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音楽日誌●再起と熟練の日々 再起と熟練の日々
2012年正月/小樽
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2014年1月某日/再起と熟練の日々

ようやく辿り着いた週末、年末正月が遥か以前に感じられる一ヶ月終わります。お仕事いよいよ本格稼働の諸作業引き継ぎ、ボロボロのミスばかり〜抜本的なトラブル発生前、(いまのところ)辛くも発見ディフェンスできていることを幸いと感じましょう。ミスをしない仕組みづくり、作業手順の確立は途上なんです。+うっかりぼんやりな自分の手抜き性格も有。上司はインフルエンザB型(幾種も流行ってるそうな)とやらでお休み、こちら微妙に風邪症状継続、昨夜はちょっぴり頭痛有、熱もないしインフルエンザではないでしょう。今朝も(ちょろ)ウォーキング実施。昨日夕方、東京システム部局二人来訪、いよいよ業務用端末(パソコン)入れ替え〜個別保存データをサーバー・エリア移管へ。おそらくプリンター、スキャナ、ファックスやら、ほか種々設定が残っていることでしょう。本日、当面大きく遅れた諸作業なし、いくつか宿題押さえればよいはず、作業環境確立に全力を注ぐつもり。そんな作業もちょっぴり楽しみ、早めに出勤してみましょう。

昨夜、ほとんど音楽を聴いていないので、この間の雑感など。歌劇「トゥーランドット」は近代伊太利亜歌劇の魅力、歌の旋律の危うい美しさ、管弦楽の多彩さ(オリエンタルな打楽器の使い方も)たっぷり堪能いたしました。できるだけ珍しい作品、ふだん拝聴できぬ作品を幅広く受容すべく心掛けて、それはCD時代、そして21世紀CD価格下落、更にネット時代に至って、大きな経済的負担なくして実現可能な時代へ。ここ数日、Giovanni Bottesini(ボッテシーニ1821-1889/数多いコントラバス作品に興味有)、Giuseppe Saverio Raffaele Mercadante(メルカダンテ1795-1870/フルートやクラリネット協奏曲を聴きたかった)をちょっぴり聴き始めて、なんというか”伊太利亜風歌劇風安易な歌謡旋律”(失礼)に少々ガッカリ、本格聴取突入を躊躇っております。もともとオペラ畑の人たち(現在ほとんど演奏されない)ですよね。これって嗜好なんでしょう。たまたま拝聴した演奏水準の問題ですか?同時期に入手したFranz Xaver Richter(リヒター1709-1789/マンハイム楽派/独逸の人?)辺り、ほんま一発で気に入りましたもの。バロック〜Mozart 、概ねこの辺りはどれを聴いても心情にフィットするもの。

http://randomclassics.blogspot.com/2011/03/erich-leinsdorf-and-rochester.html人生に音楽を聴くべき時間は限られ、音質厳しい歴史的音源も拝聴機会減りつつあります(例外は室内楽か)フルトヴェングラー、トスカニーニ辺り、もう意識して10年ほどちゃんと聴いていないような気もする・・・Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜エーリヒ・ラインスドルフ/ロチェスター・フィル(1952年?)・・・これは一部の好事家に絶賛された音源、ネットにて発見して4年ほど前?自主CD化したもの。音質は時代相応、戦前巨匠世代存命時代に颯爽としたテンポ設定、飾りの少ない乾いた表現+推進力、当時のロチェスター・フィルはスポンサーも財政潤沢(Eastman Kodak Company/ひと時代を作って既に経営破綻)驚異的なアンサンブルの集中力とテンション(+色気も有)を誇っております。時代を勘案すれば、先進的モダーンな完成度を誇っている・・かも。(繰り返しなし/入手音源には針飛び一箇所有)

けっこう感動いたしました。でもね、おそらくはカラヤン1962年録音の方向に類似、そちらは音質もオーケストラの水準もかなり違って、”ラインスドルフの「英雄」こそ唯一無二の存在価値”とは言い切れぬでしょう。時に拝聴も悪くないけど・・・ボストン交響楽団の録音を聴いてみましょう。

では、行ってきます。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

朝刊一面「STAP細胞」の件、30歳若い女性研究者の割烹着姿も絵になりますね。正しいこと、価値あること、それをわかりやすく世間に伝える工夫が必要なのでしょう。いくつも興味深い記事(例えば、ビッグ・データは目的狙いがはっきりしなければ、たんなるゴミの山となる)有、読者投稿欄90歳”スマホ活用はじめた”〜その意欲に敬意を表して自戒と致しましょう。職場マシン本日夜より、いよいよデータバック・アップ開始、明日シン・クライアントにいっせい入れ替え。昨日実務処理パンパンな時期に本丸システム部局より、OS(「7」)とOfficeの新しいバージョン(といっても2010/365に非ず)とサーバー上のデータ・アクセス相性について質問有、データ更新不可、旧ソフトを立ち上げて処理している旨、かなり以前に上申しておりました。さて、どーなりますことやら。辣腕パートさんのお仕事全貌引き継ぎ、かなり進んで、一週間の作業時間配分、残課題も明確になりつつあります。2月を待たずに先が見えつつあるのは、予想外の進捗でした。

週半ば、疲労感もピークに根性入れてウォーキング実施。北側オーディオ・パソコン部屋、エアコン稼働(22度設定+ホットカーペット)順調です。

F00L-59022/24   14枚組3,150円Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1970年)・・・ぐずぐず何度も過去言及していた音源也。駅売海賊盤(ほぼ)全集処分して正規全集入手が2009年8月28日とのレシート有、それ以来あまり聴く機会はなかったかも・・・数日前、 10年後クラウディオ・アバドの成果拝聴、それとの比較となりました。オーケストラは粗粗しいほど圧巻の迫力、強靭なラッシュ、仕上げが粗いんじゃなくて、ショルティの表現方向なんでしょう。聴き手が元気であれば、これほどの威力説得力+輝かしい音質(不自然なくらい)に生理的快感を得ることまちがいなし。生の演奏会だったら、もっと凄いと想像されます。あとは嗜好問題かな?8年前のコメントにも既に言及あるけれど、”チカラ余ってヒステリック”、”あきらかにやかましい””「強く、豊かなアメリカ」を連想・・・それはいかにも人工的な作り物めいた、不自然”〜現在ならそこまでボロカスに言わないけど、ま、そんな個性をしっかり拝聴いたしました、ということで。

今朝からもう一発、昔馴染み英DECCA音源。Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜カール・ベーム/ウィーン・フィル(1973年)・・・日本では未だに人気なのか、誰でも知っている著名な録音であります。Bruckner交響曲中、もっとも苦手とする作品故、滅多に聴きません。ウィーン・フィルの華やかな金管前面、この演奏だけは別格、と信じて(おそらく)10年以上?ぶり再聴〜ほぼ記憶通り、先のショルティとは仕上げの方向が全然異なるし、後半に行けば行くほど(おそらくは聴き手の)興が乗ってきて、ベームの飾りの少ない(素っ気ない)表現とウィーン・フィル艶々サウンドが融け合って、陶然といたしました。最終楽章に圧巻の山有。正直なところ、第1楽章出足は少々テンション低い?ヤバいかも、と一瞬思っておりました。LP時代はBeeやんもBrahms も交響曲全集はこの人だったんだけどなぁ、もう聴く気もなにも起きないのが正直なところ。

昼から雨?相変わらず寒い日々であります。微妙に風邪ひいているみたい。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

ノーミソ前頭連合野は使わぬとどんどこ劣化して、アホになる(廃用性萎縮)・・・名古屋転勤以来約一年弱、どーやって時間をツブすか?みたいな(ヘロ)お仕事生活続いて、かなり弱まったと自覚する日々、昨日は久々物凄く集中し、充実した一日過ごしました。この調子で毎週、しばらく続けたら熟達の実務処理に至るかも・・・そんな手応え有。ま、まだまだボロボロにミスして修正ばかりなんだけどね。どんなに実務作業量増えても、飛び込み案件あっても快速処理対応、基本は定時終了目標、だらだら残業しないのは自分の哲学です。帰宅したら北側のオーディオ部屋エアコン設置完了、これで快適な生活となりました。この冬、ホットカーペット+ハロゲンヒーターでもCD一枚分聴き通すのは苦痛でしたもの。夏の猛暑もこれでOK。最低限機能、amazon中一番安いものでした。

日曜ゆうメール送付したオークションCD、火曜には札幌に到着したとの報告有、他、埼玉、千葉、北九州も無事到着したのでしょうか(連絡なし)。オークション送付7年目?幸い一度も未着経験はありません。今朝も寒い中、元気にウォーキング実施済。

LP時代の素敵なデザインしばらく声楽を聴いていないな、反省して棚中探ったら見知らぬ自主CD出現・・・Puccini 歌劇「トゥーランドット」〜アルベルト・エレーデ/聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団/合唱団/インゲ・ボルグ(トゥーランドット)/レナータ・テバルディ(リュー)/マリオ・デル・モナコ(カラフ)他(1955年)出現・・・いつ音源入手、作成したの?まったく記憶なし〜弱まったノーミソを補完するのが電脳、サイト検索を掛けると2010年7月作成拝聴との記録有。(音源はこちら”テバルディは優しげ、デル・モナコは強靭で輝かしい、まさに”黄金のトランペット”。「誰も寝てはならぬ」の劇的旋律に涙が出ました。音質は(.mp3ダウンロードだし)それなり・・・”とのコメント残っていたけれど、”それなり”どころか信じられぬほどの鮮度、優秀なステレオ録音でしょう。

なんせこちらは声楽系いっそうド・シロウト、ましてや伊太利亜歌劇は滅多に聴かぬもの、演奏云々できるはずもなし。ネット上玄人筋のご意見を伺うと、エレーデのオーケストラ、表現、合唱がヘロ過ぎて、鮮明な音質故にいっそうガッカリする・・・とのこと。そうかなぁ、なんかワタシ滅多矢鱈と感動しましたけど。このド迫力声楽には生理的快感ありますよ、たっぷり。CDはラインスドルフ(ニルソン/ビョルリンク/テバルディ1959年)棚中在庫有、これは荒川静香さんがトリノ・オリンピック金メダル、それを契機に入手した記憶有。東洋オリエンタル素敵な旋律、華やかな声楽+管弦楽にMahler を連想したとの記録もありました。他、ジョージ・ショルティの独逸語版抜粋(1956年)など。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

目覚ましのFMラジオ、ボリュームが絞ってあって気付かず、30分ほど寝坊〜ウォーキングは中止へ。寒いなぁ、毎日。微妙に風邪?みたいで、やや鼻水(アレルギー症状みたいにも思える)胃腸の調子イマイチ状態(食欲有)継続中、耳鳴り盛大なのはここ数ヶ月の悪化、ま、日常生活に問題なし。よう眠れますし。本日、北側オーディオ+パソコン部屋のエアコン設置工事、たった今現在、ものすごく寒い(CD一枚拝聴が限界/ホットカーペット+小さなハロゲンヒーター使っても)こと+夏場の猛暑も大阪時代の比ではない水準(体調崩すほど)に耐えかねてのこと。本体価格と設置工事経費があまり変わらぬ贅沢出費であります。

今週よりお仕事実質フル作業の上乗せ、未だ慣れていなくて作業改善途上、さてどーなりますことやら。

DG GCP-1028 @250にて入手クラウディオ・アバド追悼。Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜クラウディオ・アバド/シカゴ交響楽団(1980年)・・・旧録音。もしかして10年ぶり?拝聴かも。サイト内検索によると、

”・・・インパクトが大きい〜まるでスピーカーから疾風が吹き出すような!・・・有名なる「アダージエット」がとても清廉で、他にはない味わい”
”威圧感サウンドが強圧として鳴り響かない。金管の切れ味鋭い個性そのまま、弦だって無機的に響かない。現代機能の精華を見せつけられるようなオーケストラに酔いしれ・・・歌心に溢れ爽快そのもの”
そんな言及ありました。久々の拝聴印象は、シカゴ交響楽団の乾いたサウンド印象強烈、あちこちいじっていないのに、微に入り細を穿つ緻密な表現に圧倒されました。世界一上手いオーケストラ!(あくまで聴いた音源の中が前提)そんな確信を生むような説得力であります。この人はムリムリな自己主張とか、エキセントリックな仕掛けを作らぬのに、時に素晴らしい成果を挙げております。アナログ録音ラスト辺りかな?音質バランスも最近拝聴した中でピカイチ。ヴェリ・ベスト演奏かも。

朝から、Schubert ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調D568〜ウィルヘルム・ケンプ(p)(1968年)拝聴中。心洗われる安寧の旋律+表現であります。では、行ってきます。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

昨夜遅く、久々女房殿ご帰還。結局、息子の引っ越しを手伝って、挙句、岩国迄付いていったそう、もう30歳も近い”息子離れ”できんのやな。昨夜は体調やや怪しく、珍しく睡魔が襲って11時前には就寝、しかも朝6時FM放送タイマーが鳴るまでちゃんと眠れました。昼の郵便局ウォーキングがよろしかったのか。一連のパソコン交換(稼働好調です)、オークションCD入金確認送付、エアコン到着(設置は明日)、お仕事トラブル初期対応済、等々一区切りついた安心感か〜今朝は体調はセーフ。冷え込む氷点下?ウォーキング実施済。そういえば女房殿不在中一度も外食せず、毎日青汁飲んでました。

また新しい一週間、今週は更に辣腕パートさんの実務(いったん)引き継ぎ進めて、トータル実務物量を見積もるつもり〜合理化整理再振り割はそれから。サラリーマン晩年のお仕事として、ブラックボックス化していた一連の分野の整理整頓、”見える化”というのも悪くないじゃないか。週末には新しい環境、新しいマシン導入もちょっぴり楽しみ。

Beethoven ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」〜ミンドゥル・カッツ(p)/ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1959年)・・・英PYE録音、LP時代懐かしいテイチク1000シリーズの音源でもあります。(1970年当時は演歌歌謡曲主力のレベールもクラシック音楽を扱う佳き時代だったのだな)カッツはルーマニアのピアニストらしいが、経歴等不明、パブリック・ドメイン音源をネットより入手、自主CD化したもの。一種ご立派な威圧感は苦手系作品の極北、驚くべきは良好なステレオ音質(やや軽量細身ながら).mp3でもこれだけの鮮度を維持しているから、オリジナルはもっと凄いのでしょう。ピアノは知的なリリシズムを湛えたもの、強靭乱暴な威圧感皆無、明晰かつ粒の揃ったタッチは洗練されております。バルビローリのバックも配慮の行き届いたもの。

自主CDフィル・アップはBeethoven 交響曲第5番ハ短調〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1947年)・・・彼はBeethoven をあまり録音していないけれど、ニューヨーク・フィル、ハレ管弦楽団とシェフを勤めていれば、それは日常的主力のレパートリーだったことでしょう。音質は時期から考えるとずいぶんと聴きやすい水準、提示部繰り返し有、意外と腰を落ち着けた立派な貫禄演奏でした。「皇帝」「運命」を続けるのはハード、部屋の寒さに閉口して最終盤集中できず。CD一枚が限界です。明日、エアコン取り付け工事予定(電源延長思わぬ出費有)。

LP時代の画像今朝、R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜トマス・ビーチャム/ロイヤル・フィル/スティーヴン・スターリク(v)(1958年)・・・これは正真正銘驚異的な鮮明音質、近代大規模管弦楽を余すところなく収録して下さって、半世紀前とは俄に信じられぬ・・・遅めのテンポ、じっくり腰を据え、絶好調のロイヤル・フィル金管軍団は荒々しく、美しく、華やかに鳴り渡りました。当時、カラヤンとか次々と凄い録音がステレオ黎明期に登場していたのだな。朝から、派手派手しく盛り上がった音楽聴いてしまった。

では、元気で行ってまいりましょう。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

昨日朝一番出勤のさらに30分早く出勤、次が出てくる直前(出口ですれ違った)迄一時間半ほど、一気に残務(取引先連絡、上司への報告含)完了=サービス出勤としました。違法なんだけどね、代休とか手続きがメンドー、昨年迄タイムカード管理をする立場の時はどーとでもしたんだけど、そうもいきませんから。体調イマイチ怪しく、あとは終日引き隠り〜【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新したり、終了したオークションの荷造りしたり・・・そういえば無事落札されたAspireRevo(4年3ヶ月愛用)連絡がこなくて、評価を見るとボロカスなのが最近数件有(連絡なし)不安なキモチに陥っていたら、夜中12時過ぎ無事連絡来る。ところが住所のみ、決済をどうするか記載はありません。ちょいとコミュニュケーション上、問題のある方?もう送ちゃいますけど。

結果、昨日朝終了大物3件、小さいの2件中、1件のみ未連絡、これより日曜対応郵便局に散歩がてら行ってまいります。今回のCDは昔風組物セットプラケースなので幅有、6セットほど嫁に出したので、収納棚に余裕できました。エアコン別格としてeMachines E732Z(中古参萬圓也送料込)贅沢入手分、ほんのちょっぴり補填した、そんな自己満足(自分への言い訳)であります。身辺はもっとシンプルに、できるだけ整理したいもの。

今朝、濡れた地面(小雨も降ったの?)にウォーキング実施、ちょっぴり暖かい。新聞一面、昨年最年末〜正月明けお仕事対応に苦慮した某事件、犯人逮捕との記事、ほんまであれば一区切り。否応なく発生してしまうトラブルに、組織を挙げて冷静に対応できたと思います。これもドラマやな。

AGORA AG062オモロい音楽聴きました。Mussorgsky 組曲「展覧会の絵」(Carlo Ballarini編/木管五重奏版)/Borodin 小組曲とスケルツォ〜ビビエナ木管五重奏団(1996年)・・・原曲の旋律リズムが魅力的、それにRavel 先頭に古今東西、色彩的な編曲を経、数多く愛された名曲中の名曲。大管弦楽壮大スペクタクル世界の刷り込みに対して、こちらずいぶんと親密、こぢんまりとしてすっきり軽妙、気楽、愛らしい世界と感じます。木管と言いつつ編成はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴッ ト+ホルン。マンハイム楽派辺り、ディヴェルティメントを連想しますね。もう時代は”大きいことは良いことだ!”(懐かしい山本直純氏チョコCM)じゃないでしょ。

R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」/交響詩「死と変容」/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/楽劇「サロメ」より七つのヴェールの踊り〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン・フィル(1960年)・・・SACDが出ているから、こんなネット音源→自主CDなど笑止千万。それを前提に、日常聴きには充分鮮明な音質、往年の英DECCAの遺産であります。ゴージャス華やか語り口の上手いカラヤン節全開!といったところ、こういった存在が現役若手の音源拝聴を阻むことになるのでしょう。困ったもの〜というくらい立派な、当時カラヤン52歳、気力体力充実した記録であります。

郵便局迄は早足20分ほど、未だ開いていなかったので、お隣”コメダ珈琲”に入ろうとしたら、けっこうな待ち人有〜入店断念。少々待ってゆうメール出してきました。薄かったらポスト投函で済ませるけど、今回は大物有〜事前に計量したけれど、我がハカリは1kg以上対応していなくて、それ以上は(エエ加減)体重計を使います。一番でかいのが事前計量より少なくて、ぎりぎりワン・ランク下、わずか▲140円〜でも、すごく儲けた!感じ、ちょっぴり嬉しい。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

これより出勤、朝一番で発生した問題の善後策検討、当面の連絡をしてすぐ帰るつもり。昨日、引退近い辣腕パートさんのブラック・ボックス業務、ほぼ9割引き継ぎ、来週から全部やって、実務作業量を見積もった上、合理化を検討しましょう。今朝の朝日新聞に中国に帰国していた朱建栄(東洋学園大学)教授(同い年)、無事に解放された記事有、よかったぁ(佳きこと1)。隣国との関係が微妙な時期に、客観的な、別な切り口を提示してくださって、興味を以ってご意見拝聴しておりました。再び、日本での活躍を期待しましょう。昨夜、不満と不安の要因を挙げたけれど、このことは”佳きこと”のひとつ。今朝、オークションは一区切り。AspireRevoは当初より値上って7,000円ほど、送料こちら負担というのが良かったかな?充分でございます。他、カール・シューリヒト関係の音源(主にTre'sor)ほとんど出品し、大多数落札されました。人気高いのだな、CDの存在も落日状態なのに。(佳きこと2)

Scribendum SC011じつは「カール・シューリヒト/コンサート・ホール・レコーディングス」(10枚組/入手2004年?)もいったん出品してみたら、現在3,000円弱入手可能なんですね。あわてて取り下げ。出品趣旨は、ここ最近贅沢病極まって”音質問題”を気にするように至った、ということですよ、不遜にも。もともとシューリヒト・ファンでっせ。ここ数日、出品しなかった分も含めいくつか音源拝聴しておりました。Wagner 歌劇「リエンツィ」序曲/ジークフリート牧歌/歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲-徒弟たちの踊り-第1幕への前奏曲〜カール・シューリヒト/バイエルン放送交響楽団(1961年)・・・LP時代も拝聴していた音源は記憶より、ずっと音質状態マシ。ポール・パレーの音質に敵わぬけれど、オーケストラのサウンド暖かく、深みがあってやはりWagnerにはこちら。この人は世代的に珍しくオペラハウスでの経験は少なかったと記憶するけれど、速めのテンポ、スッキリと見通しの良い表現(ポール・パレーの方向に類似)、Wagnerの管弦楽録音はどれも好感を以って拝聴しておりました。

「マイスタージンガー」はラストに第1幕前奏曲を配置する掟破り、これがド・シロウトには効果的。もとより声楽抜きのオペラというのも邪道、著名旋律を活用したコンサートピースとして別途愉しめばよろしいと思います。ちょっぴり草臥れた音質も、集中すればちゃんと感動お腹いっぱいいただける、ということですね。(佳きこと3)

クラウディオ・アバド追悼〜ネットより放送音源?入手。ほぼラスト演奏会(Sunday October 7, 2012 at 15h30)Bach 自主CDちゃんと拝聴。(アナウンス除いても一枚に収まらず、1曲のみ別に余白収録)Concerto per violino,oboe,archi e continuo in Do minore BWV 1060(Isabelle Faust violin, Kai Froembgen oboe)/Concerto per viola, archi e continuo in Re maggiore,from BWV 169, BWV 49, BWV 1053 (Wolfram Christ viola)/Suite-Ouverture n. 2 in Si minore BWV 1067(Jacques Zoon flute)/Concerto Brandeburghese n. 3 in Sol maggiore BWV 1048/Concerto per violino, archi e continuo n. 2 in Mi maggiore BWV 1042(Isabelle Faust violin)/Concerto Brandeburghese n. 2 in Fa maggiore BWV 1047(Gregory Ahss violin, Jacques Zoon flute, Kai Froembgen oboe,Reinhold Friedrich trombone)クラウディオ・アバド/ENRICO CACCIARI(cem)他略・・・ちょっと遠い、というかオフ・マイク?商品化するにはマズい水準、散漫な音質に昨日はちょっとガッカリ、今朝早朝覚醒してウォーキング後しっかり拝聴いたしました。(佳きこと4)それにしても凄い顔ぶれですねぇ。この辺りこそ、21世紀古楽器演奏技術磨き上げ、凄い集中力演奏(+ぴかぴかの音質)ばかり最近聴いて、それと比較すると少々分は悪いかも。

今朝は愉悦感というか、会場ライヴの熱気をちょっぴり受け止めました。どの作品も、もっとエエのんありまっせ、的感想になるけど、各々ソロの個性色合いを堪能できたということです。とくにヴォルフラム・クリスト(va)の再編協奏曲は、くぐもって渋い音色を堪能できました。ブランデンブルク協奏曲や管弦楽組曲も悪くないけど、こちら競合盤(古楽器)多いし、現代楽器だったらカラヤンとかカザルスとか個性色濃いものじゃないと、存在価値は危ういかと。

では、いったん出掛けましょう。体調維持出来。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

いまいち先行きの見えにくい日々、当面、眼前の純実務作業(いったん、当面)引き継ぎに集中して整理整頓いたしましょう。こちら、ものごと一瞬一気に全貌見抜く力量なし、一年くらい掛けて徐々に職場内空気雰囲気、取引先の様子を”カラダで”理解していくしかない。なんとなく、ぼんやり、”見えて”きたような気せんでもない日々・・・小さなドラマ(トラブル)程度の毎日であってほしいもの。昨夜、eMachines E732Zいろいろいじって(ドライバ更新とかセキュリティ強化とか)さて寝ましょう、と思ったら延々と更新作業が続いてシャットダウンできんのです。新しくOS入れたりすると、累積更新膨たいていこうなりますよ。結局小一時間待ってあきらめ、そのまま放置して就寝〜今朝、ウォーキングはサボり。昨日夕方職場にて(先日同様)盛大な鼻水、やや発熱感じて風邪?しかし、今朝はそんな感じはなくて体調は悪くない〜なんかのアレルギー性鼻炎かも。あまりの寒さ+昨年夏の猛暑に耐え切れず、北側パソコン・オーディオ部屋用にエアコンを注文〜問題はエアコン用の穴なし(窓の通風口を通すしかない)エアコンを取り付ける壁ボルトもなし(これは管理会社と設置業者と相談→問題ないらしい)先月今月来月贅沢出費続きます。

来週末、いよいよ職場マシン一斉交換へ〜シンクライアント〜つまり端末は空っぽ、すべてのデータ保存やらソフトはサーバーコントロールになる〜究極のデータ・セキュリティへ。OSは全員「7」へ、日常稼働していた業務用システムの稼働は検証済と思うけれど、問題は私的勝手に入れていたQtClip(これは業務に必須活用。これはサーバー起動できるでしょう)、あと自宅と私的に同期を取っているChrome(これはポータブル版を自分専用のサーバーエリアに置いて起動可能か?そもそもそんなことやって良いものか)、そのくらいかな?懸念は。専門的詳細ロジックは理解不能。

PHCP-10391数日前拝聴して、ちょっと違和感あった音源再聴。Wagner 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」組曲〜第3幕への前奏曲/徒弟たちの踊り/マイスタージンガーの入場/楽劇「ワルキューレ」〜ヴォータンの告別と魔の炎の音楽/歌劇「リエンツィ」序曲(ここまで1960年)/楽劇「神々の黄昏」〜夜明けとジークフリートのラインへの旅/ジークフリート牧歌/楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜第3幕への前奏曲(1956年)〜ポール・パレー/デトロイト交響楽団・・・Mercury録音は現役の鮮度、上手いことCD収納いっぱいに集めてくださいました。テンポ馴染みの快速、さっぱりとした表現、明るく軽量な響き・・・は想像通り期待通り。「マイスタージンガーの入場」はオリジナル通り、これはシューリヒトとかバルビローリみたいに(勇壮な)第1幕前奏曲につなげて欲しかったところ。「夜明け」〜「ラインへの旅」への経過部なし(クナッパーツブッシュもそうだ)も不満、「トリスタン」はなぜ第1幕への前奏曲(できれば「愛の死」も)じゃなくて第3幕なんだ・・・といった不満でした。

昨夜の印象は、贅肉を削ぎ落とした表現、良好な音質、細部まで配慮の行き届いた優秀なるアンサンブル(この時期のデトロイト響は最盛期か)〜すっかり魅せられました。ま、今更5-60年前太古音源聴かんでも・・・若手現役はこの個性に負けず頑張っていただきたいもの。

せっかくの週末に、なんとなく不満と不安有。冷静にコトを振り返ってみると・・・まず体調いまいち(要因1)〜やや下痢気味数日(時にやや、ちょっぴり腹痛有)、職場にて鼻水発熱も感じ、いよいよ風邪?帰宅してシャワーを浴びたら体調軽快へ。このまま悪化せぬことを祈りましょう。明日土曜出勤だけれど、上手いこと鍵開け当番を替わってもらってお休み〜そんな狙いもケータイ緊急トラブル・メール一発で虚しく消えました。明日朝一番に出掛けて善後策必要になりました。(要因2)

amazonに注文した(一番安い)エアコン到着(Panasonic/人民中国製造)同時に「工事クーポン」を頼んでいたけれど、どーも連絡上手くいかずキャンセル(要因3)、ネットで工事を頼んでほぼ同じ金額(壱萬五阡圓ほど)、しかしブレーカーより電源引くのに更に+同じ金額掛かるそう・・・散財継続(涙/要因4)

帰宅後、クラウディオ・アバド追悼〜ネットより放送音源?入手。ほぼラスト演奏会(Sunday October 7, 2012 at 15h30)Bach を自主CD化するが、音質いまいち、少々ガッカリ。(要因5)eMachines E732Zはそれなり順調だけれど、更新プログラム更新中76本実施中・・・いつまでも終わらない(連日/要因6)・・・こんなものか、たいしたことはないな。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

新しい環境での「音楽日誌」更新へ。昨日はいつにも増して早く職場出勤、前日忸怩たる思いのまま中途半端となったお仕事課題、冷静にクリアいたしました。某入力システム・ダウンの要因も(自ら)解明〜って、自動取り込みの書式を一行間違えて、フツウ取り込みそのものがエラーになって発覚するのに、するすると入って更新時に落ちるといった特異現象也。睡眠不足もなんのその、集中力維持できて早々に帰宅、AspireRevo送付に向け最終点検、除菌ティッシュ使ってよう磨いて梱包済、オークション終了は週末朝一番、送料無料分、既に当初出品価格より値上がりました。金額の多寡に非ず、必要としてしてくださる人がいらっしゃる、ムダにならないというのが嬉しいところ。

夜7:30頃、eMachines E732Z(中古参萬圓也送料込)無事到着。想像通りの使用感(キーボード・ディスプレイはキレイ)ともかく、驚愕!の事実〜eMachinesってACERじゃないの。最近、こたつにて使用頻度の高いノートAspire AS5750(7→8.1)と見た目ほとんど同じ、CPUが少々落ちる(Pentiumu R6200)けれど、メモリは4gbに増強してあるので速度は充分(ゲームしないし)、夜中12時半迄掛かって要らぬソフトの削除、愛用のソフト移設、ウィルス対策済ませ、ネットワーク+プリンターの設定(じつはここが一番苦労、HPのダウンロードしたプリンター・ドライバー設定が途中で落ちる!)愛用のディスプレイにキーボード・マウス(エルゴノミクス対策)につなぎ、ブラウザにSRIron入れて、フォント設定+Googleアカウントにて同期させると、以前の環境にほぼ復しました。外付け光学ドライブ2台なくなった分、机上はスッキリしております。

今回は久々(眠っていたIDE10年もの?)HD20bg+USB外付け現役大活躍!FONルーターとの相性よろしく、無線受信もメ一杯(以前のがおかしかったんでしょう)、CPUはAtom1.6とは天地の差と言っても良いくらい。あとはどれだけ長保ちしてくださるか、壱万円節約の成果や如何。達成感有、佳き一日でした。

88697761522そんなこんなで昨日夜は無音状態。一昨日の記憶たどって・・・Mozart 交響曲第25番ト短調K.180(173dB)/第28番ハ長調K.200(189k)/第31番二長調「パリ」K.297(300a)〜クラウディオ・アバド/ベルリン・フィル(1990-94年)・・・ちょっぴり不遇な音源はベルリン・フィル時代のMozart 2010年発売7枚組ボックスにて入手可能〜なのは良いけれど、ジュリーニ、メータとの寄せ集め、というのも少々無定見でしょう。カラヤンの記憶をたどれば、このオーケストラもずいぶんと変わった・・・感慨深く拝聴しておりました。音の立ち上がり素早く、サウンドは糖分控えめ(ダイエットの時代でんなぁ)リズムは引き締まって、印象はずいぶんとモダーン。そこは天下のベルリン・フィル、サウンドに厚みと艶、ちゃんとありまっせ。過不足のない、バランス感覚抜群の演奏は我らがMozart の魅力たっぷり引き出してオーソドックス。しかしなぁ、古今東西、21世紀の古楽器演奏の精華も経験した耳には、フツウに素晴らしい演奏、といった印象か。全国のアバド・ファンの皆様、申し訳ない。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

対外的にも内部的にもトラブルなし。しかし狙いの諸作業トライヤル開始は思うように進まず、挙句、某入力システム(自分の端末のみ=テストマシンのせいか?)ダウンという不運、中途半端に作業がストップして完了できないこと。(その件+我が職場愛機不調=7マシンはなんどもフリーズ)いつものその他些事調整がなぜか急増して、いくつか不備あって残務ばかり、精神的にスッキリしません。冷静に考えれば滞留したり、周りにご迷惑を掛けているワケでもなし、ド残業もなし。新しい実務を大量に請け負って、初日からそんなカンタンにクリアできるハズもなし、想定の範囲内なのに、不眠症状甚だしいのは緊張感のせいでしょうか。久々の作業物量にノーミソが慣れていないのだな、残念ながら達成感は得られなかった。

システムダウンは東京本丸専門部局にお任せするしかないけれど、それ以外は本日クリアさせましょう。こうして早朝覚醒してAspireRevoにてラスト「音楽日誌」更新〜次期eMachines E732Zは本日到着予定、女房殿は大阪行きだから、うまいこと夜に受け取れることを願いましょう。HD内の個人情報は退避済、あと要らぬ自分用ソフトは削除してキレイにしておきましょう。基板電池切れ?(ド・シロウトには交換不可な特殊形状)とは残念無念、4年3ヶ月しっかり働いてくださって土曜にはオークション終了して送り出します。感謝。昔のように”新しいものを入手する!”といった高揚感はないけれど、自分流にカスタマイズ(愛用のフリーソフト種々導入)するのはけっこう愉しみ。ボロマシンに(WindowsでもLinuxでも)OSを入れ直すのは、もっと無心に、ノーミソのリフレッシュになります。

AspireRevo R3600過去情報の検索によると、AspireRevoは2009年10月3日大阪ヨドバシにて衝動買い(帰宅後ネット調査5,000円安目撃して衝撃を受けた)、その前のデスクトップ・マシン(2005年9月の女房殿当時の職場のもの。起動しなくなったので業務用データ取り出してあげて、マシンを譲り受けて修理/HDメモリ増設)マザー・ボード逝去の翌日でした。こうしてみるとかなり激しく使い果たして寿命4年なのだな。もうでかいデスクトップを入手する選択はなくて、サイズ的にもデザイン的にも時代遅れ+増設やら部品流用など考えなくなったから。自宅マシンは3台ともノートになりました(+タブレットPC)。ソフトウェアは(OSも含め)あまり変わっていないけれど、ハードの機能やらスタイル変遷は甚だしいと感じます。

もう外付けCDRもDVD-ROMも要らんな。もともとネットブックを一時利用していた時期に入手したもの。後者ともかく、前者は誰も使わない時代でしょう。21.5型ワイドモニター(SAMSUNG B2230)とエルゴノミクス対応のマウス、キーボードはそのまま使用継続します、というかこれしか使えない。一度入手即故障して修理したけれど、健気に静かに(静音マシン)4年間よう働いて下さったAspreRevoに、感謝。eMachines E732Z”当たり”であることを切に祈る。

昨夜の音楽。Mozart ミサ曲ハ長調K.317「戴冠式ミサ」/証聖者のための荘厳な晩祷K.339〜オイゲン・ヨッフム/バイエルン放送交響楽団/合唱団/エッダ・モーザー(s)/ユリア・ハマリ(a)/ニコライ・ゲッダ(t)/ディードリヒ・フィッシャー・ディースカウ(br)(1976年)・・・こういった典礼の知識は薄いのでなんとも?状態前提に、明るく溌剌活力に充ちた名曲であります。後者の第5曲「Laudate Dominum」は心洗われる安寧の名旋律也。前回拝聴(スピーカー交換前)時には少々演奏テンション高すぎて、聴き通すのがツラかった記憶もありました。ま、名手揃い歌手の表情が多彩過ぎ上手過ぎ?ともかく、バイエルンのオーケストラはエエ音で鳴っております。厚みがあって、洗練され過ぎぬ暖かい響き。ヨッフムのテンションが高いのは記憶通り、但し、それが歓喜溢れて聴き手をシアワセにさせる・・・スッキリ透明な合唱が好みだったはず〜棚中在庫確認しなくては。

他、ポール・パレーのWagner(少々期待外れ)とか、アバド追悼Mozart 交響曲第25番ト短調/第28番ハ長調/第31番二長調「パリ」(ベルリン・フィル1990-94年)など。

では、行ってきます。本日、なんとか乗り切る決意〜朝一番より全開で諸問題クリアいたしましょう。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

DG単発の素敵なデザインクラウディオ・アバド逝去、療養中のボローニャにて享年80歳。特別彼のファンでもなかったけれど、子供の頃からレコードにて聴いていた現役の方が亡くなるというのは、とても哀しいこと。もう、どんどこ馴染みの方々が彼岸に渡っちゃいますよ。惜しいなぁ、現代の寿命だったらもうちょっと活躍できる世代なのに・・・彼のMahler (4種ほどのみ拝聴)、Beethoven Brahms Tchaikovsky(まったく未聴)、Mozart (最近のもの)、ブランデンブルク協奏曲(新録音)〜気に掛けていたけれど、とうとう存命中に拝聴ならず。今朝から予定を変更して、Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」/高雅にして感傷的なワルツ〜クラウディオ・アバド/ロンドン交響楽団/合唱団(1988年)拝聴しております。雰囲気とか色気に乏しい、きちんと演奏と思っていたけれど、その路線のまま細部曖昧さのない、丁寧クールな仕上げ+メリハリと切れ味、迫力に好感を得ました。音質極上。聴き手は勝手なものだ。ワルツは少々四角四面っぽいかも。

こちら市井場末のサラリーマン、今週より、正確に言うと本日より、いよいよ引退近いパートさんの諸作業(ややブラックボックス気味)を、本格的に全部引き継ぎます。現状のお仕事+まるまる増になるけれど、それでも手順整理合理化して、きっちり定時に終わらせる体制(いったん)作りますよ。問題はお隣の相棒でして、どんなに少ないお仕事でも魔法のように膨らませてド・残業する!この道一筋20年余年!先輩であって、もう誰も”さわれない”(言うことをきかない)状態。用済みのヴェテラン=ワシを大阪より高い経費を掛けて名古屋迄連れてきた意味は、この状態のデストロイにあったのですね。ちょうど偶然、全国的に大トラブル発生して、その分野担当になった直後、後始末というのも巡り合わせでしょう。

オリジナルのジャケット写真Mahler 交響曲第9番二長調〜ジェームズ・レヴァイン/フィラデルフィア管弦楽団(1979年)・・・大曲故、どーしても疎遠になったり楽章摘み聴き状態になりがち、今回はCD2枚分、しっかり全曲拝聴したのはジュリーニ以来かな?色々巡りあわせ(レーベル都合とか)か、とうとう全集再録音、せめて第2番8番のみでも追加録音叶わぬ不思議。(「大地の歌」はベルリン・フィルとの録音有)細部明晰というか明るく、オーマンディ時代ラストのオーケストラはモウレツに上手く、音質も極上(第1楽章ティンパニの存在感が凄い)。丁寧緻密な仕上げ、悠々とした旋律の扱いに感動を以って拝聴進めておりました。しかし、後半聴き疲れするのは、聴き手の体力集中力問題+サウンドの陰影不足なのでしょう。いずれこの作品は難物、世評高いバルビローリとかバーンスタイン(ベルリン・フィル)にも全面賞賛できんかった記憶有。写真はオリジナルのもの。

上記2作品ともかなり良好な音質、近代管弦楽の華麗なる成果。昨夜、ウラディミール・ゴルシュマン1950年代辺りの音源をネットから入手、仕切りなおし、気持ちを入れ替えて臨まぬと耳とココロが追いつきません。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

大寒、ちゃんとウォーキング+ストレッチ実施。カード会社より年末散財請求ごっそり参りました(懐具合も大寒也)。今朝のAspireRevo、昨日は気紛れだったみたいで(やはり電池弱まって?)ちゃんと6時間ほどタイミングがズレておりました。オークション終了は今週末土曜朝となります。昨日夕方、予定より早く女房殿夕方、大阪よりご帰還、最寄り駅前の寿司屋さんへ。息子の引越し準備は数日後に延期、どうせ母親の(簡単な)脚の手術後の様子を見に行く用事もあるし、とのこと。土曜は体調あちこち不調にて散々、日曜は無事快復して、転居時より気になっていた「名都美術館」へ。

日本画はワタシのお気に入り、歩いて10分のところにこんな素敵な美術館があるなんて・・・上村松園は近代美人画の巨匠、いままでは印刷物やネットでしか見たことはなくて、「序の舞」が一番有名かな?「花がたみ」が今回の宣伝チラシのメインとなっているけれど、正直なところ全体に線が細くて平板、躍動感に欠ける(?!不遜な)・・・実物を見ると、んもうまったく印象一変!下絵と完成画両方展示されているものもあって、下絵に画家の主張が明快に示されます。初期のものは細部描き込み、晩年のものはほんまに描きたいたいもののみに集中〜その構図、緻密さ前提として力強い線に驚かされます。それは完成図に至って、境界線は色彩の描き分けに変貌して、その繊細微妙な味わい変化は筆舌に尽くしがたい実物ならでは圧巻!の説得力。

浮世絵以来の美人画の伝統をしっかり受け止めました。「人生の花」に於ける花嫁の控えめな美しさと気品、母親の凛とした誇りが伝わりました。ただ洗練されて美しいだけに非ず、しっかり対象の精神が強く表出される驚き。

Zig-zag Territoires ZZT2030102Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調/バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a〜ジョス・ファン・インマゼール/アニマ・エテルナ(2000年ライヴ)・・・ここ最近露西亜ものはロジェストヴェンスキー辺り集中して聴いていて、やはりそんな前提、刷り込みとはずいぶん違う・・・けど、58名?小編成を気にさせぬほど充実して、スッキリとしたサウンド(+オーソドックスな表現)に仕上がっております。ライヴとは俄に信じがたいほど、整ったアンサンブルに”薄さ”を感じさせぬ迫力、そして作品旋律の味わいたっぷり感じさせる繊細な仕上がり。爆演系を好まれる方には、少々方向は異なるでしょう。「くるみ割り人形」も含め、すっかり気に入りました。もう13年前にこんな完成度だったんやな、所謂”古楽器”で。

では、行ってきます。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

昨日の朝日新聞トップ、臨床データ改ざん「厚労省、内部告発者を漏洩」〜ほんまか。ネット、テレビニュースにも話題になっていないけれど、暗澹たる気持ちになりました。当初の報道は内部告発を放置した、といったものだったはず。実際は、そのまま研究責任者にメール転送したらしい。社会正義も民主主義もクソもあったもんじゃない、21世紀でっせ。なにが「機密保護法」だよ、ヘタすると内部告発した人が捕まるんじゃないか?”空気を読め”と巷に云うけれど、それが厚労省の空気なんでしょう。JR北海道の問題も、おそらくそれが内部常識だったはず。嗚呼、恐ろしい。自分だって狭いオトコ世界にどっぷり浸かって、ノーミソ発想おかしくなっていないか?不安です。

来週、旅立つことが決まっているAspireRevo、今朝立ち上げると時間設定正常です。じつは、昨夜も正常でした。ネットに同期する設定を別なところに変えたんです。もう後戻りできぬけれど、内心忸怩たる思い有。彼(か)の三日間の異常はなんだったのか。いつもの早とちり短気性格が災いしたのか、それとも潮時だったのか・・・ビミョーでっせ。4年以上愛用したマシン、最後の意地かも。今朝も健気に稼働しております。今朝も寒風中ウォーキング+ストレッチ実施、熟睡出来、左奥腹痛、左腕激痛は雲散霧消、いつもの体調に復しました。明日、大寒

米VOXの3枚組LPボックス/ネットより拝借Mozart 交響曲第40ト短調K.550/第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜ペーター・マーク/フィルハーモニア・フンガリカ(1969年)・・・ペーター・マーク(Peter Maag, 1919-2001)も既に忘れられた存在になりつつあり、オーケストラも2001年に解散したとのこと。一部の好事家に愛された音源久々に拝聴いたしました。(写真は米VOXの3枚組LPボックス)後年、伊太利亜のオーケストラ(パドヴァ・エ・デル・ヴェネトー管弦楽団)との再録音はかつて、ちょっぴり話題となっておりました。

新録音は二度入手して、二度処分済。その感想に

コク、心のこもった歌心、想像を絶する味わいの深さ・・・ちょっと古楽器系演奏のようなメリハリのあるリズム感。乾いて粗野なオーケストラの響き。これほど明快で、わかりやすいMozart は滅多にありません
とあって、こちら旧録音の印象とほぼ変わらない。記憶より音質、ずっと良好(マシというべきか)、オーケストラのやや粗野な響き(アンサンブル)も悪くない。速めのテンポ、前のめりの切迫感+ノリもみごと。情感に非ず、むしろ素っ気なく乾いたストレート表現が、作品の素の魅力を引き出す驚き。とくに哀しみが淡々と迫ってくるト短調交響曲は驚きの完成度であります。新録音ボックスをさっさと処分したのは誤りであったか・・・聴き進むうちにオーケストラの弱さが気になった記憶有。こちら、このあとドラティとHaydn全集を録音する最盛期のオーケストラには勢いがありました。

Mozart ピアノ・ソナタ第6番二長調K.284/第7番ハ長調K.309/第8番イ短調K.310/第9番二長調K.311〜ヴラド・ペルルミューテル(p)(1956年)・・・パブリック・ドメイン自主CD(初期作品)も、かつては幻の音源とか言われましたっけ。Ravel だったら少々技術的な問題なきにしも非ず、こちらは柔らかい雰囲気たっぷり、暖かく粋な演奏であります。これも悪評高きVOX録音、勝手にネット音源活用自主CDだし、音質云々は文句垂れる筋合いに非ず。たっぷり、エレガンスなテイスト堪能いたしました。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

体調いろいろ。アレルギー性鼻炎?症状最悪、職場お仕事中〜夜迄難儀いたしました。頭痛発熱を感じたほど。久々に鎮痛剤を服用して、就寝前には小康状態となりました。熟睡感有、ところが早朝左腰奥鈍い腹痛を感じて健在継続中、昨夜、一人なのを良いことに喰い過ぎ(しかも雑食傾向)たんです、いろいろ。体調はそう悪くはなくて、屈伸したり、体操したり、鋭意復調トライヤル中〜いずれ、本日朝一番にて内科定例通院予定、それまでに快復していなかったら医者と相談いたしましょう。シロウト判断は”喰い合わせ”問題かと類推。(執筆中一時間ほど、ほぼ症状治まりました)

それとは別に、昨日断続的に左腕かなりキツイ神経痛?発症〜マウス腱鞘炎(ワリと治まっている)と部位は似ていても、痛みの質や発症状況は異なります。耐え難い痛み有〜入浴+膏薬にてこれも鎮静化いたしました。毎日、ちゃんとストレッチしているんだけどなぁ、なんか満身創痍状態也。これこそ華麗なる加齢か。

4年3ヶ月愛用中のAcerAspireRevoR3600(32bit版7)は、ついに内蔵電池切れ(特殊形状事実上交換不可)らしく、起動の度にインターネット同期が必要となりました。機嫌よう動いているんだけどなぁ、残念→オークション出品へ。当初、通常稼動品として出品検討したけれど、正直にジャンク品扱い(送料負担)として激安(でもないか)放出!ほとんどOSの値段でっせ。代替品入手については悩んでおります。新品か中古か。キカイというのは当たり外れですから。ウチの日立電子オーブンレンジ(赤)なんて1984年下期製造現役稼働、息子が生まれる前から我が家にありまっせ。CD再生に使用しているSONYのDVDプレーヤーDVP-NS715P(もともと2002年発売)は中古840円入手、丸2年間順調に毎日激しく健気に稼働中(12年目)。

Brilliant Classics BRL93554 /60枚組総経費込4,200円ほど Brahms 交響曲第1番ハ短調〜ヤープ・ファン・ズヴェーデン/オランダ・フィル(2002年)・・・Nederlands Philharmonisch Orkestって放送フィルとは別団体ですか?全集中第2番が放送フィル担当でした)1960年生まれ、コンセルトヘボウのコンマスを経、指揮者に。現在はダラス響のシェフでしたっけ、現役バリバリの売れっ子でっせ。これはBRILLIANT60枚ボックス中の一枚43分のみ贅沢収録、じつはそれ以前に別途(新発売即)聴いていて、その時の印象は

”ていねいな仕上げでしかもアツい。が、オーケストラの音色にやや魅力が足りないか。でも努力賞もの”
”意欲は買うが、オーケストラの充実度イマイチか?表現的にもまだまだ練り上げが足りない感じ”
”オーケストラの厚みや艶に特別な個性は期待できないが、素直でメリハリの効いた演奏”
”全然ぴん!と来ない・・・いまいちオーケストラに余裕がない”
〜散々な辛口コメントでしたね。いったい何を基準にしていたのか?現在拝聴すれば、颯爽として若々しくヴィヴィッド(良い意味で)前のめりの推進力がカッッコ良い!オーケストラはやや軽量に間違いないが、それさえ好印象なのは、昨今の古楽器系演奏を多く経験した結果でしょう。技術的にも充分練り上げられ、文句なし。個人的には提示部繰り返し実行して欲しかったところ。

上記、執筆後、再び腹痛左奥復活、なんとか病院前まで行くと「都合により10時半より」とのこと。すぐ前の喫茶店にてモーニングいただいて時間をつぶすが、どーしても痛み亢進して辛くも帰宅。一時間ほど七転八倒呻吟しておりました。こりゃヤバい・・・血尿はないので結石に非ず、痛みの雰囲気も違います。それでも昼前にはなんとか症状治まって、通院決行〜腹痛の件は触れず、いつもの血圧尿酸対策薬を処方〜血圧は正常値維持出来。結果的に午前中3回もウォーキング実施。

痛みは治まったものの、寝不足もあってノーミソぼんやり〜こんな時の買い物は危険でっせ。愛機AspireRevo既にオークションにジャンク扱い出品済(入札有)、代替品入手は必須〜ポイントは四萬圓新品(小さめ)狙いか?それとも参萬圓中古(ほぼ同スペック、通常サイズ)か〜壱萬圓節約となるのか、わずかそれだけの差で(ありがち)”銭失い”に成り果てるのか・・・しばらく悩んだ末、どーせワシはKechiKechi人生!一発中古節約路線貫こうやないかい。eMachines E732Z(メモリ4gb)落札いたしました。おそらく来週後半到着(AspireRevo送付と同時期)、さてどんな結末が待っておるのか。

自分への言い訳として、オークションにCD出品追加しておきました。なにか新しいものを入手するために、手持ちの在庫を減らす哲学也。【♪ KechiKechi Classics ♪】一件、更新。毎週四苦八苦してもやっておかぬと、音楽に対する姿勢が安易になるんです。ド・シロウトの趣味を長く愉しむためには必須の行為と自覚しております。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

青息吐息、ようやく辿り着いた週末。今朝もなんとか、辛くもウォーキング継続(資源ごみ出しついで)いたしました。本日より女房殿大阪へ母親介護、ついでに息子の引っ越し準備へ。今朝の朝日新聞、ケータイ・スマホ・タブレットのわかりにくい契約、”無料”を強調しつつ抱き合わせ要らぬものまで〜そんな記事載っておりました。時代遅れ親父=ワシはスマホ導入を慎重に研究中、それでもわかりにくい宣伝と感じますもの。”980円!引き”とか。弐千円から?伍萬圓から?全然意味が違いますもの。挙句、2年契約縛り、途中解約したらエラい金掛かるでしょ?昨年転居、固定電話回線+光云々でも結果的にクソ高いものに付きましたもの。一年後、絶対に解約する決意っす。

せっかく機嫌よう稼働しているAspireRevo、泣く泣く交換を検討せざるを得なくなって、ちょっと新品パソコン世間相場を調べてみました。中途半端な中古は割高、思いっきり激安旧マシン(2,980円くらい)徹底カスタマイズか、新品選択どちらかでしょう。メモリは最低4gb、できれば6−8gbの時代なのだな。ディスプレイ、キーボード(光学ドライブ)は外付け、現行のを継続予定なので小さくてもOK。ゲームとか動画をばりばり扱うわけでもなし、CPUは最強である必要はない。4万円が底ですね、数年前よりちょっと値上がった印象です。ライン・アップは「7」がメイン(「8」売れてねぇな)いずれ、慌てずに、もう少々様子を見るつもり。

RCA(SONY) 88697760992昨夜の音楽。ちょろ聴きばかりを反省、しっかりCD一枚分集中するように心掛けております。Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1954年)/カプリッチョ ロ短調 作品76-2/インテルメッツォ 変ホ短調 作品118-6/ラプソディ ロ短調 作品79-1(1970年)・・・「ツァラ」「英雄の生涯」と同時期、驚異的60年前の録音水準は現役です。ルービンシュタイン67歳の記録、16年後の小品も含め、技術の陰りは微塵も存在しません。冒頭強靭ラッシュの分厚いオーケストラを受け、余裕の暖かいタッチにて受け止めるソロ。なんぼでも上手い若手はおりまっせ、この深い味わいはなんだ・・・淡々と寂寥の念深まる小品集含め、後期中年の黄昏迫る(侘しい)オトコの後ろ姿彷彿とさせて、絶品であります。ここ数年、緩徐楽章への嗜好いや増すばかり、第2楽章「アダージョ」の優しい語り口、繊細なオーケストラも含め、ここ白眉!と感じます。(3年ぶり拝聴?印象寸分違わわない)

今朝は、現役最盛期ヤープ・ファン・ズヴェーデンのBrahms 交響曲第1番ハ短調(2002年)など・・・これは帰宅してから。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

寒い日々続きます。あと一ヶ月くらいか、体調そう悪くないけれど、相変わらず熟睡感のない日々+耳鳴りに苦しんでおります。今朝もAspireRevoのタイミング表示おかしく、手動にてインターネット同期させました。内蔵電池の劣化?もう4年経ったからなぁ、電池形状が特殊みたいだし、密閉型(シロウトはウカツに開けられぬ)のマシンはどーやってクリアするか、難問です。いやぁ、思わぬ事態でっせ、以前のデスクトップ型だったら100円ショップのボタン電池で用は足りたのに。何事も”互換性”(特殊なものは使わない)というのが肝要でしょう。ちゃんと機嫌よく稼働しているのに・・・内蔵電池切れ=寿命とは・・・ギリギリ迄使い果たすぞ!

昨日三重県津迄(初訪問)往復、上司とご挨拶行き。それなり長距離高速ドライブは6年ぶり?中古8万円入手名車セルボ(ノン・ターボ/NoDOHC)を処分して以来かも。月4回ほどの業務運転でも、ちゃんと運転技量復活しております。ノーミソどこかの部位が覚えておるのだね。昨日昼、メール情報有。息子は大阪→岩国転勤とのこと。学生時代広島山奥で4年過ごして以来の”田舎”じゃないか。なんども通過しているけれど、一度も行ったことなし。女房殿は早速、訪問意欲高めておりました。

BRILLIANT BRL92884 2枚組580円Mozart ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K.207/ロンド 変ロ長調K.269/第2番二長調K.211/第3番ト長調K.216〜ジュリアーノ・カルミニョーラ(v)/カルロ・デ・マルティーニ/イル・クァルテットーネ(1997年)・・・メニューインの第1番を拝聴して、そう悪くないなぁ、でも、もっとすっきりとした演奏を聴きたい、そう思って取り出したCD。新録音が古楽器(らしい/未聴)こちら現代楽器による録音だそう。そんなコメントは不毛なほど、キリリとして細身、颯爽として明るく、リズムのキレが軽快〜所謂・古楽器風演奏であります。イル・クァルテットーネの個性が薄いとか、そんな世評もあるけれど、ソロの存在が際立って悪くないと思いますよ。棚中、数種の全集を揃えているけれど、一番聴くのはコレ。

もう一発!Mozart 交響曲第38番二長調K.504「プラハ」〜ヤープ・テル・リンデン/モーツァルト・アカデミー・アムステルダム(2002年)・・・無条件幸福Mozart 、どんなものでもシアワセな瞬間到来するけれど、この古楽器全集と出会ってから、他のものが”少々喧しい”と感じるように・・・そのくらい、穏健、素朴、優しく、虚飾なくクールに響くアンサンブルであります。会場の空気を感じさせる奥行きもみごとな録音、朝から陶然としております。

では、行ってきます。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

今朝、タイマーのFM放送ボリュームが絞ってあって気付かず、15分ほどお寝坊〜気分的にウォーキングの意欲萎えて断念、外は氷点下みたいです。寒いのぉ、部屋の中も。今朝、【♪ KechiKechi Classics ♪】のサーバーデータと、AspireRevoの同期を取ったら時間表記がおかしい〜拾数時間遅れているのはなぜ?インターネット自動同期が外れていたのか、本日は”時間”要注意。都知事選の動きはオモロくなってきたけれど、”脱原発”細川さんはもう76歳か・・・政界引退してもう16年経ったんだな。舛添さんというのも、なんとも当たり前過ぎてツマらぬ、次世代の若いスターがもっと出てこんのか。

Warner 2564618922昨夜の音楽。次々いろいろな音楽を”ちょろ聴き”ばかりというのもなぁ、ちゃんと数回、できれば幾度も味わいたいもの。昨年2013年10月拝聴したBrahms 交響曲第1番ハ短調〜ダニエル・バレンボイム/シカゴ交響楽団(1993/4年)・・・洗練され整ったアンサンブル、ていねいな仕上げ、良好な音質、先人に聴き継がれた名曲中の名曲、なんの不満があるの?(未だ第2-4番未聴)起伏とか陰影、あまりにフツウに整って、例えば淡々と飾りなく、さりげなく味わいがにじみ出る風情というのでもない、ま、こんなもんでしょ、的完成度じゃないか。バレンボイムの熱心な聴き手とは言い難いワタシ、正直なところ、どれを聴いても”今一歩決め手に欠ける”印象から抜けだせません。(ピアノは別)今更フルトヴェングラー辺りに回帰する気はないけれど、時代は新しい切り口を経、新鮮な登場を待っております。21世紀に入って、未だに愛聴盤はバルビローリとかエイドリン・ボウルトというのもなぁ・・・

Torelli トランペット協奏曲ニ長調(3曲)/Tartini トランペット協奏曲二長調/ARBINONI トランペット協奏曲 変ロ長調〜ジャン・ルクー・ダッセ(tp)/アンジェロ・エフリキアン/イ・ファラルモニチ・ディ・ボローニャ(1980年/HMA 1901049)・・・パイヤールとかエドワール・タールとか編曲者が明記されているので、原曲は別?いろいろ手が入っているらしい。TartiniとARBINONIはヴァイオリン協奏曲?余裕のテクニックを誇るソロ、オーケストラも柔らかい響きで支えて、音質良好。但し、楽器の制約か、同じ調性が続くのはややワン・パターンかも。

では、行ってきます。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

昨日、休日出勤当番は午前中、いろいろ残務整理後、昼からあとを頼んで退出。お気楽なサラリーマンでございます。体調は維持できていて、微妙にダルいのはいつものこと(主に精神的な要因でしょう)、とにかく寒い、冷えますね。今朝、”ここで止めては一気に精神的に崩れる・・・”と(ちょろ)ウォーキング継続、気温は氷点下。ま、風はないからたいしたことはなくて、ラストいつもの鉄棒ストレッチしつつご同輩、バスに乗って出勤を見送りました。本日、いつもの通常業務処理、明日は初めて三重県下に訪問、上司とご挨拶、ドライブとなります。週末、女房殿の母親が脚の(カンタンな)手術だそう、わずか2週間今月二度目の大阪行き予定。

ほんま、なにもない日々。これもシアワセなことかも。もともと、どーしてもお仕事中心の”男世界”な日々、そこにドラマが失せてしまえば、私生活はもとより波乱はないので。空気はキレい、良い環境を堪能いたしましょう。

LaserLight 15 662Corelli 協奏曲集作品6〜第5番 変ロ長調/第7番ニ長調/第6番ヘ長調/第8番ト短調「クリスマス」〜ヤーノシュ・ローラ/フランツ・リスト室内管弦楽団(ブダペスト)+トランペット・ソナタニ長調〜ルートヴィヒ・ギュトラー(tp)/ライプツィヒ・バッハ・コレギウム・・・おそらくは1990年代初頭の入手、かっちりと端正な現代楽器アンサンブルは、ヴィヴィッドに躍動してしております。全曲2枚を入手しなおしたのは、”ヴァイオリン・ソロが追いかけっこをしているような、息もつかせぬ晴れやかな表情”を気に入ってのこと。それも処分済、やがてムジカ・アンフィオン10枚組(古楽器2004年)を入手しなおしたからでしょう。こんな生真面目に整ったアンサンブルも悪くはない。

細身に鋭い、華やかなギュトラーのトランペットは、いつも通りお見事。基本、古楽器ファンだけれど、現代楽器も作品の楽しさに変わりなし。他、Marcelloのチェロ・ソナタ集(ボゼナ・スラヴィンスカ(vc)/ルイザ・デュロン(p))とか、J.Stamitz 交響曲集〜ドナルド・アームストロング/ニュージーランド室内管弦楽団(1994年)など拝聴・・・帰宅後意欲が出たら追加言及予定。

The Producciones FONograficas label・・・帰宅後意欲は高まらぬけれど、B.Marcello チェロ・ソナタ 作品1/1-6(ヘ長調/ホ短調/イ短調/ト短調/ハ長調/ト長調)〜ボゼナ・スラヴィンスカ(vc)/ルイザ・デュロン(p)(Bozena Slawinska/Luisa Duron)・・・いちおう忘れんうちに(ちょっぴり)載せておきましょう。古楽器かな?人懐こくて落ち着いた、陰影取り混ぜた旋律が延々と続きます。イタリア・バロックってVivaldiばかりもてはやされるけれど、他もっといろいろありますよ、多彩に。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

本日祝日出勤当番。朝一番ウォーキング時、毎朝バス停にて出会うサラリーマンご同輩の姿も見えません。二日間しっかり休んだし、重いお仕事悩みもないので、ぼちぼち出掛けてきましょう。一番寒い時期に体調を維持できているのは、ありがたいこと。日常ドラマもなにもないけれど、無事之名馬(ぶじこれめいば)でっせ。

LP 25cm: Philips 610127 VR音楽への言及は昨日、あまりにネタが少なかったのでその後の拝聴。R.Strauss 楽劇「バラの騎士」〜第1/2ワルツ/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」〜オイゲン・ヨッフム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1960年)・・・ベイヌムが1959年に亡くなり、ハイティンクとともに首席指揮者に就任する直前の録音、25cmLPからの音源故少々ぼんやりしているけれど、本来もっと鮮明な音質なのでしょう。ヨッフムはまだ61歳、CDでは「ドン・ファン」も入っているのですね。”煽るBURUCKNER”には少々ご遠慮申し上げたいけれど、ここではヴィヴィッド、表情豊か、オーケストラの暖かくマイルドなサウンドを活かして、お見事な演奏であります。(たった今発見!「バラの騎士」ワルツはハイティンクの2枚組ラストに収録され、ダブっていることを発見!ムリして自主CDにしなくても・・・って、ま、15円ほどのCDRだけれど)

昨年2013年6月にスピーカー変更(ONKYO D-102EX)、その成果は顕著。あまりの音質問題(音量レベルも低過ぎ)に閉口していたMahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィル/合唱団/エディト・マティス(s)/ドリス・ゾッフェル(ms)(1981年)・・・世間的にほとんど言及されぬ全集中セッション録音の件、解像度がグッと上がって、ようやくちゃんとちゃんと拝聴できるようになりました。1989年ライヴは圧巻の迫力、それを前提に今朝、第2楽章〜最終楽章迄聴き通しました・・・って、ちょっぴり音質確認したら、途中で止められなくなっただけ。この人の旋律表現、ひとつひとつの音には魂込めてますよ。大仰な作風に少々ご遠慮気味の「復活」は名曲であると最発見いたしました。1998年迄存命だったのに、録音音質に恵まれぬ人でしたね。残念。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

一昨日夜、月一回眼科へ、眼圧の検査結果はコントロール順調とのこと。昨日昼から、北側パソコン・オーディオ部屋二重窓化、管理会社に文句言ったらオーナーが工事してくださいました。事態改善もう全然ちゃいまっせ、体感温度が。ここ2ヶ月ほど一時間滞在限度、音楽拝聴にも支障ありましたから。昨晩は床屋に行くついでに最寄りの駅前迄、贅沢外食〜馴染みの富山料理の店、少々お高いけれど、素敵な海の幸をいただけるのはシアワセ、安くても激マズ後悔よりずっとよろしい。昨日のノートパソコンのトラブル、もし買い替えていたら!と思えば出費は少ないもの)

多くの方々が既に言及されていたので、とくに触れなかったけれど。年末に大滝詠一逝去、64歳。はっぴいえんど3枚のLPは所有して、一生懸命ギター練習して歌っておりました。1980年くらいから「ロング・バケーション」とか、あの辺りも大好きでした。演歌→日本のポップスに音楽シーンの主流を変えた先駆者だったのでしょう。そして、やはり同世代のやしきたかじんも逝去、とうとう癌からの復活ならず、残念。両者とも子供の頃から知っていたし、後者はカラオーケストラのメイン・レパートリーでした。一昨日夜、電話があって大阪旧知の女性が亡くなった由、旦那より。60歳直前、ワタシ等夫婦22歳、彼女は25歳〜のお付き合いでっせ。定年退職ぎりぎり間に合わなかったんだな。年賀状が来ていて、ずいぶん痩せたじゃないの、なんて噂していたところでした。合掌。

人生、こんな黄昏な話題が増えていくのだな。寂しいこと。

音楽はちょろ聴き、部分聴きばかり(上記部屋の理由による)本日より改善ともかく、昨日分ちょっぴり言及すると・・・Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1979年)第1楽章のみ・・・詠嘆とか情緒に非ず、厳しい構築物のような、引き締まった響きに陶然。Brahms ピアノ交響曲第2番 変ロ長調〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/ヨーゼフ・クリップス/RCAヴィクター交響楽団(1958年)・・・これも第1楽章のみ。驚異的な音質、ニューヨークの録音用オーケストラの技量の高さ、ソロの余裕圧巻テクニック+クリップスの優しい、柔らかい表現・・・ワタシはこの巨大な協奏曲を愛しております。

2014年1月12日長久手珈琲屋にて環境やや改善された部屋にて音楽拝聴し、本年初【♪ KechiKechi Classics ♪】更新。ご近所、行きつけ小さなレストラン+横にてバザーみたいなものが開催されているとのこと(チラシが入った)ちょいと覗いて(若いご夫婦、小さな子供が多かった)良い天気、そのまま散歩〜名古屋名物・喫茶店モーニングへ。珈琲は美味しいし、トースト+ゆでたまごは無料です。大きな喫茶店はあちこちあって、どこもけっこうなお客の入りです。家に隠ってばかりじゃ仕方がない、佳き気分転換でっせ。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

3連休かと思ったら月曜祝日は出勤当番、いつもの週末休みであります。昨日夜、入浴前にコタツに置いてあるノートパソコン(ACER Aspire AS5750/2011年春モデル/OS8.1)にてデータ検索、ダウンロードなど実施後入浴。小一時間ほど音楽拝聴した後、再起動・・・しません(涙)。電源ボタンが鈍く3回ほど点滅するのみ。基板逝っちゃったのかな。型落ち激安にて入手、わずか2年の寿命だったのか。意味もなく裏の蓋を開けてメモリやらHDDを眺めても、それはせいぜい部品取りやら、データレスキュー(心の)準備程度、ショックは否めません。別部屋AspireRevoは良いマシンだけどスペックは低いし、無線LAN電波受信いまいち(最近ドライバ変更後順調とはいえ)音源データ処理やら、ノート頼りだったんです・・・せっかく、色々節約したりCD売ったりして小遣い貯めていたのに!

・・・故障の古典的解決法は、”まず、線が抜けていないか確認”〜これで人生幾度救われたことでしょうか。4年ほど前、職場にて某マシンがネットワーク接続不可=LANケーブルの抜けだった記憶も鮮明。我がノートパソコンは・・・ちゃんと電源ケーブル本体に刺さってますよ・・・ん?その先のコンセントは・・・抜けているじゃないの。もしかして2014年に入ってずっとバッテリーのみ駆動、それが切れただけ?無事、なんの痛痒もなくWindows8.1は起動いたしました。良かった!あと2年は使うつもり。昨日、取引先に行った帰り、パソコン屋にて運転休憩、そこで目撃した超ミニパソコン(andoroid4.0搭載)4,980円也に心動いて、抑制。その浮気心への罰当たりだったのかも。(5年前なら絶対買っていたぜ。ワイルドだったから)

オークションは昨日今朝と大物ボックスセット計30枚弱、それなりの金額にて売れてくださいました。今回出品は人気物件だったからなぁ、この先どーなるのか。朝一番、ウォーキングついでに送付済。作品、演奏家情報データのわかりやすさ、と言った点ではCDに一日の長有、とは思うんだけどな。例えば・・・

Accademia Della Magnifica ComunitaAccademia Della Magnifica Comunita(アカデミア・デッラ・マニフィカ・コムニタ、って読むのか。伊太利亜の団体?)これがネット配信音源されている・・・たまたまamazonにリンクを張ったけれどiTunesにもちゃんと有。この一枚目(1-13)をネットにて偶然音源入手、というより、Brocco云々といった圧縮ファイル見つけてダウンロード、解凍して、情報不明、ネットにて検索するうちにこれであったことを発見しただけ。各作品名はともかく作曲者がない、”Albinoni, Vivaldi , Tartini: Barocco Veneziano”題名一括りではあまりに不親切ではないか。(ここで中断、あまりに北側のオーディオ部屋が寒くて)

(音楽拝聴諦めコタツのノートパソコンへ移動)名曲揃い、古楽器の瑞々しい響きも、音質も上々・・・Concerto in G majorAlbinoni フルート協奏曲ト長調 作品9-6・・・初耳作品故、作品詳細が特定できません←調査結果特定出来。コクのあるフルートが典雅でんな。緩急緩3楽章わずか7分ほどの可憐な作品。Sonata da Camera Op.21 n.12 - La Follia: Tema con variazioni は、Corelli 室内ソナタ ト長調 作品2-12「ラ・フォリア」でしょう。作品21なんて書いてあるから?状態。馴染みのだれでも知っている哀愁漂うシンプルな主題+変奏が10分続きました。Sonata in g minor op.21 n.10 - Didone abbandonataTartini ヴァイオリン・ソナタ ト短調「見捨てられたディド」、これも著名な作品でんな。3楽章11分ほど。

次が難題。Vivaldi Concerto For Cembalo。これって、よう知っているヴァイオリン(かなにかの)協奏曲(記憶ひねり出し逡巡中〜「調和の霊感」 イ長調作品3-5でした!)のチェンバロ・ソロ版、もの凄く珍しいもの。Concerto in a minor n. 11Vivaldi フルート協奏曲イ短調RV440のことか。詳細解説さておき、作品名の正確な表記は希望したいところです。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

うぅ・・・サブい、キーボードが冷たいぜ・・・亜米利加の寒波は尋常じゃない史上最悪の低温らしい。職場斜め向かいの女性が正月インフルエンザにて倒れ、既に治ったとは言いつつ咳き込んで、伝染っていないか心配です。昨日夕方、俄に気分が悪くなって罹患?〜今朝時点発熱などなくセーフ、ようやく週末を迎え、いつものウォーキングは継続いたしました。昨夜、ドスパラ・タブレットにGooglePlay導入、一から再トライして悲惨な結末は同じ、また、辛くも現状に復帰させました。ファーム・アップ前は上手くいったんだけどなぁ、どこがどーやらさっぱりわかりまへん。

そういえば今月末、職場いっせいパソコン端末入れ替え、主眼はXP→7への切り替え+セキュリティ強化にて個別My Documentにデータ保存不可になるそう(すべてサーバー上に割り当てられた10gb領域へ保存へ)、種々ソフトウェアは揃っているから、OSをカスタマイズして強制的にそうさせるんだろうなぁ。困ったのは業務必須に使用しているQtClipと自宅と同期させているChromeだな、これはサーバー上からの起動可能でしょうか。USBメモリも既に使えぬ状態になっているし(やはりセキュリティ問題)、ヤミで使用している種々ネット・ストレージ(こちらのほうがずっと容量が多い)にアクセス制限掛からぬか心配です(このほうがセキュリティ上ずっと問題のはず)。現状ブラウザではGメール使用不可(ちなみにBBSも)、ところがYahooメールは使用可能というのが不思議。

PHILIPS 420 893-2昨夜の音楽。Holst 組曲「惑星」〜ベルナルト・ハイティンク/ロンドン・フィル(1970年)・・・懐かしきLP1000円盤にて出会い、当時ストコフスキー(1956年)と選択悩んでコチラ、と決めた想い出も懐かしい。こうして40年経つと両方手許に置けるようになるのですね。久々の拝聴は当時の記憶まったく蘇らず、冒頭「火星」の遅いテンポと重さ、続く各惑星の生真面目一方ていねい地味な表現・・・正直なところオモロくない。ま、全体として悪くないけど、音質もイマイチやなぁ。結局、CD時代に至って(偶然駅売海賊盤にて入手した)ウィリアム・スタインバーグ盤(1970年)〜前のめりの輝かしいテンション、絶好調のオーケストラ+音質含め、それが基準になっていたのですね。幾十年経て再会したマドンナに昔の面影を見出せない・・・そんな感じ。

ほか、Pleyel(1957-1831)の協奏交響曲第5番ヘ長調(フルート、オーボエ、ファゴット、ホルンのための)〜ボフダン・ヴァルハル/スロヴァキア室内管弦楽団(1980年)など拝聴。例のMozart (?)協奏交響曲 変ホ長調 K.297b (K.Anh.C14.01)と雰囲気テイストはクリソツ。当時の流行りだったんでしょうね。音質演奏とも抜群の楽しさ!では、行ってきます。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

毎日疲労感甚だしく、早朝ちょろウォーキングに出るのも気合が必要です。昨夜、深夜寝る前、いろいろいじって挙動不審に陥ったドスパラ・タブレット、導入した某ファイルを取り除くと正常に復帰いたしました。休日中、再度GooglePlay導入トライヤルいたしましょう。ちょっぴり気に掛かっていたほんの小さな”ココロのトゲ”みたいなもの、氷解いたしました。お仕事も(心躍るドラマには程遠いけれど)進展有。昨日午前中、予定通り県下取引先幹部へ新年ご挨拶、というか、大トラブルお詫びへ。実際は上司が取り仕切って、ワタシはふだん業務実務方面の商談ばかり、実質上初訪問顔見世でした。昼からの訪問予定地は既に商談に伺っているし、という上司の判断にて内勤、引退間近な辣腕パートさんの作業内容しっかり半分引き継ぎ・・・見えてきましたよ、いろいろ、合理化のアイデアもも含め、なにか一筋光明が射した感じ。 ようはするに事前データ処理をACCESSで一気に行うことでっせ〜なんや、そんなことしてたの、ひとこと言ってくだされば・・・さっそくネットにて「ACCESS クエリ 関数」検索、用途を探したら一発でした。忘れぬうちに、作業手順を箇条書き〜あとは一度実践して(失敗経験して)みることでしょう。この間、小さな取引先企画連絡処理を「手抜き、脚抜き」作業実践練習していたのがよかった。基本は同じですから。半年前に同じことを訊いていたはずだけど、当時全然理解できんかった!

MUSICA HUMANA MH-1080音楽の方はさっぱり、中途半端聴きばかりなのは、未だ正月休み精神が緩んでいるせいか。Boismortier 3本のリコーダーのためのソナタ ニ長調 作品7-1/3本のリコーダーと通奏低音のためのソナタ ト短調 作品34-3〜山岡重治/向井昭雅/矢板由希子(リコーダー)/平尾雅子(ガンバ)/岩淵恵美子(cem)(1999年/MUSICA HUMANA MH-1080)・・・ほんまはHOTTETERRE/Maraisと続くけれど、聴き手の集中力が続きません。山岡さん自作の作曲当時ピッチのリコーダー(かなり低い)、ワン・ポイント・マイクの目の覚めるようなリアル音質CDも半分も聴かず中断。仏蘭西バロックのノンビリしたリズムに馴染めぬワタシ。

BRILLIANT 99777-19/20 VOXのライセンスHandel 歌劇「イメネーオ」 HWV 41〜ルドルフ・パーマー/ブリュワー室内管弦楽団/ジョン・オステンドルフ(bb)/ジュリアンヌ・ベアード(s)/ダンナ・フォルトゥナート(ms)/ビバリー・ホック(s)/ヤン・オパラッハ (b)/エドワード・ブリュワー(cem)(1986年)・・・CD入手10年経過、未だに身に付かぬ作品1枚分のみ拝聴。NMLにて拝聴可能。ネットを探しても、ほとんど筋さえわからない。イメネーオは海賊にさらわれたロズメーレとクロミーリを助けた命の恩人、既に恋人ティリントのいるロズメーレに「嫁になれ!」と強要(お願い)、2人の内どちらを選ぶか彼女は苦悩する〜とか、なんとか、そんなところらしい。Brewer Chamber Orchestraというは、Edward Brewerの名前から取ったのか、ニューヨーク録音らしいから亜米利加の団体でしょう。(ブルワーじゃないのか)おそらく古楽器、じつに素朴、技術的にいまいち、なんともノンビリしてノリがよろしくない。歌い手はなかなか朗々としてエエ感じ、しかし作品そのものを堪能するにはリズムも集中力緩く、アンサンブルに少々問題有・・・というのは、聴き馴染み作品への慣れの不足でしょう、きっと。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

昨日、実質上新年初仕事〜はエンジン掛からず、諸実務5つほど平行して進めるものの、思うような速度にてクリアできぬことを歯痒く感じました。正月ボケ?+ここ一年のユルいお仕事の結末かも。思い当たることは、立場の変化かな、診立てして、段取り付けて(自分でもやるけれど)他の人(できそうな人)にやっていただく、任せる→ほとんど、なんでも自分でやらなくっちゃいけない。この職場は個人商店運用甚だしく、分担して合理化する、みたいな思想が少ないところなんです。昼から外出、商談有。運転時、眠いのと眼が疲れて難儀しました。本日は終日、上司に同行・新年ご挨拶というか、年末発生した大事故(処理継続中)のお詫びであります。

昨夜、(半年前)ファーム・アップしたらGooglePlay消えてしまったドスパラ・タブレット(購入一年)に再導入画策(一ヶ月ほど継続中)〜これが大失敗。なんせandoroidの仕組みなんて全然知らんからね、ネット調査によると微妙な各々作業手順違いがあって(おそらく時期とか、版によって異なるのでしょう)、某手順ではアイコンは出ているけれど「あきまへん。継続できまへんで」みたいな警告が出てアウト〜別手順、某ファイルを更に一個導入すると・・・ブラウザ、カレンダーのChrome同期、全部消えました(涙)。ま、それでも通常使用できれば良いけれど、Google検索掛けて、そのサイトに移動しようとすると・・・ブラウザ落ちるんです。ピンチ!クリアできるのか、この危機を。

EMI 4769012Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(ハース版1957年録音)・・・黄金のコンビ最初期EMIステレオ録音はパブリック・ドメインに至っております。この音質水準であれば、マスタリング云々さておき自主CDでも充分堪能可能でしょう(ややフォーカスが甘い)。SACDになっているんですね。彼の1970年代中心DG交響曲ボックスは先日処分済、こちら古参のメンバーが多く残ってサウンドは甘さ控えめ、耳あたりの良い、物々しさも絶叫もない、強面にならぬ流麗な余裕表現は既に完成されております。常に7分の力、各パートのバランス配置の上手さ、ゆったり悠々として粛々、音量的にかなり大爆発しても喧しさを感じさせぬのは、オーケストラの技量でしょう。ほとんどイン・テンポ、静かな説得力は日常聴きに相応しい(約87分)。写真はEMIのart盤。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

昨日朝、意気揚々と職場一番乗り、メールチェックし、休日出勤のタイムカード振替手続きなど・・・その時点驚愕の事実!なんと”お休み”でありました。年末の祝日出勤の代休だったとは・・・最年末大トラブル(継続中)処理緊急出勤した時点、その件完全に失念しておりました。一人二人他の人が出てきたところで、ご挨拶して帰宅いたしました。今朝も氷点下、昨日も寒くて、あとはコタツに終日こもって(+時々うつらうつらして)おりました。華麗(加齢)なる大ボケ2014年業務幕開け也。

先月(昨年)、アダム・フィッシャーのMozart を拝聴して驚愕、もうBC0261オトマール・スウィトナーのボックスは処分しようかな?一瞬考えて思いとどまった件の続編。Suppe 喜歌劇「美しきガラテア」序曲/「詩人と農夫」序曲/「怪盗団」序曲/「軽騎兵」序曲/「陽気な若者」序曲/「スペードの女王」序曲(1969年)+Volkmann 弦楽セレナーデ第2番ヘ長調 作品63(1962年)〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン・・・ボックスものオトナ買いの余録は”思わぬ発見有”、自ら進んで聴く機会のない作品に出会うことでしょう。「詩人」+「軽騎兵」くらいなか?なんとなく知っているのは。(幾度か拝聴しているはずなのに、記憶がない)ボックス開けたら偶然一番上にあった一枚、平易かつ変化色彩に富んだ旋律サウンド賑々しく、ドレスデンのマイルドなサウンドが魅力いっぱい!音楽を愉しむ原点みたいなものを思い出しました。名曲にはそれに相応しい演奏がある、ということでしょう。「陽気な若者」には「大学祝典序曲」に登場する学生歌"Gaudeamus igitur"「いざ楽しまん」登場して、思わぬところで知人に出会ったみたいな感じ。

Volkmann(フリードリヒ・ローベルト・フォルクマン 1815-1883)は独逸浪漫派の作曲家だそう。Schumann(1810-1856)と同じくらい、Brahms (1833-1897)のちょっと先輩世代?オリジナルはTchaikovskyとの組み合わせでしたっけ。ほんの13分ほど、シンプル穏健、素直、静謐、これも名曲であります。

では、行ってきます。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

夢見悪いなぁ、やはりお仕事はストレスなのか、前年度とはずいぶんと質は変わって、ぐっとユルいけど。今朝、暗闇をちょろウォーキング継続、ラスト公園鉄棒にてストレッチしていたら、いつもお馴染み6時過ぎバス待サラリーマン数人有。こちら健康管理と趣味の早起き、我らがご同輩は5時台に起きて出勤ですもんね。新幹線通勤なのかな。遠方に向かうのでしょうね。昨日、ツマらぬ年末年始番組+DVDに保存したネット入手(膨大)音源の整理(初期のものは情報不備が多い)のみは虚しいので、女房殿初詣に付き合って、ついでに(本来であれば年末予定)BOOK・OFF書籍整理へ。数冊読むべきものは残っているので、新たに購入はしませんでした。主眼は自宅より景行天皇社〜せせらぎの径(水は枯れていたけれど美しい、閑静な住宅街を抜ける)〜BOOK・OFFという散歩。初訪問の中華料理にて昼食、価格味とも上々でしたよ。

 TOCE-16299Sibelius 交響詩「4つの伝説曲」作品22〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1978年)・・・1960年代CBSの録音印象からずいぶん異なって、中庸かつ飾りの少ない表現、整ったアンサンブル、良く鳴りきったサウンドはスッキリと響きます。EMI録音の印象か、勇退直前79歳円熟のせい?響きは明るいものの、清涼、ニュアンスたっぷり、ムリのない盛り上がり・・・お気に入り故、ずいぶんと聴いたつもりな録音中、ヴェリ・ベストじゃないか。独墺系分厚い響きというのはナニだけれど、Sibelius だって上手いオーケストラで聴きたいもの。

Chausson 交響曲 変ロ長調 作品20〜ジャン・フルネ/コンセール・パドルー(1953年)・・・かなり以前NAXOSにて聴いていて、じつは歯が立たなかった作品也。ジェローム・カルタンバック/ナンシー歌劇場交響楽団の演奏問題?とっくに処分済。これはネットから拾った昔の音源、意外にも良好なモノラル録音、3楽章35分ほど美しい、粋な旋律を爽やかに聴かせてくださいました。十数年掛かって、仕切り直しやな。

では、2014年初出勤いってきます。年末休日出勤の代休処理をどうするか、考えなくっちゃ。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

名残惜しくも明日より新年通常業務へ。昨年末土壇場に発生した大トラブル後始末が残っております。いよいよヴェテランのパートさんの引退に向けて、作業組み立てなおし・・・は覚悟も準備もできているけれど、この道20年相方のノーミソ硬いのをどーにかせぬと・・・みたいな、しょうもない愚痴はもうエエでしょ。昨夜は、年末年始一度も外食していない(らしい)女房殿の要望で、最寄りの駅前へ。野菜メイン+豚肉鍋(かゆ+豆乳ベース)は美味だったけれど、他単品肉ばかり頼んでしまって、とてもだけれど喰える量に非ず、腹ぱんぱん。初訪問の店は意外と雰囲気よろしく、次回は選定メニューを工夫してみましょう。

昨日新書一冊読了したけれど、コメントすべき印象に非ず。中途半端なノウハウが普遍的な哲学に昇華しておりません。巡り合わせが悪いと、そんな書籍ばかりに出会うんだよね(昨年2013年はそのパターンが多かった)。10年ほど前迄は書店棚中背表紙見れば一発でオモロいのがわかる!自信があったけれど、最近ハズレ多いのは感性が鈍っておるのでしょう。あまりにハズレ連続すると、そもそも書店にいかなくなる・・・のはマズい。

重金敦之「池波正太郎劇場」(新潮社新書)・・・「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛け人梅安」これ、若い頃からなんど読み返したでしょうか。転居の度に処分した書籍も、これはちゃんと全巻取り揃えております。エッセイも全部ある。テレビドラマを見ても原作に馴染んでいるから、その対照比較を愉しめます。「真田太平記」読んでないんだよねぇ、オトナ買いしようかな?池波正太郎の生い立ち、人となり、再び味わい直して、また読みたくなる・・・そんな素敵な一冊。ちなみに「鬼平料理帳」とか、関連本もできるだけ読んでいて、じつは昨日、BSにてそんな類の番組やっておりました。

TOCE-16126〜9Brahms 交響曲第1番ハ短調/大学祝典序曲〜クリストフ・エッシェンバッハ/ヒューストン交響楽団(1991-93年)・・・CDは安くなったし、Brahms はCD2-3枚分で全集揃うから聴く機会はけっこう多いもの。ましてやブルーノ・ワルターとか(音質良好なる)パブリック・ドメイン音源次々出現・・・エッシェンバッハは数少ない独逸の戦中派(1940-)現役(既に大ヴェテラン)として大活躍のひとりでしょう。経歴も華麗、現在はナショナル交響楽団(ワシントン)の音楽監督でしたっけ。この音源は昔から存在は知っていてようやく拝聴できたもの(もしかして発売当初FM放送で聴いていたかも)。先々月、シンシナティ交響楽団のサウンドに少々失望し、ストコフスキー以来馴染みのテキサス州のオーケストラは如何?ワタシ、亜米利加のオーケストラの明るい響きは基本好きなんです。

想像通りの遅めのテンポ、テンポは入念に揺れても、さほどに粘着質と感じないのは、オーケストラの素直な色のせいでしょうか。残響過多ではない、細部明晰に響き、艶々に分厚いサウンドに非ず、表現として後ろ向きっぽい(最近の古楽器系表現を目指さない)けれど、堂々としてオーソドックス。とても聴きやすい、重苦しくない安定したBrahms 。云々と比較して、というのはナニだけれど、バレンボイムよりずっと好感と手応えを以って拝聴いたしました。ちゃんと交響曲全曲拝聴いたしましょう。

Brailowsky interpreta Chopin : Edicion: 1968 Fantasia Impromptu, Op. 66 /Tarantela, Op. 43 Berceuse, Op. 57 /Escocesa, Op. 72, no 3/ Andante Spianato y Gran Polonesa Brillante, Op. 22/ Sonata en Si menor,Op.58〜アレグザンダー・ブライロフスキー(p) (1896年2月16日 キーウ - 1976年4月25日 ニューヨーク)・・・こんな音源どこから見つけてきたんだい?的掟破りっぽいLP板起こし音源(CBS - Supraphon SUA 10937)自主CD化。貧しい市井のサラリーマンの次男坊には安いLPしか買えなかったんです。懐かしいなぁ。Chopin といえばルービンシュタイン、そんな旧態嗜好を反省して、最近若い人の演奏も聴くように心掛けております。この人はモノラル〜ステレオ時代にRCA〜CBSに録音を残していて、亜米利加では欧州ほどの人気は得られなかった由。ここでは安定した技巧+優しく揺れ、味わいある風情、柔らかい音色、音質もかなり良好。但し、ワタシの「アンダンテ・スピアナート」の刷り込みはルービンシュタイン、彼(か)の脂粉が立ち込めるような妖しいテイストに叶わぬか、とも思います。(AspireRevoとオーディオを置いてある部屋は寒く、ここで限界)


2014年1月某日/再起と熟練の日々

昨夜半女房殿帰宅(昨年来久々の再会)。本日よりフツウの日常週末休みへ、あちこち出掛け、(自宅内外)乱れた食生活にも関わらず体調崩さず、年末年始をクリアできたことを喜びましょう。東京の火事影響は新幹線ダイヤ大混乱を呼んだみたいですね。昨夜はコタツにこもって、夜7時〜11時半迄連続して(再放送でない)テレビ・ドラマ三昧(インターネットぼんやり眺めつつ)、なかなかオモロかったすよ。流れでCDオークション出品追加していたけど、いくつか”取り下げ”逡巡中、例えば・・・

仏EMI 7243 5 72195 2 5 5枚組税込1,974円。2006年に正規盤を入手しました。Mozart 歌劇「フィガロの結婚」〜ハンス・ロスバウト/パリ音楽院管弦楽団/エリザベート・ブラッスール合唱団/エクサン・プロヴァンス音楽祭合唱団/パネライ(フィガロ)/シュトライヒ(スザンナ)他(1955年ライヴ)・・・ずいぶんと昔の録音だし、しばらく聴いていないからもうエエかな?と思って出品後、念のため再聴〜これが躍動する推進力、歌い手は溌剌として表情豊か、速いテンポにて一気呵成に聴かせる魅力たっぷり。(一枚目のみ拝聴)どーせ売れんやろうけど、ちょっと様子見て考えましょう。

じつは上記処分の流れには別途お気に入り〜ヴィットリオ・グイ/グラインドボーン音楽祭管弦楽団(1955年ちゃんとしたステレオ録音)の存在有・・・これ学生時代LP時代廉価盤抜粋この作品との出会いをつくったもの。ちょろ聴きばかりは申し訳ないけれど、ブルスカンティーニ(フィガロ)の色男ぶり、シュッティ(スザンナ)の可愛らしさ、ヴィットリオ・グイの躍動する推進力は記憶通り。解説書をちゃんと見ない性格なので、今回の発見はチェンバロ担当がレイモンド・レパードであった!当時28歳。名曲やからなぁ、エーリヒ・クライバーの1955年(ステレオ)録音もしばらく聴いていないし・・・1955年録音が多いのは、言うまでもなく我らがヴォルフガング生誕200年記念(1756-1791)目指してのことですよね。

SICC-10043新年にはなにか新しいものを〜Bach ゴールドベルク変奏曲 BWV988〜グレン・グールド(p)(1955/2006年)・・・コンピューター・ソフト「Zenph(ゼンフ)」による再創造、とのこと。噂ばかり、ようやく音としてちゃんと聴けました。ユーザーレビューは興味深く、趨勢として出始めの賞賛中心から→後半に至るほど評価は下がっておりますね。その後、「Zenph(ゼンフ)」活用音源が次々出た!という話題もないから、手間暇費用ほどに売れなかった(または世間に受け入れられなかった)ということでしょう。たいていの”新しい基軸”を評価する自分も・・・これはなぁ〜といったところ。

なんといってもピアノの音が安っぽい、所謂電子ピアノの音色。旋律の歌わせ方、強弱、ニュアンスをどれだけ分析しても、”それ以外のもの”をノーミソにて補完して聴いておるのだね、人間は。こういったトライヤルを否定するつもりはなくて、ソフトの性能、活用、楽器選定の制限(このソフトにて稼働するヤマハ)の中、ひとつの成果とすべきでしょう。音質不如意乗り越えオリジナル(しかもパブリック・ドメイン故自主CD)のほうに感銘を深く受け止めたものです。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

今朝(ことし)一番の早朝ウォーキングは「景行天皇社」へ初詣。ルーツは承和4年(837年)、もともと長湫根ノ神にあったらしいから、ほんまご近所由来でんな。この辺りは例の「小牧長久手の戦い」近く、本格的な再興は江戸時代、現在の立派な社は平成になってからとのこと。ま、気持ちの問題なので昨年の御札を納め、お参りしてきました。(新年の札は太宰府天満宮にて入手済)無神論者ではあるが、地域の社、先祖への敬意は失ったことはありません。

年末年始、かなり歯応えのある読書できました。関原健夫「がん六回人生全快」(講談社文庫)・・・関原さんは辣腕の元・バンカーであり、現日本対がん協会常務理事。39歳米国にて大腸癌発症手術、肝臓、肺など計六回の手術を経、復帰というのが患者を励ますのでしょう。正確には更に悪性メラノーマ、そして2回の心臓手術、という強烈な病から快復、現役時代は検査や手術準備中、入院病室から通勤したり、引退後は公的な活動をされたり、その意欲、(病手術を経て創りだす)人脈には驚くばかり。症状的にラッキーもあったかも知れぬけれど、精神的に萎えずに、民間療法に逃げず、真正面から病に挑む姿勢に感銘を受けます。そこは人間、なんども動揺し、家族に遺書を書くこと数度、そんな淡々とした人生はなかったでしょう。ワタシは近藤理論を正しいと考える者、それでも関原さんの生き方に学ぶものは多いと思います。

野末陳平「定年病!」(講談社+α新書)・・・彼らしい、わかりやすい親切な著作。ワタシは書籍にノウハウを求めるのは邪道(パソコン・マニュアル本除く)と考えていて、考えるヒントと受け止めましょう。2007年発行はやや旧聞(団塊の世代一斉引退向けか)、しかし内容は極めて現状に沿って、リアルな分析〜例えば「定年とは失業のこと」〜なるほど。年金満額支給が65歳からとなり、そこまで企業は継続雇用せよ、とはいうが、そりゃ激動の現在社会、10年スパンで業務を組み立てると”若い人中心”になりますって。そこそこの時給にて”お手伝い”みたいなお仕事ってどうなんでしょ。田舎暮らしの夢破れ、物価の安い海外生活だって、なかなかうまく行った人はいないそう。自分はへそくりをかなり貯めているので、そこのみ野末さんの主張を実践しております。さて、あと丸3年、元気で先をどうするか。退職金使い果たして丸裸、それだけは避けたいな。

星野仁彦「発達障害に気づかない大人たち」(祥伝社新書)・・・朋友の娘がLD(学習障害/Learning Disabilities)であり、上の息子もわずか数年で親の車4回事故全損、挙句、サークルの同僚に怪我をさせて大学中退(現在はちゃんと就職出来)。女房殿の親しい友人の旦那(教師)もその行動言動を伺うと”発達障害”なのかな、と思います。自分も”瞬間湯沸かし”状態(ここ最近衰えて、おとなしくなったもの)もそうだったのかも・・・つまり、日常にそれはどこにあである、ということなんでしょう。片付けられない(息子?)、仕事の優先順位を決め、つぎつぎ完了させていくことができない(数年前部下がそうであった)のも、本人の努力では如何ともし難い症状なのかも。知能水準が正常なので、学校時代はわからないのだね。その人の個性に似合った職業とか仕事を見つけないといけない、ということですね。こんなことが明らかになったのは、驚くほど最近だそう。

TELARC CD-80729  10枚組2,886円にて入手/廃盤ですか? Mozart 交響曲第1番変ホ長調K.16/ヘ長調K.Anh.223(19a)/第4番ニ長調K.19/第5番変ロ長調K.22/第6番ヘ長調K.43/(第55番)変ロ長調K.Anh.214(45b)/第7番ニ長調K.45〜チャールズ・マッケラス/プラハ室内管弦楽団(1990年)・・・新年自宅にて腰を据えて拝聴すべきは無条件幸福ヴォルフガングの初期交響曲。天才に駄作なし、K.16は8歳の作品でっせ。大昔若く貧しかった頃、FMから流れる種々雑多な作品をカセットに余裕ある限り順繰り収録したものです。早朝に音楽史的な番組があって、Mozart と同時代の作品と比較したのでしょうか、LP時代にはそんな珍しいものはド・シロウトには入手不可(高価故)、見知らぬ新体験旋律をエア・チェックし次々愉しんでおりました。

途中”光り輝くような!”音楽登場。慌てて作品明細(当時からちゃんと情報切り抜いて貼っていた)を確認すると、必ず我らがMozart であった!そんな記憶も鮮明です。そんな記憶もよみがえるマッケラスの躍動する溌剌リズム感はみごと。新年早々ナニだけれど、少々苦言・・・は残業長すぎ、響きの鮮明を欠くことでしょう。録音がウリのTelarc、ユーザーレビューにも「優秀録音」との声有、一方で残響問題に言及されている方も。

全集として、交響曲第8番ニ長調K.48が2枚にまたがって収録というのは問題でしょう。(北側オーディオ+パソコン部屋が寒すぎ。これ以上滞在ムリ)


2014年1月某日/再起と熟練の日々

(在苫小牧ホテル)無為無策な元旦というべきか、ちゃんとご挨拶だけは済ませた、というべきか。コンビニ食という最悪なる元旦の夜を過ごして、これより朝の便にて名古屋に戻ります。ここ数日、博多〜職場緊急休日出勤〜北海道〜あわただしい移動ばかり。散財は覚悟の上、これから先愉しく生きる糧となればムダに非ず。少々、旅疲れいたしました。昨夜、元旦恒例「相棒」最高!練り上げられた丁寧な筋立てに感銘有、中村橋之助さんのアップに、歴史ある歌舞伎役者の伝統をしっかり拝見できました。

BBC Music Vol.11 No.3iPod利用も久々、出発前にかなり収納音楽入れ替えたけれど、数度聴いてちゃんと音源調べていなかったものもありました。Purcell 聖セシリアの祝日のためのオード 「めでたし!輝かしきセシリアよ」 Z. 328〜ロバート・キング/キングス・コンソート/スーザン・グリットン(s)/ジャームス・ボウマン(c-t)/ロジャー・コヴィ・クランプ、マーク・ミホファー(t)/コリン・キャンベル(br)/マイケル・ジョージ(b)(1995年)・・・欧州系歴史には疎いので、こんな音楽が生まれた詳細歴史的経緯は理解不能、しかし、Purcellの作品を拝聴すると器楽、声楽問わずいつも感銘深く、嗜好にフィットいたしました。英国腕利きの古楽器団体+みごとにコントロールされた親密な声楽陣には文句なし。ローバート・キングは事件を起こして、音楽活動は継続できない状態とのこと。残された音楽の価値は、そんなこととは無縁の安寧と輝きに充ちたもの。

セントレア〜名古屋〜長久手の自宅に戻ってまいりました。やはりこちらは暖かいなぁ・・・きしめん喰いました。ひとりゆったり、落ち着くのぉ、我が家は。女房殿の戻りは明日か明後日。思いついたこと、ばらばらにいくつか・・・

(昨日宿泊した)苫小牧市は人口17万人ほど、寂れた、ということはかつて賑わった、ということでしょう。ところが人口は減っていない・・・おそらくはクルマ中心の生活になってしまったこと+不況もあるのでしょう。立派な駅ビルの百貨店が撤退して空き家、駅前通りも閉店多く、呑み屋も往年ほどの集客はないでしょう。クルマだし、若い人は呑みにいく習慣も減っていることでしょう。日本中、あちこちそうなのかも。経済構造の変化、そして徐々に人口は減っていく

テレビをぼんやり眺めていて、”草履”(ぞうり)に対して”木履”(ぼくり)という言葉があって、所謂ゲタですな。”ぽっくり”っていうじゃないですか、あれって幼児語じゃなくて、古語だったのだね。勉強になりました。

愛用一年ドスパラ・タブレットの件、壱万円を切る価格と性能はバランスして、Wifi接続のみとはいえ、けっこう遊べます。miniUSB〜USBケーブルで充電できることを初めて知りました。持続7時間くらい、ACケーブルはちょっとかさばるけど、これだったらいっしょに持参してもじゃまにならぬでしょう。遠くない将来入手するであろうスマホはAndroidoになるはず(iPhonの選択はあり得ない)だから、機能的にはエエ勉強になっております。

BBC Music Vol.11 No.3今朝のコメントがあまりに素っ気ないので、もう少々調べたけれど、作品の経緯、楽曲内容が調べられません。CDの裏面には演奏順が掲載され(画像)冒頭Symphonyって、Bach のカンタータに於けるシンフォニア、序曲みたいなものか。オード(ode)とは頌歌(しょうか)のこと、って、ますますわかりまへんな。聖セシリアって、カトリックの聖人だったのですね。ローマの聖チェチーリア音楽院なんかも”聖セシリア”のことだったのか。

ロバート・キング/キングス・コンソートのセッション録音は別途あって(1989年)、こちら1995年のライヴとのこと。歌い手も違います。静謐、安寧、穏健、暖かい小編成の音楽であります。

更に・・・どーもこの雰囲気知っている、馴染んでいる・・・と思ったら、一年半ほど前、類似の作品を聴いておりました。嗜好というのはそうそう変わらぬものです。


2014年1月某日/再起と熟練の日々

(在苫小牧ホテル)昨日(既に昨年)朝、最寄のターミナル駅よりセントレア空港へ。贅沢千円銭湯にゆったり入っていたら、千歳便ぎりぎり搭乗となってしまいました。空席いくつか有。千歳空港からはJRにて札幌へ〜乗り越して両親マンション近くの駅迄行ったのはさすが地元出身。靴がすべるようであれば買い替え覚悟、古いのを履いてきたけれど、意外と暖かくてつるつるアイスバーンに非ず、ちゃんと歩いて到着できました。「びっくりするくらい弱っている」(先日の婆さん情報)はずの喜寿親父はなんのこたぁない、ぜんぜん元気!ぴんぴん!兄の言いつけに背いて1時間半ほど、本宅より高速運転して札幌迄出てきました。しばし談笑して、時計台側のホテルに入るが、部屋そのものはキレイだったものの、大浴場とかちょっとそっけなくて、年寄りには使いにくかったかも。朝食はおいしかった、との報告有(自分は野菜ジュースのみ/共用パソコンは存在せず)選択イマイチだったかな。

大晦日でも開いている店を紹介していただき、ま、地元民には珍しくもない北海道の魚介類、それでもなるべく、ふだん喰うたことのないメニュー選んで、おいしくいただきました。両親とも食欲旺盛〜しかし、もう酒は呑めません。とうとう煙草(70年継続)も止めたとのこと。自分はせっかくの札幌、そのあとラーメン屋を探したがなかなか開いていない・・・ようやくみつけて、ま、札幌なら標準程度の味、いただきました。先ほど、兄宅にご新年挨拶(拾数年ぶり訪問)おいしい御節もいただきました。iPad活用したネット中継にて、埼玉の孫娘二人(両親にとっては曾孫)とも初対面いたしました。いいなぁ、小さい子供って。存在そのものが幸福の塊(かたまり)みたい。そのまま、明日早い帰り便に備えて苫小牧のホテル迄送ってもらいました。

親父の元気な顔も見納めか、と、ムリヤリ北海道迄出掛けて、当初の目的は達成。幸い、両親は健在でした。二人の元気・長命に心より感謝。

これはネットから拾ったステレオLPジャケットこれは苫小牧のホテルロビーにて更新しております。駅前の寂れ方は尋常じゃないっすね。元旦はひとり、どこか美味い居酒屋でも・・・と考えていたけれど、ムリみたい。コンビニ弁当という最悪なコースかも・・・昨日、今朝、ゆっくりiPod拝聴音楽・・・Bach 音楽の捧げもの〜クルト・レーデル(fl)/ミュンヘン・プロ・アルテ管弦楽団(1954年)・・・これ、ネットからみつけてきたモノラル音源。1964年ステレオ録音とは別もの?旧録音って存在するのか、けっこう鮮明な音質也。昔エラート1000シリーズ廉価盤LPにて拝聴したのはどちらでしょうか。チェンバロの音色が金属的だったり、弦の表情がちょっぴり濃厚だったりするけれど、受け取る感銘の質に演奏スタイル乗り越え変わりなし。トリオ・ソナタはもっとも好きな作品のひとつ、レーデル自身のフルートの豊かな音色集中力にも文句ありません。(ちょっと疲れたので中断)

CarlTON  15656 91922    1970年ロイヤル・フェスティヴァルホール・ライヴホテル周辺探索、いくつかチェーン店は開いているけれど、呑む意欲萎えて入るのやめました。”コンビニ弁当という最悪なコース”〜2014年は華麗なる幕開けやな。女房殿は大阪の実家、親戚とちゃんとした御節いただいていることでしょう。明日、名古屋に戻っても冷蔵庫(昨年の)在庫食消化でしょう。閑話休題(それはさておき)音楽の件。Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1970年ライヴ)・・・10年ぶり再聴。亡くなる寸前のライヴ、音質状態良好。やや歌いすぎ、節回しありすぎ、オーケストラは健闘して金管もよく鳴っているけれど、軽量な印象は否めません。Brucknerとしてはちょっと異形、しかし、音楽って好き好きですから。以前から知っている録音だし、”こんな感じでしょ”風にけっこう作品を味わいました。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi


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