音楽日誌上ほどあたらしくなります2002年1月某日 NAXOSが久々安く@690。ARTE NOVA が2枚組@790なんかで頑張っているから、「1,000円なんて高いぜ」とばかり遠慮していたけれど、メンゲルベルクのBrahms 交響曲第2/4番、ラフマニノフの自作協奏曲第1/4番+「パガニーニ変奏曲」購入。ある意味予想通り過ぎて、さほどに感激は大きくない。ARTE NOVA で、ヴァンゲンハイムという若いギタリストによるBach 無伴奏チェロ組曲のほうが、驚くべきほどリズム感が新鮮で感動する。 きょうはなんとか仕事を上手く仕上げて、明日は代休をとりたいもの。 2002年1月某日 昨日はなんとなく事務所でバタバタとしたり、用事で外出したり、で一日が無為に終了。 地元取引先の数人が、じつは親しい後輩の友人であることが判明。おおいに飲んでしまう。ヘロヘロになって帰宅、風呂も入らず寝てしまい、翌朝「朝シャン」(死語か?) 広島へ出張。思ったようには行かなくて、午後、事務所にて取引先のお客と打ち合わせなので、急いで岡山へ戻る。やはりやや二日酔い状態(なんかここ最近毎週)で、ほとんど残業もせず帰宅。静かなイギリス音楽など堪能。 「秀丸エディターをHTMLエディター化するマクロ」を試してこれを執筆。慣れれば軽快かな?「EditHTML」を愛用しているが、EXCEL表をHTML化したものとの相性が悪くて苦労していたもので。 2002年1月某日 昨日は一日中会議。会議室の空調最悪なんですよ。少々残業して、気になっている宿題はかなり消化。 ワルターの「ヴァルキューレ」一枚分聴き通して満足。Mozart の歴史的録音で交響曲第40番(アンセルメ1942〜これは妙な違和感がある。一歩引いたような)41番(ワルター/NYPO1945年〜こちらはテンション高く、一本芯が通っている)。 サロンパス貼って寝たら肩こり解消。たいしたことはない。 2002年1月某日 肩こり再発〜だけれど以前とは少々雰囲気が違う。運動不足?ことし一回もスポーツクラブへ行っていないから。 スクロヴァチェフスキのBrahms ようやく発見するが、録音がジミ、オーケストラも鳴らない印象がある。アンサンブルや緊張感はヴォリュームを上げていくと徐々に理解できる。 ワルターの「ヴァルキューレ」(1935年第1幕)の美しさ、テンションの高さ、濃厚さに驚愕。こうだから歴史的録音はやめられない。〜これから出勤。 2002年1月某日 正確な情報入らぬままに休日。いつものようにHP原稿整理しつつ、中古シングルCDをCDRに焼いたり、床屋さんに行ったり、昼寝をしたり、で平和な一日。 ギーレン/ペンツ(バセット・クラリネットとのこと)によるMozart クラリネット協奏曲。もの凄く現代的演奏。美しいことは折り紙付きだけれど・・・? ついにCDを入れている本棚が限界を大幅に超え、重しにしていた一番下の「北杜夫全集」売り払うことに。ん十年前の学生時代一万円で買った記憶がある。が、いざ取り出してみると紙魚は付いているし、汚れているしでBOOK・OFFに持っていったら、ナント180円。とにかく、スペースができたので調子に乗って並べていたら、買ったばかりのスクロヴァチェフスキのBrahms が探せない。嗚呼、なさけない。 2002年1月某日 休日出勤は午前で終了の予定だったが、きっちり6時まで昼休みもとらずお仕事。バカみたい。二日酔い気味。 昨夜、学生時代の後輩が亡くなった、との電話有。自殺?暗鬱な気持ちとなってなんともいえない。バッハのカンタータの表、一生懸命整理する。時間ばかり掛かって、ワタシのHTMLエディターとの相性悪く苦しむ。 2002年1月某日 山口〜防府〜岡山に夜帰着。7ヶ月連続予算達成を記念して同僚二人と祝杯を挙げる。故に残業せず。そのかわり土曜出勤。商談も入れているし、宿題いっぱいあってどうしよう。昼からはスポーツクラブに行きたいんだけれど。PCもじっくりいじりたいのに。 ナヌート/リュブリャナ放響のMahler 5番〜これは立派な演奏。嗚呼、全集買えば良かったなぁ。一度しか見かけなかったが。通販で安く売っていないかな? 2002年1月某日 今朝は気分的に(純粋に気分的に)出勤したくなかったが、渋々出勤〜そして怒濤の残務処理。は、午前で終了、昼からやや創造的な仕事をして自己満足。でも、結局8:00迄残業。ワタシの本意ではない。 昼休みにタワーレコードに覗いたら、スクロヴァチェフスキのBrahms 交響曲全集があったので購入。4枚1,690円。帰宅して4番から聴いてみたけれど、これはエラくジミで大人しい。集中して聴かないと真価が理解できない? 明日、山口出張。土曜日もスケジュール入れてしまい、精神的に一息付けない。でも、体調は悪くない。 2002年1月某日 広島日帰り出張。肝心の商談相手がひとり風邪で欠席(インフルエンザ大流行とのこと。気を付けなければ)、そのため予定より早めに終了。BOOK・OFFに寄って@250のCD8枚ほど購入(ほぼ売り切れ状況)、帰りの新幹線内で点検していたら一枚ダブリ(というか買うときにわかっていたのだけれど、手持ちが抜粋だったので全曲かな、と思って)。 2002年1月某日 名古屋〜岡山に戻って、準備不足というか、無準備状態で会議に突入するがなんとなく終了。事務所でまとまった時間を過ごすのは久々で、苦しみつつ机上の山を崩していく。半分くらいかな?消化は。でも先は見えた。 これから広島へ。できるだけ早く帰りたいが。明日、一日出掛ける用事はないはずなので、これで一気にリカバリー予定。でも土曜も出勤予定が入っている。その前に山口もあったか。しかし、体調すこぶる良好なので、苦にならない。健康のありがたさよ。肩こりよさらば。 ハンス・ペーター・フランク/シュターツカペレ・ヴァイマールによるMahler 交響曲第1番(ライヴ)聴く。不思議な透明感と真面目さが際だつ演奏。「花の章」付き。MALIPIERO「沈黙の休止」(?)マデルナ/イタリア放送トリノ管(1961年ライヴ)〜これはわかりやすい曲。引き続きWebernの「六つの小品」作品6に入るが、超難解で音の断片のような作品が妙に心に甘く響く不思議。これは体調が良好じゃないと聴けない? 2002年1月某日 広島〜山口へ出張したが、準備不足、というか準備ミス。そのまま某所用で萩へ行くので、山口在住の大学時代の先輩二人と旧交を温め、「よし、明日はオレが萩まで送って案内してやろう」ということになって、ありがたい。 萩は想像以上に素晴らしいところで(また天候が良かった)、家族で再訪したい。我がHPで別項起こしたいくらい。〜日曜日帰還。睡眠不足と出張疲れ、しかも連続酒席だけれど、体調すこぶるよろしく回復への手応え間違いなし。 即、本日から名古屋に出張。明日は始発で戻って会議対応、商談。翌日、またまた広島、一日置いてまた山口。でも大丈夫。(体調は。でも仕事は?) Faureのヴァイオリン・ソナタ(コシェ/ドゥカン)に痺れる。静かな音楽が今は聴きたい感じ。 2002年1月某日 とくにかくボロボロに実務をこなしながら、さっさと業務終了。体調が数ヶ月ぶりに良くて、嬉しくて職場の裏の飲み屋に行ってしまう。8:00迄には帰宅。 PILZのSchumann2枚組をここ数日聴いていて、HP原稿にもまとめるが、どうしても評価が甘くなる。客観的に見れば、かなりアラの目立つ演奏だけれど、価格を思うと存分に楽しめてしまう。 2002年1月某日 久々、東京出張。田舎モンとしてはなんとなくお上りさん風で嬉しいのと、人の多さに圧倒される。いつものように渋谷のHMVに寄ってみるが、これといって発見はない。「いつでも買える」というのが便利なのに過ぎない。欲しいものは通販で既に入手済み。値段も遜色なし。 飛行機を予約していたけれど、会議が予想よりずっと早く終わって「一本早いのにしてくれませんか?」とANAにお願いしたら、通常料金(約一万円アップ)だそうで、しかたがなく2時間以上時間をつぶすハメに。「ナントカ割り」のチケットだけれど、席は空いているのになにか不都合があるのだろうか?(あるような気もするが)これが、日本の会社の官僚制か? 週中日で集中作業日のつもり。週末はびっちり3連続出張。疲れているが、何故か体調は悪くない。暖かいから? Bさんから「NAB研究用資料」〜よう知らんが、LPの録音(?または再生?)特性だそうで、RIAAではなくてNABのままになっているらしい。(ここいらは苦手。理解できん)とのことで、かなり旧い録音、わりと新しい録音のLPの正しく再生していただいたものを「音楽用CDR」で聴かせていただく。これ、驚愕の音質で、いつもボロカスにいうEMI録音だって見違えるよう。もう少し、詳細は別項まとめるつもり。 2002年1月某日 体調あまり優れず、岡山フィルのコンサート断念。肩凝りがひどくて・・・・。自宅でおとなしくしております。 今週は出張連続ウィークリィで、覚悟が必要。 2002年1月某日 連休。女房マシンのFDドライブが認識しなくなり、交換しても症状変わらず、ついに買い換えを決意する。HARD-OFFでPentium200/32mbのBOOK型PC一万円で購入、ほぼ半日をつぶして清掃、内容点検するが、CD-ROMドライブのケーブル形状が特殊で、しかも損傷して認識していない。(こりゃ売っていない)「起動します」なんて書いてあったが、起動せず。手持ちのHDなんかと交換してみたけれどダメで返品。 「ジャンク品だから半額」との店側の主張だけれど、「起動する、との虚偽表示」と対抗し、規定通りの7割返金受ける。ま、数千円は半日間遊ばせていただいた、と思えば後悔はありません。件の女房マシンは、周辺機器をつなぎ直したらFDは回復。いったいどういうこと? 2002年1月某日 女房出張であまり残業できず、土曜出勤を覚悟して帰宅。クサるほど仕事は溜まる。息子とご近所のカレー屋さんへ。 土曜日はほぼ通常通り出勤(但し土日バス時間で一本乗り遅れ)、午前中集中してお仕事、午後からは労働組合のヤボ用。ま、知り合いに会いに行くようなもんですよ。夕方タワーで「Wagner MANIA」(History 20枚組5,190円)購入。(おお、クラウスの「オランダ人」抜粋は、全曲持っていたではないか!)帰宅して早速聴き始める。 2002年1月某日 昨年末ほどではないが、体調はあまり良いとはいえない。う〜む、と悩む。 Sibelius の第5・7番をバルビローリで聴いて、やはり圧倒される。こちらが本筋か?思わず既存HP掲載文書に加筆。引き続きハイフェッツのヴァイオリン協奏曲を聴く。素晴らしい演奏に間違いないが、これも少々筋が違うんじゃないの?と少々思う。 ここのところSibelius ばっかり。 2002年1月某日 順調に作業が進んだ、というべきか、興が乗らないというべきか・・・仕事を早々に切り上げて帰宅。これから出張が続くし、お酒も遠慮。 ザンデルリンクでSibelius (第1番)を聴くが、これはトンデもない演奏だ。この重心の低さ、禁欲的な色気、間。妙に説得力有。ドゥカン/コシェでFaureのヴァイオリン・ソナタ〜これは演奏・曲目とも宝物みたいに貴重なもの。夢見ごごち。・・・・明日、出張。 2002年1月某日 久々の出勤は非常に疲れる〜つまり正月気分が抜けない。早々に帰宅。 「ツァラ」「ティル」「ドン・ファン」ショルティで久々。爽快なオーケストラの馬力を期待したが、まったく感動しない。なにも感じない。おなじシカゴ響でもライナー盤だと胸にズンとくるんだけれど・・・・。コリン・デイヴィス/ボストン響のSibelius 第2番は、以外とローカルな表現で満足度は高いが、オーケストラの響きとの違和感少々有。でも、これは立派な演奏でした。 2002年1月某日 楽しいお正月休みもあっという間に終了。憂鬱。きょうはきっと溜まりに溜まった作業に追われ、明後日にはもう出張有。「バッハのカンタータを聞く」無断転用事件は一応決着。(あくまで一応) 大阪でハイフェッツのNAXOS7枚組購入し、順繰りに聴いていく。ある意味期待通りで、あまりに期待通り過ぎるすばらしさ。ロザリン・テューレックの「ゴールドベルク」は、まさにグールドの先駆け。(あれLP復刻かな?針音がする) 2002年1月某日 北海道の生活をたっぷり堪能(今回はCASIO QV-3000EX大活躍)し、岡山への帰還の途中大阪で「葛の葉」氏「バッハのカンタータを聞く」執筆者)と初対面。ワタシと違って上品な学校の先生でした。ヘロヘロになるまで飲んでしまって、新幹線で無事帰宅。 CDは、大阪でもそう出物はなく、札幌のタワーレコードで、ノイホルトのリング全曲14枚組1,790円(Gala?)に少々驚いたくらい。リング全部でいわゆる廉価盤一枚分とは・・・・・。 あと休み残一日。嗚〜呼。バイロン・ジャニスの豪快なピアノを楽しむ。この人、LP時代は廉価盤でお世話になっていたので親近感がある。いつも通りHP更新。 2002年1月某日 アドレスがわかっている人にのみ、Web年賀状送付。ご近所(町内)今村神社で参拝。一眠りして北海道へ。 目覚めてBach カンタータ100番「神のなし賜うことに理あり」〜そしてジュリーニの「ジュピター」。ずいぶんと久々だけれど、そのテンションの高さに圧倒される。集中力が内向きにならず、高らかに空間に広がる快感・歌心。細部までていねいだけれど、慎重ではない、むしろ大胆な爆発の連続に打ちのめされ、歓びの渦に巻き込まれる思い。40番も同様。おそらく(ニュー)フィルハーモニアの最高演奏の一つ。
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