2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
10月ラストの朝はいささか二日酔い気味。昨日、いつものお仕事終えて早速スポーツクラブで身体を引き締めるはずが、職場トップが予算達成を祝って自主的に呑みにいくぞ!との呼びかけ、スタッフの女性さておきほとんどのメンバーが応じるのも佳き職場、帰宅は11時でっせ。盛大に呑み、語り、笑い、来春完全引退の敬愛すべき先輩よりさんざん説教を受け(もはや自分に説教できるのは年格好的に彼のみ)ヘロヘロ・・・じつは昨日より女房殿は北陸方面に出張不在だったんです。なんとかシャワーを浴びて倒れ込むように就寝、早朝覚醒して深酒の後悔・・・って、そんなに呑んだかなぁ、酒に弱くなっただけ?
しっかり朝食を摂って、青汁も珈琲も喫して元気出てきました。体重計に乗るのが怖い。
早朝聴いていたのがBach Hits Back〜ザ・スウィングル・シンガーズ/ 1. Ein' Feste Burg/2. Organ Fugue/ 3. The Well-Tempered Clavier: Prelude XVIII/4. Sleepers Awake: Chorale Prelude/5. Wachet Auf: Chorale/6. Liebster Jesu, Wir Sind Hier/7. In Dulci Jubilo - Chorale Prelude/8. In Dulci Jubilo - Chorale/9. Sonata No. 2 For Unaccompanied Violin: Andante/10. Brandenburg Concerto No. 3: First Movement/11. Sheep May Safety Graze/12. Badinerie/13. The Well-Tempered Clavier: Fugue VIII/14. Three-part Invention/ 15. Et Resurrexit/16. Bist Du Bei Mir/17. Blute Nur, Du Liebes Herz/18. Organ Fugue/19. Air On A G String/20. Little Organ Fugue/21. Es Ist Genug・・・和訳がメンドーでamazonのコピペ。これは完全ア・カペラ、ドラムやベースを伴っておりません。例の「ダバダバ」スキャットがリズミカルであり、透明に響く超絶技巧声楽に馴染みの旋律は新鮮に鳴り響きました。ジャック・ルーシェとか好っきやなぁ、肩のこらない自在な”クラシック音楽”。最高。
朝食時は(一人なのでガンガン音楽鳴らして)
Elgar オリジナル・テーマによる変奏曲集「エニグマ」作品36(1985年)/行進曲「威風堂々」作品39(全5曲/1986年)〜アンドレ・プレヴィン/ロイヤル・フィル・・・英国音楽最良の美しい組み合わせ。ロイヤル・フィルの迫力ある演奏も最高。
これより弁当を作って出掛けましょう。本日はなんとしてもスポーツクラブへ行って「11月近況」の準備しなくては。では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
終日の雨を過ぎて今朝は佳い天気。連日の土曜肉体系労働に疲れが溜まっております。先週に続き水曜代休なので10月あと2日、なんとか乗り切りましょう。昨日は坂道往復計30分のディスカウントストアに行ったのみ、いつもの引き隠り状態、【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新に四苦八苦して、幾度音楽を聴き直したことでしょう。睡眠不如意気味に眠り浅く、朝どーも体調スッキリしません。しっかり一週間のお仕事始まりをクリアいたしましょう。
昨日一昨日と音楽は”ちょろ聴き”状態、コメントできる状態に非ず。例えばBrahmsのピアノ協奏曲第2番(バレンボイムの3回目の録音)、ヴィットリオ・グイ/フィレンツェ五月祭管弦楽団の著名管弦楽作品(大学祝典序曲、魔法使いの弟子、牧神の午後への前奏曲など)どれもピン!ときておりません。今朝聴いているのはBach フルート・ソナタ ロ短調 BWV 1030/無伴奏フルート・ソナタ イ短調 BWV 1013/オーボエ・ソナタ ト短調 BWV 1020 (伝C.P.E.BachのH. 542.5)〜インゴ・ゴリツキ(ob)/イェルク・エヴァルト・デーラー(cem)・・・録音情報不明。オーボエによる演奏。Ingo Goritzki(1939ー)は独逸の名手、リリングのカンタータ録音ではいくつか印象的な音を聴かせてくださった記憶もあります。正確無比な技巧は当たり前、わずかなヴィヴラートも美しく、Bach哀愁の旋律は胸に染みるよう。演奏スタイルは古楽器系に非ず、デーラーのチェンバロの音色から類推して1970年台?違うかな。
では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
連続台風接近、せっかく秋の週末も出掛けること能わず、世間への経済的影響も大きいことでしょう。昨日、連続土曜取引先行事対応無事乗り切り、片付け時に右親指を包丁で切ってしまったのは精神(こころ)の緩み。代休を取ったりゆるゆるの日常業務、それでも疲労が溜まって生活のリズムは崩れがち、昨夜は睡眠不如意に深夜起き出して小一時間音量低く音楽など聴いておりました。これより雨を押してお気に入りディスカウントストアにヨーグルトなど買いに行くつもり、気分転換でっせ。
【♪ KechiKechi Classics ♪】+「音楽日誌」も来年20周年、人間の記憶は曖昧(記憶抜け落ちたり、美化したり盛ったり)ときどき過去記録を読み返すと、お仕事絡みなど具体的に書けないもの(世間一般には理解されにくい事象)など「なんのことやら?」記憶雲散霧消状態に。懐かしかったり、新鮮な発見もたくさん、誤字脱字、作曲家のスペル間違い探しは日常です。文体やら言葉の言い回しに変化があって、現在なら耐えきれぬ恥ずかしさを感じて昨夜、1,500ファイル以上のgrep=一斉置き換え実施(秀丸エディターにて)・・・誰も気付かないヲタク作業也。二年ほど前?作曲家名を一斉置き換え、例えばMozart→Mozartに、その時はほぼ全ファイル対象でした。それでも時々”一度しか登場しない”作曲家名の置き換え忘れを発見します。
ま、ボケ防止、生活のリズム、自分のための備忘録でっせ。最近、インスタグラム映えするように自分を飾る切ない人がいるんだそうな、本末転倒と云うか長保ちせんでしょ、そんな生活は。シアワセの価値が歪んでいる・・・悔しかったら20年続けてみ!
Brahms ピアノ協奏曲第3番ニ長調〜デヤン・ラツィック(p)/ロバート・スパーノ/アトランタ交響楽団(2009年)・・・Beeやんのヴァイオリン協奏曲が立派なピアノ協奏曲になっているんだからBrahmsだってアリでしょう、1977年生クロアチアのピアニストがゴージャスな作品に仕上げてくださいました。Brahmsって編成があまり大きくなくても凄く立派というか、構えが大きな作品ばかり、ピアノ四重奏曲第1番ト短調もSho"nbergが巨大な交響曲に変容させているのは御存知の通り。ヴァイオリン協奏曲は大きく、優雅であり、ヴァイオリンの技巧を華やか流麗に駆使したゴージャス魅惑の作品、これがピアノだと少々”流麗”さが犠牲になって、荘厳さが勝る印象、彼の第1番第2番ピアノ協奏曲が存在するのかどうかも知らんけど、スケール大きく馴染みの旋律サウンドを新鮮に受け止めました。自らの編曲、カデンツァも自作とのこと。イロモノと決めつけるべからず。
オリジナルを聴きたくなってBeethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調(ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団1955年)/Brahms ヴァイオリン協奏曲ニ長調(アナトール・フィストラーリ/フィルハーモニア管弦楽団1960年)〜ナタン・ミルシテイン(v)・・・Beethovenはなぜラインスドルフとの1961年ステレオ録音が収録されなかったのか?不思議な8枚組ボックスより。Nathan Milsteinは(1903ー1992/亜米利加の市民権を取っているからネイサンと呼ぶのが正しいかも)最晩年DGに独墺系一流オーケストラとの録音が出る迄、亜米利加での録音が多かったせいか日本じゃあまり注目されませんでした。(ハイフェッツは別格の人気だったのか)閑話休題(それはさておき)この人を聴く度同じ印象〜”背筋がぴん!と伸びて端正”、技巧の冴えは当たり前、几帳面清潔なフレージングに打たれるもの。1955年のモノラル録音(かな?)も音質上々、Brahmsの品の良さも特筆すべき完成度であります。
他、ホロヴィッツ・アット・ホーム/Mozart ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K281/ロンド ニ長調K485/アダージョ ロ短調K540/Schubert 楽興の時D780-3/(Liszt編)白鳥の歌〜セレナードD957-4/ヴァルス・カプリス第6番 ウィーンの夜会/ ヴァルス・カプリス第7番 ウィーンの夜会(1986/1988年)・・・最晩年でも妖気と色気を失わぬワザに感服。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日はこれといったトラブルもなく、いつものお仕事を粛々とクリア、ドラマが欲しいところやなぁ、もっと。夜、真面目にスポーツクラブ行き、ステアマスター15分+初級エアロビクス30分にてしっかり一週間締め括りました。(自分より)お姉さま軍団がハロウィンの飾りを付けて、人生をエンジョイされておりました。本日これより3回目/4週連続土曜取引先あちこち行事対応、10月は博多に遊びに行ったり北陸に出張したり、週末行事続き、途中大学病院行きとか総選挙とか大型台風とか、あっと云う間に過ぎ去って季節は深まっております。
ヤフオクCD処分、今週はヘンな時期に締め切りを設定したものも含めて2件落札有、微妙に進行してぼちぼち(いったん)店仕舞いの頃合いとなりました。
Brahms 交響曲第3番ヘ長調〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1979年ライヴ)・・・Sergiu Celibidache(1912ー1996)は晩年のライヴが大量に残って音楽ファンを愉しませて下さいます。これはミュンヘン・フィルとの一連の録音中、首席指揮者就任最初の年の録音、既に”微速前進”スタイルが完成されております。じっくり細部迄自分の呼吸、色、精神を徹底させるスタイルは(少なくとも残された録音を聴く限り)ほとんど成功して、魅惑の第3楽章 「Poco allegretto」甘美な旋律を誇るこの作品も悪くない完成度。こんな個性的な指揮者も21世紀には絶滅いたしました。あえて文句つければ、オーケストラの色彩不足、響きがちょっと薄いかな、と。
Chabrier 歌劇「いやいやながらの王様」〜「ポーランドの祭り」〜ジャン・フルネ/コンセール・ラムルー管弦楽団/エリザベート・ブラッスール合唱団(1952年)・・・ジャン・フルネ(1913ー2008)がモノラル時代、Chabrierの管弦楽作品を幾つか録音して、これは声楽入り!賑々しく華やかに盛り上がって全曲聴きたい!オペラ系の音源提供サイトは多いから、探せば出現するかも。上演機会は少ないかもしれませんね。
では行ってきます。先週同様台風接近して雨模様の中、出掛けてきましょう。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一日休むとメールはだいたい40数件、公私のケジメがないアホじゃないので全部業務内容、キーワードで緊急性の高いものはケータイに転送されます。ま、半分くらいアリバイ(いちおう関係者にも情報として・・・)この件数が多いのか少ないのか、半引退の身分としては判断のつかぬところ。午前中たっぷり残務処理していくつか懸案事項もクリア、昼から取引先へ商談、思ったより成果有、そのまま若い相棒に自宅迄送ってもらいました。お気楽なもんでっせ。木曜はスポーツクラブ休館日、今時公営じゃない営利運営で珍しい?働く人が集まらぬのかな?そうじゃないと。取引先からの情報によると現場配送の人が全然集まらず(引き抜きも有)大苦戦しているらしい。
あっという間の週末金曜日は(毎週)お仕事ピーク、但し今週来週と週末行事対応連続だから気分的にはお仕事モード継続です。
Haydn 交響曲第102番 変ロ長調/第103番 変ロ長調/第104番ニ長調「ロンドン」〜La Tempestad(ラ・テンペスタ/2009年)/Guillermo Penalver(fl)/Farran Jamesy,Pablo Prieto(v)/Antonio Claresa(va) /Mercedes Ruiz(vc)/Ventura Rico(violone)/Silvia Marquez(fp)・・・ヨハン・ペーター・ザロモンによる室内楽版、以前にホグウッドのを聴いておりました。ラ・テンペスタはザロモン・セットを全部録音して但し入手困難、これはデータ入手故詳細録音情報がわかりません。ホグウッド版が交響曲としてのスケール構えを維持したままヴィヴィッドな室内楽に仕上げていたのに対して、こちら著名な交響曲を親密素直淡々と”フツウな室内楽”仕上げ、少々メリハリやら変化が足りません。いずれ馴染みの交響曲、大好きな「ロンドン」もずいぶんと新鮮に響くのは間違いなし。
では、行ってきます。再び台風接近、本日は佳い天気です。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は代休をいただいて愛知医大へ(三度目)。状態よろしく、次回11月関節の検査結果を見てから治療方針(高額医療!?)を決めることになりました。今回支払いは220円也、しかも朝一番4番目(波瑠に雰囲気よう似た妙齢の女性の次)順調に終了して帰り、小雨の中をBOOK・OFF迄歩いて久々書籍入手+数年ぶりCD入手(カラヤンのウィンナ・ワルツ2枚組280円)あとは掃除洗濯など。夜、職場の悪い友人がクルマでお迎え、いつもの呑み屋でしこたま酒!職場の人材育成問題(各世代人数は揃っているけれど、人材が育っていない→結果、我ら爺の要らぬ説教が幅を利かすことに・・・)老後の過ごし方など。
22歳になる彼の娘は学習障碍(LD)もう大学卒業だけど就職はできない。自分は長い営業生活に、いくつか知的障碍者をちゃんと雇って働いてもらっている立派なメーカーを知っていて(若い頃二度ほど社長にご馳走になった記憶有)そんな話をしたら、もし娘がそんなところで働けるのならマンション財産全部処分して家族で移住してもかまわない、と。泣ける話やなぁ、自分の身軽さ、努力でなんとかなる立場を自覚いたしました。
今朝の朝日新聞、小熊英二さん(慶応大教授)は「希望はもとより勝てるはずのない状態であった」と。都議選は強固な農村基盤のない自民党が公明党のバックアップを失ったから敗退、全国に適用できない成果であったこと。優れたデータ分析でした。前原さんはほんま泥舟に乗ったんやなぁ。ご当地愛知7区での山尾志桜里さん辛勝の件、無効票が多かったことを以て「不正が行われた!」と一部ネットで炎上しているんだそう(もっと多い選挙区があるらしいけど)。これって”フェイクニュース”の類でしょうか。自分が求める結果と異なった事実への過剰反応(願い)か。
Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜クリフォード・カーゾン(p)/ジョージ・セル/ロンドン交響楽団(1962年)・・・これはまったく凄い!ぐうの音も出ない完成度、ジョージ・セルのオーケストラは厳しく引き締まって、カーゾンのピアノはリリシズムに溢れて美しい。大好きな作品、音質含めこれ以上の演奏に出会ったことはありません・・・前回拝聴と揺るがぬ印象であります。駅売海賊盤は処分済。
では、行ってきます。今週も土曜取引先行事があるので、未だお仕事は週半ば。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ここしばらく睡眠不如意っぽくて昨日昼から頭痛有、早々に帰宅して夜、マシントレーニング開始前の血圧測定は150超え(久々)!しっかり汗を流して300kcal消費後は120を切って正常値に戻りました。そういえば大阪時代、ずっと血圧が高くて頭痛薬が手離せなかったっけ。あれはノーミソの血管に圧が掛かっていたのかも、危うかったな。本日代休消化して大学病院行き、いよいよ高額医療費な本格治療が始まります。朝、雨模様なので女房殿がクルマで送ってくれるそう。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」(1977年)/Prokofiev スキタイ組曲(1983年)〜スタニスラフ・クロヴァチェフスキ/ミネソタ管弦楽団・・・これは1990年台前半LPを諦めてCDを集めだした初期のもの、VOXBOXは廉価盤の代表的なレーベル、せっせとお小遣いを貯めては購入しておりました。内容は(とくに音質)玉石混交状態、これはおそらくもともと別レーベル音源の優秀録音なのでしょう。このオーケストラはアンタル・ドラティ (1949ー1960)時代、ネヴィル・マリナー (1979ー1986)のいくつかの音源を聴いて、どーもオーケストラの音色が没個性的でオモロない、そんな印象を持っておりました。スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ (1960ー1979)って随分長く首席指揮者を務めたのですね。”音色が没個性的”サウンドが正確無比クールな統率によって素晴らしい成果を上げております・・・(ここで時間切れ)
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いつもの一週間が始まって、差し迫った要件は午前中に目途が立ちました。お隣の営業メジャーチームの若いもんと話していて、12月初旬の内部行事スケジュールダブりに気付いて調整出来、この辺りスリリングというか、情報風通しのよろしいのが快い職場なのでしょう。10月も先月に続き営業成績完全予算達成、いくら小さい受け持ちとは云え誇らしいもの、若い相棒への励ましにもなります。睡眠不足押して昨夜定例エアロバイク+ステアマスター実施、ゆっくり所作をすると負荷が上がることを思い出して、しっかりカロリー消費、汗をかいてきました。この調子で風邪などひかずに冬を乗り切りたいものです。
10月もあと一週間やな、2017年引退初年はあっと云う間に過ぎ去りそう。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ソヴィエット国立交響楽団(1962年レニングラード・ライヴ)・・・これはセッション録音に非ず、レニングラード放送の収録とか。情けなくもか細い音質+途中脱落有(第1部後半辺り)、好事家じゃないと必要ない音源でしょう。演奏はライヴとは思えぬ熱気と豊満な響きに溢れて立派なもの、この時点スヴェトラーノフ34歳の若手、このオーケストラの技量はほんまもんです。この流れでセッション録音が実現したのかな?他、ニコライ・ペトロフとのProkofiev協奏曲など収録されるけれど、このデータ音源は廃棄いたしましょう。
今朝、Schumann ピアノ協奏曲イ短調(ヴィトルド・ロヴィツキ1958年)/序奏とアレグロ・アパショナート ト長調(スタニスラフ・ヴィスロツキ1959年)/ノヴェレッテ ヘ長調 作品21-1/トッカータ ハ長調 作品7(1959年)/森の情景 作品8(1956年)〜スヴィァトスラフ・リヒテル(p)/ワルシャワ国立フィル・・・拝聴。これも温故知新というか昔馴染み。叩きつけるような強靭テクニック、辛口の厳しい表現は21世紀に流行らぬのでしょうか、これが刷り込みだから文句なし圧倒されました。音質も良好。イェルク・デムスのSchumannピアノ作品全集を手放したのは、この辺りが念頭にあったからでしょう。「森の情景」って一部、坂本龍一の「put you hands up」に似ておりませんか?
では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
今朝こちらでは雨は上がって、台風は東へ。あちこち通勤の脚はいかがでしょうか。総選挙はほぼ事前調査予測通り、但し、希望が意外と踏み止まったのと(もっと悲惨かと)公明党が事前調査以上に苦戦したのは、台風でも投票動員ができるはずだから不思議です。若狭さん比例でも通りませんでした。「このハーゲー」も無残に落ちましたね。ご当地の山尾志桜里さん辛勝、例の不倫疑惑を勘案すると大したものですよ。寂聴さんの励ましが効いたのか。民進党瓦解のキッカケを作った人、無所属が逆に良かったのでは?鈴木さんって人気ないんですね。
いずれ自民党圧勝、また安倍ちゃん好き勝手なことするんやろなぁ、なんせモリカケの禊(みそぎ)は済ませた(つもり)でしょうから。前原さんって”持っていない人”との話題がネットやら週刊誌に載っておりました。ご当地愛知7区の最終結果を(珈琲とともに)ずっと注目していたので、今朝睡眠不足。
Locatelli 合奏協奏曲集 作品1/7−12〜ヤロスラフ・クレチェク/カペレ・イストロポリターナ(1994-95年)・・・ヘ短調協奏曲 作品1/8第5楽章が著名な「Pastorale」=クリスマス協奏曲、敬虔な雰囲気の作品となります。NAXOS専門っぽいスロヴァキアの室内オーケストラは、しっとり瑞々しいモダーン楽器アンサンブル、音質も良好。Jaroslav Krcek (1939-)はチェコの指揮者らしい。Locatelli(1695ー1764)はCorelli(1653ー1713)の一世代後の伊太利亜バロック、大Bachが1685ー1750とほぼ同世代か、すこぶる愉しく、わかりやすい旋律が耳あたりよろしいもの。
4手オルガンによる「序曲集」/Handel 「水上の音楽」/Bach 管弦楽組曲第3番/Mozart 歌劇「皇帝ティートの慈悲」/Bach 管弦楽組曲第1番/Beethoven 序曲「コリオラン」/Rossini 歌劇「セヴィリアの理髪師」/Bizet 歌劇「カルメン」/Tchaikovsky バレエ音楽「くるみ割り人形」/Rossini 歌劇「アルジェのイタリア女」〜 ピエトロ・パスクィーニ、フランチェスコ・ズヴァデッリ(or)(2009-10年)・・・ま、イロモノなんやろけど、ヴィヴィッドに躍動してスケール大きく、意外なことに響きは多彩です。(一部ちょっぴり打楽器が入る)Bach(序曲のみ)はほとんどオリジナル?と訝るほどオルガンの荘厳な響きに似合って、「コリオラン」の悲劇的な風情も同様。Mozart、Rossiniの軽快な躍動とは別世界?といった先入観ぶち破って、オルガンでも充分説得力がありました。
Mussorgsky/Ravel 編 組曲「展覧会の絵」(1974年)/Shostakovich編 死の歌と踊り(イリーナ・アルヒーポヴァ(ms))/追放されるゴリツィン公の出発 /荘厳な行進曲(公と僧侶たちの行進)(1989年ライヴ)〜エフゲニー・スヴェトラーノフ/ソヴエット国立交響楽団・・・日本でも人気高かった往年露西亜の指揮者(1928ー2002)はほとんど聴いていない?せいぜい(遅い重い)Mahlerくらいか、Rachmaninovの記憶も?状態。1974年アナログ時代の「展覧会の絵」は意外と鮮明な音質に粘着質な表現+強烈に色濃い露西亜の金管炸裂が最高!期待以上の鮮烈な印象を残してくださいました。強靭な声質を誇るアルヒーポヴァさん(1929-2010)の説得力は恐ろしいほど、ライヴっでも素晴らしい(アクの強い)完成度であります。
さて、とにかくしっかり気持ちを入れ替えて一週間、しっかりお仕事再開しましょう。行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
大型台風接近、天候も政情も不安定な衆院選投票日、自分もさっさと投票に出掛けましょう。ここ最近、各マスコミの”読み”というか事前調査+出口調査は正確でして、午後8時選挙特番開始と同時に「結果予測趨勢」が出ちまうのがオモロない感じ。トランプさんみたいなどんでん返しはないのか。あれは選挙人選挙という特殊事情が生む結果なのか、なんせ得票数がシンプルに反映されませんから。注目選挙区結果、例えばご当地愛知7区は自分の投票結果が生きるし、”落としたい人”とか、信念さておき”勝ち馬”に乗ったはずの民進→希望に遷った”とんだ泥舟”前議員の結末とか興味深いもの。
昨日土曜は朝一番、職場の鍵を開けて荷物積み込み〜途中若いもんを拾って取引先へ。それなり行事対応を終えました。若い相棒は佳き経験になったことでしょう。あと2週土曜対応が続きます。早めに終わったので、さほど疲れはありません。ヤフオク落札されたCDをさっさと送付、夕方よりゆっくり音楽聴いておりました。忙しくて昼飯抜き、体重はようやく70kgを切りました。
Rachmaninov パガニーニの主題による狂詩曲/コレルリの主題による変奏曲/ショパンの主題による変奏曲〜ニコライ・ルガンスキー(p)/サカリ・オラモ/バーミンガム市交響楽団(2004年)・・・Nikolai Lugansky(1972ー)は噂ばかり、初耳の露西亜出身ピアニスト。今が旬の世代でしょう。Rachamninovに技術的な冴えは必須条件、例えばホロヴィッツには一種妖気のようなセクシー、リヒテルには壮絶濃厚深遠な浪漫、アシュケナージには浮き立つような歌を感じたものです。こちら堅牢なテクニックに不足はない、若いピアニストに時に見られる”上手いだけで空虚”に非ず、堅牢、甘さ控えめ硬派な完成度であります。雰囲気に頼らぬ、これはこれで従来イメージの露西亜臭一掃、新しい!演奏かと。オラモのオーケストラも上手いですね。
パガニーニ狂詩曲は映画音楽にぴったりな甘美な旋律、中途半端に雰囲気風情に頼らぬ表現は新鮮そのもの。著名な旋律による変奏曲は文句なしの完成度でしょう。
Vaughan Williams トマス・タリスの主題による幻想曲/グリーンスリーヴズによる幻想曲〜ジョン・バルビローリ/シンフォニア・オブ・ロンドン(1962年)・・・これはLP時代からお気に入り、もちろん作品も大好き、英国往年の録音はかなりパブリックドメインに至って、できるだけ集めるようにしております。誰でも知っている”グリーンスリーヴズ”は演奏時間も短いし、フルートとハープが弦楽器に彩りを添えて大人気、延々纏綿と続く弦のみの「タリス変奏曲」は掴みどころがなくて、世間的人気は落ちるのかもしれないけれど、大自然の呼吸のような風情は大好きでっせ。この演奏を聴くとバルビローリってEspressivo (表情豊か)だな、つくづくそう感じる演奏。1970年に亡くなってもう半世紀ほど、こんなたっぷり叙情的に歌う指揮者はもう出ないのかな。かつてのコメントでは
録音があまり鮮明ではないことは、LP時代から気づいておりましたっ!
なんて力んでいたけれど、華麗なる加齢による耳の衰えか、オーディオ環境の変化か、それとも昔馴染みの先入観か、まずまず悪くない音質と聴きました。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
雨の土曜日は愛知県下南部に出掛けて取引先行事対応、昨年に続き二度目となります。基本週休二日が当たり前の生活リズム、先週も土日北陸、一ヶ月連続土曜お仕事対応なんとか乗り切りましょう。今朝は早く出なくっちゃ。昨日のお仕事も当初狙いの宿題をほぼほぼフツウに乗り切って日常の風情、ドラマが足りません。小さいのはいくつもあるけどね。精神的にはお仕事半分引退して、日々愉しく、出世とか評価とか気にせず自由にのびのび、若い人たちのフォローとかお手本意識とか、そんな日々が続きます。周りの連中は「まさか引退身分とは思えぬテンション」と云って下さいます(お気遣いか)。
先週の三連続酒の影響からなかなか抜け出せず(ほかシュークリームケーキ攻撃とか)体重は70kgを切れません=6月の水準に戻らない。昨夜ステアマスター15分+初級エアロビクス30分、しっかりこなして反省の汗を流しました。今朝は定例のヤフオクCD処分締め切り、ボウズやったら店仕舞い決意して既に一ヶ月以上、毎週微妙に売れてくれて今朝も4件、計15枚分落札されました。
Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調/Beethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜ジョシュア・ベル(v)/ロジャー・ノリントン/カメラータ・ザルツブルク(2000年)・・・若手イケ面?いつの間にかJoshua Bell(1967ー)も50歳の立派なオッサンになっておりました。これも17年前の録音だもんなぁ、彼の録音は初耳のはず。技術的な冴えは当たり前、ウェットな情感前面に非ず、テクニック前面に空虚な演奏でもない、洗練された音色颯爽としてリズミカルなノリ、ノリントンの小編成オーケストラの反応も悪くない・・・けど、こちら刷り込みはハイフェッツ(良し悪し好き嫌い別として)完成度高くてもこちら、ちょいと優等生過ぎませんか。もしかして誰と云わず、古楽器系演奏の洗練を受けた結果かも。逆にとことん浪漫とろとろのMendelssohnとか、端正かつ纏綿と歌うBeeやんとか、そんなんが聴きたくなる・・・オン・マイク気味直接音中心の明晰なSONY録音は嫌いじゃありません。
これよりいつもより一時間早く出て荷物積み込みなので、これにて終了。なんとか一日無事乗り切れますように。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日昼から定例取引先との打ち合わせを終えて直帰、本来本日週末ラストのお仕事のはずが、明日より三週連続の土曜行事対応となります。気分的な開放感というかケジメがないなぁ、右腹奥鈍く痛んで体調やや不良、昨夜睡眠不如意に悩みました。取引先にてケーキが出て断りにくい雰囲気、夕食で調整したけど、本日夜しっかりエアロビクス必須でしょう。総選挙は安倍ちゃん喜びそうな流れのまま終盤へ、前原さんも小池さんも筋目と流れを読み違えたなぁ、先行き見えなかった民進党を瓦解させてバラバラにしただけ。日曜の選挙速報は愉しみだけど、午後8時投票締め切りと同時に「当選確実!」「自民公明圧勝」出るのもなんだかなぁ、事前調査から思わぬどんでん返し!みたいなドラマがほしい。
Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1969年)・・・連続Bruckner聴きは昔馴染み、ほぼ半世紀前ハイティンク40歳の記録也。全体に速めのテンポ設定、例の如し虚飾のない表現であります。第1楽章「Allegro moderato」ものものしい楽章はは粒が粗い?音質印象もあって、素っ気なくもフツウっぽい荒削りな印象。第2楽章「Scherzo. Allegro moderato」はストレートな表現のまま、若々しい勢いがアツく、第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend(荘重にゆっくりと、しかし引きずらないように)」の天国的な風情は颯爽として好感が持てるもの。
終楽章「Finale. Feierlich, nicht schnell」の大進撃は逡巡やら停滞感のない疾走が快く、オーケストラの技量をたっぷり発揮しておりました。全体として若いなぁ、熟成が足らんなぁ、鍋物には未だ火が通っていない感じ。ここから10年ほどを経、虚飾のない表現のままハイティンクは熟成を重ねていくのですね。そういえばサントリーホールにハイティンクを聴きに行ったなぁ、十数年前。
これより洗濯、弁当づくり(これは毎日)+恒例金曜朝清掃をして出掛けましょう。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
なんや昨日はお仕事オモロなかったなぁ、妙に順調過ぎ、アクセントや発見がなかったというか。予定通りというか。夜のスポーツクラブは冷えのせいか、両膝に自信がなくて前半のエアロバイク30分(160kcal消費)にてそのまま帰宅、ゆっくり風呂に入りました。総選挙投票日まであと数日、与党優勢、(乗り込んだのはとんだ泥舟だった!)希望失速の趨勢は変わっていないようで、個別話題の選挙区へと焦点は遷っているよう(ご当地愛知7区とか)。台風接近週明け上陸とか、大雨を呼びそうで、投票行動にどんな影響が出るでしょうか。
毎日お世話になっているWifiのセキュリティに重大な欠陥とか、ド・シロウトにはようワカランけど毎日お世話になるもんやからなぁ、困ったもんでっせ。WindowsでもLinuxでも、OS側でなんとかフォローしてくれるのでしょうか、たった今現在使用していない(来年にはおそらく使用する)旧いWifi機器はそのままでも大丈夫なのか。新しいのを買うべきなのか。
Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜マレク・ヤノフスキ/スイス・ロマンド管弦楽団(2009年)・・・一昨日、久々Brucknerの魅力再確認、一番好きな第5番へ。エルネスト・アンセルメ(1883-1969)の呪縛は偉大、既に幾度シェフは変わり、半世紀を経て”スイス・ロマンドがBruckuner!?”彼(か)の薄っぺらい木管の音色、微妙にユルいアンサンブルを懐かしく思い出します。重厚長大とは一線を画す軽快なサウンドは健在、21世紀に当たり前のアンサンブルの改善を実感します。録音がウリのPENTATONE、たしかに悪い音ではないけれど、我が貧者のオーディオ環境はさほどにその効果を実感できません。たしかにクリア細部鮮明なんだけど、低音が弱い、金管が炸裂しない・・・のはオーケストラの個性+ヤノフスキの意識的な意図なのでしょう。
巨大な障壁を連想させる第1楽章「Introduktion: Adagio - Allegro」はやや速めのテンポ(←全曲通して)頻繁にテンポを動かして、それはフルトヴェングラーの魔法に非ず、一定のユニットごとに計算されたもの、バランス感覚に不自然さは感じぬけれど、迫力やら圧力が足らぬように思えます。第2楽章「Adagio. Sehr langsam」のさらさらした流れは絶品の美しさ、第3番「Scherzo. Molt vivace, Schnell - Trio. Im gleichen Tempo」Brucknerのキモである”スケルツォ”の軽快なリズムに威圧感なし、終楽章「Finale. Adagio - Allegro moderato」は圧巻のダメ押しを期待したいところ、ここでも爽やかなバランス感覚を失わない・・・汗水流して暑苦しい煽り、走りに比べればずっとよろしいけれど、この人Wagnerでもそんなスタイルとは無縁ですもんね。これが新時代21世紀の明晰クリアなBrucknerなのか。
他、Bachのヴァイオリン・ソナタ(ルーシー・ファン・ダール(v)1999年)、Schubert 弦楽五重奏曲ハ長調(アイザック・スターン(v)/チョーリャン・リン(v)/ハイメ・ラレード(va)/ヨーヨー・マ(vc)/シャロン・ロビンソン(vc)1993年)など拝聴。では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
けっこう寒いですね。週末には台風、投票にどんな影響が出るでしょうか。昨日月曜は自分含めお休み多数(だったらしい)あちこち日曜対応があってその代休でした。金曜昼以来の職場は久々、昨日は予想通り残務処理に追われました。ま、想定の範囲内、若いもんがお仕事慣れてきて緩み?ちょっとしたチョンボに落ち込んでおりました。それなり充実感を得て、定時にてお仕事ケリを付けてました。夜は体重増傾向を憾みつつスポーツクラブへ、最近気になる左膝の違和感もなく乗り切りましたよ。昼間職場にてシュークリーム+エクレア我慢できず、それでも前日比(ちょっぴり)▲2-300g減。
Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜ハンス・フォンク/セントルイス交響楽団(1997年ライヴ)・・・Hans Vonk(1942ー2004)は難病に倒れ、本来であれば現在現役でもおかしくない世代の指揮者(阿蘭陀の人)。ドレスデンでも活躍して、CD初期よりいくつか拝聴機会がありました。ここしばらくBrucknerは敬遠気味、先日亡くなった某大物評論家がカール・シューリヒトを絶賛して、その音質に閉口しつつよう馴染んだ作品でもあります。これは自然体、静謐な佇まい、心洗われるような演奏でした。ちょっぴり響きが濁るライヴ、それでも広がり奥行き充分な鮮度でしょう。レナード・スラットキンが育てたオーケストラ(1979ー1996在任)は洗練され落ち着いた響き、技術的に優れライヴとは信じがたいアンサンブルであります。
あまり話題にならぬ音源、ネットにて検索すると第1楽章「Allegro moderato」コーダにて走るのはアウト、とのコメント発見。ノヴァーク版には指示はあるそうで、もっと唐突に走る演奏はあちこちあるし、自分にはさほどの違和感もなし。第2楽章「Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam(非常に荘厳に、そして非常にゆっくりと)」ここの美しさ絶品!クライマックスでの打楽器連打に感極まります(本来はハース版打楽器なしが好きだけど)第3楽章「Scherzo: Sehr schnell」に於ける力みのないリズム感、終楽章「Finale: Bewegt, doch nicht schnell」へのバランス感覚も優れて、久々Brucknerに心からの感銘を受け取りました。そんな季節になったのか。
では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一気に冷え込んで上着必須となりました。時期的に当たり前か。土日と一緒に北陸に行った連中は上着なし、四苦八苦しておりました。
三泊四日北陸の旅(お仕事+息子夫婦と会うため)終え、抑制気味とは云え連日の酒美食連続=体重+1kg也。昨日いつものエアロバイク+ステアマスターでしっかり汗を流しておきました。日本酒を抑制して、焼酎のソーダ割りで乗り切って量も控えめ、富山二晩、金沢一晩、散財しましたよ。月曜休みいただいて(お仕事トラブル電話一本のみ)朝一番で名古屋に戻って昼、最寄りの駅前にて濃厚ラーメン我慢できず、そりゃ体重増えまっせ。夜からさっそく節制を始めたところ。睡眠不如意気味+肉体労働連続でも体調は悪くありません。膝腰どこも痛くない。昨夜は熟睡したような?ヘンな夢見たような?
北陸取引先幹部とは5年前と顔ぶれほぼ変わらず、二年前就任した実務トップは初顔合わせ・・・と、思っていたら「はやっさん、全然前と変わりませんね」って、別部局にて幾度顔合わせしていた人、丸刈りにしていたので印象変わりました。
息子のお嫁さんは顔を怪我して歯も折れて落ち込んでいるかな?と思ったら、けっこう明るい。まだ顔に絆創膏貼っているけれど、涙腺やら視神経そのものに影響なし、傷はやがて癒えるでしょう。折れた歯はインプラントで埋めるそうです。お仕事にも復帰しているとのこと。せっかくの新婚生活にとんだトラブル、若いから乗り切るでしょう。たっぷり美味いもんご馳走してあげました。
今月は博多ー北陸とゴールデンコースやなぁ、贅沢三昧。大学病院にも行ったけどね。昨日、ヤフオク落札された(旧女房殿)ノートパソコンとCD送付しておきました。
総選挙もあと少し、与党圧勝予測とか、希望は頼みの東京でも全敗の可能性・・・つまり若狭さんも危ういのか。前原さんの判断は(今更)どーだったのか、参院や地方置き去りというのも組織としては苦しいところ。枝野さんは批判票集めて集中、共産党社民党は逆に苦戦とか、ムツかしいものです。ご当地愛知7区はやはり自民優勢っぽいのもなぁ、嗚呼つまんない。動きや変化が欲しい。
Shostakovich 祝典序曲/交響曲第5番ニ短調〜マキシム・ショスタコーヴィチ/ロンドン交響楽団(1990年)・・・作曲者息子(1938ー)による演奏。別途全集とは別録音、親が偉大だと息子は苦労するでしょ、きっと。若い頃「第5番」をFMから聴いた記憶有(ソヴィエット国立交響楽団?)たしか遅いテンポ、ていねいな仕上げ、クールな風情に感心した記憶もうっすらと・・・これも同様の印象也。一般にShostakovichは苦手系だけれど(とくに交響曲)著名な「革命」を熱血ばりばり煽り系演奏だったらご遠慮したいところ、ネット上のコメントによると旧録音よりいっそう遅いとのこと。第1楽章〜第3楽章迄極めて抑制され、細部入念な描き込み、冷静さを保って、終楽章「Allegro non troppo」の爆発に備えます。その対比は鮮やか、ラストも基本”クール緻密”方向は変わらず、露西亜風暑苦しい響き、クサさ皆無、クリアな世界+バランス感覚はみごとでしょう。
久々数日ぶりの音楽でした。では、行ってきます。残務盛り沢山やろなぁ。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ほぼ定曜日にて日常お仕事スケジュールが組まれていて、月曜祝日(+水曜午前通院検査)に一週間はばたばた、あっと云う間に週末です。昨日は予想通り忙しく充実した一日、半分引退した自分にとってシアワセなこと。やや睡眠が浅い自覚有、体調は悪くありません。新たに服用を始めた関節(付近)痛の処方薬、一ヶ月ほどで効果は出るとのこと、昨日から気分的なものかやや改善を自覚したけれど、今朝さほどでもないのは昨夜スポーツクラブが休館日(=運動不足)のせいか。本日午前中、集中して一週間の山場をクリアして昼から富山へ行事対応連日、一年ぶりに夜ご当地の美味いもんを喰いましょう。昼は青汁のみやな。【♪ KechiKechi Classics ♪】音楽日誌+定例更新はお休みです。
総選挙真っ最中、希望失速とか、野党が割れて結局安倍ちゃんを喜ばすだけか。小池さんの「選別」がマイナス・イメージだったし、選挙互助会的な雰囲気も見えやすく、自民党と主張が似通っていたのもマズかった。エダノさんに同情票集まって共産党もやや減り傾向予測との記事が載っておりました。自分の興味はご当地・愛知7区の山尾さんの趨勢、あとは全国あちこち問題起こした話題の人々の決着です。例の「このハーゲー」の人とか。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ディミトリ・ミトロプーロス/ニューヨーク・フィルハーモニック(1960年ライヴ)・・・このCDは既に処分済、Dimitris Mitropoulos(1896ー1960)の音源はほぼすべてパブリックドメインなので、ネットから音源は確保しております。ニューヨーク・フィルは既にバーンスタインの時代、これは最晩年のライヴ、音質状態は良心的。このオーケストラは気分にムラがあって哲人ミトロプーロスも苦労したらしいけれど、残された録音を聴く限り、明らかにバーンスタインよりアンサンブルの集中度が上、ここでもライヴとは思えぬ完成度であります。繰り返しなし、テンポは適正を感じさせてセンスはモダーン、一気呵成に終楽章へ向かいました。
Borodin 弦楽四重奏曲第1番イ長調/第2番ニ長調〜ロシア弦楽四重奏団(1996年)・・・かなり以前にもったいつけたコメント有、結論的にBorodinのオリエンタルに甘美な旋律を堪能したということです。「やや生真面目で、Borodinの魅力の源泉である「クサい節回し」の強調に欠けます」とは現在の耳ならそう感じない、露西亜の女流4人組のアンサンブルは立派なもの。著名な第2番ニ長調のみならず、第1番イ長調も作品の魅力に於いて負けぬ名曲36分。著名な「Noctrune」の妖しい風情をたっぷり堪能いたしました。
Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻〜アン=ヘレナ・シュリューター(p)(2016年)・・・独逸の若い女流らしい。名曲故往年の新旧名演奏犇めく中、個性を発揮するのはタイヘンな重圧でしょう。長調の作品は(とくに前奏曲)は溌剌として速い!若い!けどデリカシーに少々欠けるような・・・?短調の作品はその風情が長所に、ゆったりしたテンポも明晰に浮き立つよう。世間ではあまり話題になっていないようです。
では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日愛知医大へは坂道徒歩45分予定が35分にて到着、佳き天候に汗塗れ、9時予約は例の如し皮膚科にて予約より45分待たされ、更に”念のため”腎臓リウマチ云々科受診は10時半予約も45分遅れ(受付すると渡されるタブレットに刻々表示される)これは大きな大学病院では当たり前?マシなほうなのかも。両肘両膝付け根の鈍い痛み(ほぼ10年ほど継続)はリウマチではないと思うけれど(担当医談)それを否定するため血液検査(7本も取られました)両肘両膝のレントゲン撮影、更にはCTスキャン(医療費が高い!未だ検査段階なのに。健康でこのカネを遊びに使いたい!)・・・この時点で取引先への訪問時間に間に合わぬ雰囲気、検査は意外とさっさと終わって若いもんに連絡、迎えに来てもらってそのまま取引先へ〜準備不足、ぶっつけ本番の資料熱血説明乗り切って直接自宅へ送ってもらいました。夜しっかりスポーツクラブへ、今週ラスト。
受診待ち時間中、他の部局からのお願い伺い、自分のカンチガイによる一ヶ月前問い合わせの返答未着お詫びなど〜なんか嬉しいなぁ、ありがたいなぁ、まるで現役みたい、って、お給料やらさっさと帰ること(土曜祝日完全休み)を除いては”お仕事完全現役”ですもん。一日休んでいっぱい宿題溜まっているやろなぁ、なんとか本日中にクリアしましょう。明日昼から北陸方面へ行事対応+息子夫婦に会う約束もあります。
温故知新シリーズ継続。Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」〜ラファエル・クーベリック/ウィーン・フィル(1960年)・・・クーベリックは東欧出身だけど、泥臭い表現に非ず、やや速めのテンポ、流麗な表現ですね(とくに第1第4楽章)。これは音質かなり良好、金管の迫力(ウィンナ・ホルンの音色がはっきりわかる)「悲愴」は著名過ぎて、その甘美クサい旋律を強調しすぎる表現にはちょいと敬遠したくなる・・・こともなく、40歳代壮年の意欲溢れる演奏を堪能いたしました。
今朝はde Falla バレエ音楽「恋は魔術師」〜アンドレ・ヴァンデルノート/パリ音楽院管弦楽団/オラリア・ドミンゲス(a)など拝聴。では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は予想通り前日残務+定例作業+ミーティング3本+取引先への儀礼的会議対応(往復だけで二時間)〜息継ぐヒマもなく集中してほぼほぼクリアしてちょっぴり残業有。夜はスポーツクラブにてしっかり汗、一日遅れの一週間リズムが始まりました。本日、お休み(代休)いただいて大学病院へ、ところが急ぎ昼からの取引先対応が出現して(その準備も半分できていない≒ぶっつけ本番へ)急ぎ職場に戻らなくてはいけません。(タイムカード処理逡巡中)
昨夜女房殿は久々に開いた(外出用ミニノート)AcerAspire 1410が立ち上がらない、電源が入らぬと大騒ぎ。5分ほど点検したら、先日入手したLenovoG575のACケーブルを使っておりました。前機eMachines E732Z(Acer製造)は同じだったので、ノートパソコン世間どのメーカーも同じと信じていたのですね。(そういえば以前にも似たようなことがあったっけ)更に今朝、2年ほど前DVDに焼き込んだ某音源圧縮ファイル、再生不可・・・これはデータ不良に非ず、各ファイル名が異様に長いのですね。アルバム名+各作品名+各楽章名+演奏家がごていねいにファイル名になっている・・・解凍したあとF2を押してファイル名を簡略化して再生、圧縮ファイルを再作成しておきました。以前経験したものはもっとファイル名が長くてF2処理も不可、Cドライブ直下までファイル移動して処理したこともありました。
Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜ラファエル・クーベリック/ウィーン・フィル(1960年)・・・温故知新連続。たしか第4ー5-6番と同時期同会場(ムジークフェラインザールか)にて録音したはずなのに、微妙に音質が落ちる?ように感じるのは気のせいか。全編金管大活躍、第3楽章「Scherzo: Pizzicato ostinato. Allegro - Meno mosso」興奮熱狂のピチカートがオモロい作品、そして終楽章「Finale: Allegro con fuoco」デーハーな大爆発に至る・・・聴き手の問題か、第5番に比べやや大人しいような?でも、ま、1960年録音として充分な価値かと。
では、行ってきます。今朝は大学病院まで坂道徒歩45分ほど、時間がありません。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
無為無策な3連休昨日最終日、昼過ぎに(ガラケー鳴って)トラブル発生、なんとかしたけどあちこち電話、この数時間をどう(タイムカード的に)処理するか悩ましいところ。運動不足に今朝、モウレツに身体が重い。本日の残務+通常定例業務+外出して儀礼的な会議対応+職場トップとの(ありがたい)面談・・・目白押しです。夜、スポーツクラブには行きたいところ。明日は朝から大学病院(先日の結果待ち+治療方針決定。更に追加検査)昼から若いものが取引先スケジュールを入れてしまったので、なんとか昼過ぎに職場に戻らなくては。
本日衆院総選挙公示。マスコミ調査によると「希望」への支持率は一週間で▲5%ほどとか、実態がよう見えんからね。鮮度落ちるの速すぎませんか。
Elgar 交響曲第1番 変イ長調/バレエ音楽「真紅の扇」作品81〜ブライデン・トムソン/ロンドン・フィル(1985年)・・・Bryden Thomson(1928ー1991)はスコットランド出身の指揮者。往年のビーチャム、サージェント、バルビローリ、ボウルトさておき、ギブソン、グローヴス、ダウンズ、ハンドリー、コリン・デイヴィス、マリナー、ホグウッド、そしてリチャード・ヒコックスなど多士済々な英国系指揮者は皆亡くなってしまいました。たしかぼちぼちロンドンに戻るサイモン・ラトル、J.E.ガーディナー、アンドルー・デイヴィスなど、歴代佳き指揮者が揃っておりますね。悠揚迫らぬ黄昏の歩み・・・そんな風情の 交響曲第1番 変イ長調は名曲中の名曲!でも、日本じゃ人気ないなぁ、演奏会演目にあまり見掛けたことがない。幾度聴いていたはずのこの録音は久々拝聴、その大きさ、迫力、鮮度に仰け反りました。ロンドン・フィルは幾度録音を重ね掌中に入っている作品のはず、上記英国系の指揮者はたいてい立派な記録が残って、どれも甲乙つけがたい完成度、こちら、スケール、深み、力強さ、音質に於いてヴェリ・ベストを争います。遠慮会釈もない金管の炸裂に痺れました。
Elgarはたいてい聴いているはずが「真紅の扇」は記憶が抜けておりました。交響曲に旋律風情がよう似ております。
今朝は、Tchaikovsky 交響曲第5番ホ短調〜ラファエル・クーベリック/ウィーン・フィル(1960年)・・・温故知新。ここ最近昔馴染みのパブリックドメイン音源に感心することばかり。音質が掛け値なしに素晴らしい(EMI音源も捨てたもんじゃない)往年の巨匠達の壮年ヴィヴィッドな記録に驚いております。
では、行ってきます。久々の出勤、弁当作り。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
相変わらずの無為無策な連休中、この先一ヶ月ほど連続土曜対応の行事連続します。昨日は久々エエ天気だったけれど、今朝は曇りがち、雨は降らぬらしい。ご近所お買い物兼散歩、【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新をして昼夜料理して・・・ほとんど野菜中心精進料理みたい。先日、お米に小さい虫大量に湧いてしまって泣く泣く廃棄、代わりに買ってきたのが激安カルフォルニア米、女房殿にはナイショです。更に胚芽押麦を混ぜるから美味いワケがない、けど、炭水化物控えて食べる量は知れておりますから。2合炊くと夫婦で2-3日?保ちます。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜チャールズ・マッケラス/ロンドン・フィル(1987年)・・・幾度聴いて(音質含め)自分なり評価がころころ変わるもの。Charles Mackerras(1925ー2010)のレパートリーは広くて、Stravinskyだったら「ペトルーシュカ」の録音(1976年)がありました。1911年原典版の採用が彼らしいもの。前回拝聴して「どこか焦点が甘い」と感じた音質は、重低音鳴り響いて迫力、EMIらしからぬ優秀なもの、そう聴き取りました。テンシュテットが降りた頃のロンドン・フィルは例の如し金管を豪快に鳴らせて粗野な作品風情に似合っております。アンサンブルの精緻さ云々される声をネット上にて伺ったけれど、マッケラスはもともと”精緻”な人に非ず、ツボを押さえて金管前面なのは彼のバランス表現意欲なのでしょう。親しみやすい、わかりやすい「ハルサイ」也。
Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調 作品35(ゲオルグ・ルートヴィヒ・ヨッフム/ベルリン・オペラ管弦楽団/フリッツ・ヴェゼニック(tp))/ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 作品101(ヴィクトール・デザルツェンス/ウィーン国立歌劇場管弦楽団)〜ユージン・リスト(p)(1960年頃)・・・これは知られていない音源だけど、輸入廉価盤CDにて作品との出会い、怪しげLP復刻音源でも意外と悪くない録音でしょう。既にコメントをして、一昔前亜米利加のヴィルトゥオーゾEugene List(1918ー1985)の達者な技巧を堪能可能。伴奏もマニアック過ぎ、ヨッフム弟率いる”ベルリン・オペラ管弦楽団”って???以前は常識的に「ベルリン・ドイツ・オペラか」と考えていたけれど、コミシェ・オーパーかも(大活躍)フリッツ・ヴェゼニック(1923ー)って1970年頃ベルリン・フィルの首席でした。”ウィーン国立歌劇場管弦楽団”はフォルクス・オーパーかなぁ?いずれけっこうちゃんとした、ノリノリの演奏であります。苦手系Shostakovich中、ピアノ協奏曲はユーモラス、シニカルな味わいが意外とお気に入り。
Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ヤープ・ファン・ズヴェーデン/チェコ・フィル/合唱団/アカデミー・コーア/カミラ・ティリング(s)/ブライト・レンメルト(a)(2010年ブリュッセル・ライヴ)・・・Jaap van Zweden(1960ー)は今が旬の人(元コンセルトヘボウのコンマス)来年2018年よりニューヨーク・フィルの音楽監督に就任いたします。これはネットから入手したライヴ(放送?)音源、2-3年前に彼の音源をまとめて入手、音質水準が怖くて聴いていなかったもの。粒が粗かったり、定位がはっきりしない(響きが散漫に広がる)音質だけど、まずまず会場の雰囲気を捉えて、まともでした。音質印象か、チェコ・フィルはザラリとして洗練されぬ響き+ズヴェーデンの燃えるような前のめりの表現はアツく、どの楽章も入魂!中庸からやや速めのテンポ、タメとか「間」とか意識せず、一気呵成な勢いが魅力であります。声楽は女性ソロ、合唱とも極上の仕上げ、終楽章は万感胸に迫る完成度であります。最高。きっとニューヨーク・フィルと録音することでしょう。
今朝はBarber「ノックスヴィル、1915年の夏」(ハイディ・グラント・マーフィー(s))/Mozart ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調K.450(ジョン・オコーナー(p))/Mahler 交響曲第4番ト長調〜ロベルト・アバド/アトランタ交響楽団(2008年?ライヴ)・・・これもネットより入手音源、.mp3/198kbpsだけどまずまずの音質。珍しいアバドの甥(1954-)の演奏であります。よく考えられた作品配列、オーケストラの技量は上々、よう歌う流麗な表現。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
しとしと雨模様、夜半、久々下着を買いにご近所ショッピングセンターに行った以外は(例の如し)引き隠り。ヤフオクにて落札されたCD3件分計11枚をクリックポスト投函したけどね。運動不足になるのでこれより恒例、ディスカウントストア坂道往復30分へ出掛けましょう。洗濯風呂掃除は平日含め毎朝のこと、週末は掃除機も掛けております。体重はやや増傾向也。
世間では選挙、旧民進党→希望へ移動された方は新・安保法制への反対をどう説明されるのか。安倍ちゃんがヤジを懸念して演説日程を非公開にするとか(それでもネットスマホ時代、あっと云う間に情報は広がるらしい)ご当地・山尾志桜里が意外としぶとく頑張って、自民党・鈴木淳司が公開討論会を断っている(=腰が引けている)とか、希望の動向、支持含めようわからん感じでっせ。
Debussy 前奏曲集第1巻第2巻〜佐々木宏子(p)(2014年発売)・・・1873年製プレイエル使用とか。仏蘭西伝統のPleyelは2013年に製造中止らしい、1873年製だったらほとんど古楽器でしょう。Chopinが愛用し、Cortotの太古録音もほとんどコレ、夢見るように軽い音色、鋭い強靭な響き皆無、Debussy本来の音ってこんな感じっだったの?そんな感慨に浸るべきデリケートな演奏であります。テンポはやや速めかな?東洋日本贔屓であった印象派の音楽を日本の女流がていねいに仕上げております。
Chopin ピアノ協奏曲第2番ヘ短調〜アダム・ハラシェヴィチ(p)/ハインリヒ・ホルライザー/ウィーン交響楽団(1958年)・・・このCDは大昔に処分済、現在はパブリックドメインの音源となりました。先日、マリア・ジョアン・ピリスのしっとりお手本演奏を聴いたところ、こちらだって思わぬ音質良好、安定した技巧、ややローカルなテイストを感じさせる26歳の記録であります。クリヴィヌは小さな編成にソロを引き立てる控え目なバック(これが正しいと思う)こちらホルライザーは堂々たる立派な構えに仕上げておりました。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜アレクサンドル・ルーディン/ムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団(2006年ライヴ)・・・チェリストでもあるAlexander Rudin(1960-)率いる露西亜の新世代アンサンブルはモダーン楽器使用、古楽器テイストのスタイルであります。この「英雄」も期待したんやけどなぁ、なんか四角四面に工夫のないオモロない演奏でした。残念。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
秋は日々深まって肌寒いどんより小雨週末の朝。一日半、元気で遊んで休み明け、流石に昨日はお仕事キツかったっすよ、珍しく。挙句、若いもんに任せた取引先会議対応にて次の予定を決めてきて、これが来週早々〜準備する間がありません。ここしばらくのお仕事悩みも雲散霧消、但し、職場の若いもん(お隣のチームの女性)にちょいと言い過ぎたかな、と反省、余裕がなかったんです、昨日は。2日連続の酒席あとの体調も悪くなく、なんとなく腰が定まらずふわふわしているだけ、夜しっかりステアマスター15分(一番軽い設定)+初級エアロビクス30分こなしました。夜、睡眠不如意症状少々。体重は維持。
今朝は週末ヤフオクの締め切り日。3件入札有、ありがたく速攻で2件連絡ありました。いつまでも反応ない人がいるんやなぁ、たまに。女房殿旧マシン(eMachines E732Z)は値付け判断を誤って再出品、投げ売りに入りました。
Ziehrer ワルツ「ウィーン市民」作品419/高速ポルカ「気も晴れ晴れと」作品386/ワルツ「愛の秘策」作品434/フランス風ポルカ「踊り手」作品490/放浪者カドリーユ作品496/ワルツ「クラブ精神」作品452/ポルカ=マズルカ「ブルジョア的に、ロマンティックに」作品94/アウアーシュペルク行進曲作品111/ワルツ「この口づけは全世界へ」作品442/フランス風ポルカ「抜け目なく」作品384/ワルツ「オーストリアの旋律」作品373 〜アルフレート・ヴァルター/ラズモフスキー・シンフォニア(1995年)・・・MarcoPolo(=NAXOS)録音。J.Strauss(息子)の全集も凄かったけれど、親父やJosef、そしてZiehrer(1843ー1922)、Suppe、Komzak、Hellmesberger辺り迄幅を広げると、んもうこりゃ執念としか言いようがないでしょう。商売になるんかい!個別の作品に云々するほど聴き込んでいないけど、どれもウキウキ愉しい作品ばかり、19世紀後半に大流行(おおはやり)していたスタイルなんでしょう。ド・シロウト耳にはJ.Straussと同じような・・・Alfred Walter(1925-2004)は墺太利の指揮者、主に歌劇中心での活躍だったのでしょう。NAXOS系に膨大な録音が残されております。
ラズモフスキー・シンフォニアは録音用団体のはず、それなりツボを押さえて雰囲気たっぷりなのはヴァルターの統率でしょう。NAXOSっていずれ”取っ払い”契約、そのほうが映画やテレビ番組、その他種々流用がカンタンで商売に便利なんです。スロヴァキア辺りのオーケストラのメンバーなのでしょう。素朴、作ったところのない音質も好感が持てるし、演奏も妙なクセのないもの。朝から優雅な気分ですよ。
他、朝食時にBruckner 交響曲第1番ハ短調(リンツ稿)〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1987年)など拝聴。そういえば月曜休み、連休かよ。週明けのお仕事が少々タイトやなぁ。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
行ってきました伊達や酔狂の博多一泊”クエの旅”。昨日久々の職場一番8時出勤、鬼神の如き集中力!のはずが気ばかり焦ってお仕事処理ミス連続、こんな時に限って・・・お決まりの飛び込み案件有、それでもなんとか12時にはお仕事ケジメを付けてセントレア行きのバスに間に合いました(昼は青汁のみ)。博多駅にて唐津出身在住の旧友(18歳からのオトモダチ)と待ち合わせ、彼女は自分のことを古川前佐賀県知事とクリソツと云う・・・20数年前より馴染みの居酒屋を予約済、いつもの名古屋勢先輩二人も無事合流して贅沢三昧、散々美味いもん喰い、呑み、語りました。ほとんど一番先輩が支払って、いくら比較的安いといってもクエでっせ、フツウの居酒屋で呑むくらいは負担しておきました。
彼女の二つ下の妹が(学生時代に京都に遊びに来たのを記憶)くも膜下出血に倒れ、植物状態とのこと。これは精進や節制とは別物、脳内血管の巡り合わせとか、ほんの運不運なのでしょう。切ない話でした。やや華麗なる加齢が進んだ我々は節制して元気で過ごさなくては・・・って、さんざん呑み喰いしつつ、どの口が言うか!ってなところ。地元博多在住の後輩はシングル・マザー、奢ってあげるつもりだったのに、たまたまお仕事ピークド残業中にて参加できず、きっと正規雇用じゃないのでしょう、我ら伊達や酔狂の名古屋組はノーテンキなもんでっせ。
2日連続の酒席は焼酎のソーダ割り(チューハイに非ず)にて乗り切って、大好きな日本酒封印、最近翌日への残り方が酷いんです。注意深く糖質炭水化物を避けて、もちろん締めの博多ラーメンも厳禁(翌日昼に喰ったのは麺をこんにゃくに替えたもの)翌朝、同じホテルに宿泊して朝食迄しっかり語り合って、先輩と二人(20数年ぶりの)吉野ヶ里遺跡(びっくりするほど整備されておりました)ここはガイジンさんには興味をソソらぬのか。更に太宰府天満宮にお参りして、過半は中国の方々?+七五三参りのこどもが可愛いこと!
夕方無事名古屋に戻りました。一昨日衝撃の+1kg無事二日間にてクリア、もとの69kg台へ。来週金土日と北陸にて三連続酒席、その節制について予行演習できました。さて、一日半お仕事サボって遊んで本日週末、残務+一週間のお仕事ピークを迎えます。今朝はTelemannのソプラノ・カンタータなど聴いている最中だけど、音楽への言及はなし。
では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日のお仕事進捗は昼休みも頑張って80%ほど、ちょいと残して夕方取引先へ。商談後4年の付き合い、この度役員就任した若手と(初)状況交換といっても料亭に非ず、駅前焼鳥屋のチェーン店でっせ、自分にはこのくらいが似合っております。10年以上務めた前担当の酷い行状と不満を伺って(わかっていたことだけど)お詫びと、これから先のことをさっくり話し合いました。ま、所詮酒席ですから。マネージャー時代はこんなお仕事も多かったな。連続酒席なので焼酎にてお付き合い(大好きなJapanese Wineは糖質有+しかも翌日残る)今朝体調はまずまずでしょう。夜9時半には帰宅いたしました。
体重増やなぁ、一週間前より+1kg!最悪。昨日昼は(前日のチョコクロワッサンに続き)ダブルシュークリーム配布、ブラックで飲んでいた珈琲に乗せて喰ってしまう堪え性のなさ、本日昼飯は青汁のみやな。甘いもんは数カ月ぶり?なので、脳髄に染みる旨さでっせ。さて、本日昼から伊達や酔狂の博多行き、午前中お仕事残務一掃に集中いたしましょう。明日の取引先との定例会議対応は若いものに任せました。
今朝早朝覚醒して音量低く聴いていた音楽はHandel 作品1より/フルート・ソナタ ホ短調(レイチェル・ブラン(fl))/リーコーダー・ソナタ ト短調(レイチェル・ブラン(rec))/ ヴァイオリン・ソナタ イ長調(パブロ・ベズノシウク(v))/リーコーダー・ソナタ イ短調(レイチェル・ブラン(rec))/フルート・ソナタ ト長調(レイチェル・ブラン(fl))/オーボエ・ソナタ ト短調(フランク・デ・ブライネ(ob))/フルート・ソナタ ハ長調(レイチェル・ブラン(fl))/オーボエ・ソナタ ハ短調(フランク・デ・ブライネ(ob))〜リチャード・エガー(cem)(2007年)・・・Handelの室内楽作品はお気に入り、でもBachほど作品経緯をお勉強していなくて、作品1の15曲分は出版された関係か、録音ではヴァイオリン・ソナタのみとか、そんな配列に馴染んでおりました。これはエンシェント室内楽団のメンバーか、Richard Egarr(1963-)を始めとしてメンバーの世代は遷ったようです。いくつか拝聴したBachの印象はおとなしく、穏健過ぎでオモロない、そんな記憶が・・・(たった今、現在真剣に聴けばわからないけど)ここでも技術的に安定しているのは当たり前、手堅く慎重にまとめているような?こんな静かな真摯な音楽はこれで良いのかも。リンク先に例示したグリュミオーの艶やかな音色が刷り込みになっているのかも。
さて、本日博多泊、帰宅は明日の夜。吉野ケ里にいくつもり。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
秋らしい季節の深まりに雨模様、これは上がるらしい。どんよりとした月曜も出勤すればいつものお仕事に埋没、夜はしっかりスポーツクラブにて汗を流しました。今週予定は金曜あと一回のみ、昼チョコワッフル(職場に有)誘惑に負けてしっかり体重増、連続する酒席に本日昼から自省自粛いたしましょう。今夜は遅くなります。体調は悪くない。
枝野さん中心に幾人かリベラル派結集へ、但し、立憲民主党というのは語感が旧いなぁ、商標問題も出ているみたいだし。自民党内でもハト派の再結集はないのか、皆”右へ倣え”じゃツマんない。希望の党は2月に商標登録していたらしい。準備周到です。
Chopin ピアノ協奏曲第1番ホ短調〜マリア・ジョアン・ピリス(p)/エマニュエル・クリヴィヌ/ヨーロッパ室内管弦楽団(1997年)・・・この作品との出会いはハラシェヴィッチ?セラフィム1000シリーズのサンソン・フランソワだっけ、爾来半世紀細部迄馴染んで種々甘い旋律、民族的なリズムを愉しんできました。例えばこども時代のエフゲニ・キーシンによるなんの逡巡もないストレートな熱意(1984年)、幾度録音のあるツィンマーマンによる燃えるような情熱(ポーランド・フェスティヴァル管弦楽団1999年)ショパン・コンクールの決勝曲だから若手はたいてい録音が存在して、各々新鮮な演奏を楽しませてくださいました。
マリア・ジョアン・ピリス(1944ー)20年ぶりの再録音は散々聴き馴染んだ旋律を、再発見させてくださる凄い完成度。まず、クリヴィヌのオーケストラがエエ感じに響きが薄く、素っ気なくて(意識的に?結果的に?)ピアノを引き立てて細部明晰、美しくソロが歌っている場面にファゴット?辺りがずっと同じ音を低く鳴らして(工夫がないなぁ)じつはジミに陰で支えていることが理解できます。ピリスは慌てず、細部曖昧にせず、徒にテンポを動かさず、ひとつひとつのフレーズをていねいに、しっとり描いて叩いたり、走ったり、煽ったり、そんな風情皆無。第2楽章 「Romanze, Larghetto」はもっと速めに、さっくり演奏したほうが・・・なんて、それは許されぬ細部彫琢へのこだわり、第3楽章 「Rondo, Vivace」に於ける「クラコーヴィアク」のリズムも必要にして充分、粛々順々とした説得力に瑞々しい音色に惚れ惚れ・・・これは真摯なヴェテランの魅力やなぁ、勢いで聴かせるんじゃなく、正統派の完成度。これはこれでヴェリ・ベスト。
では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日もいつも通り引き隠り+α、お気に入りディスカウントストア坂道往復は30分ほど、佳き運動と気分転換になります。女房殿お仕事用新マシン(中古だけど)堅牢なLenovoG575のセットアップ(要らぬ設定や宣伝ソフト、ゲーム等削除。必須ソフト導入設定)無事完了、これはノーミソにとてもよろしいストレス解消。今年2017年に入って3-4度目?Windows10も定着して安定、次期バージョンはどんな感じなのか、無償になるのかも注目しております。旧eMachines E732Zは(半日掛けて)Windows10初期化、オークション出品へ。ま、完動品でも「9」キー取れたジャンク品ですから。一週間様子見、値下げも考えましょう。
今週は朝一番に先週末の失態を関係者に詫びていったんケジメ、水曜昼から一日半お休みいただくので一週間定例の営業データ加工(ほか日営業行為)をそれまでにクリアしなくては。明日夜は取引先と来年度方針の下準備様子聴き取りのため酒(いきなり上司を連れて行くわけにいかぬので)小さい取引先ですし。今週の夜スポーツクラブは本日と金曜の2日のみ。節制しましょう。
民進党解党→希望合流は「リベラル排除」って、小池さん端っから安倍ちゃんと思想はいっしょですから。新党はメンバーを選別しておかないと不安定という発想でしょう。自民党のハト派は消えちまったし、せめて民進党のリベラル派の発奮に期待。公明党ってようワカラン宗教政党でっせ。
Poulenc ヴァイオリン・ソナタ/Ravel ヴァイオリン・ソナタ遺作(1897年)/ヴァイオリン・ソナタ/ツィガーヌ/フォーレの名による子守唄/Debussy ヴァイオリン・ソナタ〜チョー=リャン・リン(v)/ポール・クロスリー(p)(1994年)・・・林 昭亮(1960−)は最近噂を聞かんなぁ、母校ジュリアードで教鞭を執っているらしい。これももう二十数年前の録音、清潔凛とした佇まい、緊張感ある演奏に仏蘭西系小粋気紛れな作品がよう似会います。Paul Crossley(1944ー)は英国のヴェテラン、たしかDebussyRavel全集録音があったはず、近現代ものを得意として知的、美しいピアノであります。
今朝は(いつまでも歯が立たない)Bartok 弦楽四重奏曲第5番第6番〜ジュリアード弦楽四重奏団(1949年)など拝聴中。時代を感じさせぬ音質、凄い集中力に痺れております。
では、行ってきます。
2017年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
秋らしい秋、爽やかな空気に10月始まりました。暦なんて人間が勝手に作ったもの、それでも区切りをはっきり感じられるのが不思議です。
いつも朝食後、7時位から「音楽日誌」執筆するのに今朝遅れたのは昨夜来の女房殿用ノートパソコンセットアップのため。eMachines E732Z(Windows10/64bit/メモリ4gb)2014年1月入手、動作好調、キーボードがいくつか不良となって英語キーボードに載せ替え済(安かったので)・・・どーも女房殿のキータッチが乱暴なのか、それともAcer系のキーボードがヤワなのか?交換したものもいくつかキーが取れてしまいました。数週間前、ご近所中古屋リサイクル店にてLenovoG575(Windows7/4gb)を見掛け(19,900円税抜。探せばもっと安いのがありそうだけど、ま、相場でしょう)女房殿に買い替えを勧めていたもの、昨夜外食の帰り実物を見て購入決意しました。人民中国製、IBMの衣鉢を継いで堅牢な造り、これだったらキーボードは大丈夫でしょう。AMD デュアル・コア プロセッサ E-450とやらは少々非力でも日常使いに充分、一晩掛けて(寝ているうち)Windows10にアップデート、今朝は女房殿用環境(Google、Dropboxの同期など)に整えていたところ。
WPSオフィスfree版に日本語環境を入れてみたけど、上手いこと認識せず、これのみ不如意状態。レジストリのクリーナーとかデフラグ、ドライバーの最新更新しておきました。見た目もHDD、USB3穴も正常、さて、山の神帰宅後の御神託や如何。eMachines E732Zは初期化して”ジャンク品”(完動品)として売ろうかな?
Sibelius 交響曲第2番ニ長調/第5番 変ホ長調〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1960年)・・・温故知新継続。Sibeliusとの出会いはコレ(第2番/中学生時代)かなり状態のよろしくない駅売海賊盤CDも所有しておりました(処分済)。今回聴いたのは自主CD、可逆圧縮ファイル(.flac)に非ずおそらく.mp3からの作成と思うけれど(記憶曖昧)それもかなり良好な音質は現役でしょう。
基本十数年前のコメントと寸分違わない、カラヤン臭たっぷりゴージャスなレガート表現、Sibeliusにしては少々”大きな”雄弁表現、フィルハーモニア管弦楽団は抜群に上手くて、第3楽章「VivacissimoーLento e suave」弦の急激なパッセージ、悠々としたトリオの優雅な風情、アタッカで終楽章「Allegro moderatoーModerato assaiーMolto largamente」に於ける絶妙なる”タメ”、雄弁さに以前ほどの反発を感じません。オーケストラの爽やかな響きも魅力的でしょう。
伸びやかで牧歌的な第5番 変ホ長調も雄弁、悠々とした”カラヤン節”は変わらない。当時52歳の記録。