音楽日誌

上ほどあたらしくなります
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2002年10月某日

10月終了です。仕事、追いつめられております。正式に【♪ KechiKechi Classics ♪】は移転させます。「http://kechikechiclassics.gooside.com」へ。旧URLが11/4迄メンテ不可なので、新URLで更新し、11/4以降、すべてのファイルを更新します。

ドナート(s)/クレッカー(cl)の歌曲集に痺れております。

2002年10月某日

一気にすっかり冬が近い。本日、久々の職場出勤だけれど気分が重い。メールは何通来ているか想像も付かない。(自宅でチェック可能だけれど、見たくもない)ノーツ・メールも然り。宿題は粛々と集積し、ただただ唖然とするばかり。これぞ中年サラリーマンの宿命か。

図書館で借りたCDの返却期限が迫っているので、一通り確認作業を。出色だったのはヤブロンスキーのShostakovichピアノ協奏曲第1番で、雄弁、かつ歌い回しが美しい〜ようはするに、この曲、いままで良き演奏に出会わなかっただけということを確認。アシュケナージのバックはRPOがやや薄いが、この曲には文句ないか。フランソワのSchumannは文句なし。

ああ、そういえば一昨日早朝の松山〜広島の船での景色は美しかったなぁ。カメラ持っていけば良かった。

2002年10月某日

先週も3日間東京へ出張だったのに、月曜日朝から松山へ出張〜山口〜広島、とこれまた3日間連続。土曜日に職場で残務整理したっきりで、久々にでると怒濤の大混乱は必須状況。松山では望外の歓待を受けるが、山口/広島とお仕事の状況は厳しい。広島のホテルがボロで、LANがない。仕方がないので、仕事絡み趣味兼任で「インターネット・カフェ」初体験。3時間1000円(飲み物自由)こりゃいい。但し、日本語変換は慣れない(バカ)MS-IMEなので閉口する。

すると5件くらいメールが(見知らぬ人々から)来ていて、どうも先日の「本で聴く音楽」サイト移転に絡んで、そのサーバーにウィルスが入って、ワタシのアドレスで発信したらしい。無実だ。いや、困ったもの。

ずっと触れなかったが、北朝鮮拉致問題にはどーしょーもない怒りがあって、あんなの「公然の秘密」だったじゃない。やはり拉致が発生していた他の国(レバノンとか)では、もっと毅然とした態度で取り返しているのに、行方不明(亡くなった?)の人も含めて「人生は幸せと不幸とで一生辻褄が合う」なんていう俗説には猛然とハラが立つ。愛らしいキム・ヘギョンちゃんへの、バカ・マスコミの無神経、かつ北朝鮮宣伝機関成り下がりの報道姿勢にも。

先週の東京へも、今週の出張でも音源持参せず。音楽はあまり聴いていない。急に冷えて風邪ひきそう。表面元気だけれど、疲れているのか。

2002年10月某日

日曜。朝からCDR焼きがうまくいかない。Neroの設定がおかしいの?それとも激安CDRが不良品なのか。(その可能性大)さすがの岡山も、曇りがちで少々寒気がするので暖房を考えないと〜ということで、作シーズン最終版絶不調だったファン・ヒーター(完全分解しゴミとして捨てる)を諦め、新規購入することに。この件、思い入れがあるので「近況」ネタにしようかな。

ブラウザがIEではつまらないし、重いような気もするので「カルくてシンプルなもの」検索して、試しに「DONUT」導入〜良いんじゃない?愛用のHTMLエディターと関連づけたりしてちょっと遊ぶ。シンプルなメーラー「sesna」を愛用しているが、一部送った相手の書式設定が読みにくいとの声もあるので、別なのを探そうかな。

借りているフリーのサイト・スペースがinfoseekに吸収されてから、どうもいっそう遅くなったみたいで、しかも11月からポップ・アップ広告も入る(現在のAir_Checkのサイトがそう)らしくて、ウザったい(と、若者の言葉を使ってみる)しね。変更検討中。「本で聴く音楽」は既にスペース確保。テスト中。

Mozart ピアノ協奏曲第20番ニ短調(ブレンデル/マリナー)第21番ハ長調(カサドシュ/セル)〜妙にシミジミと涙が出そうになる〜が、濡れ落ち葉族には似合わないか。

2002年10月某日

「楽あれば苦あり」〜数日事務所を空けたので、土曜出勤。なんとか午前中で終えて、昼からスポーツクラブへいきたいが・・・。東京で買った数枚のCD聴き始める。BRILLIANT2枚500円の「The Romantic Cello」〜知名度のない演奏家だけれど、秋空にピタリと似合う。

(帰宅後)無理矢理、仕事の区切りをつけて、そのままスポーツクラブへ。自転車15分で汗をかいた後、ベーシック・エアロを楽勝(のはずだったが・・・)で40分ほど。シャワーの備え付けシャンプーが品質最悪で、Myシャンプー持参。健康的。体重、あまり減らないが、明らかに腹が(やや少々若干気持)へこんできていてうれしい。

ひらもこ様から拝借したHindemith、バーンスタインとブロムシュテットで聴く。「ウェーバー」変奏曲がこれほどわかりやすく、楽しいとは!彼女は12月に演奏するとのこと。でも、残念ながら東京までは行けないな。

2002年10月某日

健康診断〜ちょろりと職場に顔を出して逃げるように岡山空港へ。バリウムが若い頃みたいに即排出できない。食欲がない。ブスコバンの副作用か、ふらつきと頭痛がある。ナント、羽田には女性が二人待っていて、預かりものを受け取って、かわりに「音楽の貢ぎ物」(D.H.Bach )をお渡しする。そのまま、即お別れして渋谷へ移動。

渋谷「シーサーズ」へ。なんやらお洒落で薄暗い沖縄のお店にワタシに似合わないか。「華智華智の集い」は○なゆきさん以外は初対面で、なんやらワタシのサイトに似つかわしくない妖艶なる女性さえ参加していて驚き。ワタシは生来の静かな性格を存分に発揮して、いきなり○なゆきさんに先制パンチ〜激しい反撃も受けつつ、灰皿が飛び、大皿が割られ前回同様流血の惨事に・・・・なるわけないでしょ?

2002年10月23日渋谷(顔は明かせない)

某参加者が「音楽サイトの集まりなのに、音楽の話題がまったくない」と驚愕の表情有。いいじゃないの、幸せならば。帰宅して写真を見ると、異様なる興奮状態が写っている。これはいけない・・・禁断の世界だ。「枯れたおっさんかと思ったら、若いじゃない」と、お追従とはいえ、そう言って下さるのは嬉しいもの。

翌日会議、更にその翌日も会議。急に寒くなって、風邪ひきそう。

2002年10月某日

目が回るような週初め一日ラストは、本部からエラいさん(もと上司〜大好きな)が来て飲み会。諸雑務最低限こなしながら、やや遅れて参画。楽しいし、お酒も(料理も久々!)おいしかったが、たくさん飲んだわけでもないのに酔いが早い。ここ最近、その自覚有。9時前には退散、タクシーで帰宅。

昨夜、音楽聴かず。眠い。やや心配事はないわけでもないが、不眠症状やや改善で健康的。本日、朝一番から(というか始業30分前から)お得意さまと会議だけれど、昼からのスケジュールが飛んで楽に。スポーツ・クラブに行こうと思ったが、残念ながら休みとのこと。

朝からBartok。ジェルトレル(って読むの?)/フェレンチーク(第1番)/アンチェル(第2番)/チェコ・フィルでヴァイオリン協奏曲。名曲中の名曲。すっきりとした、どちらかというと理性的でやや線の細い演奏は魅力的。無用に暴力性を強調したものではない。

(帰宅後)早朝よりのお客様との会議、いつも通り和気藹々のうちに終了。終末の出張会議一本なくなったので、気分的に全然ラクチンに。余裕で様々飛び込み緊急対応可。「課長に叱られました。助けてください!」メールなども届いて、懐に飛び込む奴はすべてを許す!って、お客様だけれど。気持が伝われば、仕事上の貢君もまた良きかな。

なんとか早めに作業こなして、そんなに残業せず帰宅。明日、健康診断へ病院へ〜(できれば)そのまま東京へ。ムラヴィンスキーのフランスものは「この類の音楽の色づけについて」深く考えてしまう。これはブーレーズからの連想だ。

2002年10月某日

昨夜は更にMozart レクイエム(サバタ)を聴いて、胸の痛みを助長しちゃう。オーケストラはパッとしないし、合唱はイタリア・オペラっぽい表情で驚くが、この指揮者には浪漫を感じる。Ravel 「クープランの墓」は、ブーレーズ/ベルリン・フィル以来とみに気に入っていて、ココロのモヤモヤがす〜っと引いていくような気持になれる。クリュタンス/フランス国立放送管弦楽団(1953年)の演奏は「粋とはこういうもの」を例示している。

けさ、Bruckner交響曲第3番冒頭少々(ハイティンク)〜かなりの手応え有。ジャン・フルニエ/ヤニグロ/スコダでBrahms のピアノ・トリオロ長調 作品8〜コレ諄々と胸に迫って、人生の秋(とき)を思う。まだまだココロは揺れる(小田さんの曲だね)。これから出勤。勝負だ。

2002年10月某日

昨夜、エドウィン・フィッシャーの「平均率」全曲を聴いちゃったので、ものすごく夜更かし。リンク集もはじめて真面目に作ったし。(でも、7時に目覚めちゃう。不眠ではない)ややラフで淡々と進めていくが、一種特別なノリと熱気に(音質を越えて)集中できるようになれば、この演奏の歓びが理解できるようになる。いちど、ギーゼキングのも聴いてみたいもの。

さすがに久々の雨で、一気に秋か。思い悩むこともあって、なにを聴いても胸に染みる日々。相変わらず、ウチのBBS書き込み多く、感謝の気持溢るるばかりか。書き込みネタでケーゲルのMahler 第4番聴く〜神経質で、硬質で、怜悧な切れ味と集中力があって、これは得難い個性が光る逸品。

午前中、ちょっと気になることがあって職場行き〜端末で実績確認すると、やはりぎりぎりで予算達成できず。ま、しかたがない。意外と冷静。そのままスポーツ・クラブへ行って、自転車15分(少々重くして)、ステア・マスター20分、存分に汗かいてシャワー浴びて帰宅昼食。一本サイト原稿更新、眠くなって昼寝少々。

ようやく雨が来て、秋らしい寒さになってきた。NAXOSの「イギリス弦楽小曲集第2集」(D.L-ジョーンズ/イギリス北部フィル)〜これ曲も珍しくてしっとり美しいし、この団体特有の淡彩で、地味な響きがとても秋らしく似合っている。ライナーの「ブランデンブルク協奏曲全曲」〜1949年の録音だけれど、引き締まって現代的な表現に驚くばかり。微細なニュアンスの味付けは効果的で、スタイルとしての時代の隔たりをほとんど感じさせない。音も良好。

相変わらず心情的にはちょっと憂愁か〜これは季節のせい?来週は会議、会議、健康診断、出張(東京)で会議、会議、その合間に資料づくり、トラブル・宿題処理。土曜日も休めそうにないな。

2002年10月某日

意外とフツウに眠って、早めに起床。軽く朝食をとった後、女房を手伝って精力的にお掃除。その後、精力的にホームページの更新作業。本日はスポーツクラブへ行かず。

昼から家族揃ってイトーヨーカ堂へ。パジャマとか、靴なんか買っちゃう。ついでに夕食の材料購入。帰りに図書館へ寄って借りていたCD返却。新しいのはめぼしいものがなく、借りなかった。

夕食を作るが、女房なんやら調子悪く寝込んでしまう。Haydnを久々、交響曲第85番〜87番(アダム・フィッシャー)この辺りの曲は宝の山でしょ。演奏も、最後期の作品に比べるとずいぶんとよろしい。でも、やっぱり優秀録音とは言えないか。

