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音楽日誌●再起と熟練の日々 再起と熟練の日々
2014年1月長久手ご近所喫茶店前。カッコ良いビュート、ウチの車に非ず
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2014年2月某日/再起と熟練の日々

今週も無事、辛くも週末へ。マラソンの遠いゴールを先に思い遣るのではない、まずそこの電柱まで・・・みたいな毎日。2月も最終日となり、昨日の雨に濡れた地面にウォーキングもずいぶんと明るく、暖かくなってきました。今朝、北側の部屋はエアコン暖房稼働なし。転居そろそろ一年、なんの社会的地域的つながりもできない女房殿には申し訳ないけど、至近の職場、ほとんど県内の取引先商談ぼちぼち、職場では私的なお付き合いはほとんどない(これは歴史と伝統、習慣だな)日々も、そう悪くないサラリーマンの晩年を感じます。明日朝締め切りCDオークション出品駅売海賊盤”まとめて@1”に入札ありました。値上がりを期待した@1に非ず、ほんまは@0+送料でもOK、たんなる身辺整理、送料同じであればオマケもつけまっせ、ダイソーの100円CDとか。捨てれられませんから。但し、それなりの価格のものは相変わらず動きません。

Schumann連続聴き!ウィークもぼちぼち一区切りへ。ちょっぴり敬遠していたものの再発見という意味合い、音楽聴取の精神的幅を広げる意味合いと、嗚呼、あれが聴きたいな(例えば無条件幸福Mozart とか)そんな思いふつふつと・・・DOCUMENTS 231752 1960年代後半録音 13枚組1,962円Schumann 幻想曲集 作品17/幻想小曲集 作品12/パガニーニの奇想曲よる練習曲 作品3〜イエルク・デムス(p)(1974年)・・・この13枚ボックスは2007年末1,962円入手とのメモ有。大ヴェテラン(1928-)の大きな成果でっせ。昨日劣悪音質濃厚濃密なリヒテルを聴いて、作品12全曲も含めちゃんとしたそれなり音質を聴きたくなりました。この人はテクニックに少々難があって、リヒテルのあとに拝聴すると少々分が悪い・・・かも。でもね、そこそこの音質(残念さほどの優秀録音に非ず)にて、気紛れな美しい旋律をゆるゆる愉しむには充分な個性、誠実な味わいであります。一番好きな作品12のあとに、初耳?よく知った旋律満載な「パガニーニ練習曲」という配置も配慮あると思います。サイト内検索すると、意外とちゃんと聴いている珍しいボックス也。

Schumann ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調/第2番ニ短調/第3番イ短調〜アラ・マリキアン(v)/セロウジ・クラジアン(p)(1988年)・・・「音楽日誌」過去の記録を探ってみると幾度拝聴していて、編成が小さくなるほどSchumannの変幻自在甘美な旋律が活かされる名曲!マリキアンは1968年レバノンにてアルメニア系の家庭に生まれ、現在スペインにて活躍している由。出目から安易に想像する通り情熱的なアツい演奏を誇って、聴き手のテンションが上がらぬと受容できぬほどの骨太。なかなかエエでないの!と思ったら第3番に至って、さすがに少々聴き疲れいたしました。音質極上。

Schumannはあと残り少々、帰宅後言及するつもり。

VICC-2064明日から3月、本日にていちおうSchumannシリーズ一区切りとしましょう。Schumann フレンチ・ホルンとオルガンのための「夕べの歌」作品85-12(Sishov編)/フレンチ・ホルンとピアノのためのアダージョとアレグロ 変イ長調 作品70〜ヴィタリー・ブヤノフスキー(hr)/マルク・シャーヒン(or)/エレオノーラ・ヌリジャニン(p)(1963年)・・・記録によると入手は1996年博多在住時800円也(VICC-2064)。「夕べの歌」ってもともとクラリネット?後者はけっこう有名な室内楽でして、チェロで演奏されることが多いと思います。ワタシの嗜好はもちろんホルン版、これが意外なほど録音は少ない・・・ブヤノフスキー(1928-1993)は往年の露西亜の名手、ムラヴィンスキー時代のレニングラード・フィルの首席でした。例のびろびろの強烈甘美激甘ヴィヴラート満載、安寧と躍動に充ちた美しい旋律をたっぷり、満喫させてくださいます。チェロも素敵なんだけど、ちょっと整い過ぎているというか、たいてい名手の演目でしょ、上手過ぎるんですよ。ホルンのほうが適度に乱れて味わい深い・・・露西亜には珍しい優秀録音であります。

歌曲に入れなかったのは残念。これにて2月終了です。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

久々の雨。せっかく早めに自然覚醒したのにウォーキング不可、花粉症の酷い方には朗報でしょう。自分は今季、未だ症状出ておりません。いつもと変わり映えせぬ毎日、週次サイクルお仕事パターンは火水の山を乗り越え、+毎日のイレギュラー処理に追われております。種々思わぬ急な付加があっても余裕でクリアできる、そんなスキル・アップと更なる業務改善を狙いましょう。いろいろ不備は多いけれど、大きなトラブルもなく、職場内、取引先との関係はスムースと感じます。目障りは”この道20年”大ヴェテランのお隣先輩のみ・・・どれだけお仕事割り当て減らしても残業変わらず、勝手なやり方を変えない、経費の使い方も(自分から見れば費用対効果)異様なほど、それを放置してきた歴代マネージャーの責任でっせ。あと一年?二年?我が職場は誕生日定年ではなく、年度末締めなのでようわかりません・・・誰もそんなことを訊かぬ(知らぬ)というのも凄い状況、頼むから狭い範囲でおとなしくお仕事しておいてね、腫れ物にさわるような状態。前の職場は上司が政治力を駆使して人事と交渉、関連する他の職場に出したりしていたけれど、現上司は”な〜んもせん”(それもひとつの生き方)あと一年単身赴任して東京へ戻ることしか考えていないのでしょう。毎日なるべく割り切って対処しているけれど、実質上種々”共通のお仕事”はすべて自分に回りつつある、といった状況。

ま、いいや。サラリーマンの晩年に規模小さくても、こうしてちゃんと売上があって、新しい実務作業を身につける、毎日忙しく職場に役割ができるというのも悪くない。もう諦めムードなCDオークション処分、2月という消費支出の低い月のせい?ピクリとも動きまへん。先日の駅売海賊盤6枚@1出品(落札130円+送料にて落札)に味をしめて、更に出品追加しても動きはなかなか厳しいもの。”ビットコイン”運用停止ねぇ、存在そのものが胡散臭かったのか?それともハッキングによる大損失なのか・・・いずれ甘(うま)い儲け話はありまへんて、世の中。その昔「円天」というのがあったけど、あれとは違うのか。

ARTENOVA82876577432Schumann拝聴シリーズはようやく佳境に。Schumann 交響曲第1番 変ホ長調「春」/第2番ハ長調〜デイヴィッド・ジンマン/トーンハレ管弦楽団(チューリヒ)(2003年)・・・50枚組ボックス出るんですねぇ、熱心に新譜を追いかけなくなっているから、見知らぬ音源も有(Brahms とかSchubert )。この2枚組は発売され即入手したと記憶します。最新校訂譜使用とか装飾音とか、こちらド・シロウトには縁の薄い話、細部旋律に馴染んだつもりでも、なんせ聴き込みは足りません。数日前聴き流していまいちぴん!とせず、昨日来再聴、そのスッキリとした響き(最近ますます音質を気にするように)、重厚かつ混沌とした響きから遠い、新鮮爽やかな風情を(ようやく)堪能いたしました。ティンパニの乾いて粗野な音も素敵、オーケストラの淡彩な明るい響きも好みであります。交響曲第2番ハ長調って、名曲やなぁ、たしか1980年代ラインスドルフ/ウィーン・フィルのFM放送にエラく感激した若き日の記憶が蘇りました。

Grieg ピアノ協奏曲イ短調/Schumann ピアノ協奏曲イ短調〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/ロヴロ・フォン・マタチッチ/モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団(1974年)・・・著名作品のリファレンスとして棚中に在庫しているのに、ほとんど聴いていない・・・久々の拝聴印象は”音質草臥れたなぁ”〜ディジタル・データにそう劣化はないはずだから、聴き手の受け止め方でしょう。演奏は圧巻!リヒテルの硬質に重いタッチ、陰影深い表現の説得力は並じゃありません。このところ、若手(というか大御所の若い頃)の爽やかな切れ味演奏を多く接して、そんな作品印象一変、ほの暗い旅情みたいな風情を堪能いたしました。凄いテクニックのキレ、細部流さず盤石の描き込みに感服。

ついでと言っちゃナニだけど、Schumann 幻想小品集 作品12より6曲+行進曲ト短調 作品76-2〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)(1956年)・・・かなりの頻度、露西亜往年の録音には苦労させられる・・・オン・マイクな劣悪音質、わずか二十数分聴き通すのがかなり苦しい・・・濃密な集中力タッチ、テクニックの凄さは文句なし。作品的にSchumannの本領はこちら、ワタシの嗜好にフィットいたします。気紛れ、繊細、甘美な旋律が溢れるように次々と・・・

今週も半ばを過ぎて、もうちょっと。頑張って本日も乗り切りましょう。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

毎日種々小さな宿題課題があって、純粋実務量が多くても充実しております。それも基本、ド残業せぬと決めていて、集中力高め、段取り工夫してクリアしております。毎週の定例作業のスキルを上げていくこと、データ処理の工夫をしてそ改善していく喜び、職場での立ち位置もはっきりしてきて、精神衛生上もよろしい。本日最高気温予測15度、春は近いでしょう。

Schumann集中傾聴シリーズの立て直し、同じ作品再び。Schumann 交響曲第3番 変ホ長調「ライン」〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1981年)・・・どんな作品でもそうといえばそう、オーケストラそのもののサウンド、厚みがものを言う。この人は穏健派の代表、強引さとかムリムリ恣意的な表現皆無、テンポは中庸、この作品のキモであるホルンは際立って深々として響き渡ります。あまりにオーソドックス、オモロない、といった評価から、力量あるオーケストラを活かして滲み出るような魅力に知らず、引き込まれる〜そんなスタイルが認知された時期の録音か。溢れる美しい旋律が未整理なまま、延々と続いてンもう勘弁して!的印象に至らず、ほとんど初めて「”ライン”ってエエでないの、けっこう名曲」と不遜なる再認識したものです。音質はいまいち、でも耳に優しいもの。

これはEMI 841565Schumann 交響曲第4番ニ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1957年)・・・これはEMI旧録音、しかも残念なモノラル。ネットより入手した自主CDということもあって期待したほどの音質に非ず。作品そのものが凝縮された劇性を感じさせ、それに相応しい辛口サウンド(1970年以降の音とは全く異なる)ちょっぴり粗々しいアンサンブルに迫力充分。カラヤンは微妙にテンポを動かし細部を描き込んで、それを恣意的と感じさせぬ説得力たっぷりであります。当時49歳、この時期から語り上手、オーケストラの統率力は一流だったのだね。

更にネットより入手したライヴ放送音源?Schumann 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調作品86〜チャールズ・マッケラス/BBCフィル/デイヴィッド・パイアット、マイケル・トンプソン、マーティン・オーウェン、コーマック・オ・ハオディン(hr)(2007年ライヴ)・・・先の2曲に続けると音質、臨場感とも最高!作品がカッコ良い!4人の腕利きソロが嬉しそうにバリバリ吹いて、マッケラスのヴィヴィッドな統率力も文句なし。マンチェスターのBBCフィルって、けっこう上手いオーケストラですよね。

では、本日も元気で行ってきます。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

エエ感じ適度な忙しさ続いて、以前の自分やったら激怒していた事象もうまい具合にあきらめムード、黙々とクリアしております。右腕とくにマウス腱鞘炎悪化して、意識してストレッチしても快復に追いつきません。毎週火水曜はお仕事ピークであり、引き継いだお仕事は毎週宿題が残って反省の日々、さて本日はどーなるか。今朝のウォーキングも寒かったけれど、徐々に明るい朝となっており、昨日など(気温ともかく)日差しはかなり春めいて、いよいよ花粉症季節へ。昨夜も”なんちゃって”Nexus7(ドスタブ改)を遊んでおりました。ちゃんとNexsus7からご案内メールも届きましたよ。音声検索なんて、なかなか楽しいではないか。「音楽日誌」眺めてみると左より症状が〜この頁上部に注意書きしているように表示改善手順必要。

Schumann ピアノ五重奏曲 変ホ長調/ピアノ四重奏曲 変ホ長調〜アルバーニ弦楽四重奏団/トーマス・ライナ(p)(1976年)・・・浪漫派の音楽は室内楽やピアノ作品に限るといった先入観有。じつは久々ルドルフ・ゼルキン(p)/ブダペスト弦楽四重奏団(1963年)の演奏を聴き始めたら、曇った音質に驚いて拝聴中止。20年もの駅売海賊盤のせい?ピアノ協奏曲と組み合わされたオリジナル正規盤はかなり以前に処分済なんです。こちらBRILLIANT7枚組入手は10年ほど前?2,380円との値札残って現在既に廃盤らしい。躍動に充ち、喜び溢れる五重奏曲はお気に入り、アルバーニ弦楽四重奏団は英国のヴェテラン?ハワード・デイヴィス(v)はストラディヴァリウス使用とのこと、全員エエ楽器なんでしょう。40年前の録音は瑞瑞しく、Schumannの気紛れな旋律を美しく表現して下さって、満足。これ以上のコメント不可なのは、実質上昨日朝、慌ただしく聴き流しだったので。仕切り直ししましょう。

BIS CD361+394今週はSchumannと決めたけれど、出足不調です。Schumann 交響曲第3番 変ホ長調「ライン」/第4番ニ短調〜アルド・チェッカート/ベルゲン・フィルハーモニー(1987年Mahler 版)・・・10年以上前のコメントも残っているけれど、不遜!とのお叱り覚悟、盤の選択を誤ったことが苦手意識を醸成したのかも。LP時代出会ったのがイエジー・セムコフ/セントルイス交響楽団(CD処分済/これはこれでなかなか佳き演奏であった・・・はず)、やはりジョージ・セルとかクレンペラー、クーベリック等、世評高い巨匠演奏を聴くべきであったか・・・チェッカート/ベルゲン・フィルは版の問題さておき(ずいぶんと響きはスッキリ整理された印象有)鮮明かつ自然な会場空気が感じられる音質、ローカル・オーケストラの素朴な味わいをしっかり捉えて、これはひとつの個性でしょう。ワタシは「ライン」にあまりに大仰勇壮なる旋律(しかも5楽章有)に耐えられんのです。これはずいぶんと控えめな、ある意味爽やかな演奏〜しかしBrahms の師匠筋浪漫派の作品、もっと豊かな響き、余裕のサウンドを聴きたいもの。伊太利亜のヴェテラン、チェッカートもいかにも飾り(工夫?)の少ない表現が物足りない。

若い頃からクラシック音楽の裏街道、マイナー知名度低い演奏家、団体を愛聴して(貧しかったので、それしか買えなかった)一筋、ここまでCDの価格も下がり、ネットからデータ入手できる時代に至って、いわゆる超一流音源も日常拝聴可能となりました。わざわざ太古録音を(安いが故に)ムリして選ぶ必要もなくなって、この著名作品も仕切り直し必要です。

では、行ってきます。どこにも出掛けぬ隠棲生活故、インフルエンザ・ウィルスとの出会いもありません。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

新しい一週間の始まり、もう2月最終週、冬季オリンピックも終わり、できれば春の息吹を感じたいもの〜そういえば先週、取引先へ商談へ伺った時、駐車場に桜咲いていたなぁ、ちょっぴり気も早い。まだまだ寒いけど、気分を新たに、鮮度を以って毎日お仕事に臨みたいもの、悪慣れはあきまへんで。そろそろ花粉症が心配〜昨年一気に悪化しましたから。昨夜深夜、”ドスパラタブレット”(購入一年以上)→”NEXUS7化”(いちおう)成功。googleplay(のみ)入れるよりずっとカンタン!ま、基本同じAndroidですから、んなこと可能なんでしょうね。但し、使い勝手に慣れていないので、使い馴染んだ”ドスパラ仕様”からの脱却に手間取っております。Android版Chromeにも、日本語入力にも戸惑う・・・それも愉しみのウチ。

週末は引き隠ってばかりではアカン、ということで外食が常、当初苦しんだ店選定にもかなり慣れて、以前から気になっていたローカルチェーン風我楽多文庫藤が丘本家へ入ってみました。基本、チェーン店は嫌っていたけど、入ってみたら意外と庶民的な焼き鳥中心の店、昨夜も寒かったし、きりたんぽ鍋が(まずまず)美味しかった・・・価格も安くてエエじゃないか!出掛けたついでにチタン製時計(金属アレルギー=ワシ向け)の電池交換800円也。本体価格970円、前回大阪では1,500円取られました・・・

Paganini ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調/第2番 変ロ長調 作品7「ラ・カンパネルラ」〜アレクサンドル・ドゥバッハ(v)/ローレンス・フォスター/モンテカルロ・フィル(1991-94年)・・・名手アッカルドの弟子、瑞西期待の新星らしい。技術的に洗練され、やや線は細いけれど端正に整って美しい音色、もちろん音質もよろしい。全6曲3枚安価に揃えて10年ほど、なぜ聴く機会も少なく、忘れていたかというと・・・”端正に整って”ということか、Paganiniってもっと演歌というか、いかにも見世物興行!的とことんヴァイオリンの(クサい)妙技、大見得を堪能させていただきましょ、的作品と思うんです。あまりに優等生じゃないか。上手いけど印象薄くないっすか。贅沢な言い分ですが

UCCD-4327/8Mahler 交響曲第7番ホ短調/第10番 嬰ヘ短調「アダージョ」〜ベルナルト・ハイティンク/ベルリン・フィル(1992年)〜会社の都合で第8/9番+「大地の歌」を残し、録音されなかった不幸なシリーズより。残り未聴は第6番のみ。大好きなハイティンクだけど、ベルリン・フィルとの相性は(聴き手の勝手な嗜好故)よろしくなかった、妙によそよそしい硬質サウンドばかり耳につきます。出会いはハンス・ロスバウトの怪しい演奏(1952年)、当時は全曲中もっともお気に入り作品だったのに、ここ最近敬遠ばかり・・・ハイティンクは異形な作品風情としてではなく、美しく整ったていねいな仕上げが彼らしい。過不足なく、バランスよく、テンポも適正、そして妙に”硬質”〜聴き手の集中力足らんのか。第10番「アダージョ」は文句なし!美しい仕上げ。

新しい一週間始まったのに、新シリーズ傾聴シリーズ決まらず〜苦手克服という意味もあるし、Schumannかな?いちおう交響曲4曲+ピアノ協奏曲は最低全部聴く、ということで。今朝、早速ピアノ五重奏曲変ホ長調/ピアノ四重奏曲 変ホ長調〜アルバーニ弦楽四重奏団/トーマス・ライナ(p)(1976年)拝聴開始・・・(時間切れ)


2014年2月某日/再起と熟練の日々

なんせ寒い日々、引き隠りな日々続きます。今朝いつもよりちょっぴり早く目覚め、恒例早朝ウォーキング実施、ご当地は環境抜群、星空がとてもキレイでした。本日東京マラソンなんだそう。左膝を傷めている自分には無縁な世界、けっこう愛好家多いですよね。ちょっぴりうらやましい。こちら音楽拝聴といったカラダには不健康なる趣味、自主CDなんてのも安価な愉しみ、収納用A4裏紙利用の新たなたたみ方開発!排水口の臭いに悩まされ、それは(前夜)風呂の残り水洗面器一杯流すと効果有とか、じつに些細な、どーでも良いような、本人にとってはなんとなく一歩前進したような微妙な日常であります。

真央ちゃんのフリー演技、世界中で絶賛!お隣・韓国のキム・ヨナ(漢字が出ん)への声はよう理解できまへん。皆、かわゆくてエエではないか。全然、テレビも見ていないけれど。

先週のオペラ・ウィーク。Mozart 辺り、肝心なところが抜けておりました。拝聴した数本の中ではクナッパーツブッシュの「マイスタージンガー」の印象が強烈でしたね。次のシリーズはいろいろ考えて、本日スタート予定〜カテゴリーは未定です。昨日はいろいろ聴いておりました。北側オーディオ部屋贅沢エアコン設置大正解。

SONY88697443312 /37枚組 4,680円(すべて込)Haydn 交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」/第104番ニ長調「ロンドン」〜デニス・ラッセル・デイヴィス/シュトゥットガルト室内管弦楽団(1995-2006年ライヴ)・・・2010年購入全集は処分済なので、借り物です。再発売され現役、評判もけっこうよろしい。処分した理由はアダム・フィッシャー全集があれば足りるかな?といったところ。録音情報がはっきりしないのも最近の音源しては珍しい(手抜き)でしょう。音質はかなりリアルな直接音中心、アンサンブルの整い方も含め、ライヴとは俄に信じがたいほど。やや遅めのテンポ、昨今の古楽器系溌剌リズムを強調したものではない、かなり堂々と細部しっかり描き込んだ”知的な”演奏であります。「太鼓連打」冒頭から衝撃!静かなティンパニのトレモロに非ず、派手派手しい激打パフォーマンス開始、楽譜はいったいどーなっとんのか。(この件、HMV/amazonともレビューに言及なし、どなたか教えてくだされ)賑々しさとか躍動ではない、これはこれでしっかりとした個性有、この方向を好まれる方も多いことでしょう。

先ほど、「太鼓連打」冒頭のティンパニ再確認のためにアダム・フィッシャー/オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1987年)全集中最初期の録音、コンマスは名手ライナー・キュッヘル(v)(第2楽章「アンダンテ」ソロの典雅なこと!)。これが軽妙繊細なノリ、愉悦に溢れ、表情豊か〜途中で止められない、しっかり4楽章拝聴いたしました。やはり嗜好はこちらかな、そんな自覚いたしました。

このまま、”Haydn連続聴きに突入!”するかは逡巡中。根性なし。

RCA Victor LM-1817Offenbach バレエ音楽「パリの喜び」(ロザンタール編)〜アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団(1954年)・・・こんなテンションの高い音楽、とてもだけど聴けない・・・とは思いつつ、LPオリジナルのジャケット・デザインがオシャレ素敵、ネットより音源入手してびっくり!驚異的鮮明な音質、これはモノラルLPからの板起こしみたいだけど、本来ステレオ収録、高品質CD化されていたんですね。(激安10枚ボックスにて入手可)古典派の高尚な音楽に続けて聴けば、ノーミソ柔軟性を失いつつある最近の華麗なる加齢、なかなか受容がムツかしい・・・昔馴染みの華やか旋律頻出、ボストン・ポップスは抜群に上手い!艶々サウンドに厚みと余裕たっぷり有、フィードラーは語り上手なこと!

フィル・アップにはMeyerbeer バレエ組曲「スケートをする人々」(Los Patinadores/歌劇「預言者」より)こちらちょっぴり音質は落ちて、しかも初耳旋律かも。自主CDなので余白にはIbert 寄港地(Eacales)〜作曲者/パリ・オペラ座管弦楽団入れておきました。経歴的に1950年代かな?洒脱な作品也。

Beethoven 、Brucknerに続けて”オペラ”シリーズはちょっぴり失敗でして、交響曲だったら基本9作品(+α)完了して達成感有、ところが・・・”オペラ”はキリがないから、これにて一区切り感は得られない・・・Wagner全部とか、せめてリング4部作とか、せめてその辺りを狙えばよかったのだね。音楽生活は延々と続くから、またの機会を待ちましょう。

お手軽に一発、Paganiniのヴァイオリン協奏曲全6曲辺り聴こかいな、と棚を探ったらアレクサンドル・ドゥバッハ(v)/モンテカルロ・フィル全集はどこにも見当たらない・・・オークション処分した?不思議やなぁ、ダブりでもないのになぁ。一瞬、血迷ったのか。

・・・と、思ったら出てきました。いかんなぁ。聴いてみるか。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

気分的に不完全燃焼。昨日午前中いちおう当初の最低限宿題をクリアして、やや体調に違和感(風邪?)もあって昼から休日出勤の代休、帰宅後に東京本丸からトラブル連絡ケータイに〜午前中もかなり大きなデータ処理、半分進んだところで致命的なミスを自覚して数時間ムダの虚しさもありました(来週仕切り直し)。いずれも中途半端になったので、土曜ヤミ出勤は必要かも。昨日昼からぼんやり息抜きしつつ、自主CDなど久々に作成していたけれど、やや鬱々と愉しまない。夜早々に眠くなるが、とんでも早朝に目覚めてしまって、業務用メールなどチェック(非常識な時間に返答も数通)、気分転換スッキリできません。

オークションの低調さは既にあきらめ状態(実質開店休業状態)。先週送付したCDは無事到着したのか?ここ最近、連絡さっぱりないのぉ。苦情もないということは大丈夫なのかも。

NAXOS 8.660027-29ヒマに任せてイタリア・オペラへ。Rossini 歌劇「セヴィリャの理髪師」〜ヴィル・ハンブルク/ファイロニ室内管弦楽団(ハンガリー・ブダペスト)/ハンガリー放送合唱団/ロベルト・セルヴィル(br/フィガロ)/ソニア・ガナッシ(ms/ロジーナ)/ラモン・バルガス(t/アルマヴィーヴァ伯爵)/アンヘル・ロメロ(b/バルトロ)ほか(1992年)・・・1993年10月発売とのこと、おそらく即購入した3枚組(2,490円)当時CDは高く、とくにオペラは録音経費が嵩んでとくに高価であった・・・NAXOSの社長は我が社ならもっと安価に、新録音を出せる!意欲たっぷり豪語しておりました。やがて時代はライヴ収録、CDも安価に至ってNAXOS当初の意味合いとは、ちょっぴり異なる事情となりました。けっこう著名な演奏家の新録音出してますよね。このCD存在もほとんど忘却の彼方(現役です)・・・閑話休題(それはさておき)

LP時代はエーリヒ・ラインスドルフやヴィットリオ・グイの抜粋盤を聴いた記憶も・・・こちら音質がクリア、小編成オーケストラのキビキビとしたアンサンブル(けっこう上手いオーケストラ)、声楽陣の位置関係、奥行きも明確です。Will Humburgはオペラ畑専門の人なのか、詳細(年齢も)わからぬ独逸の指揮者。もちろん歌手に基礎知識なし、ロベルト・セルヴィル(br)はなかなかの存在感有、達者ぶりと聴きました。筋立ては誰でも知っているMozart 「フィガロ」の前物語、伯爵夫人になる前のロジーナとアルマヴィーヴァ伯爵の仲を、街の便利屋(理髪師)フィガロがお膳立てする、といっためでたい、ユーモラスなもの。例の躍動する切迫スピード旋律をたっぷり、声楽の掛け合い、ちゃんと全部(昨夜今朝)拝聴いたしました。

ま、ド・シロウトが云々しちゃいけんが、伯爵とロジーナの線が細いのでは?全体としてやや散漫、クール?といっちゃ失礼か、きっちりと上手いアンサンブルじゃなくても、LP時代(の記憶怪しいけど)もっと推進力と熱気が溢れていたような・・・音楽を知名度で聴かない、まず作品をしっかり拝聴するのは基本のキ、それでも名曲を名曲として実感させる演奏があるのかも。CDもとことん値下がったし、データで入手できるものもあるから、別途拝聴機会必要かも。やや賑々しさに不足しても、日常縁の薄い伊太利亜歌劇をたっぷり堪能、生理的な”声”の快感、爽快な疾走感をちゃんと受け取りましたよ。ラスト全員による大団円に満足。

これにてオペラ・ウィーク一区切り、露西亜とかBergとか聴き残し感あるけれど、いちおう”ちょろ聴き”癖克服ということで。さて、次のシリーズをどーするか。ちょっと考えましょう。

(補遺)十数分出勤して、最低限フォローして戻りました。ご近所職場の面目躍如。上記、「セヴィリャの理髪師」の件、なんせ【♪ KechiKechi Classics ♪】も長く続けて執筆者本人も記憶薄れ行く今日このごろ、サイト内検索するとかつて聴いた音源出現しました。ブレディシーヌ/ブカレスト・ルーマニア歌劇場って、読み方エエ加減なのか、ネット上他には発見できません。そういえばデカい(安い)イタリア歌劇ボックス・セットあったっけ、昔。なんか、音質も演奏も問題あったような・・・

Puccini 歌劇「トゥーランドット」(独逸語版抜粋)〜ジョージ・ショルティ/ケルン放送交響楽団/クリステル・ゴルツ(s)/ハンス・ホップ(t)/テレサ・シュティヒ=ランダル(s)ほか(1956年)・・・例の激安10枚組に含まれるもの。(ここ最近値上がりが激しい)オーケストラのテンション抜群に高く、歌い手も強靭そのもの、放送用音源?モノラルながら音質も良好・・・なんだけど、言葉が違うから、なんやら別な作品を聴くかの如き硬質な印象であります。当時は上演現地語上演も日常だったのでしょう。ショルティって若い頃から変わらなかったんだな。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

早朝覚醒、体調悪くなくいつものウォーキングに出掛けたら、マンション前の坂道をパトカーなどそれなり台数にて閉鎖、歩行者は通れるから事故でもあったのか?様子がわかりません。出勤時に確認いたしましょう。バス通りだけど、始発に間に合うのか?お仕事充実して週末迎えました。トラブル続き、まだまだ未整理な案件あるけれど、毎日ケジメというか、すっきりしてここまで、といった感じ。日曜出勤の代休消化をどこで取るか・・・大苦戦の2013年だったけれど、2014年の出足はよろしいんじゃないでしょうか。eMachines E732Z(中古参萬圓也送料込)は明日ちょうど一ヶ月、順調稼働中。不具合は唯一QtClipが上手く(スタート・アップ)起動しないこと、職場のシン・クライアント環境でも自動で立ち上がるんだけどなぁ、不思議です。さっそくネット情報検索「7 スタート・アップ起動しない」〜ありました。なんでスタートアップ・フォルダにショートカットを入れるだけではダメなの?ド・シロウトは理解でけまへん。無事快復成〜って、当初ちゃんと動いていたような記憶有・・・

eurodisc  353 266   3枚組$5.97(?)にて購入ド・シロウトといえばオペラ。Debussy 歌劇「ペレアスとメリサンド」〜セルジュ・ボド/リヨン国立管弦楽団/アンサンブル・ヴォーカル・ドゥ・ブルゴーニュ/ブルゴーニュ合唱団/クロード・ドルモイ(ペレアス)/ミシェレ・コマンド(メリサンド)/ガブリエル・バキエ(ゴロー)他(1978年)・・・かつて数度聴いて歯が立たなかった作品であります。十数年前のコメントは

あまりに知識的に不足していてコメント不能状態。全編、囁くような音楽でホンワカと美しく、気持ちよ〜く眠くなる。RCA録音らしいが、なぜか本国では不遇のボドの演奏が楽しめるCD。ペレアスとメリサンドの対話の中で、個々の激情の高揚は散見されるが、延々と聴かせるサビ、みたいなアリアは存在しないようで、ひたすら夢見るような霧の中を彷徨う音楽か。リヨン管も録音も極上
このコメント以上のものを持ち合わせぬ情けない状態・・・でもね。”歯が立たない”みたいなことはなくて、仏蘭西語の抑揚をそのまま旋律に、といった風情に酔いました。筋書きも妖しいもの、言語理解不能でもその”妖しさ”をしっかり堪能出来、旋律、抑揚の繊細な美しさをしっかり受け止めること可能です。ここ数年、起承転結はっきり、メリハリ四角四面音楽より、こういった延々とエピソード続く危うい風情、時に激情も・・・みたいな作品が嗜好に変わっております。

昨日朝、昨夜帰宅後、そして今朝に掛けて無事CD3枚分聴了。ちょろ聴きではなく、ちゃんと全部聴く!といった充足感ありますよ。著名な「海」よりずっと愉しい。演奏云々はようわかりまへん・・・ネット検索しても、あまり出現せぬ音源らしい。20年以上前、たしか円高の時期に激安個人輸入したはず(3枚組$5.97+送料)。オール・仏蘭西勢、おそらくは言語の正確さ美しさ際立って、リヨン管弦楽団も雰囲気たっぷり、音質も悪くない。ネットではオーケストラが弱いとか音質が悪い、みたいな言及もありました(LP印象か)。ヘタクソなイラスト風デザインには少々ガッカリ。

さて次は経験薄き伊太利亜歌劇か。まず棚中在庫確認しなくては。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝、珍しく起きるのがツラい〜毎週規則正しいリズムを刻んでお仕事、週半ばに疲労のピーク・・・って、そうか。土日も出勤していたんだっけ。昨年迄尼崎時代は金曜夜の福住温泉(ご近所やや大型銭湯)楽しみやったなぁ、気分転換に最高!過去を振り返っても仕方がない。昨日は途中所用外出も含め、ほぼ当初狙い通りのお仕事消化、満足すべき流れになってきました。お仕事ほぼ引き継いで、更にマニュアル(手順)の整理・改善・合理化を進めましょう。相変わらず”雪”の後遺症トラブル、後処理は続いております。ま、世間のサラリーマンご同輩に比べ、ユルい毎日なのでしょう。

真央ちゃん大苦戦らしいですね(全然オリンピックは見ていない)。かわいそう。

今朝の朝日新聞、特集は巧妙化する振り込め詐欺の件、手口の進化ではなく、世代間に横たわる家族のあり方の問題に付け込んだものとのこと。なるほど。小津安二郎監督「秋刀魚の味」(1962年)の孤独な初老の父親設定は57歳、当時は引退世代だけれど、半世紀を経、中年(≒ワシ)となりました。昨日同行した東京本丸の幹部は旧知の友人(パソコンの先生)、やや年下の同世代は岐阜県出身、60歳になったら夫婦とも故郷に帰って、お店の荷出しでもしようか、と言っておりました。悠々自適、なんてありえぬ夢物語。さて、自分はどうするんだ・・・

LP初期?のデザイン。味わいありますねぇWagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/パウル・シェフラー(ハンス・ザックス)、ギュンター・トレプトウ(ヴァルター)、ヒルデ・ギューデン(エヴァ)他(1950/51年)・・・は残り2枚、昨日朝〜昨夜一気ラスト迄拝聴。CD4枚分、一気聴きなんてここしばらく記憶はない・・・ほど集中力は落ち、あちこち浮気聴きばかりでした。山場は第3幕なんですね。男祭りみたいな連続に、エヴァの可憐な声が際立ちます。第5場ヨハン祭歌合戦の場面に至ると、演奏会用管弦楽作品にて馴染みの旋律サウンド頻出、それにちゃんと声楽陣が絡むから、やはり「Wagner管弦楽名曲集」みたいなものは事前お勉強用なのだな、と納得いたします。圧巻の華やかなめでたい締めくくり!主役はハンス・ザックスと悪役ベックメッサー、若い二人は引き立て役なんでしょう。太古モノラル録音は極めて鮮明、専門家玄人筋には評価の低い演奏とのこと、ド・シロウト(=ワシ)にはオーケストラもアンサンブルの声楽も充実して満足できるものでした。

自主CDなので、途中余白にはスイス・ロマンド管弦楽団との管弦楽作品を数曲入れ込みました。「マイスター」前奏曲も入ってますよ。(あまり音質よろしくない)

これにてオペラ・シリーズ、「カルメン」〜「ナイチンゲール」〜「マイスタージンガー」聴了。次は「ペレアス」です。なかなか本場・伊太利亜に辿り着かない。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

寒い日々、東国ではまだ積雪状況たいへんなようで、こちらへの商品入庫ままならず、思うように手配できぬトラブル処理続いております。上司は(かつて商品関係の責任者であった経験から)もっと具体的に状況捕まえろ!と叱咤するけれど、こちら東日本大震災時の商品トラブル経験者、たった今トラブル発生しているメーカーに電話集中させるのはよろしくない、言ったモン勝ち、横車押したほうが勝ち、みたいのは好みまへんなぁ、甘いかも知れぬが。いずれ商品流通の上流下流各々の取引先と、こんな時こそ日頃の信頼関係がモノを言うのでしょう。日常定例業務もピークに来ていて、やや不本意なるちょっぴり残業、ま、たいしたことない緊張感続きます。充実してまっせ。

野菜は高騰するんでしょうねぇ、困ったもんだ。こちら、体調は維持出来。本日も(珍しく)忙しい。現在、指導していただている辣腕ヴェテラン・パートさん、引退まで一ヶ月を切って、月次の作業はこのサイクルにてラスト、こちらバタバタとお仕事追われているけれど、当人は徐々にお仕事も整理、日々減って感慨深いのだろうなぁ。

POCL-4082/5 これは英DECCA盤今週は「オペラ」。Wagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/パウル・シェフラー(ハンス・ザックス)、ギュンター・トレプトウ(ヴァルター)、ヒルデ・ギューデン(エヴァ)他(1950/51年)・・・著名なる英DECCA録音を2010年7月にネットより音源入手自主CD化したもの。昨日朝夜、今朝は既に3枚目拝聴中。玄人筋には評判悪いらしいけれど、こちら幸いなるド・シロウト、音質極めて良好、作品全貌を味わうのに不足ありません。やや速めのテンポ、歌い手の貫禄も充分だし、ウィーン・フィルの艶もたっぷり堪能可能。(あまり数多く拝聴していない)クナッパーツブッシュの印象から外れて、意外と整ったアンサンブル、さっぱりと流した印象かも。ドラマも同じ、登場人物のキモは悪役だそう、ベックメッサー(カール・デンヒ)は第2幕終盤「セレナーデ」を歌って、ザックスが靴作りの槌音がじゃまをするといった場面のノリがとてもオモロい。明るい旋律豊かな作品を愉しんでおります。

クナッパーツブッシュにしては、みたいな期待もあるのかな? 前奏曲から重量感+味の濃さもあって凡百の演奏に非ず。他の演奏はあまり聴いたことはなくて、バイロイト(1974年)のシルヴィオ・ヴァルヴィーゾ盤くらいか(いちおうこれがリファレンス)、カラヤン/ドレスデンの演奏が凄いんだそうで、いつの日か聴く機会もあることでしょう。

一昨日休日拝聴分忘れぬうちにメモしておきましょう。Stravinsky 歌劇「ナイチンゲール(夜鳴うぐいす)」〜アンドレ・クリュイタンス/フランス国立放送管弦楽団/合唱団/ジャニーヌ・ミショー (s)他(1955年仏蘭西語版)・・・これもパブリック・ドメイン音源より自主CD。作曲時期が長期にわたっているため、少々印象バラバラな作品は短いし、聴きやすくて大好き。ロバート・クラフト(1997年)辺り、新しい録音で聴いていたせいか、音質上の不満を感じて、集中できず。(入手した音源そのものがあまり良質じゃなかったのかも)ちゃんと作曲者自演(1960年)も聴いてまっせ。先のクナッパーツブッシュと真逆、世評は高いみたいだから、機会を改めて再拝聴いたしましょう。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

ぼちぼち2月も終盤に差し掛かって、春の兆候見えず。今朝も寒いっすねぇ。昨日も断続的に雪による物流トラブル対応継続、物流のみならず生産拠点に原料が入らない、そもそも従業員が出勤できない、みたいなこともあるでしょう。こちらに在庫していた商品に補充できない、という事態もぼちぼち出てきております。自分の役割は次善の策連絡+お詫びのみ。一日も早く通常な日常に復してほしいですね。実質週末休みなしはつらいもの。昨日夕方鼻咽違和感やや発熱感じて、ヤバいかな?(またインフルエンザ一人職場発症)と思ったけれど、一晩経てなんともありません。もしかして花粉症スタート?有難くない春のお告げかも、昨年から一気に症状キツくなった、初心者なんです。

オークション大物CDボックスはこBOON送付、当たり前に翌日午前中到着(石川県小松市)との連絡有、岩手県釜石への到着(ゆうメール)は遅れるのかも。

これは抜粋盤(処分済)CCC 0060-2Bizet 歌劇「カルメン」(独逸語)〜ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団/合唱団/ソナ・ツェルヴェナ(カルメン)/ロルフ・アプレク(ドン・ホセ)/ロベルト・ラウホーファー(エスカミーリョ)他・・・CD2枚目ラストまで拝聴。永遠の初心者にはほんま、わかりやすい親しみやすい旋律リズム連続、メリハリ切れ味たっぷりなケーゲルのオーケストラ、端正な歌い手、鮮明な音質に満足いたしました・・・但し、ヘンな(凄い音源)が刷り込み、マリオ・デル・モナコのボリショイ1959年ライヴ(←凄い賞賛ぶり。ほんまか)、ラスト圧巻の情感の盛り上がり・滂沱の涙を最初に経験しているから、そこだけちょっと物足りない・・・版はいろいろあるそうで、台詞の有無とか、ファランドール(アルルの女)が入っているとか(おそらくバレエのシーン)。若い頃は貧しくて、著名な音源は入手不可、フリッツ・ライナーのFM放送抜粋(エア・チェック・カセット)を聴いたり、手持ち音源精一杯集めてカセットに仕上げたり、素朴かつ熱心な音楽愛好家でした。今は昔、思い出話ばかり。

Bach 管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067〜ギュンター・ケール/マインツ室内管弦楽団・・・一連のネットより偶然に入手した音源ラスト。LP時代よりなんとなく馴染みの存在であり、おそらくは1960年前後の録音でしょう。ネット上では”音質少々落ちる”とのコメント有、実際に拝聴してみるとそんなことはない、ちゃんと現役拝聴可能それなり水準でした。演奏者詳細情報も探せない、マルティン・ガリング(cem)/ハンス・ユルゲン・メーリング(fl)この辺りは不変ですか?響きそのものは痩せていないけれど、すっきりとした小編成の響き、時代を勘案するとモダーン飾りの少ない引き締まった表現を賞賛すべきでしょう。今回入手できなかった第3番第4番も機会があれば聴いてみたいもの。

お仕事サイクル上火曜水曜が山、それに+種々トラブル処理+東京より懸案の処理のため、幹部が来訪し、その同行予定もありました。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

昨日朝「音楽日誌」執筆更新後、往復40分ほど掛けて大物CDボックスをはこBOON送付(対応コンビニはファミリーマートのみ)、帰宅したらケータイにはけっこう大量のメールと不在着信が・・・こちらすっかり良い天気で油断していたけれど、東日本の大混乱続いていて、商品が途中トラック立ち往生一晩、運転手のケータイも(おそらく)電池切れ(スマホはガラケーほど電池は保たない)情報収集ままならず。しかもコントロールすべき東京本丸部署は、首都圏そのものが大混乱の真っ最中、物量的にはそちらが圧倒的過半、こちらに連絡の手が回りません。昨日に続いての休日出勤は、東日本大震災の対応を思い出しました・・・激甚被災?発生したことはよう似ております。よーやくご迷惑を掛けつつある取引先の幹部のケータイ番号わかって、ご自宅のプライヴェート・メールに商品未着(しそうな)一覧送付、物流拠点へ移動していただいて、担当責任者へ引き継いでいただきました。

事態を伝えた、諦めていただいた、そんな程度。後処理、次善の策は本日より。ほか、先日来進めていた最年末トラブル処理、最終経費処理段階で最悪のことが・・・この件、朝一番になんとかせぬと。いずれ、数カ月前のヒマでヒマで〜みたいな日常から一変!自分の担当外のお仕事も(流れで)引き受け、上司も周りも取引先もそれを不自然なく受け止める〜お役に立っている、ある意味充実したお仕事(後ろ向き後処理でも)、今回は天変地異だから誰のせいでもありませんし。

夕方、打つべき手も(当面)尽きて帰宅いたしました。居眠りしつつ、コタツにてテレビ番組など・・・41歳ヴェテラン・ジャンパーの銀メダルには賞賛惜しまぬけれど、オリンピックにはとんと興味なし。イケメン若者金メダル取りましたよね。当初狙いのオークションCD送付終え、一区切り、実質上店仕舞い状態へ。こちら転居約一年、なんせヒマやったからね、ずいぶんと棚中CD処分進んで、エエかんじにスカスカ進行中。

0032952BC先週Brucknerシリーズ(いちおう)完了、今週は「オペラ」で行こかいな、と。人の声にはここしばらく渇望感がありました。一番馴染んでいる作品は・・・Bizet 歌劇「カルメン」(独逸語)〜ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団/合唱団/ソナ・ツェルヴェナ(カルメン)/ロルフ・アプレク(ドン・ホセ)/ロベルト・ラウホーファー(エスカミーリョ)/マリア・クローネン(ミカエラ)/ウルズラ・エンゲルト(フラスキータ)/ハラルト・ノイキルヒ(レメンダード)/ギュンター・ライプ(ダンカイロ)(1960年)・・・15年以上前に抜粋盤聴いていて、やがて全曲2枚組入手済。昨夜半分拝聴。音質極めて鮮明。前編に怒りと切れ味に充ちた凄い集中力、仏蘭西歌劇を独逸語で、といった趣向は言葉そのものが持つ厳つい響きが一種異様な緊張感を醸し出します。カルメンは管弦楽組曲の成果?ヒット・メロディ頻出、わかりやすい筋書き、各キャラクターの描き分け、ほんまド・シロウト(=ワシ)向けの名作。ここでのカルメンは魅力的な別嬪はんやけど、かなりSな、キツいお姉さんであり、ドン・ホセは融通の効かぬ生真面目一方なテンションを感じさせ、いずれ朗々と雄弁。各々馴染みの旋律名旋律(ハバネラとか闘牛士の歌)にも冷たい硬質を感じさせて異質な魅力満載。オーケストラはリズム感のキツさ(キレ)もあって、陰惨なる悲劇性を強調する印象となっております。なかなかエエではないか!

Bach ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041(ディーター・ヴォルホルツ(v))/第2番ホ長調BWV1042(ズザーネ・ラウテンバッヒャー(v))/2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043〜ギュンター・ケール/マインツ室内管弦楽団・・・録音情報不明1960年前後?一連のブランデンブルク協奏曲はほんまに立派な演奏、これも音質良好でした。やや旧態、ゆったり質実に”歌う”演奏、小編成の弦楽合奏も豊かな響きに洗練され、艶消しジミなヴァイオリンも味わい深いもの。快速な切れ味ばかりがBach の魅力に非ず、ちょっと疎遠だった名曲を久々堪能いたしました。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

2日ウォーキングをサボって早朝再開、ご近所24時間営業コンビニにオークション落札されたCDメール便送付ついでに。そういえば昨日、青森県から無事CD到着の報有、3日ほど?今朝の送付先は熊本県阿蘇の住所になっておりました。書籍とかCDとか、かつては地方(田舎)と都会の格差は酷いものだったけれど、ネット時代、通販の発達や、こうした個人送付でも安価なインフラが確立して、便利な時代となりました。しかし、商品選定は個人の選球眼が基本だし、ディジタル・デバイド(情報格差)は如何ともし難い・・・なんせ団塊の世代比率は圧倒的ですから。こちらに転居して一年、お仕事求人不如意で苦しんでいる女房殿は尼崎時代、勤め先での同世代乃至もっと若い女性たちのパソコン技量(の低さ)に驚いておりましたもの。(スマホは流暢に使いこなしているみたい)

職場でも業務用メールを安易に呑み屋のメーリング・リスト登録したり(私的流用の結果、スパムメールが大量に到来する・・・)、”自宅のパソコンにウィルス対策は一切していない!”(試用期間過ぎてそのまま放置)と豪語する人々もけっこうおりますもの。(悲惨な結末に至って相談受けて、対策講じたこと数件)ま、こちらスマホには触ったことさえないある意味”ディジタル・デバイド”な夫婦、アンドロイド・タブレットPCとはちゃうものなのか、ぼちぼち研究、習熟が必要です。目指せ980円/月スマホ環境。2015年3月NTT2年回線契約切れると同時にネット環境全面見直し(激安化)を検討中。

Membran 232766  Bruckner 交響曲第0番ニ短調(ノヴァーク版)〜ロベルト・パーテルノストロ/ヴュルテンベルク・フィル(ロイトリンゲン/2006年ライヴ)・・・有名な激安全集より。トータル47分に及ぶ立派な偉容(2管編成)を誇る作品、後年の貫禄を充分類推させる美しいコラール風旋律頻出する名曲であります。ヴァインガルテン・バジリカという残響の脚の長い教会大聖堂での収録、その自然な会場空間がとても快い。連想したのは朝比奈/聖フローリアン・ライヴ(1975年)。申し訳ないがオーケストラはこちらのほうが上手い(というかマシ)、残響をしっかり配慮して、慌てずムリせず粛々、響きの余韻が溶け合った演奏は神々しい完成度であります。Brucknerはとくに、オーケストラの響きそのもの、あまりあちこちいじらずに自然体の流れ(無為の意)必須であって、煽ったり走ったり・・・なヨッフムを苦手とするのはそんな嗜好からなんでしょう。

こんな演奏を聴いちゃうと、上手いオーケストラってどんな意味があるの?的、不思議な感慨に至るマイルドに気分壮大、悠々と爽快なる4楽章分拝聴。ちょっぴり間が空いて温かい拍手有、嗚呼これはライヴだっけ。人口10万人ほどの小さな街、こんな素敵な演奏会が日常なのでしょう。

Bruckner 交響曲第9版ニ短調(ノヴァーク版)〜マレク・ヤノフスキ/スイス・ロマンド管弦楽団(2007年)・・・創立者アンセルメが1967年に勇退し、後任がパウル・クレツキ、サヴァリッシュ、ホルスト・シュタイン・・・独墺系の人が続いて、彼(か)のコシのないアンニュイなサウンド(≒色気)は消えてしまいました。ややオールド・ファン(=ワシ)には”スイス・ロマンドでBruckner?”的先入観ありますよ。まず、驚異的に音質クリアなこと、聴き馴染んだ作品の内声部〜ヴィオラの動きとか〜明確に聴き取れて、初耳旋律頻出!(旧PHILIPSのスタッフによる録音らしい)オーケストラ・ビルダーとして知られているヤノフスキ(1939年〜ヴェテランですねぇ。このオーケストラ在任は2005-2012)は、素晴らしき洗練と精緻なアンサンブルに仕上げております。威圧感のない(やや薄い)クールな響きに往年の伝統を感じさせ、細部緻密なる仕上げに時代の変遷と、このオーケストラの進化を感じさせました。ヤノフスキはやや遅めのテンポ、入念繊細な仕上げはみごとなもの。但し、両端楽章に”やや走る”部分があって、ちょっぴり違和感が・・・脳裏には朝比奈とかパーテルノストロがあったのでしょう。

PHILIPS  470 537-2数度繰り返してちょっぴり悩んでいたBruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜ベルナルト・ハイティンク/ウィーン・フィル(1985年)・・・これは兼ねて絶賛の演奏であって、1980年辺りからかなぁ、ハイティンクは”どれを聴いても立派!”な巨匠に変貌して、評価一気に高まった以降の録音。

名曲が名曲として過不足なく、存分に、豊かに、自然体で鳴り響く歓び。絶叫せず、強制せず、ひたすらゆったり音楽が流れて申し分ない幸せ
〜うん、その通り。オーケストラの力量をムリなく活かした極上なる”フツウの演奏”也。このBrucknerシリーズ、種々オーケストラを拝聴してきて(ダブり一件もなし計11団体)知名度のみで音楽を聴かぬのは前提、それでもウィーン・フィルの洗練、深い味わい、そしてハイティンクのコントロールとメリハリは絶品であります。今朝、今週3度めの拝聴中、各作品演奏表現の”個性・色”を多種愉しんできたせいか、あれ?こんな薄味だったっけ。もしかしたら先日拝聴したカール・ベーム/ウィーン・フィル(1973年/英DECCAのあざとい録音成果)が脳裏に残っていたのかも。

ホルン、めっちゃエエ音やなぁ。弦のセクシーなこと!細部ニュアンス表現凝っていること!驚くばかり。聴けば聴くほど味がある・・・

これにてBruckner拝聴シリーズ一区切り。大好きな第5番(ヘレヴェッヘ)第8番(ロペス・コボス)はイマイチな印象、日常聴きの中で好みの音源を探しましょう。弦楽五重奏とか、ほかいくつかのミサ曲聴くつもりだったけれど、ここ迄系統的に連続聴きできれば上出来です。新しい発見は交響曲第7番 変ホ長調〜朝比奈隆/大阪フィル(1975年聖フローリアン・ライヴ)・・・オーケストラの技量とか、細部弄くる表現とか、そんなものとは無縁な”無垢な精神”を感じさせる奇跡の一枚、との世評もあながち否定できぬ・・・立派な遺産でした。

昨夜、ネットより集めた音源整理していて驚くべき発見有!もう20年以上(30年?)前、FMにて拝聴したMartinuの某合奏協奏曲(擬バロック風)作品をとても気に入って作品旋律の記憶も鮮明(だけど、おそらく脳内変貌しているはず)、あちこち音源を探ってずっと探せませんでした。昨日偶然、パソコンから鳴り出したのはStravinsky 協奏的舞曲(1942年)〜コリン・デイヴィス/イギリス室内管弦楽団(1962年)・・・これじゃないのか。記憶違いだったのか、道理でMartinuで探せなかったワケだ。今朝、作曲者/コロムビア室内管弦楽団(1967年)にて再確認、素晴らしく切れ味ある演奏+鮮明な音質、乾いた情感溢れる作風はまさにツボ・・・

でもね、この作品けっこう以前から知っていて、記憶の(怪しい某合奏協奏曲)にはチェンバロが入っていたような?前半は納得し、後半は明らかに(記憶とは)別作品。謎解きは続きます。これがヲタク趣味だ。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

休日は不思議な早朝自然覚醒が性癖、一発ウォーキング+ストレッチで引き締めるか、そんな決意も冷たい雨に断念いたしました。朝一番、CDオークションの締め、Beethoven 交響曲ほぼカラヤン全集(第2番抜け)韓国製駅売海賊盤「6枚計@1+送料160円」出品(投げ売り)は無事130円ほどに数人競り上がって引き取り手有。音質問題に改めて愕然とした「コンサートホール・レコーディングス10CD」(これは新品がけっこう安く市場に有)も1,000円ほどで引き取り手がありました。いつまでも場所ふさぎでは・・・「Handel MasterWorks 40枚組」(旧収録プラケース大ボックス)10年を経、送料申し訳なく思いつつ(はこBOONの書式に従って)出品したら、2,400円(+送料)にて落札有。けっこう入手難な音源満載なのは自覚ありました。自分の嗜好とは異なったから、その辺りを愛する人に引き取っていただければ幸いです。金額の多寡に非ず。大切なのは収納棚に余裕ができること。多く所有すること=シアワセじゃないでしょ。パソコン・メモリ増量代の足しに(ちょっぴり)なったかも。

Oehms OC614Bruckner拝聴シリーズも残りわずか(第0番/第9番)第4番は再拝聴予定、不本意な印象だった第8番と第5番は別途再拝聴すべき音源選定中。こうした”集中まとめ聴き”は拝聴姿勢のぶれがなくて良い感じ、中途半端な”ちょろ聴き”に反省することもありません。Bruckner 交響曲第2番ハ短調(1872年稿/校訂:ウィリアム・キャラガン)〜シモーネ・ヤング/ハンブルク州立フィル(2006年)・・・所謂「初稿」。この人の第8番はほんまに新鮮でしたよ(コメント後、CD入手済)。あちこち馴染みの旋律有、但し正直なところ馴染み、というほどに聴き込んでいない作品感想は”とにかく長い”。ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(ハース版/1981年録音)は60分弱、こちら71:22でっせ。ネット情報によると”スケルツォの反復省略、終楽章56小節短縮、一部差し替えという形で正式に初演され・・・その後、大規模なカットや差し替え、休符の削除といったさまざまな改訂やミックスを経”て現在に至ったとのこと。閑話休題(それはさておき)

カイルベルト辺り(1960年以前)の記憶を辿れば、響きはモダーン、緻密に引き締まってキレのあるリズムとアンサンブルの集中力に驚かされるのはいつものこと。オーケストラのサウンドそのものは古豪のややジミ、粗野な迫力テイストは残っていて、対向配置。技量は抜群に上がって迫力たっぷり、金管は壮麗に鳴り響いても、華麗に非ず。これでライヴ?ほんまでっか(編集しているでしょ)。作品への”初期の成熟から遠い作品”イメージは一掃され、壮大な美しい作品へと変貌を遂げております。新しいものがすべて良い、ということにならぬのが音楽の難しくも愉しいところ、これが新時代の伝統なのだな。

無為無策にぼんやり、落札されたCDの連絡待ち、夜半には無事3件全部有、明日には散歩がてら送付いたしましょう。夕方、ケータイに上司より連絡有、東京方面の雪でいくつか商品調達トラブルとの情報、おっとり刀にて職場へ。ところが(昨日のまま)ネットワークに接続不可、慌てて東京本丸システム部局に連絡したら、手練の担当(この人、中国の方なんです)が出てきて、一気解決。ようやく諸連絡済+昨日の残務もついでに終えました。ま、肝心の営業先は電話連絡も付かず、これ以上打つ手なし。

尾籠な話で恐縮、ワタシは快食快便が基本。ここ数ヶ月、朝食を軽くするため、野菜ジュース+ヨーグルトのみ、体調も体重も軽快しているけれど、出る方のナニが不規則になって、やや悩んでおりました(便秘に非ず)。今朝、なんとなくフツウの朝食(ゆでたまご+パンなど)摂ったら、みごとに!即、胎動やってきました。こうでなくっちゃ。キモチええなぁ。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝、プライヴェート・メールを見たら2件も着信有、今夜ご当地諸先輩と(定期的な)酒席、雪だけど決行とのこと。マメやなぁ、一番下っ端の自分に断れる選択肢なし、名古屋駅辺りまで出掛けましょう、どーせヒマやし。今朝、古新聞抱えてそのままウォーキングのつもりだったけど、雪が滑って危なかったので中止。もともと睡眠不如意なのに、昨夜は”メモリ増量”ノートパソコンという(怪しからぬ)”大人のおもちゃ”嬉しくて夜更かし、しかし体調は大丈夫、FM放送タイマーの前に目覚めました。ようやく辿り着いた週末、自分には縁のないバレンタイン・デー夜に酒も乙なものでしょう。女房殿不在、弁当を作らなくては。列島大雪、こちら最低気温0度C、最高気温3度Cとのこと。ヒートテックのタイツ必須。

大物出品してちょっぴり動き期待しているCDオークション、さすが一年で一番ものの売れぬ時期、ぴくりとも動きませんね。かつては”ウォッチ・リスト3件以上で入札有”という原則だったのに、全然あきまへん。明日、朝の締め切りに期待いたしましょう。

Cascade 02200 87枚組 7,813円にて購入数日前の映画絡みBeethoven 弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 作品127/第14番 嬰ハ短調 作品131〜コダーイ弦楽四重奏団(1999年)・・・ピアノ・ソナタ以上に拝聴サボってきた一連の名曲、それなり著名な作品は棚中常備が鉄則、Beethoven 87枚組ボックスを取り出しました。演奏云々はコメント不可、なんせ聴取機会が少なくて、ほとんどこれ以外聴いたことはないので。知的な興奮に溢れて、明るく重厚なスケールを誇る変ホ長調 作品127は第2楽章の変奏曲が圧巻!映画に登場したのは嬰ハ短調 作品131。一瞬Bartok!と思ったのは、2つの映像 作品10(またはヴァイオリン協奏曲第1番)冒頭の妖しい安寧雰囲気をちょっぴり連想させたから。全7楽章?途切れずに演奏され、途中人懐こい旋律も登場して、次々と風景を変えていきます。やはり、この作品も第4楽章変奏曲がキモ。文句なし名曲の40分也。映画の演奏より、やや質実ジミなサウンド印象でした。まだまだこんな趣味の奥行き、愉しみは残っておりまっせ。

NAXO 8554432交響曲第4番(ハイティンク/ウィーン・フィル1985年)は拝聴数日経ってしまって、再聴仕切りなおしを決意。今朝より、Bruckner 交響曲ヘ短調(第00番)〜ゲオルグ・ティントナー/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1989年)・・・昨年2013年11月にロジェストヴェンスキー(1988年)を拝聴して、その素朴な作品の味わいに意外と好感を得たものです。(この度、サイト内検索掛けて驚き!2003年に既に聴いていて、まったく記憶失念。たしか第0番+第00番2枚組だっけ)ティントナー全集は初出から聴いて感銘〜やがてオーケストラの弱さに疑念を抱いて処分、BOOK・OFFにて激安再会、また同じことを繰り返してオークション処分(しかも苦い結末/オークション評価▲3点は自ら付けたもの)今回は借り物音源久々の拝聴也。ロジェストヴェンスキー(繰り返し実行)52分、こちら37分、なんとなくあっさり終わってしまうような?後年のリズム、色が未だ出現せぬ、素朴な味わいの作品。ティントナーの演奏は線が細いというか、アンサンブルの磨き上げに不足を感じます。露西亜の怪人演奏の毒気に当てられたかも。

余白に交響曲第4番 変ホ長調終楽章(1878年稿)「VolksFest」収録。これって1874年初稿とも違うんでしょうか。聴きなじんだ「ロマンティック」とは姿が異なって、粗野、賑やかな感じ。第00番ともども悪くないけど、アンサンブルのテンションが少々ユルい〜これも聴き手の堕落なのでしょう、きっと。

思わぬ結末。朝一番(いつものように)誰もいない職場に出ると、ケータイにメールが〜呑み会延期〜とのこと。そやろなぁ、なんかあちこち雪でびちょびちょですもん。さっそくかなり重い課題(印刷物)の点検、致命的な誤り発見!大きなデータをネットストレージにて送付、他午前中、取引先からのお願いごとなど処理して、いろいろデータいじっていたら・・・突然フリーズ(いつものこと)〜慣れた手順でサーバーより一旦抜けて(作成途中のものはすべて消えてしまう)再立ち上げ、すると・・・画面真っ黒!なんせデータすべてサーバー上にあるからね。こちら本体にはネットワークのワン・タイム・パスワード発行用のブラウザがあるのみ、いちおう業務用ウェブ・メールにアクセスできるけれど、お仕事にならず。東京本丸、システム部局に電話すると”一部サーバーダウン”とのこと。上司と雑談などして時間をつぶすけれど、にっちもさっちも行かず、昼飯喰った時点で快復の目処なし、帰宅いたしました!

文明の利器もトラブルには弱いのぉ・・・どーしても!というのは朝一番で済ませたから、心残りはないんです。基本、宿題は溜めない性格なんで。引き隠り、いつもの寒い週末であります。お粗末。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

お仕事量増えて、というか、職場内外にて存在感なんとなく増して、毎日充実しております。ま、かなり膨大な物量こなして結果、大小ちょんぼばかり、これが重大なトラブル結末に至らぬよう周りや取引先にフォローされる日々、ありがたいことです。あまりにフクザツ、多岐にわたるお仕事作業を一気に引き受けたので、全貌を完全に理解していないのだな。基本営業というのは一緒、しかし、この年齢(とし)で新しい諸実務ごっそり引き受けましたから。もとより粗忽な性格、ここしばらくマネージャー的なお仕事ばかり、純実務への習熟に時間が掛かります〜それも徐々に、少しずつ前進していくのも妙に新鮮、嬉しい。失敗すること、ミスすることを恥ずかしがったり、隠したりする風潮は一般にあるけれど、自分は(恥ずかしいけど)指摘されても、叱られても全然平気、大きな信頼関係を時間を掛けて作っていくしかない。意外とストレスはなくて、毎日時が過ぎるのが速いこと!

ヒマでヒマで、疑問疑念ばかりの日々とは大幅転換いたしました。体調だって悪くない、微妙に風邪っぽい感じは抜けないけれど、なんとか寒風の中、生き残っております。マウス腱鞘炎症状はやや悪化気味、それはお仕事上仕方がない。女房殿、本日より恒例大阪実家行き。両親のいない甥は、いよいよ今年結婚秒読みらしい。出遅れた息子(同世代)はどーなっとんのか。

 VDC-1214 Bruckner連続聴取ウィークリィはあちこち寄り道浮気して行ったり来たり、Beeやんほどカンタンではありません。それが趣味の醍醐味也。第4番(ハイティンク/ウィーン・フィル1985年)に久々清々しい印象を得、その件書こうと思ったけど、それは後回し。昨夜拝聴した音源に意外なる感銘極まって・・・Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ハース版)〜朝比奈隆/大阪フィルハーモニー(1975年聖フローリアン大聖堂ライヴ)・・・まだ彼が元気なうちに大阪に居住していたのに、一度も演奏会に行く機会を得なかったし、一時ずいぶん集めたCDも大多数処分済(な罰当たり者)。前回拝聴はもう5年前2009年12月に曰く

豊かな残響に支えられ、けっして慌てず、ゆったりと力みなく、粛々と自然体にて進む音楽。真摯であり、誠実、謙虚、希有の感動、永遠の価値を否定するものではありません。途中テンションが落ちることもない・・・しかし、(不遜なコメントと自覚しつつ)オーケストラが弱い。響きが薄い、コシも芯も足りない。弦に震えるような官能が欲しい、金管にもっとキレと洗練があれば・・・でもね、この呼吸の深さ、静謐は尋常じゃないですよ。白眉は第2楽章「アダージョ」なんだろうな。盛大なる打楽器が入らない「ハース版」はこれで好きになりました。精神が落ち着き、ゆったりと安寧の気分に浸れる感動的演奏であります。
一昨日拝聴したシューリヒト盤はあまりの音質に愕然としたけれど、上記5年前コメントの前半のみ感動しっかり受け取って、オーケストラの弱さはほとんど気にならない。作曲者が眠る教会は残響7秒?とか、慌てず騒がず、当時68歳の朝比奈さんは気力体力充分、ひたすらその残響に身を委ねて作為のない、ムリのない表現、流れは作品の美しさを際立たせ、静謐な緊張感は最後まで途切れない・・・冷静に聴けば弦は薄いし、金管は引っ込み気味、しかもミスタッチばかり、それでも昨夜〜今朝、数度拝聴してその感動に変化なし、いや増すばかり。ヴェリ・ベストかも。

ネットから拾った珍しい(違法?)音源昨夜自主CD化しました。Bruckner 交響曲1番ハ短調〜エルネスト・ブール/南西ドイツ放送交響楽団(1976年バーデンバーデン・ハンス・ロスバウト・スタジオに於けるセッション録音)・・・検索して偶然見つけた各楽章ごとのファイル、元サイトは閉鎖済、第1楽章のみ何故か.aiffファイル(Mac用)になっていて(ほかは.flac).wav変換にけっこう苦労しました。どこかでCDになっていたのか、それとも放送音源?版のことは疎いので不明、音質極めて良好。

これが明晰な、引き締まった筋肉質表現、キレのあるオーケストラの響き、作品構造がわかりやすく、意外なほど作品を愉しく聴かせてくださいました。やや速めなテンポ設定、詠嘆とか煽りとか重厚、そんな表現とは無縁、ほぼ初めて作品そのものに目覚めた感じ。ラストに山があって更にテンポアップ、軽快クリアなサウンドに満足感高いもの。先の大阪フィル云々するわけじゃないが、金管上手いなぁ、最終楽章までオーケストラのテンション緊張感が維持され、クール、整ったアンサンブルを堪能可能。

自主CDフィル・アップはテ・デウム〜この音源と同時(検索画面一段下にあった)ダウンロード、但し元サイト閉鎖?音源データそのものになんの情報もなく、演奏者不明音源。厚みがあって、ややジミな質実サウンド・・・もしかしてハインツ・レーグナー?ダブったか。帰宅してから確認いたしましょう。ヲタクな趣味だ。

きょうもいつもな、そこそこな一日。早々に帰宅、シャワー浴びて、冷たい残り飯一人寂しくいただいて・・・メモリ4gbの到着待っておりました。じつは注文翌日、+1,200円値上っていたのは妙に嬉しい(小せえ男やなぁ、ワシ)。無事、なんのトラブルもなくAspire AS5750は計6gbに〜けっこう軽快です。あたりまえだよね、いままで2年間2gb一筋でやってきたんだから。

今朝のテ・デウム〜NMLでタイミング確認したら、ハインツ・レーグナーではありませんでした。彼(か)の分厚い響き、やや速めのテンポは誰だったのか。ヨッフムのちょっぴり粗々しい合唱より、かなり上手いと聴きました。拝聴途中だったギュンター・ケールブランデンブルク協奏曲第5番の件、ソロは依然不明・・・類推はトリプル・コンチェルトの記載と同じ?として、ズザーネ・ラウテンバッヒャー(v)/マルティン・ガリング(cem)/ハンス・ユルゲン・メーリング(fl)こんな感じか。

あと、もひとつ、しょうもないこと。かなり以前処分した某(無名)CD、どーしても聴きたくて、探したらamazon中古数百円、いちおうキープしておいたら日々値下がり、とうとう昨日47円・・・送料340円。1円になるまで待ってもいいけど、1円も47円も誤差の範囲、業者さんは送料の差額で商売になるんだろうな、きっと。数日したら届くでしょう。ちゃんと、心改めて拝聴いたしましょう。安いストレス解消でっせ。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝も0度C。3月の声を聞くまではこの寒さは続くのか、今週も半ば、週次サイクルで動いているお仕事順調です。朝日新聞朝刊、童門冬二さん「50代でふてくされても仕方がない」(呑み屋で愚痴ってばかりじゃあかんでしょ)〜なかなか含蓄深い、自分の現状にぴったりな一文でしたよ。いくらアカンタレでも(≒ワシ?)そのくらいサラリーマン続ければ、なんらかの取り柄もある、反面教師でも良いから、客観的に見つめなおして自分の生き方をみつけろ、若い人を育てろと。そのお隣に亜米利加先進IT企業のトップ、次々と若返りの記事がピタリ!リンクしておりました。

SCRIBENDUM   SC 011 Disc1Bruckner 交響曲第7番ホ長調〜カール・シューリヒト/レジンデンティ管弦楽団(ハーグ・フィル)(1964年)・・・10年前のコメントが残っていて、おそらくはそれ以来ほとんど聴いていないのは、音質問題。LP時代からお気に入りでした。-1">(廉価盤で聴ける第7番はそれだけだった?しかも中古)第2楽章「アダージョ」の美しさに目覚めたのも、この演奏だったはず。久々の拝聴に自分の堕落を深く自覚いたしました。あちこちさっぱりとした軽快な語り口を懐かしく感じつつ、あまりの音質の悪さに閉口いたしました。2日で2回拝聴したけれど、その印象は改善せず・・・もう好事家の世界じゃないのか、ワタシのような日常気軽に音楽を愉しむド・シロウトには遠い世界になっちまった・・・のかも。Bruckner拝聴サイクルも半分ほど進行して、肝心の第5番(ヘレヴェッヘ)第8番(ロペス・コボス)そしてこの第7番がいまいちなる手応え、別途再聴(拝聴サイクル立て直し)すべきかな、と考えております。残念。

誰でも知っている「コンサート・ホール・レコーディングス10枚組」格安1,000円でオークションに出しました。売れるかどうか怪しいけれど、自分なり聴くべき音楽の整理のつもり。

Bach ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調〜ギュンター・ケール/マインツ室内管弦楽団(1958?)・・・拝聴継続中。ソリストの類推は帰宅後に再確認加筆予定。おそらくはマルティン・ガリングのチェンバロは最近聴けぬ金属的立派に雄弁な音色(カール・リヒターもこんな感じだったはず)、小編成のアンサンブルは優雅に柔らかくスケールが大きい。フルートも骨太に暖かい〜音質も比較的良好であって、表現としては(リズムのエッヂを立てない)穏健派の愉悦に溢れました。残り第4番と第6番、そしてトリプル・コンチェルト+ヴァイオリン協奏曲集(ラウテンバッヒャー/ヴォルホルツ)+管弦楽組曲第1番第2番が残っております。こりゃ、久々掘り出し物に当たった感じ。

では、元気で行ってきます。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

祝日。寒い朝にちょろウォーキング(ストレッチ主体)時、いつもの早朝バス停にご同輩連は誰もいらっしゃいません。お仕事サイクルのリズムを崩したくない(+このお仕事見習い中ですし)本日志願の休日出勤、セキュリティ解除も請け負いました。昨日分、数件諸実務残しておりますし。都知事選で田母神さん、60万票取ったんだな、若い人にも一定の支持があるらしい・・・”出口なし”状態の現状+隣国との泥沼関係の反映かも・・・個人の資質や個性ではなく、一律に国籍人種宗教のみで”差別行為”なきことを願うばかり。”それを公的にやっているのはお隣でしょ?”という理屈か。なんかイヤだな、微妙に。

今朝、ダメモト出品2ヶ月ほど続けていた駅売海賊盤2枚100円+送料80円、オークションにて落札ありました。在庫整理、ちゃんと聴けるものを捨てるのは忍びない、べつに@1でも同じこと、ちょっぴり嬉しいですね。Beethoven 交響曲ほぼカラヤン全集(第2番抜け)韓国製駅売海賊盤「6枚計@1+送料160円」出品(投げ売り)もなんとか動いてくれんか、さすがにこんな著名音源はムリかも。ずいぶんと普及しているでしょうし。

Profile PH06047Bruckner 交響曲第6番イ長調(ノヴァーク版)〜ギュンター・ヴァント/ミュンヘン・フィル(1999年ライヴ)・・・これはけっこう驚き。ミュンヘン・フィルは響きやや淡彩、といったイメージ先入観があったけれど、さすがBrucknerの名録音を歴代数多く排出しているオーケストラ、晩年(1912-2002)の充実した境地、芯のあるサウンドが聴かれます。この人は適正を常に感じさせるテンポ、作品の構造を明確に、頑強に構築してわかりやすい。横流れに朗々と旋律を歌ったり、悠然茫洋としたタイプに非ず、細部明快、サウンドに艶と色気、集中力有。後期作品中、ちょっと疎遠だった第6番をラストまでしっかり盛り上げて、堪能させてくださいました。音質も良好。

これにてBruckner拝聴シリーズ交響曲第5番→第3番→テ・デウム→第8番→第6番聴了。未だ序盤でっせ。

Bach ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調/第2番ヘ長調/第3番ト長調〜ギュンター・ケール/マインツ室内管弦楽団(1958?)・・・ネットより偶然入手した音源(全曲分/拝聴途中)。VOX音源は昔から馴染み〜って、情報確認してみるとそれはイェルク・フェルバー/ヴュルテンベルク室内管弦楽団じゃないの。(管弦楽組曲担当はケール/マインツ)ちゃんとLP時代より出ていた音源、いくら探してもソロは確認できず。予想以上に良好な音質、時代的にやや大柄っぽい(編成は小さい)けれど、古楽器全盛期の現代の耳に違和感なし。各ソロの技量もみごとなもの、アンサンブルの繊細さ+安定した集中力、バロック音楽に必須のびのびとした愉悦に溢れ、昔の廉価盤向け音源として看過できぬ価値有。第3番例の素っ気ない第2楽章は1:40〜チェンバロの切ない即興風演奏?続いて2つの和音へとつなげます。未確認情報だけど、ヴァイオリンはズザーネ・ラウテンバッヒャーか、味わいある存在感(けっして美音に非ず)にてアンサンブルを支えておりました。

いつも通り(定時より一時間早く)出勤し、所定狙いのお仕事をクリアし、早々に帰宅いたしました。祝日は静かだし、電話もメールも少なくてエエ感じ。けっこう詰まったお仕事だったけれど、それなりに余裕有、小人閑居して不善を為す〜昼休みamazonをぼんやり眺めていて〜ぽちっと無駄遣い〜Aspire AS5750(メモリ2gb)〜冷静に考えれば、そりゃ「8.1」苦しいでっせ。一昨日も自主CD作成途中にフリーズして、CDR一枚アウトにしました・・・4gbメモリ注文しちゃいました。数日で到着するでしょう。相性悪くないことを祈る。2011年10月購入、既に2年数ヶ月愛用中コタツ用マシン、これであと2年ほど更に生き延びてくれんか、なんとか。

4,000円弱の出費、この間売れてくださったオークションCD分でトントンかも。テレビはオリンピック・モード(あまり興味なし)見るべき番組も少なくて、録り貯めた映画など・・・映画「鍵泥棒のメソッド」じっくり拝見、映画としての完成度、筋書きのオモロさ、キャラクターの際立たせ方、とくに広末涼子の変人ぶり最高!そして音楽が素晴らしい・・・裏稼業屋・コンドウ(香川照之)の失った記憶を取り戻すのが、Beethoven 弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 作品131〜冒頭の「アダージョ」(アルバン・ベルク弦楽四重奏団?らしい/一瞬Bartokかと?)。この辺り、弱いのですよ、難解というか晦渋というか、怪しいというか。それがとても効果的、映画ではちょっとしか聴けないから、もっと先を、ちゃんと聴きたくなる・・・

Brucknerシリーズは交響曲第7番ホ長調へ、この件は明日。ちょっとガッカリというか、自分の堕落ぶりを自覚する事象有。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝も氷点下。昨夜は床屋〜馴染みの寿司屋〜ちょっと喰い過ぎ、今朝のウォーキングはやや出遅れ、我らがご同輩連は既にバス停から出勤済でした。本番に弱い日本国民は、当人の奮闘努力を賞賛しつつ、思ったようにメダルを取れず(ワールドカップでもなんでも、言霊思想に支配される日本人は妙な楽観論に事前支配される)、都知事選は事前予測通りのオモロない結果に至る・・・舛添さん個人はどーの、というつもりもないけれど、風というか流れってあるんですね。自民党どん底時期に離党して新党立ち上げ、結果ぱっとせず実質消滅、下野したら人材不足?また飛び出した古巣から再登板を要請される・・・反原発勢力は二分されるし、細川さんは76歳、いかにも過去の人でしょ。変化を求める若い世代代表みたいな候補も見当たらぬ(家入さんも上滑り?)、雪模様低投票率も追い風になったかも。

閑話休題(それはさておき)、今週もまた新しいサイクル始まりました。一発根性入れて乗り切りましょう。今朝方お仕事の夢、しっかり見ました。

一昨日開始、私的Brucknerサイクル開始は正解だったのか、音源選定基準が定まらぬのか・・・とにかく継続中。TELARC CD-80343 今朝はBruckner 交響曲第8番ハ短調〜ヘスス・ロペス・コボス/シンシナティ交響楽団(1993年)・・・昨年2013年11月に一度拝聴済。

CD一枚に収まる速めのテンポ、オーソドックス、要らぬ飾りのない表現+整ったアンサンブル+颯爽とした推進力は世評も高い・・・オーケストラのサウンドをどーも好きになれんなぁ。高らかに鳴る明るい金管も悪くないけれど、ずばりオーケストラが上手くない?
こんな不遜な感想クリアすべく再聴の結果、変わらず。Brucknerは独墺系オーケストラじゃないと、みたいな狭量な考えは持っていないけれど、音質印象もあって?オーケストラの響きそのものが乾いてツマらない感じ。この作品って、Bruckner中屈指、壮絶なドラマを感じさせる作品じゃないですか、わざわざこの演奏で聴かんでも、といったところ。残念。

Bach ブランデンブルク協奏曲全曲〜ムジカ・アンフィオン/ペーター・ヤン・ベルダー(cem)/レミー・ボデ、山縣さゆり(v)他(2006年)・・・フルートにハーツェルツェットも参加しておりますね。BRILLIANTのBach 全集現在の音源選定と少々違うみたい)冒頭に配置される音源。ムジカ・アンフィオンはお気に入りでして、抜群の技量+肩の力が抜けた素直な表現、流れの良さを賞賛したいところ。ま、一番大好きな作品のひとつ、たいていなんでも感動するけれど、第1番に於けるホルン、第2番のトランペット、第3番楽章経過部の素敵なヴァイオリン・ソロ付加、第4番のヴァイオリン・ソロの流麗なこと、第5番のフルートの優雅な響き・・・どれもさらりと上手い!オーソドックスといった意味ではヴェリ・ベストかも。第1番(終楽章)がやや長いのは繰り返しが多いのかな?

では、行ってきます。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝、雪は止んでいて、凍結した道がうんと滑るわけでもなし、解けて泥濘(ぬかる)まぬうちに早朝ウォーキング実施。昨日は運動不足解消のために郵便局まで散歩(CD送付のため/事前計量誤って50円の損残念)けっこう道中グズグズでした。東日本は相変わらず暴風防雪警報継続らしい、都知事選投票動向にどんな影響が出るでしょうか。東西とも盛り上がらぬ感じですね。きょうはなんとか床屋に行きたいんやけど・・・八萬圓弱贅沢支出のエアコンもムダにならぬ寒さ厳しい日々であります。電気代喰いそうやなぁ、今月は。無為無策引き隠りがちなな休日も、こんな気温じゃしょうがない。

Beeやんほど気運は盛り上がっていない”連続聴き”の件、浮気寄り道はそこそこに、ちゃんと系統拝聴を心掛けるといった趣旨と決めましょう。21世紀に入ってボックスものCDは激安に、更にはパブリック・ドメインやら放送音源がネット入手可能となって焦点の定まらぬ”乱れ聴き”(+ちょろ聴き)状態へ・・・そんな不遜な姿勢を改善して充実したMusic Lifeを送りたいもの。昨日はBruckner テ・デウム/モテト集/詩篇150〜オイゲン・ヨッフム/ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団/ベルリン・フィル/バイエルン放送合唱団(1965/66年)拝聴済、既に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新といたしました。ま、精神的テンションやや高くないと聴けぬ作品というか、演奏というべきか、そんなかんじ。

0002342CCC  16枚組 4,980円 2002年、今は亡き金沢・山蓄通販にて購入今朝からの拝聴はBruckner 交響曲第3番ニ短調(1889版)〜クルト・ザンデルリンク/ゲヴァントハウス管弦楽団(1963年)・・・ノヴァーク第3稿なんだそう(この辺り、いくらご教授されても疎いワタシ)旧東独逸の録音って1960年辺りから良好ですよね、ソヴィエット露西亜とは大違い。先日コンヴィチュニーのボックス2個分処分したけれど、その中ではBrucknerは出色の出来であった記憶が・・・このオーケストラBrucknerに向いているのかも。Wikiによると”第3稿が約55分(各21分、14分、7分、13分)”とのことだから、23分-17分半-7分半-15分半というのは遅めのテンポによる堂々たる演奏ということになるのでしょう。正直言うと第3番はやや苦手系作品(原因理由不明)、長大なる第1楽章「遅めに、神秘的に」を耐え忍んで拝聴していると、第2楽章「アダージョ、動きをもって、クワジ・アンダンテ」に深遠な広がり+昂揚を感じるように(ジミだけど/第1稿のタンホイザー主題出現は感動的でしたね)。Brucknerのキモである「スケルツォ」(第3楽章)に至って、そのスケール感とゲヴァントハウスの金管の強奏炸裂!ロジェストヴェンスキー風剥き出しのエゲつない刺激に非ず、もっと気品を感じさせるもの。ホルンもトランペットも久々エエ音聴いたな、といった手応え有。

終楽章「アレグロ」の”遅さ”は盤石の貫禄であって、金管の爽快な盛り上がりいや増すばかり〜もの凄く立派な作品を、文句なく立派に仕上げて下さった・・・この人は独逸正統派の巨匠だったのだな。コンヴィチュニーよりアンサンブルの仕上げ手練は上々なのでしょう。

昼から滅多矢鱈とエエ天気へ。これだと床屋さんへ行けるかも。誰も興味ないであろうヲタク咄など少々。現在のプリンターはHP B110a、この間、徐々にインク入れ替えて、以前「チップなし」互換インク入手して(使いこなせず)いちおう残していた(黒以外)黄青赤〜前回チップ移植に失敗したもの〜無事、移植手術に成功いたしました。昨年2013年7月惜しくも急逝したCANON iP3500(2008年購入5年間稼働)に替わり、HP-DESKJET3520激安3,600円入手→ネットワーク混乱したこと、互換インクを(”チップ付き互換インク”743円も)認識しない!(チップなし互換インク、移植も習熟せず破損)→残念!即オークション処分したものです。

この度、インク切れとなってチップ移植成功!チップなし4色は379円(送料込)でっせ。小さなことだし、あちこち寄り道少々、ムダな支出もあったけれど、エエ勉強になりました。

更にヲタク咄追加。この度入手したノートパソコンeMachines E732Z(7/64bit)はメモリは4gb〜いまどき最低限。ふだんコタツにてテレビ見ながら使うAspire AS57502gb(8.1導入済/2011年入手)、こりゃなんとも心もとない。もうちょっと前に購入した女房用DELL(7/64bit)でさえ4gb・・・SO-DIMM/DDR3のメモリ買い足すか〜amazonやらヤフオク検索すると、相場上がってますねぇ、4gbで最低4,000円ほど、8gbだとその倍、円安のせい?記憶相場より倍みたいな感じ。しばらく様子を見ましょう。これ以上の贅沢はできまへんで。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝の風景休みの日は必ず早く目覚める不思議、こどもの頃からの性癖、今朝も冷えるなぁ〜雪ちょっぴり積もっております。関東では20年に一度の積雪のおそれとのこと。テレビでは不要不急の外出は避けるようにとの呼びかけ、こちらもとより出掛ける予定はありません。オリンピックへの興味さほどにないけれど、ぼちぼち拝見するに相応しい気候でしょう。月一回の眼科検査も昨日外出時、ついでに済ませましたし。冷蔵庫冷凍庫他、食材も豊富に在庫常備。すっかり開店休業状態に至ったCDオークションは今朝、珍しく一件落札有、徐々に売れ残り再出品諦めて縮小しつつあります。Beethoven 交響曲ほぼカラヤン全集(第2番抜け)韓国製駅売海賊盤、試しに「6枚計@1+送料160円」出品(投げ売り)してみたけれど、ピクリとも反応ないのは予想通り〜売れ筋だし、実際多く普及済、正規品出品も多いですから。21世紀も14年目、もうヘンタイ好事家(≒ワシ)おりまへんで。そのうち公共図書館へ寄付するか。2007年、岡山から大阪に転居時、お世話になった地元図書館にかなりお願いしてきたものです。

ちょろ聴きばかりの音楽生活反省して一週間Beeやん交響曲連続聴き!〜なかなかの成果有。作品そのものも鉄板の名曲に間違いなし、苦手云々と避けても仕方がない、棚中在庫も(さんざん処分しても)まだまだ膨大、今回の演奏選定に特別な意味はありませんでした。開始キッカケはハインリヒ・シフ/ドイツ・カンマー・フィルのみごとな集中力推進力(第1番第4番)に感心したこと、ジョン・ネルソンの第8番はフツウそれなりの印象、それ以外驚くべき感銘の連続でした。一部作品ダブり聴きも愉しいもの。あまり順列をつけても仕方がない各々個性堪能、あえて言えばデイヴィッド・ジンマン(第2番)の現代(いま)風、古楽器の影響を受けたサウンドに鮮度を強く感じたもの、音質も極上。オーケストラも素晴らしい。

まとめて聴いた、浮気をしなかった、というのも珍しいこと。お仕事上の状況変化による良い意味での緊張感+体調維持も影響していたことでしょう。さて、次どーするか。浮気(あちこち寄り道)は最低限、自由に拝聴すべき音楽を選べる贅沢を噛み締めつつ、”まとめ聴き”継続したいものです。

今朝よりBruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜フィリップ・ヘレヴェッヘ/シャンゼリゼ管弦楽団(2004年ブレーメン・ライヴ)・・・仕切り直し再拝聴。正規CDは2008年録音(リンク先レビューは概ね好意的)、こちらライヴの別(放送?)録音、音質はかなり良好といってよろしいでしょう。Bruckner交響曲中、屈指の規模を誇って、神々しいコラール旋律も美しい作品、ワタシはこれが一番好き。古楽器派のワタシもBrucknerをノン・ヴィヴラートで?脳裏にはチェリダッケ辺りが木霊して、前回拝聴途中断念。さっぱりと威圧感のない金管、素っ気なくもタメのない旋律表現、細部見通しの良い”新しい切り口”をしっかり、ラスト迄堪能いたしました。19世紀後半のオーケストラって、こんな響きだったんでしょうか(作曲は1887年)。会場都合や楽器の変化に対応する演奏を否定するつもりもなし。一方、現代主流の分厚い響きとは異なる個性も悪くないもの。第4楽章「Finale. Adagio - Allegro moderato」に第1楽章第1主題回帰して圧巻のフィナーレを迎える感動には少々不足かも。

そんなこんなでBruckner全曲拝聴!かな、次は。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝もマイナス3度。大散財エアコン設置した途端数日暖かくなって、めぐり合わせの皮肉をちょっぴり感じたけれど、こうして寒波が来てくださると、有用であったと安心しております。北側の部屋滞在そのものが苦痛でしたから。+新しいマシン(中古やけど)にて「音楽日誌」執筆も感慨あります。九州時代のお友達よりパソコン購入の相談メール有、一番上の娘さんは当時生まれたばかり、この春岡山大学への進学が決まったとのこと〜阪神大震災の年に博多転居、来年でもう20年なんやな、光陰矢の如し。愉しかったような、無為無策にあっという間だったような・・・?

そして現在、名古屋(正確には長久手)に至る。まさかねぇ、サラリーマンって先が読めないのがオモロいのかも。

Ambroisie AMB9993”Beeやん交響曲全曲聴き!”最終盤へ。もうちょっと若いころは”一日一気聴き”できる体力集中力ありましたよ。(リンク先CDは過半処分済も感慨深いもの)Beethoven 交響曲第8番ヘ長調〜ジョン・ネルソン/アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ(2006年)・・・やや旧態、馴染みの音源ばかりなので、ちょっぴり新顔登場。亜米利加の中堅(?1941-)がパリの室内管弦楽団(現代楽器アンサンブル)を率いるといった趣向の全集であります。既に時代は使用楽器問わず、”古楽器風”さっぱりとしたサウンド、溌剌としたリズム感、すっきりとした旋律処理が主流。ネルソンは昔風詠嘆な表現とは遠いけれど、モダーンな現代(いま)風に非ず、仏蘭西の明るい響きを活かして元気一杯、熱血演奏でした。リンク先レビューには好意的なご意見が多いことに納得(たしか数年前、ボロカスなコメントがあった記憶が・・・削除してますね)、ワタシは馬力のないエンジンを一生懸命回している?悪くないけど、求めてこれ!といった印象に非ず。

数年前、自らのコメントは”明るく、こだわりもなく、整ったアンサンブル、ストレート系の”穏健派”。(第3/4番へのコメント有)おそらくは演奏会が話題になって全集録音へ至ったのでしょう。そんな熱気は伝わります。どうしても録音というのは話題とか個性(売るためにも)必要でして、こちら素敵な演奏会の日常といった感じかも。

ラスト「第九」へ。音源選定にやや悩んで結局、こども時代より馴染んだものを。Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィル/ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団/グレ・ブロウェンスティーン(s)/ケルステン・マイヤー(ms)/ニコライ・ゲッダ(t)/フレデリック・ガスリー(br)(1957年)・・・CDはとっくに処分済、けっこう早くパブリック・ドメイン音源出現、.mp3より自主CDしたもの。その後、より改善された音源(.flac)ネットに出現、差し替えようと思いつつ数年経過、ま、これでも日常聴きに支障ない、立派な水準であります。(時間切れ)

一週間終了。忙しく充実した一日、取引先との商談帰り激安天然水2ケース購入したり、眼科に寄ったり(=サボり。眼圧コントロール成功、視力も下がっていない〜ちなみに老眼も出ていない)ちょっぴり大きな宿題を2本、来週月曜に持ち越しました。達成感ありますよ、久々。水が思ったより(最近amazon相場少々高い)安かったので白ワインも入手、早々に帰宅してしっかり呑みました。なんやらほっこりした週末〜寒いけれど。

懐かしい廉価盤LP Toshiba EMI EAC-30007今朝、最終楽章途中となったBeethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィル/ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団(1957年)・・・第3楽章「Adagio molto e cantabile」長大なる変奏曲から再拝聴しております。LP時代はなんやスカみたいに聴いたけれど、その記憶が大勘違いであった?と訝るほど美しい演奏。(LP時代の音質印象もあったのか、よろしくない音質に言及したブログ有〜こちら安物耳にはさほどに悪い音に感じられぬ、上々のもの(低音は少々弱いけれど。時代勘案すればたいしたもんですよ)。

先日のカラヤンより更に5年前、先代の影響強いベルリン・フィルは驚くほど端正に洗練され、透明なサウンド〜クリュイタンスの資質がみごとに生かされたものでしょう。中庸〜やや遅めのテンポ、ケンペの自然体にも感銘深かったけれど、こちら+色気もあります。5年後のカラヤンより更に仕上げはていねい、細部は磨き上げられ、威圧感皆無。ワタシは「第九」を苦手としていて、それは第1〜3楽章の深遠なる宇宙を感じされる世界と(取ってつけたような)終楽章との違和感・・・しかし、ここでは声楽陣のバランスの良さ、聖ヘドヴィヒ合唱団の充実にたっぷり手応え有(おそらくは今まで聴いたウチの最高!)・・・ここにもう少々低音さえ確保されれば〜そんな贅沢も言いたくなる、充分アツい、立派なスケール終楽章でした。

大団円にてBeeやん(久々/珍しく)交響曲全曲拝聴。トータル印象は明日へ。蛇足〜自主CDには余白もれなく収納するのがビンボー症の習わし・・・Bach 2本のフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調BWV1039第1楽章を入れておりました。クール・ダウンにふさわしい選曲、但し誰の演奏か記録は残しておりません。チェロのピツィカートがとても軽快、現代楽器によるもの。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝氷点下3度Cとのこと。ちょろウォーキングは短時間だし、通勤時間は短いし、北側オーディオ+パソコン部屋はホットカーペット+エアコン導入にて対策万全、寒さに苦しむこともありません。昨日のお仕事はほぼ所定の狙い通り完了、よーやく精神的に一区切り、ってな手応えへ。タミフルが効かなかった上司、リレンザ処方してインフルエンザより復活いたしました。東京会議でウィルスもらってきたみたい。昨日、転勤異動の辞令発表、嗚呼あれから一年経ったのだな、と感慨深いものです。経費節約、ずいぶんと転居を伴う異動は減ったけれど(そうでないものは年度ぎりぎり発表)意欲的な女性幹部登用が印象的。正直なところ、すごい人、隠れた実力者とも思えぬけれど、これで充分お仕事回るし、質的な変化も生まれると実感できます。

佐村河内守さんの件、自分は出遅れて全然興味を持たなかったから、なんの感慨もなし。大騒ぎするほどのこと?(大騒ぎしていたのはマスコミでしょ)出来上がった音楽が素敵であれば、その作品価値に変化はない。但し、著作権やら利害が絡む、売れるかどうか、お客が入ることは現代社会にとって重要なことなのでしょう。誰か勇気ある”作品音楽の擁護者”出ぬものか。散々叩かれて、挙句忘れ去られるのだろうな。音楽にとって哀しいこと、考古学発掘の捏造とは違うんだから。

韓国製駅売海賊盤KC-0014原点回帰狙ってのBeeやん交響曲連続聴きの件、好調です。Beethoven 第4番 変ロ長調/第5番ハ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1962年)・・・お恥ずかしい韓国製駅売海賊盤(中古166円入手/今更どーにも処分不可)拝聴(第2番除くほぼ全曲揃)、あきらかにLP板起こしであって、ややどんより、厚ぼったい響きのCDであります・・・って、時は既にパブリック・ドメインへ。SACDを入手する勇気(+経済力)はないけれど、.flacファイル音源をネット入手、自主CDにて今朝より再聴確認しております。それでもずいぶんと響きはスッキリ印象一変、クリアに見通しよろしい・・・閑話休題(それはさておき)

久々の拝聴印象は、ベルリン・フィル先代、古豪のサウンドが残って、後年のレガート前面砂糖甘いサウンドとは異なること。オーケストラの厚みと艶は圧巻!ゴージャス(とくに第5番)であって、峻厳な集中力を誇るトスカニーニ系表現を基礎に、余裕とニュアンスを誇る名演奏でしょう。21世紀、散々古楽器(風)演奏〜それは当然音質も良好〜に聴きなじんだ耳にも”旧さ”を感じさせぬ、まさに現役。ベルリン・フィルの豊かな美しいサウンドのみでも、充分魅力的、それだけで快感、溌剌として力みはどこにも存在しない、作品終盤に向けての盛り上げ、キメは抜群に上手い・・・若いころの反発印象は何だったのか。

 DB70708(やや旧態なる音源ばかり恐縮)Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」(1972年)/第7番イ長調(1971年)〜ルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル・・・これもなんやら”高音質”CD出たらしいけど、ワタシのはフツウのもの。EMIは時に音録りが淡白、しかもベルリン・フィルに続けてミュンヘン・フィル、いかにも響き淡彩ややジミというか、弱いというか・・・これが穏健派、優しい表現、順々とした暖かいサウンドにすぐに耳慣れ、カラヤンとは別世界が待っておりました。この2曲は”Beeやん苦手”中、最右翼だったはず、それがなんと心癒される感銘じわじわと・・・そんな変身をとげました・・・(時間切れ)

ちょいとワケあって昼から休み、というかサボり。ぼんやりコタツで居眠りしていたら、かえって風邪ひいちゃう・・・かも。明日しっかり働いて週末へ、来週の祝日はお仕事のサイクル上志願の出勤となります。

Beethoven 交響曲第7番イ長調〜ルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル(1971年)・・・しっかり拝聴仕切りなおし。EMIは時に音録りが淡白〜今朝そんなことを書いたばかり、これはとても鮮明な良い音質です(我が家の最低限オーディオ環境でも)。ゆったりとした落ち着いたテンポ、仕上げは細部までていねいに描きこんで、穏健であり、威圧感はどこにもない。壮年カラヤン/ベルリン・フィルの毒気に当てられ、”いかにも響き淡彩ややジミというか、弱い”と感じたのは幻か、暖かい、味わい深いサウンドにシミジミ感銘を受けました。こどもの頃の素直な感動が蘇えりましたよ。こうして”連続聴き”というのは効果的やなぁ、いつもちょろ聴き、寄り道、浮気ばかりですし。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

今朝氷点下、ウォーキング+ストレッチ強行。全国各地、雪が降ったそうな。こちら通勤5分、ジャンパーのジップを締める前に帰宅できるほどに近いことを喜ぶべきか、なんの変化もドラマもない日々というべきか、親しいお友達の出来ない職場も初体験、これが人生なのか、実質上既に引退しているみたいな感覚であります。お仕事実務は引き続きボロボロ、慣れの問題かな、基本的に注意散漫というか、集中力の途切れが小さなミスを生んでいるような・・・なんせ守備範囲幅広いし、前年度迄の担当のお仕事量2倍以上になっておりますから(売上小さい担当やけど)。逃げても仕方がない、あと、1ヶ月半ほどで独り立ち(=ヴェテラン辣腕パートさん引退)まず彼女のお仕事成果をしっかり継承しなくては。20年の歴史を半年でなんとかせい、ということですから。ノーミソ緊張感はあって睡眠不如意(やや興奮状態?)続きます。体調は悪くない感じ。

今朝の朝日新聞、ゼンリンの三陸デポ、ほぼ同世代が地図作りの手応え、ドラマ(津波で流されているからね)について語っておりました。道一筋、シアワセなお仕事なのでしょう。自分も負けていられない。

UCCG-4205 これは一枚物のジャケット一昨日のハインリヒ・シフを契機にBeethoven の交響曲全曲拝聴を画策しております。苦手意識先行、ほぼ10年ほどちょろ聴きばかり、古典は音楽拝聴の基本ですから。Beethoven 交響曲第3番変ホ長調「英雄」〜イーゴリ・マルケヴィッチ/シンフォニー・オブ・ジ・エア(1956/7年)・・・ぎりぎりステレオ録音に間に合っていないのは残念、かなり良好な音質。先月末、ラインスドルフ(1952年?)を拝聴したけれど、その方向に似てスリムな集中力、高いテンションを誇ります。時代はトスカニーニだったのか?盟主を失って変名した旧NBC響は高い技量を維持して、音質印象(DG録音)か、トスカニーニ時代の硬質な響きより柔軟性を感じさせました。一気呵成に最終楽章迄聴かせるテンポは速目?そんなことを感じさせぬ”適正感”、集中力有。交響曲の前に収録される序曲「レオノーレ」第3番(コンセール・ラムルー/1958年)こちらステレオ、明るい響き、燃えるようなアッチェレランドが爽快。

Beethoven 交響曲第2番ニ長調〜デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(1998年)・・・自分としてはこの全集がリファレンスのつもり(なのに滅多に聴かない)。ジャケットには「新ベーレンライター版世界初録音」とのコメント有(事実はいろいろあるらしい・・・)閑話休題(それはさておき)、リアルな音質が鮮度たっぷり、薄く素朴な弦の響き、表情豊かな木管、柔らかい金管、粗野なティンパニの存在感、軽快なリズム感、詠嘆に引きずらないさっぱりとしたフレージング・・・かつての好感はそのまま、音質優秀、オーケストラの自在な技量をいっそう感じたものです。Beeやんは意外と昔の録音でも気にならぬもの、しかしねぇ、やはり音質ってけっこう重要でっせ。

今朝は、Beethoven 第4番 変ロ長調/第5番ハ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1962年)・・・これは帰宅してから。そろそろ出かける時間となりました。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

いつも通り、少々ダルい、淡々とした日々。お仕事実務量に不足なし、現在引き継いでいるお仕事概要はともかく、実際は細かい配慮や修正が必要であって、それは一朝一夕に身に付きません。粗忽なワタシの失敗を周りのヴェテランやお客様、メーカーの営業の方がフォローして下さって感謝の日々、続きます。睡眠不如意状態復活して、今朝も早朝覚醒〜体調そのものはフツウなのでウォーキングは継続いたしました。世間の動きにあまり興味はない(消費税増税後、景気はどーなる?ということのみ)、オリンピックもあまり好まぬのが昔からの性癖(スカイツリーとか万博とか、そんなのも興味薄い)、狭い範囲で生きております。大阪の橋下さんは完全に賞味期限切れっぽいなぁ。名古屋の河村さんも似たり寄ったり?選挙すれば当選する人気は維持しているみたいだけれど。

昨日3年ほど?使った業務用WIMAX(っぽいもの)、新品別物に交換有(ほとんど使っていないけど)。付属物も含めて返却するので、ダンボール内PC関連品探索、ついでに整理実施いたしました。転居時にかなり捨てたけれど、今回は2週間前まで現役使用していた外付けCDR機器、マウス数個(有線の光学)、IDE-USB変換ケーブル(2個/そもそもIDEのHDを先に捨てていた)、他オーディオーケストラーブル数種などかなり廃棄。ハードはどんどん変わっていくなぁ、ソフトの基本は変わらんけど。そういえば、新しい職場マシンにて”ChromePortable”起動不可(これは趣味だから仕方がない)、困ったのは印刷機能に→PDF(これは万能選手であった)機能が消えてしまって、Docuworks(これが標準なんすよ、ウチの職場。ファイルが軽くならぬのと、起動に一手間掛かって好きじゃない)で→PDF化せよとのこと。これでは業務上幾つか不備が・・・専門部局に相談してみましょう。

Berlin Classics  BC12502  精神的なテンションは上がっているのか”戦う!Beeやん”を好ましく拝聴可能。Beethoven 交響曲第1番ハ長調/第4番 変ロ長調〜ハイリヒ・シフ/ドイツ・カンマー・フィル(ブレーメン1993/4年)・・・これが溌剌峻烈なテンションにあふれて快速、細部曖昧さやら弾き流し、仕上げの粗雑皆無、いかにも腕利きの若者達!的凄い演奏であります。第4番といえばカルロス・クライバー(ということになっているけど)、こちらのほうが完成度高いんじゃないか。他、第1/3番(1992年)のみ録音有、スポンサーが見つからなかったのか。10年後にパーヴォ・ヤルヴィが全集としたのは周知の通り(未聴)。

Rosetti 交響曲 変ホ長調(Kaul32)/ト短調(Kaul27)/ハ長調(Kaul26)/ニ長調(Kaul20)〜ゲオルグ・マイス/リトアニア室内管弦楽団ヴィリニュス/1999年)・・・1750-1792だから我らがMozart と同世代?端正上品、どれも4楽章制16-20分の作品ばかり、とくにト短調交響曲のほの暗い風情はちょっぴり魅力的・・・でもね。概ねこの辺りの作品は好みに合って快く拝聴できても、いまいち決め手に欠けるというか、耳をそばだ出せるような、はっとするような魅力に不足するかも。演奏は、ちゃんとした現代楽器アンサンブルが生真面目に演っておりました。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

微妙に風邪症状継続、但し抜本的に悪化していないことは幸いでしょう。昨日朝は雨模様にてウォーキング断念、終日引き隠り状態。今朝は地面は濡れていたけれど、気温高め、明日より再び寒くなるそう。札幌の行方不明女児、無事保護されたとのこと。雪の厳しい季節、ちょっぴりほっといたしました。昨日とうとう音楽への言及なし、それはちょっとしたキッカケ・・・

ネットより入手した放送用音源、Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜フィリップ・ヘレヴェッヘ/シャンゼリゼ管弦楽団(2004年ブレーメン・ライヴ)・・・たしかセッション録音は2008年だったから、幾度かの演奏会を経た成果だったのでしょう。これがスッキリしたサウンド、シンプルな表現に全く共感できぬ・・・Beethoven Brahms だったら重厚長大を否定するような響きを愉しめたのに、Brucknerは未だ聴き込み足らんのか、脳裏にはチェリビダッケ辺りが木霊して、なんやねんコレ、途中断念故、現時点言及すべきことはありません。しばらく後に仕切り直しいたしましょう。

アバド追悼。ラスト・コンサート(2013年8月23日)音源出現。喜び勇んで早速自主CD作成〜ところが「未完成」第1楽章途中に大きな欠落(空白)有。ガッカリ。演奏そのものは、分厚い響きとスッキリ明快なサウンド作りがバランスして、なかなかよろしかったんだけどなぁ。続く、Brucknerも拝聴意欲を失いました。残念。(あとで確認したらこちらにも欠落有/CDR2枚廃棄)

BRILLIANT 92294/5 NIMBUS原盤Schubert 八重奏曲ヘ長調 D803〜ベルリン・フィルハーモニー八重奏団(1993年)・・・作品そのものが愉悦に充ち、延々と歌が止まらぬ素敵な63分ほど、往年のフランス名手たちの演奏(1961年)を愛してきたけれど、さすがに音質的に厳しくCDは処分済(ネット音源にて復活拝聴)こちら、サシュコ・ガヴリーロフ率いるベルリン・フィルの錚々たる名手たちの安定感、磨き上げられ洗練されたサウンドに惚れ惚れいたしました。とくにブランドホーファーのクラリネットの息遣いにははっとするほど、ザイフェルトも皆引退した世代の貴重な、美しい遺産であります。まさに、ヴェリ・ベスト。

では、行ってきます。本格的なお仕事引き継ぎをピカピカの実務に磨き上げるよう、謙虚に努力いたしましょう。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

ただでさえ出不精状態なのに、微妙に風邪症状あって引き隠り、テレビはどれも”ハズレ”ばかりか、既になんどか拝見してビデオに収録済のものでした。外出は夕方最寄りの駅前迄新規居酒屋開発に行ったのみ。悪くないんだけれど・・・ここ最近の風潮なのか、この辺りの習わしなのか?基本となる”普通酒”がメニューに存在しない、ブランド日本酒(=高い)ばかり、利益率や単価、回転率を上げるためか、それとも”腰を据えてじっくり呑む”世代は消えてしまったのか。気に喰わず、数種の料理を頼んでちょっぴり呑んだのみ、混みそうな前に店を出ました。

一週間前オークション落札され、3回連絡してとうとう送付返事が来なかったCDをキャンセル、次点の入札者から即連絡有、ありがたいことです。いずれ1-3月は家計支出が低い時期、”冬枯れ”状態継続也。4月以降は消費税の関係でオークションは見直されるかもしれない・・・小さな個人商売(?)は課税対象外ですし。昨夜、このところいろいろ不調だったドスパラタブレット(入手丸一年)修復とGooglePlay(Playストア)導入トライ(幾度目?)いたしました。

ネットにて調査しつつ、4個のファイルを導入して前回失敗。結果、”問題が発生したため、com.google.process.gapps終了します”と頻繁に出現、OKして逃げれば通常使用可能〜でも、不快ですよね。もちろんGooglePlay使用不可。ネット検索掛けて類似の事象対策探してみるけど、クリアできず。もともと、いろいろファイル導入を契機に出現した不具合なので、再度一から(手順に従い)ネットより当該ファイル再入手(microSDカードが使える)、手順通り対処〜結果、絵に描いたように”問題が発生したため、 Googe play を終了します”(事例通り)出現(前回トライヤル時もそうであった)。4度目の再トライでようやく無事GooglePlayが開きました・・・

Andoroid用Chromeと日本語変換が欲しいんですよ。さっそくネット検索して導入ボタンを押すと・・・この端末は云々対応しておりません・・・警告有、”問題が発生したため、 Googe play を終了します”出現。com.google.process.gapps終了云々はクリアできたけど、結局当初の目的達成ならず、残念。ま、それさえ使わなければ、通常ネット閲覧(=Gメール対応)、カレンダー同期、業務用メール(実質上閲覧のみ活用)可能な便利ものであります。【♪ KechiKechi Classics ♪】更新はムリだけどね。

棚中自主CD、ほんの一部ヲタク咄ばかりになったし、この際更に・・・自主CDの件。正規CD在庫(駅売海賊盤110枚ほど含)は日々オークション処分途中、最初のうちは中途半端なものをバラ処分、全部揃ったセットもの激安再発を再入手しておりました。途中から、処分したままに・・・ま、なくてもなんとかなる、ほかに聴くべき音源はたくさんありまっせ、いつまでも物欲に拘泥しても仕方がない〜なんて書くと、なんて解脱達観の境地に至ったんだ?風だけど、じつはウソ。ネットからパブリック・ドメインに至った1960年前後の音源入手可能となって、まさにその辺り嗜好というか、ツボ。こどもの頃から聴きたくて渇望していた音源をフリー入手、@20弱のCDRに焼き込み作成できるようになりました。見栄えさえ気にしなければ(写真左上)、これってほとんど無限大、もう止まらない・・・もし、通勤時間がもっと長ければ(出張多ければ)データのままiPod拝聴していたことでしょう。日々、増殖中。

ネットより入手した音源をDVD保存/聴いていないものがほとんど更に、ネット時代を迎えて現役世代やら著名ヴェテラン、無名若手演奏家の放送音源膨大に出現〜これも無料にて拝聴可能となってきました。厳密に言うと著作権上マズいのかも知れぬし、いつでもネット上に存在する、決まったところから入手できる、ということでもなし、どんどこ消えていく(現役ブログが活動停止、閉鎖は日常)から、これ!というものを発見したら日々ダウンロードしております。これを定期的にDVD保存(写真右/DVD-Rは既にCDRより安いかも)一枚に4.3gbほど収録可能だから、収録音源物量ほんとど限りない、時々内容棚卸しメモを付けないと、同じものを幾度入手してしまう・・・なんてことも。かえって、どれを日々聴くか悩むほどに至っております・・・こりゃアカンで、現役音楽家には申し訳ない”金の使わぬ音楽愛好家”に至っております。


2014年2月某日/再起と熟練の日々

土曜休日の朝。転居10ヶ月目にして、お仕事・職場から気分的に”避ける”、”逃げる”感覚から脱却しております。出勤するのが苦痛でもなし、ヘンな意味で苦しんで一週間、週末がとても嬉しい!みたいなことはなくなったのかな?一ヶ月ほど前(昨年末)大トラブルの休日出勤対応あたりからの感覚であります。おそらくは職場内、転勤異動の方の内示は出ているはず、来週末くらいの正式発表か、もう少し後だったか。昨日、昼前に新しいマシン(最新のウルトラブック!)環境の説明有、夕方実際に配布されました。レガシーデバイスなし、愛用のディスプレイ接続にはHDMI→アナログ変換ケーブル活用。有線LAN接続さえ存在しません。ようできてまっせ、起動時に端末側のWindows7が立ち上がり、サーバーにアクセスするとOS環境もなにもかもそちらから提供される・・・MyDocumenstはサーバーに有、つまり、このパソコンは空っぽ!盗難や紛失に伴うデータ流出を防ぐための抜本対策なんだそう。

QtClipも無事配置出来(サーバーより起動/このソフトもう更新せんのか)、ほとんど以前の環境に復して、あとはデスクトップ整理、日常使用していた全体課題ファイルへのショートカット整理、Office2010のリボン・カスタマイズが残っております。ほんまは土曜休日出勤して一気に環境つくりたいところ。キーボード・マウスディスプレイが変わらぬので、雰囲気はあまり変わりません。テストマシン一年間、サーバーとの相性が悪く苦戦の日々でした。ちなみにChrome導入(ポータブル版をサーバーに置くつもり)は未導入、但し、標準装備”インターネットエクスプローラー9”からGoogleドライブへのアクセス(ダウンロード)は可能でした。

一週間前、オークション落札されたCD一枚、3回連絡してとうとう返答なし。急な出張や旅行、入院とかそんな事情でしょうか、残念ながらキャンセルさせていただきました。先週送付のAspireRevo、到着連絡がないのはやや不安(決済は終わっているけれど、マイナス評価の多い人であった)、いずれ一区切り、意欲を失っております。明日、さほどに遠くないところにBach 演奏会有、但し夜、出かける気運盛り上がっておりません。体調は微妙に風邪っぽいけれど、それなり維持出来。エアコン導入の成果もあることでしょう。

Carton 3036701822Schubert ピアノ五重奏曲イ長調D667「鱒」〜ナッシュ・アンサンブル録音年不明(p)1987〜あまりに著名過ぎて拝聴機会の少ない作品(「死と乙女」もそう)、浪漫派の室内楽やらピアノ・ソロ作品には親近感ありますよ。もとより実演とは無縁、拝聴一方の音楽生活、それでもこの名曲には”高尚に聴かせる”テイストに非ず、親密な演奏する側の愉悦、しっかりと伝わります。演奏の質、云々はようわかりまへんな、あまり聴きこんでいない(旋律は細部熟知)し、どれも聴いても素敵、楽しいな、といったところ。やや早めのテンポ設定、他馴染みの作品(弦楽五重奏ハ長調、八重奏曲ヘ長調など)同様、歌が溢れて止まらない!といった風情有。哀しい影はどこにもない・・・ちなみにNMLの収録には終楽章が抜けているのが不思議。

ほか、自主CD棚中整理していてBrahms の交響曲第3/4番〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1956/57年)など拝聴。立派、お見事だけど、心情的に巨魁にして立派な作品を堪能する気分に非ず。また時を改めて。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi


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