音楽日誌

上ほどあたらしくなります

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2002年1月某日

アドレスがわかっている人にのみ、Web年賀状送付。ご近所(町内)今村神社で参拝。一眠りして北海道へ。

目覚めてBach カンタータ100番「神のなし賜うことに理あり」〜そしてジュリーニの「ジュピター」。ずいぶんと久々だけれど、そのテンションの高さに圧倒される。集中力が内向きにならず、高らかに空間に広がる快感・歌心。細部までていねいだけれど、慎重ではない、むしろ大胆な爆発の連続に打ちのめされ、歓びの渦に巻き込まれる思い。40番も同様。おそらく(ニュー)フィルハーモニアの最高演奏の一つ。

2001年12月某日

女房PCをいろいろいじってみる。BIOS書き換えは上手くいかない。(原因不明)

先日250円で買ったクリップス/ウィーン・フィルのワルツ集。メリハリがあって、オーケストラが力強い。精気がみなぎっているが、1958年のDECCA録音が雑然とよろしくない。39分ほど。

さ、どうしようかな。掃除して、クルマ洗って、スポーツクラブは本日スタジオ・メニューはないし。昨日はちゃんとしたものを食っていないので、冷蔵庫の総ざらえでもするか。大晦日だし。自宅では酒は飲まない主義なので、真面目なもの。

ナント、暮れも押し迫って取引先から3件電話有。2件即解決、もう一件は事務所までクルマで出掛け、対応するが万事休す。もともと、相手の一方的ミスとはいえ、なんとかしてあげたかった・・・。事務所の冷凍庫の掃除をしに出てきていた職場の仲間に、冷凍食品をいただく。

紅白歌合戦は見ない主義。

2001年12月某日

完全に一年のお仕事終了。スポーツクラブにも行ったが、職場の人々と飲みに行って、おそらく今年最悪の二日酔い状態。でも、たっぷり眠れる。

WEB年賀状、執筆開始。息子、女房、大阪に出立し、一時の独身生活を堪能。息子PCにOS入れ直し。女房マシンはFD不調で交換予定。なにをやっても一人、自由。連続してスポーツクラブへ。

Bach のカンタータ(リューシンク)で。ことし何度も聴いたけれど、やや技術的に怪しいことに(ようやく)気づいてニヤリとする。でも、心が洗われるような気持ちに変わりはない。Shostakovich第5・9番(スロヴァーク)で〜これはホントに無視できない良い演奏だと思う。

スポーツクラブに行っている間に「YAMACHIKU」からCD届いた、との知らせ。(留守中)バルシャイのShostakovich全集ほか。最後の最後まで、ことしもようけCD買いました。

2001年12月某日

一年の仕事終了。但し、ほぼ。明日、クルマで一回り。その前に病院へ行かなくちゃ。いや持病のぶんのね。職場ではそれ相応のトラブルがあるが、ワタシの担当は信じられないくらいスムーズで怖いくらい。飲みに行こうと思ったが、さすがに3日連続は、カラダにもサイフにもヨロシクなさそうなのでやめておく。

「バッハのカンタータを聞く」〜勝手に転用され(しかも抜粋という不完全な)ていることがわかり、憤懣やるかたない。抗議と削除要望を送るが、真意が伝わっているのかどうか?

2001年12月某日

ワタシらは休みが近づいているが、取引先は年末ギリギリまでお仕事。そろそろ現場張り付きみたいで、年末最後っぽいシミジミした挨拶メールが数通届く。今までのところなんのトラブルもなく、淡々と実務処理作業。職場の方に自宅メール設定をたのまれ、そのまま飲みに行ってしまう。こりゃ、連日か。

本日朝、ラストのまとまった作業有。そして身辺掃除。一応打ち上げ、でも、明日も地元取引先現場を少々回るつもり。女房息子は明日より大阪へ。

2001年12月某日

仕事量はそう変わらないが、気分的にお休みモードに入ってリラックス。体調もグッと改善。地元在住の非・仕事親しい友人とミニ忘年会。9:00前には帰宅したが、相当飲んだなぁ。ほんまに久々、よく眠れました。このままあと三日、なにごともなく終わって欲しいもの。

アメリンクの清楚そのもの「結婚カンタータ」に癒され、ウゴルスキ「さすらい人」(ライヴ)に心躍る。チェルカスキー「展覧会の絵」の滋味深い味わいは、リヒテルの攻撃的ともいえるテンションとは別世界の楽しさがある。(アシュケナージとは天と地の違い)〜なにを聴いても楽しい。バルトークを聴いてもジ〜ンとくる。

2001年12月某日

忘年会ウィークリー+連休終わり、今年最後の出勤週開始。出張の予定なし、せいぜい現場回りくらいで気楽なもの・・・・トラブルさえなければ。

エドウィン・フィッシャーのMozart ピアノ協奏曲17番、ピアノ・ソナタ第10・11番、幻想曲など。気品というか、筋を感じて、淡々と快い。

久々の職場出勤だし、飲みにでも・・・・と思っていたら、肝心の相手がトラブルでお流れ。ま、体調あまりよろしくないし、自重しましょう。

2001年12月某日

巷ではクリスマス。なんか子供も大きくなって縁が薄くなってきたなぁ。

レオン・フライシャーの2枚組、リリカルで本当に立派。ローレムの「舟歌」三曲が繊細で美しい曲であることに驚き。「パガニーニ変奏曲」も技巧のたしかさが上滑りしない。セルの充実したバックの影響も大。

2001年12月某日

体調がよろしくない。でも、日曜日の大掃除につきあって、そのまま「第九」演奏会へ。演奏会自体は立派なもので感慨深いが、体調一層悪化。激しい肩こり、胃腸の調子もかなり怪しい。困ったもの。それでも帰宅してHP掲載。

仮セットみたいになっていたPCも、本格的にHDを大掃除してXPクリーン・インストゥール。体調とは正反対に快調。メールに返事もする意欲が起きない。Telemann 「受難オラトリオ」のんびりとした曲で、素朴な古楽器の響きを楽しむ。

2001年12月某日

昨日怒濤の広島忘年会(焼肉「きょう、牛を食いに行こう」と題して)〜無事終電に間に合い帰宅。「メールでお願いごとしておいたよ」とのことで、早朝決起して自宅でメールチェック、約30分の作業終了。きょうからバリバリ音楽聴いて、ATOKでHP原稿書くぞ!って、気持ちばかりカラ回り。

ちゃんとスポーツクラブで汗を流して、ノートパソコン/デジカメ用の周辺機器を購入(女房には内緒)。図書館に寄って数枚気になっていたのを借りる。(最近の古楽器系と朝比奈です)女房は可哀想に仕事だけれど、なんややたらと機嫌悪くヒヤヒヤ。よる昨日に引き続いて焼肉を家族で食べてしまう。

2001年12月某日

連続出張の後半へ。いよいよラストの追い込みに入って、疲れが貯まっているが、体調は維持。なんとかHPの更新するが、いよいよネタ切れ。連休〜最終週はHP原稿書きタメまっせ!

パーヴォ・ヤルヴィ/RPOの「新世界」、なかなか新鮮でよろしい。録音も明快。一癖も二癖もあるユルリとしたテンポも良い感じ。でも、だんだんとオーケストラの味わいの不足に気付くし、不自然さも感じてしまうが。

Yahooオークションで、かなり聴いていないCDを処分。売れるもんですなぁ。BOOK・OFFに出したのは失敗だったか。岡響の「第九」行くことに。招待状をいただきました。嗚呼、日本の年末〜って、こんなに実感のない年の暮れも初めて。

2001年12月某日

ATOK13到着。いやぁ、もうこれが当たり前の姿ですよね。思うような日本語変換ビシバシで、気持ちヨロシ。ちゃんと今までの単語登録も引き継いだし。

昨日、昼間怒濤の集中作業で忘年会(ナントワタシが幹事)突入。9時には終わって帰宅。ATOK13インストゥール+XP用アップデート・モジュール・ダウンロード。パソコンの基本は日本語変換だなぁ。これでHP用現行もバリバリだぜ・・・

って、本日から怒濤ので一週間出張連続で一週間終了予定。土曜日は休みたいが・・・・。こうして一年が過ぎゆく。

2001年12月某日

月曜の朝。いつものように音楽を聴いているが、今週はお客との関係では実質仕事らしい仕事ラストなので、いそがしい。本日、たまりにたまった信じられんような緒作業、提案書、必須。但し、職場の忘年会(!?)なので必殺残業ができん。更に、明日から出張〜岡山(で朝会議)→山口→広島/広島→山口→広島(忘年会)の2連発でビッチリ。数日体調不良で休んだしわ寄せが、ラストに出てきて大変。

Mahler 交響曲第1番(ハイティンク/ベルリン・フィル)に絶望。1977年のコンセルトヘボウ・ライヴにとことん心酔したのに、これなに?なんという心のこもらない、平べったい響き。上手くて、洗練されているオーケストラだけれど、それだけ。録音も(オーディオ的にじゃなく)奥深さを感じない。マデルナのJosquin Desprez、Bach などの編曲もの楽しみつつ、HP原稿に四苦八苦。

体調は「風邪ではない、精神的なもの」と自分で結論付けて、回復を目指すことに。きょうは大丈夫。

2001年12月某日

タワーレコードを覗いたら、Historyの新譜発見。カラヤン10枚組はダブリが多くてちょっと遠慮。「Mozart DELUX」40枚組6,590円購入。これも相当手持ちとダブリがある。さっそくクレメンス・クラウス1942年の「フィガロ」(ザルツブルク・ライヴ。ドイツ語)聴くが、音質まぁまぁ、快速のテンポがテンション高く、クンツが立派。

ついでに「GREAT SINGERS SINGS Wagner」10枚組買ったが、これ、あわてて買ったもんで、ほとんどダブリでした。3,290円大損。悔しくてYahooオークションに聴かないCDたくさん出品してみる。(その日のうちに2枚売れる)週一回のスポーツクラブはさぼらず行きました。

某お付き合いで忘年会。すっかり酒は弱くなって、ホントお付き合い程度。本年初めてスナックに行くが、10時過ぎに辞して帰宅。よく眠れず、こりゃやっぱり風邪じゃないのかな?

2001年12月某日

いつものように金曜早朝HP更新。XP上ではATOK10が死んだため(昨年まではATOK8で済ましていたのに)、文書を書くのがじつにツラい。MS-IMEは学習能力がアホなのね。で、オークションでATOK13落札。助かりました。これで積年の単語登録も全部復活(のハズ)。

これから月一回の地元お取引先と厳しい商談2発。そのままお取引先の担当と一緒に現場まわり。もう事務所に3日行っていない。昨日はとうとう携帯電話の電源切れ(使いすぎ、かかりすぎ)。体調一進一退続く。あすもお付き合い続いて、体調心配。

「第九」バリバリ聴き進む。合間に、「展覧会の絵」(アンセルメ)、チャイコフスキー第5番(クルツ/ドレスデン〜これは少々期待はずれ)等々聴いてしまう。

2001年12月某日

やっぱり風邪(?)治っていない感じ。駅までのバス、広島までの新幹線、乗り換えの在来線、帰りの新幹線、バスの中、ひたすら眠い。ふ、と気を失っている感じ。

ウチのBBSがつながらない。貸し出し元のhotcakeも。なぜかな?と思って調べてみたら、しらんウチにURL変わっておりました。「https://kechikechicla.bbs.fc2.com/?」だそうです。すみません。

2001年12月某日

地元出先でお仕事。体調それなりに改善。早めに帰ってきたら、この間のPC残品オークションで落札されていて、早速送付。これでスッキリ処分終了。

「第九」聴いてますよ。バリバリ。もの凄い原稿(量)執筆中。聴けば聴くほど感動するから驚き。明日、広島出張。

2001年12月某日

行きつ戻りつ体調微速改善。頭を使う仕事を約2週間ぶりにしたような印象あり。(この間、本能と条件反射のみで仕事をしていた)仕事の買い物にヨーカ堂に行ったついでに100円ショップに行ったら、ナント「クラシック ピアノ名演集」4種発売済み。もちろん買いました。ホロヴィッツ、ゼルキン辺りの歴史的録音。

ホロヴィッツのチャイコ、ラフマニノフの3番は「History40枚組」とダブりか?まだ、確認せず。いずれにせよ、怒涛の激演に舌を巻くばかり。HP原稿を書こうと「KechiKechiClassics」を開けたら、しげしげと数時間眺めてしまってバカみたい。

2001年12月某日

体調悪く出勤し、苦しみながら仕事を続けるが、なんと夜久々に酒席に同席。(身内)けっこう持ちこたえて、でもPM8:00過ぎには帰宅。ボーナスも出て、女房上機嫌。

ティントナーのBruckner原体験=第5番久々に聴く。これ、やっぱり悪くないですよね。否定派になんとか説得を試みたいと思うが、現在のワタシの集中力ではチカラ及ばずか?

2001年12月某日

また新しい一週間始まる。たっぷり睡眠時間をとったはずなのに、朝から体調最悪。でも(これ以上)休めん。どうしよう。これから怒涛の忘年会シーズンなのに。(仕事のことではない)

朝、コンドラシン/モスクワ・フィル/ロストロポーヴィチで「ドン・キホーテ」〜生気に満ちた表情、メンゲルベルクでVivaldi、Bach 〜この人の録音はたいていいつ聴いても痺れるばかり。

2001年12月某日

川崎記念管の演奏会へ。体調はほぼ完治、と思ったら、夜半から一気に悪化、起きていられず早々に睡眠。でも、その前にHP更新。

とうとうデジカメ購入。(300万画素以上)今月の出費は異常です。これもすべて日本経済の回復を願ってのこと。

2001年12月某日

週末の休み。かなり体調の改善が感じられたので、思い切ってスポーツ・クラブへ。違和感は残っているが、ひどい肩の凝りとか、ダルさは軽快しつつある。アンネローゼ・シュミットの協奏曲Mozart を聴きながら、HP用原稿執筆。 WindowsXPを入れたら、我が安物PCでも抜群の安定性で感心する。対応しない(これまた)安物スキャナーは女房マシンへ接続。

2台あった(またまた)安物デジカメが(オークションにて)ほぼ希望通りで入札されたので、新しいのを買うことにする。(まずは物色と情報集め)夕方、女房に送ってもらって岡大響の演奏会へ。風邪薬が睡魔を呼ぶが、熱のこもった演奏を堪能〜その日のうちにHPへ。

2001年12月某日

地元取引先との商談あり。昼から事務所に戻って、雑多様々緒作業意欲的にこなすが、体調悪く予定していた仕事を半分くらいあきらめほど定時で帰宅。もう3週間ほど体調不良続く。HP更新。誤字脱字いっぱい発見し、あとで修正。

音楽聴かず、この間細かいものをたくさん出品しているオークションの作業にいそしむ。

2001年12月某日

ようやく母親を北海道へ送る。体調相変わらず。

WindowsXPを入れたらスキャナー二度と動かず。ATOK10もアウト。いろいろ難しい。最近、金使いすぎ。バックハウスのMozart ソナタ聴くが、昔ほど感動しないのは精神が汚れているせいだろうか。

2001年12月某日

数日間、母親のお付き合いで仕事を休んだりでたいへん。生活のリズムも崩れがち。体調、依然として一進一退。なかなか音楽にも集中できず。

マルケヴィッチ/ラムルーの「第九」聴く。(LP→DAT→MD)この切れ味ある緊張感は現代的演奏の先駆的なものだ。

2001年12月某日

北海道の母親が来岡。葛根湯を飲んだらかなり体調改善。(でも、まだまだ)せっかくなので備中国分寺迄行ってくる。Bach 「結婚カンタータ」アメリンクの可憐なる歌で〜引き続きバトル/レヴァインので聴くが、格の違いというか、違和感相当でした。

相変わらずウィルス・メールらしきものが毎日届いていて困りもの。「プレヴューしただけで感染」みたいのもあるみたいだから心配だけれど、いったいどなたからのメールなのか?PCはUSB関係の接続がイマイチおかしい。スキャナーのソフトとか、デジカメの取り込みとか。

つぶれたPCの無事部品はそれなりにオークションで入札有。女房マシンと同じPCが、まだ800円で入札がないというのに驚き。ま、こちらはたっぷり改造増設しているが。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi