヌ・コムシ(s)(2005年ライヴ)・・・ロジャー・ノリントン(1934年ー)このオーケストラのあと(1998-2011)チューリヒ室内管弦楽団に行ったのも彼らしい。録音は出てますか?のMahlerは結局全曲録音ならなかったみたいですね。すっかり”古楽風”サウンド表現(ノン・ヴィヴラート)になっていたのも驚き、次代のスファーヌ・ドネーヴ(+南西ドイツ放送交響楽団との合併)によってシュトゥットガルト放送交響楽団はどう変わったのでしょう・・・閑話休題(それはさておき)スッキリとしたフレージング、清涼清潔なサウンド、芬蘭土の名花の声も天上の生活に相応しいもの。第2番「復活」ではどーもスケール不足みたいな印象から離れられなかったけれど、こんな牧歌的な作品なら充分共感できるもの。

Berlioz 幻想交響曲(2013年ライヴ)/Vare'se イオニザシオン(2010年ライヴ)・・・マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団・・・ヤンソンスの「幻想」って何種あるの?CD化されているものと同じ内容らしいけど、これはネットより放送音源を入手したもの。もしかしたら編集前なのかも。いずれ、まったく集中できていないので、よう知った作品を聴き流したのみ、ごめんなさい。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日のお仕事なんとか、辛くもそれなりクリアして、午前中準備の合間を縫って懸案の残務も処理出来、無事週末を迎えました。やや風邪気味だった体調もほぼ完復、ここ数日薄ら寒かった天候も春らしく爽やか、帰宅後予定通りスポーツクラブしっかり45分間(設定やや強めに)こなして、更にマッサージチェア15分、至福のくつろぎです。じつは左足甲にちょっぴり痛み有、尿酸値が高いのは体質故、10年ぶりに痛風!?ま、膏薬貼ってしのげる程度だから大丈夫でしょう。彼(か)の症状は歩けないほど激痛!だったはず。体重も抑制傾向・・・自宅とスポーツクラブの体重計では300gほど差があることに気付いて、さてどちらが正確か、どちらもTanitaのディジタル。血圧も正常値維持、但し服薬は続けております。(マッサージしてリラックス後、いっそう血圧が落ち着くのを発見)

さて、今日こそ引き隠り状態脱して、買い物+BOOK・OFFに出掛けるつもり。

ECM POCJ1305 At the Blue Note(1) In Your Own Sweet Way/How Long Has This Been Going On/While We're Young/Partners/No Lonely Nights/Now's The Time/Lament〜キース・ジャレット・トリオ(1994年ライヴ)・・・ま、音楽に関してはどれもド・シロウト。ジャズはそれなりの基礎知識(約束事)無知+数をこなしていないからなんともコメント不可。(LP時代からのお馴染みサンベア・コンサート」のインプロヴィゼーションは別格)これが美しい旋律、自在なノリに溢れるピアノ、痺れるように雄弁なベースライン、デリケートなドラムに唖然とする熱気。あとCD5枚分、お愉しみは残ってまっせ。

PHILIPS MP-125 Grieg 劇音楽「ペール・ギュント」〜エド・デ・ワールト/サンフランシスコ交響楽団/合唱団/エリー・アメリンク(s)(1982年)・・・2004年2月@250入手とのレシート有、12曲入って盛り沢山(普段耳にしない作品も収録有)アメリンクの可憐なる歌声も三度ほど登場、小澤征爾の後を担った(当時)若手デ・ワールトは当時41歳(1977ー1985在任)なんと爽やかなサウンドなのでしょう。小学校の音楽時間以来の馴染みの旋律は懐かしく、清涼な空気のように響きました。音質も極上。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

あっという間の一週間、週半ばのお休み消化が響いてお仕事に追われております。昨日も当面の宿題をギリギリでクリア、実質雑なやっつけ仕事ばかり。問題先送りしたのみ、本日は通常業務の山場だし+若い相棒主催の行事対応(実際は準備段階から自分が仕切らざるをえない)さらに自分の宿題山積・・・残業するか。体調快復傾向なのが救い、ほんまはさっさと帰宅してスポーツクラブにて一週間をしっかり締めたいんやけど、そうも云うてられんな。日米とも不穏な政治状況(安倍ちゃんはムリヤリ逃げ切るのか)英国や中東ではテロ事件発生、そしてジャイアンツは13点取られて13連敗!アンチ・ジャイアンツとしては、”いやぁ、たいへんっすなぁ、歴史ある球団はうるさ型のOBもいっぱいでしょうし”といったところ。

これはDENON盤Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」/Debussy/Ravel 編「ステイリー風のタランテラ」〜舞曲/「ピアノのために」〜サラバンド/Ravel 高雅にして感傷的なワルツ〜エリアフ・インバル/フランス国立管弦楽団(1987-89年)・・・数年前に奥歯にものの挟まったようなコメントを残して、お気に入り作品を再確認いたしました。十数年に及ぶエリアフ・インバルのRavelとのお付き合い、一貫して”イマイチ感”が抜けませんでした。優秀なDENON録音(との世評)もこちら、ハイレゾやら他種々高品質CDとは無縁なオーディオ環境、”なんや、音量レベルが低いなぁ”程度のオーディオ感性は笑止千万、この度初めてリアルな音質に気付きました。各パートの分離、定位に驚くばかり。”オーケストラが弱い”といったコメントは、剛力強烈デーハーな大爆発を期待されているのか(例えばシカゴ交響楽団)ジミでクールなインバルの表現印象もあるのでしょう。この度は細部迄馴染みの旋律を、各パートのニュアンスをたっぷり堪能いたしました。

「ステイリー風のタランテラ」冒頭のホルンの木霊が軽妙で美しいなぁ。「高雅にして感傷的なワルツ」にはちょいと色気が足りない。

CSOR901701Mahler 交響曲第3番ニ長調〜ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団/合唱団/児童合唱団/ミシェル・デヤング(ms)(2006年ライヴ)・・・これは久々の拝聴。先程”剛力強烈デーハーな大爆発を期待”と書いて、オーケストラが弱いと云々したけど、こちらを聴けばそんなワケも理解できる強烈ピカピカのサウンド+会場空気をリアルに伝える優秀録音。天下に轟くシカゴの金管でっせ、冒頭ホルンのユニゾンからゾクゾクするほどの切れ味、この時期もうアドルフ・ハーセスは引退しても光り輝く金管の伝統は健在でっせ。バレンボイム(〜2005年)とムーティ(2010年〜)の中継ぎとして短い間にハイティンクはけっこうな録音を残して、必ずしもオーケストラとの相性は万全とは思わぬけれど、指揮者の円熟とオーケストラの個性を無理なく引き出す技量にたっぷり痺れました。

ここ最近長い作品を聴き通す気力体力が続かぬけれど、じつはMahler中この第3番が一番のお気に入り。30分を超える第1楽章「Kraftig. Entschieden. (力強く、決然と)」から平明わかりやすい楽想(メーデーの行進曲!風)熱気が素晴らしい。第3楽章「Comodo. Scherzando. Ohne Hast.(コモド・スケルツァンド 急がずに )」中間部の夢見るようなポストホルンも素敵、第5楽章「Lustig im Tempo und keck im Ausdruck.(快活なテンポで、大胆な表出で )」は天使の歌声に心洗われ、終楽章「Langsam. Ruhevoll. Empfunden. (ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて)」万感胸に迫る人生の美しい黄昏・・・生体験は稀有な思い出です。インバルの「展覧会の絵」を上回る?音録りの思想が異なるこちらも優秀録音、昨夜今朝に掛けて全曲拝聴させていただきました。

では、行ってきます。なんとかお仕事の目途を付けたいもの。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

薄ら寒い小雨模様の休日は”やや風邪症状”もあって、いつもの”引き隠り”松本清張の清張通史1「邪馬台国」に”隠る”とは亡くなることとありました・・・)じっとしていた成果、夕方には体調改善してスポーツクラブへ3日連続。ステアマスターの15分はそのまま、エアロバイクの時間を短くして(以前より気になっていた)「リラクゼーションルーム」?とやら、思い切って入ってマッサージチェア15分利用してみました。世間では腰肩辺りの対策が求められているらしく、自分には太もも対策が弱いと感じつつ、とにかく全身マッサージはヒジョーにキモチよろしい。今朝の体調も良好。45分のマシンジムしっかり(「強」設定にて)こなしてシャワー(残念大浴場施設がない)→15分マッサージというコースはなかなかエエではないか。さっそく明日の週末締めくくりにトライしてみましょう。

昨日休日消化の結果、本日は朝一番からお仕事目白押し、昼から取引先定例商談です。今年は何故かお仕事充実して、不思議な巡り合わせ。

RICERCAR MRIC-373Johann Bernhard Bach (1676-1749)序曲(管弦楽組曲)第1番ト短調/第2番ト長調/第3番ホ短調/第4番ニ長調〜フランソワ・ジュベール=カイエ/アンサンブル・ラシェロン(2016年)・・・ヨーハン・ベルンハルトは大Bach(1685ー1750)ほぼ同時代の遠縁・又従兄弟なんだそう。Bach一族って壮大なる音楽家の家系だったのですね。作品は著名なBachの管弦楽組曲によう似て、緩急緩のフランス風序曲を冒頭に配して、短めの舞曲が続くパターンとなります。旋律はすこぶる優雅に美しく、演奏個性もあるのかこちらマイルドな風情かと。弦楽+通奏低音に加え第1番はオーボエ、第2番はフルート、第3番は弦楽のみ、第4番は再びオーボエが加わります。LP時代≒自分が若い頃には知名度のないバロック音楽は音源入手困難、一生懸命FM放送エア・チェック(カセット)するしかなかったのに、古楽器演奏の隆盛、ディジタル録音、そしてネットにてデータ配信の時代がやってきて、気軽に愉しめる佳き時代がやってきております。これで商売(ビジネスモデル)になるのでしょう。

NAXOS8.110915-16Bach 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007/第2番ニ短調BWV1008/第3番ハ長調BWV1009/第4番変ホ長調BWV1010/第5番ハ短調BWV1011/第6番ニ長調BWV1012〜パブロ・カザルス(vc)(1936-39年)・・・ここ10年ほど歴史的音源CDはほぼ処分済(パブリックドメインにてネットよりいつでも入手可能)音質状態のよろしいもの、バロック〜古典音楽辺りは古楽器系、リズム溌剌演奏を好んで聴いてきました。結果、こんな鉄板評価歴史的音源とは疎遠に・・・久々の拝聴也。記憶では音質芳しくなく、演奏は重厚長大大仰に時代掛かって、ちょっとカンベンしてよ・・・

ところが第1番ト長調のアルペジオが始まったら、音質鮮明なこと!カザルス当時60歳前後?のびのびとした技巧の冴え、スケールの大きさにすっかり魅了されました。聴き進むと作品によっては音質の微妙なばらつき有、第2番ニ短調辺り浪漫雄弁に過ぎるかな、そんなことを考えつつ結局全曲愉しく聴き通しました。ネット情報を探るとオリジナルなはずのEMIがあまりよろしくなく(←若い頃はそれを聴いていたはず/但しFM放送)各種色々復刻を工夫されたものが出ているらしい。これはNAXOS、オーディオ評価は埒外だけど、感心いたしました。

では、行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

どんより曇り空。梅雨は近いのか。風邪症状にちょいとノーミソぼんやりしつつ(頭痛有)精力的に宿題(ほとんど若い相方分)をクリアして本日二ヶ月ぶりに代休消化(先週連続)正確には雇用契約上出勤日変更によるお休みとなります。これ以上先延ばしすると次の土日行事出勤対応分が出現する・・・体(てい)よく安く使われているなぁ、毎日充実しているけど。いちおうフツウに喰えているから文句ありまへんで、金に替えられぬシアワセをいただいております。昨日帰宅すると女房殿が寝込んで、これは数年に一度発症する目眩(めまい)症状、夕飯も喰わず風呂も入らず半日眠り続けて今朝快復しておりました。今月60歳だからね、激務働き過ぎ。

今朝の新聞は「負動産」。登記上は明治の人になっているとか、固定資産税は取られるけど、まったく価値のない土地とか、そんな問題はゴロゴロしているらしい。土地神話は一部の大都市だけでしょう、空き家問題は深刻化しているけれど、建物はなんとか処理しても地べたは持って行きどころがない、国も引き取ってくださらないそうです。”所有しているだけで喰っていける”時代は過ぎ去ったのでしょう。なんせ少子高齢化人口減の時代、営業努力をしなくては。自分はたまたま、そんな悩みには一切関係ない無借金無財産家計だけど。

これといってオモロいテレビもなかったし、風邪症状を汗で流したい!スポーツクラブへ連続、45分しっかり鍛えました。体調やや軽快、少なくとも悪化しておりません。今晩も行くぞ!理由不明に体重+500gが2日ほど、風邪で代謝が落ちているから?偶然拝見したエマニュエル・トッドさんによる米中関係の分析のテレビ番組は”目からウロコ”状態でした。新しい保護主義(←この分析が重要)のあり方の模索が必要です。

SUPRAPHON SU 3880-2  11枚組6,581円(ポイントも活用)にて2008年入手Mahler 交響曲第2番二短調「復活」〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル/合唱団/ガブリエラ・ベニャチャコヴァー(s)/エヴァ・ランドヴァー(a)(1980年)・・・

大柄大仰を強調しない、親密マイルドなサウンド。20年前のチェコ・フィルはいっそうローカルの色濃く、アナログ最末期の録音は自然なテイストに夢見るよう。連想したのはクーベリック(1969年)、合唱も加わって壮麗なるスケールを誇る名曲は、そのスケールや規模を強調せず、暖かい風情に充ちて、ラスト第5楽章「スケルツォのテンポで、荒野を進むように」に、万感の充実したクライマックスに仕上げました。(音楽日誌2016年7月より)
・・・これでは賞賛が足りない。なんせ大曲、煽ったり力んだりするのも仕方がないスケール作品、中庸なテンポ維持、オーケストラが夢見るように暖かく美しい、とくに金管群のヴィヴラートがマイルドそのもの。細部まで指示が行き届いて勢いや熱気で乗り切る!個性に非ず、流れは自然、どこを切り取っても快いもの。最終楽章の声楽の扱いの上手さも光ります。美しい作品をたっぷり美しく表現してくださって最高!

ここ最近、大規模長大な作品にテンションが維持できぬ自覚有、断続的でもラスト迄”心待ち”に拝聴できたのも久々でしょう。あまりボリュームを上げなくても、細部よう理解できるわかりやすい演奏でした。

Soundcircus今朝、Chopin マズルカ集(全曲)〜ジョアンナ・マクレガー(p)(2017年発売)・・・拝聴途中。英国妙齢の別嬪ピアニストJoanna MacGregorは王立音楽院ピアノ科教授なんだそう。NHK-Eテレの「白熱教室シリーズ」にて「マズルカ」を弁し、実演も交えたとのこと。演奏個性を云々できるほどChopinを聴き込んでいないけれど、民族的なリズム強調に非ず、細部入念に洗練され微妙に揺れる演奏であります。

一日ゆっくり体調快復に務めましょう。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日午前中のミーティング中、エアコンが異様に寒い・・・ように感じるのは風邪症状か、昼から表面上は元気にいつも通りお仕事、今週末に迫った若い相棒の行事準備フォローを一気にクリアしたけれど、体調最悪に帰宅いたしました。いつもの某アレルギー症状+αな洟水も盛大、一瞬こんな状況でスポーツクラブかよ、逡巡しつつ強行。45分マシンジムをこなせると思えば(ひどい発熱状況に非ず)汗をかいて体調改善を狙うといった趣旨、エアロバイク「強」設定30分+ステアマスター「+1」設定をちゃんと完遂いたしました。ややぼんやりして睡眠不如意気味(眠りは浅い)でも体調やや改善です(洟水継続)。先週に続き明日、代休消化予定なので本日諸宿題を一気にやっつけましょう。

今朝、朝日新聞渾身の一面特集「取り残された白人たち」〜厳しい地方の現実を直視し、理解したのはトランプだけであったと亜米利加の作家の言葉。こちらに流れる情報はワシントンニューヨークカルフォルニアのみ・・・日本は狭いし、情報や人の流れは比較的スムースだけど(そう勝手に思っているだけ?)大国はなかなかそうはいかんのですね。加計文書の存在は勝負付いているのに、それが政局に至らぬのも不思議な「日々生活に精一杯」な日本国民は未だマシ?そうでもないと思うんやけどなぁ。臭いものに蓋、問題先送り。財政破綻間近。

BBCL4191Mahler 交響曲第6番イ短調〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ボーンマス交響楽団(1969年ライヴ)・・・この時期にモノラル・ライヴねぇ、比較的状態のよろしい音質とは云えムリして求めて聴くべき音源でもないでしょ。(贅沢になったもんや)遅いテンポ、重厚重量壮大な表現、セッション録音ではBBB交響曲辺りとは無縁そうなオーケストラも、実演ではMahlerを演っていたのですね。想像以上に立派な堂々たる演奏だけど、終楽章の重苦しいテンポにテンションが維持できぬように聴き取りました。この怪しくも重苦しい作品も久々に聴いたかも。

CBS/SONY73DC221〜3今朝、Mahler 交響曲第1番ニ長調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1966年)・・・往年のド定番。ちゃんと聴いてましたよって、その昔ワルターかバーンスタイン(もちろん旧録音)くらいしか選択肢がなかった時期(世代)があったんです。音質現役(旧CBS録音にはばらつきがあった)アツく燃えて前のめりの若き激情、テンポの揺れも入念かつ頻繁!それがみごとに決まっている48歳壮年の記録であります。

では行ってきます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

さて新しい一週間の始まり、継続する洟水症状に苦しみつつ、差し迫った課題(若い相方分)のクリアを本日中に目指しましょう。昨日は久々お気に入りディスカウントストアにて日常愛用品を入手、大根が安かったので一本買ったら自宅在庫にも有、その消化のために”大根煮”(+こんにゃく、椎茸)調理しました。お休みと云うのに女房殿はお仕事、帰宅も遅かったので恒例週末外食はなし。テレビ番組の劣化は目を覆うばかり、見るべき番組も見当たりません。

membran 223500 Debussy 前奏曲集第2巻/Liszt 「巡礼の年第1年」より「牧歌」〜アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)(1982年シュトゥットガルト・ライヴ)・・・Arturo Benedetti Michelangeli(1920-1995)には怪しげなライヴ音源がたくさんあって(レパートリーは狭い)21世紀にはいっせいにボックスものが格安に出現したものです。DGの立派な録音(1988年)があってこちら、怪しい方のライヴ音源也。記憶ではあまり芳しからぬ音質?久々の拝聴はオフマイクに残響過多、やや焦点の定まらぬ大味な録音だけど、それなりの雰囲気を感じさせて”聴け”ました。先月、ジャン・イヴ・ティボーデの柔らかくも小粋、演奏者の個性を色濃く表出させるより、作品の妖しいニュアンスを素直に活かした”上手い”演奏を聴いて感心、こちら圧巻の雄弁な語り口がライヴならではの説得力。苦甘く濃厚でっせ。「巡礼の年」はアンコール?会場の雰囲気はガラリと明るく変わりました。

NAXOS8.572304Vaughan Williams 劇音楽「すずめばち」(アリストファネス組曲)/ピアノ協奏曲ハ長調/イギリス民謡組曲/ランニング・セット〜ジェームズ・ジャッド/アシュリー・ウォス(p)/ロイヤル・リヴァプール・フィル(2009年)・・・日本では不人気な英国音楽、「すずめばち」は人懐こい主題旋律が一度聴けば忘れられぬ躍動、誰でも知っている著名旋律を愉しく牧歌的に聴かせる「イギリス民謡組曲」(RVW中一番好きかも)ノリノリのリズム溢れる「ランニングセット」・・・問題は独墺系とはまったく話法が異なるピアノ協奏曲。実際のテクニック要求水準はわからぬけれど、ピアノの華々しい活躍を旨とするものに非ず、なんとなくジミ臭く知的に抑制された旋律リズムが続いて、これが英国音楽なのでしょう。James Judd(1949-)は最近噂を聞かんなぁ、ニュージーランドの後はどこに行ったのか。

では、行ってきます。佳き春の天候、昨日ご近所紫陽花の群生を確認したら、未だ花はちょっぴり開いたばかり。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

睡眠不如意から居眠りして風邪気味か、体調不良で身動き取れません。結局残念な休日となりました。掃除洗濯+昼夜と有りもので食事を作ったのみ、テレビもオモロいのはないなぁ。トム・クルーズの映画「マイノリティ・リポート」くらい?あと、岡田 英弘「倭国の時代」引き続き興味深く読み進めていたのが救いか(再読了途中)。仁徳天皇が始祖、そこから前は全部創作というのは「日本書紀」の成立意図、各天皇記の説話の分析、中国側資料との照合から理解できるもの。天皇家の九州発、東征も創作伝説、邪馬台国場所探しも虚しい行為、魏志倭人伝の成立経緯+日本の「神話」を勘案すれば、万世一系では有り得ぬのは自明の理、彼(か)のでかい「応神天皇陵」って誰のものなのでしょう。あちこちにある宮内庁管轄の天皇陵(「日本書紀」が適当に〜と云っちゃ失礼か〜比定している)は調査不能、実際は盗掘されているやろなぁ、それでも研究者に開放して欲しいもの。

decca00028948151561Bruckner 交響曲第5番変ロ長調(シャルク改訂版)〜イム・ホンジョン(林憲政)/韓国交響楽団(2015年ライヴ)・・・現代の韓国では漢字は常用されないらしいから読めない人がほとんどなんやろなぁ、林憲政さん(作曲家らしい)も「はやしのりまさ」って日本にもいそうな名前です。韓国交響楽団というのも初耳、天下の英DECCA録音でBruckner交響曲全集を録音しておりました。こちら狭量な国粋主義でも欧州偏重嗜好でもなし、音楽拝聴機会があれば虚心に、なんでも聴いてみたいもの。(1)20:31(2)15:36(3)9:42(4)17:37だから全曲で一時間ちょっと、悪名高き(これは宣伝だったらしい)シャルク改訂版は第3楽章第4楽章の大幅なカット+盛大なる打楽器追加、クナッパーツブッシュ(1956年)が有名、ワタシはそれで作品と出会っておりました。

キョンギ(京畿)フィルも意外と立派なアンサンブルだったけれど、この演奏も驚くほどの水準であります。やや骨が細くパワー不足とは云え、端正に整ったアンサンブル、Brucknerに相応しいスケールと推進力、テンポの揺れに不自然さもなく、終楽章デーハーな打楽器追加に違和感もありません。長大威容を誇る大好きな作品は物々しさもなく意外とモダーンな響きに早めに終わる・・・みたいな、目隠しで聴けば亜細亜隣国のオーケストラとは思えぬ充実した演奏でした。

naxos 8.550621/622Rossini 弦楽のための四重奏ソナタ第4番 変ロ長調/第5番 変ホ長調/第6番ニ長調〜ロッシーニ・アンサンブル(1991年)・・・第4番 変ロ長調第2楽章「Andante」がアウト(ほんの4分)。それを嘆き悲しんで、その部分のみエツィオ・ロジャッティ/ハイドン・フィルハーモニア・ソロイスツ(←この演奏も溌剌としてなかなかのもの)に差し替えてリッピング音源保存、なんとビンボー臭い!今更CD買い替えできませんもん、もったいなくて。たった一楽章の再生不良のために。作品旋律そのものが青春の息吹、Mozartの嬉遊曲を連想させ、懐かしい歌謡的旋律もステキ、怪しげな団体の演奏は

素直で余計な飾りを感じさせない(少々素っ気ないくらい?)怜悧さがあって、それは冷涼なる高原の空気を思わせ・・・
このコメントに尽きます。諦めるには忍びない。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

一週間のお仕事クリアして待望の週末休み、体調を崩していた若い相棒は午前中当面の宿題最低限こなして昼から休みました。夜はしっかりマシンジムで汗を流して、これで今週は4/4日皆勤、木曜休館日に酒(休肝日に非ず)といったムダのない生活でした。昨夜はアレルギー症状の洟水に苦しんで睡眠不如意、今週末休みはなんとか引き隠り状態をクリアしたいところ。ここ最近経営が苦しいらしいBOOK・OFFにでも行ってみるか、最近読書から遠ざかっているし。若い頃は文庫中心に一回本屋に行ったら5,000円くらいは平気で使っていたけどなぁ、21世紀に入る頃に岡山に転居したらご近所にBOOK・OFF有、爾来古本一本槍、1995年大阪→博多転居時には膨大なる書籍在庫処理に四苦八苦、2007年に尼崎に異動転居した時には既に息子は独り立ち、マンションも狭くなって”書籍は都度BOOK・OFF入手処分”スタイルが確立しておりました。

