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音楽日誌●サラリーマン生活延長線の日々

サラリーマン生活延長線の日々
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2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

ちょいとお仕事の失敗というか、ほかの縄張りにちょいと土足で踏み入った思慮の浅さに反省、落ち込んでおります。他部署を巻き込んでフクザツなイレギュラー対応数多くこなしてほとんどバタバタ、一週間を終え締め括り、夜のスポーツクラブもこなして、どーも精神的にスッキリしません。未だ9月なのに12月のスケジュール調整をしたり、気ばかり焦っております。本日9月最終日、風情はすっかり秋。

毎週土曜はCD処分ヤフオク締切の日、ボウズだったら店仕舞いを決意してぼちぼち一ヶ月、1-2件売れてくださってビミョーです。追加出品しておこうかな?

音楽にも集中できず、ちょろ聴きばかり。例えばC.P.E.Bach フルート協奏曲ニ短調Wq.168〜アンドラーシュ・アドリアン(fl)/アレクサンドル・ルーディン/ムジカ・ヴィヴァ室内管弦楽団ほか2曲あるのに最初のみ拝聴とか、Bach フランス組曲第1番ハ短調〜パウル・ベイエル - Paul Beier(Lute)1曲のみ、鍵盤楽器とは異なるリズム感、ダイナミクスを確認したり・・・集中できません。

EMI0724356980150 今朝も気分的精神的には昨日継続。Chausson 歌曲集「愛と海の詩」(ヴァルトマルト・マイヤー(ms))/Ravel 海原の小舟/Debussy 交響的素描「海」〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(1993年)・・・引き締まってエエ演奏やなぁ、歌い手も充分輝かしい・・・けれど思いは別なところに。感覚的には”新しい”録音(ディジタル録音だし)じつはもう四半世紀前なんやなぁ、ムーティももう76歳大ヴェテランでっせ。録音でしか音楽の動静を伺うしかなかった自分にとっては、いつまでも若手〜壮年のイメージ、でも同世代が次々亡くなっているんだよなぁ、リアルに。録音はいつまでも昔のまま、録音のせいなのか、オーマンディとはずいぶんと異なるしっとり瑞々しい響き(これは伝統)+整ってデーハー控え目に聴き取りました。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

今朝は16度Cらしい。未だ9月というのに朝晩はけっこう冷えますね。今週も粛々と一週間を終えてもう金曜、来週からの10月は火曜夜取引先での(よんどころない経緯にて)酒席、水木と伊達や酔狂で博多行き、大学時代の先輩同輩計4人で酒連続。あとは週末行事対応が続きます。久々の北陸行きのついでに息子夫婦と会う約束もできました。節制と体調管理を意識しましょう。総選挙はどないなるかなぁ、前原さんの捨て身大作戦は実を結ぶでしょうか。いずれ民進党ではもう戦えぬと判断したのでしょう。”希望”がほんまの希望なのか、選挙向け一時の風頼みなのかようわかりません。リベラル派はどーなるのか、参院民進党はどーなるのか、新党・希望の事務局体制(お金の問題)だってちゃんとしているかわからぬもの。ご当地選出の山尾さん、離党したらご本家が解党とは!?

ONDINE ODC 990-2TBrahms 交響曲第2番イ長調〜パーヴォ・ベルグルント/ヨーロッパ室内管弦楽団(2000年)・・・久々の拝聴。茫洋にして重厚巨魁、そんなイメージを一掃するクリアなサウンド、各パートの存在感明瞭、ふだん大音響に埋もれる内声部も新鮮に響きます。但し、奥行きが足らぬのはそんな演奏人数なんでしょう。ユーザーレビュー”もともとブラームスのオーケストレーションは「薄い」”とあって、これが本来の姿なのかも。以前の自分は聴き慣れぬサウンドに違和感も鮮度も感じたものだけど、時代は遷って古楽器演奏も数々登場、ベルグルントの”新しすぎた”演奏は中庸のテンポ、ヴィヴィッドに快活に耳に響きましたよ。若いオーケストラは美しいけれど、どーも味と個性が足りん(それがヴェテラン指揮者には好ましいのかも)いずれ馴染みの牧歌的、暖かい作品を堪能いたしました。

Prokofiev ピアノ協奏曲第3番ハ長調〜マルタ・アルゲリッチ(p)/ヤニック・ネゼ=セガン/ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団(2011年ライヴ)・・・ネットよりライヴ音源入手、やや肌理の粗い音質も音楽を愉しめぬほどではありません。Martha Argerich(1941ー)に技巧の陰りは感じられず、んもうバリバリに叩きまくって、平易わかりやすい作風よりProkofiev特有の野蛮、破壊性が前面に出たノリノリ演奏でっせ。旬のヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nezet-Seguin、1975ー)は初耳?フィラデルフィアとの関係は順調でしょうか。

他、Dvora'k 弦楽セレナーデ ホ長調〜ラファエル・クーベリック/イスラエル・フィル(1957年)・・・某自主CDのフィル・アップに収録して、うかつにも演奏者クレジット漏れ(記憶もなし)、やや金属的+ヒスっぽいけれど優秀なステレオ録音、溌剌な躍動+音源経緯を勘案して上記演奏者を類推したもの。名曲ですねぇ、Dvora'kはほんま懐かしい旋律の宝庫でっせ。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

薄ら寒い小雨模様、もう上着なしではアウトな季節に至ったようです。野党再編は混迷を深め、選挙に勝つため、理念さておいた動きが続いて、一般庶民には状況わかりにくい感じ。マスコミ、風頼りの選挙、大都市は報道が多く、一気に個人人気が突出した首長+その与党が出現し、ニュースにならぬ地方は高齢者に安定した基盤がある既存勢力(オール与党)+共産党のみといった図式に至る(投票率は下がる一方)というのが朝日新聞の分析でした・・・そんなことより今朝”傘がない”(比喩)

朝、弁当用のご飯がないので急ぎ速炊きしようと思ったら、臙脂色の粉のような虫が大量!コメに虫なんてほとんど初体験、知らずしばらく(美味しく)喰っていたのか、それとも種々条件が整って一気発生したものか。泣く泣く捨てました。米櫃空にして除菌クリーニング、ほんまは日光に当てると良いのだけれど残念、今朝は雨模様でした。いつもはamazonより全国各地のを選ぶんだけど、本日昼から取引先に出掛けるついでに買ってきましょう。お仕事も基本順調、しかし微妙に違和感有、そんな感じの日常であります。

BRILLIANT 92177 4枚組1,396円Telemann 管弦楽組曲ホ短調(2本のフルートと弦楽、通奏低音のための)/フルート、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏曲ト長調/フルート、ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲イ長調(「食卓の音楽」第1集より)〜ペーター・ヤン・ベルダー/ムジカ・アンフィオン(2003年)・・・ウィルベルト・ハーツェルツェルト(fl)、レミー・ボデ(v)、山縣さゆり(v)、ヤープ・テル・リンデン(vc)等錚々たるメンバー参加、大昔に激安怪しげCDにて馴染んだ懐かしい作品也(処分済)。Bachによう似て、もうちょっと端正明朗シンプルな旋律リズム風情といったところか。演奏はすこぶるヴィヴィッドでありバランスもあり、練り上げられた古楽器の技量に惚れ惚れするもの。バロック音楽はここ50年、もっとも演奏スタイルが変化したもののひとつでしょう。古楽器演奏のハシリであるアーノンクール辺り、もっと過激なのかな?いちど聴いてみたいものです。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

季節の変わり目に風邪をひいたスタッフの方も職場に〜自分も喉にちょっぴり違和感有+左奥歯下の鈍い痛みもその予兆かも、ようやく耳鼻科へ。鼻喉のケア+切れていた薬の処方をしていただきました。スポーツクラブは30分エアロバイクのみで充分汗、マッサージチェア15分にて退散、ムリなく継続しました。血圧は正常。体重もようやく戻って、次の68kg台に進めません。来週は酒席連続だしなぁ、ここをどう乗り切るか。

今朝の朝日新聞、渾身の「バブル時代」(=平成突入)特集一面分、痺れました。自分は時代の風は感じても、とくに何という恩恵もなかったなぁ、それがよろしかった。コンプライアンスなんて言葉もなかった時代、大手銀行は腐りきって逮捕者も出、やがて経営危機に消えて行くところもありました。土地神話はここで崩れたはずなのに、まだ固執していらっしゃる方もいるみたいですね。さて、日銀の金融政策結末どーする?出口なし。

PACO093Wagner 楽劇「神々の黄昏」〜ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ミラノ・スカラ座/キルステン・フラグスタート(s)/セット・スヴァンホルム(t)他(1950年ライヴ)・・・第1幕のみ拝聴。LP時代(MurryHillだっけ?)劣悪な音質悩まされ、やがてCDでも入手、ジョージ・ショルティの輝かしい録音を聴いたら「んもう歴史的音源はカンベンしてよ」と処分済。こうしてネットから音源を自由に入手できる時代に至って、これは驚異的な音質改善であります。やや広がりを加え、声楽ソロ、オーケストラのバランスもまったく日常拝聴に支障なし。往年の歌い手は圧巻だし、フルトヴェングラーは例の如し、魔法のように伸び縮みするテンポ、ときに快速に煽ってその表情の濃さ、Wagnerに慣れていないはずの伊太利亜のオーケストラを操ってほとんど壮絶!凄い説得力。時代の証言やなぁ、現代にコレはできんでしょう。誰でも知っている「夜明け〜ジークリフートのラインへの旅立ち」に涙が出そうなほど。

ETERNA0030742BC Vanhal (1739-1813)コントラバス協奏曲ニ長調(ツェリコ・ストラーカ (Zeljko Straka)/カメラータ・ムジカ)/Sperger(1750-1812)コントラバスとピアノのためのソナタ ニ長調(ウィルリヒ・ウルバン(p))/コントラバス、フルート、ヴィオラとチェロのためのニ長調(ヴェルナー・タスト(fl)/マンフレッド・シューマン(va)/ペーター・ツィンマーマン(vc))〜クラウス・トランプ(cb)・・・これはマンハイム楽派?若い頃この辺りに入れ込んで、けっこうCDを集めたものです。Mozartが香りますよ。(p)1984になっているけど録音情報なし、アナログ時代じゃないかな。ファゴットの音源はけっこう手に入るけれど、コントラバスが主役のはなかなか珍しいでしょう。軽快軽妙であり、楽器そのものの個性ある無骨さがなんともエエ味出して、クラウス・トランプは超絶技巧、しかし上手すぎてチェロに接近しすぎないのもバランスです。3曲ともニ長調なのは楽器の特性ですか?とくにラスト四重奏の活躍に目を見張りました。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

気の重い月曜も一旦出勤してしまえばいつもの日常(愉しい職場お仕事)にすぐ戻ります。お仕事は順調、睡眠不如意以外体調も悪くないはずなのに、左奥歯下中心に鈍く痛んで、これは既に詳細検査にて異常なし、噛み締め過ぎによる知覚過敏と診断されております。この間、歯磨きもじっくりていねい仕上げ、状態はずっと良好だったのに、これは季節の変わり目微妙にバランスを崩しているのかも。

9月もあと少々、公私とも行事予定メ一杯の10月を控えて、なんとか乗り切りましょう。マスコミは選挙報道一色、小池新党は都議選ほどの鮮度を感じさせず、旧民主党〜民進党にてけっこう選挙に苦しんでいた松原仁さんも参加とか、どーも選挙互助会的な雰囲気が・・・一般に安倍ちゃんのムリムリ解散は評判悪いみたいですね。2020年オリンピック迄東京一極集中(でも人手不足)置き去りの地方衰退、それ以降の一気景気後退。団塊の世代の後期高齢化・・・先は見えまへんで。与野党重鎮が相次いで引退というのも印象的です。

Elatus 2564.60120Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ダニエル・バレンボイム/パリ管弦楽団(1986年)・・・シカゴ交響楽団との録音の前にこんなのがあったなんて・・・これがびっくり!冒頭の超高音ファゴットから異様に音量バランスが低い。稀代のバーバリズム作品、打楽器の炸裂はけっこうな迫力があって、これは録音技師やらプロデューサーのミスでしょう(音質は悪くはない)。演奏は意外なことに的に整ったもの、彼の時代(1975ー1989)に仏蘭西特有のセクシーな色合いを一掃したパリ管弦楽団(ホルンにも木管にもそれらしいエッチさを感じさせない)のアンサンブルは立派ですよ。前身であるパリ音楽院管弦楽団がピエール・モントゥーと録音(1956年)して以来じゃないのか、一世代回るとガラリ様子は変わっておりました。

???Vivaldi Musica dal Cielo「天上の音楽」 弦楽のためのシンフォニア ト長調RV146(アンジェル・デュボー(v)/ラ・ピエタ)/弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調RV156(リナルド・アレッサンドリーニ/コンチェルト・イタリアーニ)/弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調RV157(アンドレーア・マルコン/ヴェニス・バロック・オーケストラ)/弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調RV158(イ・ソリスティ・ザグレブ)/弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調RV163(アンドレーア・マルコン/ヴェニス・バロック・オーケストラ)/ニ台のヴァイオリンのための協奏曲イ短調RV522(作品3-8「調和の霊感より」イヴァン・ジェナティ/ヴィルトゥオージ・プラガ)/ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ長調RV546(アンジェル・デュボー(v)/ラ・ピエタ)・・・これは海外サイトに相次いで出現した.mp3音源に演奏者クレジットなし(説明文にもその旨コメント有)。また違法入手を叱られるけど、データやらネットを駆使して演奏者を特定するのもヲタク趣味のウチ(以前、無名「アランフェス」CD一枚分内容を特定したことがある)foober2000にて再生すると演奏者情報(の一部)が出現して上記まとめたものです。

リナルド・アレッサンドリーニ、アンドレーア・マルコン辺りは著名な古楽器演奏(協奏曲ト短調RV157に於けるシンプルな下方ハーモニー+多彩な通奏低音、リュート?オルガンに痺れますよ)イ・ソリスティ・ザグレブは駅売海賊盤と一緒に売られていた怪しげ廉価盤に登場した記憶があるもの(ちょっぴり音質が落ちる)ヴィルトゥオージ・プラガはかつてDiscoverレーベルに登場していたけっこう上手いモダーン楽器アンサンブル(協奏曲イ短調RV522はBachがオルガン作品に編曲して著名)注目はAngele Dubeau(1962-カナダ)仏蘭西語圏出身かな?ラ・ピエタは女性ばかりのアンサンブルとか、達者なアンサンブルは初耳でした。(NMLにて確認出来)モダーン楽器でしょう。知る人ぞ知る、といった名手みたいです。

ばらつきはあるけれど、どれも雰囲気ある演奏、選曲も上々でした。久々にVivaldiのシンプルな美しさを堪能した感じ。では、行ってきます。

 


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

日々秋は深まって、睡眠不如意継続、耳鼻科の抗アレルギー剤処方をサボったことをちょっぴり後悔しております。とにかく新しい一週間の始まり、気持ちを切り替えて乗り切りましょう。

総選挙は近いらしいけど、この閉塞感、期待感のなさはなんでしょう。国の財政(金融政策も)さておき、それなり豊かな生活の日本、格差問題、たった今現在貧困に苦しんでいらっしゃる方も多く存在するけれど、いつまでも消費が前向きにならないのは将来への不安。お隣中国の熱気と異なるのは、その辺りでしょうか。日々ネットから音源を探してダウンロード・保存する日々。ここ最近温故知新、昔馴染みこどもの頃から憧れた音源を振り返って、溢れかえる在庫に少々虚しさを感じつつあります。CD処分はここ10年ほど継続中。豊かになったはずが(音楽だけじゃないよ!)断捨離を目指す日々。

1990年台の前半迄、駅売海賊盤を入手して狂喜して聴いておりました。最盛期は300枚以上?現在は処分しきれなかったもの厳選愛着在庫50枚ほど、棚中最下段に残しております。なんだったらこれだけでもMusicLifeは可能かも、ていねいに音楽に集中して充実するかも、そんなことをぼんやり考えておりました。

一昨日の流れDG UCCG-6102Prokofiev 交響曲第3番ハ短調/第4番ハ長調〜小澤征爾/ベルリン・フィル(1990/1992年)・・・自宅にて再確認。交響曲第3番ハ短調は歌劇「炎の天使」を題材にした交響曲とか、初演は1929年ピエール・モントゥー、好評だったとか、ほんまでっか!晦渋な破壊的暴力的作品、当時のパリって先進的な街だったんですね。カラヤン時代のベルリン・フィルを率いて小澤征爾は明晰、かっちりとしたサウンド、細部を忽せにせぬ緻密神経質アンサンブル、途中弦?による”ひゅ↓んひゅ↓ん”というサウンドの鮮烈なこと!第4番(改訂版らしい)はかなり平易な明るい作風でした。もうちょっとお勉強続けたらこんな作品も手中に入りそう。

CCC/EDEL 0002832CCC Prokofiev ピアノ協奏曲第2番ト短調(ハインツ・ボンガルツ/ライプツィヒ放送交響楽団1969年)/Stravinsky ピアノと管弦楽のためのカプリッチオ(ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデン・フィル1978年)〜ペーター・レーゼル(p)・・・さらにその流れにてピアノ協奏曲拝聴。第3番ハ長調の明朗なる盛り上がりにくらべ、この作品も晦渋な破壊的暴力的っぽい感じ、複雑であり超絶技巧を要求される作品らしい。ペーター・レーゼルは Peter Rosel(1945ー)は(旧東)独逸出身のヴェテラン、安定した技巧に先鋭になり過ぎぬ表現はどれも同じ完成度。但し、以前から馴染みのStravinskyはケーゲルがちょいと強面過ぎて、別な演奏を聴いて初めて作品イメージを変えたものです。

Testament SBT7247 CD7 SaintーSa"ens 交響曲第3番ハ長調「オルガン付き」(パリ音楽院管弦楽団/アンリエット・ロジェ(or)1955年)/Faure レクイエム(サン・ユスタッシュ合唱団管弦楽団/マルタ・アンジェリシ(s)/ルイ・ノグェラ(br)/モーリス・デュリュフレ(or)1950年)/アンドレ・クリュイタンス・・・クリュイタンスはノーブルであり、優しくバランスの取れた表現・・・これでもっと録音がよかったらなぁ、SaintーSa"ensなんてRCAが驚異のステレオ録音を実現していた頃でっせ。音質云々するようになった軟派音楽ファン(=ワシ)にはCD一枚、馴染みの名曲を聴き通すのに根性が必要でした。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

せっかくの日曜も体調絶不調、昨夜睡眠不如意極まって、洟水痰+全身の怠さ、節々の痛み〜というと風邪みたいだけど熱もなし、昨日引き隠った運動不足か、ひたすら音源データ整理では不健康な生活そものなので、買い物がてら散歩でもしましょう。佳い天気みたいだし。2時間ドラマ再放送「捜査一課長」(Season2)初回二時間スペシャルは内藤剛志の当たり役(この人刑事役ばかり)を愉しんだけど残念、エエ味出していた斉藤由貴(大福役)はバッシングでもうしばらく出られないやろなぁ。ベッキー以来、芸能誌やらエンタメ・マスコミは徹底的に叩きますから。山尾さんの場合は政治家だから別格でも、なんや堅苦しい風潮やなぁ、と感じます。

DG UCCG-90468Mozart ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466〜スヴィアトスラフ・リヒテル(p)/スタニスラフ・ヴィスロツキ/ワルシャワ・フィル(1958年)・・・この人のMozartが格別にステキとは思わぬけれど、先日ガッカリした保存音源不良だった残念事件、これも激安過ぎ読み取り不如意DVD-R(特定の条件で読み取れる)にバックアップがあることを発見、無事快復できた喜びの再聴でした。これはウィーンでの録音、オーケストラは演奏旅行中だったのか(60年ほど前でも)音質は良好、但し少々優雅さに欠ける劇的演奏、硬派硬質なタッチは彼の個性でしょう。古典的作品としてではなく、浪漫溢れる美しい旋律として捉えているのですね。リヒテルを味わうべき録音でしょう。

Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜ポール・ルイス(p)/アンドリス・ネルソンス/ボストン交響楽団(2016年タングルッド・ライヴ)・・・これはネットからの放送音源入手、オンマイク粒の粗い、大味な音質です。Paul Lewis(1972-)は英国出身の現役バリバリに活躍中、小澤征爾(1973ー2002)長期政権後、病気がちであったレヴァイン時代(2004-2011)を経、旬のネルソンス(1978-)率いる優雅なボストン交響楽団や如何。今シーズン2017年よりゲヴァントハウスのカペルマイスター就任とか、米独兼任大丈夫?

威圧感のある濃厚浪漫、巨魁なスケールを誇る作品、会場雑音も盛大、やや残響過多な音質のせいか”濃厚浪漫”印象二割増し、亜米利加でもっとも上品な、美しいサウンドを誇るオーケストラは幸い好調のようでした。ルイスのピアノは芯がしっかりとして”濃厚浪漫”は重すぎず、安定した技巧に爽やかさもあって屈指の完成度を堪能いたしました。

SpuraphoneProkofiev 交響曲第5番 変ロ長調〜ズデニェク・コシュラー/チェコ・フィル(1978-79年)・・ ・コシュラーはあっけなく逝っちまったなぁ(Zden Kosler, 1928-1995)。じつは数日前、取引先への訪問車中(若い相棒不在)ガンガン鳴らしていたのはProkofiev 交響曲第3番ハ短調/第4番ハ長調〜小澤征爾/ベルリン・フィル(1990/1992年)これがオーケストラも上手いし、音質も上々なんやけど、全然オモロない。作品の晦渋さ、破壊的な苦味ばかり、自分の勉強不足、ノーミソに作品が馴染んでいないことを痛感したものです。

その後に流したのがコレ。かつては”ウケ狙いがハナにつく”と毛嫌いしていた作品(交響曲第5番)も華麗なる加齢を重ねて、わかりやすくてエエやないのと思うようになりました。ところが!ベルリン・フィルに続けて聴くとチェコ・フィルの技量やら響きの薄さ(録音印象もあるのか)に愕然、帰宅後、いつものオーディオにて(ボリューム上げて)再確認したもの。結論的にチェコ・フィルのローカルな響きを愉しんだけれど、このオーケストラは近現代硬派な音楽は似合わんのじゃないか、Prokofievはもっと馬力のあるオーケストラが必須かと。いずれもっとお勉強が必要と自覚いたしました。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

例年より秋は速い待望の週末、土曜と祝日が重なると一日ムダにしたような・・・自分は身分上ずっと土曜休みだけどね。10-11月は土(日)曜出勤の行事対応続きます。その代休を順繰り事前消化しているところ、この間けっこう休んでいるけれど、それに充てております。昨日は充実した一日、降って湧いたトラブル(2年前の矛盾表沙汰に)は自責とは関係ないものでも、大技繰り出して一気にクリアして上司に損失報告いたしました。その他いろいろ案件処理、一気一掃へ。佳き週末の締めくくりにしっかりステアマスター15分(いつもより軽度設定)+初級エアロビクス30分、右膝の違和感が時にヤバくて、これは自分なり我流ストレッチではクリアできんもんでしょうか。

ようやく体重は69.6kgほど、一週間前に戻しました。今朝ヤフオクCD処分締切日、ボウズやったら店仕舞いを決意しているのに、毎週微妙に一ニ件入札があるんです。ゆっくり棚中在庫が整理されることに感謝いたしましょう。明日、女房殿の姉七回忌とか、大阪の老母のもとに出掛けるそうです。自分はひとりお留守番。

PHCP-10235Respighi 組曲「鳥」/組曲「ブラジルの印象」(ロンドン交響楽団1957年)/交響詩「ローマの噴水」/交響詩「ローマの松」(ミネアポリス交響楽団1960年)〜アンタル・ドラティ・・・往年のMercury録音は現役そのもの。Respighiは大好き、近現代の華やか緻密なオーケストレーションに衣装を纏って、伊太利亜仏蘭西バロックのクラヴサン作品をたっぷり愉しませて下さいます。趣向は「リュートのための古代アリアと舞曲」と同様、こちら管楽器に+チェレスタ、ハープも入っているのが彩り豊か。「ブラジルの印象」は「熱帯の夜」「ブタンタン」「歌と踊り」からなる伯剌西爾音楽へのオマージュ。お気に入りVillaーLobosの湿度の高さも連想して、「怒りの日」旋律も登場します。これで1957年ねぇ、60年前から現役とは・・・お馴染みの「ローマ」の変幻自在華々しい音楽に云うべきこともありません。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

祝日があったり、大学病院行きがあったり、あっという間の一週間の終わり、なんとか最低限のお仕事は継続できたかな?いつも通り本日がお仕事の山になります。ケツに穴を開けての生検跡、昨日よりシャワーOKとのこと、だったらフロでも同じやないか、入浴時間はいつも短いからと強行、上がった後に女房殿に絆創膏貼り直してもらいました。傷口快復は良好とのこと。本日夜は一週間ぶりのスポーツクラブ再開、心身ともにしっかり引き締めていきましょう。

昨日、4ヶ月ぶりに眼科検診、視野検査眼圧ともコントロールOKとのこと。ドライアイはひどいけどね。

Arte Nova ANO340110 Bach ゴールドベルク変奏曲BWV988〜エカテリーナ・デルジャヴィナ(p)(1994年)・・・1967年生まれ。2015年に日本でも演奏したとのこと。たしかHaydnのピアノ・ソナタ全集録音してましたよね(未聴)。幾度か衣装を替えて再発され、結局RCA系の音源はSONYに吸収されたから現在入手困難なCD。世評は上々、長丁場な名曲を飽きさせず、じっくりていねいに、ラストまでしっかり聴かせて下さる演奏であります。一週間ほど前、グレン・グールド(1955年)を久々に聴き流して、繰り返しなし淡々とした歯切れのよいタッチに素っ気なさを感じたのは意外でした。こちら(世評通り)聴かせる、上手い演奏と思うけれど、ピアノの音色が気に喰わぬの(美しくない、フツウっぽいと感じる)は安物オーディオとの相性か。ま、聴き手の体調で印象なんてコロコロ変わるからね、アテになりまへんで、My耳も。

今朝はMozart 交響曲第21番イ長調/第22番ハ長調/第23番ニ長調/第24番 変ロ長調/第26番 変ホ長調/第27番ト長調〜エーリヒ・ラインスドルフ/フィルハーモニック・シンフォニー・オーケストラ・オブ・ロンドン(=ロイヤル・フィル1955年)・・・史上初のMozart交響曲全集より(但し旧全集版)繰り返しなし、素っ気も愛想もなく乾いた表現もたまに聴くとなかなかよろしい。無垢の作品風情がそのまま伝わるような気がしますね。他、Mussorgsky 交響詩「禿山の一夜」/「ボリス・ゴドゥノフ」より/Borodin 交響詩「中央アジアの高原にて」/RimskyーKorsakov「ロシアの謝肉祭」他〜レオポルド・ストコフスキー/彼の管弦楽団(録音年不明)・・・全部ストコフスキー編曲版など。では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

生命には別状のない病にて大学病院へ精密検査+専門医へ紹介状をいただきました。愛知医大へは初訪問、徒歩片道40分の坂道(帰りは気力尽きてバスにて最寄りの駅へ)立派なでかい建物ですねぇ、混んでますねぇ、ファミマもスガキヤラーメンもあって驚きました。10時の予約、受付するとタブレットが渡され「何階何番の受け付けに行け」、予備診察(若い先生)早速あってから本診察迄「30分遅れ」「60分遅れ」そんな情報が次々更新されます。さらに「90分遅れ」となって館内探索に出掛けると「間もなくですので中待合へ」の指示有、慌てて戻ると小さな文字にて「4人待ち」更にけっこう待たされて、ようやく診療へ。若い先生(学生?)ずらり5人ほど(含む若い女性)見学する中パンツ一丁になる60歳のオヤジは惨めでっせ。しかも記念写真撮影されちゃって(なんせ大学の研究ですから)

最新の治療法は超高額!支払上限やら払い戻し申請はFPである女房殿に相談するとして、通うのがタイヘンやな、毎週定例でお休みを入れないといけないかも(夜間診療はないし)生検が必要とのこと、お尻に局所麻酔注射して(これが痛い)4mm直系切り取り、これで本日運動(スポーツクラブ)禁止、風呂もシャワーもダメ。例えば太りすぎとか暴飲暴食、運動不足は本人責任だけど、これは遺伝的、体質的なものだからなぁ、一年で治れば御の字でっせ。両肘両膝の鈍い痛み(10年ほど)は別途リウマチの検査を受けることになりました。

支払いもタブレットのバーコードにて自動精算(カード決済可)薬も既に準備済でした。帰り、老後ってこんな事件が待っているんやな・・・嘆息しつつ床屋さん〜禁断の濃厚ラーメン久々、なにが糖質制限だい!本日は3ヶ月に一回の眼科へ、耳鼻科にも掛かっているし、もう病気のコンビニ品揃えみたい。本日お仕事復活、シャワーOK(らしいし)明日は気を取り直して一週間ぶりにステアマスター+エアロビクスに向かいましょう。

Amadis 7139 Rodrigo アランフェス協奏曲/Albeniz 12の性格的な小曲集 作品92ー7「Zambra」/スペイン民謡による6つの小品第6曲「Zapateado」/12のスペイン舞曲より第2番「Oriental」第8番「Sardana」第6番「Jota (Rondella aragonesa)」第11番「Arabesca」/スペイン(思い出)第2番「Asutrias」/4つのスペイン小曲より第1番「Aragonesa」〜ジェラルド・ガルシア(g)/ピーター・ブレイナー/スロヴァキア国立フィル(コシツェ)(1988年)・・・これはNAXOS初期録音、当時著名作品に+珍しい作品をフィル・アップするのがレーベルのこだわりでした。ここではAlbeniz以降ピアノ作品→ギターと管弦楽編曲(Peter Breiner編)になっていて、他では聴けぬもの。著名な「アランフェス」はソロさておきオーケストラがかなりヘボ、鮮明な音質にもたついた(いかにも作品に慣れていない)アンサンブルはしっかり聴き取れました。それでも甘美な旋律+躍動するリズム、名曲は名曲。Albeniz以降は(ド・シロウト感覚での)西班牙情緒たっぷり、雰囲気豊かに愉しめました。

DG4636262 Beethoven 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付」〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル/聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊/イルムガルト・ゼーフリート(s)/モーリン・フォレスター(a)/エルンスト・ヘフリガー(t)/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(br)(1957年)・・・温故知新。だれでも知っているDG初期ステレオ録音也。フィッシャー=ディースカウ唯一の「第九」参加録音とか。聴いてないはずはないのに【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト内検索出現せず、しかし演奏内容に記憶有。この時期驚異の鮮明な音質、定位の不自然さもありません。中庸なテンポ(当時としては速め?)後年のイメージより木管金管とも痺れるようなジミな音色、弦が薄く感じるのはぽってりとした甘さがないからでしょう。厳しい集中力、リズムのキレ、ほの暗いサウンド、生真面目な声楽ソロ、合唱は少々厚み少なく感じるのは録音のバランスでしょうか。60年経って現役!自分もそうありたいもの。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨夜、東京本丸より専務常務を迎えて酒席、今月予算も達成してGood Timing!でした。名古屋でモツ鍋、しかも9月なのに、といった店の選定さておき、美味しかったですよ、出汁というかつゆ絶品。注意深く炭水化物を避け、酒も控え目にしても帰宅午前12時半とはなぁ、第1次会で抜けるのに失敗して、そのままオープンカフェみたいな店でワイン継続を悔やんでおります。今朝体重+500g、70kg台に逆戻り。24歳の若い女性、来春継続雇用終了の辣腕大ヴェテラン、50歳の現役、34歳息子世代とじっくり話し合って、愉しかったですよ。常務とは昔からのお付き合い、もう20年ほど前九州時代の思い出が鮮明とのこと。専務は初対面、いつもネット動画にて拝見するばかり、実際は気さく、泥臭い現場肌の人でした。

尊敬する先輩は、若い連中から「なんとか来季以降も継続できんのか」「ボランティアで週三日来てちょうだい」そんな声も出ておりました。彼から自分へ「60歳継続雇用になっても仕事に対する情熱はまったく変わらない」「仕事を決まった時間に収める能力はたいしたもの」と評価されたのは嬉しかったな。ぃぇぃぇ、じつは現役時代からずっとテンション下がり放し、それが継続してるだけでっせ。

PHILIPS UCCP-9080 昨夜は音楽なしだったので今朝拝聴。Rodrigo アランフェス協奏曲(1978年)/ある貴紳のための幻想曲(1975年)〜ペペ・ロメロ(g)/ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ・・・写真は見栄を張ってネットより入手、実際はBOOK・OFF@250入手の駅売海賊盤は音質良好、PHILIPSアナログ最盛期の音源のひとつ。誰でも知っているアランフェス第2楽章「Adagio」は大好き、妖しいイングリッシュホルンの旋律に導かれる情熱のギターによる魅惑の変奏曲。ほんまは誰での演奏でもよろしくて一番人気はナルシソ・イエペス?これひとつあれば良いようなもんだけど、幾種も音源入手して喜んでおりました。「幻想曲」も穏健+荘厳な雰囲気がステキな作品でしょう。

本日はお休みをいただいて(紹介状持って)大学病院へ。片道(坂道)30-45分ほど?歩いて行ってきます。昨日は(夜の酒席もあったし)お仕事詰めて集中処理クリアいたしました。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

女房殿がお仕事忙しいし、アウトドアな趣味もなし、室内内向きばかり、スポーツクラブも使えず、怠惰な三連休でした。相変わらず音源データの整理、Wagnerの某オペラ音源の保存ミス発見(読み取り不能)これはバックアップ(激安物DVD-Rに焼いて半分しか読み取れなかったもの。捨てずに保存しておいた)から復元出来、リヒテルのDG録音はパブリックドメイン、これが半分データ不良だったのはショックでした(音源再探索中)。やや体重増(体調よろしくない)しかも今夜の酒席は(尿酸値に悪そうな)モツ鍋とか。その前にお仕事締め切り目白押しなんだよなぁ、いつもは昨日月曜のミーティングが2本ずれ込むし、挙句明日は(皮膚病からくる関節炎精密検査のため)大学病院へ。なんとかしましょう。いつも気分的に追い込まれて、結果、なんともならんかったことは一度もなし。

世間は某隣国ミサイルの不安、大義なき逃げ切り解散総選挙、ほんまにやるみたいですね。ご当地は山尾志桜里さん無所属で出る気満々とか、う〜む。こどもがかわいそう。

TELDEC WPCS-2043Vivaldi ヴァイオリン協奏曲集 作品8/1-4「四季」〜ニコラウス・アーノンクール/アリス・アーノンクール(v)/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(1977年)・・・マリナーの意欲的な録音の参照にしたもの。(メモによると2007年9月17日入手と有)それなりに彼の音源は聴いていると思うけれど、Bach(+J.Strauss)以外あまり嗜好に合った記憶もありません。アラン・ラヴディのしっとり美しいソロに対して、アリスはクール怜悧非情なヴァイオリン。若い頃、FMにて初めて聴いた時には過激なリズム感テンポに衝撃を受けたものです。たしかに「冬」第2楽章「Largo」〜彼(か)のゆったり暖かく、懐かしく歌うところはナント!1:17。狭い日本そんなに急いでどこに行く、風感慨であります。しかし、古楽器の素っ気ない響きやらリズム感にすっかり慣れたせいか、さほどに奇異を感じなくなりました。通奏低音はヘルベルト・タヘツィ、オルガンがなかなかエエ感じだけど、プレストンの多種多様な装飾音の魅力に及ばない。

PHILIPS時代のデザインMozart ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279/第2番ヘ長調K.280/第3番 変ロ長調K.281/ロンド ニ長調K.485〜クラウディオ・アラウ(p)(1983-88年)・・・数日前、Mozartのピアノ・ソナタに思わぬ感激有、取り出したのはマリア・ジョアン・ピリスの1974年(30歳のディジタル録音)彼女は大好きだけど、どーもピアノの音色タッチが思い描いたものと違って、音源再選択したもの。アラウはどんな音源を聴いても期待を裏切られることはない。安定した技巧、微妙にまったりとした瑞々しくも暖かい音色とタメ、低い重心にテンポは急がず停滞感もありません。Mozart初期?中期の作品は思わぬ陰影豊かに表現され、ロンド ニ長調の虚心無垢な風情に感極まりました。

昨日、ドキュメンタリー「名港マザー。74歳船食業」拝見。船は速くなり、乗船員も合理化されて、運搬船への食料調達も減っているそう。名古屋港「船食業」はこの老夫婦一軒となりました。外国船とメールでのやりとり、ブロークン・イングリッシュでの意思疎通、自覚症状のない軽い脳梗塞+糖尿病も抱えて、キツいお仕事を生きがいして素晴らしい人生に励まされました。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

三連休ラストの月曜、予報通りの台風猛威、河川を溢れさせて北上中とか。こちらのピークは昨夜半、すごい風+雨でしたよ。昨日は結局、台風を心配してどこにも出掛けなかった引き隠り、終日曇って雨も降らず、無為無策におとなしく音楽など聴いておりました。昼。冷蔵庫在庫一掃して、夜は料理する意欲も湧かず、安易にご近所・王将へ。ご飯(中)を夫婦で分け合うダイエット意識も慎ましいもの。濃い味の料理もたまに喰うと美味いものです。

野党がすったもんだしているうち、某隣国のミサイル問題もあって内閣支持率快復傾向、安倍ちゃんは解散総選挙を決意したらしい。困ったもんやなぁ、敵失の印象覚めやらぬうちに選挙とは・・・ご当地は山尾さん、無所属で出るんやろか、ここはいったんおとなしくしておいたほうがよろしいかと。投票率低くて、きっと自民党楽勝でしょう、あまり人気のない人なんやけど、全国各地こんな構図っぽいのかも。

本日祝日だから継続上スポーツクラブは使えない。明日は東京本丸から専務常務が来訪、夜酒席をわざわざご遠慮するのも角が立つし、運動不足極まっております。それより月曜休みのお仕事押出し+締め切りがキツい。右脇腹奥の鈍い痛み(おそらく結石)は感じなくなりました。

LP時代の素敵なデザインVivaldi ヴァイオリン協奏曲集 作品8/1-4「四季」〜ネヴィル・マリナー/アラン・ラヴディ(v)/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1969年)・・・1970年前後、イ・ムジチの「四季」が永遠のベストセラー、そこに新進気鋭の室内楽アンサンブルの意欲的演奏が参入、話題になったことを知っている方はオールド・ファンなのでしょう(≒ワシ)。昨年2016年に亡くなったマリナーも当時壮年45歳でっせ。英Argoレーベルの録音も現役そのものに鮮烈、久々の拝聴はすっかり古楽器に慣れた耳に新鮮でしたよ。ラヴディのソロは美音、テンポはあまり動かさないオーソドックスな表現にアンサンブルはしっとりまったり、瑞々しい浪漫風情漂うニュアンスたっぷり、これはアーノンクール(1977年)以来の過激なスタイルに慣れた耳には逆に新鮮に響きました。チェンバロの自在な旋律、オルガンの暖かい響きはサイモン・プレストン(Simon Preston, 1938ー)これ以上魅力的な通奏低音にはその後、出会えておりません。

PHILIPS ABR4063Brahms ピアノ四重奏曲第3番ハ短調〜マイラ・ヘス(p)/ヨーゼフ・シゲティ(v)/ミルトン・ケイティムス(va)/ポール・トルトゥリエ(vc)(1953年)・・・温故知新。21世紀CD価格暴落の端緒は歴史的録音BOXもの、やがてWebより自由に音源入手が可能となって、まずそれらを処分して以来、昔の録音とは少々疎遠となりました。暗鬱神妙であり室内楽にしては妙に大柄な名曲は、一昔前の名手達の手に掛かると(音質乗り越え、というかほとんど気にならない)説得力充分。英国往年の女流Dame Myra Hess DBE(1890ー1965)は初耳?味わい深い重心の低さ、そして先日納得のシゲティのゴツゴツしたヴァイオリンは鬱陶しいほどの作品風情によう似合って、他のメンバーも皆濃い表情であります。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

台風接近中、こちらはしとしと雨。昨日は朝一番に散歩ウォーキング兼ねてお気に入りディスカウントストアへ行ったのみ、っていつものことでっせ。

忘れないうちにメモしておこうかな。一昨日夕方、急な飛び込み案件(お隣の若いもん担当)を鮮やかにクリアして見せて(年寄(としょ)りにもエエカッコさせてよ、たまに)さて、ぼちぼち帰ろうかなと準備していたら、若い女性(25歳)がパソコンが動かんという。助けて!若い相棒の同期で仲が良いから、”はやっさん、パソコン詳しいっすよ!”そんな噂でもしていたのかな?なんせ彼(か)の世代はスマホばかりだからね。Ctrl+Alt+Deleteでタスクマネージャーを呼び出すのは誰でも知っていること、但しシン・クライアントだからちょっぴり所作は異なっておりました。まずフリーズしているものを停止。それからテンポラリーファイルを削除しました。その数2,400件!以上。無事修復。「はやっさんが帰る前で助かった!」と感謝されたのは嬉しいけど、別にどーということをしたワケに非ず。(と謙虚なフリをしてみる)

息子のお嫁さんもたしか25歳?未だ24歳だっけ、若い女性が顔を怪我するという心痛は想像を絶します。人生、巡り合わせの事故はあるもの、ちゃんと修復できるでしょうか。昨夜は帰宅がやや遅れた女房殿とご近所焼き鳥屋(チェーン店に非ず)へ、今更ながらご当地は外食選択の幅が狭くて、喰いもんには苦労するところです。

TECC23038 My温故知新シリーズ継続中。Schumann 交響曲第1番 変ロ長調「春」〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル(1956年)・・・この太古ステレオ録音はかなり以前に(高級SONY製)CDRにてプレゼントいただいたもの、当時貴重な珍品音源、現在ならネットより入手可能です。SchubertSchumannMendelssohn辺り浪漫派の交響曲は一般に苦手として(5-6年くらい迄はBeethovenBrahmsも)とくにSchumannの拝聴機会はぐっと少ないもの。賑々しくもしつこい旋律サウンドが苦手・・・って歴史にもまれた名曲に失礼な!かつてはよう聴いていたから旋律細部お馴染みです。(当時)曰く「俗っぽいというか、あまりに大衆受け狙いの雄壮な旋律が気に食わない」と。失礼深謝。

当時ボウルト67歳の若さ(!?)これは快速テンポ、燃えるようなテンションに溢れた演奏であります。一気呵成の勢いに+少々粗いアンサンブル、重く濁り気味のサウンドは録音のせいばかりじゃないでしょう。スッキリしたMahler版とはずいぶんと違う(はず。しばらく聴いておりません)

更に温故知新。Schumann 交響曲第1番 変ロ長調「春」〜フランツ・コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管弦楽団(1960/61年)・・・これも久々拝聴(コメントは第3番第4番)。音源提供に感謝。これはテンポは中庸(ド・シロウトが納得できる独逸伝統の)重心の低いサウンド、音質は時代相応かな?オーケストラは後年に比べてアンサンブルが少々甘い、けど、上記エイドリン・ボウルトを聴いた後だったし、それなりに納得して聴きました。

他、遅れ馳せ追悼。Mozart 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」〜ハイリヒ・シフ(1951ー2016)/ヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクム(1999年ライヴ)・・・5-6年前まではオーケストラのサイトから音源ダウンロードできたんですよ。音質良好。溌剌としてオーソドックスなモダーン楽器アンサンブル、かつてドイツ・カンマー・フィルとの過激なBeethovenに驚いたけれど、時代が遷ったのか?聴き手が慣れたのか、エキセントリックでなくヴィヴィッド、明るい「リンツ」を堪能できました。(当時)順繰り自主CDを作っていたので、次に収録されたのはピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」〜 アドリアン・オーティカー(p)(2000年ライヴ)・・・これが身を乗り出すほど誠実、涙がでるほど暖かい演奏でした。最高。

BOXVOX CDX-5008 Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調〜アビー・サイモン(p)/レナード・スラットキン/セントルイス交響楽団(1975年)・・・これは長い付き合いやなぁ、CD初期収集時代VOXBOXは【♪ KechiKechi Classics ♪】に必須アイテムでした。安かったけれど音質がなぁ・・・久々の拝聴印象はさほどに劣悪音質に非ず、でもやっぱりジミというか豊かに鳴らないというか。亜米利加の名手Abbey Simon(1922ー)はご存命らしい。甘美暗鬱な名曲中の名曲、そして難曲、これがサイモンの手に掛かるとスムース、さらさらと流れるようにムリなく音楽は流れます。伴奏ともども雰囲気たっぷり完成度は高いけれど、印象はジミやなぁ、やっぱ。いろいろ聴いて行き着く先、玄人向けの演奏かも。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

台風接近、本日最高気温予測は22度Cとか。雨がひどくならぬうちにお買い物に行こうかな?昨日の朝、いつも通り「音楽日誌」など執筆している頃、世間ではミサイル飛来に大騒ぎしていたそう。全然知らず、出勤して職場の仲間から初めて知ったのも情けない・・・けど、仮に、ほんまに自分の頭上に落ちたらなすべきことはないでしょ。そして戦争になるやろなぁ、困ったお隣はんでっせ。ミサイルの飛行距離は3,700km?とかグアムを射程距離にした実験とか、国民生活より軍事的威嚇を優先するということなんですって。

サンマ不漁とのこと、あちこちお祭り中止のほうが心配ですよ。一日職場の皆にご迷惑を掛けてお仕事フォロー、右腰奥の鈍い痛みは昼過ぎに軽快、夜(先週より復活)エアロビクス30分にも無事参加出来(+いつものステアマスター15分)。今朝、痛みは復活して”石”は動いているみたいです。CD処分ヤフオク締め切り、もうボウズやったら店仕舞いと宣言して一ヶ月ほど、微妙に一件ほど入札がありました。

Dvora'k 交響曲第8番ト長調〜カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団(1962年)・・・My温故知新シリーズ。パブリックドメイン音源に感謝。音質は記憶以上にかなり鮮明、昔いつも感じていた”EMI録音はイマイチ”はカンチガイやったのか。ジュリーニ48歳気力体力充実した壮年、最晩年のSONY録音は少々ユルなったみたいだけど、ここではテンション高くよう歌う彼の個性が美しい旋律作品に映えます。清冽な響き、上手いオーケストラやなぁ、例の泣ける第3楽章「Allegretto grazioso - Molto vivace」しっとりワルツを先頭に聴きどころ満載、他3楽章に比してイマイチ?な印象のあった第2楽章「Adagio」は内声部の旋律の動き、その効果を初めて発見いたしました。

KICC-3572 Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調〜ハインツ・レーグナー/読売日本交響楽団(1992年かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルト・ホール)・・・実演に接したことのないオーケストラはどーなの?録音もほとんど聴いたことがありません。木管がけっこう美しく歌って、レーグナーの統率は明晰かつオーソドックス、少々馴染み過ぎた名曲中の名曲は細部明晰に、新鮮に響きました。音質も良好。ごりごりした分厚い響きはもとより求めていなくて、誠実生真面目フレージング、集中力アンサンブルは”いかにも日本”といった先入観か。作品そのものをしっかり堪能いたしました。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

腎臓に石、動かなければなんの症状も出ないし、ちょいと動けば激しい痛みが・・・ここ一ヶ月ほど右脇腹奥に鈍い、かすかな痛み有、昨日朝よりそれは増進し・・・通院したのは定例皮膚科のみ、坂道を往復30分ほどすれば治まるんじゃないか、安易な判断は外れました。ま、専門医に通ってもレントゲンまたは腹部エコー(わかってますって)+座薬程度ですし。七転八倒には至らず、このまま本日出勤して残務+週末の山場ささやかなお仕事をクリアいたしましょう。この程度の痛みであれば耐えられぬことはないし。

今夜はなんとかスポーツクラブに行きたいもの、世の中は三連休へ。台風直撃らしい。

LP時代のデザインTchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル(1963年)・・・これは1990年台CD全集を持っていたような・・・?著名過ぎる第6番「悲愴」別格として人気作品か、全編金管大活躍、第3楽章「Scherzo: Pizzicato ostinato. Allegro - Meno mosso」のピチカートの忙しない音型のオモロさ、終楽章「Finale: Allegro con fuoco」の熱狂大爆発。若きマゼールは33歳、世界に誇る老舗オーケストラを自在に操って、颯爽として若々しい前のめりの熱気と推進力、泥臭い風情皆無の快演であります。終楽章の速いテンポ、縦線をピタリと揃えてオーケストラを煽る技量はたいしたもの。パブリック・ドメイン音源に感謝。

NAXOS8.553194 Johann Stamitz(1717-1757)交響曲ニ長調 作品3-2/変ホ長調 作品11-3/ト長調「マンハイム」/イ長調「マンハイム」/変ロ長調「マンハイム」/トリオ ホ長調 作品5-3〜ドナルド・アームストロング/ニュージーランド室内管弦楽団(1994年)・・・これはたしかCDを早々に入手した記憶もあって、十数年前は知名度低い作曲家、演奏家を意欲的に聴いて見聞を広げておりました。たしか1,000円ほど、庶民にも入手しやすくなった廉価盤に感謝。マンハイム楽派の創始者とか?我らがヴォルフガングが1756年生まれ、中学生時代音楽室にあったフルート協奏曲(ハンス・マルティン・リンデ)オーボエ協奏曲(ハインツ・ホリガー)の”西ドイツ直輸入”アルヒーフ(高級)LPの帯には「マンハイム楽派の研究」となっていて、Mozartもこの楽派の流れから生まれた天才なのか、そう納得したものです。

モダン楽器による指揮者オーケストラは誰やねん?そんな心配を他所(よそ)にしっかりとした瑞々しいアンサンブル、Mozartへの予感はさほど遠くない軽快快活な”交響曲”が続きました。このCDは(1)、続編があるのは知っていて十数年放置というのも情けない(自称)音楽愛好家であります。

他、Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」/アダージョ ホ長調K.261/交響曲第40番ト短調K.550〜ヴォルフガング・サヴァリッシュ/チェコ・フィル/ヨゼフ・スーク(v)(1980年ライヴ)・・・など拝聴。最近、古楽器ばかり聴く機会の多い著名作品。これはたしかセッション録音もありましたっけ、オーソドックス。立派な演奏であります。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

日々深まる秋の風情、昼の最高気温予想(それでも)30度C。週末連休は台風とか。息子の可愛いお嫁さんが自転車で転倒、顔面やら歯を傷めたとのこと、ちゃんと治るでしょうか。社会人になってから経済的な援助は一切していないけれど、なんとかしてあげたいな、そんな思いも湧き上がる(いくつになっても)親心。来月金沢で呑もうと約束していたけど、あかんかもね。昨夜は30分エアロバイクのみでスポーツクラブを切り上げ(これでも充分汗)今朝、右脇腹奥に鈍い痛みが・・・健康診断腹部エコーの度指摘される結石が動いているのか。なんとかおとなしく過ぎ去ってくれ!

「水に落ちた犬は打て(打落水狗)」妙齢女性不倫疑惑に対して徹底的に叩くのが世間様の論調、瀬戸内寂聴さんが人生経験をたっぷり積んだ婆さんらしい、山尾志桜里への味わい深いエールを送っておりました。ま、国民皆潔癖聖人君子主義かよ、とか、男性の場合だったらもうちょっと緩いんじゃないの?とツッコミを入れたくなります。

ネット環境が整って+パブリックドメイン音源がカンタンに入手できるようになった21世紀の喜びを噛み締めております。6-7年前かなぁ、嬉しがって昔懐かしい馴染みの音源を日々聴いていたもの。やがて溢れかえるネット情報にその辺りとは疎遠になっておりました。昨夜聴いたのは

これは昔のLPKarajan Orchestral Showpieces/Sibelius フィンランディア/悲しきワルツ/Chabrier 狂詩曲「スペイン」/楽しい行進曲/J.Strauss ラデツキー行進曲/Granados 「ゴイエスカス」間奏曲/Waldteufel スケーターズワルツ/Verdi 歌劇「椿姫」第3幕への前奏曲/Offenbach ホフマンの舟歌/Puccini 歌劇「マノンレスコー」間奏曲/Liszt ハンガリー狂詩曲第2番/Weber 舞踏への招待/J.StraussU 雷鳴と稲妻〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1958-1960年)・・・ネットより音源入手感謝。一世代二世代前の家庭にはこんな「名曲小品集」アルバムがあって、BBBB辺り重厚長大名曲とは別に、だれでも知っておくべき教養(!?)として日常聴くべきもの、知っておくべきものといった位置付けだったのでしょう。契約とは云え御大カラヤンがこんな録音を残すのも驚くべきこと、当時普及を始めた「ステレオ装置」に必須な音源だったのでしょう。音質まずまず、フィルハーモニア管弦楽団は抜群に上手い。「カラヤンはどんな小品にも全力投球であった」と昔の本に書いてあった記憶もあって、ほんま?狂詩曲「スペイン」にはくつろいで流した感じ有(この作品はこれで良いと思う)逆に「楽しい行進曲」はちょいと重すぎ立派過ぎ。LP時代は交響曲第2番のフィル・アップであったと記憶する「フィンランディア」は颯爽とカッコ良く、他、どれも雰囲気たっぷり・・・後年のカラヤン・レガートは既に読み取れます。

・・・と、ここ迄書いて通院を決意。どーせヒマなお仕事、マネージャーとして仕切るワケでもなし。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

爽やかな秋晴れ。お仕事はオモロないなぁ、定例の営業データ処理(商品仕入売上の元になるもの)は粛々と午前中にクリアして、昼に発覚したトラブルは難なくクリアして、昼から一年間に渡って苦しんでいた職場某案件一掃の目途を立てて、月次データの途中点検異常値チェックしてフォローして・・・それでもヒマ。なんせ快速処理ですから。取引先幹部よりデータ要望有、速攻で返して「いつも速いですね!」と感謝の連絡があったのも密かな、小さな自慢です。

某隣国を巡る安全保障の論議は混迷して、小学校のミサイル避難訓練は”戦時中、B29爆撃に竹槍訓練を連想する”というのは一理有。攻めてくる狂気の軍事的驚異には対抗措置を!という勇ましい論議も勢いを増し、お題目的な「戦争反対」もやや虚しい感じ。自前で軍事力強化(自衛でも防衛でも)というなら、亜米利加さんとの関係はどーなるのか、財政問題やら、もっとも経済的波及効果が薄い軍事産業(しかも国内生産必須)をどうするのか、現状輸入石油に頼るエネルギーは大丈夫か、足元を固めた論議が大切なのでしょう。核のゴミ問題、破壊された原発事故処理も継続中のまま、再稼働容認で良いのか・・・地元選出の山尾さんはマズい時にマズい失脚して下さったもの。

伊達公子さんラスト試合完敗。美しいなぁ、満身創痍、鍛え上げたヴェテランの所作、潔い姿勢。我が身を振り返って情けなくなりますよ。昨日もちゃんとマシンジムで汗を流してきました。体重は69kg台踊り場で停滞中。

Berlioz 幻想交響曲〜ランベルト・ガルデルリ/ハンガリー国立管弦楽団(1987年ライヴ)・・・ネットから拾った音源也(Bartok radio)Lamberto Gardelli(1915ー1998)は伊太利亜歌劇のスペシャリストでしょう。洪牙利客演の記録も珍しいもの、音質はまずまず、作ったところのない素直なもの(ライヴ放送録音?だから当たり前)。第1楽章提示部繰り返し、第2楽章コルネット入りがこの作品への第1希望だけれど、それは稀な少数派、オーケストラも鮮やかな技巧、華やかなサウンドに非ず。それでも冒頭「夢、情熱」 から賑々しい「断頭台への行進」ラスト「ワルプルギスの夜の夢」に至るまで、その語り口の上手さ、バランス感覚に、特別なことはしていないんだけどね、馴染みの名曲を飽きさせぬ愉しい演奏であります。(演奏会はこの前にVerdi 歌劇「運命の力」序曲/Paganini ヴァイオリン協奏曲第4番ソロVilmos Szabadi 有。未聴)

DENON COCO73064今朝は、Brahms ハンガリー舞曲(全曲)〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1989年)・・・もともとは民謡とか俗っぽい旋律のはず、作品、演奏(これに限らず)とも立派過ぎませんか。交響曲が念頭にあるのかな?弟子筋のDvora'k「スラヴ舞曲」にはそんな手応えはなくて、懐かしい美しい旋律をたっぷり堪能できるから、やはり立派なBrahmsならではの音楽のせいか。彼の音楽にはピアノソロとか室内楽に親密を感じます。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

油断すると昼間の職場のエアコンが寒いと感じる季節へ、昨夜より小雨模様はもう残暑とは云えぬでしょう。週末休み中気になっていた案件二つ、朝一番冷静に状況整理整頓して難なくクリアいたしました。宿題は残さず、さっさとこなすことは当たり前、コトによっては数日寝かせて冷静になることも大切なのでしょう。来週月曜は祝日休み、そのことを織り込んで今週段取りを組みましょう。昨夜は週明け、しっかりマシンジム復活させました。

昨夜(大好きな)2時間ドラマ再放送。木村佳乃が美しく颯爽として、2012年に亡くなった田宮五郎(オヤジとクリソツ)が出演しているから、かなり以前なのでしょう。スマホが登場しませんし。最近失望することが多いけど、けっこう愉しめました。

NAXOS 8.573629Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番〜ボリス・ギルトブルク(p)/カルロス・ミゲル・プリエト/ロイヤル・スコティシュ・ナショナル管弦楽団(2016年)・・・1984年モスクワ生まれの俊英とか。甘美濃厚な旋律は大好きだから、あちこち種々演奏を味わって、結局暗鬱深遠なるリヒテル(1959年)の重心低く泥臭い演奏に戻ってしまう・・・名曲!若い世代の技巧が切れるのは当たり前、名演犇めく先人に比して、どんな個性を出せるか難物でしょう。一聴だれでも理解できる、優しい柔らかい夢見るような音色、威圧感のないタッチ、これはイタリアのFazioliでしょうか。作品は華やかゴージャスなものだし、オーケストラとの饗宴には華やか強靭なるスタインウエイが似合うでしょう(リヒテルはベーゼンドルファーかな?)。Fazioliのデリカシーは静かなソロとか、室内楽に相性がよろしくてRachmaninovはどーかな?

結果的に小粋繊細な味わい深い、豪華な旋律はいつになく床しいもの。西班牙乃至南米系と類推される指揮者も同様、オーケストラはあまり出しゃばらず、こんな薄味?上品な演奏も新しい個性でしょう。次に収録される練習曲は未聴。

今朝、朝食時の音楽はBrahms 六重奏曲第1番変ロ長調〜ベルリン・フィルのメンバー(1966年)・・・CD番号PHILIPS17CD-112(旧ロゴ)もう20年前?1,700円也(当時廉価盤)の贅沢でした。これってもの凄く!大きな音楽、第2楽章「Andante ma moderato」の悲劇的な変奏曲の深遠さに打ちのめされました。この辺り、Brahmsの室内楽好きの原点かも。

現在、Rachmaninov 交響的舞曲〜ヴァレリー・ゲルギエフ/ロンドン交響楽団(2009年)など拝聴中。では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

気持ちの切り替えができぬままお休みを終え、新しい一週間の始まり。週末ぎりぎりに発覚したトラブル処理のことが頭から離れません。例の如し無為無策な日曜、ほんまはBOOK・OFFに書籍でも仕入れに行くべきだったか、以前だったらついでに昼飯外食(うどん、あんかけスパとか牛丼とか)だったけれど、ここ最近炭水化物の自主制限をしているから遠慮気味。内向きに隠ると精神的にはよろしくないなぁ。体重やや増傾向を反省。女子バレーは中国にボロ負け、レシーブ力は凄いですよ、攻撃の工夫も素晴らしい、あとは連携プレイの小さなミスを潰すだけか。中田久美監督がタイムアウト時に黙って見守るだけ、というのも潔い姿勢ですね。自分が現役天才セッターだった時に、コート外からあれこれ云われるのがイヤだった経験かららしい。

SONY オリジナルデザインMahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/エヴァ・マルトン、ジェシー・ノーマン(s)(1983年)・・・サイト内検索によると幾度聴いているもの。この時期オーケストラとの信頼関係最悪とか?それでも演奏録音とも最高の出来のひとつ、ゆったりとクールな佇まい+ウィーン・フィルの金管炸裂!CD2枚分、大曲を弛緩させず最後まで聴かせる統率力の素晴らしさ。ところが今回気付いたのが、終楽章「Im Tempo des Scherzos」に於ける合唱、これが広がりスケールとも全然ダメ、合唱団の力量とかじゃなくて録音ポリシーなのでしょう。聞きかじった噂によると通常のオーケストラの後方に非ず、座席に配置してミキシングしたとか、惜しいなぁ。

Bach 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006〜ヨゼフ・シゲティ(v)(1956年)・・・昔馴染み、かつて決定盤と評価されたもの。牧歌的に華やかな「Gavotte en Rondeau」がステキな作品です。じつはヴィクトリア・ムローヴァの新しい録音(2007-8年)をちょっぴり拝聴機会があって、伸び伸びした姿勢と緻密な細部こだわりに感心したもの、こりゃ昔の録音はどう聴こえるのか(しかも技巧的には流麗に非ず)不安になって取り出したもの。

結論的に音質的にも文句なし、その真摯誠実な集中力に打ちのめされるばかり。ごつごつしたフレージングに魂宿る!昔馴染みだからかなぁ。続いてヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041/第2番ホ長調BWV1042〜ヴィルフガング・シュナイダーハン/ルツェルン音楽祭管弦楽団(1956-7年)も美しいソロの響き、誠実なアンサンブルも堪能いたしました。

今朝はBach マタイ受難曲〜モーゲンス・ヴェルディケ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウノ・エブレリウス/ハンス・ブラウン/テレーザ・シュティッヒ・ランダル/ヒルデ・レッスル・マイダン/ヴァルデマール・クメント/ヴァルター・ベリー(1959年)など感動に充ちて拝聴中。では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日は午前中通院〜お買い物ウォーキングにてそれなり汗をかいて、睡眠不如意気味故昼から居眠り・・・ようやく過ごしやすい気温となりました。半分居眠りしつつ音楽をぼんやり聴くのも至福の時。昨夜女子バレーは強力亜米利加の別嬪チームに惜敗。リベロは日本のお家芸か、井上は拾いまくってましたね。BBSにて”ヤバい音源ネット入手しているでしょ”と指摘され、海外サイトだったらそれは可能、時にパブリックドメインに至っていない(比較的)新しい音源が手に入ることもあって、これは法律違反っぽいものでしょう、海賊販売に手は染めておりませんが。昔世話になった、旧き佳き音源軽視の姿勢を反省いたしました。

いかにも理系らしい知性的なサイトより、久々に懐かしい音源をごっそりダウンロードいたしました。ロリン・マゼールの若き日のTchaikovsky交響曲全集なんて懐かしいなぁ、意欲的前のめりな姿勢+美しいウィーン・フィルの響きをたっぷり愉しめます。

これはLP時代の録音?Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」/「コリオラン」序曲〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1959年)・・・サイト内検索をすると10年ほど前の「駅売海賊盤」のコメントが出現。曰く

前のめりに激昂せず、緩すぎず、クールなバランス感覚が抜群の広がりと説得力!「英雄」をこれほど楽しんで聴いたのはずいぶんと久々・・・クレンペラーの録音はどれを聴いても立派だけれど、フィルハーモニア管弦楽団との相性はよろしいと思いますね。爽快軽快でキレのあるサウンドに、太い筋が一本通るような気がします
やがて時代は古楽器隆盛時代へ、重厚長大より軽快軽妙へ。音楽は嗜好品だから人それぞれ好き好き、Beeやんは重厚長大!という方もいらっしゃることでしょう。作品のスケールに相応しい恰幅よろしい貫禄、まったりとした風情+微妙になクールなタメを味わいつつ、自分はもう軽快軽妙の世界に行っちまったなぁ、そんなことを感じたものです。音質は時代を勘案すれば立派なものでしょう。

Disky Communications HR703992他、Dvora’k 交響曲第9番 変ホ短調「新世界より」〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1958年)・・・これがネットより久々入手した音源也。17年前の恥ずかしいコメントが残って、記憶では20世紀中名古屋出張中に入手したはず(CDは処分済)まさか後年ここに転勤するとはなぁ(遠い目・・・)音質上々、憧憬に溢れる名曲をやや非力なオーケストラを叱咤激励して燃える激情!に感心いたしました。あちこち海外サイト迄手を伸ばした挙句、昔馴染みも悪くないもんやなぁ、そんな感慨に耽っておりました。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日もお仕事順調に、狙い通り進捗、取引先との月一回定例打ち合わせも和気藹々と+充実したものになりました。早々に職場を出て耳鼻科に行こうと思ったら、一件一昨日のトラブル後処理の裏取り甘さを自覚、これはディスプレイ端に付箋紙貼り付けて週明けの宿題としましょう。帰る時は机上にキーボードディスプレイ卓上カレンダー以外何もない(もちろん付箋紙も)のが通常、朝一番に除菌ティッシュにてキーボード・マウス受話器を磨くのも習慣です。

HPのプリンターインク切れ、ようやく互換(送料込)激安インク人民中国製が届きました。ヤフオクCD処分は予想踊りボウズ状態、いよいよ閉店(折を見て再開)するか、ちょっと逡巡中。

スポーツクラブは先週9月に入ってメニュー変更に気付きました。いつもはエアロバイク30分(強設定有酸素運動)+ステアマスター15分(主に下半身腹筋背筋)半年継続、昨夜はステアマスター15分(ムリせずいつもより軽度に)+初心者用エアロ30分は半年ぶり?以前土曜昼だったメニューが金曜夜になったのですね。こちら断続的に20年以上エアロビクス続けている永遠の初心者、いくら運痴でも屁みたいにラクラク軽いもの・・・そう思ったら大間違い!エアロバイク(自転車こぎ)とは使う筋肉部位、足腰への負担が異なるのですね。数週間前京都・知恩院の大きな石段を登って気付いたのは右膝の違和感(もともと靭帯を一本切っているのは左膝)これはエアロビクス再開にしっかり自覚、途中”カクッ”と力が入らぬ時があって、だましだまし乗り切りました。爽快感有。

日々精進すべき運動も雰囲気を変えることが大切なんですね。ほんまヨガみたいのが良いのだろうな、きっと。ここ6-7年ほどくらいやっておりません。今朝、ご近所内科(血圧尿酸値対策)定例通院+ディスカウントストア買い物は佳きウォーキング、血圧正常維持。

Decca 470283Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜リッカルド・シャイー/コンセルトヘボウ管弦楽団/プラハ・フィルハーモニー合唱団/メラニン・ディエナー(s)/ペトラ・ラング(ms)(2001年)・・・6年ほど前に聴いていて曰く

予想していた世界と少々異なる感じ。遅いテンポ、厚みのある暖かいオーケストラを前提に、あちこちテンションが維持できない、ずばり”盛り上がらない”印象有。但し、ほんの聴き流し
とは失礼な話、昨日取引先往復車中、若い相棒が研修不在を良いことに、ボリューム上げてカーオーディオにて全曲拝聴いたしました(眠気覚まし)。テンションが維持できない、ずばり”盛り上がらない”のは聴き手の責任だったのでしょう。慌てずややゆったりと余裕のテンポ、明るく良く歌うMahler、オーケストラも声楽も(そして音質も)優秀、文句ない完成度でしょう。木管(フルート)も金管(とくにホルン)も痺れるほど深い響き、オーディオ環境イマイチな車中でも会場の空気、奥行き、定位はしっかり自覚できるもの。

最終楽章「Im Tempo des Scherzos」復活讃歌に感極まりましたよ。ずいぶんとお気に入りMahlerを聴いてきて、こんな演奏がいちばん好き。徒に壮絶感やら情念、緊張感を強調しない明朗な演奏。これが21世紀のスタイル・・・なんてぼんやり考えていたら、既に16年前、コンセルトヘボウのシェフはヤンソンスからダニエレ・ガッティに交代しておりました。

DG POCG-3081 更に余った時間でBartok ピアノ協奏曲第1番(のみ)〜ゲーザ・アンダ(p)/フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団(旧西1959年)・・・幾度聴いて、世間も鉄板評価の演奏也。音質現役、先のシャイーの「復活」に続けて違和感なし。久々の拝聴は作品の壮絶な破壊力にノックダウン。いつもワン・パターンな感想だけどBartokには旋律がない(ワケないけどそう感じる)激しいリズムの戦い連続!甘美なテイスト、豊かな色彩さえ存在しなくて、ひたすら厳しいリズムが交雑するのみ。ピアノだって打楽器、オーケストラと殴り合って、野蛮な世界に痺れました。アンダとフリッチャイはそれを”美しく”演奏するのですね。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日昼から断続的な雨、気温もすっかり落ち着いて今朝は肌寒さに目覚めました。お仕事は驚愕の事件というか大損失を発見、自責に非ず、但し、自分も深く関与していた案件故、急ぎ上司に経過報告を上げたものです。いずれ処分して損失を出すべきもの、徐々にソフトランディングさせるつもりが一気にケリが付いた感もあって、妙にスッキリしております。本日週末は午前中お仕事大きな山場、昼から(昨日連続)取引先と定例商談、できるだけ早く終わらせて耳鼻科〜スポーツクラブへ行くつもり。

ご当地選出・山尾志桜里議員民進党離党、これで補選は自民党有利?三連勝して解散総選挙といった図式でしょうか。前原さんも苦難の船出やなぁ。逆風+野党連合敬遠というのは安倍ちゃんにとって理想的な展開かも。今井絵理子問題も影が薄れるし。どの党も人材枯渇というか、育成ができていない・・・って、名古屋郊外の半引退オヤジがつぶやいても意味ないけど。山尾さんは名古屋近郊の新興エリア、若い子育て世代の女性に絶大な人気だったけれど(女房殿も応援してました)これで終わり?ネット用語で”ヲワタ・・・”というのか。

1959年EVEREST?Grofe 組曲「グランド・キャニオン」/組曲「死の谷」〜ファーディ・グロフェ/某管弦楽団・・・懐かしいディズニー劇場の音楽にウキウキする大好きな作品也。ところがネットから入手したLP音源の出目がわからない(入手先からもこの記事既に削除)。ロチェスター・フィル(1959年EVEREST)かなぁ(B面)「死の谷」音源存在自体珍しいかも(Grofe自演はCD復刻してますか?「おおスザンナ」の引用有)。針音かなりあっても意外と鮮明な音質、ゴージャスな響き、わかりやすい映画音楽的旋律・・・重厚長大好き独墺偏重な日本クラシック界では軽く見られがちの音楽だけど、愉しいもんでっせ。

今朝はStravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年全曲版)〜クリストフ・フォン・ドホナーニ/ウィーン・フィル(1979年)・・・忘れられたメジャー音源、なぜか「春の祭典」は録音していないドホナーニ(1929-)を聴いておりました。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

日々日差しは和らいで秋の手応え、過ごしやすい日々に至っております。夜は虫の声が・・・昨夜はスポーツクラブ予定通りクリア、吸入器(2年ほど前にしつこい咳に入手)しっかり2回分鼻咽ケアしてよう眠れました。毎日しようかな?お仕事実績も今週は好調、いくつか否応なく押し寄せる難関に呻吟しつつ、次善の策を愉しんでおります。本日明日と昼から取引先と定例商談、もう一週間の終りが見えました。残りそう長くもない人生マラソンは、当面見えるところ、手の届くところを目標に走っている感じ。

Australian Eloquence 昨夜は音楽はまとめて拝聴する時間取れず。「Concertgebouw Lollipops」と題したオムニバスもの、前半をちょっぴり聴き流した程度。Schubert 軍隊行進曲/J. Strauss I ラデツキー行進曲(パウル・ファン・ケンペン)/Clarke トランペット・ボランタリー/Nicolai 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲/Thomas 歌劇「ミニヨン」序曲(エドゥアルド・ファン・ベイヌム)・・・このあとハイティンクとかヨッフム、オッテルローなど小品がCD2枚分続きます。音質はまずまず、どれも骨太なサウンド、濃厚な時代の香りを聴き取りました。

EMI 7243556984226今朝、Tchaikosky 交響曲第5番ホ短調/フランチェスカ・ダ・リミニ〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(1991年)・・・現在シカゴにて活躍するヴェテランの若い頃の記録。以前の記憶では芯と低音が弱い録音、素直過ぎるオーケストラの響きに不満を覚えたもの。10年ほどの前の基準は露西亜の泥臭いサウンド、金管の大爆発だったのかも。現在のオーディオ環境なら、ややさっぱり目の音質はけっして悪くなく、よう歌ってテンポの揺れも自然、爽やかなサウンドに心奪われます・・・と、ここ迄書いて、これって再録音じゃん、1978年(フィルハーモニア管弦楽団)に非ず1991年初耳音源と気付いたのは「フランチェスカ・ダ・リミニ」の金管炸裂に気付いてから。情けない。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

洟水鼻詰まり痰の絡み絶不調に睡眠不如意続いて、原因不明のアレルギー?これはなんとかならんのか。耳鼻科に処方される服薬のみでは改善が見えません。もうぼちぼち10年ほど?毎日ストレッチしても両肘両膝両手首辺りの鈍い痛みは再来週、大学病院予約診療にて診立てが付くでしょうか。あちこち微妙に調子悪くても、しっかり運動食事節制心掛けて、なんとか快適な生活を営みたいもの。昨夜もしっかりマシンジム45分実施。週半ばに至ってお仕事はまずまず順調でしょう。

昨夜から久々にしっとり小雨模様、ひと雨ごとに季節が深まる・・・先人の言い伝えに説得力ありますよ。一昨日入札あったヤフオクCD処分、4件16枚分すべて同じ人だったので敬意を表して早期終了、まとめて決済お願い送付としました。ちょっぴりずつCD棚が空いてデータ移管も進みます。(矜持として処分するCDのリッピングはしない主義。必要あれば別途データ入手)今朝、岡山時代17年ほど前?最初に入手したCDR(レーベルに記憶有)作成の自主CD2枚再生不能を発見、寿命は10-15年かな?扱いもちょっと乱雑でした。2010-2015年頃迄熱心盛んに作成した自主CDも膨大、どこかで処分整理廃棄を検討いたしましょう。

Hungaroton HCD32749Bach ヴァイオリン協奏曲第1番ニ短調BWV1041/第2番ホ長調BWV1042/ニ短調BWV1052R/ト短調BWV1056R〜ジョルト・カッロー(v)/カペラ・サヴァリア(2014年)・・・a'=415Hzとのこと(かなり低い)。もちろん古楽器、しっとりした潤いのある軽快なソロであります。この作品と出会いはコロムビア・ダイアモンド1000シリーズ、ルイ・オーリアコンブ/トゥールーズ交響楽団/ジョルジュ・アルマン(v)と記憶しております。もっと恰幅が良くて大柄なアンサンブル、テンポは遅め、記憶ではソロのボウイングがいまいち美しくなかったような・・・こちら牧歌的オーソドックスな雰囲気ありつつ、チェンバロ+リュートの通奏低音が聴き馴染んだサウンドに鮮やかなアクセントを加えて、テンポにもアンサンブルにもキレがありますよ。BWV1052R/BWV1056Rは馴染みの鍵盤用協奏曲からの再構築、チェンバロ(ピアノ)協奏曲第1番ニ短調は人気高いけどワタシは嫌い、こうしてヴァイオリンやギターでの演奏を好ましく聴き取りました。第5番ヘ短調も同様、第2楽章「Largo」の田園的な安寧はリュートと絡み合って最高。

今朝は、ミヒャエル・シュトゥーダー(p)のChopin名曲集など(1995−1999年)。1940年瑞西の独逸語圏出身のピアニスト、この人日本じゃまったく知名度はないけど、レパートリー広くどれも絶品です。NMLにて拝聴可能

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

月曜はミーティングが連続するし、週末にかけて発生した案件の処理(自分がさっさと帰った後に届いた取引先からのメール、土日出勤した部局からの処理判断案件依頼)もあって意外とお仕事忙しいもの。職場の若いものが連休月曜休み、お仕事段取り上大丈夫?ちょっと心配になります。大きな残務宿題発見、半年掛けてクリアしていくことになります。本日は取引先へ定例商談、半分引退の身分は小さい取引先の担当、十数年(前任担当の)矛盾放置され、そのクリアのため下処理に悩んでそれが得難い”やりがい”となっております。

体調パッとせぬまま、昨夜スポーツクラブ今週再開!ところがうっかりシューズを忘れました。今まで替えの下着失念はあったけれど、今更帰宅再入場もメンドー、靴下のみエアロバイク強設定30分、それにて退散!しっかりマッサージチェア15分後、それでも血圧は正常値に戻ります。ステアマスター下半身筋トレ15分なくても立派な有酸素運動、帰宅後脚の筋肉痛がありました。今夜はしっかり再トライするつもり。昨夜は洟水鼻詰まり痰が絡んで睡眠如意状況悪化、なんとかならんか、この症状。

細々実質開店休業していたヤフオクCD処分、昨夜一気に入札ありました。なんか嬉しいな。民進党幹事長人事(ご当地選出の)山尾さん登用断念とか、前原さん早速の蹉跌か。

Teldec 0927 49768Beethoven 交響曲第2番イ長調/第5番ハ短調〜ニコラウス・アーノンクール/ヨーロッパ室内管弦楽団(1990年)・・・結論から云うと集中できず、再挑戦必要。もうぼちぼち30年前なんやな、当時凄い演奏が出た!話題になっても若く、貧しかった身分としてはFMにて一部ちょろ聴きした程度の記憶、実際上初耳。若いモダーン楽器のオーケストラはトランペットのみ古楽器、それは全体バランスを考慮してのことだったらしい。引き締まった筋肉質サウンド、メリハリある主張明確な強烈演奏、しかしこのオーケストラはサウンドがオモロない。技巧に優れ、要らぬ伝統やら習慣を抱えぬ団体はヴェテラン指揮者の好みかも、2曲ともいまいち集中できなかったのは聴き手の問題もあるのでしょう。優秀録音との評価も、自分のオーディオ環境さておいて、そうは感じぬ状態でした。

今朝はBach 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066/第2番ロ短調 BWV.1067〜エドゥアルド・ファン・ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団/フーベルト・バルワーザー(fl)(1995年)・・・最初に配置されるフランス風序曲がものすごく立派!過ぎと感じる、オーセンティックに慣れた耳であります。昔は皆こうやったなぁ、オーケストラは芳醇に美しく、木製フルートのバルワーザーもコンセルトヘボウの音そのものでしょう。こんな太古録音も時々悪くないもの。

では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

隣国の水爆実験と皇室の可愛らしい娘さんの婚約発表、対象的な事件が続いて、こちら引き隠りな休日にプリンターの黒インクが切れて嘆息しております。(女房殿もお仕事に使うし、あわててamazonに注文済。もちろん互換激安品)そう云えば人気絶頂の若い女優とイケ面歌手が”さずかり婚”とか、CMの女王らしいから違約金は凄いでしょうね。犯罪じゃないんだし、そこはなんとかならんか。日々深まる秋の風情漂う月曜の朝、いつもの一週間が始まりました。

趣味は音楽・・・というか”音源収集+整理”になっていて、驚愕のダブり処理、再発見の毎日。データ不備再入手を狙って記憶のあるサイトにアクセスしても閉鎖されていたり、リンク先が死んでいたり、発見したら即!ダウンロード、これが鉄則みたい。2012−13年頃入手のデータには.mp3/128kbのがけっこうあって、当時はビットレートを知らんかったし、ダウンロードが簡単だから喜んでおりました。再点検して、作品のワリにファイルサイズが小さいかなぁ、というのはたいていそれです。日常点検する音源データ入手先は4-5ヶ所、やたらと怪しい広告が別途立ち上がるのと、ほとんどが可逆圧縮.flac(時々.ape)になっていて、.mp3/320kbpsは少数派に。時代はいつのまにか遷っております。

BIS-CD-771Reger モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ/悲劇への交響的プロローグ〜レイフ・セーゲルスタム/ノールショピング交響楽団(1995年)・・・北欧芬蘭土の巨漢指揮者Leif Segerstam(1944ー)は健康的に大丈夫か、レヴァインも体調を崩したみたいだし、ハイリヒ・シフ(1951-2016)は若くして亡くなりました。これはReger唯一無二のヒット作品、なんせ主題はピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331第1楽章「Andante grazioso」馴染みの優雅なもの、これが出足楚々と、やがて巨大に怪しく変容して圧巻のフーガを迎える濃い浪漫作品、太古カール・ベーム(1938年)ヘリオドール・レコード以来のお気に入り、馴染みの作品であります。このオーケストラはSibelius辺りが似合いそうな清涼サウンドに響きはおとなしく、セーゲルスタムの統率によってしっかりとしたアンサンブルに仕上げておりました。もちろん音質良好、「交響的プロローグ」は初耳、これも濃厚浪漫な30分也。

Warner Classics: 7307992Une Fete Baroque!(バロックの饗宴)10th Anniversary Concert/Emmanuelle Haim〜エマニュエル・アイム/コンセール・ダストレ(2011年ライヴ)・・・一枚目のみ聴き流し(Rmaeau、Lully、Purcell、Handel)。詳細内容はリンク先参照お願い。仏蘭西の古楽器団体10周年記念ライヴに著名な歌手も駆け付けたコンサート・ライヴとのこと。愉しげな雰囲気+ほとんど知らぬ旋律作品(Rmaeau「ソローニュのひな鳥」旋律出現)をゆったり、ぼんやり拝聴しておりました。

今朝は、Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻〜タチアナ・ニコラエーワ(p)(1984年)拝聴中。朝から静謐荘厳な風情に浸っております。では、行ってきます。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

今朝も肌寒い?ほど(パンイチでは)。朝晩はすっかり秋風情。

昨日は午前中、いつものお気に入りディスカウント・ストアへ坂道散歩往復30分(階段上りで右膝奥部鈍い痛み再度自覚)あとは音楽拝聴、音源データ整理(情報再印刷)、読書(栄養健康ジャンル、専門医師なのに既に情報が旧い。脂質は血糖値を上げないはず)、落札されたCD1件送付、ヤフオクCD処分再出品延長(相変わらず絶不調)など。

BS-TBS「諸説あり」は「関ヶ原の合戦」再検証。現在流布している内容のほとんどは江戸時代に脚色されたもの、小早川秀秋は裏切り者ではなく、最初から東軍であった。関ヶ原が主戦場ではなく、その前「山中」にてわずか2時間で決着が付いた(大谷吉継軍全滅)、西軍の首謀者は石田三成に非ず本来むしろ家康に近かった・・・原資料から先入観なしの”諸説”に目からウロコ状態でした。

LP時代のデザインBeethoven 交響曲第5番ハ短調〜ロリン・マゼール/ベルリン・フィル(1957年)・・・60年前、27歳の記録。往年の巨匠時代を経験しているメンバーを統率して、自在に個性を発揮する恐るべき若者であります。内声部の旋律を浮き立たせて音質は記憶よりずっと明瞭、第1楽章「Allegro con brio」提示部繰り返しは当たり前、引き締まって所々彼のアクセントを刻印して、集中力緊張感溢れる完成度。御大カラヤン前の録音でっせ、彼は最晩年まで変わらんかったんやな。LP時代より馴染みの音源であります。

LP時代のデザインSibelius 交響曲第5番 変ホ長調〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1960年)・・・意外なことにSibeliusはカラヤンの主たるレパートリーだったのですね。彼の個性には似合わんと思うけどなぁ、第5番はフィルハーモニア時代に1953年、そしてこの1960年ステレオ再録音があって、DG、EMIとベルリン・フィルとの録音追加、とうとう第3番ハ長調は存在しない(と思う)のですね。これも記憶よりずっと音質良好、明るい牧歌風情の作品にカラヤンの語り口の上手い表現、オーケストラの清涼な個性のせいかゴージャス控え目、それでも立派な演奏と思います。

MEMORIES ME-1072他、Mozart ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調K.271「ジュノム」(1985年ライヴ)/Beethoven ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58(1996年ライヴ)〜マレイ・ペライア(p)/セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル・・・これは予想外の音質の良さ、ペライアとの相性抜群、完成度の高いライヴでした。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

今朝22度C、昼の予想は32度Cだけど、連日少々の肌寒さに目覚めました。空気は秋、たっぷり珈琲を淹れて冷やしていた一ヶ月を終え、本日より通常の暖かいものへ、香りが立って美味しいですよ。昨夜、いつもどおりスポーツクラブへ、すると9月スタジオメニュー再編成、金曜夜7:30より「初級エアロビクス30」出来、水曜夜8時からの「エアロビクス45」とともに参加可能となりました。ちょっとメニューを変えてみるのも気分転換にるなるかもしれません。

民進党は前評判通り前原さんが党首へ。当面の分裂回避か。「右」系の人らしいけれど、野党共闘など柔軟に対処して欲しいもの。「中負担中福祉」は理屈は通るけれど、現状「じわじわ負担増、いつのまにか低福祉」との違いを出せるか問題でしょう。小池新党も意外と寿命短いかもなぁ、みんなの党みたいに。維新は大阪中心に関西で根強い人気だけれど。

ヤフオクは今朝締め切り、ボウズだったらCD処分も店仕舞いと思っていたら一件落札有。しぶといなぁ、この際追加出品してもうちょっと様子を見ましょう。

Brilliant 94629Vivaldi 協奏曲集 作品3「調和の霊感」〜フェデリコ・グリエルモ(v)/ラルテ・デラルコ(2013-2014年)・・・廉価盤のメジャーに至ったBrilliantはバロック音楽に熱心なやなぁ。ソロ楽器の多様性、各々作品の個性に於いて作品8「和声と創意への試み」よりこちらの方が愉しめると思います。(著名な「四季」より後半の作品が魅力的かと)これは伊太利亜、旬の古楽器団体による演奏也。往年のイ・ムジチ辺りをリファレンスとされる音楽ファンにはアカンでしょ、瑞々しい優雅さが足らん、前のめり尖ったリズムに速めのテンポ、所謂”古楽器”系の典型+残響少な目な直接音中心の音響(音質は優秀)が劇的先鋭なイメージ増殖させます。滅茶苦茶テクニックが切れる!と云った感じでもなし。晴れやか溌剌とした躍動はたっぷり、チェンバロだけではなくオルガン、テオルボなど自在な通奏低音が味わいを加えて聴きもの。

今朝はMozart ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.415/第5番イ長調K.219〜ジュリアーノ・カルミニョーラ(v)/クラウディオ・アバド/モーツァルト管弦楽団(2007年)拝聴。旧録音(1997年)も好きだけれど、こちら伴奏が立派ですよ、やっぱり。


2017年9月某日/サラリーマン生活延長線の日々

9月の声を聞いたら今朝はちょっぴり肌寒くて目覚めました。昼間の強烈な日差し熱気は続いても暦通りの秋が接近しております。今週のお仕事は取引先外出も予定はなくて、日常業務+細かい修正ちょっとしたトラブル処理程度≒ヒマ。あっという間の週末金曜日は大きな定例アクションがあって佳き締めくくりとなります(乗り切れば)。昨夜はスポーツクラブ休館日、毎日の運動は筋肉にとってはよろしくない、休息も大切といった立ち読み情報(裏付け記憶曖昧勝手な言い訳)に従って今週は月水金、本日はしっかり汗を流しますよ。

DG 439528−2Gershwin ラプソディ・イン・ブルー/Barber 弦楽のためのアダージョ/Copland アパラチアの春〜レナード・バーンスタイン(p)/ロサンゼルス・フィル(1982年)・・・出会いは中学校の音楽室、コロムビア交響楽団との旧録音(1958年)変幻自在なジャズ風情に痺れましたよ。その演奏にカットがあることに気付いたのはプレヴィン(1971年)に出会ってから、こちら65歳の録音も幾度聴いているはずなのに【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト内検索に言及登場しません。上手い、というより味わいあるブルージー、ウェットなピアノ。雰囲気たっぷり、時に重すぎてテンポ遅く、躍動や軽妙に欠けるように感じます。バーンスタインの体臭たっぷり愉しめるけどね。フィル・アップのアメリカンな叙情も濃厚な雰囲気たっぷり。

NAXOS8.550739 今朝はAlbinoni オーボエ協奏曲集ハ長調作品9-5/ヘ長調作品9-3*/ニ短調作品9-2/変ロ長調作品9-11/ト短調作品9-8/ハ長調作品9-9*(五声の協奏曲 作品9より)〜アンソニー・キャムデン(ob)/ジュリア・ガードウッド(ob)*/ジョン・ジョージアデス/ロンドン・ヴィルトゥオージ(1992年)・・・NAXOSはこうして系統的3枚分しっかり録音してくださって感謝。顔ぶれはロンドン交響楽団つながり?モダーン楽器による演奏。Albinoniは同時代のVivaldiより哀愁と陰影があって、こちらにいっそうの好感を抱いて聴いております。一番人気はニ短調協奏曲作品9-2でしょう。他、どれもステキですよ。往年の仏蘭西系やや薄っぺらい軽妙な音色に馴染んできた耳には、端正生真面目なオーボエに聞こえます。朝に相応しい音楽でした。

では、行ってきます。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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