音楽日誌

上ほどあたらしくなります

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2000年11月某日

長年のつきあいにも関わらず、苦手としているBach の無伴奏チェロ組曲に取り組む。まず、グートマンの1992年ライヴからカセット→MDへと落とす。(第3・5番)ビルスマが来日時スタジオで放送用に録音した第2番も。次は藤原真理の1985年ライヴをMDにするつもり。CDの選定がまずかったか?カサドの全曲録音なんですが。カセットだとけっこう楽しめるもの。

ワタシのそうとう稚拙なBrucknerの7番のページを見て、わざわざヨッフム/ベルリン・フィルの演奏をMDで送ってくれた方有。想像以上にテンション高く、なによりオーケストラが抜群に上手い。輝くよう。さっそくHPに。

なんやかんや言いつつ11月も終了。光陰矢の如し。

2000年11月某日

そういえば岡響の演奏会コメントのどさくさに「Bruckner・ファン女性皆無説」を紹介したら、共感のご意見が寄せられていました。タマに女性からメールが来て「Brucknerはお好きですか?」と訊くこともあるが、たいていのお返事は「そんなのは俗説でしょう。でも、ワタシは好きではありません」という回答が多い。

サンクトペテルブルグ響をナマで聴いて、チャイコ・アレルギーがかなり改善したようでもあり、「ロメ・ジュリ」(コヴァチェフ/ソフィア・フェスティヴァル管)を楽しんでしまう。ついでに交響曲第4番も。ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」(の有名な「皇帝賛歌」?)を久々に聴いて、やや痺れる。ハイドン・モーツァルト辺りの室内楽は、昔から好きなのでもっと聴く機会を持ちたいもの。

朝日新聞(11月28日)に吉田秀和さんの「演奏二態」〜久々、骨のある音楽評論。グールドがリヒテルを高く評価していたとは驚き。なぜかとても嬉しい。

年末も近いので、「第九」ガーディナー/VSO(1993年ライヴ)をカセットからMDに落とすが、えらく素っ気ない演奏に聴こえてしかたがない。音がいまひとつ芳しくないせいでしょうか?オーケストラと指揮者の相性問題か。そもそもガーディナーの解釈上の問題か。

2000年11月某日

懸賞で当たったサンクトペテルブルグ響の演奏会。平日なので、とくに夕方からのトラブル発生がないことを祈りながら会場へ。オール・チャイコフスキー・プログラムは少々苦手だけれど、馬力と迫力は堪能しました。(さっそくHP掲載)

2000年11月某日

休みというのにほとんど音楽を聴かず、終日ぼ〜っとしている。料理は作る。こんな日もある。夜になって、リヒテルのBach 平均率(DGのライヴ)聴く。昔から好きな演奏だけれど、妙に陰鬱な気持ちになってしまう。

きょうも昼間は暖かかった。グラモフォン・ジャパンを購入するが、休刊とかいう情報もなく、そのまま続きそうな雰囲気?

2000年11月某日

その日のうちに岡響の演奏会のコメントをHPに掲載したら、さっそく団員の方からお礼のメールが入る。まことにありがたく、嬉しいもの。相変わらず「EveryThing」ばかり聴いている。

プリムローズの、ヴィオラによるBach 無伴奏チェロ組曲(なぜか1〜5番まで。Biddulph LAB131/2)は、重厚さとは無縁で、ずいぶんと速いテンポ。SPの収録の都合?別な曲を聴く思い。

久々に、アンネローゼ・シュミットによるMozart ピアノ協奏曲第18番。最初に聴いたときには「霊感に乏しい」といった感想だったが、フツウではあるが心に染みる。ワタシの精神状況?か。

2000年11月某日

本日が、結婚記念日であることを危うく朝思い出す。(職場と自宅が近いので)「6:30職場前集合」と息子の携帯にメールを入れ、仕事から帰った女房と三人でおいしい魚料理を食う。「パパはいつも旨いもんばかり食べているのね」という恨みがましい言葉有。

息子に申しつけて「居酒屋幽霊」(最初のほう)のビデオを借りてもらう。下町の場末の居酒屋、人情話と、いかにも日本でしか作れないしっとりとした情感があっていい。若い山口智子が可愛いし、室井滋の味わいが出色。でもUも悪くない。(ワン・パターンということも含めて)

一緒に借りてきたMisiaの「EveryThing」。小柳ユキの「Be Alive」も「ん、日本でも本格的な音楽シーンの成熟か」と感心したが、さらにその上を行く完成度。現代のマドンナ・松嶋菜々子のドラマ「やまとなでしこ」の主題歌だけれど、ドラマのイメージともよくマッチしている。(いつも見ているわけでもないが)

昼から岡山交響楽団の定期演奏会。

2000年11月某日

いつもの2週間に一度の松山出張。出張そのものは、そう苦痛はない(じつは道後温泉に入ってしまった。ときどき機会があれば入る)が、その前後の仕事の段取りに苦労する。やはり年末モード。(帰りのバスがガラすきで、ワタシを含めてなんと二人のみ。ビデオ「居酒屋幽霊U」を堪能してしまう)

出張から帰ったら「サンクトペテルブルグ響演奏会ご招待」とのはがき到着。やった!11/27(月)の夜なので、仕事の段取りがたいへん。

BRILLIANTのMahler 交響曲全集HP掲載の内容充足に、「手持ちエア・チェック・カセットによる全集」を掲載したら、反応があって「コバケン/日本フィル」(1990年トロント・ライヴ)を聴く。もの凄く上手いオーケストラ、というわけにはいかんが、貫禄もあり、熱気もある。テンポは遅い。録音イマイチなのは、安いテープを使っているからか。

2000年11月某日

オープンした岡山HMVに行ってみる。人混みに気分悪くなるが、クラシックの品揃えもひどいもの。歴史的録音の@690特売をしていて、プリムローズの2枚組(バッハなど)のみ購入。そのままスポーツ・クラブへ。

メシアン「トゥーランガリラ交響曲」(シュタイン/北ドイツ放響'89ライヴ)カセットで聴き、音の状態も良いのでMDへ。シュタインはこの曲をたいへんわかりやすく表現しており、感心する。HP原稿にまとめる。数回聴いてしまう。

BRILLIANTのMahler 交響曲全集。散々出回ったかと思うが、いちおう再度サワリのみ確認してHPに掲載しておく。内容はほとんどありません。

月末締め作業、出張、と続き、出勤するのがツラいのはどこのサラリーマンと一緒か。

2000年11月某日

出張も終え、一週間なんとか乗り切る。(というか、先送りした課題も多い)

ロダン/イスラエル・シンフォニエッタの演奏(OLYMPIA)が意外と良い。図書館から借りたリヒテルのBach (MDに落としたもの)1948年録音の「イタリア協奏曲」「イギリス組曲第3番ト短調」を堪能する。音質良くないが、音に芯がある。

先日個人輸入した「ゴールドベルク変奏曲」(アマティ・トリオ)まだ1999年の録音でもあり、本当に楽しい。なんやかんやでHP更新。

2000年11月某日

HISTORYの「20世紀のマエストロ」(40枚組)、岡山タワーレコードにて予約しているが、まだ入荷せず。あちこちで「買いました」というメールをいただくが、岡山は「クラシックCD過疎地」なのでなかなか手に入らない。出張帰りに覗いてみたら、半年くらい前に買ったシュライヤーの「世俗カンタータ集」、アンネローゼ・シュミットのMozart ピアノ協奏曲全集(両方とも激安セットもの)再び入荷しておりました。(目新しいのは入荷しないのか?)

「HMVが岡山にオープン」という情報は、とうとう通勤バスの広告で確認。やはり天満屋本店の横らしい。(ロフト地下)ちゃんとクラシックの品揃えしてくれるのでしょうか。タワーも、ヴァージンも品揃えイマイチなので期待します。

ノイホルト「黄昏」全部聴き通せないうちに「黄金」に移る。これは2枚だからすぐ終わりそう。感想そのままで「日常」「フツウ」。ワーグナーって(とくに「リング」)大事(おおごと)で、重厚で・・・てなイメージでしょ?そうでないところがよろしい。