彼(か)のビジネススタイルが苦戦気味になったのは、熱心に本読む世代が高齢化(≒放出過多)購入すべき読者層は減って、しかも電子書籍化が進んだためでしょう。更に、本を読まないライフ・スタイルもあるのでは?と類推しております。(スマホばかり眺めている)”最近の若いもんは漫画ばっかり読みおって!”なんて古老の嘆きは、少年漫画雑誌の発行部数激減らしいから、その階層も減っているということでしょう。そもそも出版業界は即売れそうな、寿命の短い”ノウハウ本”ばかり出していたからな。新しい文化(古典)が生まれにくい閉塞感あるなぁ。流行歌(はやりうた)も時代を代表するようなものは出なくて、嗜好は細分化多様化しております。(政治状況と真逆か)

Rossini 弦楽のための四重奏ソナタ第3番ハ長調/チェロとコントラバスのためのデュオ ニ長調/Mendelssohn 八重奏曲 変ホ長調〜ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメントのメンバー(2009年ライヴ音源/ネットより入手)・・・ Rossiniは先日の残念な事件のリベンジのつもり、熱心なオペラ愛好家じゃないけど、著名な序曲集とかいくつか聴いた器楽作品、室内楽、どれも人懐こいわかりやすい旋律がステキでした。デュオはFM→カセットにエア・チェック時代に聴いていたもの。Mendelssohnは青春の息吹が吹き出すような希望に充ちた名曲!英国の古楽器団体はこんな室内楽コンサートも開いているのですね。メンバー表を見ても世代交代して、見知らぬ名前ばかり、ちょいと前のめりアンサンブルの粗さ(というか古楽器サウンド)もライヴでは納得できる熱気でした。

capriccio c10605 Mozart 弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387/第15番ニ短調 K421〜ペーターゼン弦楽四重奏団(1990-91年)・・・旧東ドイツの団体、但しベルリン、ドレスデン?ライプツィヒだっけ、出目は記憶曖昧です。Capriccioレーベルは名盤の宝庫だったけど、たしかNAXOSに身売りして中古CDやらデータ入手するしかなくなっているはず。所謂「ハイドン・セット」文句なし名曲中の名曲、「春」という副題に相応しいト長調 K.387は夢見るように美しく、珍しい短調のK421のもの哀しい風情・・・演奏云々は(大好きMozartでも)室内楽はあまり聴き込んでいないので、たいていなんでも満足できます。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日朝、せっかくの「近況」「音楽日誌」の更新もサーバーアクセス不可、帰宅後の更新となりました。一日休むと流石にお仕事が溜まって精力的に消化、若い相棒が体調不良にてお休みしたので最低限喫緊案件のみフォロー、昼から取引先に定例打ち合わせへ出掛けました。夕方職場に戻ったけれど、社用車運転中なんとなく体調よろしくないまま急ぎの案件続けて出来(しゅったい)その対応80%に悪戦苦闘して残業、残り20%は翌日回しにして悪友と酒(ストレス発散)に行ってしまいました。せっかくの減量傾向も一旦頓挫、今朝朝食後の計量は+500g、今晩週末スポーツクラブに根性入れましょう。

天皇さんの退位法的整備合意成。全会一致。高齢者にいつまでも激務をお願いするのもナニでしょう。さて問題多そうな”共謀罪”とやら、一気に通してしまうのか。

昨夜帰宅が遅くて風呂入ってさっさと寝たから音楽はなし。今朝はMussorgsky/Gorchakov編 組曲「展覧会の絵」〜クルト・マズア/フランス国立管弦楽団(2011年ライヴ)・・・Sergei Gorchakov版の詳細は山本さんの詳細紹介を参照お願い。Leo Funtek版もそうだけど、骨太粗野な味わいが強調され、Ravelがいかに洗練され輝かしい編曲を施したのかよう理解できる対比であります。マズアはこの編曲を精力的に紹介して、これは晩年のライヴ(ネットより入手)音質は我慢できる程度、まずまずでしょう。なんせ長年のRavel刷り込み、陰影とか強弱、華やかな世界がちょっぴり懐かしい、豪快豪放粗野なアツい世界でした。

sdg174 他、昨日の落穂ひろい。Bach カンタータ第63番「キリスト者よ、この日を銘記せよ」/第191番「天のいと高きところには神に栄光あれ」/第65番「人々シバよりみな来たりて」/第123番「いとしインマヌエル わが魂の救い主よ」〜ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/モンテヴェルディ合唱団声楽ソロ著名多数(1999-2000年)・・・クリスマス辺りの音楽?どーせ言語やら宗教的意味合い、独逸の節季など理解していない武骨者、素晴らしく溌剌としたアンサンブル(合唱は泣けるほどお見事)を堪能したのみ。

さて、ぼちぼち弁当作って出掛けるか。本日も有難く、忙しそうな一日を予想しております。


2017年6月某日/サラリーマン生活延長線の日々

丸一日休んで6月突入、お仕事にはリズムがあってお休み消化もラクではありません。今朝、夢の中で残務課題を思い出して、あわててgoogeカレンダーに要件を書き込みました。な〜んもせず、引き隠りなパターン、書籍など購いに出掛けようと考えていたけれど、在庫(岡田 英弘「倭国の時代」)を再読しだしたらこれがオモロい!幾度拝読してもノーミソ刺激されて、思考の組み立て方、世界史から古代日本を考える大きな史観に感銘中であります。

昨夜もいつものマシンジム45分間(今週3日目連続)しっかり300kcal消費、しっかり汗をかいて足腰への手応えも充分。木曜閉館なので平日夜契約は4日間使用可能、理屈では月最大16回ほど、会費4,500円(税抜)/月で割ると@300ほど、ほとんどシャワー代、実際は10回/月くらいかな?これで体調維持できれば御の字でしょう。至近徒歩2分。

これがオリジナルデザイン?Respighi 交響詩「ローマの松」/「ローマの祭」/「ローマの噴水」〜小澤征爾/ボストン交響楽団(1977年)・・・LP中心の生活からCDをぼちぼち入手しだしたのは1980年台ラスト辺り、「幻想」(ピエール・モントゥー/北ドイツ放送交響楽団)やら「展覧会の絵」「管弦楽のための協奏曲」(フリッツ・ライナー)と並んで、もっとも初期入手馴染みの一枚也。先日Ravelの精密清潔な演奏に感心したけれど、これも同様。細部迄しっかり几帳面に描き込んで、サウンドはキラキラ繊細そのもの、剛直に大爆発!なシャルル・ミュンシュを思い出せば、迫力やらスケールが足りない、生真面目過ぎ、かつてはそんな印象を得ておりました。(文句なし!トスカニーニが念頭にあったのかも)21世紀の耳には、そのままそれが褒め言葉に変容しております。いささか乱暴なくらいの威力たっぷりなエンリケ・バティスもストレス発散には有効、こちらボストン交響楽団の輝かしいばかりのサウンドに、最弱音〜最大音量迄ダイナミックレンジの広さ、アナログ録音末期の鮮明な音質に打ちのめされました。「松」の堂々たる風情も良いけれど、「祭」のいきなりの音響炸裂!にも見通しの良さを失わぬサウンド・コントロールに文句なし。

naxos 8.550621/622今朝、Rossini 弦楽のための四重奏ソナタ第4番 変ロ長調/第5番 変ホ長調/第6番ニ長調〜ロッシーニ・アンサンブル(1991年)・・・確認して少々ショック。じつはCD2枚目に誤って盤面に傷を付けてしまい、一部再生不能になっているもの。かつてポータブルCDプレーヤーを出勤やら出張に持参、替えのCDを簡易スリーブに収納、書類+パソコンでパンパンのカバンに入れたら数枚お釈迦(泣)の残党でしょう。先日パソコンにて音源データリッピング、無事復活!と信じていたもの。これが・・・第4番 変ロ長調第2楽章「Andante」にて無常のエラー(のままリッピングされておりました)。クールでエエ演奏なのになぁ、残念、これも人生だ。

さて、一日休んだ分のリカバリーをしっかりいたしましょう。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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