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(もっと)欲しいCD、そして宿題など「Sibelius/Haydn編」


「欲しいCD、そして宿題など」(2004年5月)
(続)「欲しいCD、そして宿題など」(2005年5月)
(続々)「欲しいCD、そして宿題など」(2006年3月)

一年一回の”振り返り”です。ワタシはサイトは”自分のためにある”と考えていて、たしか野口悠紀夫先生もそんなことをおっしゃっていたと思います。人様のためのパフォーマンスじゃない、自分を見直すためにあるんです。

 2007年久々の転居となり、生活環境激変!その前後辺りからCDの大量処分をしました。Yahoo!オークションでけっこう処分できるんです。(【♪ KechiKechi Classics ♪】読者力が大きい)だから、これが欲しい!的状況は、たった今現在ありません。BOOK・OFFがご近所に存在しない、仕事帰りにレコード屋(死語か?)に寄る元気がない、ということもあります。転居でCD在庫を整理したら、発見がいっぱいあった(!)ということもあります。

 Sibelius 交響曲第7番ハ長調〜●ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(旧BIS録音)が全集中入手残は、2007年5月無事オークションにて入手しました。(【♪ KechiKechi Classics ♪】哲学に反するが)Sibeliusはお気に入りで沢山CD在庫はあるし、”買うこと”より、まず”聴くこと”が大切なのは当たり前。2005年時点の「欲しいCD」はかなり(それなりの価格にて)入手できました。

 宿題を思い出しました。最近、思いつきでCDを取り出すから、意志を持ってコレ聴くぞ!って根性入れることはないんです。やや苦手Beethoven だって、その気になれば楽しいものですよ。ところがSibeliusは集中して聴く機会は少ないんです。念願の入手だった(はずの)●ジョン・バルビローリ全集だって、未だにまともなコメントできたことはない。(旧録音にははちょろっとあるけど)

 ●ベルグルンドはボーンマス交響楽団/ヘルシンキ・フィル全集とも、もうずいぶんと聴いていなくて、記憶も薄くなりつつあります。●エイドリアン・リーパー/スロヴァキア放送交響楽団の全集は一番聴く機会が多く、その後、●グランキャナリア・フィルの新録音も第1/5/6番を入手(第2/7番は注文したが廃盤であった。第3番は存在を見たことがない)し、その比較もまともに出来ておりません。そういえば、NAXOS新全集である●ペトリ・サカリ/アイスランド交響楽団全集だって、もう4年以上聴いていないな・・・

 世評高い●クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団全集には、ちょっと悩ましい感想を持っているんです。●カラヤン/ベルリン・フィルのEMI録音2枚分は処分しちゃったけど、●マリス・ヤンソンス/オスロ・フィルの元気良い演奏はもうちょっと機会を改めて聴いてみたいと考えております。●ロベルト・カヤヌスの歴史的録音は一時、ずいぶんと聴いたがサイトの記事としては載せておりません。そういえば元気良く、荒々しい●ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団全集は数年前のいただきものだが、LP以来懐かしく一度聴いたきりでした。意外と清涼だった●アブラヴァネル全集は再コメント狙いたいもの。個性的で意欲溢れる●ロリン・マゼール/ウィーン・フィル全集も壱年以上聴いていない〜反省ばかりだ。(じつは未だ数種全集がある、●ユッカ・ペッカ・サラステとか・・・はず)

 ・・・だから、ネーメ・ヤルヴィ旧全集をあわててあと一枚!ムリして揃えたが、ほんまは聴くべき宿題はたくさんあるんです。全集とか、数曲揃ったものばかり言及したけど、単発ものだったら未だ棚中に眠ってますよ、いろいろ。たしか数年前に数える機会があって、交響曲第2番ニ長調の在庫は22種あったとの記憶がありました。(おそらくは数枚は処分済み)そんなこと、自慢にもなんにもなりゃしない!宿題はたくさんあるんです。かなり貯めた管弦楽作品に迄、話題が辿り着かない・・・(以上、Sibelius宿題編)

 ワタシはお仕事でもなんでもそうだが、”ひとつひとつ積み重ね”みたいなことが出来ない性格なんです。親父は技術系の人間で、例えば20年程前にワープロをプレゼントしたときには、解説書を穴が空くほど読み込んで取り組んでおりました。ワタシは、ま、”必要に応じて”程度であって、”それなりに、いつの間にか身に付く”というのが望ましい。Haydnの交響曲全集(アダム・フィッシャー/BRILLIANT 99925 33枚組)は2002年5月6日購入との記録があるけれど、おそらくは数枚未聴だし、ましてや全貌状況を理解するに至っていない・・・でも、結果的にこれを機会にHaydnにとても馴染んだ、という自覚はあります。つまり、”聴ける”ようになった、ということです。

 問題は「ピアノ・ソナタ全集」(BRILLIANT 99671 10枚組)でして、2005年7月19日渋谷にて1,270円入手したときには”Haydnを聴け!との神の啓示か?”(ビンボー神?)と思ったものです。ところがそれから2年間、苦戦続き〜いえいえ一通り聴いていて、数人の名手による古楽器の古雅な響きは堪能しているんです。でも、”聴けて”いない。つまり、作品の個々の個性やら味わい、雰囲気が身に付いていない。いつ聴いても新鮮(初耳に思える)なのは良いが、どれを聴いても似たような感触・・・というのは困るんです。

 これが弦楽四重奏曲だともっと酷い。コダーイ弦楽四重奏団によるCDを(計7枚分)購入したしたのは、おそらく1992年頃。さすがにここまでお付き合いが長いと、馴染んではいるんでしょう。でも全曲を購入しよう、しっかり全部聴いてみよう、との興味が盛り上がりません。時に単発CDを安く見掛けて、結果的に有名作品ばかり、という安易な姿勢に陥っております。

 飽き性なんだろうな、同じ作品、作曲家の作品を系統的に、集中的に聴く、というのができないんです。「Haydnは老後の楽しみに」という趣旨のメールを先日いただいたが、自分だったら、その時に時間はあっても”聴くべき意欲、集中力”が残っているのか?という不安がありますね。

 経験則的に、そんな行き詰まりを打開するのは”ナマ体験”なんでしょう。せっかく大都会に越したんだから、少し演奏会を探しましょう。情報が多すぎるのか、かえって”手頃な演奏会”が探せない・・・そんな状態ですが。

 たまたま例を挙げたのがSibelius/Haydnだっただけで、じゃ、我らが愛しのヴォルフガングは?大Bach 先生は?〜さすがに聴く機会は多いけれど、また別な水準で”宿題”は尽きません。なんせ購入CDの量が他とは違いますもの。

(2007年5月11日)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi