音楽日誌

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2002年12月某日

出勤し、電話番。午前午後と上司とクルマで取引先を(視察?)まわり、夕方から(昨年と同じパターン)車屋へ。もう、最高の刺身と寄せ鍋堪能。酒もね。でも、9時には(タクシーで)帰宅。女房、帰宅済み。大阪の爺さん婆さんは元気だったみたい。

どっと疲れが出て、フロ入って10時には就寝。〜でも、3時には目覚めてしまうのはちょっとまずいか。お正月サイト更新用原稿書きつつMozart 。Wagner(歴史的録音)6時頃寝直すことに。

数時間のウトウト後、部屋の掃除したり、車の余計な荷物捨てたり、整理したり。ずいぶん以前から溜めていたサーバタの録音を確認し、ようやくサイト用原稿にまとめる。

小澤/パリ管でTchaikovsky交響曲第4番〜これはアツい演奏でまったく素晴らしい。(1971年)なにより、ロシア臭さ皆無で、純水のような響きがここでは良い方向に作用している。小澤はパリ管との相性最高だと思うんだけどな、さてウィーンでは何年保つか・・・(けっこう長続きしたりして)

ついでに、バルビローリの演奏も同曲で聴いておく。ああ、コレ昔のサイト用原稿前面書き換え必要だね。

昼から家族3人でお買い物、そのままぽかぽか温泉へ行って、ゆっくりする。夕方、一時間コタツでまどろみ、女房とキッチンにて入り乱れながら料理。テレビも見ないで、音楽など聴きながら記念撮影〜食事するが、3人とも食欲なく、あまり食べられない。本日より、禁酒モードに入る〜ようはするに、外でのお付き合いしか飲まないということですよ。

で、なんとなく、なんの感慨もなく2002年が暮れていく。

2002年12月某日

殺伐とした息子と二人の休日に、ひらすら音楽を聴く。

サーバタ/ベルリン・フィルのWagner、R.Strauss〜戦前のベルリン・フィルの壮絶で気高い響きに魅了され、サーバタのセクシーな表現力に驚愕するばかり。音質などまったく気にならない。(何度も聴く)続いてミトロプーロス/ミネアポリス響の「ライン」(1947年)〜引き締まった筋肉質の演奏が明快、ウワサばかりだったProkofievのピアノ協奏曲第3番(弾き振り1945年)〜外面的な効果に走りやすいこの作品を、上品に、軽快に表現して、まるでMozart 。

戦争で録音が中断したワルター/ウィーン・フィルの「ヴァルキューレ」(1935年)のテンションの高さ・美しさは、ワタシのような「オペラ音痴」でさえ、聴いていてゾクゾクする興奮を覚えるほど。

昨日、多摩管弦楽団のMD届き、3度ほど細部確認しながら「感想文」執筆。アマ・オーケストラだから技術的な不備とか、諸問題論じたらキリがないが、存分に楽しい。とくにHindemithね。録音であっても「演奏する歓び」「音楽に対する真摯な思い」はちゃんと伝わって、新しい発見があるもの。

さ、これから最終出勤。

2002年12月某日

朝、女房大阪へ出発。年老いた両親のウチの大掃除と土産と、小遣い渡しに。一泊二日予定。クルマでバス乗り場まで送る。これできょうは息子とふたりだ。Web年賀状、苦労してようやく完成。キャンベル(cl)のクラリネット協奏曲集のサイト用原稿、これまた苦戦しつつ完了。

その絡みで、オッテンザマーのWeberクラリネット協奏曲を再聴する。さすがウィーン・フィルのメンバー、奥床しくも微妙なニュアンスに充ちて陶酔させられる。但し、ヴィルトナーのバックが少々弱いのは残念。

昼頃仕事上のトラブルでケータイに連絡有〜仕方がないので職場に出掛け、一時間ほど作業。これが地方都市の良いところか?(良くないところか)帰宅したらMDが到着しており、多摩管の演奏会感想文苦労して(ドーセ暇だし)仕上げサイト・アップしておく。

「タンホイザー」抜粋(カール・レオンハルト/シュトゥットガルト1937年)これは声楽が時代を感じさせて、巨大なるイメージを感じる。面白い。パリ版の「ヴェーヌスベルグの音楽」(カスタネット入り)ようやくワルター/ロイヤル・フィルの1926年録音発見し、確認する。(以上、History 「Wagner Mania」より)

