音楽日誌

上ほどあたらしくなります
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2002年11月某日

東京から帰った、と思ったら翌日大分・臼杵へ。(もう思い残すことはない!というくらい旨いフグを食っちゃう)風邪ひいているのに、どうしても博多に(遊びに)行きたくてバスで天神まで。数年ぶりの博多になんやら痺れる思い有。西鉄に乗って友人宅迄。またまた飲んで、旨いモン食って、風邪はどんどん悪化するばかり。

義理で頼まれ、断り切れず某HP作成。なんとか形にする。明日、一日通常出勤して、来週はずっと東京だ。どうしよう。

で、いつのまにか12月へ。嗚呼、一年って速い。

2002年11月某日

ちょっと遅れて、昼頃広島のお客様のところに到着、昼飯抜きでつき合ってもらって、広島駅まで戻ってバスで空港行き。けっこうギリギリで東京羽田行きに乗って、約束定時に渋谷到着。いつもの数人+新顔二人で飲んでしまう。

翌日会議、ああ、とうとう風邪来る。「寒いかな?」と思って、カシミヤのセーターなど仕込んだのが間違いで、むしろ暑いくらいで汗かいちゃったのが原因か。これから大分へ。悪化しないことを祈るばかり。

2002年11月某日

本日これから出張。風邪大丈夫かな?気持の問題か。

Bach オルガン曲(シュヴァイツァー)残りぜんぶ聴く(CD2枚)〜コメント不能。Bach はすべからくすべて感動するから。とくにオルガンは。R.Strauss「変容」「四つの歌」「オーボエ協奏曲」〜ジンマン盤しつこく。フレージングがさっぱりしていて、別な曲を聴く思い。これはこれで新鮮か。「変容」はクレンペラー盤が脳裏に存在する。

出張にはCD持っていこうかね。

2002年11月某日

夜中に目覚めるクセが出ている。でも、また朝までウツラウツラできるし、昨日ちょっと怪しかった風邪もセーフか。このまま出張も乗り切りたいが。朝日新聞で吉田秀和さんが「グールド訪露の衝撃」を書いている。もちろん演奏史に与えた影響が問題なのだろうが、なにより体験者による「事実」がすこぶる興味深い。吉田先生が元気で執筆を続けてくださっていることも。

R.Strauss「4つの最後の歌」〜この間、なんど聴いたかわからない。ダイナー(s)/ジンマン盤を聴いて、昔から定評あるシュワルツコップ/セル盤、FMから録音したM.プライス/ナガノ/リヨンのライヴ1988年〜「Abendrot」はまさに「人生の夕映え」が眼前に広がって、切なくなる。

しかし、名曲にはそれに相応しい演奏が必要で、上記4種はワタシにとっていまひとつ。マルギオーノ/デ・ワールト/オランダ放送フィル(BRILLIANT 6366/1)の自然体、静謐さ、ゆっくりと時間を掛けて深呼吸をするような、そんな演奏にとどめを刺す。この演奏を文書にできるだろうか。感動を。

(早めに帰宅)どうも、熱があるみたい。明日から広島〜東京〜岡山〜臼杵〜博多なのに。大丈夫か?通勤ではMahler 「大地の歌」(ベルティーニ/ケルン放響日本ライヴ-MD)〜もの凄く精緻だし、嫌いな演奏ではないが、なんやら冷たくないか?帰宅後、ちょっとだけBach オルガン曲(シュヴァイツァー)を。

2002年11月某日

嗚呼、また始まっちゃった、新しい一週間。今週、水曜から来週まで東京/九州/東京とずっと出張が続くので、本日(資料2〜3本作成+会議)、明日(朝から、地元取引先と会議+資料作成)それにおそらくトラブル処理連続ワザが予想されて、気が重い。

昨夜、岡山ポリフォニーアンサンブル演奏会演奏会。人の声〜たったいま、そこで呼吸をしてるたしかさに感動。Bach の感銘は圧倒的。夜遅くまで掛かって感想文まとめる。12/1(日)の瀬戸内フィル演奏会が行けるかどうかスケジュール的に微妙なので、あと残すところ岡大響の12/8(日)が年内ラストかな。

先日、聴いたMendelssohn「クラリネット、バセットホルン、ホルンとピアのための作品集」(アラン・ハッカーほか AMONNA)引き続き。ブルネットのフォルテ・ピアノが極上で、途中に数曲入っている「無言歌」の旋律の美しさ、素朴な歌い口がなんといえない爽快さ。演奏会の感動を思い出して、クリスマス・オラトリオ第5部(クルト・トーマス盤)〜これはリズムがたどたどしくて、軽快さに欠ける。時代(1958年)か?いかにO.P.E.がノリノリの演奏だったか、を痛感。

風邪、まだ大丈夫。たいへん暖かい。今朝は小雨。

(帰宅後)月曜日は定例会議だけれど、な〜んと、えぇっ、うっそー、みたいな12月初っぱなの連続東京出張延長。明後日、行くところなのに、また翌週?北海道から婆さん出てきて、松江温泉行く予定も急遽変更。あ〜あ、飛行機取らなくっちゃ。

通勤は岡本真夜ちゃんで。幻想的です。彼女の低音はビミョーにセクシー。帰宅してBartokの弦楽四重奏曲(ノヴァークSQ)〜参りました。

2002年11月某日

結婚記念日は連日の酒席のあとだったし、息子が体調悪かったのでウチで料理つくってゴマ化したが、なんのプレゼントも買わなかったし、山の神プリプリ。一日遅れで、家族3人素敵な料理屋「一寸亭」(ちょっとてい)へ。「武蔵鍋」(豆乳ベースでおいしい)+お刺身でまったり。罪滅ぼし。

音楽はなんでも楽しく聴けるが、文書が書けない状況が続いていて、これはどういう精神状況か?「音楽を聴けない」ことはあっても「文書が書けない」というのは初めての経験。集中力を失っているのか?R.Strauss「変容」「四つの歌」「オーボエ協奏曲」〜ジンマンのは???状態。別な曲を聴く思い。サラリと速い。

BBS書き込み絡みでBrahms ヴァイオリン・ソナタ集〜シェリングで。これほどまでに、ほっこりとココロ暖かく、また寂寥もほのかに感じる曲、演奏ってあるでしょうか。

風邪、まだ大丈夫。本日、山の神のご意向で、蛍光灯すべてカバー大掃除+交換作業。夕方から、岡山ポリフォニーアンサンブル演奏会。結局、だれも同行者現れず。

2002年11月某日

しばらく土曜は休みじゃなかったので、金曜日から、もう精神的に「お休みモード」に入っていて、実務仕事しか出来ない状態。それもボロボロ。きょうも昼間は暖かい。良い天気。さっさと帰ってしまう。家で料理作る。

先日の河田先生に続き、岡響常任指揮者杉本さんから丁重なメール届く。ワタシが「なんの見返りもない」と書いたのが効いたのか。ありがたい。通勤ではラズモフスキー第3番/「死と乙女」(スメタナ弦楽四重奏団)〜これ、もうバリバリという感じ。Beethoven の真の魅力は、この辺りの曲にあるのかも知れない、と再認識。

シフ/P.ゼルキンでBach のピアノ協奏曲。あくまで「シフ調」のしっとり抑え気味の演奏で、最近の古楽器系を期待するとはぐらかされるかも。でも、これコーヒーなんか飲みながら早朝の食堂でぼ〜っと聴いているとたまらない。小澤/シカゴ響の(若い頃の)「管弦楽のための協奏曲」〜味が薄い(というか、ほとんど純水の感じだ)が、勢いと若さがあって、これは熱気ムンムン〜ダブってもBOXセット買おうかな?

通常サイト更新するが、ほぼ反応なし。(あ、一件のみ有)見ていただいているのかね?不安。

2002年11月某日

自分の職場のイヴェントがあって、昼過ぎに終了。本来そのあと、鳥取に泊まりがけで出張予定だったのをキャンセル(ちょっと作業のメドがたたなくて)、逆に妙にヒマができて、私用電話したり、で遊んじゃう。で、夜になって広島の取引先が飲みに行くという〜連続だけれど、9時くらいまでお付き合い。いけないな。

通勤移動中は、「本で聴く音楽」更新でも話題にした、Mozart ピアノ協奏曲第23/19番(ポリーニ/ベーム/ウィーン・フィル)〜コレ、ウィーン・フィルが非常に地味に、奥床しく鳴っていて、ベームの生真面目な指揮ぶりと、ポリーニの真っ白な陶磁器のような品のある輝きが微妙に絡み合って極上の世界。

昼頃、イヴェント会場から職場に戻る(徒歩20分ほど?)途中、タワーを覗いてBorodin弦楽四重奏曲第1/2番(ロシア弦楽四重奏団)購入@590。有名なる「夜想曲」が聴きたくて。LP時代のドロルツ弦楽四重奏団が懐かしい。手許のアッカルドの演奏に少々違和感があったので、嬉しい。

今日は結婚記念日だ。酒席が続いたから外食はしないつもり。なんか買わないと。

ジーナ・バッカウアーのGriegピアノ協奏曲〜最高だね。堂々たるスケールと凛々しい清涼感が同居して、久々に堪能。ウェルドン/RPOのバックは、もしかしたら管弦楽曲集と同時期録音かな?

2002年11月某日

昨日、新居浜往復〜遠い!JR四国遅い!帰ってきたら5時過ぎ。往復かなり居眠りできました。通勤のバスでCD聴き出したらいきなり電池切れで、岡山駅の100円ショップで電池とイヤホン(これは座興で)購入。ストコ/シンフォニー・オブ・ジ・エアで「ジークフリート牧歌」「タリス幻想曲」「浄夜」〜1960年録音にしてはモノラルだけれど、音はまぁまぁ?演奏には集中できず。(列車の音がうるさい)

あと、ARENSKY、Borodin、Tchaikovskyの室内楽(アレスキー・アンサンブル)〜これ、安物のイヤホンだったせいか、音質がヨロしくない(平板で金属的)だったが、自宅で確認するとそんなことはない。ARENSKY弦楽四重奏曲イ長調 作品35は驚くべき、詠嘆の旋律に酔いしれる。

ちょっと残業していたら、明日のイヴェントに向けて本部の方数人来ていて、大勢で飲みに行くことに。9時過ぎタクシーにて帰宅。風呂入って、メールチェックして即寝てしまって、早朝目覚める。またメール・チェック(ちょっとガックリ事件有)。許 光俊さん「世界最高のクラシック」(光文社新書)〜期待したが、かなりガックリ。「本で聴く音楽」ネタにしようかな。失礼ながら。

そろそろWeb年賀状の構想練らないとな。どうしよう。今日こそ風邪ひきそうな予感有。

2002年11月某日

インバル/フィルハーモニアでDvora'k交響曲第8番〜一部。これ、どうなんだろう?分析的な演奏か。朝食時にCD/MDの小さいやつで聴いたので判断できず(判断できる録音もあるけどね)。マイ・ブームのSchumannピアノ曲は「クライスレリアーナ」(ルービンシュタイン)しつこく。これこそSchumann開眼!のCDだったはずなのに、妙に淡々としすぎて・・・と聞こえるのは、きっとワタシの修行が足りないからか。

Mendelssohn「クラリネット、バセットホルン、ホルンとピアのための作品集」(アラン・ハッカーほか AMONNA)どこで買ったのか、いくらかわからない。でも、価格シールは必ず残す主義だから、ないところを見ると個人輸入か?(つぶれた?)AMONNAレーベル3枚揃っているし、きっと$1.99くらいかな?牧歌的で、ややたどたどしい(とくにピアノ・フォルテ)が良い感じ。これから出勤〜愛媛県新居浜へ。風邪、まだ出そうで出ない、状態。

2002年11月某日

20日締めの事業データになっていて、あと二日残して我がチーム大幅予算(昨年実績)オーバー。これにて10月の雪辱果たして余りある成果。仕事作業の矛盾を翌日に延ばして、一ヶ月ぶりに机の上を片づけ、残業する派遣さんを横目に(いつもゴメンネ)飲みに行く。なぜか、上司も合流し8時過ぎまで気持ちよく酔眼。

飲み屋を出て、通りに出るとバスがそこまで来ているではないの。バス停まで100m全力疾走(のつもり)〜辛くも間に合うが、気分悪くなる。アホみたい。10時には就寝。〜早朝覚醒の老人力モードいつものこと。

バレインボイムの「夜想曲」(13曲)〜ちょっとクールで甘さのない演奏かね。評判ほど悪くないと思うが。有名な旋律ばかりで、わかりやすいというか、なんというか。Haydnの交響曲全集(アダム・フィッシャー)中盤でストップ中だけれど第82/83/84番を。「熊」「雌鳥」も馴染みの曲だけれど、ほんま名曲。楽しい。いきいきとした演奏と評価したいが、アンサンブルの粗さ、録音がイマイチなのは少々残念か。

頑張って全部聴きます!年内目標。次は「ピアノ・ソナタ全集買え!」との声も高いし。これから出勤。午前中資料締め切り、昼から外出で数件訪問、夕方上司と面接。ああ、やだ。

(帰宅後)

午前中の資料作成、まずまず。昼から現場回り。明日、山口の出張予定だけれど、会議がダブる新居浜に行くことに。昼休み、とうとう風邪も徳俵から土俵外か・・・と思ったが、職場の置き薬飲んだらなんとなく快復・・・・メールチェック(職場でプライヴェート・メール受け取れるんですよ)したら、河田先生からメールが!って、川崎医大室内管(倉敷市)を指導していらっしゃる音楽の先生ですよ。

3/4年前からサイトを見ていていただいたこと。今回の演奏会で室内管の指導を引退されるとのこと。(30年頑張っていたらしい)OB管である「川崎記念管」は引き続き指揮されることが書いてありました。「岡山のアマオケをこれからも応援してやって下さい」と締めくくられて。

ワタシ如きド・シロウトの雑音に対して、こんなにも専門の方から謙虚なメールをいただけるとは!なんと幸せ、素敵なできごと。4年間真面目にサイト更新してきてよかった。

通勤時は、ハイティンクで「海」「夜想曲」「牧神」〜ああ、これ物議を醸しそうな演奏だね。オーソドックスすぎて、オーケストラが極上に深くて、でも何かが足りない?Debussyには「マジック」が必要なのか。

2002年11月某日

風邪の一歩手前。昨夜は思わずやや夜更かししたが、いつも通り早く目覚める老人力モード。葛根湯が効いているのか、まだ大丈夫。ほんまは外出しない方が良いのだけれど、きょうは岡響定期だからしかたがない。きっと新星堂でCD買うことになるんだろうな。

いろいろCDは買っているが、気に入ったものがあるとなんども確認するから先に進まない。モントゥー/コンセルトヘボウで「ダフニス」全曲(1955年)〜なんど聴いたか?明快で力強い。しかも品がある。LSOとのステレオ録音より上か?R.Strauss「4つの最後の歌」(マルギオーノ/デ・ワールト)〜人生の黄昏に思いを馳せ、涙こぼれる思い。

Schumannのピアノ曲引き続き。ルービンシュタインの「クライスレリアーナ」〜かつてあれほど感動したのに?状態。ヴュルツの清冽なる色気ある演奏との落差を感じるのが意外な思い。交響的変奏曲(ヴラダー)〜才気走った若々しい演奏だね。この鮮度はどこにいったの?

岡響定期堪能。文句なし。終了後、家族を呼び寄せて本場インド・カレー・ディナー食す。急ぎ感想文上梓済み。明日から、また苦しい一週間始まるね。

2002年11月某日

范文雀さん死去、孫基禎さん(悲劇の金メダリスト)、江上 波夫さん(騎馬民族起源説)も逝去、それぞれに胸痛む報道だ。ジュン・サンダースとして一世を風靡した范文雀さんは、まだ美しくて、これからの活躍を期待できたのに。孫さんの晩年は栄光に充ちていたのかな?江上さんの本は棚から探して、その自由なる発想の説得力にノーミソを踊らせたい。

Schumannのピアノ曲に痺れまくり。ヴュルツ姉さんに続いて、NAXOSのフリスの「ダヴィッド同盟舞曲集」「幻想小曲集 作品12」〜いやもうタマらん。あとグレムザーでしょ、ひさびさルービンシュタインを引っ張り出さんと。

これから(休日)出勤。(泣き)

(帰宅後)午前中出勤、昼から所用で外出。帰り、タワーに寄ったらべつになんの出物もなかったが、「半額処分」があったので2枚購入。@980の半額。ヘルビッヒ/シュターツカペレ・ベルリンで「真夏の夜の夢」〜嗚呼、これオーケストラのまろやかな練り上げ具合が最高だね。もう一枚、モントゥー/コンセルトヘボウで「ダフニス」全曲(1955年)〜これ音質も出色だし、オーケストラがドキドキするくらい上手いね。

昼はよい天候で、ちょっと汗ばむくらい。こういうときに風邪を悪化させやすい。女房「乳ガンの疑い」無事晴れる。めでたい。

2002年11月某日

朝一番に職場によって、最低限の諸実務〜バス乗り場へと走る、おっと、お金をおろすヒマもなくて、CDに寄っちゃって。バスの予約も券も買っていなくて、ま、すいているから松山までは間違いなく座れるけどね。12時に到着して、急ぎ昼飯食いつつ、15:00発の高知行きのバスを予約。3時間の滞在で、2件回ってバス乗り場へと戻る。

高知へは夜到着して、急な予定だったから(不本意なくらい)汚いホテルに宿泊して、ノートパソコン(LAN接続環境なし)開いて、持ってきた宿題少々。で、今年最後の(大好きな)高知だから行きつけの飲み屋(「お箸の国」)へ。季節外れだけど、鰹の刺身食って、一人で静かに少々飲むのも久々、ホンワカしちゃう。

風邪気味だから早く寝て、早く目覚める。で、取引先に行って、お昼まで。いろいろと成果有。Fax借りて、広島の取引先に宿題送って弁当買って食いつつ、居眠りしつつ岡山へ帰還。夕方から、猛然と諸作業に励む。少々残業しつつ、そうだなぁ、70%くらい消化して明日も休日出勤決意。しかたがない。

移動中聴いたのは、ビオンディ「和声と創意への試み」(やりすぎ!)、Boulez「レポン」(美しい。最高!)、コンドラシン/ロストロポーヴィチ「ドン・キホーテ」(これはチェロがやたらと目立つ演奏)、Dvora'kチェロ協奏曲(デュ・プレ/チェリビダッケ)〜これはチェロが入魂で汚い音も辞さず!という凄い演奏か。賛否両論。

帰宅して、ヴュルツ姉さんのSchumann〜まず「クライスレリアーナ」から。嗚呼、これ至福のひとときだね。

2002年11月某日

風邪大流行(おおはやり)。昨晩、翌日の出張の交通機関を確認していたら、「午前中空き、12時頃出発」ではダメということがわかってさぁたいへん。どうしよう。朝一出発。どうしても!作業はFDにてデータ持ち出してホテルで作業か?困った。

昨夜、早く寝て、風邪対策。怪しいが、完全悪化していない。この調子でなんとか食い止まりたいもの。昨夜からしつこく、ベルグルンド/ヘルシンキ・フィルのSibelius 交響曲・・・えぇっと、昨夜と今朝で結局全部聴いたか。これはひたすら真摯な解釈に胸打たれる。しかし!オーケストラが弱いかな?技量ということじゃなくて、ちょっと素直すぎて、もっとゴリゴリと明快にやってもベルグルンドの解釈には似合うかも知れない。最新録音を聴く機会がないのは残念。

出張にはなに持っていこうかな?

2002年11月某日

山口に出発。翌日広島で午前中から会議だから、岡山に戻らず広島にて宿泊予定(時間的にも経費的にも)にて。ところが、山口での用事が思いの外早く終わって(先日ネット予約で満杯だった)スーパーホテル湯田温泉に「空き出ません?」と訊いたところ「有」と。あわてて広島のホテルをキャンセル。

ここ、LANが使えてインターネットが出来るんですよ。せっかく、ノートPC持っていってるのに。亀の湯(宿泊者は100円で入れる)でたっぷりサウナ三昧〜コレも風邪対策のため。先日食った「幻のラーメン」また食いましたよ。後悔したけど。どこが「幻」やねん。前回も書いたか。

で、翌朝は6時出発で移動。広島での(急な)会議は、舌先三寸で乗り切り。どうも、風邪は水際まで来ていて、かなりヤバイ感じ。明日から松山〜高知の旅はどうしよう・・・。移動中、Sibelius 交響曲全集(ベルグルンド/ヘルシンキ・フィル)たっぷり。これ、録音問題もあるのかもしれないが、なんか線が細いような???とても繊細で雰囲気あるが。

帰宅後、気付いたことが。ベルグルンドのSibelius 交響曲第7番〜ヴォリューム上げて聴くと、なんとも細部の入魂が胸を打つこと。それと、この間の「ノイズ?」は、CDの問題じゃなく、ポータブルCDプレーヤー側のバッテリーが弱ると発生することを発見。失礼しました。

2002年11月某日

昨日の仕事は予定の60%くらいで「ま、このくらいやっておけば死なないでしょ」くらいで打ち止め。いつもの「矛盾先延ばし」戦術ですな。きょう、いつもの山口行き〜広島戻り(泊)翌日会議(こんな予定知らなかったよ)。週後半は、積年の課題だった四国の訪問。合間を縫って残った宿題はやらないと。土曜日は少なくとも午前中は出勤だね。風邪ひけないな。こりゃ。

昨日、通勤でR.Strauss「4つの最後の歌」「管弦楽伴奏付き歌曲集」(マルギオーノ/デ・ワールト/オランダ放送フィル)。これ、ソプラノがしっとりと落ち着いているし、管弦楽がクセがなくて透明、かつ充分なる配慮に行き届いていて、清廉なる感動に溢れる。ヘッド・ホンで聴いていると一部ノイズ有?気にしないけど。

先月、煮詰まりきっている時に聴いたマーティン・ジョーンズのBrahms ピアノ曲。ソナタ第1/2番ほか。彼のShostakovichと音の感じが全然違う(こちら散漫で残響が濁り気味)ので、これは録音の問題か。いずれにせよ、暗鬱なる旋律が曇りがちの初冬の空に似合うではないか。

2002年11月某日

また、つらく苦しい月曜の始まり。水曜に急な会議が入り、明日、また山口だから、きょう定例の会議+「急な会議用資料」+本来予定していた資料(これも溜めている)+休み明けのトラブル処理(きっと有)でぞっとする。風邪に気を付けないと。

ポマー/ライプツィヒ室内管でBach 管弦楽組曲第4番〜端正で、柔らかな演奏。リンデン/モーツァルト・アカデミーは「プラハ」へ〜ちょっとオトナしめ・薄味か?繰り返し有。でも、Mozart は条件降伏だから。半分で止まっちゃったHaydn全集を再開しましょう。これから出勤。どうなることやら。

2002年11月某日

日曜。5:30目覚める。寝るの遅かったのにね。昼寝しましょう。風邪が流行っているし。スポーツ・クラブ断念。

再びR.Strauss「アルペン」+「ドン・ファン」「死と変容」もう一曲「DIE FRAU OHNE SCHATTEN」〜読めん(ヘンヒェン/オランダ・フィル)まだまだ聴き流し状態。でも悪くないことはたしか。

「The Romantic Cello」(BRILLIANT 2枚組500円)〜昨日のものと同じ題名だけれど、こちらティモラ・ロースラー(vc)のもの。2001年録音。可愛い。これは「容姿端麗」シリーズだな。伴奏のヴュルツ(p)が出色に繊細。

せっかく移行したばかりの無料HP「gooside」更新不可。書き込みで「どうしても【♪ KechiKechi Classics ♪】に入れない」といった書き込みもあったし、こりゃどうしたことか。gooside本体のHPも開かない・・・・って、なんどもやっているウチにつながったが、やたらと重い。なんやねん、これ、と思ったら「本で聴く音楽も」ftpアクセス不可。なに?これ。

ひさびさ「エア・チェック」分(このサイト)更新。ブーレーズ/N響ライヴね。

Mahler 第1番(バルビローリ)第9番(ブーレーズ)第6/7番(コンドラシン)を確認しながら、サイト用原稿にまとめつつある。いずれも借りたもの。やっぱり、Mahler の官能的で破壊的な旋律とリズムは大好き。

2002年11月某日

すっかりお年寄りモードで早朝目覚める。メールチェックとかお返事認(したた)めながら、R.Strauss「ツァラ」(ヘンヒェン/オランダ・フィル)〜ああ、これもいいね。よけいなカッコ付けてなくて。R.S.ってどこで嫌いになったんだろう。やっぱカラヤン?かな。ちょっと朝ゆっくりなので、じっくり2時間(集中していないが)聴いちゃう。

リンデン/モーツァルト・アカデミーの交響曲集(2002年の録音!BRILLIANT)第40番ト短調(クラリネットなし)から開始。古楽器のMozart はあまり聴いていなくて、これは充分新鮮なる瑞々しい演奏じゃないだろうか。優しくて、そっと慈しむように繊細な味わい有。さ、しかたがないから山口に出掛けるか。終末なのに。

(無事帰宅)睡眠不足気味で、やや寒気がしないわけもないが、気持ちよく山口より(正確には徳山より)帰宅。駅まで送っていただいて、改札で時刻を見たらひかりの発車まであと2分。一番奥の一番上が新幹線乗り場。走りましたよ、全速力で。左階段上って、連絡橋を疾走(のつもり)、新幹線改札通ったら見上げるばかりの階段と並んでエスカレーターが更に見える。ところが、エスカレーターにはご高齢の女性が数人詰まっていて、人力階段を選択。それっ!

2・3歩で足が上がらず鉛のように重い、息が上がる。ゼェゼェ。苦しみ抜いて、這うように最上段まで到達〜間に合いました。なにやってるんだか。新幹線のなかでは死んでました。行き帰りで聴いた音楽は「The Romantic Cello」(BRILLIANT 2枚組500円)〜一枚目ヴァレンベルグ演奏の小品集(ピアノ伴奏)は文句なし。選曲、演奏とも。そうだな、とくにSHCUMONN「幻想小曲集 作品73」かな?白眉は。

もう一枚はチェロ協奏曲RVイ短調420(アレクサンダー/ヴァルハル/スロヴァキア室内管弦楽団)〜これ既に所有ダブリ音源。Dvora'kチェロ協奏曲(キャプラレク/トゥーリエ/ニュルンベルク・フィル)→これが意外なる立派な演奏。Schumannチェロ協奏曲(デスパリ/ダニエル/RTZ交響楽団)→技術的に問題ないが、どことなく品がない演奏(と言っては失礼か)〜それにしても、珍しい演奏家でしょ。

更に更に、Stravinsky自作自演で「春の祭典」「ペトルーシュカ」+小品集。有名作品のムダのないさっぱりとした表現にも好感が持てる。「ジャズ・バンドのための小品集」「パストラーレ」「ラグタイム」のリリカルで自由なる味わいに痺れるばかり。

2002年11月某日

東京日帰り出張〜といっても、夜ちょっとお付き合いがあって、岡山行き最終ののぞみに間に合わず、22:00最終の名古屋行き、泊まりで早朝出れば翌朝の会議に間に合うはず・・・と、思いつつ名古屋到着すると下関行きの寝台特急があるという〜で、早朝4:15岡山帰還。(でも。寝台特急って高いのね)

出張にはCD持っていきましたよ。メンゲルベルク以来見直したFranck 交響曲ニ短調+Hindemith「画家マティス」(チェリビダッケ/スウェーデン放響)更にProkofiev交響曲第5番(シュトゥットガルト放響〜この曲あんまし好きじゃない)→いや、もう主張が明快で、細部くっきりこだわりで、スウェーデン放響のやや薄目、清潔な響きもヨロしい。

更に、Mahler 交響曲第1番(バルビローリ/ハレ管)〜コレ、是非別項起こしてサイト掲載したいくらい発見がある。

(帰宅後)なんせ睡眠不足だし、体調は悪くないが、時節柄風邪をひくのもいやなので、午前の会議、取引先との打ち合わせ終了後、早々に帰宅する。明日、山口だけれど少々肩が凝るのはヤバイ前触れか?音楽はいろいろ聴いているが、ちゃんと考えを文書でまとめられない。スランプ。甚だしい。

R.Strauss「アルプス交響曲」(ヘンヒェン/オランダ・フィル)は、木訥としておおらか、大きな広がりも感じる(じつはCD/MDセットで聴いた)。オーケストラはうんと上手くないが、わかりやすい。Shostakovichヴァイオリン協奏曲第1番/交響曲第5番(ザンデルリンク/I.オイストラフ1966年)〜これも、信じられないほど明快な演奏。これほどこの作曲家がわかりやすく感じたのは初めてか?緻密さと豪快さがみごとに同居。

2002年11月某日

わりとよく眠れたが、早朝目覚めてしまう。しつこくSibelius 交響曲第3/4番(リーパー/スロヴァキア・フィル)。洗練されない雰囲気のある演奏だけれど、全体像が見えない。これが見えないと次のベルグルンド、サラステに進めないじゃない。出張に持っていくかな。

(帰宅後)広島には泊まらず、明日の東京行きに備えて帰岡。最低実務こなして、久々「赤とんぼ」へ。自分にしてはちょっと飲み過ぎたかな?移動中の新幹線では「ダフニス」全曲(ブーレーズ/NHK交響楽団ライヴ1995)〜何度聴いてもオーケストラの洗練不足が気になる、SIBSELIUS交響曲第5番/「4つの最後の歌」(ナガノ/リヨン歌劇場管/プライス1988ライヴ)これはオーケストラに緻密さが欠けるのと、音楽との響きの違和感がある・・・な〜んちゃって、贅沢なこと。

出張続くので、今週も変則更新。なんか、旧URLの移動表示更新連続失敗していて、あわてて修正。

2002年11月某日

休みの後は思いっきり憂鬱。早朝、仕事上の用事を思い出して(夢で、だよ)起き出して、手帳にメモ。いやだいやだ。あぁ、きょうは勝負の日だな、宿題消化の。遣る瀬ない。明日、広島〜山口。どうしよう。でも体調は悪くない。

結局、Sibelius は交響曲(リーパー盤)ぜんぶ聴いてしまう。でも集中できず。そしてまたChopin !チェルネッカの素晴らしき協奏曲よ。これから出勤。

(帰宅後)残業して、それなりに(6割くらいか)仕事仕上げて帰宅。明日広島泊〜山口行きの予定が、広島トンボ帰り〜東京行きに急遽変更、朝行って即帰る最悪のパターンですよ。で、金曜日は岡山で会議でしょ、土曜日は休むつもりが、飛ばした分の山口行きになりました。終日。がっくり。

レオン・ベルベン(cem)で、Bach 平均率(BRILLIANT)。1970年生まれの若者が、1999年に録音したもの。最高。柔軟で新鮮。ヴァルヒャなんて、厳つくて立派すぎて疲れるね。

2002年11月某日

ここしばらく、PC壁紙は諏訪内晶子ちゃんでいったけど、久々矢田亜希子ちゃんの秋冬ファッションに変更。彼女、演技はイモだけどファッション・センス抜群で素敵。ええ年齢(とし)こいて、と、また息子に叱られるかな。

昨夜、Sibelius 交響曲第3/4番(リーパー/スロヴァキア・フィル)。ちょっと冷え込む季節に最適の音楽か。今朝、「ダフニス」全曲、モントゥーの洗練された、粋な演奏で。「パヴァーヌ」ともどもロンドン響はこの辺りが最盛期か?最近の来日公演では、ブーレーズと極上のMahler を聴かせたらしいが。これから朝一でスポーツ・クラブへ。

(スポーツ・クラブ無事終了)女房とIY堂でカーペットなどのお買い物。昼食と夕食の材料買って帰宅。オーマンディでSAINT-SEANS交響曲第3番(最期の録音)〜なぜ青年時代この曲にあれほど感動したのかまったく不思議。(アンセルメ盤)

コタツ用の新しい布団とか、カーペットなんかも買ったし、本日は外食なし。なんか、ゆっくりしたな。明日からのスケジュールを見ると慄然とする思いだけれど。ストコフスキー/シンフォニー・オブ・ジ・エアのCDを堪能。音もよろしい。

2002年11月某日

昨夜は久々(一年ぶり)「車屋」で家族3人夕食。岡山では出色の旨いサカナを食わせてくれるところ。寒かったから「寄せ鍋」もたのんだんだけど、このダシが自宅では出ないんだなぁ。大満足で一万円の出費も惜しくない。

