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音楽日誌●日々の振り返りと後悔●日々の振り返りと後悔 ●今月の近況
どこかのスタバだったか?壁画
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●2011年2月某日の振り返りと後悔

毎日はあっという間に過ぎ去っていくが、わずか一ヶ月間のことがずいぶんと以前のことのように過ぎ去っていく、2月もラストの月曜。大学入試最中、ネットに試験回答を求めている件が話題で、いったいどーやって?写真で撮って転送、誰かが仲介しているのか?との類推記事が朝刊に載っておりました。受験生や家族には大きな話題だろうが、それより”厚生年金基金赤字”〜70万人が満額受け取れない可能性のほうがコトが大きい・・・国の年金に+自分で積み立てた分(基金)が運用失敗で不足になっている・・・リストが載っていたが、比較的若い人は解約返金を求めるかも。そうしたら一気に破綻の道でしょう。地震の件も含め、どーもエエ話題はないな。毎日。

昨日は完全引き隠り状態で自主CD化+その確認ばかりで一日終了。雨模様ですね。本日は明日明後日、金沢出張の資料完成へ〜未着手なんです。いろいろトラブル続きで〜なんとかしなくっちゃ。

印象に残った音楽より、Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1986年)・・・1966年旧録音のイメージ+最晩年の演奏スタイルで、粘着質、重苦しくもどんよりとしたスタイルを想像しておりました。テンポは遅い、しかし想像ほど”粘着質、重苦しく”はない。入念な細部描き込み、茫洋としたスケールはもちろんだけれど、(彼にしては)抑制が利いて寂しげ殺伐テイストに溢れます。カンチガイな雄弁ではない。ラスト迄、聴き応え充分。未聴だけれど、第1番は1990年亡くなる直前録音、ちょっと楽しみです。

ビーチャムの録音がまとめて再発されているが、どれも絶品!(一部を拝聴しただけだけれど)CD5。Mendelssohn 、Liszt、Wagner、Suppe〜1957/8年ステレオ録音がこの上なく艶々で美しく、モノラル録音だって瑞々しい極上音質。演奏はどれもふっくらとして極上のアンサンブル+スケール。後年のRPOとはひと味もふた味も違って、上品な暖かさに溢れました。録音、演奏技術、どれをとっても”進歩ってなんだ?”的感慨にとらわれております。

それなりに段取り計算して出勤したつもりだけれど、お仕事大苦戦、次々と押し寄せる波状攻撃に防戦一方+プリンタ兼コピー機故障でド残業を覚悟、それでもなんとか当面のお仕事クリアしたんじゃないか。資料のコピーは明日出発までに完了すればよいし。きっと朝一番で修理の方がいらっしゃるでしょう。いつもは朝一番の出勤だけれど、ちょっと遅れて行こうかな?それでも定時なんだけど。

2月ラストの出勤音楽は、Khachaturian ヴァイオリン協奏曲ニ短調〜レオニード・コーガン(v)/ピエール・モントゥー/ボストン交響楽団(1958年?)・・・例の如し、泥クサい旋律満載の作品。LP時代にミシャ・エルマンのトンデモ勘違い演奏に悩まされ、この作品の真価を知ったのはワリと最近でした。超絶技巧、西欧の語法とは異なったオリエンタルな和声、変拍子リズムの説得力に痺れました。コーガンは壮絶な技巧と集中力を誇って、硬派の演奏であります。音質極めて良好。正直な話、これはフリー音源のダウンロードであって、あちこち収録時間の短いCDの穴埋めに使って残ったもの。もったいないので自主CDに仕上げたが、残りはディミトリ・スグロスのピアノ(ここで力尽き翌月へ)


●2011年2月某日の振り返りと後悔

どーも睡眠不如意。体調気をつけなくては。入院中の婆さん、退院したらどうする?と女房に詰問され、引き取るなら引き取るで、こんな狭いマンション(女房と二人用社宅扱)ではどうしようもない、悩ましいところです。若い頃は子供の都合、今度は親の都合(お友達の近所、病院の近く)で住まうところを決めなくてはいけいない・・・でもね。同い年の「親父りゅう」さんの記事を読んでいたら、身につまされました。ワタシなんかユルい屁みたいなもんですよ。夫婦ともそれなり元気だし。39歳転勤でマンション売り払って以来の(一生涯最高の)大きな買い物、自分の自由にならぬのは無念だけれど。

昨日、西宮のスポーツクラブに行ったついでに、OFF・HOUSEに足を伸ばして通勤カバン物色し、薄っぺらい生地のを520円入手。とにかく明日から必要ですから。外ポケットの幅が小さくてポータブルCDプレーヤーは入らぬが、これでしばらく様子を見ましょう。古着なんか一杯売っていて、日本語不如意な女性達が子供服を一杯購入して並んでおりました。なるほどなぁ、物価の高い日本で生き抜く知恵だなぁ、子供服なんてすぐ着られなくなるし。

自主CDは、昨日だけで2枚失敗廃棄(40円ほど損失)。ビデオのHDが一杯になったので「相棒」をブルーレイに焼いて移動させていたが、ぼんやりしていて同じ番組を2回収録してしまったり、相変わらずのウッカリ親父であります。夜半に目覚めてしまって、某CDを探したんだけれど、2ヶ月ほど前に目撃したものが探せない〜かなり処分したし、世間のマニアに比べればささやかなる棚中在庫ですよ。先日、大幅並べ替えをしたんですよね、そうしたらもう場所がわからない。嗚呼、未だ在庫の厳選が足りないな、多くを所有することが=”音楽を愉しむこと”ではないんだ、再自覚いたしました。切なくも、空しい気分になりました。

Schumann 幻想小曲集 作品12より(夕べに/飛翔/なぜに/夜に/夢のもつれ/歌のおわり)/行進曲ト短調 作品76-2〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)(1956年11月26-28日)・・・絶品。あまり音質には恵まれぬモノラル期の音源として出色の音質。例の如しの強靱なタッチと集中力、見事な技術の冴えとリズム感、優しくも静謐な部分との対比に感服いたしました。フィル・アップはBrahms チェロ・ソナタ第1番ホ短調 作品38〜ロストロポーヴィチ(vc)(1950年)・・・こんな音源存在したんですね。豪快、スケールの大きな演奏、音質はまぁまぁ。

MMS M-2276この間のネット音源漁りの成果をひとつ。Rimsky-Korsakov 交響組曲「シェエラザード」〜ウィレム・ヴァン・オッテルロー/ウィーン・フェスティヴァル交響楽団(1962年 MMS M-2276)・・・懐かしいコンサート・ホールLPより板起こし。実態はウィーン交響楽団なんだそうです。1978年迄存命だったのに母国オランダでは意外と不遇(ハーグのレジデンティ管弦楽団が代表的ポスト)、こうして改めて聴いてみると、華やかに盛り上がって語り口上手く、バランスもよろしい。ノイズは当然あるんだけれど、音質も予想(記憶?)よりずっとよろしい感じ。

世の中には”コンサート・ホールLP”愛好者多いから、そろそろ著作隣接権も切れ頃、老後の楽しみとして音源アップ期待しておりますよ、ご同輩。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

一昨日も睡眠不足だったのに、昨夜も睡眠不如意。眠り浅く、断続的に目覚めました。ま、体調はそう悪くないから大丈夫。本日休み。一昨日、金沢出張帰り、カバンのジッパーがダメになっていることに気付きました〜購入10年ほど?岡山のパソコン屋にて980円購入、もともとはパソコンの入れ物用だったんでしょう。ポータブルCDプレーヤーを収納する場所(ちょうど良い大きさの内ポケット)もあって、よう働いて下さいました。新しいのを買いにいかないと、とは思うが出不精であきまへん。日立製のメモリーオーディオも使い勝手が悪くて、”i-Pod”風のものを入手検討しているが、これも探しに出掛ける意欲が起きまへん。通販も悪くないが、手にとって全容確認すべきものもあるじゃないですか。スペックの定まったもの(パソコン電気製品、そしてCDが代表例)、逆にシロウトが見ても判断付かぬもの(柑橘類とか/程度モンだけれど)だったら通販が便利。

英DECCA 4673142昨日の通勤音楽。んもうエエにせい!的Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜リッカルド・シャイー/コンセルトヘボウ管弦楽団/ジェーン・イーグレン(ソプラノI:罪深い女)/アン・シュヴァネヴィィルムス(ソプラノU:贖罪の女)/ルート・ツィーザク(ソプラノV:栄光の聖母)/サラ・フルゴーニ(アルトT:サマリアの女)/アンナ・ラーソン(アルトU:エジプトのマリア)/ベン・ヘプナー(テノール:マリアをたたえる博士)/ペーター・マッテイ(バリトン:法悦の神父)/ヤン=ヘンドリク・ローテリング(バス:瞑想の神父)/プラハ交響合唱団/オランダ放送合唱団(2000年)・・・これよりかなり以前と記憶するが、FMでシャイーの演奏を聴いておりました。たしか、コンセルトヘボウ+ベルリン放響(現ドイツ響)との合同演奏だったような?カセットにエア・チェックしたが既に処分済み、しかし印象は強烈、記憶蘇りました。

遅めのテンポ、じっくり細部迄明確に、ていねいに、濃厚濃密かつ暖かいサウンドで聴かせる圧巻の迫力、華やかなるスケール。特筆すべきは声楽の扱いでしょう。さすがイタリア・オペラの人、第2部に於ける各ソロはまるで劇中の登場人物のように朗々と自らの存在を主張します。このドラマのような多彩さは他ではちょっと聴けないオモロさ。なんとなくMahler としては異形な印象なんだけど、この間怒濤のように聴いていた「千人の交響曲」中出色の完成度を誇って、さすが英DECCAの録音技量全面開花の成果であります。

昨夜、R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」/「死と変容」/「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1957年)・・・以前CDにて所有していたが、処分済。既にパブリック・ドメインとなってネットより音源は拾えます。自主CD化初期のもので.mp3からの.wav化(音質は戻らない)したが、最近”可逆圧縮”.apeとか.flacファイル音源の扱いを覚えて、再加工するか悩んでいるところ。目の覚めるような優秀録音で感激することもあるけれど、懐かしい歴史的音源やらLP復刻でもけっこう音楽は愉しめるもの。

しかも、かつて聴いていたCDは音質悪かった!(やや、オン・マイクで高音過剰、肌理粗い音質、とのコメント有)久々の拝聴は峻厳なる集中力、圧巻の推進力に感銘深いもの。アンサンブルの精緻はこれ以上ない(気持ち良いほど縦線が合っている!)、といった水準に達していて細部曖昧さを許さぬキレ味たっぷり+こうして聴くと優雅な”歌”にも欠けない〜ゆるゆると抜いたところがないだけなんです。エエ加減自主CDでも(少なくとも以前所有のCDより)かなり改善された音質、やや広がりというか空気感が足りぬのは.mp3音源圧縮の結果なのでしょう。薄っぺらくはなったが、肌理粗さもそう目立たない。これも日常音楽を堪能するに充分、とは貧者のオーディオ+安物耳の感想であります。

スポーツクラブへ行ってきました。女房殿同行。スタンプカードみたいなものがあって、それによると2月は週一回皆勤賞。さすが期限限定回数券(4回で一回分無料)の威力。これでなんとか体調維持している感じ。3月より新メニューになるようで、本日明日でラストのインストラクターもいらっしゃるよう〜ワタシが通う”ボディ・ヒーリング”の前メニューのラスト部分を眺めつつ並んでいたが、人気抜群みたいですね。本日で終わり、嫁にでも行くのか?ひとりひとりとじっくり別れを惜しんで、挙げ句、後片付けしてスタジオから出てくると参加者より花束贈呈!日本人、まだ大丈夫だぞ!素晴らしい光景を目撃。

Brahms ハンガリー舞曲集(全曲)〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1989年)・・・全曲はLP時代にシュミット・イッセルシュテットで愛聴していて、CD時代に入って駅売海賊盤っぽいもので満足できず(いつのまにか処分済)、その後、しばらく全曲拝聴ならず。昨年末、Brahms 60枚組入手したら、ネーメ・ヤルヴィのが入っていたが未聴。ピアノ(連弾)版だったらけっこう聴いているんですけど・・・って、クサい言い訳です。こちら鮮明なる音質を誇って、しかも絶好調のコンビ、かなり遅いテンポでじっくり、たっぷり聴かせて下さって全21曲、聴き手を飽きさせません。オケは漆黒の艶ががあって、エエ音色です。別に大曲趣味じゃないので、こんな作品も大好き。

ついで、と言っちゃなんだけど、Dvora'k スラヴ舞曲集(全曲)〜ラファエル・クーベリック/ウィーン・フィル(1955年)・・・初耳、と言うか、存在さえ知らなかった旧モノラル録音也。1973/74年の立派な録音があるから(今更)必要ないかな?でも、ウィーン・フィルで聴いてみたいじゃないですか。ストレート、虚飾なく颯爽、速めのテンポ、ヴィヴィッドに表現して、若々しくも懐かしい雰囲気満載、立派な演奏でした。音質も問題なし。もしかして珍品でしょうか。ネットで探してもほほとんど出現しません。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

今週もなんとかここまでこぎ着けたなぁ、明日出勤だっけ?記憶飛んでます。いくつか懸案事項ないでもないが、おそらくクリア可能でしょう。昨夜、夕方金沢で旧知の商社担当と偶然出会い、呑んでしまいました。帰宅はけっこう遅くなってしまって、ついでにちょっと夜更かし(一枚自主CD焼いていた)。今朝、一本のみ【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新済。

出張移動中みっちり音楽聴いたが、いくつか言及。Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調(1959年)/第5番ホ短調(1958年)〜ピエール・モントゥー/ボストン交響楽団・・・太古録音だけれど、音質極めて優秀。当時のRCA録音は驚くべき水準です。露西亜風泥臭さとは無縁、オケの技量は優秀かつ良く鳴りきって颯爽とモダーンで華やか。モントゥーの残された録音は、ほんまどれも聴き応え充分でしょう。第5番は最晩年1963年ライヴ(ロンドン交響楽団)も素敵だったし、フランス放送管弦楽団(1958年ライヴ)も立派な演奏でした。得意演目だったんだろうな。ラスト、北ドイツ放送交響楽団(1964年)は原盤保存がよろしくなったらしく、レア盤となってしまって未聴です。フィルアップは各々R.Strauss 交響詩「死と変容」/Wagner「ジークフリート牧歌」〜サンフランシスコ交響楽団(1960年)・・・以外と知られていない録音であって、古巣との相性も上々。但し、Wagnerはかなりの快速テンポに違和感がありました。

他、Enescuの交響曲第3番ハ長調とか、Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」(カルロ・マリア・ジュリーニ)など・・・

やるべきことはやった〜ハズだけれど、またまた新メールシステムが不調(しかも我が営業範疇の取引先のみ)二日ほどメールが届いていなかったらしい(大問題)。エラー・リターンもないから始末に悪い。いろいろ凄いワザ(「ファイルポスト」とか)を使って、急ぎのデータをなんとか届けました。けっこう業師の自分でも四苦八苦だたから、他のメンバーは推して知るべし。夕方に原因判明〜わかっても解決にはならなかったが、運用で逃げるしかない。とにかく今日は使えないそう。ま、とにかく一週間乗り切りましたよ。

昨日の続き。Enescu 交響曲第3番ハ長調/民族音楽の性格をもった主題による演奏会用序曲 作品32〜クリスティアン・マンデール/”ジョルジュ・エネスコ”・ブカレスト・フィル(1995年)・・・4枚分CDは入手していて、一時よく聴いたものです。印象は”遅れてきた泥臭い浪漫”ってな感じ。オケ自身もあまり洗練された響きに非ず、ちょっぴりエキゾチックな味わいの旋律もわかりやすい。こういった知名度の低い作品に、真摯に向き合うことも大切なことでしょう。

Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」/幻想序曲「ロメオとジュリエット」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団(1959年)・・・じつは「新世界」と並んで、先月オークションにて売れ残りの一枚。何故?300円(送料80円)だったら絶対買い!だと思うんだけどな。緻密、よく練り上げられたアンサンブルであり、旋律の歌い回しはみごとなもの。モントゥー同様”露西亜風泥臭さとは無縁”、あれほどの華やかさはないが、バランス感覚抜群の洗練サウンドであります。音質も良好。但し、やや大人しくまとまった?そんな感じが不人気の理由か。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

昨日、帰宅途中で両膝の違和感があって(悪いのはスキーで痛めた左膝なんだけど、それをかばうから右にも影響が出ちゃう)リハビリへ。上手い具合に一番上手い施術士に当たりました。関節もよく曲がるし、カラダも柔らかい、との評価。あとは両足の筋肉を鍛えること、それと体重減が課題だな。珍しく肩も凝っていたから、風邪の初期症状だったのかも。

昨夜(今月何度目?)SONYMahler 交響曲第8番 変ホ長調〜レナード・バーンスタイン/ロンドン交響楽団/合唱団/リーズ音楽祭合唱団/オービントン・ジュニア・シンガーズ/ハイゲート・スクール少年合唱団/フィンチレー児童音楽グループ/スポーレンベルク、ジョーンズ、アンニア(s)他(1966年)・・・言わずと知れた、かつて唯一無二といわれた著名盤也。FM放送エア・チェックでこれ、後、CD時代になってショルティの演奏で拝聴し、阿鼻叫喚混沌の渦に完敗〜苦手な作品へと至りました(その前史にはLP劣悪復刻のミトロプーロスも影響)。リハビリに10年以上掛かったかも。この間、第6/7番と旧録音を確認したが、音質の良さに驚愕いたしました。この第8番は(以前の記憶では)かなりデリカシーを欠く録音だったはず・・・

なんせ大人数、大編成管弦楽、大量の声楽陣も抱え、細部クリアに録音するのは至難の業なのでしょう。「じつは優秀録音であった!」とは判断できぬが、かなり見通しがよろしくなった、と言っても良いでしょう。残響過多、しかもやや金属的に響いて、やはり時に声楽爆発"場面での”阿鼻叫喚混沌の渦”散見されぬでもない・・・が、敬遠するほどでもなし。熱気+前のめり+揺れ動く情熱発露の説得力は全曲80分飽きさせぬもの。1975年ウィーン・フィルとの再録音よりこちらのほうが好きですよ。少年合唱団の無垢な響きがはっきり聴き取れるのは、これが初めてかも。

では、金沢に行ってきます。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

昨日はちょっと暖かくて、通勤途上がラクでした。もう2月も下旬だし、こうして三寒四温、行ったり来たりで春がやってくるのでしょう。さて、本日は先行き困らぬよう、お仕事漏れなくクリアしなくっちゃ。世間ではニュージーランド地震でエラいことだけれど。政局など話題にするほど興味もないが、天変地異自然の猛威に人間は為す術がない。被害に遭遇された方に、せめてお見舞いを申し上げましょう。

NMLに 「Naxos Classical Archives」というのがあって、著作隣接権切れ、LP復刻音源を愉しむことが出来ます。既にCD化されているものも含まれるが、大部分は珍しい音源ばかり、モノラル録音からステレオ初期の”旧”録音はなかなか復活しないものです。例えば、「協奏曲100枚組」にもそんな音源は含まれるが、LPコレクターは全世界にごっそりいらっしゃるから、自分の音源をネット公開したい〜そう考えるのは当然の流れでしょう。この間、情報いただいた(膨大なる)「音源入手可能」サイトのリンクを辿っていくと、そんなものにいくつも出会いました。

Philips ABL 3236 (no UK stereo)  1959 Philips UK matrices/  Recorded: St.Georges Hotel, N.Y.  11 November 1957The Music Parlour 」より、Prokofiev 「ロメオとジュリエット」(抜粋1957年)/Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版/1951年録音)〜デイミトリ・ミトロプーロス/ニューヨーク・フィルハーモニック拝聴・・・前者は存在を知っていた(たしかCDで出ている)が、後者は全く初耳、その存在さえ知らなかったもの。両方できっちりCDR一枚に収まります。想像以上に音質良好、1960年代のバーンスタインに似ているな、というか、同じオケ、師匠筋ですから当たり前。骨太で明るい響き、濃密でヴィヴィッド、アンサンブルが少々粗いが、必ずしもヘタなオケ、というワケでもないんです。弟子はこの路線で、もっと前のめりの熱狂と推進力を付加いたしました。おそらく、現代だったらこの”演奏のきめの粗さ”は評価されないでしょう。しかし、時代のエネルギー、アツさはしっかり感じさせて”音楽が楽しい!”雰囲気満載です。

こんなことばかり・・・病膏肓に至り(自主CD化)続けております。

お仕事は順調だったんじゃないか。なにをやっていたのか記憶は既にない〜って、年間のサイクル、月次で繰り返すこと、週次の作業+つどつど発生する取引先よりの要望、トラブル処理、臨時の資料作成課題・・・超・整理手帳、自動起動するメモソフト、ディスプレイ付箋紙に案件を次々メモ〜(作業点検を繰り返し)完了次第、削除、消去、帰りにはキレイなものですよ。パソコンのデータは一部所定の共有フォルダに保存するが、他は”時系列配置”で管理。これも超・整理法で学んだもの。

USBメモリは一時ファイルのみで、コトが終われば消去、常に空状態。まっさら。机上も同じ。

通勤音楽往復たっぷりMahler 交響曲第3番ニ長調〜ピエール・ブーレーズ/シュターツカペレ・ベルリン/デ・ヤング(ms)/ウエストミンスター交響合唱団/アメリカン少年合唱団(2009年5月8日カーネギーホール・ライヴ)・・・再度。前回、音質がぱっとしない、といった理由のみで真剣に聴いていなかった自覚あるので。隠し録り?っぽいオフ・マイク+時にノイズ有。挙げ句、終楽章ラスト大詰めで途切れるのは元音源のせいか、それとも.wavファイルを分割時のミスか。(今更データダウンロードし直すのもメンドー故、どなたか確認下され→再度ダウンロードして確認。やはり元音源が尻切れ状態でした)いずれブーレーズの責任に非ず。イヤホンにてよ〜く集中すると、細部繊細微細にこだわりきって、粛々淡々緻密演奏であることは理解可能。この無為の為、浪漫の油脂分抜けきった表現こそブーレーズの真骨頂であります。

それが自分の(現在の)嗜好であるかどうかは別です。しかし、CDR廃棄するには少々もったいない。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

昨夜は大部分の職場メンバーで”予算達成祝勝会”。遅くなりました。やや、ほんのちょっぴり二日酔い状態。寝不足。切羽詰まってはいないが、お仕事宿題は満載、頑張って出勤いたしましょう。

昨日の言及続き、ちょっぴり。Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1957年)、そしてジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1958年)・・・いずれもパブリック・ドメインとなった太古録音ながら、音質優秀(自主CD化でも)。ライナーは初耳かも知れない。大好きな作品だけど、なんせ小学校4年生以来(バーンスタイン/ニューヨーク・フィルにて)のお付き合い、最近さすがに聴く機会は激減しておりました。ライナーの研ぎ澄まされたリズム感、優秀正確かつ血の通った驚異的アンサンブルにいつも驚嘆するけれど、今回はバルビローリの心温まる節回しと情熱に感服いたしました。勝手な思い込みかも知れぬが、この作品特有前向きのワクワク感がライナーには薄いような気がする・・・バルビローリのCDは以前持っていたような記憶が(嗚呼、恥ずかしいコメント)・・・あれはなんだったのか?と思うほど音質クリアで、アンサンブルも誠実端正そのもの。Diskyの復刻が怪しかったのか、それとも聴き手の問題か。

Pierre Monteux 1875年04月04日〜1964年07月01日Rimsky-Korsakov 交響組曲「シェエラザード」〜ピエール・モントゥー/ロンドン交響楽団(1957年)・・・これはLP時代2枚組Stravinsky3大バレエといっしょに収録されていたなぁ。それ以来の再聴。これも詰め込みすぎLPしかも中古+安物オーディオの記憶と桁違いの鮮明な音質でした。ずいぶんと聴いていない作品だけれど、なんと上品で艶のある演奏でしょうか。モントゥーはほとんど、どんな録音を聴いても期待を裏切られることはない。ロンドン交響楽団が技術的に飛躍を遂げるのは1970年以降プレヴィン時代から、といった記事を見掛けたが、モントゥーとの録音(クリップスのBeethoven もこの辺りだ)でアンサンブルの不足を感じたことはありません。

ここで気を抜くと〜的、ちょっと危うい日。そこはヴェテラン故、ちゃくちゃくとお仕事を進めているような素振りを見せ、事実、いくつかの分析資料、作業指示などしているが、実際はぜんぜんノーミソが回っておりません。挙げ句、プリンタにデータが飛ばなくなるといった不具合発生、いっそうやる気は萎えちゃう・・・早々に職場を出て、左膝のリハビリへ。結果的に明日、一気に諸資料仕上げないとヤバい状況になってきました。明後日は若い者同行(後見役)で金沢だし(気楽だけれど)。土曜休みだと、もう金曜しか作業日は残っていない・・・

通勤音楽は(ワン・パターン)Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(1958年)+交響曲第4番 変ロ長調(1959年)〜アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィル・・・ヨーゼフ・クリップスにも穏健な喜びを見いだしたんだけれど、なんせこちらオケに厚みがあって、しかも音質がよろしい。既にカラヤン時代に突入していたベルリン・フィルだけれど、木管の色気ともかく全体に質実で渋い”独逸の音”してますね。クリュイタンスの指揮は中庸を極めて、細部明晰、サウンドは洗練され、気品もあります。世評では”偶数交響曲が〜”的評価らしいが、「英雄」は自分にとって最高のバランスで最後までたっぷり作品を堪能させてくださる出来。

交響曲第4番は、逆に前半戦いまいち(彼にしては)散漫かな?と感じていたが、終楽章に至って”クール、細部描き込みもここ迄!”的、各パートの位置関係、距離感恐るべきほど鮮明。ふだん全体の響きに埋もれる内声部まで存在感を主張して発見いっぱいありました。

いままで何聴いてたんだ!クリュイタンスの録音は何十回も聴いていたはずなのに。この作品だって同様。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

昨日思い立って急遽運転免許切り替えに。女房殿が伊丹のイオンに行きたいというし。午前受付に間に合わず、昼から再開までにマイクロSDカード(ケータイ用)やら、マルチカードリーダー(眠っているコンパクトフラッシュを使おうと思って)を購入。更に風月でネギすじモダン焼き+ビールを少々喫したので”酒気帯び免許更新”となりました。(つかまらなかった/クルマに乗っていないし)

病膏肓の自主CD化は、あまりの広大なネット世界に少々驚いて、ダウンロードしただけでCDにしていないで放置音源が増えてきました。この間、失敗続きましたし。ご教授いただいた9本のサイト以外に「リンク」もありまして、びっくりするような音源がダウンロード可能〜んもうキリがない。”こりゃ、エエな!”と思ったものを「お気に入り」保存忘れて、二度と出現しない〜という悩ましい事象も発生しております。データ保存(ダウンロード)の仕組みは4種くらいでどこもほとんど同じ、著作権やら著作隣接権の考え方の違う国のブログ(ほんまにブログ=簡易ホームページ)なのだろうか?1950年代のLP音源だったら問題ないが。例えば「Random Classics」

いま、再度そこを覗いてみたら?状態。昨日、ダウンロードして自主CD化した音源は別のところだったみたい。Tchaikovsky 演奏会用序曲「1812年」/バレエ組曲「くるみ割り人形」〜ロバート・シャープレス/ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団(1963年)+(LPもう一枚分)Tchaikovsky イタリア奇想曲/Rimsky-Korsakov スペイン奇想曲〜スタンリー・ブラック/ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団(1964年)・・・所謂”フェイズ4”録音、LP時代キングの2枚組廉価盤で所有していたような?その辺りの懐かしい、録音をウリにした音源です。CD化されていましたっけ?

英DECCA初期ステレオ録音特有の”洞穴でボワンと鳴るような”残響過多、不自然な音質だけれど、聴きづらいことはない。広がりと奥行きを強調しすぎて、サウンドに芯を失った感じか。演奏は至極真っ当なもので、素直な表現、生き生きとしたテイストに溢れて・・・もうCD正規復刻で再発される機会は少ないんじゃないか。懐かしさだけで音楽聴いちゃマズいっすか?(あとで発見いたしました。「Maestro」というところ。シャープレスブラックは各々リンク先追加しておきましょう)

他、ライナー、バルビローリの「新世界」やら、ピエール・モントゥーの「シェエラザード」とか、後ろ向きの回顧ばかり・・・では、鬱々とした気持ちを振り払うべく出勤して参りましょう。当面の宿題は先週末終えていたはず。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

昨夜は夜更かしして(ビデオに録っておいた)「トランスポーター3」拝見。筋立て+ドライブ・アクション+格闘のオモロさ、ジェイソン・ステイサムのセクシーさは、全国薄毛に悩む男性諸氏(ワタシではない)に希望を与えたことでしょう。ナタリア・ルダコーワはどこが美女?というくらいタイプではありません。ブルーレイに焼いて保存盤といたしましょう。

「病膏肓に至れば、即ち失敗無駄無限」(林 侘助。)●FORO GUSTAV Mahler よりのダウンロードもちょっとひと休み。当たり前の話だけれど、すべてが保存すべき水準ではない、ということですよ。大物Mahler 交響曲第3番ニ長調〜ピエール・ブーレーズ/シュターツカペレ・ベルリン(2009年5月8日カーネギーホール・ライヴ)・・・もとより無料でダウンロードできるんだから、ある意味当たり前なんだけど、オフ・マイクな音質、ボリュームレベル低くていまいち。第3〜終楽章に至っては客席で隠し録り?風マイク・ノイズ入っておりました。Mahler 好き、ブーレーズ好きなワタシだけれど、彼の一連の演奏(→10年前の記事)はほとんど愉しめたことはなくて、脂が抜けきって浪漫の残滓もない〜淡々粛々、といった風情なんです。10年経ったら感じ方も変わるか?と思ったが、あまり嗜好変化はない。

CD一枚に収まらないので、Mahler 交響曲第6番イ短調〜ジュゼッペ・シノーポリ/ベルリン・フィル(1986年ライヴ)収録・・・FMエア・チェック(カセット)→MD→廃棄した懐かしの音源。これも記憶より音質が全然ダメ。残響過多はともかく、音に芯が感じられない。ずるずるとして緊張感が薄い・・・・ような?ワタシは手を出したことはないが、怪しげライヴのCDRが売っているでしょ?あれって、一般にこんな感じなのか。プロが条件整えて録音した正規なものでもバラつきあるのに、ましてや無料勝手にダウンロード、全部が全部良好な条件ではないでしょう。イチローだって打率3割5分だ。昨日、失敗(と判断した)CDR計20枚ほど廃棄=400円ほどの損失。

耳直しでぴん!ときた音楽一枚。Prokofiev ピアノ協奏曲第3番ハ長調/第5番ト長調〜サンソン・フランソワ(p)/ヴィトルド・ロヴィツキ/フィルハーモニア管弦楽団(1963年)・・・以前に彼のChopin 名曲集2枚組をいただいたことがあって、音質のバラつきに苦戦した記憶有。この協奏曲はLP時代以来の再会であって、かなり、そうとう明快な音質であったことに驚き。第3番ハ長調協奏曲はこの間、アルゲリッチの新旧録音、キーシンの演奏によって目覚めた手応えあるんだけれど、ばりばり爽快なるテクニック披瀝!作品じゃないですか。フランソワも明快クリアなタッチだけれど”ばりばり爽快なるテクニック”方向ではない、ややまったりとしたタメがあって美しい音色、ロヴィツキのオケ共々、なかなかエエ感じの味わいになっておりました。表層に流れがちの華やか強靱作品だけれど、数回繰り返して聴くに堪えうる立派な演奏です。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

いつもより寝坊の土曜休み、生活のリズムを崩すのはよろしくありません。スポーツクラブは今日にするか、明日にするか〜悩ましいところ。ここまで風邪症状に苦しまずにきたので、このまま春を迎えて欲しいもの。心身とも健康がすべての基本ですから。

高森明勅 「謎とき『日本』誕生」(ちくま新書)・・・古代史ファン、しかも「邪馬台国=九州派」であるワタシには衝撃の一冊。題名は編集者が「売れるように」考えたのだろうが、最新の分析(当時の東アジア情勢、考古学)を駆使して、倭→日本への変遷、時期を探って説得力があります。「大化の改新」「天皇の誕生」「継体天皇」「倭国の誕生」を切り口にして、邪馬台国=畿内説を補強しております。主眼は「どこにある」ということじゃなくて「古代国家の成立」だけどね。古代文献の取捨選択の意味にも納得いたします。

先日テレビで瀬田の唐橋の遺跡発掘場面があって、一番最初、藤原仲麻呂の乱(実際は孝謙上皇が仕掛けたらしいが)の時に焼け落ちたものが素晴らしく立派な構造であった旨解説がありました。古代日本の技術侮るべからず。

昨日帰り、Mahler 交響曲第6番イ短調〜パブロ・ゴンザレス/カタルーニャ国立バルセロナ交響楽団(2011年)・・・最終楽章再聴。出目がわからないが、臨場感たっぷりのライヴは各パートの定位がおかしい・・・けれど、全然気にならぬ熱気に充ち溢れました。オケの上手い下手に昨日更新分にてちょっぴり言及したが、ライヴ故のアンサンブルの傷、乱れ、勢い余ったミスタッチ、そんなことが問題じゃないんです。朗々とした明るい響き、自信に充ち溢れ、スケールの大きな歌、噎せ返るような熱気が聴き手を圧倒いたします。バーンスタインの旧録音より、テンポ遅く、こだわりのない表情がいっそうの魅力であります。萌えます。

行ってきましたスポーツクラブ。最近真面目でしょ。カラダを鍛える行為は、精神的にも良いのは証明されているそうです。日立製メモリーオーディオ持参しようと思ったら、例の如しで音源ぶち込むのにエラく時間が掛かる〜故障なのかなぁ、前回はデータ削除がたいへんだったし。仕方がなく人民中国製ポータブルCDプレーヤー(通勤出張用)持参。

Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)〜シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団/ニュー・イングランド音楽院合唱団(1955年)・・・旧録音のほうだけれど、立派なステレオ録音。かつてCDで所有していたが、処分済。これはパブリック・ドメイン(.mp3からの自主CD化)音源となりました。オリジナルより相当劣化している音質のはずだけれど、それでもほとんど不満を感じない鮮度なのは驚き。演奏は例の如くヴィヴィッドで溌剌とした明るさ+緻密なアンサンブル+セクシーな各パートの音色で絶品であります。オケは抜群に上手い。打楽器のはっとするような存在感もお見事。

根っからのビンボー症故、CDRの余白が許せません。Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」〜「全員の踊り」〜グイド・カンテルリ/フィルハーモニア管弦楽団(1955/6年)・・・こちらモノラルだけれど、音質は悪くない。こちらのオケも上手いっすよ、旋律表現にもう少々ノーブルな”タメ”があります。オケの個性の違いを聴くのも一興。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

なんとか体調崩さず週末へ。本日は当面の宿題一気消化いたしましょう。今月ぎりぎりで(自らのチーム)予算達成なるか?ここしばらくそんな経験記憶ないです。【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例サイト更新(なんとか)実施済み。

昨日移動中の音楽の件、Mozart ヴァイオリン協奏曲5曲+小品集〜ジュリアーノ・カルミニョーラ(v)/デ・マルティーニ/イル・クァルテットーネ(1997年)・・・10年後にアバドと録音していて、そちらは有名(未聴)だけれど、こちら旧録音廉価盤。リスナー諸氏のご意見分かれておりますね。”イタリアのMozart の違和感”ってなんのことだろう?理解でけまへん。古楽器は使っていないと聴いたが、如何。いずれ、ワタシは旗幟鮮明にこの演奏を支持いたしましょう。ソロが躍動して細部こだわり+軽快さ、親密さ溢れます。バックは伴奏の域を出ない〜けれど、Mozart にはありがちの事象であります。

ここ最近Mahler の大曲ばかり聴いていたので、少々揺れ戻し。Beethoven ピアノ・ソナタ第32番ハ短調〜アンネ・エランド(p)(1997年)・・・激安全集を入手したのは2005年1,990円也。6年経って500円値下げ。ここでの評価はもっと劇的に割れてますよ。演奏嗜好は様々だけれど、録音評価さえ正反対。音そのものの鮮度はあるけれど、あまりに色気のない空間残響、低音も弱いということでしょう。ワタシは苦手系作品なので、先人の名曲を一通り揃えましょう、といった考えでした。(その後、Beethoven 87枚組、アルフレッド・ブレンデル旧全集を入手)・・・(途中)

う〜む、な一日。朝、阪急沿線お隣の駅横で大火事、電車は40分遅れました。挙句、出勤したら今月の実績詳細内容の件で上司から詰問、いえいえ成績がエエとか悪いとかじゃないんです。当初指示よりやり過ぎないか報告の件、うむ、たしかに少々ヤバかったか、行き過ぎたか。詳細数値分析(言い訳)報告に半日掛かって、午前中ツブれました。どーせ、数日したら全部月次決算がキレいに出るのにね。謙虚に、少々辛めな分析上げておきましたよ。それに、この間の新しいメール・システムの件、トラブルで当該部局に電話でキレていたら、怒りや問題を公のものとしないと孤立するよ、との助言有。その通り。

一通りお仕事は終えたが、夕方女房殿から義母の心臓の調子が悪く入院した、との連絡有。鬱々と愉しまない一日だ。酒でも呑みたい気分だけれど、少々残業しておとなしく帰宅いたしました。基本、自棄酒は絶対にしない主義ですし。とにかく苦しい一週間のお仕事は終わり。

今朝の続き、Beethoven ピアノ・ソナタ第32番ハ短調〜アンネ・エランド(p)(1997年)・・・演奏評価が割れているだけなく、音質言及も正反対のご意見が存在します。基本、鮮明な録音と評価してよろしいでしょう。しかし色気とか、潤いとか、そんなものには欠けて、それは演奏も同じなんです。生真面目で清潔なタッチ、巨匠のワザとか貫禄、流麗なるテクニックのキレでもない。作品に求めるものが違うということですよ。虚心であまりに飾りがなく、誠実。最晩年の哲学的に凝縮された作品表現に似合っているかどうか別として、ワタシは充分堪能いたしました。帰宅して、ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調を拝聴。第3楽章「ある英雄の死を悼む葬送行進曲」の響きが少々薄っぺらいか、この辺りの熟達や重みが足りんのか。終楽章の軽妙な流れはとてもよろしいけれど、強打の部分で余裕が足りないのかも。

Brahms 交響曲第2番ニ長調〜ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ウィーン交響楽団(1959年)・・・自宅から聴き初めて最寄りの駅に到着、この作品が終わるまでホームに待たされました。2台見送って、こりゃ待ってもいっしょだ、気付いてギュウ詰めの3台目にムリヤリ乗りました。通勤急行は来ないですよ、的情報連絡がないんです。各駅停車しか来ないのだったら、神戸方面の駅から次々と(ホームに溜まった)お客は乗ってくるから、満杯になるのは必定。ただただ、がーがー慇懃無礼なお詫びばかり放送(騒音)流しても意味はない。例えば、前の駅の情報(かなりの満席とか)を伝えればよいのに。そんなこんなで、次、交響曲第4番ホ短調(1963年)の終楽章辺りで職場に到着。

清潔溌剌と若々しい、ストレート系演奏。オケのサウンドともども色気はないんだけれど、のびのびとした推進力に溢れて魅力的です。じつはロンドン・フィルとの新録音(1989-96年)をちゃんと聴いていないんです。CDボックスが棚中で泣いているぜ。最近、旧録音が再発されていたことに気付きませんでした。」


●2011年2月某日の振り返りと後悔

早朝金沢行き、先々週の訪問時に比べずいぶんと雪は落ち着きました。眠り浅く、乾燥した部屋に苦しみ(洗濯物2枚くらいでは保湿追いつかない)、膝の調子も最悪〜早々に商談を終え(順調です)大阪に速攻でとんぼ返り、夕方リハビリに入りました。超・整理手帳を確認すると今週土曜出勤の番、お仕事の様子を伺って休むことも考えましょう。中途半端に頑張って体調崩しても仕方がないので。往復実質6時間、しっかり音楽聴きました。

いろいろ、たっぷり聴いたが、昨日の件再聴加筆反省。Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜イオン・マリン/デンマーク国立(放送)交響楽団(2008/9年ライヴ)・・・しっかりイヤホンにて集中すると、細部描き込みが徹底され、仕上げの美しい演奏であります。ライヴ故時にアンサンブルが少々行方不明に〜なんて戯れ言は、じつは聴き手が”行方不明”になっているだけでした。以前から馴染みの大曲だから、大上段に構える必要はない〜新世代の指揮者はそんな対応なのでしょう。オケは切れ味とか分厚いど迫力方面の個性ではないが、洗練された立派な響きであります。声楽の扱い、合唱の水準も高い。デンマーク響侮るべからず。放送のエア・チェックらしいが音質も悪くはない。

これはEVERESTのCD/入手難旧世代も聴いてあげましょう。Mahler 交響曲第1番ニ長調〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル(1958年)・・・噂ばかりで初拝聴のEVEREST録音。LP板起こしのネット音源であって、針音、低音が少々薄い感じはあるけれど、広がり奥行きかなり良好です(時々、定位が揺れたり、モノラルになったりするが)。オリジナルはもっとエエ音と想像可能。飾りも化粧っ気も少なくストレート、浪漫な節回しとは無縁の剛直無骨な演奏です。素っ気ないと言えばその通り。最近聴けぬ、気骨を感じさせて、オケも好調。なんとなく彼とMahler とは縁は薄いような気もしないではないが、レパートリーに入っていたらしくて、録音も(いくつか)残っておりますね。ぜひ聴いてみたい。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

朝一番より某案件で上司と打ち合わせ、じつは数ヶ月前作った資料にまったく加筆していなくて、既に状況一変!ご批判覚悟の上で修正するつもり。それより明日朝一番からの金沢出張の準備が(細部)できていなくて、ぎりぎりまでメーカーさんと商談調整有。体調もちょっと心配で、自宅に一台しかない加湿器は自分に回らないので、咽をちょっとやられたみたい・・・季節的にあと、もうちょっとなんだけどな、そんなものが必要なのは。買いに行く時間はないから、通販で注文しておくか、昼休みにでも。

昨日出張往復音楽の続き。R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜エド・デ・ワールト/シドニー交響楽団(1996年ライヴ)・・・R.Straussは数をこなして聴いてきたせいか、最近、作品の様子がちょっぴり見えて参りました。作品旋律構成が荒唐無稽自由自在、全貌をつかむのはなかなか難物。耳当たりの良い旋律が続くから油断していると、音楽の姿がわからなくなる〜ヘルベルト・カラヤン辺りの圧倒的威力で聴き馴染んできた(←ヒドいコメントだ)が、こちらデ・ワールトのライヴも驚くべき完成度、オケの響きはずいぶんと清涼かつ引き締まっって、アンサンブルの完成度、各パートのしっかりとした主張もライヴとは思えぬもの。威圧感より爽快さが印象強い演奏であって、会場の素晴らしい響きも堪能できました。

Beethoven 交響曲第5番ハ短調/交響曲第7番イ長調〜ヨーゼフ・クリップス/ロンドン交響楽団(1960年)・・・お恥ずかしい経緯の入手、音質は時代相応(EVERESTオリジナルでもそう極端な違いはなかった、と思う)音楽の様子を味わうのに支障はない。あらゆる旋律が柔らかく、優しく、もの足りぬほどリズムにエッジを立てない。こんな穏健端正なる個性は絶滅しましたか?Beeやんの硬派旋律を素直に、煽ったり叫んだりしない、粛々淡々と歌って過不足はないんです。ラスト迄聴き疲れしない、美しい演奏也。

昨夜遅く、Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調〜ジョナサン・オシュリー(p)/伴奏録音時期不明・・・拝聴。リンク先(音楽がいきなり鳴るから要注意)よりダウンロードしたもの。あちこち調べても話題になっていないな、この人。やや遅めのテンポ、クール、細部迄丁寧に描き込んだ演奏であって、情熱に任せてバリバリ系とは一線を画します。言うまでもなく、もちろん技術的には万全の出来。伴奏不明だけれど、見事なものでして、音質も良好、ライヴとは思えぬ完成度に拍手も熱狂でした。

お仕事はバタバタしつつ、なんとか当初予定通りの進捗確保。新しく導入されたメールシステムとの相性問題で、取引先に送った添付ファイルすべて文字化け、拡張子も変わってしまって困っているそう。ほんま、ウチのシステム部局って役立たずばかりだっ!明日金沢行き、今週土曜は休みだっけ?確認しないと。この間、職場のパソコンを全部更新したんだけれど、辣腕パートさん+派遣さんがもう一台外付けCDRを付けてちょうだい、との要望で稟議を上げておりました。ブツはあるんですよ、データ持ち出し禁止、という原則でUSBを殺してあるんです。もちろん新しいソフトを入れることも禁止、というかできない。稟議はそのために必要で一週間ほど許可に掛かりました。昼休みに作業して、これ幸いとテスト=自主CD焼いちゃいました。CDRWなので、あとでフォーマットしてお返しします。業務上横領也。

Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜イオン・マリン/デンマーク国立(放送)交響楽団/DR VokalEnsemblet ・ DR KoncertKoret/Kammerkoret Camerata ・ Lille MUKO/Kobenhavns Drengekor/Anne Margrethe Dahl (s)/Inger Dam-Jensen(a)/Mihoko Fujimora(a)/Andrea Pellegrini(a)/ Ditte Andersen(a)/Nikolai Schukoff(t)/Johan Reuter(br)/Attila Jun(b)(2009年ライヴ)・・・いやぁ、んもう毎日「千人」三昧。評価の定まった著名指揮者の音源もよろしいが、現役もちゃんと聴いてあげないとね。1960年ルーマニア出身の中堅どころ、日本でもお馴染みだけれど、ベルリン・フィルも振ってますもんね。たいした活躍ですよ。

デンマーク響は立派なオケですね。ものものしい構え、力みもなく、爽快なスケールを誇って溌剌としております。ライヴ故時にアンサンブルが少々行方不明になりそう(歌い手ソロ各々が自由に歌っている感じ*)な部分もあるけれど(複雑混沌たる)作品全体の様子がわかりやすい。テンポは中庸であり、急いた前のめりではないんです。祝祭的な雰囲気は充分だけれど、特別な入れ込みを感じさせない・・・美しい旋律を愉しんでいる風情でしょうか。*→翌日再聴。印象更に変化いたしました。↑

なんか、すっかり「第8番」に馴染んじゃったな。贅沢三昧とはこのことだ。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

東京日帰。以前は前泊だったんだけれど、世知辛くなったし、そもそも東京になんの魅力も感じなくなりました。珍しいもの、欲しいもの、見たいものはなにもない。精神的後退なのかな。会議時間ぎりぎりに入って、終わったら即新幹線で戻る〜ふだん会えない地方の連中とお話しするのは楽しみで(発令を見ていたはずなのに)けっこうあちこち異動の話題には驚き。ウチのフロアはほとんど変動はないからね、今のところ。

往復(実質6時間以上)たっぷり音楽聴いておりました。なんせ集中できますから、邪魔になるのは睡魔だけ。

Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜クリストフ・エッシェンバッハ/パリ管弦楽団/ウィーン・ジングフェライン/ロンドン交響合唱団/フランス放送児童合唱団/Marina Mescheriakova ,Erin Wall, Marisol Monnalva(s)/Nora Gubisch, Anette Jahns(a)/Nikolai Andrei Schukoff(t)/Franco Pomponi(br)/Stephen Milling(b)(2008年3月8日ライヴ)・・・先日、フィラデルフィア管弦楽団の演奏を聴いたばかり。音質それなり、オケはやや軽量でスッキリとした響きだけれど、エッシェンバッハの表現は素直というか、バランス感覚というか、バーンスタインの熱血前のめり、絶叫混沌の響きに至ることも辞さず!演奏とはずいぶん違う。異形なる大作品をみごとにまとめあげて、リズムとテンポのタメを作らない。テンポは遅めだけれど、粘着質な表現ではない。

前回と同じ感想だけれど、日常聴いてもエエような作品になったんですね。ワタシが子供の頃〜若い頃は手が出ぬ高価な代物で、作品もウカツに耳にできなかったんだけれど。ところで今月だけでもエッシェンバッハ2種の「千人」を聴いて、いざネットで検索掛けてみるとCDは出ていないのですね。新譜には縁のない生活に成り果てているし、音楽雑誌も見ない、実際の売り場にも行かぬ、せいぜいHMV通販サイトの表紙くらいしか情報はないので、世情には疎いんです。

Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜レナード・バーンスタイン/ロンドン交響楽団/シーラ・アームストロング(s)/ジャネット・ベイカー(ms)/エディンバラ音楽祭合唱団(1973年9月ライヴ)・・・SONYから出ていたCDとほぼ同じ音源と類推するが、DVD音源をネットで拾ったもの。CDは先日オークションにて処分してしまいました〜理由は音質が酷かったから。ワタシのオーディオ相性もあるのかも知れぬが、おそらく間違いなく、ぱっとせぬ音質也。こちら、鮮度ともかく、残響豊かで会場の雰囲気がたっぷり充満、聴き疲れしない音質です。第8番には少々保留条件を付けたけれど、こちら圧巻の熱気と推進力、表面を整えることに傾注せず、粗削りの情熱が噴出してこれ以上の感動演奏にはそう易々とは出会えない。話題のアバド盤とは本質的な違いを痛感〜あちらは妙によそよそしい。

音楽は嗜好品だから、どちらに価値があるとか、こちらは至高の名演だ、とか言うつもりはないんです。もともと熱血汗水系は好みじゃないし、これも”美しい”演奏ではない。テンポの揺れ動きも凄い。完成度+貫禄は1987年録音に及ばぬと思うし、若さの爆発という意味で1963年録音にも別な魅力はあるでしょう。ちょうどその中間の記録も貴重です。エエ自主CDできました。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

さて、いつもの月曜日。朝一番より盛りだくさんの宿題があって(完了させなくては/中途半端は締め切り的に不可)、しかも明日は(たしか)東京日帰り出張会議対応。昨日はあまりにボロなズボンを女房殿に叱られて、尼崎COCOEに買い物行き。ついでに以前から話題のタジン鍋も買ってきました。贅沢な連休だったな、自主CD整理は半分ほど?進捗してやり直し再度必要。意外にも室内楽は大部分「必要」と判断。ピアノ・ソロがビミョーなんです。SatieやMONNou、Russoともかく、Bach の平均律なんて(リヒテルやグールドの他に)必要なんだろうか。自問自答継続いたします。

BBCMusic BBCL-4004-2 1,029円音楽摘み聴きばかり。部屋が寒い(北向き)と言うこともあるんだけれど。怒濤の如く聴き続けているMahler 交響曲第3番ニ短調より第4/5楽章〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団/女声合唱団(1969年ライヴ)・・・これも縦の線が合っていない、と酷評される方がいらっしゃるんだけれど、ゆったりとしたテンポ、纏綿と歌って、その蕩々とした甘美な流れに感涙をとどめ得ない。バルビローリ最晩年、奇跡的な完成度を誇って、これがハレ管?と不思議なほどにアンサンブルは充実しております。ちゃんと全部聴かないと罰が当たりそう・・・

Wagner 楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜「愛の場面」〜チャールズ・ゲルハルト/ナショナル・フィル・・・Cheskyの名録音(録音情報不明)より。ゲルハルトはプロデューサーが本職らしいが、けっこう録音ありますよね。ナショナル・フィルはロンドンの録音用オケ。いわゆる「歌のないエエとこ取り」管弦楽編曲なんだけど、上記に続けて聴くと”纏綿甘美路線”継続して、ちょっと陶然としちゃいました。音質もアンサンブルも極めて高水準。いつもだったら馴染み旋律に「なんで歌が入らないんだ!」的違和感がぬぐえないんだけれど、「Wagnerの主題による甘美な幻想曲」みたいな別物に聴き取りました。

では、行ってきます。一週間休んで先週、そして本日からまた義母来訪治療継続だそうです。

土曜留守番の派遣さんに自宅へデータ送付をお願いしていたが、手違いで届かず。エラく静か、休日ケータイにメールが転送されないと思っていたら、じつは社内メールの統合変更が実施されていた(特別に申請しないとメールは転送されなくなった)ことに、出勤してから気付きました。データがないと上司への週次報告は書けないし、朝一番でデータ拾って執筆して〜あとは11時からの打ち合わせに向けての資料仕上げ、昼から全体ミーティング、それが終わってから月一回の営業提案資料事前提案・・・ワタシは取引先への週一回の営業送付データ(というか原稿出稿)、メールで送れない(重いデータ)分は夕方6時半迄にCDROMに焼いて送らなくっちゃいけないんです。チームメンバーを叱咤激励し(どやしつけ)て、ムリヤリ間に合わせました。自分担当分の提案は上司から「ラストは力尽きたな」と見抜かれ〜もう疲れました。精神的に。外は雪が降っているじゃないの。どーも寒いと思った。

同世代数人誘って呑みに行きました。不健康なストレス解消だな。呑みに出掛ける前に、月次の取引先企画予定の点検作業終わらせました。日常業務は粛々、自分担当分は絶対にキレイにして、残さないのは鉄則。明日は東京ですし。

通勤音楽。(ワン・パターンだけれど)Mahler 交響曲第6番イ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック(1967年)・・・世評高い旧録音全集より。バーンスタインに限らず是々非々で聴いているんだけれど、かつて第8番(FM放送)に出会って阿鼻叫喚混沌の響きで閉口し、CD時代には第5番に共感できず・・・出会いがよろしくなかったのか、自らの耳が若すぎて理解が及ばなかったのか〜この第6番は素晴らしい推進力+集中力であります。速めのテンポ、前のめりの勢いは、骨太明るいオケに響きに支えられ、好調時のニューヨーク・フィルの底力を見る思い。アンサンブルは細部やや雑な感じないでもないが、それを感じさせぬ熱気とノリで聴き手を打ちのめします。

音質も良好。たしか、第9番と並んで高品質CDにて再発売になったはず。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

あっという間に三連休最終日、昨日はちゃんとスポーツクラブにて”ボディ・ヒーリング”(ソフト・ヨガみたいなもの)にて体幹を鍛え、萎縮した体内の筋を伸ばし、バランスを整え(これがアカン!片足ではグラグラ)腹筋背筋酷使し(後者まったくダメ)〜ほんまは週2回通うべきなんだけど、そんな根性ありません。帰り昼飯を、阪急武庫之荘駅前R.L(エール・エル)〜ここはワッフルの店なんだけど、パスタをいただきました。お客の女性比率90%、年齢層様々。ワタシは女房殿と一緒だったから大丈夫だけれど、おっさんだけでは入店ムリなお洒落な雰囲気也。ネット調べて、全国チェーンだったことを初めて知りました。尼崎には似合わん感じだけれど、南アトリエ店だったら自宅よりいっそう近い。ワッフルを食べるのはせいぜい一年に一回ほどでしょう、たまに食すと香ばしくてエエ味です。

性格的に緻密な前準備しっかりして後、コトを起こす〜タイプとは対極であって、走りながら失敗しながら学んでいくタイプなんです。(親父とは正反対だ)歴史的音源(またはフリーなネット音源)の自主CD化も、どんどこ作ってしまって、焼き込み(またはファイル設定)失敗してムダにしたもの。または、音源(演奏)価値そのものがCDにして保存すべきものではなかった、と後で気付いたり、より音質条件の良いデータを発見したり・・・つまり散財はそれなり、ということです。そろそろ一年?壱万円は使ったか、もしかしてその半分はムダになったかも。それを”散財/ムダ”と評すべきか、それとも”学習”と見るべきか、微妙なところ。でもねぇ、カラダで覚える!というのは(なにごとも)基本ですから。”身に付ける”って言うじゃないの。

じっくり事前調査、万全の準備をしているうちに飽きちゃうんです。首尾良く目的を達しても、やはり幾ばくかの失敗はあるんじゃないか〜昨夜、テレビを見ながら「第一次整理」敢行。Beeやんの歴史的音源中心に20枚ほど別場所に移動させました。(捨てられない)次は若手無名演奏家のピアノ・ソロとか室内楽だな。作成当時無精で楽章を区切っていないもの〜例えば40分一気聴きが必要/途中止められん音源〜もあります。データで聴いてから取捨選択すれば良かった・・・他、自主CD作成後、正規CDを入手したものもかなりありますよ。アホみたいやなぁ、聴くことそのものより「ネットで音源探索」「データダウンロード」「.wav化」「CD焼き込み作業」「音源情報の印刷」「収納」作業が楽しかったり、ストレス解消になったりしている・・・煙草もパチンコも競馬競輪競艇も一切やらんから、健全な遊びか?たんなる”ヲタク”の所行か。

この先、第2次第3次整理まだまだやります。欲しい人にはあげますよ。いくらでも。

FORO GUSTAV Mahler より Mahler 交響曲第6番イ短調〜パブロ・ゴンザレス/カタルーニャ国立バルセロナ交響楽団〜データを信用すれば2011年1月23日のライヴ、って、つい先月じゃん。ほんまかいな。いかにもライヴっぽい臨場感たっぷりな会場残響、オケの響きは明るく、堂々ゆったりなテンポ、ものものしい構えではない。モダーンなセンス、ノビノビと歌ってスケール、熱気も充分、オケも思わぬ余裕と好調ぶり、けっこう洗練された歌なんです。テンポの揺れも不自然ではない。「アンダンテ」が第2楽章、「スケルツォ」が第3楽章に配置されておりました。初耳指揮者だけれど、若手みたいですね。なんせ不況なんで物故した歴史的指揮者音源とか、かつて話題の放送録音のCD化ばかり、若手の出番は少なくなっているが、こんな立派な個性が排出されているとは・・・ちょっと驚きました。

Brahms 交響曲第2番ニ長調〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1956年)・・・既にパブリック・ドメインとしてネットで拾える音源だけれど、ワタシは駅売海賊盤中古@250也。三年ほど前?これがBOOK・OFF中古(ましてや駅売海賊盤)入手のラスト辺りでしょう。以前岡山在住時代、ご近所にBOOK・OFFがあって、毎週末散歩がてら出物物色を楽しみにしておりました。(東京出張も多くて、指定定宿至近のBOOK・OFFでも同様)まだオークションに参加していなくて、気に喰わないCDを拠出したことも再三再四(二束三文)。彼(か)の素朴な感動はどこにいったのか。

ホルンには(クレンペラーと相性はよろしくなかったらしい)デニス・ブレインが参加している由。世評は知らぬが、音質演奏とも立派なものと聴きました。作品にあまりこだわりはないので、良し悪し云々するほど集中しておりません。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

寒いなぁ・・・雪はやんだけれど寒いし、ということで部屋にこもってこんなことばかり。無為無策な連休一日目終えてしまって、今日こそスポーツクラブへ出掛けなくっちゃ。

昨年だったか、ジョージ・ショルティの歴史的録音10枚ボックスを入手して、けっこう楽しんで聴いております。有名なWagner 楽劇「ラインの黄金」(1958年英DECCA)も抜粋ながら、素晴らしい音質にて拝聴可能・・・でもね。あちこちぶつ切り状態はいかにも隔靴掻痒〜不満は募ります。「指環」全曲購入は吝(やぶさ)かではないし、経済的出費だって知れてますよ、今時。しかし、人生に音楽を聴くべき時間(もちろん金も)は限られている!ステレオ録音ではカール・ベーム/バイロイト全曲(1966/7年)があれば充分、モノラルでフルトヴェングラー/スカラ座(1950年)も棚中在庫有(じつはオークションで売れなかっただけ)。グスタフ・クーンは新しいディジタル録音を揃えたくて入手したが、ひととおり聴いて売り払いました・・・オケ弱すぎ。スケールもなんやら親密っぽくて日常舞台みたい・・・

ああそうか、ショルティ/ウィーン・フィルの「ラインの黄金」って、パブリック・ドメインになったんじゃない。さっそく.flacファイルをダウンロード、自主CDに仕上げて一枚目を聴きました。エエ音でっせ、ジョージ・ロンドン、キルステン・フラグスタートの貫禄は圧倒的!ウィーン・フィル艶々に響いて大爆発!ショルティの鋭角的前のめりの表現は好みではないけれど、クリアな響きはたしかに快感であります・・・部屋にこもってこんなことばかりしているからアカンのやな。(この話題周辺のコメント残っておりました。)

病膏肓に至る〜クラシック音楽ファンは多いことでしょう。ワタシはここ数年、歴史的録音を聴くのが少々苦しくなって、棚中9割処分したと思います。いくつか拝聴すべき記録は厳選して残してあるし、それこそ思い立てばパブリック・ドメイン音源でいつでもダウンロード可能、かなり大量に自主CD化済。当初手軽な.mp3ばかり自主CD化(ごっそり)していたから、.apeや.flacファイルにて再度やりなおそうか、と考えているくらい〜閑話休題(それはさておき)、「フルトヴェングラー107枚組」という凄いボックス出ましたね。買う気はないけれど、感慨はありますよ。@140弱でしょう?彼のファンは多いですよ、半分くらいダブっても買う人は多いんじゃないか。それとも彼の音源は散々出尽くして、”新しい復刻!よりよい音で”みたいな世界に行きつつあるのか、高品質CDとか。いまさら怪しげ復刻など意味ないのか、それとも新しい顧客開拓につながるのか。

じつは歴史的録音自主CD化にあたり、フルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルターといったメジャーどころには、ほとんど対象にしておりません。散々聴いてきたし、比較対象すべき時にはいつでもダウンロードできますから。個人的は「フルトヴェングラー107枚組」より、「歴史的Mahler 10枚組」のほうがずっと興味有、半分ダブっても。

アンドレ・クリュイタンスBeethoven 交響曲第5番ハ短調〜クリュイタンス/ベルリン・フィルハーモニー(1958年)・・・ワタシ如き門外漢が音質云々しちゃ笑止千万なんだけど、おそらくは10年ほど前?酷いコメントを残しております。クリュイタンスは本場欧州では早くに忘れられた人らしくて、日本での人気は突出しておりました。昨年ようやくEMI正規復活した(あとで調べたら2006年に出ておりました)が、かつて所有していたROYAL CLASSICS盤とか、日本で多く流布していたDisky盤(同じ中身だろうか?) は音質イマイチ(音源マスタリング仕上げが雑)だったんです。

先日の「英雄」同様、”目からウロコ”ぽろぽろ大量に落ちました!馴染みの壮絶リズム旋律は、なんと新鮮に響くことか。テンポは中庸、ベルリン・フィルは豊かに鳴り響くが後年の甘美なるテイスト皆無、重心は低い。バランス感覚抜群、洗練されているが華美でもクール過ぎることもなし。第1楽章提示部繰り返しはワタシにとっては前提です。Beeやんに痺れたのはずいぶんと久々、”闘うぞ!”的1960年代テイストから隔絶した、ようでけた名曲として、真っ白な気持ちで作品に接することができる”美しい”演奏でした。

そういえば、HMVレビューにて大量のコメントが寄せられていることに驚き。その数75件。大多数は賞賛なんだけど、希に”縦の線が揃っていない”ことを気にされる方がいらっしゃいました。へぇ〜、ワタシの耳が腐っているだけかも知れぬが、そんなこと全然気にならない。ティンパニのタイミングの微妙なズレとか、そんな感じないでもないが、んなこと言い出したらバルビローリなんか聴けないじゃないの・・・そうか、1960年代バルビローリの国内評価はぼろぼろでしたモンね、カール・ベームの細部きっちり生真面目方向を愛する国民性。若い世代にも”一糸乱れぬ”賞賛の方はいらっしゃるのでしょう(某隣国マスゲームかよ)。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

いつも通り、休日はいつにも増して早朝覚醒、定例サイト更新を実施。考えてみれば直近「音楽日誌」ネタとはダブらぬようにしているのも、苦戦の原因かも。ま、趣味ですから。楽しみでやっているのが前提ですから。でも、お仕事の姿勢も一緒(趣味でやっている/趣味的に非ず)のような気がする・・・雪、降ってますね。これで通常出勤だったらエラいことです。

自主CD作りは”病膏肓に至る”状態であって、でもカード破産になるほどCD買いまくる!(ちゃんと聴けないのに)とは違って、100枚1,353円amazon激安CDRのみの出費ですから。もの凄く安上がりの趣味だと思いますよ。ここ最近、メールにてご教授いただいたサイトで.flacファイル音源をみつけて、その扱い(.wav化)を身に付けたから、愉しみ倍増です。音質相当によろしい。

髪がふさふさの頃のエッシェンバッハFORO GUSTAV Mahler にて拾った音源だけれど、Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜クリストフ・エッシェンバッハ/フィラデルフィア管弦楽団/フィラデルフィア・シンガーズ・コラール/ウェストミンスター交響合唱団/フィラデルフィア・メンデルスゾーン・クラブ/アメリカン児童合唱団/Christine Brewer/Michaela Kaune/Marisol MonnalvaStephanie Blythe/Charlotte Hellekant/Vinson Cole/Franco Pomponi/James Morris(Carnegie Hall, New York, 6.05.2008ライヴ)・・・6月のパリ管音源もあるから、エッシェンバッハはこの作品を全世界振りまくっていたんでしょう。”ピアニスト以降”の指揮者は一般に好みじゃなくて、彼の録音もほとんどまともに聴いていなかった〜けれど、予想外に大曲の扱いは上手いですね。昨日、バーンスタインの1975年録音に”絶叫サウンド阿鼻叫喚混沌の渦”を感じたが、テンポ設定(やや遅め?)、表現とも意外とオーソドックスで響きもクリア。音質はそれなりだから、録音印象じゃないでしょう。今も昔も上演に、たいへんな手間暇経費掛かることに変わりはないが、馴染みの名曲に至った感慨有。作品規模大きくしかも長大、2部から成るカンタータ風異形なる交響曲だけれど、多くの人々に愛される作品に育ったのでしょう。

美しい旋律、声楽の妙を堪能いたしました。

音楽とは直接関係ない話題だけれど、上記音源をダウンロードすると「*.zip.001」「*.zip.002」となっていて、その扱いが数日わからなかった。ファイル結合ソフトを使って合体、拡張子を.zipに変えると解凍できるんですね。知らんかった。おそらくそんな経過を一発で実行できるソフトも存在すると思われます。エエ勉強になりました。「ファイル結合」「圧縮ファイルを解凍」「.mp3を.wav化」「CDRに焼く」って、ほんま”ヲタク”の世界だな。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

明日より三連休。なんとか本日お仕事の目処を付けて、有意義なものにしたいですね。一発根性入れて資料作るぞ!相変わらず熟睡感はないけれど、もう十数年以上睡眠不如意ですから。

昨日、途中になったMahler 交響曲第8番変ホ長調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1975年)の続きコメント忘れておりました。旧全集は数年前処分済み、1966年ロンドン交響楽団との”第8番”はこの作品との出会いのひとつ(FMエア・チェックにて)だけれど、阿鼻叫喚混沌の響きに辟易した記憶が・・・新全集での再録音叶わなかったことは残念で、前向きな情熱、熱気、推進力は1960年代の勢いを維持してアツい演奏であります。とくにとくに長大なる第2部の細部迄指揮者の指示が透徹した”揺れ”が素晴らしい効果。他の再録音とくらべその若々しい個性は一線を画します。CD化を意識してゲネプロから数回のライヴ収録編集したものと比べ、アンサンブルの完成度や音質的にやや弱い(もちろん会場ノイズもある)が、それを補って余りあるスケールと魅力有。歌い手の表情豊かなことも特筆すべきでしょう。

但し、第1部はテンポが時に走りすぎたり、絶叫サウンド阿鼻叫喚混沌の渦の記憶が蘇りました。ノイマンのすっきりと見通しよい声楽の扱いを思い出したものです。

では、行ってきます。

ほら、根性出せばできるのだよ。大苦戦していた提案資料作成は90%完了、あとは連休明け月曜の午前中にフォローできるでしょう。ちょっと今月は残業嵩んだな、手当てなど付かないのに。こういったお仕事は入念を極めればキリがないし、実際はお相手のあるものだから、ツボさえ押さえれば、他はムダな努力になることも多い〜でも、細部これは営業マンのこだわりです。好きでやっているんだから。

珍しく職場に遅くまで残っていた(出勤は朝一番だけれど)ので、職場患部三人組で久々職場近くの呑み屋へ。若い者御用達の安い店は敬遠して、ちょっとエエ目の店へ。でも、出費はいつもと一緒ですよ。(十歳年下旧知の)上司曰く、来期もこの体制で行くと。ヴェテランを閑職でなく使っていただいて、ありがたいことです。おおよそ一年の組み立て準備は出来ていて、若い上司はその次の任地も見据えて、そこには(ロートルの)ワタシも一緒に連れて行きたい、と(ジョーダンでも)嬉しいことを言ってくださるじゃいないの。

明日から三連休。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

眠りが浅く、(行き詰まった)お仕事の夢ばかり見ております。本日、一気進捗なるか?幸い風邪をひいていないので、残るは自らの集中力、そして大きなトラブルなきことを祈りましょう。

先月情報いただいた「ネットで音源拾えますよ」の件、かなり研究が進んできました。制限有無料使用パターンでも聴き切れないくらいの音源入手可能。掟破りだけれど、職場で仕事中にダウンロード、という手もあります(別にお仕事サボっているワケじゃない/昼休みに設定して、じっくり終わるのを待てば良いだけ)。SentidosというサイトでMahler の音源が拾えます。いきなりバーンスタイン/ベルリン・フィルの第9番(1979年)から始まっている(これは先にCD入手済)が、1970年代、DVDにて出ていた全集(ウィーン・フィル中心)の音源を聴くことができました。第2番「復活」はロンドン交響楽団(1973年)とのもので、SONYより既にCD化されているが、こちらのほうが残響豊かで雰囲気たっぷり(同一ではないかも/違う日の収録か)。先日のオークションにて処分してしまいました。

晩年の全集DG再録音、第8番は収録できずにこの映像音源(1975年)を流用していることは有名な話。CD化はていねいに音を仕上げておりました。1970年代に入って、バーンスタインは活動の場を亜米利加→欧州へ軸足を遷しました。Mahler 交響曲第8番変ホ長調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団/ウィーン楽友協会合唱団/ウィーン少年合唱団/エッダ・モーザー(ソプラノT、罪の女)/ジュディス・ブレゲン(sU、贖罪の女)/ゲルティ・ツォイマー(sV、栄光の聖母)/イングリット・マイル(aT、サマリアの女)/アグネス・バルツァ(aU、エジプトのマリア)/ケネス・リーゲル(t、マリア崇拝の博士)/ ヘルマン・プライ(br、法悦の教父)/ホセ・ヴァン・ダム(b、黙想の教父)〜1975年9月、ウィーン・コンツェルトハウスでの録音。

他の音源もそうなんだけど、1960年ニューヨーク時代の爆発的熱気が伝統のウィーン・フィルをぶちかましたようなテイストであって、最晩年の重厚長大粘着質極まって、完成度の高いアンサンブルへの過渡期の記録となります(途中)

取引先からの思わぬ宿題が飛び込んで〜というのはクサい言い訳です。持ち分宿題が減ったので楽勝と思っていた資料作り(月曜夕方打ち合わせだから、実質上明日締め切り)だけれど、本日進捗は(正直なところ)60%ほど。チームメンバーへの細かいフォローなどないでもなかったが、基本はやる気、集中力の欠如です。眠りが浅い、ということも影響しているでしょう。明日は他の諸課題締め切りもあって、かなり苦戦予測。なんとか八割仕上げて月曜午前にもう少々点検を受けて、上司+全員との打ち合わせには未完成のまま臨まざるを得ない〜商談本番迄にはちゃんと仕上げますよ。ほんまか?来週、東京出張だったんじゃないか。

通勤音楽。渋いっすよぉ、Bizet/Shcedrin編 バレエ音楽 Bizet「カルメン」組曲〜アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団(1969年)・・・こんな音源初めて見たし、おそらくは現在CD入手困難でしょう。パブリック・ドメインではないだろうが、RCA 09026-63308-2無料で音源が拾えます。.flacファイルは可逆圧縮ファイルであって、.wavファイルの半分くらいのサイズにしかならぬ(.mp3だと1/10)が、デコードすればもとの音質に戻る、というのがウリなんです。閑話休題(それはさておき)

作品は誰でも知っている馴染みの旋律を、Shcedrinが滅茶苦茶オモロく仕上げて下さった40分ほどの”リズム躍動!”作品也。作品は以前より聴いておりました。もう9年ほど前なので再聴再コメント必要でしょう。全曲ではないが生演奏体験も有。多種多様な打楽器とリズムのおもしろさ、他は弦楽器ばかりなので、サウンドの色彩も打楽器が受け持っているんです。自主CD化の結果は大成功であって、打楽器の位置関係ははっきり理解可能。鮮度たっぷりの音質也。フィードラーはバランス良い響き、リズム感の良さ、極上のオケを率いて絶好調でしょう。ライト・クラシック専門かと思ったら、こんな硬派な録音もあったんですね。

帰りは、Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィル(1958年)・・・かなり以前にCD全集は処分済みなんだけど、とうとうパブリック・ドメインになったんだな。この立派なサイトともずいぶん長い付き合いでして、この演奏には曰く「フルトヴェングラーのベートーベンとは対極にあるアポロンな演奏です。どこを探したって、聞くものを地獄の底に引きずり込みそうなデモーニッシュな凄味はありません」とのこと。なるほど。フルトヴェングラーが念頭にあるのかな?かつてのワタシはクリュイタンスの演奏を愉しめなかったんです。ところがどうでしょ、この鮮度。清冽で濁りのないクリアな響き、美しい艶、厚みのあるオケの威力、ムリのない表現〜これぞワタシの求めていたもの(って、昔ずいぶん聴いたはずだけれど・・・)。.flacファイルからのデコードも上手くいきました。音質かなり良好。

養老孟司さんだっけ、人間は変わるもの、ノーミソは使わなければ退化するし、上手に使えば次々と成長していく〜嗜好の基本はあるのだろうが、ワタシゃいったいいままで何を聴いてきたのか、と不思議に思うほどフィットいたしました。巡り巡って、青い鳥はお家にいました、的感慨であります。Beeやん苦手、などという戯れ言許されぬ感動見つけました。

蛇足です。.flac/.mp3/.wma→.wavファイルへのコンバートは、「えこでこツール」を使っております。いろいろ試したが、これが一番。当初、.flacファイルが上手く.wavで音質維持できない(著しい劣化する)のは、別ソフトの設定のわかりにくさ(=自分の無理解)が原因だったみたい。

さらに、この間ダウンロードした音源にて、長大なる交響曲がひとつのファイルになっているものがありました。.wavファイル化後、分割が必要になります。これもあれこれやってみて、「waveZ」が使いやすかった。自動分割みたいなものは、クラシック音楽には向きません。先に楽章の区切り時間をメモしておいて、それで切り分け設定というのが間違いない。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

さて、今週あと三日。自分の担当分野の資料を仕上げなくっちゃ。一番酷い時(昨年)は現在の持ち分三倍やっていたからね、たいしたことはないっすよ。但し、本来の取引先との全体調整業務とか、他のメンバーの進捗点検とか、その辺りの作業量がどっと増えて、かえってたいへんになった感じ。本日以降、残念な中独連への激しい説教(周りも引く)を封印しよう〜試練ですね。言ってもムダ、と判断すると=黙殺で彼の職場での立場立ち位置は完全になくなるんだけどなぁ。一週間、通院をサボって自宅に戻っていた義母、腕が上がらなくなった、と再び通院開始、肩に痛い注射を打って+リハビリ再開。なんせこの時期が一番冷えますから。

昨日通勤は(最近のメジャー音源指向)Prokofiev ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調/第3番ハ長調/Bartok ピアノ協奏曲第3番〜マルタ・アルゲリッチ(p)/シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団(1997年)・・・と言っても、既に十年以上前、現在デュトワはとっくにモントリオールと縁を切っております。第1番は先日リヒテルの10枚組を入手、LP以来の再会果たして(アンチェル/プラハ交響楽団1954年)若い頃からのお気に入り。さすがこちらは音質がよろしいし、明るく前向きな旋律が(例の如く)ヴィヴィッド前向きな躍動を以て、圧巻の切れ味であります。第3番ハ長調のほうは”ちょっと受け狙い?”的印象が強くて数十年敬遠していた作品、彼女の手に掛かれば俗っぽさを超越して文句なし。旧録音もこんなんだったか?棚中にあるはずだから確認しましょう。Bartokのほうは、晩年のわかりやすい作風旋律を美しく、繊細に表現して下さいました。オケはマイルドでバランスの良いサポートぶり。

では行ってきます。

きょうは自分なりの抑制をしつつ終日職場にて過ごしたが、肝心の自分のお仕事(取引先提案資料作成)の進捗がはかばかしくない、苦戦中。日常業務は粛々と進んでおるが、ワタシの場合、それはメインじゃないんです。だからオモロいんだけれど。どーもカラダが重いのは、ほんまに体重増+外食が多いから。酒は週一二回お付き合い程度で自宅では呑りませんから。毎日、夕方辺りにはかなりの疲労感有。あかんなぁ。本日から弁当を作ってもらいました。続くか?

SONY通勤音楽は、Bartok 管弦楽のための協奏曲〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1963年)・・・LP時代聴いてたっけ?記憶は曖昧。音質の加減かも知れぬが、弱音を抑制させ過ぎず、冒頭から各パート明晰そのもの。オケは物凄く上手いが、シカゴ交響楽団(念頭はフリッツ・ライナー有)のような硬質金属的な響きではなく、もっと楽天的で明るいというか、あまりムツかしいこと考えずに朗々と歌いました!みたいな爽快さ有。オケは鳴り切って、表現は素直でムリムリな作り物めいた感じではありません。”楽しげなるBartok”というのもヘンな感じだけれど、こんなわかりやすい演奏も珍しい・・・あかんなぁ、昔馴染みばかり聴いていて。

旧録音だけれど、これも充分現役の音質です。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

いつもの月曜。基本、お仕事は溜めないということを原則として律しているので、週末休みは気分を切り替えております。うっすらと今週の課題は記憶しているが、実際に出勤し、パソコンを立ち上げ、自動起動するメモソフトやらスケジュール帳(これは手書き)、最近のメールの履歴を見て細部確認して復帰へ。風邪は大丈夫、加湿器が効いているのかな?先月、情報をいただいた”パブリック・ドメインじゃなくてもネットで音源拾える”件(10件/うち9件が初耳海外サイト)、研究を続けた結果、かなり使える、また使うにはコツがある。制限付きお試し使い(かなりイライラさせられる)→正規課金ユーザー登録システムを作っていて、おそらくはそれで著作隣接権料?を支払っているんじゃないか、と類推されます。オリジナルより明らかに音質悪化の件は、.wavファイル→.mp3不可逆圧縮だから、という意味ではなかったんだけれど、それは.flacファイル(可逆圧縮でもとの音質に戻る)デコード方法が悪かったから、とようやく気付きました。なんせフリーソフト以外興味はないので、その選び方が問題だったんです。CD数枚ムダにしちゃった。.wavファイルの分割ソフト活用も必要〜ま、そのまま全部聴けば良いんだけれど。例えば・・・

FORO GUSTAV Mahler 〜スペインのサイト。ご紹介いただいたサイトにはいくつかスペインのサイトがあって、ご当地では法律が甘いのかも。珍しいMahler のライヴ音源目白押しで、種々様々な種類のファイルがあるから(または既にファイルが失われたものもある)扱いのハードルはちょっぴり高い。数日前言及した交響曲第6番〜ジュゼッペ・シノーポリ/シュトゥットガルト放送交響曲(1985年ライヴ)音源もそこで発見しました(未入手未聴)。昨夜は、Mahler 交響曲「大地の歌」〜ジュゼッペ・シノーポリ/ミラノ・スカラ座管弦楽団/ヴィオレッタ・ウルマーナ(ms)/ヴォルガング・シュミット(t)(1998年ライヴ)拝聴・・・(時間切れ)

きょうも先週に続き、チームの中独連(全日本中年独身者連盟)のあまりに杜撰なお仕事(連続)を叱り飛ばしてしまって、言い過ぎを自己嫌悪再びMAX。どんよりしております。あかんなぁ。エエ年齢(とし)して。年寄りは怒りっぽいというから、それに接近しつつあるのか。本日、転勤異動が発表され、事前に聞いていた通り異動者の人数はずいぶんと少ない。我がフロアからは一人出て行くのみ。誰も入ってこないが、同じ建物中別部署よりの異動があるのか、それとも現在我がチームの若い者は”予算外”(病気療養)配置されているので、それが新年度定員にカウントされるのか?不明です。

今朝の続き。Mahler 交響曲「大地の歌」〜シノーポリ/ミラノ・スカラ座管弦楽団/ウルマーナ(ms)/シュミット(t)(1998年ライヴ)拝聴・・・やや乾いて残響足りぬが、けっして悪い音に非ず。1996年ドレスデンとの録音って、そんな演奏だっけ?思い出せないな、棚中に全集があるから確認しないと。こちら明るい音色、妙に浮ついた旋律の歌い口が怪しくて、それは歌い手のせいではないでしょう。他の「大地の歌」(ブーレーズ)にも参加しておりましたから。諦観とか安寧とか、そんな方向とはちょっと違う世界〜のようだけれど、じつはラスト「告別」に到達していないんです。

ちょっとネットで調べてみたら、CDRで入手できた音源らしいですね。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

暴飲暴食睡眠不如意、運動不足、お仕事+自宅趣味でパソコン漬けの日々だけれど、生活リズムが整っているのが唯一の取り柄でしょうか。煙草をいちども吸ったことがない、ということも。今朝も6時に目覚めました。けっこう若い頃からの風習です。朝一番にて「音楽日誌」執筆というのもノーミソ活性化に良いのかも知れない。音楽には多種多様な世界があって、それに感動を得られるというのも(少なくともココロの)健康には良いと信じております。

南淵明宏「心臓外科医の挑戦状」(中公文庫)〜2004年出版、2008年文庫化。医療ものは数限りなく読んできたと自覚あるが、これほど壮絶なる一冊は初体験。それは現在の医学界の現状への驚くべき警鐘(罵倒?)であります。狭い範囲での価値観の閉塞(手術時間の標準を知らない)、手術技術精査努力への恐るべき軽視。医局制度は現在どうなっているのか?知らぬけれど、そのヒエラルヒーの頂点に存在する教授に対して「サルが目隠しして手術するようなもの」(その結論に至る経緯有)との厳しい批判。医療ミスの隠蔽体質(だから改善されない)、肺の手術対象者と、心臓を取り違えて、健康な臓器を手術して気付かない、挙げ句、その責任は患者を運んだ看護師の責任にされる!南淵先生はテレビでお馴染み、ワタシと同世代は批判が辛辣(口が悪い?)なのだな。外科医としての習熟はもちろん、その前提としての人間としての正直さを考えるべき。

日本では心臓外科医が多すぎて、まともな手術経験が積めないというのは、別な書籍でも拝読しておりました。これを読んでいるとウカツな病院へは掛かれないな、と思いますね。大きな手術前には、執刀者の手術経験を訊け、初めてなんです、と正直に答える医師のほうが信頼できる可能性有、と。2004年に胆石の腹腔鏡手術を受けたが、若い女性研修医でしたよ(ダンプ松本みたいな)。あそこはほんまエエ病院だった。

昨夜遅くに、この間の悩みに言及していたが、音質もよろしい、技術的に優れている、洗練され整ったサウンドになっている〜けど、ツマらない。その対極にあるのが「爆演」系演奏でしょう。先月、カルロス・パイタのCDをオークションに出したけど、けっこうな人気競合でしたもの。わかりやすいからね、個性が。たまにはそれも良いと思うが、ワタシはハイティンクとかシューリヒトとか、クーベリック(ライヴでは燃えているらしいが)、ノイマンとか、穏健派が好み。「爆演」ではないだろうが、ここ最近、例えば1960年代のバーンスタインの熱気、フリッツ・ライナーの壮絶なる集中力に感服しております。ジョージ・セルやらオーマンディもそう。シャルル・ミュンシュはちょっと嗜好から外れて、煽り過ぎな印象はあります。いずれ、時代の反映なのでしょう。40〜50年前の太古録音ばかり称揚しても仕方がないんだけれど、昔馴染み、それで育ってきたせいか、フィットするんですよ、耳に。

Rachmaninov 交響曲第1番ニ短調 作品13〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1966年)・・・爽快に鳴り渡る金管が瑞々しくて、それだけで昨夜の不満が吹っ飛ぶ思い有。ゴージャスであり、旋律表現が素直でストレート、「こんな名曲だったのかっ!」目からウロコ状態の感銘ひしひしと迫ります。オケが上手い。アンサンブルがスムース、甘美切ない旋律にはこれ以上ない!といった相性を感じました。これで勢い付いて

Rachmaninov 交響曲第3番イ短調 作品44〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ソヴィエット国立交響楽団(1962年)・・・数種あるスヴェトラーノフの録音中、これがベスト・コンディションなのかは知らぬが、充分な歯応えと迫力充分。音質もかなり良好。オーマンディに比べ、粗野と泥臭さが加わって、これも爆演ですか?こんなクサい音楽も、なかなかエエもんです。米ソの各々個性あるサウンドを堪能できる比較でありました。

そういえば、昨日通勤にて、Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調「アダージョ」〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ロシア交響楽団(1992年)・・・31:48激遅。とことん纏綿たる粘着質にノックアウトされました。彼の全集はちょっと嗜好から外れて愉しめないんだけれど、延々、いつ終わるとも知れぬ”うねり”をたっぷり、堪能いたしました。

行ってきましたスポーツクラブ。きょうはかなり暖かいですね。しっかり鍛えてきましたよ。

SONY SMK 58992移動中聴いたのが、Schubert 弦楽五重奏曲ハ長調 D.956〜パブロ・カザルス、トルトゥリエ(vc)/スターン、シュナイダー(v)/ケイティムス(va)(1952年プラド音楽祭)・・・先日「プラド音楽祭13枚組ライヴ」をオークションに出品してみたが、誰も見向きもされませんでした。そこにも(メンバー違いで)1953年ライヴが収録されました。1961年のステレオ録音が有名(PHILIPSから出ていた)だけれど、さすがのカザルスも85歳、少々技巧の衰えが聞き取れます。こちら、モノラルながら音質は良好だし、なんせ錚々たる一流メンバーでしょ?技術的には安定して、ヴィヴィッドな勢いとスケールは変わらない。嗚呼、エエ曲やなぁ、美しい旋律だ。長い作品もあっという間に終わっちゃう。

帰宅して聴いた音楽は、Dvora'k ピアノ協奏曲ト短調〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/カルロス・クライバー/バイエルン州立管弦楽団(1976年)・・・ぎょっとする組み合わせであり、噂ばかりで実際に聴いたのは初めて。正直なところ、作品をツマらなく感じて気が進まなかったんですよ。「目覚めました」〜なんて書いてあるが、妙によそよそしいコメント有。これは凄いですよ、リヒテルの強靭、目の覚めるような、叩きつけるような(でも乱暴じゃない)タッチは壮絶です。クライバーの集中力も並じゃない、陰影に溢れ、ほとんど別な作品に聞こえるから恐ろしい。

音質はあかん、とのネット評を拝見していたが、そんなに悪いとは思いませんよ。但し、ワタシのエエ加減オーディオでは繊細なニュアンスはわかりにくいんです(逆か?細かいニュアンスばかりで、骨太な迫力に欠けるということか)。フィル・アップは「さすらい人幻想曲」(1963年)〜たしか、リヒテル自身が一番好き!と公言していた作品であって、例の如しの強烈なタッチを聴いていると、やがてBach に思えてくるから不思議です。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

久々の土曜出勤。遅く帰宅し、ちょっぴり夜更かししたのに、早朝に目覚めました。いつもより30分以上遅く家を出るつもり、出勤状況とかトラブル有無を確認した上で昼から帰りたいな、と考えております。昨日は金沢での取引先対応を終え、上司も含め4人で打ち上げご苦労さん会〜電車が出る迄。本音ではさっさと帰りたかったが立場上そうもいかない。移動途中、福井県を通過したが、凄い雪ですね。今週初めは特急サンダーバードが立ち往生したところだ。ほぼ初めて(現在の機種になってから)ケータイで写真撮影、但し、マイクロSDカードがないので取り出せない。以前の機種はメール添付したものだけれど、写真の画素数が大きくなったせい?それはできないみたい。もしかして無知なだけか。

なんせケータイ苦手(キライ)なので。使い方もほとんどワカらん。

移動中音楽。Sibelius 交響曲第1/4/5番〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック(1967/66/61年)・・・第2番のみかなり以前から聴く機会はあって、例の如し熱気が爆発するような熱血汗水演奏に、意外な共感があったもの。待望の全曲拝聴であります。英国北欧(+日本)系演奏を好んでいて、それは内省的、緻密だけれど清涼怜悧な響きがSibelius に似合う、そんな基本路線は変わりません。こちら亜米利加代表は、朗々と鳴り渡る金管、明るい響き、馬力+粗野なアンサンブル〜しかし、なにより”わかりやすい”。当時指揮者は40歳代の壮年気力体力充実、溌剌とした推進力は第1番ホ短調に於いて効果的です。暗鬱どんよりの代表みたいな第4番イ短調(かつてこのサイト中にて「難解、難曲中の難曲。暗鬱静謐、モノローグのような雰囲気が全体を支配して聴き手を悩ませる名曲」と)、これがバーンスタインの手に掛かると、その作品路線をとことん、徹底的に粘着質に描き出して、新たな地平が見えてくる思い。=”わかりやすい”。交響曲第5番 変ホ長調の明るい作品表情との対比も絶妙です。録音はかなり良好。

Avie 82193600012Mahler 交響曲第6番イ短調〜マイケル・ティルソン・トーマス/サンフランシスコ交響楽団(2001年ライヴ)・・・ここ最近Mahler ばかり、気をつけないと(いくら嗜好品でも)食傷気味に至るかも。3日間に渡る演奏会記録を編集したライヴらしい。会場ノイズやら、アンサンブルの傷はていねいに取り除かれ、素晴らしい音質となっている・・・すっきり爽やかモダーンなサウンド。最近CD化なった、ジュゼッペ・シノーポリ/シュトゥットガルト放送交響曲(1985年ライヴ)をFMで聴いたのが、この作品との本格的な出会い、彼(か)の怪しい衝撃はいったいなんだったのか。爾来、第6番って”怪しい”、ウカツには聴けぬ、安易に対峙できぬ作品だと思ってきました。アンサンブルの集中力、細部彫琢の徹底、どこにも瑕疵はない演奏、対向配置やら管楽器の奥行き位置関係、打楽器のド迫力、弱音の繊細なるコントロール。旋律にムリのない素直な表現・・・すべてが結実しても、圧巻の感銘(衝撃?)に至らないのは(おそらく)聴き手の精神的疲労が原因でしょう。

シノーポリの1985年ライヴ(FMエア・チェック・カセットは処分済)を再聴しても、当時の恐ろしい感動が蘇るのか?不安です。

午前中、残務をキレイにして週次報告を提出して昼からお休み。来週は祝日あるんだな、短い日程で一気に営業提案書を仕上げないと。十三の駅構内の床屋さんに寄って、短く刈ってきました。明日は法人回数券期限締め切りの関係で、どーしてもスポーツクラブへ行かなくっちゃ。

Mozart ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310/幻想曲ハ短調K.396/ロンド イ短調K.511/デュポールのメヌエットによる変奏曲二長調K.573〜アルフレッド・ブレンデル(p)(1968年)・・・最高。演奏、音質とも。やはりMozart かな。シンプルで透明な明るさを持った旋律が、秋空に哀しい。ロンド イ短調K511こそピタリ。ブレンデル(BRILLIANT 99353 1968年録音〜ヴァンガード原盤)で〜とは、2002年11月のコメントでした。ま、冬空にも似合うということですよ。つや消し輝く白磁を連想させる、無垢で暖かい音色、表現。選曲もエエなぁ。飾り過ぎない、情感に流されない。作品旋律の美しさが映えました。

この間、メジャーかつ新しい音源を(借りたものも含め)聴いているが、お叱り覚悟でちょっぴり言及。上記、マイケル・ティルソン・トーマスにも少々感じたんだけれど、どーもツマらない。

Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜クラウディオ・アバド/ルツェルン音楽祭管弦楽団/エテリ・グヴァザヴァ(s)/アンナ・ラーション(ms)/オルフェオン・ドノスティアルラ合唱団(2003年ライヴ)・・・アバドは好きな指揮者なんですよ。大病から快復して、ベルリン・フィルの大役を降りて、気ままに自分のやりたい音楽をやっている〜というから楽しみにしておりました・・・最初にDebussyの「海」から始まるんだけれど、オケは極上。スムースでメロウなサウンド。完璧なアンサンブル、サラリと余裕、ソフトな響き・・・上手いけど味がない。なんの感慨も沸かない。例えばエルネスト・アンセルメのヘロヘロなオケでも、なんともいえぬセクシーな風情があって、あれはあれで味かな、と。

自宅貧者のコンポ(ディジタル・アンプ)で、そしてポータブルCDプレーヤーで、更に自宅で〜計3度「復活」確認した結果・・・嗚呼、盛り上がったな!と、手応えがあったのは再終楽章も押し迫ったラストだけ。あまりにスムースであり、耳当たりよく、細部微細な味付けを施して粛々淡々と進む音楽。どのパートもほんまに美しい。コリヤ・ブラッハーとかハーゲン弦楽四重奏団、ナターリャ・グッドマン、ジャック・ズーン・・・テレビでちょろりと見た画像でも何人か顔を知ってましたもの。

とうとう、胸にジン!と来ない。これって聴き手(ワシ)のせい?先日ヘルマン・シェルヘンの第3番(1950年ライヴ)を聴いたが、全然オケは上手くないし、音質だって時代が時代だからそう期待できない〜けど、なんとも言えぬ時代の危うい証言を拝聴可能。アンサンブルの縦線が揃っているとか、オケが上手いとか(それもひとつの要素だけれど)それが本質じゃないと思います。

1950〜60年代の熱気が妙に懐かしい。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

これより金沢へ。予定変更で日帰りとなりました。早朝出立、遅くに帰宅。明日も出勤、昨日は昼から完全にテンションが切れてしまって、諸資料作成(=創造的お仕事)手に付かず、休んでも良いくらい。そんな時もありますよ。その分は土曜出勤で戻しましょう。音楽の件云々は、出張戻ってから。いちおう定例サイト更新済。体調は大丈夫。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

うぅっ、寒い〜といっても北国とは桁が違うんだけれど。子供の頃水道凍って、熱湯を蛇口に掛けないと朝は水出ませんでしたから。本日は明日・金沢行事の荷造り準備、自分が主催じゃないとか、上司も前面で手伝って下さるとか、気分的にはラクなんですが。昨日の”終日説教”問題でお小言をいただくかもな。見方を変えれば資料点検、説教するほど自分に実務的余裕ができた(=ヒマ)ということなのかも。とにかくサラリーマンは休まないこと、自分は生活リズムを崩さないことを旨として、しっかり出掛けましょう。

この間断続的に聴き進んでいる音楽。Bartok ピアノ協奏曲第1/2/3番〜ゲーザ・アンダ(p)/フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団(1959/60年)〜鮮明なるステレオ録音。LP時代からお気に入りでした。には1990年代/完全切り替えは1994年)に入ると、CDが高かったし「まず作品」ということで廉価に入手できるものを集めてきたが、結論的にジェルジ・シャンドール盤は買う順番を間違えたかな?もっと作品にうんと馴染んでから聴くべき音源だったかも(処分済)。現在棚中の標準はイェネ・ヤンドー盤です。数日前、新鮮極まりないジャン・エフラム・バウゼ(p)盤を拝聴したが、アダン/フリッチャイは黄金のコンビでっせ。緊張感切迫感切れ味の水準が違う。これは時代の違いか、現代音楽(?)がほんまに「現代」であった息吹+現在ほど物質的に豊かではなかった頃の産物か。テクニックのキレは前提として、作品本質が鮮明に細部見えてくるような、作品の魅力に目覚めるような凄い説得力であります。各々作品個性の変遷〜野蛮な第1番→平易な第3番に至る道筋もちゃんと理解できる。

では、行ってきましょう。鬱々とした気分はお仕事で一掃させるのが基本。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

きょうこそはクリエイティヴな、先行き広がりが出るようなお仕事をしたいもの。定型実務処理、毎日の小トラブル処理は当たり前のこと。週末は金沢に行けるような状態になったらしい、現地からの昨夜の電話で状況を知りました。寒さは和らぐとの天気予報だけれど、今朝も寒いですね。昨夜寝る前にちょっぴり風邪?症状を自覚したので葛根湯にて就寝、今朝は大丈夫のようです。職場夜のお付き合いは、週末金沢での取引先との懇親会なので自粛いたしましょう。ほんまはガス抜き必要なんだけど。

Elgar 交響曲第1番 変イ長調〜尾高忠明/BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(1995年)・・・以前から一度拝聴したいと考えていた一枚也。もともとジミな作風の作品を、いっそうジミに鬱蒼と内向きに仕上げました、的どんより曇天しかも湿度高い清潔演奏。日本人には英国音楽(国内ではさっぱり人気はないが)、シベリウスなんかは体質に合っていると思いますよ。アンサンブルはていねいに仕上げられていて、メリハリも繊細もある・・・が、弱い、線が細い、といった感触有。それはボウルトとかバルビローリの骨太個性的グラマラスな演奏が念頭にあるからでしょう。話題になっていないなぁ、全然。第2番の録音はないのか。

他、Bach 平均律の第2巻よりグレン・グールドの演奏にて・・・(途中)

本日のお仕事進捗それなりだったが、チームメンバーの資料点検(実質締め切りは近い)をしたら、全然ダメ。なんども再指示をするが、何度繰り返してもまったく使い物にならない〜終日、あまりに説教しすぎで、周りは不快になったことでしょう。自己嫌悪MAX。結局、締め切りぎりぎりに自分でフォローするのだろうな、どこかであきらめないと。できないものはできないんだ。

Bach 平均律クラヴィーア曲集第2巻より(BWV 870-877)〜グレン・グールド(p)(1966年8月-1967年2月/ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ)〜大学を出て就職、最初の冬のボーナスでグールドのBach ボックス(当然LP)を購入しました。まだ、ゴールドベルク変奏曲の新録音は出ていない時期。CD時代に買いなおし、それを更に処分してオリジナル・ジャケット・コレクション(80枚)を入手いたしました。贅沢だな。久々の拝聴は・・・いまいち、印象が散漫。音楽がまとまって伝わってこない。そう感じるのはおそらく聴き手の責任です。現在リヒテルのインスブルック・ライヴを聴き進めているところだけれど、ザルツブルグ録音含めて、圧巻強靭なる説得力に間違いはない。それと個性が異なるのは当たり前だけれど、ぐっと胸に刺さり込むものをつかみきれない〜のは鬱々としたものを抱え込んでいるからでしょう。

昨夜、今朝と断続的に聴いたが、ちょっと疲れが溜まっておるのか?環境と気分を変えて再聴しなくては。

なぜ自分のせいと思うのか。先日聴いたリッカルド・シャイーの「復活」の件、本日、通勤に持参いたしました。前回聴取時、ワタシの勝手な言い種は「あちこちテンションが維持できない、ずばり”盛り上がらない”印象有」と。イヤホンで確認すると、かなり印象が変化いたしました。やや遅めのテンポ、この人はかなり練り上げ、歌い込み、入念な味付け表現、しかもオケの威力圧巻。奥行きのある各パートの定位抜群。これが好みか?と問われると、もっとストレートな流れの良いスタイルが嗜好だから、ちょっと違うのは違う。

でもね、これ立派な演奏です。記憶を辿れば、録音当初(または同時期のライヴ)FMで第10番、第8番を聴いていてずいぶんと感心した記憶がありました。第2番は初耳だったんだけれど、こうして3度繰り返して聴くに堪えうる演奏ということでしょう。


●2011年2月某日の振り返りと後悔

ワタシの営業担当エリアであり、先週訪問、今週も用事がある北陸方面は雪でエラいことです。昨日も荷物を運ぶトラック便でトラブルが続いたし、昨夜残業して送ったデータ集CDROMもちゃんと届くのか不明、印刷用画像ファイルはメールはもちろん、巨大ファイル転送の仕組みを使っても難物なんです。明後日には大量の荷物を送付予定だけれど、翌日本人がちゃんと到着できるかも含め、状況は微妙。若い者は夜、東京会議を切り上げて金沢合流なんだけど。昨夏の猛暑もそうだけれど、異常気象には困ったものです。これが異常なのか、それとも地球の大きなサイクル変化の一環に過ぎないのかは不明、安易に地球温暖化CO2を削減せよ(それも大切だけれど)、だけが主要因とは言い切れないらしい。

昨日通勤では思い立って日立製メモリーオーディオを持参。カバンにイヤホンの線が拘束されない、軽い、小さいというのはたしかに便利ですね。理由がわからんが、.mp3データもすべて.wmaに変換することが基本、という仕組みは理解不能。5年ほど前の製品だから、当時は.wmaが圧縮音源の主流だったのか?いずれ種々様々な音楽を聴きたい自分には音源セットが、毎度鬱陶しい作業になる・・・これは気持ちの問題。ネットからデータ・ダウンロードして、.wavファイルにデコードしてCDに焼いて、情報を紙に印刷して・・・そのほうがずっと手間が掛かるのは自明の理、ようはするに好きか嫌いか、趣味は手間に思わんということですよ。

英DECCA UCCD7040 Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1981年)・・・子供の頃聴き過ぎたのか(コンドラシンにて)その後、食傷気味になってしまった作品。露西亜風、亜米利加風、個性方向は違っても熱血系とは一線を画するクール知的な演奏也。作品に対して疎遠なタッチがあって、それはそれで新鮮な切り口なんでしょう。オケの威力が万全に花開いて〜という風情でもない。細部迄馴染みの旋律だけれど、残念ながら新たな打開策を見出せませんでした。まだ結論は安易に出せないが。

他、ジャン・エフラム・バウゼ(p)/ジャナンドレア・ノセダ/BBCフィル(2009/10年)の新鮮極まりないBartokとか・・・そろそろ寒い中出勤いたしましょう。

ちょっと取引先との契約書類の精査に手間取って、ほとんど狙ったようなお仕事進捗できず。もちろん、日常業務は粛々とこなした上ですよ。経過があって偶然、チームメンバーの細かい作業点検をしたら、微妙な、小さなミスがけっこう存在する〜これは絶対にあってはならぬ信頼関係問題、営業水準が高いとか低いとか、そんなことじゃなくて基本実務作業ですから。しかも、ヴェテランでっせ、若いもんじゃなく。その点検+関連するところの修正作業に半日費やしてしまう・・・ミスを残さぬため。もうひとりの中独連メンバーはぎっくり腰で先週に続き半休、サラリーマンはまず休まぬことが当たり前でしょうが。この時期寒いから体調には配慮しないと。ワタシはちゃんと左膝のリハビリに行きました。

DG UCCG4096 良いデザインだ通勤音楽はStravinsky バレエ音楽「春の祭典」/「ペトルーシュカ」(1947年版)〜レナード・バーンスタイン/イスラエル・フィル(1982年)・・・正直なところ、あまり期待していなかったというか、晩年のバーンスタインの個性に作品が似合っていない?そんな先入感でした。イスラエル・フィルにもあまり好感は持っていなかったし。まず音質がとてもよろしい。おそらくはリハーサルや数回の本番にマイクを沢山セッティングして寄せ集めた(マルチマイク)録音なのでしょう。自然な会場奥行き臨場感にはやや欠けるけれど、打楽器の迫力、各パートの存在感も抜群。不自然なる粘着質表現?いえいえ、けっこう重量感の伴った推進力ぐいぐいでして、旋律に微細な味付け表情を施して緻密であります。少なくとも「春の祭典」は出色の完成度。オケの技量もお見事。「ペトルーシュカ」も方向は同じだけれど、少々粋に不足して、泥臭い感じ、ちょっぴりありました。拾いものの一枚也。

今朝書いておいた(でないと忘れるので)Bartok ピアノ協奏曲第1/2/3番〜ジャン・エフラム・バウゼ(p)/ジャナンドレア・ノセダ/BBCフィル(2009/10年)・・・うわぁ、ぴかぴかの新録音じゃん。じつは昔(LP時代)懐かしいゲーザ・アンダ(p)/フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団の演奏を聴く機会があって、その緊張感切れ味、作品を名曲!と実感させる迫力に仰け反りました。こちら新世代の演奏も負けまへんで。もっと知的でクール、Bartokの破壊的な旋律(ほとんどリズムと音色の違いしかないような?〜旋律がない!)を美しく、瑞々しくクリアに響かせて都会的かつスピーディであります。この辺りの音楽も、急激に日常化しているのか。作品に社会が追いついたのか。NMLでも聴けます


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi
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