2002年12月某日

昨日で、いちおうお仕事は終わり。土曜出勤はなくなって、月曜日は出ることに。いろいろとオモロクないことが続くが、それでも机の中上横のゴミをキレイにして、ピカピカに磨いて、パソコン関係も清掃(中も外も)すると気持が整理されるもの。

5:30〜6:45くらいまで会議室で打ち上げして、ちょっと飲んで、バスに乗って帰ったら、ナント「乗り過ごし」。居眠りしちゃって、気付いたら自分の降りるところは過ぎ去ってしまって、寒風吹きすさぶ中、歩きましたよ。

テレビ好きのワタシだけれど、年末年始の特別番組はツマらない(というか、ここ最近、どんどん一般に楽しい番組が少ない)での、音楽ばかり沢山聴けるのがありがたい。JANA'CEK「グラゴル・ミサ」(アンチェル)〜これ、シンフォニエッタに似ているなぁ、と思ったら、あたりまえか。オルガンが活躍。Faure「ペレアス」+「新世界」(ベンツィ/アンヘルム・フィル)〜これは出色の演奏で、オーケストラが意外と豊かな響きで感心する。(しかも、ライヴ!)

ああ、ゆっくりMozart 聴こうかな。久々アンネローゼ・シュミットで協奏曲第14/15番〜この虚飾のない、芯のある音の魅力をどう伝えようか。アレッサンドロ・アリゴーニ/イタリア・フィルで交響曲第34/35/36番〜みんなクソミソいうけど、なんど聴いてもまったりした演奏で、わるくない。ちょっとゆるいだけ。キャンベル(cl)でクラリネット協奏曲〜コレも珍しい録音。

床屋さんへ行って(いつもの1000円のじゃなくて、2000円のところ。年末だから贅沢に・・・どこが?)、ついでにBOOK・OFFへ行ったら、またありましたよ、出物が。これは年内最後かな?Bruckner交響曲第5番(ヨッフム/コンセルトヘボウ1986年ライヴ)〜コンセルトヘボウ登場のラストですね。崇高なる輝きに充ちて、これほど神聖なる演奏は滅多に現れない。全82分で2枚組500円。どうだ!

2002年12月某日

愛車ジェミニ・クーペDOHCターボ廃車〜中古セルボ650ccはまるでゴーカートだね、よくできた。CDは移設してもらいました。でもスピーカーが安物だな。帰宅して試しに夜運転してみて、BOOK・OFFへ。年末は出物があるはず・・・だって大掃除するでしょ?って、ありました。バレボイム/イギリス室内管のMozart ピアノ協奏曲全集10枚組。2,500円。50円のサービス券駆使。

でも、まず聴いたのは、ルービンシュタイン/ウォーレンシュタイン/RCAヴィクター交響楽団の第20/21番。ずいぶんと以前に買ったものだけど、手慣れた、というか、そつない演奏か。上手いが、細かい表情の陰影が欲しいもの。

通勤ではHaydn全集まだ70番付近。演奏・曲ともに楽しすぎて、なんども聴いてしまうので。

明日、職場の仕事納め。たんまりお仕事溜まって、トラブルもそれなりにあるが、一年は終わっていく。机の掃除しなくちゃ。でも、土曜も午前中は出勤。月曜もね、ちょっとだけ。サイト用原稿2〜3本できる。

2002年12月某日

連休のあとの出勤はツラいもの。午前中資料揃えていたら、さすが年末、つぎからつぎへとお客様から「緊急対応」が飛び込んでくる。なんとか昼休みもツブして仕上げて広島出発。待ち合わせ場所にPM3:00に到着。それから8:30迄クルマでグルグルあちこち。ラスト、広島駅裏口の焼鳥屋でミニ忘年会。ご苦労様。楽しかった。

ラスト出張のホテルは全日空ホテル。(贅沢でしょ。でも安かった)12:30くらいまでインターネット・カフェで公私用のメールチェック。私用メールの容量が一杯で連絡が付かない、とウチのBBSに書き込み数件。なんだろう?翌朝、朝一番で取引先とうちあわせて、自宅へ(これは仕事上のCDRを焼いて持っていくため)〜でも、トラブルがケータイに飛び込んできて、結局そのまま職場に戻らず開き直ってしまう。

新幹線では、Haydn交響曲70番台3枚〜アダム・フィッシャーも1997/8年あたりは充実してきて、やや古楽器風の粗野なリズムも悪くないし、なにより曲が溌剌として楽しい。これだったらMozart に負けないぜ。ロバート・クラフトでStravinskyの「プルチネルラ」「ハ長調交響曲」「ロシアの聖歌」「結婚」など。聖ルカ管がモウレツに上手い!早めのテンポがもの凄く引き締まって、乾いて最高。おそらくいままで聴いたものとは一線を画す出来。

ある出来事で、非常に不快なことが・・・。それがちょっと体調に出ているのかな?昨日の夜はドリンク剤2本飲みながら乗り切りました。

明日で、長年愛用したジェミニ・クーペDOHCターボさよなら、とのこと。

2002年12月某日

休み。さらにさらにDATも処分する事を決意し、テープは捨ててしまう。DATデッキとカセット・デッキは、HARD OFFに持ち込んだら値段がナント付きました。(なんでもかんでも女房が「取り扱い説明書」を残してあるため)「捨てる、整理していく」という快感があって、なんか気分が落ち着くもの。

うちのスポーツ・カーだけど、既に10年目。夏に車検受けたばかりだけど、燃費が7km/L切ってどうしようもない。そりゃ、歩いて10分の職場に女房が(ターボ掛けて)乗って行くんだもの。で、とうとう処分(当然下取りなし、廃車するだけ)して、軽の中古(セルボでした)に買い換えることに。女房とご近所のクルマ屋さんに行って即決。

明日から広島出張。ことしラスト。そういえばホテル取らなくちゃ、翌日そのまま午前中商談だから。3連休何してきたのか?部屋の大掃除して、サイトあちこち更新して、年賀状印刷して・・・・おっとWeb年賀状手が付いていないヤープ・ファン・ズヴェーデンのBrahms 交響曲第3・4番再聴。ていねいな仕上げでしかもアツい。が、オーケストラの音色にやや魅力が足りないか。でも努力賞もの。

フルトヴェングラー/シュターツカペレ・ベルリンで「タンホイザー」序曲(1940年)〜思いの外端正な表情と上品なオーケストラの響き、ほか、1938年ニュルンベルグのナチス党大会での「マイスタージンガー」の一部〜音質相当劣悪だけれど、歌い手の圧倒的アツさが伝わる。

夕方からドイツ・ビールの店「ペルケオ」行く予定。家族3人で。ホルン3重奏聴くため。ここなぁ、食いモンがイマイチだから、少々心配。


2002年12月23日岡山ペルケオにてホルン4重奏行って参りました。ホルンは四重奏でした。クリマスマス特別メニューで食い放題、飲み放題で3500円。高くはなくが、家族3人だしなぁ、最近すぐお腹いっぱいになってしまうし。岡大響3人(女性二人+男)+OB男一人とお話ししてきました。若い人はいいね。ホルンの牧歌的な響きも魅力的。料理は悪くなかったが、種類が少ないのはしかたがない。ああ、ハラ苦しい。明日からお仕事。

2002年12月某日

Shostakovich「死者の歌」〜好みの音楽ではないが、とにかくサイト用原稿とする。一日中何していたんだろ?オーディオの線をばらして掃除、結線し直し、カセット・デッキとチューナー取り外し(二度と使わないでしょう)。いろいろ音楽を聴いたつもりだけれど、記憶がほとんど飛んでいる。

ああ、歌劇「ボリス」聴いたね一枚分。ナイデノフ/ソフィア国立歌劇場の演奏。臨場感とバスの迫力に圧倒される。坂本龍一「ウラBTTB」最高だね。MAXで「一緒に・・・・」〜泣けます。素直な女心に。でもワタシに似合わないか。

2002年12月某日

クリスマスが近い。桑園カトリック教会内桑園幼稚園出身なので、クリスマスというとまだ神様を信じていた幼年時代のホッコリとした気持になる。クリスマス・オラトリオは第5部「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」を今年はナマで聴いちゃったし、ちょっと荒んで薄汚れたココロをこの音楽で洗っておきましょう。(R.オットー/コンチェルト・ケルン/フランクフルト声楽アンサンブルの演奏)にて。ああ、書き換えが必要→ちょろり書き足し済)

久々、テンシュテット/ロンドン・フィルのWagner管弦楽曲集(1988年サントリー・ホール・ライヴ)〜こういう演奏を聴いていると、やれオーケストラが薄いとかなんとかという論議を忘れる。情熱。渾身。但し、EMI劣悪録音でほんまに損しているなぁ。興奮する。文句なし。

大掃除、のつもりが掃除にもなんにもならない。本棚片づけていて、また数十冊売ってみたり、昔の資料とか出てきて見入ってしまったり、で、はっと気付けば夕方で暗い。CDの整理もなにも出来ていない。唯一、デスクトップとノートPCのHDを少々キレイにしたくらい。サイト用の原稿も手付かず。CDは床に放置したまま。

Shostakovich交響曲第14番「死者の歌」〜バルシャイで。新しい全集中のケルン放響とのものと、1969年ライヴと繰り返し。恐ろしい音楽だ。時代だね。音質悪いが、ライヴの方が切迫感がいっそう強く、戦慄する。

夕方、ようやく部屋を整理し、掃除機を掛ける。お仕事の女房帰宅し、(回転)寿司屋へ。かなり高級なものばかり食べたつもりが、ずいぶんと安いもの。帰宅し、更にカセットを(一部を残して)すべて処分することを決意〜掲示板へ。意外と即貰い手がみつかるもの。

カセットでナヴァロ/バルセロナ市立管のライヴ。けっして上手いオーケストラではないが、雰囲気があって悪くない。サイト用原稿とする。

2002年12月某日

ああ、苦しかった。イライラのし通しだった一週間も過ぎていく。求めるものの50%くらいで、まぁ、良しとして、いろいろな方々(お客様にも)ご迷惑をお裾分けしつつ、とにかく終了。これほど達成感のない一ヶ月も珍しいか。それでも、余裕で予算・昨年実績もクリアして、や、めでたい。体調、まぁまぁ。明日はずいぶんと久々にスポーツクラブ行くつもり。

サイト用原稿在庫完全に尽きて、昨日「三角帽子」(ブーレーズ)〜カスタネット関連で頼まれていることも言い訳に〜とにかく原稿仕上げて、いちおう某サイト責任者の方にご意見を訊くがボロカス・クソミソ。独りよがりでわかりにくい表現頻出!とのことでおおいに反省する。やや修正。ワタシゃ、ダフクロとか、ベーコンとかブル7とか、そんな表現絶対許さんけんね。

更新した原稿のCDが探せず、ジャケットがスキャンできない。いくら探しても出てこない????ー・−・−ああっ!やっちまった。また、ダブり買い発見〜しかも買ってからずいぶんと経ってから。Shostakovichの交響曲第9番(オイストラフ)第14番(バルシャイ)のライヴ→でもね、この陰鬱かつ無定見で乾いた旋律の作品に、じつに多くの打楽器(カスタネットも)使われていることを発見。

3連休なので、原稿書き貯め+CD整理したい。

足掛け二日掛かって件の「行方不明CD」出てきました。

2002年12月某日

昨日、朝ちょっとだけ職場に顔出して身辺整理〜JR四国に乗って新居浜へ。ロベール・カサドシュの素晴らしきFaure、Rameauなど聴きつついつしか熟睡し、目覚めると眼前に瀬戸内海が広がって、薄曇りの空に荒涼とした海が美しい。弁当を買うが、食欲はない。(が、すべて残さず食うのは親のしつけがよいからか)時に咳き込む。

新居浜で会議、例の如しでホラカマしつつ熱弁奮ううち、体調も快復。そのままクルマ(運転手付き)で徳島へ。(車中熟睡)上司と合流し、徳島(鳴門)の素晴らしき海の幸堪能+焼酎・神の河(かんのこ)鯨飲〜というくらいだから回復基調なんだな。徳島ラーメン食って9時過ぎにはホテルへ〜スタローンの映画見ながらウツラウツラ。

翌朝、ホテルの和定食が抜群に高く、マズい。このところ食いモンは外しまくりだ。マズいものを食うと人生の浪費に感じてしょうがない。2軒店を回って岡山へ。「三角帽子」(ブーレーズ)聴きつつ熟睡。時に目覚める。職場戻って、身辺整理少々〜地元取引先へ。なんやかんやと楽しくホラ飛ばしつつ、明日に迫った仕事の締め切りに慄然とする。

