音楽日誌上ほどあたらしくなります
2000年12月 2001年1月 2001年2月 2001年4月 2001年5月 2001年6月 ●最新の日誌 2001年3月某日 ワタシの職場は、建前上土曜日の出勤は月一回。だけれど、なぜか久々のゆっくりとした週末を迎えたような気分。 徳島で購入したダンディなど(デルヴォー/ロワール・フィル)をノンビリ聴いて休日を堪能。「花冷え」(う〜む、これは21世紀に残したい美しい日本語)、どんよりと曇り。 なんやかんやで3月終了。 2001年3月某日 連続出張・会議、わずかの合間に実務処理、出張先で火星人(と自称するおじさん)とバカ話三昧。帰ってきて夜中まで残業、翌朝また出張、日帰りでこんどこそウチに早く帰るぞ、との決意空しく職場に寄ったらズルズルとお仕事・・・・、で、やっと週末。 ボウルトのBrahms 交響曲第1番、雄魂壮大骨太激渋(やや音質悪)最高。HP更新。疲れておりますが、気は張っている。 2001年3月某日 休みの朝はBach のカンタータ。カンタータ第40番「その時、神の御子は現れたり」、カンタータ第84番「わが幸に心満ちたり」、カンタータ第30番「喜べ、救われし群よ」(リューシンク)。牧歌的であり、数々の美しい旋律に酔いしれるが、歌詞やいかなる機会に使われたかがわからないのはツラいもの。 マイラ・ヘスの高貴な演奏を堪能。SPからのたよりない復刻ながら、聴いていくうちに気にならなくなる。音の粒が揃って、繊細で上品な味わい深し。(History)「主よ、人の望みの喜びよ」はもちろんのこと、スカルラッティのしっとりと瑞々しい味わいがたまらない。 2001年3月某日 出勤前にトスカニーニ。(職住接近が地方都市の良いところ)「牧神」(NYP36)「海」(BBC35)音質に問題あり、彼の個性を堪能するには少々ツラい。そういえばここ最近、フランス音楽はまったく聴いていない。 昨日テレビで少し見た「少年H」は、ガーシュウィンの「サマータイム」が印象的に使われていて、なかなか効果的。土曜日なので、できれば午前中で仕事を切り上げ、スポーツ・クラブへ行きたいもの。 夕方、仕事を早めに切り上げてスポーツ・クラブに行っていたら、かなり強い地震。昨日訪問した山口、いつもお馴染み松山での被害や如何に。 Bach ブランデンブルク協奏曲(M・ブリュール版)のHP執筆再開。問題提起の多い演奏で、かなり長大な文書になりつつある。しかし、この演奏は面白い。話題にならないのは不思議。 2001年3月某日 無事、山口での商談を終え、小郡までの在来線でビールをひっくり返して顰蹙を買ったのはワタシです。深くお詫び申し上げます。土曜日も出勤。なんとなく気分的にやすらがない。来週はラスト高知徳島で引き継ぎ。 HP更新。すっかり春めいてきて、桜がボチボチ見られる。 2001年3月某日 花粉症ではないはずだけれど、少々鼻水、眼の調子も良くない。暖かくなって春という実感有。うれしい。仕事は引き継ぎ真っ最中だけれど、前途多難。しかたがない。 マズア/ベルリン・フィルの「ロマンティック」(1988年ライヴ。エア・チェック・カセット)〜オーケストラが極上に上手く、立派な演奏だけれど、文句も付けたくなってHP原稿とする。今週、三度山口へ出張するが、新幹線はJR四国より疲れることを発見。不思議。 2001年3月某日 職場の歓送迎会で痛飲。これでいよいよ新しい任務に替わる緊張感が出る。 ガラグリ/ゲヴァントハウス管のシベ2。しっかりとしたアンサンブルだけれど、録音の加減か全体に暗く地味な印象。続いてLIVE CLASSICSのマルケヴィッチ/ペシュコでシベ1・2再聴し、HPの書き直しを行う。録音状態も良いし、演奏も各々個性的で堪能してしまう。 Brahms のホルン・トリオ(ナッシュ・アンサンブル)、これは凄い名曲でした。何故か曲の記憶がなく、不思議。交響曲よりずっと好き。 2001年3月某日 フルトヴェングラー/スカラ座で「ヴァルキューレ」の最終場面。この部分を聴いて、初めて音質改善を確認。声楽の強靱さは筆舌に尽くし難く、イタリアのオーケストラとは思えない情熱的で厚みのある響きに圧倒される思い。 「ケーゲルのHPを開きました」とメールでいただき、あわてて何枚か聴き直し。Brucknerの8番における、怒りを叩きつけるような迫力、恐怖感すら覚える「明快さ」には久々に納得。幼児虐待が頻発するような「不安の時代」には、こんな演奏が似合う。 2001年3月某日 木曜は高松〜山口泊。金土と山口在でグッタリと疲れて夜9:30帰宅。仕事はともかく、山口の魚は高知とはまた感じが違って、、これはこれでなかなかおいしい。かつて居住していた博多に一脈通じる。博多の懐かしいチェーン店「金龍」が山口にはあって、博多ラーメンが懐かしい。(但しこの味、硬派の博多っ子には評判悪いが)二日連続で食べてしまい、息子、おおいに悔しがる。 「夜もヒッパレ」で「てんむす」お別れ。(硬派のクラシック・ファンは知らないでしょう)ワタシは彩菜ちゃん(字が違ったかも)のファンで、ちょうどウチのひとり息子と同い年くらいなんです。「あんな娘がいれば・・・」と感慨深い。 ワルターのMozart 交響曲39番(BBC響)「田園」(フィラデルフィア管)を聴き、痺れつつHP更新。 2001年3月某日 2泊3日の出張終了。山口から広島、船で松山、そして岡山へ帰着、と、久々に「船がらみ」の移動に少々感動。道後温泉に宿泊。仕事は「四国から山陽道の担当に変更」と連絡を受け、「嗚呼、これで道後温泉も、高知の鰹もラストか」とシミジミ、温泉の湯がカラダにしみる。 ナガノ/リヨン歌劇場で1988年のライヴ。「4つの最後の歌」(マーガレット・プライス)、シベ5。端正で爽やか、オーケストラの良い意味での軽さもよろしい。(カセット〜MDへ)珍しいでしょう? メンゲルベルク/コンセルトヘボウで、Mahler の4番。LP以来久々。音質の良さ(ライヴ!)、自在に揺れる早めのテンポの説得力は比類がなく、オーケストラも文句なく上手い。ヴィンセントの歌は好き嫌いが別れるところ。続く「1812年」の濃厚な色気にも驚くばかり。 2001年3月某日 職場の人にPCのメモリとHDの増設をたのまれ、買い物に行ったついでにワタシ用の小さめのキーボードを購入。(4,980円〜高い!)肝心のHD増設は見た目上手く行ったが、所有者が自宅まで持って帰るとファイルが保存できない、というお粗末。(原因不明。またやり直しだ) 職場のPCは全部新しいのに変わって、自宅のとは大違いの性能アップにおどろく。贅沢に慣れるのが怖い。 バルビローリのBrahms 交響曲第2・3番久々に。ズルズルと緩いが、こんな良く歌う個性的な演奏はもうこの世に存在しない。ワルター/ウィーン・フィルで「プラハ」「ジュピター」(じつはダブリ買い)、テンションの高さ、高貴な節回しに驚愕。(音も悪くない)先週に引き続いてスポーツ・クラブに(真面目に)行く。 日曜日の夜から出張(帰着火曜日遅く)だけれど、きょうはオーディオ関係の配線の整理(3年間毎日お世話になった、真空管アンプを一時外す)、HP「本で聴く音楽」の執筆。BBSを覗くと数人の書き込みが続いており、ワタシも賑やかしに少々カキコ。 2001年3月某日 ちなみに「バッハの四季」は樋口さん本人からのメールで存在を知った本。PCの調子、いよいよ悪く、どうしようもないくらいフリーズの連発。アプリケーションを集中させている(とくに常に使用しているATOKがポイント)Eドライブの不調、と目星をつけて、在庫していた340mbのHDに入れ替え、データ引っ越し。今のところ快調。 本日はウチのマンション前の電気屋が改装して、デジタル家電専門になったので、PCなどを見に行くつもり。(買う予定なし。但し、職場の人たちから買い物も頼まれているので) 朝からBach 。カンタータ第40・84・30番(リューシンク)〜古楽器の爽やかな響き、声楽の清楚さがたまらない。 2001年3月某日 樋口隆一さん「バッハの四季」(平凡ライブラリー)は、Bach のカンタータを愛するものなら必読の文献。かつてFMで放送された内容をまとめたもの。ドイツ民族の生活に密着した音楽の奥深さは、ワタシのように東洋の片隅で音楽の缶詰ばかり食っている人間でも理解できる。 Bach のカンタータと、ケミストリー「Pieces Of A Dream」ばかり聴いている。・・・と、なんやかんやで週末のHP更新日。 2001年3月某日 じつは隠していたことが・・・、きょうは誕生日。できれば40歳で折り返したかったが、叶わぬ願い。めでたくはないが、女房と息子を職場の近くに呼びだして、インド料理を食いました。プレゼントでバルビローリの「グレート」「Brahms 交響曲第3番」「ダブル・コンチェルト」買ってもらう。(ダブル・コンチェルトはちゃんと全曲収録)あと、男性新人デュオ「ケミストリー」のデビュー・シングル「Pieces Of A Dream」。(これ、絶対カラオーケストラのレパートリーにするつもり) アンネローゼ・シュミットの流れで、ヤンドーのMozart の協奏曲をここ数日で6曲ほど。淡々として、飾りがなくて、やや素っ気ないが悪くない。この辺りの音楽は、すっぽりハマってしまう。 今週、日曜日の夜から怒濤の出張ウィークリィ。週末は職場のPC総入れ替えで、仕事をしつつ個人データのバック・アップがたいへん。 でも、体調はかなり回復している。スポーツ・クラブも行きまっせ。 2001年3月某日 職場で念のため「本で聴く音楽」の更新を確認しようと思ったら、ナント開かない。まだhoopsはシステム不調なのかな?心配。まだ、体調は完全に回復せず。なんか変だ。 MDでいただいた、アッカ−マン/チューリヒ・トーンハレ管で「Brahms 交響曲第3番」。イマイチか。HP原稿にする。併録のランドフスカのMozart 22番は、もう最高。 2001年3月某日 朝、HPへの接続は無事回復。新設したBBSを覗くと数人書き込みがあり、驚く。まだ、馴染みの人ばかりで新人の登場を期待します。 日曜の朝はMozart に限る。(先日はBach のカンタータ、なんて言っていたけれど)「霊感が足りない」なんて失礼なことを言ったことがある、アンネローゼ・シュミット(p)で14〜19番の協奏曲。そのフツウさがたまらない。本当の名曲は特別な個性はない演奏でも、とことん胸を打ってしまう。痺れてしまう。 2001年3月某日 休み。久々の良い感じの目覚め。BRILLIANTで買ったままになっていたGrieg聴く。ペール・ギュントなんて滅多に聴かないが、録音が新しいせいか、演奏のせいか、とても新鮮で楽しめる。(エルムレール/RPO)RPOは時々良い演奏に当たることがある。 Orchestra Of The Golden Age という大仰な名前の団体による「食卓の音楽」(第2集)。ずいぶん以前に買ったCDだけれど、期待ほどではなかった古楽器のアンサンブル。素朴さはあるが、緻密さが不足か?録音も潤いが足りない。この辺りからNAXOSを熱心に買わなくなった記憶有。 更新確認にワタシのHPを覗いたら、ナントつながらない。メールで「引っ越したんですか」なんて、そんな問い合わせも。無料でHPスペースをいただいているHOOPSにアクセスしてみると、同じような状況の書き込みがたくさんあって、システム不調のようでした。 一ヶ月ぶりにスポーツ・クラブ行き。ベーシックなエアロ・ビクスは大混雑でした。気持ちイイ。 2001年3月某日 徳島、高知の出張から戻る。思い返せば、ちょうど一ヶ月前の同じ出張で調子悪くなったキッカケ。きょうは暖かい。 HP更新。要望にお応えしてBBS入れてみるが、さて誰か酔狂な記入者は出現するか?ワタシさえ書き入れていないので、無人です。超地味HP「本で聴く音楽」人名漢字の間違いを指摘され、冷や汗で修正するが、熱心に見ていただいていること自体に感激気味。本日、修正を確認するために覗いてみたら一万ヒットを越え、感慨深い。 フルトヴェングラー/ウィーン・フィルのBruckner交響曲第8番(1944年)聴く。ワタシの気分的な問題か、いまいち落ち着かない印象だけれど、終楽章の美しさはやはり絶品。音の状態も良好。(HISTORY)
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