2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに
去りゆく日々
本日お休み。昨日終日雨模様、無為無策、結局掃除もせず昨夜はスポーツクラブ休館日=休筋日(市立体育館は開いていたけれど)終日音楽三昧+収集音源ファイルの点検整理というヲタク趣味+時々テレビドラマ、時間をムダに消費しました。夕方ご近所ドラッグストアにビール風飲料を買いに行ったのみ。これが自粛生活ですよ、大阪はコロナ新規感染1,172人、猛追する東京ついに1,027人、我らが愛知県も負けじと430人、ネット情報を見ると”GW「旅行くらいは…」 昨年より増加の兆し、満室の行楽地も”(https://www.sankei.com/)”観光地は人出まばら、PCR検査は駆け込み行列 大型連休初日”(毎日新聞)間逆な記事が載っているけれど、いずれ観光地への人出、人々の移動は昨年より比較的多いらしい。カネとヒマと体力持て余している人々のガマンも限界やろなぁ、想像は付きます。こちら残念without カネと体力。
祝日後の朝日新聞はネタ枯れ、渾身”陰謀論”特集。例のトランプさん絡み、Qアノンがどーやら、というやつでっせ。”コロナはただの風邪”、”ワクチン接種するとマイクロチップが埋め込まれる”、一部の狂信的な人のみに非ず、ネット時代にご近所の主婦とか地方議員とか熱心に広めているらしい。21世紀も20年過ぎて”Superstition”は健在なのですね。五輪強行も頑迷に”とにかくやる”というノーミソ硬直状態、我らは科学の時代を生きているはず。
本日はまず掃除、牛乳濃厚野菜ジュースヨーグルトの仕入れ+床屋さんが宿題。お仕事案件2件ほど気になるメールがあったけれど、対応先延ばし、本日は連絡頻繁と予測。夜には初級エアロビクスが待っております。今朝の体重は66.7kg前日比▲300g微塵も身動きしなかったのに減っておりました。
Brahmas ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜マウリツィオ・ポリーニ(p)/ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1975年ライヴ)・・・これもネットより入手した珍しい放送用音源?音質もほぼ問題ありません。ポリーニ33歳の記録、翌年アバド/ウィーン・フィルとセッション録音しているから、この巨大なる演目をあちこち集中して演奏して回っていたのですね。冒頭茫洋として遠いホルンの呼びかけに、静かに応答するピアノ・ソロ、悠然たる美しい旋律横溢な作品、ソロもオーケストラも余裕にクール流麗、完璧な技巧、肩の力が抜けた演奏に文句なし。ネットから入手したファイルは一本連続50:18、楽章間拍手込み、一気呵成に全曲聴き通しました。
Shostakovich 交響曲第12番二短調〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1961年初演ライヴ)・・・ここしばらく連続Shostakovich!ずっと苦手だったのに、どの作品を聴いてもシニカルな旋律、途方に暮れた静謐、暴力的な爆発に感銘を新たにしております。ムラヴィンスキーの昔の録音もその音質故に系統的には聴いておりませんでした。1984年ライヴの集中力迫力に打ちのめされて、噂では初演のはもっと凄いぞ!とのこと、慌てて露西亜辺りのサイトを探ったら出てきました、1961年初演ライヴ。ネットから入手した音源は残念な.mp3/128bpsは通常自らの基準では廃棄対象、これは幸いまずまず、それなり聴ける音質でした。(写真は別物)わかりやすいとか明晰とかそんな論議とは別の一気呵成な11:47-11:35-4:31-9:57。例の全編を貫くわかりやすい主題の朗々としたテンション、第3楽章ピチカートの切迫感、恐ろしさ、終楽章の輝かしい確信に満ちた賛歌は圧巻、テンションMax!他、Mozart 交響曲第39番 変ホ長調K.543 Wagner 歌劇「タンホイザー」序曲も演奏されておりました。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに
去りゆく日々
本日より5連休、ちょっぴり悩んで業務用ノートパソコンは職場に置いてきました。スマホに届くメールのみ点検して、なにか緊急事態あれば職場に出ることも検討いたしましょう。お仕事意欲薄れるばかり。特別にやるべきこと、出かける予定もカネも、欲しい物、やりたいこともないG(ガマン)Wも2年目、今朝は昨日来の鬱陶しい雨模様、お掃除をしましょう。橋本五輪会長”無観客も視野”との発言、次は”無選手”も考えて下さい。昨夜もしっかり手抜きなし、自分なりフルメニューに鍛錬しても今朝の体重は67kg前日比+300g。夜喰い過ぎたのか、喰うたもんの種類がよろしくなかったのか。あと2kg戻すのは遠い道のりに思えます。「朝は王様のように、昼は王子のように、夜は貧者のように食べよ」とは欧州の諺、ネット記事にありました。
小夏(日向夏/ニューサマーオレンジとも)と文旦と並んで大好きな柑橘、シーズンには箱買いして、北海道の両親が健在のときには幾度送ったものです。現在は流通事情が違うからわからんけど、北海道には美味しい柑橘類は出回らなったと記憶、両親は(初めて見る柑橘を)たいへん喜んでくれました。親父の葬式が終わってマンションに戻ったときに文旦が届いたのも思い出、その半年後には母親も突然死んでしまって、昨年想い出深い柑橘は注文しませんでした。そういえば母は柿が好きだったな。先日思い立って小夏ハウスものを注文、久々の瑞々しい甘みを堪能、女房殿は大阪の老母にも持参いたしました。
さほど高いものでもなし、おいしいものを知っている知識は生活を豊かにしてくれます。
Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」/序曲「レオノーレ」第3番(1970年)/序曲「フィデリオ」(シュターツカペレ・ドレスデン1969年)〜カール・ベーム/ウィーン・フィル・・・Karl Bo"hm(1894ー1981墺太利)のBeeやんなんて、そんな不遜な今更感慨抱えつつ、LP時代に全集は贅沢品、フルトヴェングラー(怪しい伊太利亜ライヴ含む)とカール・ベームを所有して熱心に聴いておりました。久々の拝聴はなんということでしょう、作為のない音質に肩の力の抜けたウィーン・フィルの自然体に惚れ惚れして、ゆったりと音楽に入り込める驚き。こども時代から馴染みの「田園」には食傷気味?なんて戯言を許さぬシミジミとした説得力、テンションが低いとか緩いとか、そんなことは微塵も感じさせぬ淡々とした歩みにラスト、自然への感謝の念極まりました。12:23-14:01-5:50-3:42-9:48。「レオノーレ」第3番は大爆発に疾走して驚き!音も割れよ!状態(13:36)。「フィデリオ」序曲はオペラ全曲からの流用でしょう(6:16)オーケストラの質実な音色はこちらのほうが好みでした。
Berlioz 幻想交響曲〜エフゲニー・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1960年)・・・物凄い怜悧なテンション!切れ味だけどなぁ、音質が残念。この間、ムラヴィンスキーの音源を探し回っているけれど、かなりの比率で音質が残念、これも巡り合わせ運不運なんやろな。
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去りゆく日々
大阪周辺依然タイヘン、変異種が既に八割、それを猛追する首都圏でも四割とのこと、若い人への感染やら症状顕著らしい。更にコロナウィルスの変異は続いて、現在のワクチンもやがて効かなくなる?とか、印度では一日の感染者数30万人超え、海外からの医療支援が必要だけど、どの国にもそんな余裕はない・・・それでも五輪強行ですか?もうほとんど経済的な成果は見込めないのに。自分は自宅周辺の狭い生活、出勤スポーツクラブ日常品の買い物、マスクはしているけれど、身近にコロナの「コ」の字も感じない日常の閉塞生活が続きます。
昨夜の報道番組によるとテレワーク普及率は一年前の31%→19%に落ちて、普及定着は進んでいないそう。自分も否定的な意見を書いたけれど、大都会では通勤時間が長いし、可能であればそうしたらよろしいと思います。幸い我が職場は機器環境条件も整って、自主申告でテレワークは可能です。東京本丸の日常実務処理に関わる部局からメールをもらって、念のため詳細確認に電話したら「本日テレワークですよ」、スマホに連絡し直すこともしばしば。日々大小のトラブル発生して、先週末にも主力商品製造委託先の工場ラインが故障、GW前に在庫逼迫!その情報や在庫確保、復旧見通し、取引先へのお詫びの仕方、内部調整は必須、これはテレワークではちょっと厳しい。先日の東北の震災で工場ラインが止まったときも同様でした。
自分の場合、2年目若い人への指導やら、トラブル処理イレギュラー対応など出勤必須な理由もあります。女性スタッフはテレワークが進んで、昨日も伝票の切り方についてメールや電話でやり取り相談しましたよ。明日より自分は連休へ、業務用ノートパソコン持ち帰るか逡巡しているところ。金曜は平日だから急ぎの対応要請があるかもしれません。
昨夜のスポーツクラブはストレッチ+筋トレ5種+エアロバイクほんの10分ほど、ムキムキに鍛える意図もなし、体調を整えて気分転換のため、毎日続けられる程度の負荷で鍛えております。ネット情報にも”頻度で負荷を変えたらよろしい”と。今朝の体重は66.7kg前日比+300g、昼間かなり喰うた反省有。
Beethoven 「プロメテウスの創造物」序曲/ヴァイオリン協奏曲ニ長調/Biber パッサカーリア(アンコール。以上ベンヤミン・シュミット(v))/Shostakovich 交響曲第5番二短調〜ダニエル・ライスキン/スロヴェニア放送交響楽団(2017年ライヴ/おそらく放送音源)・・・Daniel Raiskin(1951-露西亜)は現在スロヴァキア・フィルの首席指揮者、スロヴェニア放送交響楽団はリュブリャナ放送交響楽団として日本では知られております。Benjamin Schmid(1968-墺太利)のヴァイオリンは惚れ惚れするほど凛として艷やかな音色を誇りました。音質良好、かつて廉価盤にて拝聴したオーケストラは”努力賞だけどいまいち”みたいな感想だったけれど、ここではライヴとは思えぬ充実したサウンド、著名な「革命」は(熱血!前のめりに遠い)力感にも不足しないバランスに驚かされました。
Shostakovich 交響曲第4番ハ短調〜ウラディーミル・アシュケナージ/NHK交響楽団(2006年)・・・日常生活でもメジャー著名な(ブランド)ものを避ける性癖、マイナーであるほど興味をソソられる生来の天の邪鬼体質(日本が誇るN響をマイナー呼ばわりしちゃマズいかも)それを前提としてもこのオーケストラのサウンドがオモロない。この作品は巨魁に重苦しい+そして第1楽章後半「Presto」の狂気なテンションが聴きもの、アンサンブルは整っても妙に響きが薄く、怪しさに欠ける15:05+11:31-8:40-6:11+18:42。この作品をオモロく聴かせるのは難しいのかも。
では、行ってきます。薄曇りにこれから雨、女房殿は土曜日に大阪よりご帰還とのこと。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに
去りゆく日々
昨日はいつもの週次サイクルのお仕事始まり、いつもの定例ミーティング有。お仕事上のやや大きな登録ミス発見、スタッフさんへ委託している分の点検ミス、幾度気付く機会はあったのに、見過ごしていた自分の責任を痛感、知らず悪慣れして手抜きになっていたのですね。起こってしまったものは仕方がない、誠心誠意お詫びしてフォローするしかない。そんなありきたり日常生活を過ごしても、世間ではコロナ感染拡大中、公園に集まって呑むことを論(あげつら)う論調が多いけれど、ごみ処理などマナーさえちゃんと守れば、それが主たる要因ではないでしょう。これも自粛警察の一変種か。むしろ五輪強行を前提に、来日選手には待機期間免除とか、看護師500人募集とか、奈良県で”Go Toイート”追加発売、ワクチン摂取は24時間体制検討とか(深夜に誰が?)頓珍漢な話題ばかり漏れ聞こえてくる・・・閑話休題(それはさておき)
夜いつものスポーツクラブへ(マスクと消毒は当たり前)ストレッチ+筋トレ+有酸素運動+サウナジャクジー=フルメニュー消化。今朝は66.4kg前日比▲600g、昼もかなり喰うた自覚有、自宅引き隠りにも似て座して身動きせぬ職場勤務(違うのは往復20分弱の徒歩通勤のみ)ノーミソ使うのもカロリー消化になるものか?体重増減のロジックは未だに理解できません。なんかオモロない、代わり映えも新たな発見もない、平穏な一日やなぁ(嘆息)。
Debussy 牧神の午後への前奏曲/Ducas 交響詩「魔法使いの弟子」(ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団1947年)/Honegger ピアノ協奏曲(コンチェルティーノ)(オスカー・レヴァント(P)/フリッツ・ライナー/コロムビア交響楽団1949年)・・・Eugene Ormandy(1899ー1985洪牙利→亜米利加)フィラデルフィア管弦楽団音楽監督在任は長期1938-1980年、これは太古旧録音だけど音質良好、オーケストラのパワフルなサウンド、素直に直截な表現は晩年と変わらない。アンニュイなDebussy、ユーモラスなDucasとも上出来。Honeggerの協奏曲は音質印象もあるのか、かなり強烈にデーハー、この作品はゼンマイ仕掛けのおもちゃみたいな味わいだったはずなのに、少々強面が過ぎました。
Tchaikovsky 交響曲第5番ホ短調〜ロヴロ・フォン・マタチッチ/チェコ・フィル(1960年)・・・2年ほど前に拝聴した記録有。交響曲全6曲中これが一番好き。第2楽章「Andante Cntabile」に於けるホルン・ソロが幽愁な風情たっぷりな聴きどころ、これがビロビロの激甘ヴィヴラート!最高。この伝統は引き継がれているんでしょうか、セミョン・ビシュコフ(2018年)辺りで確認したいところ。第1楽章冒頭クラリネットによる「運命の主題」が全編を支配して、遣る瀬なくも甘美な旋律が続く名曲、マタチッチのスケール大きな演奏に満足できるもの。
では、行ってきます。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
コロナ蔓延に危機感迫る中、今週は月火水にてお仕事ケジメをつけて連休へ突入、来週火曜はお仕事段取りの都合で出勤、今週金曜は代休です。GWは仮にコロナがなくっても別に特別な予定はなし、祝日は市立体育館に通う程度。カネはなくてもヒマは潤沢です。昨日は朝一番にトレーニングルームに突入、70歳くらいの女性が先に入ってルームランナー30分くらい連続に驚愕、こちら入念なストレッチ+マシンは7種しっかりこなして、エアロバイクはほんの10分ほど、これが膝のリハビリにちょうどよろしい感じ。あとは引き隠ってほとんど居眠り三昧、今朝の体重は67kgちょうど前日比▲200g。体重高め安定の要因は不明。
昨日各種選挙結果は事前予測通り、かなり票を減らしたとは云え名古屋市長選河村さん圧勝4選、お下品だけど人気あるんやな。補選の自民党全敗は当たり前の結果でしょう。問題は”アカン自民公明”の受け皿、ちゃんと勉強した真面目な政策通の出現望む、風頼みや不正隠し、その批判パフォーマンスばかりという図式はあきまへん。めったに起こらぬハズの原発事故、100年に一度のウィルスの蔓延を軽視して、ええ加減な甘い運用やら、保健所やら医療(医者)の削減、研究費ケチるからこういうことになる・・・なんて、実際コトが起こってしまってから場末から文句言うても仕方がない。あとは誰が五輪中止を言い出すか、時間の問題でしょう。
Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(1878 version, ed. Nowak)〜朝比奈 隆/大阪フィル(Live, 25.1.1978/旧大阪フェスティヴァル・ホール)・・・先週、取引先へ日持ちのしないサンプル届けに社用車を使った時に拝聴、7年前2年前にも聴いておりました。Bruckner作品中屈指のお気に入り、巨大なる障壁を見上げるような第1楽章冒頭から金管による壮麗な主題が最終楽章に再現される迄、息付く間もない緊張感の連続。粗いアンサンブル、最終楽章には演奏者の疲れも感じさせて、力の限りを尽くして誠心誠意、少々のミスタッチ、金管の音色云々不満を吹き飛ばしてアツい、愚直なまでのイン・テンポな演奏に感極まり、魂を揺さぶられます。21:41-17:30-14:47-24:54。
Debussy 夜想曲(雲/祭)/牧神の午後への前奏曲/聖セバスチャンの殉教(4曲)/交響的素描「海」〜グイド・カンテッリ/フィルハーモニア管弦楽団(1954−55年)・・・音質は少々期待より落ちて響きは少々薄い。演奏はどれも颯爽としてカッコ良いオーケストラの統率ぶり、とくに「海」は優雅を感じました。36歳早世が悔やまれるもの。
では、行ってまいります。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
「まんぼう」はネーミングが悪かったのか成果ないまま、本日より4都府県緊急事態宣言へ。昨夜は”前夜祭”であちこち盛り上がったらしいですね。内容は営業自粛要請ばかりだし、無理筋五輪開催を前提とした政治的動きに科学的ロジックは見当たらない・・・とはどのマスコミ、ネットでも出ている声でしょう。国民の魂を揺さぶるような呼びかけもなし。本日三補選投票+お隣名古屋では市長選投票、現職は集票力モンスター、リコール不正問題、後援会高齢化の影響がどう出るか?興味深いところです。
自分は(近未来の過ごし方を不安にさせる)いつもの引き隠り。朝一番に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新を済ませて、市立体育館へ。入念なストレッチ+マシントレーニングは4種+エアロバイク10分ほど消化して体調を整えた程度。昼夜と冷蔵庫在庫消化し過ぎ?今朝の体重は67.2kg前日比+800g!信じられない。昼からはほとんど居眠りして過ごしました。本日もこれから朝一番に鍛錬に出掛けましょう。
Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」/Ravel クープランの墓〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1980年)・・・Georg Solti(1912ー1997洪牙利→英国)はシカゴ交響楽団音楽監督時代に数多くの録音を残して(在任1969-1991年)現在の人気、評価はいかがでしょうか。自分は拝聴機会は少ないかも。「展覧会の絵」はこのオーケストラの十八番、冒頭アドルフ・ハーセス(首席在任1948ー1991年)と思われるトランペットの豊かに奥行ある響きにいきなり魅了され、あわてず丁寧な描き込みも八部程度の力感に余裕の表現、輝かしいオーケストラの厚み技量迫力たっぷり発揮した33:21。「クープランの墓」のオーボエはレイ・スティルですか?名人芸を揃えたメルヘンな作品を堪能いたしました。
Domenico Scarlatti ソナタ集K.490-502〜ピーター・ヤン・ベルダー(cem)(2000−2007年)・・・ホロヴィッツによるとろとろに甘い演奏に魅了された珠玉の作品集。オリジナルのチェンバロはスコット・ロスの全集録音が話題となって、これが3種目の全集録音?一部ヴァイオリン、チェロが入り、チェンバロがオルガンに変わるのがあるけれど、CD36枚分聴き通すのは至難の業、自分は半分も聴いていないし、各々作品の個性を詳細理解しておりません。K.490-502は32枚目、たまたまその部分を取り出したというだけ。(写真は5枚目)しっとりデリケートな音色、慈愛に満ちた儚い旋律が延々と続いて、これは至福の時間でした。音質も極上。Bachだったらピアノによる表現ニュアンスの幅の広さが好みだけれど、こちらはオリジナル/ピアノどちらも甲乙つけがたい魅力を感じます。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
待望の週末、来週は木曜からGWに入ってお休みが多いし、既に精神的に少々くつろいでおります。昨日は気になる問題2−3件、なんとなくクリアできたのと、潔い諦め=80%ほどの出来を満足するべきでしょう。
世間はあちこち”緊急事態”だけれど、自分の生活は狭い活動範囲に節約生活、あまり変わらない。テレワーク以降に業務用スマホへの着信が増えたのは、取引先ご担当が事務所に掛けても不在が多かったから、私用のスマホもようやく入手して、扱いにちょっぴり慣れてフツウには使えるけれど、所詮初心者ド・シロウト。着信あって向こうの会話がやたらと大きく、ご近所の職場メンバーに丸聞こえ。「スピーカーになってますよ」そう指摘されても、そんな技は知りまへんで。40歳年下の若い相棒が親切に教えてくれて、通話中の画面右上のマークをチェックするとスピーカーになるんだそう。つまり、耳を画面にぴったりくっつけるから、その時にチェックが入るのですね。数ヶ月掛かってようやく理解しました。
さっさと定時で帰宅してもわずかな通勤時間に着信が追いかけてくるのも日常。短い要件が終わって、通話を切ったら・・・なぜか背中から光線が出ている・・・これが噂の懐中電灯機能、感心しても消し方がわからない。困り果ててにっちもさっちもいかない・・・困った時の必殺技・再起動で乗り切りました。困った役に立たん爺でっせ。
昨日昼食は持参のおにぎり(これは基本)+職場冷凍食品サンプルのあまりはカツ丼の具みたいなもの、けっこうハイ・カロリーですよ。更に砂糖入りの粉末カフェオレ+ヨーグルトを喫してしまう意思の弱さに嘆息しつつ、夜のスポーツクラブは初級エアロビクス30分(再開4回目)にて締めくくり。ストレッチはいつもの半分くらいに時間短縮、素速く筋トレ8種消化して有酸素運動に参入(先週来、若い男性二人参加、まったく所作に付いていけない)相変わらず翌日朝の太もも辺りのハリに”効いている!”実感有。夜のご飯をやや控えめにした配慮はあっても、今朝の計量66.4k!前日比▲500gは出来過ぎ、体重増減のロジックは理解できません。ここを維持して更に下げて昨年末水準を目指しましょう。
Wagner 楽劇「神々の黄昏」よりジークフリートの葬送行進曲/夜明けとジークフリートのラインへの旅 /楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死 /楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲 /第3幕への前奏曲/徒弟たちの踊り/マイスタージンガーの行進/歌劇「タンホイザー」序曲/歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲 〜アルトゥール・ロジンスキー/ロイヤル・フィル(1955年)・・・Artur Rodzinski(1892ー 1958墺太利→亜米利加)はステレオ時代突入ギリギリ世代、日本ではさほどに注目されておりません。廉価盤フリークである自分には以前よりお馴染みの存在でした。あちこち亜米利加のメジャー・オーケストラとは短期間で衝突して辞めさせられたとか。この世代の人はたいていオペラで鍛えているからWagnerは十八番でしょう。倒れたのはシカゴ・リリック・オペラの「トリスタン」上演中だったとか。
この人は直情的にストレート、流れとしてはトスカニーニ方面、激烈強靭にオーケストラを統率してテンポの揺れも、飾りもほとんどない乾いた表現。音質はまずまず、オーケストラのアンサンブルは優秀に常にテンションが高いものでした。続いて、
Prokofiev 交響曲第1番ニ長調 「古典」/組曲「3つのオレンジの恋」(ロイヤル・フィル1955年)/Wagner 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲/愛の死(シカゴ交響楽団1947年)/Wagner 楽劇「ワルキューレ」よりワルキューレの騎行/魔の炎の音楽(ロイヤル・フィル1955年?)〜アルトゥール・ロジンスキー・・・The Art of Artur Rodzinski (19CD)の一枚目(特売価格表示1,990円!但しCannot order)。「トリスタン」がダブって、オーケストラが変わっても彼の猪突猛進乾いた表現は変わらないもの。Prokofievの作品にはシニカルな知性を感じさせて、ロジンスキーの個性に似合っていると思います。それにしても当時のロイヤル・フィルの忙しい録音物量には驚きます。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
週末の朝は素晴らしい好天。途中一日休んだので、生活のリズムがおかしい感じ。昨日休筋日、粗末な夕食を摂って今朝の体重は66.9kg現状維持。予想通り緊急事態宣言絡み、全国から東京に集まる5月の営業会議はO/Lへと変更となりました。主たる議題は秋の新商品説明だから事前にちょっぴりサンプルを送るから勝手に味見しろ、説明はするから、詳細資料は読み込んでね、みたいな魂の入っていない?そんな会議も虚しいけれど、仕方がない。自分は大ヴェテラン引退直前だからエエけど、未来ある若手は横のつながりやら人脈、顔見知りを作るのに苦労することでしょう。んなもの必要ない、これからはネットで効率的な時代だ、なんてのはまやかし、幻想でっせ。
朝刊のコラムを読んでいて、物議を醸したトランプ前大統領はコロナ・ワクチンの開発に2兆円拠出したそう。支援を受けた研究所も完成したら必ず買ってくれるから力が入ったことでしょう。その頃日本じゃ”Go To”に膨大な予算を出して、ほんま先の読めない場当たり的国の指導者にため息出ますよ(なんせ自助努力ですから)。ワクチン接種状況も世界最低水準、未だオリンピック強行開催に固執するのも頓珍漢・・・閑話休題(それはさておき)レビー小体型認知症本人によるインタビューに胸つまりました。彼女自らの著作が樋口直美さん「私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活」(ブックマン社)記憶の時間軸がわからなくなり、幻視があっても、知的活動ができなくなったワケではない。もちろん人格崩壊でもない、いままでの医療常識を覆すとてつもない一冊・・・らしい。これはしっかり読みたい一冊。
この間聴き続けているShostakovichを忘れぬうちに記録しておきましょう。Shostakovich 交響曲第6番ロ短調 /第12番ニ短調〜ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/ワシントン・ナショナル交響楽団(1988-1995年)・・・父ヤルヴィの第12番をすっかり気に入って、その比較のために取り出したもの。Mstislav Rostropovich(1927ー2007 旧ソヴィエット阿塞拜疆)の全集録音はてっきりロンドン・フィルと勘違い記憶して、実際は手兵ナショナル交響楽団とロンドン交響楽団だったのですね。初耳、暗鬱な旋律、鬱々と重苦しい印象ばかりだった第6番も耳あたりよろしく響いて、苦手意識は消えましまた。第12番の方も流麗な表現、このオーケストラには素直な響きに泥臭さはない。解像度は高いのに例の全編貫くわかりやすい旋律(労働歌風民謡風でもある)は埋もれて際立たない。音質は良好。18:31-5:39-6:39(第6番)、14:54-10:59-3:48-11:07(第12番)。
Shostakovich 交響曲第12番二短調〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1984年ライヴ)・・・1961年初演の音源を持っていたはず、というのは記憶間違い。こちらたしかラスト録音?やや肌理の粗い音質だけど、まずまず。強烈なテンション、突き刺すような強靭サウンドに打ちのめされて、わかりやすいとか流れがよろしいとか、そんな話題とは次元の異なる入魂の別格演奏!あまりの凄さにうかつには聴けんもんでっせ。これ以上のコメント不可。
Shostakovich 交響曲第1番ヘ短調/第6番ロ短調〜ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1984−1985年)・・・学生時代の才気煥発第1番の軽妙な響きは(ド・シロウト印象では)第9番につながるもの、連想させるものがあると思います。父ヤルヴィはChandos、DG二社に分かれてShostakovich録音はかなりの量、結局全曲録音は完結しないのですね。暗鬱な旋律、鬱々と重苦しい印象の第6番も期待通りのわかりやすさ、エーテボリ交響楽団も好きだけど、グラスゴーのオーケストラのほうが技術は上かもしれません。以上、”聴いた”のみ、備忘録のみ。
それでは行ってきます。本日は珍しくお仕事予定満載。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
昨日は終日引き隠って身動きせず音楽三昧+時々居眠り=無為無策な一日。これでは運動不足だから夜は飽きもせずワン・パターン、スポーツクラブにてストレッチ+筋トレ8種+ステアマスター15分(最高心拍数156)手抜きなし。今朝の体重は66.9kg前日比▲100g、以前のように劇的に減りません。ニポラジンはそれなりに効いて、夕方女房殿が洗濯物と布団をベランダより取り入れたら見事なアレルギー症状噴出!目に見えぬ敵をなんとかできんもんでしょうか。世界を席巻してる”目に見えぬ敵”は大阪中心に関西で猛威を奮って、首都圏もじわじわ伸張して、5月の東京営業会議実出張は微妙になってきました。O/Lじゃつまらんですよ。在宅勤務の回数も増やされるかも。
成毛 眞「コスパ飯」 (新潮新書)・・・ありがちのグルメ本とは一線を画す”食道楽”本。おカネ持ち向けに限らぬギリギリのところを攻めて、外で美味いもんを知って自宅で再現する、手の届く範囲で”最高の逸品”を探しまくるのもこだわりでしょう。レビューは全体にやや辛めなのは予想が付きました。じつはこの人、高校の一年先輩、生徒会長さんでした。あちらマイクロソフト日本の元社長、現在は経営者であり、大企業の社外取締役、一流大学の非常勤講師、こちらビンボーな半分引退の継続雇用、ずいぶん違うように見えて、北海道時代の話題(0−18歳)はそのまま自分の経験でした。内地という言葉も数十年ぶりに聞きましたよ、これは”道外”という意味、ちゃんちゃん焼きを知らんかった?というのも同じ。自分は喰い物、とくにお魚の鮮度には敏感と自覚するけれど、それは幼い頃北海道の親父の田舎は海辺、そこで超新鮮なものばかりの経験が刷り込みだったから。巻末のおすすめ食の本もほとんど自分の愛読書でした。
R.Strauss アルプス交響曲〜エフゲニー・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1962年ライヴ)・・・欧州最高峰・自然の描写がリアルに素晴らしい名曲。自分が入手した怪しい露西亜製音源は.mp3/256bps、それでもさほどに不足を感じさせぬ音質、この時期に広がりのないモノラル録音でも高さを感じさせて、硬質な金管が刺し込むように鋭利に光り輝く厳しい集中力、テンションの高さ、大きさ最高。静謐なところの緊張感の維持も素晴らしいもの。これはBeeやんの「田園」と並ぶ嵐の音楽の最高峰でしょう。
Mozart フルートとハープのための協奏曲ハ長調k.299(ボリス・トリズノ(fl)/エレーナ・シニツィナ(hp)1949年)/交響曲第33番 変ロ長調 K.319(1983年)/交響曲第39番 変ホ長調K.543(1972年)/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219(ダヴィッド・オイストラフ(v)1956年)/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲(1968年)〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル・・・ま、それらしい収録のCDデザインを探して勝手に掲載したけれど、これもネットより入手した露西亜製怪しげ.mp3音源より順繰りアト・ランダムに聴いたもの。音質にはばらつきがあって概ねぱっとしません。Evgeny Mravinsky(1903ー1988露西亜)は1938年より亡くなる迄レニングラード・フィルの常任を務めて世評も高かったけれど、Beeやん、Tchaikovsky、Shostakovichでも全曲は録音していない(おそらく演奏もしていない)レパートリー厳選の完璧主義者。事前に想像通り期待通りの硬派硬質な表現連続、仏頂面が思い浮かんで優雅なヴォルフガングの欠片もないけれど、これはこれで彼の個性、集中力を堪能いたしました。聴手はぬるま湯に安閑とさせぬ立派な音楽。
これより洗濯済ませてから出勤。朝4時にメールの着信音が鳴って未確認、なにか大きなトラブルでもあったのでしょうか。本日よりしばらく独居(やや)老人生活となります。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
体感は当てにならぬもので、昨日本年初夏日、これは平年並みの日程とのこと。本日明日と最高気温は25度Cを超える勢い、それでも今朝は冷えると感じます。朝と昼と寒暖差が大きいのか。昨日もゆるゆるの一日、先々の資料作りにも飽きて、いつもデータ処理やら取引先確認、ちょっとしたトラブルへの対応もあっという間でした。若い相棒は新人後任への引き継ぎに四苦八苦しております。本日は先日土曜緊急対応出勤の代休(消化しないと厳しく指摘される)この間、貯めている興味ある音源を確認して過ごしましょう。女房殿は明日より緊急事態宣言迫る大阪の母親の許へ。
昨夜のスポーツクラブは筋トレ控えめ5種+エアロバイク15分(これがけっこう苦しいのは使う筋肉部位が違うから?)今朝の体重は67kgちょうど前日比+100g。思うように減りません。
メールの事情は人それぞれ、自分にとって業務用メールと私用きっちり分けるのは当たり前だけど、公私混同している人はけっこういることでしょう。私用はGメールとYahoo!メールを使い分けていて、会員サービス的なものは後者にして、サイトに掲載しているのは前者(画像表示はスパムメール対策)もちろんスマホ・パソコン両方同じに使えます。
数年前に北海道の両親が亡くなって、兄といろいろやり取り、それはSMSでした。けっこうそんな人は多いみたいで、大学時代の同級生(女性)やら女房殿ボランティア仲間にも多い(つまり高齢層)。電話番号で使えるから手軽なんでしょう。カネが掛かるのにね。さらに意外と多いのがキャリア・メール。ケータイ契約したら自動でついてくるし、スマホでしか送受信しない!そんな実態なのでしょう。他のキャリアに乗り換えても流用不可、パソコンでは使わんのだろうなぁ。そもそもメールをあまり使わないのかも。アカウント設定をちゃんとしていないのでワケのわかんランダムなアドレス、本文に署名もなくて誰からのメールかわからず苦労することもしばしば。今時Lineで連絡取り合うことが多いのでしょうね。息子もそう。無料で電話も掛けられる・・・らしい(使ったことはない)。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・スタジアム交響楽団(1953年)・・・ネットより音源発見、flacでも.mp3でも両方入手可能状態だったけれど、どーせモノラルだから.mp3でいいや、なんて安易な選択も聴き出して驚愕!鮮明な分離、高音の伸び、低音もしっかり効いた優秀録音(不可逆圧縮音源でも理解可能)。この時期のニューヨーク・フィルは後年のバーンスタイン時代よりずっと緻密に洗練され、熱気と若さ溢れてヴィヴィッド、明るく前向きな推進力に惚れ惚れ、とくに華やかな金管辺り優秀でっせ。疲れを知らぬ体力は終楽章に至っても、いや増す熱気を孕む名曲中の名曲!14:39-17:47-5:39-12:21。
Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ヘルベルト・ブロムシュテット/バンベルク交響楽団(ニュルンベルク?2008年ライヴ)・・・71:38(拍手込み一本ファイル)。テンポは中庸乃至速め。会場残響みごとな自然な音質、ド・シロウトがイメージする独逸風重心の低い、地味渋なサウンド、質実な飾りのない表現、長大なる作品にテンション維持する体力、過不足のない力感に濁らぬ響き、ほとんど理想の演奏でっせ。巨大なる作品はやがて最終楽章に至ってカタルシス!最高。Herbert Blomstedt(1927ー亜米利加?瑞典)はお元気なのでしょうか。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
あちこちツツジが鮮やかな色を見せても、朝晩の気温は異常に低くて、新聞でもネットでもそのことは意外と話題になっておりません。昼間の日差しはけっこうあるから農産物には大丈夫なのか、ド・シロウトには判断できません。五輪中止の判断は”いままで準備してきた膨大なる経費、財政支出、手間暇”考えると、いまさら引けぬということなのでしょうか。ノーコーさんの手腕を以てしてもワクチン接種状況は順調とは云えず、医療関係者に接種行き渡らぬうちにご老人への対応が始まっていて、どう考えても五輪本番に間に合わない。そして”余ったワクチンは捨てる”トンデモ官僚発想が事前に予測されておりました。臨機応変な柔軟対応は日本人の一番不得意とするところ・・・って、こんな話題どこにでも転がって自らの視野や発想の狭さを痛感します。
大阪周辺はコロナ危機的な広がり、ここ愛知県も増勢傾向、居酒屋を早く閉めるというのは≒人の動きを抑えるといった趣旨でしょうか。”まんぼう”やら緊急事態とか色々旗を上げても人の動きは活発になって、おそらくGWは前年より人出はあることでしょう。
昨日は朝から体調よろしくなく(気分悪く眠い)ニポラジンでも副作用?午前中残務処理、ミーティングを終えて昼から帰ったろか、一瞬考えて、昼休みに20分ほど自席にて昼寝したら(出勤すれば毎日)それなり快復、いつものように定時に帰宅してスポーツクラブにて体調様子見、筋トレ8種、ステアマスター15分(最高心拍数155)も無事クリアできて、今朝の体重はようやく66.9kg前日比▲100g、終了後ヘロヘロだったので体脂肪は測っておりません。シャワー後67.9kgだったから一晩で▲1kg、夕食→朝食は最低12時間絶食期間を設けるよう意識して、これはネット記事参照。ほんまは16時間が良いらしいけど、生活リズム的にムリでしょう。朝は食物繊維の多いもの(グラノーラ+牛乳)+濃厚野菜ジュース+粉末青汁+ヨーグルト+珈琲は毎日必須。
Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜ダヴイッド・オイストラフ/クリーヴランド管弦楽団(1967年11月14日ライヴ)・・・ネットより入手した音質はかなり良心的。ずっと苦手としてきたShostakovichも、お仕事引退年齢に至ってMy ルネッサンスがやってきております。David Oistrakh(1908ー1974旧ソヴィエット/烏克蘭)は晩年指揮する機会も多く、ジョージ・セルのオーケストラに客演していたのですね。カラヤンが得意とした暗鬱暴力的な作品も、セクシーと感じられるようになりました。先のバーンスタインとは大違い!アンサンブルは緻密に洗練され、クールな響きのままたっぷり歌って余技とは云えぬ、ライヴとは思えぬオーケストラの統率ぶり、第2楽章「Allegro」の疾走迫力の大爆発。晦渋苦渋とばかりと思っていた作品も、拝聴機会数をこなせばやがて真髄は見えてくる・・・24:52-4:17-13:21-12:21。たっぷり堪能いたしました。
Shostakovich 交響曲第5番ニ短調/第9番 変ホ長調〜ヴァシリー・ペトレンコ/ロイヤル・リヴァプール・フィル(2008年)・・・こちら現役世代の演奏も聴いておきましょう。Vasily Petrenko (1976-露西亜)は世代なのか、オーケストラの個性なのか、誠実実直と云うか生真面目に抑制された「革命」、ここのところ軽妙さがお気に入りの第9番もさらさらと流れて、整った姿にどーも面白み(アク、臭み)が足りない。Shostakovichにつきものの政治的、権力闘争(または反権力)とは無縁の世界が”21世紀のShostakovich”なのでしょうか。18:02-5:11-15:33-13:00(第5番)、8:46-2:35-3:33-6:06(第9番)。
では行ってきます。風呂釜の掃除すると女房殿宣言、残り湯は使えないので洗濯物は全自動にて終了いたしました。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
新しい一週間の朝は晴天、GWは接近しても気温の低さは異常でしょう。今朝最低気温は6度C、昼には20度Cに上がるそうだけど、北海道方面は大雨とか、農産物への影響はいかがでしょうか。体調には気をつけましょう。昨日は音楽三昧、保存音源のの点検整理、昼から意を決して市立体育館へ、ストレッチ+マシントレーニングは5種+エアロバイクはわずか10分、前日と同じ負荷なのに苦しくて、手応えで体調の良否が判断できます。夕方久々に行きつけの居酒屋に訪問、旬の食材に思いっきり贅沢出費してきました。今朝の体重は67.0kg前日比▲100g、とうとう66kg台に戻せません。ネット記事によるとわずかな体重増減より、大切なのは体脂肪率と筋肉量なんだそう。今晩測ってみようかな?
ご近所スギ薬局は頻繁に利用してポイントが貯まっております。その引き換えカタログを眺めて女房はおもちゃを発見!ノーミソ中は孫のことでいっぱい、交換して送ると云うので止めました。送られてくる画像や動画を見ると既に大量の玩具遊具に囲まれ、あちらお嫁さんの実家に至近、親戚中のアイドルには貢物大量、好き嫌いもあるだろうし、すぐ飽きますよこどもは。もっと実用的なものを送ったら、と話しても、先が読めるFPである女房殿も孫のことになると、冷静な判断はできなくなるもの。
Shostakovich 交響曲 第12番ニ短調「1917年」〜ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(1990年)・・・第9番のわかりやすいカッコ良い演奏にすっかり感心して、長期政権だったオーケストラの音源を確認いたしました。(首席在任1982ー2004年)Wikiには毎日お世話になっているけれど、この作品に限りこの説明ではド・シロウトの役に立ちません。全編を貫いて執拗に繰り返される明るい、わかりやすい旋律は「変拍子の旋律で減8度の外郭を持っているが、これは全曲の中心主題になるもの」これか?この旋律由来やら意味合いの説明が欲しかった。父ヤルヴィはこの「わかりやすい旋律」の浮立させ方、メリハリある表現が秀逸、ロシア革命に題材をとった作品は(いつもの)難解晦渋にあらず、平易に前向きが風情に充ちた作品であることを理解しました。ザラリとしたオーケストラのサウンドも個性、第3楽章「アヴローラ」の打楽器炸裂、そのままアタッカで第4楽章「人類の夜明け」ホルンによるファンファーレのかっこ良いこと!12:26-12:59-4:27-9:31。
Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1954年より前)・・・John Barbirolli(1899ー1970英国)が失意のうちにニューヨークを去って、ハレ管弦楽団のシェフに就任したのが1943年(〜1970年亡くなるまで)その辺りの旧録音となります。音質かなり良好。清涼なスケールによう歌うスタイル、ニューヨーク・フィルとの骨太アツい熱気を帯びたサウンドもよろしかったけれど、こちらSibeliusに似合った爽やかサウンド、戦争で疲労していたはずのオーケストラはアンサンブル優秀、語り口の上手さが光って、後年のステレオ録音よりノリと勢いを感じさせます。終楽章渾身のまったりタメはやはりバルビローリ節でっせ。9:20-13:31-18:19。
では、行ってきます。その前に洗濯しなくちゃ。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
昨日はひどい雨、今朝はすっかり上がって気持ちのよろしい日曜日。昨日朝一番に耳鼻科へ、抗アレルギー剤はアレグラ→ニポラジンへ変更、アレグラは副作用の少ない優秀なクスリらしいけれど、だるい、口内炎、痰という症状が自分には出ておりました。昨日は新しい服用に特別な副作用は(いまのところ)ありません。コロナ・ワクチンの副反応は話題になっていて、種々新薬の副作用は人種によるDNAの違いによって出方が違うのでしょう。もうぼちぼちGWが迫っているのに、ワクチン接種の普及はなかなか進まぬようです。間に合うか?五輪(ムリでしょ)。
午前中に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、珍しく英国音楽が続きました。昼は夜と冷凍食品在庫消化だったのは雨がひどかったから(けっこうハイ・カロリー)昼から根性入れて市立体育館へ鍛錬。一昨日エアロビクス開始時間との関係で短縮したストレッチは入念に、筋トレは7種しっかり、エアロバイクはほんの10分ほど(これは膝のリハビリ程度)体調を整えておきました。今朝の体重は67.1kg前日比▲100g、66kg台に戻せません。抗アレルギー剤の副作用に”体重増”というのはないのか。あとはひたすらネットより音源検索、ダウンロード三昧。本日もカルくトレーニングするつもり。ワン・パターンな日々は淡々と過ぎ去ります。
Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜ヴァレリー・ゲルギエフ/ミュンヘン・フィル(2017年聖フローリアン修道院ライヴ)・・・このオーケストラならBrucknerでしょ、ゲルギエフのイメージとしてはMahlerの人だけど、ちゃんと全集ライヴ収録してくださいました。第1楽章冒頭の遠いホルンから爽快なサウンド、旋律にヴィヴィッドな色気が出ているのが彼の個性。遠くフリッツ・リーガーとかルドルフ・ケンペ以来のイメージから”淡彩なサウンド”イメージのオーケストラは(勝手な先入観)最後迄しっかり体力ありますよ。彼は神経質に細部整えることより、やや肌理の粗いザラリとした触感に、パワフルに仕上げてアツい完成度。18:37-15:31-11:41-22:39。
Shostakovich 交響曲第9番 変ホ長調/祝典序曲/組曲「ムツェンスク郡のマクベス夫人」/タヒチ・トロット〜ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 (1987年)・・・すっかり息子が有名になった父ヤルヴィのグラスゴー時代、在任期間は短かったのに(1984ー1988)けっこうな量の録音を残してくださいました。エーテボリ交響楽団とのDG録音は記憶にあっても、ChandosにShostakovich録音がたんさんあることを見逃して初耳。軽快軽妙な「第九」はここ最近お気に入り、旋律にも細部馴染んで、これはもの凄くカッコよい!メリハリの効いた推進力に驚かされました。このオーケストラは細身で力感に足りぬとの勝手な思い込み雲散霧消、この人はオーケストラビルダーなのでしょう。賑々しく晴れやかな「祝典序曲」、小粋な「タヒチ・トロット(二人でお茶を)」はShostakovichの最高傑作と信じております。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
一週間のお仕事山場である金曜は午前中乗り切って、昼から若い相棒への助言などしてノンビリ。5年目、お仕事にも慣れた口の悪い別の若手が「今年は説教がないですね」と。「あいつはなにをわかっていないか、できていないかを自覚しているから」と答えたら、3年目の(やはり若い)女性より「それって凄い褒め言葉ですよね」そんな感想有。若い相棒は未だ2年目、お仕事はわかっていないけど、わかろうとする懸命な姿、わかっていそうなまわりに訊きまくるのが素晴らしい!結果不充分だったり、少々のトラブルも可愛いもの、いくらでもフォローしまっせ。
こちら痩せても枯れても経験値が高いので某案件やら資料を見ても直感でおかしい?と気づくもの、月次定例帳票の一部異常値をあっという間に指摘しました。姿形や作業手順やらOA化に変わっても40年の蓄積がありますから。「お仕事賞味期間は5年」と常々若い人たちに云っていて、我らヴェテランも努力工夫精進を続けないと、あっという間に使えぬオッサンになり果て・・・もうなっている?
相変わらずコロナ大阪仏契、猛追する東京!今朝の新聞に「GWは出掛けない80%」とか、2年連続でアウトですね。もう五輪開催はあきまへんで。ガースーは秘密裏に梅田譲大統領と打ち合わせしているかも。昨夜より雨、今朝も薄ら寒い天候、しっかり筋トレ+初級エアロビクス30分消化しても今朝の体重は67.2kg現状維持、高め安定踊り場継続中。洟水症状ひどくて睡眠不如意も一因か、耳鼻科に通って「アレグラは副作用がキツい」旨伝えなくては。
Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜レナード・バーンスタイン/クリーヴランド管弦楽団/合唱団/ローナ・ヘイウッド(s)/クリスタ・ルートヴィヒ(ms)(1970年7月9日ライヴBlossom Music Festival)・・・このオーケストラ唯一の登場、ジョージ・セルが亡くなる直前の記録とのこと。オン・マイク、デッドな音質、激しく揺れ動くテンポ(第3楽章「Scherzo: In ruhig fliesender Bewegung」辺り)アンサンブルはぼろぼろに粗い強烈演奏、この時期オーケストラも聴衆も作品に慣れていなかったのか?各楽章ごとに拍手が入ります。それでも豪腕な統率に最終楽章「Im Tempo des Scherzos」に至って、その力強くも強引な「復活」熱気に聴き手の胸をアツくさせることは間違いない。でも、ムリにて求めるような音源に非ず。23:18-13:34-10:50-5:42-35:45、もちろん楽章間聴衆の拍手込み。
Mahler 交響曲第3番ニ長調〜ヴァシリー・シナイスキー/BBCフィル/カレン・カーギル(a)(2010年マンチェスター・ライヴ)・・・ハレ管とBBCフィル、数人の指揮者で分担した2010年マンチェスターでの全曲演奏会のライヴより。.mp3一本ファイルトータル1:35:42(楽章間拍手アナウンス含む)BBCフィルはかなり以前より、そのアンサンブルの優秀さに感心しておりました。Vassily Sinaisky(1947ー露西亜)は”大きな”作品を得意として、たしか首席客演だったはず。上記「復活」と途中とっかえひっかえ三日ほど掛けて拝聴したけれど、こちら音質ぐっと良好、オーケストラの豊かな響き、素直な表現に長大なる作品も快く拝聴可能。ウキウキするような明るい行進が延々と続く第1楽章「Kraftig. Entschieden.(力強く、決然と) 」は30分を超え、第5楽章「Lustig im Tempo und keck im Ausdruck.(快活なテンポで、大胆な表出で)」は天使の歌声、終楽章「Langsam. Ruhevoll. Empfunden.(ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて)」はいつ聴いても万感胸に迫って、自分の葬式に使ってほしい音楽の筆頭候補でした。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
一週間はあっという間に過ぎ去って週末ラスト、お仕事目白押しに溜まっております。ネットニュースによるとやはり低温、果樹園の開花に問題・・・って山形県のサクランボのことでした。こちらも朝晩けっこう風は冷たく感じます。コロナ新型猛威は大阪で仏契の1,200人超え!それを東京は729人猛追!貴重なワクチン捨てるようじゃあきまへんで。五輪強行の姿勢はどなたか「太平洋戦争泥沼を連想」国民の命より体面を重視するお上の姿勢を批判されておりました。誰も”中止”を言い出せない中、2Fさんの発言は勇断でしょう、影響力大きいし。たまに良いことをおっしゃる。
昨日、午前中にいつものお仕事こなしつつ、気になる案件少々抱えつつ、昼から取引先へ商談。雰囲気愉しく和気藹々と済ませて直帰(若い者運転手付き)休筋日、ゆっくり夕食、風呂、特別間食などせずフツウの食事のみでも今朝の計量は67.2kg前日比+1kg。どーして増えるのか、華麗なる加齢に基礎代謝は落ちるばかり。気になる案件絡み、妙なお仕事トラブル処理悪戦苦闘の夢見もよろしくない。今晩のエアロビクスの成果に期待しましょう。
Bach ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050/第4番ト長調 BWV.1049(ヴァイオリン、フルートとオーボエ編)/第2番ヘ長調 BWV.1047(トランペット、フルートとオーボエ編)/2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043(オーボエとフルート編)/管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067より第7曲「バディヌリー」〜アナ・デ・ラ・ヴェガ(fl)/ラモン・オルテガ・ケロ(ob)/アレクサンドル・シトコヴェツキー(v)/ヨハネス・ベルガー(cem)/サイラス・アーヤル(tp)/ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団(2020年)・・・Ana de la Vegaは濠太剌利出身の若手らしい。彼女のフルートを中心に据えたBachの作品集、モダーン楽器による目の醒めるような鮮やかな演奏。オリジナルは第5番ニ長調とラスト管弦楽組曲第2番ロ短調「バディヌリー」のみ、ほかはオーボエ参入したり、ヴァイオリンが管楽器2本に変貌したり・・・どんなに姿を変えてもBachはBach、真髄は変わらぬもの、全体に華やかな賑々しい風情に溢れておりました。
Schubert 交響曲第9番ハ長調〜ハンス・スワロフスキー/ミュージック・トレジャーズ・フィル(ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団)・・・Hans Swarowsky(1899ー1975洪牙利)によるこの録音は以前に数度聴いていて、実態はウィーン交響楽団による1957年録音とのこのと。この度LP復刻した.wavファイルをネットより入手、24:49-20:53 LP片面ずつのファイル。素っ気ない速めのテンポ(第1楽章「Andante - Allegro ma non troppo」)から響きにやや濁りはあっても、しっかり音の芯を感じさせる音質を堪能できました。第3楽章「Scherzo. Allegro vivace」の力感溢れるヴィヴィッドな推進力は重量級、終楽章「Finale. Allegro vivace」の疲れを知らぬ勢いも同様の熱気でした。
では、行ってきます。宿題いくつかに緊張しております。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
朝は最低気温5度C、最高気温は18度Cの予報、けっこう風がありますね。ここしばらく風邪らしい風邪をひいていないのは、人混みに出掛けないせいか、日々の鍛錬のたまものか。昨日朝、新人二人女性職場に初々しく登場、マスクのせいもあってどちらがもえちゃん?あかねちゃんか区別が付きません。売れ筋アイドルグループ誰が誰やら状態に似ております。業務用パソコンとスマホの設定に四苦八苦して、わかりますよヴェテランの自分らも初期設定には苦労しましたから。毎年思うけれど、若い連中ってパソコン扱い意外と苦手ですよね、スマホ世代だから。Wordは使ってもExcelはほぼ使ったことはない、自分が好きなAccessなんてさわれる人はここ最近見たことがない。
最近愛用しているソフトと云うかアプリは三つ。お馴染みのEvernote(もちろんfree版で充分)主に拝聴した音楽の記録、情報のメモ用です。「音楽日誌」中、音楽部分のネタ帳ですね。もうひとつがGoogle Keep。これもネタ帳です。まとまった情報を貼り付けることが多くて、一項目一ネタなので見やすく、わかりやすく、終わればメモごと削除。どちらも「保存行為」が必要なくて、書き込んで閉じれば保存されること。そしてアカウントでログインすれば、どこでも呼び出し加筆保存可能、スマホのアプリも存在します。便利な世の中になったものですよ。無料ですし。
そして結局公私ともずっと愛用しているがGoogleカレンダー、役職定年でマネージャーを降りてからスケジュールが緩くなったので手書き手帳(超整理手帳付箋紙活用)→これに変更しました。職場の共用カレンダーには私用が書き込めないし、コロナ社会となって出張などほとんどないし、使いにくい業務用共用Notesカレンダーは実質上利用されなくなりました。(その代わりに別表在宅勤務予定書き込みは必須)これも上記2種と同様(名前を付けて)保存行為が必要ないのと、スマホでもそのまま活用できるのが強み、手帳と同等の携帯性を得ました。スケジュール(締め切り)必須な宿題にちょうどよろしくて、これが一番活用頻度が高いでしょう。女房殿は手練の使い手です。
昨夜はスポーツクラブへしっかり鍛錬フルメニュー消化。体重は67.1kg前日比▲200gさほどに減りません。昼喰い過ぎたのか。
Rachmaninov チェロ・ソナタ ト短調/Borodin チェロ・ソナタ ロ短調/Shostakovich チェロ・ソナタ ニ短調/Rachmaninov ヴォカリーズ〜アレクサンドル・シャウシアン(vc)/エフゲニ・スドビン(p)(2010年)・・・このチェリストはアルメニア出身らしい。選曲がなかなかよろしい纏綿と甘いRachmaninov、Bachにインスパイアされ旋律引用多彩なBorodin、ローティーンの頃から聴き馴染んでいる硬派なShostakovich(出会いはロストロポーヴィチ/作曲者)、旬のピアニストとともに充実した、安定した技巧を聴かせてくださいました。
Haydn チェロ協奏曲ニ長調/Vivaldi チェロ協奏曲ホ短調/Boccherini チェロ協奏曲 変ロ長調〜ガスパール・カサド(vc)/ヨネル・ペルレア/バンベルク交響楽団(1957年)・・・こちら往年のヴェテランGaspar Cassado(1897ー1966西班牙)。若く貧しかった頃にはVOX廉価盤を愛聴しておりました。この音源はたしかLP廉価盤コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズに入っていたような?久々の拝聴はネットよりLP復刻音源、記憶以上想像以上に音質は良好、Haydn/BoccheriniはLP時代黄金の組み合わせ、懐かしいペルレアのオーケストラも充実して、骨太堂々とした立派な演奏でした。
これより洗濯して出掛けます。本日は昼から取引先定例商談、若い相棒は資料作りに青息吐息状態〜それを横目でニヤニヤして眺めております。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
薄ら寒い雨模様が続きます。気温の上がる昼間は職場に滞在して陽の光を浴びないので微妙な春、昨日夕方まで東京本丸で研修していた新人二人の女性、本日より新人もえちゃんあかねちゃんが登場、どんな感じでしょうか。2年前にやってきた女性二人は優秀で半年ほどであっという間に戦力化(残念な男性一人は使い物にならず一年で他部署転出/採用担当者の眼力を恨む)現在の相棒もそうだけど、自分より40歳下、ぴかぴかの一年生と、こちらすれっからしのロートル半分引退の”ワクチン優先接種”世代サラリーマン、さほどに違和感なく和気藹々対等平等にお仕事やり取りできる職場を幸せに思います。コロナじゃなければ呑みに行くんだけどな、昨年来それもムリになって大阪ではついに感染者1,000人/日超え。
無観客の聖火ランナーって、客観的に見れば滑稽と云っては失礼?IOC断言 東京五輪は「確実に開催」とのこと、う〜む、開催強行することがそれほど大切なんでしょうか。利権と政治駆け引きばかりのイヴェントに見えるけどなぁ。閑話休題(それはさておき)抗アレルギー剤の服用をやめて洟水甘受以来体調は改善傾向、さほどに暴食した記憶もないけれど、体重増傾向続きます。昨夜鍛錬はストレッチ+筋トレは控えめ脚腹筋中心に5種のみ+エアロバイク15分(カロリー消費はステアマスターの半分以下)今朝の体重は67.3kg+400g、残念。体調は悪くないし、ムリはしないでおきましょう。
Sibelius 交響曲第3番ハ長調/第5番 変ホ長調(ロンドン交響楽団1932年)/「カレリア」組曲より「間奏曲」「行進曲」(ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ1930年)/フィンランドのイェガ隊行進曲(ヘルシンキ・フィル1928年)/アンダンテ・フェスティヴォ(作曲者/フィランド放送交響楽団1939年)〜ロベルト・カヤヌス・・・写真とはちょっぴり別物の収録。Robert Kajanus (1856-1933芬蘭土)は19世紀生まれ伝説時代の人、かなり以前より残された音源は拝聴していて、その音質水準はほとんど驚異的、ちゃんと聴けます。第1番第2番はTchaikovskyの影響大きい劇的作品、そこから抜けた新機軸の明るくも淡々とした風情の第3番ハ長調、平明爽快な第5番 変ホ長調もわかりやすく、確信に充ちた力強い演奏、21世紀に充分現役としての説得力がありました。「カレリア」には「バラード」が抜けているのが残念、「イェガ隊行進曲」というのは初耳、泥臭い田舎臭い雰囲気がなんとも味わい有。作曲者自身による「祝祭的アンダンテ」は一時偽物が出てたそうで、これが正真正銘、清涼無垢深呼吸のようなシンプルな弦楽アンサンブルでした。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調(1962年)/パガニーニの主題による狂詩曲(1963年)〜ジョン・オグドン(p)/ジョン・プリッチャード/フィルハーモニア管弦楽団・・・昨年9月に「パガニーニ狂詩曲」保存データが不備であったことを嘆いていた素晴らしき演奏、とうとうネットより再会・拝聴なりました。アシュケナージとTchaikovskyコンクール優勝を分け合ったJohn Ogdon(1937ー1989英国)は早逝して、残された記録はどれも鮮やかな技巧(しかしスムースに非ず)濃厚な表現に胸打たれるもの。音質良好、JPのオーケストラも雰囲気たっぷり、甘い旋律が際立ちました。もう半世紀以上前の記録はたっぷり新鮮でした。
では、行ってきます。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
この時期に至って薄ら寒い雨。朝晩は意外と冷えて、昼間は一人前の春だから体調維持が難しい時期です。昨日は朝一番に週末後の残務忙しく処理して、定例スタッフさんとのミーティングは早めに済ませて、若い相棒と取引先商談へ、和気藹々とお話を済ませました。昼からはノンビリとしたもんでっせ。一ヶ月に渡る抗アレルギー剤を消化して先週来、鼻水痰症状に苦しんではいるけれど、睡眠不如意押してあきらかに体調はよろしい。7年前?初めて抗アレルギー剤を処方されたときには寝込んでしまいました。体調不快≒体重増はリンクして、これも副作用なのかも。
昨夜、いつも通り夜7時ちょうどにスポーツクラブ突入、スクワットストレッチマシントレーニング+ステアマスター(最高心拍数152)+サウナジャグジー内でもストレッチこなして、体調よろしく今朝の体重は66.9kg前日比▲700g。久々、ようやくの66kg台へ。あと▲1kgなんとかしたいもの。コロナ感染(新型含む)広がって、ワクチン接種は遅れ、先行き絶望的な感じ。医療機関の切迫はリアルでしょう。
Bruckner 交響曲第7番ホ長調〜スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン放送交響楽団(1991年)・・・20年ぶりの拝聴・・・あれから幾星霜、Stanislaw Skrowaczewski(1923ー2017波蘭)も鬼籍に入りました。聴き手のBrucknerへの思いも変化して、チェリビダッケとヴァントとの出会いが影響大きかった。当時はザールブリュッケン放送交響楽団への偏見があって、細身なサウンドに力量も味も足りない?現在の耳で聴けば余情を排しクールに整ったアンサンブル、適正なテンポ、過不足のない力感に惚れ惚れ、美しい旋律をたっぷり堪能できます。どこもステキな旋律和音魅力際立つ作品、キモは延々と追悼の念溢れ、感動的な第2楽章「Adagio」でしょう。21:46-24:46-9:33-12:02。
Mahler 交響曲第9番ニ長調〜レナード・バーンスタイン/ボストン交響楽団(1979年ライヴ)・・・これは珍しくも怪しいライヴ音源、この時期バーンスタインは得意の作品を引っ提げて世界行脚していたのですね。音質は予想よりずっと良好、まともなもの。小澤征爾時代のオーケストラも上出来、恐ろしい切迫感に充ちた堂々たる立派な貫禄演奏でしょう。一体何種ある?「第九」音源、聴いた範囲どれも立派な手応えと感動間違いないけれど、不遜ながらMy Very Bestに非ず、大好きな作品なのになかなか納得できぬ不思議な名曲、世評絶賛なジョン・バルビローリ(1964年)にもなかなか入り込めない。そうだなぁ、オットー・クレンペラー(1967年)かなぁ、肌にフィットしたのは。28:56-16:51-12:37-26:47(楽章間含む)、例の如し晩年の粘着質遅いテンポにたっぷり描き込んだ演奏です。
では、行ってきます。在宅勤務を避けて毎日出勤は生活のメリハリがあって、なかなかよろしい感じ。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
4月も中旬に至って、朝はけっこう冷えて、昼間はもちろん春の気温。昨日朝一番意を決して市立体育館トレーニングルームに一番乗り、入念なストレッチ、マシントレーニングは6種こなして、エアロバイクは15分、充分汗を出しました。帰宅後シャワーを浴びつつ昨夜の残り湯を使っての洗濯はけっこうな量、それも順調に乾く天候でした。あとはいつもの代わり映えせぬ引き隠り、例の如しネットに音源データ探って世界を検索しておりました。それなり節制したつもりでも今朝の体重は67.6kg前日比+100gすっかり高めに安定して最悪、体型は数年前とは比べられぬカッコよさ(あくまで自称)元気健康であればそれで良いのだけれど、6月に決まった健康診断に向け、昨年12月水準には戻したいものです。
完全引退前、既にこんなマンネリ生活ではあかんなぁ。今週もしっかりお仕事を愉しむつもり、明後日には未来の希望と不安に充ちた若い女性新人登場!(もえちゃんとあかねちゃん)いよいよ高齢者へのワクチン接種が始まるそう(含む自分)思惑通り五輪開催は可能なのでしょうか。消費はますます冷え込んで、GWは二年続けてガラガラになるのか、我慢しきれず人が動けばまた状況悪化する・・・こんな話題どこにでも転がってありきたり。
Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜エンリケ・ホルダ/ロンドン新交響楽団(1951年)・・・サイト内検索をかけて12年前の言及発見、すっかり忘れておりました。Enrique Jorda (1911-1996西班牙)はde Fallaの「三角帽子」の激しい演奏をLP時代より愛聴、サンフランシスコ交響楽団のシェフ在任は1954-1963年、後任はヨゼフ・クリップス。時代を勘案すると英DECCAの音質は良好、既に活動を停止したと類推されるオーケストラの技術も上々・・・あまりに馴染んだ名曲になんの感慨も浮かばぬ快い聴き流し。第1楽章提示部を繰り返していない、そんな程度の感想は不遜と自覚します。
Smetana 連作交響詩「わが祖国」(ヴィシェフラド(高い城)/モルダウ/シャールカ/ボヘミアの森と草原より/ターボル/ブラニーク)〜ヴォルフガング・サヴァリッシュ/スイス・ロマンド管弦楽団(1977年)・・・このオーケストラはアンセルメの後がパウル・クレツキ(1967ー1970)、そのあとサヴァリッシュ(1970ー1980)は意外と長期、次がホルスト・シュタインだから独逸系の人が続いて、これはそんな時代の数少ない録音。ちょいとレパートリー的にも不思議っぽい名曲、予想外に滔々と歌って感慨深い、立派な演奏。オーケストラのサウンドはすっかり変わってしまって、仏蘭西風の芯の甘い、ややピッチの怪しい木管のエッチな響きは影を潜めて、これはほとんど独逸の音でしょう。力強く、完成度は高いけれど、このオーケストラである必要はない、なんでも均一化してローカルが消えていくのも寂しいな。14:10-12:57-9:03-11:37-12:13-14:00。
では、気持ちを入れ替えて新しい一週間に出勤いたしましょう。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
昨日耳鼻科に行かなかった判断は失敗、朝から晩まで就寝時も鼻水がツラい。ちゃんと眠れないから終日ぼんやりして、前日夜のあちこち筋肉痛もあって終日ゴロゴロ引き隠り生活、半分居眠りしつつ音楽など聴いて過ごしました。さしたることもない、瞬時に判断できるお仕事案件一本電話有。夕方、ここ最近女房殿が気に入っている回転寿司屋へ。題して”九州フェア”、熊本の馬刺しとか博多のゴマサバとか絶品のネタをいただきました。結果当然体重増へ、今朝は67.5kg前日比+300g、一日鍛錬を休んでこれから朝一番、市立体育館にて筋トレ+エアロバイク最低15分クリアして身体を引き締めましょう。
ちょっとした経緯があってここ最近珈琲は豆を仕入れて自分で挽いております。通販は送料節約大量仕入れ、前回分はスカみたいな味に数ヶ月苦しんで、今回のは先日楽天カード”期日までにポイントを使え!”とのお達し、広島方面の珈琲屋さんのが届いて昨夜初賞味。これがなかなか上品な味、香りもよろしい感じ。雑味がない。
音楽拝聴にCDからデータ拝聴主体に切り替えて6−7年ほど経過?それまではパブリックドメインの音源ダウンロードして.wav変換、CDRに焼き込んで自主CD化しておりました。ネットから入手する音源ファイルは経緯素性怪しいものもあって、供給サイトはほとんど短命、The Music Parlourは老舗の現役でしょう。かなり以前【♪ KechiKechi Classics ♪】にて一部音源に言及したら、管理者の方よりメールをいただいたこともありましたっけ。自主CDはやがてほとんど処分してしまったので、大多数手許に残っていなかった。久々にごっそり再ダウンロードして、いくつか確認しているところ。
Vaughan Williams 交響曲第9番ホ短調〜マルコム・サージェント/ロイヤル・フィル(1958年初演ライヴ)・・・10年前に言及有、この時期のライヴとしてはかなり良心的な音質、全編ファイル一本というのもナニだけど、この作品は暗く、けっこう難解でっせ。やはり10年ほど前アンドルー・デイヴィスを聴いていて、似たような印象だったみたい。散々苦手を公言していたShostakovichでさえ、ここ最近感じるものがあるのに、中学生時代より聴いていたRVW(第1番第2番あたりは大好き)ここに至ってわずか30:54の作品は、サキソフォーンのエッチな響きが気になりつつ、いまいち入り込めぬ感じ。
Elgar 序曲「南国にて(アッラシオ)」/海の絵(グラディス・リプリー(コントラルト))(1954年)/Handel(Elgar編) 序曲ニ長調/オラトリオ「ソロモン」よりシンフォニア「シバの女王の到着」/「戦勝祈念オラトリオ」より行進曲(1953年)〜ジョージ・ウェルドン/ロンドン交響楽団・・・George Weldon(1906ー1963英国)は本格的ステレオ時代突入とともに亡くなってしまって知名度薄いけれどGriegの録音は素晴らしかった(駅売海賊盤は残念、処分済)。イタリアの陽光に憧れ溢れる「アラッシオ」、賑々しく前向きに華やかな「海の絵」、英国では母国の音楽とされているHandelは壮大なるスケール、モノラル時代のLP復刻はけっこう芯のある音、聴き応えたっぷり。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
ゆるりとした一週間のお仕事を終え、途中覚醒もあって朝寝坊、ゆっくり朝刊と朝食を摂って女房殿と雑談をしている今朝は少々肌寒い。全国あちこち「まんぼう」とか、小池さんは「GWは旅行延期して」というのも微妙な言い回し、”延期”ですか、いつまで?”コロナ疲れ”は誰でも、”コロナ慣れ”は佳き意味、悪しき意味両方あることでしょう。感染せぬよう意識した行動はもちろんだけど、悪慣れはあかんと自覚しております。基礎体力維持免疫力強化のためのスポーツクラブは、マット、ダンベル、マシンは使用の度に消毒するのがルールでありマナーです。
先週金曜より初級エアロビクスのメニューが久々に復活して昨夜で二回目、太もも前部のハリ+両ケツ筋肉痛有、脚の筋トレはほぼ毎日、ステアマスター(ステップマシン)も実施して、サボっていたわけじゃないですよ。それでも知らず我流(手抜き)になっているのですね。ちょうど一年前、スポーツクラブはクラスター発生の要因とされてしばらく営業停止、在宅勤務も始まって運動不足極まって、仕方がなく毎朝一ヶ月10分ほど坂道走ったことがありました。この時も脚はすごい筋肉痛だったっけ。鍛え方が足らんのですね。膝に負担が掛かって自分には継続できません。
1ー3月メニュー変更にエアロビクス・メニューの時間が遅くなって、休んでいた時期はずっと膝の調子もよろしくなかった。寒かった時期だしね。春の声とともに、ここしばらく痛みは軽減しております。今朝の計量は67.2kg前日比▲300g、66kg台に戻せなかったのは職場にてカステラ、チーズケーキの試食があったため(ふだん私的には絶対に喰わない)土日は節制を意識して市立体育館へ通いましょう。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番二短調(ライヴ)/パガニーニの主題による狂詩曲〜ヴラジーミル・フェルツマン(p)/ズービン・メータ/イスラエル・フィル(1988年)・・・とろとろな激甘旋律堪能できる第2番ハ短調に比べ、こちらテクニックばかり表に立つアクロバテッィク作品!なんて、かつてそう聴いていた作品もすっかりお気に入りとなりました。なんとも濃厚アツい旋律作品は、若い頃のVladimir Feltsman(1959-露西亜)によってクール正確無比に表現され、これでライヴというから凄い!けど、彼(か)のホロヴィッツ辺りの妖気漂って鬼気迫る風情とは異なった醒めて粛々とした冷たいマシンのような集中力が個性。てなエラソーなことを云っても、こちらカデンツァの違いも理解してないド・シロウト。速く遅くもない適正なテンポに凄いなぁ、なんて思っているいるうちに第1楽章「Allegro ma non tanto」は過ぎ去って・・・というかアタッカに進むから、全曲はあっという間。16:28-10:50-13:57。「パガニーニ狂詩曲」は第2番に負けぬ人気作品、懐かしい黄昏風景が広がる第18変奏曲は彼の最高傑作でしょう。こちらもクール正確無比、だからこそ美しい旋律が際立つもの。
Glazunov 交響詩「ステンカ・ラージン」/Glinka 「カマリンスカヤ」/Mussorogsky 交響詩「禿山の一夜」/Borodin 「だったん人の踊り」/交響詩「中央アジアの高原にて」〜ロリス・チェクナヴォリアン/アルメニア・フィル(1994-1996年)・・・Loris Tjeknavorian(1937-宜蘭→墺太利)この人もスワロフスキー門下とのこと、かなりのご高齢でしょう。一時期英国で活躍し、やがてアルメニア共和国の音楽発展に尽力して録音を多く残しました。(在任1989ー1998、1999ー2000)想像以上のアンサンブルの優秀さ、泥臭いサウンドはみごとなものでしょう。異形な爆演表現に非ず、馴染みの露西亜作品はオーソドックスにヴィヴィッドなもの。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
聖火リレーととともにコロナは4度広がって、大阪に続き東京にも「まんぼう」適用とか・・・さすがにこんな略称は使わないようですね。感染対策世間ではできる範囲既に実施、やっていない人、できない業種はずっとそのまま、夜の呑み屋の営業時間短縮のみというのもなぁ、もう手詰まりでしょう。ワクチン早よ打ってくれ!せっかくの五輪アスリート達の努力も実を結ぶかどうか・・・閑話休題(それはさておき)
あっという間の一週間、相変わらずのちょっぴりお仕事トラブルをクリアしつつヒマなユルい日々は過ぎ去ります。5月連休の定例業務内部調整、どうしても出勤日必須とかその代休、取引先との調整などほぼ終えました。お仕事的に先々の準備処理をするので、気分的にはもう6月辺り、4月中には7月企画の打ち合わせ有、資料もでき上がっております。自分に残されたサラリーマン生活残時間はほんまに少ない!そう痛感します。昨夜は休筋日、しかも内部試食相次いでアイスクリームなんて一年ぶり?あれはカロリーが高いんです。かなりガッツリ喰って今朝の体重は67.5kg+400g高め安定中。本日夜、エアロビクスにて脂肪燃焼予定。
細川俊夫 月夜の蓮(ピアノとオーケストラのためのモーツァルトへのオマージュ)/Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488〜児玉桃(p)/小澤征爾/水戸室内管弦楽団(2006年ライヴ)・・・ピアニストは麻里さんの妹ですね。日本の現代作曲家(1955-)を応援するのも著名人気演奏家の使命でしょう。Mozartの甘い旋律が遠くから漂う幻想的な作品でした。その原曲となったK.488イ長調協奏曲は、名曲目白押しピアノ協奏曲中の傑作!第2楽章「Adagio」哀愁の旋律は絶品!Mozart無条件幸福な自分には演奏云々の記憶は残っていなくて、さらさらと快い馴染みの旋律が流れるのみ・・・
Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団(1961年ライヴ)・・・ジュリーニはいったいいくつ録音が残っているのか?一般にどれも若いほどまったりとした歌心はテンションが高い!(「悲愴」は未聴)オーケストラは上手いですね。
これより洗濯、そして職場へ。今週も在宅勤務なし。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
昨日朝、出勤途中に自転車マスク全面武装の男性に声を掛けられてご挨拶・・・誰かわからない。しばらくして親しい大学時代の先輩であったことに気付きました。可動式キャスターの鍵を開けてパソコン・キーボード・マウスを取り出して、二段パスワードにログ・インして業務開始。職場のエルゴノミクス・マウス(無線)はおそらくは7-8年以上愛用していて、自宅のは先に調子が悪くなって同形状の有線に替えておりました。それが先週くらいから反応が鈍くなって電池交換、とうとうダブルクリックが効かなくなって、やがてうんともすんとも反応しなくなりました。寿命だと思います。ご苦労様でした。
現役真っ最中だったら業務用でもマウス・キーボードは自前でお気に入り、使いやすいのを揃えるのは当たり前、キーボードはやや湾曲したアカデミータイプ、そしてマウスも手首肘に負担の少ないエルゴノミクス・タイプを愛用してきました。新しいのを注文しようか一瞬逡巡して、あと10か月ほどで引退だからもうエエなかな、と。職場に常備しているありきたりフツウな光学マウスに右手やや違和感を覚えつつ業務処理継続中です。貧しい継続雇用(引退直前)の身分に贅沢できまへんで。
大阪は新型コロナの比率も増えて878人、1,000人に到達しそうな勢い、東京も555人とか。緊急事態宣言が解除されて絵に描いたように事前予測通り、感染が戻りました。この際、”Go To(とやら)”も再開したらどうか、ヤケクソで。5月の営業会議、東京開催は難しいかも。昨夜もしっかりストレッチ→全身筋トレ8種→ステアマスター15分(有酸素運動心拍数最高152)の順に締め括って、今朝の体重は67.1kg現状維持、66kg台に戻せなくなりました。昨夜、花粉症に苦しんで睡眠不如意、ヤクは切れたので通院が必要です。
R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」/交響詩「死と変容」/歌劇「薔薇の騎士」よりワルツ〜ルドルフ・ケンペ/シュターツカペレ・ドレスデン(1970-73年)・・・これは全集として定番の地位を占めている音源のはず、幾度聴いて馴染みの存在。作品的に近現代管弦楽技法の粋を集めてそれなり音質水準必須、EMIが当時東側だったドレスデンに赴いた録音は記憶よりずっと良好でした。英DECCAを思い出せば打楽器辺りの迫力低音不足、でもこちらのほうが自然なのかも知れません。クールに質実なオーケストラの音色も魅力的、ここ最近現役の”上手いけど妙に空疎”に非ず、じつは難解作品と思っている「ツァラ」もいつになくわかりやすく、味わいあるスケールに充ちておりました。「死と変容」の奥深い表現、深遠な世界に作品そのものを見直し、「ワルツ」の優雅な風情を堪能・・・最高。
Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)〜マイケル・ティルソン・トーマス/サンフランシスコ交響楽団(1998年)・・・Michael Tilson Thomas(1944ー亜米利加)はこのオーケストラには1995-2020年の長期在任、緻密に洗練された「火の鳥」はメルヘンな雰囲気満載、なんだけど、これを拝聴したのはちょうどオーディオ不調時期、音量が随分と低かったので様子がわかりにくい。再挑戦が必要です。
では、行ってきます。そのまえに洗濯が待っております。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
昨日午前中、体調がよろしくないままお仕事、昼休み30分ほど座席での居眠りが日課、昼から取引先へ商談、お話しているウチに快復してきました。お仕事はほんの小さな悩ましい案件少々残有、これはクリアできるでしょう。世の中ではコロナ第4波への悩ましい流れでも、日常自粛生活(+ちょっぴり居酒屋行きなど)にはなんの変化もありません。今月の「近況」に載せている熊本城は4年ほど前のもの、この度天守閣復旧成ったそう。城郭の修理が不要不急のものなのか、冷静に考えれば微妙、きっと地元民の心の支えなのでしょう、これも割れ窓理論の一環、しゃんとしたお城あってこその日常生活の象徴なのかも。息子夫婦孫が住まう熊本に遊びに行けるのはいつになることやら。
取引先より若い相棒に送ってもらってそのまま直帰。夜のスポーツクラブは先週来難行苦行涙のヨガはご遠慮、いつものフルメニューしっかりこなして、体調の改善を自覚できました。”体調のよろしくない日は体重が増える”体感経験、未だ本調子じゃないのか、さほどに喰った記憶もないに今朝の計量は67.1kg前日比▲200g、65kgは夢のように遠く、66kg台も維持できません。
R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜ヘルベルト・ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団(1992年)・・・聴いているようで初耳音源。このオーケストラ音楽監督として在任は1985ー1995年、作品イメージとして(カラヤンの刷り込み?)ごりごりとパワフルなサウンド炸裂!のはず。ブロムシュテットは端正な表現の人と思うけれど、ここではオーケストラの特質なのか重量級に非ず、さらさらと”流した”ような爽やかな響きが続きました。ドレスデンとの録音が1984年、あちらもっとカッチリとした仕上げだったような・・・記憶は曖昧です。亜米利加西海岸のサウンドなのか。
Vlado Perlemuter plays Ravel (1955年)・・・幾度も聴いている馴染みの音源の一枚目、1974年録音を聴き流してしまったので、旧録音再聴したもの。あまりよろしくない音質、時に細部技巧の甘さ乗り越え雰囲気たっぷり。左手のためのピアノ協奏曲(ヤッシャ・ホーレンシュタイン/コンセール・コロンヌ)の旋律がここしばらく耳を離れません。重量級深刻な風情な作品、ラストあたり突然”おもちゃの行進”風剽軽な歩みが突然乱入するところは大好きでした。
では、行ってきます。昨夜の雨は止んだようです。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
曇り空に桜は散ってしまいました。昨日お仕事は小さい2件が気になって、それは問題なくクリア出来、悩むほどのことはない。カッコ良く忙しく大車輪の年齢でも立場でもなし、毎日誠実に過ごすことが大切なのでしょう。本日は昼から若い相棒を連れて取引先商談へ。
パソコンのデータ音源をオーディオに無線で飛ばすUSB Wireless Audio Adapter REX-Link2S(製品廃番済)は帰宅後、データを飛ばす端末(USB)を別なソケットに刺し直して再起動したらドライバー再認識して、音量小さい不調は無事解消しました。昼休み、同趣旨の機器を検索したらBluetoothのがいろいろ出ていて、どれが自分の環境に実用的なのか理解できなくて悩んでおりました。どなたか手練の人はいないのか、電子機器にも寿命はあるから、いずれは入手必要、当面助かりました。
職場では菓子やら食材やら喰い過ぎたかなぁ。夜、スポーツクラブにて入念ストレッチ+筋トレは胸背筋抜き脚腹筋中心にマシンは5種+ステアマスター15分心拍数151迄上げて締め括っても、今朝の計量は67.3kg前日比+400g。一年前とは体型が違うと強弁しても、ハラの辺りが気になります。田中邦衛さん逝去、この人の庶民的な存在感圧巻、表情の動きが凄かった!時代世代だけど、皆逝ってしまって寂しい。
Dvora'k チェロ協奏曲 ロ短調/森の静けさ/ロンド ト短調/スラヴ舞曲イ長調/ト短調/ポロネーズ イ長調〜オーフラ・ハーノイ(vc)/チャールズ・マッケラス/プラハ・フィル/メイケル・ドゥシェック(p)(1994年)・・・別嬪チェリストOfra Harnoy(1965ー加奈陀)は現役世代。Dvora'kはチェロの最強名曲でしょう。郷愁のメロディが力強く爆発して、刷り込みはロストロポーヴィチ/カラヤン(1968年)の(好悪を分かつであろう)ギラギラするド迫力演奏。爾来どれを聴いても”それなり・・・”な印象でした。期待のオーフラ・ハーノイもスケール大きな、立派な演奏はやはり”それなり・・・”(失礼)14:58-11:01-12:38。ちょっぴりローカルな風情でしょうか。
Beethoven ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲ハ長調/交響曲第2番ニ長調(ピアノ三重奏曲版)〜イザベル・ファウスト(v)/ジャン=ギアン・ケラス(vc)/アレクサンドル・メルニコフ(fp)/パブロ・エラス=カサド/フライブルク・バロック・オーケストラ(2020年)・・・古楽器、小編成、名手達による期待の録音、お気に入りなはずの三重協奏曲は演奏云々に非ず(今回に限り)作品が四角四面?オモロく感じない。交響曲第2番ニ長調(ピアノ三重奏曲版)のほうは以前からお気に入り、溌剌としたBeeやん青春の歌は楽器の数が少なくても立派に響きました。
では、行ってきます。その前に洗濯が待っております。フロの水汲みも鍛錬のうち。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
新しい一週間が始まって、朝一番のお仕事宿題を思い遣っております。ま、なるようにしかならないし、その対策も見えているけれど。どーも聞こえがよろしくない「まんぼう」は効果が薄いみたいで、新型コロナはじわじわと広がり続けて、ワクチン接種もなかなか進まぬみたいです。2Fさんは”Go To トラベル”やる気満々らしい。オリンピック関連では池江瑠璃子さん病を克服して代表勝ち取ったことが新聞第1面、これは無条件に素晴らしくて、開催強行派は勢い付いたことでしょう・・・閑話休題(それはさておき)
昨日朝一番小雨押して馴染みのオヤジの床屋へウォーキング、残念しばらく休業との案内有、けっこう高齢やからなぁ、自分か奥様が体調を崩したんでしょうか。その近所の理髪チェーン店で素早く刈り上げていただいて、満開の桜は無常の雨に散っているの目撃しつつバスにて帰宅。未だ朝の9時台だったので、女房殿を誘って市立体育館へ。ストレッチ後マシトンレーニング7種、有酸素運動はサボっても充分な汗、あとはゴロゴロして菓子など喫して今朝の計量は66.9kg前日比+400g。こんなもんでしょう。あと1kgなかなか減らせません。
数日前よりパソコンよりオーディオに無線で飛ばしたら(これが自分の基本)妙に音量が低い・・・USB Wireless Audio Adapter REX-Link2S(2011年11月入手。既に廃番)10年間毎日激しく酷使してとうとう寿命なのか。いくつか新し目の音源を聴いて”最近のは音量レベル低いのか”そんなふうに思っておりました。ところが昨夜、昔馴染みの音源も同様の症状となって、通常のCDプレーヤー再生は正常でした(アンプは大丈夫)。今朝、再々度確認して買い替えを決意しました。amazon辺りに安いのは出ているのか、希望1,980円迄。不安です。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜久石譲/東京交響楽団(2019年)・・・これがワイヤレスでちゃんと聴けたラスト?これが目の醒めるようなクリアな音質、やや速めのテンポ、前のめりの熱気に溢れて、細部描き込み、色彩迫力にも不足せぬオーケストラの力量に驚かされました。東京交響楽団ってあまり音源の拝聴機会を得なかったけれど、こんなに上手いオーケストラだったのですね。著名な海外オーケストラに比べて、まったく遜色はない。クール怜悧に非ず久石譲の情熱しっかり伝わる完成度でした。
オーディオ環境問題にショックを受けて、今朝はこれ一本。行ってきます。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
昨日朝、床屋さんに出かけようとマンションを出て100mほど、マスク持参を忘れて戻ったら緊急メール+電話有。取引先製造工場が火事、本日商品は出せないとのこと。明日以降の状況も見えぬまま土曜出勤、業務用ノートパソコンは職場に置いてきたし、仮に在宅でもメール電話だけでは”危機の深度ニュアンス”は関係者と目線合わせをしないとわからぬもの。ジャージ姿のまま職場に出て、刻々と変わる情報を受け取りつつ、納品先の事務所も今時土日はお休み、マネージャーのケータイを狙って一発でつながったのは幸い、詳細状況メールを入れつつ、お詫びと状況説明をしたものです。
昼前には状況修正連絡も含めて一段落、帰宅したけれどタイムカード処理で失敗、打刻してしまったんですよね。残念ながら継続雇用嘱託身分には「休日出勤」概念は存在せず、丸一日分「休日変更」しかない(継続雇用身分に”緊急対応出勤”を想定していない)。打刻しなければ上司ヤミ公認、どこかで実質半日休んでちゃら、という方法があるんだけど、打刻してしまったら誤魔化しようがない。明日、対応処理を相談しましょう。昼からビデオ録画しておいたNHKドラマ「蝉しぐれ」(藤沢周平)一気拝見。これは2003年の制作だったのですね、牧文四郎(内野聖陽)もお福(水野真紀)も若いし、里村左内(平幹二朗)は未だご存命でした。藤沢周平はいつもそうだけど、切ない筋書きやなぁ、時代と身分と権力に翻弄される哀しい人の運命(さだめ)に胸打たれるもの。矢田淑江(鈴木杏樹)は絶品の美しさ。
一昨日夜久々のエアロビクス疲れもあって、昨日は完全休筋日。夜、ご近所回転寿司屋でビールちょっぴり(それにしても激安)体重増覚悟の結果は今朝、66.5kg前日比▲400g。久々たっぷり眠ったせいか、睡眠時には体重が減ると伺ったことはあります。
Mozart ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」/第2番ニ長調K.211/第3番ト長調K.216〜ドメニコ・ノルディオ(v)/フェデリコ・フェルリ/アンサンブル・レスピーギ(2002年)・・・お気に入り我らが天才ヴォルフガングの天翔ける名曲3曲、Domenico Nordio(1971ー)は伊太利亜の中堅どころ、ミシェル・オークレールにも師事したとのこと。あまり知名度のないアンサンブルとともに達者な技巧を聴かせるけれど、随分と線が細くないっすか?”たっぷり骨太のMozart!”というのもおかしいけれど、勢いはあってもちょっぴり味が薄いかと。
Mozart 歌劇「フィガロの結婚」序曲/「とうとううれしい時が来た〜恋人よ、早くここへ」/歌劇「イドメネオ」序曲/「父よ、兄よ、さようなら」/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲/「ぶってよ、マゼット」「恋人よ、さあこの薬で」/歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲/「涙以外のことを」/歌劇「偽の女庭師」序曲/「私を見る者は誰でもたちまち心を奪われる」/歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲/「あの方は行く〜恋人よ、どうぞ許して」〜エリザベス・ワッツ(s)/クリスティアン・バルディーニ/スコットランド室内管弦楽団(2013年)・・・Elizabeth Watts(1979-英国)現役別嬪ソプラノはバロック辺り多く録音に参加して、マルク・アルブレヒトのMahler 交響曲第4番ト長調のソロというのもありました。Wagner辺り例えば「マイスタージンガー」第1幕への前奏曲後そのまま合唱が入らぬと不自然だけれど、Mozartだったら躍動する序曲に続いて、しっとりとしたソプラノが歌っても違和感はありません。彼女の瑞々しい声を堪能すべき一枚、バルディーニの室内オーケストラも充実しております。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
大阪にてコロナ感染連続600人超え、東京の検査数の少なさは気になります。オリンピック忖度かなぁ。
こちら週5日出勤したのも久々、一年以上ぶり、呑んだ翌日の倦怠感+睡眠不如意はあるけれど、体調まずまずに週末を迎えました。毎週金曜の宿題も概ねクリアして一週間を締め括った感じ、日々春は進んで暖かくなっております。そして夜、昨年12月30日以来の初級エアロビクス30分へ、3ヶ月ぶりのメニュー復活、ストレッチは短縮、筋トレは7種済ませてから参加して佳き汗を流しました。今朝驚いたのは両脚の快い筋肉疲労、筋トレとかステアマスターとは使い所が違うのですね。今朝の計量は66.9kg前日比▲400g、あと1kgなんとか減らしたいもの。昨夜シャワー後の参考計量が67.8kgだったから一晩で▲900gの計算、体重増減のロジックは詳細理解できません。
本日の宿題は床屋さん行き、剃髪かな?
年末に契約した(My初私用スマホ)トーンモバイルの決め手のひとつはオリジナル端末e20が無料ということ。こちら残念スマホのスペックとかまったく無知、回線中(低)速使い放題月1,000円のみ契約(+SMSサービス100円/会話し放題500円は解約済)しました。女房殿6年使いこなして現契約ワイ・モバイルは今となっては割高、端末も当時無料、容量とか圧倒的に足りない(らしい)とのこと。
5月には契約が切れるからそれに買い替えに狙っていたけれど残念、e20は在庫一掃(完売)華々しく新型e21の発表がありました。動画は見られぬ中(低)速使い放題はこどもに持たせるには価格も安くて最適、ニッチな市場をつかんだのでしょう。位置情報検索も使いやすいらしい。自宅ではWifiを使うから外出時には最低限機能で充分。さて、どーする?どこを選ぶのか。
Tchaikovsky 交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」/劇音楽「雪娘」より序奏/メロドラマ/スコモロフたちの踊り〜ドミトリー・キタエンコ/ギュルツェニヒ管弦楽団(2009年)・・・Dmitri Kitaenko(1940ー露西亜)はモスクワ・フィルのイメージ(1976ー1990首席在任)ケルンのオーケストラとはShostakovichとかProkofievの意欲的な録音が注目され、このTchaikovskyも交響曲全曲録音しておりました。露西亜の指揮者が母国のレパートリーを演奏して、アクとか異様な熱気とか爆発、そんな表現方向とは違って、モダーンなセンスに、力強いメリハリを感じさせる完成度高いバランス感覚と聴きました。この初期交響曲は露西亜(+周辺)民謡旋律あちこち引用され、初耳でも懐かしさ満載の涼やかな名曲、12:22-11:30-8:27-12:36。上手いオーケストラですよ。「雪娘」は初めて聴いた(これも)懐かしい旋律。5:55-4:48-4:49、音質も良好。
Ducas ファンファーレ/舞踏詩「ラ・ペリ」/交響詩「魔法使いの弟子」/歌劇「ポリュークト」序曲(デイヴィッド・ジンマン/ロッテルダム・フィル1977年)/d'Indy「フランスの山人による交響曲」(マリー=フランソワ・ビュケ(p)/ポール・カポロンゴ/モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団1972年)・・・Ducas唯一のヒット曲「魔法使いの弟子」はスコトフスキーの「ファンタジア」にて一躍著名になりました。テレビなど実演を拝見すると二(三?)管編成を基本に多種多彩けっこう大きなオーケストラ、ここでも華やかに洗練され迫力たっぷりの演奏でした。他知名度薄い作品もたっぷり名曲でっせ。優秀録音。CD収録にムリムリ組み合わせた「山人」はちょっぴりローカルな風情が漂います。この作品、最近人気がさっぱり出ません。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
昨日もいろいろ、お仕事思わぬトラブルが発生して、それをクリアするのも余裕、若い相棒に経緯を説明するのも佳きお勉強でした。昨夜は行きつけの居酒屋にて久々、若い連中との呑み会(世の中が自粛している中申し訳ない)結果的に若者3人=現元相棒3人が集まって、思い出失敗談など大笑い、思いっきり美味いもん、若い息子世代(以下)はよう喰いますよ。少々の出費にも価値はあります。坂道上って皮膚科に寄ってからの参加、一日ほぼ一万歩もカロリー消費の効果ならず、今朝の67.3kg前日比+500gにも得心。いつもは夜12時間食事抜き期間を設けるのに、夜8時迄喰って呑んでましたから。
本日週末のお仕事をクリアして、初級エアロビクス30分復活に参加いたしましょう。開始時間的にちょっぴり筋トレしてから有酸素運動で体重を減らしましょう。
Bach ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV1046/第2番ヘ長調 BWV1047/第3番ト長調 BWV1048/第4番ト長調 BWV1049 /第5番ニ長調 BWV1050 /第6番変ロ長調 BWV1051〜シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団/リチャード・バーギン(v)/ジェームズ・スタリアーノ(hr)/ハリー・シャピロ(hr)/ラルフ・ゴンバーグ(ob)/ロジャー・ボイジン(tp)/ドーリオ・ドワイヤー(fl)/ルーカス・フォス(p)(1957年)・・・これは待望の音源久々の入手。10年以上前ネットに出現した針飛び込みのLP音源は自主CD化して(既に廃棄)当時は音源ファイルを保存する習慣はありませんでした。カラヤンとかボウルト、この世代はブランデンブルク協奏曲がレパートリーだったんですね、ロリン・マゼール、クラウディオ・アバド辺りが一番後の世代だったかも。現在は専門化が進みました。
小編成、現在の感触ではテンポ遅め、大柄やや重い感じはあるけれど、BachはBach、愉悦に充ちた躍動に手応え充分。第5番鍵盤カデンツァにピアノが使われているのも時代、ソロにはボストン交響楽団当時の名手がずらり、その妙技を聴かせるための録音だったのでしょう。音質はまずまず、60年以上前としては出色の水準です。
Ravel 鏡/水の戯れ/亡き王女のためのパヴァーヌ/夜のガスパール〜ヴラド・ペルルミュテール(p)(1973年)〜Vlado Perlemuter(1904-2002仏蘭西)の新しい方の録音。Nimbusのピアノ録音には一種独特の残響にクセがあって、嗜好を分かつもの。雰囲気たっぷりではあります。
では、行ってます。やや頭痛は自業自得、現在洗濯中。今週は結果的に在宅勤務はありませんでした。
2021年4月某日/●サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々
春真っ盛りの4月に入りました。桜は満開〜やや散りかけでも、職場皆で花見に・・・そんな雰囲気に非ず、それでも全国あちこちけっこうな人出はあるみたい。大阪のコロナ発症はほぼ600人とか、人口から考えて東京より多いというのはどーもおかしい・・・「まんぼう」という言葉は響きが軽くてよろしくない、効果薄そう。夜は少人数で早い時間に切り上げて、というのは大丈夫ですか?今晩若い連中に誘われているんです。マスク強制は勘弁下さい。職場や人の多いところはマナーだけど。
ここ10日ほどずっと体調よろしくない倦怠感≒体重増とリンクしているような気がして、そんなに喰うていなくてもちゃんと消化されていないような?胃袋に残っている感覚が抜けない、実際体重増傾向が続きました。ふつうトレーニングに汗を流したら気分爽快になるもの、ここ数日は苦渋苦痛ばかり、一昨日あたりがどん底。昨日朝一番倉庫へ若い相棒とちょっぴり小一時間肉体労働後、職場への帰り、博多ラーメン屋へ寄りました。ハイカロリー高糖質食品の代表でもあるし、せいぜい年に2-3回、勇気を出して好物をいただきました。久々に美味かったなぁ。
ちょこっと菓子の間食もして、ちゃんとした夕食後、スポーツクラブへ出掛けたら久々に身体が軽い。ネットの記事によるとストレッチ→筋トレ→有酸素運動の順番が効果的なんだそう。その流れでしっかり我流フルメニューこなして、昼夜と喰うたものしっかり消化、身体は引き締まった手応えありました。今朝の体重は66.8kg!前日比▲100g!博多ラーメンなんのその!4月よりスポーツクラブのスタジオメニュー変更、金曜夜馴染みの女性インストラクターによる初級エアロビクス復活!明日が愉しみです。もう難行苦行涙のヨガは御免なさいしましょう。
昨夜抗アレルギー剤服用忘れ、洟水痰の絡みに苦しんで途中覚醒、睡眠不足。
Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(ハース版)〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1993年2月12,14,16日ガスタイク・フィルハーモニー・ライヴ)・・・幾種も出ているライヴ中、EMIから正規ライセンス発売されたもの。この作品はBruckner中最高のお気に入り、漆黒の暗闇の階段を地下に降りると巨大な障壁(金管コラール)が出現!そんな風景が広がる第1楽章「Adagio」序奏、主部「Allegro」のシンプルな旋律は終楽章に回帰して全曲を締めくくる名曲!22:44ー24:35-14:33-26:34、CDだったら否応なく2枚になってしまう微速前進、チェリのテンポ設定+それに伴う長時間緊張感の強要は麻薬でして、ほかどんな立派な演奏を聴いても、これがノーミソに木霊します。前任ルドルフ・ケンペも立派だけれど、1979ー1996チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルは黄金時代でしょう。最高。
Shostakovich 交響曲第11番ト短調「1905年」〜ミヒャエル・ザンデルリンク/ドレスデン・フィル(2018年)・・・こちら現役世代Michael Sanderling(1967ー独逸)は親父さんが独逸に戻ってからの生まれのようです。長兄トーマス、次兄シュテファンより出世して、2011年よりドレスデン・フィルの首席。これはたしかBeeやんと一緒に交響曲全曲録音したもの。この作品はわかりやすい革命の暴力的描写連続。第1楽章「Adagio 宮殿前広場」(15:49)第2楽章「Allegro 1月9日」(19:13)第3楽章「Adagio 永遠の記憶」(14:39)第4楽章「Allegro non troppo 警鐘」(15:40)、あちこち革命歌が引用され、終楽章の「ワルシャワ労働歌」は一定の世代以上は耳にしたことがある有名なもの。第2楽章の「皇帝軍の一斉射撃、虐殺」のド迫力は映画「戦艦ポチョムキン」の伴奏音楽だそう。この辺りマリス・ヤンソンス/フィラデルフィア管弦楽団(1996年)の爽快な?!カッコ良い演奏に目覚めた記憶有。
ドレスデン・フィルはヘルベルト・ケーゲルが懐かしい例の硬質サウンド、器用な技巧に非ず、ミヒャエルの統率を以てしても、ちょっぴり芯が足りないような?ちょっと平和な物量時代の演奏ばかり聴きすぎたせいでしょうか。
では、行ってきます。