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音楽日誌

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2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

大阪でコロナ感染432人、東京を上回ったとの報告(東京都は検査数を抑えているとか、そんな噂はほんまですか?)隣県は通勤通学圏だから、その影響は及ぶのでしょうか、早くも第4波へ・・・閑話休題(それはさておき)

今朝もいつも通り朝刊熟読していたら、いくつかのコラムが全然理解できない。松田 美佐「うわさとは何か - ネットで変容する「最も古いメディア」(中公新書)・・・所謂ネット上の偏った情報の件には興味があって、著者への聞き取り、7年経っても状況はほとんどど変わっていないらしいけど、記事論旨がばらばらでわかりにくいのは自分のノーミソ劣化のせいか。著作を探さないといけませんね。コロナの影響もあって通販宅配激増、大手3社はそれを仕分けセンターの効率化(5倍)で混乱なく乗り切っているとの記事も、増えている内容、仕分け後の配送人員体制(苦しいはず)在宅率や宅配ボックスの普及などへの広がりが見えません。カズオイシグロの文藝評論も隔靴掻痒状態・・・

昨日朝から体調絶不調の倦怠感(原因不明/抗アレルギー剤の副作用?熱のない風邪?まさかの無症状コロナ感染?)いろいろお仕事こなしていいるうちに昼頃には症状改善、昼から取引先へ若い相棒連れて商談とご挨拶、前任の案件で叱責を受けつつ帰宅して、再び症状悪化。定例火曜のヨガには遅刻して、いつものスクワットストレッチ時点で気分悪く、ステアマスターはムリ。エアロバイクほんの10分ほども苦痛、筋トレは脚腹筋わずか4種のみで退散しました。今朝66.9kg前日比▲300g。本日は朝一番より倉庫へ商品の仕立直し肉体労働少々、ほんの気分転換です。

HMC902185題して「黄金時代のヴェニス」Rom(1969ー)「オリンピアーデ」協奏曲(ヴィヴァルディとテッサリーニのパスティッチョ風)/Vivaldi 協奏曲ホ短調 RV.134/Marcello オーボエ協奏曲ニ短調/Porta(1675-1755) シンフォニア ニ長調〜弦、2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための/Vivaldi 協奏曲変ロ長調 RV.364, RV Anh.18による〜ヴァイオリン、オーボエ、弦と通奏低音のための/協奏曲「ザクセン選帝侯のために」ト短調 RV.576〜ヴァイオリン・ソロ、オーボエ・ソロ、第2オーボエ、2つのフルート、弦と通奏低音のための/Tessarini (1690-1766)「ラ・ストラヴァガンツァ(風変わり)」序曲ニ長調〜弦と通奏低音のための/Vivaldi オーボエ協奏曲ハ長調 RV.450〜クセニア・レフラー(ob)/ゲオルク・カッルヴァイト(v)/ベルリン古楽アカデミー(2013-4年)・・・Romというのは現代作曲家らしくて、Vivaldi時代の作風を真似た作品なのでしょう。Marcelloのオーボエ協奏曲ニ短調は誰でも知っている哀愁の旋律、多彩な管楽器華やかなVivaldi 協奏曲「ザクセン選帝侯のために」ト短調も拝聴機会は意外と多い馴染みでした。かつて古楽器演奏の過激派と呼ばれたベルリン古楽アカデミーも、現在の耳で聴けばキレのあるリズムも盤石の技量はノリノリに快く、イタリア・バロックを堪能できるもの。音質も最高。

 SOMMCD244Copland クラリネット協奏曲/Finzi ロマンス/クラリネット協奏曲ハ短調/Copland バレエ組曲「アパラチアの春」〜サラ・ウィリアムソン(cl)/デイヴィッド・カーティス/オーケストラ・オブ・ザ・スワン(2009年)・・・作品の組み合わせ、オーケストラの珍しさ(バーミンガムの市庁舎の室内オーケストラとの情報)に惹かれた一枚。女性ソロの風貌から1970年代?と思ったら比較的最近の録音だったのですね。穏健な旧き佳き亜米利加風情の旋律からジャズのノリに至るCoplandのクラリネット協奏曲、奥床しい英国の静謐に充ちたFinzi、いずれも名曲ばかり、優れたソロに間違いなし。ラスト名曲「アパラチアの春」は室内編成?これはちょいとオーケストラの弱さを感じたものです。

では、行ってきます。本日で3月も終了。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

ふだん忘れているけれど、欧州からの輸入品はスエズ運河を通って巨大運搬船が日本にやってきておりました。座礁した船は無事動いたみたいだけど、彼(か)のコンテナ中2個位が自分の会社が輸入したもの、それが滞ればいくつか商品逼迫する可能性もあった・・・コロナ禍真っ最中でも世界は粛々と動いているのですね。閑話休題(それはさておき)今朝も体調不良(全身倦怠感)継続中、昨夜はスポーツクラブにいつものフルメニューこなしたけれど、身体はとても苦しかった。柔軟性減退して前屈が思うようになりません。要因はなんでしょ?体重は危険水域超え67.2kg継続中前日比+100g。基礎代謝も下がっているのか、全然減りません。

昨日、体調妙に怠い月曜の朝、出勤してメール点検内容確認したら危機を自覚しました。今週納品すべき某商品が微妙に足りない、先月事前先の読み間違いです。代替品の手配や倉庫内作業の段取り、なにより取引先ご担当へのお詫びなど、対応に追われました。現金なもので、緊急事態精神的緊張に至ればそれなり元気は出るもの、これが”やり甲斐生き甲斐”の正体でしょうか、不思議なものです。トラブル処理は結果なんとかなれば、それはそれで精神的メリハリとなるもの。

独EMI 0677497591Wagner 楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死/歌劇「タンホイザー」より第2幕「貴き殿堂よ、喜んで私はおまえにあいさつを送る」第3幕「万能の処女マリア様! わが願いをききたまえ」/歌劇「さまよえるオランダ人」より第2幕「ヨホホエ! 帆が血のように赤く」/楽劇「神々の黄昏」より「ブリュンヒルデの自己犠牲」 〜ジェシー・ノーマン(s)/クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィル(1987年)・・・強靭かつ深みと味わいある彼女の声を聴いていて、嗚呼皆死んじまうんやなぁ、哀しい気持ちになりました。Jessye Norman(1945ー2019亜米利加)はドラマティック・ソプラノとして幅広いレパートリーを誇ったとのこと。著名なオペラのみならず、新ウィーン楽派辺りも録音してましたね。入魂をいつも感じさせるテンシュテットの緊張感、テンションの高さに打たれて、この組み合わせは貴重な記録であったと思います。

Pentatone PTC5186581 Wagner 楽劇「神々の黄昏」〜マレク・ヤノフスキ/ベルリン放送交響楽団/合唱団/ランス・ライアン(t)/ペトラ・ラング(ms)/マッティ・サルミネン(b)/マルクス・ブリュック(br)他(2013年ライヴ)第1幕のみ拝聴。この「リング」はタイヘンな人気だったらしいですね。「ラインの旅立ち」が大好きなので、聴く機会は多いところ。手堅く安定した質実な響きのオーケストラ、Lance Ryanは現役のジークフリート歌い(1971-加奈陀)オペラ・ド・シロウトである自分が云々するのもナニだけど、これがどーにも軽い感じ。Marek Janowski(1939-波蘭)はオーケストラ・ビルダーとして揺るぎない評価だけれど、彼のBeethoven、Brucknerも印象イマイチで好ましく聴いておりません。「リング」の旧録音もオーケストラが驚くほどジミであったような記憶が・・・

では、行ってきます。本日は若い相棒を連れて取引先商談へ。体調悪いとか云ってられませんよ、原因不明だけれど。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

新しい一週間の始まり、せっかく咲いた桜に無情の雨はやんでも、体調はよろしくない、抗アレルギー剤の副作用なのか、終日眠くて困っております。昨日朝一番に市立体育館へ、前日同様内容にほんの40分ほどの鍛錬でも充分な汗、シャワーを浴びて、昼食を摂って、あとはずっと居眠り継続。夜は女房殿も帰ってきたことだし、久々の馴染みの居酒屋へ美味いもん堪能、年末来目眩症状に体調を崩して休んでいた女将さんも復活いたしました。夜も早々に就寝して、今朝もノーミソどんよりしております。今朝の体重は67.1kg前日比+200g、体調不良時には必ず体重増となるのは経験則。

月曜朝刊は記事ネタが少なくて、戦前の沖縄の生活風景の写真が発見されたとか、コロナ禍の不安な生活の中で陰謀論に染まる日本のフツウの人々、例の”Qアノン”とかトランプ関係の流れ?そんな話題が載っておりました。気になったのは朝日新聞系週刊誌アエラの宣伝、題名だけ見ればバラ色投資生活のススメなんですよね、あれってどのくらいの人が成功してるんやろか、もしかしてほんの一部?だって、虚業≒実際に価値を生み出さない行為、儲けている人があれば、それと同数かそれ以上に損している人がいるはずだから。違ったらごめんなさい。世知辛い世の中に一攫千金狙いは危険でっせ。企業の将来性に掛ける真の投資家も存在するのでしょうが。

気分を切り替えてお仕事へ、夜はしっかり鍛えて体調を整えましょう。コロナは既に第4波との声も出ております。

HMV CLPC15Tchaikovsky 弦楽四重奏曲第1番ニ長調/Borodin 弦楽四重奏曲第2番ニ長調〜ハイドン弦楽四重奏団・・・Quatuor Haydnは1926年創立、メンバーの名前は仏蘭西系、白耳義の団体でしたっけ、戦前太古録音は想像以上にしっかりとした音質でした。これは昨日ホットカーペットを入れて半分居眠りしつつ拝聴した(そんな情景に相応しい)作品、誰でも知っているTchaikovsky懐かしい民謡のような「アンダンテ・カンタービレ」、Brodinの遣る瀬せなくとろりと甘い絶品旋律「ノクターン」、これはLP時代より黄金の組み合わせ、愛聴盤でした(ドロルツ弦楽四重奏団)。大昔の音質がかえってノスタルジーを醸し出すマジックでっせ、半分寝ていたけれど。

NAXOS 8.550960Bach インヴェンションとシンフォニア BWV 772-801〜ヴォルフガング・リュプザム(p)(1993年)・・・Wolfgang Rubsam(1946-独逸)はNAXOS初期のレパートリーを支えた一人。20年以上前、いくつかCDを入手してそれはそれはガッカリしたものです。テンポの揺れにクセ個性あり過ぎ、タッチはしっとりして技術的に云々ではないと思うけどなぁ、旋律末尾を素っ気なく、消えゆくように終わらせるのもなんとも不思議な、妙な味わいの演奏でした。作品そのものを愉しめない感じ。

では、行ってきます。この怠い体調はなんとかならぬものか。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

どんより曇り空の日曜、断続的に小雨らしい。昨日は朝一番に市立体育館へ、入念なストレッチに脚腹筋トレーニング3種、エアロバイク10分はせいぜい膝の調子を見る程度、それでも季節は進んでけっこうな汗が出るものです。【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新は明らかな手抜き、珍しいのを聴きました、そんなアリバイ程度。夜半に女房殿大阪よりご帰宅、さっそく今朝一番より某ボランティアの会議に参加とのこと。今朝の体重は66.9kg前日比+100g、高止まり傾向変わらず。筋肉増と信じたい・・・(虚しい言い訳)

コロナ感染者増えてますねぇ、もう一週間十日後くらいかな?そう予測していたけれど動きは速いですね。オリンピックの聖火ランナーも盛り下がっていると思うけどなぁ、そんなことないっすか?夜の街制限がほんま対策のキモなんやろか、テレワーク普及も話題ほど実態は進んでいないみたいだし、我が職場も出勤率を上げて在宅勤務は週1回へ。切迫した緊急事態に備えて、いつでもテレワーク可能な体制を取るというのが主眼みたい。

佐藤智恵「ハーバード日本史教室」(中公新書ラクレ)・・・あれほど”世間の目”を気にする日本人なのに、ほんまの対外評価は驚くほど知らない・・・未だガイジンさんによる日本礼賛番組が続いて、あれはあれでひとつの切り口なんやけど、これはハーバード大学の知日派10人の教授による、日本が誇るべき歴史、資質、民度への言及。但し、コロナ禍直前2017年の著作でした。経済成長もたいせつだけど、日本のソフトパワー、動乱や暴力を用いずに社会変革が可能な柔軟な構造が多く称賛されております。日本ではまったく知名度がない須坂藩主・堀直虎への評価(自分も初耳)築地市場に比べ豊洲は働く人々の動線が確保されていない(現場を知らぬ官僚の産物)とか、こちらでは話題にさえなっていないことがちゃんと研究されて、目に鱗な一冊でした。(リンク先カスタマー・レビューには事前予想通り否定派登場)

Brilliant BRL94175Haydn ピアノ協奏曲ニ長調/ト長調/ヘ長調〜ヨランダ・ヴィオランテ(fp)/フェデリコ・グリエルモ/ラルテ・デラルコ(2008年)・・・名曲目眩くMozartに比べてHaydnの協奏曲は人気イマイチ。アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリによる1975年録音が有名だけど、あれはあまりにヴィヴィッドに立派過ぎ、作品の持ち味とは違和感がありました。こちら古楽器による爽やかな、細身のサウンドが魅力。フォルテピアノと一律にできぬ個性有、ほとんど蚊の啼くような弱音も稀にあって、こちら初耳ヨランダ・ヴィオランテはかなりしっかりとした(それなり骨太)サウンド、グリエルも率いる古楽器アンサンブルの繊細なバックと似合って作品そのものをたっぷり堪能できました。名曲発見!ヘ長調協奏曲第1楽章「Allegro」の牧歌的風情、第2楽章「Largo」の可憐に夢見るようなつぶやきは絶品でしょう。

 これはLP49枚組の1枚目だそうHaydn 交響曲第93番ニ長調/交響曲第102番 変ロ長調〜エルンスト・メルツェンドルファー/ウィーン室内管弦楽団(1960年代?)・・・Ernst Marzendorfer(1921-2009墺太利)彼が史上初のHaydn交響曲全集録音をしていたことは最近知って、2019年にCD復刻全集発売されておりました。これはその復刻に非ず、個別にネットに出現した音源です。(写真はLP49枚組の1枚目)各作品潔い一本ファイル第93番は20:36、第102番は25:13、針音床しいLP復刻.mp3は、一部濁っても音質かなり良好。小編成モダーン・オーケストラによる引き締まってヴィヴィッドなテンションは、現代の耳にも大柄鈍重には響きません。かなり生真面目に力強くメリハリある硬派な表現、 変ロ長調交響曲第2楽章「Adagio」全編に活躍する優雅なチェロ・オブリガートがステキ。ニ長調交響曲第1楽章序奏Adagioから主部Allegro assaiは優雅な3/4拍子、この辺りHaydnの魅力爆発でっせ。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

昨日週末の(珍しく集中した)お仕事を終え、火曜在宅勤務以外は出勤、ケジメというか帰宅後の気分的開放感を久々に得ました。隔日の出勤、在宅勤務には緊張感緩んで、もとより自宅は寛ぐところだし、なにかトラブルの予感があった時に誰にも気軽に相談できぬ孤独な不安もあります。東京の事務方うんと若い連中はメールの文言に魂が籠もっていなくて(そう感じるだけ?)紋切り型冷たく感じるのは教育問題と、顔や声が見えていないからでしょう。昭和のロートル・ヴェテランは出勤すれば元気が出ます。

昼から取引先へサンプル届け+若い相棒連れて訪問(24歳!滋賀県出勤体育会系)Web会議ではご挨拶していたけれど、それで済ませるワケにはいかんでしょう。行き帰りの車中、ここ最近若者にも”サウナ・ブーム”、テレビの影響?ブームだから番組ができたのか、ご当地の友人とよく出掛けるそう。世間の動きを知りました。本日夜、女房殿大阪より久々にご帰還。腰の手術後、リハビリして婆さん90歳、一人でちゃんと暮らせるのか。

森さん、またまた大サービス(顰蹙)発言、公職を降りて意気消沈しているのかと思ったら、お元気みたいですね。反省も後悔もなし、コトの重大さを身体でわかっていないやろなぁ、以って他山の石としなくては(ウヒヒ)。爺連続失言。

昨夜、しっかりスポーツクラブにてフルメニュー消化、今朝はちょっぴりあちこち快い筋肉痛有。体重は66.8kg前日比▲600g、けっこうしっかり喰ったワリには上出来だけど、もう1kg減らしたいところ。

NAXOS 8.550632Shostakovich 交響曲第5ニ短調(1987年)/交響曲第9番 変ホ長調(1988年)〜ラディスラフ・スロヴァーク/スロヴァキア放送交響楽団(1987/8年)・・・19年前のコメントは毎度読むに耐えない・・・久々の印象はガラリと変わりました。LP時代のコンドラシン全集は作品に歯が立たぬまま諦め断念、CD時代に捲土重来を狙ったのが(当時廉価CDの嚆矢)Ladislav Slovak(1909ー1999斯洛伐克)のNAXOS盤でした。既にいくつか拝聴していた(当時)CSR交響楽団の技量に疑念もあり、スロヴァークの知名度も低かったから”演奏云々よりまず作品(価格優先)が趣旨、先入観として軽視していたのも事実でしょう。

ある日朝目覚めたら第9番のお気楽軽快な旋律がノーミソに・・・久々に取り出しのたがこれ。サウンドの芯は少々甘いけれど、クール端正知的な風情が素晴らしい。Shostakovichは元祖旧ソヴィエット系熱血粗野な演奏とか、欧米一流オーケストラによるパワフルに鳴りきったオーケストラの機能とか、そんなイメージばかり。スロヴァキア共和国の放送オーケストラなんて、旧ソヴィエットの亜流ローカルで非力?みたいな先入観を裏切る、真摯な努力賞もんの完成度。シニカルなユーモラスにノーテンキな第9番も作品構造がよく理解できるし(5:17-7:12-3:09-3:08-6:40)著名な第5番もあまりに類型的な”苦難から勝利へ”的図式に辟易敬遠していたのに、煽らず走らず誠実な表現に久々の感銘をいただきました。(16:45-5:09-15:00-11:34)音質まずまず、というか、このようなジミなオーケストラのサウンドなのでしょう。交響曲第8番ハ短調(1988年)も再聴いたしましょう。

他、ネットよりまとめて入手したライヴ音源よりBerg ヴァイオリン協奏曲〜 パトリツィア・コパチンスカヤ(v)/テオドール・クルレンティス/ムジカ・エテルナ(2020年ライヴ)など静謐緻密な作品を堪能。この人とかフランソワ=グザヴィエ・ロト辺りが次代を担うんやろなぁ、音楽界は。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

一週間はあっという間、週末を迎えました。昨日は業務終了後、いつものディスカウント店に寄って夕食やら足りぬ食材+缶ビール風飲料糖質75%カット(大)入手、しっかり喰い過ぎた自覚もあってしかも休筋日、今朝の結末は67.4kg前日比+700g最悪。今晩鍛えて引き締めましょう。花粉症洟水に苦しめられながらも、昨夜はしっかり眠れました。

スーパーに自転車に乗って行って、帰りは歩いて帰ってしまう。お買い物を支払ってお釣りをもらって商品を忘れる、お友達との昼食会予定を当日失念する・・・脳の機能改善云々の健康食品CMに関連して、先日ディスカウントストアの支払機の上にサイフを忘れたことを思い出しました。幸いちゃんと保管され、無事戻ったからよかったけれど、カードとか免許証保険証全部入っていたからなぁ。現在は未だお仕事続けていて、けっこうフクザツな案件やらトラブル素早く並行処理して、日々ノーミソ鍛えているつもりでもこんなんでっせ、完全引退したらどーなるの?恐怖ですよ。

身体を鍛えるののもノーミソには佳き影響があるそう。音楽を聴くのも、書籍に親しむのも大切でしょう。それでも不安は募ります。一昨日夜「露西亜」関係膨大なる音源を整理して、比較的最近まとめてネットより入手した分ごっそり見つからない。いくつか部分的にかねて入手分整理して、DVD一枚にまとめたはずが(ラベル印刷して情報も同封)どこにもない、誤って捨てた可能性もあるし、全然違う分類に紛れ込んだかも、こんな事象も不安でっせ。

 AltusBruckner 交響曲第8番ハ短調〜オイゲン・ヨッフム/バンベルク交響楽団(1982年NHKホールライヴ)・・・交響曲中屈指の深淵巨魁さを誇る名曲中の名曲。BrucknerはEugen Jochum(1902ー1987独逸)の代名詞みたいなものだろうけど、バイエルン+ベルリン・フィルの旧全集は元気に煽り過ぎ走り過ぎと感じ、ドレスデン全集は音質に疑念有+やはり似たような表現が好みではありません。ところが最晩年に至ったあちこちライヴはどれも解脱して、力強いまま自然体を感じさせてお気に入りが多いもの。先日失礼にも”ギュンター・ヴァントとしては・・・”的不遜な印象に至ったバンベルク交響楽団の東京NHKホールライヴ、老巨匠晩年80歳でも”煽り走り”風テンション高い表現個性健在、オーケストラの質実な個性もあって、流れは悠々として+ライヴの感興たっぷり手応えあるもの。15:23-14:53-27:49-23:09。

Mahler 交響曲第4番ト長調〜テオドール・クルレンティス/SWR交響楽団/クリスティーナ・グランシュ(s)(2019年ライヴ)・・・ネットよりまとめて入手したライヴ音源。(2つの個性的なオーケストラが)合併して現在はシュトゥットガルトに本拠を置くこのオーケストラのシェフは現在Teodor Currentzis(1972-希臘)なのですね。表情豊かにたっぷり個性的、不自然に恣意的な動きに非ず、自在な浪漫を感じさせる爽やかな表現に、Mahler比較的小ぶりに親密な作品を堪能したものです。未だオーケストラの個性は掴みきれず、技術的にはなんの問題もありません。

では、行ってきます。ほぼ毎日出勤というのが生活リズムにはよろしい感じ。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

取引先との関係で一部イレギュラーがあっても、ここ一年弱隔日出勤在宅勤務を続けて、それが生活リズムとなっておりました。「テレ」ワークとは「遠方」のこと。コロナ対策に首都圏大都会通勤密集大混雑片道一時間以上のところは有意義なことでしょう。自分は通勤徒歩8分なのであまり意味ないけれど、職場の滞在人数を減らすということは重要です。今週よりテレワークは週一回に減ります。

前年は付け焼刃にお仕事「テレワーク」体制を作ったので不備いろいろ・・・もともと営業担当はシン・クライアントのノートパソコン、持ち出し前提となっていて(これは10年前の震災契機)自宅Wifiに接続できれば問題ありません。小さめの画面はやや苦しいけれど、ずっと外付けキーボードを愛用して、職場では湾曲したアカデミータイプ私物(これは置きっぱなし)自宅にもお気に入りのはあるけれど、業務用はテンキー必須、別途USBタイプのを付けるのもメンドー、職場に捨てられていたキーボード(脚が折れていた)を拾ってきて、コーヒーフレッシュの抜け殻を脚として接着、なかなか快調です。マウスもエルゴノミクス対応の私物を継続使用。O/L会議用のイヤホンも支給されました。

つまり、なんの不備も新たな出費もない。在宅環境はコタツの上で・・・ところが世間一般では机とか椅子、照明とか外付けモニターとか、新たに購入する人も多いのですね。つまり一般に自宅ではスマホ生活→この生活空間に業務用ノートパソコン乱入という図式でしょうか。自分はずっとパソコン生活継続に違和感なし。この度、テレワーク支度金として壱萬圓支給!(ほんまか!自分は美味いもんに消える)そして現状自主申告タイムカードはO/L接続記録と連動するものに管理強化されるとのこと。サラリーマン人生の大詰めにこんな新しい経験をするものなのですね。取引先ご担当からの連絡もスマホがデフォルトになりつつあります。職場に電話しても在宅が多かったからね。東京本丸ビルでは固定電話回線減+インターネット電話化するとのこと。

お仕事は若い相棒に熱血指導中。「理解できなくても、幾度訊いても良いから」と飛び込んだ案件はすべて丁寧に経緯処理説明しております。前年相棒の残した地雷は次々出現!(想定の範囲内)昨夜はスポーツクラブ、ストレッチ・ステアマスター(有酸素運動)はいつも通り、筋トレは疲労感があったのでムリせず5種ほどで切り上げました。だらだらと粗末な糖質の高い食事が続いて、今朝の計量は66.7kg前日と変わらず高いまま。

JPFO-0009Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜渡邉暁雄/日本フィル(1980年東京文化会館ライヴ)・・・敬愛する渡邉さん(1919ー1990日本)の記録。この人の新旧+ライヴ音源Sibeliusには心底痺れました。パワフルかつ官能的にスケールの大きな作品、それに相応しい演奏、オーケストラを聴いてきた耳には、誠実端正な表現に敬意を払いつつ、1980年段階の日本フィルは(冒頭のトランペットから)体力不足を感じます。会場は現在とは意匠が違うのかも知れないけれど、やや乾いて残響不足、それでもかなり良心的なライヴ音源でしょう。11:33-13:29-17:02-10:33-14:39。

 LinnMahler 交響曲第7番ホ短調(Klaus Simon室内版)〜トーマス・センデゴー/スコテッシュ・ナショナル管弦楽団・・・これは新録音のはず(詳細情報不明)ネットより試聴できました。Thomas Sondergard(1969-丁抹)は現在このオーケストラの音楽監督。この作品の刷り込みは怪しいハンス・ロスバウト、気怠いテノールホルンの音色が生温い第1楽章「Langsam (Adagio) -Allegro risoluto, ma non troppo」、付け足したようにノーテンキな第5楽章「Rondo-Finale. Allegro ordinario」さておき、第2−4楽章「夜の歌」が濃密にステキな、大好きな作品です。初の室内楽版にはピアノが入り、予想外に響きの薄さを感じさせぬもの。表現は丁寧に緻密、正確過ぎて作品の”怪しさ”は飛んでしまった清潔感有。20:06-14:51-8:45-11:23-17:19。

それではいつもどおりの出勤。昭和のサラリーマンなので職場に出たほうが元気が出るものです。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

昨日、引き継ぎ教育すべき若い相棒お休み、ゆったりと在宅勤務(≒気分的にほとんどサボり)O/L職場会議など対応。いくつかトラブルが続いてすったもんだ、なんとかしておきました。朝晩ちょっぴり冷えるけれど、春本番くしゃみ連続、花粉症最盛期を迎えております。昨夜は週一回難行苦行涙のヨガ40分の日、愉しくないけれど黒一点意地で継続中、ふだんまったく意識しないインナー・マッスル鍛錬というのか、どこか?の筋あちこち伸ばしたり、どこに効くの?影響あるのか理解できぬまま凄い疲労感ばかり。筋トレを脚腹筋5種加えてサウナ+ジャグジーにて締めくくりはいつものこと、今朝は計量は悲惨な66.7kg前日比+100g。昼に喰ったカルボナーラ(レトルト賞味期限1ヶ月オーバー)がハイカロリーであったと類推します。体感、66kg台の踊り場に滞留して抜け出せません。

コナミのスポーツジム5月末に16店閉店との報道有。大阪府寝屋川市の香里園店は若い頃通った、というか、スポーツクラブ初体験でした。老朽化していたのかなぁ、建て替えていたのかも。あの辺りは佳き住宅街、でももうニ十年以上前のことですから。街全体が高齢化したのかも知れません。コロナの影響とは云え、なんか寂しい感じ。

トスカニーニ協会盤初出LPレコードのジャケット画像Beethoven 交響曲第1番ハ長調/第3番 変ホ長調「英雄」/歌劇「フィデリオ」序曲〜アルトゥーロ・トスカニーニ/NBC交響楽団(1939年ライヴ)・・・先月1953年録音の鮮烈さに驚いていたもの。こちら72歳の記録。こちらも音質、テンションの高さ、推進力、文句なしの集中力に打ちのめされます。若い頃から散発的に聴いて、まともにこの価値を受け止めてこなかったことを今更後悔して、太古戦前の記録、既にこの時期モダーンなスタイルを確立していたことに驚くばかり。Beeやんの魅力再発見!な音源でもあります。新旧ともちゃんと交響曲全曲聴きたくなりました。

SIGCD669Prokofiev 交響曲第5番 変ロ長調〜サントゥ=マティアス・ロウヴァリ/フィルハーモニア管弦楽団(2020年ライヴ)・・・Prokofievは熱心に聴いていないけれど、ピアノ協奏曲第3番ハ長調と並んでわかりやすい、大衆的デーハー効果的な作品。お気に入りです。Santtu-Matias Rouvali(1985ー芬蘭土)は期待の若手、2017年よりエーテボリ交響楽団、2020年より名門フィルハーモニア管弦楽団の首席、次代を担う俊英でっせ。この演奏にはびっくり!熱気躍動色彩、響きは軽快に推進力は文句ない完成度。12:47-8:37-12:16-9:44、血沸き胸躍って、息付く間もなく一気聴き、これが若さの鮮度でしょうか。

今週はこれからずっと出勤、来週より在宅勤務指示は日数減るようです。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

季節がよろしくなって、新年度を迎え、席も移動して職場の雰囲気も変わりつつあります。毎年のことだけど、新年度=サラリーマンのお正月を迎えると気分一新、やる気も盛り上がるもの、ま、ラストイヤーなんやけど。相棒交代して前任の大きな宿題を一応点検したら東京本丸の大きなミスを発見、資料の再送をお願いしておきました。初日から当たり前の発見有。本日は若い相棒が所用でお休み、在宅勤務としました。実際上サボっているみたいなもんすよ、お気楽な薄給サラリーマンだし。

宣言解除の前日より全国あちこち人手は急増、テレワーク普及(=出勤員数抑制)は進まず、旅行やらイヴェントが再開され、そこへ新型発生でしょ?佳き季節だし、経済的に余裕のある方はガマン自粛も限界やろうし、生活苦しい方は稼がなくっちゃいけない。予想より早く感染者増は戻るかも・・・なんて、どこの新聞ネット記事にも載ってまっせ。こちらいつもの職場とスポーツクラブ(土日祝日は市立体育館)狭い範囲往復の日々(徒歩10分以内)+時々日常品の買い物程度な生活。客も見込めぬ五輪は不祥事まみれ、もう撤収しましょうよ。

昨夜しっかりフルメニュー汗を流して、今朝の計量は66.6kg前日比▲500gはいろいろ喰うたワリには上出来。65kg台再突入は難しくなりました。花粉症以外体調は悪くありません。

昨日の音質云々贅沢病の流れ。 Haydn 交響曲第7番ハ長調「昼」(1950年24:19)/第45番 嬰ヘ短調「告別」(1951年22:45)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・ことし2021年にEugene Ormandy(1899ー1985洪牙利→亜米利加)旧録音含めた120枚CDボックスが出たみたいですね。以前よりモノラル時代の音源はネットに出現して、熱心に収集しておりました。ホールやエンジニアに恵まれたのか、ほとんど例外なく音質良好、Haydnはステレオ時代の音源に出現しないと記憶して、豊満な響きオーソドックスな表現に心奪われる演奏であります。最終楽章寂しく団員が去っていく「告別」はワリと有名だけど、幾度聴いているはずの「昼」の魅力再発見!これは合奏協奏曲?協奏交響曲?ソロが雄弁に掛け合って、フィラデルフィア管弦楽の上手いこと、惚れ惚れするような雄弁であります。

LP時代デザインR.Strauss 交響詩「英雄の生涯」(ジェイコブ・クラチマルニック(v)1954年44:14)/交響詩「ドン・ファン」(1955年16:45)/交響詩「ドン・キホーテ」(ローン・ムンロー(vc)/ハリー・ザラツィアン(va)1955年41:37)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・旧録音まとめ聴き。近現代の管弦楽法華やかな作品はぴかぴかの音質必須、なのにモノラル録音でもほとんど不満を感じさせぬ充実した響き。例の如くムリのないのびのびと直截(ちょくせつ)な表現、たっぷり瑞々しく響き渡るフィラデルフィア・サウンドはこの時期から文句なし!これだから歴史的音源発掘のヲタク趣味は止められない。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

既に桜はかなり開いて、コブシの花(だと思う)は枯れました。本日より職場はいちおう新年度、任務体制は変更となっております。実際上はそんなにすっぱりケジメは付かなくて、前任務いったりきたり引きずることでしょう。やがて新人が到着して職場雰囲気が変わっても、戦力とするには少々時間が掛かります。気持ち新たに出勤いたしましょう。

昨日は朝一番に市立体育館行き、土曜くらいから膝の不調改善している自覚はあって(階段降りるのに苦しくない)これは暖かくなってきたせいでしょうか。ストレッチ+脚腹筋マシントレーニングほんの4種+エアロバイクちょっぴり10分は有酸素運動効果に非ず、膝の調子を整えるため。そのままディスカウントストアへ脚を伸ばして、牛乳など日常品入手、これは坂道佳きウォーキングのつもり。あとはじっと引き隠り、冷蔵庫傷みそうな野菜中心に調理して+冷凍食品在庫消化→結果、今朝の結末は67.1kg前日比+400g。2021年に入ってから+1-2kg増傾向常態化しております。計量時にシャツを脱いで鏡に映る上半身も腹筋も”我ながらなかなか”だけど、ハラの余剰脂肪がなかなか削れない。熱心な腹筋運動も所詮我流、専門の指導がないとクリアできぬものです。

先週木曜も冷蔵庫在庫ビール風飲料一缶以外、酒は喫していないので依存症に非ず。さて、緊急時代宣言終えてこの先2週間後、どんな動きになるか注目いたしましょう。

我が貧者のオーディオを前提に、音質がよろしくない?んなことをいっちょ前に感じるのは堕落と自覚して、「耳で聴くな、魂で聴け!」なんて、まるでどこかの三文新興宗教みたいなことを今更云いたくもないけど・・・これはジョージ・セルのMozartのこと。CBS SONY FCCA121 LP デザインMozart 交響曲第40番ト短調(1967年)/第41番ハ長調(1963年)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団・・・自分の世代なら”ジョージ・セルのMozart”は必須な定番アイテム、とくにト短調交響曲の厳しい姿勢の中に馥郁と香る浪漫、微妙なタメは絶品!なんだけど、音質がなぁ、偶然手持ちの音源問題か、じつはオリジナルは優秀録音、なんてことはないのでしょうか。「ジュピター」は中学生時代これが出会い、兄の友人より借りた17cmLPをカセットに録音して飽きずに聴いていた記憶も鮮明。1958年のライヴより録音はずっとマシだし、スケールも大きい・・・けど、やはり音質が冴えない。同じCBS系のオーマンディとかワルターとか、1960年代の音質は現役水準なのにこれはどうしたことでしょう。(バーンスタインも概ね良好だけどバラツキ有)

これがLP時代のオリジナル・デザイン/サイボーグ009みたいで素敵Wagner 楽劇「ラインの黄金」より「ワルハラ城への神々の入場」/楽劇「ヴァルキューレ」より「ヴァルキューレの騎行」「魔の炎の音楽」/楽劇「ジークフリート」より「森の囁き」/楽劇「神々黄昏」より「夜明けとジークフリートのライへの旅立ち」「葬送行進曲と終曲」(以上1968年)/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜「前奏曲と愛の死」(以上1962年)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団・・・これもWagnerとの出会い、以前に言及済。細部忽せにしない楷書の表現、やがて独墺系演奏による歌劇全曲を聴くように至って、機能的に過ぎる亜米利加のサウンドにちょっぴり疑念が湧いたけれど、カッコ良い演奏であることに間違いはない。でもなぁ、これも音質がどーも気になる・・・

では、行ってきます。俄独居老人なので洗濯物は溜まりません。本日ゴミ出しの日。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

昨夜、服薬の効果なくひどい洟水痰の絡みから深夜途中覚醒、落ち着くのを待って二度寝して朝はお寝坊です。東北地方に大きな地震、幸い津波はなかったようだけど、そこに追い打ちをかけるように東+北日本に激しい雨、これから土砂災害が心配。こちらはいつもの生活、昨日朝一番に市立体育館にてストレッチ+筋トレ5種、そのあとウォーキング兼ねて久々BOOK・OFFにて4冊ほど書籍入手、自分ではフツウに歩いているようでも、若い人たちに抜かれることにショックを受けております。その後、一週間ぶりの掃除機掛けなど。昼パスタ、夜餃子などしっかり喰ったら今朝の計量は66.7kg前日比+200g。残念。

東京五輪インバウンド正式に断念、もう経済効果云々は期待できなくて、トップ人事など不祥事相次いで、青天井ダダ漏れの予算経費増大、残るはメンツのみ(誰の?)本日より緊急事態宣言解除、首都圏はコロナ感染者増傾向、雨模様がちょっぴり救いでしょうか。

固定電話がステイタス?そんなテレビ番組のコーナーを見ました。両親は亡くなるまで固定電話を維持して、婆さんはガラケーを所有しておりました。我が家は固定電話は贅沢品!(使う頻度がほとんどないから)廃止して6-7年以上経っていると記憶します。要らんですよ、経費節約。女房殿がガラケーからスマホに替えたのが6年ほど前、お仕事に有効に活用いたしました。自分の業務用ケータイ歴20年以上経って苦手意識継続、ここ2年ほどスマホに変更となってようやく文明の利器に触れたものです。職場の若い人たちやスタッフ女性に伺うと、業務用と私用スマホ2台持ちは当たり前の常識、ようやく自分も入手3ヶ月ほど経過、体感それこそ”ステイタスとして持っている”感じ。緊急連絡用でもあって、私用のは使用頻度ほぼ皆無、業務用のはガンガン鳴るけどね、メール着信含め。

SONYShostakovich 交響曲第10番ホ短調〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1968年)・・・甘美に美しい、オーケストラが鳴りきって豊満な響きが魅力。カラヤンの演奏もセクシーでわかりやすかったけれど、それを上回る明朗な大衆性を感じさせます。一般に晦渋かつシニカルなShostakovichもこんな演奏で出会っていたら人生変わっていたのかも。21:59ー4:22ー11:18ー12:42、かつてあれほど聴き続けるのが苦しかった作品は魔法のようにスムースに過ぎ去ります。

LPデザインShostakovich 交響曲第4番ハ短調〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1963年)・・・これも同様。途方に暮れたような巨魁さと狂気が同居している作品、初演は1961年コンドラシン、確認できないけれど亜米利加での演奏はオーマンディがいち早い時期だったらしくて、作曲者にテンポ設定など質問したらしい。楽譜も一部改変?オーケストラはモウレツに上手くて鳴りきって、第1楽章「Allegretto poco Moderato - Presto」展開部Prestにオーケストラが鳴動疾走するところの迫力は比類がない爽快なもの。25:11-9:08-26:07。音質も良好。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

本日祝日は土曜と重なって、一日損した感じ。昨日盛り沢山週末のお仕事も無事順調にクリアして、これにて2020年度業務年度終了、週末休みを挟んでサラリーマンとしての最終年度が始まります。新人二人が到着するのが4月中旬(それ迄は東京にて研修中)しばらくは臨戦態勢となります。

現在自宅には潤沢な菓子サンプル在庫有、昨日一昨日とけっこう喰うてしまってその結末は身体で理解しているところ。しかも、在宅勤務はトイレその他ほんのちょっぴりしか動かない。夕食をうんと控えて夜、スポーツクラブはいつものスクワット(膝が痛いのでおそるおそる)ストレッチ+ステアマスター有酸素運動に心拍数最大151へ、筋トレは6種、胸背筋は本日に押し出して脚腹筋のみ鍛錬。快い疲労感かなり、昨夜はゆっくり眠れました。今朝は66.5kg前日比▲800g、ここから更に落としましょう。

ある日突然6,000円あげる、でもすぐ使ってね、通販で、そう急に云われも欲しいものはなにもない。これは昨年末新たに作った楽天カードのこと、この間洗濯機冷蔵庫を買ったので+(ようワカラン云々ポイント)戻しというのがあって、但しあと10日で使えとの御達し。女房殿に”欲しいものはあるか?”とメールしたら”スマートウォッチ買ったら?”とのこと。正直有効活用する自信がない。(情報流出話題?な)LINEにて息子より、このショルダーバッグ要るか?との写真投稿があっても”ありがとう。でも物欲も使う機会もありません”と返答しました。健康元気な身体(含む減量)美味いモン、愉しい人間関係と音楽だけかな、必要なのは。結局定期的に入手している粉末青汁+珈琲豆をたっぷり注文しました。

そういえば数日前、取引先に出掛けた帰り、WorkManに寄って待望の軽量スニーカー(税込980円)入手。デーハーなオレンジ色のが欲しかった!スポーツクラブにて渋くカッコ良いダンディが履いているんですよ(女性にモテそう!)きっと高いブランドもの。こちらいまいち風貌冴えぬ残念なダンデー”WorkManブランド”で勝負でっせ。もったいなくて未だ使っておりません。

SCD6059Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜アントン・ナヌート/リュブリャナ(放送)交響楽団((c)(p)1989)・・・日本の廉価盤フリークに話題となってついに来日も果たしたAnton Nanut(1932ー2017斯洛文尼亜)はけっこう膨大なる録音を残して、どれも意外に音質状態はよろしい感じ。14年ほど前にスロヴェニア放送交響楽団のヴィオリストさんよりメールなど情報いただいたものです。これはBruckner作品中屈指!ものものしいスケールを誇る名曲、茫洋としてあわてず余裕と素朴さ際立つサウンドが魅力でした。15:30-14:24-25:27-20:31。技術的な不備は感じさせないけれど、キモであるホルンなど色気が足りない、ド・シロウトがなんだけどピッチもやや、ちょっぴり怪しい感じ。壮絶な集中力!とは無縁、圧巻のサウンドの厚みみたいなものは求められぬかも。牧歌的な風情が延々と続いて、これはこれとして欧州日常のコンサート・オーケストラの魅力なのでしょう。

Gunter Wand(1912-2002独逸)Bruckner 交響曲 第9番 ニ短調〜ギュンター・ヴァント/バンベルク交響楽団(1995年7月7日ライヴ)・・・これはバンベルク交響楽団70周年記念ボックスに収録される初出音源とか。全世界あちこち得意演目を演っていたのですね。若い頃FMより聴いたベルリン放送交響楽団(1993年ライヴ)にはほんまに痺れました。カイルベルトやホルスト・シュタインに鍛えられた独逸魂伝統のオーケストラに期待は高まります。こちら第8番に負けぬ、未完成でも各々3楽章、恐るべき孤高の美しさと緊張感漂う名曲中の名曲、なんせ歴代Brucknerに名録音を残してきたオーケストラは・・・拝聴結果、”ヴァントにしては・・・”的、やや残念な印象に残らぬ演奏でした。聴いたのは体調よろしからぬ体重増時期だから、再挑戦いたしましょう。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

朝夜ちょっぴり冷えても既に完全なる春。昨日昼からの取引先訪問時に春の空気日差しを実感いたしました。桜の開花も速いらしい。花粉症状も厳しくて、抗アレルギー剤も効き目イマイチ、夜半に咳き込んで途中覚醒、二度寝しても著しい睡眠不如意。体調よろしくない時には体重増と云う経験則(食欲は落ちていない)昨日休筋日の結果今朝は67.3kg+600g完全危険水域復活、せっかくの減量傾向努力も雲散霧消、本日在宅勤務中節制と夜のスポーツクラブ鍛錬で戻しましょう。

3/21(日)より緊急事態宣言解除、呑み屋の時間制限は継続らしい。時あたかも歓送迎会花見時期、抑制され節度ある行動に民度が試されます。人が動けば感染拡大は不可避なのか、新型も心配です。五輪開会式云々はいよいよ泥舟に浸水始まった印象、まだ強行するんでしょうか。盛り下がってもなんでも”実施した”という実績が必要なのかも。昨日朝一番に発覚したお仕事チョンボは無事クリアいたしました。更にサイフがない!免許証保険証カード類全部入り。前日ディスカウントストアに忘れたのか、あわてて電話してみたらちゃんと保管してありました。さすが治安のよろしい日本国面目躍如、お仕事失敗しても、サイフ忘れても、フォローできて結果なんとかなればOK、妙にシアワセな気分になりましたよ。

RCA CDMC-30Mahler 交響曲第1番ニ長調(ロンドン交響楽団1974年)/第10番 嬰ヘ長調「アダージョ」(フィラデルフィア管弦楽団1978年)ジェームズ・レヴァイン・・・James Levine追悼(1943-2021亜米利加)31歳の記録。最近少々食傷気味だった作品に新風を送り込んで下さるような、楽しさ!瑞々しく、若々しい響き、神経質方向ではなく、のびのび謡うような、まさに青春の歌・・・とは15年前のコメント。RCAでの録音は第2番第8番抜け(別途ライヴ音源は有)大地の歌はDGより発売されました。16:42-7:41-11:25-19:35。旋律の扱いの上手さは天性のものか、明るく、プレヴィンに薫陶されたオーケストラは抜群に上手い。第10番は後年残りDeryck Cooke版を加えて全曲完成させております。どのオーケストラを使っても彼の個性はさほどに変わらない。

The Art of Alicia de Larrocha DECCA 473 813-2Chopin 24の前奏曲 作品28/子守歌 変ニ長調 作品57(1974年)/ピアノ協奏曲第2番ヘ短調(1970年)〜アリシア・デ・ラローチャ(p)/セルジウ・コミッシオーナ/スイス・ロマンド管弦楽団・・・Alicia de Larrocha(1923ー2009西班牙)は写真で拝見する限り優しいお母さんの風情、彼女の英DECCA7枚組CD「The Art of Alicia de Larrocha」は手許に残しました。しっかりとした技術を礎に、馥郁たる香りと味わいあるChopinであります。

それでは洗濯してから在宅勤務に入りましょう。毎週金曜はお仕事の山場、祝日でも休めぬ日。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

朝一番の(スマホ)メール確認で自分のお仕事処理ミスを発見、その修復に心穏ならぬ中、朝刊にJames Levine(1943-2021亜米利加)逝去のお知らせ有、享年77歳。ジョージ・セルの弟子として一番出世、メトロポリタン歌劇場の監督を40年続けて、晩年はセクハラ発覚と病に苦しみました。今朝は予定を変えて彼の音楽を聴いて追悼しましょう。

職場は来週より新年度、既に二人東京へ転出のため引っ越し休み、我が相棒も実質上お隣メジャーチームのお仕事に忙殺されつつ、次の若いものへの引き継ぎをしております。横から口を出しても仕方がないので、いつもどおりヒマ、挙げ句商品調達のケタ間違いするとは・・・情けない。暖かくなってきて体調も良好(両膝脚はちょっぴり気になるけれど)昨夜スポーツクラブでステアマスター(有酸素運動)+筋トレしっかりこなしても今朝の体重は66.7kg前日比+500g。昼夜と糖質を摂り過ぎた自覚はあっても、体重増減のロジックは詳細理解できておりません。先週は一日で+ー1kgの日もありました。

3/15は父の三回忌でした。コロナもあるし法事関係は札幌の兄に任せっきり、同じ年の10月に亡くなった母のことも含め、花を送って済ませております。兄の一人息子一家は埼玉在住、やがて札幌の墓は整理して、墓参りに負担にならぬ工夫をするとのこと。コロナが収まったら熊本の息子とお嫁さん+孫のところへ遊びに行くついで、こちら次男坊一家の墓をどうするか相談しなくっちゃ。樹木葬でも散骨でも?風葬鳥葬なんてのもオツなものでっせ。最近は小さな、自宅室内に置けるミニサイズ墓というのも存在するらしい。先祖を弔う心は同じでも、生活スタイルの変化に姿も変わっていくものでしょう。

昔風に考えれば兄の孫は二人とも女の子、嫁に行って名字が変わるかも(法律もやがて変わるでしょう)こちら小太朗が本家だ!と主張できるけど、父祖由来の田畑・山とか財産資産もありませんから。兄も自分も”家名”にな〜んの執着もありません。あちら土建屋の(やとわれ天下り)社長だからカネはあるやろな、きっと。そう云えば息子のお嫁さんの妹が結婚して、お仕事辞めてダンナの許へ転居、公務員を目指して試験を受けるそうです。

PH10035Mahler 交響曲第9番ニ長調〜ユッカ=ペッカ・サラステ/ケルンWDR交響楽団(2009年ライヴ)・・・不安と諦念に充ちた名曲中の名曲。Jukka-Pekka Saraste(1956ー芬蘭土)は現在WDR交響楽団の首席(2010-)、このオーケストラはガリー・ベルティーニの素晴らしいMahler交響曲全集の記憶も鮮明でした。この指揮者は先入観として線が細くて繊細な表現をする人?ここではオーケストラの個性もあるのか、洗練された響き、パワフルに力感のある躍動しっかりな充実サウンドでした。とくに最終楽章「Adagio. Sehr langsam und noch zuruckhaltend(非常にゆっくりと、抑えて)」のもりもりとした勢いが印象的でした。

VirginBeethoven 交響曲第2番ニ長調/第8番ヘ長調〜ロジャー・ノリントン/ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ(1986年)・・・ノリントン古楽器による旧録音全集より。ここしばらくBeeやんの有名曲を心安らかに愉しめるようになって、これは明るく、革新的な風情の名曲揃えた組み合わせ。20年以上前?安かったので全集CD入手して一聴、全然オモロない!愕然・・・そんな記憶一掃、滋味深い柔らかいサウンド、素っ気ない表現が魅惑に感じるように印象一変いたしました。第2番(11:56-10:02-4:37-6:35)第8番(8:50-3:55-5:41-7:04)。

さて、在宅勤務O/L。まず大チョンボ緊急修正連絡あちこちお詫びしなくっちゃ。昼から出勤して新旧相棒連れて取引先へ月一回の商談です。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

昨日は終日曇り、夜半には少々雨も降るどんより引き隠り孤独な在宅勤務、O/L会議(来週より若い相棒育成を宣言!→チャットにて)とかメールとかあったけどね。ご近所コブシの白い花は満開の春が接近しております。東京のコロナ感染は微増続き、緊急事態宣言は3/21解除が既定路線、”宣言”って云っても夜の呑み屋の営業時間だけですから、対策は。今朝の新聞を眺めていると”引き際の難しさ”、オリンピック問題に、第2次世界対戦以来の日本人の体質を思い出しました。ガースー自らワクチン接種の報道はなかなかよろしいかと。

以前にもちょっぴり言及した、かつて部下だった旧知から退職ご挨拶メール有。露西亜語堪能、性格は真正直生真面目一本、孤高を守って独身、雇用延長希望せず。なんせ資産家だからカネはありそう。かつて取引先を激怒させた失敗をして、その件お詫びに同行してボロカスに非難され落ち込み、金沢駅の呑み屋で励まされ、慰められた思い出は一生忘れないそう・・・こちらすまんけど、ほとんど記憶はありません。我流一匹狼を自認し、唯一の師匠と思っておりました、そんな嬉しいお言葉も有。母親を早くに亡くし、父親は89歳、脚を骨折して入院中、自分が面倒を見なくっちゃいけなけれど、会えばケンカ、言い合いになってそれは叶わぬとのこと。親子関係も難しいものですね。

来年大阪に戻るかもしれないから、その時に呑もうねと約束して、私用のメールと電話番号を交換しました。昨夜は週一回の難行苦行涙のヨガ、自分ひとりだけ手が届かぬ難しい所作に泣いて+筋トレ4種のみ。今朝の体重は66.2kg前日比▲200gは上々の出来。

ONDINE ODE1007Sibelius 交響曲第1番ホ短調/第7番ハ長調/交響詩「フィンランディア」(ポリテク男声合唱団)〜レイフ・セーゲルスタム/ヘルシンキ・フィル(2002年)・・・Leif Segerstam(1944ー芬蘭土)再録音全集より名曲揃い。この間、Sibeliusを断続的に連続聴きして、細身のオーケストラのサウンド、男声合唱入「フィンランディア」やら好意を以って拝聴したけれど、イマイチ記憶に残っていない演奏。デンマーク国立交響楽団との旧録音(1990−1992年)のほうが評判よろしいとか、比較してじっくり再聴いたしましょう。第1番(11:13-9:22-5:17-12:32)第7番(21:14)フィンランディア(8:53)

SF007Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ピエール・ブーレーズ/マーラー・ユーゲント管弦楽団(2001年ザルツブツグ・ライヴ)・・・ブーレーズの代名詞である「春の祭典」はいくつ録音があるの?若者を率いたライヴはいつもどおり怜悧正確な刻印、技術的な不備もありません。しかし、ユースオーケストラにありがちな”上手いけど味が足りない”感じはあって、さらさらと耳を流れて野蛮な熱気が感じられない・・・残りBartokとBoulez自作の「ノタシオン」は聴いておりません。仕切り直し。

現在洗濯中。本日は出勤です。大きなトラブルはないはず。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

朝晩は少々冷えても昼間は完全な春、先週末見込み予想で動いていた宿題の裏取りを朝一番に完了して、お仕事はまずまず順調、先週一旦停止義務違反に検挙された道を通って取引先へ、痛い目に遭ったので運転はていねい慎重です。

昨日職場トップより呼び出し有。昨年秋、なんや東京本丸人事より案内が来ていて、2021年度より身分が変わるとは伺っていて(時給嘱託→専門スタッフ嘱託)契約内容は真剣に読んでおりませんでした。9-5時定時指定時給→年間基本年収12等分(トータル金額は変わらない薄給)雰囲気としては祝日多い月に収入減少!はなくなって+フレックスタイムへ。朝8:30出勤、基本残業はしない生活スタイルは変えないつもり。コアタイムに就労すれば早帰りや、朝一番に通院してから出勤も可能です。ささやかだけど一時金ボーナスも出るかも、とのこと(確信はない。現状0円也)人事面接目標カード提出は必須です。ま、形だけですよ、引退寸前の爺さんの育成に意味はないでしょ(=ワシ)

じつはこれ、”妖精さん”対策の一環なんですね。年金出るまで賃金払ってあげるから、な〜んもせんでおとなしくしておいてね、的扱いと、現役時代となんら変わらぬお仕事テンションの人を一律の扱いに、やってらんないよ!みたいな文句が端緒(≒ワシ)。お上の政策によってもこれから動いていくと思うけれど、今回の身分変更は”あなたは70歳まで働けますよ”という意味もあって、ありがたいこと、いずれ自分はケツッぺた退職は満65歳直前2022年3月5日と決めております。意思表明は秋だけれど、それまでは粛々とお仕事をこなしましょう。

昨夜、4日ぶりにスポーツクラブへ。両膝は鈍く痛むけれどしっかりフルメニュー、有酸素運動15分ラスト心拍数150迄上げました。今朝の計量は66.4kg前日比▲300gまだまだですよ。本日は在宅勤務、O/L職場会議有。

NAXOS8.550197Sibelius 交響曲第1番ホ短調/交響曲第6番二短調〜エイドリアン・リーパー/スロヴァキア・フィル(1989-90年)・・・懐かしいAdrian Leaper(1953ー英国)はNAXOS初期のレパートリーを数多く担って、20世紀中にはずいぶんとお世話になりました。(20年以上前の更新記録有。これもやがてペトリ・サカリ/アイスランド交響楽団、ピエタリ・インキネン/ニュージーランド交響楽団の新録音全集が出現、リーパー盤はお蔵入りした存在となっても、ネットから拝聴できるのがNAXOSの立派なところ。

久々の拝聴は音質に今一歩の鮮度を求めたいけれどまずまず、スロヴァキア・フィルのアンサンブルは記憶以上にしっかりとした技術。初期のホ短調交響曲はTchaikovskyの影響色濃いとか、いくらでも詠嘆雄弁に煽れる旋律と思うけれど、例の如しリーパーの表現は飾りのない直截(ちょくせつ)ストレートな、というよりスケールあまり大きくなく、自己主張前面に出さないもの。第4楽章「Finale(Quasi una Fantasia幻想風に)」辺り渾身の力とタメ!パワフルにオーケストラを鳴らすべきところも淡々と走り去ります。ニ短調交響曲は天翔ける”銀河鉄道交響曲”、前曲同様幻想味が足りないけれど、清涼な味わいは作品の味個性を殺してはいないと感じました。

Decca 4756835Beethoven ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調/第2番イ長調/第3番ハ長調〜フリードリヒ・グルダ(p)(1954年)・・・不遇な旧全集より。じつはBeeやんのピアノ・ソナタ、弦楽四重奏は部分的にしか聴いていなくて、これはかなり以前に最初っからと決意して一枚目で挫折したもの。栴檀は双葉より芳し、20歳代の作品も手応え充分・・・演奏の記憶は失せて、これから再確認いたします。

それではお仕事開始、O/Lへ。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

新しい一週間始まりの朝は風も強そうで冷えるけれど、今週は一気に春が来るとのこと。もう3月も末だからね。花粉症のせいもあって、昨夜はひどい睡眠不如意に途中起き出して、録画ビデオなど眺めておりました。首都圏の緊急事態宣言は予定通り3月21日解除へ、ちょうど花見季節、お上のお墨付きが出て気分的にも開放され、人出は一気に増えるでしょう。新型も出現してコロナ感染も増えぬことを祈るばかり。

昨日朝一番に市立体育館トレーニングルームへ。しっかりストレッチして前屈柔軟性の後退を自覚、脚腹筋マシン3種+エアロバイク(有酸素運動)15分=気分爽快です。女房殿は大阪に行ってしまったので、日常最低限のものを買いに行って坂道ウォーキング往復、在庫ダブり購入一件、不足分ニ件。今朝の計量は66.7kg、まだまだ危険水域だけど一日で▲1kg、俄独居老人生活に食事節制+今晩のスポーツクラブで根性入れて身体絞りましょう。

一昨日、お気に入り2時間ドラマの再放送「おかしな刑事」は伊東四郎+羽田美智子のユーモラスなやり取りが楽しいもの。ゲストは左とん平、味わいあるヴェテランも既に鬼籍に入りました。大谷直子は大病を克服して、おいくつになっても立ち姿が上品に美しい。鍛えているのかな、人生そうありたいもの。

CAvi8553907DMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜アダム・フィッシャー/デュッセルドルフ交響楽団(2017年)・・・期待の全集録音は現時点第6番第10番を残すのみ。コロナがなかったらとっくに完了していたことでしょう。このオーケストラはライン・ドイツ・オペラのピットにも入る名門らしいけど、録音は少なかったと思います。Adam Fischer(1949ー洪牙利)は2015年来の音楽監督。この人は世界の一流オーケストラやオペラ・ハウスに登場する実力派なのに、比較的ジミなポストに腰を据えて活動しているようです。この作品はオーケストラの華やかパワフルな機能必須、気持ちやや遅めのテンポに、流石アダム・フィッシャーの仕上げは細部入念丁寧に美しい。圧力を感じるほどのパワーとか、流麗な技巧、色気を誇るオーケストラに非ず、誠実に足取りしっかり、走らずあわてず激高せず、クール着実に進めるスタイル。12:09-14:31-17:52-10:06-15:16。これはこれでしっかり満足できる完成度でした。

FINLANDIASibelius 交響曲第2番二長調〜シクステン・エールリンク/ストックホルム・フィル(1953年)・・・往年の名指揮者Sixten Ehrling(1918-2005瑞典)北欧旅情豊かな名曲は5年ぶりの拝聴。ストックホルム放送交響楽団との表記、Mercuryオリジナル音源は失われてLP復刻音源はまずまず。颯爽とした速めのテンポ、引き締まったパワフルサウンドは硬派強靭、カッコ良い演奏でした。9:07-13:26-5:46-13:54。

さて気分を入れ替えてお仕事に入りましょう。本日ゴミ出しの日。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

昨日土曜昼、女房殿はカレーを準備してこれはけっこうカロリーが高い、ちょこちょこっと菓子など間食して、夜ご近所のとんかつ屋チェーン店にて(久々数年ぶり?)カツ丼、更には帰宅して珈琲にシュークリームのホイップクリームを加えて喫したら・・・今朝、なんと67.7kg前日比+1.2kgこれは壮絶なる人体実験、2日空けて夕方市立体育館トレーニングルームにストレッチ+筋トレ7種こなしても体重増ディフェンスにはなり得ませんでした。最悪、これは3年ほど前の水準でっせ。瞬間風速3ヶ月で3kg増えた計算に愕然。

本日より女房殿は大阪へ。独居老人は食生活節制と身体鍛錬に努めて、体重を戻しましょう。食欲があること自体は悪くないし、体調もよろしい感じ。筋トレは間を空けたほうが身体には佳いのかも。本日はエアロバイクで有酸素運動をしようかな?

今週職場のネットワークパスワード定期変更せよの連絡有。セキュリティ強化のためにパスワード条件強化、ずっと息子の名前絡みで続けてきて、今回は孫に変更しました。業務用スマホ・アプリの設定も変更必須で、なんやら認証証明書が必要とか、四苦八苦してあちこち訊きまくって完了させました。トイレにいったら清掃中なのはありがちなマーフィーの法則、エレベーターにのって2階を目指したら自らの顔が大きく映って・・・誰やねんこの草臥れ爺さん(=ワシ)白髪も増えたよなぁ、なんて、気ばかり若くても、たしかに、間違いなく華麗なる加齢街道を驀進しております。情けない。

昨日朝無事【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済ませても、昔馴染み後ろ向きなものばかり。大好きなSibelius関連で数年間探していた某音源がネットに登場、昨日待望の入手を果たしました。昨日のSibelius 「カレリア」組曲の流れから全曲を拝聴しました。

BIS1921 Sibelius 劇音楽「カレリア」全曲(Kalevi Aho編)〜オスモ・ヴァンスカ/ラハティ管弦楽団/ライモ・ラウッカ (br)/ヘイッキ・ライティネン(vo)/タイト・ホフレン(vo)/ペルッティ・クーシ(hr)(1997年)・・・序曲(8:13)カレリアの家、戦争の知らせ1293年(3:46)ヴィイプリ城の創設1293年(3:42)リトアニア公爵ナリモント、カキサルミ州で税金を徴収1333年(Allegro)(1:28)(間奏曲(1))(3:49)ヴィイプリ城のカール・クヌートソン(カール八世)1446年(Ballade)(9:13)カキサルミの門のポントゥ・スデラガルディ1580年 (Moderat)(3:17)(間奏曲(2))(4:12)ヴィイプリ城の包囲1710年(Vivace)(3:20)旧フィンランドと他のフィンランドの再会1811年(Andante)(6:36)フィンランド国歌(Vivace)(2:54)・・・こんな感じ(誤訳あったらご勘弁)。馴染みの組曲旋律は一部声楽に置き換わったりして登場しております。題名を見るとフィンランド再統一独立の長く苦しい大河ドラマ風?ラハティ交響楽団の響きは細く清涼、ヴァンスカの統率は繊細緻密なもの。例えばGriegの「ペール・ギュント」、Bizetの「アルルの女」、Mendelssohn「真夏の夜の夢」など全曲拝聴すると、もともと劇のための音楽だし、音のみ眼前に観劇は存在せず、言葉の壁もあり・・・意外と集中するのは難しいものです。Kalevi Aho (1949-芬蘭土)による配慮ある再編配置、ちゃんとした流れのある音楽として手応えがありました。

Serge Baudo(1927ー仏蘭西)Debussy 「古代のエピグラフ」(Rudolf Escher管弦楽編曲版15:43)/Ravel 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調(ニコライ・ルガンスキー(p)19:53)/Poulenc 「黒い聖母の連祷 Litanies a la Vierge Noire」(若い女声合唱団 Nationaal Jeugdkoor* 8:21)/Debussy 「夜想曲」雲 (Nuages)/祭 (Fetes)/シレーヌ (Sirenes)*(25:04)〜セルジュ・ボド/オランダ放送フィル(2011年ユトレヒト・ライヴ)・・・3年ほど前に聴いた記録残って、ネットより拾ったヘヴィ級のライヴ音源也、音質まずまず。Serge Baudo(1927ー仏蘭西)はご存命でも既に引退年齢でしょう。選曲がありきたりじゃないし、女声合唱のため省略されることもある「シレーヌ」は、馴染みの薄いPoulencを配置することによって、ちゃんとした演奏会メニューとして完結させております。母国ではやや不遇だった名指揮者はライヴでの感興と、しっかりとしたアンサンブル+デリケートな仕上げ、立派な完成度でした。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

根性入れて呑んだのは久しぶり?お店の営業が9時迄の週末金曜夜、初訪問な名古屋JRタワーの高級っぽい店はそれなりの客の入り、帰りの地下鉄は満員混雑、三密も壇蜜も関係ねぇ!そんな雰囲気でした。自分も当事者だけど、これじゃ未だコロナは抑え込めないなぁ、実感いたしました。引退した旧友、東京へ転出する若い女性とも、もうしばらく会えないことでしょう。しばし歓談を愉しみました。かなりの雨の中、ズボンの裾を濡らしつつ早足で自宅最寄りの駅往復も運動のつもり、約束時間より早めに名古屋駅付近に到着して床屋さんへ寄りました。

今朝の体重は66.5kg前日比▲100g。薄ら寒い小雨が続くけれど、本日明日と市立体育館へ通うつもり。女房殿は明日より大阪へ、老母(90歳)は腰の手術から退院して一時預かりの介護施設へ、そこから退所して先行き一人暮らしは不安な情勢になりつつあります。幸いノーミソ大丈夫でも足腰が弱っております。

SONY?SICC458Mozart ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュノーム」/交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜ジョージ・セル/ルドルフ・フォルクスニー(p)/コンセルトヘボウ管弦楽団(1958年ザルツブルク・ライヴ)・・・フィルクスニーの優雅な「ジュノーム」は十八番、残念このライヴは音質がよろしくない。ジュピターは表現が硬質過ぎて、いまいち愉しめない感じ。これは硬派なファン向けの音源かも知れません。

MEMORIES ME-1072Mozart ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュノーム」(1985年)/ Beethovenn ピアノ協奏曲第4番ト長調(1996年)〜マレイ・ペレイア(p)/セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル・・・4年ほど前に聴いていて、もともと怪しい海賊音源っぽいけれど、音質は良好。数ヶ月前に保存音源不良で嘆いていたのがこれ、ネットに再登場してダウンロード、CUEシートでファイル分割したけれど出来上がった音源はやはり不良、CUEシートの記述が間違っていたのですね。無事修正して些細な達成感有。優雅かつ意外な管弦楽の呼びかけに応える冒頭が魅惑の「ジュノーム」、Beeやんの優しく、明るい部分が表出するト長調協奏曲、たっぷりと歌うチェリビダッケのオーケストラに乗せて、Murray Perahia(1947-亜米利加)の明晰なピアノは優美でした。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

週末を迎え昨日出勤した関係で本日は在宅勤務。コロナ感染は下げ止まって首都圏ではやや増傾向+新型出現に不安のまま、若者は繁華街に出掛けているようです。曰く”コロナはコロナっしょ!”と。

我らオジ(爺)サンも人のこと云々できず、既に60歳引退を迎えた朋友(神戸在住)からメール有「毎日ヒマ」、本日名古屋に出てくるとか。数人女性も誘って(もうじき東京に異動する元部下)詳細連絡を待っているところ。お仕事いくつか調整宿題はあるけれど、本日なんとかする決意。呑みに出掛ければ夜のスポーツクラブはお休み、9時で終われば10時には帰宅してトレーニング強行は可能だけど、アルコールで尿酸値上がって+筋トレで更に上がるのは経験済、もちろん有酸素運動はできません。そこまでムリする?昨日は休筋日、今朝の計量は66.6kgあっという間の前日比+400g。節々の痛み倦怠感はやや改善しております。

EMIRavel ピアノ協奏曲ト長調/Rachmaninov ピアノ協奏曲第4番ト短調〜アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)/エットーレ・グラチス/フィルハーモニア管弦楽団(1957年)・・・これはかなり有名な音源。この時期にして鮮明な音質はステレオ、選曲組み合わせがマニアック、Ettore Gracis(1915ー1992伊太利亜)の雰囲気ある立派な協奏曲伴奏も珍しい存在でしょう。Arturo Benedetti Michelangeli(1920ー1995伊太利亜)37歳の記録は色気とノリ+思いっきり切れ味あるテクニック。リズムがフクザツでようわからんRavel 第2楽章「Adagio assai」は陶酔の深淵、才能枯渇と揶揄されることもあるRachmaninovは作品の真価を掘り返したような輝かしい演奏でした。

NAXOS 8.111396Schumann ピアノ協奏曲イ短調(アントニオ・ペドロッティ)/Grieg ピアノ協奏曲イ短調(アルチェオ・ガリエラ)〜アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)/ミラノ・スカラ座管弦楽団(1942年)・・・これは22歳世界大戦前の録音。やや苦しい音質は幾度聴いておりました。種々様々いったい幾種も存在する十八番、独特のタメ、濃厚強靭なテクニックに支えられ、音質を忘れさせる説得力充分でしょう。

これよりいつもの洗濯してからゴミ出し。そしてO/L。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

東北東日本大震災10年。自分はその日、大阪にて東京本丸からの指示連絡を待って遅く迄待機、結局職場数人で呑みにいったっけ。そのあとは数ヶ月商品調達とお詫び調整に地獄の日々でした。一瞬に流された人々、甚大なる直接被害を受けた方々と比べれば屁みたいなもんですよ。10年経っても原発再開!の動きは止まらぬようだし、汚染水の処理対策は誰も妙案は思いつきません。昨年からのコロナもそうだけど、人生思いもよらぬ経験が待ち受けるものです。閑話休題(それはさておき)・・・

せっかくのゴールド免許更新翌日、取引先へ急ぎの商品サンプルを届けに行った帰り、抜け道から大きな道路へ出るところ、徐行して右を確認するとちょうど車の流れが途切れたところ、一気に左折したら警官が待っておりました・・・一時停止違反2点7,000円罰金(涙)幸い大きな事故などとは偶然無縁な10年、警察への罰金趣旨に非ず、安全運転への佳き自戒教訓としましょう。本日も職場トップを載せて取引先ご挨拶へ、若い相棒がお仕事都合で代理、自分が運転します。

昨夜、ぼんやりネットを眺めて以前から気になっていたことを確認、退職は64歳11ヶ月が有利、誕生日の二日前=2022年3月5日。64歳迄だと失業保険がいただけるのですね。65歳になってしまうと、内容運用が変わってぐっと減額される・・・昨年夏くらいに同世代が退職したのはその関係だったのかも。職場在籍(実際は有休消化するからその一ヶ月くらい前)の期限がリアルに決まりました。

花粉症?抗アレルギー剤の副作用?それとも微妙に風邪でもひいているのか、全身倦怠感、微妙なあちこち手足鈍い筋肉痛が抜けません。ここ最近のストレッチも前屈が苦しい身体の硬さを自覚しております。ステアマスター(有酸素運動)心拍数153迄上げて、筋トレもフルメニューこなしたけれど、正直なところ苦痛でした。今朝の計量は66.2kg現状維持、なかなか減りませんね。世間では”新型”コロナが話題になっております。

LPデザインBrahms ピアノ協奏曲第1番二短調〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1954年)/間奏曲変ホ短調 作品118-6/奇想曲ロ短調 作品76-2/狂詩曲第1番ロ短調 作品79-1(1970年)・・・FMエアチェック時代にカセット・テープにて繰り返し愛聴した凄い演奏。Arthur Rubinstein(1887ー1982波蘭)当時67歳の若さ(!?)この時期にして立派なステレオ録音、例の如しフリッツ・ライナーの集中力は半端に非ず、作曲からちょうど100年目の名曲録音は第1楽章「Maestoso」冒頭からゴリゴリと威圧的なラッシュ、ピアノはたっぷりと豊かに余裕を感じさせるもの。深く瞑想する第2楽章「Adagio」、ソロと管弦楽が緊密に呼応する第3楽章「Rondo: Allegro non troppo」いずれもこれが刷り込みです。ソロ作品は83歳の録音、淡々と抜けきってはいない色気のある寂しさ横溢。

DG UCCG90535Brahms 交響曲第2番ニ長調/大学祝典序曲〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1982年ライヴ)・・・メジャー音源連続。あまりに著名に世評高いからずっと敬遠しておそらく初耳。悠々と骨太、やや粘着質な表現、ウィーン・フィルの美しく、そして仕上げは”粗い”?神経質に細部を整えないのが彼の表現なのでしょう。二管編成の作品は立派に巨大に表現されて充分満足できるもの。20:46-12:02-5:33-10:17。序曲も賑々しい躍動に充ちた10:22。

では、行ってきます。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

季節の変わり目は気温も乱高下、本日の予想は最高気温18度C迄上がるとのこと。ぼちぼち桜の季節やな、さて人の動きはどうなることでしょう。首都圏は感染者数の減り方が鈍っているように見えて、こちら愛知県はそれなりの成果が見えているような・・・オリンピック・ムードを上げるべく聖火ランナーに間に合わすように緊急事態宣言解除を狙っているのでしょう。ことはなかなか思惑通り進まぬものです。

昨日運転点免許更新と云う名目の有休消化へ。なんせ連続ゴールド免許だからあっという間、気掛かりだった眼鏡視力も無事クリアして、30分の講習も居眠りしている間に終了いたしました。愛知県はここ2年ほど死亡事故ワースト・ワンを返上しているとのこと。平針の運転免許試験場は自宅より公共交通機関は不便でして、最寄りの駅まで歩いて乗り換え2度ほど、さらにバスにて到着、帰りは直通バスを発見して、それでもけっこう歩いて両脚がダルいのはなんの症状なのか。日々、鍛えているはずなのに。まったく馴染みのない街は5年ぶり、どこにも当たり前の生活があるとことに新鮮な感慨を覚えます。

こんな日に限って、ケータイに連絡連続、ちょっぴり怪しいトラブルも発生するのが日常。本日クリアいたしましょう。昨夜は難行苦行涙のヨガ40分の日、その後5種ほど脚腹筋の筋トレを加えて、今朝の体重は66.2kg前日比▲800g。両膝の調子は久々に最悪、通院を検討しなくてはいけないくらいだけど、ご近所には信頼できる医院がないんです。

DE3110Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲/Diamond エレジー(Ravelの思い出のために)〜ジェラード・シュウォーツ/シアトル交響楽団/合唱団(1990年)・・・米DELOS音源はNAXOSに譲渡したのか?オリジナル盤の情報はネット上ではなかなか探せません。Gerard Schwarz(1947ー亜米利加)はシアトル交響楽団の音楽監督として長期政権(1985-2011年)これはオーケストラの技量がものを云う作品、シャルル・デュトワが(当時ローカル無名オーケストラであった)モントリオール交響楽団を世に問うために録音したのも「ダフニス」でした。繊細かつ緻密なアンサンブル、色彩と色気(+音質)を求められる作品、期待以上の集中力、デリカシーに溢れた完成度でした。音質はもちろん良好、亜米利加の同時代作品を養護してきたシュウォーツらしいDavid Diamond(1915-2005亜米利加)も静謐な味わいある作品。

ONYX4213Bartok 組曲「不思議なマンダリン」/組曲第2番/ハンガリー農民の歌〜トーマス・ダウスゴー/BBCスコティッシュ交響楽団・・・(p)(c)2021だけど、録音情報が探せません。この前のBartokアルバムは2019年録音だから同時期でしょうか。旬の売れ筋指揮者は一連のBeethovenなど痩せ過ぎサウンドに共感できませんでした。こちらあまりこれといった個性が思い浮かばぬオーケストラからド迫力サウンドを引き出して、「マンダリン」は内容筋書き作品とも稀代の暴力的作品、録音も良いのかなぁ、たっぷり手応えをいただきました。Bartokはどれも土俗的な旋律を基調に、名曲ばかり。

これより洗濯して、出勤します。朝一番より待ったなし宿題盛りだくさん、どれから着手するかノーミソ内シミュレーション中。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

本日は運転免許更新のために有休消化。お仕事事前段取り、宿題はクリアしているつもり。体調はずっと微妙でして、抗アレルギー剤の副作用?全身あちこち筋肉痛というか疲労感が抜けない。食欲は落ちていないけれど、喰うたものがすっきり消化できぬ感じはあって、ちょっぴりハラ出たんじゃないか?そんな感じは体重にしっかり反映、今朝はなんと!67kgちょうど前日比+700g、最悪。昨夜いつものトレーニング有酸素運動込みの結果でっせ(筋トレはわずか4種のみだけど)。食物繊維豊富なグラノーラ、ヨーグルト+濃厚野菜ジュースしっかり毎朝摂っても胃腸はスッキリしておりません。

総務省幹部とやらに似て、お仕事の関係なので詳しく書けないけれど、かつて担当させていただいた取引先トップが業者との癒着にて辞任(解職)へ。短い間だったけれど、そこでの営業経験は思い出したくもない、自分にとって一番不快なものでした。トップ云々とは無関係だけどね、ウマが合わないと云うかなんと云うか・・・誠実に、対等平等に、和気藹々と愉しくお仕事はしたいもの。それと昼休みに健康長寿を検索してその流れ、生年月日から寿命を占う?といったサイトを使ってみたら、13年後に事故で突然亡くなるとのこと、妙にリアルでっせ。べつに真に受けたわけじゃないけれど可能性有、ウソ寒い気分に至って、貯めるばかりのヘソクリも有意義に使わぬと、棺桶といっしょに燃やすことになりかねない、素寒貧の生活もナニだけど、けちけち節約して挙げ句そんな人生結末になんの意味があるのか。昨年亡くなった親しい大学の先輩のことも思い出したものです。

人生を愉しまなくっちゃ。息子や孫には残さない、カネは自分で稼いだ分しか身に付かぬもの。

VENEZIA CDVE 04234Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜エフゲニー・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団/モスクワ放送合唱団/ナタリーア・ゲラシモア(s)/オリガ・アレキサンドリア(ms)(1996年)・・・15年前に聴いていて、重心の低いスケールの大きさ、粘着質な表現に迫力と勢いもあるけれど、意外とまともな演奏。パワフルなサウンドに最終楽章のクライマックスも立派な仕上げ、オーケストラはさして上手いとも思えぬけどなぁ、ファンの方々すみません。続けて

Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜エフゲニー・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団/オリガ・アレクサンドリア(ms)/ガリーナ・ボリソワ(ms)/アレクセイ・マルティノフ(t)/アナトリー・サフューリン(b)/ディミトリー・トラペズニコフ(t)/オスタンキノ放送ロシア・アカデミー合唱団 他(1996年)・・・これも同様、作品に相応しいスケールと重量感たっぷり。「復活」もそうだけどこちら掴みどころのない巨魁な作品、FMにてバーンスタイン(ロンドン交響楽団)を初めて聴いた時には阿鼻叫喚混沌混迷の渦に巻き込まれ、歯が立たなかった名曲。やがて幾星霜、長大巨大な作品はすっかり掌中に入ってお気に入り、茫洋としてパワフルな演奏も悪くないけど、ヴェリベストに感じない。24:08-59:16。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

新しい一週間の始まり、今朝は薄ら寒い小雨模様。抗アレルギー剤は花粉症によう効いて洟水痰の絡みには効果有、但し、終日眠いのには困ったものです。BOOK・OFFへ書籍処分に出かける女房殿に自分の読了分も託して、つまり新たな入手なし、午前中いちおう市立体育館へ。スクワットストレッチ(腹筋運動クランチ込)+筋トレマシンは7種にて終了、ほんの30分ほど、有酸素運動はしておりません。朝から喰い過ぎた自覚はあって、ほとんど身動きもせず、今朝の体重は66.3kg前日比+200g、今晩しっかり鍛えて戻しましょう。

今朝は「国際女性デー」朝日新聞朝刊は渾身の特集。自分はずっと”女性はお茶くみコピー”みたいな職場とは無縁に過ごして、セクハラにも厳しい教育を受けてきたつもりでも、抜き差しならぬ社会的影響を受けているのでしょう。息子が生まれた時に、こいつが大人になる頃には国境人種性差別もなくなる社会になってほしいと願ったけれど、事態は悪化しているように見えます。乱立するアイドル・グループを見ると”過剰なる女性性の強調”を感じます。そしてプロデュース(黒幕)はほぼ男性かと。そして消費消耗され短命に使い捨てられる・・・国立大を出た息子のお嫁さんはなかなか就職、活躍のチャンスもありません。

Brilliant BRL95500Alessandro Scarlatti(1660ー 1725伊太利亜)聖母マリアの夕べの祈り/主は言われた/主の僕たちよ、主をほめたたえよ/われ喜びに満てり/主が建てたもうのでなければ/イェルサレムよ、主を讃めたたえよ/めでたし、海の星よ/マニフィカト〜ロベルト・フェルナンデス・デ・ラリノア(v)/メンノ・ヴァン・デルフト(or)/ハリー・ヴァン・デル・カンプ(b)/オランダ室内合唱団・・・ナポリの作曲家は息子のDomenico Scarlatti(1685ー1757伊太利亜→西班牙にて活躍)に比べて知名度低く、作品も聴かれる機会は少ないと思われます。もちろん言語不如意(どこの言葉かもわからない)基督教の基礎的素養もないけれど、敬虔かつ清潔な精神はしっかり伝わって、雰囲気としてはBachのモテトによう似ております。録音情報詳細は不明だけど、クリアな音質でした。

TAH 242Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜カレル・アンチェル/トロント交響楽団(1969年ライヴ)・・・ Karel Ancerl(1908-1973捷克)は母国を出て最晩年を過ごしたトロント時代(1969-1972)の貴重なる録音。音質は大味なモノラルということもあって、作品演奏を素直には愉しめません。オーケストラのサウンドも味が足りないと感じます。残念。11:28-14:06-20:36-8:44-15:10。

それでは元気でお仕事に行ってまいりましょう。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

本日64歳の誕生日、めでたくもなし、あまりの花粉症の悪化に通院し、昨夜一日早い居酒屋での贅沢も料理の注文で女房殿とケンカしてしまって、不機嫌そのもの。土曜お休みにお仕事対応ちょっぴりしたり、痰咳は収まってちゃんと眠れても、睡眠不如意途中覚醒症状も変わらず。昨日は市立体育館行きをサボって、今朝の体重は66.1kg+200g。これから軽くストレッチ・筋トレをこなすつもり。コロナ感染患者数は”下げ止まり”状態、ここに新型の脅威が加わって、ワクチン接種が効果を発揮する迄には時間が掛かりそうです。

数日前、NHKの番組でバート・バカラック(Burt Bacharach、1928ー亜米利加)特集、彼(か)の変拍子、フクザツな転調もじつは師匠であるDarius Milhaud (1892ー1974仏蘭西)の影響とのこと。クリストファー・クロスの名曲「NewYork City Serenade」も彼の作品だったのですね、知らんかった。眼から鱗でっせ。さらに、スポーツクラブでは常に流行歌のメロディが流れていても、最近の歌にはとんと疎遠なオッサン(=ワシ)某ゴキゲンな旋律、ノリノリのリズムが気に入っても作品名がわからない・・・昨夜クイズ番組をぼんやり眺めていて、ついに氷解!Official髭男dismの「No Doubt」だったのですね。なんか、咽の小骨が取れた感じ。

先日依頼された激遅高級ノートパソコンDynabook修復断念の件。ド・シロウトには所詮歯が立たず、女房殿の知り合い(団塊の世代)にお手紙(言い訳)添えて返却、その結果「ありがとうございました。とても速くなりました」とのお礼があったとのこと・・・なってねえよ全然!前よりちょっぴりマシになっただけ。女房殿の顔が立てばそれで良いけれど。他、メールにて幼い頃に聴いた駅売海賊盤の懐かしいTchaikovskyのバレエ音楽、演奏者は誰かとの質問有、これなんじゃないの?との当て推量回答がビンゴ!だったそうで、思い出が蘇ったとのメール有。うっすらささやかに人様の役に立っているみたいです。

LPデザインStravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜コリン・デイヴィス/ロンドン交響楽団(1963年)・・・懐かしいLP廉価盤ユニヴェルソ・シリーズ以来待望の拝聴。コンセルトヘボウを率いて盤石な安定感だったと記憶する後年の録音(1976年)に比べ、アツい勢いと未整理なサウンドの混沌を感じさせる36歳の記録。粗野なバーバリスム名曲、この作品を初演し、十八番としたピエール・モントゥー時代のオーケストラは実力充分ですよ。

この写真はBIS-CD-1015Sibelius エン・サガ 作品9(原典版/1995年)/レンミンカイネン組曲 作品22(1896年オリジナル版/1994ー2005年)〜オスモ・ヴァンスカ/ラハティ交響楽団・・・1988−2007年迄首席を務めたヴァンスカ時代に一躍有名になったローカル・オーケストラ。2003年来日公演は「ベスト・コンサート」とされたそう、一方実演ではヘロヘロとのご意見も・・・聴き馴染んだ姿とは少々異なる「エン・サガ(原典版?)」、芬蘭土に於ける「わが祖国」的雰囲気な「レンミンカイネン」組曲も原典版とは凝った選曲、オーケストラのサウンドに芯が足らんとか、雰囲気で聴かせている?それはそれとして祖国の作品に敬意を以て、ていねいに清涼に表現している手応えはありました。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

Helmut Winschermann(1920ー2021独逸)逝去との記事、101歳の長寿。2003年に「マタイ」を拝聴しておりました。今朝慌てて手持ち音源を探して出現したのはLaselight 15660Bach 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066/第2番ロ短調 BWV1067/第3番ニ長調 BWV1068〜ヘルムート・ヴィンシャーマン/ドイツ・バッハ・ゾリスデン/インゴ・ゴリツキ(ob)/ヨッヘン・ミュラー・ブリンケン(ob)/パウル・マイゼン(fl)/ヴォルフガング・バッシュ(tp)他(1977年)・・・音質明晰、きりりとして生真面目硬質に楷書の表現、軽快なモダーン楽器アンサンブル、賑々しい愉悦に溢れて、オーボエは自在な装飾音でした。できれば十八番オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV1060aを聴きたかったけれど、音源は埋もれて探せません・・・

昨日週末恒例のお仕事早々にクリアできて昼から有休消化、それでも本年度は一ヶ月分ほど残しそうです。花粉症は最盛期に苦しみつつ睡眠不如意続き、通院が必要かも。夜は雨を押してしっかりスポーツクラブにてフルメニューこなしたけれど、ストレッチ最中に情けない左腹筋痙攣、しばらく死んでおりました。ステアマスター(有酸素運動)はラスト心拍数153迄上げて、いよいよ春の気温上昇をしっかり感じさせる汗まみれ。今朝の定例計量は65.9kg▲500gの成果はまずまず。

ドラマ「にじいろカルテ」はなかなか佳き出来。とくに”じじーず”(泉谷しげる、モト冬樹、半海一晃)が(ええ加減な)ええ味出して大好き。爺が各々”ご神体”の石を落としてしまって、こっそり適当に拾って済ませるのも抱腹絶倒!「三匹のおっさん」以来の話題だけど、あちら北大路欣也が二枚目過ぎだし、渋いバーコード志賀廣太郎は残念、鬼籍に入りました。いまや泉谷しげるはクサいガンコ爺をやらせたら天下一品でしょう。心温まるストーリーが秀逸だけど、細部凝っていて、わずか数秒のシーンに何時間も掛けているだろうとこは想像できます(粉まみれ)。実生活ではダンナで苦労している(ゲスト)佐々木希が自然体で、いつのまにか良い女優さんに育ちました。

ABC 4810409Brahms ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 〜ギャリック・オールソン(p)/尾高忠明/メルボルン交響楽団(2012年ライヴ)・・・Garrick Ohlsson(1948-亜米利加)もすっかりヴェテラン、巨魁茫洋としたスケールを誇る美しい”ピアノ交響曲”は余裕の技巧、スケール大きく爽快です。尾高さんのオーケストラは好みを分かつところ、透明に洗練され、アクのほとんどないスムースなもの。いかにも日本なんやなぁ、全体として完成度は高いと思います。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

あっという間の週末、じつは一日勘違いして、商品手配をお願いしたら受注部局からぶつくさ文句云われて、なんやねん!と不思議に思っていたらムリを通していたのはこちらでした。伊太利亜にて高齢者のコロナ・ワクチン接種が始まって一週間で死者は9割減ったとか、効果あるみたいですね。日本では全体として感染者数は落ち着いてきたように見えて、首都圏ではまだまだ、ここで緩めると一気に感染爆発再来するかも。景気との関係、抑制してきた国民の心理としては難しいところでしょう。オリンピックじゃないと思うけどなぁ。

今朝は薄ら寒い小雨模様。

職場では2021年度の人事異動・体制変更が発表され、定年退職、継続雇用の発表もありました。人材確保にジョブ・リターン制度(結婚出産などによっていったん退職した人の再雇用)も二人、新人の採用配置は圧倒的に女性多数、素晴らしいことです。いよいよ自分はサラリーマン・ラスト・イヤーを身体で理解して、追い詰められ意味のない精神的な焦りふつふつ。年金満願支給は来年度より、FPである女房殿は支給延期を検討して、その増加率は定期預金よりはるかに大きいもの、つまり蓄え(利息は雀の涙)を取り崩したほうが、将来の実収入は上がる・・・但し、生きていれば。どこかのネット記事で読んだけど”後悔するのは死者”とのこと。あとは、ハイパーインフレでも起こればすべてパーなのは当たり前。

65歳以降、とにかく身体を鍛えて元気で小遣い稼ぎくらいのアルバイトでも探したいもの(≒生活リズムと社会的刺激のため)。どーも来年老母(現在介護施設に一時滞在リハビリ中)の関係で大阪行きは確定みたいだから、その辺りで高齢者の働き口(アルバイト先)を探さなくっちゃ。固定資産(自宅持ち家)がないのが身動きを軽くしております。公団住宅でも探しましょう。持ち家狙いとか物欲とかほとんどないんです。

今朝の定例計量は66.4kg前日比+300gなのは終日身動きせず+昼に餃子など喰うたから仕方がない。今晩鍛えて戻しましょう。

100 Best American Classics CD2Joplin (1867-1917)エンターテイナー(ジョシュア・リフキン(p))/Arthur Foote (1853-1937)Suite in E Major, Op. 63: II. Pizzicato and Adagietto: Capriccioso - Allegretto (ケネス・クライン/ロンドン交響楽団 )/Ives (1874-1954)Piano Sonata No. 1 (excerpts)(ピーター・ローソン(p))/ Griffes(1884-1920)The Half-Ring Moon/Evening Song/Ives 川のほとりで (デボラ・フォイクト(s)/ブライアン・ゼガー(p))/天に召されたウィリアム・ブース将軍(ネイサン・ガン(br)/ケヴィン・マーフィー(p))/Gershwin ラプソディ・イン・ブルー(冒頭)(ウェイン・マーシャル(p)/サイモン・ラトル/バーミンガム・シティ交響楽団)/ Carpenter (1876-1951)摩天楼(ケネス・クライン/ロンドン交響楽団)/Gershwin ピアノ協奏曲へ調第2ー3楽章(クリスティーナ・オルティス (p)/アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団)/3つの前奏曲(レナード・ペナリオ(p))・・・誰でも知っているThe EntertainerやGershwinさておき、亜米利加の秘曲を集めた愉しいCD6枚組より2枚目。この辺りの音楽は嗜好のツボ。ケネス・クラインが演奏する立派な管弦楽作品はもちろん初耳、「川のほとりで」は有名な”たんたんたぬき”旋律、これがオリジナルなのか、どこかの引用なのかわかりません。たしか、Ivesはヴァイオリン・ソナタでも同じ旋律を使っておりました。

DGBach ゴールトベルク変奏曲 BWV.988〜ラン・ラン(p)(2020年)・・・セッションとライヴ両方収録という入念なる記録。セッションの方を拝聴いたしました。お気に入り中お気に入り作品、陶然と聴き入って演奏云々コメントする言葉も得ません。

これよりいつもの洗濯。そして一週間締め括りのお仕事に出掛けましょう。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

3月の声を聞いて一気に春が来るのかと思ったら、寒の戻り。昨夜、ガースーが先手を打って首都圏緊急事態宣言2週間延長へ、パフォーマンスと主導権争いの結果だろうけど、ニュース番組を見て驚いたのは街頭インタビュー「旅行キャンセルしなくっちゃ」〜やはり出掛ける意欲満々だった人々はいるのですね。中部関西一足先に(中途半端)解除されたところはどうなのか。地元の居酒屋インタビューでは客足は戻っていないとのこと。オリンピックは海外からの来客を諦めて開催の検討とか、どーしてもやる!決意。次は海外からの選手を諦めるのか、それじゃ国体でっせ。

一昨日夜のヨガの余波、終日全身あちこち妙な、ふだん認識しないような筋肉痛有。昨夜根性入れてトレーニング、フル・メニューこなして結果、今朝の計量は66.1kg前日比+200g残念。昼職場にて冷凍食品一口カツ6個一気喰いの結末か、前日より減ると思ったんやけどなぁ。本日休筋日、在宅勤務。Yahoo!にとうとう痛風の記事が載って、これは自らの検索結果の反映ですね。内容はありきたりでオモロないもの、むしろ投稿コメントがリアル、経験談が役に立ちます。提灯記事、やらせ投稿との区別は難しいですね。

RCA 88985390102Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調(1945年)/合唱幻想曲(1939年アルトゥール・トスカニーニ/NBC交響楽団/ウェストミンスター合唱団)/Liszt ため息/Schumann 飛翔/なぜ、きまぐれ、夢のもつれ/Beethoven 6つのエコセーズ/Mendelssohn ロンド・カプリチオーソ ホ長調(1947年)〜アニア・ドルフマン(p)・・・アーニャ・ドーフマンって読むんじゃないか、亜米利加では。Ania Dorfmann(1899ー1984烏克蘭→亜米利加)はトスカニーニが激賞したピアニストとか。今時見掛けぬバリバリ猛然と叩きつける強靭なタッチ、クールなテクニックに非ず、アツい打ち込みにデリカシーが足らんような・・・これがトスカニーニのお気に入りなのか、協奏曲はイン・テンポに快速でした。Schumannって、もっと浪漫に揺れる心情みたいな風情でしたよ、作品的に。正直RCA9枚すべて拝聴する意欲は湧きません。申し訳ない。

SICC1849Beethoven 交響曲第7番イ長調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1958年)・・・ニューヨーク時代二種ある録音中旧い方、バーンスタイン40歳の記録、音質良好。ヴィヴィッドに前のめり、躍動する熱血演奏。オーケストラの響きは明るく力強く「舞踏の神化」作品に相応しいノリ、フルートのヴィヴラートはちょいと気になります。終楽章「Allegro con brio」はしっかりとした重厚な足取りからテンポ・アップ熱狂して聴き応えたっぷり。12:27-9:43-8:23-7:28。

ぼちぼち洗濯してから、O/Lお仕事へ。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

昨日は全国的に春の嵐!?こちらも雨と風が強くて気温も下がったけれど、自分はじっとぬくぬくコタツで在宅勤務、これじゃサルコペニアやらフレイルになりまっせ、油断すると。夜は2週空けて久々の難行苦行涙のヨガ40分、左膝が痛いので正座ができません。それなりに講師のマネをしてあちこちムリな姿勢継続、今朝は全身に鈍い痛み、例えば背中肩甲骨下辺りの筋肉とか、ふだん使っていないようなところに効果ありそうな感じ。終了後、脚腹筋中心のマシン・トレーニングわずか5種加えて、今朝の計量は65.9kg、かなり菓子など喰うた自覚あるのになんとか、辛くも現状維持。昨夜シャワー後の計量では67kg、一晩で▲1.1kgというのは新記録じゃないか。

もっとも憎むべき児童虐待死の記事にやりきれない涙。根底には生活苦があるのでしょうか、心掛けとか精神の問題に矮小化したくありません。貴重なコロナワクチン1,000人分ほどお釈迦、原因は専用冷凍庫の電源を二股にしていたこととか、きっとマニュアルには”コンセントには専用で差し込みましょう”とは書いていなかったのでしょう。日々お仕事していて思うけれど、実務経験失敗から学ぶ”暗黙知”というのがあるんです。昨日もスタッフさんより、取引先よりのデータ(Excel)が照合作業用Accessに取り込みエラーになる、との訴え有。これは経験的に取引先が作成したExcelデータの右側空白になにか見えぬ隠れデータ?みたいのがあるようで、ごっそりそれを削除すると大丈夫・・・なんて、どんなマニュアルにも載っていない。

ここ最近、過去最高潮にBeeやん聴いております。 PHILIPSBeethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜フランス・ブリュッヘン/18世紀オーケストラ/リン・ドーソン(s)/ヤルト・ファン・ネス(a)/アンソニー・ロルフ・ジョンソン(t)/アイケ・ヴィルム・シュルテ(b)/リスボン・グルベンキアン合唱団(1992年)・・・旧全集はPHILIPSがDECCAに吸収されてから不遇な存在に至っている?と感じます。Frans Bruggen(1934ー2014阿蘭陀)の古楽器演奏はほか一般のイメージから離れて、やや泥臭いサウンドの芯太く力強く、軽快軽妙なリズムとは一味二味違う個性的なもの。14:34ー13:11ー13:05ー22:47。所謂”上手い”演奏に非ず、根性や一生懸命を感じさせて感銘深いものでした。交響曲第1番ハ長調(1984年)/第5番ハ短調(1991年)にも同様の手応え有。

Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1950年)/第3番 変ホ長調「英雄」(1949年)〜ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィル・・・ハ短調交響曲の引き締まった雰囲気はなかなか、提示部繰り返しなしは再録音と同じ、但し、音質はよろしくないなぁ、とくに「英雄」。痩せて潤いのない録音は、当時の米コロムビアの技術水準だったのでしょうか。

これより恒例朝一番のお洗濯。そして出勤となります。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

昨日は暖かかったなぁ、行ったり来たり春は着実に近づきます。帰りはジャンパーが必要なかったほど。夜のスポーツクラブもジャージで出掛けました。気候が良くなれば身体が動かしやすく、汗も出るようになって、スクワットストレッチ+ステアマスター(心拍数150迄上げて)+筋トレ全身8種クリアして今朝、快い筋肉の疲労感有。今朝の計量は65.9kg前日比▲100g。緊急事態宣言も解除され、自宅マンションから見えるご近所、焼き鳥屋も営業再開の様子、さて、ここ2-3週間の結果に注目。

”絶対断らない女”辞任へ。残念やなぁ、森さんもそうだけど、どんなにサンドバック状態になってもとことん戦って欲しかった。権力側は世間様の風とか流れとか、もう見えなくなっているんやろか。閑話休題(それはさておき)昨日職場にて、業務用ノートパソコンのMS-Officeが365に変更となりました。自分は手練れのOffice使いに非ず、最低限機能しか使わないから、別に旧いバージョンでも全然かまわない、上位互換さえあれば。会社としてライセンス料をまとめて支払って、自分だって20年くらい前はお金を出して買ってましたよ、ソフトを。やがてフリーの互換ソフトで日常私用では充分足りることに気付きました。マクロは使わ(え)ない。

現在愛用しているのはWPS-Office。無料版は日本語化できないけれど、問題なし。Linux系のOSにはLibere-Officeがデフォルトで入っていることが多くて、以前は重くて気に喰わなかったけれど、女房殿のマシンを設定するときにそのままにしておいたら、日本語表示を喜ばれたものです。とくに不便はないそう。

妙竹林な愛知県大村知事リコール運動不正事件、他人ごとみたいに云っていた河村さん、ようやく謝罪へ。中心人物としてさんざん煽っておいて、いざ不正が明らかになったら”知りません。被害者ですわ”では通りまへんで。リコール呼び掛けられて散々罵倒された知事さんの立場もないでしょう。別に大村さんに義理もないけど。

2PM434331Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1959年)・・・ 2019年12月に(おそらく怪しげLP復刻音源)聴いて曰く「驚異のMercury録音はやや奥行きが足りないけれど、極めて鮮明、細部馴染みだったハズの作品、内声部旋律など初めて確認できたものもありました」と。今回はオリジナルに近いと類推される.flac音源にて確認、これは驚異的な鮮度!印象一変。「これ以上ない!ほど乾いて、表現に飾りや余情を廃して、この時期ミネアポリス交響楽団の音色はオモロろないのはさておき、アンサンブルは正確そのもの」〜そんな失礼なイメージもひっくり返って、瑞々しくもリアルな躍動を感じさせるもの。音質印象は大切ですね、とくに近現代の華やかな管弦楽技法を駆使する作品では。2015年9月にもにも聴いていて、似たような感想でした)アンタール・ドラティは三管編成華やかな1947年版を好むのですね。たしか後年のデトロイト交響楽団でもこの版でした。

OPA-CD-1069Wagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(抜粋)〜カール・バンベルガー/フランクフルト歌劇場管弦楽団/合唱団/ルドルフ・ゴンサール (ザックス)/カール・リーブル (ヴァルター)/ウタ・グラーフ (エヴァ)/ヤコブ・リース(ダーヴィット)/ゲルハルト・ミスケ (ベックメッサー)/アンネリーゼ・シュロスハウアー (マグダレーネ)(1956年)・・・これはLP時代にこの作品と始めて出会った音源。8年ほど前に前奏曲のみ再会できて、素朴な風情に涙が出るほど懐かしかった。似たような経験をされている方もいらっしゃるようです。昨日歴史的録音に見栄を張って残念な気持ちになったけれど、こちらややぼんやりして、カッコよろしくない演奏だけど、たっぷり勇壮な作品を堪能できました。なんせ、これが刷り込みですから。

現在洗濯中。そして在宅勤務へ。


2021年3月某日/サラリーマン生活コロナから逃げ惑う日々

新しい一ヶ月、一週間が始まる3月へ、春は近づきます。今朝は曇り空にちょっぴり薄ら寒い。緊急事態宣言とやらもぼちぼち解除、陽気に浮かれて人の流れは活発になることでしょう。

昨日午前中、5ヶ月に渡る前歯矯正(一応)終了、しばらくマウスピース付けておけ、との指示だけど(でないと戻ってしまうとか)イヤでっせ、寝る時だけにしましょう。昼から市立体育館へ行く気満々だったのに、女房殿が知り合い(団塊の世代)のノートパソコンを抱えて帰ってきました。曰く”起動したりしなかったり。メーカーサポートに出しても治らない”とのこと。東芝の立派なDynabookでっせ、ぴかぴかの。うちのボロ中古とは雰囲気違いますよ。専門の方でアカンものをド・シロウトな自分が診てなんとかなるもんでしょか。(なるワケがない)

おお、たしかに起動が異様に遅い、3分半ほど。そして各種アプリケーション、設定とか(やはり)異様に動作が重い。落ちないけどね。メモリはちゃんと4gbあるし、ハードディスク容量も余裕たっぷり。過去の経験では要らんスタートアップ・アプリをたくさん入れてしまって、にっちもさっちもいかん!状態なことが多かったもの、いろいろ調べてもそれが要因ではないみたい。レジストリ・クリーナーを使ったり、怪しげな(絶対に使わんであろう)ソフトを削除したり、Windowsのアップデートを実施したり・・・結果、起動時間は1分ほど縮まったけれど、遅いことにかわりなし。ギブ・アップ。正直にそのことを報告して、大切なデータをバックアップして、クリーンでOSを入れなおすことをオススメしました。もしかしたら、どこか大切なハード部分に不具合があるのかも。力不足で申し訳ない。(ちなみに我が家の中古激安マシンはすべて快速快調。カネはないけど、知恵と工夫でなんとかしてます)

夕方、ようやく市立体育館へ。スクワットストレッチ+筋トレマシン軽く6種ほど、お気に入り有酸素マシンは残念撤去済、ほんの30分ほど。久々、梅木梅太郎(仮称)の呻きがやかましい。昼にチョコなど喰いすぎて、夜はキムチ鍋に餅、締めのラーメンなど過食気味を自覚、今朝の計量は何故か66kgちょうど現状維持。

見栄を張っても仕方がないよ、的音楽の話題。ネットより入手したWagner ニーベルングの指輪〜ミヒャエル・ギーレン/フランクフルト歌劇場(1987年公演)音源入手を自慢気に先月書いたけれど、座席から録音した所謂ブート・レグ?っぽい。ちょっぴり聴いてその音質水準に耐えられません。さらにWagner 楽劇「神々の黄昏」〜アルトゥール・ボダンツキー/メトロポリタン歌劇場(1936年)もっとも旧い「黄昏」録音とか、マジョリー・ローレンス(s)の強靭な声に驚きつつ、その音質にド・シロウトはまったく歯が立たない・・・

RCA LPデザインGershwin ラプソディ・イン・ブルー/パリのアメリカ人(1959年)/ピアノ協奏曲へ調(1961年)〜アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団/アール・ワイルド(p)・・・以前に中途半端な収録を聴いていたもの。Earl Wild(1915ー2010亜米利加)の冴えたテクニック、ボストン・ポップスの重心の低いゴージャスなサウンド、当時のRCAによる驚異的にクリアな音質。Wagnerもステキだけど、自分の原点と云うか嗜好のツボはこちらなんでしょう。ジャズをクラシックに昇華させたピアノ作品も立派だけど、変幻自在に景色やら心象風景が変化する「パリのアメリカ人」は名曲中の名曲!痺れました。

これより洗濯。残り湯の汲み取り作業も佳き運動でしょう。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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