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不思議な”オトナ買い”(Dvora'k編)


 【♪ KechiKechi Classics ♪】外伝執筆は半年以上ぶり。いかに音楽に対する精神的鮮度、余裕がなくなってきたかの査証であります。サイトの執筆、公開はあくまで”自分のため”であることは前提として、読者からの反応による客観化ができなくなっているな、と感じます。ブログというのはその辺り、交流の機能が上手くできているのでしょう。どの記事にぶつかってもアクセス・カウントされる、コメントやトラックバックが簡単・・・このサイトのカウンターはトップページにしか付けていないし、いくつかのリンクで「履歴」とか「音楽日誌」に堂々とリンクが張ってあるのを目撃したこともあります。

 ま、いずれ本質問題にあらず。BBSだって、他のサイトに比べればずいぶんと盛況な方だと思いますよ。もっと素直に、音楽に対する謙虚な姿勢を向上させていくこと、つまりもっと真面目に聴けっ!ということでしょ、反省しております。LP時代、そしてCD時代初期、毎月音源購入に壱万円以上は消費していた記憶があって、ボーナス時期には”全集購入!”(例えば、クーベリックのMahler 全集とか)別枠で購入しておりました。そこから考えると、CD相場の下落(それともワタシの【Kechi力】か)で、そんなに金額消費している自覚は(ここ最近)ありませんね。枚数ともかく。

 管弦楽曲5曲含み7枚組。BRILLIANT 99565 オークションにて処分済Dvora'kの「新世界」は子供の頃から大好きで、後期交響曲第7〜9番やらチェロ協奏曲ともかく、他の作品もちゃんと聴きたいな、とBRILLIANTの交響曲全集(コシュラー中心)を購入したのは21世紀に入ってからであったか、第8番(メニューイン)第9番(パーヴォ・ヤルヴィ)という中途半端な収録(何故全部コシュラーじゃないのか)とか、音質問題(こんなこと言うから堕落なんだ)、安っぽいプラケース、なにより第1〜6番の聴取機会がそう多くはないから、イヴァン・アンゲロフ全集がひとつあればよいかな、と処分しちゃいました。(なかなか売れんかったな、オークションにて格安出品しても)

 SUPRAPHON 33C37-7702  1981年 中古オークション380円ほど(諸経費込)で入手後期交響曲はジョージ・セル先頭に手応えある棚中在庫揃っていて、昨年2007年後半には第6〜9番(+「わが祖国」)迄ヴァーツラフ・ノイマンの新しいほうの録音が格安で入手出来(計6枚/既にこの辺りに”オトナ買い”性癖が出ている)。オークション諸経費込@380ともかく、1986年発売(発売時定価3,300円也)”CD一枚に一作品のみ/フィル・アップなし”という潔さ、CD初期のプラケースの立派な作り+爽快なる音質+上質な演奏(チェコ・フィルの魅力全開)に感銘深かったものです。これで最終的に”チェコ・フィル”に痺れた、という自覚有。

 BRILLIANTにて「交響詩/序曲」(COMPLETE)という3枚組が出ていて、演奏はテオドール・クチャル/ヤナーチェク・フィル(2004年)・・・全13曲収録で価格も良心的(購入当時1,280円)であり、チェコ・フィル以上に洗練されない田舎臭いオケの出来最高。だけれど、収録的には宣伝のアヤで著名なる管弦楽作品が含まれないのは残念無念。(交響詩でも序曲でもないチェコ組曲 作品39/交響的変奏曲が収録される)ま、例えば「スラヴ舞曲」なんて別格に有名だけれど。できればDvora'kの素敵な旋律は全部聴いてみたい、との思いは募るばかり。

 VIRGIN 724356185326/8枚組 総経費2800円ほどでオークション落札”Dvora'k交響曲全集などひとつあればエエではないか!”宣言間もなく、オークションでリボル・ペシェクの全集が出現〜売却時に気付いたが、人気ないから安いし(8枚組諸経費込2,800円ほど)、競合ないし・・・言い訳はあとから付いてくるもので、初期作品が(件の)チェコ・フィル、後期作品はロイヤル・リヴァプール・フィル(このオケもクセのない清潔なサウンドがお気に入り)が担当しております。いざ届いて聴いてみると、表現が穏健派過ぎて、期待のチェコ・フィルだってノイマンほどに鮮度を感じない・・・が、未だ聴取途中ですから。録音の問題かな?

 交響曲ともかく、チェコ組曲 作品39(チェコ・フィル)などジミだけれど、なかなか味わい深いもの。この全集には、クチャル盤に含まれない「スケルツォ・カプリチオーソ」「アメリカ組曲」作品98bが含まれます。Dvora'kはもうこれでしばらくエエでしょ・・・打ち止め。(これを執筆後、オークションにて処分してしまいました。やはり交響曲全集はイヴァン・アンゲロフがひとつあれば良いかな、と)

 SUPRAPHON COCO-7812→15 総経費込1,320円ほど・・・と考えたのが2008年7月。わずか2ヶ月後のオークションで「The Dvora'k Collection」Disc8〜15迄8枚分(2巻)出品有。SUPRAPHON原盤であり、出品者のクレジットかなりアバウトで「ノイマン/チェコ・フィル他」と。実際はボフミル・グレゴルとか、ビエロフラーベク、イルジー・ピンカスとか様々なんです。かなり安い。なにより、所有していないスラヴ狂詩曲集とか伝説曲集、珍しい祝典行進曲、プラハ・ワルツ、ポロネーズ、ポルカが地元オケ(プラハ響とか)で聴けるから思わず入札!競合なしで落札成(相変わらず人気なし)、総経費込みで@330計算。

 未だ全部聴いていなくて、

伝説曲 作品59(第1〜10番)〜イルジー・ピンカス/ブルノ国立フィル((p)1974)・・・意外なほど音源は少なくて、著名なのはクーベリックくらいか。小編成のオケによる、優しくも懐かしい旋律の連続(全曲で40数分)であり、予想通りブルノ・フィルは野暮ったい、洗練からほど遠いサウンドでありました。ま、これで良いんです。期待通り。もう少し聴き込まなくては。

弦楽セレナード/チェコ組曲 作品22〜プラハ室内管弦楽団((p)1977)・・・この団体は”指揮者なし”で一時話題になりました。残響少なくオン・マイクな音質は小編成オケには少々厳しい・・・演奏はさっぱりとして潔いものだけれど、乾いて優雅さに不足します。数少ない手持ちCD中でもベストは言い難い。残念。(「音楽日誌」より)

とのコメントを少々残したのみ。

 協奏曲はかなり以前から一通り揃っているし、スターバト・マーテルは旧いお気に入り、レクイエムもしっかり聴いております。ヴァイオリン小品集も得難い珠玉の旋律であって、お気に入り(キアン・ツォウ(v)/エドゥモンド・バタスビィ(p)1998年NAXOS)。室内楽もほぼ揃って残りはオペラのみか・・・自らの寿命中に出会いはあるでしょうか。

(2008年10月10日)
 

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written by wabisuke hayashi