早々に帰宅。女房職場忘年会。頼まれサイト更新しつつ、音楽聴く。「ドン・ファン」「ティル」「ツァラ」〜ジンマン/トーン・ハレ管はオーケストラが上手い。上手いが、イヤミなほど上手くなく、威圧感もない。明快であり、軽快である。録音抜群。

嗚呼、ワタシのサイト用原稿が進まないなぁ。

2002年12月某日

昨日、職場忘年会あり。自分で手配してなんだけど、激マズで気分悪く、挙げ句、集中力を失っているせいか、仕事が終わらなかったので、(酔った後に)職場に戻り資料作りしてしまう。体調悪い。胃腸の調子悪い。

早めに寝るが、飲んだ後は早朝に目覚めるクセがあり、どうも風邪か新たなインフルエンザみたいで、後頭部に鈍い感触が消えない。山口出張するが、気持ち悪い。昼に喰った「キムチ丼定食」が想像を絶するくらいマズくて、(ラーメンが激マズの店なので)ご飯ものがいいかな、と。で「キムチ丼」って、おばさんに注文したら唖然とした顔をしていたのが悪夢の始まり。(えぇっ!そんなん注文するの、みたいな雰囲気)

現場回りもして、夕方職場にちょっと戻って、早めに帰宅。明日から新居浜〜徳島へ。移動中、音楽は聴けず仕舞い。

2002年12月某日

昨日、ヤボ用で某集まりに昼から出掛けるが、その先で某用事でずいぶんとケータイを掛けてしまい、はじめて「バッテリー切れ」経験する。夜、そのまま某集まりの忘年会(連続!)だったが、会場から類推したとおり信じられないほど食いモンの質が悪く、しかたがないのでワイン(ヌーボーですな)ばかり珍しく飲んでしまい、9時前には大人しく帰宅。ワインは色意外、なんのことやらさっぱりわからん。

「文書スランプ」はとにかく書くことで克服するしかないので、いろいろと雑文を書いたりなんなりでサイト更新、いろいろ。本日は、一気年賀状完成予定。まず、はがき版で。

・・・・・ほら、できたじゃない。その気になれば即、なんだよ。ノーミソのなかに構想はあったの。あと住所整理して一気印刷。できるだけハガキは減らしたいので、これからWeb版年賀状作成に入る予定。

Shcedrin 「カルメン」組曲(スピヴァコフ )〜コレ、(義理で)関わっているカスタネット関係のサイトになんか花を添えようとして聴き始めたが、予想以上に楽しくて一気文書仕上げ〜アップ。久々っ!やった。昨日買ったCDのウチ、ミュンシュ/フランス国立(放送?)管弦楽団のBrahms 交響曲第2番/Schumann交響曲第4番〜コレまったく凄いアツさ。観客が感極まって「フライング拍手」するのもうなずける。いやはや。

嗚呼、明日お仕事忙しいなぁ。どうしよう。忘年会だから残業できないし。主催の会議いくつかあるし。夕食は焼き肉〜なかなか美味でした。

2002年12月某日

昨夜、辛くも広島発岡山行き最終のこだまに間に合う。無事帰宅。たいへん和気藹々とした楽しい忘年会ではあったが、純個人的にはオモロクないこと数件続いて、憮然とし、ほとんど眠られず。

移動中はBruckner尽くしで、第5番(ブロムシュテット/SFSOライヴ1990年ザルツブルク・ライヴMD)〜残念ながらエア・チェック状態イマイチながら、聴き応えは充分。オーケストラの爽やかさ、こだわりのなさがブロムシュテットの作為のない表現と噛み合って、スッキリとした演奏に仕上がっている。きっと、支持者は少ないでしょう。

第3番/8番〜ハイティンク/ウィーン・フィルで。とくに第3番(エーザー版?なんか違う)のオーケストラのコク、スケルツォ楽章のリズムの優雅さ、これぞ理想のBruckner!って、これも支持者少ないんだろうなぁ。第8番はやや、スケールに難を感じないでもない。

年末「第九」〜更に一枚(棚から)発見。アバド/ウィーン響による1981年ライヴ。これは想像以上に立派で、キリリと充実した演奏で、12月に入って数回は通しで聴いたウチ、もっとも感動した。アバドはこの辺りがピークだったのかな?

久々の終末休み。朝、部屋の掃除、CDの整理(少々最低限)、病院でクスリもらって、また昼から夜まで野暮用でお付き合い有。仕方がない。

2002年12月某日

朝、プレヴィン/ウィーン・フィルで「ドン・ファン」「ティル」(EMI)。最近、苦手なR.Straussばかり聴いているような気がする。たとえばマルクソン(NAXOS)、ヘンヒェン(BRILLIANT)に見られるように、馬力と威圧感のない演奏には共感を覚えるが、プレヴィンのはもっと確信的にある意味「ユルい」演奏で、もっと面白い。オペラに弱いのは致命的だけれど、ワタシにとってR.Straussは徐々にご近所になっている。

カプラレク(vc)/トューリエ/ニュルンベルグ・フィルという超無名演奏家によるDvora'kチェロ協奏曲ロ短調が絶妙(BRILLIANT)〜それにしてもこの曲、何種CDを持っているのか?一度棚卸しをしないと。デスパリ(vc)/J.ダニエル/RTZ交響楽団のSchumannも悪くない。(2枚組500円)

これから出勤して、机の上横下の掃除。そして広島へ。終電にて帰宅予定。

2002年12月某日

朝から地元取引先と会議、引き続き昼から商談。タクシーで職場まで戻るが、眠くて眠くてしょうがない。やる気が出ない。(ずっとか)最低限の実務をこなして、先週から溜まっている出張精算。そういえば数日前にボーナスも出ていた。給与明細も自分で出力だから、女房にせっつかれないと出さない。机の上グチャグチャ状態既に一ヶ月。

通勤ではヘンヒェン/オランダ・フィルで「ドン・ファン」「死と変容」+(ワケわからん曲)〜あまり上手くないオーケストラだけれど、同じオーケストラであるズヴェーデンのBrahms 交響曲のように、そのことは気にならない。カラヤンとか、ショルティとか、滅茶苦茶上手いオーケストラで聴くより、なんとなく滋味があるような気もするが。

サイト用原稿全然書けず。今週は在庫放出。どうしよう。

明日、広島。商談+忘年会。帰るぞ、ちゃんと。

2002年12月某日

寒い。朝、引き続き「四季」(ゲンネンヴァイン)〜いいね。積年の課題であるRABAUD(ラボー他。デルヴォー/ロワール・フィル3枚組)聴くが、これは集中力が必要。本日の出張に持っていきましょう。

(帰宅後)広島は雪降っていたぜ。夕方事務所に帰還。新幹線はとにかく眠くて、かえりはわざわざ「こだま」でウツラウツラ〜したがってデルヴォー/ロワール・フィル3枚組もほとんど記憶なし。

年賀状作成遅々として進まず。

2002年12月某日

きょうもちょっと寒い。雪もチラついたし。でも一日中事務所だから関係なし。

最終的に午前10時頃お仕事PCが快復して、なんとか資料作成間に合わせる。昼休みなんてけっこう私用電話掛けたりしてね、余裕余裕。でも、夕方会議して、少々残業してようやく明日の資料仕上げ。広島で本当は忘年会だけれど、翌日更に岡山での資料出来ていないし、風邪もちょっと咳が残っているし、でご遠慮させていただきました。

金曜日に広島で忘年会に誘われているし、土曜日には別口がある。来月曜日はウチの職場の忘年会。いくつか飛ばそうかな。通勤ではHaydn「驚愕」(モントゥー)「奇蹟」「軍隊」(ミュンヒンガー)〜こういう音楽は自らのココロのピュアさを試される。

帰宅してHaydn「四季」(ゲンネンヴァイン/ルートヴィヒスブルグ音楽祭)〜途中まで。暖かい気持となりました。

2002年12月某日

ま、さすが12月、というくらいやや寒いか。さっそく意気揚々と久々に机仕事を開始するが、10:30職場パソコン永眠状態に。システムに連絡し快復図るが、快復せず。そのまま昼の会議〜これがまった長いんだわ、タップリ5時くらいまで。ウンザリ。なんとか半分くらいPC快復しつつ、やり残した緊急作業ボチボチ。

