2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日も朝一番に市立体育館へ、猛暑に眠り浅く、わずか片道2kmの強烈な日差しに足取りも重いもの。通常通りの負荷に筋トレマシン8種、体調不安だったので有酸素運動は一番軽い(そう感じる)トレッドミル、それも最初の5分は速度を遅めて、残り10分はいつものスピードに上げました。シャワーを浴びて、帰り道しっかりゴミを拾って帰宅したら疲労感にもう身動き取れません。かなりの夏バテ状態。精神的になにもしたくない、テレビ番組もロクなものがない。あまり食欲もないのに今朝の体重は66.8kg+300g。
「電話が鳴りっぱなし」依頼殺到、エアコン取り付け業者は悲鳴とのニュース有。露西亜侵攻絡みの世界的半導体不足、猛暑の予想は早くから出ていて、我が家は5月には早々にエアコンの設置を済ませたものです。ことし2022年2月の転居時に半壊状態の扇風機を一台廃棄いたしました。残りは縦型の安いもの、これがなかなかの優れもの、リビングにて現役活用中。どーしょーもない猛暑にはエアコンを稼働させるけれど、そうでもない時とか就寝時には送風必須な季節に至りました。
エアコン導入済み、しかしオーディオを配置している部屋に扇風機が足りません。これでは音楽生活は継続不可状態、節約生活に苦渋の選択、昨日縦型扇風機の一番安いもの更にポイント駆使して激安注文いたしました。本日には届く予定、猛暑中配達の人もタイヘン、ちょいと便利過ぎませんか。殺人的酷暑対策は待ったなしのまま明日より7月突入へ、梅雨はさっさと明けたそう。
Mozart 音楽付き喜劇「劇場支配人」K.486〜ヘルムート・コッホ/ベルリン室内管弦楽団/シルヴィア・ゲスティ(s)/ローゼマーリエ・レーニッシュ(s)/ペーター・シュライアー(t)/ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(b)(1968年)・・・できれば愛するヴォルフガングの音楽は全部一度は聴いておきたいもの。演劇部分含めた完全全曲!そう云われてもこちら言語不如意、途中のセリフの意味はわかりません。第1曲闊達な「序曲」(8:18)第8曲アリエッタ「別れの時の鐘は鳴り」はコロラトゥーラ・ソプラノによる素晴らしい歌(4:22)第10曲ロンド「若いあなた」も同様、だけどこちらのほうが落ち着いた声でしょう(3:37)第12曲三重唱「わたしがプリマドンナよ」にはペーター・シュライヤー参入して軽妙なる掛け合い、女声は超絶技巧(6:31)ラスト第14曲はヴォードビル「芸術家は誰も栄光を求めて努力する」は全員参加の大団円。(5:30)以上音楽の部分は文句なくヴォルフガングの素晴らしいワザが光りました。
Mahler 亡き子をしのぶ歌〜クリスタ・ルードヴィヒ(ms)/カール・ベーム/シュターツカペレ・ドレデスデン(1972年ライヴ放送音源)・・・カール・ベームのMahlerは珍しくて、この作品は数少ないお気に入りなのかも。かなり前のめりにヴィヴィッドな表現、Mahlerを得意とした名歌手の節回し、充実した歌声に説得力充分、この作品はナマで聴いたことがあるけれど、オーケストラは限られたパートが順番にちょっとずつ演奏して静謐さが際立ちます。音質はかなり良好、合計27:12(長い拍手3分以上込)。
Brahms 交響曲第2番ニ長調(フリッツ・ブッシュ/デンマーク放送交響楽団1947年)/交響曲第3番ヘ長調(ハンス・クナッパーツブッシュ/ベルリン・フィル1944年)・・・音質も思わぬ良好(とくに前者)。往年の巨匠たちの濃い演奏を堪能いたしました。Fritz Busch(1890ー1951独逸)の端正な集中力とオーケストラの技量に驚いて、牧歌的に優雅な作品を堪能いたしました。13:29-8:46-4:48-8:03。Hans Knappertsbusch(1888ー1965独逸)は例の如し茫洋と大柄雄弁な表現、揺れ動くテンポに悠々としたスケールは現代に絶滅してしまった表現でした。第3楽章「Poco Allegretto」の甘い旋律は大好きですよ。10:45-9:07-6:27-9:25。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
6月一足早い猛暑に負け、体調いまいちでも働きに出掛けるワケでもなし、なんということもない。冷たい水茶珈琲などがぶ飲みしていっそう体調を落としがち、昼休み時間意を決して市立体育館へ(昨日有酸素運動を抜いた反省)軽く15分ほどトレッドミルで汗を流しました。昼休み時間を利用した若い人が多いのですね。ちゃんと冷房完備、シャワーもあります。今朝の計量は66.5kg+200g。エアコンは使っておりません。なかなか熟睡はできません。
テレビ宣伝のCMは健康食品のOn Parade。 日本人のこれだけで!健康単品信仰は凄いものですね、それさえ服用すればたちまち元気百倍! んなはずないじゃん。けっこう高いものも多くて、きっと売れているんやろな、裕福な生活に余裕のある人が多いんですよ、きっと。自分はここ4ー5年、毎日の朝食はグラノーラ(市販のドライフルーツ入り砂糖コーティング)+素のオートミール(業務スーパー激安)を混ぜてかさ増ししたもの+牛乳乃至豆乳。そこに粉末青汁ときな粉を入れて健康配慮のつもり、ほんの気持ちです、効果効能はさほどに期待しておりませんよ。きな粉は国産に非ず輸入大豆使用の安いもの、粉末青汁はピンきりあります。
そこに業務スーパー再登場、酵素青汁DX 人民中国製激安。@10円ほど、これはあまりに安くて、もしかしてその辺りの雑草から作っているのか(!?)そうでもないらしいけど。引退生活ほんの気持ちの問題に贅沢な出費はできませんから。ヨーグルトも自家製生乳100%だから味は上々、濃厚野菜ジュースも忘れず、日々身体を鍛えて健康生活は続きます。ちなみに330円(ダイソー)のスキレットで焼いた卵には(+ありあわせの野菜など)かならずにんにくを先に入れて+オリーブオイル、香りを出しております。
Mozart 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527〜ディミトリ・ミトロプーロス/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団/チェーザレ・シエピ((b)ドン・ジョヴァンニ)/ゴットロープ・フリック((b)騎士長)/エリーザベト・グリュンマー((s)ドンナ・アンナ)/レオポルド・シモノー((t)ドン・オッターヴィオ)/リーザ・デラ・カーザ((s)ドンナ・エルヴィラ)/フェルナンド・コレナ((b)レポレロ)/ヴァルター・ベリー((b)マゼット)/リタ・シュトライヒ((s)ツェルリーナ)(1956年ライヴ)・・・声楽関係はあまり聴いていなくて、伊太利歌劇辺りはほとんど全滅状態。Bach、Mahlerと並んでMozartは数少ない馴染みの作品となります。これがモノラルでもほとんど驚異的な音質、緊張と集中力に充ちた劇的な序曲、優雅な馴染みの歌が続きました。Dimitris Mitropoulos(1896ー1960希臘)のオペラ指揮者としての実力を再認識させます。当たり役Cesare Siepi (1923-2010伊太利亜)先頭に”これが一番”との世評にも納得、但し、オペラ・ド・シロウトな自分にはシエピの立派さはさておき、他の役の好不調は理解できません。
世評をネットに探していたら著名なヨゼフ・クリップス(1955年録音)を”指揮者が無能”、”シエピ以外は不調”そう切って捨てるボロカス言及を発見!
Mozart 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 〜ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団/チェーザレ・シエピ((br)ドン・ジョヴァンニ)/ フェルナンド・コレナ((b)レポレロ)/ シュザンヌ・ダンコ((s)ドンナ・アンナ)/リーザ・デラ・カーザ((s)ドンナ・エルヴィラ)/ヒルデ・ギューデン((s)ツェルリーナ)/ヴァルター・ベリー((b)マゼット)/クルト・ベーメ((bs)騎士長)/アントン・デルモータ((t)ドン・オッターヴィオ)(1955年)・・・この作品を最初に聴いたのがこれ、中心メンバーやオーケストラはミトロプーロスと同じ。昔ものすごく内容の薄い、恥ずかしい自らのコメントが残っているけれど(しかも駅売海賊盤)久々に聴きたいなと思ったら・・・ない。パブリック・ドメメインに至った昔馴染み、手許にあって当たり前の音源が存在しません。CDを処分してそのままになったみたい。エーリヒ・クライバーの「フィガロ」(1955年)も同様、いつでも入手できると油断しておりました。
やや昔は謙虚に.mp3/320kbpsでもOK、そう思っていたけれど、ここ数年ハイグレード音質のはファイルサイズが大き過ぎるからご遠慮、.flacや.apeファイルを求めております。上記2作品は無事速攻に入手出来。こちらはステレオ録音、記憶よりずっと音質が良好なことに驚き、上記”指揮者が無能”氏の言及通りシエピは絶好調、それ以外の歌い手の良し悪しは判断材料を持ちません。全体にマイルドに優しいサウンド、優雅な旋律が浮き立つような演奏もよろしいじゃないの、そう感じます。Amazonユーザーコメントにも絶賛の声が多く見られました。繰り返すけどオペラ・ド・シロウトな自分にはこれ以上云々できません。ヒマだからオペラ二本分ちゃんと聴けます。(居眠り込み)
どーでも良いような音源データ収集ヲタク噺継続。さらに”手許にあって当たり前”音源であるカルロ・マリア・ジュリーニによる「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロ」、これはかなり以前に音源入手保存済、ところが・・・
これが.mp3だったのですね。別にそれでも良いけれど、これもパブリック・ドメイン、ネットに探せばもっと状態のよろしいのがあるはず・・・ありました。さらにさらに、DVD-Rに焼き込んだオペラ関係保存ファイルの点検整理をして、必要なファイルを抜いてみたら・・・6年ほど経過したせいか、いくつか読み取り不良に至っておりました(涙)仕方がない。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
連日の猛暑続き。東日本電力逼迫の要因は原発事故にあることに触れないのはなんの忖度でしょうか。こちら西日本にそんな注意報は出ていないようだけど、自主的に節電を意識して暮らしていることでしょう。値上げも含めて6月、そして来るべき7-8月の電気料金の請求が怖い。昨日も朝一番いつもの市立体育館行き、到着迄既にかなり苦しく、いつもの筋トレ7種*40回済ませたところでダウン、有酸素運動15分断念して帰宅いたしました。腰と左太もも裏の鈍い痛みは一昨日の清掃活動の結果と類推。洗濯物は素早く乾いて、昼から自宅より2km駅側の税込1,000円カットに出掛けたら休み、更に+1km足を伸ばしてQBハウス1,200円也。炎天下ウォーキング済ませて更にぐったり。
もともと意欲低下な引退生活、そこに猛暑、いや増すテンションダウンに食欲も料理も意欲失い、女房殿にお任せ。冷蔵庫在庫ビール(スーパードライ)一缶のみ喫して今朝の体重は66.3kg▲500g。珈琲はサーバーになみなみと淹れてアイスコーヒーに、夜は大正金時を圧力鍋に仕立てました。エアコンなしでよう眠れます。未だ6月なのに今朝全身倦怠感+足腰の不調に典型的夏バテっぽい。胃腸は大丈夫でしょう。これよりストレッチ入念に、様子を見て連続体育館行き鍛え直しを検討しましょう。
Eugene Ormandy(1899ー1985洪牙利→亜米利加)音源在庫蔵出し。
Eugene Ormandy Conducts Strings Of The Philadelphia Orchestra/Mozart アイネ・クライネ・ナハトムジーク/Bach アリア/Corelli 合奏協奏曲ト短調「クリスマス」/Mendelssohn スケルツオ/Mozart メヌエット(歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1959年リリース)・・・驚くべき音質、磨き上げられた瑞々しくも甘く、ゴージャスな弦の響き、オーソドックスに整ったバランスとアンサンブル、適度なテンポ設定、文句のつけようのない完成度でしょう。心底陶酔して聴き惚れ、痺れました。はっきり云ってCorelli辺り、時代錯誤なほどたっぷり優雅な風情に、ほとんど別作品を聴く思いだけど、一点の曇りもなく美しく響き渡るサウンドに間違いはない。メヌエットはおそらく別音源寄せ集め、弦楽アンサンブルじゃないし。(アイネ・ク)4:19-5:20-2:06-2:42(Bach)5:43(Corelli)4:30-4:06-1:24-2:10-5:44(Mendelssohn)5:30(Mozart)2:11。
Prokofiev スキタイ組曲(1947年)/Respighi 交響詩「ローマの祭り」(1946年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・太古SP録音(かな?)。近代デーハーなオーケストレーションがものを云う作品、この時代にしてこの音質は驚異的。やや肌理は粗いけど鮮度と解像度はかなり、豊満なフィルデルフィア・サウンドは、しっかり伝わって奥行きもあります。切迫感漂う暴力的かつ土俗的ななProkofiev、明るく賑々しい「祭り」最高、パワフルに明晰、元気いっぱいな演奏でした。20:16-22:11。
Scho"nberg 主題と変奏/Webern 夏の風の中で(1963年)/管弦楽のための3つの小品(1966年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・手元には残念Berg「ルル」組曲が抜けております。晦渋になりがちな20世紀音楽を美しく、わかりやすく、美しく表現するのがオーマンディ、Webernは初演をしているそうな。「夏風の中で」は後年の寡黙な作風とは打って変わって爽やか、わかりやすく雄弁な旋律風情が続きます。まるでR.Straussみたい。「3つの小品」は巨魁な暴力的音楽、それがほんの短くパワフルに続いて異形でした。オーケストラはいつも通り抜群に上手く、明るく、音質も極上。11:47。11:41。0:47-0:53-1:33。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
出てますねぇ、熱中症。東京電力エリアでは「電力需給ひっ迫注意報」らしい。ことしはビール、アイスクリームが売れることでしょう。そして我が団地「公園草刈り」全戸配布チラシの呼びかけに応えて、朝一番より意欲的に参加したら・・・自治会長(?おそらく)先頭にわずか18名、皆、愛着ないなぁ、地元に。男女同数ほど、自分が若い方から三番目くらい、ひとりはかなりのご高齢故座って監督のみ。自己紹介して、炎天下、精力的に刈り取った草を土嚢袋に詰め込みました。ふだん鍛えているから1ー2時間くらい屁みたいなもんすよ・・・へろへろになって腰も鈍く痛んで帰宅、身体を動かして地域活動、精神的には充実して、シャワーも爽快。じつは今朝、全身あちこち疲労感かなり、首周り腕はがっつり焼けました。日常筋トレマシンにて鍛えているのとは使う部位が違うのか。
洗濯物を久々にベランダ干し、快く乾きました。男子バレーは斯洛文尼亜に快勝。今朝の体重は66.8kg▲100g、ほぼ現状維持。これより市立体育館行き、ボサボサになった髪も切ってスッキリしたい。
Bach 4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調BWV1065/2台のチェンバロのための協奏曲ハ長調BWV 1061a(伴奏なし)/チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056/チェンバロ、リコーダーと弦楽のための協奏曲ヘ長調BWV1057〜ムジカ・アルタ・リパ(1996年リリース)・・・Musica Alta Ripaは独逸の古楽器アンサンブル。日本ではあまり話題にならなかったようで、ネットの音源情報もほとんど検索できません。ソロ、メンバー詳細もわからない。これがノリノリの緻密な推進力、Vivaldiの編曲作品はシンプルに大好きな作品、伴奏なしバージョンのハ長調協奏曲は、それでもちゃんと作品として成り立つことに驚きました。ちょいと暗いヘ短調協奏曲は魅惑の旋律、ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調の異稿であるヘ長調協奏曲はヴァイオリン・ソロを欠いて、いずれBach作品の魅力をたっぷり引き出して、音質も優秀です。
Brahms ピアノ三重奏曲第1番ロ長調〜マイラ・ヘス(p)/パブロ・カザルス(vc)/アイザック・スターン(v)(1952年)・・・名だたる御大によるプラド音楽祭の録音のはず。この間、そのライヴ音源をかなり聴いてきたけれど、これは音質状態よろしいことに驚き。控えめな憧憬に溢れた名曲は落ち着いて、端正なるMyra Hess(1890ー1965英国)に野太いごつごつしたチェロが絡んで、なんとも味わい深い演奏に仕上がりました。スターンは当時32歳の若手ですよ。16:12-7:20-9:26-7:08 間奏曲 作品117/第1番変ホ長調/第2番 変ロ短調(ゲーザ・アンダ(p)1957年)も収録されました。後ろ向きに落ち着いた大好きな作品。4:55-4:58。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
本日日曜、落ち着きを見せていたコロナ感染も微増傾向とか、そろそろ第4回目のワクチン接種案内が届くことでしょう。そして全国的な猛暑!まだ6月でっせ、わずか2km先の市立体育館行きもけっこうつらく感じました。あちこち熱中症の話題も伺います。その前に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済。南側外壁塗装完了、本日より洗濯物は外に干せて、塗料の臭いは残って気になります。なんかタンパク質の少ない食事ばかり摂って、しっかり鍛えたつもりでも今朝の体重は66.9kg+300g。男子バレーは仏蘭西に完敗、残念。
女房殿は隔日に婆さん(92歳)のところに通って様子を見ております。あちこち体調不具合は当たり前にあって、いただいた薬は溢れかえって余剰、なにがなんやらワカラん!状態に。持ち帰ってひとつひとつ効果効能を再確認しておりました。ささやかな喜びだけど、テレビのリモコンを乾電池液漏れからお釈迦にして数日。ヤフオクにて別途注文して700円弱(税送料込)注文してわずか2日、東京より到着いたしました。馴染んだSHARPのAquos、当たり前に、自在にリモコンを操れることに感慨と興奮がありました。本日はこれより団地清掃の呼びかけ、ぜひ参加してご挨拶してこようと思います。
Bach ブランデンブルク協奏曲全曲〜ヘルマン・シェルヘン/セント・ソリ管弦楽団/ジョルジュ・テシエ(v)/ロベール・カシエ(ob)/ルイ・ベルナール、ジョルジュ・バルボトゥ(hr)/ロジェ・デルモット(tp)/ルシアン・ラヴァイオット(fl)他(1954年)・・・大好きなBachの協奏曲関連の音源在庫を点検、整理していて結局太古録音を取り出しました。これは1960年とは別、幾度か言及してしたもの。久々8年ぶりくらいの拝聴、音質はかなり良好なことに驚き。仏蘭西系の明るい管楽器の音色、技量的にぱつんぱつんにテンション高く上手いワケじゃないけれど、まったりユルさが得も言われぬ魅力。第3番ト長調は仰け反るほど!ゆったりとした風情も最近聴けぬ味わい、ラストちょっぴりルバートを入れて昔風、悪くないっすよ。第4番ト長調はリコーダーに非ず、響き豊かなフルート、終楽章「Prest」に於ける優雅な風情も余裕です。第5番に於ける流麗なチェンバロ・ソロは誰でしょう。(第1番)4:33-4:29-4:38-8:36(第2番)5:04-4:06-2:52(第3番)8:09-0:16-7:26(第4番)7:36-4:46-5:55(第5番)11:12-5:58-5:05(第6番)8:27-4:57-8:02。
Muffat 調和の捧げ物(弦楽と通奏低音のためのソナタ集第1番ニ長調(13:28)/第2番ト短調(13:50)/第3番イ長調(8:35)/第4番ホ短調(8:43)/第5番ト長調(21:31)〜グナール・レツボール/アルス・アンティクヮ・アウストリア(2000年)・・・Georg Muffat(1653ー1704仏蘭西)はJean-Baptiste Lully(1632ー1687仏蘭西)の弟子筋、独逸人と自意識があったとWikiにあります。大Bachが1685年生まれだから一世代先輩ですね。ゆるゆる悠々と歌う5楽章〜9楽章の舞曲の連続、走ったり激高絶叫とは無縁の世界、水際立ったレツボールのヴァイオリンは艶やか、雄弁な古楽器に酔いしれます。こんなサウンドを延々と聴いているとノーミソがそれに染まってしまって、自然と眠くなる・・・
Beethoven ピアノ・ソナタ第32番ハ短調/Chopin マズルカ ロ短調/スケルツォロ短調/アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ〜アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(p)(1990年ロンドン・バービカン・センター・ライヴ)・・・Arturo Benedetti Michelangeli(1920ー1995伊太利亜)晩年のライヴ。レパートリーが狭くて、似たような演目ライヴや録音が数多く残っております。これは珍しく音質かなり良好。ほとんどBachの世界に接近したBeeやんのラスト・ソナタの厳しい集中力、切れ味のある重いChopinも彼らしい個性。但し「アンダンテ・スピアナート」はルービンシュタインの優しい、味わい深い演奏が昔馴染み、この厳しい世界に少々違和感がありました。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
10年前に市民であった尼崎にて住民基本台帳46万人分USBメモリ紛失は(発見済)お話しにもならぬ初歩的な個人情報管理の実態を浮き彫りにして、先の四阡萬円某の誤振込も含めて、お役所仕事の劣化をリアルに感じさせるもの。これ以上自分が云々することもありません。そしてまたまた東京目黒区での幼児虐待の記事、これも詳細内容を読みたくもない、一日憂鬱を引きずりました。二人の孫の屈託のない笑顔や泣き顔を思い出しつつ、すべてのこどもは例外なく無条件にシアワセになってほしい、心より願います。
一般論として済ませたくないけれど、政治の劣化を感じつつ、参院選真っ最中に猛暑継続中、夕方ようやく南側の養生ビニールが外され、窓が開けらて風が入るようになっても、未だ洗濯物は外に干せません。昨日は昼前、連続で市立体育館へ出掛けて、軽く30分ほど鍛えたのも気分転換、参加メンバーには若い数名男女の姿もありました。
昨夜男子バレーは強敵伊太利亜(強靭な高いブロック)に逆転勝ち!昨夜一昨日も含め、料理は狙いの味が出なくてイマイチに悔やんで、今朝の体重は66.6kg▲500g。本日テレビのリモコン到着予定、待ってますよ。
Schubert 交響曲第8番ロ短調「未完成」/交響曲第9番ハ長調〜シャンドール・ヴェーグ/カメラータ・アカデミカ・モーツァルテウム・ザルツブルク(1993年)・・・(未だ第7番第8番の呼称に慣れません)「未完成」との出会いはバーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1963年)小学生の時。爾来、難解深遠な作品演奏の良し悪しなど理解できたことは稀、例外はFM放送から流れたギュンター・ヴァント/ベルリン放送交響楽団(1993年ライヴ)に味わい深い静謐を感じたくらい。暗闇に蠢くような第1楽章「Allegro moderato」の出足、高貴なチェロが第2主題と対比される名曲、やがて第1主題が大きくクライマックスを形作ります。第2楽章「Andante con moto」は歌謡的に穏健な美しい旋律が支配する緩徐楽章。劇的な高揚も見事な対比。大柄を強調せず、飾り少なくシンプルに歌うステキな演奏です。14:16-10:36。
大ハ長調交響曲との出会いはフルトヴェングラー/ベルリン・フィル(1951年)。第1楽章「Andante-Allegro non troppo」の白熱する加速に痺れました。こちら作品的に馴染みやすく、種々数多くの演奏を楽しんできました。冒頭のホルンからゆったり堂々としてジミに温かいサウンド、弦に比べて金管が目立つバランス、第2楽章「Andante von moto」はゆったり慌てず、しっかりメリハリのある表現、編成は小さめ?サウンドはあくまで素朴な第3楽章「Scherzo」はぐいぐいと躍動して、中間部のワルツも金管が際立ちます。終楽章「Allegro vivace」は走りすぎず、しっかりとした足取りを確かめるように粗野で素朴な響きに締めくくりました。13:45-16:08-10:07-11:59。
Bach 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003(1956年)/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004(1955年)/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005(1955年)〜ユーディ・メニューイン(v)・・・Yehudi Menuhin(1916ー1999亜米利加→英国)40歳頃プラド音楽祭のライヴ。オン・マイク、ノイズもあるけれどかなりリアルな音質。ちょいと3曲続けて聴くには根性が必要な入魂の演奏、技術的に流麗な美音じゃないけれど、往年の演歌歌手がたっぷり小節を効かせて歌っているような風情がたっぷり濃いもの。著名な「シャコンヌ」は巨大に詠嘆して泣けます。これがベストな表現とは思わぬけれど、こんな記録が残されことを喜びたい貴重なもの。その後のソナタ第3番ハ長調はちょいと大人しく感じたのは、シャコンヌを聴いたあとだったからかも。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
過ぎた飲酒によるぐだぐだ+猛暑湿度(しかも外壁工事中窓が開けられない)そんな体調一掃すべく市立体育館へ。更に昼から食材入手に業務スーパーへ、昨日テレビ番組に輸入食品を扱う商社のお仕事を紹介していたけれど、きっとその後の円安にて輸入品は大苦戦でしょう(価格的にも商品調達流通も)。強い日差し猛暑中しっかり汗をかいて、歩数も壱萬四阡歩ほど、それでもエアコン弱く効かせての夜は寝苦しく、抗アレルギー剤も切れて睡眠不如意に苦しんでおります。洗濯物室内干しはなかなか乾かない。連日布団乾燥機を使って追加乾燥中、パソコンオーディオ部屋に今朝の洗濯物を干していたら、全身汗まみれ。今朝の体重は67.1kg▲500g。
品質保持期限を4年過ぎた乾電池使用要因によるテレビリモコン故障、いよいよ使える機能は少なくなって苦戦中。新しい乾電池に交換しても時既に遅く、ヤフオクに代替品を入手しました。東京より到着は明日かなぁ、現在テレビは本体横のボタンにて不自由に操作中。メールにて楽天銀行から”ポイント申請期限が迫ってますよ”(はじめての口座の開設&入金で、もれなく1000ポイントプレゼント、とやら)との連絡有、慌ててログインすると(パスワードはちゃんと記録してある)支店番号口座番号は当たり前、秘密の質問に”出身地は?”とあって、この回答に記憶が消えております。都道府県なのか、出身市なのか、幾度間違えて四苦八苦、”アクセスを制限させていただきました”との結末。そのあとに”町”であることを思い出した
です。
今朝、再びトライして無事ログ・イン出来。メールの案内にしたがって「特典ポイント受け取りはこちら」→「ポイントを受け取る」ボタンを押せ・・・ところが、そのボタンが出現しない。ごていねいに受け取るための説明はあっても、肝心の赤いボタンがどこにもない・・・絶句!おそらくはカスタマーセンターに電話してもなかなかつながらず電話料金は嵩(かさ)むばかりでしょう。明日、もう一回トライしてあかんかったらあきらめます。不快な気候+外壁塗装工事密閉状態+睡眠不如意に加えて些細な事件が続きます。
Bach フーガの技法BWV1080〜ヘルベルト・カラヤン/大ドイツ放送国営ブルックナー管弦楽団(リンツ)(1944年)・・・カラヤン36歳大戦末期の珍しい演目記録。このオーケストラは現在のリンツ・ブルックナー管弦楽団とは別系統の国策オーケストラ、優秀なメンバーを揃えていたとのこと。音質まずまずコントラプンクトゥス+カノン+ラスト未完のフーガ含めてで13曲。これが後年のしっとりレガート奏法スタイルは寸分違わぬもの、甘くしっとりとした語り口のBachでした。
Schumann ピアノ協奏曲イ短調(ディミトリ・ミトロプーロス/ニューヨーク・フィル1948年)/Franck 交響的変奏曲(アルフレッド・ウォーレンシュテイン/ロサンゼルス・フィル1949年)/Grieg ピアノ協奏曲イ短調(アルチェオ・ガリエラ/ミラノ・スカラ座管弦楽団1942年)〜アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)・・・2008年にコメント済、幾度も衣装を変えて発売された音源は音質やや厳しいもの。それさえ我慢すればArturo Benedetti Michelangeli (1920-1995伊太利亜)20歳代若き日の才気と切れ味溢れる記録は、どれも圧巻の輝かしい爽快なタッチを堪能できます。歴史的録音を巡って揺れ動く心は数十年継続中、ときどき、こんな凄いのに再会して思いを改めたものです。
Debussy 交響的素描「海」/牧神の午後への前奏曲/「夜想曲」〜ミシェル・タバシュニク/ブリュッセル・フィル(2010年)・・・NAXOS辺りの音源が懐かしいBRTフィルがこのオーケストラの旧称、Michel Tabachnik(1942ー瑞西)はこの録音辺り、音楽監督を務めておりました。このあとステファヌ・ドゥネーヴを経、来年くらいから大野和士が就任するそうです。仏蘭西風に思いっきり洗練され、上手いオーケストラに変貌していることに驚きました。馴染みの名曲はニュアンスたっぷりに表現されております。音質も極上。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
年々内臓力も弱って、しっかり呑むと一日使いものにならん昨日、ぐったりしておりました。気温湿度も高く、しかも外壁塗装工事の関係から窓も開けられず、外の様子もわからない。ときどきエアコンも稼働させて、おそらく電気代は値上げ分含めてそうとうに至ることでしょう。挙げ句、テレビのリモコンが故障気味、我が家の乾電池在庫の品質保証期限は2018年、一部液漏れして基盤を傷めたと類推、あわててヤフオクにて純正品を落札したものです。乾電池も買ってこなくては、100円ショップのは保ちがよろしくないとの記事がネットに検索できました。
終日身動きせず、昼にパスタを茹ですぎてもったいないから完食、結果今朝の体重は67.6kg+400g。本日はしっかり市立体育館へ鍛えましょう。大学の先輩(名古屋)よりLINEにて書籍の紹介有(←いまいち自分には興味薄い)すると同期の女性(唐津)より返信有、たしか5年前時点ではガラケーであったと記憶、大学を出てから小さな私塾を経営、そのまま結婚したので就職経験なし(介護の関係で既に引退)パソコンを一度も使ったことがない!ことに驚いたもの。それでもしっかりスマホは使いこなせるのですね。夕方デイサービスにて婆さん転倒との連絡、あわてて女房殿が駆けつけたけれど、なんともなかったとのこと。
Bach フランス組曲第4番 変ホ長調BWV815/トッカータ 嬰ヘ短調BWV910/平均律クラヴィア曲集第1巻第1番ハ長調BWV846/第2番ハ短調BWV847/第3番嬰ハ長調BWV848/第4番嬰ハ短調BWV849/第5番ニ長調BWV850/Shostakovich 前奏曲とフーガ第14番 変ホ短調/第1番ハ長調/第3番ト長調/第18番ヘ短調(以下アンコール)Bach ゴールドベルク変奏曲BWV988より第18ー19変奏曲/D.Scarlatti ソナタハ長調K.159/Prokofiev ピアノ小品集作品17より前奏曲/Schumann 「ウィーンの謝肉祭の道化」より間奏曲〜タチアナ・ニコラーエワ(p)(1966年ライプツィヒ・ライヴ)・・・Tatiana Nikolayeva(1924ー1993旧ソヴィエット・露西亜ブリャンスク県ベジツァ)当時42歳。やや安っぽくぱっとしない音質だけど、臨場感溢れる演奏会の記録。Bachの深遠なる表現延々もよろしいけれど、演目後半のShostakovichの旋律リズムが際立って対比されるのも効果的でした。熱狂的な拍手に応えてのアンコールはどれも熱気に充ちたもの。
Mozart ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283(1973年ライヴ)/Beethoven ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」(1971年ライヴ)/ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調(1966年)/Liszt ピアノ・ソナタロ短調(1968年)〜シドニー・フォスター(p)・・・Sidney Foster(1917ー1977亜米利加)は偶然ネットより知ったピアニスト、デビューはジョン・バルビローリ/ニューヨーク・フィル(1941年)らしいから母国では有名な存在だったと思います。これは放送音源か、ほとんど録音をしなかった人らしい。どれも音質は良好、優秀な技巧、神経質緻密なタッチに非ず、ラフに力強い流れ重視なピアノ。Mozartはなかなかのデリカシーだけど「ワルトシュタイン」だったら、もっとこみ上げるような高揚感が欲しいところ。Lisztを好まない自分の数少ないお気に入り、ロ短調ソナタは、”ラフに力強い流れ重視な”表現が似合って、なかなかの感銘をいただいたものです。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日〜今朝迄雨続き。朝洗濯済ませて市立体育館へ、自宅に戻ってついにエアコン「除湿」稼働させました。そして夕方4時よりワルいオトモダチと梅田刺身の美味い店で待ち合わせたのは、前回入った店が激安激不味だったことを反省してのこと。出費は現役時代たっぷり貯めたヘソクリから。彼は兵庫県民割とか日本海側に日帰りバスツアーに奥様と出掛けて、62歳一番若輩であった由。阪南市の平屋を買い取ってゆっくり単身住み込みシロウト改修すすめて、大物トイレ交換は40kg!ムリな姿勢が祟ったのか、左肩靭帯断裂激痛とのこと。手術する以外は完治せず、周辺筋肉鍛錬と柔軟体操に可動域確保するしかない。自分の左膝と状況似ております。
刺し身はとても美味かったけれど、魚しかない2時間。待望の激安・印度居酒屋に河岸を変えて、そこは激混み!印度ウィスキーのソーダ割り+印度風ピザ(名前忘れた)など、へろへろになって帰宅いたしました。散々呑み喰い(暴飲暴食連続)今朝の体重は67.2kg+100g。かなり歩いてますから。本日よりしばらくヘルシーな日常生活を志(こころざ)しましょう。
コロナ感染者に四苦八苦している男子バレーチームは亜爾然丁に勝利したとのこと。エース・西田サービスエース連発!テレビは観ておりません。
ここしばらく、音楽に集中できておりません。以前に聴いた分メモ放出お茶濁し。
Mozart ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調K.595(クララ・ハスキル(p)/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団1956年ライヴ)/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219(ヤン・ブレッセル(v)/コンセルトヘボウ管弦楽団1951年ライヴ)〜オットー・クレンペラー・・・ちょっと速めのテンポ、浮き立つような華やかなヴィヴラート、ちょいと神経質なヴィオリニストの情報が探せません。Clara Haskil(1895ー1960羅馬尼亜)は達観して枯れきった作品に似合って、透明に美しい演奏。音質はまずまずのライヴ音源でした。
Mozart ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調K.365(カール・ゼーマン(p)/フリッツ・レーマン1957年)/第15番 変ロ長調K.450(レオポルド・ルートヴィヒ1993年)/第21番ハ長調K.467(パウル・シュミッツ1957年)〜アンドール・フォルデス(p)/ベルリン・フィル・・・大の気に入り故、んもう腐るほど聴いてきた我らがヴォルフガングの名曲録音、久々に新鮮な感動をいただきました。Foldes Andor(1913ー1992洪牙利)は往年の名手だけど、録音が微妙な時期に集中して、あまり注目されていないように思えます。これまたちょっぴり忘れられ気味なCarl Seemann(1910ー1983独逸)との2台ピアノ用変ホ長調協奏曲K.365の愉悦に充ちた掛け合いに心奪われ、音質状態もかなりよろしいもの。(24:53)
変ロ長調協奏曲K.450は煩悩が抜けきったような枯れた風情は第2楽章「Andante」に顕著、第3楽章「Allegro」は第22番 変ホ長調 K.482終楽章に似て、ゆったりとした至福に包まれたもの。(26:35)有名なハ長調協奏曲K.467の伴奏は初耳Paul Schmitz(1898ー1992独逸)。行進曲調の出足、ハ長調というスケールを感じさせる天衣無縫大きな世界。第2楽章「Andante」は映画「短くも美しく燃え」(名訳!)Mozartが残したもっとも美しい瞬間、喜びが弾けるような終楽章「Allegro vivace assai」は一気呵成に走り過ぎました。これはほんのちょっぴり音質が落ちます。(28:06)
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
さすがに昨夜はよう眠れて、今朝疲労感、胃腸の膨満感が抜けません。散々呑み、喰い、そして歩いた結果は今朝67.1kg、一昨日よりやや減っておりました。昨日より外壁塗装作業本格化、南側ベランダはビニールにて養生済、窓は開けられず空気の入れ替え、風の取り込みは北側のみ、この暑さ湿度に閉口気味です。一昨日は弐萬歩を超え、昨日も壱萬五阡歩、坂道も多かった京都の寺院、膝の疲労(左膝の痛みも)そうとうなもの、そこでYouTubeに膝痛のストレッチなど検索してみました。これがたくさん!いくらでも出現します。
いくつかカンタンそうなのを試してみたけど、これがけっこう効きます。然るべき当該筋肉(←ようわかっていない)を鍛えること、柔軟性の確保、ストレッチもポイント、ムツカシイ理屈はワカランけど、じょじょにお勉強深めて対処しましょう。これよりしっかり市立体育館へ鍛えて(女房殿はなんかの行事+母親の介護に出掛けるそう)これももうちょっと個別筋肉の影響とか正しい姿勢とか詳しく勉強したら、もっと効率的に効果が出て、ハラも凹むのかも。そこで高いカネ払って個別指導の意味があるのですね。
Beethoven 交響曲第2番ニ長調(1976年)/第4番 変ホ長調(1978年)〜ヘルベルト・ブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデン・・・当時50歳そこそこの旧録音全集。20年前のノーテンキなコメント以来久々の再聴でした。オーケストラはメタリック強靭に非ず、金管が目立たない質実な木目を感じさせるクール・サウンド、フルートの音色が暗く太い。オーソドックスなバランスに力強い手応え充分。青春躍動するニ長調交響曲第2楽章「Larghetto」は彼の一番美しい瞬間(13:06-12:34-4:07-6:43)力強い推進力を誇る変ホ長調交響曲も魅惑のサウンドに魅了されました。(12:10-10:32-5:51-7:11)
Bach カンタータ第201番「急げ、渦巻く風ども」音楽による劇BWV201(フォイボスとパンの争い)〜ヘルムート・リリング/シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム/ゲヒンゲン聖歌隊/シビラ・ルーベンス(s)/ロタール・オディニウス(t)/ジェイムズ・テイラー(t)/マティアス・ゲルネ(br)/ィートリヒ・ヘンシェル(b)(1996年)・・・自分が知らぬだけと思うけれど、Helmuth Rilling(1933ー独逸)は1960年代とは別にカンタータ全集再録音しているようです。LP時代旧録音は憧れやったなぁ(最近音源入手困難?ぜひ聴きたいもの)やがてアーノンクール/レオンハルト全集を始めとして次々と全集録音の偉業が続いて、なんとなくモダーン楽器を使用しているリリング全集は影が薄くなったような?閑話休題(それはさておき)世俗カンタータはギリシヤ神話からの題材とか、解説はこちらを参照お願いしましょう。あちこち知った馴染みの旋律登場するのは、Bachは旧作を流用するから、古楽器モダーン楽器云々関係なく、端正に音楽の喜びを実感させる演奏、声楽も充実しております。そういえば旧録音声楽陣はオールスターっぽい著名な人ばかりでしたっけ。
昼は節制して夕方より梅田にてワルいオトモダチと酒となります。傘は必要みたい。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日朝一番に市立体育館に通って筋トレのみ、洗濯済ませて昼前には京都に出発しました。途中京橋に寄って懐かしい中華aaにて昼食、周りの老夫婦は昼からビール呑ってましたよ。京阪清水五条から定番・清水寺へ、日曜の昼は観光客満載、ガイジンさんはまだまだ少なくて、若い人たちはレンタル和装を愉しんでおりました・・・当初予定は京阪三条から地下鉄東西線にて蹴上、南禅寺にまで足を伸ばす予定だったのに、清水の坂と30度Cを超える熱気に負け、高台寺から祇園さん(八坂神社)迄抜けてお参り済ませたらもうへとへと・・・夕方早々に二条駅近くのホテルへ。勝手知ったる京都の街、学生時代の体力イメージからもう四十数年経ってますもの。足腰鈍く痛んで膝がくがく、さっそく大浴場に寛ぎました。
事前にネットで調べておいたホテル近く大衆的な大型居酒屋へ。まだ5時前なのに、とても混んでいて、お隣のグループはおそらくはママさんバレーの打ち上げ?大騒ぎ、精力的に呑み、喰い、語り、笑い、叫び、おそらくは感染対策は無意味、安くて美味しかったですよ。豪華朝食付きホテル(大浴場堪能)+呑み代もほとんど信じられぬ価格、あわせて二人合計壱萬圓に届きません。これからインバウンドが増えてホテルは値上がりすると予想されます。そういえば月曜朝、ホテル朝食は世代様々女性一人客がけっこういらっしゃって、大学関係者と類推しました。
今朝一番にて南禅寺へ、ここは2時間ドラマの聖地ですよ。さらに根性入れて哲学の道を辿って銀閣寺へ。修学旅行客も戻っております。ここで力尽きました。バスを使って四条河原町へ、京阪特急に快く居眠りしつつ大阪に戻ったものです。たっぷり贅沢して、疲れ果てました。体重増えた自覚有。これから加齢を重ねて、体力減退身動難しくなる想像がついたものです。また規則正しい日常生活に戻りましょう。女子バレーは中国に快勝したらしいけれど、昨夜テレビ放送を失念いたしました。
(以下、以前聴いた分の在庫コメント)
Ravel ボレロ/バレエ組曲「ダフニスとクロエ」第2組曲/ラ・ヴァルス/スペイン狂詩曲〜ヴェロニカ・ドゥダロヴァ/モスクワ交響楽団(録音情報不明)Veronica Dudarova(1916ー2009)は旧ソヴィエット・アゼルバイジャンの出身。自身のロシア国立交響楽団(スヴェトラーノフのとは別)を率いていくつか録音を拝聴したこともありました。ここでの顔合わせはモスクワ交響楽団(NAXOSから録音を出している団体とは別の可能性有)。表情豊かに骨太サウンドは個性的に強面、重いもの。かつてのイメージとは違って、かなりちゃんとしたアンサンブルだけど、やっぱり作品と表現に違和感はありました。
Mahler 交響曲第3番ニ短調〜モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団/ユタ大学シビック・コラール女声セクション/グラニテ校区少年合唱団/クリスティーナ・コルーコス(con)(1969年)・・・上手いオーケストラじゃないけれど、全体に余裕が感じられて、まったりと豊かに、ややユルイ響きを堪能できる演奏。長大なる作品を牧歌的に堪能させてくださいました。この作品は大好き。33:55-9:48-17:59-8:48-4:19-23:09。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
早くも梅雨の中休み、昨日は女房殿のスケジュールにあわせて連続市立体育館へ、レッグ・エクステンション+背筋鍛錬負荷軽く+トレッドミル15分のみ30分ほどで退散しました。本日昼から京都へ、インバウンドが押し寄せるであろう7月を前に馴染みの寺院をいくつか周る予定。雨は大丈夫のようです。洗濯物はよく乾きました。悪いオトモダチより久々LINE連絡有、来週早々に梅田の刺し身の美味しい店に伺いましょう。夜にケーキを喰ってしまったけど今朝の体重は67.3kg▲400g。
今朝、60年前君津製鐵所の立ち上げ、北九州八幡からの民族大移動、海苔と農業のみ牧歌的エリアが工業都市に激変するドキュメンタリーを拝見して、重厚長大産業全盛期、人口激増、高度成長とはこのことか、日本はこんな”旧き佳き成功体験”発想から抜け出せないのだな、つくづく痛感いたしました。(五輪万博が代表例)その関連、ほとんどは8−9割どーでもよいようなネット情報ばかり、久々に歯応えあるあるショッキングな記事に出会いました。先日、話題となった”ある日突然四阡数百萬圓口座に入ったら使ってしまった”事件関連、”そんな金額で一生棒に振った”なんていう論調に自分は賛同したけれど、それは地道に働いてそれなりの結果が得られた経験ある世代の発想だと。
まともな職業に就けない、常に貧しい生活低空飛行が続いて先が見えぬ将来、そこに、おそらく一生掛かっても拝めぬ現ナマが自分の口座に!目が眩むのだそう。コロナ給付金に億単位の不正だって、おそらくは似たようなモラル崩壊が発生している、そんな日本の現実の指摘でした。
引退して慎ましい節約生活と鍛錬、ゴミ拾いを人生の功徳のつもりとして日々安閑と過ごしている自分とは、きっと大きな精神的隔たりがあるのでしょう。引退直前に職場で一緒に働いていた若い人たちは”一部の選ばれた者”だったのかな。皆大学出ていたし。大学院出もいましたっけ。油断すると”自分の見たい景色しか見えない”現実を見失うことになりがち。自戒しなくては。書籍もネット記事もその真髄を考えて、一律否定でもなく鵜呑みでもなく、そこそこに参考にするべきでしょう。
Mozart 音楽の冗談 K.522「村の音楽家の六重奏曲」(1955年/デニス・ブレイン、ニール・サンダース(hr)/マヌーグ・パリキアン(v)1955年)/交響曲第29番イ長調K.201/Beethoven 交響曲第5番ハ短調(第1楽章抜け)(以上1956年)〜グイド・カンテッリ/フィルハーモニア管弦楽団・・・これは昨日の流れGuido Cantelli(1920ー1956伊太利亜)による数少ない(一応)ステレオ録音。「音楽の冗談」は別途以前コンピレーションCDにて拝聴しておりました。こんな作品はきっちり真面目に、正確に演奏するほど効果が上がるもの。ホルンもヴァイオリンも名手揃えて、豪快に、美しい、端正な冗談を堪能させていただきました。(2:51-6:07-6:14-4:18)肩の力が抜けてデリケート、速めのテンポに颯爽とクールな交響曲(7:03-5:36-3:02-5:26)誰でも知っている逸話だろうけどBeethovenはラスト・セッション録音、ここ迄録音を済ませて第1楽章を残して帰らぬ人となったそう。なんとも惜しい、生命の定めでっせ。(10:19-5:31-8:59)
Bach オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV 1060R(マルセル・タビュトー(ob)/アイザック・スターン(v))/2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV 1043(アイザック・スターン/アレクサンダー・シュナイダー(v))/ピアノとヴァイオリン、ピアノのための協奏曲イ短調 BWV 1044(ミエチスラフ・ホルショフスキー(p)/アレクサンダー・シュナイダー(v)/ジョン・ウンマー(fl))/ピアノ協奏曲ヘ短調BWV 1056(クララ・ハスキル(p))〜パブロ・カザルス/プラド音楽祭管弦楽団(1950年)・・・この時期の音源はまず音質が心配、しかもBachバロック期の演奏スタイルはこのあと大きく変遷して、昔の大柄骨太な演奏に違和感があることもしばしば。ややもっさりとテンポ遅く、重く、往年の名手たちは大きな音楽にゆったりとした昔風、悠々たる歌に溢れて、どの作品もたっぷり愉しいBachに間違いはない。昨日コメントした演奏はこの時代、流れなのでしょう。クララ・ハスキルによる粗々とした哀しみは絶品でした。
Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜レオポルド・ストコフスキー/シカゴ交響楽団(1966年ライヴ)・・・たしか「シカゴ交響楽団100周年記念」ボックスに含まれていた音源。シカゴ交響楽団の乾いて強靭な金管がShostakovichによう似合います。第2楽章「Allegro」容赦ない暴力的凄まじさ。暗鬱に深淵なる第3楽章「Allegretto」にホルンが幾度「大地の歌」が寂しげに木霊してやがて激高します。流線型にカッコ良い第4楽章「Andante - Allegro」には露西亜民謡風旋律が時に散りばめられます。速めのテンポ軽快な推進力が快い演奏でした。(23:34-4:08-11:20-13:57盛大なる聴衆喝采込み)Koda'ly ハンガリー詩篇(ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団/合唱団1982年)も併録。これは素晴らしく明晰な合唱と雄弁なテナー(情報不明)が絶品、祖国愛に充ちた高揚が聴かれます。(20:59)
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
どんより曇った土曜。昨日はいつも同行する女房殿は母親の通院介護、一人でしっかり市立体育館に鍛えて、さらに食材買い物、歩数は壱萬四阡歩ほどになりました。女子バレーは第一セットはタイの思わぬ粘り強い善戦に苦戦しつつストレート勝ち、連勝は続きます。まったくテレビ報道されないのはどうしてでしょうか。スポンサーの関係とかオトナの事情が絡んでいるのか。夜の料理はなかなか美味しく仕上がって、調味料の塩梅とか入れる順番、ネットはなかなか参考になります。今朝の体重は67.7kg▲200g高め安定中。
なんせ引退ヒマな身分なので、趣味の音源ネットより入手の(どーでもよいような平和な)話題。グイド・カンテッリ(Guido Cantelli, 1920ー1956伊太利亜)はその才能を絶賛されながら飛行機事故に残念な夭折を迎えた人、世代的にパブリックドメイン音源が多く出回って、3年ほど前には既に主だった音源をほとんどネットより入手済でした。ところが・・・
おそらくは在庫の2/3ほど、ちょいと聴くに耐えぬ水準の音質と判断(とくにNBC放送音源)DVD-R2枚分弱のデータファイルを再点検、記憶にあるサイトから再入手もして、ここ数日音源ファイル点検整理を進めておりました。ほぼ完了して、襟を糺して聴くべき準備を整えて挙げ句・・・これは保存しても仕方がない、そんな結論に至りました。EMIオリジナル録音以外ほぼ断捨離しました。数多くコンプリートすることが主眼に非ず、ステキな音楽を堪能することこそキモでしょう。当たり前のことに気づきました。
Brahms ヴァイオリン協奏曲二長調〜ヘンリク・シェリング(v)/ピエール・モントゥー/ロンドン交響楽団(1958年)・・・幾度聴いているシェリングのステレオによる最初の録音はお気に入り。たしかジョン・カールショウの録音担当、音質演奏ともこれが最高。端正、生真面目、清潔、真実一路、その路線のままアツくなっていく第2楽章「Adagio」に胸は高鳴ります。モントゥーの伴奏も充実しております。22:04-9:29-8:00。
Bach 2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV 1043(イツァーク・パールマン(v)/ズービン・メータ/ニューヨーク・フィル1980年)/ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV 1041(ロンドン交響楽団1966年)/ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調WV 1042(アレクサンダー・シュナイダー/イギリス室内管弦楽団1976年)〜アイザック・スターン(v)・・・Isaac Stern(1920ー2001烏克蘭→亜米利加)は敬愛された立派な巨匠だけれど、骨太なヴィヴラートが自分の嗜好としてあまり好きなタイプじゃない。音質やら伴奏の風情も各曲ごとにばらつきがあって、それでもBachはBach、豊満な風情も作品をたっぷり堪能できます。3:52-6:59-5:05。4:27-6:54-4:07。8:33-7:24-2:56。
Bach ゴールドベルク変奏曲BWV.988(1968年)/2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調BWV.1037(偽作1957年)〜ハンス・ピシュナー(cem)/ダヴィッド&イーゴリ・オイストラフ(v)・・・Hans Pischner(1914ー2016独逸)は旧東独逸の重鎮、長命を保って最近迄ご存命だったとは知りませんでした。カール・リヒターやヘルムート・ヴャルヒャ同様、堂々たる鳴りっぷりの現代チェンバロ、まるでシンセサイザーのように響き渡ります。Bachの鍵盤作品はピアノのほうが表現の幅が広がって、拝聴機会が多いもの。いずれ名曲中の名曲は楽器選定さておき、立派な構築物としてたっぷり楽しめるけれど・・・なんか時代を感じさせました。ソナタはJohann Gottlieb Goldberg (1727ー1756独逸)の作?変奏曲の初演者ではないか、とされているもの。艶々の美しいヴァイオリンでした。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
連日の悪夢、昨日は間違ったバス路線に乗ってしまい、到着したバスセンターは知っているような知らぬような・・・大阪に戻るにはどうしたらよいのか、悩んでいるところで目覚めました。精神状況を反映しているのでしょう。昨日は微塵も身動きせず、ぼんやり過ごして、規則正しい自分としては非常に稀有な”出るものが出ない”残念な症状、食欲は落ちていないので今朝の体重は67.9kg+900g!週末を迎え本日は市立体育館鍛錬とと食材お買い物に出掛けて体重を減らしましょう。こんな季節に足が冷たいといった自覚は不思議です。(しっかり朝食、出すもの出して、鍛錬後昼前の参考記録は新しい計測機器使用67.7kg)
息子より父の日プレゼント到着したのはブランド物のリュック、自分は昔より愛用のもので充分なのに、ありがたいことです。本日よりしっかり活用させたいただきましょう。LINEから日々送られてくる孫の動画や写真は元気いっぱい、どんどん顔や様子は変わって、ぼちぼち6ヶ月になる弟は母親によう似てきました。2歳半の兄はイヤイヤ期真っ最中にわがまま放題、シアワセな光景ですよ。昨日より天草の実家に遊びにいっているようです。美しい海の景色が羨ましい。女子バレーは勃牙利に快勝、連勝中です。古賀紗理那安定して強い。
Bartok 弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽(29:58/2010年ライヴ)/Beethoven 序曲「エグモント」(8:59/2006年ライヴ)/交響曲第5番ハ短調(33:55/2008年ライヴ)〜マリス・ヤンソンス/コンセルトヘボウ管弦楽団・・・コンセルトヘボウのシェフ在任は2004-2015年、Mariss Jansons(1943ー2019拉脱維亜)とこんなに早く別れがやってくるなんて・・・骨太に躍動するサウンド、暖かく厚みのあるサウンドを拝聴しつつ残念に思っておりました。古典派より浪漫の幕開けを告げる名曲中の名曲、20世紀の天才の研ぎ澄まされたワザ、いずれもオーソドックスに完成度高い演奏であります。
Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜若杉弘/ザールブリュッケン放送交響楽団(1994年)・・・若杉 弘さん(1935ー2009日本)不遇な旧録音。既に消えた新興レーベルArte Novaの全曲録音はスクロヴァチェフスキー担当、第2番第9番は若杉さんの既存音源流用予定だったはず、思わぬ好評から追加録音をして、こちらの既存音源は実質お蔵入りとなったもの。幾度か廉価盤で市場に出てお馴染みでした。2004年に拝聴して曰く
細部までていねいなるお仕事ながら、旋律の歌わせ方がなんかウェットで巧まざる色気有。崇高とか、神に近づく(「Dem lieben Gott」って、なに勝手に表題付けてんの?)〜といった雰囲気じゃなくて、一生懸命、真面目に、ちゃんと歌います!的好感が持てます・・・
若杉さんはMahler、Brucknerの全集録音を完成させた実力者、崇高な作品の魅力を余すところなく立派に仕上げておりました。24:55-11:06-25:14。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜オットー・クレンペラー/ベルリン放送交響楽団(1958年ライヴ)・・・別に求めて執着しているわけでもなし、偶然”クレンペラーの「英雄」”ばかり聴いております。これはRIAS放送音源とやら、ノイズはないし、低音も良く伸びているけれど、曇りがちな音質。この時期なら既にザ・フィルハーモニアとのステレオ録音が始まっておりました。演奏は落ち着いてあわてず、重量感あるクールなもの、フリッチャイ時代のオーケストラは優秀です。最終楽章に於ける自然なテンポ・アップ、加熱ぶりにも不自然さは感じられません。16:00-15:22-16:19-12:01。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
本日女房殿のお誕生日。市立体育館も1,500円/月のシルバー料金となります。コミュニティバスも110円(めったに使わんけど)昨日は雨模様の中、外壁塗料作業シンナー臭に悩まされました。昼から雨は上がって所用に出掛けた女房殿と駅前辺りで待ち合わせ、傘も持たずに出掛けたら途中降り出してずぶ濡れ、慌てて安易な居酒屋チェーン店に飛び込みました。ここも流行りのQRコード読み込みO/L発注システム、料理はまずまず安く美味しかったけれど、アルコール類がけっこう高い(あまり呑まないけれど)結果、梅田駅前ビルほどの安さに非ず、これだったら気分転換に出掛けたほうがよかったかも。おそらくはこれから値上げラッシュが続くことでしょう。(そんな関連の夢にうなされました)
昨日も朝一番市立体育館にしっかり鍛えて、雨模様故空いておりました。今朝の体重は67kgちょうど、居酒屋の帰りいつもの駅中ケーキ屋にて高カロリーを持ち帰ってもなんとか現状維持できました。世の中は参議院選挙に突入、現状にしらけずあきらめず、風や雰囲気に流されず自らのノーミソで考えたいもの、投票率は上がってほしいもの。洗濯物は外壁修復工事の関係でしばらく室内干しが続きます。一日経ってもなかなか完全に乾かない。現在布団乾燥機を使って仕上げております。
Straivinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/1999年ライヴ)/Svetranov 詩曲(ヴァディム・レーピン(v)2001年)〜エフゲニー・スヴェトラーノフ/フランス国立フィル・・・思わず笑ってしまうくらい期待通りの遅さ、足取りの重さ、そしてオーケストラがこの表現にしっかり応えて、ほとんど驚異的なアンサンブル。噛みしめるような打楽器類の刻み、金管の粘り、そして弛緩しない緊張感とキレ味、最高・・・と書いたけれど、ラスト方面「馭者(ぎょしゃ)と馬丁たちの踊り」はどんどん遅くなって、先行きどーなるの?そんな心配になるほど。(なんとか持ち直して全曲40分に迫る)「詩曲」は重苦しく静謐、デリケートなヴァイオリンのモノローグでした。美しいため息のよう。(18:33)
Mahler さすらう若人の歌(ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団1968年)/亡き子をしのぶ歌/リュッケルト歌曲集(カール・ベーム/ベルリン・フィル1963年)/「若き日の歌」「こどもの不思議な角笛」より5曲(カール・エンゲル(p)1958年)〜ディードリヒ・フィッシャー=ディースカウ(br)・・・フルトヴェングラーもカール・ベームもMahlerの演奏とは縁遠かったイメージ、ふたりともフィッシャー・ディースカウとの歌曲録音を残しているのは興味深いところ。Mahlerは言葉の壁を乗り越えて声楽に馴染んでいる数少ない作品、きっかけは「大地の歌」か。そしてDietrich Fischer-Dieskau(1925ー2012独逸)のお陰でしょう。やれ説教臭いとかなんとか文句垂れつつ、いざ他の歌い手を聴いたら、彼の変幻自在の完璧な表現意欲との対比にひっくり返ってしまいました。「さすらう若人」はフルトヴェングラーとの1952年録音にいっそうの共感があるけれど、青春の憧憬、胸の痛みをしっかり感じ取れる名曲を堪能いたしました。カール・ベームとの落ち着いた風情も最高、ラスト、ピアノ伴奏による歌に、作品旋律の魅力がストレートに伝わって、もっとも強い感銘を受け取ったものです。
Mozart 交響曲第35番ニ長調 K.385 「ハフナー」(2006年)/交響曲第29番イ長調 K.201(186a)/交響曲第33番変ロ長調 K.319(2005年)〜クラウディオ・アバド/オーケストラ・モーツァルト/ジュリアーノ・カルミニョーラ(コンサート・マスター)・・・Claudio Abbado(1933ー2014伊太利亜)晩年の記録。世評高いアバド晩年の録音はお気に入り作品ばかり。飾りのない枯れた表現も悪くないけど、これがほんまオモロない、技術的云々じゃありませんよ。これは聴手に煩悩が多過ぎるせいか、昨日のマッケラスの躍動を思い出したものです。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日は雨模様、梅雨入りしたとのこと。外壁洗浄の関係で終日窓を開けられないのも鬱陶しい。一週間ぶりに左上の奥歯が無事入りました。かみ合わせがようやく正常に戻って快調です。大正金時を圧力鍋に炊いてラスト、居眠りをしてしまって軟らかく煮過ぎ、それでもおいしく仕上がりました。弘兼憲史さんによると、引退したら男は料理くらい自分でせよ、と。引退5ヶ月料理は継続中です。義弟が働きに出たり、テレビの報道に身体の不自由な方の意欲的な社会貢献を拝見するたび、引き隠っている自分が切なくなるもの。今朝の体重は67kgちょうど+200g。女子バレーは波蘭にストレート勝ち、連勝中。
ヨシカワさんとやら、ろくでもない議員が居座って、いずれ小選挙区で通ったことはないみたいだから、離党したら次はないでしょう。さっさと辞めたらよいのに。ちょいと言動がおかしいホソダさんもぼちぼち引退したほうがよろしいかと。長老だから誰も引導を渡せないのか。
烏克蘭情勢は東部地域で露西亜の侵攻が進んで、そろそろ世界の支援も一時の熱を失いつつあって、原油やら食糧問題がリアルな課題として世界的に、自分の生活にも影響を与えて、20年ぶりの円安とか。輸出にはエエじゃないか、と云う論議には昔ほど日本は輸出型産業が残っていないとのこと。これがアベノミクスの結末でっせ(カンフル剤乱用新規産業人材育成アウト)。これからの注目ポイントは国産、そしてものを大切にすること、中古品再生、教育研究強化でしょう。狂気の隣国に備えて、時代相応の自衛力も大切だけど、それを正しく判断運用できる人材の育成もキモですよ。自分も先行きタイヘンやけど、若い世代はもっとタイヘンですよ。
Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調(エフゲニ・ムラヴィンスキー/チェコ・フィル1957年ライヴ)/Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調(レフ・オボーリン(p)/レオポルド・ストコフスキー/チェコ・フィル1961年ライヴ)・・・「プラハの春」の記録。ムラヴィンスキーにはもっと音質状態が整った音源もあるけれど、チェコ・フィルをここ迄煽って、引っ張っていく、驚異の剛力ぶりに聴くべき価値があるでしょう。最終楽章の熱血テンポ・アップにオーケストラが付いていくのがやっと!そんな空気はリアルに伝わりました。チェコ・フィルのホルンは魅惑の甘いヴィヴラート。18:34-9:05-5:40-8:12。Lev Oborin(1907ー1974露西亜)は居並ぶ旧ソヴィエットの巨匠中、日本ではちょいと存在感が薄いかも。こちら音質かなり良好。慌てず走らず力まず流さず、一切の曖昧さない余裕の完璧テクニックに、甘い作品旋律の魅力が際立ちます。終楽章の力感も素晴らしい勢い。15:17-9:42-13:02。烏克蘭の春はいつか。
Mahler 交響曲第9番ニ短調〜レナード・バーンスタイン/イスラエル・フィル(1985年ライヴ)・・・幾度聴いていたはずなのにサイト内検索できません(言及したことがない)。バーンスタインの十八番作品、厭世と諦観に充ちた名曲はこれが一番ラストの録音かも。オーケストラとの信頼関係、作品への入れ混み具合、感銘深い完成度であります。第3楽章「Rondo-Burleske: Allegro assai. Sehr trotzig(きわめて反抗的に)」の圧倒的な追い込み、重量級の熱狂が凄い。枯淡の域とは異なる成熟した深みを感じさせて、万感胸に迫る最終楽章「Adagio. Sehr langsam und noch zuruckhaltend(非常にゆっくりと、抑えて)」へとなだれ込みます。イスラエル・フィルは一流になったと実感、ズービン・メータも去って、これからこのオーケストラはどうなっていくのでしょうか。29:28-16:48-12:08-30:09。
Mozart 交響曲第25番ト短調K.183/第28番ハ長調K.200/第29番イ長調K.201〜チャールズ・マッケラス/プラハ室内管弦楽団(1987年)・・・CD時代に全集ボックスを入手して、それも含めてCDはほぼすべて処分済。これとハンス・グラーフ全集はネットでもなかなか再会できぬもの。緊張感漂う小ト短調交響曲、名残惜しく振り返るような風情のイ長調交響曲、名曲揃えてモダーン楽器をだけれど、Charles Mackerras(1925ー 2010濠太剌利)は両刀遣い、古楽器演奏の録音もいろいろ残って、いずれ溌溂と引き締まった清潔なアンサンブルが魅力でした。10:21-4:39-3:51-7:34。6:51-5:37-3:38-5:37。10:20-7:31-3:50-6:59。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
本日は雨模様、外壁高速ジェット水流洗浄とやら窓が開けられません。いよいよ梅雨入り接近、押入れとか物入れとか空気の入れ替えやら乾燥対策が必要でしょう。昨日は好天に朝一番、市立体育館入り、しっかり筋トレ+エアロバイク15分(有酸素運動)に鍛えて今朝の体重は66.8kg▲200gほど、行ったり来たり。本日は左奥歯上にかぶせを入れます。一週間、効き歯が使えず難儀しました。
月曜夜8時のBSは「断捨離」番組。女房殿が大好きでして、自分も付き合って見ているけれど、たいていはイライラの連続、昨日はとうとうオーディオ部屋に隠って音楽を静かに聴いておりました。整理処理処分の前に・・・買い過ぎでしょう。皆、生活に余裕があっておカネ持ちなんやなぁ、そう思います。自分は定期的に転勤転居があって、都度家具や荷物を整理しておりました。今年2月の転居も佳い機会と整理して捨てましたよ、かなり。ほんまは自分の小さい頃の写真とか全部処分したかったけれど、女房殿に強く反対されました。この度旧いノートパソコン2台ヤフオクに処分して、女房殿用にSurface Go(中古。タブレットにもなる薄型Widows11)を入手、整理は一歩前進しました。
職場を辞去した時に文具はすべて返却、自宅にもボールペンとかけっこう溜まるじゃないですか、それも最低限残してほとんど捨てました。こうして転居4ヶ月、ハローワークの書類やら日常料理レシピのメモなどに使うけれど、筆記具に不足はありません。Google Keep(スマホ連動)を使うことも多いですし。液晶メモパッド入手は逡巡中。500円くらい。
書籍も同様、転居時持参したのは20冊ほど(他全部処分済)現在読み進めている本には以前読んだ記憶が蘇りました。もしかして前居住地のBOOK・OFFに処分した現物を再入手した可能性もあるけれど、新鮮に内容を受けて止めております。数年掛けて、考え方も変わっておりますし。食材は現役時代のお仕事絡み、絶対にムダにせず、使い切ります。賞味期限、品質保持期限が過ぎても大丈夫かどうか判断知識はあります。(昨日も賞味期限切れの豆腐を加熱調理)
Beethoven 交響曲第5番ハ短調/カンタータ「静かな海と幸ある航海」〜ピエール・ブーレーズ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/ジョン・オールディス合唱団(1968年)・・・発売当時「テンポの遅さ」に話題となった録音、史上最遅!いやフリッチャイのほうが遅いとか、牧歌的な論議が盛んだった記憶もあります。第1楽章「Allegro con brio」提示部はもちろん繰り返し有、第4楽章「Allegro - Presto」に繰り返しなし、ところが第3楽章「Allegro」は他では(少なくとも当時)めったに見られぬ繰り返し有。第1楽章第3楽章の遅いテンポ、細部曖昧さのない明晰にクールなイン・テンポ、旧来の主情を一掃した新時代の表現だったのでしょう。嫌う人は多いやろなぁ、自分はおそらくは数十年ぶりの再会を新鮮に受け止めました。9:20-10:14-9:52-9:30。演奏機会の少ない晩年のカンタータは美しく、合唱の国・英国の実力を堪能いたしました。8:28。
Honegger 交響的断章第1番「パシフィック2-3-1」/第2番「ラグビー」/第3番/シェイクスピアの劇 「テンペスト」 のための前奏曲/交響詩「夏の牧歌」/喜びの歌/Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(2011年版)〜ヘルマン・シェルヘン/ロイヤル・フィル(1954年)・・・交響気断章第3番と「テンペスト」「喜びの歌」が初耳作品、同時代音楽を養護してきたHermann Scherchen(1891ー1966独逸)らしい選曲。音質は良好でした。蒸気機関車の疾走を描写した「パシフィック2-3-1」、真夏の涼風が吹き抜ける「夏の牧歌」はお気に入り作品、日本ではあまり人気のないHoneggerは交響曲も含めて意外と好きですよ。「火の鳥」は短い組曲だけど、「ペトルーシュカ」はオリジナル4管編成、色彩豊かに解像度の高い演奏、ロイヤル・フィルも好調。「春の祭典」の録音が見当たらないのが不思議です。
Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ヘルマン・シェルヘン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1953年)・・・先日の流れ。恐るべき音質の鮮明さ、ステレオではないというだけ、高音も低音もよく伸びて、解像度も高い。オーケストラの調子も尻上がりによろしくなって、第2楽章「Sturmisch bewegt, mit grosster Vehemenz」ラスト、ティンパニの一撃の衝撃、セクシーな第4楽章「Adagietto」の艶、最高の弦。11:20-13:34-18:06-9:11-15:14。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
今朝は好天・・・なはずだけど、外壁修復作業のための幕が掛かっているので薄暗い朝。昨日日曜は女房殿は眼科へ(休日も開いている)そのまま婆さんのところへ、自分はあまりのヒマさに昼近く市立体育館へ、一昨日マシンを独占されて叶わなかった背筋鍛錬のみ+トレッドミル15分、軽く身体を動かして汗を流しておきました。今朝は67kgちょうど+200g。あとは新しいメニューの研究など。
昨夜テレビにて映画「ぶどうのなみだ」(2014年)頑張って最後迄拝見、その筋書きのムリさ、ひとりよがりに嘆息。大泉洋、染谷将太、安藤裕子ほか豪華脇役揃えてこれはないでしょう。アンモナイトの化石を探している若い女性はどうやって生計を立てているのか、キャンピングカー生活にフロは?北海道の雄大な自然風景をムダに浪費して、屁理屈が多い感じ。「土臭いワイン」というのは存在するのですね。
市立体育館のトレーニングルーム(+シャワーも)は一ヶ月定期1,500円(税込み)也。先月はおそらく18回利用、一回あたり@100を切りました。現役時代は法人契約コナミ・スポーツの都度利用は1,000円以上、人気の西宮北口店はたしか1,500円だったと記憶します。他バス代電車賃も掛かったけれど、週一回女房殿も同行してけっこうな出費だった、いまになって思います。そのまま外食してましたし。一回分の費用で月間費用へ、この違いがリアルな引退生活のダウンサイジングでしょう。
フィットネス産業はシルバー世代主力とのこと、長久手時代のAXTOSでもそう感じたし、大東市立市民体育館だったら低価格な公的施設だからいっそう引退世代が多い(含む自分)。昨日日曜は珍しく若い女性がおりました。トレッドミルが人気みたい、バーベルは比較的若い世代が多いですね。様子はいろいろ、マシンを使用するたびペーパータオルに除菌スプレーを掛けて消毒、もちろん使い捨て。
ところが昭和?ものを大切にする世代は使い捨てが耐えられない、ペーパータオルをポケットに入れて使い回すんですよね、それはちゃうんだって!カンベンして。先日は背筋用のマシンにタオルとOS-1(←けっこう贅沢/自分は小さいペットボトルに水)を置いたきり、15分ほどどこかに行ってしまって加齢による渋り腹?その間誰も使えないのには閉口しました。周りの空気を読んでほしいな。それと初心者ほど道具を大切に扱わない、バーベルを”がっちゃーん”と下ろす騒音にも閉口気味。
Beethoven 「ああ、不実なる人よ」作品65(グレ・ブロウェンスティーン(s)/コンセルトヘボウ管弦楽団1951年)/交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(ストックホルム・フィル1958年ライヴ)〜オットー・クレンペラー・・・先日せっかくネットより入手した音源を廃棄したばかり、なんでまた・・・とは思いつつストックホルム・フィルとの歴史的音源を発見、怖々聴いてみたら思わぬ良心的な音質でした。遅めのテンポに噛み締めるような重心の低い演奏、オーケストラも絶好調でしょう。16:35-17:05-6:39-13:26。Gre Brouwenstijn (1915-1999阿蘭陀)による比較的初期の劇的歌曲も強靭な13:08。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜トーマス・アデス/ブリテン・シンフォニア(2017年)・・・ブリテン・シンフォニアはプロジェクトごとに雇用されるフリーランスの集まりとのこと。モダーン楽器使用、アンサンブルは超絶優秀(ホルン最高)。バービカン・ホールにはあまり良い印象を持っていなかったけれど、音録りの上手さか、シャープ鮮明に芯のある音質でした。Thomas Ades (1971ー英国)は作曲家として著名、Beethoven交響曲録音は Gerald Barry (1952-愛蘭土)による歌曲「Beethoven」「ピアノ協奏曲」(Messiaenの粗暴な金管を連想させるてオモロい作品)を含む意欲的なもの。ストレート系表現、イン・テンポが基本な小編成によるヴィヴィッド闊達に速めのテンポ、第1楽章は繰り返し有。ネットにて評価を探したけれど、まったく出現いたしません。日本じゃ話題になっていないのかな?15:27-13:42-5:39-10:18。重厚なる歴史的録音、新世代の意欲的な録音も両方、たっぷり愉しいもの。
Bach ピアノ協奏曲ニ短調 BWV 1052/Schnittke ピアノ協奏曲/Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調〜クセーニヤ・バシュメット(p)/ユーリ・バシュメット/モスクワ・ソロイスツ(2005年)・・・娘さんですかね、たしかこれがデビュー録音とか。Yurii Bashmet(1953ー露西亜)もプーチン支持の立場なんだそう。世代を超えた意欲的な作品揃えて、とくに初耳のSchnittkeが新鮮、若い世代の元気なピアノを堪能したけれど、屈託なく音楽を楽しめる平和を願います。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
眠りも浅く、途中覚醒な日曜。佳き天気です。今朝の体重は66.8kg現状維持。
昨日は朝一番に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新。そして市立体育館行き、すると義弟夫婦も到着、義妹はオーバーウェイト気味に初参戦、佳き心掛けでしょう。しっかり鍛えて帰り、ゴミ拾いの功徳(のつもり)を積みました。洗濯を済ませても昼から雨予報、室内干しとなります。洗濯物はなかなか乾かないけれど、フロ残り湯を使っても妙な生乾き臭が出たことはありません。来週女房殿の誕生日を控えて、1月に宿泊した京都のホテルが美しく激安、検索してみるとやはり安い、インバウンドが戻ってくるであろう7月の前に訪問を決めました。大型浴場+ちゃんとした朝食は必須です。他、夕食の材料買い足しなど、ごま油(オレイン酸を多く含む)デカボトル購入には勇気が必要でした。そこそこにささやかな贅沢中。
女房殿用のスマートウォッチは1,980円也激安。心拍数歩数はもちろん体温血中酸素濃度、血圧迄測れる優れもの。(←数値アテにならんけど)絶賛日々活用中、最近スマホ・アプリの連動がうまくいっていないようだけど、ま、値段が値段ですから。先日竜頭が欠けてしまって、使えんことはないけれど、いちおう購入先に相談すると・・・写真を送ってくれと。結果、既に同一商品は取り扱っていなくて、返品扱いとなりました。でも、返金のみ現物は送り返さなくても良いそう。なんか申し訳ない。
Andrea Gabrieli マドリガーレとカンツォン集 Cantiam di Dio, Cantiamo/Vaghi Augeletti, che per valli e monti/Angel del terzo ciel, sceso fra noi/Canzona a 4/I‘vo piangendo i miei passati tempi/Vostro fui e saro mentre ch‘io viva/Tirsi, che fai cosi dolente a l‘ombra/Gratie che‘l mio Signor/Canzona a 4/Tirsi morir volea/Rimanti, Amor, in sempiterno oblio/ Come havro pace in terra/Caro dolce ben mio, perche fuggire/ Sento, sent‘ un rumor/Mentr‘io vi miro, vorrei pur sapere/Mentre la greggia errando/Quanti, sepolti giu nel foco eterno/Hor che nel suo bel seno/La verginella e simile alla rosa/ A le guancie di rose/ Ricercare a 4/O Soave al mio cor dolce catena/Piangi pur, Musa, ogn'hor, poi che'l tuo canto/O Dea, che tra le selve a chi ti chiama〜マンフレート・コルデス/ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス(1998年)・・・アンドレーア・ガブリエーリ(Andrea Gabrieli, 1533頃 - 1585 ヴェネツィア)はジョヴァンニ・ガブリエーリ(Giovanni Gabrieli, 1554or1557年? - 1612)の叔父、実質上の育ての親であり師匠とのこと。甥の尽力により作品が残されたのだそう。いつものように基督教やらルネサンスの基礎素養がないので美しい人声、シンプルな管楽器による粛々とした静かな和声、アンサンブルを堪能したのみ。作品の和訳もわからない。Canzona a 4→4声のカンツォーナでしょうね。マドリガーレとは、ルネサンス期の代表的な音楽様式の一つ。 形式や規則を重視する古典的な詩の代わりに、より自由な形式と情感豊かな内容を持つ詩を歌詞に用い、テキストの抑揚に合わせて旋律が歌われるもの・・・とはネット検索の結果です。心洗われるようなシンプルなサウンド、器楽声楽とも超絶技巧を愉しみました。
J.StraussTラデツキー行進曲/Komza'k ワルツ「バーデン娘」/J.StraussUアンネン・ポルカ/加速度ワルツ/リッチ・トラッチ・ポルカ/Ziehrer ワルツ「ウィーンの市民」/J.StraussUポルカ「浮気心」/ワルツ「ウィーンの森の物語」〜ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル(1957年)・・・今更自分が云々せんでも、誰でも知っている味付け濃厚極まりない、ゆったり揺れるウィンナ・ワルツ・ポルカ集。作品選曲もありきたじゃなくて興味深いもの。いったいどうやってこの頑固爺さんを録音に連れてきたのでしょう。音質はかなり良心的、ラデツキー行進曲にはズドンな太鼓は響かないけれど、トリッチ・トラッチ・ポルカのムチ(?みたいな音)はリアルに響きます。どれもテンポ遅く、重く、ルバートたっぷりにオモロい演奏ばかり。3:05-9:15-4:25-9:40-3:07-9:06-2:58-12:13。
Mozart ハフナー・セレナーデニ長調K.250〜モーゲンス・ヴェルディケ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団/フィリップ・マタイス(v)(1955年)・・・ネットより入手した、Haydnの権威であったMogens Woldike(1897ー1988丁抹)による珍しい音源。ステキな作品、優雅な演奏、この作品ならたいてい誰の演奏でも愉しい時間を過ごせます。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
週末土曜を迎え、昼から雨予報、梅雨入りは近いようです。昨日は完全引き隠り、昼に残りご飯冷蔵庫完全消化に喰い過ぎて後悔、夕食控えめにしたつもり・・・今朝は66.8kg▲300gは身動きしなかったワリに上出来でしょう。
softbankスマート体組成計301SI到着。隣町からあっという間に届けてくださったけど、本体より送料のほうが高いのは少々とほほ状態・・・自分も女房殿も登録を済ませて(生年月日性別身長)現在充電済。SIMはないのでスマホ連携はなし、結果を見て確認するのみ、体重体脂肪内臓脂肪骨量筋肉量基礎代謝などが表示されます。
これがずっと使ってきたOmronより500gほど多く表示されます。どちらが正しいのか。基本トータル標準体重に入るけれど、内臓脂肪は10を超え、やはり過多であることを確認いたしました。ハラが出ているのはこれが根本要因。計量はどこかでOmronと差し替えましょう。これより雨が降る前に市立体育館へ鍛えるつもり。”ハラが出ているのと腹筋鍛錬は関係薄い”とは現在読み進めている書籍からの情報です。
Vaughan Williams ロンドン交響曲(交響曲第2番)/「すずめばち」序曲〜ケース・バケルス/ボーンマス交響楽団(1993年)・・・先日クリストファー・シーマンを聴いたばかり。こちら圧巻のメリハリ、輝かしい迫力と誇りに充ちた第1楽章「Lento - Allegro risoluto. Molto pesante」。第2楽章「Lento」の落ち着いた深い沈黙も絶品!第3楽章「Scherzo (Nocturne): Allegro vivace」に於ける上品なノリ、剽軽な風情最高 第4楽章「Andante con moto - Maestoso alla marcia (Quasi lento)」にいや増す黄昏の切ない風景・・・録音も極上でしょう。Kees Bakels(1945ー阿蘭陀)はこの時期、首席客演指揮者だったそう。14:54-12:12-8:03-13:31。序曲(9:33)も含め、このオーケストラは絶好調でした。
R.Strauss 歌劇「サロメ」〜ヨーゼフ・カイルベルト/シュターツカペレ・ドレスデン/クリステル・ゴルツ((s)サロメ)/ヨーゼフ・ヘルマン((br)ヨハナーン)他(1948年)・・・壮大なる序曲も前奏曲もないR.Straussのオペラはほとんど馴染んでいなくて、オトマール・スウィトナー/クリステル・ゴルツ(s)による1968年録音を7年ほど前に聴いていたのみ。陰惨かつ官能的な筋書き、「7つのヴェールの踊り」を管弦楽で知っていた程度。 Christel Goltz(1912-2008独逸)は当たり役だったんですね。前回拝聴時”円熟51歳の声はヴィヴラートの振幅が大きく艶っぽい、惚れ惚れする”とあるけれど、こちら若き日の印象は違ってもっと直截な表現、いずれオペラ・ド・シロウトは云々できません。聴いた、というアリバイのみ。この時期にして良好な音質に驚きました。
Liszt ファウスト交響曲(声楽なし版)〜アレクサンドル・ガウク/大交響楽団(1952年)・・・13年ぶりの拝聴。Aleksandr Gauk(1893-1963烏克蘭オデッサ)による演奏はかなり粗野な金管爆発甚だしい第1楽章「ファウスト」から意外と愉しめます。但し、音質はそれなり、時代相応でしょう。終楽章「メフィストフェレス」に声楽が含まれない(後半「神秘の合唱」に入らずそのまま終結する)から短い版。雄弁でスケールの大きな演奏は音質問題乗り越え、とてもわかりやすい、ド迫力演奏であります。オーケストラはようわからない。25:01-16:19-16:23-10:54。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
好天の週末を迎えました。一昨日の体調不良を払拭すべく昨日朝一番にいつもの通り市立体育館へ、筋トレとトレッドミル(有酸素運動)15分こなしました。シャワーに汗を流して気分爽快。往復4kmのウォーキングも苦になりません。外壁修復工事のため洗濯物は室内干し、それでも夕方くらいにはほぼ乾く爽やかな気候でした。今朝の体重は67.1kg▲100g。
現在基本隔日に市立体育館トレーニングルームに通って、筋トレ8種ほど+各種有酸素運動15分、合計40分ほど。負荷はムリのない水準にとどめて継続中です。毎日の筋トレは筋肉快復する間がないのでよろしくないという説には納得しております。毎日散歩ウォーキングだけでは筋肉鍛錬にならず、トレッドミルゆっくりも悪くはないけど、華麗なる加齢による筋肉の衰え防止には足りぬそう。ところが・・・ネット記事に「一週間120分以上の筋トレは健康に逆効果である」との記事・・・これがじつにエエ加減、裏付けエビデンスなさ過ぎ。ほとんど意味をなさない記事。
横目に眺めても、もの凄く重そうなバーベルを上げている人、自分よりずっとユルい負荷にマシンを使っている方、いろいろです。それを一律”一週間120分以上”にくくるのは、あまりにエエ加減。サンプリングの詳細内容、件数の裏付けが欲しいところ。いずれあまりムリせず、ユルくても楽しく継続できればそれで良いと考えております。ド・シロウト考えだけど。
Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調/交響曲第5番ハ短調〜ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1956年)・・・ Gunter Wand(1912ー 2002ドイツ)40歳代壮年の記録。この顔合わせで第8番を除く交響曲録音と荘厳ミサ曲が揃います。正直、初めてこの存在を知って、ネットでの評価を伺おうと検索したら、少なくとも日本ではほとんど話題になっていないのに驚き。第4番はおそらくモノラル録音だけど、芯のしっかりとした力強い音質、そして中庸のテンポに骨太に引き締まった演奏。終楽章も速すぎず、しっかりリズムを確認するような重心の低さ。12:02-10:27-5:49-7:21。第5番はステレオ。第1楽章提示部繰り返し。この時期にしてモダーンな、こちらも中庸のテンポに引き締まった風情に驚きました。7:28-9:35-5:14-8:24。
Schumann ピアノ協奏曲イ短調(マルタ・アルゲリッチ(p)/ハンブルク北ドイツ放送交響楽団1980年ライヴ)/Barber アダージョ(フィラデルフィア管弦楽団1985年ライヴ)〜クラウス・テンシュテット・・・Martha Argerich(1941ー亜爾然丁)未だ40歳に届かぬ時期の記録。音質良好。この顔合わせなら!そう期待通り、浪漫派の名協奏曲はアツく燃えるように前のめりな演奏でした。14:51-5:40-9:56。テンシュテットには珍しい演目なBarberも悲痛な嘆きが堪能できる9:12。
Mozart 協奏交響曲 変ホ長調K.364(ローラ・ボベスコ(v)/ジュストーネ・カッポーネ(va)1957年)/セレナーデ第4番ニ長調K.203(ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(v)/ピエール・ピエルロ(ob)/録音情報不明)〜カール・リステンパルト/ザール室内管弦楽団・・・写真はセレナーデのLPデザイン。音質かなり良好なステレオ録音。協奏交響曲は名手を揃えて、愉悦に充ちた愉しい演奏でした。Giusto Cappone(1919ー2005伊太利亜)はベルリン・フィルの首席就任前。ヴィヴィッド闊達に艷やかに歌い交わす最高のMozartは11:36-10:15-6:36。優雅なセレナーデの方はやや音質は硬め。第1楽章「Allegro assai」出足、少々重さが懸念されたけれど、主部に入ると涼やか軽快な疾走が待っておりました。名前が凄いHendelというヴァイオリニストとは詳細情報検索できず、仏蘭西のオーボエ名手とともに明るい艶やかなソロを披露してくださっております。5:52-4:36-3:05-4:33-3:38-5:06-4:28-4:48。オリジナルLPに併録されていた3つの行進曲K.408は収録されておりませんでした。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
またまた幼児虐待のニュースは見るに忍びない、眠り浅く昨日週日体調不良、どこにも出掛けず身動きせずに過ごしました。ワガママいっぱいの上の孫2歳、未だ5ヶ月なのにずり這いして動き回る元気な下の孫のLINE動画に目を細めつつ、憂鬱な気分になっておりました。今朝の体重は67.2kg+600gも仕方がない。
キシダさんは「骨太の方針」とか膨大なる庶民の預貯金を投資へ誘っております。庶民の骨はさほどに太く丈夫じゃないっすよ。厚切りジェイソンも日本人の投資敬遠風潮を嘆いて、それはそれでひとつの見識、実際カネが死蔵されずに世の中に動けば景気対策、でも実際はどうなんでしょう、そうカンタンに上手くいのでしょうか。原資のない人はムリだし、格差はますます広がっていくかも。金銭感覚は人それぞれ、ある日突然誤って四千数百万円振り込まれてネットカジノに使ってしまう人(←ほんまかどうか知らんけど)コロナ対策付け焼き刃の公的施策仕組みを悪用して10億ほど不正に荒稼ぎした人(←インドネシアにて主犯は捕まったとか)表に出ただけでもけっこう話題になっております。
なにもかも値上げが続いて、日銀総裁の庶民離れした感覚に呆れます。自分の基本姿勢はものには”相応しい価値がある”、”カネは入る以上に使わない”(足らんかったら我慢する、諦める)あとは損切り判断かな?”損をするなら宵のうち”は佳き言葉だと思って、そんなことをお仕事現役中に学んだもの。60歳定年を迎えて継続雇用の身分に至った時に(収入激減!)生活を見直してダウンサイジング。かつては退職金で世界一周!なんて人もいましたっけ。自分はたまたま不動産を若いうちに処分済、資産もないけど借金もない無借金無財産生活。60万ほどかけて歯並び矯正したのが一番の贅沢でした。
ワルい朋(ぽん)友は不動産を4件ほど所有して、運用益を出す仕組を考えておりました。義弟は家のローンが残っているようで、介護施設の送迎運転手に再雇用(おそらく賃金は安い)奥様もパートに出ております。ウチはな〜んもせず、まず身体を日々鍛えることのみに専念中、健康がまず基本中の基本。やっているのはそれだけ。
Mozart セレナーデ第10番 変ホ長調(370a)「グラン・パルティータ」〜コレギウム・アウレウム(1970年)・・・・旧録音。LP時代に聴いていたのがこの管楽器アンサンブル。愛するMozart中でもヴェリ・ベストな愛聴作品、とくに瞑想深まる第3楽章「Adagio」が大好き。ネットよりLP復刻音源をようやく発見して、マイルドな音質最高。古楽器としては折衷様式だとかどーとか、そんなことはド・シロウトには関係なし、最近のキレキレのテクニックや快速テンポ・リズムに非ず、ゆったりめのテンポ、ノンビリと微妙にユルいテイストを堪能いたしました。11:30-10:16-5:58-6:15-7:20-11:05-3:53。
Prokofiev ピアノ協奏曲第5番ト長調/Weil 「三文オペラ」より組曲(小さな三文音楽) 〜ジョン・ブラウニング(p)/ エーリヒ・ラインスドルフ/ボストン交響楽団メンバー(1969年)・・・ピアノ協奏曲は1932年作曲者によるピアノとフルトヴェングラーという豪華な顔合わせが初演とか。辛口にハードな旋律リズム、ソロもオーケストラも超難曲なんだそう。暴力的なBartok、Straviskyバリの緊張感が続いて圧巻の迫力であります。最初から4:40-3:40-1:47、ここまでは一気呵成に進んで、第4楽章「Largehetto」は静かに妖しく強く(7:29)ラスト「Vivo」(4:54)は野蛮な迫力がユーモラスに戻って終了。ブラウニングのピアノはキレキレでっせ、ラインスドルフの乾いた表現も作品に似合います。
妙な組み合わせは「小さな三文音楽」これがオリジナルLPの姿なんだそう。協奏曲とは同時代の作品ということでしょうか。序曲(1:35)マッキー・メッサーのモリタート(「マック・ザ・ナイフ」1:57)代わりにのソング(Anstatt-dass Song)(1:53)快適な生活のバラード(3:02)ポリーの唄(2:17)タンゴ・バラード(2:21)大砲の歌(2:04)三文フィナーレ(4:37)。初演はオットー・クレンペラー。オーケストラがものすごく上手い、演奏はよけいな飾りのない正確というか生真面目というか、流したところは一切ないもの。昔から愛聴して←昔馴染みの音源に再会できていないけれど、記憶とは天と地ほど違うかっちりとして、初めて作品の魅力が見えた思いでした。
Moeran 交響曲ト短調(ハレ管弦楽団)/ Edward German(1862ー1936英国) ネル・グウィン舞曲 / Elgar 愛の挨拶 /Dvora'k 夜想曲ロ長調 作品40 / Lalo 朝の詩 第1番(ロンドン・フィル) /Sibelius 組曲「恋人」作品14/組曲「クリスチャン王 2世」/エレジー(String Orchestra) / Borodin 歌劇「イーゴリ公」序曲(ロンドン・フィル?)〜レスリー・ヒュワード(1938-42年)・・・Leslie Heward (1897-1943英国)による珍しい録音、オーケストラ表記には自信がありません。Ernest John Moeran(1894ー1950英国)は英国音楽ファンとしてこれからお勉強したい渋い存在、彼はこの作品の初演をしていたはず。AllegroーLento-Vivace-Lento - Allegro molto 4楽章からなる42:38、大きな作品。例の鬱蒼とした英国系の風情、民謡風わかりやすい旋律に+激しい不協和音も登場する起伏の激しいパワフルな作品でした。録音は少ないみたいだけど、忘れられるにはもったいない名曲。オーケストラもこの時期既に絶好調、他の小品集も含め音質もかなり良好でした。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日も今朝も好天。外壁修繕真っ最中故洗濯物は外に干せません。+草刈りの騒音がやかましい!朝一番に市立体育館へしっかり鍛えて、帰り少々根性入れてゴミ拾い(功徳のつもり)途中小さな川の縁迄降りて、登る時にひじをちょっぴり擦りました。女房殿は婆さんと通院、自分はきゅうりと人参のカンタン酢漬けやらヨーグルト作り、黒豆を煮たりして過ごしました。あとは音楽ばかり。
歯医者二回目。前回は歯石除去と左上奥歯の小さな虫歯発見し、その治療に入りました。かぶせと自分の歯の間にできた虫歯故、かぶせもいったん外して作り直して治療、再度型取りをしました。一週間後に完成して治療は完了となるはず。夕方だったので夕食調理時間ギリギリ、婆さんの介護より戻った女房殿と外食決意、もうウォーキングは壱萬歩に接近していたので梅田に出る元気もなく、ご近所の焼き鳥「大吉」へ久々、転居来二度目、馴染みの味を堪能いたしました。ちょっぴり失業手当も出ましたし、気分的に。今朝の体重は66.6kg▲400g。利き歯が不如意なので食事がちょっと苦しい。
Mahler 交響曲第4番ト長調〜エドゥアルド・ファン・ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団/マーガレット・リッチー(s)(1951年)・・・前回拝聴が2011年←ぐずぐず持って回った言い回しにイライラするような表現さておき、この時期音質云々はあまり気にしていなかったみたい。Eduard van Beinum(1901ー1959阿蘭陀)は心臓が悪かったようで、いまなら壮年現役の年齢で逝ってしまったのは残念でした。英DECCAのモノラル録音は充分現役水準。この時期のコンセルトヘボウは名人揃い、各パートの深みのある音色とオーソドックスな表現にシミジミ聴き惚れました。最終楽章Margaret Ritchie(1909-1963英国)の歌唱スタイルは少々昔を感じさせるけれど、目くじら立てて言い立てるほどでもないでしょう。15:11-8:41-20:10-9:06。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ヘルマン・シェルヘン/ロイヤル・フィル(1954年)・・・ほぼMahler交響曲が揃うHermann Scherchen(1891ー1966独逸)(第4番が見当たらない)歴史的音源でMahler、というのもナニだけど、これは予想外に音質も良好、なにより演奏がオモロい!うねうねと重苦しく遅い第1楽章「Langsam, schleppend」は繰り返しなし、第2楽章「Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell」は快速テンポに駆け抜けて熱狂、第3楽章「Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen」は足取り重く微妙に怪しくスウィングしてテンポも揺れております。終楽章「Sturmisch bewegt」は咳いてアツく、素っ気なくも一気呵成に駆け抜けました。15:10-6:11-10:53-17:51。
Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ヘルマン・シェルヘン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団/合唱団/ミミ・コアース (s)/ルクレティア・ウェスト(con)(1958年)・・・これはLP時代より意外と馴染みだったステレオ録音。ティンパニの存在感が薄いとか、トータル迫力にちょいと不満はあるけれど、この時期にしてたいした出来ですよ。遅いテンポ、とくに最終楽章「Im Tempo des Scherzo」は細部迄しっかり描き込んで、しっかり腰を据えたスケールが大きい。声楽も充実。長大なる作品を堪能いたしました。24:46-11:52-12:35-6:50-37:40。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
東北地方の大雨、暴風はいかがでしょうか。農産物に影響が出ないと良いのですが。こちらは爽やかな朝を迎えました。
昨日朝一番小雨模様の中、自宅より最寄りの駅からハローワーク迄往復、11,510歩。ご近所の小さな疎水公園みたいなところに、イタチ?あらいぐま?みたいなのが、水を飲んでおりました。どなたか飼っていたのに、逃げ出したのか、不思議な光景でした。事務処理手続きはあっという間、ささやかにまず16日分のみ失業手当が出ました。なんかとても疲れて、昼寝しっかり。本日はこれより市立体育館へ、昼から歯医者へ治療に出掛けます。毎日朝一番に計量を続けて、ここ一年ほど減量は停滞気味というかリバウンド気味、Omronのディジタル体重計を使っていて、これは中古屋で980円入手、本来種々機能があるらしいけど故障っぽくて、体重のみの使用となっております。もう4年くらいかな。
ヤフオクにてsoftbankスマート体組成計301SIを落札、SIMがあればスマホやコンピューターにデータ同期ができるらしいけれど、それは不可。いちおう体重のみならず体脂肪内臓脂肪骨の状態もわかるみたいです。1,000円ほどだけど、さて使いこなせるか(送料のほうが高くて+600円ほどになった)数日で到着予定。自分はトータルでは標準の体脂肪率となっているけれど、きっと内臓脂肪が多いと予想しております。今朝の体重は67kgちょうど+100g。女子バレー日本は金メダル亜米利加に完勝、王者は調整中で本気出していないのかも。
Vaughan Williams ロンドン交響曲(交響曲第2番)/音楽へのセレナーデ〜クリストファー・シーマン/ロチェスター・フィル/マーキュリー・オペラ・ロチェスター合唱団/Juliana Athayde(v)(2011年)・・・Christopher Seaman(1942ー英国)は1998ー2011年迄ロチェスター・フィルの音楽監督を務めたヴェテラン。これは勇退記念録音でしょうか。RPO辺りの音源に、素直なクセのない演奏を聴かせてくれておりました。両端楽章にビッグ・ベンの鐘が静かに鳴り渡って、いかにも憂鬱としたロンドンの曇り空が思い浮かぶようなしっとり雄弁な作品。第3楽章「Scherzo (Nocturne) Allegro vivace」のユーモアに快活な駆け足さえ、なんとなく鬱蒼とした風情が漂うもの。優秀な録音、アンサンブルに優れてもオーケストラの響きはややジミというか個性不足、シーマンの表現はかつての記憶通り、あまり自らの個性を誇示しない素直というか穏健、少々メリハリに欠ける?かも。13:28-9:22-8:02-11:58。「Serenade to Music」は16人の独唱者と管弦楽+ヴァイオリン・ソロのための作品、敬虔な雰囲気に充ちて感動的な名曲は12:33。
Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調/第4番ト長調〜メルヴィン・タン(fP)/ロジャー・ノリントン/ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ(1988年)・・・たしかこれがこの作品に於ける古楽器初体験だったはず。作品が生まれた当時のサウンドは頼りないほどデリケート、素朴な音色だったのでしょう。力強く勇壮なハ短調協奏曲(15:52-7:55-9:10)優しく語りかけるようなト長調協奏曲は軽快に薄いタッチ、ややザラリとした古楽器オーケストラも快く、親密、デリケートに響き渡ります。終楽章「Rondo Vivace」はまるで春の目覚めのように優雅に闊達。(17:19-4:07-9:53)
Beethoven ピアノ協奏曲第4番ト長調〜アンドレ・クリュイタンス/フィルハーモニア管弦楽団(1952年)/ピアノ・ソナタ第32番ハ短調(1951年)〜ソロモン(p)・・・こちらモダーン楽器による歴史的録音。Solomon Cutner(1902ー1988英国)は1956年脳梗塞のため活動を中断余儀なくれたそう。彼の歴史的録音はほとんど拝聴する機会もなく、実質上初耳でした。音質はかなり良心的、上機嫌に優しいBeeやんの作品は春の目覚めを感じさ、流麗な技巧を誇って清潔なタッチ、スタイルはモダーンに威圧感など与えぬもの。テンポはやや速め、終楽章「Rondo Vivace」はいや増す熱気に速度アップ、クリュイタンスの伴奏も万全でした。(18:10-5:20-9:34)。ラストのピアノ・ソナタは情熱的なフーガが疾走する第1楽章「Maestoso-Allegro con brio ed appassionato」、第2楽章「Arietta. Adagio molto, semplice e cantabile」は深く沈溺する主題が5回変奏され、圧巻のハ長調の躍動に締めくくる雄大巨大なる名曲。後半に向かうほどアツい演奏。あまり熱心に聴いていないピアノ・ソナタ全集だけど、ムダを削ぎ落として気分はほとんどBachな風情、この作品が一番好き。(8:43-17:58)
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日夜から雨、今朝も続いて、全国場所によっては大雨被害の予報も心配です。これより雨を押してハローワークに出かけましょう。昨日日曜はいつも通りヒマ、本日珍しく予定が入っているのと、牛乳が切れそうだったので購入ついでに連日市立体育館へ軽い運動へ、レッグ・エクステンション+背筋+トレッドミル6km/h15分のみ、ほんの体調整える程度でも効果はあることでしょう。今朝の体重は69.9kg現状維持。昨日、女子バレーはドミニカ共和国に勝利、相手のミスに助けられた感じ、コンビネーションはよろしくありません。これから亜米利加波蘭強豪チームとの試合が待っております。
今朝のNHKニュースを眺めていたら、防府市の自主夜間中学の取り組みの報道有。毎日という頻度じゃないみたいだけれど、若い世代、70歳の女性など9名が参加、学ぶ意欲に胸を打たれました。マン・ツー・マンに教える立場の側もボランティアとのこと。自分の怠惰をちょっぴり反省いたしました。
(ヤフオク落札された)ノートパソコンは送付翌日午前中に神戸に到着したそう。さっそくの評価をいただきました。堅牢だけど遅く重いLenovo G575(11年選手メモリ4gb/Zorin-OS 12.4 Core 64 bit)は自分用にカスタマイズ済。それなり順調に稼働しているけれど、光学ドライブが早々に壊れてしまいました。DVDを挿入しても反応がなく、ボタンを押しても取り出せない・・・クリップを伸ばして小さな穴に入れて強制的にとり出すしかない。
そのうちイジェクトボタンは反応しなくなりました。DVDを挿入することさえできません。自分の使用頻度が高過ぎるんやろか、使用するマシンは歴代次々と光学ドライブがお釈迦になっております。
Vaughan Williams 舞踏のための仮面劇「ヨブ」(1946年)/トーマス・タリスの主題による幻想曲(1940年)〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル・・・ウィリアム・ブレイクの「ヨブ記」への挿絵による作品、と云われても極東亜細亜のド・シロウトにはなんのことやらさっぱりわからぬ43:39の長大なる作品。いつもの鬱蒼として湿度高く、遠い景色を眺めるように茫洋とした作品は、静謐と時に爆発も力強くしっとり美しい。いったいAdrian Boult(1889ー1983英国)はこの作品を幾度録音しているのでしょうか。自分が知る限り、これが一番古いけれど音質はかなり良好でした。「タリス」は悠悠順々とした大好きな弦楽作品、これはもっと録音を繰り返しているかも。14:03。
Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団/(エリーザベト・シュヴァルツコップ(s)/マルガ・ヘフゲン(a)/エルンスト・ヘフリガー(t)/オットー・エーデルマン(b)/ウィーン楽友協会合唱団(1955年)・・・実験的なステレオ録音バージョンとのこと。たしかに広がりを感じて聴きやすいけれど、定位は茫洋として全然アウト、声楽ソロはぼわんと広がって、合唱は左側にまとまっております。未だ巨匠時代ですよ、表現はモダーンにさっそうと速めのテンポ、清涼なオーケストラのサウンド、ホルンの嚠喨(りゅうりょう)とした太い音色は魅力・・・だけど、なんやさらさらと味が薄いなぁ、怒涛の感動に至らない。15:05-10:16-15:59-24:15。
Mozart ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調K.271「ジュノーム」/第12番イ長調 K.414/ロンド イ長調K.386〜ロナルド・ブラウティハム(fp)/マイケル・アレクサンダー・ヴィレンス/ケルン・アカデミー(2009年)・・・古楽器によるデリケートなサラサラと快速テンポ。たしか初めてオーセンティックなスタイルを意識したのはBach ブランデンブルク協奏曲(グスタフ・レオンハルト(cem)/シギスヴァルト・クイケン(v)/アンナー・ビルスマ(vc)/フランス・ブリュッヘン(fl)他1976年)。ほとんど天地がひっくり返るような驚愕新鮮な感銘をいただいた記憶もあります。作曲当時の楽器の機能、会場の広さなど研究して、浪漫の残滓をクリアに一掃して再構築作品を再認識、先日他の方のサイトを拝見して執拗にこの方向を嫌うコメントを繰り返して、残念に思ったもの。ブライティハムのフォルテピアノはちょいとサラサラと流れ過ぎるような気もしたけれど、優雅に踊るような作品は爽やかに軽快な気分に充たされました。9:11-9:45-9:06。9:00-7:10-5:59。8:25。
続けてMozart ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451/ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調/ロンド ニ長調k.382(2013年)も拝聴。10:06-5:03-6:32。10:05-4:58-7:41。9:18。テンポ設定がちょっと速い感じもあるけれど、これも同様の流れの良さ、軽さ。現代はモダーン楽器による優雅な表現、古楽器による溌剌とした演奏、両方楽しめる時代がやってきております。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日朝一番にいつもの市立体育館へ、ここ最近両脚内転筋外転筋の鍛錬を増やして膝対策を強化のつもり、腹筋も胸筋もしっかり鍛えて、背筋用のマシンのみ延々と独占している人がいて使えませんでした。そしてさらに郵便局迄(ヤフオク落札された)ノートパソコンを背負ってウォーキング、帰り昔風の商店街を抜けて個人経営っぽいディスカウント・ストアを発見、かなりの量のパンの売れ残り割引有、思わず買ってしまいました。強い日差しに顔首腕辺り、ちょっと焼けました。今朝の体重は66.9kg▲600gようやく66kg台に戻しました。
ご近所に星乃珈琲があって、市立体育館への通り道。珈琲が450円となって、軽食も含めけっこう人気のようです。現役時代やったら行っていたろなぁ、でもいまは既に引退の身分、節約を旨とした生活にそんな贅沢はできません。業務スーパーのラグジェリッチ400g(豆)を毎朝ニ杯分ごりごり挽いて淹れて一ヶ月以上保って460円。きっと一杯450円の珈琲は香り高いやろなぁ、どこで贅沢するか生活のメリハリ、生活の考え方ですよ。おいしい鮮魚の居酒屋とかけっこう通ってますし。
原油高に露西亜侵攻要因、これから電気ガス先頭になにもかも値上がりして、年金は切り下げられる仕組みしかないから、どこでどう節約するか、ムダを省くか、有効活用するか知恵の出しどころでっせ。【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新を失念していて、夕方ようやく四苦八苦しつつ執筆を済ませました。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1964年)/Sibelius 交響曲第2番ニ長調 作品43(1966年)〜ジョージ・セル/コンセルトヘボウ管弦楽団・・・前回Sibelius拝聴ナント!18年前、しかも懐かしい駅売海賊盤。現在ではパブリックドメインに至って自由に聴けるようになりました。George Szell(1897ー1970洪牙利→亜米利加)はコンセルトヘボウといくつかまとまってセッション録音を残して、久々の拝聴は記憶より音質かなりよろしいことに少々驚きつつ、いつも通りの厳しい集中力にも打ちのめされました。9:23-12:38-5:45-13:41。Beethovenの方はもしかして初耳?記憶が飛んでいるだけかも。第1楽章 「Allegro con brio」から引き締まった中庸のテンポに過不足なし、提示部繰り返し有。テンションの高さ、名手揃えた管楽器の奥深さ、豊かな響きに魅了される推進力。第2楽章「Andante con moto」緩徐楽章も力強い歩みに、強奏での余裕に響きは濁らない。7:32-10:11-5:35-8:44。
Beethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調/R.Strauss アルプス交響曲〜クリスティアン・ティーレマン/ミュンヘン・フィル/レオニダス・カヴァコス(v)(2005年ライヴ)・・・Christian Thielemann(1959ー独逸)意外と短かったミュンヘン時代の記録。(2004-2011年)音質極上。現役最高のヴァイオリニストの一人、 Leonidas Kavakos(1967ー希臘)はクール怜悧冷静に正確なテクニック、水際立って知的に美しくも冷たい整った音色に魅了されます。(48:58楽章間+盛大なる拍手込み)「アルプス交響曲」はいかにもティーレマンに相応しそうな壮麗なるスケールを誇る作品、期待を裏切らぬアツい盛り上がりと盤石の貫禄、ふくよかなオーケストラの響きを堪能させてくださいました。(57:44拍手込み)
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
昨日、眼科へ詳細検査。視野もさほどに悪くない、その他撮影の診立ては前・緑内障程度とのこと。けっこうなカネが掛かっても身体のことは仕方がないでしょう。同じ医院に予約していた婆さんが女房殿と来訪して鉢合わせして”痩せた”と云われたのは、ずいぶん久しく会っていなかったから。92歳、耳が遠いけれど思ったよりしっかりして、でもぜいぶん小さくなりました。米5kgを背負っての帰り道、撮影のため瞳孔を広げる目薬要因から、日差しが眩しくて眼が開けていられない、終日視野が霞んで苦しんで、今朝も視力が戻っていない感じ。
音楽日誌にこの話題を載せたらYahoo!にさっそく緑内障と眼圧の話題が出現!日本人の70%は正常眼圧のまま緑内障に至っているとの記事でした。それにしても、ネットの情報収集アルゴリズムは凄い!今朝の体重は67.5kg現状維持、減りまへんな。昨夜の女子バレー対独逸戦、フルセット逆転勝ち!そして、ようやくノートパソコンFujitsu(LIFEBOOK A561/DX /Windows10)オークション終了2,200円也。実際の実入りは1,500円ほど?こんなものでしょう、本日郵便局に背負って送っておきましょう。
樋口晴彦「本能寺の変ー光秀の野望と勝算」(学研新書)・・・俗説にまみれた「本能寺の変」本の決定版 !思い込みや期待を捨てて、当時の人間関係力関係を正確に分析して、明智光秀は老練な武闘派であり、統治にも優れていたと分析します。積年の恨みがあった、ということでもなく、すべての条件が揃ったから信長父子を弑したとの結論です。その後の秀吉の「大返し」、光秀が敗北に至る諸武将との関係も詳細に分析されて、納得できました。
ネットよりオットー・クレンペラーのBeethoven交響曲集1960年ウィーン芸術週間ライヴ他を発見、順次ダウンロードして数曲拝聴、結局廃棄いたしました。既にEMIのセッション録音は入手済、音質状態はそちらほうが整っているし、それよりなによりまずそれを”ちゃんと聴けていない”。日々ネット検索して音源入手は趣味の世界だけれど、コケシの収集じゃあるまいし、音楽はまず聴いてナンボの世界、時間を掛けて音源入手して挙げ句、廃棄を幾度繰り返したことでしょう。長年熱望していた音源を発見!喜び勇んで、それは既に入手済失念していただけ、そんな情けない経験も数多くありました。
ま、趣味趣向はそれぞれ、人さまの迷惑にならなければOKでしょう。亡き両親は巨大なコケシを収集していて、兄は遺品整理に四苦八苦しておりましたっけ。
Beethoven 交響曲第1番ハ長調(フィルハーモニア管弦楽団1960年ライヴ)/交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(ケルン放送交響楽団1955年ライヴ)〜オットー・クレンペラー・・・かなり前に聴いていた(はずの)ライヴ。以前だったらこの乾いた音質に耐えられなかったと思いますよ。この世代にしてOtto Klemperer(1885ー1973独逸)は乾いてモダーンなセンスに力強いもの。アンサンブルは微妙に粗いような気もするけれど、名曲を実感させる立派な記録・・・だけど、廃棄したのはこの音源です。(第1番)9:26-8:18-3:52-6:21(第3番)15:14-14:25-5:52-11:43。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(1959年)大フーガ(1956年)〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団・・・4年後のセッション録音はぐっと落ち着いたテンポ、上記ライヴでも感じたけれど、フィルハーモニア管弦楽団のサウンドはクリアに清潔ですよ。Beeやん傑作揃いの交響曲中、この作品がダントツに拝聴機会が多いもの。19世紀の残滓に非ず、異様に重かったり、デモーニッシュに暑苦しい表現ではない、どこか一歩引いた冷静、大きな表現も彼らしいもの。音質は時代を勘案するとかなり鮮明でした。16:41-16:54-6:34-13:26。「大フーガ」は滅多矢鱈と立派な世界、16:32。
Verdy 歌劇「椿姫」序曲(1978年)/Dvora'k 交響曲第7番ニ短調(1972年)/Bartok 管弦楽のための協奏曲(1976年)〜ズービン・メータ/イスラエル・フィル・・・イスラエル・フィル70周年記念ボックスより、これは英Decca音源。Zubin Mehta(1936ー印度)40歳前後の記録、この人もずいぶんと長く活躍して、既にこのオーケストラを降りてここ最近病がちとの噂も伺いました。ほんの短い序曲を経(3:31)Dvora'kは燃えるような勢い、最終盤の疾走するテンポ、パワフルに充実したオーケストラの響きを堪能できました。美しい交響曲は若々しく表現されました。(11:33-9:30-7:28-9:01)オーケストラの技量が問われるBartok、かつての乾いて潤いの足りないサウンドといった先入観は払拭されて、すべてのパートの妙技を堪能できました。グラマラスだけどちょっぴりユルい?そんなメータのイメージも一掃、ニュアンスと迫力に富んだ緻密な表現に感心。(9:29-6:16-6:59-4:22-9:37)。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
あっという間の一週間、本日はもう週末金曜日。いまのところ、我が団地の一室は涼しく感じます。昨日はいつもの市立体育館にしっかり鍛えて、夜は久々の女子バレー宿敵・韓国との対戦を堪能、日本キラー金軟景(キム・ヨンギョン)が代表から抜けたせいか久々に圧勝いたしました。古賀紗理那絶好調。しっかり餃子を喰っても今朝の体重は67.5kg現状維持、減量意識した食生活に非ず日々しっかり喰っているからな。本日これより朝一番に眼科検診へ。帰りお米を入手して背負って帰る予定。
料理レシピはネットから日々冷蔵庫食材を検索して決めております。圧力鍋は20−30年ほど愛用してパッキンも幾度か交換済、この間Myブームは煮豆、黒豆(北海道産の安いもの)大正金時は婆さんにも好評、市販のものより糖分が少なくできるのは流通させる売り物ではないから。先日、大正金時に醤油がやや多過ぎて失敗、微妙な味になっても、それなりおいしくいただけるもの。
大豆は比較的安いけれど煮豆の評判は周りからイマイチ、一度で断念。するといただき物有。これは再トライすべきとの天啓でしょう。ネットにてコツを検索すると
(1) 一度沸騰させて湯を流してアクを取ること*
(2) 醤油、みりん(風調味料)*の分量割合は正確に+砂糖はお好みの量
圧力鍋なので水に浸して一晩、みたいな工程は省略、沸騰したら弱火にして30-40分ほど、豆の煮え具合軟らかさを点検、必要に応じて再加熱、完全に冷えて初めて味が染み込むのはどの料理でも一緒。* が手抜き、今回の改善ポイントだったみたい。
エラソーに云うほどもない当たり前のことなのでしょう。深みのある飴色にふっくら、甘さ控えめにおいしく仕上がりました。
Brahms ヴァイオリン協奏曲ニ長調(ミクローシュ・エルデーイ/ブダペスト・フィル1970年)/Beethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調(ヤーノシュ・フェレンチーク/ハンガリー国立管弦楽団/1963年頃)〜デーネシュ・コヴァーチ(v)・・・日本では知名度薄いKovacs Denes(1930ー2005洪牙利)は往年の名手、LP廉価盤時代に出ていたような記憶もあって、残響豊かな奥行き雰囲気ある音質でした。Beethovenの録音情報は詳細調査できず、やや落ちるぼわんとしたもの。ゆったりとして落ち着いたテンポ、しっかり正確な技巧とちょっぴり神経質なヴィヴラートも美しい仕上げ、気品あるヴァイオリンでした。悠々と浪漫の旋律が流れるBrahms(20:12-8:39-7:35)それを先に聴いてしまうとシンプルな風情が際立つBeeやんの優しい、穏やかな作品(23:16-9:05-9:17)ヴァイオリン協奏曲の最高峰を揃えてくださいました。
Haydn ネルソン・ミサ(困難の時のミサ)ニ短調〜ピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管弦楽団/合唱団/Margaret Hauptmann(s)/Grace Reginald(ms)/Richard Miller(t)/Roger Havranek(b)(1970年ライヴ)・・・ちょうどジョージ・セルが亡くなる頃、珍しいブーレーズのライヴ音源をネットより入手。作品も初耳、声楽陣+木管を欠いたオーケストラ編成。キリエ(ニ短調)ーグローリア(ニ長調)ークレド(ニ長調)ーサンクトゥス(ニ長調)ーベネディクトゥス(ニ短調-ニ長調)ーアニュス・デイ(ト長調-ニ長調)からなるミサ曲は力強く高揚して、明るい風情、Haydnにこんな愉しい作品があったのですね。42:33(楽章間拍手込み)音質はまずまず作品拝聴に問題ない水準でしょう。声楽ソロにはちょいと強面な雰囲気が残って、きっと現代の古楽器系演奏はもっと柔和な風情と類推されます。Haydnとは縁の薄そうなブーレーズはライヴ演目に交響曲をいくつか拾えるから、演奏会レパートリーだったのでしょう。かなりアツい表現、まだ血気盛んな45歳でっせ。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
今朝も涼しいけれど、気温はかなり上がるらしい。これから梅雨の時期が迫って、異常な大雨、夏も厳しい暑さが予想されているとか、既に印度では異常な熱波が続いているそう。露西亜の烏克蘭侵攻と併せて世界的な食料不足と、日本の電力事情も心配されます。そして、また哀しい幼児虐待のニュース、水面下ではまだまだたくさん陰で泣いて、苦しんでいるこどもがいるのでしょう。胸が塞がる思い。熊本の上の孫2歳、下痢と嘔吐を繰り返して通院したとの連絡、幸い大きな病じゃなかったよう。幼子は無条件に守られ、愛されるのか当たり前・・・貧困が根底にあるのでしょうか。コロナ感染は微妙に減少傾向が続いて、結局GW明けちょっとの間だけの増加でした。理由要因不明。
昨日は休筋日。緑内障視野の一部欠損を指摘されたのが10年以上前、毎日の点眼(眼圧調整)半年に一回の通院検査で現状維持、悪化を防いで日常生活に問題ありません。転居して4ヶ月ほど、目薬も切れてきたので地元医院を検索して朝一番に受付お願いしたら・・・たいへんな混みように数日後の予約が必要となりました。仕方がないので帰宅途中、目に入ったのが歯医者さん。そういえば半年以上歯石も取っていないし、知らぬうちの虫歯も心配です。幸い、新しい歯科医院は当日比較的空いていて、レントゲン撮影、歯石除去も含めての検査結果は、左上奥歯にちょっぴり虫歯が始まって治療が必要でした。なんとなく不快な自覚症状もあって、数回で治療は終わることでしょう。医療費はけっこうな負担となります。たいていカードが使えないのも不便。
そういえば久々にヤフオク参加中、仕組みが変わっておりました。先週落札されたノートパソコンの入金がないと思ったら、PayPayポイント加算がデフォルト、現金入金をお願いしたら更にけっこう減額される・・・そんな仕組みだったのですね。PayPayを日常使う人には便利かも、ま、囲い込みですよ。今朝の体重は67.5kg▲200g、かなり喰った自覚はありました。
Mozart ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K.207(ステファン・ワーツ(v))/ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246「リュッツォウ」(ジャン・チャクムル(p))/ホルン協奏曲 変ホ長調K.495(イヴォ・ドゥドラー(hr))〜ハワード・グリフィス/カメラータ・シュヴァイツ(2021年)・・・次代を担う若者たち?の録音、各々のカデンツァは自作なんだそうです。Camerata Schweizは瑞西の独逸語圏のオーケストラ、初耳でした。ヴァイオリンとピアノはMozartの比較的初期の初々しい作品を新鮮に、どれもしっとりとした瑞々しい味わいに表現して、完成度高く将来が愉しみな演奏ばかり。イヴォ・ドゥドラーはハノーファー北ドイツ放送フィルのソロ・ホルン奏者とのこと、水際だった明るい音色、技巧の冴えはスムースでした。
Haydn アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ(アンダンテと変奏曲ヘ短調) Hob.XVII-6/Mozart ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310/Schubert 即興曲 作品90 D.899 第1番ハ短調/第2番 変ホ長調/第3番 変ト長調/第4番 変イ長調/Beethoven ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」〜フリードリヒ・グルダ(p)(ルガノ1968年ライヴ)・・・13年ぶりの拝聴。名手Friedrich Gulda(1930ー2000年墺太利)のライヴ、演奏会の流れを考え抜いた配置、Haydnの可憐な変奏曲から、ほの暗いMozart、夢見るように美しいSchubertを経て、道路工事のドリル!な「ワルトシュタイン」の力強い躍動、終楽章「Rondo. Allegretto moderato - Prestissimo」ひたすらアツく追い込むような勢いに、どこをとっても愉しさが止まらない!素晴らしい一夜を連想させてくださいました。
Mozart ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」/第27番 変ロ長調K.595〜リリー・クラウス(p)/スティーヴン・サイモン/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団(1965-66年)・・・LP次代から馴染みだけど、音質的にも、不思議な伴奏も含めて評判のよろしくなかった全集より。久々の拝聴に粒の揃った美しいピアノ、伴奏も音質含めて目くじら立てるほどの問題もありません。(第27番は少々音質は落ちる)彼(か)の”粗い”記憶はなんだったのか?一般に評価や評判のよろしくない「戴冠式」は第1楽章「Allegro」のズンズンと刻むリズムからお気に入り、Wikiによると多く左手パートが楽譜には書かれていない作品とのこと、シンプルな風情の作品はリリー・クラウスの粒の揃った美しい音色で表現されました。変ロ長調協奏曲K.595は達観したような落ち着いた雰囲気は晩年が迫っていることを感じさせる、静かな名曲。終楽章「Allegro」は歌曲「春への憧れ」K.596と同じ旋律、その無垢な気持ちを想起させて、心洗われる思い。
2022年6月某日/●隠居生活初心者入門の日々
薄ら寒い朝、6月に入って2022年も折り返しへ。昨日は朝のうち小雨が残って、自宅ストレッチして結局市立体育館へ3日連続、筋トレ連続はよろしくないのでトレッドミル15分(有酸素運動)+前日使えなかった内転筋外転筋のマシンのみので済ませました。散歩みたいなものですよ。帰りはいつものゴミ拾いはサボって、と、思ったら一発目に小さなビニール袋が捨ててありました。缶コーヒーはたちが悪くて、たいていその中にけっこうな量の吸い殻が入れてあるんです。中身の処分も缶の処理にも困り物、ほんの一部の人と思うけれど愛煙家にはマナーを守ってほしいもの。マスクはかならず道中に数個落ちております。ごていねいに小さく畳んであるものもありました。
お気に入り番組を眺めていて、例えば「ポツンと一軒家」「ビフォー・アフター」(再放送)に出てくる高齢の爺さん、その深いシワが眩しいほど味わい深い、煩悩抜けきって達観の境地、虚心坦懐な表情。熊本から送られてくる小さな孫のつぶらな瞳をみてもその思いは同じ、それは無垢な精神が反映しているのでしょう。自分は写真を撮られるのが苦手、稀に女房殿が撮影して、自分の顔にはほとほと嫌気がさしますよ。なんか微妙に、中途半端に現世への未練が残っていて。
物欲は少ないんだけどなぁ、なんか全然ダメ、修行が足らんのだな。自覚してますよ。煩悩はしっかり百八つあります。今朝は67.7kg+300g。特別になにか過食した記憶もなし。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ヴェスナ・デュオ (Harron/Komljenovi)・・・ステキにデーハーな姉ちゃんデュオはピアノとマリンバの組み合わせ、詳細情報をちゃんと調べておりません。例えばファジル・サイによるプリペアード・ピアノ+更に多重録音のノイジーな迫力は印象的でした。こちら正確なリズムとリリカルな味わい、フクザツ野蛮な「春の祭典」は骨組みばかりとなって、作品の構造が透けて見えるような演奏でした。色彩はあまりなくて、暴力的な原始の風情に非ず、クール知的な新たな魅力に溢れておりました。きっとBartokの録音が出ると予測。
Milhaud バレエ音楽 「世界の創造」/Gershwin ラプソディー・イン・ブルー/Creamer and Layton 君去りし後*/Kahn and Erdman、Meyers and Schoebel ノーバディズ・スウィート・ハート/Stravinsky エボニー・コンチェルト/Harris and Youg スウィート・スー/Bernard and Black ダーダネラ/Donardson and Kahn メイキンフーピー/Donardson and Whiting 私の青空/MacPhail and Michaels サン/Bernstein 前奏曲、フーガとリフ〜サイモン・ラトル/ロンドン・シンフォニエッタ/ジョン・ハーレ(Alt Sax)/ピーター・ドノホー(p)/ジェレミー・テイラー(t)*/マイケル・コリンズ(cl)/ハーヴェイ・アンド・ザ・ウォールバンガーズ(1986ー1987年)・・・長髪も恥ずかしいSimon Rattle(1955ー英国)30歳そこそこの記録。「世界の創造」はアフリカ人から見た天地創造を主題とのこと(Wikiより)気怠い風情にJazzが散りばめられた妖しい名曲。誰でも知っている「ラプソディ」は小さなバンド伴奏(Grofe)編、Peter Donohoe(1953ー英国)も当時は若手、はち切れたノリノリ演奏じゃないのは英国人の矜持なのでしょう。残り、Stravinsky、Bernsteinは水際立って引き締まった演奏さておき、いわゆるほんまのJazz。「君去りし後」のテナーはほとんどカウンター・テナーばりの高音、声楽陣も超絶技巧でした。ありそうでなかなかない20世紀の名曲集最高。