音楽日誌

上ほどあたらしくなります

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2001年1月某日(って元旦)

予定通り即HP更新して、初詣。起きたら北海道だ。

2000年12月某日(って大晦日だよ)

数日間の独身なら気ままで最高。(徐々にウチの中が荒れていくが)朝から「第九」(ガーディナー/VSOライヴ)を聴き、HPにまとめる。散髪に行き、お気に入りのスーパーに行って自分用の「年越し食料」(といっても今晩の分だけだけど)調達。先日から凝っている煮豆(大正金時)を炊いてみたりする。(圧力鍋にて)

たまたまテレビをつけてみたら「山田村のIT戦略」とかで、80過ぎの爺さんがインターネットでメールしたり、インターネット・テレビ電話したりで凄い衝撃。明日帰る予定の北海道で、爺さんに勧めてみるか。(ワープロは10年選手だから)

この間まとめ買いした「歴史的録音」のダブリ確認などしても楽しく、リラックスしてなんとなく眠い。聴き残して気がかりだった、ベイヌムのBruckner4枚組を第5番から。

夕方からはモーニング娘のビデオでも見ながら酒でも飲みましょう。(自宅では滅多に飲まないが)12時過ぎたらメールとHP更新して初詣の予定。

2000年12月某日

自然と朝目覚め、ワルター/NYPOのドヴォルザーク交響曲第8番を聴く。(新聞を読みながら卓上CD/MDで)もう最高。すっかりハマってしまって、1940年代頃のSFSOとの「アイネ・ク」とかフライシャーとのピアノ協奏曲第23番も聴いてしまう。(洗濯しながら)

玄関にお飾りをつけ、年に一度の恒例でガソリンスタンドにて車も洗ってもらう。(年に一度しか洗わない)趣味で近所の混み合うスーパーに行き、じっくりと品定めして最小限のものを購入。(自分の好物のみ)

脳味噌が完全にお正月モードに入って、ボンヤリと眠い。HP上梓以来気になっていた(内容いい加減で)バルビローリのドヴォルザークとチャイコフスキーを計6枚分再聴して(部分的に聴き飛ばしたものも多い)改訂する。ほか、気になっていた、主にEMI関連のページを修正。

2000年12月某日

年内最後の出張から帰り、仕事も終わり。女房、息子、一足先に大阪に帰り、しばし一人暮らしを楽しむ。どうせ、テレビの年末年始特番はツマラないし、誰にもジャマされず二日間ほど音楽に専念できるというもの。

HPの更新をしつつ、ことしはなんといってもBrucknerだったな、とティントナーの第9番を聴く。スポーツ・クラブも休みとなってしまって、身体がなまってどうしょうもない。「21世紀」などなんの感慨もなく、ただ単にいたずらに馬齢を重ねるばかり。でも、正月は嬉しい。

2000年12月某日

今年の猛暑はマーラーで乗り切ったので、シベリウスを聴く機会は少なかった。バルビローリ/ハレ管(1940〜50年代の旧録音)で第2・7・1・5番を聴く。文句なし。シベリウスはずっと気になっていて、カラヤン、マゼール、ベルグルンド(ヘルシンキ・フィル)そしてバルビローリの演奏を、きっちり自分なりに納得したかたちでHPにまとめたい、と考えているが果たせず。

明日から、出張。

2000年12月某日

「指環」(ノイホルト)無事終了し、「クリスマス・オラトリオ」も聴いた。あとは「第九」だな、と思ったところで気が変わって「英雄」。自分自身の中で、ここ10年くらい宿題となっているシューリヒト/パリ音楽院盤で。弾むような愉悦感に満ちた楽しさ。もしかして、LP以来初めて再聴したかも。

2000年12月某日

「黄昏」終了。同時にHP原稿も完成。(というか、ほぼ内容なし)達成感有。「指環」を聴いていると、不思議なことにBrucknerが聴きたくなり、マタチチッチ/NHK交響楽団のBRU8(1975年録音)を聴いて深く感動する。気になったところは、なんどか聴き直す。

本日付けの朝日新聞によると「グラモフォン・ジャパン」はやはり12月で休刊とのこと。実売部数一万に届かなかったとのウワサもある。まことに残念。ワタシはレコ芸に出戻りするが、あの権威主義的な「推薦」コメントには吐き気がする思い。(主に広告を見るためだけに買う)。

女房と空港温泉に行く。リラックス。

気分転換して「クリスマス・オラトリオ」を聴きましょう。「第九」は誰のを聴きましょうか。BSでもやるらしいが。

2000年12月某日

ノイホルト「ジークフリート」迄完了。(といっても聴いただけだけれど)台本読みながら、気付いたことメモしながらで、もうたいへん。そろそろクリスマスなので、Bach 「クリスマス・オラトリオ」(オットー/コンチェルト・ケルン)を再聴してHP書き直す年間計画(?)だったし、年末なので「第九」をひとつ聴いておく必要もある。

2000年12月某日

コンヴィチュニーの11枚組(一枚分ダブリ。3,290円)購入してしてしまう。これで、12月はCD購入枚数は100枚を越えてしまった。それでも2万円そこそこ。でも、こうなるとお金の問題じゃないなぁ。ヘンな感慨がある。

エンマ・ジョンソンのクラリネット協奏曲集(3枚組で1,000円でお釣りがくる)を楽しむ。明るく、軽いヴィヴラートもあって色気ある音色。マルキスによるMozart が一曲紛れ込んでいて、これはMozart の40枚組とダブってしまった。でも、これもなかなかの演奏。(BRILLIANT)

風邪、やや悪化。ラストの出張が控えているのでなんとか回復をはかりたいもの。

2000年12月某日

今週は出張なし。で、仕事がとても楽。風邪を惹きそうで、ギリギリで踏みとどまっている感じ。

ノイホルトの「指環」は「ワルキュ−レ」へと進む。エンターティメントの極北「ヴァルキューレの騎行」も、特別な輝きでもなく、これはやはりフツウの演奏なんでしょう。歌手云々するほどの知識も経験もないが、しっかりとした歌と思います。有名スター歌手の抜粋盤に聴かれるような、強烈な個性はないけど。ライヴだし。台本を読んで、粗筋をつかむだけでも骨が折れる。CD4枚はたいへん。

メール情報でお薦めいただいた「ヤマチク」の通販到着。faxを送ってから一週間くらいか。ガーシュウィンの8枚組(1890円)、さっそく有名な「ラプソディ・イン・ブルー」から聴き始めるが、1920年代とは思えないほど音がよいのに驚き。SP収録の関係か甚だしいカットがあるが、リズム感は最高で、ちょっとほかのが聴けなくなるくらい。「セカンド・ラプソディ」は期待の初耳だったが、音質はかなり落ちる。

なんやかんやで、中毒のようにCDを買ってしまってまともに聴けていない。浪費しているわけじゃなくて、昨年に比べたら酒がCDに替わっている計算。HP原稿のストックが減ってきていて、ヤバイかんじ。

2000年12月某日

ノイホルトの「ラインの黄金」まず制覇!というか、聴いただけだけど。これCD2枚なので手強くはない。HP用に(掲載するかどうか未定)原稿もまとめてしまう。「劇場の日常」を感じさせる。車用音楽カセット〜MISIA中心にまとめる。ほか、ドリ・カムなど。

以前、図書館で借りた、朝比奈/大フィルの聖フローリアン・ライヴのBruckner第7番をDATからMDに落とす。借りた当初の印象は「オーケストラのテンションが低い」。いま聴くと最近の録音も少々経験した成果か、若々しくて勢いがあるし、会場の残響がじつに雰囲気たっぷり。

2000年12月某日

出張先の高知で「今年最後」(本当はもう一回訪問するが)ということで、取引先となんと3:30まで付き合ってしまう。自腹というかワリカン(爽やか)、サイフの中も爽やかに。翌日、体調は爽やかとは大幅に異なる状態に。

で、岡山に帰ってきてタワーレコードを覗いてみると、Historyのオーマンディ、メンゲルベルク、各々10枚組見つけてしまい、買ってしまう。サイフは身も心も爽やか状態。予想通り「The 20Century Maestros」収録とダブリ有。ま、各2,190円ですから。きっと大阪あたりではもっと安いんだろうなぁ。

週末は懸案だったノイホルトの「リング」完全制覇目指す。

2000年12月某日

次々と未聴CDが溜まってしまう。出張時の時間つぶしに久々購入した「レコ芸」に、ワタシとまったく同じ状況の話が載っており、感心する。すなわち、自分が持っているCDを毎日聴き続けてどのくらいかかるのか、を計算して愕然となり、CDの購入は止めようと決意する話し。それでも、ガマンできず買ってしまうところも同じ。

でも、大切に音楽は聴きたいもの。例えば「The 20Century Maestros」に、チェコ・フィルでDvora'k第7番(ターリヒ)、第8番(クーベリック、これライヴ)、第9番(セル)の録音があり、フツウの価格で買えばそれだけで6,000円は超えるはず。そのありがたみを噛みしめつつ聴きます。

2000年12月某日

川崎記念管弦楽団演奏会に行く。一年ぶりであり、今年行く予定ラストの演奏会でもある。相当腕を上げていて、とても楽しい。さっそくHPに感想文掲載する。

今週は、連続出張。仕事もそろそろ今年最後の追い込み。

2000年12月某日

岡大響の定期演奏会に行く。盛況。選曲も、演奏も立派で堪能。演奏会が続くので、その日のウチにHPに掲載しておく。

CDをひっくり返していたら、ダブリ買い2枚発見!スクロヴァチェフスキのBruckner交響曲第4番。(まったく同じもの)カラヤンのヴィヴァルディ協奏曲集。これは海賊盤で手に入れていたのをすっかり失念し、正規盤(DGの2枚組〜コンピレーションものながら)を購入していたもの。もったいない。そのうち誰かにプレゼントしましょう。

当然「The 20Century Maestros」には、所有音源とのダブリが発生しています。ストコ一枚分はすべて(同じHistoryレーベルで10枚組買っているから)、トスカニーニ/ホロヴィッツのチャイ・コンも同様。フルトヴェングラーのBeethoven 交響曲第7番(ベルリン・フィルとの1943年録音)、そのくらいか。「The Piano Masters」に比べれば、ダブリは少なくて大成功でした。

メールで「ノイホルトのリングは全部聴きましたか?」との問い合わせ。すみません。途中で切れてます。必ず年内には聴きますので、と、まるで宿題をやり残した気分。

息子用PC(Prius)、再度HD(30gb)を初期化して設定すべてやり直し。(Windows2000が使いにくい、とのことなので)スレーブのHD2gbは贅沢なので、余っていた340mbに変更し、女房のマシンに移設する。CD-ROMドライブ不調で交換する。ちゃんと動いています。

2000年12月某日

未聴CDは溜まる一方だけれど、一ヶ月以上前に注文していて忘れていた「The 20Century Maestros」(History)入荷の連絡届く。40枚でっせ。どうしよう。嬉しいけど。さっそくヨッフム/ウィーン・フィルのBruckner交響曲第7番(1935/36年録音)聴く。これでヨッフムはこの曲4種目。集めているわけでもないが。年代相応の音質ながら、このレーベルの復刻は音を不自然にいじらないので聴きやすい。演奏もなかなか、HPにまとめたいもの。戦前のウィーン・フィルの美しさを堪能。

ベルリン・バッハ・アカデミーの「フーガの技法」〜編成が多彩で、なぜかジャズ風のもあって楽しいが、「イロもの」と評価する人もいるかも。でもワタシは「音楽の普及」は重要と思っているので賛同。(ストコを見よ)パメラ・フランクのMozart 協奏曲〜期待通りの現代的でスッキリした演奏だけれど、色気も充分ある。

仕事はいよいよ年末モードだけれど、準備が良かったせいかいまのところ順調。

2000年12月某日

あれよあれよと言う間に12月。母が来岡して、一週間ワタシの部屋を占拠していたため、音楽ほとんど聴けず。PCもいじれず。仕事の都合で出張も一週間なく、親孝行の日々であった。(奥さんご苦労様。次男坊の嫁とはいえ)

徳島出張時に、ARTENOVAを数枚、スクロヴァチェフスキのBruckner3枚と、以前から狙っていたパメラ・フランクのMozart 協奏曲、ベルリン・バッハ・アカデミーの「フーガの技法」購入。まだほとんど聴いておりません。@650は良心的か。

母を飛行場まで送った帰りに寄った古本屋で朝比奈/大フィルBeethoven 第1・2・3・4・5・8番(JVC VDC-1〜4 1985年録音)購入。何故か1,250円。ワタシのように朝比奈に対して無欲な人間がこういう巡り会いとなる。一通り聴いた感想は、やはりオーケストラのテンションが低いのではないでしょうか。第5番40分弱で一枚収録とは贅沢。

メールで「ヤマチク」(古都金沢の立派なレコード屋さん。むかし出張ついでに数回行ったことがある)の通販紹介していただき、その安さに驚き。さっそくfaxで注文してみました。珍しさでは負けるがバークシャーより安いと思う。買ってしまいました。安いと思ったので。  http://www.yamachiku.co.jp/cyber/です。

12/3(日)に、岡山ポリフォニー・アンサンブルという団体の演奏会に行って、けっこう楽しんじゃいました。(レパートリーが渋い)HPに掲載済み。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi