音楽日誌

上ほどあたらしくなります

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2002年7月某日

尻の時間が決まっている会議はヨロシ。案の定ワタシの前の奴がダラダラと長くなって、大幅時間オーバー。ラストワタシの番は「じゃ、時間なので30秒のみ。資料見ておいてください。おかげさまで二桁伸び、感謝。これからも全力で頑張ります。以上」〜でバカ受け!そのまま飲み会へ。ビールが旨い。

広島は都会だな。おいしくて安い飲み屋がたくさんある。二次会を巧妙に逃げて、ケータイを無視し、ホテルへ。翌日は朝から真面目に商談〜夕方、帰岡。

広島BOOK・OFFはそろそろ在庫が貯まっているはず、との予想で久々訪問したら、やや掘り出し物有。アツモン/ドルトムント・フィル・ライヴ(1993)馬場ちひろ(s)「エクスラーテ・ユビラーテ」、堀米ゆず子Beethoven ヴァイオリン協奏曲、交響曲第7番(2枚250円)、コミッシオーナ/アジア・ユース・フィル「第九」、Debussyピアノ曲集第2巻(ティオリエ)、Mendelssohn「真夏」「イタリア」(クレンペラー)以上@250。50円引き+税込みで1,000円でお釣り。

今週はもう一回広島だ。暑いぜ。気力充実(のつもり)〜おお、いつのまにやら7月も終了だ。光陰矢の如し。

2002年7月某日

ここ最近、月曜日がそう苦痛ではない。週初め一発で出すべき資料が手慣れてきたこと、3・4ヶ月先のスパンで進めてきた仕事がようやく現実段階まで前進したこと(そのかわり、その3ヶ月先の宿題が次々と来る)、夏休みが近いこと、が理由か。通勤では、ラレード/聖ルカ管弦楽団のブランデンブルク協奏曲(1992年カザルス・ホール・ライヴ)〜豊かな残響とオーソドックスなスタイルが快い。

早めに帰宅し、週末に作業途中となっていたMD棚卸し継続。ダブリ収録部分を消去して、その空き時間に合った音源を探して埋める作業は楽しい。趣味の醍醐味、といった感じ。ラニャーガ、ガリエス、オヒナーガ、といったスカルラッティの少し後の世代の「ソナタ」なんていう、思わぬ音源を再発見したりする。プヤーナのチェンバロ。

これから広島、本日お付き合いで翌日そのまま商談へ。

2002年7月某日

前日早く眠ったので早朝に目覚め、Mozart 嬉遊曲ヘ長調K247(ブラム/イギリス室内管)など楽しむ。嗚呼、やっぱりMozart だな、疲れたら。第2楽章「変奏曲」のなんと典雅なこと。その他、MDの棚卸し開始。ダブって収録したり、録音レベル調整で失敗したり、組み合わせが気に食わないものなど洗い直し。

Schubert 八重奏曲〜コンセルトヘボウ・ソロイスツ(1994年ライヴ)堪能。最近、この曲に凝ってます。昼から、岡響夏休み爽やかコンサートに重い腰を上げて参集(お誘いもあったし)。岡山市民会館のおそるべきデッドな響きに閉口気味ながら、チェリッシュのあまりの懐かしさに、児島の体操服屋の若旦那とビールを少々飲んでしまう。

2002年7月某日

暑い。ここ最近、夜がやたらと眠いのは夏バテなのか?PCで一生懸命HP更新するが、目が疲れていていけない。でも、女房不在息子のみなので、洗濯などしつつ心行くまで音楽堪能。

いろいろ聴いたけれど、一番圧倒されたのがテンシュテット/LPO1988年来日Wagnerプログラム。オーケストラの厚みがどうの、とかいくらでも指摘できるが、とにかくノリノリのアツさに痺れる思い。勢いです。最後の光芒であったのか。聴衆の拍手も熱狂的。MDへ。

「本で聴く音楽」なかなか更新できなくて四苦八苦状態だけれど、ようやく実施。ついでにBOOK・OFFで中村紘子さんのCHOPI協奏曲第1番を買ってきて、一緒に更新する。彼女の文書は一流だけれど、演奏的には残念ながらワタシの好みとは大きく外れてしまうのは残念賞。

ようやく床屋さんへ。なかなか行けなくてイライラしていたけれど、これでスッキリ。夜、女房殿ご帰還。

2002年7月某日

女房、職場の京都旅行へ出発。うらやましくも、正直羽根伸ばし状態。モントゥー様々聴いて、この爺さん、晩年まで音楽のテンションと色気失わず、じつにクセものぶりが圧倒的。フランス人なのに、Beethoven (この人のだったら集めたい)、Brahms なんか得意だったしね。もち、フランス音楽も極上。

これから山口へ出張。ややウンザリ。/帰宅後〜山口の午前中の会議はともかく、昼からのは流れてしまってそのまま帰岡。帰りの新幹線は、時間が早いので空いていて死んだように眠ってしまう。暑いからビール!でも、体調を考慮して抑制気味に。帰宅したが息子のみお留守番。あちこちとホームページを見るが、妙に苛立たしく「ちゃうでしょ?」なんて思うが。あくまで思うだけとする。

とにかく疲れていて、明日休み。

2002年7月某日

カラダに悪いとは思いつつ、しっかりエアコンかけてよく熟睡。なんやら、ひどく疲れていて、夜は消え入るように眠くなる〜これ、ワタシには珍しい。自分で自分のスケジュールを詰めているんだけれど、本日、地元お客と大きな打ち合わせがあって、明日、今週2度目の山口へ。ここで大きな打ち合わせ2発!帰り、金曜日の夕方(単身赴任のお父さんが大量にご帰還)で+しかも夏休み〜昨年もそうだったが、絶対に新幹線は座れない(指定席もいっぱい)〜どうしようかな?「こだま」にしようかな。

そういえば今月も予算(もち昨年実績も)を大幅に達成。う〜む。でも、7月商戦は厳しいなぁ。

ギーゼキングでMozart のピアノ・ソナタ集。大好きな作品だけれど、いざとなると「なに聴こうかな?」なんて、やや悩む名曲。淡々と、自然体で、あまり細部をとんがらせない演奏スタイルかな?

(帰宅後)ほとんど意識ボーゼンとしていたけれど、打ち合わせを無事乗り切り、翌日の資料もデッチ上げ、やや残業状態の後、酒も飲まずまっすぐ帰宅しました。ブーレーズ聴いています。

2002年7月某日

暑い。よく眠れるし、体調はそう悪くないが、背中中心部の鈍痛(結石発作前兆でないことを祈る)が心配。やや夏休みっぽい精神状況になっていて、とにかく当面のお仕事・出張をこなして夏休みへ(日程も決めていないが)という気持先行。音楽はなんでも楽しい〜という幸せモードで、Rossini「序曲集」(ビーチャム、ガリエラ、サージェント、マクシミウク/寄せ集め)堪能。

モウレツに暑い。山口(正確には防府まで)訪問〜人前で話すが、いつものように背中びっしょり〜これ、数年前からの症状で、やはり太り過ぎか。こんなんじゃ、体調ヨロシいはずなし。新幹線でBruckner交響曲第9番(ヴァント/ベルリン放響1993年ライヴ)〜強靱な線の太さを感じさせ、あっと驚く推進力。凄い。

2002年7月某日

愛知県は知多半島へ。10年ぶりの工場訪問で、社長さんや良く知っている営業の人とアツい握手〜ええもんですなぁ、人のつながりは。お昼に「ひつまぶし」いただき、満腹となり肥満が進む。岡山迄戻って、もともと訪問の主役であるお客さんと酒席。(但し、プライヴェート)楽しく過ごしました。それにしても、この猛烈な暑さよ。

音楽聴いてまへん。明日、昼から山口だけれど、それまでに資料を仕上げるのと(きっと溜まった)諸実務消化有。不安。

2002年7月某日

エア・コンなしでは眠れないが、微調整が上手くいかず、新しい一週間への緊張感と相まって、ほとんど熟睡できない。しかし、朝、見事に体調回復〜というサラリーマンの悲しい性(さが)〜しかも、今週の仕事の流れを夢で確認しているという情けなさ。

Mahler 交響曲第3番(メータ)の2枚目MD余白には、ノイマン/ウィーン・フィルで「新世界」(1987年ライヴ)収録。これもウキウキする夏休みの心情表現に相応しい名曲。そして演奏。

息子夏風邪でダウン。せっかくの夏休みなのに、不摂生するからじゃ。通勤ではアバド/ECユース管ほか(1988年ライヴ)でまたまたまたMahler 交響曲第3番第1楽章〜これ、ヴァルトビューネという野外音楽堂の空気が感じられて最高!純オーディオ的に見れば、響きが拡散して集中力を欠く音だけれど、雰囲気モロでドキドキする。厳密に聴けば、演奏の未熟さが散見されるがそれがなんのその。

とうとうワタシの音楽部屋に激暑真夏が来てアウト。帰宅後、茶の間でテレビ見て時間をつぶして涼んでいたけれど、台湾製激安窓クール初出動。激しい轟音のなかブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデンで「プラハ」(1973年PILZ)〜ラフさ加減がたまんねえ魅力。

体調万全。明日早朝から出張。

2002年7月某日

まだ「鋼鉄の胃袋」状態にはほど遠いが、日常生活に支障ない程度に回復基調。明日からのお仕事に間に合いそうなのが、やや悔しい。

朝から(BBSで話題の)ブロムシュテット。Beethoven 交響曲第2/4番〜これはオーケストラの瑞々しい響きを生かした自然体演奏で、予想通りの素晴らしさ。リズムの安定感も出色。独墺系好きならたまらん魅力か。引き続き、Bruckner交響曲第7番(第1楽章)、SFSOとの第5番(これはエア・チェック)〜虚飾のないスタイルにやや感心する。SFSOはBruckner向けの音色ではないが、この人、オーケストラの響きを素直に生かす方面なのか?

関連文書執筆してサイト更新。書けるうちに書いておかなくちゃ。

徐々に回復か?でも、健康体でもバテるほどの激暑。マータ/ダラス響の「ボレロ」等、久々の快演で録音も極上。暑いときにはこんな音楽に限る。そして、夏はやっぱりMahler 交響曲第3番「夏の交響曲」(コレ、どこで付いた表題?)〜1987年楽友協会大ホール・ライヴのメータ/ウィーン・フィルの超スローテンポ演奏をMD2枚に。

2002年7月某日

食中毒?かなり体調改善するものの、ひたすら眠く、鈍い腹痛、倦怠感継続。食欲なく、お酒などとんでもない!状態。折しも、夏暑さ最高潮で、気分転換に女房と「桃太郎温泉」(これ沸かしでしょ?)に行ってみる。嗚呼やや気持ちヨロシ。

部屋でひっくり返って音楽を聴く分には問題なくて、居眠りしながらSchubert 八重奏曲(ボスコフスキー)、管弦楽のための協奏曲(ショルティ/LSO)、「シェヘラザード」(ペルレア/バンベルク響)など、楽しい。当然、珍しく痩せるだろうが、こんな体調悪いようでは人生の楽しみ八割減か。

来年受験の息子、我が母校の「体験キャンパス」云々に行くという。合格できるような成績ではないが、嬉しいじゃないの。ホテルを取ってあげたりする。福山雅治「The Golden Oldies」聴く。こいつ、声は良いし、男前だし、参りました。

2002年7月某日

早朝より東京行き。研修の内容はともかく、参加メンバーは親しい人ばかりで夜も楽しく飲んでしまう・・・・・が、翌日、異様に体調悪。二日酔いになるほど飲んでいないし、早く寝たが、激しい腹痛、全身倦怠感で起きていられない。研修だし、前日飲んでいるしで、さぼるわけにもいかず、飯も食えず、這うように帰岡。

例の結石の発作にも似ているが、痛みの質が違うし、「寝冷え」と自らを診断。夏バテ?HMV渋谷のセールは滞在約1時間半ほど(体調悪化前)、ま、たいしたことはない。12枚購入。3,000円強。

タン・ドゥン「交響曲1997」〜これ、香港返還の記念創作のはずだけれど、あんまり売れなかったのか?やたらと残っていて、通常装丁が300円(500円?)、豪華装丁版が100円。曲は、信じられないほど大衆的で開放的。明るく、わかりやすく、スケールの大きなもの。鐘の神秘的な響きと、太鼓(和太鼓みたいな音色)のおもしろさ、中国の大衆演劇のような雰囲気もときどきあって、これは楽しめます。もっと、あちこちで演奏されないものか。

2002年7月某日

クルマで津山に終日お仕事。早朝ジャジャ降り〜わずか20度〜やがて雨は上がり、帰りは快晴。

津山BOOK・OFFで@300CDを6枚選定/結局3枚購入。どこにでもあるんじゃないの?激安CDは。室井摩耶子さんのSchubert アルバム、クリュイタンスのFaure「レクイエム」(ステレオのほう)、ギーゼキングのMozart ソナタ集。1,000円で釣り有。

仕事はどうも興が乗らない・・・って、いつもだけど。で、津山からの帰り、建部町の八幡温泉(沸かしだけど)で30分ほど汗を流し、更に桃を1ケース購入(1,200円安い)して帰宅。おお優雅、明日は早朝から出張だから先にHP更新しようかな。

2002年7月某日

ようやく連日のように暑い。でも、昨年にくらべてどうなんだろう?過ごしやすいような気もするが。季節外れの連続雨台風で、あちこちたいへんな被害のようだけれど、当地は良い天気。朝から蝉も鳴いてまっせ。ちなみに夜は蛙の大合唱。青汁(新製品サンプル)のチカラか、体調ヨロシ。

クーベリック/ベルリン・フィルの「新世界」(燃えるようなオーケストラの迫力と実力)、ヴァント/北ドイツ放響でBruckner交響曲第9番(オーケストラの総和としての響きそのものが芸術)〜定評ある録音はそれはそれとして学ぶところが多くて、で、そんなんばっかり聴いてちゃツマらんか。でも、圧倒的魅力。

デュトワ/コンセルトヘボウで「管弦楽のための協奏曲」〜再度。これはオーケストラの奥行きあるコク、指揮者の精密な指揮ぶりがかみ合っているのか?モントリオール響との演奏を聴き比べなくちゃ。

本日は外出の予定も会議もないので、じっくり残務整理に勤しみたいもの。田中長野県知事失職。民主主義の熟成にはカネと手間暇が掛かる。

2002年7月某日

つもいつものブルー・マンディ〜でもないか。先週は酒席が続いたし、今週末から続くこともわかっているので昨日の外食時も、本日も真面目に残業しつつ「酒なし」帰宅。(財源にも限界が見えている)小さいトラブルのみ発生〜大事に至らず。基本的には順調か?

先週の出張の精算しつつ「う〜む」状態。CDが何枚買える出費なのか?

朝からマルケヴィッチの「春の祭典」そして「ペトールーシュカ」(短縮版)〜音の状態はそうヨロしくなくとも、リズムのキレは楽しめる。帰宅して、デュトワ/コンセルトヘボウで「管弦楽のための協奏曲」(1991年ライヴ)〜これは恐るべき充実した演奏。MDに収録したが、余白にはシモーネ/グルベンキアン管で「イタリア」(1993年東京オーチャード・ホール・ライヴ)これは重くならない響きがMendelssohnに相応しい。・・・・が、聴衆の拍手に品がない!

2002年7月某日

広島で商談2発。夜のお付き合いはドツボの出費有(人生こんなもんさ!)〜経費節減のため激安ホテル(2度と泊まりたくない)〜早朝より山口(正確に言うと下関)へ。順繰りに宇部〜山口と戻って(ここまで仕事)湯田温泉に宿泊。(これは仕事ではない)

広島では飲み屋の親父が大学の先輩ということがわかり、日本酒飲過翌日激頭痛状態。なのにまたまた湯田温泉でお付き合い(ま、自制調整済み、ながら)。日曜昼に帰宅するが、女房息子の視線冷ややか。おつかれしました。

帰宅し、着替え洗濯しつつメール・チェック後、天気も良いのでいつものご近所BOOK・OFFへ散歩。おお!@250CDが完全在庫補充。ワタシが普段ご遠慮するメジャー系(全集もの)ほぼ全巻揃い踏み。12枚お買い上げ。

まず「真夏の夜の夢」(デュトワ)から〜弦の薄さ軽さは好みの別れるところか?やっぱ、クーベリックでしょ?モントゥーとか。小澤ほどじゃないが、そうとうの薄味演奏で、世の中こんな演奏が人気あるのか?一方で「激辛演奏」ばかり喜ぶ風潮は対局に有。

藤原新也「幻世」(講談社文庫)読了。圧倒的な「物事を見つめる視点」の鋭さに、ただただ感服するばかり。自分で自分の人生に「おまえ、なにやってきたの?」と問いかけてしまいそう。

2002年7月某日

本日から午前打ち合わせ、昼から新幹線で広島行き〜2本打ち合わせ、夜お付き合い。明日、終日山口へ、夜お付き合い。昨日、ちょっと食い過ぎか?鋼鉄の胃袋もやや弱り気味。

テンシュテットでMahler の交響曲第3番へ(朝から)。いまなら11枚組全集5,420円だけれど、ワタシのはおそらく1990年代中盤に購入した12枚組(含む「大地の歌」)8,990円。録音状態や、LPOに不満がない訳じゃないが、この悲痛さは尋常ではない切迫感有。もっと長生きして、ドイツのオーケストラで再録音(バイエルン放響で!)して欲しかったもの。

2002年7月某日

昨夜、今朝、涼しく気持ちがよい。岐阜県の方はテレビで見るといつもながら被害が酷くて、ワタシはおろおろするばかり。ほかの方のサイトを見ると、いろいろ元気を失っている人が多くて、ワタシも時にそういうことはあるから気持ちはわかるつもり。せめて「復活」(ホルヴァート)で自らを鼓舞。(聴衆の拍手がアツい)

お仕事は(珍しく)順調か?お得意さまとの会議も和やかな雰囲気のウチに完了。気温は高いようだけれど、爽やかな空気に誘われて一時間ほどビールを飲んで帰宅。明日から広島〜山口。日曜まで。

ひたすらMahler 。ホルヴァートの「復活」何度も聴いて、コメントの付け直し作業に勤しむが、できあがった文書は「?」状態か。この誠実なる祈りというか、アツき思いはなんなのか?

2002年7月某日

台風逸れて、昼からは良い天気で暑い。日差しが強い。いつもは広島出張の曜日だけれど、金曜日に延ばしたので本日は内勤。順調に作業消化は進む、できあがった書類をお客様関係各位へメールで送信してさっさと帰宅〜するとケータイに電話が来て「コレなに?」・・・どうもヘンなのを送ったらしい。最近、良くするミスなんすよ、情けな。

小田和正の「自己ベスト」〜偶然だけれど、BBSでも話題になっていて、ここ数日聴いてまっせ。50歳越えても、まったく現役・瑞々しい愛を歌って素晴らしい。全14曲身につけてカラオーケストラで歌いたいもの。(半分くらいかな?歌えるのは)Mahler ばっかり聴いている訳じゃありまへん。

ここ最近、有田芳生さん(大学の先輩〜ワタシからは学生時代一方的に面識がある)のホームページに凝っていて、毎日楽しみ。政治には縁遠いワタシではあるけれど、長野県知事問題などの本質はじつに興味深く、腹立たしい。世の中、汚れきったアホ爺政治家の横車を許しちゃいけん。

2002年7月某日

台風が近い。「台風銀座」の地域の方々、被害に苦しむ住民には申し訳ないが、岡山は天変地異の影響が少なく、穏やかなところ。昨日、ビールにお付き合い(連続だな)したにも関わらず、調子がよいのは「青汁」(サンプル手に入ったため)のチカラか?

本部のエラいさんの運転手として外出、無事任を終えて職場に戻る。山積する宿題は終了するわけもないが、ようやく先が見えてくる〜台風も近いので早めに帰宅。Mahler 交響曲第1番(ナヌート)をここ数日再確認して、感心する。

ホルヴァートの「復活」も、じっくり聴き直したいところ。自分がMahler 演奏に求めるものは急激に変化している。明日、地元取引先のエラいさんと会議〜明後日、午前中打ち合わせの後広島へ、その夜お付き合いがあって、山口に転戦、さらにお付き合い。

昨夜、「結石」の発作出掛かったが、どうやら無事クリヤ。しかたがない持病だな。

2002年7月某日

本日も天候は良いみたい。いつものことながら、今週も仕事のメニュー多彩で不安に溢れっぱなし〜日曜迄。朝から「大地の歌」(シューリヒト/コンセルトヘボウ1939年)〜最近、店頭で見かける怪しげ3枚組だけれど、表情は思いの外濃厚。いかにも「メンゲルベルクのオーケストラ」という雰囲気もあるし、終楽章途中で観客の女性が「世界に冠たるドイツ!」と叫ぶのも驚き。

お仕事は(いつも通り)思ったように進行せず。但し、トラブルは少なくて救われる。エーリヒ・クライバー/ベルリン・フィルのウィンナ・ワルツ久々に聴くが、ああ!これ最高の演奏!このいきいきとした躍動感は、息子カルロスが目指したものだったんだな。

2002年7月某日

一転、爽やかな気候(暑いが)。昨夜は楽しい演奏会だったが、なんか相変わらず煮詰まっていて、HP用の文書を書くのもツラい。音楽も聴いているし、けっこう楽しんでいるが、集中力を欠いているのかな?ちっとも印象が定まらない。これ、やはり精神的に疲れているのか?毎日毎日「明日の仕事」が心配。(でも、実際はなんとかなるもんだけれど)

良い本読んじゃった。「何もなくて豊かな島」(崎山克彦 著 新潮文庫)〜何もなくて豊かな島を所有するには、ずいぶんと「持てるもの」が必要とは思うが、そんな皮肉抜きにして、これは「精神の理想郷」だ。「幸福=財/欲望」との公式があるそうで、なんとなく納得したようで納得していないが、とにかく一度行ってみたいな。バブルっぽいが。このエッセイも素敵

小澤/ベルリン・フィル1989年ライヴ堪能。これは「ウ〜ム」と考えさせられる(珍しく良い方向に)演奏。PCの壁紙、若村真由美さんの芸者姿では、あまりにコ過ぎるので、またまた矢田亜希子ちゃんのノースリーヴに変更。ドキドキするくらい可愛い。

2002年7月某日

梅雨は続いていて、蒸し暑い。カセット→MD作業をするのは休みの楽しみで、早朝からMahler 交響曲第8番(ベルティーニ/ケルン放響)の後半完了。更に、Bach ブランデンブルク協奏曲第3番(A.デイヴィス/トロント響1985)+ラレード/聖ルカ管弦楽団(1992年来日公演全曲〜コレ、言っちゃ悪いがお客の拍手最悪)などをMDに。

夕方から岡山大学交響楽団演奏会を堪能

2002年7月某日

早朝決起して山口へ。ま、滞りなくお仕事こなして、帰りの新幹線ではビールでも飲んで・・・・なんていうのは甘くて、夕方ちゃんと事務所に戻って残務整理。でも、やっぱり蒸し暑さに負けてビールなど飲みに行っちゃう。

新幹線では「復活」(サラステ/スウェーデン放響1995)堪能。更に、イル・ジャルディーノ・アルモニコのブランデンブルク協奏曲第2・4・3番に(完全に)痺れてしまう。荒々しくて、めちゃくちゃ上手くて、ノリノリで、猛スピードで、って言うことなし。

明日は休むぜ!たまの土曜日。

2002年7月某日

Mahler のライヴ・エア・チェック(カセット)はたくさん残っていて、当時まだCDは高かったし、貧しかったし(いまは?)で、「FMはMahler 学習の場」でしたね。10年ほど前のスパンか?シャイー/ベルリン放響(旧西)で交響曲第6番(1989年ライヴ)〜これは遅いテンポが印象的な重量級、しかも重暗くならない美しさ有→MDへ。

2枚のMDは当然余りが出るので、引き続き交響曲第8番(ベルティーニ/ケルン放響1991年サントリー・ホール・ライヴ)第1楽章を収録。これ、児童合唱団以外はすべて現地の合唱団を連れてきているんですね。(バブル時代!)「千人の交響曲」は苦手としていたけれど、ようやく混沌の絶叫の中から旋律のエッセンスが感じ取れるように。シャイー・ライヴ(1987年)辺りから親近感が沸いたけれど、いっそうスッキリと透明な演奏を望みたいもの。

これから出勤。昨日来の宿題を消化し、翌日の山口出張の資料を仕上げ、11月の概要を起案し、一ヶ月先までのスケジュール調整し、トラブル(昨日で終わったはずだけれど・・)に対処し〜って、そんなん出来るわけないじゃん!土曜日は岡大響演奏会。行きまっせ。

2002年7月某日

朝からアンチェル/チェコ・フィルで「プラハ」、Brahms 交響曲第1番(1961年)〜これTAHRAの一番最初のCDじゃなかったかしら?今となっては売価も不明。音質曇りがちながら、これほど引き締まって貫禄もある演奏は滅多になし。

早朝、体調も悪く新幹線で広島へ。暑い!お客側も御上のお達しがあったのかやたらと商談熱心。昼はお付き合いでお好み焼き(ビールなし!)で汗みどろ!更に商談延長戦で、もうそのまま帰ろ!と思ったが、宿題山積状態で事務所に寄ってやや残業。まだまだ宿題溜まりっぱなしで、ウンザリ状態は続くよ、どこもまでも。週末は山口。

Mahler 交響曲第8番は苦手としていて、特に第1楽章がいけない。絶叫と(怒号と)混沌の渦。でも声楽を上手く処理して、すっきりと透明にしてくれると良いんじゃないの?ノイマン唯一の録音はカセットに録ってあったが、これがなんともバランス良く素晴らしい。でも、第2楽章後半でテープ劣化でちゃんと聴けず残念。

2002年7月某日

ようやく暑い。正しい夏になりつつある。「きょうは余裕」のはずが、久々朝から晩まで追い込まれっぱなし。全然思うようになりません。またまたトラブルも発生(未解決)しちゃったし。

通勤では、「大地の歌」(ベルティーニ/ケルン放響1991年ライヴ。カセット→MD)〜精緻を極めた演奏。帰宅後、引き続きサラステ/スウェーデン放響で「復活」(1995年、カセット)をMDへ。やっぱ、夏はMahler モードでっせ。明日は広島行き。

2002年7月某日

7月に入ったが涼しく、もちろん梅雨状態。いつもの憂鬱月曜日ながら、今週は意外とスケジュールが緩いので気分が楽。勝負は本日夕方からの外出商談2本のみ。どこかで代休消化しようか?毎日のウィルス・メール、毎日曜夜の「ワン切り」コール、更にEZWebに迄ヘンなメールが入るのはいったいどういうことか。

朝からカラヤンで「四季」〜シュヴァルベのヴァイオリンが素晴らしい。細部まで味付けされたアンサンブルは好みの問題だ。ミュンシュ/ニュー・フィルハーモニア管で「カルメン」管弦楽曲7曲〜これはキッチリとしたフレージングが潔い。

つらくツマラない会議の連続〜地元取引先へ、そしてそのまま帰宅。Mahler 交響曲第10番(フィーラー版)〜再聴すると発見がたくさんある。これが音楽の醍醐味か。近況7月分更新。でもワン・パターン。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi