音楽日誌上ほどあたらしくなります2002年9月 2002年8月 2002年7月 2002年6月2002年5月 2002年4月 カキコBBS 本で聴く音楽 2003年1月某日 いつのまにか2月で、ああ、ファイルを入れ替えないと。寒い。風邪・インフルエンザには罹っていない。 2003年1月某日 別項まとめるつもりだけど、広島に出張したら記録的な大雪、やっとのことで広島空港までたどり着いたら全便欠航、なんとか東京まで「のぞみ」でたどり着いたのが夜の11時。翌日の仙台も少々遅れるが、仕事には支障なし。会議後、楽しくみんなで飲んで、ホテルでノートパソコン(一晩800円)を借りるが、サイトやメールを見るのがやっとで、書いているとカーソルが変なところに飛ぶ、挙げ句に初期設定のホテルサイトに戻ってしまう、と散々なる状態で、送信はあきらめ。 仙台はほんとうに美しい街で、できれば長く居住したい思い。夕方の飛行機で大阪まで戻ってむさ苦しいおじさん4人+爽やかな若者ひとりで「密会」。10時の新幹線で帰宅。大阪では旧ワルツ堂(メンバーも一緒)でそれなりにCDを買いました。そして・・・・ 嗚呼、週末も出勤。本日は作業終わるまで、だな。憂鬱。 2003年1月某日 VOXのDvora'kの協奏曲2枚組ずっと聴いていて、ああ、これはこれで感想はまとめないと・・・思いつつなにもしない。ススキンド/セントルイス響がローカルっぽくて良い感じで鳴っていること、各々ソロがいわゆるバリバリのヴィルティオーゾ系の説得力ではないが、ちょっとクサくて味があること・・なんかね。 スクロヴァチェフキーのRavel (VOX)を2枚ほど。昨年だったが、VOX録音をかなり集めた(一部未発表収録有)セットものが出たが、これは10年ほど前@1,000計算で買ったもののひとつ。自分にとっての廉価盤の原点みたいなもので、当時スクロヴァチェフスキなんてまったく話題にならなかったし「もの凄ぇ緻密な演奏!」と驚愕した記憶有。 ほんわか系の演奏がもてはやされる傾向もないではないが、ここまで細部がかっちり明快で「なにもかも聞こえます」という事実に呆れるばかり。アビー・サイモンのピアノ協奏曲やら、ニュー・ハンガリー弦楽四重奏団の室内楽で埋められているのもVOXらしい安易さで、弦楽四重奏曲はダブりとなる。 これからやや早めに出勤、事務所によってそのまま広島へ〜。 2003年1月某日 通常業務へ。とにかく溜まっているからね。仕事も会議も。21日〜の売り上げ数値を点検して愕然!こりゃ全然ダメだ。雨はしとしと冷たいし、かなりの荒技で仕事を消化しつつ明日もう一日の執行猶予。夕方から地元で商談で出掛けるから、それまでに資料二本仕上げることになる。出先からは直接帰宅して床屋さんに行きたい。 少々頭痛か?ようやく北海道を乗り切ったのに、明後日から広島〜東京〜仙台〜大阪〜岡山の大ツァー(半分は自主活動〜遊びとも言う)。土曜日も出勤して、一気新年度予算作り。う〜む。 朝〜通勤ではDvora'kの協奏曲2枚組。(VOX、BRILLIANTでも格安で出ている)フィルクシュニーのピアノがリリカルで滋味深い。ネルソヴァのチェロはずいぶんと地味だなぁ。リッチの縮緬ヴィヴラートは、どうも落ち着きがないように聞こえる。 (帰宅後)出先で商談し、もう一人・・・と思ったら見当たらない。しかたがないのでそのまま帰宅〜途中で散髪へ。またニアリー坊主状態で、そしたら「どこにいるの・・」なんてお客から電話来ました。しかたがないので、またの日程調整。 通勤では「ヘンゼルとグレーテル」(抜粋)〜スウィトナーで。ドレスデンのホルンが冒頭から滅茶渋ぅ!なんともはや、わかりやすい旋律連続で、なるほどドイツのこどもはこれでオペラ入門!ねぇ、うまくできている。 明日から出張なので、一足先に更新することに。それにしても更新反応がほとんどない。今年になってから。寂しいもの。毎日寒い。 2003年1月某日 職場で諸実務をそこはかとなくかたづけて空港へ。そして北海道へ。お客様と二人連れ。千歳空港で昼食(ワタシはこどもの頃からの好物である「もりそば」〜旨い)。JRで野幌まで移動。北海道の事務所でお話を伺い、資料の説明を受ける。当たり前だけれど、雪だらけ。北海道出身のワタシでも感慨がある。 飲まないお客なので、地元のお薦めで回転寿司(お客にねぇ・・・)〜でも、これ出色の水準でぼたんえびやら、カニやら、ウニやら、トロやらで高いものばかり、とろけるように旨くて、しかも安い!ああ、よかった。札幌のホテルに移動したが、インターネットで予約した激安ホテルはずいぶんと立派、しかもツインのシングル利用で文句なし。競争激化の成果か?ま、翌週から「雪祭り」(雪像の準備中)という狭間の時期だけれど。 フロントに「近所にインターネット・カフェ」ありますか?と訊いて地図を見ながら行ってみたらそのは「カフェ・バー」でした。散々ススキノのフーゾク街(ワタシは絶対に行きません)辺りを探索し、やや狭く高いが目的物発見。メールなどチェック。(ここ翌日も使いました) 翌日はクルマ+JRで店回り〜なんと魚の鮮度がよいこと、売り場が広いこと、物価が安いこと!沢山。写真を撮る。昼は「チェーン店では相対的に旨い」(地元民談)「時計台ラーメン」にて、みそラーメン。こりゃ水準が違う。夜、お客様に失礼して高校時代の友人と酒・痛飲。北海道の海の幸堪能〜本格バー「山崎」へ。(誰が支払ったかも記憶がない) 翌日、ワタシが幼稚園から高校まで住んだ桑園の駅前に行くが、完全に浦島太郎状態。超立派なスーパーも出来ていました。昼でお客様と別れて、白老の両親のところ(温泉付き。ピンピンしておりました)で一泊、翌日帰宅。千歳空港にラーメン屋さん街が出来ていて、ラーメンとビール(サッポロ・クラシック)堪能しました。 また、明日から通常業務か。 2003年1月某日 朝、早めに出勤。出張でさぼった内部会議の予算作成スケジュール打ち合わせ。溜まったメール実務、すばやく返答(ほとんどは派遣さんに転送)、机の上ごちゃごちゃのまま新居浜へ。やはり四国は遠い。岡山から新幹線で博多まで行くより時間が掛かる。 昼前に一箇所お店訪問〜会議の場所までたどり着いて3時まで。かなり好きなことを発言しているウチ、自分なりのやりたいことも見えてくる。3:20発の特急で戻ってくるが岡山着は5:00となる。その間、なんかたくさんたくさんケータイに電話、メール有。とにかく、カラダはしんどい。 移動中は、Brahms 交響曲第2番(ベルグルンド/ECO)〜コレ、問題多い演奏だ。4曲ともね。小編成で演奏する意味について考えさせられる。 少々残業して、先に飲み屋に行っているやつと仕事の上のお願いが出来て、追っかけ〜お願いは10分くらいで終わり、そのまま飲んじゃうが、同じチームの若い奴も来て、楽しく、おいしく8時半くらいまで。9時過ぎには帰宅。 女房からは「明日から北海道なのに・・・・飲んで来て!」と叱られる。出張準備は何も出来ていない。どうしよう。そういえば1月度も大幅予算達成。来年度どうしようか。困った。 2003年1月某日 朝一番で資料作って、走って新幹線に乗って、音楽聴きつつ、本読みつつ、居眠り〜博多到着。博多駅地下「アルレッキーノ」というパスタ屋でランチ食って(昔からここの大ファン)午後会議に出席、途中、岡山にて大トラブル(とうとう克服できず)有。ケータイとホテルのファックスで処置。 夜、レセプションの会場を途中で抜けたら、広島のお客さんが5人も付いてきて、美味しいお魚ご案内後、屋台で博多ラーメンを食って(これはお付き合い、マズい。ああハラ苦しい)そして、インターネット・カフェでメールチェック。 聴いた音楽はマリナーのイギリス音楽集、アルゲリッチ/コンドラシンのTchaikovsky、バルビローリのMahler 第1番〜快調だね、気持ちよく音楽堪能。風邪、悪化せず。時に咳き込む。翌日、お客様と数件のスーパーを見学しつつ、かつて居住していたマンションの前を通る。「安くて旨くて安直な」仏蘭西料理屋「グルメ笑吉」消滅していたのは少々ショック。 美味しいお魚とは「アラ」(魚+荒と書く。クエとも呼ぶ)ですよ。刺身、煮付け、皮、内臓、もう最高!しかも安い!お客様大感激!嗚呼、博多って大好き!別嬪さん比率も高いような・・・・・。 職場に寄らずそのまま帰宅。明日は新居浜。朝と夜にうち合わせと、諸作業あり。 2003年1月某日 よく眠れない。ウツラウツラ状態でけっきょく朝まで。昨夜買った、Shostakovich交響曲第5番(バーンスタイン旧盤)、Mendelssohn「イタリア」(セル)、Bruckner第4番(クレンペラー)、Gershwin(フェリックス・スラットキン)など、流し聴き。但し、セルだけは集中力を強要される。どれも「当たり」。 昨日のSchubert 交響曲集をサイト用文書にしようとするが、メールの返事などを書いていると集中できない。先日いただいたルービンシュタインのBrahms /Schubert のピアノ・トリオを堪能する。この辺りはほんま好み中の好み。くつろいだ休日の午前中だけれど、きょうはやや寒い。 昼寝して気分を取り直してSchubert 交響曲集文書執筆。いやはや、いったい何度聴いたろうか?「JTrim v1.33」というレタッチ・ソフトが気に入っていろいろ試してみる。2000円のデジカメで撮影したヘロ画像を、ちょっと加工してサイト掲載。なんの意味も価値もないが。引き続き、バックハウス/ベーム/ウィーン・フィルでBeethoven 協奏曲第4番(1965年ライヴ)〜コレ、まったくアツく、凄く燃えるような演奏。(MADRIGAL MADR-202) 2003年1月某日 週末の休みだけれど、広島まで出張。ま、相対的に気楽なもの。3時くらいには帰宅して、メール・チェックして返事書いて、音楽聴いて・・・とくつろいじゃう。新幹線の移動中はSchubert の交響曲第5/6番(ビーチャム/LPO)第8番(メンゲルベルク)第9番(カラヤン/ウィーン・フィル)を堪能。いずれも歴史的録音。 古典的な均整に富んだ第5/6番と、濃厚な浪漫横溢第8番、すべてが天衣無縫の歌に充ちた第9番〜各々音楽性の違いを痛感。カラヤンの若く、颯爽とした美しい演奏が特に気に入った。第5/6番の美しい演奏はないものか? 「写楽の謎の『一解決』」(松本清張 講談社文庫)〜おおいに楽しむ。とくに日記には書いていないが、ここ最近読書は快調だ。昨日まで読んでいた中坊公平さんの本には痺れっぱなし。 2年ほど前に購入して眠っていたハイフェッツ7枚組〜2枚を聴き流し。但し、Mozart の協奏曲第4番〜コレ、ビーチャムの10枚組に誤って収録されなかった録音がここで聴けることを発見。ありがたい。先日いただいたルービンシュタイン最後の録音であるBrahms 協奏曲第1番(メータ/IPO)、これはほんまに凄い演奏。胸が熱くなる。思わず頭を垂れる。 女房新年会。息子はセンター試験初日。無事帰ってきて外食〜BOOK・OFFへ寄ったら10年ほど前散々お世話になったFICの海賊盤(当時1,000円)が250円で放出されていたので、ダブらないもの4枚だけ購入。適正価格と評価。 2003年1月某日 岡山のお客様との会議は、なんやらパッとしていない感じ。そのまま広島に移動して「新年会」で、これはまぁ、それなりに楽しく・・・・でも、ホテルでは空気が乾燥してほとんど眠れない。翌朝、山口に移動するが、午前中〜3時まで滞在して、う〜む、これもパッとしないなぁ。帰りの移動中に胃が痛くなって(なんだろう?腹下りじゃない、胃袋の形がわかるような)冷や汗が出て、新幹線の中で意識モーローとする。 夕方少し前って、小郡からの「ひかり」がちょうどない時間があって、こだまでゆっくり帰還。ま、帰宅する頃にはかなり回復して、フツウに夕食をとったけど、(休みなのに)明日また早朝から広島へとんぼ返り。あ〜あ。憂鬱。ちょっと遅れてサイト更新。移動中は音楽聴かず。帰宅してBRUCKNRT交響曲第8番(スクロヴァチェフスキ)〜ああ、誠実でスリムで実直だね。 2003年1月某日 風邪は回復しているような、していないような・・・・。とくにかく明日の会議に向けて資料を仕上げてしまう。これがPMの4時頃。余裕でっせ。かなりいい加減だけど。で、さっさと(残業もせず)ちょろりと飲みに行く。これが気分転換。でも8時までには帰宅。なんと健康。 Giornovichiのヴァイオリン協奏曲。ARTE NOVAの珍曲集ね。スターリング室内管というシンシナティの団体で、現代楽器だけれどアンサンブルは緻密〜しかし、作品的には凡庸(とも言えないが、ややワンパターン)でCD一枚聴き通すのにやや根性を要する。でも、ま、300円だしね、いいんじゃない。 フランク/ジンマンのMozart ヴァイオリン協奏曲第1/2番〜この集中力は、かつての定評ある録音とは一線を画すもの。いやはや、とにかくMozart は素晴らしい。明日、午前中資料整理、昼から外で会議、終わり次第広島へ。翌日は山口へ移動。週末にまたまた広島へ行くことに。ああ、これが本来のパターンなんだね。 2003年1月某日 無情にも休みは終わり、これから怒濤の日常お仕事が待っているかと思うと憂鬱。 ペーター・マーク「フリーメイスンの音楽」2枚組(VOXBOX)の収録曲をインターネットで調査したり、おなじくVOXでグラント・ヨハネセンのフランス・ピアノ音楽集3枚組を楽しんだりする。Saint-Sae"nsの「ブーレ」(左手のための練習曲)が、ほんの短い曲ながら、リリカルな味わいを堪能。 まだまだカラダが本調子じゃなくて、膨大なる作業を後に残しつつ、定時退社。(ムリできない)ケータイ電話が数件追いかけてくるが。通勤ではセルのMahler 交響曲第6番〜これが謹厳実直真実一路でなんとも言えない。帰宅後、ルービンシュタインのDebussy〜このえもいわれぬ雰囲気はなんなのか。 ずっと(自分なりに)混迷を深めているティントナーのBrucknerを第7番で確認。「聴き較べ」ではなく、ひたすらその音源のみに集中すべきか。地味ながら滋味深い味わいが感じられる演奏か・・・・。けっきょく最後まで聴いてしまって、唖然と感動。 2003年1月某日 せっかくの連休も「寝たきり中年」状態ではどうしようもない。やや回復に向かっているが、ちょうど「倒れる前」の状態に近いだけか。外出など考えられない。咽が痛い。熱は下がったけれど。 いただいたルービンシュタインのCDの中にSaint-Sae"nsのピアノ協奏曲第2番があって、これには手持ちのCDに疑念があった。両方ともバックはオーマンディ。しかし、手持ちのRCA74321 846 062 の録音クレジットは「1958年」、いただいたRCA R32C-1067は「1969年」。1958年であれば、バックはウォーレンシュタインだ。タイミング表示もほぼ同じだし、演奏も同じじゃないか(?やや音が違うが)。 で、ワタシが既存所有の「1958年」録音表示が間違っていると確信。残念、ダブリ!でも、お陰でこの曲、なんども聴いたのですっかり馴染みましたね。怪我の功名。「スペインの庭の夜」「交響的変奏曲」も久々堪能。 リビングのコタツでまどろみながらクレツキのMahler 3枚組(MD/CDセットにて)。ウィーン・フィルとの第1番の意外なる濃い表情、フィルハーモニア管との第4番、「大地の歌」の明るい響きと精緻なるアンサンブルに圧倒され、サイト用原稿の再執筆を決意せざるを得ない。 夜、寝る前にBach のフルート・ソナタ集〜ベネット/マルコムの演奏で。気持が整理されていくような安心感がある。 2003年1月某日 不眠気味のワタシの「自己防衛」か、昨日、夜、昼とも信じられないくらい眠れる。やはり、心身共に疲れているのだろうか。昨日は起きているときはコタツに籠もって、いちどもCD/PC部屋に行かず(寒いので)。 ウツラウツラしながらラジMD/CDで聴いた音楽。「悲愴」〜ストコフスキー/ハリウッドボウル響の1945年録音。これはモウレツに楽しい。粘着質の「質」がロシア風とは根本的に異なって、そのクサい表現も出色。その後「シェヘラザード」(1934年)「ペトルーシュカ」(1937年)は意識を失ってなんの記憶もない。 Beethoven ヴァイオリン協奏曲〜メニューイン/フルトヴェングラー2種、聴き較べ。ようやく起き出して、なんどか聴き直しつつサイト用原稿にまとめる。自分で読み返して「う〜む、無内容」と思うのはいつものこと。(遅々として消化が進まない)Haydn交響曲第67/68/69番〜アダム・フィッシャーの全集より。1997年録音。録音が新しいほど良くなるみたい。なんと魅力溢れる作品、溌剌とした演奏。 地元のお友達が大量のCDを下さる。ルービンシュタインの全集を買ったから、とのこと。ありがたい。体調はまだまだ本調子じゃない。 2003年1月某日 体調ますます悪化。通常出勤するが、最低限実務済ませて昼から早々に帰って病院行き。本日からの松山出張取りやめ。休んで体調回復に全力を尽くそう。 2003年1月某日 東京より帰還。風邪悪化。咽、節々、痛い。熱有。う〜む。遊びすぎだね。東京にてCDはとくにめぼしいもの、欲しいもの発見できず。ひたすら酒などに散財。帰りの飛行機では離陸前から人事不肖、着陸で覚醒。帰宅後、メールチェックするが、返事する気力さえなく、入浴後、早々に、倒れ込むように寝てしまう。 本日、実質上初出勤で、(きっと)超残務整理。なんとかなるっしょ。あす、昼から松山へ。風邪をなんとかしないと。 2003年1月某日 きょうで一連の休みは終了。明後日から東京で会議だけれど、明日は休みをいただいて一足先に東京へ〜これはお遊びね。CD探して、夜は新橋の中華料理屋で自主新年会〜名付けて「満鉄密会」。お気軽なもんよ。数人集まって下さるようだし。ありがたいね。 昨夜、ティボーのMozart のヴァイオリン協奏曲第5番を聴いて驚愕、サイト用原稿執筆に入る。(未完成)今朝からはひたすらMahler 交響曲第3番(レーグナー)で〜3年越しの宿題だからね、3回は聴いたかな?その高貴なる静謐ぶりに圧倒的感動のラッシュ。ようやくサイト用原稿に。やっぱりMahler の旋律は好き。泣けるほど。 なんやら「ご相談」のメールが数通到着。う〜む、ワタシ如きがねぇ、とちょっと感慨深し。精一杯、真面目に返答しておく。気分転換にBOOK・OFF迄散歩するが、先月から売れ残りが気になっている「スコットランド」(クレンペラー/バイエルン放響1969年ライヴ)@250(他、しょうもないのが消えているのに、これのみ残)をとうとう購入。ま、あんまりこの曲は好きじゃないしね、音質もいかがなものか?とは思っていたけれど・・・・ コレ、あっと驚く深さで一発で痺れました。「スコットランド」を見直しましたよ。録音も極上、(クーベリック時代の)バイエルン放響がこれほどの実力とは!この悲劇的な重さは何?まるでBrahms 。コクがあって深みのある暖かさ。正月早々「残り福」でっせ。縁起がヨロシ。 2003年1月某日 あんまり眠られず、ウトウトしたまま出勤。ちょっと風邪気味かな。寒い部屋でうたた寝したのが良くなかったのかも。午前中のみ、カルく電話応対などしてさっさと帰宅。クルマが小さいので、ビルの一時駐車場にちょっと止めさせていただいて、楽なもの。上司は「もう帰るの?」と飲みたそうだったけど、年末年始禁酒中なので。 昨日、ダブり買いのCDを抽出。東京に持っていきましょう。J.Stamitz(1717-1757)やらKuhlau(1786-1832)等の作品をNAXOSで聴く。ほんまはね、有名曲ばかりとっかえひっかえ聴かないで、こういうちょっとマイナー系の曲を大切にするべきと思う。3年くらい前までそうだったんだけど。演奏も知名度は低いが、悪くない。牧歌的で、素朴な味わいが身上か。でもね、サイト用の原稿にまとめるのは至難のワザ。 そういえば昨夜スウィトナーBOXのダブり確認で、ウィンナ・ワルツ集(Ars Vivendi)を聴いたけど、大丈夫。ダブリなし。でも、80歳記念BOXで、一枚半分ダブっちゃうのは残念無念。Beethoven ヴァイオリン協奏曲(フルトヴェングラー/メニューイン1947年ティタニア・パラスト・ライヴ)〜メニューインのソロはまだしっかりしているし、なんやら会場の雰囲気が一種独特の「空気」を感じさせる。コレ、ノーミソで聴いちゃまずいかな。 シュタイアーのMozart ピアノ協奏曲第18/19番〜攻撃的で目が覚めるようなテクニック。圧倒されるが、これでいいのだろうか、感動しちゃって。ペーター・マークの16枚組BOXは苦手のNEETHOVEN交響曲第5/6番〜始める・・・が、これがまったく素晴らしい。名人芸。ちょろ聴きにアップしておく。 2003年1月某日 いちおうきょうで休みは終わり。明日は出勤(ほとんどお留守番だけど)。Schubert の大ハ長調交響曲〜かつてあれほどのお気に入りだったのに、最近敬遠気味。ピアノ曲とか室内楽だったら好きなのにね。で、克服を決意して、朝からカラヤン/ウィーン・フィル(1946年)を。まだまだ聴き流し状態、でも、なかなか颯爽として若々しい。 引き続き、バルビローリ(1966年)で。ああ、これ録音状態も良好だし、明快で良く歌ってやっぱり、良いね。サイト文書書き換えなくっちゃ。→書きました。ちょろりと。年末にYAMACHIKUに注文していたスウィトナーとマークのBOX到着。早いね。スウィトナーはダブリ2枚半くらいで、意外と少ない。マークは1/16枚のみ、ま、上々でしょう。楽しみに聴きましょうね。 せっかく正月だし、やはり苦手Beethoven も、ということで、第1/3番をブロムシュテットで。ツマラなくもないが、Mozart の震えるような感動は自分には感じられないのが残念。Haydn「V字」〜ワルター/コロムビア交響楽団の演奏は、まったりゆっくりで、もう最高!ちょっと病みつきになりそうな濃厚感でこりゃたまらん。 100円ショップ・ダイソーのCDにハラ立てたり、サイト内検索の「Namazu」やろうとして絶望して、結局Googleを流用したうまいやり方発見。カンタンだよ。早速更新。本日も外出せず。昼寝付き。 2003年1月某日 終日外出せず。早朝に目覚めて、ひたすらMozart 。ピアノ協奏曲ばかり、延々と。半日掛けて、一文を仕立てて、実質上今年初更新。(「近況」は日付が変わると同時に更新するので、作成は昨年となる)正直、文書のノリとか少々気に食わないが、また修正するつもり。 ハ短調ミサ曲K.427〜なんとチカラ強く、歓びに充ちた作品か。久々、BRILLIANT 99319-27「Mozart MasterWorks」の箱を開けたらゲンネンヴァイン盤が出てきたが、これは1991年のルーヴィヒスブルグ音楽祭。かなり以前、購入したEMI盤はこれだったろうか?と、棚を探索すると出てきました。EMI CDZ 7 67019 2 。こちらのオーケストラは南ドイツ室内室内管、合唱は南ドイツ・マドリガル合唱団で同じだけれど、マティス、ドナート、アルトマイヤー、クラスという声楽陣が豪華。1962年頃の録音かな? ゴスペラーズ「永遠(とわ)に」(アン・プラグド版)〜玉置浩二の歌に久々痺れてしまう。ゴスペラーズはともかく、この辺りはカラオーケストラの重要なレパートリー。昼寝して、ノンビリして、本など読んで休み満喫。酒は嗜まず。 2003年1月某日 午前0時少し前にウチのマンションを出て、歩いて1分の今村神社へ到着。様々を思いを託して神様にお願いする。「人事を尽くして天命を待つ」というところか。帰宅し、あちこち知り合いにWeb年賀状送付。一斉送信ではないので、送っているウチに返事が来たりして面白い。新年最初の音楽はMozart 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」〜例年のことながら、今年はヤープ・テル・リンデンの穏健派古楽器の演奏で。 遅く床につくが、精神が高ぶっているのか熟睡できない、途中一度目覚めて、結局7時には起きだして、音楽を聴き、サイト用原稿執筆にはいる。数年ぶりTchaikovsky交響曲第4番(バルビローリ)〜昨日の小澤/パリ管の演奏に触発され、苦手の作品も楽しく聴ける。サイト既更新の昔の原稿を見ると寒気がするほど恥ずかしいので、できればすべて書き換えたいところ。 きょうは歩いて10分の宗忠神社に行くつもり。テレビはほとんど見ていない・・・・〜行って参りました。帰り靴を買って、BOOK・OFFへ。500円盤3枚で1000円、めぼしいものは目を付けていたから、ワルター/コロンビア響の「V字」「軍隊」、フルトヴェングラー/メニューインのBeethoven ヴァイオリン協奏曲(1947ティタニア・パラスト・ライヴ)、バレンボイム/ベルリン・フィルでMozart 協奏曲第22番(今朝、旧録音を聴いたばかり)24番。まぁまぁの収穫か。 あと、古代史関係の新書3冊購入。
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