2000年11月某日

通常出張有。日常業務水準回復するが、月末(20日締めのため)迫り、やや焦りがある。土曜日も出勤したほうがよいかも。

ノイホルト「黄昏」引き続き。ワーグナーのオペラは聴き応えがあって、なかなか終わらない。いわゆる豪華メンバーによる超名演〜とはほど遠いが、音質的に聴きやすいし、威圧感がないのも逆によろしい。同じくBRILLIANTで、この度買った(以前から見かけていたけれど、メールで推薦もあったので)ラヴェルのピアノ曲(クロスリー)聴く。明快、クールで従来のイメージとはかなり違うが、ポータブルのCD/MDセットで聴き流しただけなので、なんとも言えない。

2000年11月某日

症状かなり治まり、出勤。(このまま順調に回復することを祈るばかり)仕事の段取り大幅に狂って苦しい。週末には出張もある。やや冷え込んできて、ファン・ヒーターを点ける。

帰宅するとバークシャーから荷物届いておりました。全33枚。これは(少々早いが)ワタシ自身へのクリスマス・プレゼント。ノイホルト(バーデン歌劇場)の「黄昏」から聴き始めるが、その日常というかフツウっぽさがたまらない。つまり、特別な演奏ではない。ライヴで作り物でない、自然な(というよりそのままっぽい)音質も良い。1995年の録音。

「アッカルドと彼の友人」(DYNAMIC CDS207/1-4 $16くらい)の一枚目、ショーソンの「協奏曲」を聴くが、レ・ミュジシャン盤とのあまりの違いに驚く。明快というか、大柄というか、ソロの集まりというか、別な曲を聴く思い。これが聴き比べの醍醐味でしょう。

2000年11月某日

数日前から気になっていたけれど、蕁麻疹っぽいもの発症。病院へ行ったら「先週、なにかかぶれるようなものにさわったはず」とのこと。記憶なし。仕事は気になるが、如何ともしがたく、休むことに。体調がそう悪いわけでもないので、一日ゆっくり音楽でも聴いて過ごしましょう。

カセットで、エリック・フリードマンの「ツィゴイネル・ワイゼン」。ネチっこくていい雰囲気だ。この演奏は子供時代から聴いていたもの。ガーディナー/北ドイツ放響の「ハンガリー舞曲」が一緒に録音されていて、重量感と引き締まったアンサンブルが同居してなかなか。椙山久美の「スプリング・ソナタ」(1992年放送?)、特別な個性ではないが、爽やかで気持ちがよい。

身動きがとれず、午後から夕方までテレビを(うつらうつらしながら)見たが、どのチャンネルも同じ話題、ニュースで頭の中が腐る思い。メールで「グラモフォン・ジャパンが休刊ですよ」と教えられ、ショック。せっかく応援してきたのに。比較的ご近所の方から「HMVが岡山にオープンするらしいけど、場所どこですか?」と質問受ける。ワタシ、なにも知らないんですよ・・・と思いつつ、だいたい場所は検討つきました。

2000年11月某日

休み。週末に休んだのは3週間ぶりか。ちゃんと午前中スポーツ・クラブに行く。大混乱・大散乱だったCDを棚に整理する。きょうは「カルメン」のカセット(ライナーの抜粋)聴く。(MDへ)もう抜群の楽しさで、HP原稿に仕上げてしまう。CDで全曲欲しいもの。久々に夕食も調理したが、息子が調子悪く(風邪?)口の中にできものがあるとかで、食ってくれないのは残念。

明日はカセット、本を整理しよう。バークシャーからの個人輸入CD、なかなか届かない。

新しいプリンタ購入。1998年に15,000円のを(当時はそれでも激安)買ったが、さすがに機能的に不満でした。店員さんと相談して、それなりのCANON BJF360にする。LEXMARKの7,000円のに心が動いたけれど、解像度と「インク・タンクが小さい、替えのインク2回分で本体価格を超えますよ」との説得に屈してしまいました。でも、安い、きれい、早い。

2000年11月某日

「Great Voices of Opera U」ボチボチ聴き続ける。歌手別に集められていて、曲名、録音年の情報はあるが、バックのオーケストラ情報や、録音場所等は一切ないのは残念。まだ、数枚聴いただけだけれど、音の状態は良心的。ワタシのような声楽方面に弱い人間でも、けっこう飽きずに楽しめる。1905年に亡くなったFrancesco Tamagnoというひとの一枚をHP用原稿にするが、ほぼ内容なし。その道に詳しい人は、きっと詳細情報がわかるんだろうなぁ、ワタシゃさっぱりだけれど。

やや声楽にハマり、「セヴィリア」聴いている。BREDICEANU(ブレディシーヌ?)/ブカレスト・ルーマニア・オペラの演奏。オーケストラが猛烈にショボイが、歌い手はとても立派。(World Of Opera 5255)楽しい。

ようやく苦しい一週間を終え、HP更新。

2000年11月某日

怒濤ではない、フツウの出張あり。(意外と成果有)気をよくしてHistoryレーベルの「Great Voices of Opera U」40枚組5,990円を衝動買い。(どうせちゃんと聴かないのに)フェリアーの一枚を聴いてかなり堪能し、ついでにそうとう以前に買ったままになっていた「亡き子をしのぶ歌」(ワルター)Bach 、Handel (ボウルト)を聴く。(GALA GL 307)その、高貴で深い声に痺れる。

年末近づき、さすがに忙しい、ような気もする。

2000年11月某日

約3ヶ月続いた、怒濤の休日出勤サイクル一応終了。(自分でスケジュールを組んでいる)あとは、フツウの出張のみ。今治へ生まれてはじめて行き、昼休みに「BOOK MARCKET」(古本屋さん)で、ライスターの2枚組(カメラータ東京)580円で発見。

出張ついでの徳島で、音楽好きのSさんと初めて会う。ご自身HPを開いてらっしゃって、ワタシのHPが縁で、連絡をいただいたもの。これが、いわゆる「Off会」というやつでしょうか。ごちそうになってしまって、家族のこと、音楽のこと、等々楽しく語り合いました。徳島駅前の「アート・レコード」は、少なくとも四国内では(岡山を含めてもよい)一番のクラシック音楽CDの品揃えと思う。

そこでストコ/シンフォニー・オブ・ジ・エア「ジークフリート牧歌」「タリス幻想曲」「浄夜」(Bridge 9074)を@600で購入。1960年の録音にしては音質イマイチだけれど、濃厚な表情がたまらない。ランドン「モーツァルト」(中公新書)再読しつつ、思い出して教会ソナタ全集(NAXOS セバスチャンorg)聴く。自身の基礎知識のなさが残念。オルガン協奏曲のようであり、シンフォニアのようでもある。楽しい。

11月というのに、まだまだ日差しが強い。完全な暖冬。

2000年11月某日

休みを利用して、息子用PCのHD入れ替え、ついでに「Windows2000」を試してみる。(その経緯は「独言」に)一日タップリ遊べる。あとは、Linuxにチャレンジしてみたいもの。Macは専用ハードが必要なので、興味はあるが手が出ない。

 そういえば一昨日、職場のPCのキーボードがいかれ(テンキーが使えない)、きょうは長く使っていた息子用マシンのキーボードでシフトキーがバカになってしまった。ま、交換するだけだけど。

まだまだ暖かいが、ついにストーブを取り出し、掃除する。一応灯油も買ってくる。週末の土日出張なので、早めにHP更新することに。

「悲愴」聴き比べ、第2弾HP掲載目指してラインスドルフ/LAPOなど。荒々しくやや雑ながら、明るくて明日への希望がある。この曲、お気に入りではないが、だいぶ慣れてきた感じ。HISTORYの歴史的録音もの、新たにビーチャム、ワルター、メンゲルベルク、オーマンディのが出るらしく、動揺する。なんとか大阪出張の機会はないものか。

2000年11月某日

大雨で高知への出張不可能になり、気分的に仕事する気せず、「きょうは休み」の電話を職場に入れる。宿題だった「本で聴く音楽」更新を目指すことに。

Schumannのピアノ曲、ブレンデルの幻想曲ハ長調 作品17をきっかけに、つぎつぎとCDを取り出して堪能する。交響曲よりずっと良い感じ。珍しいCDを持っているわけじゃないが、ピヒト・アクセンフェルトの作品14、133は貴重かも。

気分的にバークシャーに$120ほど発注を入れてみる。(失敗したかな?)カード決済すると、ちょうどボーナスに間に合う勘定だけれど。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi