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音楽日誌

夙川の桜
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2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日朝徒歩15分ほどバス停へ、四条畷駅(←おそらく35年ほど?ぶり)乗り換えイオンへ。到着時にはジャジャ降りの雨、GWは家族連れたいへんな人出、ふだん郊外に逼塞している自分には人の多さに酔うほどの熱気でした。映画「ラジエーションハウス」は内容充実して、馴染みのクセのあるメンバー勢揃い+豪華配役陣、たっぷり堪能しました。本田翼、広瀬アリスが可愛い!老若男女誰でも愉しめる内容になっておりました。あの離島の撮影は岡山県笠岡市にある真鍋島なんですね。帰りはバスで四条畷駅まで戻ってJRにて住道へ、遅くなった昼食を摂ったけれど、徒歩帰宅までにずぶ濡れ、動きやすさ、時間を勘案すると梅田迄出たほうが便利だったみたい。ま、記憶ではかつて空き地?工場跡?だったド・でかいショッピングセンターをいちど拝見、経験しておいた、ということですよ。

疲れ果てました。最近鈍い腰痛が治まりません。ストレッチを研究工夫しなくっちゃ。今朝の体重は67kgちょうど前日比▲500g。

NAXOS 8.225175Karel Komzak II (1850-1905墺太利?)喜歌劇「エーデルワイス」序曲/ファントム・ワルツ 作品160/トゥーン・ホーエンシュタイン行進曲 作品106/ポルカマズルカ「ガルダ湖では」作品184/ギャロップ 作品183/フランスポルカ「陽気な時間」作品183/ワルツ「バーデン娘」作品257/行進曲 「ウィーン気質」 作品189/最後の挨拶 作品198/ワルツ「5月の魔法」作品306/Karel Komzak I (1823-1893)フランス・ポルカ「世界の言葉」/Karel Komzak II 行進曲 「ライナー大公」作品261/ワルツ「新しい生活」作品210/エア「ルイーズ・ド・ラヴァリエール」/行進曲「兵士の別れ」〜クリスティアン・ポラック/ラズモフスキー交響楽団(2000年)・・・ブラティスラヴァでの録音は上々、オーケストラは録音用と思うけれど抜群に上手い。クナッパーツブッシュの「バーデン娘」が有名だけど、ほかは初耳。親父の作品も含め「ワルツ、行進曲、ポルカ」2集分NAXOSより出ていて、これは貴重な録音でしょう。Johann Strauss II(1825ー1899年)全集の流れから拝聴した作曲家はやや後輩、親父とはぴたり同世代となります。どれも耳当たりよろしく、洗練された旋律ばかり、こんな風情が当時の大流行だったと類推できます。個別コメントするのがとても難儀、ステキな作品が続きました。

 EMI5754652Mozart 交響曲第38番ニ長調 K. 504「プラハ」(RIAS交響楽団1950年)/R.Strauss 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(ケルン放送交響楽団1954年)/バレエ組曲「プルチネルラ」(バイエルン放送交響楽団1957年ライヴ)/Weil「小さな三文音楽」(ベルリン国立歌劇場1931年)〜オットー・クレンペラー・・・微妙に珍しいクレンペラー音源より。「プラハ」はMozart中いちばん好きな交響曲なのに聴き過ぎ?ここ最近罰当たり食傷気味、久々に爽快に引き締まった演奏を堪能いたしました。音質かなり良好、RIAS交響楽団も充実した響きでした。「ティル」も重量級に表情豊かな推進力、オーケストラの技量に優れ、音質はまずまずでしょう。「プルチネルラ」は擬バロック風音楽、堂々たる愉悦を感じさせてこれも重心が低い貫禄たっぷり、1931年カバレットの音楽は1930年代にして驚くべき音質の鮮度、有名な「三文オペラ」からの4曲(依頼者初演はクレンペラー)有名な「マック・ザ・ナイフ」、「快適な生活のバラード」はテンポが速く素っ気ないけれど、これがオリジナルなのかも。「タンゴ・バラード」「大砲ソング」みな2分台だからSP収録の都合かも。自分勝手な印象ではShostakovichのジャズ組曲と雰囲気クリソツ。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

いよいよGW入。コロナ感染やや微減状況、高知のよさこい祭り3年ぶり開催とか、あの真夏の激しい動きにマスク?それ迄に更に沈静化していることを望みましょう。本日はこれより映画「ラジエーションハウス」へ出掛けましょう(←シルバー割引/再放送やGyaoを熱心に見ていた/女優さん3人とも大好き)。ここ大東市は映画を見るには交通不便なところ、バスを乗り継いでイオン四條畷へ出掛けます。その辺り30年ぶり?当時はそんな施設はなかった。昼からは雨、洗濯物は室内干し、傘も必要です。

昨日は朝一番にしっかり鍛錬、すると・・・トレーニング・ルーム入り口に亡き爺さんの亡霊出現・・・10年ほど前に亡くなった父親に風貌雰囲気背格好クリソツ!ご近所に住まう女房殿の弟は本年自分と同時期にお仕事引退、自分より若いのにちょいと足腰が弱って、背中丸く年寄りに見えます。姉が熱心に市立体育館での鍛錬を勧めて、ようやく重い腰を上げました。さて続きますことやら・・・と思っていたら、手応えはあってもう3日連続で通っているとのこと。素晴らしい。

今朝の体重は67.5kg+500g。なにを喰い過ぎたのか?

CBS オリジナルLPデザインMozart ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(ワルター・ススキンド)/Scho"nberg ピアノ協奏曲(ロバート・クラフト)〜グレン・グールド(p)/CBC交響楽団(1961年)・・・Glenn Gould(1932ー1982加奈陀)のMozartは評判が悪くて、あまりに個性的というか奇矯な姿ということでしょう。自分はピアノ・ソナタ全集録音も、この協奏曲も大好き、ノリノリのスウィング感がお気に入りです。2011年に拝聴して曰く

恐るべき知的分析的演奏であって、各々の旋律はスタッカート気味、明快に刻まれ、細部配慮に溢れ安易に流さない。タッチは乾いて(無味乾燥に非ず/ウェットではないの意)、たてノリのリズムが快い。短調の劇的旋律作品である、ということを意識させない
その印象は寸分違わない。グールドの十八番(おはこ)であるScho"nbergは知的クールなキレを感じつつ、正直幾度聴いても歯が立ちません。今回、音質の良さを再確認いたしました。

Marco Polo 8.223250J.StraussU ワルツ「美しく青きドナウ」/ポルカ・シュネル「帝都はひとつ、ウィーンはひとつ」*/ワルツ 「酒、女、歌」/行進曲 「オーストリア万歳!」 /ワルツ「新しいウィーン」/ポルカ・フランセーズ「歌い手の喜び」/ワルツ「我が家で」*/行進曲「狙いをつけろ!」*/ワルツ「ミルテの花」*/ポルカ・フランセーズ「学生のハイキング」*/ワルツ「大ウィーン」〜ヨハネス・ヴィルトナー/ゲルハルト・トラック*/ウィーン男声合唱団/スロヴァキア放送交響楽団(1990年)・・・2018年12月に拝聴済。これがMarcoPoloの偉大なるJ.StraussU全集ラスト52集目。かつてFMにて拝聴して痺れた男声合唱団によるもの。誰でも知っているワルツ「美しく青きドナウ」「酒、女、歌」男声による力強く優雅な歌声によって新鮮に響きました。なんかすごくカッコよい!あまり巧すぎないローカルなオーケストラの味わいもよろしい感じ。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

世間では明日よりGW、熊本の息子は育休に入って昨日は杖立温泉に日帰りしたそうです。自分は鍛錬もお休みの日、な〜んもすることもない無為無策の日、お買い物も母親のところに出掛ける女房殿に頼みました。洗濯、昼食調理迄こなしてやる気完全失念、アンテナケーブル届いていてビデオ接続修復、かねてより録り貯めていた「日本の名ドクター」みたいな番組を再視聴、腹腔鏡による胃がんのみごとな手術など眺めて過ごしました。

女房殿になにか惣菜でも買ってきて、そう頼んだら、だったら出掛ける!宣言。夕方梅田ならぬいっそう近い京橋へ(最寄りの駅往復ウォーキング兼)ここも昼から危ういオヤジが立ち呑みする魅惑のエリア、座れる店は昭和POPがガンガン流れるところ、思い切って頼んだ刺し身が値段相応に鮮度抜群、そしてたまり醤油が美味い(おそらく湯浅)おでん焼き物揚げ物も上々、軽くビールなど呑んで早々に退散しました。ほんの安い週一回の贅沢になりました。昼間身動きせず間食ばかり今朝の計量は67kgちょうど+100g。本日は鍛えましょう。SIXPADの長渕剛は同い歳でっせ、天と地ほど違うけど。

イーロン・マスクさんで話題のツイッターならぬ、FaceBookは登録だけして、昨年12月の感動的だった職場お別れ会以外投稿したこともなし(「音楽日誌」コピペ)。以前の職場、他部署の顔見知り同世代より連絡有、引退して田舎に戻って農業する(おそらくは家業)とのこと。たしか独身のはず、その辺り根掘り葉掘り訊くワケにもいかないけれど、お声を掛けていただくのもありがたいものです。

EMI 5626482Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調/第2番ヘ長調/3つの幻想的舞曲 作品5/24の前奏曲とフーガ 作品87(5曲)〜ドミトリー・ショスタコーヴィチ(p)/アンドレ・クリュイタンス/フランス国立放送管弦楽団(1958年)・・・モノラルだけど音質良好。トランペットが大活躍する才気煥発に疾走する第1番ハ短調、都会的センスが軽妙な第2番ヘ長調、いずれShostakovich苦手だった時代より大のお気に入り作品でした。クリュイタンスは万全のサポート、作曲者自身のピアノはみごとなもの、旧ソヴィエット時代の音源も愛聴しておりました。6:02-7:46-1:47-6:25。6:31-5:33-5:26。剽軽で軽い舞曲、Bachインスパイアされた前奏曲とフーガは真摯な風情に溢れました。

NAXOS 8.553564Elgar 変奏曲「エニグマ」/序曲「南国にて」/戴冠式行進曲〜ジョージ・ハースト/ボーンマス交響楽団(1995年)・・・George Hurst (1926-2012英国)はBBCノーザン管弦楽団(現BBCフィル)の首席を務めた人(1958-1968年)録音は少ないと思います。立派なメリハリある演奏は雄弁、どすん!と低音も効いた録音も上々、でもオーケストラがやや鳴らんような、色気がないような、重いような気がする。せっかくの英国の美しい憂愁を堪能できるはずの変奏曲はいまいち愉しめません。南国への憧れを表現した「南国にて」にも集中できないのは聴き手の責任なのかも。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日午前中の市立体育館、耳鼻科通いは雨と強風前、気温は上がって高い湿度に室内干しの洗濯物は乾いておりません。今朝は雲が厚く曇っております。世間ではせっかくの迫るGWも雨模様らしい。業務スーパーで買ってきた”あきたこまちブレンド”がなかなか美味しく、いただきもの筍水煮を自ら調理した煮物は味付けの軸が定まらぬ感じ。今朝の体重は66.9kg▲100g思うように減りません。

相変わらずお年寄りの詐欺事件、新手の振り込みやら還付手続きとか被害は続いているらしいですね。自分もぼちぼちそんな世代の範疇なので気を付けなくっちゃ(4回目のワクチン接種対象)固定電話はかなり以前に止めているのでひとまず安心か。最近はケータイを使うのもあるみたいだけど。

18歳成人に絡んで、世間知らずの若者は一攫千金の安易な夢に騙される人はいらっしゃるかも。いえいえエエ歳のオトナでも、知らず悪事に加担してしまう事例も出ているそうです。自分の狭い経験でも”ラクしてごっそり”というのはあり得ないっすよ。フツウ”一攫千金”は夢物語、宝くじもまず当りまへんで。あれは夢を買うためのもの、買うたことはないけれど。地道にそれなり真面目に継続するお仕事の中で、精神的余裕を以て視野を広く人生を愉しむ、というのが大切かも。

LPデザインBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1957年)・・・一年ほど前に聴いて曰く

期待の音質はむき出しのオン・マイク残響やら奥行きが足りない感じ。ネットより入手した音源での判断だから、オリジナルのことはわかりません。演奏は飾りなく、過不足のない、オーソドックスなもの、正直特筆すべきほどの個性を感じませんでした
とは失礼な言い種。音質はこの時期にしてかなりの水準。過不足のない、オーソドックスな表現はイン・テンポを基調として徐々に熱を帯びて後半に向かいます。オーケストラはとても優秀であり、正確なアンサンブル、ティンパニは突出してド迫力。14:05-15:38-5:24-10:43。

ReDiscovery RD 094Beethoven 交響曲第3番変ホ長調「英雄」〜オッド・グリューナー=ヘッゲ/オスロ・フィル(1958年?)・・・これはReaders Digest録音だっけ?Odd Gruner-Hegge(1899ー1973諾威)のCDは意外と入手困難。やや低音不足、サウンドが軽量に聞こえるけれど、かなり鮮明な音質でした。上記アンタル・ドラティ盤と同時期、タイミングもほとんど変わらないけれど、細部入念にニュアンスを付けた立派な演奏でした。とくに第2楽章「葬送行進曲」辺りの豊かな表情、第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」のアツい推進力、終楽章「Finale: Allegro molto」のティンパニには存在感がありました。オーケストラはあまり上手くないけれど、味わい雰囲気たっぷりありますよ。14:06-15:28-5:21-11:13。

Grieg 劇音楽「ペール・ギュント」より「朝」「オーセの死」「アニトラの踊り」「山の魔王の洞穴にて」「イングリットの嘆き」これもしっかり歌って名演奏でした。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

ようやくの洗濯日和に濡れた運動靴も乾かしました。久々に米が切れたので5kgをリュックに入れて業務スーパーに往復したのみ、ウォーキングは往復4kmほど、機能の少ないスマートウォッチはすっかり定着いたしました。知床観光船の件は切ないなぁ、サプライズ・プロポーズが一転悲惨な結末に、船長がどーのとか記事情報も今更感ばかり、虚しさがこみ上げます。挙げ句、彼(か)の地は件(くだん)の露西亜との国境線地域でっせ。探索にも気を遣うことでしょう。GWに向けて観光客のキャンセルが出ているとの情報もありました。

先日大きな火災があった北九州・旦過市場。さすが地元マスコミには続報があって、焼け跡瓦礫の山処分に途方に暮れているとのこと。あれは私有財産であって基本自前で片付けることになるらしい。地権やら共用部分もなんせ昔からの市場だからフクザツ曖昧とのこと。似たような最近の事例では塚口の市場、片付けに11ヶ月掛かったらしい。昨日昼、冷凍庫ジャンクフードっぽい在庫喰い過ぎた自覚有。今朝は67kgちょうど▲100g、これから雨らしいけれど市立体育館に鍛えてから耳鼻科に出掛けましょう。雨が降る前に洗濯物を済ませなくっちゃ。

プーチンを支持する音楽家は肩身が狭いだろうけど、昔の記録はご勘弁下さい。
CDVE04405Shostakovich 交響曲第12番二短調〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1961年初演ライヴ)・・・悪名高き旧ソヴィエット時代1961年ライヴ、劣悪音質を覚悟していたら比較的マシ。幾度聴いてもこれはたいしたもんでっせ、一気呵成速いテンポで駆け抜けるテンション高い11:47-11:35-4:31-9:57。例のわかりやすい主旋律は叩きつけるように魂(たましい)が入って、ファゴット、無情な金管先頭にどのパートもキレッキレなオーケストラはモウレツに上手い。怒りに叩きつけるような第1楽章「革命のペトログラード」、第3楽章「アヴローラ」に於けるピチカートの存在感、後半の金管と打楽器の掛け合い恐ろしいほどの強烈さ。終楽章「人類の夜明け」はまるでコラール風に朗々堂々と響き渡って、ある時は激烈に疾走し、ある時は優しく歌って、その鮮やかな陰影の妙、弦の深み、管のヴィヴラートが美しい。

DOCUMENTS 233080Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調(チェコ・フィル)/Prokofiev ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調(プラハ交響楽団)〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/カレル・アンチェル(1954年)・・・懐かしい廉価盤LPコロムビア・ダイヤモンド1000シリーズ以来のお付き合い。劣悪音質の記憶有、久々の拝聴はまずまず聴ける水準、そして強靭なるタッチが爽快、そして深淵な色合いを感じさせる凄い演奏!もの凄い硬質なテクニックの冴えに脱帽です。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日は終日小雨模様に湿っぽく、今朝室内干しの洗濯物がぜんぜん乾いておりません。雨の中靴を濡らして市立体育館へ、しっかり鍛えても今朝は67.1kg+400g原因不明、昼夜ともさほどに喰った記憶なし(一日遅れて結果が出るものか)。遅れ馳せ【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済。元気の出る音楽をしっかり聴いておきました。美しい知床にて哀しい事故有、救助活動は続いております。せっかくの美しい大自然もGW前を前にして、よろしからぬイメージが付きまとうことでしょう。残念。自分は学生時代に遊びにいっております。たしか遊覧船にも乗った記憶もありました。

ミスタードーナツで珈琲一昨日熊本に出掛けた時に、ミスター・ドーナツで30分ほど時間を潰しました。可愛らしい赤いカップ珈琲2杯で550円也(税込/体感高い!)そういえば業務スーパーのラグジェリッチ400gで460円(税込み/値上げ済)毎朝2杯ずつ淹れて、まずまずおいしく一ヶ月くらいは保ちます。元お仕事柄幾度香り高い、高級珈琲を喫したこともあるけれど、もう引退身分に相応しいもので充分でしょう。その関連でアソーさんが「老後2,000万円」報告書をなかったことにして、かえって話題になったのは何年前?そんなことを思い出しました。ネット記事にありがちな話題に「老後生活破綻の三つのパターン」?とか。曰く継続雇用になって年収が下がっても生活パターンや水準は下げられない。例えば毎年必ず海外旅行に行くバブル野郎とか。

引退しても住宅ローンが残っている、こどもに未だカネが掛かるとか。親の介護は仕方がない。自分の病は気をつけてもアカン時もあるでしょう。我が家は39歳の時にマンションを売り払って、親も概ね見送って残り一人見守り中、自らの健康には気をつけて日々鍛えているところ。もともと節約好きだったけれど、継続雇用の身分に至った時点、激減した年収にショックを受けて、徹底的に生活を見直したものです。じつは当時女房殿は立派に再就職果たして一人前に収入はあったけれど、気分的にはいっそう節約モードに入りました。物欲薄く、コンビニはATM以外には使わない(高いと感じる)。それでも日常生活に必要なものはありますよね、先日来の家電つぎつぎお釈迦事件とか。欲をかいて一攫千金!結果すべてを失うような”投資”(≒博打)には手を出しておりません。

EMI CDM 7631152Mahler 交響曲第9番ニ長調〜ジョン・バルビローリ/ベルリン・フィル(1964年)・・・一時どのブログにも「団員の熱心な要望に録音が実現した」風エピソードが載っていたもの。たしか一番最初に入手した「第九」音源と記憶するけれど、当時自分の嗜好とは合わなかった。これもずいぶんと久々、二十年ほどのスパン拝聴。揺れ動くテンポは適正を感じさせ、どの場面でも慌てず自信に充々ちて、悠々滔々まったり自在に歌う節回しに初めて感銘をいただきました。ベルリン・フィルもカラヤン時代の全盛期、艶やかな弦の響きとバルビローリの息がぴたりと相性よろしい。終楽章「Adagio. Sehr langsam und noch zuruckhaltend 非常にゆっくりと、抑えて」に於ける感銘の深さはかつて経験したことがないもの。26:54-14:53-13:40-23:02。

CHAN8630Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1988年)・・・サイトへの言及は抑制しつつ、じつは露西亜の烏克蘭侵攻直後よりずっとMy Shostakovichブーム継続中。Chandos(スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)DG(エーテボリ交響楽団)併せると全曲録音が揃う父ヤルヴィ。とうとうラスト交響曲10番ホ短調を拝聴できました。カラヤンが好んだ作品はキレ味抜群、オーケストラの調子も絶好調にメリハリがあってカッコ良い爽快な演奏、そして作品。前半の鬱々とした雰囲気をひっくり返す第4楽章「Andante - Allegro」の明るい疾走に溜飲を下げたものです。23:12-4:15-13:30-12:40。音質も良好。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

今朝は曇り空に小雨模様。

朝一番、猛スピードで市立体育館トレーニングルームに鍛えたあと、関空経由〜福岡(泊)〜バスで移動熊本へ〜孫のお宮参り〜熊本空港より伊丹空港に昨夜戻りました。飛行機旅行は3年ぶり?駆け足だったので再建なった熊本城はふもとの神社のみ訪問。上の孫は2歳、言葉を覚えだして、写真や動画より実物は幾倍も可愛い盛り、彼は30歳で結婚するとしてお嫁さんの顔を拝むのはムリやろな、きっと。生まれたての次男坊は両親の余裕を反映して、ゆったりとした表情。二人とも良い子にしておりました。亡き両親に息子のお嫁さんの顔を見せることができたのは最大の親孝行、母は結婚式にも出席できました(父は足腰弱って北海道より参加はムリ)二番目の孫お宮参りやがて父が亡くなり、曾孫の誕生を心待ちにしていた母も直前、突然死してしまったのは残念。でも、兄の孫娘(曾孫)二人を抱いたからそれはそれで人生満願達成。女房殿の母親は幸い健在で曾孫は既に4人、ウチの孫も小松〜熊本に転居途中、大阪に寄って抱っこしてもらいました。

自分も息子も華々しい特別な生活じゃないけれど、こうして屈託のない孫の笑顔を見ているだけで、たっぷりとシアワセ。平和な社会に感謝。お嫁さんは若く、向こうのお母さんは自分らより一回り以上年下の現役、息子一家とも比較的ご近所なのが羨ましい(天草はクルマで2時間半掛るそうだけれど)。福岡も熊本も(行ったことはないけれどきっと天草も)痺れるほどステキな街、息子夫婦は大阪(大東)に来たいと云うけれど、こちら殺風景で美しくもない、な〜んもないところでっせ。

関空→福岡空港のPeach便は激安満席、昔馴染みの居酒屋は絶品!贅沢しても充分安い。クエの刺し身とゴマサバ(写真はクエの刺し身とゴマサバ)でもやっぱり醤油は甘い。ホテルはGW前にして満杯、先週の湯田温泉もいっぱいだったから本格的に観光客は戻っているのでしょう。小雨模様土曜の熊本も人出は多く、なにかのイヴェント中花がしみじみ美しい。熊本バスセンター前はお花畑ホテルの朝食を喰い過ぎて、息子一家向こうの両親との昼食は抑制、夕方戻りは時間が中途半端になって、帰宅後遅くジャンクフードっぽいものたっぷり摂ったのは大失敗。挙げ句お疲れ気味なのに中途覚醒、ちゃんと眠れておりません。更に届いていたアンテナケーブルは尺不足(涙)

今朝は66.7kg一昨日よりいちおう▲500g。本日しっかり鍛え直しましょう。

MarcoPolo 8.223208J.StraussUワルツ「楽天家」作品27/ペピタ・ポルカ 作品138/ヴィルヘルム大公全快行進曲 作品149/ワルツ「音波」作品148/再会のポルカ 作品142/ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」によるカドリーユ 作品272/ワルツ 「カーニヴァルの使者」 作品270/ポルカ・シュネル 「うわき心」作品319//季節のカドリーユ 作品283/カリオストロ・ワルツ 作品370/山賊のガロップ Op. 378/入り江のワルツ 作品411〜オリヴェル・ドホナーニ/ポーランド国立フィル(カトヴィツェ)(1989年)・・・第8集。第1集より音質かなり鮮明、ややディジタル臭い硬さはあります。音質印象か、カトヴィツェのオーケストラはかっちり芯のある明晰なサウンド。Oliver Dohnanyi (1955-)はプラハ生まれ。かなり力強い明晰な演奏に聞こえます。類型的(ステキ)な旋律が続いて、この中では「うわき心」が一番有名でしょう。あとはほぼ初耳。この全集録音はほんま凄い偉業、父のもヨゼフのも全集が揃います。

英PYE GSGC14074Mahle交響曲第1番ニ長調〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1957年)・・・12年前のコメント有。久々の拝聴はまず、クリアな音質に驚きました。第1楽章繰り返しなし、しっとりと明晰に曖昧さなく歌うバルビローリの個性をたっぷり堪能できて、オーケストラの技量も高い。青春の胸の痛みを連想させる甘く懐かしい旋律+”胸キュン”演奏でっせ。13:29-8:17-10:29-19:25。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日はどんより曇り空+小雨模様、朝一番の洗濯物もちゃんと干せません。転居以来テレビとビデオの配線がエエ加減、ビデオが使えなくなっていたのでネットより接続情報を確認したら、なぜかアンテナケーブルが一本足りない。もしかして引っ越しのドサクサで一本捨ててしまった?仕方がないのでAmazonに注文しておきました。な〜んもしない引き隠り生活にドラマもネタもなし。身動きしないと膝腰辺り微妙に痛みが出るもの。花粉症洟水も盛大。昼夜とちゃんと料理は仕立てました。今朝の体重は67.2kg。1kgくらいはあっという間に増えます。

烏克蘭問題は露西亜の攻撃が絶望的、俄に状況改善収束する気配もない。経済封鎖も、天然ガス石油輸出には抜け道がいっぱいあるんだそう。効果はあっても時間が掛るのでしょう。芸能ネタにはほとんど興味がないというか、そもそも知らない。テレビドラマでは再放送含め広瀬アリスちゃんがずっと出ていて、自分は(「相棒」のちょい役以来)お姉ちゃんをずっと応援しておりました。なんか性格良さげっぽいですよね、きっと。これより朝一番に市立体育館へ、短めに切り上げて関空より夕方の便で福岡(→熊本)へ出発します。途中お土産購入して昼食を摂りましょう。

今夜は福岡駅筑紫口の昔馴染みの店に行くつもり(泊)。明日は熊本に移動してお宮参りとなります。二人の孫、息子夫婦と久々逢うのも愉しみ。

SONY19075872462Shostakovich 交響曲第12番ニ短調「1917年」〜ミヒャエル・ザンデルリンク/ドレスデン・フィル(2017年)・・・ここ最近しばらくShostakovichをずっと聴き続けて、露西亜侵攻関連から言及を(気分的に)抑制しておりました。”変拍子の旋律で減8度の外郭を持っている”(!?Wikiによる)ド・シロウトには俄に理解不能難解説明な主題はわかりやすくカッコ良い、全編を支配して終楽章に輝かしく回帰する作品もじつはお気に入り。暗鬱なばかりと思っていた後期作品も身近な存在となりました。巨匠の三男坊であるMichael Sanderling(1967ー独逸)は2015年以来ドレスデン・フィルの首席、SONYよりBeethoven、Shostakovich交響曲全集を同時録音しておりました。露西亜の泥臭いサウンドに慣れているせいか、ドレスデンのサウンドがいまいち個性不足?端正な表現として踏み込みが足らぬと感じたもの。世間の評判はよろしいようです。14:12-12:02-4:09-10:37。

Delos DE3080Shostakovich 交響曲第11番ト短調「1905年」〜ジェームス・デプリースト/ヘルシンキ・フィル(1988年)・・・旧録音。James DePreist (1936-2013亜米利加)期待の演奏。これもオーケストラの迫力が足らぬ、意外とマイルドな演奏に聞こえて、イマイチな感想。音質にもキレが足りない。高く評価する声もネットには探せて、上記も含めてこれは聴き手の集中力問題かも。第2楽章「The 9th of January」に於ける一斉射撃、虐殺光景の迫力は筆舌に尽くし難く、音楽を聴くだけなら超絶カッコよく、My Shostakovich開眼の端緒となったもの。(マリス・ヤンソンス/フィラデルフィア管弦楽団1996年)烏克蘭現実の猛攻撃に精神が萎えているのか。17:44-21:25-13:40-15:28。戦争が終わったら仕切り直して聴いてみたい。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日も好天、グランドゴルフご高齢者の大きな大会?横目にいつもの市立体育館へ、しっかり鍛えてきました。帰宅後、洗濯を済ませたら心身ともにぐったりしてしまって昼は軽く済ませても、夕食をつくる意欲萎えて安易に外食。初訪問のガストへビール一杯+ハンバーグやサラダ、パスタなど激安。自分と同世代?大きなパソコン(いかにも業務用な銀色レッツノートを無料Wifi使用)を開いた男性は独身なのか、単身赴任なのか、女房殿と推理したものです。

帰り業務スーパーにみたらし団子など入手して、今朝の体重は66.7kg+300gも納得。

現在メインマシンとして使用しているHP Omni 220-1140jpデスクPC HP Omni 220-1140jp(モニター一体型/メモリ8gb/2TB/Windows10)は2017年2月末激安中古入手、2012年発売の10年選手。もともとWindows7をアップデートさせたもの。毎日激しく使用して現役です。もちろんWindows11適合不可の時代遅れスペック、ごっそり貯めている音源ファイルにはこのHDD容量が必須です。別にWindowsである必要はなくて、サブマシンであるノートパソコンAcer Aspire 5750にはZolin-Linuxを入れて、それなり不自由なく日常愛用しております。でもね

どうしてもWindows用愛用ソフトが使いたくて、例えばQt-Clip(クリップボードの履歴が取れる)これはLinuxでもWine経由で動きます。ところがEditHTML(HTMLエディター)は動かない。画像加工するVIXは脆弱性有との警告有・・・20年以上前昔のソフトをずっと使い続けております。ネットより入手した音源ファイルを分割するCUEシート用のソフトも、きっとLinux用のがあるのかも知れないけれど、自分には探せません。世の中の標準はWindowsなので、不人気らしい「11」経験も必須と考えております。メインマシン(Windows)とサブマシン(Linux)はDropboxで同期させていて、文字コード問題から時々大苦戦な文字化け!「〜」とか、半角空白が悪さをしているみたい。ま、上記それ以外、フツウにネット閲覧とか文書作成くらいだったらOSにこだわりはありません。

メインマシンはここ最近、わずかに動きが鈍いように思えて、ある日突然寿命がやってくるかも。2TBくらいのUSB接続HDD導入を検討していて、すっきり薄型の最新型ノートパソコンが欲しい・・・なんて考えていると、ほんまに突然逝去するのか家電ですよ。ここ一年くらい洗濯機掃除機そして冷蔵庫エアコン、つぎつぎお釈迦になりましたもの。

RCA 74321 29254 2 Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調/第2番ヘ長調(ユージン・リスト(p)/マキシム・ショスタコーヴィチ/ソヴィエット国立放送交響楽団1975年)/チェロ協奏曲第1番 変ホ長調(ミハイル・ホミツェル(vc)/ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立放送交響楽団1968年)・・・これは珍しい音源。Eugene List(1918ー1985亜米利加)は往年のテクニシャン、活躍のピークは1960年代と思い込んで、1975年の録音はかなり彼の録音として後期の方、やや速めのテンポに颯爽と、切れ味鋭い緊張感に充ちたタッチは健在でした。音質良好。トランペットが大活躍する才気煥発な第1番、都会的なセンスが光るピアノ協奏曲はいずれ明るい雰囲気に充ちて大好きな作品でした。5:29-7:51-7:25。6:20-5:21-4:57。第1楽章が妙にシニカルにユーモラスなチェロ協奏曲はMikhail Khomitser担当。あちこち音源は探せるけれど、詳細情報が探せぬ旧ソヴィエット系のチェリストらしい。立派な技巧、後半の重苦しさはなんとも云えぬ作品です。5:46-20:13。

Weitblick SSS0146−2J.StraussU 喜歌劇「こうもり」序曲/ワルツ「美しく青きドナウ」/Josef Strauss ワルツ「うわごと」(1969年)/J.Strauss ラデツキー行進曲/Weber 舞踏への招待(1973年)/歌劇「オベロン」序曲(1975年)/Smetana 交響詩「モルダウ」(1968年)〜ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(ライヴ)・・・Herbert Kegel(1920ー1990独逸)のウィンナ・ワルツ!いずれライヴとは思えぬかっちりとした、曖昧さのない演奏ばかり、違和感はそうありません。後半の有名作品も立派な聴き応えのある完成度でした。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

小倉・旦過市場北九州の味わいある旦過市場にて大規模火災とか。老朽化が進んで再開発の予定もあったらしいけど、残念です。2年ほど前コロナ流行直前に初訪問して、あれがラストになりました。おそらくは数年掛けて再建されると思うけれど、幾十年営業を続けて、これを機会に引退廃業される方も多いことでしょう。焼け出された方々もこの先、生活が成り立つかも心配です。全国一律同じ顔のチェーン店が並ぶようでは意味はない。歴史と個性を継承するのは至難の業でしょう。(写真はクジラ屋さん)

これは偶発の事故だけど、烏克蘭では露西亜からの攻撃に日常生活が破壊されて、この先、どうなることでしょう。日本に避難された方々も笑顔で帰国できる日はいつになることか。コロナはGW前にして減少傾向、先週の旅行の体感でも観光客は動き出していて、GWは3年ぶりの大移動になるとの予想、ちょっと先が読めません。いずれ自分は社会とは隔絶された日常生活、昨日も散歩がてら業務スーパーに行ったのみ、しかも女房殿と打ち合わせ悪く、食材ダブり買いしてしまいました。音楽への集中力は低調気味。昨日昼に菓子パンが喰いたくなってたっぷり甘いのを摂ったワリに体重は増えていなくて、今朝66.3kg▲400g。

BISSA2472Shostakovich ジャズ・オーケストラのための第1組曲/バレエ音楽「黄金時代」組曲 /バレエ音楽「明るい小川」組曲/ステージ・オーケストラのための組曲/タヒチ・トロット〜アンドルー・リットン/シンガポール交響楽団(2019年)・・・Andrew Litton(1959ー亜米利加)はベルゲン・フィルの主席を2015年に降りて、以降のポストは不明です。ここ最近技量の向上著しいオーケストラを率いて、明るい風情のShostakovich作品をクリアに表現して、この人は真っ当と云うか素直な飾りのない表現が身上、ややおとなしいというかヤワい感じ。ジャズ組曲はまるでカバレットの音楽、Kurt Weillにも一脈通じるようなお気に入り作品、「タヒチ・トロット」は最高傑作と思っております。

DGDvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団(1977年)・・・2014年に拝聴記録が残って「ちっともココロの琴線に触れない」とのコメントを発見。某書籍にはシカゴ響は美しい。しかし「意味が欠落している」との手厳しい評価もありました。久々の拝聴は端正クールな風情、ていねいな細部描き込みも悪くない、立派な演奏と感じたものです。12:16-13:44-8:15-11:51。Debussy 交響的素描「海」(ロサンゼルス・フィル1979年)併録、これも後年1994年コンセルトヘボウとの録音を高く評価する声が多いようだけど、亜米利加のパワーや輝かしい勢いあるオーケストラに、伊太利亜の巨匠は味わいや深みを求められていたのでしょう。久々の拝聴は技術のしっかりとしたオーケストラに例のまったりとして細部入念、急がぬ表現を好ましく受け止めました。9:27-7:18-8:44。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

今週末博多〜熊本へ孫のお宮参りに出掛けるけれど、いったん日常生活が戻っております。昨日夕方淡路島に旅行に行ったらしい甥夫婦がお土産を届けてくれました。春らしい好天が続きます。烏克蘭の現実を見据えて、日本に避難した人々の日常生活が戻りますように。

二日間遊んで新幹線は往復8時間以上座りっぱなし、昨日朝一番しっかり全身筋トレ8種+エアロバイク15分有酸素運動を加えました。市立体育館からの帰路、大阪産業大学辺りから帰路ゴミをそこそこに拾って帰宅。昼夜と残りご飯をしっかり消化したせいか、今朝の体重は66.7kg+400g、残念。(自分より)お年寄りが頑張ってトレッドミルに勤しんでおりました。70歳が健康寿命の分かれ目とか、あちこち見掛ける高齢者は、がに股と背中の丸まりが気になります。これは内転筋と背筋の衰えなんだそう。そこを意識して鍛えればなんとかなるかも。怪しげにバカ高い健康食品に頼ってばかりじゃあきまへんで。

MarcoPolo 8.223201J.Strauss U ワルツ「どうぞご贔屓に」作品4/ポルカ「心ゆくまで」作品3/ワルツ「フェニックスの翼」作品125/「デビュー・カドリーユ」作品2/ポルカ「10人」作品121/ワルツ「音の形」作品251/ポルカ「仮装行列」作品240/ノクターン・カドリーユ 作品12/ワルツ「人生の喜び」作品340/こうもりポルカ 作品362/ワルツ「我が家で」作品361/ロシアの主題によるマズルカ「すみれ」作品265〜アルフレッド・ヴァルター/スロヴァキア国立コシツェ・フィル(1988年)・・・これがMarcoPoloレーベル偉大なるJ.StraussU全集の一枚目、とてもだけど全52枚聴き通す元気も集中力もないけれど、たいしたもんでっせ。どれも初耳旋律だけど、例の優雅なワルツポルカの風情は妙に親しげ、音質がいまいち、コシツェのオーケストラの響きが素っ気ないけれど、作品旋律を味わうのに立派な価値があるでしょう。Alfred Walter(1929ー2004墺太利)はオペラ畑のヴェテランだったらしい。指揮者の個性前面に非ず、作品そのものを知らせる姿勢を貫いておりました。

VOX CDX2-5524Mozart ミサ曲ハ長調「戴冠式」K.317/証聖者の荘厳晩課 K.339〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン交響楽団/ヴィルマ・リップ(s)/クリスタ・ルートヴィヒ(a)/マレイ・デッキー(t)/ワルター・ベリー(b)(1957年)・・・明るく前向きの希望に充ちたヴォルフガングの傑作ミサ曲。昔馴染みのはずだけど、ほとんど驚異的な音質!音源調査を進めるとモノラルとか。往年の名歌手の表情も豊か、なぜか合唱団のクレジットはありません。ホーレンシュタインは力強い統率ぶりでした。(LP板起こし音源)26:47ー30:53。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

行ってきました、山口・湯田温泉。好天に恵まれました。(今朝二度目の「音楽日誌」ファイル消失/原因不明)

朝6時に自宅を出て、最寄りの駅までウォーキング2kmほど、乗り換えて新大阪からこだま各駅停車7:39発、走っているより列車待ち停車のほうが長いような?急ぐ旅でもなし、半分居眠りしつつ道中の景色飽きもせず堪能、岡山以降新山口迄はかつて出張で幾度使って馴染みでした。一時息子は岩国に住んでいて二度ほど訪問、今は亡き婆さんも連れて行ったものですよ。十数年ぶりに到着した新山口の駅舎は美しく変貌して浦島太郎状態、とくに北側はすっかり変わっておりました。12時16分に岐阜名古屋チーム二人と合流、その昔営業の度に味わっていた絶品回転寿司を贅沢いたしました。

瑠璃光寺五重塔 現地の先輩二人がクルマで迎えに来てくださって、秋吉台見物(秋芳洞は時間的に割愛)そして瑠璃光寺五重塔へ。美しい気品のある歴史的建築物ですよ。7年間毎月営業に通ったけれど、名所旧跡とは無縁、駅から営業先事務所商談に通ったのみ。初めてその偉容を拝見いたしました。

夜自分がネットから予約した居酒屋は(自分的には)イマイチ、他のメンバーは満足してくれたみたい。山口の魚は瀬戸内・豊後水道・日本海の美味がもっと揃うはず、季節がよろしくなかったのか。湯田温泉(かつて出張用の定宿にしていた)スーパーホテル、もう一棟増築されておりました。温泉は堪能いたしましたよ。自分がイメージしたより価格はやや高め、山口は交通の便がイマイチ、未だGW前、それでも翌朝食時は満員状態、けっこう人気あるんですね。先輩情報によると九州福岡辺りからの団体さんが来ているらしい。テレビは九州の放送が入りますもんね。

SLやまぐち 翌朝は中原中也記念館に寄って、SLやまぐちともすれ違って早々に帰宅。岐阜3年先輩の”らくらくスマホ”とやらにLINEを入れて、全国学生時代の知り合いと連絡を取り合えるようにしたり、次回は熱海を狙って東方面の連中を集めるんだそうです。なんかとても疲れました。旅行移動にも体力が必要、久々2年以上ぶりに精神的には大きな気分転換になりました。留守番の女房殿は母親のところに泊まって、掃除三昧だったそう。ご苦労さま。

今朝は66.3kg旅行太り+500g、本日しっかり市立体育館に鍛えましょう。

二日間音楽抜き。音楽の件は以前の在庫です。PHILIPSBeethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜カール・ベーム/ウィーン交響楽団/ウィーン国立歌劇場合唱団/テレサ・シュティッヒ=ランダル(s)/アントン・デルモータ(t)/パウル・シェフラー(b)/ヒルデ・レッセル=マイダン(a)(1957年)・・・これもLP時代懐かしいグロリア・シリーズ900円盤。ベーム63歳ステレオ録音が始まる直前のモノラルは残念。4種確認できるベームの「第九」録音中もっとも若い時期、テンポもこれが一番速い。(→ほんまは8種録音があるんだそう)イン・テンポを基調として燃えるようにアツい直截な表現、熱気のこもった演奏、ウィーン交響楽団も絶好調でしょう。Paul Schoffler(1897-1977独逸)の声質節回しが時代を感じさせる大仰な感じも今や貴重。15:48-11:48-15:14-24:43(第4楽章詳細index有)

Schnittke/Mahler ピアノ4重奏曲イ短調/R.Strauss メタモルフォーゼン〜アムステルダム・シンフォニエッタ(2021年阿蘭陀ミデルブルフ・ゼーラント・コンツェルト・ザールでのライヴ)・・・ネットより入手したライヴ音源。Mahlerの数少ない室内楽である、甘い旋律のピアノ四重奏曲は後半戦Schnittkeが付け足して再構成、前衛的破壊的な響きが堪能できます。「メタモルフォーゼン」は1945年独逸が世界大戦に破れる直前に作曲された、諦観と黄昏、後ろ向きの憧憬を感じさせる名曲中の名曲、これは一パート一人による演奏でしょう。フクザツな声部の絡み合いがクリアに浮かび上がりました。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

本日明日と好天予想、気温はちょいと下がるとのこと。

朝一番に激安鈍足各駅停車こだまにて出発して山口へ。岐阜名古屋より二人、現地在住二人大学の先輩と合流して湯田温泉に呑んで泊まって、贅沢かつ平和なもんですよ。烏克蘭の人々にはちょっぴり申し訳ない気持ち。一週間ほど苦しんだ風邪症状はぎりぎり、ようやく快復できました。これは理想的な引退生活の姿なんじゃないか。昨日は朝一番に市立体育館へ、筋トレ7種+ステアマスター15分、気分は爽快。洟水痰が治まってきたので洗濯後の昼寝も快適、体調万全に現地へ向かいましょう。

今朝の計量は65.8kg▲400g。順調です。【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新は昨日のうちに済ませました。

CHAN8947Bartok 管弦楽のための協奏曲/Enescu ルーマニア狂詩曲第1番イ長調/第2番ニ長調〜ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1990年)・・・わずか4年1984ー1988年の主席在任だったのに、降りたあとも含め録音は膨大。まず音質が細部明晰にクリアなこと、いままで聴けなかった細部内声旋律が色々聞こえます。Bartok最晩年の傑作、オーケストラの技量がもの云う作品に、淡彩淡白なオーケストラというイメージを覆して父ヤルヴィのサウンドは力強くメリハリのあるもの。フィナーレのPrestoはムリせず少々テンポは遅め、超絶技巧と迄はいかぬけれど曖昧さはありません。10:21-6:38-8:45-4:37-10:10。ユーモラスに表情豊かなEnescuの楽しい作品は13:29-11:44。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日は終日曇り。夜半には一時大雨もあったようだけど、引き隠り寝たきりな自分には関係ありません。季節外れな台風は異常気象、小笠原諸島と東日本に大きな影響を与えているとか。

体調は徐々に快方への手応えを得つつ明日からの山口旅行を迎えます。痰が絡んで咳き込んで・・・症状が睡眠を妨げてぼちぼち一週間、朝いつも通りの時間にいつもの健康朝食、洗濯を済ませて、二度寝を決意。するとスマホが鳴って昼から設置作業予定のエアコン業者、これから訪問してもよろしいかとのこと。懇切丁寧な対応、数か所見積もり取ってダントツに安くて(10,900円也)無事完了。昼飯準備は女房殿に任せて更に本格的昼寝敢行、咳込みはかなり治まってきました。女房殿の弟も風邪症状のこと、親戚一同男性陣は似たような症状に苦しんでおります。いつも拝見するブログでもそんな話題がちらほら。なんか客観的な情報はないものか。

烏克蘭問題に端を発して、某隣国のミサイルには悪慣れてしているけれど、ちょいとヤバい露西亜が日本海で潜水艦からミサイル発射、どこかの議員さんが「北海道に権利がある」というのは妄言だけど、平和憲法のお題目だけでは・・・と云う風潮にも妙な説得力が出てきました。露西亜と国境を接して、長く苦しい歴史を引きずっている芬蘭土辺り、中立からNATOへの参加を検討しているんだそう。日本は米国との同盟関係だけど、なかなか隣国との関係は難物でしょう。それに日本は歴史的に外交ベタなのか気になります。内外ヘンな流れにならぬよう要注意。自分はもう引退の身分、きっと現役の連中は製品値上げ対応に営業四苦八苦していることでしょう。

終日ほとんど寝たきり。今朝の計量は66.2kg+300g。喰っちゃ寝状態でもさほどに増えておりません。本日はしっかりトレーニングに通いましょう。

Membran 600551Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調(1958年)/Grieg ピアノ協奏曲イ短調(1961年)〜レナード・ペナリオ(p)/エーリヒ・ラインスドルフ/ロサンゼルス・フィル・・・ものすごく魂の入っていない昔のコメント(破片)がサイト内検索できるから以前にCDを所有し、聴いていたのでしょう。これはラインスドルフの昔の音源を集めた10枚組に収録されたもの、米Capital録音かな?意外とネットでも情報が探せません。Leonard Pennario(1924ー2008亜米利加)往年の名ピアニスト、日本ではハイフェッツとの室内楽共演で知られているかもしれません。Capitalの録音は優秀なはずだけど残念、ここでは音質があまりぱっとしない。いかにも軽快に腕の冴えを感じさせて、表層を流した感じ。陰影とか凄みとか足らぬ、ツマらぬ演奏かと。

Liszt ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調/第2番イ長調〜レナード・ペナリオ(p)/ルネ・レイボヴィッツ/ロンドン交響楽団(1963年)・・・こちらRCA録音、音質かなり良好、作品個性のせいか明快なテクニックと明るい世界は作品に似合って、痛快演奏!18:10-20:46。

英DECCAShostakovich 交響曲第11番ト短調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1983年)・・・この交響曲の旋律はとてもわかりやすい。パワフルに上手いオーケストラ、ハイティンクの表現は深刻ズズ暗い詠嘆などとは無縁に明晰、輝かしいサウンドはデーハーに炸裂!影とか毒がない。 第1楽章「Adagio 宮殿前広場」の怪しい風情、第2楽章「Allegro 1月9日」後半は皇帝軍の一斉射撃、宮殿前の虐殺の光景、小太鼓と大太鼓のリズムが超絶カッコ良い!けど、いざ烏克蘭の現実を思うとそんなノーテンキなことは音楽だけの話題にして欲しいと痛切に思う・・・やがて第1楽章の不気味な静謐がも戻って、それは民衆の死を表しているんだそう。第3楽章「Adagio永遠の記憶」は「同志は倒れぬ」(革命歌?自分の世代でもこの歌は知らない)を引用した葬送。第4楽章「Allegro non troppo 警鐘」ここの「ワルシャワ労働歌」は知ってますよ。15:53-19:54-11:23-14:16。ここ2ヶ月はShostakovichばかり聴いているような、そんな気分です。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

未だ痰が絡んでよう眠れなかったりするけれど、コロナに非ず、喉の痛みも消えて体調は快方に向かっております。昨日朝一番に女房殿と連れ立って市立体育館へ、筋トレ8種+トレッド・ミルをジョギングスピード15分=フルメニューしっかりこなしました。そして昼から守口市役所内にある年金事務所へ。FP女房殿も6月に65歳、夫婦併せての実質受取金額、支給を遅らせた時のシミュレーション、実質損益分岐を教えてもらいました。気になっていた例外規定みたいなものは、この4月より法律改定済み、なくなったとのこと。この先、ハイパーインフレなどあったら別格、負担増なども勘案していちおう、先行きの生活設計雰囲気は見えたような気がしました。

転居、ネット契約、電気ガス一本化、健保の切り替え、新しい口座開設、そして本日昼からのエアコン設置で種々行事手続き関係は一段落。昨日は街中方面に出掛けて、なんか当面の宿題完了も見えた開放感+体調も改善傾向故、北新地にて居酒屋昼酒ちょっぴり、ビールを一杯だけ+お気に入りアイテム3品のみ=ふたりで1,860円(税込)でっせ。帰り最寄りの駅から歩くつもりだったけれど、ちょうどコミュニティバスが到着して我が団地まで戻りました。同乗した上品なお婆さんが隣の棟に入っていきました。おそらくはバスの時間に合わせて買い物をしているんでしょう。足腰弱って、わずか1kmくらいのご近所スーパーも難儀なんやろなぁ、きっと。

残る当たり前の課題は本人の健康のみ。大切なのは健康寿命でっせ。とにかく鍛えなくっちゃ。一攫千金なウマい儲け話などこの世に存在などしませんよ。女房殿用に入手したスマートウォッチはかなりの多機能、さっそく使いこなして、バッテリーの保ちはあまりよろしくないようです。季節の変わり目に息子も甥も風邪とのこと。PCR検査をして陰性との報告がありました。流行っているのかも知れません。今朝の体重は65.9kg+100g。体重減はこの間の発熱による筋肉の減少かと。

PHILIPSMozart ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K.365/第7番ヘ長調 K.242「ロドロン」〜ラベック姉妹(p)/セミョン・ビシュコフ(p)/ベルリン・フィル(1989年)・・・別嬪姉妹ももう70歳かぁ(遠い目・・・)これは2台3台のピアノによる協奏曲、我らがヴォルフガングに駄作なし、愉悦に充ちた名曲は息の合った演奏、いきいき躍動しております。カラヤン時代最末期のベルリン・フィルは極上に美しく、艶やかな響きにソロイスツを支えております。今まで聴いたこの作品中ヴェリ・ベスト演奏。10:00-8:04-7:01。8:29-10:30-6:13。

L'Oiseau-LyreMozart ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調K.450(+第2楽章「Andante」初稿)/第26番ニ長調K.537/〜ロバート・レヴィン(fp)/クリストファー・ホグウッド/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(1997年)・・Robert Levin(1947ー亜米利加)による録音は全集完成せず、第21番第24番第25番第27番を欠いております。ホグウッドはHaydn交響曲全集も途中となって、きっとCDは売れなかったんでしょうね。デリケートかつ軽妙なる古楽器ピアノは闊達な魅力爆発。粗野なティンパニが大活躍するオーケストラも素晴らしい。K.450第2楽章「Andante」は美しい変奏曲。その初稿も収録して、天才はなにが気に入らなくて書き換えたのか、ド・シロウトにはまったく理解できぬ美しい、瞑想的な魅力たっぷり。一般には”最晩年の傑作中一段落ちる”と評されるらしい「戴冠式」、第1楽章「Allegro」から快いリズムをシンプルに刻んで、こんな風情も大好きな作品でした。古楽器フォルテピアノは各々個性が強くて、ここではかなり芯のあるしっかりとした音+ホグウッドの闊達な伴奏が素晴らしい成果でしょう。11:24-5:27-7:54-13:51。6:37-11:22-5:32。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

真夏のような日差しが続いて、つい先日まで寒かったのがウソのよう。台風が接近したり、また気温が乱高下するとか?体調の維持が難しい季節に、自分もうっかり引っ掛かってしまいました。引退転居のストレスの結末かも。

体調はわずかに快方に向かっている自覚ありつつ、不安は拭えぬ昨日朝。女房殿は隔日くらいで母親のところに通っているし、自分がコロナ感染したらタイヘンなことになる、もちろん週末に迫っている旅行もアウト・・・昼前着信有、生年月日による本人確認のあとPCR検査の結果は陰性=無事落選報告。ちょうどそんな頃合いなのか、気分的なものなのか症状一気に改善、腰や膝辺りの鈍い痛みも雲散霧消。佳き天候に嫌疑も晴れたことだし、市立体育館へ軽く筋トレ7種のみ、有酸素運動は抑制しつつ様子を見てきました。

未だ痰の絡み+洟水は継続中だけど日常生活は可能です。本日は昼から年金事務所に相談に伺います。今朝の体重は65.7kg▲500g、65kg台も久々、けっこう喰ったと思うけどなぁ。計量機器の異常か。

数日前体調不良に陥った時に言及した「ゴミ拾い」の件。じつは市立体育館へ途中抜ける道は100mほど?団地内だったら委託業者が常に清掃して、戸建てが集まる自治会も時々大掃除をしているのを見掛けるけれど、工場横の道はゴミ捨て放置が多い。おそらくは自転車バイククルマから廃棄するのでしょう。2ヶ月弱過ごして、その汚さが気になって仕方がない。世の中ではSDGsとかちょっとしたブームだけど、所詮キレイ事の掛け声のみなところもあって、そして「割れ窓理論」を思い出しました。

誰に頼まれたわけでもなし、コンビニやファストフード店のプラカップ、コンビニ弁当箱、スナック菓子の袋、吸い殻、煙草空箱等など、狭い範囲だけど一応目につくところは拾ってみようと決意しました。工場の網フェンス内に入ったもの、ガードレールから奥まった川の際はムリでも、それなりにキレイにすれば廃棄は減るんじゃないか。範囲を広げ過ぎるとキリがなし、大仰になるからほんの狭い範囲、初日小さなゴミ袋二つ分くらい集めて、一番気になったのは吸い殻(フィルター)そしてマスク、ペットボトルですよ。

翌日、似たような場所に早速持ち帰り用飲料カップ二つ落ちてました。きっと通勤通学の方の習慣なのでしょう。新しい吸い殻はもっと多い。昨日体調やや収まって3回目実施したところ。ま、こちらヒマだし、趣味でやっているから、誰にも見られず知られず黙々淡々と時々継続したいもの。美しい高邁な理論より、まず足許からの実践、この街はあまりに汚い。なにが「マイクロプラスチックの脅威!」「スーパーバッグ、プラストロー禁止」だよ。その前にあたりまえのことがあるでしょ?一部ルールを守らぬ愛煙家も路上廃棄は恥ずかしいと自覚願いたい。工場企業も清掃活動しないのかな?前居住地では時々見掛けたものです。

PHILIPS 411-046-2de Falla バレエ音楽「三角帽子」/火祭の踊り〜アンドレ・プレヴィン/ピッツバーグ交響楽団/フレデリカ・フォン・シュターデ(ms)(1982年)・・・このオーケストラはウィリアム・スタインバーグの長期政権(1952-1976)の後任はアンドレ・プレヴィン(1976-1984)だったのですね。いまいち印象が薄い感じ。ここではかつての荒々しいパワフルなサウンド・イメージから一転!繊細なアンサンブルに仕上がっておりました。南欧の熱とリズムたっぷりな名曲は、オーケストラの技量だけでは解決できぬ血とか色、臭み、みたいなものが必要かも、カスタネットも賑々しいユーモラスな名曲もいまいち上品が過ぎる感じ。少々前に前に拝聴したので、もしかしたらカンチガイかも知れません。音質は極上。

EXTONDvora'k 交響曲第8番ト長調〜小林研一郎/東京フィル(2004年ライヴ)・・・驚くべき音質、そしてオーケストラの技量、郷愁の旋律連続!な名曲をゆったり目のテンポに、入念に歌う小林研一郎の熟達した表現に感服。この人はレパートリーはあまり広げず、幾度も録音を繰り返すのですね。聴衆の興奮、拍手は熱狂的。すごい人気なんですね。11:29-11:57-7:33-12:17。アンコールはBrahms ハンガリー舞曲第5番 変ホ長調(3:26)。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

露西亜軍の残虐行為、迫る烏克蘭東部へいっそうの激しい攻撃、その関連からの経済混乱、相次ぐ値上げ・・・どれもエラいこっちゃけど閑話休題(それはさておき)

やれ体調がよろしくないとか、洟水ひどい痰が絡んで咳き込んで喉が痛い、眠れない云々、グズグズしても仕方がないので行ってきましたよ、PCR検査。これがけっこうタイヘン!ハローワークの手続きを朝一番さっさと終えて、帰り最寄りの駅から婆さんが通っている病院(←女房殿ご推奨)に電話をしたら、午前中はいっぱいとのこと。夜は6時からなので少し前に再度電話してくれと。それで検査してもらえるんですねと確認したら、それはわからない・・・どーもやる気がないみたい。ネットでは評判悪いんだよなぁ、その医院。

仕方がなくもう一件検索して電話したら、すぐ来て下さい、とのこと。昼飯喰ってからいつもの市立体育館方面ちょっと越えた大きな病院、ちゃんと外に受付が別にあって、速攻で受付→診察(喉の痛みの薬+トローチもくれた)→PCR検査(鼻の穴奥に綿棒)の流れ、保険適用3割負担3,450円也支払い、タダとちゃうんかい。翌日スマホに結果を連絡くださるそう。当選しないことを心より祈る。日々の鍛錬はしばらくお休みです。夜には再び熱も出てまいりました。おとなしく引き隠ります。全国的にコロナ感染者ジワジワ増えているそう。

今朝の体重は66.3kg。ちょっぴり減っております。(後述;連絡ありました!陰性。落選確実!ただの風邪でした)

DG UCCG-90591Sibelius 交響曲第5番 変ホ長調/第7番ハ長調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1987-88年ライヴ)・・・最晩年の再録音。清涼な作品イメージと粘着質重量級なバーンスタインとの相性はナニな感じだけど、これがじつに決まっているスロウテンポ、雄渾なるスケール。旧録音のパワフルな熱気にも感心した記憶もありました。最晩年のライヴは音質良好、明るく前向きな変ホ長調交響曲は細部入念な描き込み、テンポの揺れ表情の変化、全体構成構築の上手さとあいまって素晴らしいスケール、けっして鈍重ではない。9:41-5:40-10:05-10:26。幻想的な単一楽章ハ長調交響曲も濃厚な詠嘆・・・北欧英国勢とは一味違うシンフォニックな味わいの骨太雄渾な演奏も悪くないもの。8:18-3:13-2:27-4:37-6:19。

Simon Rattle 1955ーSibelius 交響曲第3番ハ長調/ヴァイオリン協奏曲ニ短調/交響曲第4番イ短調〜サイモン・ラトル/ベルリン・フィル/レオニダス・カヴァコス(v)(2015年ライヴ)・・・これは映像からの音源をネットより入手したもの。シンプルかつ難物なハ長調交響曲は流麗に表現され、ツボを押さえてやや流した印象を得ました。オーケストラが巧すぎるのだね。(29:44)カヴァコスの協奏曲、抑えた音色とテクニックは理想的と感じさせるもの。(35:53 アンコールはBach 3:11)重苦しく暗いイ短調交響曲はベルリン・フィルの厚みのある響きがみごとに決まっておりました。(38:27)


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

このご時世に花粉症、風邪、コロナ?微妙にわからぬのがツラいところ。三度のワクチン成果にこの程度に治まっている可能性ないでもない。平熱、節々の痛み、倦怠感すべて治まって、洟水+痰の絡みが残っております。終日身動きせず、今朝体重を量ろうと思ったら無情の電池切れ(替えの乾電池在庫は2018年に品質保持期間切れ/液漏れを発見)。本日、ハローワークへ、しっかり不織布マスク、念のため誰とも濃厚接触せぬようそろりと出掛けてきましょう。エアコンをAmazonに注文して昨日無事到着・・・する直前に”工事費込み”ではなかったことが発覚(自分の確認ミス)ご近所の工事見積もりを取りました。とんだうっかりチョンボ、まだ季節的に急がないけどね。今週設置となります。

スマホもそうだったけど、スマートウォッチも自分で使ってみないとその価値数順は理解できないもの。オススメがあったメーカー中一番安かったAmazfit Bip S Liteは3,990円、機能は絞ってあって血圧や血中酸素濃度、体温も計れません。心拍数と歩数、睡眠状態のみ。メールやLINEは読めます。Zeppというソフトとの相性よろしく、バッテリーの保ちもよろしい感じ。時間を見るという基本機能はもちろんOK。まずまず使えたので女房殿用にも注文して、1,980円(送料税込/H80Tとやら)安かったから、これがけっこう凄い。血圧や血中酸素濃度、体温全部いけます。文字盤デザイン選択が少ないくらい?機能的には充分でしょう。あとは長保ちするか、バッテリーの保ちはどうなのか、そこが最題ポイント。ナントカという指定ソフトはZeppほど優れていないようです。なにに限らずキカイ関係は当たり外れがありますよ。

LPBeethoven 交響曲第4番 変ロ長調/第5番ハ短調〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1958年)・・・もちろん英DECCAのみごとな音質、Ernest Anserme(1883ー1969瑞西)のBeethovenは大穴!素晴らしく明晰に力強いもの。モダーンな作品だったら時に細部曖昧、リズムはガタガタになりがちのオーケストラは端正なるアンサンブル、技量に不足を感じさせぬ新鮮なもの。第4番変ロ長調交響曲のテンポは中庸に適切を感じさせ、終楽章「Allegro ma non troppo」は慌てず優雅な風情のまま例の高速パッセージはまずまず無難に乗り切りました。(木管のリズムが少々怪しい)12:30-9:46-5:54-7:26。

緊張感溢れる第5番ハ短調交響曲もきりりと引き締まったリズム、推進力を感じさせる第1楽章「Allregro con brio」提示部繰り返しも、優しい木管の風情も嬉しいもの。全体に軽めな明るい響き、弦がやや薄いけれど力強さにも欠けておりません・・・終楽章は繰り返しなし、ここは響きの薄さがちょっぴり気になったもの。一気呵成な勢いはたっぷり。7:36-9:48-5:12-8:41。

EVEREST EVC 9010/14Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ヨーゼフ・クリップス/ロンドン交響楽団/ジェニファー・ヴィヴィアン(s)/シャーリー・ヴァーレット(ms)/ドルフ・ペトラーク(t)/ドナルド・ベル(br)/BBC合唱団(1960年)・・・CDで全集3-4回買い換えた恥ずかしい記憶有、やがて.mp3音源入手して5年ほど経過、もともとそれなり優秀録音(Everestとしてはいまいち)この度.flac音源再入手なりました。ところが・・・巨大偉大なる作品である、この「第九」最終楽章のみ妙に音質が落ちます。中庸のテンポ、どこにもムリのない柔らかなタッチ、バランス感覚を称賛したい演奏でした。16:06-9:51-15:06-2:435。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

好天続き、昨日体調不調押して市立体育館へ。いつもより負荷を落として軽く筋トレ6種ほど、いつも通りマスク着用、有酸素運動サボって帰宅しました。ご近所のゴミ拾って(←この件別途報告)洗濯して昼飯喰って・・・体調はますます悪化。

検温は37.6度C、通常36度Cちょうど辺りだから自分としては驚異の高熱!おそらくは5年前のインフルエンザ以来?日々身体を鍛錬して風邪などは無縁になっておりました。コロナ感染?ワクチン三回打ってもあかんのか。北新地の居酒屋訪問は一週間前、密室ではないにせよ理屈ではその可能性有、濃厚接触は女房殿のみ(←元気)おそらくは違うことを願う。オミクロンは喉の痛み、洟水や筋肉痛が特徴だとか。息苦しさはありません。ときどき痰が絡んで咳き込むくらい。発熱倦怠感節々の痛みはインフルエンザにも似てかなりマシ、5年前の強烈な体験はこんなもんじゃありませんでしたよ。数日間飲み食い一切できず、寝たきり身動きもできず激ヤセしたものです。

体調怪しいことを自覚したまま、あちこち出掛けると世間様に叱られるし(実際上は出掛ける元気もない)じっとおとなしくして、夜半には平熱に、節々の痛みも消えました。喉の痛み、痰が絡んでよう眠れんのは一緒。とてもだけど【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新不可(→体調回復して無事実施)。月曜はハローワークに呼ばれております。それまでに快復目指しましょう。いちおう耳鼻科予約はキャンセルしました。

本日は音楽への言及はなし。体重は66.7kg▲200g。食欲はフツウでっせ。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

好天続き、過去最大の花粉症状に苦しんで洟水ボロボロくしゃみ連発、喉や歯、腰関節の痛み?頭痛、全身倦怠感に終日苦しんで、夜もまともに眠れません。微熱はそう感じるだけで実際は平熱、日常生活継続不可。現在夜一回だけの服薬処方をいただいているけれど、月曜に耳鼻科の診療を予約しました。頭痛薬は使いました。昼前、小一時間ほどの外出もよろしくなかったのか、現在花粉はMAX状態でしょう。台風接近中、一週間後に迫った山口旅行が心配です。もちろん体調も。今朝の体重は67.9kg+600g!思い当たる要因なし、体調がよろしくないと必ず体重増となります。

コロナ感染は若い人中心に下げ止まり微増状態とか。アストラゼネカ製のワクチンは半数(6千万回分)廃棄の不人気なんだそうです。副反応として血栓症が心配されるそう。もったいないけど、発展途上国への譲渡もナニですよね。ようやく労働組合からの入金があって、これは転居費用に当てる算段をしておりました。余った分は転居時に”動いているのが不思議”(ほとんど故障)状態、業者さんより旧式だから電気も喰うと助言され廃棄したエアコン、本格シーズン突入前に工事費込で一番安いのを注文しました。ついでに女房殿のスマートウォッチ(安いもの)も注文。居酒屋にも行きたいけれど、問題は体調でっせ、身体の調子=精神のテンション。本日市立体育館強行するか悩ましいところ。

Windows11新しいOSの普及はなかなか進まないとのこと。そりゃそうでしょう、業務用のは関連システムやデバイスとの適合問題があり、庶民にそのスペックに叶う新しいマシンを気軽に買い替える余力はないでしょう。そもそもOSを意識する人は少ないと思います。我が家にある4台のマシンはいずれも”Windows11不適合”確定。2025年迄セキュリティ更新してもらって、ちょうどその頃にはマシンの寿命は尽きるやろから、ぼちぼち積立しておきましょう。新しいOS軽視は、知らず”時代に遅れる”可能性があって、華麗なる加齢にノーミソ弱まるだろうし、必須なものと考えております。

つい一ヶ月ほど前、転居に伴う新しいネット環境関連導入時に、自らの時代錯誤を自覚いたしました。ヤフオクから入手した激安中古無線ルーターは、いつの間にか時代に乗り遅れて使えなくなっていたのですね。お仕事現役時代は、そんな知識も否応なく入ってきたけれど、引退隠遁生活には意識してお勉強しないとボケるばかりでっせ。

BR 900202Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調(イェフィム・ブロンフマン(p)2012年ライヴ)/交響曲第9番 変ホ長調(2011年ライヴ)〜マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団・・・痺れるようなリアルに奥行きある音質、そして厚みのある深いオーケストラのサウンドに惚れ惚れ。たっぷりしっとり余裕のソロは微妙なタメも決まってほとんど別作品に響いて美しい。この2曲はShostakovichにしては明るい、闊達な風情に溢れているもの。バイエルンのオーケストラは極上のアンサンブル、ヤンソンスにはもう少し長生きしてほしかった。5:54-7:19-1:42-7:00。5:18-6:27-2:51-3:06-6:38。

以下、ネットより拾った音源。Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜エマニュエル・クリヴィヌ/ルクセンブルク・フィル(2014年ライヴ)・・・Emmanuel Krivine(1947ー仏蘭西)はこの時期ルクセンブルク・フィルの音楽監督だったのですね。このオーケストラの前身放送管弦楽団にはルイ・ド・フロマンの(ヘロっとした)イメージ有、その記憶から大きく離れてメリハリある力強いサウンド、20世紀のようできたわかりやすい名曲を、スケール大きく表現してくださって、ちょっと驚きました。44:13一本ファイル(楽章間拍手含む)

Charles Dutoit/1936ーShostakovich 交響曲第15番イ長調〜シャルル・デュトワ/ロイヤル・フィル(2015年ライヴ)・・・第9番と並んで軽妙に力みの少ない交響曲はお気に入り、あちこち世間に知られている名曲をコラージュして、淡々とした味わいのラスト交響曲であります。Charles Dutoit(1936ー瑞西)は昨年2021年来日もして活動再開しているようです。音質極上、彼らしいしっとりして緻密な仕上げ、響きは洗練され柔らかい風情が続きます。47:30一本ファイル(楽章間拍手含む)Debussy 小組曲など、これは夢見るように美しく、流れるような馥郁たる気品を感じさせるもの。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

今朝は全国的にピーカン、春真っ盛り。自分は花粉症の洟水に苦しんでおります。昨日朝一番に市立体育館へ、ぼちぼち半パンTシャツでも良いような陽気になってきました。かなり空いていて狙い通りのマシンを順番に消化できて、締めはエアロバイク15分の有酸素運動、これは膝のリハビリにもなります。今朝の体重は67.3kg現状維持。帰りに昼食を途中のスーパーに求めて、洗濯済ませたら佐川急便が銀行カードを無事届けて下さいました。

FP女房殿のご指導に従って10年ほど前に居住していた尼崎市立花商店街の銀行へ手続きへ。現役時代は毎週のように金沢に出張して、土日はふくずみ温泉(←ちょっと大きめな銭湯)を楽しみにしておりました。左膝のマッサージを受けてそのまま王将でビールなど・・・山ちゃんはエエ腕しとったなぁ→残念閉店しておりました(涙)閉店セールを続けていた靴屋は代替わりして営業継続。楽しい日々だったはずなのに、お店はいくつか様変わりをして、妙に寂れた印象でした。さんざんお世話になった腕の良い激混み耳鼻科はもちろん健在。この先、もう彼(か)の街には訪問する機会もしばらくないことでしょう。

JR東西線帰り途中北新地駅は、昼喰い過ぎてハラ一杯だったので通過。業務スーパーに寄って冷凍ピザ(小さいの)+アサヒスーパードライ生ジョッキ缶巨大ポテトサラダ1kgを入手、さっさと帰宅しました。ささやかな贅沢ですよ。

パナソニックの加奈陀法人がランサムウェアに感染とか。大きな会社も油断できまへんで。一連の烏克蘭報道関連、”露西亜は悪いけど、付け込まれるスキやら事前外交を怠った烏克蘭も悪い”という一見中立っぽい一部論調、これは露西亜の責任を曖昧にして、結果として露西亜の侵攻に一理有、与するものとの指摘に納得。”襲われる女性も悪い”みたいなのに似ております。無条件に悪いのは襲う方に決まっております。

Mozart 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲*/第1幕 シャンパンの歌「酒がまわったら」/Gounod 歌劇「ファウスト」第3幕「眠ったふりをせずに」/Copland アメリカの古い歌第1集(4曲)/Prokofiev バレエ組曲「シンデレラ」第1番 作品107より「シンデレラのワルツ」「真夜中」*/伝承曲「行け、モーゼよ」/「深い河」/「主はダニエルを救ったではないか」/Gershwin ハリウッドのガーシュウィン*/Rodgers ミュージカル「南太平洋」より「魅惑の宵」/Gershwin 歌劇「ポーギーとベス」 より第3幕「ああ、俺にはないものばかり」/Kern ミュージカル「ショー・ボート」より第1幕 「オールマン・リヴァー」/蛍の光〜ウィラード・ホワイト(bbr)/カール・デイヴィス/ロイヤル・リヴァプール・フィル(1998年ライヴ)・・・Willard White(1946-牙買加)のイメージはポーギーやな、堂々朗々たる美声を堪能できるガラ・コンサート。ほとんど同じ内容のCDは別途入手可能のようです。*はオーケストラのみの演奏。Carl Davis(1936ー亜米利加)はポップ音楽を得意とする作曲家指揮者、ここでのオーケストラの扱いは一流、編曲も担当しております。日本でもおなじみの「蛍の光」は原曲でも同じお別れの歌なのでしょうか。聴衆全員による歌は感動的でした。

 Voix de Son MaitreMozart 3つのピアノ協奏曲 K.107(ニ長調/ト長調/変ホ長調) /きらきら星変奏曲K.295〜ジャン=ベルナール・ポミエ(p)/ルイ・オーリアコンブ/トゥールーズ室内管弦楽団(1965-66年)・・・これは珍しいLP復刻音源。J.C.Bachからの編曲作品もわりと入手しにくいもの。Jean-Bernard Pommier(1944-仏蘭西)もLouis Auriacombe(1917ー1982仏蘭西)も懐かしい名前。最近は古楽器スタイルで演奏する機会は多いと思われる作品も、ちょいと昔を感じさせるやや大柄なアンサンブル、大味なオン・マイク音質に少々面食らいました。ポミエのピアノは繊細なもの。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

お仕事最終出勤よりちょうど3ヶ月、絵に描いたように退屈な日々を過ごして、もう飽きました。二人目の孫もちょうど生誕3ヶ月くらいだけれど、毎日家族や社会の刺激を受けて成長著しいことでしょう。こちら日々ノーミソ衰えていくばかり。平和に、それなりに過ごせる生活に感謝しつつ、なにか人生に新しいアクションが必要です。

退職に伴う積立金の解約などに絡んで、口座分散が必要とFP女房殿が曰(のたま)います。自分が管理しているのはヘソクリ用のセブン銀行のみ、10年ほど使ってATMがあちこち多いのと、ネットからの管理が便利なのは実感しておりました。それ以外に口座2つ準備せよとの山の神の指示、本人確認書類が厳格となって、運転免許証のコピーと電気料金支払いのコピーを送ってローソン銀行はOK、ところが楽天銀行が”不可”との連絡、住所と電気料金の住所が違うとの指摘。

日本住宅公団は既に住宅・都市整備公団へと衣替え(UR)ところが関西電力の住所登録は「公団住宅」のままなんですね。それが免許証(=住民登録)と違うとの厳しい(融通の効かぬ)判断でした。仕方がないので、佐川急便の「受取人確認サポート」を選択、これは運転免許証だけでOKなんです。これがなかなか届かない。管理番号から既に検索できるから、電話で問い合わせてみると、すったもんだ半日以上掛かっての調査結果はブツは未だ出発していないとのこと。脱力。なかなか上手くいきまへんな。本日昼から到着予定。

昨日は休筋日、業務スーパーに切れていた珈琲豆+チーズのみ入手に出掛けたのはウォーキングのつもり。昼、喰い過ぎた自覚があって夜の食事を抑制して今朝の体重は67.3kg▲300g。もっとストイックに減量を目指したい。

EMIMahler 交響曲第1番ニ長調〜チャールズ・マッケラス/リヴァプール・フィル(1991年)・・・歌曲集との関連が深い憧憬に溢れた青春の名曲。音質極上、オーケストラの個性なのか、軽快に澄んだ響き、整ったアンサンブルはクリア、ムダのないスッキリとクールな演奏。汗水情熱詠嘆とは無縁、基本イン・テンポ、スマートにスウィングしておりました。メリハリとか絶叫爆発に不足して、サラサラと流れて濁りや葛藤が足りない蒸留水のようなサウンド、終楽章は力強いけれどあまりに素直に正直な感じ。これはちょっぴりオモロない演奏かも。16:05-7:31-10:20-20:32。

悩ましい露西亜関係の音源拝聴、Shostakovichは露西亜軍の虐待行為にも似合う。BRL9010Shostakovich 交響曲第14番ト短調 作品135「死者の歌」〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団/ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(s)/マルク・レシェーチン(b)(1969年ライヴ)・・・20年前に拝聴して当時は作品そのものに馴染んでおりませんでした。11楽章45分に渡る連作歌曲集。男女声楽ソロに+弦+打楽器、切り詰められた編成にシニカルな旋律が続いて、ようやく作品に感銘を受け取れるようになりました。初演のライヴ音源?この作品の実質初耳演奏だったはず(LP時代のコンドラシンには歯が立たなかった)旧ソヴィエット時代にしては良心的なモノラル録音、先日仏蘭西の現役若手によるクリアな演奏を聴いて、こちらやや速めのテンポに、声楽も含め燃えるように尖った演奏であります。時代の切迫感と云うか、暗さ絶望感がストレートに伝わる激烈さ。フィル・アップはWeinberg シンフォニエッタ第2番イ短調(1967年ライヴ)こういった知名度低い作品もしっかり聴きましょう。弦楽のみ、静謐にデリケート、わかりやすい平易な旋律でした。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昼はけっこう気温が上がっても、朝はけっこう冷えて体調維持が難しい季節。昨日連続して市立体育館へ鍛錬継続も、要らぬ間食の結果67.6kg+200g。想像以上の烏克蘭の惨状に気分も晴れません。

お仕事引退したら音楽いっぱい聴いて(←それなりに実現)古代史関係の本をしっかり再読したい・・・CD同様書籍もほとんど処分して、古代史関係だけは残して転居持参。古田武彦邪馬台国はなかった」に始まる角川文庫5冊は若いころ読了。この人は日本の古代史研究中では亜流というか傍流評価、今回一ヶ月掛けてゆっくり再々読したのが「法隆寺の中の九州王朝(朝日文庫)その知的刺激に興奮しました。2015年4−5月と二度拝読して曰く

詠嘆口調まるで講談のような文体さておき、邪馬台国九州論者の先鋒として論陣を張って、若い頃から文庫で入手できるものは目を通して来たつもり(ここ10年はもっぱら古本で)。著作文書はそのままでも読み手の変化が読み方を変えるもの。「磐井の乱」(528年)〜この「乱」というネーミングそのものが視点の固定化、思考停止を招いて、安定した畿内・大和政権(これが現在の天皇につながる、とされる。所謂万世一系)が全国に安定した支配を確立して、それに反乱した九州地方権力、といった図式を意図したもの。地理的にも当時九州が”先進地域”であって、そちらに元祖・倭があって朝鮮半島、中国本土と関係が深かった(金印が代表例)。一般には九州→畿内に進出したことになっているけど、もともと別権力があって並立した(むしろ畿内が地方権力)という主張です。傍証がいくつもあって、例えば「別年号」が存在する(一部の史書や九州の古刹の縁起に登場する)地方行政単位に「県(あがた)」という九州独自の呼び名がある、など。

松本清張の影響もあって、ワタシはずっと「邪馬台国九州」の立場であります。

毀誉褒貶あって彼の「九州-大和-王権二元論」は大きな支持を受けていないけれど、中国側、日本の古文書の詳細分析、歴史的遺跡・古刹に残された文書から「倭国」と「大和」は別、もともと九州にあった本国が廃れ→畿内に進出した分家が所謂大和王家であるとの主張はあながち荒唐無稽とばかり云えぬ説得力たっぷり。世界最古の木造建築物である法隆寺は一度全焼したのなら(文献に残り、その後若草伽藍の発掘で証明された)ご本尊(釈迦三尊像)もきっと燃えたでしょ?現在あるのは聖徳太子のために止利仏師が造ったことになっているけれど、光背銘を詳細読み解くとどーも怪しい。後年の曲解じゃないか、どこか九州あたりから持ってきたのかも〜みたいな、とにかく古代史フリークとしては痺れるような通説打破ガンガン登場して知的興奮マックス!

これは「古代は輝いていた」三部作の三冊目、手許にある全11冊はちゃんと再読したい、そう決意いたしました。最近の大和盆地の発掘の成果もしっかり拝読したいところ。纒向遺跡により俄然邪馬台国畿内説が有利っぽい。

FINLANDIASibelius 交響曲第2番二長調〜シクステン・エールリンク/ストックホルム・フィル(1953年)・・・Sixten Ehrlingは瑞典往年の名指揮者(1918-2005)。デトロイト交響楽団ではポール・パレーの後任(1963-1973)音質は良好。2017年に拝聴して

体感やや速めのテンポ、ザラリとして荒々しい、金管強烈なサウンド自信に溢れた推進力とアツい爆発演奏、未だ作曲家存命時代の録音だから、こちらが(当時の)本家解釈なのかも。どこかのサイトに”露西亜風”と書いてあって、なるほどと納得。当時の地理的政治的状況の反映?団員に旧ソヴィエット系とか露西亜で学んだ人が多かったのかも
9:07-13:26-19:52。当時から印象は変わりません。

BerlinClassics0184152BCVivaldi Concerto g-Moll, RV 577 “per l’orchestra di Dresda”/Telemann Concerto in D major for violino concertato, corno da caccia, cello obligato, bassoon, 3 violins, (3 oboes), 2 violas/Heinichen Concerto in F major for 2 transverse flutes, 2 oboes, 2 bassoons, solo violin, 2 cellos, strings, (2 oboes) /Fasch Concerto in D major for 2 trumpets, 2 horns, 2 oboes, bassoon, strings/Graun Concerto in G major for 2 solo violins, 2 horns, strings (2 oboes) 〜ルートヴィヒ・ギュトラー/ヴィルトゥオージ・サクソニエ((p)1993)・・・これはMusik Am Dresden Hof 全CD8枚分の一枚目。前回拝聴は2019年7月

Vivaldiの時代、ドレスデン宮廷縁(ゆかり)の作品を集めております。著名な「四季」にドレスデン版が存在して、つまり管楽器の名手が揃っていたらしい。この一枚も管楽器ソロは超絶技巧〜当時、ほんまにこんなに凄いテクニックだったのか?それともLudwig Guttler(1943-独逸)率いる名手たちの成果なのか、リズムの正確さ、ノリに圧倒されました。初耳作品だってその多彩さ、鮮やかに息の合ったアンサンブルに息を呑むほど。日本じゃ知名度イマイチだし、時代は古楽器だから話題にならんけど、この人の録音はどれも聴きものです。
これはモダーン楽器。書籍含めて、以前の引用ばかりで申し訳ないけれど、その感銘に変化はありません。

Vivaldi ヴァイオリン協奏曲集 作品8/1-4「四季」〜ドミトリー・シトコヴェツキー(v)/La Voce Strumentale(2021年ストックホルム・ライヴ)・・・Dmitry Sitkovetsky(1954-旧ソヴィエット→亜米利加)はいつのまにか指揮にも手を染めて、英国定住中。最近は古楽器なのでしょうか、凄いテクニックと自在なる装飾音が快感演奏でした。誰でも知っている作品は新鮮そのもの。9:31-10:15-11:15-9:08。露西亜のアンサンブルだから、これから苦しい立場に追い込まれることでしょう。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

朝はけっこう冷えて、社会や地域との接点のない生活が続きます。夜一回の服薬してもアレルギー症状である洟水痰の絡みも継続中、昨日は好天の洗濯日和でした。午前中市立体育館トレーニング後、帰宅途中ちょうど大阪桐蔭中高の入学式終了、希望に燃えた初々しい入学生と上機嫌に正装したご両親たちとすれ違ったものです。満開の桜がそんな風景によう似合います。

1,500円/月(税込)のトレーニングルーム使用定期は本日期限切れ。おそらくは既に15回@100達成したと思います。これで健康を維持できれば激安。左膝の調子もまずまずでしょう。昨日は時間が午前やや遅かったせいか、爺婆軍団+若者多数、思うようにマシンが使えず二種ほど抜けてしまいました。胸と腹筋、ステアマスター有酸素運動15分はしっかりこなしましたよ。今朝の体重は67.4kg▲100g。マシンは使用の度、ペーパータオルで除菌するのが決まり、先日それをしない不埒な礼儀知らずがいたっけ。そいつの目の前でていねいに拭き取ってみせたから、ワザと意識的な行為と思われます。

続報が欲しい。トヨタ系部品メーカーや独逸法人がコンピューター・ウィルスに攻撃された件、前者は翌日製造は再開されたとの報道あったけれど、その後どうなったのか?対策はどうなのか、さっぱり報道がありません。日本を代表する基幹産業だからちょっぴり話題となったけれど、その他、比較的小さな案件も含めて全国サイバー攻撃はなかったのか、地方自治体から20万件ウィルス攻撃の踏み台にされたとか、発信元は?それは克服されたのか、対策はどうなのかさっぱり見えてきません。自分が探せないだけかも。いくつかの銀行に影響のあったATMのトラブルはたんなるシステム会社のサーバー不備だったのか、関係のない話題なのかもわからない。

烏克蘭侵攻し撤退したあとに残された露西亜軍の残虐な行為、それを否定し、国内に情報隠蔽する露西亜政府にイライラしつつ、隔靴掻痒状態が続いております。プーチンさんの高支持率はほんまらしい。

Dynamic CDS498Viotti ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調/第24番 ロ短調/第28番 イ短調〜フランコ・メッツェーナ(v)/シンフォニア・ペルジナ(2002年)・・・先月拝聴して懐かしい再会だったズザネ・ラウテンバッハー関連から(すっかり忘れていた)この全集を思い出しました。Giovanni Battista Viotti(1755ー1824伊太利亜)はパリに活躍してロンドンに逝去したMozartとほぼ同年のヴァイオリニスト。ヴァイオリン協奏曲は全29曲あるみたい。ソロもオーケストラも詳細情報不明、イタリア・ペルージャの人たちでしょう。残響豊かな(過ぎる)音質、モダーン楽器アンサンブルはあまりピリッとせず(ティンパニのリズムがよろしくない)ソロは流麗だけどやや線が細く神経質、雰囲気はあります。わかりやすい歌謡的旋律突出して有名なイ短調協奏曲は著名な第2楽章「Adagio」は速めのテンポにさっぱり仕上げでした。終楽章「Agitato assai」は颯爽としたテクニックに乗り切りました。13:31-5:24-7:22。残りは初耳(と、思う)第24番ロ短調協奏曲も負けぬ魅力、第2楽章「Andante sostenuto」は著名な前作品によう似しっとり旋律、陰影は増しております。13:57-4:18-8:00。第28番イ短調は哀愁の旋律深まって第2楽章「Andante sostenuto」はやはり絶品・・・だけどちょいとワン・パターンなんじゃないか・・・美しい旋律にテクニックは多彩だけど、類型的な作品が続いてやや飽き気味に至りました。12:48-4:34-8:20。

クアドロマニア 222125-444 Debussy 夜想曲/遊戯/バレエ音楽「カンマ」〜ルイ・ド・フロマン/ルクセンブルク放送管弦楽団(1972年)・・・CD廉価盤初期からの愛聴盤((1)(4))その2枚め。ケース破損して売れ残ったCD拝聴。知名度薄く、オーケストラは技量的に少々危うく、音質もさほどではないけれど、これほど線の細いアンニュイな雰囲気溢れる味わい演奏も珍しい。いつの間にか自分のリファレンスに至っております。闊達に多彩なリズムを誇る「夜想曲」は8:10-6:25-10:32。ちょいと硬派な魅力的作品「遊戯」は16:44。マニアックに人気薄い作品である「カンマ」(Charles Koechlin編)は19:58。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日日曜は花散らしの小雨+無情の風。花粉症がひどくて睡眠不如意途中覚醒、昼間も体調がよろしくない。おそらくは二十年ほど継続してる朝の濃厚野菜ジュースを求めて、ご近所とは別のスーパーに出掛けて、ついでに市立体育館へ軽く5種ほど筋トレマシンをこなしておきました。価格味バランスのよろしいお気に入りのPB濃厚野菜ジュースが次々と棚から消えて、少々値の張るメジャーなのを入手いたしました。困ったものです。今朝は67.5kg+300g、体調がよろしくないと必ず増えます。

無料のBSチャンネルがいくつか新規に始まって、テレビ好きとしてはありがたいこと。しかし、期待するほどの番組はありません。ニュースはリバウンド気味のコロナ+経済制裁に関連した混乱と値上げには少々ウンザリ気味。露西亜軍の苦戦と混乱は、あながち”期待値”報道とばかりと云えぬ現実と撤退後の悲惨な光景、そして烏克蘭東部侵攻地域の徹底的な破壊と殺戮、残された住民の苦しみは続きます。プーチン体制のゆらぎ報道は当てにならんでしょう。某隣国だってなんとかなってミサイル熱心に打ってますもの・・・って誰でも知っている話題を書いても虚しい・・・3月11日チェルノブイリ(チョルノービリ)を占拠した露西亜軍撤退の報道には慄然としました。

1986年の原発事故による放射能汚染エリアを掘り返して兵士は被爆したらしい。もともと占拠になんの意図があったのか不明、軍隊は放射能に対する基本的知識もなかったのか、なんかもう戦略戦術滅茶苦茶な感じ。大阪郊外の引退爺が云々しても仕方がないけど、原発リスクはジョーダンじゃないっすよ。エネルギー政策は悩ましい、防衛政策もそうだけど。

高邁高尚な話題さておき、ギリシア風ヨーグルト自家製造トライ中(27度C14時間設定→無事できました!)料理は引退後ずっと継続出来。煮物も圧力鍋を駆使して短時間に仕上げます。集中力を失って読書は古代史関係一冊なかなか終わりません。

NAXOS 8.573218Shostakovich 交響曲第13番 変ロ長調「バビ・ヤール」〜ヴァシリー・ペトレンコ/ロイヤル・リヴァプール・フィル/男声合唱団/ハッダーズフィールド・コーラル・ソサエティ/アレクサンダー・ヴィノグラードフ(b)(2013年)・・・Vasily Petrenko(1976-露西亜)はプーチンの侵攻に与しない立場を鮮明にしてロシア国立交響楽団の芸術監督を辞したそう。バビ・ヤールとはキーウにある峡谷とか、悲惨な1941年9月29日のユダヤ人虐殺の事件に題材を取った作品でした。バス(指揮者と同年)+男声合唱は重苦しい、重心の低い旋律リズムが続く作品。リヴァプール・フィルは軽い響きのイメージだけど、ペトレンコの統率は抜群の明晰さ、切れ味とメリハリ、音質も明快そのもの。英国勢の合唱も充実しております。

「バビ・ヤール(Adagio)は苦渋に充ちた風情に+変拍子が際立って、合唱もクリアに解像度が高い。(15:39)「ユーモア(Allegretto)は快活に躍動してシニカルに賑々しいユーモアであります。Bartokの引用とか?ド・シロウトにはなかなかわかりにくい、ここはスケルツォなんですね。(7:29)「商店で(Adagio)は暗く静かな低弦+バスのモノローグが暗鬱な開始。詩人は、寒さとぼったくりを耐え忍んで買い物に並ぶ女性たちを静かに讃えます。ラストは劇的に悲痛な叫び。(12:36)「恐怖(Largo)はゆったりと破壊的、伝統的な行進曲リズムも出現する偽善や虚偽による恐怖。(11:07)「出世(Allegretto)ここは木管が夢見るように美しいラスト。信念を曲げず、後世の人々に認められたガリレオ・ガリレイを称賛して、男声ソロと男声合唱の掛け合いの緊張感が続きました。(12:39)

Shostakovichはほんま、悲惨かつ不条理な烏克蘭情勢にぴたりとした音楽と感じます。

DG UCCG4534Bach ミサ曲ロ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル/ウィーン楽友協会合唱団/グンドゥラ・ヤノヴィッツ(s)/クリスタ・ルートヴィヒ(a)/ペーター・シュライヤー(t)/ロバート・カーンズ(br)/カール・リッダーブッシュ(b)(1973年)・・・この作品は力強く明るい風情が個性的なミサ曲。カラヤンは常にマイルドなバランス感覚、わかりやすいワン・パターンなカラヤン節、どんな表現にもBachの骨格はびくともしません。ジョシュア・リフキン(1981年)に出会ってから作品イメージが変わってしまって、カラヤンは美しいけれど違和感は拭えません。驚いたはユーザー・レヴューに支持者が多かったこと、ひとつの個性と思うけれど、これを一番と推薦する勇気もありません。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

昨日朝一番にて市立体育館トレーニングルーム入り、しっかり鍛えて帰宅後洗濯日和、昼に食材を使い切って、昼から居眠り状態。準備していた【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新にも手が付きません。在庫食材が尽きて、正確にはわずかに残ったものでなんとか!調理は可能だったけれど、買い物ついでそのまま最寄り駅から北新地、激安酒場へ出掛けてしまいました。先週の毛沢東手羽先が忘れられない。若い人たちの様子を眺めるだけで元気出ますよ。社会の活気をもらいました。中華人民共和国の革命家もこんなところで復権するとは思わなかったことでしょう。

今朝は67.3kg前日比+300g。今朝はどんより花曇り、ストレッチをしておきましょう。

White washとはごまかし、うわべの飾り、の意味らしい。耳鼻科の待合で読んだ週刊誌にそんなコラムがあって、最近ではGreen wash(原発が環境に優しい!?なんてそうなのかも)そして流行りのSDGs washなんてのもぼちぼち出ているらしい。お仕事引退した自分がエラソーに云えた義理でもないけれど、これって周りの空気雰囲気に合わせて”お仕事やったふり”、本旨から魂が抜けて形のみ、昔から存在する日本古来伝統の高度なワザでっせ。本人に悪気はないようだけど、自分の持ち分野に創意工夫して具体化することなく、上から下まで”火事だ!”と叫ぶばかりなら火は燃え広がっていく・・・そんな感じでしょうか。(ワクチン接種初期に”余ったけど不平等になるから捨てた”というのがありました→思考停止な官僚的発想)

自分はもう引退の身分だけど、身の丈に合ったちょっぴりでも実効性のあるアクションを考ええましょう。烏克蘭はあまりに荒廃して、ちょいとプラスチックがどーのというのは虚しい感じもあるけれど、ほんまの持続可能な開発目標が社会に定着することを願って、自らの足許を固めたいものです。

Turnabout TV 34223Shostakovich 交響曲第1番ヘ長調/第9番 変ホ長調〜ミラン・ホルヴァート/ザグレブ・フィル(1963年)・・・Milan Horvat(1919ー2014克羅地亜)、いかにも駅売廉価盤CDにありそうな音源だけど、おそらくは未CD化。これはLP板起こし音源、音質はまずまずでした。才気煥発な最初の交響曲は激烈、強烈な緊張感に充ちて根性の入った演奏、ややざらついたオーケストラの響きも迫力充分。軽妙剽軽なる第9番はちょいと音質が落ちても、元気のよろしい闊達ヴィヴィッドな風情は変わらない。指揮者とオーケストラの信頼関係を感じさせる立派なアンサンブルでした。30:12-25:31。

RCA 9026639302Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1976年)・・・Gunter Wand(1912ー2002独逸)比較的初期の、そして唯一の全集録音より。重厚さとスケールに欠けるという評価も見掛けるけれど、心持ち速めのテンポ、先鋭的な集中力に金管が強調された”若い”演奏でしょう。厳しく磨き上げられて盤石のアンサンブルの集中力と迫力、第1楽章「Bewegt, nicht zu schnell」冒頭のホルンからオーケストラも絶好調、第3楽章「Scherzo. Bewegt - Trio. Nicht zu schnell, Keinesfells schleppend」のホルン先頭に縦線の合い方は快感、終楽章「Bewegt, nicht zu schnell」に於ける深い響きにも文句なし。音質も鮮度たっぷりクリアなもの、この全集は自分のリファレンスであります。17:36-15:41-10:41-20:21。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

週末土曜となっても曜日感覚をほとんど失っております。テレビ番組改編時期の特番にはほとんど興味がもてません。隔日にしっかり鍛えているつもりでも体調がいまいちな日々が続いて(←おそらくは花粉症)昨日朝洗濯したあと、4.64km歩いてお気に入りヨーグルト仕入れに出掛けました。帰りはちょうどコミュニティバスがやってきて、それにすがりました。食欲はあります。ロバート馬場のシンプルな卵チャーハンが美味しくて昼はたっぷり喰うて(自分はにんにくを入れている)夕飯は冷蔵庫在庫一掃、ネット検索して圧力鍋使用の煮物に仕立てました。シンプルな塩味ベースは上出来です。

どーでもよい話題だけれど、昨日ヨーグルトメーカー4回目にして初失敗しゃぼしゃぼ。その要因をネットに探りました。
(1) 種菌が古い 前回自家製のを流用したから
(2) 撹拌不足 これも自覚あります
(3) 発酵中に蓋を開けてしまう というか、開けっ放しでした。クリップが見当たらなかった
(4) 種菌と牛乳の比率 種が多過ぎてもあかんらしい

しゃぼしゃぼ、なりきれなったヨーグルトもどきはどーするのか、料理に使えとか助言もあったけれど”2時間40度C再加熱せよ”との情報有、ちゃんと蓋をしてやってみたら・・・たしかにとろみは増しました。但し、味に酸味がまったく足りない。やはり種菌が弱まっていたらしい。こんどはギリシア風ヨーグルトを買ってきました。これは設定温度も時間も全然違うとのこと(設定温度は27度C時間も長い)いちど失敗覚悟でトライしてみましょう。日本は少々生活が苦しくても平和です。コロナ影響から職を失った人は生活タイヘンでしょうが。

今朝の体重は67.0kg2日で▲1kg要因不明。これより市立体育館へ出掛けてしっかり鍛えます。

Yegdang Classics YCC-021Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調(ヴァレリー・ゲルギエフ/サンクトペテルブルク・アカデミック交響楽団1987年ライヴ)/Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品35(ウラディミール・スピヴァコフ/サンクトペテルブルク室内管弦楽団/ベルナール・スーストロ(tp)(1988年ライヴ)〜エフゲニ・キーシン(p)・・・2013年に拝聴の記録が残って、久々の拝聴。臨場感溢れる鮮明な音質、Evgeny Kissin(1971ー露西亜?)16ー17歳天才の記録。現在欧州での活動を停止しているゲルギエフも出世前34歳、サンクトペテルブルグの二番手オーケストラはたっぷりパワフル、ソロは輝かしく、すぱっと切れ味バツグンな技巧の冴え、爽快なる演奏を繰り広げております。20:12-6:30-7:09(熱狂的な拍手込み)Shostakovichの方は名人Bernard Soustrot(1954ー仏蘭西)による軽快華やか、表情豊かなトランペットがもう一人の主役だったのですね。室内オーケストラの鋭角な響き、アンサンブルのみごとさも特筆すべきでしょう。6:04-8:23-1:30-6:38。

心置きなく露西亜の音楽、演奏家を楽しめる日が来ることを願う。

DG 2707 097Mahler 交響曲第9番ニ長調〜カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団(1976年)・・・幾度聴いているようであまり聴いていなかった?録音。音質はまずまず。遅めのテンポにあわてず、悠揚迫らざるまったりとした流れと静謐な落ち着き重視、それでも第1楽章「Andante comodo」に於ける「死のテーマ」は圧巻の迫力でした。第2楽章「Im Tempo eines gemachlichen Landlers. Etwas tappisch und sehr derb(緩やかなレントラー風のテンポで、いくぶん歩くように、そして、きわめて粗野に)」の噛み締めるような重いリズムの刻み、金管の圧巻の厚みも最高、暴力的な第3楽章「Rondo-Burleske: Allegro assai. Sehr trotzig(きわめて反抗的に)」スケルツォにも余裕を感じさせます。終楽章「Adagio. Sehr langsam und noch zuruckhaltend(非常にゆっくりと、抑えて)」の表現は一般に評判はよろしくない、たしかにやや淡々と進んだ印象もあり、これは万感胸に迫る詠嘆を作品イメージとして求めているからと思います。31:52-17:12-13:57-25:28。


2022年4月某日/隠居生活初心者入門の日々

4月に入ってもどんより薄ら寒い朝。楽しいウソなんぞ話題にできぬ情勢ですね。”プーチンが失脚して露西亜軍が撤退した!”とか。これはもう願い、祈りの世界でしょう。

ご近所の大阪桐蔭が春の選抜優勝。それを横目に花粉症による睡眠不如意押して、朝一番に市立体育館トレーニングルーム入り、小雨模様のせいか人数が少ないのはきっと自転車での訪問なのでしょう。しっかり筋トレ8種+有酸素運動に鍛えて1,500円也/月(税込シルバー半額)は15回以上利用/月が目標、一回あたり100円を切りたい。今朝の体重は67.2kg▲100g。100円ショップにプラスチック製コーヒードリッパー入手、ネット手順通りの淹れ方効果は劇的でした。毎日利用する濃厚野菜ジュースはご近所スーパーのPB、これが一昨日より残念な欠品中、女房殿に頼んで類似次善の野菜スムージーを別なスーパーに求めました。自家製ヨーグルト2L製造は既に4度目?試しに豆乳で作ってみようと準備していたのに、すっかり忘れて牛乳をセットしてしまいました。(自家製ヨーグルトを種に仕込んだら、ちゃんとヨーグルトになっていない・・・残念)

(冷蔵庫在庫点検して→)「大根 豚肉 レシピ」「白菜 ウィンナー レシピ」ネット検索を掛けて、調味料配合と調理手順をメモして夕食を仕立てるのも毎日のこと。これは上手くできて、ここ最近残り物をタッパに詰めて女房殿が婆さんのところに持参しております。生協で頼んでいたのを忘れてダブったり、婆さんのところに滞留していた食材を持って帰れば、それがレシピネタになります。賞味期限の目利きも、こちら元プロでっせ。昨日昼に使い切ったパルメザンチーズの賞味期限は2020年でした。パスタに使った納豆は3日前に賞味期限が切れても、ちゃんとムダなく、美味しくいただきましたよ。

つまり4月に入って、なんの変化もドラマもない。ご当地の桜は(周りの風景が荒廃して)あまり美しくもない・・・そんな日常生活が貴重であることは烏克蘭情勢から気付きました。

DGSibelius 交響曲第2番ニ長調〜オッコ・カム/ベルリン・フィル(1970年)・・・これはLP時代にFMから拝聴して以来の再会かも。記憶ではOkko Kamu(1946-芬蘭土)がカラヤン・コンクールに優勝したご褒美録音だったと記憶します。当時24歳の若者はベルリン・フィルの重い動きをコントロールしきれない、といった記憶だったけれど、そんなことはない。分厚くゴージャスなオーケストラをたっぷり歌わせてスケールが大きい第1楽章「Allegretto」。第2楽章「Tenpo andante,ma rubato」の途中テンポ・アップもアツく効果的、第3楽章「Vicacissimo」に於けるパワフルな爆発と疾走、そして雄渾な終楽章「Allegro moderato」は悠悠と慌てず、落ち着いて懐かしい風情、なんせオーケストラが艷やかに美しい・・・彼は活動範囲を母国や北欧ローカルに限定して、あまり幅を広げなかったのですね。それも立派な行き方と思います。9:35-15:40-6:34-15:25

DG LPデザインBach 4台のピアノのための協奏曲イ短調 BWV1065/2台のピアノのための協奏曲 ハ長調 BWV1061/2台のピアノのための協奏曲 ハ短調 BWV1060/3台のピアノのための協奏曲 ニ短調 BWV1063〜クリストフ・エッシェンバッハ/ユストゥス・フランツ/ゲルハルト・オピッツ / ヘルムート・シュミット(p)/ハンブルク州立フィル(1985年)・・・ヘルムート・シュミットさんは当時の西独逸の首相だったはず。エッシェンバッハ45歳、まだ駆け出しの頃。バロックの演奏スタイルとして時代錯誤的かも知れないけれど、Bachの魅力、作品の価値は揺るぎないものでしょう。レオンハルト以降の古楽器による引き締まって厳しい演奏とは別の、ちょっとユルくて愉悦に充ちた楽しさを感じました。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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