2002年10月某日

どうも精神的にかなり疲れているみたいで、インターネットをぼ〜っとして眺めていると時間が経っている。以前は、こんなことはなかった。文書を書くのがやや苦痛でもある。昨夜も遅くまで起きていて、休みを取ったのにいつも通り起床(ハラが減ったので)。きょうは久々、病院(皮膚科)へ行かなくちゃ。朝、嗚呼本日は更新日、と気付きあわてて更新。

マーティン・ジョーンズのBrahms ピアノ曲全集全6枚終了。ど〜こまでも落ち込んでいくような、甘く暗いお誘いに負けそう。素晴らしく深い音楽〜しかし、これにはまっているとヤバい世界に足踏み込みそう。インバルのBruckner交響曲第9番〜ようやくサイト用に一本原稿仕上げ。たいした内容の文書じゃないのに、のべ6回くらい聴いたかな。充分堪能。

スポーツ・クラブへ。ジュビロの高原は両足つってもゴールしたが、ワタシはラストの腹筋運動でハラがつっても深呼吸までこなした。(情けない、苦しい)

2002年10月某日

秋晴れ。もうずいぶんと雨を見ていない。水大丈夫?とあることで、ややへこみ中。でも、気持切り替えていきまっしょい。

Stravinsky自演引き続き。小編成の「ラグ・タイム」等の一枚〜いや、もう、最高っっす。乾いてリリカルなユーモア満載で、この計算され尽くした「小さな自由」が自分の心象にピタリ。Mahler もBrucknerも大きすぎて、自分にはとてもとても・・・ましてやBeethoven なんて!

アッカルドのMozart ソナタ 変ロ長調K457〜乾いた情感に清水が染みこむような清冽なる曲、演奏。カニーノ(p)の自然体はひとつの理想か。これから出勤。

(帰宅後)純個人的なことで、ややへこむことがあって、心も重く出勤。今朝聴いたMozart といい、通勤で聴いたテンシュッテットのWagner(1988年JAPANライヴ)といい、ココロ揺れ動く日はなにを聴いても涙が出そうなる。江川晴「外科東病棟」(小学館文庫)〜コレ、ドキュメントじゃない小説だけれど、通勤のバスで涙がこぼれそうになる。中年の脂ぎった濡れ落ち葉族には、こんな涙は似合わないので抑えるのに困ってしまう。

子供のガンが悪化して、気管切開をやむなく行うが「楽になった、ありがとう」(もう声は出ないが)との意思に、担当医師が「気管切開して感謝されたのは初めてだ」と涙する場面で、ワタシも感情移入して涙が溢れる。20数分して職場に到着する頃には、ああ、失敗は失敗としてまっすぐに受け止めて元気でやらなくっちゃ、と前を向いて歩む自分が存在する。

午前中外出。打ち合わせをこなして、一日真面目に仕事を消化して、明日平日だけど休み、取らせて頂戴ね。ここ数日、マスコミをにぎわせている北朝鮮問題は、あまりに思いが多すぎて語れない。苦しい。スラヴァの「アヴェ・マリア」だって、乾いた砂漠に水が吸い込まれるが如く胸に染みる。

2002年10月某日

昨日はもう圧倒的な仕事作業ラッシュで、とにかく締め切りが連続するのが切ない。途中でどんどこどんどこ電話でしょ?メールでしょ?ノーツでしょ?ケータイでしょ?ケータイのメールでしょ?ファックス来るでしょ?しかも、なんやら回線不調で、メールが送信されない、といった事故もあって、プリント・アウトしてファックスし直して、在庫端末見て、マスター原簿確認して、「即、回答頂戴ね」とか、「緊急でこれだけ手配!」とか。午前11時〜の会議の資料作成とか。う〜む状態。昼休み当然存在せず。

昼の会議「パスね!」と、許してもらって、やや先が見えてくると余裕で私用メール送ったり、BBSにちょっと書き込んだりね。で、結果、6:30にはメドを付けて本日終了。締め切りがある作業だったから、あとに延ばせないんですよ。だから、とにかく消化して終わらせる勝負。そしていつもの店でビール/酒、少々。9時前には帰宅。

本日。広島出張だけれど、現金がほとんどないことを発見。ほか残務もあって、広島のお客さんに「すみません。昼からにして」とお願いしたら「今日だった?」なんて、でも、助かりました。出張精算もようやく終えて、怒濤の電話攻勢の予感があったので10時過ぎには職場出発。旅行会社で来週の東京出張の飛行機予約して、CDでお金下ろして、CD〜そういえば、と新幹線の時間を睨みながらタワーへ。EMI2枚組@990*2組。Stravinsky自作CBS全集8枚組4,990円即購入。

早速、新幹線でStravinskyをポータブルCDプレーヤーで確認。音の良さに驚愕。お得意さんの裏のスーパーでおにぎり買って、即食。トイレで歯を磨いて(これは必ず風習)商談開始〜順調かな?早めに帰宅決意。珍しくケータイほとんど来ない(波があるんですよ、日によって)。

帰宅してウチのBBS見たらやたらと書き込み有。ん?昨日息子が生意気な書き込みしていたら、今日は女房だ。職場で遊んでおるな?クレンペラーのBach 管弦楽組曲は、また別途いずれ。

2002年10月某日

昨夜、やっぱり眠れなくて、起き出して「独言」執筆。ま、書くことによるストレス解消の一助か?マーティン・ジョーンズのBrahms ピアノ曲全集(NIMBUS NI 1788 6CD 2,780円)を半分ほど聴く。ジャケットの顔がおぞましいのと、やや芯のない散漫な録音が気になっていたけれど、こういう季節の静かな夜中だとピッタリくるね。人生の黄昏をシミジミ。

今週、偶然だけれどスケジュールが緩いことを発見。だけれど、こう言うときこそ身辺整理しないとね。なんとか一日くらい休めないかな?

2002年10月某日

祝日。なんとなく不眠状況継続。午前中、少々用事があって職場行き。(でも、BBSに書き込んだりして・・・えへへ)そのまま、スポーツクラブへ〜ちゃんとネットにスタジオ・メニュー載るようになりましたよ。ステア・マスター15分で汗だく、その後、ボディ・コンバット・ショート〜ぜえぜえ。女房はベーシック・エアロとの連続だから凄い。痩せている人はうらやましい。

東南アジアに放浪旅行に行っている友人のサイト、ようやく更新〜苦しい。が、美しい。インバルのBruckner交響曲第9番のサイト原稿65%くらいか。カサドシュのRameau涙が出るほど美しい。その後のScarlattiも。BBS書き込みがあったので「クッレルヴォ」(プヌーラ/トゥルク・フィル)再聴するが、演奏はともかく、曲そのものに対する理解が足りない自覚。

夜、外食。息子の大学志望を聞くが、前途多難でしょ。いいんだよ、どこでも。成績悪くて叱ったことなど一度もないでしょ。ただ、少しの間、欲望を抑えて努力することに意義有〜とお話しする。

2002年10月某日

なにやってたか記憶にない週末。でも、きょうは演奏会に。川崎医大室内管の演奏会ね。ミスタッチだらけなのに、こんな素晴らしいBrahms 聴いたのはおそらく初めて。

やや不眠症悪化気味で心配だけれど、大丈夫。明日はスポーツクラブ行くぞ。

2002年10月某日

毎日、綱渡り状態。なんか、いっぱい抜けているんだろうな。お仕事。昨日、なんとか午前中の会議乗り切って、職場にとって返して、おにぎり囓りながらパソコンとニラメッコ〜駅まで走って、階段でベビーカーをおそるおそる降ろしている見知らぬ若いママをいきなり手伝って(彼女、ボーゼンとしておりました)、新幹線に飛び乗って、ブーレーズのMahler 交響曲第9番聴きながら広島駅到着。所要時間40分?

それから、お取引先のクルマで店回り。良いところもあれば、ダメな店も有。天気良くて、暑い!人事異動で担当が替わっていたけれど、ほぼ知っている人ばかり。写真いっぱい撮って6:30終了。駅裏の「オープン焼鳥屋」みたいな、気軽で気持ちの良いお店(混んでました!若い女性も多い)でビール。

N氏39歳「じつは・・・4人目が出来ました」〜おお!めでたい。酒席最高潮。すごい愛妻家で、嗚呼、人生幸せいっぱいだなぁ。その子が成人したら還暦だよ。まだまだ元気で働かなくっちゃ。広島らしくお好み焼きで締めて、岡山帰還。新幹線は通勤ラッシュ並。でも、気分爽やか。

2002年10月某日

昨日。午前中、地元取引先と集中商談。途中、数回のケータイ電話(いつものこと)。急ぎ職場に戻って(嗚呼、途中で頼まれた仕事上の買い物〜売り場で親しげに呼び止められたが、あれは誰だったんだろう?謎)、弁当食いつつ諸最低限作業継続。メーカー商談一件〜さらに別な地元取引先の待ち合わせ場所へ出発〜ところが出会えない。なんどケータイ入れても出てくれない。一時間以上待ちぼうけで、八方手を尽くして連絡取れてようやく打ち合わせ開始〜なんとか終了。

クルマで職場にとって返して、トラブル発生処理。明日に迫った会議の資料の仕上げ〜ようやくギリギリで仕上げたが、机の上ゴミ状態(きっと忘れている実務あるでしょ)〜出張精算なんか夢のまた夢。なんとか帰宅後、シューリヒト/シュトゥットガルト放響でMozart 交響曲第40番/協奏交響曲K297b、など。

通勤では、ムラヴィンスキーの「牧神」「弦打チェレ」など。緊張感最高。

やはり、不眠症状じょじょに強まっているかな?本日、午前中、地元取引先と大切な会議。昼の新幹線に飛び乗って広島まで〜店回り数件して、夜お付き合い。コレを乗り切れば連休〜演奏会もある。でも、苦しい!

ヨロシからぬニュースばかりのなかで、ノーベル賞受賞の話題は感じるところが多い。「昇進より研究」43歳の田中さん〜一在野の研究者が、海外からではないと評価されないのは悲しいが、彼の人生は最高に輝いている。小柴さんの受賞は順当だったのかも知れないが、その研究を支えた(ほとんど泥棒!?状態)浜松ホトニクス社長の記事が朝日新聞に載っている。こんな記事を読むと、ココロ爽やかに、「幸せっていったいなんだ?」と感じちゃう。

日本の底力って、まだまだあるんじゃないの?嗚呼、久々に仕事の数字が調子悪いくらいで、しおれててどうするっ〜自分へ。早朝に聴いたR.Strauss「アルペン・シンフォニー」(シューリヒト/シュトゥットガルト放響1955)の爽快なこと。

2002年10月某日

曇りのち晴れ。体調は悪くないが、どうも不眠気味で昨年の症状が出つつあるみたい。どこかで気分転換しないといけないが、なんやら追いつめられているみたい。精神的に。

出張の移動中のポータブルCDは絶好調で、いったい何時間保つの?〜ありがたい。Mahler 第7番/第6番(コンドラシン)、Sibelius 第5番/R.Strauss「ティル」「ドン・ファン」(チェリビダッケ)堪能。出張からそのまま帰宅せず、事務所でやや残業。最低実務をこなして帰宅後、Bruckner交響曲第5番(ケンペ)。

本当は各々印象を整理したいが、ココロの余裕なし。

2002年10月某日

朝、ブーレーズのCBS時代のRavel 〜コレ、ずっと欲しかった4枚組で、「古風なメヌエット」がまるで「ストコのBach 」化しているし、「ラ・ヴァルス」「ダフニス」全曲も、テンションが高くて、「冷たい激情」を感じさせて完成度が異常に高い。再録音とは別種の魅力横溢。

これから出勤。じつに憂鬱。〜帰宅。やはり気分が重い。

通勤ではBruckner交響曲第7番(1961年ケーゲル)〜大阪で買った1971年録音とダブらない。相も変わらず不機嫌で、硬派な演奏だけれど、硬質な響きをギリギリと引き絞って、それが快感に変わる。

明日、山口〜広島出張。な〜んも準備できていないので、一度職場に寄って資料を揃えてから出発予定。

(翌朝)やや、不眠気味。体調は良好。朝、カサドシュでRameau「ソローニュの愚か者」など〜もう、最高の粋。昨夜からの続きでPenderecki「広島の犠牲者に捧げる哀歌」(ケーゲル)〜う〜む。Mozart ピアノ・ソナタハ短調K457(クリーン)〜これはカールトン盤で音質わりと良好。胸にじ〜んときます。では、出発。

2002年10月某日

朝、いただいた某演奏会のMDを聴取〜お礼の感想をまとめる。Schubert 「死と乙女」〜PILZの幽霊団体の演奏がたいへん立派で、サイト用原稿にまとめる。引き続き、ブッシュ弦楽四重奏団(1936年)で聴いてみるが、その濃厚、かつ厳しい表情に胸打たれるばかり。音質もヨロシ。女房に叱られて、BBphoneの設定するが上手くいかず、挙げ句、インターネットもつながらなくなって四苦八苦。数時間後、復活。冷や汗。

パソコン分解掃除。メモリ増強。異音はしなくなったみたい。当面大丈夫かな。

また太ったので、スーツを買いに行き、ついでに夕食の買い物。外食続きだったので、たまにはちゃんと自宅で、ね。モントゥー/LSOの「ダフニス」〜この曲最高の演奏のひとつでしょ。なんという上品さ、オーケストラの色気。ヴュルツのMozart ソナタは素直で、座右に常備するに相応しい〜いくら好きでもグールドばかりじゃ、ね?

Bruckner第8番(ケーゲル1975ライヴ)は、「怒りもとことん透徹すれば、アツき怒濤の感動へと至る」といったもの凄い演奏。PILZ盤とは違うそうで、今回は(ヴュルツMozart 以外)ダブリなし。

なんやら気分もカラダも重い。ちゃんとスポーツもしているんだけれど、また一週間が始まるかと思うと・・・・。

2002年10月某日

いつもよりややお寝坊しつつ、昨日の「餞別CD」確認。かなりダブリは覚悟したんだけどね、結果的にはほぼセーフ。「ほぼ」というのは、ヴュルツのMozart ソナタ全集(700円)が、コレBRILLIANTのMozart 40枚組に2枚含まれていたから、その分のダブりは覚悟の上。どうしても全集が欲しかった。

じつはケーゲルのBrucknerが「じつは全部ダブりかも」と、戦々恐々だったが、数ヶ月前BOXで買った第4/7/9番はすべて違う音源でセーフ!第6番(1972年)は持っていなかったし、あとは第8番(1975年)がPILZとは違うのか?という問題のみ。いずれも@420。

Brucknerばかりだけれど、インバルのはいずれは欲しかったんですよ。第8番のみ@250で買っていたので、そこを外して第00番〜9番まで購入。@480。〜のつもりが、第5番が抜けている。ま、いいでしょ?そのうちみつかりまっせ。

ほかブーレーズのRavel (CBS時代4枚)、カラヤンの新ウィーン楽派(これは欲しかった!)、クレンペラーのBach 管弦楽組曲とブランデンブルク協奏曲全曲。いずれも@455ほどの計算。

夕方、女房とスポーツ・クラブ行き。ベーシック・エアロはこの間の激しいのに比べたら屁〜みたいなもの。いつもの週末外食は、頼みのお好み焼き屋が満員で、やや豪華焼鳥屋へ。まぁまぁかな?岡山にしては。たいしたことない。

2002年10月某日

徳島行き。夕方空き時間が一時間くらい発生して、床屋さんに行く。いつもは「10分1,000円」だけれど、ま、出先だし、2,000円でフルコース〜これが極上にキモチが良いの。ほんまはマッサージがあるのだけれど、時間切れで約一時間。あれだったら2週間に一回行きたい。

夜、お付き合い。ワタシの引き連れたお客様チームは際限なく飲むほうじゃないので、一次会でホテルに戻ってご希望で徳島ラーメンにご案内する。翌日、工場見学〜大阪へバスで移動。予定より一時間早く到着したので、抜け出して(旧)ワルツ堂倒産処分セール(長蛇の列)へ。やや仕事時間に食い込みつつ、積年の感謝の気持ちと、従業員の方々へのせめてものお返しに15,000円分購入。

夕方、レセプションを途中抜けして会員制秘密倶楽部「華知」〜大阪場所〜約一人参加キャンセル、計3人で開催。(カッパ横町某一杯飲み屋にて)〜怒濤の盛り上がりの熱気さめやらぬままにラス前新幹線で岡山帰着。嗚呼。

2002年10月某日

昨日。ドロドロの仕事ちょんぼ発生〜自業自得。やや開き直り。とくかく資料を7割ほど仕上げて職場を出て、平日では初めてのスポーツ・クラブ行き。5分遅刻で「ボディ・コンバット・ショート」入れず。それにしても、凄く混んでいて、土日より人が多いくらい。顔なじみも何人かいて、毎日通っているのかな?凄い。ワタシは自転車+α〜汗まみれ。酒よりずっと健康!

某女性から演奏会MDいただく。13人分のピアノ独奏で、後半に行けば行くほど熱を帯びて、感銘深い。「表に出さないで」とのことなので、ワタシの拙いコメント(まだ半分)はサイト上で発表できず。

これから出張。午前中、必死で資料完成させて、11:30〜一時間のみ会議〜そのまま徳島(泊)〜翌日大阪移動〜夕方終了(というか途中からサボり)〜Off会at Osakaとなる。サイト定番更新日は出張中なので、一本だけアリバイで更新しとこかな?

2002年10月某日

昨日、早めにサボって帰宅したから、かなりケータイに電話(あったらしい)〜最近、置き忘れないようにカバンにくくりつけてあって、しかもマナー・モード。ごめんね。

本日、これから出勤で終日宿題消化(つまり、資料収集・分析・対策起案)〜締め切り明日11時〜予定。でも、きっと阿鼻叫喚のトラブル処理(できればない方が望ましい)+昨日、新たな宿題を請け負ったのでどうなることやら、おおいに不安じゃ。

FMで放送があったらしいが、ザンデルリンクでBruckner交響曲第3番〜1964年頃?ゲヴァントハウス管弦楽団のCDで。これは骨太・豪快だけれど、一方で緻密でもあって、オーケストラの音色がそのままBrucknerしていて最高でしょ。異形なる巨匠性とは無縁で、オーソドックスなのに存分なる説得力有。(差別用語だけれど)男らしい演奏か。

フェラス/カイルベルト/フランス国立管弦楽団(1967年ライヴ)でBeethovenの協奏曲〜このやさしさ、美しさ、なんやら久々に満足できる演奏に出会った気分。サージェント盤と聴き比べしたいな?カラヤン盤激安で発見できないか?(希望250円以内で)

2002年10月某日

いやぁ、もう10月か。ことしもあと3ヶ月しかない。光陰矢の如し。当たり前だけれど、すっかり秋の気配。ことしは残暑厳しかったな。

無事、新URLへの移行も済んだみたいで、カウンターも引き継がれてOK。そういえば「近況」の執筆を忘れておったわ〜と、いうことで、朝ご近所に直行という利を生かして急ぎ更新。音楽にまったく関係ない、スポーツ・クラブネタで。

終日、岡山〜倉敷辺りをクルマで回って、事務所に寄らずそのまま帰宅〜居眠り。念のため自分のサイトを開いてみるが、カウンターが機能していない。ま、んなこと、ど〜でも良いが。ちゃんと見れれば、ね。ワタシのPCネタの覚え書きサイト「永遠の初心者」〜コレ、遅々としてカウンターが進まないが、メールがやたらと来るのは不思議。Mustek600 CU/WMという激安スキャナのXP対応ドライバ問題で、感謝されたり(別にもともと貰い物なのに)、質問されたり、相談されたり(わかるワケないでしょ?)・・・・

掲示板の書き込みそうだけれど、メールをいただくと「自分のサイトが読まれている」という実感が嬉しい。自分自身がそうであるように、「読むだけ」というひとが圧倒的なんだろうなぁ。モントゥー/フランス国立放送管弦楽団でTchaikovsky交響曲第5番(1958年)〜コレ、リキみなく、エレガントで淡々として、粋な演奏を堪能。(PECO SSCD 003)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi