音楽日誌

上ほどあたらしくなります
2003年1月 
2002年12月 2002年11月 2002年10月
 2002年9月 2002年8月 2002年7月 
2002年6月2002年5月 2002年4月
2003年2月山口の喫茶店。35万画素PetitShotで撮影

2003年2月某日

東京へ出張。会議〜イヴェントが連続。少々酒席も連続し、個人的にショックなことも重なって疲れ果ててしまう。挙げ句は、航空関係のシステムダウンでまたまた帰りの飛行機飛ばず・・・・〜この辺りは既に「近況」に掲載済み。

息子、高校の卒業式。あまりのツマらなさに、逆に妙な感動さえ覚え、これはサイトネタなんだと、納得。もういいでしょ?卒業しちゃったし。ラスト、吹奏楽部が演奏する「ユーミン・メドレー」にはジ〜ンとしちゃう。ああ、これもう3月だったね。このページ終了。

2003年2月某日

昨夜、シューリヒトのブランデンブルク協奏曲第5/6番を堪能+WBERの序曲の並ではない躍動感〜でも音質がね・・・。今朝は出勤までDebussy「夜想曲」+「春の祭典」(ベンツィ/アンヘルム・フィル1994/5年)〜予想外にしっかりとしたオーケストラであり、味がある。

2003年2月某日

山口へ日帰り出張。ワリと早めにそのまま帰宅。新幹線の行き帰りで、Schumann交響曲第3番/マンフレッド序曲/ウィンナ・ワルツ集、ブランデンブルク協奏曲第1〜4番、Brahms 交響曲第4番/悲劇的序曲、すべてシューリヒトで堪能。Brahms のオーケストラ表記が「南ドイツ放響」になっているが、バイエルン放響のまちがいのはず。

演奏はともかく音質は酷い。とくにBrahms はステレオ録音だけれど、ペラペラの厚みのない音。Schumannもそうとう音が割れる。ウィンナ・ワルツとBach はまだマシだけれど。それにブランデンブルク協奏曲のソロイスツのクレジットがないのは不親切と思う。でも、演奏はね、感じるところ一杯有。一筆書きたくなる。お勧めしないが。

明日から4日間東京へ。連続する会議等々。サイトは本日先行更新済み。いよいよネタ切れか。困った。

2003年2月某日

じつはインバルのMahler 全集購入済み。15枚組4,980円。まだ聴き始めだけれど、第1番はかなり以前に中古(DENON GES-9221 250円)で聴いていて、非常に内省的で、暗く、地味な印象があった。でも、日本でのライヴ・エア・チェックで第4/5/6番は、緻密であり熱気もあってまったく立派だだったけど。フランクフルト放響の評価はまだよくわからないのが正直なところ。Bruckner演奏での明晰さとは、かなり意味合いが違うと思う。

かなりのダブリなので購入を諦めていたシューリヒト10枚組BOX(SCRRIBENDUM 6550円〜少々お高い)を見掛けると、購入衝動が止められない。Mozart 交響曲、Schubert の第9番、Wagnerがダブリとなる。Brucknerの第7番はLP時代の音源をMDで保存してあるし・・・でもねぇ、これほとんどLP時代に所有していて、ほんまに愛聴していたものばかり。Bach の管弦楽組曲第2/3番がないのは寂しいが。

それにコンサート・ホール・レーベルの劣悪なる音質には泣かされたじゃない。イアン・ジョーンズによるデジタル・リマスタリングって、いくつか既出しているCDが「ま、とにかくLPからDATに録音してみました」風音質が多くて、たいていLPより更に悪化していたから、その期待も大きくて。さっそくBrucknerとMRNDELSSHONを再生。

結論。やや細部が明晰になった程度〜というか、ハナからこの音源に明晰な音質など期待していなくて、流れてくる飄々とした風情にひたすら聴き入って・・・というのは、やはり記憶(メモリー)で鑑賞してしまうからか?懐かしい。続いてウィンナ・ワルツをきくともういけない。じ〜んとしちゃって。

明日から土曜日まで連続出張なので、定例更新早めるつもり。

2003年2月某日

早朝から資料作り、会議の連続、そのあと明日への資料作り、その合間に諸実務作業。午後8時終了。目がショボショボして疲れている。明日3週連続で山口。

そういえば「岡山フィル」感想文上梓した後で思い出したけど、タンバリンをそっとちいさく鳴らしても、良く響いていたな。どうしてだろう。不思議。音楽まともに聴けず。もう寝ます。

2003年2月某日

三連休三日目。明日の会議+資料のことを考えるとちょっと怖い。朝からサイト用原稿2本仕上げてほっとする。花粉症は出ずに、大丈夫みたい。Bach のブランデンブルク協奏曲〜マリナーで確認。マルティノンでRousselの管弦楽曲集などなど。Brahms 交響曲第1番〜ケーゲルにて。テンポ揺れ動くが、浪漫的な印象はない。やっぱり硬派。

昼から岡山フィル(プロ)演奏会へ、久々。待ち時間で新星堂を覗いたら欲しいBOXが数セット・・・買いました。ナイショ。でも、いずれは買おうかなと思っていたので。夜、女房と息子でちょっと飲んで、回転寿司へ行って早々に帰宅。演奏会の感想は早々に上梓。楽しかったな。

2003年2月某日

なんとなくくしゃみが出そうになるし、目が少々かゆかったり・・・もしかして花粉症初体験?ああ、やだ。どんより天気の休日。

図書館で借りたJ.E.ガーディナーのBeethoven 全集〜一気呵成に聴ける爽快さはあるが、こちらの集中力問題で「ココロが震えるような感動」に至らない。それにしても演奏技術の向上、リズムの軽快な切れ、に驚くばかり。ついでに(といってはなんだけど)借りたBach ブランデンブルク協奏曲(+管弦楽組曲)〜子供の頃から、心底感動し続けたリヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団をとうとう(10年ぶり?)聴く。

溌剌として素晴らしい演奏とは思うが、やはりこちらの精神がすり減っているのか?「いつもの素敵なブランデンブルク」の水準を出ない。久々、思い出してマリナー盤(1971年)聴くが、こちらの方がいろいろと発見〜時代の流れも含めて〜発見がたくさんたくさんある。

昼から、息子と「広島の山の中の、某私立大学」に行ってみることとする。インターネットで地図を検索して(ウチの名車セルボにはナビなぞ縁がない)出発。とにかくモウレツに不便なところで、大学にメールで「岡山からの公共交通機関での行き方は?」と質問したら「一番早いのは新幹線・東広島駅からタクシーで30分」だってよ。呆れる。

これが学生寮・・・にはとても見えない。山陽自動車経由で、途中休憩しながら平均時速75kmを維持しつつ(なんせ抜群の加速性能を誇るクルマでしょ?下り坂では)約3時間で現地に到着。恐るべき中途半端な、風光明媚でもない、温泉もない、古刹も存在しない田舎であり、年度末道路工事渋滞をくぐり抜けつつ山中に入ると、どでかい建築物が!おお、というくらい新しくて(そりゃ、まだ創立5・6年くらいのハズだから)豪華なビルが孤立しつつ集中して存在。偉容。異様。

数100m先に「新築団地」があり、それが学生寮とのこと。そうだよなぁ、こんな不便なところ。息子はこんな閉ざされた世界に4年間学ぶ(いや、生活する)のか。おりしも「看護士国家試験」をやっていて、ぞろぞろ若くて可愛らしい娘達が・・・思わずココロの中で「息子をよろしく」と願わずにはいられない。

原付バイクかなんかないと生きられないな。

2003年2月某日

休み。平日の自主休みは風邪ひき以来か?朝から図書館で借りたJ.E.ガーディナーのBeethoven 。非常に新鮮。第九は、VSOのライヴとは奥深さの桁が違って、やはりオーケストラの響きや手兵による思い入れの徹底を思い知らされる。これから免許証切り替え。

(免許切り替え済み)そのまま、ちょっとドライブなどして休み堪能。フェラス/カイルベルトの1967ライヴでBeethovenのヴァイオリン協奏曲〜非常に繊細で美しい。音質が極上の自然さ。引き続くヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調も、上品でなんとも言えない。同じアルバムに入っているBeethoven 交響曲第2番〜モントゥー/フランス国立放送管弦楽団(1956年)イキイキと溌剌、ペトルーシュカ(1947年版。1959年録音)は堂に入ったものだけれど、もっと良い録音が存在する。

息子、大阪より帰還。広島の山の中の、某私立大学に最終的に行くみたい。いいんじゃないの。

2003年2月某日

広島〜山口へ、一泊二日の出張終了。我がチームの辣腕派遣社員に「そのまま帰っても大丈夫?」と確認して、直帰。なんと山口では雨〜雪まじり、寒い。でも昨夜は湯田温泉に泊まったから、温泉がありがたい。夕食は質素に「金龍」の博多ラーメンとビール〜1,000円くらいかな?

新幹線移動中はたくさんCD聴きましたよ。「ダフニス」全曲(クリュイタンス)、「展覧会の絵」(リヒテル〜メロディアのほう)、「惑星」(カラヤン/ウィーン・フィル)、Borodin交響曲第2番(アンセルメ〜驚くほどアンサンブルがヘボい)、Chopin ピアノ協奏曲第2番(リヒテル/スヴェトラーノフ〜硬派の表情が最高!)〜借り物など取り混ぜて。半分以上居眠りしていたけれど。

2003年2月某日

昨日の商談上々。時間的にも早めに終えて、職場に戻り諸実務。でも、明日からの出張準備できず、資料もカバンに詰めず、そのまま即職場を出る。本日から息子、大阪の女房実家に遊びに行っているので、女房の職場に電話して、いつもの飲み屋に来てもらって一緒にちょっと飲むことに。

昼休みに切符を買いに行ったついでに、岡山タワーレコードに寄ってみるとRegerピアノ協奏曲(ギーレン/グルート)+Mahler 交響曲第5番(スワロフスキー/VSO)2枚組あったので1,590円で購入。ポイント使って1,000円引き。帰宅後、一応聴くが音質良好、Regerは初耳ではないはずだけれど、様子がよくわからない。

本日から明日まで出張。これから職場によって資料を取り出して出発。なんか気分的に重いが。

2003年2月某日

早く寝るせいか、早く目覚めてしまう。チェルカスキー7枚組(NIMBS)でFranck など聴く。遣る瀬ない旋律が、不安なる心情にピタリで困ってしまう。ズヴェーデンの指揮でBrahms 交響曲第1番〜意欲は買うが、オーケストラの充実度イマイチか?表現的にもまだまだ練り上げが足りない感じ。

毎週のことながら、いろいろと仕事が溜まってきて悩ましい。本日が勝負か(先週もそんなこと言っていた)明日、明後日と広島〜山口。金曜日は免許の書き換えに行って、そのまま休みをいただきたいな。昼休みに職場ご近所図書館でCD数枚借りる。

2003年2月某日

ノート・パソコンでファイル更新して、デスクトップにコピーしたら、タイムスタンプがおかしかったみたいで、更新が微妙におかしい。FTPソフトは複数準備しているが、日常使いの方がどうも「タイムスタンプ」で更新を判断しているらしくって、修正されていないものもある。まだ、全部確認できていないが。

シュナーベルのMozart ピアノ協奏曲第23番など。Chopin のマズルカ(ルービンシュタインの戦前の録音)〜歴史的録音ばかり、どうも集中できない。あまり休んだ感じもせずいつもの月曜日始まりで、一週間が憂鬱だね。

(帰宅後)なんやら、ダラダラと会議とトラブルやら細かい処理やらで一日終えてしまう。通勤では「シェヘラザード」(チェクナヴォリアン/アルメニア・フィル)〜コレ、微妙にオーケストラが粗くて、音色にクセがあって、それでも美しい。旋律に対する共感が感じられて、ずいぶんと楽しめちゃう。先日のカラヤン盤にはゴージャスなる厚みと色気を堪能したが、帰宅してからは小澤/シカゴ響を。

オーケストラが上手い。クセがない。メリもハリもある。蒸留水みたいな味のない演奏〜ずっと彼の演奏をそう思ってきたが、最近、逆にいろいろ聴いて最後に行き着く世界か?とちょっと思ったりしちゃうのは、精神的後退か?

3月のスケジュールかなり決まってくる。当初苦戦していた2月度予算は、あと二日残して余裕で達成。できすぎ。

2003年2月某日

昨日は午前でお仕事終了、さ、帰ろうかな、というところに電話有、曖昧にしていたトラブル露見〜泥縄で対策。完全ではないが、なんとかかんとか・・という感じ。そのままスポーツクラブでエアロビクス(相変わらず初心者向け)〜早々に帰宅。音楽を聴いていたけれど、ほとんど居眠り。

夜、家族3人でご近所焼き鳥〜そこそこに飲んでしまう。土曜サスペンス劇場をウツラウツラしながら見つつ、早々に就寝。

翌朝、目覚めてBBSの移動を最終的に決意、案内し、サイト内ファイル書き換えするが、どうもすっきりうまく更新できない感じ。Bach のオーボエ協(ヴィッサー)、Bruckner交響曲第5番(G.F.ヨッフム)など聴くが、どうも集中できない。昼から女房調子悪く、息子の証明写真、ユニクロで息子の服購入、大阪行きバスの予約一緒に行く。

サイト用の原稿はちっとも進まない。「不思議な慰安人・亀爺は居候(美しい写真の部屋)」を開いて、お茶を濁す。(他人の写真だけれど)

2003年2月某日

不眠ではないが、早朝に目覚めてしまう。で、引き続き「スコットランド」〜クレンペラー/バイエルン放響で。これはまるでBrahms バリの深さ、暗さ、重さ、有。良いんじゃない。ハーノーヴァー・バンドで「イタリア」〜聴き流し。でも違和感はない素直な演奏か。引き続き、御大セルの演奏で確認中。

本日は残念ながら出勤。

2003年2月某日

昨夜寝る前にDvora'k チェロ協奏曲〜キャプラレク(vc)/トゥリエ/ニュルンベルグ・フィル(BRILLIANT)で。これは拾いもののちゃんとした演奏で、息の長い旋律も美しい。今朝は、同じアルバムのもう一枚、ヴァレンヴェルグ(vc)/クロムバッハ(p)の小品集〜これは極上の選曲、演奏。とくにSchumannの幻想小曲集 作品73がのびのびしてなんともいえない。ま、Faureの「エレジー」も、Rachmaninov の「ヴォカリーズ」も切ないばかり。(2枚組500円)

(帰宅後)いろいろと不満も山積だけれど、さっさと仕事終える。明日も午前中のみ出勤。通勤ではGriegのピアノ協奏曲〜バッカウアー/ウェルドンで。これはピアノのふっくらした暖かい音色と芯がしっかりしているし、なによりウェルドンのバックが出色。カップリングは潮田/小澤のBruch で、なんとなく音録りが甘い、というか劣化しているのか。日本フィルは立派なアンサンブルだけれど、若き潮田がやや落ち着きに欠けるかな?

新BBSの仕様、賛否両論。

サイトは定例更新。帰宅し、アジアを放浪する友人のサイトを更新。
http://www53.tok2.com/home/rozinski/
です。「真夏の夜」「スコットランド」〜ラレード/スコットランド室内管で聴くが、表現、オーケストラの薄さ、いずれもイマイチか。

2003年2月某日

昨夜から今朝に掛けて、Tchaikovsky交響曲第1/6番+マンフレッド交響曲〜アブラヴァネル/ユタ交響楽団(VOXBOX5枚組全集)。オーケストラの響きがやや軽量というか、明るすぎではあるけれど、テンポの揺れがすごくて楽しめる。ま、「全集くらい持っていないと・・・」と買ったCDだけど。

きょうは仕事がちょっとキツい。ああ、やだ。

(帰宅後)あまりに宿題がたまりすぎて、憂鬱な一日。なんやら机の上がグチャグチャだけれど、精力的に仕事を片づけていく。明日の会議の主題の資料が仕上がったら気が抜けてしまって、きっといろいろ残っているとは思うけど、もうやめました。で、さっさと飲みに行くことに。でも8時には帰宅。ああ、真面目。

息子、一発目の大学から合格通知が来るが、これで浪人はなくなった、ということ。ワタシはこれで良いと思うが、女房とは言い合いになって、不機嫌に。

通勤ではアシュナージ/コンドラシンのRachmaninov ピアノ協奏曲第2番。上品でいいね。コンドラシンのバックが雰囲気あること。帰宅後は「アルペン交響曲」〜ジンマンで。ひじょうに明晰。フィル・アップの「祝典前奏曲」(?)が珍しく、結構名曲ではある。

2003年2月某日

朝一番で職場に寄って、最低限諸実務、資料取りそろえて山口行き。あわてて飛び乗った「ひかり」は小郡止まらず、しかたがなく広島で一旦下車、ドトール・コーヒーで時間をつぶす。Brahms ピアノ協奏曲第2番(シュナーベル)気持ちよく聴いていたら、イヤホンが突然片方聞こえなくなる。??壊れた?イヤホンだけか??で、あきらめ。それにしてもこのポータブルCDプレーヤーは3週間ほど充電していない。

昼、マズい弁当食ってしまい、一食分深く後悔する。山口駅前のいつもの本格インド料理の店に行くべきであった。どうもん商店街のお店を訪ね、つい先日までお世話になって異動された方にご挨拶。ついでに100円ショップ・ダイソーで新入荷のクラシック100円CD確認するが、カラヤンやフルトヴェグラーのまったく同じCDをこんどは「オーケストラ表示のみ」という騙しのテクニックで再発しているのを発見。呆れる。

夕方まで(珍しく)真面目に商談。山口〜小郡迄戻って即「ひかり」に乗車。徳山通過辺りで意識を失い、広島着はまったくわからず、新倉敷辺りで覚醒、岡山着。疲れていて、そのままバスで帰宅。シルヴェストリのTchaikovsky/Sibelius /RVWの管弦楽、そして聴き損ねシュナーベルのBrahms を聴く。存分にアツい演奏だ。

明日、締め切り一杯抱えて少々憂鬱。ま、毎日のことだけれど。昨夜、BBSつながらなくて閉口したが、別なものを探しつつ、気紛れで設定を変えてみることに。

2003年2月某日

土日と休みだったが、商品売れすぎでの手配問題でケータイ鳴りっぱなし・・・・正確に言うと、土曜日はいつのまにかバッテリーが切れていて、そのことに気付いたのが日曜の夕方。あわてて充電したら、バリバリ不在着信、メールの嵐。あ〜あ。

月曜日は会議は連続するし、その合間で(一昨日来の)トラブル処理を断続的に。それでも昼休みは切符を取りに行ったついでに、岡山タワーにちょろりと寄ってシュナーベル10枚組(History10枚組1,990円)購入。Beethoven とBrahms の協奏曲が気になってね。Schubert のソナタは同一音源3種目、Mozart は第21/23番がダブリ。

一晩で4枚ほど〜これくらいの音質でどうしてここまで楽しめるのか?とくに(ふだんトコトン苦手な)Beethoven が楽しめるのには驚き。どうして?

翌朝、やや熱を出した息子を、大学ラスト受験会場まで送って、女房はご近所の「倒産処分」で自転車(何台盗まれたか?)無事購入。ご近所のお得意さまの店にお詫びかたがたおじゃまして、売り場写真を撮ってくる。仕事なんだか、休みなんだか、状態。

ついでにBOOK・OFF妹尾店に行ってみるが、本はともかく、クラシックのCDはまったくダメ。やはり、今店のクラシックは突出して品揃えが良い〜ということは売れる地域、ということだな。かえり、その今店に行ったら@250で2枚、ハンガリー舞曲集(ハイティンク)/ハンガリー狂詩曲(マズア)とSuppe'序曲集(デュトワ)、未整理で「クラシック」ではなくて「その他」のところに有。

2003年2月某日

嗚呼、久々の週末連休は嬉しい。Bach のカンタータBWV147「心と口と行いと生命もて」〜久々リューシンク盤で。なんやらパッとしない演奏だけれど、素朴で誠実な古楽器には味わいがある。いつもながら敬虔なる気持に。

昨日、BOOK・OFFの売れ残り@250CD2枚購入、「シェヘラザード」(カラヤン)〜これは、オーケストラが極上に上手く、甘みが濃厚。以前自ら「オトナのアニメ」と評したが、このセクシーさは並ではない。この曲の神髄に肉薄か?以前から聴く機会を探していたRachmaninov ピアノ協奏曲(アシュケナージ/コンドラシン)〜一番旧いやつだね。これは想像するより、ずっと節度があって上品、かつ瑞々しい。技術に不足はないが、テクニックが前面に出ないところも好ましい。コンドラシンのバックはかつて聴いた中でも最高の完成度。

またやっちまいました「無駄遣い」〜ご近所の「倒産処分市」みたいので、タカラのプチ・スリム・ショット(35万画素。2,980円)、4cm*5cmくらいかな?小さいの。フラッシュはないけどね、明るいところならけっこう画質もマシ。ハイグレードのモードだと30枚くらい?撮影できる。常備しましょう。

夕方、更に女房と「倒産処分市」に行って、ギターを衝動買いする。1980円〜だけど相当まとも。まともじゃないのは20年ぶりの腕の方で、右手は回らないし、左手は(Fのバレーなんて全然)チカラが入らない。指の皮が剥ける。それと、本屋行って最近の流行の歌の楽譜を買ってきたけど、難しいのね、コードが。こりゃダメだ。

ちなみにヴァイオリンも3000円で売ってました。弾けないから買わないけど。

2003年2月某日

息子の受験シリーズは続いている(すべて岡山地方試験)が、もうかなり捨てているみたいで、早めに帰宅すると友人と遊び呆けている。う〜む。あと一箇所残。結果や如何に。

昨夜、女房の仕事が少々遅くなったので、外食。いつもの贅沢「車屋」で海の幸、+海の幸の「魚チリ」。けっこう高かったが、ま、暖かくておいしいからね。良いんじゃない。昨夜、サイト用原稿の在庫がほとんどないことに驚愕、今朝から半年前書きかけになっていたBerwald の室内楽を再聴、なんとか一本仕上げる。今日明日で3本くらい作りたいが・・・。

久々、おそらく今年初めてスポーツ・クラブへ。なんせ年末年始はずっと風邪惹いたり、咳が出たり・・・出張続きだったりしたもので。反省しましょう。

さらにティル・フェルナーのコンサート・エア・チェックを集中して謹聴。原稿化。「本で聴く音楽」は一ヶ月すっ飛ばしたので、、ま、本は読んでないことはないし、意外とさらりと仕上げてさっさと更新済み。スウィトナーBOXのMozart 交響曲〜ほんまにオーケストラの音が素晴らしいシュターツカペレ・ドレスデン。

2003年2月某日

昨夜は内部会議の資料仕上げてうち合わせ終了後、とある知り合いと情報交換飲み会。久々、痛飲しました、最近、量は飲まなくなったが、久々大量に。体調良いのかな?飲めば飲めるもんだ。大量に飲むと、必ず早朝に目覚めてしまう。

昨日聴いたのはMahler 交響曲第4番(ブリテン/ロンドン交響楽団。580円)〜この曲はね、いつもどう評価して良いのかわからない。ま、たいてい感動します。マールボロ音楽祭50周年記念アルバム〜これ楽しいよ。Beethoven からLIGTIまで。2枚組580円。

今週末は休むぞ。ゆっくり。

出先からそのまま帰宅。で、定例更新を失念していて、あわてて更新。が!ナント、2本更新したら原稿在庫が一本しかない。これはなんとかしなくては。今年に入ってから休みらしい休みなかったからなぁ。ツラい。

2003年2月某日

朝、出勤前にGershwin「ラプソディ」「アメリカ人」〜ペナリオ/F.スラットキンの演奏は、もう最高。ハリウッド・ボウルの金管のノーテンキな明るさ、軽さ、ノリ。ペナリオのピアノだって、考えすぎずバリバリ弾いてノリノリ。「未来はすべて明るく豊か」という確信に充ちた時代のアメリカですな。音質も最高。なぜ昔から話題にならないのか不思議(250円)。

E.クライバー/NBC交響楽団のSchubert 第3番/Tchaikovsky第4番(1946/48年)〜親父も偉大だね。この熱気と色気はなに?音質問題もあるかも知れないが、トスカニーニのNBC響よりずっとよい音でオーケストラも鳴っていて、当然極上の技術水準。(580円)これから(先週、憾みの雪で苦しんだ)広島へ。

(早めに帰宅〜コンパクト・フラッシュ・リーダー購入のため)出張移動中は、しつこくしつこくBrahms 交響曲全集(ベルグルンド/ヨーロッパ室内管)きょうだけで全曲2回通し。問題の多い演奏なんだけどね、「読書百遍、意自ずから通ず」の精神でこれで何度聴いたのか?土門拳は真贋を見極めるのに、「比較」ではなく、ひたすら対象物に集中したという・・・それに学んで(月とスッポンの差が存在するが)。

ようやく、この演奏の「新しい美しさ」みたいなものが見えてくる思いで、書きかけのサイト用原稿にも大幅加筆修正が必要でしょう。苦手「Brahms 交響曲」だけれど、ワタシには新鮮。でも、正統派ファンには評判悪いだろうな。

Verdi「レクイエム」〜マタチッチ/ザグレブ・フィル(1979年)は録音良好だし、息の深い、ゆったりとしたテンポが快い。なんといっても曲が美しいね。2枚組で580円というのも出色のコスト・パーフォーマンス。

2003年2月某日

昨夜から、Brahms 交響曲ばかり。クレメンス・クラウス/ブレーメン州立フィルによる第1番(1952年)〜ややラフなアンサンブルと浪漫的な指揮ぶりが意外にも魅力的。580円也。第2番は、先日来の宿題となっているベルグルンド/ヨーロッパ室内管で〜かなりしらけた演奏か?ということで半分くらいサイト用原稿を執筆途中だったが、どうも印象が異なって、細部まですべてが聞き取れたような、そんな感動があった。

Mahler 交響曲第7番〜コンドラシン/コンセルトヘボウ(1979年)のライヴは音質もオーケストラも極上で、スタジオ録音よりずっとこなれて美しい。不人気曲だけれど、ワタシはこの曲は大好きなんです。580円也。

ああ、鬱陶しい作業は本日の早いウチに仕上げて、本来の仕事の整理に気持を入れ替えたい。明日は広島。どうも後頭部の芯の奥が疲れて重い感じ。寒い。

(帰宅後)散々苦労した予算作成作業4日間で終了。嗚呼、アホみたい。自宅のPC壁紙、矢田亜希子ちゃんに変わりはないが、全身アングル→肩も露わなキャミ姿上半身アップへ。起動させるたびギョッとするくらい色っぽい。通勤では(悪評高い)アレッサンドロ・アリゴーニ/イタリア・フィルのMozart 交響曲全集中第21〜25番。ワン・パターンの表現で「ユルい!」といわれようと10枚組2,360円は安くて貴重なる全集。

2003年2月某日

ホルヴァート/ザグレブ・フィルのBruckner交響曲第8番〜引き続き。表現的には特異なものではないが、どこか壮絶なる迫力を感じさせて、オーケストラの適度な荒々しさも良い感じ。終楽章のアツき盛り上がりはライヴならではか。この作曲家はチカラのあるオーケストラが不可欠ながら、宇野氏もホルヴァートも楽しめる演奏にまちがいはない。

(帰宅後)締め切りが数日後の大作業は目鼻が付いて、机の上大混乱のままきょうはさっさと終了。だって休みなしだもの・・・で、飲みに行って8時過ぎには帰宅。通勤ではBrahms ヴァイオリン協奏曲(ナタン・ミルシテイン/サバタ/NYPO)〜これほど朗々と歌う美しいバックは聴いたことがない。ソロは背筋が伸びて、甘すぎないのが素晴らしい。引き続く「運命」の自在で明るいこと。

2003年2月某日

誰もいない(はずの)職場に日曜出勤。サンプルの菓子バリバリ食ったりアイスコーヒー飲みながら、ひたすら 実務作業〜予算作成。午前、午後と一人ずつ出てくる奴もいて呆れる。(じゃ、おまえはなんだ?)午後七時、半分まで(いちおう)完成させてギブアップ〜女房のクルマでお迎え有。

ホルヴァート/ザグレブ・フィルのBruckner交響曲第8番〜想像以上にオーケストラの調子がよくてこれは硬派の演奏です。Purcell「ディドとエネアス」〜ワトソン/ピアーズ/ブリテン/英国歌劇集団管弦楽団(1959年)〜これは有名な曲だけれど、LP時代のレパード盤以来の再聴となる。素朴で爽やかな佳曲だけれど、やや演奏スタイルに旧さを感じさせるか?(以上@580)にて購入。

サイト用原稿を書く時間もない・・・どころか、出張報告書も精算もまだまだ。嗚呼。コンパクト・フラッシュ・リーダーを壊してしまったみたいでデジカメのデータが取り出せない。

2003年2月某日

週末に出勤。一日でなんとか宿題の目鼻付けたい、と思っていたけれど、まったく進まず、絶望的。夜9時の段階で資料の大チョンボが見つかり、断念。日曜出勤を覚悟する。

自ら演奏もされる評論家・宇野功芳/日大管弦楽団によるBruckner交響曲第4番+「フィガロ」序曲(580円)。学生オーケストラならではふんだんなる練習時間を駆使した、細部まで念入りに彩色された、練りに練った個性的な演奏だ。彼の論評自体には同意できかねることがほとんどだけれど、実践は誠に尊い行為で賛辞を惜しまない。ま、現代版フルトヴェングラーのような、自在に(恣意的といっても?)テンポが伸び縮みして、劇的でオモロい演奏だ。

あと、ディノ・チアーニのChopin ノクターンほか(2枚580円)〜ゆっくり音楽を聴く時間もない。気が付くと2月なので、あわてて「近況」更新。ほんとはもっと詳細まとめたいが、雑ぱくに、いっきに、いちおう。

ウワサになっていたShostakovich弦楽四重奏曲全集(ルビオ弦楽四重奏団)〜2枚ほど(全5枚1,980円)。これはまったく素晴らしい。交響曲では旋律の暗さや、威圧感ある管弦楽の苦渋に苦しむことも多いが、リリカルで明快で、怪しい魅力に溢れている。これは拾いもの。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
▲To Top Page.▲
written by wabisuke hayashi