音楽日誌

上ほどあたらしくなります

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2001年4月某日

連休の中日3日間は出勤。ま、5/3は午前のみのお留守番だけれど、なにも起こらないことを祈るばかり。尾道(ここはウワサばかりで初めての訪問)への小出張有。

ベイヌムのBrucknerの4番を「無理して聴かなくても・・・」なんて言ってしまったが、音質をガマンして集中できると、音楽の推進力、テンションの高さに圧倒される。飾り少なく、素朴で、粗削りの印象があるものの、現代的で本質をつかんだ演奏であることが理解できる。

ちょっと間が空いて、リューシンクのBach カンタータ集。遅々として進まないが、聴けば必ず心洗われ、清廉な気持ちとなる。

連休中は一日中眠かったが、出勤の前の日は寝付きが悪く、目覚めも早い。精神的に緊張しているせいか?出勤前の音楽もやたらと心にしみる。

2001年4月某日

無事、予定通り出発。昨日オープンした職場近くの蕎麦屋で早めの昼食を取ったあと、バスにて。ジャッキー・チェンのビデオ(ラッシュ・アワー)を見ながら、半分眠るように松山に到着。その後のことは「近況」参照。

帰宅後、シノーポリを偲んで、なんどもマラ6、2番(各々ライヴ)を聴き、MDに落とすが、いまいち心の琴線に触れない。集中力不足か?

2001年4月某日

夜10:30帰宅。とにかく明日から連休。中日は小出張2件有。明日は休みのハズが、出張先でトラブルの電話あって、朝一番であちこち指示(但し携帯電話で。失礼ながら)するはめに。疲れ果て、音楽さえ聴く気起こらず。とにかくHPは更新。

明日から道後温泉。昨年度、散々出張ついでに行ったところに家族でGo!

2001年4月某日

音楽を聴く時間が減っていて、ほとんど朝(都会の人に比べて時間に余裕がある)しか聴けていない。シノーポリのMahler 6番(ベルリン・フィル'86)は、細切れに聴いても集中できない。マークのMozart は少しずつ執筆を続けるが、なんども聴くウチ少々オーケストラの弱さが耳に付かないでもない。

ラミンの「ヨハネ」少々。1950年代で、大げさな時代的節回しへの自信が圧倒的で、それはそれで説得力ありそう。ここずっと精神的に追いつめられている感じがあるせいか、ブーレーズの現代物(といっても新ウィーン楽派までだけれど)が心にしみる。

2001年4月某日

2000年度予算達成の祝勝会有。遅くまで飲んでしまう。(2軒めに行った本格派のバーが高かった)

昼休み、出張の切符を買いに行ったついでにレコード屋さんに寄ったら、CCC(旧東ドイツ系)のBach 10枚組3,290円があって買ってしまう。マタイ・ヨハネ・クリスマス・ロ短調ミサ〜マウエスベルガー、ラミン、トーマス、など往年の名匠に加えて、ヤコブスの比較的新しい録音も揃っていて、これから聴くのが楽しみ。

AUDIOPHILE CLASSICSというレーベルが、コンセルトヘボウのライヴを出していて、PHILIPS盤とダブらないベイヌムのBrucknerの4番も買う。(690円)いかにも昔の放送録音、てな感じのやや苦しい音質。演奏は勢いがあって、熱いもの。でも、無理して聴くようなCDでもないか。

マーク追悼のMozart まとめつつあるが、完成しない。シノーポリのMahler 6番(ベルリン・フィル'86)は聴き通す体調ではなくて、まだ手が付けられない。明日、広島に出張。一日おいて山口に出張。そしてGWへ。

2001年4月某日

休日の朝はBach のカンタータのはずが、ゴスペラーズばかり聴いている。「ひとり」がヒット中だけれど、1999年のニュース・ステーションのテーマ音楽をやっていたし、静かなロングヒットになっていた「永遠(とわ)に」は気になっていた。息子が「ひとり」のCDを借りてきたら「永遠に」も入っていて、これが最高。Chemistryの大ヒットも嬉しいが、なんか、一過性の売れ筋ではない、本当に聴かせる大人の音楽が売れてきているようで、いろいろと注目。これで、山下達郎のア・カペラの復活は確実。

メールをチェックしたら、「マークとシノーポリが亡くなりました」とのこと。ショック。朝刊にもシノーポリの死は掲載されていて、朝日新聞の「天声人語」では「小泉新総裁確実」の話題ではなく、シノーポリを取り上げていたのは見識。でも、話題にならないペーター・マークのほうがもっと哀しい。本日は追悼で彼らの音楽を聴きましょう。

2001年4月某日

朝からBEE8をカラヤン/ウィーン・フィル(1948年)・/ベルリン・フィル(1962年)で聴き比べしつつ原稿に。眼が疲れているが、引き続き一ヶ月以上更新をさぼった「本で聴く音楽」も更新。

宇多田ヒカル、浜崎あゆみのアルバム聴く。なんか相当売れているらしい。あゆのほうは、楽曲、サウンドの完成度は高いが、声質が好みではない。hikkiのほうは、声質・節回しが日本人の特質そのままで、ある意味演歌そのもの。Can You Keep A Secret?は大好きな曲。

中古屋さんで、20円から50円でCDシングルを買ってきてカセットにする。(ドライブ用)玉置浩二、竹内まりや、岡本真夜、などなど好みはずっと同じ。それにしても同世代のはずの、まりやちゃんはスマートで素敵なこと、驚くばかり。せめて、とスポーツ・クラブに行く。

2001年4月某日

やっと、やっと週末。職場の友人と馴染みの酒場でクダをまきつつ9時には帰宅。(なんと健康的)

HPを更新するが、いよいよ在庫がなくなり、不安になる。まったく蓄積がなくなる。音楽を聴いていない。週末は久々に音楽に集中するつもり。

2001年4月某日

とにかく、それとなく仕事に一区切りつけて早く帰宅。ゆっくりテレビ(ワタシは地元ローカルの情報番組〜とくに旨いもの特集〜が好き)を見て、ブーレーズ/パリ管(1993年ライヴ)のDATをMDに落としたりする。(演奏最高)

ときどき、稚拙なPC話しをHPの余録にしているが、ド・シロウトなりの「Winows永遠の初心者」風HPの開設を思い立つ。ま、この世界はほんとうに詳しいかたが多くて、詳細な情報HPが多いのには驚くばかり。(ときどき検索して疑問を氷解させてくれたりする)ワタシの考えているのは、理屈はわからないがなんとなく楽しんだり、密かに悩んだり、失敗したりしたことをHPにしたら・・・ということだけれど、如何?

久々、たっぷりと睡眠をとり気分良好だけれど、眼の疲れはとれない。

2001年4月某日

連日、遅くなる。広島への日帰り出張後、夕方から日常処理が始まり、帰るのは10:00過ぎたりする。仕事用のEメール大活躍だけれど、こんなところで趣味のワザが役立つとは。ここんところ、ずっとタクシー帰宅。食事超不規則、睡眠不足だけれど、気が張っているせいか、いまのところ体調におかしいところはない。

でも、音楽はほとんど聴けず、ましてやCD購入など及びも付かない。朝が比較的ゆっくりなので、ストコフスキー「ファンタジア」、BEE8をカラヤン/ウィーン・フィル(1948年)・/ベルリン・フィル(1962年)で聴き比べたりする。ストコは、現代から考えるとアンサンブルが相当アバウトだけれど、一種独特のざわざわとした雰囲気とか、楽しさは感じる。カラヤンは壮年時代の颯爽とした演奏ぶりと、ベルリン・フィルとの自信を持った(細部が甘い)カッコウの違いがわかる。

が、なかなか集中できない。精神的余裕がない。HP用の原稿執筆など考えられない。

2001年4月某日

なんとなく鬱々としつつ、週末の休み。カセットをひっくり返していたら70年代の音楽が出てきて感激。「アメリカ」「ブレッド」「CSN&Y」「ジェイムス・テイラー」などなど、高校生時代はこれで英語とギターを練習したもの。(趣味と学業の一致)歌詞など、いまでもほとんど暗記しているからたいしたもの。ただただ暗黒の勉強をしている息子は可哀想。MDへ。

2001年4月某日

仕事が落ち着くのは数ヶ月掛かるのかな。もしかして、これでも順調なほうかも。早く帰るつもりでも、職場を出るのが20:00頃になってしまう。これでも早いほうだけれど。昨年もいまごろはこんなだった記憶もある。

なんどか聴いていて、ピンとこなかったパイヤールのHaydn、Mozart をHP用に上梓。原稿もpinと来ない。マズア/ベルリン・フィルのBruckner第4番(1988年ライヴ)のMDをプレゼントしたら、立派な感想文が届いて了承を得てこれもHPに。

なんか疲れ果てて、ようやく週末。長いようでもあり、あっと言う間の一週間でもある。ブーレーズ/LSO「春の祭典」(1995年JAPNライヴ)をMDで楽しむ。緻密ではあるが、ライヴならではの熱気もあり、アンサンブルの荒れ、LSOの響きの薄めなのも興味深い。

ちゃんとスポーツ・クラブに行く。

2001年4月某日

まだ仕事や出張のリズムができない。つまり、メリハリ(別名手抜きとも言う)の付け方が見えなくて困る。一昨日、山口(昼食とれず)。本日広島行き。なんと不合理か。時間も経費も。

エルマンのヴァイオリンをMDで聴く。そうとう技術的に怪しいが、甘い雰囲気は残っていて楽しめる。でも、ほとんど音楽を聴く時間なし。ノートPCにてインターネット接続成功したものの、HDスペースの節約のために入れたインターネット・エクスプローラーの旧いバージョンのせいか、WebMailで受信したものすべてが文字化けして使えない。

出張の移動中にPC雑誌を読み、「家庭内LAN」に思いを馳せる。5月連休中にトライしてみようかな。ちなみに、GW前半は家族3人で道後温泉行きに決定、予約も済ます。

2001年4月某日

またまた(延々と繰り返される)ブルー・マンディがやってきた。グズグズ・ダラダラとキリのない仕事に疲れるが、合間にインターネットも眺めていて、自分のノートPCのカードモデムの接続方法不備に気付いたりする。(帰宅後、無事インターネットに接続成功)。ケーブル接続が上手くいかない原因もほぼ究明される。

ブーレーズ・フェスティヴァル'95の録音を引き続きDATから落としていく。MD3枚目。LSOとNHK交響楽団の音の違いが面白い。パイヤールのハイドン「時計」「トランペット協」聴くが、これといった感想がなく困ってしまう。

2001年4月某日

待望の週末休日。朝、HP更新。激安中古ノートPCの設定を楽しみつつ、シルヴェストリ聴く。EMIにこんなにたくさん録音があったことは意外だったが、この10枚組には「新世界」とチャイコフスキーの4・5・6番が収録されていない。メリハリのある、アクの強い演奏が楽しい。

ノートPCのほうはカードモデム(携帯用)まで買ってしまい、説明書と格闘して設定するが、プロバイダと上手くつながらず、製造元にメールで質問を出すことに。自宅のPCとケーブル接続を試みるが、Windowsのバージョンの違い(これ95なんです)からか認識できない。

久々、コシュラーでドヴォルザークの第2番〜予想通りの楽しさ。1995年のブーレーズ・フェスティヴァルのDAT録音をMDに落とし始める。自作、ベルク、ドビュッシーなど精緻な演奏ぶりに圧倒される。

息子は風邪、女房は目眩で寝込み。困ったもの。

2001年4月某日

朝から地元岡山のお客様へ〜高松へは引き継ぎで移動するが、昼飯を食う時間がない。職場に6:30頃帰るが、9:00迄残業し、そのあと急遽東京への転勤が決まった職場の友人と遅くまで飲んでしまう。(エリートは引く手数多でうらやましい)カラダに悪く、また小遣い財政の破綻を意味する。今週5日中、出張宿泊以外の3回分タクシーで帰宅している。(ま、1300円くらいだけど)

ほとんど音楽聴けず。HP更新も翌日まわし。

2001年4月某日

試しに掲示板に「東京に行きまっせ」と書き込んだら(職場にて)、若手Kさんからメールがあり、渋谷にてお会いすることに。ドイツの音楽学校に通ってらっしゃる方だけれど、ワタシのようなド・シロウトの話しに耳を傾けていただいて恐縮。シルヴェストリの10枚組を一応買っておく。

翌日、夜12時に帰宅。睡眠不足。夜中にシルヴェストリ2枚聴く。

2001年4月某日

松山・新居浜へのラスト出張終了。明日、急遽、東京への出張入り、作業段取りに苦しむ。衝動買いした激安パソコンがホテルで活躍しそうなかんじ。(本意ではないが)気持ちが張っているせいか、体調は悪くない。

チェルカスキーのChopin 、Schumannなど。技術的にそうとう怪しいが、「味わい」という便利な言葉でかたずけちゃマズいか?ニヤリとしながら楽しめる演奏。

でも、ここんところ集中して音楽を聴く時間が取れないのがツライ。

2001年4月某日

眠い。いよいよ今週で四国出張も引き継いでラスト。道後温泉には未練がある。
昨日、中古ノート・パソコンを買って、スペックがそうとう低いとはいえ、Akia製で14,800円の衝動買い。半日、設定やらなんやらで存分に楽しみました。詳しくは「激安ノート・パソコン購入」参照。

東京バッハ・モーツァルト管弦楽団のデビュー・コンサート・ライヴ(1989年)をカセットにて。この団体、バブルとともに消えたのでしょうか。まだ健在?10年経つと、基本的な技術問題が意外と気になるもの。しっとりと水分を含んだ音色はいかにも日本らしい。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi