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音楽日誌

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2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

11月も最終日。昨夜はしっかり呑んで喰って語って、その結果は65.0kg+400g。朝一番に鍛錬しても、とうとう64kg台さえ維持できません。朝、左脚が攣って目覚めました。

20世紀ラスト九州時代一緒だったお仕事現役のエラいさんは11歳下、いろいろ情報を教えてもらって、親しくしていた(当時の)若い者が病で亡くなっていたことを知りました。生命は儚いなぁ。すっかりおっさんとなった息子の写真を見て驚いておりました。他、18歳より友人だった同僚は66歳以降もお仕事継続させて、それはおカネのために非ず、奥様は幹部に登用され高収入、夫婦とも実家は九州の資産家、純粋にお仕事を愉しんでいたはず。ところが数ヶ月前、お仕事トラブルから期中退社したとこのこと。さっそくLINEに「お仕事辞めたって聞いたぞ」と入れたら「辞めました。これからは人生を愉しむのみ」と返信があって、詳細はあえて伺っておりません。わからんけど、快くすっきりとした引退ではなかったと類推、人生って引き際が大切、自分は昨年なんとか辛くも逃げ切った感じ。

爺友LINEのグループに入ってもらおうとスマホ番号を伺ったけれど、招待の方法がわからない、というか、うまくできません。この辺り時代遅れを自覚して、情けない感じ。

Charles Dutoit/1936ー瑞西Ravel スペイン狂詩曲/Lalo スペイン交響曲/Elgar エニグマ変奏曲〜シャルル・デュトワ/サンフランシスコ交響楽団/ジェイムズ・エーネス(v)(2014年デイヴィス・ホール・ライヴ)・・・演奏会ライヴの臨場感たっぷりな音質極上。デュトワは西海岸のオーケストラに客演しても、その洗練されいっさいの灰汁を感じさせぬサウンドは健在。透明な響きにリズム際立つ狂詩曲(16:32)James Ehnes(1976ー加奈陀)はたっぷりの美音にLaloも明るくスムース。(33:52)舞台は英国に遷って「エニグマ」もいつになく優雅デリケート小粋に響いて、各変奏曲の正確分け、悠々として清潔な節回しも絶品でした。凄い名曲!(34:28各々拍手入り)ここ迄の情報は揃って残り収録音源が謎? Mason Bates(Micharl Tilson=Thomas)とは?1977-亜米利加の作曲家。打楽器が多用され前衛的に神秘なわかりやすい作品だけれ曲名不明。電子音参入+ロボットボイス?による語りも響きます。次のBernsteinの短いピアノ作品も?演奏はおそらくM-T-トーマスなのでしょう。(20:58-1:19)

NSO-LiveWagner 歌劇「タンホイザー」序曲(2015年ライヴ)/Bethoven 交響曲第5番ハ短調(2014年ライヴ)〜ギュンター・ヘルビッヒ/台湾フィル(国立交響楽団)・・・これは驚きの記録。臨場感溢れる音質がリアルなこと。オーソドックスなテンポ設定に、整って引き締まったアンサンブルとバランス、台湾フィルの技量にもまったく疑念を感じさせぬ充実した響きでした。スケールをしっかり感じさせて重心の低いWagner。Beethovenは第1楽章「Allegro con brio」は提示部繰り返し。ラスト迄緊張感を維持して立派な演奏を堪能させてくださいました。かなりの実力団体に間違いない。(13:36/7:16-9:13-4:53-9:49ブラヴォー! 拍手込み)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

今朝は冷えますね、最低気温は6度Cとのこと。本日夕方よりヒマな爺友との定例酒席、いつもと違うのは現役の後輩=エラいさんが参加すること、長い付き合いの親しい仲とは云え先輩に気を遣わせぬよう謙虚にして、エラそーなこと云いそうな爺友を止める役割を自覚いたしましょう。彼も生粋の大阪人。昨日は朝一番に業務スーパーへ意欲的にウォーキング、開店五分前に到着したので、お隣の歯科医に定期検診予約を思い立ちました。すると・・・30分ほどでちょうど空くとのこと。買い物を済ませてそのまま歯石の掃除、虫歯の点検となりました。気になっている左上奥歯の歯間に微妙なつまり具合は虫歯ではないとのこと。半年に一回スッキリして2,900円也、これは佳き出費でしょう。今朝の体重は64.6kg+100g。

「エホバの証人」は医療関係の書籍を読んで、外科医が無献血手術に苦労する話題とか、10年ほど前に住んでいた尼崎時代ご近所に建物があったことを記憶します。こどもへの暴力のみならず、性被害の訴えもあって、やはり一連の”狭く閉じられた価値観の中での特異性”を感じさせます。不安の時代に心の平穏を求めることは大切だけど、新興宗教団体は曲がり角に来ていると思います。楽天ゴールデンイーグルスの安楽選手自由契約の流れとの報道。体育会系には未だに強圧的な上下関係があるのでしょうか。せっかくの東北の希望がこんなんじゃ困りますよ。宝塚もそうだけど、悪しき昭和の風習があちこち残って、狭く閉じられた価値観世界ではトンデモ常識がまかり通って、あちこち生き残っているのかも。

緊急避妊薬、試験販売開始。建前より実態を重視したということか、おそらくは「いけない行為を助長する」みたいな建前論が必ず出ると想像します。性犯罪が存在する以上、これは必要な措置と考えるけれど、他、なにかシロウトには考えも及ばぬ別な角度や視点からの問題があるのでしょうか。専門家のご意見を伺いたいところ。

Angel AA-8236Holst 組曲「惑星」〜エイドリアン・ボウルト/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1966年)・・・駅売海賊盤を処分して以来ずっと再聴したかった録音。ネットに評価を探るとオーディオ的に称賛の声が多いようですね。自分はその辺り門外漢だけれど、たしかに記憶よりかなり細部鮮明に、四管編成+多種多様な打楽器+チェレスタ+ハープ+オルガン+女声合唱というオーケストラの切れ味あるサウンドはたっぷり堪能できる横綱相撲的貫禄演奏。当時自主運営に切り替わったばかりのオーケストラも絶好調。「火星」の激しいリズムと推進力、「木星」に於ける壮麗なスケールと雄壮な旋律が有名だけど、そこは期待通り盤石の貫禄と力強さ。幾度作品に馴染んで「金星」の静謐、ホルンとヴァイオリン・ソロ、チェレスタとハープの幽玄、「水星」「天王星」スケルツォのユーモラスなリズム、「海王星」は消えゆくような神秘に、よりいっそうの魅力を感じるようになりました。ロンドン・フィルとの録音(1978年)も確認しなくては。(7:19-8:52-4:05-8:04-9:13-6:28-7:09)

Concert Hall  SMS-2488Liszt ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調/第2番イ長調〜ニキタ・マガロフ(p)/セルジュ・ボド/ベロミュンスター放送交響楽団・・・このオーケストラは1970年にバーゼル放送交響楽団と改名されているから1960年代の録音でしょう。悪名高きConcert HallのLP復刻は珍しく、かなり良好な音質でした。Nikita Magaloff(1912→1992露西亜→瑞西?)おそらく50歳前の録音は、有機的な技巧に、油断すると無機的空疎になりがちなLisztの難曲を爽快モダーン、味わい深く表現しておみごと。(18:32-20:38)

もう一発Concert Hall音源。LP時代より昔馴染みな
SM-2268Brahms 交響曲第1番ハ短調〜ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団(1962年?)・・・1956年ウィーン・フィルに非ず、LP時代よりお馴染み、素性のわからぬオーケストラ(ウィーン交響楽団?)。情けない音質に耳慣れる迄少々時間が掛かりました。低音の弱い音質イメージも手伝って、例のどこにも力みのない柔らかい、スケールを強調しない表現、いつになく雄壮強面な名曲は優しく響いたものです。(14:16-9:01-5:02-16:50)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

11月も終わりに接近して、北国では本格的な寒波、こちらも朝晩は冷えております。昨日はいつも通りの朝一番市立体育館行き、しっかり鍛えて帰り、エエ加減枯渇しつつある食材仕入れに寄るべき状態なのにそのまま帰宅。昼飯は前夜の残り消化、夕食は食材在庫ぎりぎり質素な引退生活に相応しいメニューに仕上げました。本日は生協の配達が届くのと+野菜などの補充必須、ちょっと値段は落ち着いているでしょうか。ここ数日連続、夜半に途中覚醒して眠りが浅い自覚はあります。今朝の体重は64.5kg▲300g。

安藤優一郎「大奥の女たちの明治維新/幕臣、豪商、大名 - 敗者のその後」(朝日新書)・・・これは明治維新の隠れた、あまり語られぬ側面を明らかにした意義ある一冊。内容的には大奥の女たちへの言及は意外と少なくて、坂本龍馬や薩長同盟、無血開城や戊辰戦争ばかりで終わってしまう明治維新の別の部分、所謂「武士の商法」への流れ、幕臣や大名が去ったあとの東京の荒廃ぶり、そして女性活躍の黎明・・・史上初の帰国子女である津田梅子は有名でしょう。明治新政府は幾多の困難を乗り越えて、国造り近代化を進めたことは側面より理解できました。西南の役では東京でも圧倒的に西郷さん人気が高かったとのこと。

LivingStage LS1081Schubert 交響曲第9番ハ長調〜レナード・バーンスタイン/ボストン交響楽団(1957年ライヴ)・・・若き日39歳の記録。音質はまずまず良心的、パワフルであり、悠々とした落ち着きからは遠い熱気溢れた勢いを感じさせます。第1楽章「Andante - Allegro ma non troppo」は冒頭ホルンから神妙な始まり、主部へのテンポアップの重量感は相当な迫力。第2楽章「Andante con mot」辺りけっこう速いテンポに駆け抜けて、第3楽章「Scherzo.Allegro vivace」の推進力は期待通りの粗々しい力強さ。終楽章「 Allegro vivace」の荒削りに前のめりにノリノリの重量感はいかにも! 若い頃から彼の個性がいっぱい・・・だけど、わざわざ求めて聴くべき音質水準じゃないかも。(13:03-12:15-9:05-11:17熱狂的な拍手ちょっぴり)

Turnabaut LPViotti ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調/ピアノとヴァイオリンのための協奏曲イ長調〜ズザーネ・ラウテンバッハー(v)/マルティン・ガリング(p)/カール・アウグスト・ビュンテ/ベルリン交響楽団(1967年)・・・昨年2022年に拝聴したことを忘れておりました。懐かしいLP廉価盤時代より馴染みの演奏、第2楽章「Adagio」はうっとり美しい緩徐楽章、かつてFM名曲番組のテーマになっておりました。Susanne Lautenbacher(1932ー独逸)は端正なソロ・・・そこまではその通りなんやけど、前回拝聴時にこのLP復刻の劣悪音質に言及がありませんでした。なんかガッカリな30:45。珍しい二重協奏曲も美しい旋律だけど残念な音質は同様でした。(16:48)せっかくの名曲、もっと音質状態のよろしい音源を探しましょう。

CBS-SONY LPBernstein バレエ音楽「ディバック」(Dubbuck)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・シティ・バレエ団管弦楽団/ディヴィッド・ジョンソン(br)/ジョン・オステンドルフ(b)(1974年)・・・第1部「コミュニティ〜長老たち〜出生の証人〜こどもたち」/第2部「カバラ」(6つのヴァリアシォン)/第3部「死の証人〜レア〜のりうつり〜悪魔払い〜コミュニティ」からなる、あまり馴染みのない作品。ほかではアンドルー・モグレリアの録音があるくらい、来日公演では短縮版の変奏曲のみ演奏されたとの記録もあります。おそらくは初演の流れで録音されたと類推され、ニューヨーク・シティ・バレエとの録音も珍しいもの。一般に彼の作品はリズミカルにわかりやすい旋律が続くけれど、これはちょっとなぁ、暗く晦渋な旋律サウンドが続いて、聴き通すのがちょっと苦しかった。意味ありげに太い男性ソロも登場しました。未だお勉強が足りません。(4:47-3:55-2:21-5:07-10:52-1:38-2:59-8:08-3:13-5:14)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

月曜の朝も冷えますね。ここ最近、鍛錬のない日は引き隠る癖となってよろしくありません。食材はかなり尽きてきて、結局婆さんのところに出掛けた女房殿にメールして最低限必要なものをお願いしました。精神的にどうも閉塞気味。今朝の体重は64.8kg▲300g。女房殿用マットレスは予定より3日早まってあっという間に到着いたしました。そんなにムリせんでよろしいのに。一昨日昨日と夕食は期待通り狙い通りの味に仕上がりました。

お隣四條畷にて51歳の息子が78歳母親のご遺体遺棄事件、詳細はわからぬけれど無職、その年齢だったら働き盛り、おそらくは母親の年金頼みの生活だったのでしょう。土地勘があるからいっそう身近な事件に感じて、なにもかも値上げでタイヘン! いつもの一般的な話題では括れぬ、豊かで安全な日本〜そんな神話の陰に慄然といたします。例の名古屋マンションでの猟奇的死体遺棄事件、東海テレビが容疑者とは別人の写真を放送したそう。記事を読むと、その御本人からの連絡で発覚したとか、誤報された方はたまりまへんで。容疑者は被害者の店から数千萬圓横領していたとか、安易な二時間ドラマの筋書きみたい。どちらの記事も深掘りされた続報はあるのでしょうか。ガザ地区の捕虜交換はこのまま戦闘の沈静化へ向かってくださる流れなのか、ちょっと悲観しております。

ALT197Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年東京サントリーホール・ライヴ)・・・Gunter Wand(1912ー2002独逸)の同曲録音はいったいいくつあるのか、系統的に網羅して聴こうとは思っていないけれど、機会があれば聴いてみたいもの。これは貴重な日本でのライヴ、音質は良好。微妙なテンポ設定など違うのかも知れないけれど、ド・シロウトにとってはどれも同じような?イン・テンポを基調にかっちりとした頑強な構成と硬質なリズム感、盤石の貫禄にかっちりと芯を感じさせるサウンド、あとはオーケストラの個性が違うのみ。ハンブルクのオーケストラは、ほとんど理想的に質実なサウンドに思えます。全交響曲中屈指の巨大な構成を誇る名曲、78歳過不足のないテンションを維持して、低音声部の対旋律が際立って明晰に浮き立つことに驚きました。最終楽章「Finale: Feierlich, nicht schnell」が時にやや走り気味、かなり大仰なタメがあるのはライヴ故でしょう。いずれたいした迫力を堪能いたしました。(16:17-15:19-27:29-24:42)

SOMM SOMMCD 016-2Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜ルドルフ・ケンペ/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(1971年)・・・昨年2022年に聴いたばかり、

ややおとなしく、あくまで気品と抑制を失わぬ涼し気なサウンド、第1楽章「Allgro moderato」淡々と進んで慌てず、あまり煽らぬ進行は自分の好みのスタイル。第2楽章「Scherzo. Allegro moderato」も力みのない流れのよさ、第3楽章「Adagio」はもともと静謐に落ち着いた天国的な緩徐楽章は絶品。この楽章の白眉である18:30、21:40辺り、少々音が濁るのが残念。ラスト近く24分頃のホルンは絶品ですよ。第4楽章「Fererlich,nicht schnell」も悠々粛々と慌てず、あくまで気品と抑制を失わないけどやや弱い感かな・・・やがて怒涛のフィナーレにちゃんとアツくなって下さったけど、音質が気になる・・・
この印象は変わりません。ホルンの深々とした響き、クールなオーケストラのサウンド、イン・テンポを基調した粛々とした推進力。こちら爽やかにどこにもムリのない表現は悠々泰然として、時に立派過ぎと感じていた巨魁な作品にこれも深い、快い親密な感銘をいただきました。やはり終楽章には音源劣化が見られて、自分が入手したファイルの個別問題なのか、もともとの音源問題なのか不明。(16:22-14:13-27:48-23:46)

ついでにちょっぴり言及。
Haydn 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」〜ピエール・ブーレーズ/BBC交響楽団(1964年ライヴ)・・・Haydnの交響曲ラストを飾る堂々たる名曲は大好きですよ。取り合わせは珍しそうだけどブーレーズは実演ではけっこう取り上げていたらしくて、ネットより数種のライヴ音源が入手できました。第1楽章「Adagio-Allegro」(6:19)第2楽章「Andante」(7:42)第3楽章「Menuetto-Allegro」(5:46)第4楽章「Spiritoso」は意外にもけっこう速いテンポに疾走する若い、アツい勢いを感じさせるもの(5:59)。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

日曜の朝もけっこう寒いけれど、予報通り北国では氷点下へ。これが本来の冬なのでしょう。先日入手した北海道米はななつぼし。これが滅法美味い。この前のは東北方面だっけ。なんか偶然全然おいしくなくて、炊飯器が草臥れてあかんようになったのか、ちょっと悩んでおりました。我が家は一度に2合炊くと余って冷蔵庫へ、ダイソーの蒸し器容器に入れて保存、翌日再度利用するけれど、それでも味はさほどに落ちません。いいぞ北海道。Amazonにて入手した安いマットレスはその後の使用感快調、腰の沈み具合が自然。女房殿も欲しいとのこと、翌日はなぜか数百円値上がりして、別な似たようなものを注文してあります。来週到着予定。

新幹線豊橋のホームに怪しげなビニール袋放置、緊急体制に駅からお客を避難させ、新幹線も一時運休〜結果、駅弁の容器であったこと。誰や! ゴミ放置したのは、人騒がせにもほどがある。名古屋の高級マンション死体放置は29歳の女性容疑者逮捕とのこと、こちらはほんまに猟奇的な事件でした。東京渋谷にて80歳男性が運転のクルマは歩行者に突っ込む残念な事故またまた発生、東京だったら交通至便だから自家用車は要らんでしょう。自分は次の免許更新時返上予定です。昨日しっかり鍛えたけれど、冷蔵庫の常備菜そろそろ危ういのをしっかり消化したら体重は減りません。65.1kg現状維持。困ったもんでっせ。

Vanguard OVC 2001Bach カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」/第4番「キリストは死の縄目につながれたり」〜フェリックス・プロハスカ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団/室内合唱団/ローレンス・デュトワ(s)/クルト・エクヴィルツ(t)/ハンス・ブラウン(b)(1959年)・・・Felix Prohaska(1912ー1991墺太利)はオペラ畑一筋、1960年前後にかなりの録音を残して、これは音質、声楽、オーケストラも極上でした。Bachのカンタータはいつも同じ感慨、キリスト教や聖書の基礎知識、独逸の節気を理解していないので敬虔な風情と美しい旋律を堪能しているのみのド・シロウト。自分がこども時代〜若かったLP時代、Bachのカンタータ全集入手は夢のまた夢、恨めしくヘルムート・リリングのカタログを眺め、FMから流れる音楽を真剣に聴いていたもの。やがてCD価格暴落時代を至った21世紀、ぺーター・ヤン・リューシンクの全曲CDを入手した時には深い感慨があったものです。そんな無垢な感動は華麗なる加齢に消え去ってしまったけど、最初に聴いたのがこの第140番「目覚めよ〜」。有名な第4曲のコラール(男声合唱)があまりにステキな旋律、さすがにこれは細部旋律に馴染んでおりました。「花婿の到着を待つ花嫁のたとえを用いて、神の国の到来への備えを説く」とはWikiからの引用、そんな喜びに充ちた傑作でした。第4番「キリストは死の縄目に〜」これも珍しく馴染んでいるもの。深刻な14小節の「シンフォニア」から始まって、混声合唱+器楽が8回、劇的多彩にリズムも変奏して、わかりやすい作品でした。モダーン楽器アンサンブルの違和感もなく、洗練された合唱、声楽ソロにも時代掛かった大仰な表情に非ず、バスは抜群の貫禄でした。

Columbia ML5186Bach パルティータ第5番ト長調 BWV 829/平均律クラヴィーア曲集第2巻第14番 嬰ハ短調よりフーガ BWV 883/第9番 ホ長調よりフーガ BWV 878/パルティータ第6番ホ短調 BWV 830〜グレン・グールド(p)(1957年)・・・Glenn Gould(1932ー1982加奈陀)メジャーレーベル・デビュー第2作録音とか。浮き立つように快速に疾走するBach、表情は豊かに変幻自在、軽快なタッチはヘタすると安っぽい?馴染みの旋律はイメージ一新、重厚長大な表現とは無縁に軽妙ノリノリなスタッカートが続きます。パルティータも平均律もけっこうな時間を掛けて全曲録音に至るけれど、2曲の「平均律」フーガには熱のこもった集中力と瞑想を感じました。音質はやや安っぽく昔風に感じるけれど、悪い音質じゃありません。第6番ホ短調はモノラルですか?しっとりとした情感漂う佳き演奏でした。(1:48-1:53-0:42-2:04-1:06-0:48-1:51/3:19/4:23/9:53-2:07-2:21-0:44-3:42-0:53-3:31)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日も好天、大量の洗濯物を婆さん宅より持ち込んで風はけっこう強いからよく乾きました。週末は北国では広範囲に雪の予報、ようやくの冬らしい気温に接近しております。気分的には盛り上がらず、食材在庫も充分、どこにも出掛けずゴロゴロ無為無策に過ごして昼を喰い過ぎました。今朝の体重は65.1kg+600g、たまたま冷凍庫に残っていた印度のパラタが美味しくて2枚喰ったのが致命的か。小麦粉製品をしっかり喰うと必ず体重増顕著となります。出す方もいまいち。本日はしっかり運動鍛錬と節制で減らしましょう。ここ数日料理仕立てにスランプ、思うような味に仕上がりません。

たっぷりヒマなので、テレビを眺めると・・・ふるなびCM貴乃花の音痴+棒読みには毎度イライラ、米倉涼子は絶対にインスタント・ラーメンは喰わない。上戸彩ちゃんは自分で出汁を注ぐ大衆的うどん屋には行った経験はないはず、紳士服の青木で服を買うはずがない・・・そんなツッコミ勝手に入れております。ウソ臭いのはあきまへんで。ジャニタレを使いにくくなって、もとより不況なCM業界はどう変わっていくでしょうか。そもそもネットに比重は移動しているとか。作家の伊集院静さん(73歳)逝去、前の奥様である夏目雅子さんは若くして亡くなり、現在の奥様は篠ひろ子さんとか。別嬪はんにモテ男やったんやなぁ、あまりに自分と違いすぎて羨ましいとも思いません。

SONY SICC1921Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1964年)・・・旧全集録音は音質理由からちょっと敬遠気味、これは1曲1ファイルのLP復刻音源を偶然再入手できたもの。音質改善印象はかなり顕著、46歳の記録は明るい音色に若々しい荒削りなアンサンブル、前のめりな勢いに速めのテンポ、なかなかの熱演でした。第1楽章「Allegro con brio」は繰り返し有、息もつかせぬ熱狂的にアツい情熱に充ちて、ラストの追い込みも一気呵成な魅力。第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」は入念にギラギラ、粘着質な葬送行進曲。第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」はパワフルにエネルギッシュ、明るい疾走が続きました。第4楽章「Finale: Allegro molto」変奏曲は速めのテンポに落ち着かぬ、燃え上がるような前のめりの熱が止まらない、これはなかなか愉しめる「英雄」でした。(49:00楽章間含む)

LPデザインBrahms 交響曲第4番ホ短調(1950年)/Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調(1951年)〜ヨゼフ・クリップス/ロンドン交響楽団/ザラ・ネルソヴァ(vc)・・・この音源を入手してからおそらくは十数年以上(放置)いずれ誰でも知っている名曲中の名曲、英DECCAの録音はこの時期としては良心的、それでも著名な作品だから、いくらでもより新しく音質条件の整った音源はいくらでも探せます。戦後疲労して間もない当時ロンドン交響楽団はJosef Krips(1902ー1974墺太利)が音楽監督、アンドレ・プレヴィン以降のスーパー・オーケストラに非ず、その辺りにも興味はありました。Brahmsはオーソドックスなイン・テンポを基調として、やわらかいフレージングがあまりに抑制的、スケール大きく煽ったりなスタイルは無縁のマイルド表現。哀しい旋律の魅力は粛々と伝わります。(11:47-11:27-6:45-10:04)郷愁のローカル旋律豊かなチェロ協奏曲はZara Nelsova(1918ー2002加奈陀)の担当、彼女にも後のステレオ録音が存在します。第1楽章「Allegro」から脂ぎった技巧を前面にしたソロに非ず、控えめな抑制とバランス、バックとよく息の合った演奏と受け止めました。第2楽章「Adagio ma non troppo」に於けるシミジミとした安らぎは絶品でしょう。第3楽章「Allegro moderato」も肩の力を抜いたしっとり表現に響きは濁らない上品な演奏でした。(15:50-12:06-13:05)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日は勤労感謝の日、本日有休消化して連休とする方もいらっしゃることでしょう。こちら通年連休なありがたい身分。市立体育館途中にある鉄工所は祝日も稼働して、コッペ田島には朝一番に行列、駐車場も満杯。鍛錬と糖質抑制の成果(植物性たんぱく質はたっぷり)今朝は64.5kg▲200g、なかなか63kg台には戻せません。WHOは中国北部でこどもが肺炎に集団感染する事例が増えているとの報告、コロナ発生の初期対応に(おそらくは)失敗し、その前のSARSの例もあるから、この件は注視する必要があります。なんせグローバルな時代、人の行き来は頻繁ですから。こちらインフルエンザの予防接種済、コロナのワクチン無料接種ラストは来週の予約でした。いまのところ体調は大丈夫。一昨日到着したマットレスは快調、女房殿も欲しいとのこと。

連日大麻グミとかクッキーを喫して体調不良に至って救急車を呼ぶ、みたいな報道が続きます。こういうことには疎い自分は最初、知らんうちに喰わされたのか思っていたら、どうやら自ら求めたみたいですね。未成年がイキって喫煙したり、呑めぬ酒を試したりする気分なのか。オーバードーズも似たようなものでしょうか。大昔シンナー遊びなんてのもありましたっけ、ラリっていた若者はその後社会復帰できたのでしょうか。自らの意思で危ういものを求め、体調不良に至って救急車呼んだり(税金)病院の厄介(健康保険)のお世話になるのは?それこそ自業自得、自己責任の世界、貧困の連鎖とは話題の桁が違う、自分でなんとかしろ! そう言いたくならんでもない。むしろ生活に余裕のある階層ですか?大麻は解禁すべき、とか、そんな主張は論外、平和な社会には要らぬ刺激と思いますよ。がんばれ!マトリ。

DG PROC-1480Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ハース版)〜セルジウ・チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団(1971年ライヴ)・・・音質問題嘆息の流れ、美しい旋律連続の名曲を確認いたしました。最晩年ほどの微速前進に非ず、オーケストラのサウンドは爽やかにやや軽め、第1楽章「Allegro moderato」から悠々と雄弁の歌に溢れ(21:05)ハース版となっているけど、なぜか第2楽章「Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam」クライマックスには打楽器が入っております。(23:48)第3楽章「Scherzo」に於けるしっかり噛み締めるようなリズム感も入念。(9:45)最終楽章「Finale. Bewegt, doch nicht schnell」に至って軽快なテンポにけっこう走って、動きもありました。それでもじっくり、入念なる細部描き込みはさすが(11:32)でも音質がいまいちなんだよなぁ、あちこちで響きが濁りがち。残念。

Chandos CHAN8309Elgar 演奏会用序曲「フロワサール」/序曲「コケイン - ロンドンの下町で 」/序曲「南国にて」/Handel 序曲 ニ短調(シャンドス・アンセム第2番)〜アレクサンダー・ギブソン/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1982年)・・・例の残響豊かなChandosサウンドに、オーケストラのアンサンブルは力強く、そしてやや粗っぽいほどの重量感。Alexander Gibson(1926ー1995蘇格蘭)ってこんなパワフルな演奏する人でしたっけ?最初「フロワサール」はサウンドの肌理の粗さにちょっぴり驚いて、颯爽とした「コケイン」は抜群にカッコよく、伊太利亜の陽光へのあこがれを表現した「南国にて」の憧憬と力感、しっかりとした足取りと切れ味、骨太さとデリカシーの両立はいつになく陰影豊かでした。英国人が愛するHandelは重厚に、しっかりElgarのサウンドに変貌しておりました。(13:57-14:26-20:40-5:13)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

本日も好天。昨日は女房殿希望通り、昼から梅田駅ビル地下激安居酒屋へ、好物たっぷり+ビール日本酒いただいて贅沢、今朝の体重は64.7kg+100gは思ったより増えておりません。これからしっかり鍛えて減らしましょう。腰のことを考えて薄い敷布団のみに過ごして、夏は良いけれどここ最近やや寒さを感じたので、敷きマットレス注文(テレビ宣伝しているような高級品に非ず、ほんの安いもの)あっという間に届いてフィット感なかなか快適でした。先日、手袋に関して熟達した文書を絶賛したブログの更新が止まり、体調でも崩されたのかと心配していたら久々一週間ぶりの再開、お義母さんが逝去されたとのこと。年寄を抱える同世代、どうしてそのことに思い当たらなかったのか、自分の迂闊を悔やみました。延命措置を巡る判断にも心痛みました。

一度も目にしたことはないけれど迷惑系YouTuberとか、最近では私人逮捕系?誤って別な人を拘束して警察のお世話になったりする人も発生しているとか。YouTubeはアクセス数によってCM料金が分配されるらしい(その辺り仕組みをあまり理解していない)自分は日本に在住する外国人の思わぬ、新鮮な切り口を愉しんで、時々ウケ狙いが過ぎてハナに付くこともあります。もちろん動画としての完成度、わかりやすい字幕とか編集、画質も気になるところ。LTブログは日独若いご夫婦(名古屋在住)日常生活を自然体に愉しんでいらっしゃって、仲の良さも好意的に感じます。ちゃんと別に本業があるのですね、YouTubeだけでガツガツ稼ごう! と云った浅ましい姿勢に非ず余裕を感じます。独逸人奥様は日本食を愛しても、茄子、こんにゃくやゼリー系食感、ホルモンを苦手とするそう。名古屋辺り(正確には長久手)には9年住んで、当時はお仕事現役の生活、彼(か)のエリアにあまり佳い記憶はなかったけれど、彼らの動画を眺めていると、なかなかの魅力的な再発見有、シミジミそう思います。

いつものヲタク噺恐縮。自分のような門外漢が云々するのも笑止千万だけど、音質の話題。1960年前後でも例えばMercury、RCA辺り、びっくりするほど鮮明な録音は存在して、けっこう驚くこともしばしばです。それ以前のモノラルでも驚くべき解像度音質に出会うこともありますよ。セルジウ・チェリビダッケ(Sergiu Celibidache1912-1996羅馬尼亜)は録音を嫌い、逝去後に遺族がライヴ音源発売を許可してEMIよりいっせいに、ミュンヘン・フィル音源がまとめて発売されたのは御存知の通り。それに対抗してか、天下のDGがシュトゥットガルト放送交響楽団中心に発売〜演奏内容さておき、これがほぼ例外なく音質はよろしくない。音源ファイル入手→がっかり→廃棄→再入手→まずまずかなぁ?・・・でも→悩ましい状態を繰り返しておりました。もともとがよろしくないのか、マスタリングの思想なのか、一部別途同一演奏と類推されるものを海賊盤にて拝聴すると、意外と素直に聴きやすいものも稀に存在します。

DG POCG-10224R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」(1976年)/交響詩「死と変容」(1982年)/Respighi 交響詩「ローマの松」(1976年)〜セルジウ・チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団・・・2016年に聴いている・・・と、思ったらR.Strauss 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/交響詩「ドン・ファン」/Shostakovich 交響曲第9番 変ホ長調〜セルジウ・チェリビダッケ/スウェーデン放送交響楽団(1970/71年ライヴ)DG 469-073-2は別物、記憶も曖昧。引き締まったサウンドにテンションの高い雄弁表現連続。最晩年の微速前進スタイルには至らず、それでも「死と変容」辺り粛々纏綿としてなかなかの入念なる説得力を感じたもの。「ドン・ファン」も「松」も近代オーケストレーション華やかにデーハーな作品、オーケストラの響きがややオモロくない印象は音質由来でしょうか。(18:36-/27:48/2:42-6:52-8:01-5:54)

DG LPBeethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜アンネ・ゾフィー・ムター(v)/ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1979年)・・・16歳の若きヴァイオリニストの美しい音色を、ベルリン・フィルの轟音が潰している〜との声有。テンポの遅いカラヤンに押しつぶされ、ソロが萎縮しているというコメントも。その後、イコライジングしたのかも知れないけれど、こうして改めて拝聴するとさほどに悪いバランスに非ず、否定的なご意見もあるムターのヴィヴラートも神妙に、しっとり美しく瑞々しい音色と受け止めました。カラヤンは鬱蒼堂々と深淵にムーディなサウンドに老成しております。16歳の若手は巨匠の意向に従うしかないのだろうけれど、たしかに若々しい推進力や勢い、前のめりな熱気に不足するのはたしかでしょう。カデンツァはFritz Kreisler、みごとな表現力、第1楽章消え入るような息の長い表現はあくまでカラヤンのもの。これはこれでたっぷり作品を堪能できました。(26:37-11:24-10:16)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

本日明日と最高気温は20度Cの予測、もう11月下旬ですよ、事前予報通りの暖冬になりました。本日いい夫婦の日は結婚記念日、なんやかんや紆余曲折あってここまでやってきて、それなり健康に安閑とした日々を迎えております。昨日女房殿はコロナワクチン接種後の発熱に、コレステロール定期検診をパス、幸い昼から熱は下がって婆さんのところに出掛けていきました。自分はいつも通りの市立体育館へ、常連メンバーには順番交代に出会って、でも人数が少ない感じ。自分なりメニューしっかり手抜きなく消化して身体に手応え有、今朝の体重は64.6kg▲500g、本日更に減らしたいところだけれど、きっと女房殿は梅田駅前ビル地下の居酒屋へ行きたいと曰(のたま)うことでしょう。

西川貴教が「サービス残業のポジティヴな言い換え」お題に回答「アンコール! 」。これはなかなか秀逸、人生こんな前向きな姿勢が大切なのでしょう。
昨夜寝ている間に某隣国は警告フライングにミサイル発射とのこと。日本郵船の輸送船舶がイスラム組織にシージャックされ、かつての海賊イメージとは違ってヘリで急襲、そんな情景を動画撮影して公開されるというのも驚きの世の中になったものです。乗務員に日本人はいないそうだけど彼らの生命も心配、日本に届くべき荷物がアウトになってなにか影響はないのでしょうか。お仕事現役時代、スエズ運河でしたっけ? 巨大運搬船が座礁して、我らの輸入商品在庫が逼迫したことを思い出しました。

IDIS6596Brahms ドイツ・レクイエム〜セルジウ・チェリビダッケ/RAIミラノ交響楽団/合唱団/アグネス・ギーベル(s)/ヘルマン・プライ(br)(1960年ライヴ)・・・作品との出会いはヘルミート・コッホでしたっけ?やや敷居の高い音楽だけど、聴けば必ず感動間違いない荘厳に神聖な作品です。1960年前後、伊太利亜のライヴはかなり怪しいものが多くて、これはまずまず良心的なほうでしょう。全曲75分を超えるテンポはかなり入念慎重なもの(但し1993年は驚きの90分)。馴染みの微に入り細を穿つ入念な表現は重厚なスケール、オーケストラのサウンドはちょっぴりヤワだけどティンパニなど壮絶に響きます。アグネス・ギーベルは端正に気品があり(ヴァイオリンやフルートのオブリガートもしみじみ美しい*)ヘルマン・プライは魅惑の甘い声、声楽陣も充実して手応え充分。こうした作品に言葉の壁は低くて、基本聖書の文言、悠々たる敬虔に荘厳な旋律はどれもステキ、劇的にバロック風のフーガとか*、滅茶苦茶カッコ良い!ちょいと敬遠気味だった作品を久々に堪能いたしました。「悲しんでいる人々は幸いである」(11:32)「人は皆草のごとく」(14:14)「主よ、我が終わりと、我が日の数の」(10:43)「万軍の主よ、あなたの住まいは」(5:06)「このように、あなた方にも今は」*(8:05)「この地上に永遠の都はない」*(12:52)「今から後、主にあって死ぬ死人は幸いである」(13:15)

Columbia LPDebussy 交響的素描「海」/Kern 管弦楽のためのシナリオ「ショウ・ボート」〜アルトゥール・ロジンスキー/クリーヴランド管弦楽団(1941年)・・・Artur Rodzinski(1892ー1958墺太利→亜米利加)がクリーヴランド管弦楽団の音楽監督を務めたのは1933-1943年、他短期間とは云えニューヨーク・フィルとかシカゴ交響楽団にも在任したから、実力者だったんでしょう。ステレオ録音が実用化された辺りで逝去したせいもあって、日本ではあまり人気も知名度もありません。これはSP時代の録音13枚分まとめてマスタリング復刻されたものに収録され、いかに現在のテクノロジーを駆使してもそこは太古録音、わざわざ大昔の音源を・・・ちょいと悩ましい感じ。クリーヴランド管弦楽団はこのあとラインスドルフ、そして1946年よりジョージ・セルが君臨します。当時のオーケストラの技量に注目したいところ。音質はかなり良心的、解像度も意外と高いけれど、低音はやや弱い感じ。「海」はお仏蘭西のアンニュイとは無縁、かっちりとして曖昧さのない硬質な表現、当時からかなり優秀なアンサンブルであったことが理解できました。(8:25-5:48-7:44) Jerome Kern (1885-1945亜米利加)の「ショウ・ボート」は「Ol' Man River」先頭に誰も知っているミュージカル?ユーモラスに多彩な旋律リズムが続きます。Gershwinにも似て、変拍子の連続はBernsteinを彷彿させて、おそらく影響を与えているのでしょう。ちょっと変わった組み合わせだけど、なかなか愉しめました。(21:55)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日は寒いのと眠りが浅く感じて体調イマイチ、終日室内にゴロゴロしてエアコンのクリーニングも手が付きません。読書も遅々として進まない。この間気に入って多食しているピーナツは食物繊維も多く、タンパク質、レシチンなど身体やノーミソには良いそうだけど、カロリーが高いのとシュウ酸が多いらしくて、結石経験者としては不安なところ。昼に久々温かいそば+夏の余りの素麺を抱き合わせて、これは糖質過多(そう云えばめんつゆにほうれん草を入れて、あれにもシュウ酸が多かったっけ)夕食を控えめにしても今朝の体重65.1kg+500gは自業自得な結果でした。本日はピーナツも糖質も控えめに、しっかり鍛えて減らしましょう。宝塚問題は初期対応に失敗してネットやテレビで叩かれてますね。ジャニーズ問題に学んでいなかったのか、それともほんまに”イジメもパワハラも存在しない”のか。かつては美談だった内部ルールも時代から外れて、異様な状態が悪化蔓延固定化していたように見えるけれど、実態はいかがなんでしょう。対応を一歩誤れば組織の存亡に関わる・・・当事者にはそんな危機感はないのか。

ネットを検索すると「正しいウォーキング」方法は山ほど出現、一日一万歩というのはゴロが良いだけ、別にそれより少なくても良いらしい。ご近所にご老人の散歩はよく見掛けて、幾度か言及しているように、例えばガニ股なのは内転筋が弱って、極端な内股は外転筋が衰えているから。ぐいぐいと腰から進んでいなくて、足を交互に上からそっと置くような歩きかたはハムストリングス、大腿四頭筋が弱っているのでしょう。ことし2023年5-6-7-8月と体調を崩し気味、自分も足腰の衰えには充分気をつけて日々鍛えましょう。先日トレーニングルームに水を入れる(ペットボトル卒業して)プラボトルを忘れ、次回訪問時受付に「忘れたんですけど」「届いていませんね」との返答にガッカリ、すると2日前エアロバイクしたところにそのままありました。掃除していないの? おそらくは業務委託業者は魂込めた清掃じゃないんやろなぁ、助かったけど。

GRAM99044Bruckner 交響曲第3番ニ短調(1873年第1稿)〜レミー・バロー/聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団(2013年ライヴ)・・・既に彼の第6番は聴いておりました。昨日言及の順番が逆になってしまったRemy Ballot(1977-仏蘭西)は師匠譲りの微速前進。賛否あるのはあたりまえな驚異の86分超え。偶然だけどこの間1873年第1稿を連続して聴いていて、全体として聴き慣れぬ旋律頻出して、第2楽章「Adagio:Feierlich」にはWagnerの「タンホイザー」が感動的に引用されます。ネット評価に曰く

聴くに耐えない。バランスがおかしい・・・風呂場で詩吟でもやっているかのよう
Bruckner縁(ゆかり)の聖フローリアン教会は残響の足が異様に長く、”風呂場で詩吟”そんな声にも一理ありそう。音楽は嗜好の世界、いつ終わるとも知れぬ延々とした世界をたっぷり堪能いたしました。オーケストラは若手中心に優秀なメンバーを揃えたとのこと、アンサンブルに一点の曖昧さもない微に入り細を穿つていねいな表現、但し、サウンドの芯はやや弱く感じてサウンドは素直に過ぎる感じ、走って煽ってメリハリたっぷり系テンションを好む人からは敬遠されることでしょう。チェリビダッケが好きだったら、この表現をしっかり受け止め堪能することができます。全11曲ある交響曲中、この作品は比較的拝聴機会の少ない苦手系だっけれど、初稿の魅力に目覚めて86分、豊かな残響に身を委ねて、聴き通すのに苦痛はありませんでした。(31:36-23:17-07:41-24:07拍手別)

Profil PH.06045Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ギュンター・ヴァント/ミュンヘン・フィル(1998年ライヴ)・・・いったい何種あるのかワカらんヴァントの同曲録音。チェリビダッケが亡くなったのが1996年だから、その後のミュンヘン・フィルでのBrucknerでした。例のやや淡い、温かいサウンドはそのままに、厳しく峻厳に硬質なメリハリ表現、テンポは微速前進に非ず中庸を保って、がっちりと構成された重心の低い表現に魅了されます。未完成3楽章はどれも魅力的、寄せては返す遠浅の海岸に粛々と寄せる波に強烈な朝日が差し込む第1楽章「Feierlich, misterioso(荘重に、神秘的に)」、熱狂的な法華の太鼓を連想させる第2楽章「Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell(スケルツォ。軽く、快活に - トリオ、急速に)」は激しい強烈なリズム、そして天上に上るような第3楽章「Adagio. Langsam, feierlich(アダージョ。遅く、荘重に)」は神秘の陶酔。はっきり云って、どんな演奏記録ででもヴァントの表現はほぼ変わらず、オーケストラの個性が違うだけ?ド・シロウトな感慨に至りました。(27:03-10:48-26:18)
もう一種 Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ギュンター・ヴァント/BBC交響楽団(1987年ライヴ)ネットより入手した珍しいライヴ音源も拝聴。タイミングは24:45-10:16-25:01だから、ミュンヘン・フィルよりやや速め、厳しく峻厳に硬質なメリハリ表現は変わらない。BBC交響楽団はいつになく、分厚い響きに集中力を感じさせるサウンドでした。音質は良好。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

寒いなぁ、エアコンの掃除に手がつかないのと+電気代を恐れて、暖房はこたつ、コンピューター・オーディオ部屋は電気カーペット(30年もの?)で乗り切っております。昨日夜は甥の下の娘の七五三、夜曾祖母ちゃんも含めて会食をしましょうとのお誘い、夕方わざわざ迎えに来てくださいました。兄妹ふたりは半年くらい経つとあっという間に大きくなって、義弟は自分より3歳ほど若いはずなのに老けて見える・・・週に三度ほど老人福祉施設の送迎をしてお仕事現役なのは羨ましい。自分はノーテンキに遊んでいるからね。姪夫婦+赤ちゃんは参加せず。93歳の婆さんは女房殿に任せきり、自分は入浴介助とかできませんから。久々に会ったけれど、耳は遠くても思ったよりしっかりと元気そう、報告によるといっしょに食事を付き合わないとちゃんと食べないんだそう。昨夜は嬉しそうにしっかり食欲がありました。ありがたいお誘いに、たまの親戚付き合いに会話も楽しかったけれど、夕食の時間がずれて生活のリズムがちょっぴり乱れたのと、和食ファミリーレストランの定食は豪華だけど炭水化物が多く、バランスはよろしくない。ビールを一杯付き合って、どーもハラに溜まります。

深夜途中覚醒、出す方もいまいちな状態に今朝の体重は64.6kg。現状維持。せっかくの朝一番鍛錬も効果はありません。トレーニングルームは連続して空いておりました。

「知」の挑戦 本と新聞の大学-1(集英社新書)読了。一色 清/姜 尚中/依光 隆明/杉田 敦/加藤 千洋〜講演録。2013年10年前の発売。東日本大震災、大津波、そして原発事故直後、その当時は民主党政権でした。多くの犠牲は民主党のせいではなかったけれど、当時発生した悪しきイメージはそのまま深く国民の胸に刻み込まれました。10年経ってアベノミクスとか新・自由主義とか、五輪強行、コロナ時代を経験して、更に露西亜の烏克蘭侵攻、相次ぐ世界各地での地震、物価高、以色列とハマスの絶望的な闘い・・・貧困化の固定、格差はますます深まった現在にも内容は旧くなっておりません。当時原発の恐ろしさを痛感したはずなのに、あっという間に老朽原発の稼働延長、この中で語られていた政治の貧困、中国の行く末(当時習近平が登場した頃)科学のあり方など、書籍と新聞はオワコンとの自覚と反省から出発して、すべてが好ましくない方向に進んでいるように見えます。

ARTE NOVA 74321277712Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン放送交響楽団(1991年)・・・前回拝聴は大昔2000年のこと。Stanislaw Skrowaczewski(1923-2017波蘭→亜米利加)もしばらくご無沙汰している間に亡くなってしまいました。この間、コンセルトヘボウとかウィーン・フィル、バイエルン放送交響楽団辺り、独墺系濃厚な響きのBrucknerを多く聴いて、現ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルは大丈夫か?不遜な先入観に敬遠気味。ARTE NOVA音源もOehms Classicsに移行して、清廉だけど響きはやや薄い?非力?そんな記憶・・・第1楽章「Allegro moderato」伸びやかな第1主題が始まったら、豊かな残響を伴ってその音質のクリアなこと。金管の響きも過不足なく、透明度高く瑞々しいオーケストラの響きに打たれました。テンポはあわてず、中庸を保っておりました。熱血煽り表現とは無縁。「残響が強めなので細部がぼやけてしまいがち」辛口のネット上の評価も見掛けたけれど、この間例えばレミー・バローの聖フローリアン教会ライヴ、ほとんど無手勝流脚長い残響に馴染んでいたせいか、まったく気にならない。(21:46)第2楽章「Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam」安寧と陶酔の緩徐楽章は感動的な一番人気、滔々とした弦が淡々と歌って清潔爽やかに響きました。ここも厚みに不足せず、フルートやホルンの響きも素直な音色、オーケストラの技量に弱さは感じさせません。ここはクライマックスにデーハーな打楽器炸裂する版、意外と控えめでした。(24:46)第3楽章「Scherzo: Sehr schnell」はBrucknerのキモであるスケルツォ。リズムはノリノリでもやや軽量級、金管も上手いけれど、のどかな中間部は響きが素直過ぎるかも?(9:33)第4楽章「Finale: Bewegt, doch nicht schnell」ラストもデリケートな始まり、スムースな流れに重厚長大とは無縁のクールな響きでした。(12:02)

LP 英argo ZRG.674Stravinsky 管弦楽とピアノのためのカプリッチオ/Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調〜ジョン・オグドン(p)/ネヴィル・マリナー/ジョン・ウィルブラム(tp)/ジ・アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1971年)・・・音質良好。ピアニストも指揮者も鬼籍に入ってしまいました。マリナーはいつも通りのバランス感覚に、ていねいな細部仕上げ。強面なStravinskyは荒々し過ぎぬ力感に溢れ(6:25-5:16-5:24)才気煥発なShostakovichはテンポやや抑えめに、オグドンのピアノはデリケートに、トランペットは柔らかく、しっとりスムースに歌っておりました。(6:16-6:50-1:14-6:30)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

「愛は勝つ」KANさん逝去(61歳)ちょっと早過ぎると思います。話題は某巨大新興宗教組織中興の祖逝去、信教の自由は不安の時代に、心の中の拠り所として大切に仕舞って、政治とは分けて考えるべきと思う・・・いくつかの団体は曲がり角に来ているようです。危うい大麻クッキーみたいのも出現しているらしい。昨日もどんよりとした曇り空から昼から日差しが出て、終日読書など、ようやく数ヶ月前に入手した新書が尽きました。じっと身動きせず、今朝の体重は64.6kg+100g。女房殿いただきものじゃがりこ分のみ増えました。本日は隔日鍛錬の日+夕方より女房殿親戚一同集って、会食お付き合い有。昨年結婚した姪に赤ちゃん産まれて、全員顔合わせです。

日本という個性は技術細部にとことん拘って深化を極め、国内にしか通用しない内向き独自の技術発展を遂げて、結果的に消えていったガラケーみたいなものもありました。なかなか実用的な軽自動車もちょっと危うい感じ。訪日ガイジンさんが日本には自転車が多いとの印象、しかも前にカゴが付いて荷物が入れられるのは日本独自仕様だそう。さらにここ最近電動アシストという素晴らしい技術が普及して、この街にも多く走り回っております。もしかしてガラパゴス自転車? いえいえ世界を席巻する可能性あるかも。ウォシュレットはそんな可能性を持っております。日本はHVが普及して、EVには出遅れたけれど、この件は先日諾威の事例に言及いたしました。

カーシェアリングというのか、ウチの前すぐの駐車場に一台小型車が配備され、けっこう利用されているみたい。使ったことはないけれど、QRコードをケータイに読み込ませて免許証とかカード情報を登録する仕組みなのでしょう。必要な時のみ利用してガソリン満タンで返すのかな?初期費用も駐車料金も保険代も要らないのは経済的であり、合理的でしょう。とくに駐車場の高い都会ではこのスタイルはますます普及し広がっていくかも、と感じました。

DGG 2530 323/5Bizet 歌劇「カルメン」〜レナード・バーンスタインメ/トロポリタン歌劇場管弦楽団/児童合唱団/マンハッタン・オペラ・コーラス/マリリン・ホーン(カルメン)/ジェイムズ・マックラッケン(ドン・ホセ)/トム・クラウセ(エスカミーリョ)/アドリアーナ・マリポンテ(ミカエラ)(1972年)・・・こんな録音があったんやなぁ、知りませんでした。序曲から一貫してずしりと重いアクセントとタメ、いらいらするほど遅いテンポは異形な表現にスケール大きく、とくに最終盤第4幕のド迫力は素晴らしい効果。そしてリアルに舞台を彷彿とさせる音質。この当時技量を心配されたメトロポリタンのオーケストラも、合唱も好調。歌劇専門筋の方には「主役三人のセンス最悪、ミカエラの声がおっさんみたい」という厳しい声も見られたけれど、こちら残念なオペラ・ド・シロウト、ご存知管弦楽版組曲の威力もあって、数少ない細部旋律に馴染んでいる歌劇はシミジミわかりやすくて劇的、CD3枚分たっぷり全曲堪能いたしました。特異な存在比較だけど、メリク=パシャエフ/マリオ・デル・モナコ/イリーナ・アルヒポーヴァ(1959年)ライヴに於ける白熱の歌唱とは桁が違って、バレエと想像される「ファランドール」は存在せず、あれは特別な版だったのですね。ラストの悲劇的な熱気にはやや不満だけど、こちら音質条件が整っているのはありがたい。(CD1/55:15-CD2/44:34-CD3/60:04)

RCAのLPデザインBrahms ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調(グレゴール・ピアティゴルスキー(vc)/アルフレッド・ウォーレンスタイン/1960年)/Mozart 協奏交響曲 変ホ長調K.364(ウィリアム・プリムローズ(va)/アイズラー・ソロモン/1956年)〜ヤッシャ・ハイフェッツ(v)/RCAヴィクター交響楽団・・・前回拝聴は2021年。Brahmsは苦手系作品、初めて聴いたのはFM放送よりフランチェスカッティ/フルニエ/ワルター(1959年)CD時代に至ってこのハイフェッツを入手した記憶もありました。ハリウッド録音となっているからオーケストラの実態はコロムビア交響楽団と同じような録音用団体だったのでしょう。鬱蒼としてエラソーなダブル・コンチェルトもハイフェッツの快速に浮き立つような推進力に掛かれば印象一変。Alfred Wallenstein(1898ー1983亜米利加)のざっくりと荒削りな伴奏もソロの個性に似合って、ちょっと異形に落ち着きのない、軽量級な明るいBrahmsに仕上がりました。(29:09)Mozartも同傾向の速めのテンポ、作品個性に似合って前のめりノリノリな躍動、こちらは文句なしでしょう。(26:43)チェロもヴィオラもハイフェッツに負けぬ名人だけど、例の如しヴァイオリンばかり目立つのも彼らしい。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日朝には雨も上がって、洗濯物も昼前には外に出せました。週末に至った今朝もまた雨ですね。最高気温予想は11度C、年末に向けてそれに相応しい気温になっております。トレーニングルームは前回に続いて常連メンバー欠席、二人のみ先行してガラガラ、途中から若者3人がバーベルを上げにやってきました。偶然かなぁ、絶対に休まぬ! はずの女性二人の姿も見えません。自分がお休みした前日には来訪していたのかも知れません。インフルエンザにでも罹患したのか、しっかり鍛えた後、気分転換に帰りバスにてJR住道駅を目指したけれど、けっこうマスク姿が目立ちます。大谷は事前予想通り大リーグMVP満場一致2度目選出、たいしたものです。大麻グミは販売店舗に調査が入り、結果が出る迄営業停止とか、いずれ健康被害が出ているのだから無傷では済まんでしょう。あたりまえだよ。

昼夜フツウの食事を摂ったら、今朝の計量は64.5kg▲200g、ちょっぴり減ったくらい、上手くいきません。

日々の細かい生活あれこれを絶妙に描くブログは自分とは大違い。手袋の話題もオシャレ、自分は現役引退継続雇用時代は職住接近だったこともあって、職場に常備してあったメーカーからいただいた軍手(納豆とかパスタの宣伝入り)を愛用しておりました。冬になれば現在もそれを着用して、マシントレーニングにも流用しております。「老後も身繕いに気をつけて」そんな助言は一切無視して実用一辺倒、イボイボの付いた軍手は何年も保つんです。これで良いのか?誰に迷惑を掛けているワケでもなし、真っ赤な軍手はけっこうカッコ良・・・くもないか、商品宣伝入っているし。

Warner 9029570487Danzi フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲 変ホ長調/Mozart オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b/Devienne フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲第2番ヘ長調/Danzi フルートとクラリネットのための協奏交響曲 変ロ長調 作品41/Pleyel フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲第5番ヘ長調 B115〜レ・ヴァン・フランセ/ダニエル・ギグルベルガー(v)/ミュンヘン室内管弦楽団(2017年)・・・管楽器ソロ、レ・ヴァン・フランセのメンバーは仏蘭西の現役名手/エマニュエル・パユ(fl)/フランソワ・ルルー(ob)/ポール・メイエ(cl)/ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(hr)/ジルベール・オダン(fg)・・・ここ最近有名どころの作品ばかり追いかけてあーだこーだ、音楽拝聴の幅が狭まっていることを自覚しておりました。Franz Danzi(1763ー1826独逸)/Wolfgang Amadeus Mozart(1756ー1791墺太利)/Francois Devienne(1759ー1803仏蘭西)/Ignace Pleyel(1757ー1831仏蘭西)Mozartの作品があまりに有名だけど、同時代の華やかな作風、流行り、影響をしっかり確認できるもの。Devienne辺り、かなり似ております。K.297bは真作と認定されていないけれど、Mozartの作品旋律を当時流行っていたスタイルに、どなたか編成に編曲した可能性は充分あります。あたりまえに仏蘭西の名手たちの音色は軽快に明るく華やか、独墺系とは一線を画して自在に鮮やかなな技巧、ノリ、1960年前後の仏蘭西の風情よりいっそう洗練されてスリムでした。昔馴染みのミュンヘン室内管弦楽団は現在も活躍しているのですね。親密なアンサンブルに音質も良好でした。(タイミングは手抜き)

Kurt Masur(1927ー2015独逸)Mussorgsky 組曲 「展覧会の絵」(Sergei Goncharoff版)〜クルト・マズア/フランス国立管弦楽団(ライヴ)・・・ロンドン・フィルとのセッション録音もあるらしいけれど未聴、これはネットより入手したライヴ音源、音質はまずまず。原曲の粗野なピアノも大好きだけど、Ravel編曲(というよりほとんど再創造)の完成度高い、華やかに緻密な世界が突出して、他数種の編曲はどれを聴いても今一歩の感慨を覚えるもの。Sergei Goncharoffはモスクワ音楽院教授だったとか、冒頭プロムナードはトランペットのユニゾンは華やか、あとは弦になっていたり、「ビドロ」がホルンになっていたり(以下省略)ま、全体に泥臭い原曲の風情を活かして、金管が活躍する粗野にデーハーな露西亜風? なかなか分厚い響きに愉しめる編曲でした。Kurt Masur(1927ー2015独逸)はこの編曲を好んであちこち演奏したらしくて、ゲヴァントハウスとの映像も残っているそうです。(33:36拍手込み)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

今朝は薄ら寒い、昨夜より予報通りの雨。昨日一部食材も切れてメニューも思い浮かばず、先日冷凍したカレーを戻して+エビ、コロッケと魚フライという安易な夕食、昼もしっかり喰って+柿の種喫した結末は最悪の64.7kg+400g。終日ゴロゴロして読書など引き隠って+出す方がいまいち。足腰微妙な筋肉痛は運動不足? 本日はしっかり鍛えましょう。

「コロナワクチンで死者9割以上減」との記事、気になったのは、それを信じない、疑義がけっこうあること。曰く、8割おじさんでしょ?統計上の操作とか、調査そのものが母数少な過ぎ、とか、記事を鵜呑みにしないのは正しい姿勢だけど、反ワクチン思想が先にあっての先入観や揶揄はあきまへんで。もっと自由な論議を望む。ガザ地区の悲惨な攻撃は続いていて、その先が見えないけれど、烏克蘭では黒海の主導権を奪回したとの大統領声明、事態は良い方に向かっているのでしょうか。いずれ一日も早く戦闘を終了させ、復興に向かって欲しいもの。昨日楽天より「国境なき医師団」への寄付を求められ、逡巡しているところ。

諾威は環境先進国、EV普及は世界最高の80%超え〜もともと寒冷地のガソリン車スターターのため、各家にそれを温める電源が常備されていたそう。EV車普及のため政府は手厚い補助、その財源は北海油田産出の石油、原油値上がりにたっぷり財源はできたけど、それって環境悪化を他の地域に移動させているだけ。挙げ句、電気代がアホみたいに値上がりして庶民の首は回らぬ事態に至ったらしい。中国産EVの質はよろしくないとの声、テスラのバッテリーも中国製ですか?走行距離に充電がまったく追いつかぬとか、中国では不良EV車山のように放置とか〜噂程度のネット記事、それはほんまでしょうか。HV完全禁止は先延ばしされたとの決定はほんまです。

EMI 5 73905 2Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調(ノヴァーク版)〜オイゲン・ヨッフム/シュターツカペレ・ドレスデン(1975年)・・・世間では鉄板評価。ほぼ20年ぶりの再聴。当時の浅い聴き方、稚拙な表現印象コメントと今回はあまり変わらない。音質もかなり良好。テンポは中庸からやや速め。じつは既に昔サイトに言及していることを失念して、この演奏の世間ネット言及を検索してびっくり! 重厚長大系演奏というのは然り(あまり悠然悠々貫禄とは感じないけれど)でも「テンポはあまり動かさない」とは?旧全集同様、73歳のヨッフムはけっこう煽って走って、第1楽章「Bewegt, nicht zu schnell」(17:53)第2楽章「Andante quasi Allegretto」とも、テンポはヴィヴィッドに動いております。(16:44)ドレスデンのホルンは冒頭から間違いなく深々とした音色ですよ。第3楽章「Scherzo. Bewegt - Trio. Nicht zu schnell, Keinesfells schleppend」はかなり速歩(はやあし)に疾走して、熱気とパワーに充ちた推進力と大爆発、切れ味、トリオの落ち着いた風情との対比もおみごと。ホルンはピタリと息を合わせて魅惑の音色(10:01)第4楽章「Bewegt, nicht zu schnell」もなにかウキウキするような勢いが続いてヴィヴィッドな熱気に充ちて明るい、かなり硬質な響きが続いて、煽ってますね。いつもなら木質なクールなサウンドと感じるドレスデンのサウンドは、いつになく高いテンションと集中力に締めくくりました。(20:21)

TALT-049/52Berlioz 幻想交響曲〜ピエール・モントゥー/コンセルトヘボウ管弦楽団(1948年ライヴ)・・・Pierre Monteux(1875ー1964仏蘭西)の大ファンだけど、この録音にはいろいろと考えさせられました。ウィーン・フィルとの1957年録音はかなり音質状態が整っているし、CDを最初に購入したのはハンブルク北ドイツ放送交響楽団との1964年録音、ほか幾種か録音は入手可能。このコンセルトヘボウとのライヴはかなり音質が苦しい、というか時代相応。演奏内容的には73歳のモントゥーは若々しく、勢いもあってオーケストラのサウンドに厚みも充分、でも、ムリして聴くべきものなのかなぁといったところ。歴史的録音には濃い表情に個性的な表現に得難い魅力を感じることも多いけれど、こういった音源に出会うと悩みは深まります。繰り返しなし、バランスよろしい演奏は最後まで聴き通すのは苦痛ではありません。(13:06-5:42-15:51-4:41-9:18)

LP時代のデザインDvora'k チェロ協奏曲ロ短調〜アントニオ・ヤニグロ(vc)/ディーン・ディクソン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1958年)・・・記憶が混線しているけれど、Westminsterオリジナル音源が劣化して、LP板起こしからCD化したというのはこれじゃなかったっけ?自信はありません。 郷愁の旋律が延々と続く最高のチェロ協奏曲、Antonio Janigro(1918-1989伊太利亜)はこの時期既にI Solisti di Zagrebを率いて活動中、ソロとしてもあちこち活躍していたということですね。スムースな技巧、あまりギラギラしない甘い音色、Dean Dixon(1915ー1976亜米利加)も懐かしい名前、バックは盤石。LP板起こしはまずまずの音質でした。(40:29)*ネット検索すると「音楽日誌」3月の記事が出現して、LP板起こし云々の記事が出ました。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

じょじょに接近する冬の季節、週末は雨予報です。納豆マフィンとか、季節外れの食中毒(O-157?)大麻グミとかヘンな事件が続きます。昨日朝うっかり失念していたけれど、一昨日は上の孫の誕生日でした。ケーキのローソクも4本だったら可愛いものですよ、事前に送ってあったレゴを喜ぶ動画が送られてきたけれど、プレゼントを渡す息子が自分にクリソツ、中年に接近してやや太め、髪も短く刈ったからますます似てきました。ゾッとします。昨日朝一番に市立体育館に入ったら常連メンバー二人のみ、がらがらに空いて、隔日鍛錬な自分とは違って熱心に毎日皆勤賞6-7名がおりません。偶然だと思うけれど、自由にマシンの順番を独占して全身鍛錬+エアロバイク15分/100kcal消化してきました。朝昼しっかり喰って夕食控えめを心掛けて今朝の体重は64.3kg▲100g、思ったように減らない。

童門冬二 小説「小説・上杉鷹山」(集英社文庫)一気読了。事前予測は外れて読み始めたら途中止められません。前回読んだ「直江兼続」から、時代は既に田沼意次の世、赤穂浪士討ち入りのかなり後、上杉家は例の吉良家縁者、上杉治憲(後、隠居して鷹山)は九州の小藩(3万石)日向高鍋藩主の次男として生まれ、わずか17歳にして第9代藩主として上杉家へ婿入りしたもの。(お母さんが上杉家の縁者)かつて越後120万石あった名家・上杉も関ケ原の合戦に破れ米沢30万石に縮小封入、更に時代は下って世継ぎの混乱の責を問われて15万石へ、八割人件費という藩経営の不味さに領民は疲れ果て、逃散も続き、借金財政極まっていたそう。

形骸化した伝統にしがみついて、すっかり疲労した米沢の地を建て直す経過、現状に慣れきった旧守派との切り結び、裏切り、処分、改革派の腐敗(失脚)もあって紆余曲折、開墾し学校を作り、もちろん領民との触れ合いはすべてフィクションだろうけれど、当時に始まった特産品産業は現在にも受け継がれているそう。天明の大飢饉にはひとりの餓死者も出さず、次代第10代治広、第11代斉定とも鷹山が後見となって、紆余曲折はあっても改革は継続したそう。切った張ったの戦国時代より、困窮した藩経営、根強い腐敗との闘いはリアル。こちらのほうがずっとオモロい。

Tafelmusik Media TMK1034Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ブルーノ・ヴァイル/ターフェルムジーク・バロック管弦楽団/室内合唱団/ジークリート・プルンドリヒ(s)/マリー=エレン・ネジ(ms)/コリン・バルツァー(t)/ジモン・ティシュラー(bb)(2016年ライヴ)・・・そろそろ年末なので「第九」が聴きたくなる・・・これは古楽器系ではかなり穏健オーソドックスな表現、響きは薄過ぎずマイルド親密に、厚みを感じさせる優秀なアンサンブルでしょう。Bruno Weil(1949ー独逸)は名伯楽ハンス・スワロフスキー門下、音質極上、繰り返し実施。天空より神秘ななにかが静かに降ってくる第1楽章「Allegro ma non troppo, un poco maestoso」はコクのある響き(15:01)強烈なリズムにティンパニ躍動する第2楽章「Molto vivace - Presto - Molto vivace - Presto」(13:41)ゆったりと深淵、ホルンが雄弁に活躍する第3楽章「Molto vivace - Presto - Molto vivace - Presto」は味の濃い変奏曲(13:33)第4楽章「Presto〜」に於ける声楽ソロは表情豊かに充実して、立派な締めくくりに盛り上がりました。(23:52拍手込み)時に口を極めて古楽器系演奏を嫌う言及を見掛けるけれど、これだったら聴いてもらえませんか。

LPデザインGlinka 歌劇「皇帝に捧げし生命」より4曲/Gounod バレエ音楽「ファウスト」第5幕〜エフレム・クルツ/フィルハーモニア管弦楽団(1962年)・・・Efrem Kurtz(1900ー1995露西亜→亜米利加)による珍しい録音、LP復刻状態はかなり良好。金管炸裂してヴィヴィッドなバレエ音楽はリズミカル。Glinkaは初耳ではないと思うけれど、旋律に記憶はありませんでした。Polonaise/Krakowiak/Pas De Quatre/Mazurka(19:12)GounodはかつてFMクラシック番組のテーマにも使われて、ポール・パレー辺りが有名どころ、夢見るように優雅な旋律が続きました。Les Nubiennes/Adagio/Danse Antique/Variations De Cleopatre/Les Troyennes/Variations Du Miroir/Danse De Phryne(17:11)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日は朝一番にお米5kgを求めて業務スーパーへ。北海道米入手、自分がこども時代は不味い米の代表例、本州の米を”内地米”などと呼んで特別な価値と両親は感じておりました。現在は品種改良も栽培技術も進んで、温暖化も手伝って、高級ブランド化しております。訪日ガイジンさんは日本の米を礼賛するけれど、ほんまに味はわかっているのでしょうか。あとは終日読書などに過ごしました。女房殿はコロナ・ワクチン接種の婆さんに同行、副反応の様子を見るため一晩宿泊。先日博多より来訪した女房殿お友達の土産、博多ラーメンを昼に喰ったら案の定今朝の体重は64.4kg+300g、それ以外はかなり節制してもしっかり増えるものです。本日はしっかり鍛えます。

宝塚の調査結果は予想通りパワハラ認定されず、過重労働のみ。これじゃ学校の「いじめ隠蔽」と似たりよったり、せっかくの華やかなショウの世界、これを機会に完全に膿を出し切る姿勢は弱いのかも知れません。聞き取り調査では「やってません」と云うに決まってるじゃないの、自分だってと芸能生命と生活が掛かっているし。(4人から聴取できていないとのこと。逃げ切れると思っているのか)狭い密室での価値観、要らぬ前時代(昭和?)の風習伝統に固執すると、こんな異常事態が発生します。

ガザ地区紛争の煽りを受けて烏克蘭問題は影が薄くなり、本格的冬を前に露西亜は昨年のように発電インフラを狙ってくる可能性があるとのこと。ザポリージャ原発はその後どうなっているのでしょう。巨大ダム決壊のその後は?支援する側の疲れが見られても、厳しい戦争は依然継続中です。今朝早朝に目覚めてNHKの国際ニュースを見ていたら、南阿弗利加共和国の貧富の差の強烈なこと、廃墟となった大きなビルに失業者が住み着き、その劣悪な衛生環境に驚きました。火災も発生しているとのこと。これが阿弗利加大陸の再先進の実情とのこと。日本もいろいろ悩ましいけど、世界の動きはしっかり知っておきましょう。

RCABruckner 交響曲第7番 変ホ長調(ハース版)〜ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1992年ライヴ)・・・一連の交響曲との出会いはLP時代、第4番ブルーノ・ワルターはこども時代、やがてクナッパーツブッシュやカイルベルトなどに出会って、CD時代に入るとオイゲン・ヨッフム/ドレスデンの全集はいまいち残念な感慨(しばらく耳にしておりません)ゲオルグ・ティントナー全集は発売されるたび順繰り入手して愉しんだのはややマニアックでした。やがてGunter Wand(1912ー2002独逸)ケルンの全集に出会って、それがリファレンス(参照の基準)と確信したもの。チェリビダッケの微速前進、いつ終わるとも知れぬ悠々たる流れも大好きだけど、こちらヴァントは中庸のテンポに、横の流れより構築物としてカッチリ構成されてアクセントも細部正確に曖昧さがない。晩年のレパートリーは狭く、あちこちのライヴを聴いても表現上の大きな違いを感じません。現エルプ・フィル首席在任は1982-1990年。全曲中屈指の美しい旋律を誇る名曲は、それに相応しい悠々たる表現と渋いオーケストラの個性にも似合って立派な演奏、だけどハンブルク・ムジークハレの残響は豊かにややサウンドの芯が甘い。これは少々前の記憶なので、再度確認いたしましょう。19:43-21:49-10:09-12:16。

ORFEO348951Bruckner 弦楽五重奏曲ヘ長調(Hans Stadlmaire編)/Scho"nberg 浄められた夜〜ローター・ツァグローセク/バンベルク交響楽団(1993-94年)・・・Lothar Zagrosek(1942ー独逸)はオペラ畑の実力派。Brucknerの数少ない室内楽はお気に入り、第1楽章「Gemasigt(中庸の速度で)」(13:13)第2楽章「Scherzo. Schnell(スケルツォ。速く)」(7:49)第3楽章「Adagio」(15:38)第4楽章「Finale. Lebhaft bewegt(活き活きと動きを持って)」(10:06)旋律リズムは交響曲を彷彿とさせて、イメージ通りの名曲。Shostakovichみたいに室内交響曲に仕上げたくなる気持ちも理解できるけれど、個性エッセンスを凝縮して骨組み明瞭に理解できる原曲に比べ、やや散漫な印象がありました。むせ返るような官能浪漫に充ちた「清められた夜」の濃密サウンドには文句なし、演奏は立派だから彼らのせいではないでしょう。(31:52)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

寒いですね。

ガザ病院での犠牲者には無条件に心痛むけれど、この戦争の解決の方向性が見えません。英国内相は以色列攻撃の反対デモを「ヘイト」と呼んで更迭とか、世論が微妙に割れていることを伺わせます。国連はやはり常任理事国である亜米利加英国の反対によって声明採択不可、露西亜の烏克蘭侵攻時に於ける露西亜と真逆の構造となって身動きが取れない。さて、日本は・・・神田財務副大臣が辞表を提出〜税金滞納問題との報道、いつも同じことを書くけど、自分が正しい、任命した総理大臣も適材適所と確信があるならば、とことん役職にしがみついて欲しいもの。安易な辞任は逃げですよ。誰もが納得する申し開きをすればよろしい。とことん叩かれて欲しい。実質上の更迭らしいけど。

「消えゆく職業」という動画に、路線バスの運転手がありました。それはおそらく自動運転が一気に導入実用化されるから。それはそれで一理も二理もあるんやけど、現実はなんか違う形になっていると思います。ロボット化には初期投資が必要で、人口が減ってしまったエリアのバス会社はそんな余裕はないし、その前に赤字になって、しかも現在人力で動かすべく運転手が確保できない、廃業とか減便とか思わぬ現実に至っておりました。

昨日はしっかりトレーニングルームに鍛えて64.1kg▲100g。朝一番はほぼ常連メンバー、ひとり毎日バーベル含め熱心な筋トレをしている小柄小太り白髪爺さん(70歳代中盤と類推)の姿が見えぬとちょっぴり心配になるものです。右踵の鈍い痛みはほぼ消えました。

Brilliant BRL92297Dvorak チェコ組曲/劇付随音楽「我が故郷」序曲/劇的序曲「フス教徒」/演奏会用序曲「自然の中で」/演奏会用序曲「オセロ」〜セオドア・クチャー/ヤナーチェク・フィル(2004年)・・・先日思わぬステキな「展覧会の絵」だったTheodore Kuchar(1963-亜米利加)。こんどはチェコの東部にあるローカルなオーケストラを率いて、ややマニアックな選曲を聴かせてくださいました。スラヴ舞曲集(第1集)のあとに作曲されたチェコ組曲(5曲)は素朴に民族的ローカルな旋律リズム際立つ名曲(3:18-5:13-4:07-4:01-5:19)序曲「我が故郷」はチェコ共和国の国家の旋律となって、序曲「フス教徒」は力強くエネルギッシュ、序曲「自然の中で」は静謐に、序曲「オセロ」は「愛」を表現したものだそう。Dvora'kはほんまメロディ・メーカー、ヤナーチェク・フィルは鄙びたローカル・サウンドに、味わいある演奏を繰り広げて音質も良好でした。(9:00-12:31-13:42-14:09)

WPCS22174Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜エレーヌ・グリモー(p)/クルト・ザンデリンク/シュターツカペレ・ベルリン(1997年ライヴ)・・・演奏会にて作品のカッコよさを再認識、帰宅して復習したもの。別嬪ピアニストHelene Grimaud(1969ー仏蘭西)の旧録音28歳の記録。第1楽章「Maestoso」からオーケストラの地味に木質な響きがいかにもBrahmsらしい、主導権は老ザンデルリンクでしょう。ピアノは一貫して一歩引いてやや控えめ、力みなく落ち着いて、やわらかい余裕を感じさせるもの。スケールに、もちろん技巧にも不足はありません。(23:52)懐かしく感極まる第2楽章「Adagio」のピアノのタッチは暖かく、デリケート。抑制の効いたオーケストラも絶品。(13:27)第3楽章「Rondo-Allegro non toppo」は蒸気機関車の突進を連想させる力強いフィナーレ、ここも要らぬ肩の力が抜けて余裕、バランス感覚が光りました。(11:50拍手抜きで)前から好きな作品だったけれど、生体験を経、いっそうこの作品が好きになりました。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

新しい月曜も寒い朝。つい先日まで半袖、それが長袖になり、昨日の外出はジャンパーが必要に、帰り手袋を忘れたのがちょっとつらかったほど。小雨もぱらついて洗濯物は乾かなかったようです。昨日はほぼ一年ぶりの演奏会、大阪城公園は20年ぶり?(駅を降りただけ)いずみホールの土地勘を忘れて、帰りはちゃんと京橋駅迄歩きましたよ。引退年齢に至ってほんま出不精極まって、急激に冷えてきたこともあってますます引き隠りがちの生活が続いておりました。

以色列はガザ地区の大病院を包囲攻撃とのこと、世界中で非難の声が上がっているけれど、病院の地下には爆弾が貯蔵されている?との情報、ハマスの拠点もあるとか、それでも民間人への攻撃はあかんと思いますよ。烏克蘭攻撃をみても、一旦戦争が始まれば攻撃対象は軍事に限られないのですね。幼いこども多数、国連職員も100人ほど犠牲になっているそう。捕虜の助命はどうなるのか。今回の始まりはハマスの大攻撃、もともとの歴史的経緯もあって、なかなかその決着は悩ましい。今回以色列はけっこう世界の世論を敵に回したと思います。英国亜米利加は(歴史的経過に)以色列支持、独逸は言及できぬ苦しさがあります。我が日本はどうする?

昨日は出かけたこともあって総歩数壱萬歩超え、演奏会の時間調整やら帰りにどこも寄らずに帰って(食材は入手)昼夜とあまりちゃんとした食事ができず、結果64.2kg▲800g、ようやく異常値から減量へのスタート地点に戻りました。右踵鈍い痛みは徐々に軽快中。本日もしっかり鍛えるつもり。寒さに身体が慣れていなくて、ちょっと外に出るのは億劫に感じます。9月の電気代請求は5,005円也老夫婦のみの節約家庭として多いのか少ないのか微妙なところ。

DGMozart 交響曲第39番 変ホ長調K.543(1968年)/第40番ト短調K.550(1961年)/第41番ハ長調K.551(1962年)〜カール・ベーム/ベルリン・フィル・・・第39番 変ホ長調交響曲を聴いたのが2002年、恥ずかしい駅売海賊盤ですよ。若い頃LP時代ずっしりと交響曲全集を京都の中古屋から抱えて帰宅した記憶も鮮明、それは宝物の重みでした。なぜかラスト2曲のみPHILIPSコンセルトヘボウとの旧録音が入っていたのはご愛嬌、やがて幾星霜。21世紀に入って散々古楽器系の軽快なリズムやサウンドに慣れて、今更Karl Bo"hm(1894ー1981墺太利)でもないでしょ、そう思いつつ昨日のBrahmsには辛口の魅力を再確認して取り出したもの。まず、音質がよろしいこと。ベルリン・フィル個々の管楽器に色気を感じさせつつ(←素晴らしい技量)基本重厚に渋い印象が漂います。重心低く、芯のあるサウンド、オーソドックスに細部曖昧さのない生真面目几帳面な表現。古典的に端正な変ホ長調交響曲K.543はクラリネットの牧歌的な歌が印象的、楚々とした哀しみが駆け抜けるト短調交響曲K.550、天翔けるスケールに充ちたハ長調交響曲K.551フィナーレのフーガは圧巻、どれもこどもだった頃からの馴染み、心より稀代の名曲を堪能いたしました。いろいろ巡り巡って原点に戻った感じか。「古楽器は嫌い」「今更老巨匠の昔の演奏なんて」そんな対立など無意味、両方気軽に楽しめる時代がやってきております。本日は古楽器演奏を愉しみましょう。(9:06-7:39-4:15-4:20/8:26-8:05-4:46-5:11/7:38-7:40-5:24-6:25)

EMIGershwin ピアノ協奏曲へ調/ラプソディ・イン・ブルー〜ダニエル・ワイエンベルク(p)/(1960年)/Milhaud バレエ音楽「世界の創造」(1961年)〜ジョルジュ・プレートル/パリ音楽音管弦楽団・・・Daniel Wayenberg(1929-2019仏蘭西)とジョルジュ・プレートルにGershwinとはちょっと意外なレパートリーな感じ。なかなかゴージャスな演奏、びろびろのセクシーなホルンのヴィヴラート最高。この組み合わせのポイントは”ジャズ”、大好きな作品が並びました。硬派のクラシック・ファンは「仏蘭西のGershwinかよ」的なイメージかも知れないけれど、21世紀はワールドワイド、1980年代日本のシティ・ポップが世界で流行る時代ですよ。リズム感やノリに違和感はないし、音質も良好、ちょっと忘れ去られるにはもったいない出来でした。MilhaudはLP時代よりけっこう有名な、ちょっと気怠い作品がセクシーでした。(13:12-13:02-7:02/16:22/16:34)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

日曜はどんより曇り空、気温も上がらず、明日はもっと下がるそう。ま、11月も中旬だからあたりまえでしょう。大阪万博より墨西哥撤退との報道、これから撤退ドミノの可能性もあるそう。半世紀前の「未来の姿がここに」という行事は現代では通用しない、既存の最先端テクノロジーを追認してそれを一箇所に集めてもそれはあくまで現状、最新技術はネットにいくらでも探せます。万博開催申し込み都市もほんまに少ないらしく、つまり経済的メリットはないんだそうです。それでも、膨大なる経費増は積み重なって一度決めたことはダラダラと続く・・・五輪みたいに強行するんやろなぁ、きっと。日本はそういう国ですよ。

童門冬二「小説・直江兼続」(集英社文庫)ようやく読了。ちょうど秀吉時代より、朝鮮出兵、やがて関ケ原の合戦を経、上杉が越後→会津→米沢30万石に縮小封入される迄の流れを系統的に理解できて、知識としてありがたい、わかりやすい小説でした。但し、直江兼続が上杉景勝の配下にありながら、天下にその高名を轟かせ、秀吉より直接30万石賜った経緯、理由がよくわからない。石田三成との契りもどうもわかりにくい。そして、小説なんだから仕方がないけれど、情緒的過ぎる独自の脚色、正室である船やおしのとの関係、描き方はいまいち納得できない感じ。焦点は直江兼続だからあたりまえだけど、上杉景勝の影が薄い。大坂夏の陣、冬の陣には言及されず、米沢封入にて終了。次は「上杉鷹山」が待っているのだけれど、2冊まとめて買ったのか失敗だったかな?ちょっと後悔しております。評判は高いようです。

昨日はしっかりトレーニングルームに鍛えて、食事はフツウでも今朝の体重は65.0kg▲300g相変わらずの高め安定(涙)これはどういった関係なのでしょうか。本日は昼から久々の演奏会です。右踵の鈍い痛みは残っても体調は悪くない。

LPデザインBrahms 交響曲第1番ハ短調〜カール・ベーム/ベルリン・フィル(1959年)・・・前回2021年に拝聴。第2楽章「Andante sostenut」のヴァイオリン・ソロはシュヴァルベ。ベルリン・フィルは後年カラヤン時代のサウンドに非ず、引き締まって前回の印象と同様あっと! 驚く辛口な集中力でした。テンポは心持ち速め、終楽章に向けていや増すテンポとアツさに若い情熱を感じたもの。Brahmsの交響曲は(とくにこの第1番ハ短調は)鬱蒼として堂々と立派過ぎ、決まり過ぎと感じて、苦手意識が抜けないけれど、65歳のベームの意気軒昂な推進力、生真面目な表現に全曲、一気呵成に拝聴いたしました。音質は時代相応でしょう。(12:40-9:31-4:33-16:33)

EMI 5755262Ravel ボレロ/組曲「鏡」より 「洋上の小舟」/マ・メール・ロワ/組曲「鏡」より 「道化師の朝の歌」/ スペイン狂詩曲〜ジャン・マルティノン/パリ管弦楽団(1974年)・・・シカゴ交響楽団との録音もなかなかよろしかったけれど、こちら後年の再録音も素晴らしい。久々の拝聴はまず音質極上であることに驚き、なにやら高音質CDにて再発売されているとのこと。緻密なアンサンブル、セクシーなオーケストラのサウンド、湧き上がるように気持ち高揚する「ボレロ」、デリケートなメルヘン極まる「マ・メール・ロワ」、リズムにキレのある「道化師の朝の歌」/ 「スペイン狂詩曲」・・・かなり昔馴染みの録音は記憶以上の完成度、しっかり感銘をいただきました。(15:03/7:26/3:21-3:39-1:42-0:56-4:07-0:44-3:40-1:32-3:42-1:26-4:15/7:59/4:33-2:16-2:51-6:29)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

週末を迎え北海道の主要都市では本格的な雪とか、こちらも本日夜の予報は晴れでも最高気温は17度C程度。昨日は終日雨に洗濯物は室内干し、今朝時点スッキリと乾いておりません。右踵の鈍い痛みは悪化せず継続中、鎮痛剤は使って、日常生活に支障はありません。雨ということもあって終日身動きせず、食事はフツウに摂って今朝の体重は65.3kg! 一日で+900g。思い当たるのはポップコーンとかっぱえびせん(でもそんなに増えるもんでしょうか?)2ヶ月前より+3kgですよ、ショック。これから体育館へ出掛けてしっかり脂肪燃焼を狙いましょう。

宝塚の過重労働+パワハラはひどいもんですね。狭く閉じられた価値観の中でノーミソ思考停止するとこうなる。若い生命を失ったことは痛恨、虐めた側の言い分、今の気持ち、これからの生き方をなんとか伺えぬものでしょうか。これも日本礼賛! の負の側面でしょう。もんたよしのりさんに続いて大橋純子さん(73歳)逝去。ふたりとも実力派、かつて北島三郎音楽事務所に所属しておりました。そして細田博之・前衆院議長死去(79歳)にはなんの感慨もありません。次の選挙に出る気満々だったらしいけど、潔い引き時はタイセツですよ。

TahraFranck 交響曲ニ短調〜オイゲン・ヨッフム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1973年ライヴ)・・・以前ほどではないけれど自分にとっては苦手系の音楽、ヨッフムにとってはちょっと意外なレパートリーのライヴ、音質は良好でした。循環形式、魔法のような転調を駆使した名曲との世評だけど、どうも鬱蒼と胡散臭い先入観から抜け出せません。ところが。巨匠ヨッフムの手に掛かると、がちがちの堂々たる独墺風交響曲に仕上がって力強く、悠々たるスケールに雄弁! 驚きました。なんかすごい説得力。19:46-10:16-10:39。

TOCE-8759Wagner 歌劇「リエンツィ」/楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲」と「愛の死」/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/ジークフリート牧歌/舞台神聖祭典劇「パルジファル」より第1幕への前奏曲/歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲〜ロジャー・ノリントン/ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ/ジェーン・イーグレン(s)(1994年)・・・Wagnerと云えば古色蒼然たる大きな演奏が一般的、そのなかでは異色を放つ存在でしょう。古楽器と云っても最初「リエンツィ」「トリスタン」辺りではあまり違和感もない、悠々とマイルドなサウンドを駆使した演奏。ところが「マイスタージンガー」に至って、速いテンポ、素っ気ないほどさっぱりとした風情に仰け反るほど。脳裏にある立派な威容はどこにも見られない、肩の力が抜けた素朴に躍動するサウンドはかつて経験したことはない個性でした。ノンヴィヴラートの弦際立つ「牧歌」は早足に駆け抜けるようにリズミカル。官能際立つ「トリスタン」もなかなか味わい深く、「ローエングリン」の溌剌軽快な躍動はみごとな締めくくり。12:10-6:59-6:01-8:28-16:19-10:54-2:52。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

肌寒い雨模様の朝。人材派遣会社「マックスアルファ」にて社長が雲隠れ、ただでさえ条件よろしくない派遣社員にお給料未払いとか、ブッキング・ドットコム未払い問題とか(←その後支払いが確認されたそう)先々月だっけ? 給食に人材派遣していたホーユーがある日突然破産、社員が食材ある限り無償で働いた事件は(例の如し)「その後」が報道されません。相次ぐ物価高、生活苦、一方でバスやトラックの運転手が集まらなくて業界大苦戦、その一方で低賃金で働かされて挙げ句、放逐される人々もいらっしゃって、爺友の経験だと郵便局のアルバイト募集には申し込み殺到して競争率激しいとか・・・二極分化なのか、人材の需要と供給のアンバランスなのか。閑話休題(それはさておき)右足踵鈍い痛み継続中(おそらく痛風症状幾度再発)いまところ、日常生活に支障はありません。

今週日曜、千里フィルハーモニア・大阪の定期演奏会に出掛けることになりました。いずみホールは十数年ぶり? 先日、連絡をいただいた大東第九を歌う会の方から「チケットありますよ」とのご厚意、わざわざ市立体育館トレーニング中に届けていただいました。80歳にして意欲的に合唱に取り組んでいらっしゃる、そのアツい心意気に感服。エアロバイクしたまま失礼したけれど「お若い!」との声掛けは「まだまだ若輩者」という意味でしょう。女房殿はインフルエンザの予防接種〜婆さんのところに出かけて午後3時頃ご帰宅、急ぎ夕食を仕立てようとしたら「寿司が喰いたい」と曰(のたま)う。ご近所のくら寿司か、それとも住道駅の寿司屋?北新地駅前ビル地下の「寿司謹賀」がご所望らしい。この街から外に出るのも気分転換、自分は右踵に微妙な痛みがあるので緑茶にて対応、更に前から行きたかったからあげ屋にちょっぴり寄りました。更に帰り、京橋3COINSにて小さい土鍋(婆さん用)入手、最寄りの駅よりタクシー1,000円にて帰宅いたしました。ささやかな贅沢ですよ。

帰りちょうど通勤時間に当たって、JR車中は半数以上マスク着用は意外、コロナもしぶとく居残って+インフルエンザ流行を気にされているのでしょう。お仕事に差し支えがありますから。それと働く女性がほぼスニーカー、おそらくは通勤時は履き替えているのでしょう。自分が現役時代もそうでしたっけ?ラスト10年ほど徒歩通勤だったのですっかり忘れました。今朝の体重は64.4kg+100g。なんとか減らしたい、気持ちだけ焦ります。

DG Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1966年)・・・旧録音LP復刻音源を拝聴。やや残響が広がり過ぎて茫洋と散漫な印象もあるけれど、充分瑞々しい音質と艶のある厚みのあるオーケストラの響きを堪能いたしました。寄せては返す遠浅の波を感じさせる第1楽章「Feierlich, misterioso(荘重に、神秘的に)」からハナモチならぬ勢いと、燃えるようなうねりと情熱に充ちて凄いスケールと陰影表現の上手さ。第2楽章「Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell(スケルツォ。軽く、快活に - トリオ、急速に)」法華の太鼓の熱狂と余裕、終楽章「Adagio」のは静謐な陶酔と圧巻押し出しの対比は出色の完成度、未完成だけど、これで充分完成された感慨に充ちて感動的、ちょっとやり過ぎなほどドラマティックな演奏でした。24:07-10:11-25:43・・・で、ここからが(誰も興味ないであろう)ヲタク噺。LP復刻音源はA面B面各々ファイル分けして、LP時代は第2楽章途中で途切れたものだけど、コンピューター再生ではそんなことはない。先日ちゃんと3楽章分割された音源ファイル入手したので、LP復刻音源を廃棄しました。ところが、こちらマスタリングが違うもの?「やや残響が広がり過ぎて茫洋と散漫な印象」は消え、やや乾いた鮮度劣化を感じたもの。いずれ、オーディオど・シロウトの感慨ですけど。残念。

EMI LPBrahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83〜ソロモン(p)/イサイ・ドブロウェン/フィルハーモニア管弦楽団(1947年)・・・Solomon Cutner(1902ー1988英国)は1954年脳梗塞にて活動中断を余儀なくされた往年の名ピアニスト。ピアノ伴奏付き交響曲である4楽章変ロ長調協奏曲は、古典的二管編成なのにやたらと鬱蒼とスケールの大きな名曲、これがBrahmsのマジックなのでしょう。ソロは力強い技巧に立派な管弦楽と対等に渡り合うことが必須条件、Issay Dobrowen(1891ー1953露西亜→諾威)のバックもマニアック、音質はまずまず。ややジミな顔ぶれから想像もつかぬような立派な余裕の技量+オーケストラも充実して、これは忘れられるにはもったいない完成度でした。16:05-8:13-12:45-8:37。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日も好天温暖、明日から雨とのこと。相変わらず熊が出没多発し、インフルエンザ検査キットは枯渇しつつあるそう。朝一番に激安床屋さん(美容室)に出掛けて6番札、40分ほど待たされて、先に買い物を済ませました。短く刈ってもらってスッキリ、往復3kmほど、帰りルートを変えての街見物も新鮮に感じました。ま、小さい町工場ばかりなんやけど。食事も抑制したつもりなのに、今朝の体重は64.3kg+400g、まったく思い当たるフシがありません。むしろ昼飯抑制したくらい、9月は上手いこと減量できたけれど、先月来ちゃんと運動継続しても体重は一進一退なホメオスタシス状態。挙げ句、今朝は右足踵に鈍い痛みが・・・恒例の痛風ではないことを心より祈る・・・けど、おそらくは一週間前の深酒が原因か。症状頻発の要因もわかっておりません。なんか憂鬱。

過ぎてしまったことをあまり後悔せぬ自分のお気楽な性格、60-65歳継続雇用期間は結果的に佳き引退への筋道だったとシミジミ思います。これは先日60歳にてお仕事引退した爺友後輩二人の話を訊いて思ったこと。お仕事の内容水準、職場での立ち位置役割はほとんど変わらなかったけれど、年収は1/2-1/3に激減、ボーナス時期には現役連中を恨めしく思ったけれど、自分の息子よりはるかに若い連中と和気藹々楽しく笑顔で過ごせたのは楽しかった。継続雇用突入当時は女房殿がフル・タイムにしっかり稼いでおりました。(だから60歳引退して即、転居はできなかった)ちょうどコロナに突入して在宅勤務が増え、営業に出掛ける機会も激減、結果的に佳きクールダウン、ライフ・スタイルの収束・軟着陸になったような気もします。

完全引退してしまえば無収入(年金受給は先延ばし中)わずかな蓄えで暮らすのみ、継続雇用は年収激減でも収入があるのはありがたかった、今になってはそう思います。出ていくばかりとは心細いものですよ。急激な円安、世界情勢不安に何もかも急激な値上がりは計算違いでした。健康は基本、日々鍛えて鍛錬に勤しんでも痛風発症、なかなか発作が治まらんかったのは計算外、健康診断では既に尿酸値含めて完全健康体数値、生涯無煙(ここが兄と違う)。また彼(か)の痛みに苦しむのか、不安です。

HCD32757Beethoven ピアノ協奏曲第4番ト長調/第5番 変ホ長調「皇帝」〜デーネシュ・ヴァーリョン(p)/アンドラーシュ・ケラー/コンチェルト・ブダペスト(2014−15年)・・・Denes Varjon(1968-洪牙利)によるピアノ協奏曲全曲録音。2021年に第2番第3番を聴いておりました。音質極上、小編成のバックも個性を強調せず素直な響き。穏健に明るく春を告げるようなト長調協奏曲は濃厚重厚とは無縁、軽快に爽やかなタッチ、流れのよろしい演奏でした。(19:41-5:08-9:42)バーンと冒頭からぶちかますような「皇帝」も強靭な威圧感とは無縁な始まり、第2楽章「Adagio un poco mosso」の静謐もいっそうデリケート、終楽章「Rondo-Allegro」も力みなく、自然な流れに力みのないもの。(20:19-8:18-10:26)

Artists FED048Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調/Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」序曲〜ダニエル・バレンボイム(p)/セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1991年ライヴ)・・・2020年の夏に聴いていたことは記憶から消えておりました。ごりごりと威圧感たっぷり重厚な作品風情に+デリケートなピアノのタッチ。期待通りの微に入り細を穿ってとことん描いたて微速前進、じっくり腰を据えてバレンボイムは指揮者の指示に従って落ち着いた風情、ちょっと?な組み合わせは成功しております。作品のイメージ通りの雄大な演奏でした。音質もよろしい。(23:46-15:27-12:09)序曲は佳き気分転換、これもじっくり腰を据えて、思わぬ躍動感がありました。(13:27)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日は終日好天。東日本では強風から11月として新記録な高温だったそう。やはり異常気象、野菜がここしばらく高止まりしているように見えます。ガザ地区は絶望的な状況、無辜の住民が多数犠牲になって、以色列への非難は高まっているように見えるけれど、その要因歴史的経緯は一筋縄ではいかない。カンタンに云々できない。決着への道筋も見えません。心配なのはますますの原油高、先進各国の「烏克蘭支援疲れ」、巡り巡って世界情勢に影響を与える・・・場末の引退爺が呟いてもなんの意味もないけれど。日本では物騒な事件相次いで、ホストにごっそり貢いで挙げ句カッターで切りつけとか、全財産注ぎ込んだのか、借金でもしたのか、これも日本礼賛!?陰の側面でしょう。学校の先生がスポーツ施設のシャワールームの天井によじ登って女性を覗いたとか、これが豊かなのか、心や人間関係が貧しいのか、なんとも異常な感じ。

しっかり鍛えてフツウの食事を摂って今朝は63.9kg▲200g! 63kg台は久々、ここからが勝負。いつも通りヒマな生活、狙いの戦国武将時代小説は書き手の脚色が過ぎるエンターティンメントに違和感、遅々として分厚い文庫が消化できません。YouTubeは意外や、ひろゆきの人生相談(みたいなもの有料)が滅法オモロく、真髄を的確に突いていると感じたもの。自分のサイトも誤字脱字、あらかじめネタをメモして切り貼りするから、てにおはがおかしくなったりして赤面状態。それをさておいてナニだけど、ネットの書き込みやらYouTubeの字幕に気になるのは過ぎた漢字の多用です。「分から無い」はないでしょ「わからない」が順当なところと思います。とくに日本通ガイジンさんには「無い」を多く見掛けて気になります。「ない」で充分でしょ。

MELCD1002228Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団(1971年)・・・若い頃に熱心に愛読していた「レコード芸術」もとっくに廃刊。レコードやCDが庶民には贅沢品だった時代には、権威の声を伺って厳選するしかなかった・・・閑話休題(それはさておき)前月少々聴いたRudol'f Barshay(1924ー2010露西亜→以色列)のBeethoven 交響曲録音は第9番を除いて拝聴可能、ネットの声を探ると「第6番だけが駄演」(理由不明)との声が出現、そうなるとますます自分の耳でたしかめたくなるのが生来の天邪鬼性癖。ほら、なかなか良いじゃないの。世評なんてアテにならんすよ。音質はまずまずガマンできる程度、クールに中庸のテンポにサウンドは痩せ過ぎない、馴染みの旋律は第1楽章「Allegro ma non troppo」から抑制の効いた歌がシミジミとバランスよろしい感じ(12:36)第2楽章「Andante molto moto」は木管の内声部旋律際立って、とても美しく響き渡りました。(12:19)第3楽章「Allegro - In tempo d'Allegro」は村祭の情景、木管もホルン、トランペットもみごとな技量にデリケートなアンサンブル、各パートの解像度は馴染みの作品旋律とは思えぬほど新鮮、リズムにキレもあって疾走して締めくくります。(5:16)第4楽章「Allegro」は嵐の情景。緊張感のある硬質な推進力は迫力たっぷり。但し小編成なので大柄に分厚いに響きに非ず、かなり神経質にリズムを刻んでおりました。この辺り、音質的に少々響きが濁り気味。(3:34)第5楽章「Allegretto」嵐は過ぎ去って、万感に喜びの牧歌が流れます。クラリネット、ホルンの呼応は音量控えめ、やがて感謝に充ちた弦が歌いだして、それはとても細身にさっぱりとしたサウンド、かなり都会的だけどラスト、なかなかしっとりと感動的。(9:12)いずれ「あかん」という評価は???状態、名曲をたっぷり堪能できる立派な完成度と聴きました。音楽は嗜好品だから、感じ方は人それぞれ。

33СМ 02577-78Mozart ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調K.595/交響曲第1番 変ホ長調K.16〜ヴァッソ・デヴェツィ(p)/ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団(1971年リリース)・・・Vasso Devetzi(1927-1987希臘)は仏蘭西に学んだのに、何故か旧ソヴィエットで活躍したピアニスト。他にバルシャイとは第12番/第13番/第24番(他 Bach、Haydnなど)の録音が確認できました。ラストのピアノ協奏曲は達観して無垢な風情作品、それに相応しい落ち着いたタッチが満足できるもの。(13:48-7:23-9:30)驚きは変ホ長調交響曲K.16、栴檀は双葉より芳しい、既に登場するジュピター音形、けっこう拝聴機会は多いお気に入り作品だけど、これほど集中したキレのあるアンサンブルには滅多に出会えない。驚きの演奏でした。(4:13-3:29-1:58)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日は朝一番に業務スーパーに食材仕入れ、要らんものを買ってしまって、切れそうな味噌とシナモン入手を忘れました。午前中より既に曇天怪しく、昼過ぎより予報通りの雨、夜中には激しい雷雨に途中覚醒したものです。今朝はもう上がっておりました。これより隔日鍛錬に出掛けましょう。今朝の体重は64.1kg▲100gは誤差の範囲、けっこう喰いましたから。

日本は幾度被害を経験した地震大国、泥婆羅のことを心配しても、なかなかニュースは系統的継続的に報道されません。YouTubeのほうがリアルな感じ。動画にはこんな役割もあるのですね。年末に向けてインフルエンザの大流行が報道されております。自分は早々にワクチン接種を済ませたけれど、小さいこどもを抱える家庭は心配なことでしょう。今月末は上の孫4歳の誕生日、レゴ「マリオの最初の冒険」とやらがご所望、さっそくAmazonにて手配しておきました。我らが老後生活にはまだまだ余裕ありますよ。方言について懐かしいネットニュース有。「ちょすな」は北海道でも使います。いじるな、という感じかなぁ。もう何十年も使っていないし、理解翻訳できるけど自分では使わないガイコク語みたいなかんじ。

ETERNABach カンタータ第67番「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」(1954年)/第42番「この同じ安息日の夕べ」(1953年)/第103番「汝らは泣き叫び」(1951年)〜ギュンター・ラミン/聖トマス教会合唱団/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/声楽ソロは省略・・・例の如し敬虔な気分と美しい旋律を堪能しつつ、宗教と独逸の節気、もちろん言語も理解していない無骨者のカンタータ拝聴。けっこうな大作ですね。トマスカントールであったGunther Ramin(1898ー1956独逸)の貴重な記録は、音質さておき正直なところ久々の拝聴は驚くことばかり。まず声楽の詠唱節回しが大仰に雄弁、大柄に重いことに驚き、力強いけれどそれは力み?とても古臭い時代を感じさせます。そして器楽アンサンブルが滅茶苦茶上手くない、モダーン楽器古楽器云々に非ず、リズム感のユルさ含めてちょっと聴き続けるのが苦しいほど。今朝、念のため再度拝聴して、その誠実な姿勢に打たれつつ、やはりその思いは大きく変わりません。専門筋の人達には叱られるんやろなぁ、きっと。((第67番)4:14-3:12-0:47-1:11-6:28(第42番)7:34-0:49-14:09-3:53-0:59-4:18-2:47(第103番)7:37-0:46-5:02-1:01-3:33-1:29)

NAXO 8554432Bruckner 交響曲ヘ短調(第00番/1863年)/交響曲第4番より終楽章異稿「民衆の祭り」(1878年稿)〜ゲオルグ・ティントナー/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1989年)・・・2018年来の再聴。最初の交響曲は二管編成ティンパニ有。申し訳ないけど、オーケストラの技量は第8番のアイルランド・ナショナル交響楽団より上、細部アンサンブルはかなり精緻でしょう。相変わらず誠実な控えめにイン・テンポを基調とする草食系演奏。未だBrucknerの個性色濃く出現する前の習作だけど、けっしてつまらない作品に非ず、けっこう素朴な旋律や迫力を堪能できるもの。第1楽章「Allegro molto vivace」(11:27)第2楽章「Andante」(12:35)第3楽章「Schnell」(5:09)第4楽章「Finale:Allegro」(8:20)。粗野な「民衆の祭り」も貴重な、配慮ある収録でしょう。(19:03)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

連休明けて新しい月曜は昼から雨の予報。気温は高いようです。タイガース38年ぶりアレのアレ達成、ファンは歓喜の道頓堀ダイブ(エエ加減やめとけ)カーネル・サンダースさんのコスプレも登場。前回日本一はちょうど息子が生まれた年だったのか。御巣鷹山に日航機ジャンボが落ちた年でもありました。自分はタイガースファンでも熱心な野球ファンでもないけれど、感慨深いものです。昨日は市立体育館に鍛えて、昼夜しっかり喰って結果64.2kgようやくの▲400g、昼残りご飯を消化して、糖質控えたわけでもないのに、体重増減のロジックが理解できません。この調子で減らしていきたいものです。

12/10は第九演奏会ですよ、そんなありがたいメールが届きました。昨年2022年も通っていて、「大東第九をうたう会」メンバーよりのお誘い。失礼な言い種だけど、ご当地は文化にはやや縁が薄そうなエリア、路上ゴミが目に付くし、河川にダイレクトにゴミ捨てもけっこう目撃するような準工業地帯な街。ましてや昔風タグ打ち【♪ KechiKechi Classics ♪】の読者など存在せんやろ、そう想像しておりました。

ホームページにいちおうカウンターは付けてあるけど、確認したことも解析したこともなし。世間一般のSNSみたいにアクセス数実績、コメントのリアクションが存在しないから、誰か見ている人はいらっしゃるのか、それさえ不明。まったくの自己満足、生活のリズム+ボケ防止に毎朝更新しております。こうして稀にメールが届くと、その反応に驚いて感激するもの。深く感謝。ネット上匿名コメントには時に表現主張バイアスが掛かって、たいていは上から目線天上天下唯我独尊風、人気のYouTuberにも一定の比率に誹謗中傷っぽいのはあるようです。パスワード管理に失敗して止めてしまったBBSにも時にそんなのはありました。「自分を合理化している」「毎日洗濯する必要はない」なんていう助言もあって、毎日の洗濯は風呂の残り湯をムダにしたくないため、婆さんの洗濯物もあるし、だいたい洗濯しようがしまいが、それが?誰かに迷惑掛けているワケでもなし、少々呆れました。

そう云えばコロナ時期には、ちょっと微熱を感じたけれど市立体育館行きを強行した、と書いたら「二度とあなたのホームページは見ない」という書き込みもありました。いま思えば当時流行りの自粛警察だったのか。微熱に市立体育館行きは時節柄ちょっぴり反省して、その後一週間様子を見たけれど「二度と見ない」わざわざご丁寧に報告してくださらんでも良いじゃないの。自分もあちこちブログなど探って「二度と見ない」ものは日常ほぼ毎日、都度その方にそのことを宣言しませんよ。どういう心情なんやろなぁ、不思議です。世間様にはいろいろな方はいらっしゃるもの。それが多様性(diversity)なんでしょう。

ALT217Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ベルンハルト・クレー/ベルリン放送交響楽団/ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊/ロザリンド・プラウライト(s)/グレニス・リノス(a)(1982年ライヴ)・・・Bernhard Klee(1936ー独逸)はオペラ畑での活躍が多かったせいか、日本での認知度はやや低いような気がします。こんな立派な大交響曲の熱血ライヴが残っているのですね。音質は良好。第1楽章「Allegro maestoso」から充実して重心の低いサウンド、頻繁なテンポの揺れ、タメも決まってなかなかアツい劇的盛り上がり、スケール感でした。第2楽章「Andante moderato」は落ち着いて静謐デリケート。第3楽章「Scherzo: In ruhig fliesender Bewegung」はリズミカルにユーモラス、大好きな「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」の旋律によるスケルツォ。中間部の優しい風情もステキです。第4楽章「Urlicht(原光)」グレニス・リノス(a)の声は落ち着いてしっとり。第5楽章「Im Tempo des Scherzos」は壮絶なオーケストラの爆発から始まって、そのサウンドには余裕を感じさせます。あとは比較的ゆっくりとしたテンポにじっくり落ち着いて颯爽なスケール、ラストまでそのオーケストラ合唱団のパワーは壮絶、ライヴでこの威力はほんまもんの技量でしょう。なかなか手応えのある「復活」でした。(23:26-11:21-10:50-5:15-37:33長い拍手有)

LP CAT-1032Berlioz 幻想交響曲〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1953年)・・・専門筋の声によると「弦が薄い」とのこと、自分は往年の解像度の高いMercury録音、オーケストラのサウンドに不足は感じませんでした。意外なことにドラティ唯一の録音とか。時にサウンドにコクが足りんと感じることもないではないオーケストラ(現ミネソタ管弦楽団)はかっちりとしたアンサンブル、感情の高まり、優雅な舞踏会、ゆったりとした野辺の情景、断頭台に鳴り渡る爽快な金管、賑やかな地獄の乱舞、いずれも迫力たっぷりに表現されて、デーハーな作品はたっぷり満足できるもの。(12:45-5:47-13:35-4:26-9:36)(数日後、ことし2023年5月に拝聴済であったことを発見)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

引き続くガザの悲惨な戦禍、戦争は止めるべきなんだけど、戦争反対! の声は誰に向けてのことでしょうか。その落とし前はどう付ける? 復興の方向性も見えません。そして泥婆羅にて大きな地震、例の如し詳細情報は伝わらず、土耳古や摩洛哥のその後もわかりません。物価高に生活はタイヘン、物騒な刺殺事件など発生しつつ、比較的平和な日本では、日本シリーズ第6戦バファローズが勝って五分、野球ファンではないけれど、どちらが勝っても本日の最終決戦が愉しみ、最高の試合運びとなりました。元大関朝潮(67歳)逝去。もう著名人が亡くなるのは連日の報道だけど、同世代、近大出身たしか卒論は「多国籍企業論」・・・要らぬことも覚えているものです。屈強な相撲取りがあえなく逝ってしまうのも寂しいものです。若い頃から身体を傷めつけて、ムリな食生活も体重体格を維持するには必須、きっと酒もいっぱい呑んだんやろな。希少なガンに倒れたとのこと、残念無念。合掌。

連休最終日、きょうも気温は上がるらしい。昨日は尿酸値の薬が切れそうなことに気づいて朝一番に通院、混んでましたね。土曜午前はお仕事現役世代やこどもが通うだろうし、前日祝日休みでしたし。血液検査はしなかったけれど血圧は正常、日頃の運動の成果が出ているようです。食事を抑制して、こんどこそ減量へ! との願い虚しく今朝の計量はがっかり 64.6kg+100g連続、ほんまに思い当たるフシはありません。往復3.5kgほど、スマホアプリにウォーキングを起動させました。診療中は一旦停止、スマートウォッチから竜頭を長押ししたら一旦停止できる・・・ことを初めて知りました。説明書なんて読まんからね、だいたい説明書なんてありましたっけ。

NAXOS8.555924Mussorgsky 交響詩「禿山の一夜」/歌劇「ソロチンスクの定期市」 - 第3幕より「ゴパーク」/歌劇「ホヴァーンシチナ」 - 第5幕より「ゴリツィンの追放」(以上Rimsky-Korsakov編)/交響詩「禿山の一夜」(原典版)/組曲「展覧会の絵」(Ravel編)〜テオドレ・クチャル/ウクライナ国立交響楽団(2001年)・・・Theodore Kuchar(1963-亜米利加)は烏克蘭系亜米利加人だからセオドア・クチャーと読むのが正しいのでしょう。昨年2022年に拝聴済。収録が凝っていて、音質は極めてクリア。これは戦争前の記録だから、ここでは思わぬ力演を見せているオーケストラも現在活動苦戦していることでしょう。誰でも知っている「禿山」に始まって、ややまとまりのよろしくない、粗野に迫力ある原典版演奏も配慮あるもの。歌劇からの管弦楽引用も珍しいでしょう。華やかに精密なRavelの再創造作品である「展覧会の絵」はオーケストラの技量必須、音質も必須条件、これは各パートの存在感、打楽器のリアルな重低音も際立って、知名度から想像できぬほどの立派にパワフルなスケール演奏でした。頑張れ烏克蘭! (タイミングのメモを失念しました)

LPデザインBrahms パガニーニの主題による変奏曲 作品35〜ゲーザ・アンダ(p)(1953年)・・・Anda Geza(1921ー1976洪牙利→瑞西)には出会ったMozartのイメージが大きくて、その後Bartokなど硬質な演奏にちょっと驚いて、このBrahmsもキレのあるテクニックを駆使して、当時32歳の若手、眼の覚めるような演奏を繰り広げてくださいました。シンプルな素材を発展させて、巨大なる構築物に仕上げるのがBrahmsの得意技、鬱蒼として立派な交響曲辺りは最近敬遠気味、でも、内省的な室内楽やらピアノ・ソロだったら心安らかに愉しめます。音質もまずまず。(手抜き連続。タイミングはンメンドーなので省略)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

一昨日数カ月ぶりにしっかり呑んで(+喰って)体重増は覚悟の上、朝からトレーニングルームに意欲的に、根性入れて鍛錬、自宅往復4kmも意欲的に早足にウォーキング。食事も抑制して今朝、体調万全にハラの辺り引き締まった感触有、自信満々でヘルスメーターに乗ったら・・・64.5kg+100g! ガッカリ。思い当たるのは酒による脱水症状、昨日はずいぶんと水分を摂りました。減量努力は毎日続きます。世の中は好天に連休モード、梅北エリアではなんや楽しげな食の祭典っぽいものが開催されていることはテレビにて拝見したのみ。人混みに出掛ける意欲が湧きません。これではいかんなぁ。

一昨日、女房殿からもらった百貨店商品券5,000円分、これを京橋にて換金(4,800円也)3COINSにて鍋料理用鍋小さめのを購入(800円)したことは昨日言及、サイズ色を女房殿絶賛、婆さんにもほしいとのこと。昨日、米の研ぎ汁を温めてしばらく放置、土鍋には必要な工程なんだそう。更に、梅田駅前ビル地下の靴屋さんにて運動靴購入、靴底にエアが入ってなかなかデザインはオシャレ、外靴(運動靴)が一足しかなくて踵が減ってきているのを危惧してのことでした。この一連の流れは外出前にシミュレーションしていたこと、愉しい酒席、美味い酒と肴、体調も維持できてそれは思い通りだけれど、体重だけは計算外でした。

DG UCCG3995 Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜オイゲン・ヨッフム/バイエルン放送交響楽団(1958年)・・・2006年来の再聴。音質はまずまずのステレオ録音。ヴィヴィッドにテンション高く煽って疾走してパワフルな肉食系演奏でしょう。初めて聴いたときにはあまりのアッチェレランド頻発に、この類前のめりの表現はちょっとご遠慮・・・そう感じたもの、オーケストラは暖かい響きに厚みと迫力たっぷりに絶好調。テンポは心持ち速め。全11曲に及ぶ交響曲中、この作品が一番のお気に入り。第1楽章「Adagio - Allegro」奈落の底への階段から、巨大なる障壁を感じさせる金管コラール、これが第4楽章「Finale: Adagio - Allegro moderato」に回帰してわかりやすい作品。頻繁なテンポの動き、アツい疾走はBrucikner交響曲のキモであるスケルツオ第3楽章「Molto vivace」+終楽章辺り(←やはりここは走り過ぎと感じる)熱狂的に顕著でした。ベルリン・フィル/バイエルンの旧全集はテンポ動かし過ぎ、ドレスデンとの全集は音がよろしくない印象からここ10年ほど遠ざかっていたけれど、そのヴィヴィッドな躍動をちょっと見直しました。最晩年一連のライヴと併せて再度挑戦してみましょう。(20:54-19:23-12:35-23:59)

CHRCD157Chausson ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調/Debussy 前奏曲第2巻より「カノープ」「ヒース」「ヴィーノの門」(Craig White編/ヴァイオリンとピアノによる二重奏版)/Franck ヴァイオリン・ソナタ ホ長調〜ダニエル・ローランド(v)/ナターシャ・クドリツカヤ(p)/ブロドスキー弦楽四重奏団(2018年)・・・甘美に官能的な哀愁旋律が続くChaussonはお気に入りの名曲、とくに第2楽章「Scilienne」のデリケートな風情最高。Daniel Rowland (1972-英国)はブロドスキー弦楽四重奏団の第1ヴァイオリニスト、鼻に掛かったような甘い音色に非ず、生真面目だけどちょっと渋いラプソディックな風情も感じさせました。Natacha Kudritskaya(1983-烏克蘭)はローランドとは幾度も共演しているみたい。第1楽章「Decide(決然と)」はピアノが決然とし過ぎ、やや打鍵が強すぎと感じます。他の楽章は叩き過ぎとは思わぬけれどかなり雄弁な押し出し、この作品を種々聴いたなかではかなり主張の強い雄弁なもの。終楽章「Tres amine(非常に活発に)」に於ける風雲急を告げる緊迫した哀愁の旋律からフィナーレは素晴らしい締めくくり。(14:25-4:26-10:22-11:02)Debussyの編曲は妖しい雰囲気たっぷり(3:45-2:59-3:32) Franckには気品と抑制を感じさせて、堪能極まるエッチな作品は端正に清潔に響きました。セクシーな旋律揺れ動いて、これも名曲中の名曲。(6:16-8:03-7:46-6:19)


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

連休初日は快晴、気温も11月にして25度Cを超えるとの予報です。昨日爺友との定例酒席、数カ月ぶりにしっかりビール酒を付き合いました。地主の次男坊、味覚好き嫌い多い奴は神戸のマンションから阪南の一戸建てを住み込みで自力改装中(作業は遅々として進まない)奥様と喧嘩中とは伺っていたけれど、還暦過ぎてなにやってんねん! 説教して、とうとう三ヶ月ぶりに和解、25万のバッグ(中古で5万円入手)+なんやら舶来ドーナツ+大量の洗濯物を持参して帰宅して行きました。驚いたのは二人とも近藤誠「患者よガンと戦うな」を始めとして、近藤理論をまったく知らなかったということ。ベストセラーだったのにね。世間で話題になったと思っても、そんなのとは話題の外というのが実態。だから大場大「がんとの賢い闘い方」の話題に広がらない。ほかAV男優の希少価値、その過酷な労働実態の話題など、がんのことは知らんでも、そちらのほうは詳しいのかい。しょーもない爺やで。我らなんとか安閑と老後生活に逃げ切った自覚あります。

しっかり喰って呑んで今朝の体重は64.4kg+400g、これは根性出せば一日で戻せるでしょう。眠りは浅いけれど、しっかり眠れて今朝の体調も悪くない。朝出すべきものも快調。徳島県にてまたまた園児虐待、9月に三重県で発覚したばかりなのに、小さいこどもは限りない可能性を持った存在、障碍者施設や老人施設、弱く抵抗できない人々をいじめて、それは根底に劣悪な労働環境があるのでしょうか。外人さん日本礼賛日本の陰にこんな実態もあります。インフルエンザ大流行、修学旅行直前に中止になったり、旅行先で発熱したり、残念な事例が多く報道されておりました。自分は昨日、酒席前に行きつけの医院に寄って予防ワクチンの予約をお願いしたら、すぐ接種できますよ、とのこと。自己負担1,000円でした。途中、3COINSにて鍋料理用小さな鍋、さらに別途運動靴を入手。

またまた幾度繰り返すヲタク趣味話題。Yedang ClassicsMozart 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団・・・読売日本交響楽団との後年の録音さておき、旧ソヴィエット時代のは2種?
11:13-12:37-4:33-11:14(おそらく1967年ライヴ)
11:19-11:42-4:51-11:35(初出1966年?)

10秒未満の違いだったら、ファイル・トラック分けの誤差だけど、第2楽章第3楽章辺りかなり違うから別録音でしょう。それにあきらかに(初出1966年?)のほうが音質に臨場感があって雰囲気が異なります。おそらく1967年9月28日ライヴの方も完全に裏取りはできておりません。こちら音質はあまりよろしくありません。演奏は雄渾に引き締まって緊張感溢れるもの。こんな調査に手間暇時間を掛けられるのも引退生活の醍醐味でしょう。

ETERNA LPBruckner 交響曲第7番ホ長調(ハース版)〜クルト・マズア/ゲヴァントハウス管弦楽団(1974年ドレスデン・ルカ教会)・・・2007年にざっくりとした全集印象を残して、それ以来の拝聴。

全体として流麗で涼やかな表現であり、線の細さ(薄味/弱さ)は”繊細”として感じられます。作品との相性か、録音条件の印象か、極めて優雅で美しく、全集中稀有の価値を持った演奏と評価できるでしょう。時にBrucknerに感じる”エラソー”な威圧皆無であって、万全・唯一無二の全集とは言い難いが、これであれば時に応じて棚中より取り出して愉しむに吝(やぶさ)かではない。とにかく、全64分聴き通すのに”苦痛”はありません。
意外と全集世評は高いのですね。カスタマーボイス曰く、
力みも山っ気も、混じりっ気もない、純粋、素朴なブルックナーの素の姿
自然体のブルックナー。 かわったことは何もしていない
・・・ルカ教会の響きに絶賛の声もありました。なるほど。かつての自分の印象とさほどに変わらない。テンポは中庸、Bruckner交響曲中もっとも美しい旋律を湛えた名曲、例えばオイゲン・ヨッフムのテンポに激しいテンポを伴ってテンション高い演奏とは対極、あまりに素朴なゲオルグ・ティントナーとも個性は異なって、第1楽章「Allegro moderato」からイン・テンポを基調、オーケストラはジミ目な響きに質実、いらぬ煽りや激情とは無縁な始まり。若い女性がよく使うであろう「良い人なんやけど・・・」風、体の良い断り文句にも似て、ちょいとオモロない演奏かも。この作品の白眉である第2楽章「Adagio」にデーハーな打楽器が入らぬ版使用もその表現に似つかわしく、それでも金管+弦の高揚は充分な効果を感じて美しい。Brucknerのキモであるスケルツォ第3楽章「Bewegt, doch nicht schnell」も自然体のノリ。終楽章「Bewegt, doch nicht schnell」も穏健にムリのない流れを感じさせました。19:44-21:28-9:50-13:03。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

明日祝日だから世間では3連休。旅行されたり、外出したり、愉しんでいらっしゃる現役世代も多いことでしょう。こちら年中連休なので、変わり映えせぬ日々の生活、本日は爺友とビール復活の予定、先週息子とのビールは幸い体調に影響ありませんでした。埼玉県にて自宅放火、ご近所病院にて発砲負傷者2名、更に郵便局に立てこもりな86歳逮捕、日本の治安神話も危ういと感じます。気候変動や森林が荒れてどんぐり大凶作、熊が山を降りて人的被害連続、それを駆除したら、一部の方々が「なぜ殺した。かわいそう」お役所にクレームがあったそう。ハンターの個人情報迄晒される事態も発生して、近視眼的な行為に感じます。自分が率先して里山の環境整理でもしたらどうか。

昨日も好天、しっかり洗濯してから朝一番に市立体育館へ。筋トレやや控えめ(と、云ってもいつも控えめだけど)+エアロバイク根性入れて15分100kcal消化。今朝の体重は64.0kg▲400g、本日の酒で増えるやろなぁ、しっかり喰うので。昨日夕食の準備しつつテレビを付けたら人気連続ドラマ「警視庁・捜査一課長」は再放送中。内藤剛志のファンなので以前よりけっこう楽しんでおりました。刑事部長(本田博太郎)のおふざけ設定が過ぎて、それがハナに付くようになったのと、出来過ぎ内助の功な奥様(床嶋佳子)が美人に清楚なステレオタイプ。現場では厳格なトップも、自宅に一歩戻れば鬼嫁に頭が上がらない、ボロカスに叱られてむしろ喜んでいるM性癖・・・みたいにな設定希望。斉藤由貴はいろいろ云われても大ファンでした。いずれここ最近、続けてみたい新しいドラマを発見できません。「刑事7人」も東山が社長になったので中断でしょうか。残念。倉科カナの復活望む。

LuckyBall LB0030Bruckner 交響曲第3番ニ短調(1973年第1稿)〜エーリヒ・ラインスドルフ/シカゴ交響楽団(1993年ライヴ)・・・怪しい音源をネットより入手。亡くなる年、最晩年の記録でしょう。音質も演奏も良好、ムダな飾りのないイン・テンポを基調として、バレンボイム時代に入ったオーケストラも引き締まったアンサンブルに好調、ラインスドルフは最晩年迄テンションを維持したのですね。聴き始めて少ししたら、これはいつもと違う?第2楽章「Adagio:Feierlich」に至ってタンホイザーが引用され、Wagnerへの傾倒が伺える「第1稿」と理解できました。彼のBruckner録音は少なくて、ちょいと意外なレパートリー、人気もいまいちだったけれど、オーケストラの統率力は一流でした。19:56-17:17-7:08-16:02。

NAXOS  8.55215-16Bruckner 交響曲第8番ハ短調(1887年第1稿)〜ゲオルグ・ティントナー/アイルランド・ナショナル交響楽団(1996年)・・・前回拝聴は2001年。Georg Tintner(1917ー1999墺太利)もやや忘れられた存在に至っております。飾らぬあわてぬ表現、あまり艶とか鳴りのよろしくない素朴なオーケストラの響きは誠実、イン・テンポを基調として煽りや疾走もない草食系表現でした。音質も同様に自然な音場を感じさせる録音は良好。例えば世評高いオイゲン・ヨッフム辺りに馴染んでいれば、オーケストラの技量やら、テンションはあまりに低いと感じることでしょう。巨魁な名曲は現在聴かれる版とは第1楽章「Allegro moderato」から大きく異なって、ラストは賑やかに爆発して終了。全体に粗野な風情が充ちて、この版を使用した録音も増えております。非力なオーケストラとは失礼な言い種だけど、終楽章「Finale: Feierlich, nicht schnell」最終盤の金管の朗々たる乱舞には感極まりました。17:48-15:19-21:10-25:14。


2023年11月某日/隠居生活初心者入門の日々

11月に入りました。最高気温は23度C予想、最低は11度Cらしいから寒暖差が激しいですね。服装の調整、体調の維持に気を付けましょう。5月以来数ヶ月断続的に体調が怪しかったけれど、ようやくスッキリとした先月を過ごして、但し気分的にはなかなか引退後の自由を謳歌できません。お仕事現役時代最盛期は超整理手帳にスケジュールや要注意付箋びっしり、引退前出張が減って業務用スマホを持ち歩くようになってからはGoogleカレンダーに予定を入れたものです。引退後は真っ白、ほとんど予定らしい予定はないからコンピューター前のカレンダーに手書きして過ごしております。それも2023年あと2枚。昨日は業務スーパーに食材購入兼ウォーキング、それは結果的に本日のメニューに押し出しました。今朝の体重は64.4kg+100g。食事を抑制しているつもりなんやけどなぁ、減量はうまくいきません。

テレビ番組はほとんど見なくなってニュースくらい? YouTubeばかり眺めて愉しんでおります。イヌトネコ計画松下アキラのひとりネタ、とくに小泉ジュンイチロウが最高、半分リアルなのがぞっとするほど、クレームは出ないんでしょうか。「原発は万が一の心配もない! でも、どうして東京湾に作らないかというと、万が一を心配しているからなのだね」ほか、息子小泉コウタロウの褒め殺しとか、仰け反るほどオモロい。今晩は「相棒」があって、数少ない、ほとんど唯一のドラマ拝見、これって若い世代から見ると、自分が若い頃爺婆が喜んでいた「水戸黄門」みたいな存在に見えるのでしょうか。

ALC1380Janacek シンフォニエッタ/歌劇「マクロプロス事件」前奏曲/歌劇「カーチャ・カバノヴァー」第1幕 前奏曲/歌劇「死者の家から」前奏曲/歌劇「イェヌーファ」前奏曲(チャールズ・マッケラス/プロアルテ管弦楽団1959年)/管弦楽のための狂詩曲「タラス・ブーリバ」(カレル・アンチェル/チェコ・フィル1961年)・・・Charles Mackerras(1925ー2010濠太剌利)の初期録音である「シンフォニエッタ」情報を探っていたら、真逆の評価を発見

■冒頭と終結部分の金管のファンファーレがもうハチャメチャとしか言いようのない混乱ぶり/なぜか録音がとんでもなくクリア/次第に不思議な「爽快感」に変わっていく
■スムーズによく流れる演奏/ややおとなしめ/感興が豊かで心がこもった音楽/録音がよくないのが惜しまれます
部分引用は誤解を招くから引用先は明示しないけれど(あくまで参考として)同じ音楽を聴いてここまでの印象の違い!音楽とはオモロいものです。Pro Arte Orchestraの実態は不明、「Recorded: 19-24 July 1959, Walthamstow Assembly Hall, London」となっているから、倫敦の録音用オーケストラのはず。ナショナル・フィルとかシンフォニア・オブ・ロンドンの流れ? ヴィヴィッドに迫力ある金管炸裂して、けっこうな技量を誇る団体、音質はかなり良好でした。Leos Janacek(1854ー1928モラヴィア)の旋律リズムはかなりファンキーにわかりやすく、楽しめるものばかり。Janacek普及に意欲的だったマッケラスの意思を感じさせるもの。アンチェルのほうはバランスあるサウンド、音質はちょっぴり落ちます。(2:21-6:12-5:48-3:02-7:19/5:11-4:44-5:35-5:43/8:30-4:59-8:19)

Bach 2台のためのチェンバロ協奏曲ハ短調BWV1060/ハ長調BWV1061/ハ短調BWV1062/4台のためのイ短調BWV1065〜クリスティアーネ・ジャコテ/クリスティーネ・サルトレッティ/ニコル・ホステットラー/レオノーレ・クリンケルフス(cem)/イェルク・フェルバー/ヴュルテンベルク室内管弦楽団(1978年)・・・LPではレイモンド・レパード、CDではこの演奏を愛聴していて折に触れて確認しているもの。モダーン・チェンバロ(?)にモダーン楽器伴奏だけど、これがほとんど刷り込みだから違和感はなし。暖かい、息の合ったアンサンブルが堪能できます。音質も良好。ハ短調協奏曲BWV1060は緊張感漂うヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調と同じ旋律(4:49-5:11-3:44)ハ長調協奏曲BWV1061は晴れやかに牧歌的、第2楽章「Adagio ovvero Largo」に於けるソロのみ伴奏なし、寂しげな風情が好対照となっておりました。第3楽章「Fugue.vivace」ソロの導入の後しばらくして器楽アンサンブルが追いかけるフーガ、熱が高まっていく風情も最高。(7:02-4:15-4:35)ハ短調協奏曲BWV1062は2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043からの編曲。これも熱気と切迫感漂う名曲中の名曲。オリジナルもこちらも両方負けず劣らず魅惑の作品でしょう。むしろ伴奏とソロの音色の違いが際立って、こちらの方が好きなくらい。(3:44-5:49-4:54)イ短調協奏曲BWV1065は誰でも知っているVivaldi 協奏曲集作品3「調和の霊感」第10曲からの編曲、そちらも大好きだけどBachの手に掛かると、シンプルな作風に重厚さがぐっと増すのも不思議です。(4:06-2:26-3:37)

じつはこれもネットに音源登場して、懐かしさのあまりダウンロード。するとほぼ同じ収録を既に入手済であったというお粗末な記憶でした。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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