2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
朝一番に「音楽日誌」更新して朝食、洗濯風呂掃除布団干しなど、昼食も作ったら昼から眠くて・・・【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新の意欲も湧かず、ぼんやりテレビを眺めつつ居眠り・・・気づくと番組が変わっている・・・無為無策の引き隠り休日也。"休日は走る!"との決意何処?夜はご近所のお店にビールなど一杯だけ、女房殿のお仕事愚痴伺いに出掛けました。2年後に現在の(キツい)お仕事を辞める決意、体力気力が続かないと。そうなると年休支給迄自分の薄給のみで暮らすことになるんやなぁ。これが現実でっせ。
Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜オイゲン・ヨッフム/バンベルク交響楽団(聖フローリアン修道院1982年ライヴ)+オルガン作品(Augustinus Franz Kropfreiter(or))・・・東京ライヴ(同年9月)は有名だけど、こちら6月の録音、LP音源らしいけど(ネットより入手)CDになっているのでしょうか。豊かな残響、音質かなり良好。眠気覚ましに音量かなり上げて拝聴いたしました。ヨッフム80歳の記録、世評高い1960年台のDG全集、1970年台のEMI全集とも”煽り過ぎ走り過ぎ”が気になって自分の嗜好とは合わなかった記憶有、燃えるようなテンポの動きを好まれる方も多いんやろなぁ、きっと。ここ10年ほど聴いていないから、現在の耳では違う感慨が生まれるかも。全集とは別の晩年のライヴは数多く出ていて、悠揚たるスケールに自然な流れは”煽り過ぎ走り過ぎ”に非ず、たっぷりと感銘ありました。
(1)15:42(2)14:52(3)29:47(4)23:13計83分ほど(拍手は収録されない)テンポは遅くはなく、渾身の情熱を込めて巨魁な名曲をテンション高く、長大かつ静謐な第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend(荘重にゆっくりと、しかし引きずらないように)」の緊張感も維持して見事、敬虔なる作品に官能と癒やしさえ感じさせる完成度。30年ほど後のバンベルク交響楽団の洗練に驚いたけれど、こちらライヴでここまでの完成度を賞賛すべきでしょう。重苦しくも怪しい第1楽章「Allegro moderato」、「ドイツの野人(ミヒェル)」第2楽章「Scherzo. Allegro moderato」の厳しい緊張感とリズム、最終楽章「Finale. Feierlich, nicht schnell」の怒涛の進撃に打ちのめされました。
Scho"nberg 歌劇「モーゼとアロン」〜ローランド・クルティヒ/シュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団/合唱団/少年合唱団/ポーランド放送合唱団/ヴォルフガング・シェーネ(ナレーター)/クリス・メリット(t)/イレーナ・ヴェスプラヴァイテ(s)/ベルトルド・シュナイダー(t)ほか(2003年)・・・先日ドデカフォニーの珍しいオペラを聴いたばかり、こちらはもっと有名だけど未完、なかなかハードな作品は若い頃FMで聴いて歯が立たなかった記憶有(秋山和慶/東京交響楽団だっけ?1994年)筋書きも宗教的基礎知識がない者にとって理解は難物です。乾いてハードな旋律、フクザツな和声リズム破壊的なサウンドを純粋に堪能いたしました。これは舞台の雰囲気モロ、といったライヴであって、純粋オーディオ評価は自分の埒外、眼前に情景が浮かぶほど作ったところのないリアルさ。Roland Kluttig(1968-)は現代音楽のスペシャリストなのでしょう。難曲を見事なアンサンブル(声楽も)にて表現しておりました。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
毎日ヒヤヒヤ、綱渡りのようなお仕事(といっても所詮小さな取引先ばかり)+新人の指導(≒要らぬ説教)を続けて疲労困憊、あっという間の一週間を終えました。不安を抱えつつ、一応お仕事一区切りのケジメ。定時帰宅、職住接近にあっという間の自宅には珍しく女房殿お仕事から戻っていて、ご近所イオンに同行、床屋+フードコートで安物ステーキご飯など(この水準だったら自分で作ったほうが安くて美味いかも)・・・ま、散髪は自分でできませんから。平日のショッピングセンターは空いていて、自宅に戻って夜のスポーツクラブに間に合います。45分、しっかりマシンジムをこなして汗を流しました。下半身は常に筋肉痛状態、腹筋鍛錬にも手応え有、もともとの目的である左膝古傷(筋肉を付けて柔軟性維持必須)も状態好調です。
自分とは大違いの充実した生活を送っていらっしゃる同世代(やや年下)が腰を傷めたらしい。我ら健康ネタは鉄板です!病自慢にならぬためには日常地味な鍛錬必須でっせ。
今朝の朝日新聞は叙勲+名古屋の大学紹介がほとんど(興味なし)トランプ政権100日の分析は興味深く、実績を上げられなくても投票者の96%が「後悔していない」とのこと。
Glazunnov ヴァイオリン協奏曲イ短調/Dvora'k ヴァイオリン協奏曲イ短調/ロマンスヘ短調〜イリヤ・カーラー(v)/カミラ・コルチンスキー/ポーランド放送交響楽団(カトヴィツェ)(1994年)・・・BOOK・OFF@250の値札有。消費税3%時代、熱心に中古出物を探して入手していたものです。イリヤ・カーラー(Ilya Kaler、1963ー露西亜〜現在は亜米利加?)も既にヴェテランの世代かなぁ。Glazunovと云えばハイフェッツの変幻自在アクのある演奏(テンポは速いように聴こえるが、じつはあまり変わらない)が刷り込み、こちらずいぶんと素直、すっきり洗練されております。Dvora'kは大好きだけど、ピアノ協奏曲ト短調とこのヴァイオリン協奏曲はどーもぴん!とこない・・・カーラーの端正な演奏でようやく作品に美しさに気付いたところ。若くして大きなコンクールを次々と制覇、しかし録音はNAXOS中心に20世紀中のもの、現在は教育者としての活動が中心らしい。
Schubert 交響曲第8番ロ短調「未完成」(ロンドン・フィル1969年)/Brahms 交響曲第1番ハ短調(ロンドン交響楽団1972年ライヴ)〜レオポルド・ストコフスキー・・・Brahmsは90歳?のライヴ、信じられぬほどのヴィヴィッドな統率力、馴染みの名曲を隈取はっきり、いっそうわかりやすく聴かせて下さる名人芸であります。ストコフスキーは録音歴長く、太古録音(モノラル時代)はたいていパブリック・ドメインに至ったこともあっていろいろ拝聴機会有、ほとんどそのイキイキとした個性に魅了されております。音質も悪くない感じ。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
今朝9度C。昼は22度C予測だから、寒暖の差が際立つGW前、と云っても自分にはいつもの週末也。あっという間の一週間、これといってキツいお仕事をしているワケじゃないのに疲労感相当なのは華麗なる加齢か、偏頭痛有。本日金曜日は定例の”大技炸裂”すべきお仕事の日、但し、昼から新人の取引先訪問の運転手(+付き添い)役だから、午前でクリアしないといけません。来週は暦通り出勤+連休途中に定例取引先打ち合わせという巡り合わせの悪さ抜群。別にこれといった予定はなくて、女房殿は大阪の老母訪問です。
本日もなんとか定時上がり、そのまま床屋に行きたいところ。夜の週末スポーツクラブは厳守しましょう。
今朝の朝日新聞は真央ちゃん特集。アイドル不在の時期に盤石の存在であったこと、とうとう金メダルを取れなかった悲劇のヒロイン、金妍兒という佐々木小次郎風宿命のライヴァル登場(しかもあちらは金メダルを取ってさっさと引退)中宮寺の半跏思惟像を思わせる柔和な容姿・・・すべてが揃った存在でした。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜クラウディオ・アバド/シカゴ交響楽団(1981年)・・・記憶ではその昔CD登場の象徴的な録音、第1楽章冒頭、弦のフラジオレットによるAの微弱音はLPではノイズにまみれがち、それがクリアに鳴り渡る!幾度も聴いていたはずなのに、どんな印象だったか思い出せない・・・今月はこの作品(偶然に)連続聴き、世評芳しくないズービン・メータも愉しく拝聴いたしました。・・・偏頭痛のせい?*安物オーディオ+.mp3/320kbpsという音質の限界か、まったく感銘を受け取れません。オーケストラの響きに魅力を感じとれない。表現も平板、たしかシカゴ交響楽団とは第1/2/5/7番を録音してましたよね。交響曲第5番嬰ハ短調(1980年)には筆舌に尽くしがたい感銘を受けた記憶も鮮明、ジョージ・ショルティのオーケストラから金管のド迫力そのままに知的な充実を加えた驚きは幻だったのか?仕切り直し必須です。
Bruckner 交響曲第7番ホ長調〜オイゲン・ヨッフム/フランス国立放送管弦楽団(1980年)・・・これは現在DVD映像として入手可能、独墺系往年の巨匠オイゲン・ヨッフム(Eugen Jochum、1902-1987)の珍しい仏蘭西のオーケストラとの共演ライヴ。彼のセッション録音は走りすぎ煽りすぎ+音質が芳しくない(EMI)あまり佳き印象を得ておりません。これはライヴとしてまずまずの音質(リアルな生々しさ有)仏蘭西のオーケストラから明るくも芯の通った入魂の響きを引き出して、燃えるような盤石演奏に仕上げております。”走りすぎ煽りすぎ”に非ず、晩年の貫禄にテンポはかなり動いて、それはあまり好みではないけれど、ライヴの熱気はツボにはまって決まっております。ここ最近、美しく整ったクール演奏ばかり聴いていたせいか、久々に粗野な迫力に感銘を受けました。第2楽章「Sehr feierlich und sehr langsam(非常に荘厳に、そして非常にゆっくりと)」の荘厳な美しさを久々堪能。
では、行ってきます。
*今朝、ボリュームを上げて再聴トライ。やはり昨夜は体調よろしくなかったのか、爽快なキレのある響き、ストレートなテンションを堪能できました。壮年のアバドの迫力を体感。こうだから種々音源は即断厳禁でっせ。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ひと雨ごとに春らしくなって、GWは接近しても変わらぬ日常。新人の面倒見は予想通り大苦戦中、マニュアルにある実務はそれなりにこなせても(新人であればそれで評価は充分)イレギュラーな対応、お相手の意向を理解して対応するのはほとんどアウト、類推忖度(!?)配慮先読みがムズかしいみたいですね。これは単なる経験不足なのか、現代の若者の趨勢なのか、判断はムズかしいところでしょう。電話の声が著しく小さいのも気になるところ。自分だってうんと若い頃はまともな電話対応はできていなかったはず。若い男はエエ格好しいだから、連日年寄り(=ワシ)に叱られて自尊心ボロボロでしょう。(自分もそうだったからようわかる)基本残業はさせませんよ、宿題と時間を指示して、絶対それまでに終わらせるようにしております。(大トラブルでもあれば別)若い人はさっさとお仕事クリアして遊ぶ、彼女を見つけるのがいちばん大切でっせ。
ちょいと大きな案件で取引先と揉めて、明日商談することになったけど、自分はお仕事的に出掛けるのがちょっと難しい日程、ひとりでやってボロボロになるのも経験かな?と一瞬思ったけど、運転不安、なにより重要案件を一人で対応させるのもムリムリか、自分のお仕事なんとか都合を付けて同行しましょう。一滴も酒を呑めぬのも難物でっせ、息抜きができんから。お仕事やら諸実務は息長く身に付ければよろしいけど、お仕事に対する基本姿勢は最初が肝心!自分にとっても試練ですよ。安倍ちゃんも(出来の悪い)閣僚や若い議員をちゃんと指導育成してね。
Georges Onslow (1784 - 1853)弦楽四重奏曲第7番ト短調 作品9-1/第9番ヘ短調 作品9-3/第22番ハ短調 作品47〜マンデルリンク弦楽四重奏団(1992年)・・・Schubertが1779ーだからBeeやんとかの後くらい?Wikiによると「古典派音楽とロマン派音楽の過渡的な様式」とのこと、もちろん初耳。これがどれも穏健平易わかりやすい旋律、時に適度な劇性を感じさせて心奪われる名曲でした。第7番ト短調 作品9-1第2楽章「Andante」は(自分勝手に名付けて)「”ふるさと”変奏曲」、彼(か)の名曲「ふるさと」クリソツの旋律が纏綿と変容され、歌われ、胸がキュッとして、泣けること必定。馴染み薄き作曲家、作品を追いかけることも音楽の視野を広げて下さる、たいせつな行為でしょう。
Haydn ピアノ協奏曲ニ長調/ヘ長調〜ペーター・レーゼル(p)/ギュンター・ヘルビッヒ/ベルリン交響楽団(1979-80年)・・・Haydnの鍵盤協奏曲は結局ニ長調ばかり、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1975年)のは少々立派過ぎ、生々し過ぎて違和感有。こちらもモダーン楽器によるヴィヴィッドな演奏は、古典的端正なバランス感覚溢れるもの。
今朝は、Mozart カッサシオン ト長調K.63/変ロ長調K.99(63A)/アダージョとフーガ ハ短調K.546〜シャンドール・ヴェーグ/カメラータ・ザルツブルク(1987年)・・・Capriccioに残された10枚のセレナーデ、嬉遊曲集は宝物。もう世間から忘れ去られたのでしょうか。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
前夜の酒席+微妙に風邪?花粉症?昼夜の寒暖差に体調はいまいち。新人はお仕事ちょっぴり慣れてきて、こちらも面倒見疲れというか、早くも飽きてきて、更にここ一ヶ月ばたばたのチョンボ連続発覚修正+売れ筋商品の不足対応に追われます。こりゃまだまだ見落としあるやろなぁ、今週末より世間ではGW、こちら引退して土日祝日全部休みのはずが、途中取引先との定例打ち合わせで出勤です。ま、なんの予定もないから佳き生活のリズムなんやけど。世間では人品を疑わせる某大臣が辞任したとか、やりたい放題の安倍ちゃんはぼちぼち内閣改造を狙っているとか。
微妙な段階を迎えた北朝鮮関連、一触即発。なにかの間違いで実際に戦火の口火が切られれば「戦争反対!」と叫んでも遅い、日本にミサイルが飛んできて、韓国在留数万人の日本人の安全をどう確保するのか。機密保護法、新安保法制、そして共謀罪も全部、噛み合って機能するのかも。与党の若い議員さんもGW中に国費で海外旅行している場合ちゃいまっせ。
Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜ソンドラ・ビアンカ(p)/カール・バンベルガー/コンセール・ド・パリ(1950年台?)・・・竹内貴久雄さんの行き届いたディスコグラフィによると彼女には数種の同作品録音があるらしい。これは懐かしいコンサート・ホール・レーベルのモノラル録音、薄ぼんやりとした音質がいかにもそれらしい。情報にもあるけど、オーケストラは明らかに仏蘭西の雰囲気ではない。これが朗々としたスケールと旋律の微妙なタメがみごとな個性、凡百のピアノに非ず、聴き馴染んだ名曲中の名曲を新鮮に聴かせてくださいました。これでもうちょっと音質がマシやったらなぁ、こんな音源やったらなんぼでも持ってまっせ。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ロイ・グッドマン/ハノーヴァー・バンド(1987年)・・・これ史上初の古楽器による全集、ベーレンライター版?(未だ出版前だったっけ)発売されて即購入、贅沢なバブル時代の余韻覚めやらぬ当時7,000円台でしたっけ。やがて哀しい盤面劣化事件を経、再購入したもの。時代は古楽器隆盛を迎え百花繚乱、古楽器奏法の技術も洗練され、この全集の評価も芳しくないような・・・久々の拝聴印象は残響豊かにオフ・マイクっぽく、響きはずいぶんと軽量、薄いもの。素朴な雰囲気に素っ気なく飾りの少ない演奏は「英雄」に重厚長大(例えばフルトヴェングラー)を求めるなら真逆、当時はそのことに衝撃を受けて「本来のサウンドってこうだったんだ、聴き馴染んだ分厚い響きは後期浪漫〜近現代の洗礼を受けたものだった!」と納得したものです。
その清冽な気分は現在も継続、モダーン楽器による堂々たる演奏、古楽器系の溌剌とした躍動も両方愉しめる時代となりました。
今朝は往年の亜米利加人気ピアニスト、ヴァン・クライバーンによるモスクワ・ライヴ(1970年)キリル・コンドラシンとの協奏曲など拝聴。あまりの人気、働き過ぎ弾き過ぎから急激にダメになっていった時期の録音を拝聴中。Griegは遅めのテンポによる堂々たる演奏、Rachmninovは雰囲気たっぷりだけど、細部テクニックの乱れが散見されました。露西亜のサイトより入手した音源也。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日はいつもの月曜開始、例の如し変わり映えせぬお仕事を粛々とこなして、指摘された営業データ登録ミスなど修正して早々に職場を退出、最寄りの駅前迄皮膚科予約、ご近所のは閉院してそこに行くしかない。すごく混んでいるんだよなぁ、やや遅刻して職場歓迎会に合流。若い人はちゃんと(それなり)オシャレな店をみつけるものですね。こうして2017年度全員揃ってみると、けっこう大きな職場となって、若返りました。自分は楽しく談笑しつつワインを3-4杯ほど、帰宅は10時半頃。夢見悪く、大阪辺り各路線乗り換え、目的の場所になかなかたどり着かぬうちに目覚めました。
Leroy Anderson 舞踏会の美女/馬と馬車/ワルツィング・キャット/ブルー・タンゴ/夏の空/ベルの歌/タイプライター/シンコペーテッド・クロック/ザ・ガール・イン・サテン/チャイナ・ドール/サラバンド/フィドル・ファドル/そり滑り/*セレナータ/プロムナード/チキン・リール/ファントム・レジメント/ジャズ・レガート/ジャズ・ピツィカート/プリンク・プレンク・プランク/スコットランドのブルーベル/春が来た/ジュピターの歌〜フレデリック・フェネル/イーストマン=ロチェスター・ポップス管弦楽団/*オーケストラ(セレナータ以降)(1956-64年)・・・ちょいとダルい呑み会開けの朝に相応しい愉しい音楽也。Gershwin辺りとはまた趣向の異なった”旧き佳き亜米利加”の豊かさ、おおらかさを堪能できるシアワセな音楽であります。往年のMercury録音のみごとさ、リアルな音質に支えられ、吹奏楽に多大なる功績のあったFrederick Fennell(1914-2004)がフル・オーケストラを機嫌よく指揮しております。LP時代モーリス・アブラヴァネルの廉価盤LPにて散々聴いていたから、馴染みの旋律ばかり(CD時代に至ってピンカス・スタインバーグ)というか、誰でも知っているでしょ?大昔米国のアニメを見ているような、そんな錯覚に陥ります。作品は粒ぞろい、「セレナータ」以降は初耳だけど(オーケストラは録音用臨時編成?上手いもんです
音質はちょいと雰囲気が異なって自然な感じ)愉しい、ウキウキするような風情はそのまま継続します。最高。
Beethoven 交響曲第6番へ長調「田園」〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック(1963年)・・・ぼちぼち20年ほど前に愚にもつかぬコメントしたのも忘却の彼方、やがてBeethoven交響曲全集が安く出て入手したけど、音質、オーケストラのサウンドが美しくなく感じて処分済。こうしてパブリック・ドメイン音源として再会できるのも感慨深いもの。前のめりのアツさ、入念な描き込み、オーケストラの粗さ(特に弦)の濁りはさほど気にならない・・・では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
新しい月曜日の朝はどーも体調がよろしくない。どーも身体が重い感じ。ダンベルでもしましょうか。先週先々週と散財したので、昨夜はご近所焼鳥屋チェーン店にて格安に外食しました。そういえば今夜は職場歓迎会、若いモンを励ましてさっさと帰宅いたしましょう。できれば早々にお仕事切り上げて、会場近くの皮膚科に寄りたいんやけどムリかな?今朝も薄ら寒く、昼は22度Cになるらしいから服装に気をつけなくっちゃ。
名古屋市長選は現職圧勝のトリプルスコア、投票率低過ぎ36.9%、オモロないなぁ、動きがないなぁ。スケールはちょいと違うけど仏蘭西大統領選は中道エマニュエル・マクロンさん(39/若い!)とマイルド右翼のマリーヌ・ルペンさん(48/これもけっこう若い)の決選投票なんだそう。他候補の票はマクロンさんに行くのかな?
Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団(1960年)・・・たしか出会いは中学一年生のクリスマス?「巨人」「ロマンティック」の2枚組LPだったはず。京都の大学に行く時にLPは一旦処分して以来、この演奏は聴いていなかったかも・・・Brucknerの作品中、やや敬遠気味の作品となってしまいました。四十年余後の再開に仰け反りました。各パートの存在感リアルな音質鮮明、鳴り渡る金管の迫力、そして84歳老巨匠の燃えるような若々しい情熱!推進力。テンポも遅くない。オーケストラはすこぶる上手くて、コロムビア交響楽団への評価は「響きが薄い。人数が少ないのか」といったコメントを多く見掛けるけど、もともとの”響き・音色”が欧州とは異なる明るくキレのあるもの。鬱蒼として深いサウンドを期待するなら違和感でしょう。
彼が長命を保って、こんな状態のよろしい音質で録音を残してくださったことに感謝。第1楽章 “Bewegt, nicht zu schnell”(運動的に、しかし速すぎずに)冒頭ホルンからドキドキするような期待感+例の符点リズムの躍動感、第3楽章 Scherzo. Bewegt - Trio. Nicht zu schnell, Keinesfells schleppend(運動的に、速過ぎず、決して引きずらないように)のホルン重奏の上手さ、リズム感は狩りの風景を連想させて爽快。鳴り渡る金管の爆発の決まり方。いろいろ聴いて要らぬ先入観に染まった耳には”明るく爽快軽快”な金管にちょいと違和感を覚えつつ、こどもの頃の感銘をしっかり思い出しました。
ヴェリ・ベスト。三つ子の魂還暦のオヤジ(=ワシ)迄。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
休日はいつも早朝覚醒と云うか、睡眠不如意。昨日も朝坂道往復30分、お気に入りのディスカウントストアに行っただけ、あとは眠くて眠くて・・・今朝はちゃんと眠れて、けっこう朝寝坊しました。毎週月水金の夜にスポーツクラブに行くようにして(木曜は休館日)夜の都合によってはお休み、平日夜のナイト会員(会費4,500円/月税抜)故、土日祝日の鍛錬がままなりません。ここに(ちゃんとした)ウォーキングやらジョギングを入れるべく検討中です。例えば「休みの朝は走ること」を習慣化するとか。暖かくなってきましたし。油断すると「ネットより入手の音源データ整理」みたいなヲタク趣味に染まっちゃいますから。
じつは先週一週間で+1kg。なかなか減量はムツかしいものです。
本日、お隣の名古屋市長選。長久手市民もかなりの比率で名古屋市で働いているんじゃないか。主力候補に鮮度や刷新を感じない(投票率も低いらしい)けど、こちらの風潮は保守的(新しモン好きに非ず)なので、さてどんな結果が出るのか。現職のあまり上品とは思えぬ名古屋弁は好きじゃない・・・って投票日に書くとヤバいかな?ジモティは親密を覚えるのかも。
Mahler 交響曲第1番ニ長調(「花の章」付き)〜フランク・ブリーフ/ニューヘイヴン交響楽団(1968年?)・・・これは史上初の「花の章」を含んだ全曲演奏、録音らしい。楽譜に疎いので所謂「ハンブルク稿(1893年)」なのか、通常版+「Blumine」なのか不明、第1楽章提示部繰り返しなし(ちょっとガッカリ)未CD化、LP板起こしのネット音源であります。音質まずまず。コネチカット州南部のオーケストラはたしかウィリアム・ボートンがシェフ?(現職かどうか不明)録音を見掛けました。あまり上手くないけど、まずまず整ったアンサンブル、誠実な演奏でしょう。美しい「花の章」はトランペットがキモだけどこれもフツウ(終楽章では息切れ気味)全体にオーソドックスにまとめて敢闘賞といったところか。
Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜ゲイリー・グラフマン(p)/ワルター・ヘンドル/シカゴ交響楽団(1959年)・・・亜米利加では敬愛されているGary Graffman(1928ー)昔のRCA録音也。Walter Hendl(1917ー2007)の名前も懐かしい往年の亜米利加の指揮者。第3楽章 「Molto allegro」の緊張感がお気に入りの作品、こちら寝不足気味に集中力落ちて特別な感慨を得ませんでした。
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(掃除洗濯布団干し終了後)他、【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新(候補も含め)関連拝聴。Bartok 管弦楽のための協奏曲〜マリン・オルソップ/ボルティモア交響楽団(2009年)・・・注目の女流Marin Alsop(1956ー)も還暦超え、指揮者としては働き時でしょう。ネット情報を探ってもほとんど話題にならぬ音源、オーケストラは上手いし、音質も上々、キレイにまとめてイマイチ情熱、爆発が足らぬ感じ。こちらの聴き込みが浅いのか。コメント不能。
Ravel バレエ音楽「マ・メール・ロワ」/高雅で感傷的なワルツ(1962年)/Debussy 管弦楽のための映像〜「イベリア」〜アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団(1963年)・・・これは1990年台前半@1,000にて蒐集した駅売海賊盤中ひときわ愛着ある一枚(ANC-198)音質まずまず(かどうかは状態のよろしいオリジナルを聴いたことがないから自信はない)。極東の田舎ド・シロウトがお仏蘭西とイメージするエッチなサウンド(とくに甘美な管楽器)満載、よーく聴けば細部のアンサンブルの甘さないでもないけど、それがどーした。クリュイタンスの薫陶によって、これ以上ないというくらい雰囲気豊かに音楽は鳴り渡ります。Andre Cluytens(1905ー1967)は独墺系の作品にも造詣が深く(ご存知ベルリン・フィルとのBeeやん全集有)彼の統率あってのオーケストラだったのか。
やがてパリ管に改組、国家威信を掛けてのプロジェクト(ローカルからインターナショナルへ!)に団員の2/3が去ったとのこと(Wikiによる)。頼みの巨匠シャルル・ミュンシュは1968年に急逝(そりゃ心臓に負担掛かりそうな熱情演奏ですもん)カラヤン、ショルティと安易な中継ぎを経、後継のダニエル・バレンボイムがすべてを台なしに・・・クリーヴランド管弦楽団のマイロン・ブルーム(hr)は名人だけど1977年にパリ管に移籍、それは違うでしょう!嘆いても今は昔。
そんなことを思い出しました。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
例の如し小さいミスの発見修正に追われて一週間終了、お仕事の一日があっという間に過ぎ去るというのもありがたいことでしょう。ぴったり定時で職場退出(これが規定)未だ帰宅せぬ女房殿を尻目にさっさと冷蔵庫冷凍庫在庫一掃、職場より持ち帰りサンプルにて手早く夕食を準備するのも7時からのスポーツクラブに間に合わせるため。ここ二週金曜夜は酒席続き、ようやくの週末鍛錬であります。マシンジムしっかり45分こなして(下半身重点)あとはテレビドラマ眺めつつ、海外サイトより音源探索ダウンロードなど趣味三昧の週末であります。
「釣りバカ日誌2」は最近稀に見る良心的な、出色に愉しいドラマですね。先日「1」の再放送を偶然見掛けてすっかり魅了されました。映画版でハマちゃんだった西田敏行がスーさんを演っても全然違和感なし、重厚さと剽軽がちゃんと両立しております。濱田岳は明るくて意外とバランス感覚、今風に仕上げて若者らしい。広瀬アリス(結婚前のみち子さん)の可愛らしさ、すっかりファンになっちまいました。前作では谷啓だった課長さんも一癖ある吹越満、この人もエエ味出してました。悪人が一人も出てこないシアワセなドラマを満喫。
今朝CDラジオSONY ZS-RS80BTにて自主CD拝聴(ここ最近読み込み調子よろしい)。Mozart 交響曲第18番ヘ長調K.130/第19番 変ホ長調K.132/第20番ニ長調K.133〜エーリヒ・ラインスドルフ/フィルハーモニック・シンフォニー・オブ・ロンドン(1956年)・・・似たようなコメントばかりで恐縮だけど、史上初のMozart交響曲全集(もちろん旧版)LPを諦めて全部処分したのが1990年代前半?宝物だったカール・ベームの全集の後釜にラインスドルフを入手(当時@1,000は激安だった)やがて21世紀に価格暴落、まさか天下のユニヴァーサルから再発されるとも思わず「稀少盤でっせ」と無垢な読者を騙してオークション処分したのも思い出、やがてネット音源として再入手できることとなりました。
自主CDは冒頭に気怠く、緩く、やる気の感じられない交響曲第1番 変ホ長調K.16(ヘルマン・シェルヘン/イタリア放送トリノ交響楽団/1952年ライヴ)を配置して、あとのMozart初期作品はステレオ録音。繰り返しが実行されていないこと。乾いてムダの(色気も)ない表現、素っ気なくも余韻の少ない速めのテンポ設定、音質は想像より悪くありません・・・とは2年ほど前のコメントそのままです。それでも(懐かしさの思い込みか)ヴィヴィッドな愉悦をたっぷり堪能いたしました。
Bruchkner 交響曲第5番 変ロ長調〜ネーメ・ヤルヴィ/レジデンティ管弦楽団(ハーグ・フィル)(2009年)・・・大ヴェテランNeeme Jarvi (1937-)は録音意欲旺盛です。Bruckner+ハーグ・フィルと云えばシューリヒト(1964年)を思い出す・・・のは世代的なものか。彼(か)の劣悪な音質+素朴、冴えないサウンドを想像すると大間違い、21世紀に演奏技術の向上著しい成果であります。快速62分!これはハインツ・レーグナー以来ですか?Bruckner中屈指の荘厳なスケールを誇る作品、貫禄とか陰影とかそんなものとは無縁の疾走、洗練、一気呵成の熱気であります。明るい響き、意外とかっちりとしたアンサンブル、あとは作品に求めるものはなにか、ということでしょう。ちょっと勢いで流してますか?
さて、先週サボった【♪ KechiKechi Classics ♪】更新をちゃんとするか。その前に買い物に行かなくっちゃ。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日も取引先より打ち合わせから戻って、不本意な残業。ま、世間のサラリーマンに比べてユルい”引退サラリーマン”でっせ。それでも職場現役に気持ちとテンションだけは負けぬつもり、さていつまで保つか・・・一番キツい金曜を迎えました。ぱっと呑みにいってストレス発散したいところだけど、呑み友達が風邪気味+たしか明日も出張行事対応だったような?自分もやや不調、体重コントロール必須なのでおとなしくしておきましょう。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜オイゲン・ヨッフム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1967-69年)・・・大仰に柄を膨らませずオーソドックスかつ明晰な響き、テンションの高い演奏を聴いて思い出したことが・・・あれは未だ息子(32歳)が生まれる前、若き日の女房殿と(大阪)ミナミに遊びに行ったら、中古レコード屋に格安の全集(もちろんLP)が売っておりました。結果的にロジェストヴェンスキーのSibeliusの交響曲全集(4枚)を購入、音楽拝聴の幅を広げるのが優先だったし、きっとカネもなかったんやろなぁ、両方買う勇気は出ませんでした。爾来、ロンドン交響楽団との新録音を聴いてもこちら、コンセルトヘボウとの音源は聴く機会はなかったんじゃないか。そんな個人的な感慨に耽っておりました。
ハイティンク時代のコンセルトヘボウ、彼はロンドン・フィルと全集録音、老舗PHILIPSはヴェテランにコンセルトヘボウによるBeeやん全集を任せたのですね。全集録音(ライヴ)粗製乱造気味な現在と違って、大きなプロジェクト、完成度の高いていねいな作り込みに音質も現役でしょう。
Bach ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1941/第2番ホ長調BWV1942/2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1943/ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ニ短調BWV1060〜ミハイル・ガントヴァルク(v)/オレガ・マルティノーヴァ(v)/Chanjafi Tchinakajev(ob)(1992年)・・・ガントヴァルク(1947-)はMozartをいくつか聴いていて、速めのテンポ、集中力やや硬質アンサンブル(モダーン楽器)に感心しておりました。レニングラード(フィルに非ず)交響楽団のコンマスから自身の室内アンサンブルを主催するようになったらしい。先の「英雄」同様、これも古今東西老若男女あまりに多く録音があって、個性を主張するには少々ハードルが高いでしょう。ノリの良い、豊かなヴィヴラートのソロ、リズムは今風であります。名曲を堪能いたしました。
では、行ってきます。小さなトラブル処理連続、大きな問題にも至らず、あっという間の一週間でした。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一週間が速い。新人も徐々にお仕事に慣れても未だほんの実務処理の段階、取引先担当の異動を受けての実務トラブル連絡齟齬連続フォローに追われております。完全にディフェンスできたのか、ちょいと自信がありません。そろそろGWが接近してメーカーさんもお休み、その時期に商品調達上の問題が発生すればアウト。あと一ヶ月くらいで楽勝お仕事クリア状態狙いましょう。体調やや不良のままここ数日で+1kg、昨夜は45分間のマシンジムにて終了(いっぱいいっぱい)エアロビクスはここ最近サボりがちです。珍しく「出す方」も苦戦気味、キレがよろしくない。必殺オールブランオリジナル買ってきました。
Mahler 交響曲「大地の歌」〜ジョナサン・ノット/バンベルク交響楽団/ヴァルトラウト・マイヤー(ms)/クラウス・フローリアン・フォークト(t)(2010年Kissinger Sommerライヴ)・・・Jonathan Nott(1962-)のMahler交響曲は半分ほど?聴いたはず。全集には「大地の歌」は含まれず、その後二種の録音が出ております。これはそれとは別のライヴ、なぜ全集に収録されなかったのか?不思議なほどの完成度であります。バンベルク交響楽団といえばカイルベルト、ヨッフム、ホルスト・シュタインといった歴代独墺系伝統の指揮者が統率して、ブーレーズの弟子・英国の俊英は2000−2016在任、現在はスイス・ロマンド管弦楽団へ転出したそう。重心は低くサウンドに渋さは残っても、驚くべき洗練、ライヴとは思えぬ緻密なアンサンブルは師匠譲りか。
ポイントはWagner歌いを揃えた歌手陣か、フォークとはソフトな語り口に繊細な表現・・・って、フィッシャー・ディースカウの影響ありませんか?これ。マイヤーは貫禄充分でも、万全の憂愁感にやや不足、不満を覚えます。この辺り、全集に採用しなかった理由かも。いずれ貴重な音源をネットから押さえておいたことを喜びましょう。
昨日の流れ、Mahler 交響曲第1番二長調〜ズービン・メータ/イスラエル・フィル(1974年)・・・32歳の記録。表現的にやや一本調子平板に陰影が足らんでも、速めのテンポ、若さと前のめりの熱気をたっぷり感じさせるもの。英DECCA往年のアナログ録音も現役でしょう。青春の憧憬に溢れた作品に相応しい表現であります。
では、行ってきます。本日昼から取引先と定例打ち合わせ、明日であっという間の一週間終了です。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
薄ら寒い曇り朝、昼間は20度ほどに至る季節の変わり目、職場蔓延の風邪は避けても、体調はいまいち、熟睡感がありません。ヤマト、未払い残業代190億円ねぇ、これで終わりでもないらしいけど、すっごい金額ですねぇ。名のある大企業がこんなんじゃなぁ・・・若い26歳の相棒はお仕事長足の進歩、フクザツな作業手順途中自らミスを発見するのもエラい。少ない取引金額に数多くの取引先、幅広く多種多様、柔軟かつ原則的な対応を強いられるから四苦八苦は当然でしょう。他のチームは対応幅が狭くて(取引額が大きいから)しかもかなり定型化されて(実務処理を支えるスタッフも)いるし、少々ワケわからんでも実務的に対応可能、こちら一歩間違えば全部アウトな自ら勝負!ちょいと可愛そうやなぁ、受けた電話の意味が理解できないから。
今朝の朝日新聞の話題は「三高四低」のダンナ選びの件。こちら高血圧高尿酸値高体脂肪の「三高」ではジョーダンにならず、「四低」は「低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」これはイケてるかも。ネットを検索すると時代は「三平」(平均的年収・平凡な外見・平穏な性格)らしい。「平穏な性格」はアカンかったなぁ、現在でも。「三高」はバブル時代の価値観でしょう。こんな不況時代だから一発、一攫千金を狙う風潮なのかも。
Mahler 交響曲第1番二長調/花の章〜ズービン・メータ/イスラエル・フィル(1986年)・・・Zubin Mehta(1936-)も大ヴェテラン、ニューヨーク・フィル在任(1978-1991)以降どーも評価が芳しくない感じ。Beeやん交響曲全集の録音もないし、このMahlerもあちこち複数回録音をして、結局第8番抜け?自分は豊満かつ明るい響きを意外と好んで、ニューヨーク・フィル( (p)1982)録音も悪くないと思います。これは旧EMIらしからぬオン・マイク気味の充実した音質、おおらかに豊かにオーケストラを鳴らせてバランス感覚あるもの。作曲家の意向云々別にして、美しい「Blumine」が途中配置されるのも、個人的に嬉しいものです。結局この演奏が評価されないのは青春の憧憬、胸の痛み、陰影不安みたいなものが感じられないからでしょう。こどもの頃からあまりに聴き続け(出会いは世代的にブルーノ・ワルター)馴染みすぎた美しい交響曲、あまりムツかしいことを考えずに堪能いたしました。
今朝はStravinsky ヴァイオリン協奏曲〜ジェニファー・フラウチ(v)/ロバート・クラフト/フィルハーモニア管弦楽団(2006年)やら、Sibelius ヴァイオリン協奏曲ニ短調〜ステファニー・ゴンリー(v)/エイドリアン・リーパー/グラン・キャナリア・フィル(1996年)など拝聴。ずいぶんとCD処分したつもりでも、まだまだ棚中在庫は豊富と自覚いたしました。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
職場では風邪が大流行、あまりの症状の酷さに一日休んでムリヤリ翌日出てくるでしょ?明らかな鼻声、咽が痛い症状数人、昼間は気温は上がっても朝晩妙に冷えたり、昨日は強い風に雨模様だったり、季節の変わり目であります。昨日は土曜終日立ちっぱなし(前夜息子らと酒)の疲れが残っていたかな?体調よろしくなく、終日イライラ、未だ三週目の新人にも思わず強く当たってしまって・・・反省。海のモンとも山のモンともワカらぬ、可能性たっぷりな若者の人生はこれから、妙に元気な変幻自在老練業師(=ワシ)愛のイジメに耐え抜いてくれ!
夜、とにかく45分間マシンジムしっかりこなしましたよ。今日も根性入れて乗り切りましょう。
Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)〜シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団(1984年)・・・途中迄・・・なのは、整って素直なアンサンブルがクールにおとなし過ぎ、洗練され過ぎと感じたため。ブーレーズの洗練とは意味が違ってあちら、細部あらゆるパートの有機的な関係が明らかにされ、どこにも力みがないのに説得力抜群に至る・・・こちら表層を磨いても虚しく感じるのみ・・・なのは体調不十分だからかも。
J.S.Bach インヴェンション ヘ長調BWV779/ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052/「アリア」〜管弦楽組曲第3番より/「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV645/平均率クラヴィア曲集第2巻第12番ヘ短調BWV893より前奏曲/パルティータ第1番変ロ長調BWV825/平均率クラヴィア曲集第1巻第1番ハ長調BWV846より前奏曲〜ジャック・ルーシェ・トリオ(ジャック・ルーシェ(p)/クリティアン・ガロス(dr)/ピエール・ミシェロ(b))(1966年ライヴ)・・・久々の拝聴。大Bachはどんなスタイルの演奏でも骨格が揺るがない、そんな真理を目の当たりにさせて下さる一枚也。ピアノは馴染みの旋律そのままにベース、ドラムがノリノリにスウィングして、これは超絶技巧なのでしょう。ブランデンブルク協奏曲第5番が有名だけど、クラシックなアンサンブルとの共演よりトリオのほうが自在な広がりを感じさせます。最高。
今朝はイヴリン・ロスウェル(ob)/バルビローリ夫妻によるバロック・オーボエ協奏曲集を拝聴中。往年の英国の名手(1911ー2008)は夫君からの提供(編曲)も受けて数枚の録音を残しております。1957-59年頃の録音、音質良好。この時期のバロックは時に大柄大編成のカンチガイ・アンサンブルもあるけど、親密に味わい深いオーケストラに支えられ、ニュアンス豊かなオーボエが歌っております。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
血圧と尿酸値コントロールの服用を続け、ここ最近血圧対策に新しいのが付加、副作用があるとの医者のご信託(すぐ慣れるとも)そのせいか?怠くて、せっかく大型温泉風大浴場通い(愛用の電気風呂)も効果なし。今朝夢見もよろしくなく体調最悪です。首の辺りばりばりに凝ってます。週末のリズム【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新も断念。一周サボり。休みたいくらいだけど、そうも云ってられぬのが(引退済ユルい)サラリーマンのツラいところ。某隣国がミサイル打ち上げ失敗しようが、見守りのオッサンが豹変した哀しい事件発生しようが、日常生活は続きます。
Liszt ピアノ・ソナタ ロ短調S.178〜エミール・ギレリス(p)(1964年)・・・どんな知名度のない音楽でも”一応聴いてみる”ことを信条にしてきたけど、Lisztは例外、リヒテルのピアノ協奏曲を例外として、ほとんど音源入手はもちろん拝聴機会もありません。まとめ買いボックス物に含まれるものが手許にあるくらい。1960年前後、鋼鉄のカーテン(東側)よりやってきた鋼鉄のピアニストによるRCA録音をようやく確認いたしました。全曲30分ほど、4つ(5つ?)の部分は連続して演奏され、冒頭の暗鬱な下降旋律(「浄められた夜」を連想)が全体を支配しております。
喰わず嫌いはアカンなぁ、目眩く浪漫の香り高い旋律、フクザツな構成は耳慣れぬド・シロウトに速攻の理解はムリやけど、なんとも快い甘い旋律が続きます。もちろん強靭な技巧が要求されるのはLisztの前提、比較対象も○ソもないのでなんとも云えぬけれど、当時50歳のギレリスに弾き崩しとか、テンションの弛緩を感じぬのは当たり前。腕の立つ若手が出現する度「上手いけど味わいが・・・」なんて云われがちだけど、Lisztならどうなんでしょう、オモシロおかしく聴かせるのはいっそうムツかしいかも。
今朝、同曲をアルフレッド・ブレンデル(p)(1958年)にて再確認。35枚ボックスに含まれ放置していたもの。音質は想像よりずっと良好、若きブレンデルの端正な表現はとてもわかりやすいもの。
では、行ってきます。また、一週間が始まりました。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
待望の日曜休み。昨日は朝一番社用車で若いもんを拾って取引先行事対応、無事勤めを果たして今朝腰痛です。病的なものに非ず、ふだん立ち仕事はないから慣れていないだけ。正確にはケツ上部の筋肉痛、柔軟体操でクリアできる程度のもの。肉体系労働+対話は精神的に気持ち良いですよ。今朝は爽やかな春の風情、明日からまた雨模様らしい。
Mussorgsky(ストコフスキー編曲)交響詩「禿山の一夜」/Tchaikovsky 「スラヴ行進曲」/Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版ベース)〜レオポルド・ストコフスキー/ロンドン交響楽団(1967年)・・・これはLP板起こしのネット入手音源、パブリック・ドメインになっていない?違法音源かも。やや響きに濁りや時代を感じせても、往年のPhase4録音はオン・マイクにゴージャスな風情たっぷりであります。「禿山の一夜」は映画「ファンタジア」以来の十八番、Rimsky-Korsakov版をベースに一部カット、リズムを変更したストコフスキー編曲は各パートのデーハーな大爆発、弦管ともポルタメント多用、怪しさ抜群のオモロさ!セレブリエール(2004年)を聴いても全然まともに感じるから、編曲以上に演奏が奇っ怪な個性なのでしょう。堂々たる「スラヴ行進曲」、華やかな「火の鳥」〜終曲のタメはあきらかに楽譜の改変、気分が高揚した時に聴くには最適な一枚也。
Scho"nberg 歌劇「今日から明日へ」〜ミヒャエル・ギーレン/フランクフルト放送交響楽団/クリスティーネ・ウィトルジー(s)/リチャード・ソルター(br)/クラウディア・バラインスキー(s)/リシャルト・カルチコフスキー(t)(1996年)・・・ドデカフォニーによる初めてのオペラとのこと。(初演1930年)ギーレン(映像もある)の他インバルの映像が出ているらしいけど、唯一無二のCD録音でしょう。内容はなんと!ブルジョワ夫妻のコメディーとのこと、んなユーモラスは微塵も感じ取れぬムツかしい旋律、そしてクリアなサウンド正確な演奏也。昔馴染みばかり聴いていると精神が緩むから、こんなハードな音楽も時に必要でしょう。
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終日精神的に緩んで【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新に着手できず。週一のリズムを崩してしまいました。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日はヤミで8時出勤、当面のお仕事処理の目途を立てて通院へ。継続雇用嘱託の身分となってからは禁止の”早出”は効率的やなぁ。歯医者さんではレントゲン撮影もしたけど、抜本的な問題なし、ストレスによる強く噛み過ぎ、知覚過敏なんだそう。あとは若い歯科衛生技師(女性)にしっかり歯石を取っていただきました。毎日ちゃんと磨いているつもりでもこれは必須、やはり一ヶ月ほど前の風邪症状に一部歯肉炎の発症もあったのか。
夜は息子(32歳)+彼女(25歳)小松より来訪、馴染みの呑み屋に案内して、女房殿は彼女と初対面、駅前にて落ち合って一緒に向かったらしい。楽しく二時間ほど談笑、更に近くのミスター・ドーナツへ。息子の転勤(奈良より)に伴って彼女も同行、ちょうど「イオン新小松」オープン時期に当たり人手不足(とくに若者)専門店で働いているとのこと。息子のお店とも近く、待ち合わせて一緒に帰ったりしているみたい。若いって良いですね。来月、震災後一年の熊本迄ご挨拶に伺います。
Smetana「わが祖国」全曲〜ラファエル・クーベリック/ボストン交響楽団(1971年)・・・11年前のコメントに曰く
著名なる録音であって、噂通りの激しい、情熱がひしひしと伝わる熱演でしたね。「高い城」「モルダウ」の彫りの深い表現はもちろん、知名度で劣る残り4曲も渾身の力で表現され、聴き疲れするほど!根性の入れ方がちゃいまっせ、フツウの演奏とは。数々の演奏で楽しんできた作品だけれど、その格調高さで群を抜く存在であり、安易に日常聴きできるものではない。但し、ボストン交響楽団との相性(ちょっと切れ味あり過ぎか)、録音には少々不満ないでもない・・・(「音楽日誌」2006年11月)
上記コメントにほとんど違和感なし。なぜバイエルンじゃなくってボストンだったのか?不明。スタインバーグのオーケストラは切れ味抜群、57歳壮年のクーベリックは燃えるような情熱を以て明晰硬派な響き、時に前のめりにヴィヴィッドな疾走もあって、それはとくに著名な前半2曲より後半戦に顕著であります。茫洋としたローカル色に非ず、祖国への想い迸った入魂演奏也。音質云々はおそらくこのCD(DG 429 183-2 中古315円/写真はUCCG51044ネットより拝借)の状態(CDラジオでは再生不良)+安物オーディオの責任でしょう。
さてこれより休日出勤(身分は既に土日祝日全部休み)取引先行事対応、やっていることは現役時代となんら変わりません。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一週間が速いというのは喜ぶべきことでしょう。昨日、新人を伴って取引先へ商談、試しに運転させてみたら、かなり危うい・・・前進ともかくバック入れは全然アウト、研修先でトラックの運転もあったはずだから、先方には相当ご迷惑を掛けたやろなぁ。将来を見据えて運転させるか、助手席でヒヤヒヤしながら。自分はさほど運転に自信はないけど、彼くらいの年齢には二年ほど現場配達していたからなぁ、二年目には1.5tトラックで自在にバックしてましたよ。本日午前は一週間のお仕事クライマックス、しかし歯医者の予約が10時からしか取れません。左奥歯上下の鈍い痛み(知覚過敏?)放置するわけにもいかず、午前中お休み。昼からで間に合うか?お仕事。それとも朝一番ヤミ出勤して、途中抜けするか。本日夕方、息子+彼女(嫁予定)来訪。明日、土曜は取引先行事対応。
昨夜、旧ソヴィエットならぬ5-6年前の某露西亜ライヴ音源をネットより2本入手、念のため音質確認したらこれが”旧ソヴィエット並み”(肌理荒くデリカシー欠如オンマイクに平板)にガッカリ、妙なところで伝統継承されているものですね。残念、廃棄しました。最近、露西亜の(馴染み薄い)新興室内アンサンブルは注目してるんやけどなぁ。
Holst 組曲「惑星」〜ジェームズ・レヴァイン/シカゴ交響楽団(1989年)・・・世評は割れていて、興味深く注目すべきもの。英国紳士の音楽に非ず、スペクタクル華やかにオーケストラの技量(とくに金管)前面に押し出して直截、爽快、痛快!な演奏也。ジミーは当時46歳、元気な頃でっせ。シカゴ響はショルティ時代きらきらの最盛期、あとは聴き手が求めるものはなにか。一部トロンボーンが落ちている(らしい)とか、静謐な場面に味わいが足りんとか、気にされる方はいらっしゃるのでしょう。ワタシはパワフルな演奏をたっぷり、気軽に堪能いたしました。
フィル・アップはVaunhan Williams 「グリーン・スリーヴズによる幻想曲」「トマス・タリスの主題による幻想曲」〜オルフェウス室内管弦楽団(1985年)・・・作品的には違和感ない組み合わせ。しかし、こちら知的に引き締まったアンサンブルはあまりに対比があり過ぎました。淡々として佳き演奏であります。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
未だ就任二週目の新人の指導に四苦八苦、思わずイラついて(いまや年齢的に自分に注意できる職場唯一の立派な先輩より)注意を受けて反省。どー考えても自分が25歳のときよりずっと優秀でっせ、但し時代は違って超フクザツなお仕事、コンピューター駆使も必須。自分がその年齢のときにはFAXが最新鋭、コンピューターは別室に囲まれてフツウのサラリーマンは触れぬ時代は”98NOTE”出現前、それが日常に至ったのはインターネット実用化普及後、Windows95以降でしょう。深く反省して仕切り直しましょう。やはり彼(か)の世代はキーボードに慣れていなくて、TabキーやEnterキーを押すべきところでマウスに手が伸びるんやな。
昨夜は45分のマシンジムにて足腰鍛えて終了、エアロビクスは断念。先々週風邪をひいていた時以来、左下奥歯が鈍く痛んで治療必須です。行きつけの歯科医はいつも人気、なかなか予約を取れないから半年に一回の歯石除去もサボりがちでした。毎日しっかり(4回)磨いても、それは必須なんです。
朋(ポン)友=マネージャーが腰痛にて連続休みの件、ようやく出てきて腰にコルセットを巻いている・・・ほんまの持病悪化だったみたい。中高年はたいていあちこち不調を抱えているから、意識して鍛えぬと元気に過ごせません。そういえば安倍ちゃん、介護関係の負担増を強行したらしいですね。んもうやりたい放題やな。小選挙区制(総取り)はバランスを大切にする日本人には馴染まんのじゃないか。
R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」〜マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2007年ライヴ)・・・21世紀に入ってからの放送音源はたいてい状態がよろしく、ネットで見掛けるたびに( 油断すると消えてしまうから)ダウンロードして保存、在庫は膨大な量に至っております。点検整理中、これはダブり入手を確認、但しフィル・アップ作品が異なって「ツァラ」も別日の可能性有(来日演目でもある)だから?というほどこだわりもありません。戦後に生まれた比較的若いオーケストラは歴代指揮者に恵まれ、2003年以来ヤンソンス就任(コンセルトヘボウは降りたから、ここに専任)モウレツに上手いオーケストラに華やかな作品が映える作品、演奏であります。あまりにスムースに音が出てしまう(時にそんなことを感じさせる)ベルリン・フィルより味わい有、但し、懐かしいクーベリック時代を思い出せばローカル色は薄れたかも知れません。冒頭ばかり有名なのは「運命交響曲」と双璧、難解な作品(と思う・・・)をわかりやすく、明るくヴィヴィッドに仕上げていただいて文句ありません。
Boccherini チェロ協奏曲第2番(第6番)ニ長調 G.479/第3番(第7番)ト長調 G.480/第1番(第4番)ハ長調 G.477/チェロ協奏曲第9番(第9番)変ロ長調 G.482〜エンリコ・ブロンツィ(vc)/アカデミア・イ・フィラルモニチ・ディ・ヴェローナ(2005年)・・・第9番(グリュッツマッハー編)ばかり有名だけど、ほかもシンプルな喜びに溢れてステキな名曲ばかり。これは鮮やかな技巧を誇るモダーン楽器、快活軽快なアンサンブルも最高っす。
では、行ってきます。さいきんイライラが続くけど、気持ちを切り替えましょう。毎日は快速に過ぎ去ります。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
お仕事の流れ、成果は概ね良好なのでしょう。しかし、新人への手取り足取りの指導に悪戦苦闘は予想通り、お仕事はどーしてもやっつけ仕事に細部の詰めの甘さ、一部やり残しがあってスッキリしません。昨日取引先との(儀礼的)会議対応も、十数年好き勝手やって一年前に退場していただいた前々任の負の遺産に遭遇(時々思わぬ発掘有)思わず嘆息・・・引退モードには程遠いのぉ。薄ら寒い小雨模様も本日は快晴へ、それでも朝晩は冷えますね。職場では風邪が流行って、自分は緊張感(残業も)続くせいか体調維持、但しやや睡眠不如意連続しております。
大阪より異動してきた朋(ポン)友=マネージャーが腰痛にて連続休み、持病なのは知っているけど、心配なのは鬱病再発です。転勤単身赴任直前の葬儀対応、オール・メンバーチェンジに悪質な古参メンバー・・・条件は揃いました。職場トップには「杞憂に終わると良いのだけれど」いちおう相談しておきました。
東芝はとうとう終わりかな?トップの思いを各階層が”忖度”、粉飾と隠蔽の結末、その挙句もう商売にはならぬ”原発事業”に邁進、フクシマ事故で運命は決まったのでしょう。かわいそうなのは社員と家族、下請け孫請け企業ですよ。日本経済に与える影響も甚大。
Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ネーメ・ヤルヴィ/スコティシュ・ナショナル管弦楽団(1986年)・・・在任は短ったのに(1984ー1988)父ヤルヴィはけっこう録音を残して、それは時代が良かったのか。息子の「新世界」もカッコ良かったけれど、親父の方もなかなかでっせ。いつもは清涼な響きにやや物足りなさを感じさせることも多いオーケストラは鳴り切って、粗野なくらいの推進力+力強いサウンドを聴かせて下さいました。テンポはやや速め、第1楽章提示部繰り返し(こうでなくっちゃ)郷愁に懐かしい旋律をたっぷり、飾り少なめに表現して粘着質表現に非ず、語り口の旨さはさすがです。
”Magic French Flute”/Franck ソナタ イ長調/Dutilleux ソナチネ/Poulenc フルート・ソナタ〜ジャン・クロード・ジェラール(fl)/フランシス・キリアン(p)(1987年)・・・フルーティストは現役、来日もして弟子筋も多いらしいけど、このCD(SIG X21-00)は稀少盤というか2008年2月@300にてオークション落札(まとめ買い)したもの。危うくもエッチな官能たっぷり感じさせるFranckは名曲、いくつか著名な作品をフルートで(例えばMendelssohnとかKhachaturian)といった趣向は、感心しても全曲聴くと妙に飽きる・・・オーケストラのパートとかほんの短い作品だったら良いけれど(Debussy シランクス、Bach 無伴奏パルティータ イ短調)どーもソロ楽器として自分とは相性よろしくない感じでした。
しばらく眠っていたCDはたっぷり熟成され、朝の空気に馴染んだ爽やかさありましたよ。ここ数年拝聴機会の多かったPoulencが哀愁の旋律、これもステキ。
他、R.Strauss 歌劇「薔薇の騎士」〜エド・デ・ワールト/ロッテルダム・フィル/イヴリン・リアー(s:元帥夫人)/フレデリカ・フォン・シュターデ(ms:オクタヴィアン)/ジュール・バスタン(b:オックス男爵)/ルース・ウェルティング(s:ゾフィー)ほか(1976年)拝聴中。オペラはド・シロウトだけどこれって、出色の美しさわかりやすさ。40年前の記録はいまでも新鮮でした。朝にこんな音楽を聴きながら・・・というのも贅沢な身分となりました。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
薄ら寒い小雨模様の春。月曜開始のお仕事サイクルは予想通りバタバタ、お仕事致命的なミスを偶然指摘され危うく回避したり、新人の指導に時間が掛かって、自分の定例実務処理に苦戦したり、これは仕方がないでしょう。いちおう前任との引き継ぎは先週一週間のみ、とてもだけど実用になりません。お仕事内容は多様かつフクザツ、営業だからお相手からの飛び込み案件連続ですよ。新人には耐えて忍んで慣れていただくしかない。25歳、人生これから。酒を一滴も呑めない体質なのが残念、一般に若い世代は呑まない人が多く、煙草も同様です。パソコンの基本技術不足(キーボード捌きが八割?)は予想通り、スマホ世代はパソコンの習熟が足りない。
試練やなぁ、還暦過ぎてこんな日々になるとは・・・高齢化社会に自分は未だ洟垂れ小僧、稀少な若者を大切に育てなくては。一日でも早く自分を追い越してほしいけど、絶対負けん!気力だけは維持しましょう。50年後は人口8,800万人予想、超高齢化社会ねぇ、もちろん自分はその時存在していないけど、社会が変容していくのを目のあたりにするんやろなぁ。現在、まさにそうですから。昨日退職金振込有、FPである女房殿に明細を渡し、もちろん扱い運用はお任せ、基本、そんなものは存在しないと考えております。実際、どのくらい預貯金があるのかまったく知らんし、自分が認識しているのはセブン銀行にあるヘソクリのみ。欲しいものはなにもありません。
国民に愛された真央ちゃん引退。天晴れ!お姉ちゃんはフィギュア・スケートでは活躍できなかったけど、現在はキャスターとして輝いて、どちらが人生のシアワセかは微妙なところでしょう。
R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」〜グスターボ・ドゥダメル/ベルリン・フィル(2014年1月14日ライヴ)・・・これはDGから出ているCDの元になっているライヴ、放送用音源でしょう。(フィル・アップはTchaikovsky 幻想序曲「テンペスト」)ベルリン・フィルと云えばカラヤン、1973年録音は自信に溢れ、圧巻の迫力と語り口でしたよ。古典的作品やMahler 交響曲第5番辺りには微妙な不満、空虚さを覚えたけれど、こちらオーケストラの技量問題、作品相性との関係か、落ち着いて端正、しっかり細部描き込んで立派な演奏であります。以前にエーテボリ交響楽団との同曲ライヴ(2013年?)を聴いて、もっと若々しく溌剌、浮き立つようにやや走り気味な表現を好ましく感じた記憶もあります。ベルリン・フィルとのデビューとして十八番な作品を選んだのでしょう。アバド〜ラトルを経、ベルリン・フィルは昔とはずいぶんと印象も変わって色気も脂気も抜けたような?
これより弁当作って出勤です。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
金曜の夜以来しっかり遊んだ、休んだ手応えたっぷり、しかし体調はイマイチ。今朝も曇り空、薄ら寒く微妙にダルい感じ。花粉症かなぁ、昨日もテンションを維持できたのは午前中のみ、昼から眠くて・・・意欲はありますよ。週末息子+彼女来訪予定、土曜は取引先行事対応、一週間しっかりお仕事乗り切りましょう。ここ数週間苦戦続きだったので不安、商品トラブル処理もどんな水準?流れになるのか、五里霧中です。
Bach ゴールドベルク変奏曲 BWV988〜グレゴリー・ソコロフ(p)(1982年ライヴ)・・・この作品は自分にとって鉄板、有名無名問わず機会があれば必ず押さえておきたいもの。Grigory Sokolov(1950ー)は世代的にまだまだ現役真っ最中、これは西側に出て盛んに演奏する前、旧ソヴィエット時代のライヴ(彼の録音はほとんどライヴ?)音質もそれらしいイマイチな感じです。テンポは中庸、繰り返しの関係かCD一枚に収まりません。演奏はデリカシーに溢れ、微妙に揺れ、音に芯があって力強くイキイキとした感興が継続するもの、長さを感じさせぬ集中力であります。(今朝、音質再確認すべく再生したら途中で止められない・・・)
Jacques Hotteterre (1673-1763) 前奏曲の技巧 Op. 7 - 前奏曲 ニ長調/Premiere livre de pieces: Suite No. 1 in D Major, Op. 2/ Charles Dieupart (1667-1740)組曲第5番 ヘ長調/Jacques Hotteterre 前奏曲 ニ短調/ Anne Danican Philidor (1681-1728)リコーダー・ソナタ ニ短調/Charles Dieupart 組曲第3番 ロ短調/Francois Couperin (1668-1733)クラヴサン曲集 第2巻 第10組曲 ニ長調-短調 - アマゾン/クラヴサン曲集 第2巻 第9組曲 イ長調-短調 - メヌエット/クラヴサン曲集 第3巻 第14組曲 ニ長調-短調(以上室内アンサンブル編)/Charles Dieupart 組曲第1番 イ長調〜ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー)/今村泰典 (Lute)/ライナー・ツィパーリング (ヴィオラ・ダ・ガンバ)/ザビーネ・バウアー(or)(1996年)・・・Michael Schneider(1953年ー)彼は現代最高のリコーダー奏者でしょう。8枚組の7枚目「フランス・バロック」、過半は初体験作品也。Hotteterre(オトテール)は名前のみ、Dieupart(デュパール)Philidor(フィリドール)に至っては名前さえ初耳、演奏云々というより、典雅ノンビリとした旋律サウンドを愉しむべきものでしょう。じつは音源8CD分入手後、7-8が見つからずようやく発見したもの、嬉しくてしっかり拝聴いたしました。
Mozart 交響曲第34番(1940年)/第35番ニ長調「ハフナー」(1938年)/歌劇「フィガロの結婚」序曲(1937年)〜トマス・ビーチャム/ロンドン・フィル・・・Thomas Beecham(1879ー1961)は世代のワリに良好なステレオ録音が残っていて、これは太古戦前、ロンドン・フィルがビーチャムのオーケストラであった時代のもの。上手いっすよオーケストラは、貧弱な音質(しかもLP板起こし.mp3/128kbps)乗り越え、サウンドに色気たっぷり有。「ハフナー」第3楽章「Menuett」にやや重さないでもないけど、全体に時代を感じさせぬ軽妙なノリ、Mozartの粋は躍動しております。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
鬱陶しい小雨模様にせっかくの花見時も台なし(本日職場企画があるらしいけどご遠慮)。一昨日夜は呑みすぎたか、昨日午前中お気に入りディスカウント・ストア坂道往復30分ほど身体を動かして、昼から強烈に眠いこと!体調は悪くないけど、な〜んもできまへんで。再放送ドラマ途中意識不明に・・・昼に冷凍食品のラーメン(+数日前のとんかつ残り)喰って、夜体重測定したら+500gほど?減量はいったりきたり、全体として下がり傾向、これが弁証法でっせ(ウソ)。昨夜遅くに職場トップより”クライシス・メール”有、大きな商品品質問題が発生しているらしい。出てこい、との指示はないけど、明日月曜から忙しくなりそうな予感。
Bach 「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659(Busoni編)/ 「わが心の切なる願い」BWV727(Gedike編)/Schubert 即興曲 作品90ー1,3,4/ピアノ・ソナタ第14番イ短調/ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調〜オレグ・ボシュニアコーヴィチ(p)(Oleg Boshnyakovich,1920-2006)・・・数日前失礼なちょろコメント(ちょいと大仰?)のみだったので、その関連をしっかり拝聴いたしました。ネットより入手した録音情報出目不明セッション音源は.mp3/128kbpsでも状態のよろしい音質(ちゃんとしたステレオ)であります。DENONから発売された3枚は1970年前中心だから、その辺りか。世代的+露西亜といった先入観予測から外れて前言撤回、硬派な力みなし、むしろ淡々軽快なバランス感覚にしっかりとした技巧、さらりとニュアンスに富んでモダーンなセンスであります。お気に入り(長大、いつまでも終わらぬ歌に溢れた)Schubert ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調にその風情顕著、落ち着いて(あまり遅くはない)テンポの揺れ、名残惜しい表情の変化も自然そのもの。
Brahms 交響曲第3番ヘ長調〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1979年ライヴ)・・・チェリビダッケはほとんどお気に入り、3年前のコメントに曰く
このオーケストラとの長い付き合い(1979-1996)初年にして、ほとんど晩年の微速前進スタイルは完成されております。徹底的に細部迄”味付け”するのは(ある意味)マゼールと同じ、問題は”味付け”の内容でしょう。速い遅いは表現の手法、結果としてトータル茫洋としたスケールに溢れ、微に入り細を穿った表現は、最高のバランスを以って芳醇、新鮮、聴き手を厭きさせぬ(緊張感を強いる)もの。甘美な第3楽章「Poco allegretto」は意外にもさらりとして粘着質に非ず。ヘルクレス・ザールの会場残響も瑞々しい。
これ以上付け加えることはありません。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は新人が東京日帰り出張で不在、それもあって自分のお仕事、この間の残務に集中できました。夕方4時位にいつもの”ゆる〜い”お仕事手応えに戻って定時に無事退社、一旦帰宅して着替えて夜の酒席に出掛けました。これが一週間のケジメ、慌ただしいお仕事に追われた悪戦苦闘を経、たっぷり呑みましたよ。諸先輩を前にして、一番若輩の自分が引退したから爺婆の集まりでっせ。二期上、三歳年上の先輩は学生時代一番影響を受けた人、ここ一年半ほど呑み会不参加、じつは脳梗塞で9日間ほど入院したとのこと。もともと鬱病にて早期退職、酒も煙草もやって運動しない人やったからなぁ、自分もあちこち健康数値に問題あって、スポーツクラブ週三通って体重減に努力しているところ。
こうして愉しく呑み、語れる迄(それなり)快復してくれたことを喜びましょう。呑み屋はなかなか美味しかったな。深酒したし、本日明日の休みは節制しましょう。炭水化物の節制(抜きに非ず)は効きますよ、呑んだ後のラーメンはガマン、日常ラーメンライス、うどん+ご飯、焼きそば定食等”炭水化物重ね喰い”はアウト、あとはフツウの日常食生活。間食は減って主にナッツなどたまたま手許にあるのをちょっぴり、昨夜の酒のアテも魚中心(好物だし)たっぷり喰ったけど、炭水化物は避けておりました。
昨日朝、半年ぶりに春夏用のズボンを穿いたらハラ周り余裕でした。ここで油断せずにダイエット継続宣言!トランプさんがシリア攻撃している最中にこちら、呑んで寛いで申し訳なし。
イル・ジャルディーノ・アルモニコによる「Musica Barocca」(2001年録音)・・・Bach 管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068を先頭に著名バロック名曲ズラリ、一昔前(LP時代)はこんな趣向の一枚があったものです。どれも軽妙に弾むような躍動、古楽器の技量も絶好調でしょう。誰でも知っているPachelbel 3声のカノンとジーグは意外と音源入手は難しく、例えばカラヤンだとあまりにムーディ過ぎて原曲イメージから離れます。「G線上のアリア」もそうだけど、こどもの頃から聴き馴染んだものはほとんど別作品・・・そのくらいリズムにキレを感じさせる演奏が続きました。
Bach カンタータ第82番「われは満ち足れり」/第199番「わが心は血にまみれ」/第51番「もろびとよ歓呼して神を迎えよ」〜ナンシー・アージェンタ(s)/アンサンブル・ソネリー/モニカ・ハジェット(2000年)・・・カナダの名花Nancy Argenta (1957-)はしっとり美声やなぁ、ワシと同い年=還暦やないの。ヴィヴラート控えめ透明かつ暖かい歌声+ハジェットによる配慮ある古楽アンサンブルに支えられて、極上の癒やしであります。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ここ三週間徐々に慌ただしくなって、今週新人到来、毎日スッキリ宿題をクリアできずに達成感がありません。昨日も昼から取引先打合から戻って、以前だったらそのままマンション迄送ってもらって直帰したのにトンでもない!ちょっぴり残業して(当日必須なものを優先)翌日へ持ち越しました。そしてあっという間の金曜日、もともとこの日はやや多忙な日、先週は更に大苦戦だった記憶が・・・先日来の持ち越し累積(次々クリアしても)なんとかスッキリさせたいもの。しかも今夜大学の先輩との酒席有、残業できぬ日なんです。睡眠浅く体調やや不良。
世間では”共謀罪?”、この間機密保持法とか新・安保法制とか、そんなものに反対する人々を安易に裁けるようになるのでは?法相も復興支援相もエエ加減な感じやけど、安倍ちゃんあくまで譲るつもりはないらしい。支持率はちょっぴり下がっても、ある調査によると国民の”現状の生活に満足66%”とのこと。
自分も含め、無関心ではあきまへんな。道徳教科書「パン屋」→「和菓子屋」は文科省の指導に非ず、出版社の自主改定=所謂”忖度”とのこと。これが怖いんやなぁ、お上の顔色を窺って自粛でしょ?森友学園もそりゃ首相の奥さんが出てくりゃ、あちこち”忖度”するのは当たり前、”共謀罪?”だって一旦通してしまえば、現場で”忖度”して適用の幅を広げちまうんじゃないか。+原発もそうだけど、自衛隊派遣”日報”だって基本隠蔽体質でしょ?(これも”忖度”だったのか)日本人って明快な指示は出さぬ性格ですから。そこんとこヨロシク、みたいな。
Spohr 交響曲第7番「人生の世俗と神聖」(2つのオーケストラのための)〜アルフレッド・ヴァルター/スロヴァキア国立フィル(1991年)・・・やたらとマニアックぽい音楽。 Louis Spohr (1784-1859)はBeeやん(1770ー1827)のちょいと後輩筋の世代だから浪漫派?この人、意外と華やかな旋律サウンドはいつものこと、やたらとヴァイオリンや弦楽パートのソロが活躍するなと思っていたら、”2つのオーケストラのための”という副題を発見、3楽章34分ほど中程度の交響曲であります。音質良好、演奏にも特に不満はありません。
今朝はMussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」〜ワルター・ゲール/オランダ・フィル・・・Walter Goehr(1903−1960)は自身の編曲があるらしいけど、ネットから拾った音源には「Ravel編曲」明記、ド・シロウト耳には馴染みに感じます。音質許せる程度(.mp3/320kbps)ストレート系飾りの少ない、必要最小限のさっぱりとした語り口、オーケストラも思いの外ニュアンス豊かに上出来です。これって懐かしいコンサート・ホール音源?なんとなくステレオ、みたいな感じが懐かしいもの。
では行ってきます。お仕事本日も苦戦予測。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
お仕事は大阪時代をちょっぴり思い出す5年前の雰囲気、但し、”お仕事を追っかけている”のと”追われている”のとでは大違い、当面毎日の宿題が完全クリアできず翌日に持ち越し、小さなミスの発覚修正フォローに追われます。とうとう禁を破って30分の早出実施(以前は一時間だった)+残業。定時退社(それが基本契約)もムリ、充実しているというかバタバタと云うか・・・若い相棒(25歳)はちゃんと面倒見なあかんしなぁ・・・とんだ定年継続雇用引退モード(?)でっせ、その動きは周りに全然違和感ない・・・はず。これはありがたいと云うべきか、なんというか。
昨夜風邪症状に二週お休みした初級エアロビクスに復帰、マシンジム連続計正味一時間半しっかり筋肉を鍛え、汗を流しました。体重更に減!最盛期よりマイナス3kg、目指せ!あと1kg減。
Windows 10 Creators Update始まりました。「10」強制アップグレードにはあちこち非難を浴びたMS、それは安定した環境を土足でぶち壊される怒りだったのでしょう。こちらWindowsを強く支持をしているワケでもないけど、世間様の最新版をいちおう経験しておくといった趣旨、さっそく導入中です。EdgeやCortanaは使ったことないけどね。
Ravel 左手のためのピアノ協奏曲/Prokofiev ピアノ協奏曲第3番ハ長調/組曲「キージェ中尉」/Kodaly「ハーリ・ヤーノシュ」より3曲〜ジョン・ブラウニング(p)/エーリヒ・ラインスドルフ/フィルハーモニア管弦楽団・・・(p)1960(p)1961とのこと、その辺りでしょう。米Capital録音かな?音質は驚異的!MecuryとかRCA、当時亜米利加は録音先進国であったことが理解できる鮮度であります。(オーケストラが専属だからEMI録音かも)John Browning(1933ー2003)の写真がイケメン!若い!20歳代だもんな。文句なしの技術的なキレ、表現は慌てず走らず、キラキラとした粒立ちに硬派な表情を崩さずに生真面目一本槍、ラインスドルフのクールに情感を交えぬ表現も作品に似合って、フィルハーモニア管弦楽団のアンサンブルも完璧です。難曲「左手」には少々遊びが欲しいくらい。ユーモラスな管弦楽作品(歌入り)もラインスドルフの余情を交えぬシニカルな表現がいっそう効果的。
他、露西亜のサイトより入手したオレグ・ボシュニアコーヴィチ(Oleg Boshnyakovich,1920-2006)のChopinなど拝聴。ちょいと大仰?ま、CDラジオSONY ZS-RS80BTを使ってUSBメモリ再生拝聴だから、あまり集中しておりません。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
未だお仕事は4月スタート2日消化したところ、素直で明るい新人(現場研修二年経験して配属)を指導していると自分の時間が取れません。昨日来”朝の一時間は値千金”と書いたけど、まったくその通り!取引先も人事交代して、届いたデータは三度誤りを指摘して再々々送お願いして作業時間はドンドコずれ込みます。どうしても当日中にクリアすべきもの優先でも結果ド残業、ワタシの身分(継続雇用嘱託)では禁止されていても仕方がない。マネージャーに宣言して悪戦苦闘、挙句データ統合時に逆コピーをやっちまって消滅、昨夜来その修復方法を考えて夢に出るほど・・・でもね
これってシアワセなことなんでしょう。めぐり合わせもあって、四苦八苦の真っ最中にトラブルやらよろしくないことの相談有、頼りにされている、存在感があるということでしょ?この際、お給料云々なんてどーでもよろしい、それが不満ならすっぱり辞めればよいだけ。但し、同じ条件でどーしょーもなく役に立たんのを横目で眺めればハラが立つ。ま、冷静に考えれば、労働条件のよろしくないパートさんや派遣の方、スタッフに支えられてきたから、これはご恩返でしょう。新人を大切に指導するのも、若い頃先輩に育てられて次世代への引き継ぎです。
自分のワザはすべて出し切りますよ。しっかり、ていねいに教えますよ。マネせんでもよいけど、できるもんならしてみ!というった意気込み、気構えでっせ。とんだ2017年度「延長戦」開始となりました。ヴェテランは日々進化しております。
Mozart ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451/ 「私はランドール Je suis Lindor.」の主題による12のピアノ変奏曲 変ホ長調K.354 (299a)〜アルトゥール・バルサム(p)/ヴィクトール・デザルツェンス/ヴィンタートゥーア交響楽団(LP Concert Hall Society CHS 1045/録音年不明モノラル)・・・前回拝聴が2012年2月の自主CD、音源入手のサイトは未だ生きているみたい。 Artur Balsam (1906-1994)はハイフェッツとかミルシテインの相方として音源が残っていても、こうしてソロを担当したものは珍しいでしょう。(ネット検索をすると復刻はけっこう出ているみたい)オーケストラはヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクムのこと?すこぶるヴィヴィッドな愉悦溢れる演奏になっていて、音質も悪くないもの。当時は真面目にこうした一昔前の音源を探していたのだなぁ、最近状態のよろしい音源ばかりを求めて、こんな太古録音にもちゃんと感慨がありました。
さて、弁当作って出掛けるか。ヤミで30分早く出たろか。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
”朝の一時間は値千金”〜たしかにその通り!出勤迄ゆっくりしたけれど、お仕事はその分きっついなぁ、朝一番誰もいない職場で一日の段取り組んでいたのに、それがままなりません。昼が早い、ミーティング(二本)若く元気な新人がやってきて、んもうバタバタ。残業もできんし、いくつかお仕事先送りして(逃げるように)定時退社しました。なんせお仕事物量変わらぬ、というか日々新しい取り組み増やしておりますから。新人へのていねいな(ウソ。それなりな)指導もあるからかえってタイヘンっす。処理速度向上=効率アップ目指しましょう。お仕事快速処理宣言!は哲学の基本です。苦痛ではないけど、やや不安な船出也。
帰宅が早くて+職住接近(ご町内)あっという間に到着、酒席の誘いをくぐり抜けてスポーツクラブにてマシンジムしっかり45分、気温もだいぶ上がってきてエエ感じの汗ですよ。週末の深酒引き隠りを経、無事体重やや減、やったね。炭水化物やや減が効いているみたい。酒のあとのラーメン厳禁!どころか日常のラーメン頻度も減らしております。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調〜バイロン・ジャニス(p)/アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1960年)・・・小学生の頃、リヒテル/ザンデルリンクによる1959年録音(セッションなのにモノラル!)に痺れて以来のお気に入り作品。こちら著名なMecury録音、たしかに鮮明リアルな音質だけど、音の粒立ちにやや劣化を感じるのは贅沢というものでしょう。明快、ばりばり弾いて明るい響き推進力、それはピアノのみならずオーケストラだって希望に溢れた熱気をたっぷり感じさせるもの。リヒテルに刷り込まれた底知れぬ暗鬱とした粘着質(+強靭なるテクニック)とは無縁、こちらもっと生理的な快感を伴った技巧の冴え、陰影とは無縁です。処分候補だったCD2枚組は保留です。
今朝はMilhaud(ミヨー)ダブル・ピアノコンチェルト/プロヴァンス組曲など〜作曲者/ジョイ、ロビン(p)/BBC交響楽団(1969年)など。ちょっとガチャガチャして落ち着かぬ演奏でした。
では、行ってきます。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
爽快に晴れた月曜の朝。本日より継続雇用嘱託の身分、業務時間が若干短くなって賃金が下がるだけ、業務内容はぜんぜん変わらぬ〜事実その通りなんだけど、精神的なテンションは違うものですね。本日より25歳の若者二人赴任(ひとりは新・相棒)残り一人は10日後赴任して職場全員揃うけど、お隣の島は(お仕事まともにせぬ)一年先輩の扱いでしばらく揉めることでしょう。なんとか気持ちを上げて職場に臨みましょう。幸いしばらく苦しんだ風邪症状は軽快、昨夜は床屋で短く刈ってスッキリ(ヴェテランの親父は腕がよろしい)そのまま激安居酒屋にて女房殿と落ち合って(ちょっぴり)呑みました。中一日深酒のあとですから。
新しいコンピューターではまともに読み取れなかった激安(過ぎ)DVD-Rに焼き込んだ音源データ100枚ほど?(400gb以上)昨日ほぼデータ取り出し完了、こんな地味なヲタク作業音源在庫再確認整理(内容確認ファイル名変更やらダブり廃棄など)になるから佳きヒマ潰し、余人に理解できぬ趣味であります。
本日スポーツクラブ再開!したいけど、上司から若者初日接待の誘いがあるかも・・・断りにくいな。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜グスターボ・ドゥダメル/シモン・ボリバル・ユース管弦楽団(2006年)・・・油断すると亡くなった爺さん婆さんの音源ばかり聴くことになりがち、こうした現役ばりばり(1981年生)をしっかり確認しましょう。誰でも知っている歌ってる名曲中名曲、Beeやんの交響曲全集をいち早く録音したということは、王道のレパートリーをちゃんと押さえるといった自覚か。南米若者のオーケストラは技術的に優れ、ドゥダメルのメリハリある統率、テンションの高さも立派・・・なのにこの空虚さ味わいの欠如、フツウの出来はなんでしょうか。徒に過去を美化するつもりもないけど、先月ピエール・モントゥーの充実ぶりには驚かされたもの。記憶ではMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調(2006年)にも似たような感慨を得たものです。若者のオーケストラに味わいが足りぬ要因とばかり云えぬ、表現上の問題があるのか・・・安易に結論は出せないけど。
Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻BWV846〜ピエール=ロラン・エマール(p)(2014年ベルリン・ライヴ)・・・先月に聴いた演奏があまりに素晴らしくて再聴。会場豊かな残響に充たされ激昂煽り力みとは無縁の浪漫・・・Bachの静かな和声は永遠の広がりを感じさせてひたすら快い・・・ピエール=ロラン・エマールのレパートリーの広さに驚愕、現代最高のピアニストの一人でしょう。
定時出勤(退勤)の身分となったので、朝これから未だ一時間の余裕有。ゆったり音楽やらストレッチなどして出掛けましょう。新しい相棒(息子より更に下の世代)との出会いも楽しみです。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
たっぷり呑んだ翌日がお仕事だったら気持ちも張っているけど、お休みだったらヘロヘロ。ここ最近オモロい二時間ドラマ再放送も少なくて、激安DVD-Rに焼き込んだ(メインマシンではまともに読み込まぬ)音源データ移動を行っておりました(80枚/100枚ほど進捗中)。こんなヲタク趣味は思わぬ発見も相次いで、ますます引き隠りに至ります。ご近所ドラッグストアに必要最低限なお買い物に出掛けただけ(ここもお気に入り)小雨模様肌寒くも鬱陶しい天気だったしね。夕食は余った野菜をたっぷり入れてシチューを作りました。ここ数ヶ月、ヤフオクCD処分の締切が土曜朝だったので、郵便局への坂道散歩が定例だったけれど、既に3月を以て休止中。CDは売れなくなった実感があるけれど、けっこう在庫整理は進みました。しばらく休んで、いっそうの音源整理を進めましょう。
挙句夜は花粉症による洟水症状に睡眠不如意連続。困ったものです。さいわい風邪症状はほぼ完治しました。週末酒+運動不足に体重増を予測、明日の計測が不安です。
Stanford レクイエム作品63〜エイドリアン・リーパー/RTEナショナル交響楽団/RTEフィルハーモニック合唱団/フランシス・ルーシー(s)/コレット・マクガホン(ms)/ピーター・カー(t)/ナイジェル・リーソン=ウィリアム(b)(1994年)・・・ Charles Villiers Stanford (1852-1924)は日本では人気さっぱりの英国音楽中、更に注目度が低い作曲家。じつは交響曲全集4CD(ヴァーノン・ハンドリー/アルスター交響楽団)入手20年以上経過、おそらく未聴(またはまったく記憶が残っていない)状態、へぇ、レクイエムがあるんだ。しかも”誠実にもほどがある”スケール小さく、オモロない表現イメージがある(廉価盤懐かしい)エイドリアン・リーパー(Adrian Leaper, 1953-)じゃないの。NAXOSにしばしば登場するアイルランド・ダブリンのオーケストラ・合唱団というのも演目演者ともマニアックの極致でっせ。
これが思わぬ拾いもの!うっすらとした記憶では穏健安寧な旋律だったStanfrd、期待通りの誠実な哀しみに溢れ、平易かつ清涼なる時間が流れる80分間。 いわゆる典礼の音楽だから筋書き言語云々は極東のリスナー(=ワシ)にも理解に苦しむことはありません。R.StraussやBruckenerでは少々非力さが目立ったオーケストラも作品との相性か?充実した響き、声楽陣の安定した実力に驚かされました。
Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番変ロ短調〜ミハイル・ルディ(p)/マリス・ヤンソンス/レニングラード・フィル(1990年)・・・これはRachmaninovの協奏曲交響曲を集めたボックスにオマケのように収録されていた音源也。もともとこちらが最初の録音だったのかな?Mikhail Rudy(1953-)当時37歳、現在はすっかり巨匠然としたヤンソンス(1943ー)だって未だ47歳の壮年期だった記録。既にテミルカーノフ時代に入っていたオーケストラは、露西亜風泥臭いサウンドから遠く、次世代の二人のスムース・モダーンな洗練に+馬力たっぷりに爽快であります。聴き馴染んだ名曲もいつになく新鮮でした。音質も悪くない。
今朝はアレクサンドル・タロー(1968ー)の2014年ロンドン・ライヴなど拝聴中。Mozart、Schubert、そしてMahler 交響曲第5番「アダージエット」のピアノ・ソロ版!など。こんな音源がネットに転がっているからCDは売れなくなるのだな。
2017年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
4月というのに薄ら寒い雨模様、花見はできませんね。昨日はいつもと変わらぬ忙しいお仕事に追われました。お隣の島でちょっと揉めているなぁ、マネージャー(大阪時代からの朋(ポン)友)が職場トップと別室にて打ち合わせたり、動きもいろいろ。昼過ぎ、あまりに情報錯綜諸実務がフクザツ連鎖してノーミソ混乱、頭を冷やすべく顔を洗いに廊下に出ると彼が追っかけて「今夜呑みにいきましょう」と。なに云うてんねん、本日正規雇用ラスト定年でっせ(誰も意識していない)それだったら(珍しく)奢るから、と。
かつて3年間相棒、悪魔のように(体調崩すほど)日々苦しめられた一年先輩(継続雇用)が想像以上に悪質、使えぬ、怖くてお仕事任せられぬと。もう一名減でも良いから外してほしい、そんな愚痴を訊いて欲しかったみたい。彼が赴任前アパートを探しにきた時に呑んで、苦労するよ、想像以上だよ、夏まで保たんかも、と予言しておりました。でも、オッサンは人の話しを聞きませんから(=ワシも)結果、ノストラダムスの大予言は120%当たって、夏迄に非ずわずか10日間でブチ切れた結末です。
風邪治り掛けに肌寒い夜道を歩いて居酒屋で深酒(いつもは週末のスポーツクラブなのに)ドラ息子ができちゃった結婚して、全然カネなし400万使ったとのこと。単身赴任直前に奥様の親父さんが亡くなって(82歳)お葬式を取り仕切ってタイヘンだったこと、公私とも愚痴を語り合えるのも稀有なお友達でっせ。今朝、ちょっぴり咽の痛み復活気味、おとなしくして快復を目指しましょう。
上記、世間様のキナ臭い動きとは関係なし。ま、平和なエイプリル・フールみたいなもんでっせ。
Khachaturian バレエ組曲「ガイーヌ」(第1-3番)〜アンドレイ・アニハーノフ/サンクトペテルブルグ交響楽団(1993年)・・・なんやようワカラン組曲版は作曲者によるもの?(怒涛の)レズギンカが入っていないのは画竜点睛を欠くもの。「剣の舞」は有名でも、意外なほど全曲CD入手しにくい泥臭い魅惑の旋律は、ヤンスク・カヒッゼ(1978年/これも完全全曲ではないそう)の興奮に今一歩及びません。フィルハーモニーに非ず二番手オーケストラはけっこう粗野な骨太の響き、作品の概要を識るには便利な一枚かも。
Prokofiev ピアノ協奏曲第3番ハ長調/第4番 変ロ長調/第1番 変ニ長調〜クン=ウー・パイク(p)/アントニー・ヴィト/ポーランド放送交響楽団(1991年)・・・これは白 建宇(1946ー)の十八番(おはこ)、オン・マイクの音質は鮮明(NAXOSはレーベルとしての統一した音質ポリシーがない)燃えるようにカッコよい情熱的な打鍵に心奪われるピアノであります。最高。ずいぶん昔から手許にあった音源のはず、これがかつて経験したこともない大熱演であったとは!これはヴェリ・ベスト。