昨日購入したChopin が出色の演奏〜チェルネッカ(p)/ペシェク/スロヴァキア・フィルハーモニー〜で、こんなに馴染みの曲なのに、切ないほどの感動がある。なんどもなんども聴いちゃう。ここ2週間ほど聴きまくっていた、Brahms のピアノ・トリオ(J.フォンダ、ヤニグロ、スコダ)もようやくサイト用原稿に仕上げつつある。

昨日購入したMozart 2枚、ピアノ協奏曲第17/18番(エンゲル)、第18/19番(シュタイアー)〜なんでこれが@250なの?というくらい罰当たり的に価値が大きい。エンゲルは全集として「ひとつの標準」とも呼べる水準。ワタシが大好きなト長調K453は、軽やかな春のステップを感じさせる。シュタイアーの古楽器による演奏は、古雅な響きがなんとも奥床しい。

「ちょろ聴き」更新したばかりだけれど、しつこくマルクソンの「ドン・キホーテ」再聴して、いろいろ発見がある。なんというか、素直な美、というか・・・、虚飾のない清冽さというか・・・。別稿書き直しかな?都はるみさんのサイト、久々に更新されていて、嬉しい発見。

昼、冬物のズボン購入に女房と外出。なんやらノンビリとした休日。少々薄ら寒いが、明日も連休で嬉しい。珍しく、ケータイは来なかったね。(と、書いたとたん来たが)

2002年11月某日

早めに寝たせいか、ずいぶんと早く目覚めてしまう。

DANZYのフルート協奏曲集(アドリヤーン/BRILLIANT)を楽しんで拝聴。マンハイム辺りですか?この辺りはどれも好きだなぁ、素朴で。PCCDBOOK部屋掃除しながら、Franck 交響曲ニ短調(メンゲルベルク)を。この曲、やや辛気くさくて好きではないが、やたらと手許にCDが貯まる。細部まで指揮者の個性が横溢・徹底されていて、今まで聴いた中では一線を画すおもしろさ。いや、音質の明快なこと。

さ、午前中にスポーツ・クラブでも行くか、と準備していたら電話が〜「飛行機のチケット拾ってますよ」〜ん?たしかにおととい東京行きの切符取ったけど・・・とカバンを見るとない。見事に。知らぬウチに落としてたのね。拾っていただいたのは、ご近所の食堂の方でした。十重二十重に腰を折ってお礼申し上げました。ああ、よかった。いろいろあるなぁ。ちゃんと、その後、エアロ・ビクス(ジョギング・エアロ)行きましたよ。

先日、東京でかなりCDを買ったばかりなのに、@250BOOK・OFFは止められない。火曜日広島で「驚愕」「奇跡」「軍隊」(ドラティ)、Beethoven 七重奏曲/交響曲第7番(トスカニーニ1939年)。計2枚。

本日、散歩がてら地元でChopin ピアノ協奏曲第1番/演奏会用アレグロ(管弦楽伴奏版〜コレが目当て。ポンティだからVOX絡み音源か)、Mozart ピアノ協奏曲第17/18番(エンゲル)、第18/19番(シュタイアー)、これに「街かどでクラシック〜マンモルトルのカフェで」〜これが凄い。ガロワの「牧神」はナント弦楽+フルート+ハープ編曲版、ボレロは通常版だけれどモートン・グールド/ロンドン交響楽団。計4枚。1,000円也。こうだから中古掘り出し物は止められない。

2002年11月某日

正式に は移転させます。「http://kechikechiclassics.gooside.com/」へ。旧URLが11/4迄メンテ不可なので、新URLで更新開始。

昨日、トラブルらしいトラブルは仕事上ではないし、午前中出掛けた取引先とも和気藹々。だけれど、手帳を開いて「はっ」と気付いた、本日4時から会議打ち合わせ〜ワタシが開いた会議ですよ。な〜んも準備していない。昨日、見残業切りで帰った時に完全に失念。午後1時〜4時まで必死に最低限の準備に勤しむ。一時間ほどの会議無事終了して、残務整理して、とにかく「どうしても!」ということのみ消化。あとは「MemoBook」というソフトに「宿題はこれだよ」と自分で書き込んで帰宅。明日も休日出勤しない。3連休。

フランソワのSchumannピアノ協奏曲と「謝肉祭」〜コレ出色の演奏と思う。自由でアツい演奏。テクニックも抜群。連日通勤時に聴いたけれど、図書館に返納。マルコ/フィルハーモニアで「新世界」〜1956年ながら音質良好。演奏云々するほど集中できず。ポマー/ゲヴァントハウスでBach 、Messiaen、Ives、そして「動物の謝肉祭」という凄い(選曲が)アルバム。これ、抜群に楽しい。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi