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音楽日誌●後始末と発想転換の日々

後始末発想転換の日々

2009年8月金沢

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2015年8月某日/後始末発想転換の日々

昨夜は9時過ぎ、女子バレー対ペルー戦圧勝を確認してさっさと就寝、朝6時にFM放送の目覚ましが鳴る迄眠りました。睡眠不如意なワタシには珍しい、激疲れ状態、今朝も絶不調〜それは遊び過ぎな自覚有。おお、本日で8月もラストじゃないか。ずいぶん遊んだ手応えたっぷり、しっかり有。夏バテに這うように出勤、とてもだけど遊びに行けない・・・そんなことにならなかったことを喜びましょう。本日、最高気温予想は30度Cに届かないそう。

新安保法制に反対する集会は凄い動員だったみたいですね。アベノミクスの経済政策の実態はたんなる円安頼み(しかし消費は減っている)+ムダな公共事業投資は経済に良い影響を与えないどころか、後年負担が増えるばかりなのは明白、中国ショックから円高に振れたらもうあきまへんで。自民党内ではアベちゃん盤石みたいだけど、一寸先は闇なのが政治の世界、維新が分裂とかまだ野党がすったもんだしているから、次の受け皿が国民にはちょいと見えぬ感じなのか。

OB会での諸先輩はほとんど還暦超え、役員クラス迄登りつけた人とか自営業っぽい商売の人は別格として、皆ぼちぼち引退に入っております。こんな集まりに参加できる人は経済的に余裕のある方ばかり、子供は大きくなり、介護は継続中でも多くの方が親を見送ったそうです。自分も次の生き方を真剣に考えないと・・・まず健康が前提なのは今更言う迄もなし〜って、オモロないありきたりなこと書いとんな、ワシ。

CD93.086昨日帰宅してぼちぼち音楽拝聴再開。Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団(2002年)・・・これってまったく古楽器風サウンド奏法であって、2011年ノリントンが降りてドネーヴ時代になってから、どーなっている?更に2016年に南西ドイツ放送交響楽団との合併!独逸でも楽団経営は厳しいのか、閑話休題(それはさておき)

さっくりとして素朴な(薄い)響き、速いテンポ、流れの良い推進力、ときに見られる装飾音(第1楽章のオーボエって当たり前になったんでしょうか)新鮮な音質もあいまって新鮮に受け止めました。強靭に分厚い響きの演奏とは別な切り口を、これはこれで堪能いたしました。芸術表現はいろいろあって当たり前。

では、行ってきます。金曜お休みいただいて、取引先は金曜駆け込み案件を求めることが多いから、きっとそのクリアがたいへんでしょう。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

長久手〜名古屋〜京都、雨は降らんよ、大丈夫だよとの予報裏切られ、名古屋駅裏のバス出発時にはかなりの雨、京都はOKでしょ?高速長岡京というバス停ができていて、そのまま阪急・西山天王山駅(記憶になかったから新しい駅なのでしょう)に直結、ひと駅大山崎に戻って徒歩3分ほどでJR山崎駅乗り換え、エエ感じの田舎というかしっとり歴史の風情を感じさせました。例のサントリーの山崎でっせ、戦国時代から要衝の地でもあります。

京都駅前の呑み屋にて息子(奈良在住30歳)と待ち合わせ、ところがジャジャ降り、泣く泣くコンビニで傘を買った途端、雨は上がりましたよ。髪を短くして見違えた息子と一年ぶり再会。名物の煮込みは砂糖甘さ皆無オトナの味でした。長居するような店に非ず、地下鉄にて中心街に移動(途中錦天満宮へ参拝)新京極の京都サンボアへの訪問は20年ぶり。学生時代は敷居が高くて入れず、大阪に就職して最初のお給料をもらった時に勇んでドアを開けたものですよ。先代マスターはおっかなくて、さっさと帰れ!とか説教されたもの。その親父さんもとっくに亡くなって、息子さんはクリソツになっておりました。さらに三条木屋町の「博多長浜ラーメン みよし」京都「博多長浜ラーメン みよし」へ、ここは息子が小学生の時からお気に入りだったんです。

南禅寺イン・クライン河原町のようすは(記憶より)半分ほど店が交代しているのかな?亜細亜系の外人さんいっぱい来てますよ。爆買いなんかせんでもエエから、日本の風情を愉しんでいただければ、と思います。幸い馴染みの清潔なホテルが確保できて、翌日は南禅寺初訪問、二時間ドラマ撮影の聖地イン・クラインもしっかり確認してきましたよ。水路ナント現役。上高地も最高やったけど、京都も生命の洗濯やなぁ、じみじみ。

夜から大学OB会場失念しました(プリントアウトしたものを誤って捨てたみたい)。ネット環境持参していないし、ま、いざとなればガラケーから先輩に電話してもいいや、記憶の奥底”たしか西本願寺と東本願寺の間辺り・・・”辿ってウォーキング(スポドリ持参)して無事発見、到着いたしました。92歳大長老は健在ノーミソも滑舌クリア、しかし80数歳精力溢れる大先輩は6月に亡くなっていて、本人の意向で誰にも知らせていなかったことは当日全員が知って、ココロに穴が開いたような寂しさ有。あとは40年の付き合い、全国から集まった旧知は酒と馬鹿話に興じたものです。見た目皆爺さん婆さんになっちまったけれど、本人は平等に老けているので気づかない。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

昨日種々懸案事項を徳俵クリアして、取引先2件商談(愛知県内2箇所ナビ頼りに移動)も無事終えお休み突入。しばらく使っていなかった加湿吸入器で昨夜はよう眠れました。移動途中久々HARD・OFFに寄ったのが運の尽き、HPプリンター(無線機能故障)に付属するスキャナが扱いにくく、女房殿はこちらACER Aspire AS5750に接続したEpson-GT9300-UF(ちゃんと「10」にて稼働中)に作業依頼されることもしばしば、ならばと専用スキャナを中古〜NEC MultiReader 650U(540円)入手、これは以前愛用していて使いやすかった記憶有、しかし不安もあったんですよ。なんせ10年以上前のもの、ドライバは対応していないんじゃないか・・・帰宅後ネット検索の結果、やはり「XP」迄のドライバしかない。もっと以前、もっと旧い機種のドライバをムリヤリ設定をいじって適合させた記憶もあるけれど、この機種関連の”裏ワザ”なんかどこにもないっすよ。もしかしたらLinuxで動くかも、との期待も残念、ぴくりともしません。見た目美しいんだけどなぁ。「XP」なんて二度と使わんし。

そういえば、スキャナのためだけに「XP」マシン一台のみ残してある、そんな記事を見たことありましたよ。伍佰圓某ドブに捨てました。気分的にどんより・・・女子バレーは大接戦フルセットでドミニカに辛勝!19歳古賀紗理那大活躍!可愛い!ドミニカって守備が凄いし、パワーや高さもあって、あとスピードやサーブ、コンビネーションが身についたら強敵でしょう。痺れました。

SICC-1073/4昨日車中移動中音楽。Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1970年東京ライヴ)・・・伝説の亡くなる直前の日本公演、札幌公演を中学生だったワタシは聴きました。ずいぶんと早く会場に到着して、やってきたジョージ・セルに1mほど迄接近しましたよ。以前拝聴した時には東京文化会館のデッドな響きに閉口した記憶有、今回はさほどに気にならず、完璧なアンサンブル、バランス、テンション高い明晰な細部描き込みに打ちのめされました。北欧の旅情も○ソもあるかい!行き着くところまで行った、現代管弦楽アンサンブルの精華に感服。

Mahler 交響曲第3番ニ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック/マーサ・リプトン(ms)/スコラ・カントルム女声合唱団/トランスフィギュレーション教会少年合唱団(1961年)・・・幾度聴いて、サイト内検索を掛けると言及なし。不思議。旧全集第4番に続く2番めに古い録音也。もうパブリック・ドメインでっせ。当時はこんな長大99分、巨大な作品は馴染み薄い作品だったことでしょう。音質かなり良好、ジョージ・セルに続けて聴くと、アンサンブル云々、響きの薄さなどちょっと気にならんでもないけど、明るい熱気、憧憬と希望に充ちた前のめりの勢い、たっぷり堪能したしました。この「夏の交響曲」に(由来は不明だけど、いかにも季節に似合っている)いちばん大切なものは揃っている演奏、美しいウキウキするような旋律を堪能いたしました。

今朝、Mahler 交響曲第3番ニ短調〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団(1994年)・・・幾日掛けて最終楽章迄到達。いちばん大切なものが足りない?音質印象か、妙に小さくまとまっている印象がありました。そういえば十数年前、スヴェトラーノフのMahler を分売で順繰り入手した時、一番最初がこれでしたっけ。巨魁爆演指揮者としての期待は裏切られたことを思い出しました。

京都出発迄ヒマなので続けて拝聴。Mahler 交響曲「大地の歌」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル/タチアナ・トロヤノス(ms)/ペーター・ホフマン(t)(1980年ライヴ)・・・ベルリン・フィルとのセッション録音が1984年(ファスベンダー/アライサ)、ウィーン・フィルとのライヴは1987年同じ歌手、 記憶ではFMエアチェックして、若い頃それを愛聴しておりました。それに先立つこと当時手兵だったロサンゼルスでこんな演奏会を開いていたのですね。音質はかなり良心的、音楽拝聴に根性は必要ない水準。ズービン・メータに不足していた独墺系レパートリーを埋めるべく、ジュリーニがBeethoven 、Brahms 辺り録音しておりましたね。しっとりと落ち着いた歌に溢れ、仕上げていねいな瑞々しいアンサンブルは後の録音と変わらない。1993年55歳で逝去した亜米利加の名花は気品のある力強い歌(「告別」最高)、独逸のヘルデン・テノールも2010年66歳で亡くなったんやなぁ、当時36歳でっせ。輝かしく生真面目、美しい独逸語がカッコよい!

こんな音源ネットから入手するから、選定に惑うんですよ。では、行ってきます。「音楽日誌」二日ほど休みます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

昼間の日差しは未だツキいけれど、朝晩の涼しさは出色な今朝22度C、もちろん就寝時エアコンは必要ありません。昨日のお仕事は種々トラブル有、全部が自分のミスでもなし、先行き分それなりディフェンスしたのもラッキーだったかも。全部うまくいく、ということはあり得ませんから。昼からヒマか、と予想していたのに終日ばたばたして、夕方右腕マウス腱鞘炎の痛みMAXへ!症状的には左も痛くなるのが不思議、シロウト考えでは肩とか首とか全身症状と関係しているのではないか・・・夜、定例のスポーツクラブへ。前半40分のエアロ・バイク時点で汗の発生がいつもと違う・・・あきらかに体調がよろしくない。それでも45分間初心者エアロビクスに強行突入、時に発生する両足痙攣はなかったかれど、いつもとは別な意味で難行苦行、終えた後の爽やかさより疲労感が際立ちました。常連メンバーに加え男女5人ほど新人の顔が見えて、かつての自分のように後半戦、まったく動きに付いていけません。こちらもあまり変わらぬけれど。

今朝、疲労感も抜けずウォーキングなど休止、午前中残務クリアして昼頃から商談外出、明日より京都へ。

UCCG-9553先日中途半となった音楽拝聴。Wagner 楽劇「マイスタージンガー」/歌劇「さまよえるオランダ人」/ジークフリート牧歌/歌劇「ローエングリン」第1幕/第3幕への前奏曲〜ジュゼッペ・シノーポリ/ニューヨーク・フィル(1985年)・・・MHALERとか新ウィーン楽派とか、一連の彼の録音はお気に入り、メータ時代のオーケストラとの新鮮な顔合わせを期待させるもの。ニューヨーク・フィルは難物でして、時に品のない金管の爆発、アンサンブルの粗さやバランスの悪さを見せることもあります。シノーポリはしっとり重心の低いサウンドを引き出して、意外なほど整った、緻密ていねいな仕上げを施して、おそらくはそんな演奏会成果が録音につながったのでしょう。

でもなぁ、なんかヘン。体調悪いからかなぁ、爽快な爆発とか憧憬とか盛り上がりとか、いつものWagner印象とどこか異なります。上手いし、美しいしけれど、どこか吹っ切れない感じ。これは仕切りなおし必要です。

今朝から(これも)先日途中だったMahler 交響曲第3番ニ短調〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団(1994年)・・・第2楽章〜第5楽章辺り。音質印象、演奏とも印象改善されております。帰宅して全部聴きましょう。

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

台風はあちこち甚大なる被害を与えて温帯低気圧へ、ご当地では夜半に風は強かったけれど、昨日帰宅時も今朝も降っておりません。昨夜、涼しかったですね、昼は30度を超える残暑続くけれど、未だ8月ですから。素直に秋になってくださるのでしょうか。あまり興味のない世界陸上を眺めていたら、日本人が出る出ない関係なく筋肉の躍動にすっかり魅了されました。サニブラウンのお母さんが喜んでいたけれど、若いですねぇ。女子バレーの宮部(腰痛でお休み中)とか、ハーフの日本代表が出てくるのも新時代っぽくて嬉しいもの。やり投げのディーン元気なんかもいましたね。

お仕事は相変わらずなかなかの充実ぶり、体調やや快復傾向なのも週末休みに向けてエエ感じです。今晩はスポーツクラブへ行くつもり、週末は京都なので。

SPC 21062Satie ジムノペディ第1/3番/Debussy 月の光/レントより遅く/Ravel 5時のフォックストロット/Faure パヴァーヌ/Honegger 夏の牧歌〜バーナード・ハーマン/ロンドン・フィル(1970年頃)・・・CD化はされていないはず、掟破りLP板起こし音源をネットより入手、往年のPhase4録音は分離強調して不自然、クリア鮮明なことは間違いない。ジャケット絵が曰くありげな妖しい映画の一場面みたいで、内容もほんわか甘美、静謐幻想的なものばかり集めておりました。「レントより遅く」に於けるツィンバロンの浮き立つような音色は大好き。「5時のフォックストロット」は歌劇「こどもと魔法」より、「夏の牧歌」は知名度は低いかもしれないけど、高原の涼風のような爽やかなホルンの響きでした。

88697918012Monteverdi「アリアンナの嘆き」「お前は何の言葉もかけてくれない」「ああ,私は傷つき倒れる」「かつてあなたは私のすべてだった」「上品で美しい御婦人が」〜ルネ・ヤーコプス(ct)/マリヤンヌ・クヴェクジルバー(s)/マリウス・ファン・アルテナ(t)/ミヒール・テン・ハウテ・デ・ランゲ(t)/フロリス・ロマーツ(b)/グスタフ・レオンハルト(cem)(1979年)/Frescobaldi 「Corilla danzando」「Ti lascio」「Cosi mi disprezzate?」「Doloroso mio core」「Con dolcezza e pietate」「O mio cor」「Ohime, che fur」「O dolore」〜ルネ・ヤーコプス(ct)/モンセラート・フィーゲラス(s)/ナイジェル・ロジャース(t)/ミヒャエル・ショッパー(b)/バーゼル・スコラ・カントゥルム器楽アンサンブル(1983年)・・・ 現在では指揮者になったカウンター・テナーの記録。作品に精通していないので、なんともコメントのしようなし、古雅な歌声とチェンバロ、古楽器をキモチ良く受け止めたのみ。Frescobaldi (1583-1643伊太利亜)辺りしっかり聴き込んで身につけたいものです。

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

昨日、朝から体調絶不調、午前中のミーティングが終わったら帰ろうかな、そんなことを考えていたら昼過ぎ、徐々に復調いたしました。今朝はいちおうミニ・ジョギング+ストレッチ再開。お仕事はいくつか抜け漏れがあっても、ちゃんとディフェンスされ、無事フォロー出来。週末は年一回の京都OB会、一日早くお休みをいただいて、いつもは大阪の前職場の連中と呑んだりしていていたけれど、いちおう息子(現在奈良30歳独身)にメールしたら休みとのこと。京都駅近くの呑み屋を指定して待ち合わせました。節約の意味も含め、名古屋からバス〜高速長岡京バス停と阪急駅が直結なんだそう。台風接近して沖縄方面では強風、こちら涼しい秋風情、明日以降雨模様らしい。週末はアカンかな?

昨夜、贔屓の女子バレーはキューバに快勝!かつての強豪も世代交代して、パワフルだけど守備が弱いのだね。あと数年で強くなることでしょう。今回サオリンの出番はほとんどなくて(前日大活躍だったし)、いろいろメンバーの使い方を工夫して(迷って?)いるみたい。顔面直撃された古藤はお休み、セッターの宮下は魔法のサーブ炸裂しました。

アンドレ・クリュイタンス音楽はほとんど聴けておりません。今朝、Ravel クープランの墓/Berlioz 序曲「ローマの謝肉祭」/Mussorgsky 交響詩「禿山の一夜」/Dukas 交響詩「魔法使いの弟子」(演目は未だ継続)〜アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団(1959年レニングラード・ライヴ)・・・まずまずの放送音源也。ライヴならではのアツい、熱気と起伏のある演奏連続!気まぐれなオーケストラとの蜜月を物語る、立派なもの。

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

台風接近しつつある月曜は快晴。昨日、朝数時間の野暮用は佳き運動になりました。朝晩はかなり涼しくてなっても昼は暑いから、体調イマイチなこともあって引き隠りになりがち。この間、週2回有酸素運動を続けても、体調スッキリ快復しないということは別に要因があるのだろうな。ほとんど唯一、見る側に立って愉しみにしているスポーツは女子バレーのみ、昨夜は長身美女軍団・露西亜に惜敗しました。”別嬪はんの多いチームは強い”という定理は証明されたみたい。実物は見たことなくて、テレビの上だけど。世代交代とか故障者続出とか、まだまだ組み立てやら攻撃のパターンがしっかり定まらぬ感じです。

ネットをぼんやり眺めて、以前より気になっていたChromeOSをAspireOne(昔懐かしいネットブック/現在はZolin-Linuxにて稼働)に導入を思い立ちました。テキトーにデータダウンロードしてDVDに起動ディスクを焼いてみたら、ChromiumOS?これは違うものなの?ディスク起動時にF2を押して日本語選択、時間が掛かってもちゃんと起動してネットにも接続できたけれど、メールアドレスによる同期ができません。@が出んのです。英語キーボード配置になっているのでしょうか。いろいろやってもアウト、ド・シロウトはこんな初歩的なところでけ躓くのですね。残念。(あとでネット検索したら左上の方にあるんですね)

ORFEOR837112昨日もほとんど音楽を聴く集中力は残っておりませんでした。Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ジェームズ・レヴァイン/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/キャスリーン・バトル(s)/クリスタ・ルートヴィヒ(ms)(1989年ザルツブルク・ライヴ)・・・全集に至らなかったRCAの録音の不足を埋めるのは第2番、第8番+「大地の歌」、いずれも後の音源入手可能。未だレヴァインが元気だった頃、バトルも盛んに活躍していた頃の記録です。例の如しオーケストラを華やか壮麗に鳴らせて、バランスの良さ、大曲をまとめる技量は期待通り、当時46歳気力体力充実していた頃でしょう。明るく細部明晰にわかりやすい、オーケストラが変わってもサウンドは変わらんのですね。音質も良好、女声ソロも満足できるもの。

残る課題は聴き手の体力精神力のみでした。

では、行ってきます。(今朝、借りているサーバー不調。帰宅してから更新)


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

全身倦怠感、節々の傷み有。エアロ・バイク+エアロビクスは強行してしっかり汗はかいているので、いつもの夏バテかと思います。週2回の有酸素運動をしていなかったら、寝込んでいたろうなぁ。昼間はけっこう暑いけれど今朝25度C、ずいぶんと涼しくて昨夜はムリせずエアコンなしで就寝できました。昨夜女子バレーが始まって、メンバーほぼ一新、若い初顔も登場してアルゼンチンに快勝しました。未だ、攻撃パターンというか各々の役割分担は未完成、荒削りな感じ。セッターもクールな美少女・宮下に固定されているワケじゃないんですね。今夜の露西亜の高さには苦戦することでしょう。No.1の亜米利加には歯が立たないんじゃないか。サオリン曰く「もったいないミスが多かった」と。

これより野暮用で出掛けます。体調の悪さに引き隠ってゴロゴロしている日曜よりマシでしょう。

Martinu 弦楽四重奏曲第1番 H.117(1918)〜シュターミツ弦楽四重奏団(1990年)・・・あと第2番第3番が含まれるけど、第1番40分で力尽きました。ユーモラスな風情も漂う民族的な旋律4楽章分、時に懐かしさと激しさが同居して、母国の作曲家への畏敬の念に溢れる四重奏団も充実しております。今朝はここまで。

昼で戻れるでしょうか。心身とも余裕を以って、ゆっくり音楽に集中したいものです。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

土曜休み。盆休み明けの一週間は結論的にお仕事充実して、休み前の猛暑にやる気も失せた日々とは様変わり、ここ2日ほど断続的な雨に湿っぽい気候でした。気温的には素直に秋に向かっているような?湿度高いからエアコンは要るんですよね、それもあってどーも体調芳しくない感じ。今朝、久々の早朝ミニ・ジョギング+ストレッチ実施(汗まみれ)もともとマウス腱鞘炎+首肩の痛みはなんなのか、とにかく週末スポーツクラブでしっかり身体(心肺)イジメてきますよ。

今朝、毎週難行苦行の【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新早々に実施。これも生活のリズムと趣味でっせ。若いころ十数年居住していた寝屋川市、少年少女惨殺事件に心痛みます。こども達や若い人は希望に溢れて、元気いっぱい愉しく過ごして欲しい。こちら枯れてきて、欲しいものはないんです。せいぜい一昨日、取引先に出掛けたついでに書籍4冊ほど入手したくらい。(本日読了済を処分予定)女房殿用ノートパソコンeMachines E732Z(Windows10/64bit/メモリ4gb)は(いろいろいじった挙句)無事復調したみたい。場合によっては新しいマシン入手も視野に入れていたので、ほっとしております。しばらく保ってくれよ!

昨日、取引先移動車中音楽。0724355669650Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1993年ライヴ/ノヴァーク版)・・・ここ数年、Brucknerの自分なり標準はチェリビダッケに。もともと長大なる作品だけど、CD一枚に収まる演奏もありますよ。微速前進も極まって100分超え、ほとんど2時間じゃないの。評価が極端に割れるのも彼らしい個性ですよ。テンポが遅いとか時間の長短は物理的なものだけど、それが快いのか苦痛かは嗜好の世界、例えばMahler の交響曲第3番ニ短調とか、この第8番の長さに難渋したことはないんです。息長く、細部ていねいにとことん!描き込んで、噛み締めて、リズムの刻みも勢いに流さぬ明快さ(ティンパニはたいへんでしょう)。この演奏に耳馴染むとヨッフムあたりの煽り、走りについていない。

第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend」(荘重にゆっくりと、しかし引きずらないように)は35分超え、オーケストラはもちろん聴き手にも集中力を強いて息を詰めて聴き入る、ここがクライマックス。オーケストラの響きは淡彩に明るく、暖かいもの。「重厚な弦楽器といぶし銀のようないかにもドイツらしい管楽器の重厚な響き」というコメントをネット上拝見したけれど、「重厚」を二度重ねて称揚すべきサウンドでもないかと。音質はまずまずでしょう。

NAXOS  8.55215-16今朝、その流れそのままにBruckner 交響曲第8番ハ短調(1887年版)〜ゲオルグ・ティントナー/アイルランド・ナショナル交響楽団(1996年)・・・十数年ぶりの拝聴?所謂「初稿」。当時NAXOSから彼の新録音が発売されると、愉しみに購入拝聴していましたよ。一ヶ月なり数ヶ月拝聴して次購入というのが正しい、あるべき音楽愛好家の姿でしょう。爾来概ね10年を掛けて、やがて不遜なる聴き手はオーケストラの弱さを気にしてCDを処分したものです(しかも2度)。ネットより気軽に拝聴できる時代がやってきて、第1楽章「Allegro moderato」を聴き初めて驚愕!素朴飾らない表現、なんともローカル洗練されぬオーケストラの響きにすっかり魅了されました。自分の中で幾度揺れる評価に呆れるばかり。

結局、全曲拝聴しました。こちら約90分、厚みとか艶やかなサウンドから程遠い、アイルランドのオーケストラはこれはこれでひとつの個性を堪能いたしました。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

未だ昼間は30度を超えているけれど、朝晩は涼しい日々、時々雨は湿っぽいけどね。夫婦ともいまいち体調優れず、これが季節の変わり目なのでしょう。盛夏にバテなかったことを吉としましょう。身体が重く(実際に体重増継続)肩肘関節節々に鈍い傷み有。昨日取引先への車中は眠くて難儀しましたよ。朝のミニ・ジョギング+ストレッチもサボりがち、目覚めが爽やかじゃないので。

野党揃って推薦した岩手県知事選・増達(たっそ)さん無投票当選3選目。圧倒的多数のはずの与党のだらしなさズルさ(勝てそうになかったら逃げる/都合の良い所のみ強気に出る)に呆れるのはさておき、増達さんって51歳なんですってね、若いなぁ。日本の苗字の読みはムツかしい。そんなムツかしい日本語の成り立ちを解読すべく笹原宏之「訓読みのはなし〜漢字文化圏の中の日本語」(光文社新書)拝読途中、オモロいでっせ、日本語の自在さは。

昨夜、女房殿用ノートパソコンeMachines E732Z(Windows10/64bit/メモリ4gb)2014年1月に中古入手して一年半、「10」のスタートメニュー関係が不調、ちゃんと動かないし、親切に「警告」も出ておりました。安かったからなぁ。女房殿が本格的なお仕事突入の先が見えてきた3-4月頃、gメールによる一本化(スマホ導入は5月より)事務所のマシンも含めすべてデータはDropboxで一元化させております。eMachinesを修復させる迄、/4gb(LinuxBean)貸与、ChromiumもDropboxも女房殿アドレスで同期させたら(使い勝手さておき)当面の作業に支障はありません。硬派MS-Officeの人だから、KingOfficeは使いづらいことでしょう。先日も知人から届いた一太郎文書が開けずに四苦八苦してましたもの。

そんなこんな音楽に言及する時間がなくなりました。Wagner 楽劇「マイスタージンガー」/歌劇「さまよえるオランダ人」他〜ジュゼッペ・シノーポリ/ニューヨーク・フィル(1985年)・・・日本語ネット上ではほんのちょっぴりしかコメントを見つけられない(それは絶賛でした)。ちょいとこのオーケストラらしくない入念なアンサンブルと重心の低いサウンド、シノーポリらしい微に入り細を穿つ微妙な表現は・・・考えすぎのような?

他、往年の阿蘭陀の巨匠エドゥアルド・ファン・ベイヌムのDebussy「海」「夜想曲」(1957年)・・・データ在庫整理して在庫2種あるのは自覚〜じつは4種もいつのまにか保存していた・・・とか。

行ってきます。なんかやたらと濃い毎日も本日で一段落。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

盆明けお仕事は未だ二日間、そうは思えぬ充実というか、濃い内容が続きます。忙しいとは言えぬけれど。今朝は24度C、涼しい雨模様。ことしは素直に秋が近づいているのでしょうか。昨夜、一週間ぶりにスポーツクラブへ、エアロ・バイク40分+(永遠の)初心者エアロビクス45分、いつも以上に苦しく、今朝も身体が重くて、あちこち鈍い痛みが・・・自分は生来腰痛とか肩が痛いとか、そんなものとは無縁だったのに、昨日は左肩奥に違和感があって、入念なストレッチをしておりました。今朝は大丈夫みたい。今月あともう一週間続けたら7−8月皆勤賞、エラいぞ自分。

 PTC5186030 Bruckner 交響曲第9版ニ短調(ノヴァーク版)〜マレク・ヤノフスキ/スイス・ロマンド管弦楽団(2007年)・・・一年半ぶりの拝聴也。曰く

驚異的に音質クリアなこと、聴き馴染んだ作品の内声部〜ヴィオラの動きとか〜明確に聴き取れて、初耳旋律頻出!(旧PHILIPSのスタッフによる録音らしい)オーケストラ・ビルダーとして知られているヤノフスキ(1939年〜ヴェテランですねぇ。このオーケストラ在任は2005-2012)は、素晴らしき洗練と精緻なアンサンブルに仕上げております。威圧感のない(やや薄い)クールな響きに往年の伝統を感じさせ、細部緻密なる仕上げに時代の変遷と、このオーケストラの進化を感じさせました。ヤノフスキはやや遅めのテンポ、入念繊細な仕上げはみごとなもの。但し、両端楽章に”やや走る”部分があって、ちょっぴり違和感が・・・
なるほど。半生記も前のアンセルメの印象強いオーケストラはBrucknerに縁遠い感じ、ずいぶん上手くなった!録音の個性か、ヤノフスキの表現意欲か、馴染みの作品旋律には”初耳”があちこち、以前のコメントには内声部のヴィオラに言及しているけれど、今回拝聴印象は大音響に埋もれる金管の各パートの存在感が明瞭でした。但し、全体にやや軽量かな?それは好き好きでしょう。

今朝より、同作品を拝聴中。Bruckner 交響曲第9版ニ短調〜ギャンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(2000年東京ライヴ)・・・盤石な重心の低さ、厳しい集中力、硬質なサウンド、これぞ王道のBrucknerでしょう。音質の件はその筋の専門の方のご意見を待ちましょう。あくまで期待値からといった意味で、ワタシは残響がほんのちょっぴり足りないかな?と。タケミツ・メモリアル・ホールってこんな音ですか?

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

いつものお仕事に復帰、一週間分溜まったお仕事は想定の範囲内、トラブルも発生していないし、それを消化し駆逐するお仕事スピードも即、元に戻りました。女房殿は毎日忙しく、昨日より研修で不在、こちら早朝一番出勤、快速お仕事処理、できるだけ定時に帰ってノンビリしております。保守系の国会議員さんが教育問題にコメントしているみたいですね。大学教育にも論議が出ているそうで、我らポスト団塊の世代で進学率30%ほど?現在はこどもも減って大学は増えているせいか50%を超えているそうです。一般教養は必要なし、文学部とか「実学」に非ざるものは需要がない?そうかなぁ

教育に効率とか結果、実益、即効を求めると、そんな論議になるのでしょう。ならば教育はすべて専門学校になってしまう。もし「実学」一本にしたら〜現在の職業職種は30年経ったらガラリ変わっていますよ。「それ」しかできない人材は時代から弾かれていまう・・・ほんまに学問研究生活を目指す人も含め、大学は結論丸暗記とかノウハウじゃなくて「学ぶ姿勢、構え」を身に付けるところ、学校で学んだことそのまま使える社会なワケないじゃん。

誰だっけ?教育って「公式とかいろいろ学んだもの、すべて忘れた先に残ったもの」と喝破されたのは?ワタシは小学校の時に、先生から褒められたことを鮮明に、懐かしく思い出します。あまり出来のよろしくない、身体の弱いこどもだったけれど。但し、これからパソコンはますます大切でっせ、スマホやタブレットじゃなくて、パソコン。OA作業や創りだすといった意味において(どんなお仕事でもそれが基本実務)スマホじゃダメなんです。

WPCS-4426R.Strauss 交響詩「ドン・キホーテ」/交響詩「ドン・ファン」〜ダニエル・バレンボイム/シカゴ交響楽団/ジョン・シャープ(vc)/チャールズ・ピクラー(va)(1991年)・・・前回拝聴は2年前、ネットを探ってもほとんど話題らしい話題になっていないもの。先々々代フリッツ・ライナー栄光のR.Straussのインパクトに遠く及ばない・・・音質は解像度高く、優秀みたいだけど、音量レベルが低いんですよね。洗練されたアンサンブル、上手いオーケストラ、わかりやすい表現〜破綻も辞さず!的大爆発がないから?緻密かつ神経質な描き込みと記憶する小澤征爾には個性を感じたもの。バレンボイムは現代を代表する巨匠に間違いないけど、録音を聴く限り「どれもそれなり、どれもイマイチ」な印象に至ります。ライヴの人なんでしょうか。

「ドン・ファン」の迫力、キレ味にはちょいと感銘がありました。

DVDに保存した音源データ整理していたら妙な音源出現。Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン・フィル(1989年?ライヴ)・・・.flacファイルのみ、詳細情報なし。カラヤンが亡くなったのが1989年、ラス前録音がこの作品(1988年ライヴ/未聴)だから1989年情報(ファイル名がそうなっている)は誤りでしょう。てっきりDG音源の海賊流用かな?と思って、試しに第1楽章「Allegro moderato」のみ拝聴すると音質よろしくない(平板+オン・マイク)。会場ノイズも盛大、もしかしてCD化される前の放送録音(FMエアチェックとか)じゃないのか。演奏はかなりラフというか、往年の(嗜好別にして)統率から遠く、ほとんどオーケストラに任せている感じ。(かつての)第7番ほどの反感はなくて、少々ユルいテンション、悠々たる歩み、のびのびとしたオーケストラの響きに感心しております。

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

昨日は降ったりやんだり、今朝は涼しく24度C、しっかり5日間、旅行、音楽、読書三昧な夏休み堪能いたしました。本日出勤お仕事再開、鍵開けセキュリティ解除当番(ほぼ実質上毎日)朝一番より全開で残務を処理いたしましょう。あまり(ほとんど)見ないfacebook絡みから「ポリタス」という凄いウェブサイトを知って、朝から呆然と読み進めて止められない。言葉の重み、体験の重み、生きることの重み、紋切り型思考停止言動の空疎、処世術に凝り固まった”当面その場凌ぎ”の怪しさ虚しさ。

BBCL4159Bruckner 交響曲第8番ハ短調(1983年)/Dvora'k 交響曲第8番ト長調/Rossini 歌劇「セミラーミデ」序曲(1963年)〜カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団(すべてライヴ)・・・立派なセッション録音が別途残っていて、わざわざライヴ音源で聴かんでも、といったところか。音質評価にも厳しい声があって、ちょいと心配だったけれど、モノラルである「セミラーミデ」も含め鑑賞に支障ない水準と聴きました。フィルハーモニア管弦楽団との長い信頼関係を物語る盤石、重心の低い、テンポの遅い、入念な仕上げのBruckner。ちょいと第1楽章の音質状況確認しようと軽い気持ちで聴き出したら、もうラストまで一気呵成に聴き進まざるをえない歌と安寧に充たされました。物々しい重厚切迫に溢れた第1楽章「Allegro moderato」、第2楽章「Scherzo. Allegro moderato」主題「独逸の野人(ミヒェル)」には堂々たる貫禄があり、第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend」(荘重にゆっくりと、しかし引きずらないように)には、まさにジュリーニの個性と軌を一にした陶酔を堪能いたしました。

20年前の熱気と躍動は音質の不満を乗り越える魅力有。明るく明晰なオーケストラの響きもエエ感じですね。滅多に聴くこともないRossiniは明るい躍動を二度繰り返して聴いたものです。

今朝はMozart ピアノ協奏曲第20番ニ短調〜マリア・ティーポ(p)/リッカルド・シャイー/ロンドン・フィル(1983年)、Bartok 管弦楽のための協奏曲/2つの映像〜ロリン・マゼール/ベルリン・フィル(1979年)など拝聴。では行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

けっこうな雨、風は涼しく、世間では本日よりお仕事再開、我が職場は本日定例ミーティング中止故、もう一日お休み可能です。(留守番有)昨日はゆっくり旅行疲れを癒して引き隠り、例の如し膨大に積み重なったDVD保存音源データの整理整頓(キリがない)+読書など。これで年度の半分、猛暑に体調も弱りがちな夏休みの必要性を体感いたします。

内田樹「日本辺境論」(新潮社新書)〜2009年発行、2010年度日本新書大賞受賞なんだそう(そんな賞があること自体知らんかった)。例の如し話題になればなるほど評価が割れるのが常(この時点)151件のレビュー有、五分五分ですね。日本は常に規範(お墨付き)を「外」に求めてきて、卑屈でもあるが、それが日本の柔軟(白黒つけない曖昧)な生き方を作り上げたと。妙に納得、これが日本の生存戦略、これで良いのだという自信も湧きます。だから日本人はダメなんだ!と卑下する必要もなし。現在発生しているあらゆること〜例えば戦後70年談話を巡る隣国との関係、桜島大噴火の可能性を抱えつつ川内原発の再稼働を迎えたこと、すべてが説明がつく(ような気がする)。女房殿が関係しているお仕事文書の文書校正を頼まれて、見出しにオカタい漢字ばかり並ぶのに閉口する事象もこれで納得がいきました。「機」の部分はわかったような、わからんかったような?「恫喝の論議」はレビューにその手口がそのまま出現して、卓越した分析でした。(My永久保存版也/池波正太郎藤沢周平以外ほとんど読んだら処分しております)

CBS時代のLPジャケットR.Strauss 交響詩「ツァラトトストラはかく語りき」〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1971年)・・・人気指揮者故ボックス物に含まれているかも知れんが、ワリと入手難、これはネットよりLP板起こし音源也(=掟破り)。既にブーレーズ時代のオーケストラ、たしかバーンスタインに後の再録音はなかったはずだから、なんとなく貴重でしょう。日本語検索する限り情報やコメントも出現しません。音質ぱっとせず(おそらくLP板起こしのせいのみに非ず)中途半端な熱気+粘着質な表現、粗いアンサンブル、さほどの出来とは思えぬ仕上がりでありました。いずれ時を改めて再聴いたしましょう。LP時代のジャケットの美しさは出色。

CCC0002172Beethoven 交響曲第7番イ長調/第8番ヘ長調〜フランツ・コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管弦楽団(1959-61年)・・・ほんの子供の頃からのお馴染み(もちろんLP)長じて「Beeやん苦手」の代表格のような存在になっておりました。交響曲第6番「田園」第3番「英雄」旧録音Brahms Schumann写真のボックスも処分済、パブリック・ドメインに至った音源にて久々再聴したもの。

世間での絶賛を余所に、いくら聴いても彼らの”独逸伝統”のサウンドを理解できなかったんです。薄っぺらい、洗練されない、オーケストラが上手くない、重い〜これは聴き手の耳の成熟問題前提に、オーディオ相性問題もあったのでしょうか。久々の拝聴はかつての記憶がウソのように納得の中庸なテンポ、盤石にオーソドックス、重心が低く着実な足取り、特に木管が美しい響きに魅了されます。既に「Beeやん苦手病」は脱して、主に古楽器系の軽快軽妙なリズム、細部明晰な響きを愛するけれど、しっかり地に足の着いた古風なサウンドにも納得、音質含めて旧さを感じさせぬ完成度であります。作品のそのものの魅力をしっかり伝える立派な演奏でした。

音楽は時間が掛かっても、やがて”聴ける”日がやってくるものですね。オーマンディの「運命」「合唱」に続いて聴いたBeethoven の交響曲がこれだったんです。遠い日の感銘が蘇りました。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

今朝26度C、比較的涼しく、よう眠れて快い朝を迎えました。10kmほど速歩翌日にも足腰痛みなし、腰というかケツ上部の痛みも単なる筋肉痛だったのでしょう(ホテルベットの問題も有)膏薬貼ったら雲散霧消。昨日は終戦記念日(公式敗戦宣言の日でしょ?)戦争反対!あまり声高に言及したくないのは、自分如き平和安閑とした人生を送った者の言葉は浅薄空虚であると自覚しているから、幾度東日本大震災のボランティアに誘われても辞去しているのは、阪神大震災の”リアル”をちょっぴり(お隣大阪から)体感しているから(大都市直下6,000人亡くなったというのも悲惨だけれど、水が流れずトイレが溢れる!)。自分の言葉で語り、行動する人々へ尊敬の念はありますよ。しかしそこまで。戦争関連の貴重なテレビ番組もいっさい見ません。

数日前から(メインのパソコンである)ACER Aspire AS5750の無線(エルゴノミクス)マウスが突然止まったり、今朝は旅行帰って久々音楽データをコンポに飛ばしたら、うまく動かない・・・USBハブの不調と判断、なんせ10年以上経っているしなぁ。別のと交換したら症状一掃、快復いたしました。こんな些細な改善が喜ばしい〜と、ここまで書いて同じ症状出現!どーも「10」自動アップデートしている最中の症状か、動きが鈍いというか、時に(キーボードが)暴走します。USBハブの責任じゃなかったのですね(あわててゴミ箱より旧USBハブ救出)。

CS6529Liszt 交響詩「前奏曲」/Wagner 歌劇ローエングリン第1幕への前奏曲〜ズービン・メータ/ウィーン・フィル(1967年)・・・ほんまはこの後に第3幕前奏曲/パルジファル、マイスタージンガー前奏曲があるんだけれど、中断。31歳、ぴかぴかの若手がウィーン・フィル登場。学生オーケストラがあまりに頻繁に演奏するので食傷気味の「レ・プレリュード」、苦手Liszt中珍しくお気に入りの作品也。堂々と老舗オーケストラを操ってスケールもたっぷり、大昔FMエア・チェックして感心した記憶蘇りました。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

決まりすぎている松本城2015年夏行ってきました!上高地(前回訪問は2013年/昨年2014年はご近所岐阜で土砂降り最悪)。ちょうど小澤征爾フェスティヴァル開始日だったけれど、それには一切関係なし。イマイチだった浅間温泉(日帰り浴場施設、露天風呂が塩素臭い/市内で近いのに寂れた感満載)を経て、ホテルは(探したのが遅かったのでツイン+大浴場付き条件でこれしか取れなかった)建物草臥れ、ガイジンさん多く、部屋と大浴場は予想外にキレイ、朝飯は安く(650円)多彩。松本城はあまりに美しく決まり過ぎ・・・

松本名物山賊焼き(喰いさし御免)街中、松本山雅FCの応援であちこち一色。飲食店は「山賊焼き」をご当地B級グルメとして普及させようと呼びかけているらしいので、ホテル前オババの店で美味しくいただきました。(オババ曰く、たんなる唐揚げと。写真の枝豆が過去最高)昼のそばは絶品だったけど(帰る直前再度喫食)夜のラーメンは店の選定を誤って激マズ〜これも旅の醍醐味でしょう。

決まりすぎている上高地河童橋2015年夏松本電鉄で新島々迄、そこから更にバスで大正池下車。〜バスターミナル・河童橋辺りまで小一時間〜明神池迄小一時間。帰りのバスを12時40分に予約したから、明神池から橋を渡って逆コース、女房と二人で懸命に速歩!計3時間難行苦行、ラスト一時間のコースは40分ほどでクリアしてソフトクリームもいただきましたよ。やはりガイジンさん多かったな。空気、水、空あくまで澄んで爽快+意識せず有酸素運動〜帰路は快く断続的居眠りしつつ(猛暑エリアに)帰宅いたしました。

一昨日、信州に出発する前に聴いた音楽。忘れぬ程度にメモのみ。Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ長調「オルガン付き」〜ジョルジュ・プレートル/パリ音楽院管弦楽団/モーリス・デュリュフレ(or)(1961年)・・・昔馴染みだけど、演奏録音とも最高っす。Mahler 交響曲第3番ニ短調〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団(1994年)・・・第1楽章のみ。この時期に信じられぬぱっとせぬ音質、この作品この楽章に期待したい爽快な熱気から遠く、ややこぢんまりとした印象でした。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

これより一昨年来の信州へ。昨晩、女房殿と大喧嘩してタイヘンです。天気は保つらしい(けど不安、お天気マークには雨はないけど、解説には大気は不安定と)昨日、午前中より(ウォーキング兼ねて)床屋さん+温泉風大型浴場施設へ。お昼にはなかなか美味しいうどん屋さんにてご当地風味噌ベースのものをいただきました。昼からゆったり音楽など拝聴していたら、左脚が攣って難儀しましたよ。前夜、スポーツクラブにて分不相応に頑張りすぎたかも。

Brillinat 8713/55Schubert 幻想曲ハ長調D.934(1961年)/Grieg ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 作品13(1958年)/Dvora'k マズルカ へ短調 作品49(1954年)/Smetana アンダンティーノ ト短調/Tchaikovsky 瞑想曲/ワルツ=スケルツォ 作品34(1949年)〜ダヴィド・オイストラフ(v)/ヴラディーミル・ヤンポリスキー(p)・・・一連のロシアン・アーカイヴス音源はいずれも貴重なもの、問題は”比較的状態のよろしい音質かどうか”だけでっせ。深い眠りから覚めるような〜例のシューベルトが始まると予想通りのやや鮮度を欠いた音質、あちこちばらばらのライヴ(または放送音源)はみごとに粒が揃っております(あまりよろしからぬほうに)。

演奏はすぐ音質云々を忘れさせる甘美豊満ないつものオイストラフ、リズムに乗った激しいところ(マズルカなど)でも音色は洗練され、リズム感に余裕があって時代を感じさせぬもの。Griegは初耳だったかも、知っている旋律は第3番ハ短調でしたっけ。他は馴染みの懐かしい旋律ばかり。

Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管弦楽団(1985年)・・・おそらくは手持ち膨大なるMahler 音源中、一番聴いているもの。オーケストラの清潔明るい響き、細部までクリアに描き込まれ、微妙に揺れた歌に溢れた演奏、最高!録音も極上、第4楽章「Adagietto」に於ける静謐な抑制も素晴らしい。

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

久々の雨、涼しい朝。

本来、本日午前中出勤して残務処理のつもりが、昨日昼時点”残務”(懸案事項)消滅、お休みへ。昨夜は定例スポーツクラブ、エアロ・バイク45分+初心者エアロ45分〜事前に血圧を測ったら上は150を超えている(右手/たいてい左手で測りなおしたら10ほど下がります)いつもは130くらいの正常値だから、昨夜の睡眠不如意の影響か、やや体調も重い自覚ありました。あとはいつもの噴き出る汗!へろへろになってインストラクターの女性の指導に過半は付いていけない・・・お盆のせいかご同輩は誰も参加せず黒一点、頑張りました。両肩首筋の痛みはなんなのか。

ここ数日のDVD-Rにデータが上手く焼けなかった件も含め、Windows10のことを少々。XPは完成度が高く、Vistaは話題に上ることさえなくなった(存在しなかったことになっている)ほど評判悪く、要らぬお世話いっぱいのOSでした(ほとんど使ったことはない)。「7」はXPの流れを受けて使いやすいOSでしたよ。職場マシン標準は「7」となっております。

「8」は使い勝手以外、そう悪くなく安定していたけれど、いまどき「使い勝手」は致命的でしょう。シャットダウンさせるのにあちこち戸迷うとは・・・常にデスクトップを表示させ、Alt+F4で終了させておりました。(「10」でも有効)ずらりと並ぶ「タイル」はタブレットPCを意識したものらしいけれど、もとよりWindowsはビジネス用途が多いし、一方タブレット用OSとしても普及しない、両方とも中途半端に至った最悪の結末でしたね。

ま、新しいものはいちおう経験しておくということで2015年7月29日更新初日「10」にアップデートさせました。結論的にほぼなんの問題もなく(いままで通り)稼働中(ACER Aspire AS5750)・・・と、ここまで書いて突然!無線(エルゴノミクス)マウス動きストップ。電池切れ?交換しても状況変わらず受信部分を抜き差ししているうち辛くも快復・・・しかし、微妙な変化というかトラブルっぽいものはありました。本質的な問題かどーか知らんけど。

「10」にしたとき、エクスプローラー(左側)で光学ドライブを選択、右クリック操作に「取り出し」が出現しません。リボンには「取り出し」ボタンがあるから、そういう仕様変更なのかと思っておりました。ま、ドライブのボタンを直接押せば取り出せますし。ところがドライバを全部点検いっせいアップデートした後、右クリックに「取り出し」復活しました。

なんやねん、コレ。未だ発見していないだけでビミョーな変化(不具合)ってあるのかも。そのフリーソフト関係なしに、ネット経由微細なOS修正が掛かっているのかも。エクスプローラー(ファイラー)関係の更新が中途半端だった?そのせいでDVDにデータが上手く焼けなかったのか。今年2015年11月で丸4年、マシンもエエ加減草臥れてきているし、激安ノーブランドDVDも品質問題怪しく、その線での不調も疑っておりました。今更、どんどこ新しいマシンに替える気力意欲財力もなし。キリないじゃないっすか。ややミニマリスト生活、いまあるものを大切に、少々の不具合があってもだましだまし、いきまっしょい。足りぬものは智慧で補うのが鉄則。

MELCD1002228今朝、Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団(+α/1971年)・・・第3-4楽章ラスト迄拝聴。低音が弱いのはあながち我が貧者のアンプのせいに非ず、明晰クリア軽快に間違いないけれど、その方向ならもっと新しい録音があるでしょ、といった感想に変化なし。1970年前後ならこの響きは新しかったのか、それとも音質印象なのか、オーケストラもびっくりするほど上手いとは思えず、サウンドに特別な魅力を感じない・・・競合犇(ひし)めく名曲にあらたな切り口を感じるほどではありません。

NAXOS 8.550850Borodin 弦楽四重奏曲第1番イ長調/第2番ニ長調〜ブダペスト・ハイドン弦楽四重奏団(1993年)・・・NAXOS初期の音源、Borodinの旋律はオリエンタルに甘美、どれもワン・パターンなのがお気に入り!第2番遣る瀬なくも懐かしい第3楽章「Notturno」はあまりに有名だけど、第1番イ長調の暖かい旋律だって見劣りするワケじゃない名曲でっせ。ところがこの演奏、少々素っ気ない”型通り”演奏であって、甘さも旨味も控えめ、作品を識るといった役割は果たした、といったところ。

明日から旅行に出ます。天候は快復するとのこと。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

連日の猛暑、定例のお仕事を淡々粛々こなしてヒマ、先を見越しての意欲的なトライヤルもあり得ぬ状態。昨日本日の定例週次作業をクリアしてお休みいただきましょう。昨夜は後鼻漏?悪化してあまり眠られず、体調(さらに)あまりよろしくない。ことしは北海道も暑いとのこと、札幌の両親に電話してみたら意外と元気そう、兄から運転厳禁されて、じつはこっそり運転継続しているのがバレて大叱責受けた親父(89歳)は、再び長駆高速道路で白老の旧宅(ほとんどそのまま)に行ってきたそうです。しぶといのぉ。

音楽への集中力を失っております。それなりまとまった長い作品は聴き通す自信もなく、短い作品集はぼんやり聴き流してしまう。Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団(+α/1971年)・・・途中迄拝聴。昨年2014年3月に発売された交響曲集(第9番除く)はほとんど話題になっていないようですね。彼のShostakovichやMahler から類推して、引き締まったアンサンブルを期待して、まず残響の少ない潤いの足りない音質にちょいと困惑気味。テンポは中庸、クールな風情に”引き締まったアンサンブル”には間違いはないけれど、時代は一世代以上経過、音質ピカピカ、アンサンブルの精度だったらいくらでも凄いのが出てまっせ。当時、驚異のアンサンブルと評されたモスクワ室内管弦楽団(交響曲集にはメンバー増強しているとのこと)も、現代の耳には左程に賞賛するに値するとも聴こえません。

途中で止めました。こちら聴き手の夏バテ+引退寸前サラリーマンの体力気力問題もあるから、仕切り直しましょう。

PHCA-4250Rodrigo アランフェス協奏曲〜パコ・デ・ルシア(g)/エドモン・コロメール/カダケス管弦楽団(1991年ライヴ)・・・誰でも知っている名曲、これぞ夏に相応しい(できれば深夜に聴きたい)甘美な作品也。今朝、気分直しに拝聴。残念2014年に亡くなったフラメンコ・ギターの名手、彼は譜面が読めない!とか。ほんま?完璧な技巧はキレのよいリズムに乗ってクリア、今まで幾度、各種聴いた”アランフェス”を完全に凌駕して、最高っす。ラストに拍手が入って、ようやくライヴであることに気付くくらい完成度の高い演奏でした。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

職場では昨日数人休みに入っており、本日より本格的な夏休みモードへ。車通勤も数人、道が空いていたとの証言でした。朝にして既に27度C、こちら先週来、ヒマというか精神的夏休みモードにやる気、意欲まったく出ない日々、そこはヴェテラン表面上は粛々淡々といつもどおり諸課題をこなして・・・実際はAcer Aspire5750の挙動不審(DVDデータが上手く焼けていない?読み取れない?)要因を思い悩んでおりました。もしかしてWindows10導入によるドライバの相性か、でもなぁ、光学ドライブにドライバもクソもあるのかなぁ、とか。帰宅後「Driver Booster」(「10」対応済)というフリーソフトを導入して一斉点検及び更新実施、これには光学ドライブは引っかかりませんでした。

試しにDVDを2枚焼いて順調、一昨日お釈迦にした一枚は(4gb/LinuxBean)から読み取れたので(ファイル一個のみ破損/再入手出来)そのマシンにてリッピング、再び焼き込んで無事復活しました。人様にはどーもで良いような事象だけど、ヲタク趣味の不調は個人的にすごいストレスなんです。結論的に激安DVD数枚不良だったのか?それとも各種ドライバの更新の結果、マシン・トータル状態が改善されたのか、ようわかりません。

Koch3-6679-2一度は諦めた(DVDに焼きこんで読み取れなくなった/元データ廃棄済)Bach フーガの技法(シュティードリー編)〜ハンス・ツェンダー/ベルリン放送交響楽団/クラウス・ヘルヴィヒ、トーマス・ウェーバー(p)(1985年)・・・再聴中。お気に入り作品だから何種も入手済、他を聴けばよいけど気分的に中途半端ででした。管楽器も多彩な大編成オーケストラ編曲+途中ピアノ連弾?担当のフーガも有(これが切迫して硬派)巨大な構築物に至ってストコフスキーを連想いたしました。多彩な編成でも響きはBrahms 風か、約72分、LP時代は2枚組でした。ラスト「未完のフーガ」は未完のまま突然終わります。これはこれで味わい深いもの。

Brahms 交響曲第2番ニ長調〜エルネスト・ブール/バーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団(1970年前後?)・・・2005年入手、当時の感想は

ヘッドホンで聴くと、これも録音ひどいですね。定位滅茶苦茶、楽章ごとに音質が変わるし、ほとんど右だけで鳴っているようなところも有。演奏は冷酷非情であり、アンサンブルは整っているのに乱暴な印象があります。ニュアンス豊かに表現していただきたい”田園風作品”のはずが、正確に、筋肉質に、クールに表現され、異質個性的なBrahms であります(2006年6月「音楽日誌」)
ConcertoRoyale3枚組653円(税込)は懐かしいVOX系流用が多くて、一生懸命集めましたよ(過半処分して残り5セットのみ)。久々の拝聴に印象は少々異なって、コンポを使って部屋に響かせれば「定位云々」はさほどに気にならぬもの、やや肌理が粗いくらい。冷酷非情というか、かなり金管を強調した爽快なメリハリ迫力演奏、それでもクールな佇まいは崩さぬ感じ。ここ一年ほどBrahms の交響曲は敬遠気味、久々快く作品そのものを味わえました。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

気分を入れ替えて臨むべき新し一週間、さすがにこの猛暑続きに意欲は湧きませんよ。今週末より(各自勝手に取る)夏休み、数年前迄若いもの優先にお休みを取っていただいて、自分はその合間に余裕のあるとき、みたいな思い出も懐かしく、自分のお仕事都合のみで決められます。体調は悪くないのが救い(スポーツクラブ鍛錬の成果)今朝もちゃんと早朝ミニ・ジョギング+ストレッチ実施しました。メイン・マシンであるAcer Aspire5750(メモリ6gb)の光学ドライブはどーも挙動怪しい感じ、昨日無事DVD-R4枚焼けたんだけど、今朝、微妙に読み取り不調(音源データちゃんと保存できたのか怪しい)。ノートパソコンの光学ドライブのみ替えるといった選択肢はあるけれど、過去の経験から「部品を替える」→「機器全体として長保ちしない」→「せっかく追加投資した分がムダになる」〜みたいな結末になることが多いんです。手持ちの旧品流用(または激安中古を買ってくるとか)だったら試しても良いけど、過去のガラクタ在庫はほぼ全部処分済。

外付けDVDドライブ(これはネットブックとか故障時救出に必須)はあったのでつないでみたれど、状態変わらず。つまり、焼き込んだDVD-Rのデータ認識しても開けない=中途半端焼きになっている?激安DVD-R不良品なのか。光学ドライブの不調ではないかも。

故に昨日拝聴した独SchwannBach フーガの技法〜ハンス・ツェンダーの詳細情報、編曲者(ピアノが入っていた)オーケストラ、収録時期情報、いっさいわからない、思い出せない(DVDからデータを開けないから)・・・ネットから情報探すとシュティードリー編/ クラウス・ヘルヴィヒ、トーマス・ウェーバー(p)/ベルリン放送交響楽団 (1985年)・・・楽器の指定もない、起承転結もない、淡々粛々とした変奏が無限の広がりを生む驚異の作品。Webernの「音楽の捧げもの」風怪しい大きさでもない、華やかな色付けにも非ず、クールな風情にモダーンに仕上げたものでした。ラスト原曲通り途切れていたか、記憶曖昧。

他、Beethoven 交響曲第8番ヘ長調〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1995年)・・・これは文句なし、盤石の貫禄と大きさ、やや遅めのテンポ、細部の刻印に感銘有。

では行ってきます。当たり前に稼働していた日常愛用機器(パソコン)不調というのは精神的にダメージ大きいものです。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

世間ではぼちぼち盆休み、きょうは長崎の日、安倍ちゃんのゴリ押しのせいもあって、いつになく戦争や原爆関係の話題も注目されているような気もします。集団的自衛/新・安保法制の件、各々意見の違いさておき、堂々と天晴な主張やな、一理あるな、みたいなことじゃなくて、イン・ザ・ムードというか、ほんわか右翼的曖昧な論調が気になります。岩手県知事選、政府与党は候補者擁立断念とのこと。8月2日の仙台市議選でも苦戦していたからなぁ。小選挙区の結果、圧倒的多数を取った自民党(+公明党)やりたい放題、挙句オリンピック施設建設の醜態でしょ?今更、あれを決めたのは民主党政権時代って、ムリムリな責任なすりあいも醜いもの。気骨あるハト派の政治家ってもう絶滅しつつあるのか。

昨日猛暑の中、エアロバイク30分+超・初心者エアロビクス30分、挫けず実行、爽快なる滂沱の汗水。我らハラの出たオッサン連4名参加!後方に配置して、自分より情けないご同輩出現に溜飲を下げました(小っせぇなぁ、ワシ)。ガンバレ!オヤジ(含むワシ)。

これはLP時代のデザインBruckner 交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1969年)・・・先月「スラヴ舞曲」のあまりの音質に閉口、状態のよろしい音源データを収集し直し必要か、そんなこともぼちぼち考えておりました。この手持ち音源は幸い極めて良好なもの、最晩年の引き締まったサウンドを存分に堪能させて下さいました。曖昧皆無細部明晰、盤石の構成感、各パートのバランスも筋肉質な完璧アンサンブル、納得の適正中庸なテンポ、詠嘆に揺れぬ辛口表現に緊張感テンション一貫して胸、打たれるばかり。シカゴ交響楽団の硬派な切れ味、金管炸裂!に比べ、オーケストラの上手さがわかりにくいクリーヴランド管弦楽団、ニュアンスに富んだ美しいサウンドをしっかり認識できました。

怪しい目覚めを感じさせる第1楽章「Allegro moderato」の緊張感、第2楽章「Scherzo. Allegro moderato」に於ける落ち着いた躍動、天国的な陶酔はあくまで清潔な第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend」(これはハイティンク/ドレスデン以来の感銘有/2002年ライヴも良かった)、あくまで激昂せず、粛々と力感溢れる終楽章「Finale. Feierlich, nicht schnell」。長大な音楽はラスト迄凛々しく、鮮度たっぷり維持されて満足いたしました。

Bruckner 交響曲第1番ハ短調(1866年/リンツ稿)〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立文化省交響楽団(1986年)・・・世間的に少々イロモノっぽく扱われている全集はけっこうお気に入り。【♪ KechiKechi Classics ♪】 にも言及有。独墺系伝統の響きから遠く離れ、原色の金管炸裂してヴィヴィッド、わかりやすい世界。馴染み薄い初期作品もロジェストヴェンスキーの手に掛かれば、明るく、ユーモラスな!サウンドが広がりました。サイト内検索を掛けたら放送大交響楽団(モスクワ放響のことか/1983年ライヴ)をかつて聴いておりますね。処分しちゃったのかな?

暑いしエエ天気ということで、カーテンすべて洗濯、その作業で汗まみれ、即乾きます。相変わらずDVDに保存した音源データ整理(ヲタク作業)邁進中、これが前回激安仕入れて快調だったDVD-R50枚、新しいロットが少々不良っぽくて昨夜から3枚ほどお釈迦に・・・大切な音源もいくつかアウト((涙)ちゃんと焼けているか確認する前に削除してしまった)焼き込み速度を落として慎重に、それでもそのパソコン(Winodws10)光学ドライブでは読み取れず、なぜかLinuxBaenマシンではちゃんと読み取れて、もしかしたらWindowsを載せたマシン不調なのか・・・

Acer Aspire5750Acer Aspire5750(メモリ6gb)は2011年11月入手、一週間ほど前に「10」にしたけれど、経験的にマシンの寿命って4年ほどなんですよね。前任AspireRevoは4年超え時点どこにも不調はなくて、元より少々遅い程度、やがて基板の電池切れ(交換不可/日付がリセットされる症状)に泣きました。今回は光学ドライブかも。いままで保存しているDVDはちゃんと読めるんですよ、もしかして”中途半端焼き”状態なのかも。ほか、まったく不調はないんだけどなぁ。

触るものすべて破壊する”マジック・ハンド”オジサンじゃない!そう信じたいけど、たしかに酷使して、常に設定いじっているからなぁ、自分の責任なのかも。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

昨日は取引先を呼んで行事対応(自分は担当外/お手伝いというか顔を出すのみ)トラブル処理連絡がなければ休んでも良いくらいヒマ、それでもけっこう大きな案件の取りまとめ成ったり、出勤すればいろいろあるものですよ。ビール中ジョッキ2杯+白ワイン程度では体調に影響ない、というか、汗で流れてしまったのか、よう眠れましたし。土曜休みは昼からスポーツクラブへ行きまっせぇ、この猛暑をなんとかクリアするため。ここ数日、あまり音楽も聴けていなかったし、週末休みをゆったり、充実した休みにしたいものです。そういえば、今朝の朝日新聞によると、こんな猛暑+原発稼働なしでも電力には余裕あるそう、節電が行き渡っているのですね。我が家は時々、エアコン2台全開になっていたりするけど、LED電気に替えたり、ここのところ好天だったから布団乾燥機お休み、これはちょいと効いているかも。冷蔵庫は詰め込みすぎを反省しております。

EMI 3846992 17枚組2,356円Bach 半音階的幻想曲とフーガBWV.903(1946年)/トッカータBWV.913/イタリア協奏曲BWV.971(1946年)/インヴェンションとシンフォニアBWV.772〜BWV.801(1948年)〜マルセル・メイエ(p)・・・おお、スタジオ録音集成(17CD)は新装なって値下がりしたのですね。(2010年6月Amazon亜米利加より取り寄せた時は2,356円(税込))Marcelle Meyer(1897-1958)は往年の仏蘭西名女流、2枚組を入手してその柔らかい音色、しっかりとした技巧と粋に感心して(さらに自主CD4枚ほど追加を経)ボックス再入手した記憶も鮮明。おそらくプレイエル、打鍵に曖昧さのない力感に溢れ、しかも夢見るようにふっくらニュアンスに溢れます。馴染みのBach は強面に非ず、やや浪漫な風情、こんなマイルド瑞々しい世界には滅多に出会えない・・・音質は予想を超えて上等なもの。

昨日の続きMahler 交響曲第6番イ短調〜ハロルド・ファーバーマン/ロンドン交響楽団(1980年)・・・第3楽章「Amdante Moderato」再聴、終楽章「Allegro Moderato」迄、しっかりボリューム上げて拝聴いたしました。こんな恐ろしい、激しい音楽に集中できるのも心身ともの好調が前提でしょう。時代は既にディジタル(収録方式?さておき)恐るべき優秀録音であって、例の終楽章ハンマーは3回、その存在感は特筆すべきもの。やや遅めのテンポ設定は全曲で88:08、熱狂して前のめり・・・みたいな世界とは無縁、クールに淡々とした抑制が続きます。知名度含め、その辺り評価は低いというか、支持は得られぬかも。ワタシは久々に作品の大きさ、怪しさをたっぷり堪能いたしました。

昨夜例の如し、女房殿に頼まれてお仕事用のブログ執筆(LinxBeanにて)いくら優秀な経理マンだとしても、文書執筆には慣れぬままこの年齢に至って、四苦八苦しているみたい。ま、慣れと積み重ねですから。「40年位毎日書いていれば慣れるよ」(定命は尽きている?)との助言も空しい。文書引用の元ファイルを知り合いから送付いただいたら、ナント!懐かしい「一太郎」(.jtd)普段使いのKingOfficeでは開けない(GoogleDriveに上げてもアウトな)のでネット検索してみたら「一太郎ビューア」という配慮あるフリーソフト発見。これをWine経由LinuxBeanに入れてみたら・・・無事稼働。ノーミソに汗かけばなんとかなる!

こんな便利なものもあるのですね。元ファイル作成は女房殿よりもうちょっと歳上?(女性)ワープロは清書用といった概念(印刷するもの)ファイルの互換性みたいなことは考えていないのかも。そうか、年齢世代は関係なくて、職場ではたまたまWord主流だから、皆それを使ってるだけか。.doc(Word2003迄).docx(Word2007以降)混在して、時に互換性が問題になりますもんね。取引先にまったく互換性のない(しかもファイルサイズ節約にならぬ)Docuworksを内部標準推奨してますし。都度.pdf変換してメール添付しております。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

相変わらずの猛暑な週末、昨夜職場のビヤガーデン行事に付き合って、帰宅は10時頃でした。星が丘テラスはオシャレ、しかし湿度満載な”外”は少々ツラいものです。野菜中心の料理はヘルシー(揚げ物なし)女性向けか。ビールを得意としないワタシも中ジョッキ2杯いただきました。若い人たちとの談笑は愉しかったな、新人の女性は22歳でっせ、しっかりしている。ちょいと遅くまでテレビを眺めてフロ→即就寝〜5時過ぎ自然覚醒、ミニ・ジョギング+ストレッチ実施(洗濯も)。呑んだあと、珍しく睡眠不如意とか脚の痙攣とか、そんな症状は出ませんでした。

Classic Art / CA4001B CD4音楽はほとんど聴く時間はなくて、昨日朝、Vivaldi ギター協奏曲ニ長調RV93/ト長調RV85/ハ長調RV85/ト短調RV106〜2000年7月、”Villa Boschi”にて録音、とことだけれど、肝心の演奏者クレジットがない音源(ネット入手)ちょろり拝聴。ギター協奏曲ニ長調はけっこう有名な作品なんだけど、伴奏に管楽器を含んでおるのですね。Vivaldiって、例えば著名な「四季」でも管楽器入り版があるから、その流れかも。演奏はスッキリ軽快、素直なもの。古楽器かな?どなたか詳しい方、情報乞う。(4枚セットの4枚目、他3枚の演奏者情報はちゃんと有)

VOX2 7212今朝は早起きしたから、Mahler 交響曲第6番イ短調〜ハロルド・ファーバーマン/ロンドン交響楽団(1980年)・・・時間的に第3楽章途中迄。未だ熱心に廉価盤CDを漁っていた時期、懐かしいVOXレーベル中、どうしても買う勇気が出なかったもの。Wikiによると全集録音したらしいけど、ほんまか。確認できたのは第1/2/4/5/6/10番(カーペンター版)のみ。素直、物々しさのない、耳当たり抜群なるバランス演奏であって、ロンドン交響楽団の優秀なアンサンブルに感心いたしました。音質もまずまず。

帰宅したらラストまでちゃんと聴きましょう。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

昨日の定例データ点検、情報をシステムに取り込む作業も順調!すべて作業が終わった段階で?日程全誤り。EXCELの「基本日程表」(自作;基準日を入れるとすべてのデータポイントが自動で表示される)これがおかしい、全部間違って表示されて作業やり直し・・・自動計算がいつの間にかOffになって、表示が固定されておりました。要らぬ追加修正作業1−2時間、こんなこともありますよ。物流現場に指示行き渡っていなくて、伝票処理が誤っていたのを修正したり、微細な商品品質問題(お詫びと対策)が発生したり、ちょいと天中殺っぽい一日でした。

週半ばのケジメ、夜はしっかりエアロ・バイク45分(足の痙攣発生せず)+初心者エアロ45分、後半の基礎動作〜コンピレーションに付いていけないのはいつものこと、それでも今回は前回20%→40%ほど?元気な女性インストラクターが「きょうは皆さんよくできています!」って、ワシがターゲットかいな。ヘロヘロ、くたくたになって膨大なる汗まみれ、挙句、シャワー後に残念なパンツ替え持参忘れ、久々ノーパン事件を起こしました。なんと15年ぶり。やはり天中殺か。

肩こり腰痛に縁のない人生(肩がこったら風邪をひいているというわかりやすい症状)それが先月来の腰奥に鈍い痛み(これはほぼ運動でクリア)、昨日インストラクターの指示でストレッチしていたら、右肩付け根辺り一箇所かなりの痛み、左にもこり有。毎日、両肩回し前40回、後ろ40回欠かさないのになぁ、ここ2-3年ほど机事務仕事(ばかり)の結果か、それとも華麗なる加齢の結末なのか。ここもなんとかクリアしたいもの。

BRL93667相変わらず音楽はほとんど聴いておりません。Vivaldi 弦楽のための協奏曲集(1)/ハ長調RV109/ハ短調RV120/ニ長調RV126/ニ短調RV129/シンフォニア ホ長調RV131/ホ短調RV134/ヘ長調RV143/ト長調RV151「アラ・ルスティカ」/ト長調RV151/ト短調RV155〜ベーラ・バンファルヴィ(v)/ブダペスト・ストリング(1991年)・・・知名度さておきこの団体は贔屓にしておりました。数ヶ月前に聴いて、あまり佳き印象を得なかったのがウソのように、モダーン楽器のアンサンブルは端正に響きました。バンファルヴィ(v)のクレジットはあるけれど、ほとんどソロのない弦楽合奏(ラストRV155に登場。相変わらず絶妙なしっとり感有)、”洗練されぬアンサンブル”とはどのような聴き方をしていたのか。その数日前に聴いたサルヴァトーレ・アッカルド(イ・ムジチ)の艶と歌が念頭にあったのかも、こちら質実に生真面目な演奏ぶり、どれも珠玉の短い作品を堪能させて下さいました。

連日の猛暑+自民党の若手によるわかりやすい脱力発言(次の選挙は危ういですよ)に草臥れる日々、こんな肩のこらない音楽しか聴けません。(肩が痛いし)本日は職場若手発案によるビヤガーデン企画、立場的にお付き合いせざるを得ないのがツラいもの。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

蝉の声は絶好調!北海道も猛暑らしくて、暑さに弱い老父母がちょいと心配です。札幌のマンションってエアコンあったっけ?真夏に行ったことがないので記憶ありません。ないんじゃないか・・・エアコン入れての就寝は身体が冷えるし、一昨日みたいにエアコンなしだとどーも眠りが浅い〜昨日は終日体調不良(という一般的な表現に収まらぬほどへろへろ)挙句商品調達上のミス(予測外れ)のフォローに四苦八苦、なんとか仙台から運搬して冷や汗クリアしました。いつもなら一気クリアすべき残務、呆然として翌日に持ち越しました。昨夜は9時半には起きていられぬほど、エアコン気にしつつ5時に自然覚醒、ちゃんと朝のウォーキング+ストレッチ実施。夜は「地獄の初心者エアロビクス」強行して、なんとか体調を維持しましょう。

女房殿は奈良に異動になった息子(30歳)のところへ初訪問、元気に愉しくお仕事しているみたいだけど、彼女はおらんのか。北海道の爺婆、油断すると間に合わんぞ。

そんなこんな体調故、まとまった音楽拝聴不可、集中力が続かんのです。Bach 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005〜コンラッド(コンラート)・フォン・デア・ゴルツ(v)・・・彼自信の名前を冠した室内管弦楽団の録音はあちこちで聴いておりました。これはクアドロマニアとかちょいと出目怪しいCDに流用されていた音源(詳細情報不明)ネットより偶然入手したもの。かなり残響豊か、流麗さらさらとは対局にある、根性と魂入って、巨大なスケールと詠嘆と歌に充ちて立派!・・・だけど夏バテな聴き手には残り全部聴き通す、根性も体力も残っておりません。

NAXOS 8.553725Telemann トリオ 変ホ長調 TV42;Es1(食卓の音楽)〜オーケストラ・オブ・ザ・ゴールデンエイジ(1995年)・・・NOXOSから4枚分録音が出て、一枚即入手、ガッカリした記憶有。立派な団体名「黄金時代管弦楽団」への期待虚しく、演奏さておき、残響ほぼ皆無な音質に+古楽器(だと思う)の乾いたサウンド、つまりは音質がよろしくない。ノリも足りない?この一枚(第2集)残り3曲を続ける気力も尽きました。独逸ハンブルクの団体か、その後の噂も世評の言及も探せぬほど話題になっておりません。

そんなこんな最悪な音楽生活であります。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

もう今更!モウレツな猛暑。職場のサンプル保存用の冷蔵庫も稼働不良、日曜誰もいない職場は50度ほど?冷却がうまく稼働しなかったらしい。相変わらずやる気盛り上がらぬ日々、お仕事は粛々と消化、中堅の大失敗に上司が厳しい叱責をしている場面に同席はツラかったな。夕方ちょっぴり降った(雷鳴も有)ので、気温はやや下がって、なんとかエアコンなしで就寝できました。本日はお仕事週次作業の山、おそらくはスポーツクラブ鍛錬の成果、倒れずに乗り切りたいものです。

ALT197Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年サントリーホール・ライヴ)・・・世評大絶賛。この時点78歳ねぇ、凄い爺さんでっせ。衰えなど微塵も感じさせぬテンションの維持、アンサンブルの集中力、しかもライヴ!ベルリン・フィルだとオーケストラの艶、迫力や上手さが前面に出てちょっと違和感もあるんだけれど、この北ドイツのオーケストラだったら辛口に響いて、期待通り予想通りカッコ良い構築物出現いたしました。この人、走ったり煽ったり、もの凄く揺れたりしないんですよね。テンポも特別に遅いわけでも(もちろん速くも)なし、ひたすら盤石な音の積み上げ、徒に大柄に見せようともせず+ライヴ故の感興の高まりも感じました。

但し、我がオーディオ環境では世評絶賛するほどの音質には思えない。第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend」にはもっと天国的な陶酔が欲しい・・・おそらく、安物故の限界+聴き手の夏バテが要因でしょう。ラスト迄聴いて疲れ果てました。

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

新しい一週間始まります。猛暑にどこにも出掛けられぬ休日は引き隠り、せめて掃除ついで、パソコンオーディオ部屋のカーペット(安物)を洗濯いたしました。あっという間に乾く天候也。エアコンなしで過ごせる時間は限られ、音楽読書はしっかり冷やした部屋で。和田秀樹「人生の軌道修正」(新潮社新書)・・・和田さんの著作は一般に好意を以て拝読しているし、評判もよろしいみたい。常識を疑うとか、ステレオタイプな発想を止めるという点では、例示されたこともほとんど既知であって、一部踏み込みが甘いモノさえ有。唯一「現役時代にホワイトカラーをしていた人が、引退後にブルーカラーのお仕事をしても続かない」という当たり前の指摘は身につまされました。

一昨日不本意な印象だったMahler 交響曲第3番ニ短調〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル(1978年)再び、第1楽章と終楽章のみ拝聴確認。しっかり冷房+ボリュームしっかり上げて印象かなり変化、このオーケストラはやがてジュリーニ(1978-1984)プレヴィン(1985-1989)を経、いっそう洗練された響きへ至るのですね。パワフルに瑞々しいサウンドはこの時点、未だ細部の仕上げにやや甘さ、なきにしも非ず、しかしそれを上回る勢い、溌剌若さの魅力たっぷり、真夏に相応しいウキウキとした熱気に包まれます。問題は聴き手の気力体力集中力なのですね。

オリジナル・ジェケットその流れからMahler 交響曲第3番ニ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック(1961年)・・・第1楽章のみ拝聴。バーンスタインも43歳、オーケストラは荒削り(各パートの力量はやや落ち?)、オーディオ的にも時代をちょっぴり感じさせても、この集中力、作品に掛ける情熱をしっかり感じさせる”アツい”演奏也。この系統(熱血入込系)の演奏は、聴く前から敬遠気味、しかし聴けば必ず感動するのも間違いありません。但し、心身ともの好調維持が大前提。第1楽章「Kraftig. Entschieden」(力強く、決然と)だけで30分!冒頭のホルン8本の斉奏ぶちかましからカッコよく、やがてしっかりとした足取り”メーデーの行進”に至って熱気が高まっていく・・・最高!(ちゃんと全部聴けよ!→ワシ)

Schubert ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960〜ワルター・クリーン(p)(1971-73年)・・・浪漫派のピアノ曲とか室内楽は一般にお気に入り、この長大深淵静謐な作品は、美しい歌に溢れ、人生の諦念に至って、中年以降の情けないオトコの背中を彷彿とさせました。深い眠りからじょじょに目覚める第1楽章「Molto moderato」、足取り重い苦渋の歩みを連想させる第2楽章「Andante sostenuto」、第3楽章「Scherzo, Allegro vivace con delicatezza」は楽しかった昔の思い出に心躍り、ちょっと心象風景は理解できない第4楽章「Allegro ma non troppo - Presto」の妙な明るさ、解決感・・・ワルター・クリーンはメジャーレーベルに録音は少なかった往年の名手(1928-1991)、このVOX録音は時代相応と言えぬ水準、それでも抑制の効いたていねいな仕上げに満足いたしました。

では、行ってきます。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

酷暑続きます。熱中症にて数人お亡くなりになるといった残念な記事もこの時期特有のもの。ワタシはいささかキモチの足らぬ【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新(かなり以前の在庫原稿に加筆)+スポーツクラブ通いがやっと、やる気が出ません。夜、ご近所吉野家で喰った鰻も(値段相応に)マズかったなぁ、予想通り。運動すると背中に激しい汗をかくので、タオルを入れております。出掛けに洗濯物取り込んだ中から一枚抜いて、Tシャツの中に入れて余った部分は首の辺りに出る・・・終わった後に抜き出すとそこには「ぞうきん」との記入が・・・もしかして、エアロビクス最中ずっと首筋には「ぞうきん」の文字が踊っていたかも。

エアコン必須な休日はけっして体調にはよろしくないけど、仕方がない。岐阜県多治見市では最高公式気温39.9度Cとのこと。ほとんどフロでっせ。

長谷川豊「『見たいテレビ」が今日もない〜メディアの王様・崩壊の現場」(双葉新書)・・・テレビの大ファンであるワタシはここ数年、番組のオモロなさ、芸人の人気(いかにも浅薄な一発屋含む)に頼った安易な番組作りに辟易しておりました。彼が残念な「冤罪」から辞めざるを得なかったフジテレビの低迷、過去の成功譚の焼き直しにしがみつき、一部の人気実力容姿とも抜群の女子アナ(異常な、安易な)酷使は彼女等をフリーへと押し出し、マンネリなお笑い芸人(または一部タレント)が飽きられるとともにますますダメになっていく・・・

彼らアナウンサーがいかに陰で努力を重ねているか、時に週刊誌ネタにバッシングされるヴェテランがいかに素晴らしく美しい、正しい日本語を話しているか。本気の努力が正直に画面に出ること(世界の果てまでイッテQ/イモトアヤコの壮絶な登山〜オモロさ、真剣さ)カネがないなら知恵と工夫で!テレビ東京の躍進。2014年5月第1刷、一年以上経っていささかも内容に劣化なし。今や見たいテレビはNHK-BSのドキュメンタリーと一部ドラマくらいかも。

これはLPデザインMahler 交響曲第3番ニ短調〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル/モーリン・フォレスター(con)/カリフォルニア少年合唱団/ロスアンジェルス・マスター・コラール(1978年)・・・彼が育て上げた(1962-1977)オーケストラの集大成、今までウィーン・フィルなどと録音をしていた大曲Mahler を手兵にて録音したもの。当時42歳気力体力溢れている頃の記録也。数十年単位で愛聴していた録音は夏に相応しい名曲也、これがどーも”イマイチ感”抜けません。猛暑に負けた体調のせいでしょうか。

まず往年の優秀なる英DECCA録音は(おそらく手持ちのCD問題+ミニマリスト・オーディオのせいか)やや劣化を感じさせ、若々しいヴィヴィッドな勢いに水を刺された印象有。もしかしたらほぼ30年後の凄いアンサンブルを先に聴いていたから?オーケストラの技量厚み、勢いも充分なのに、肝心の聴き手が劣化がいっそう進んでいるのかも。聴き疲れして、ラストにたどり着くのに少々苦戦しました。ここ最近、ピカピカ21世紀のディジタル録音ばかり聴いていたせいか。この作品との出会いであるアバド辺りを聴いたらどんな感想になるのか、再確認するにはあまりに長大なる作品でしょう。情けない。(再度、部屋にエアコン入れ、ボリュームたっぷり上げて挑戦中)

LP時代のデザイン今朝、Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜カルロス・パイタ/スコティッシュ・ナショナル交響楽団(1975年)・・・データ入手(LP板起こし)。オーケストラを確認せぬまま再生してびっくり!たった今、往年の英DECCA録音云々したばかりなのに、往年のPhase4録音は貧者のオーディオと相性よろしいのか、明るく、勢いに乗った熱血演奏也。途中オーケストラを確認したら、時に響きの淡白さ、薄さが気にならんこともないスコットランドのオーケストラ、この鳴りっぷり、オーケストラのドライブにパイタの実力をしっかり確認いたしました。これはしっかり感銘深く受け止めましたよ。


2015年8月某日/後始末発想転換の日々

朝から28度C、猛暑な週末、否応なくエアコン入れて就寝、4時に起きだしてエアコン止めて冷えた身体を温めて、体調戻しました。軽くミニ・ジョギング〜コンビニにてパンを購入してノンビリとした週末休みとなりました。お仕事は猛暑に押されていや増すやる気のなさ、辛くも通常宿題はクリア、帰宅すると女房殿の職場よりデスクトップパソコンの不具合見てね、と現物到着、しかし、バックアップ・ディスクなし(内蔵タイプであったことはあとで気付いた)それよりディスプレイをつなぐケーブルがない、本体だけ持って来られてもねぇ、こちらひと通り道具を取り揃えている業者じゃあるまいし。段ボールいっぱい溜めていた歴代パソコン部品ケーブル類は、2013年ご当地転居契機にに全部捨てました。夜半にディスプレイ+ケーブル到着〜4時間ほど掛けて状況点検。

CPUもそれなり、メモリ(4gb)HDDは500gb、OSは「8」立派なHP現役品でっせ。高かったんちゃうか。起動時に診断ソフトが立ち上がって曰く、HDDに致命的なエラーがあるとのこと。四苦八苦して起動させるとたしかに異常に動きが遅い。しかし、OS側でHDDのエラー診断すると「問題なし」。以前経験したのと似たような状況、異様に自動起動ソフトが多く、有料ノートンは何故か?完全稼働しておりません。過半の自動起動を抑制して、テンポラリーファイル(4,866個!)削除したら速度はほぼ通常に戻りました。おそらく、HDDと基板(マザーボード)の遣り取り不具合じゃないか=クリーンでOS入れても快復はおそらくムツかしい・・・当面立ち上がるうちにデータ回避して、諦めるよう助言しました。修理したら基板そっくり差し替え、エラい金取られまっせ。(翌日の情報、前回調整したノートパソコンと同一使用者とのこと。つまりオススメされたものは全部入れる、受け入れる!動き鈍かったら途中でガンガン電源を切る!豪快な、困ったオッサンでした)

eMachines E732ZACER Aspire AS5750に「10」導入して一日、思いの外順調だったので、女房殿用eMachines E732Z(7/64bit/メモリ4gb)にも「10」入れてみました。彼女曰く「動きは軽快になった」とのこと。ほんまかいな。こちら、オーディオ再生ソフトがなんやら新しいのになって閉口、設定をもとのFoober2000に戻したり、手探り状態を愉しんでおります。どーして「XP」◎→「Vista」×→「7」◎→「8」×→「10」○?(検証中)交互に失敗作が出現するのか・・・Windowsはワケわからん。

4596392Bartok ヴァイオリン協奏曲第2番/ラプソディ第1/2番〜ギル・シャハム(v)/ピエール・ブーレーズ/シカゴ交響楽団(1998年)・・・ちょっと旧いけど刷り込みはメニューイン/フルトヴェングラー(1953年)かなぁ、なんとかとてつもなく恐ろしく怪しい作品!といったイメージ有。これを完全に覆してイメージ一掃、素晴らしいモダーンな洗練に溢れ、作品の素の魅力を余すところなく、細部までクリアに聴かせます。ソロもオーケストラもスムースな技巧の切れ味、清流のような澄んだサウンドがクール!そのもの。なんとなくBartokって民族的泥臭い旋律、リズム、サウンドみたいに思っていたけれど、それは思い込みだったのですね。

Beethoven ピアノ協奏曲第1番/合唱幻想曲〜アンソニー・ニューマン(fp)/スティーヴン・サイモン/ ロンドン・フィロムジカ・アンティクワ管弦楽団/合唱団(1986年)・・・メルヴィン・タンのわずか3年後、ニューマン(1941-)は前奏からオーケストラに乱入しております。懐かしいサイモン(1937-2013)の古楽器も闊達、スムースな技巧の洗練という意味でメルヴィル・タン/ノリントンのほうが完成度は高いかも知れんが、こちら力感に溢れ”古楽器の弱さ”みたいなものを感じせぬもの。知名度全然、既に廃盤(DIW-505)だけど。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi


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