マシンは遠隔操作で修復するんだけれど、その間やることないので、プリンタ端末からインターネットに接続してBBSに書き込んだり、私用メール出したり、受信したり、ついでに公用メールも受信したり。タップリ残業しました。ああ、疲れた。

朝と通勤ではヤープ・ファン・ズヴェーデンのBrahms 交響曲全集(BRILLIANT)を。意欲的で勢いもあるし、悪くない演奏だと思うが、オーケストラ(オランダ・フィルと放送フィル)がやや弱い。響きに芯が足りない。2002年今年の録音だけれど、音の状況もあまり良好とは言えない、と思うのはオーケストラのサウンド問題か。でも、3枚880円だから、存分に楽しみました。

2002年12月某日

風邪治らず、親孝行も命がけ。松江しんじ温泉より帰宅。行きのバスの乗り遅れ、JRに変更。ビールなんか飲みながら気持ちよく居眠り。松江ではいつもの「お堀巡り」(冬だからコタツ付き)、宍道湖眺めながらの展望温泉も最高、夕飯も暖かく、上品なものばかりでおいしくいただきました。やや咳込むが、ナント久々に熟睡状況。

1:30頃帰岡して、夕方から岡大響行きました。わざわざご招待の「参加確認」+「また感想を楽しみにしておりますので、宜しくお願いします。」とのメール有、気持を奮い立たせて岡山シンフォニー・ホールへ。でも、涙が出るほど感動しちゃう

明日からの仕事のことを考えると、ゲッソリ。嗚呼!

2002年12月某日

怒濤の東京ウィークを乗り越えて久々帰宅。スケジュール調整をテキトーにしていると、こういう結末が待っている。熱は意外とカンタンに下がってくれたが、咳が止まらない。でも、12/5忘年会は無事勤め上げました。嗚呼、いい加減にしないと・・・とやや反省(も有)。

出張持参CD。Mahler 交響曲第1番(ショルティ/LSO)〜録音とオーケストラが瑞々しいこと、表現的にはオーソドックスで明快、シカゴほどノーテンキにならず、気持ヨロシ。「ツァラ」「ティル」「ドン・ファン」(ショルティ/CSO)〜嗚呼、これは徹底的にオーケストラの華やかさと機能を聴くべき演奏だね。割り切って聴けば、これはこれで美しい。

「変容」(クレンペラー)〜やっぱこの曲はこの演奏。複雑に絡み合う23の独奏弦楽器が、これほどじっくりハダカにされたような演奏はほかになかなかありまへんで。「4つの最後の歌」(シュヴァルツコップ/セル)〜言語がじつに明瞭であること、オーケストラも同様。巷では最高の評ではあるが、ワタシは彼女の歌い方が好きではない。

東京でCD少々購入。やや掘り出し物もあり。明日から来岡している母を連れて松江へ。なんやら出ていってばっかり。

2002年12月某日

昨日は昼間大人しくして、病院行き、クスリもらって早く寝たのに、今朝、37.8度。体調最悪。ううぅ、どうしよう。これから岡山空港から東京へ。禁断のズボン下パッチを穿いて行くしかない。12/5(木)は新橋で忘年会なので、なんとか快復を祈るしかない。

Mozart 交響曲集(リンデン/モーツァルト・アカデミー・アムステルダム)〜これ、驚愕の演奏だ。アーノンクールの衝撃性と、クリップスの極限の優しさをミックスして、古楽器で演奏しました!といった味わい。

2002年12月某日

油断している間に2002年も最後の月。しっかり風邪ひいちゃって、明日から東京だし、困った。しばらく出張続きで、職場に顔出していないし、と出勤してちゃんとお仕事していたら、回りから大ブーイング有。「伝染さないで!」「早よ帰れ!」とボロカス〜最低限実務やってさっさと帰宅〜途中、散髪。(ここが余裕)

病院行こうと思ったら、女房がクルマ乗っていってしまって行けず、結局夕方までぼんやりする。ヒマなので、通勤時MDで聴いた「第九」(マルケヴィッチ)執筆/更新。病院ではついでに先日の健康診断の結果も報告して、持病のクスリ(さぼっていた)もいただく。

なんとか、東京では抜本的に悪化しないことを祈るばかり。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi