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音楽日誌●日々の振り返りと後悔●日々の振り返りと後悔 ●今月の近況
1999年7月岡山県郡部/初代デジカメ30万画素にて撮影
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●2011年7月某日の振り返りと後悔

先日、左奥歯下の詰め物が取れてしまったのが木曜夜。翌日即治療可能でした。昨晩夕飯時、気付くと左奥歯上の詰め物が取れていて、現物は既に胃の中。今朝、回収を試みようか・・・と一瞬思ったが、もちろんムリ。土曜夜というのは間が悪い、ご近所の土日も開いている医院へ行ってみましょう。こんどは型どりからはめ込みまで一週間くらいは掛かるだろうし、治療費もかさむだろうなぁ。まいった。相変わらず睡眠は浅いが、早朝のウォーキング+ストレッチは継続中です。猛暑だけれど体調はそう悪くはない。

Disques Jean-JeanBruckner 交響曲第8番ハ短調 (1887/90 mixed versions, ed. Haas/Live, 23.8.1976)〜朝比奈隆/大阪フィル・・・Disques Jean-Jean全集録音完了後に録り直したという曰く付きなもの。ボックスには15-16.4.1976の没録音も含まれております。(未聴)昨日、第7番では時にアンサンブルのラフなこと、終楽章に於ける疲れ、響きの濁りを(ちょっぴり)気にしたが、こちらほぼ不満なし。もとよりミス・タッチ云々するつもりはないんです。なんせ一発録りライヴらしいし。最初から骨太であり、スケール大きく、悠然とした”間”、呼吸、リズムも深い。大阪フィルは善戦しております。生体験はさぞや!という感動は想像に難くない。1970年代、未だ日本にてBruckner受容がそう進んでいない頃、こんな圧巻の貫禄横綱相撲演奏が実現していたことに驚きます。

管のピッチが気になる、弦が少々薄い、縦線が合っていない〜そんなことは指摘可能でしょう。それを凌駕する真摯な熱気、この名曲を壮絶な集中力にて乗り切った演奏に敬意を表しましょう。音質も自然な会場サウンド(神戸文化ホール)が捉えられて、現役水準と思います(ちょっと評価甘いかな?)。

行ってきましたご近所歯科。いまどき歯医者は乱立気味で、ここは平日夜10時迄、土日もやっております(訪問治療も有)。外れた詰め物は金属でして、たしか10年もの。その後、エエ感じの樹脂が開発されたみたいで、あっという間に治療完了。文句なし。つい数週間ほど前、歯の状況は診てもらったんだけれど、かかりつけのところはヤブだったのかな?なんともないはずが、前歯に虫歯少々、歯茎の歯肉炎は一部要治療とのこと。医者による見解の相違?歯磨きには常に熱心なんですけど。とにかく良い機会なので、ちゃんと治療いたしましょう。

なんか冴えない7月も本日にて終了。猛暑本番はこれからです。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

土休。体調まぁまぁにて早朝ウォーキング継続。真夏の蝉は喧(かまびす)しいが、心身ともの体調はいまいちであります。もう数ヶ月行ったり来たり、青息吐息で日常業務をこなして、表面上職場ではいつも余裕、元気だけれど、早々に職場を出たり(どこにも寄るでもなし)、時に休んだり、が続いております。元気でサボる!遊ぶのが望み。

昨日通勤音楽。Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」(ルネ・レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル1962年)/交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」/Haydn 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」〜ヨーゼフ・クリップス/ロイヤル・フィル(1960年代)・・・レイボヴィッツのMozart は珍しいですね。かなり硬派、ムダを削ぎ落としたような表現、繰り返しなし。オーケストラはなかなか上手い。これが名手ヨーゼフ・クリップスになると、同じオーケストラながら微妙にタッチが柔らかく、余裕があって優雅な表情に至って、流石!の出来であります。じつは後者2曲はLP時代からお気に入りでした。コンセルトヘボウ録音に負けぬ魅力でした。当時の英DECCAのチームによる録音もおみごと。

なんか、エラく中古価格上がっておりますね。そんなに苦労して入手すべき音源かどうかはコメントなし。

映画「南極料理人」のDVDは返却してしまったが、あれは網走にセットを組んだそうですね。これといった起承転結、劇的なエピソードなどない、淡々じわじわ細部微妙なニュアンス変化が極限にオモロい、緩い・・・表情で表現する料理への賞賛、人間関係のすれ違い、閉鎖されたオトコ社会のしょうもない行為(女性にはどう見えるんだろう?)、むさ苦しさ、家族への愛。amazonの(賞賛)レビューが数多くあって、予想通り低い評価も存在する・・・曰く「ただ南極行ってメシ食ってる映画です」「個人的にはもう少し短かったほうが・・・わざわざ映画化するほどの作品だったのかな」「いや南極で料理作るだけの映画に星5つはおかしいだろ」「特に盛り上がる場面があるわけでもなく、南極の観測所で働く人々の生活が淡々と描かれているだけであり 「面白い」とは思えなかった」「何がおもしろいんですかね。典型的なつまらない日本映画を見た気がしました」「こういういい加減な映画が作られる土壌が、日本映画には脈々と受け継がれているということなんですかね。このどうしようもない、リアリティのなさ」〜嗜好品には好き嫌いあって然るべし、しかしラストのコメントには悪意さえ感じますね。

クラシック音楽でも似たような事象が発生するんだけれど、この人はオール日本映画のオーナー?神なの?某隣国の首領様?”典型的上から目線”。この方の理想ってなんのなのか。「自然のアルバム」最高!というのも各自の嗜好でしょうが。歴史的大スペクタクル大巨編!だってそう。それが好きだ、という人に悪罵を叩き付ける趣味は持ちたくないな。

1970年代録音にて、朝比奈隆のBruckner 交響曲全集(Disques Jean-Jean 13枚組)があります。LP時代は超・希少価値だったそう。やがてCDにて、それなり入手しやすい価格に落ち着いたけれど、これがネットから音源ダウンロードできる!といった凄いことになりました(その後閉鎖)。ワタシはBRUCNKER大好きだけれど、ゲオルグ・ティントナー以来(自分なりの)評価に混乱して幾星霜、先日はジョージ・ショルティに感心したり・・・故に、エラそうなことは言及不可。(それを前提に)

Bruckner 交響曲第7番ホ長調(1885年ハース版)〜朝比奈隆/大阪フィル(1976年)・・・世間で大騒ぎするほど朝比奈翁の録音は積極的に聴いてこなかったし、長く大阪に居住していたのにとうとう演奏会にも足を運ばなかった罰当たり者。ワタシには大阪フィルのアンサンブルが少々ツラいんです。金管のピッチがヤバイいところとか(ミスタッチ云々に非ず)。後年のイメージから比べるとやや速めのテンポ、骨太ヴィヴィッドな活気があって、なかなかよろしい・・・先入感というのはあかんね。この作品の白眉と思う第2楽章「アダージョ」に於ける弦も好調、充分深い、味わい深い〜作品が進んで最終楽章にて、明らかにオーケストラが疲れている感じ。それに響きの洗練不足で少々疲れる・・・のは、聴き手の集中力の欠如なのでしょう。

「こういういい加減な録音が作られる土壌が、J-Classicsには脈々と受け継がれているということなんですかね。このどうしようもない、雑なアンサンブル」なんて、絶対に言いたくもないし、そんなこと考えてもいませんよ。再度、もう一度トライしてみましょう。いえ、何度でも。ちなみに音質は自然で、なかなかのものでした。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

やや体調不良。昨日は午前中に狙いの諸残務完了にて、昼から帰らせていただきました。自宅でぼんやり、音楽を聴くような体調に非ず。今朝はいつものウォーキング実施、これよりいつも通り出勤するが、【♪ KechiKechi Classics ♪】 暫時休憩中です。どーもあかんね。

とにかく朝8時前、ビル入り口シャッターが開く前に出勤、昨日半分休み分残務処理〜と思ったが、さしたる量はなし。ほんまはいくらでも”次”の作業は存在するんだけれど、自分なりのスケジュール(というかサボり言い訳)があって、ほんまに休んでも問題ないくらいの、ちょうど隙間の時期。資料揃えてチームの打ち合わせ少々、夕方からビル内で行事有、直接は関係(自分の担当では)ないが、西日本より旧知の人々がかなりやってくるんです。岡山時代、一番親しかった(取引先の)人が異動で当該の担当になっており、「嗚呼、あの時が一番楽しかった!」と言って下さったのがワタシの勲章です。行事終えて、メールを確認したが昼から一通も来ていない・・・故障か?と訝るほど・・・ちょっぴり雨降って、猛烈な暑さ+湿度にて早々に帰宅。

帰宅してゆったりしております。【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例サイト更新、一個のみ実施。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

本日も宿題明確で、既にノーミソ中でお仕事消化シミュレーション開始しております。先日の台風以来、やや猛暑は和らいで夜、エアコンなしの就寝ながら、やはり寝苦しいですね。朝から蝉の合唱盛大ですし。ちゃんと早朝ウォーキング+ストレッチを(カルく)実施したが、小雨が降ってきました。これ以上湿度高いのは勘弁してくれ。昨夜、オークションにて落札した布団乾燥機到着、送料総経費込1,600円ほど、無名電機メーカーのもの。ちゃんと動きましたよ。当たり前だけれど。

Vaughan Williams 交響曲第6番ホ短調〜アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(1968年)・・・RCAの一連のボックスには録音情報がほとんどないのが弱点。ディスコグラフィによると全集中1967年の南極交響曲(第7番)が最初の録音なんですね。後年、彼はどんどん力みとムダを削ぎ落とした穏健に至るが、当時若手の39歳、キレと勢いがあって、けっこう派手にハードに演奏しております(第3楽章「スケルツォ」辺り)。ロンドン交響楽団がぐっと腕を上げつつある時期の録音であって、音質も鮮明。エイドリアン・ボウルトの盤石の落ち着きとスケールとか、アンドルー・デイヴィスの地味な質実な演奏とも違う、もっと華やか、やや軽量な演奏でした。

さて、そろそろ出掛けましょう。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨日朝から頭痛、ヤクで乗り切りつつ資料完成。昼ラーメン喰って、特急サンダーバード中熟睡状態にて快復狙いました。なんか車中もの凄く熱く、悪夢連続でしたね。

先ほど、金沢(泊)〜鯖江経由にて帰宅。昨夜は金沢の旨いもんを堪能したが、あきらかに酒を節制している(日本酒派の林が薄い焼酎の水割りをちびちび)のを見咎められ、むりやり冷酒2種味見評論強要、って、つい先日までぐいぐい呑ってましたから、ほぼ同じメンバーで。哲学美学(?)に反して2次会突入(なんせ上司同行/お相手先は幹部/ずいぶん昔からのお付き合いながら)、但し、カラオーケストラなど存在しない上品な店でした。いつもと違って(やや)高級ホテルは空調が素晴らしい。でも、出張するとほとんど眠れないのはいつものこと。会議は好成績を受けて和気藹々でしたよ。資料準備もほぼ完璧。本日の鯖江会議対応はかなりエエ加減だったが。許してね。

夕方大阪に戻って、耳鼻科整形外科ハシゴ。腕膝ちょっぴりラクになりました。明日、諸宿題残務一気に消化しましょう。

CHAN10144-47X出張移動中音楽。Debussy 管弦楽のための映像/遊戯/カンマ〜ヤン・パスカル・トルトゥリエ/アルスター管弦楽団(1989年)・・・ワタシはDebussyの佳き聴き手は言い難いし、ブーレーズの明晰な演奏が刷り込み故、少々嗜好が異形なのかも。世評は知らぬが、デリカシーに充ち、繊細な雰囲気たっぷり良い演奏と聴き取りました。仏蘭西の指揮者がアイルランド・ベルファストのオーケストラ指揮、とかなんとか、そんな先入感抜きに、けっこうほんわかだけじゃなく、アンサンブルの集中力もあるし、”上手い”オーケストラだと思いますよ。帰宅して、更に「海」/夜想曲/春/牧神の午後への前奏曲を確認したが、オーディオ環境変わっても上記印象に変化なし。あえて言えば・・・派手派手しい爆発時(例えば「祭り」辺り)に少々雄弁が過ぎるかな?と感じた程度か。音質も極上。各パートのマイルドな絡み合いは、なかなかのものでっせ。

Bruckner 交響曲第8番ハ短調(2000年ライヴ)/Schubert 交響曲第8番ハ短調「未完成」(1999年ライヴ)〜ギュンター・ヴァント/ミュンヘン・フィル・・・彼のBrucknerに駄演などありえず。頑強な構築物を正確に積み重ねたような偉容、明晰かつ抜群の構成感を以て徒に浪漫に走らない。細部誤魔化しはありません。彼の録音を多く聴いているわけじゃないんだけれど、あとはオーケストラの色と録音が問題なんじゃないか。ライヴ故の問題かも知れぬが、ミュンヘン・フィルにサウンドの芯とクリアな響きが(少々)足りぬ印象はあります。いずれ、それは外野の勝手な言い種、久々この名曲を堪能いたしました。「未完成」はヴァントの十八番であって、ワタシは彼以外の演奏では「名曲!」と感じたことはありません。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨夜は10時半頃の帰宅、日本酒派のワタシだけれど、最近、翌日に残ることが多くて、ハイボールにてお付き合いいたしました。ま、焼肉に日本酒は合いませんし。盛り沢山のお仕事宿題+断続的なミーティング、本日昼前には職場を出て金沢へ向かうが、昨日のウチにほとんど資料準備ネタは揃って、あとは整理して印刷するのみ。間に合うでしょう。絶好調とはいえぬが、体調まぁまぁ、今夜も出先で酒席です。んもうカンベンしてくれ、ってな感じ。今朝も早朝ウォーキング実施。空気が涼しい。

通勤音楽は(再び)Vaughan Williams 南極交響曲(第7番)〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル/ジョン・ギールガッド(ナレーター)(1953年)・・・英DECCAの旧録音は音質抜群。昨日”情景のエピソードが脈絡なく続いて”と書いたけれど、ボウルトの手に掛かると確固たるメリハリ、雄弁な爆発、うねるような骨太の説得力に驚かされます。ホンワカとした静謐のみに非ず、音楽の全貌がわかりやすい。これは作品に対する盤石の自信と愛情なのでしょう。イメージとしては、Mahler 交響曲第7番に於けるバーンスタインみたいな感じか。各楽章にナレーターを夾むのは、必ずしも作曲者の意図ではないらしいが、プレヴィン以来のワタシの刷り込みではあります。

それでは出掛けましょう。業務用ノートパソコン持参しないと(同行)上司に叱られるでしょうか。メール設定のみ入っているUSBメモリで勘弁願えぬか。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

相変わらずの睡眠状態だけれど、早朝ウォーキング+ストレッチ継続、蝉が盛大に鳴く中、涼しい空気を堪能いたしました。今晩は職場予算達成焼肉喰い放題だったな、ま、たまには良いでしょう。ワタシは基本、魚派なんだけど。それまでに明日出張の資料仕上げなくっちゃ。昨日、無事布団乾燥機、激安にてオークション落札出来、今週中には到着の運びとなることでしょう。昨夜はご近所オープン餃子専門店に訪問、なかなかおいしく、安価だけれど、メニューの幅が小さいのが弱点?神戸辺りの専門店は”ほんま餃子のみ”みたいな品揃えでも不満に思ったことはないんだけれど、この不足感はなんなのか。大阪風極小サイズに非ず、フツウの大きさ+味噌といった神戸風でした。とくにこんな真夏にはエエ感じ。

DMMは、2枚一組で予約なので、かつて封切りを見に行った映画「南極料理人」拝見。実話。本も先に読みました。ま、状況設定、環境、登場人物があまりに個性的で、筋書きらしい筋書きほとんどなし、短くも些細なエピソードが連続していて、それがじわじわと抱腹絶倒。極限なるオトコ世界(わずか8人の閉鎖社会)に納得共感する部分が多い。食べることが唯一の楽しみなんだろうな。一番ラスト、日本に帰って家族揃って遊園地、そこで喰うテリヤキバーガーに「旨っ!」と呟くのが唯一で、全編「旨い、おいしい」B級タレント風のコメントは一度も出現せず、すべて表情と行為で”味と感慨”が表現されました。

断続的に音楽を聴いていて、例えばVaughan Williams 南極交響曲(第7番)〜アンドルー・デイヴィス/BBC交響楽団/パトリシア・ロザリオ(s)/BBC女声合唱団(1993年)・・・映画音楽「南極のスコット」がベースになっており、情景のエピソードが脈絡なく続いて、雪女の妖しい誘い(ソプラノのヴォカリーズ)出現(勝手にそう想像)!して難解そのもの。子供の頃、プレヴィンのLPをジャケ買い(超・贅沢2,300円!RCA豪華ジャケット極地写真集付)。当時はまだBB比率の高い音楽性活だったし、ほんのガキにこんな音楽理解できたハズないんだけれど、当時柔軟なるノーミソ力圧倒的にて、細部迄旋律馴染みであります。長じて英国音楽好きに至る原点のひとつ。それにしても、ほんまに脈絡なし、挙げ句、アンドルーの演奏は(録音印象もあってか)ほんまジミ。

Ravel 「高雅で感傷的なワルツ」(悪訳と思う”上品でセンチメンタルな〜”がイメージに合う)/古風なメヌエット/逝ける女王のパヴァーヌ〜スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ/ミネソタ交響楽団・・・このオーケストラのシェフ在籍1960年〜1979年だから1970年前後の録音か。これが曖昧なる雰囲気やらサウンドの色気で聴かせてしまう方向とは真逆、精密な作品を正確かつヴィヴィッドなアンサンブルにてきっちり聴かせ、素晴らしい成果を上げております。1960年頃のデトロイト交響楽団もそうだけど、亜米利加!と侮れぬ繊細なアンサンブルを堪能させて下さいました。

さて、元気で出掛けましょう。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨夜は睡眠不如意(断続的に目覚め、眠りが浅い状態)だったが、なんか久々の体調爽快な休日を過ごしております。気持ちも前向きとなって、知的興味も上昇気味〜ChromeOSもダウンロードして(CD起動で)試してみましたよ。当たり前だけれどLinuxなんですね、これ。まだ、様子を見た程度なんだけど、「ネットライフを送るのにOSなど関係ない」時代がやってきていることを実感させます。一方で”機能専用化”=ブラックボックス化が進んでいる(代表例がスマートフォン)ようで、こんなOSが新しい世界(自由自在カスタマイズ)を切り拓いて下さることを期待いたしましょう。

あるべき姿はメーカー都合ではなくて、使い勝手+使用用途なんだ。ChromeOSに限らず、様々なLinuxにて【♪ KechiKechi Classics ♪】 サイト更新が簡単にできるようにならぬか、研究+努力次第で既に実現可能な段階に至っている手応え、しっかりありますよ。

数週間前、テレビでエラく感慨深かった映画「君が踊る、夏」、なんとしても再度見るためDMMに加入、昨日DVD到着。昨日、今朝と既に2回しっかり見ました。テレビでは数カ所カットがあったことを発見、主たるストーリーに影響はないんだけれど、あとあとの展開複線になっている場面や、一部意味不明になっていた部分が氷解。いずれ、子役が痺れるほど可愛らしく(高知弁が上手い!って、専門家じゃないけど)、高知の自然風景は文句なく美しく、”よさこい”に於ける「いちむじん」(一生懸命の意)の踊りがあまりに素晴らしい。殺人事件も暴力場面も、情愛行為場面さえない、悪人は誰も登場しない健全映画であります。子供の病気は掟破りっぽい常套手段、若者のストレートで不器用な愛と人間関係、親子の信頼関係、ありきたりといえばその通り。端役が豪華(ちょい役で重鎮ずらり)であって、主人公の先輩カメラマンがDAIGO、同棲している彼女が里田まい、というのもハマり過ぎ。

ラストのスタッフ・ロールで、よさこい後の打ち上げ場面が小さい画面で出るんですよ。きっと、本編でカットされた部分であって、これも未来に対するちょっとした希望になっておりました。

KDC5015Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団(2006年ライヴ)・・・昨日、バルビローリをしっかり拝聴したばかり。これが”現代の”Mahler なのか。対向配置、コントラバスは最後方一列、なによりノン・ヴィヴラート奏法、そして詠嘆とかタメとか、そんなもの(バルビローリがある意味代表例)とは無縁の表現也。じつは昨年来数度聴いていて、そのあまりにさらさらと油脂分が抜けたようなサウンドに疑念を感じておりました。テンポは中庸。これがボリュームを上げて集中すると、かつてない”素”の姿が見えてくる思いがありました。作品の元々の素朴な本質、ぎらぎらした濃厚浪漫やムーディーなサウンドではない、真摯、ストレートで飾りがない。もちろん、色気もなし。存分に個性を堪能いたしました。

オーケストラは上手いっすね、抜群に。こんなノン・ヴィヴラート奏法はノリントンの時だけなんでしょうか。彼が去ったあとはどないなってしまうのか?ちょっと心配になるほど。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨日自分に科した宿題はけっこう膨大、土曜出の順番でもあるし、出勤は覚悟の上だったが、意外と順調にお仕事進捗成。無事週末休みとなりました。体調はよろしくて、帰り途中、(暑いことだし)理髪店へ。例の如しの思いっきり短髪状態へ。帰宅して風呂入ったら〜一気に体調悪化、ヘロヘロに。ゆっくり【♪ KechiKechi Classics ♪】 の原稿でも、と考えていたのに思惑が外れました。それでも食欲有、今朝にはまぁまぁ快復して恒例の早朝ウォーキング実施、四苦八苦してサイトも一本のみ更新しておきました。

昨日通勤音楽は、Villa-Lobos ショーロ第1番〜ファビオ・ザノン(g)・・・ジョン・ネシュリング/サンパウロ交響楽団による”ショーロ全集”(3枚)より。ギター愛好家には有名な作品なのでしょう。日本人好みのほの暗い哀愁のメロディーが、例の如しブラジルのスタッカート・リズムに乗って素敵。ご本人の演奏がネットで聴けます。ザノンの演奏はもっと洗練され、端正で落ち着いた味わい。もっと荒々しくかき鳴らして欲しいですね。それでも5分間、あまりの愉悦に数回繰り返しました。行きも帰りも偶然座れたので、いくつかCDを替えつつ愉しみました。第2番はフルート(エリザベート・プランク)/クラリネット(オヴァニール・ブオシ)の自在な二重奏であって、密林の奥、見知らぬ極色彩の鳥たちが啼き交わすような不思議なテイスト。わずか3分弱。

ショーロ第3番 「きつつき」 (Pica-Pau)はクラリネット、アルト・サキソフォン、トロンボーン、ファゴット+ホルン3本にサンパウロ交響合唱団による3分半ほどの作品。これはサウンド的に”ブラジル版ミサ”的雰囲気であり、リズムはスタッカートして、しっかりブラジルであります。ショーロ第10番 「愛情の破れ」〜ネシュリング/サンパウロ交響楽団/合唱団全面大活躍、このオーケストラけっこう上手いっすよね。ジョン・ネシリングは既に解任されたそう。このオーケストラでBB辺りを聴きたいとは思わぬが、明るくよく鳴るサウンドはひとつの個性と想像されます。熱血ブラジル(亜細亜の片隅で想像するところ所謂)アマゾン奥地の音楽、熱気みたいなものがひしひしと伝わります。「大怪獣モスラ」南海の孤島原住民土俗風の音楽でもある。

カッコよい!夏らしい。平易でわかりやすい、文句なし。

おそらくは十数年ものの「布団乾燥機」(三菱電機)今朝、とうとうアウトか・・・ここ最近、上手く電源が入らなかったり、今朝も女房殿のSOS、ワタシが微妙な操作で何とかスタートさせたが、途中ストップ。少々コゲ臭い。熱い。これ以上は危うい感じ。仕方がない、買い替えましょう。生き残りは電子レンジだな、十数年もの元気な電気製品は。ああ、台湾製窓クールがあったか。

先月、盤面剥離にショックを受けたMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョン・バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1969年)・・・(c)1988の英国製輸入盤。もう23年だもんな。自然盤面剥離もずいぶん経験いたしました。カバンにぎゅう詰め、荷物でこすれて悔しい思いをしたこともあります。のべ二十数枚ほどか。悔しい〜でもね、時代は変わりました。ネットで.flacファイル(可逆圧縮ファイル)をダウンロード可能。こんな素敵な音楽が”剥離”したままなんて哀し過ぎる!

昨夜、自主CD完成。ゆるゆるとした横流れのリズム、纏綿とした歌を堪能いたしました。音質劣化なし、少なくともワタシの粗雑な耳では。エエ時代になったものです。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

ほとんどの人には関係ないことなのだろうが、ブラウザをGraniからChromeに変更いたしました。(某マイクロソフトの製品は絶対に使いたくない)Graniはデザインや使い勝手が素敵なんだけど、ここ数ヶ月、起動すると「前回正しく終了されませんでした」表示が鬱陶しい・・・別に問題ないんだけれど、ブラウザを終了、即電源を落としてもじつはバックグランドで何らかの(終了)作業をしている途中だったらしい。それにChromeは圧倒的にカルく、動きは素早いですよ。問題は愛用のEditHTML(HTMLエディター)にてソース表示ができないこと、但し、EditHTML側からChrome表示ができるから、それでも良いか、ということで、標準ブラウザに設定いたしました。あとは慣れだな。

本日【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例サイト更新日だけれど、原稿まったく手つかず。じつは今週月曜祝日で、生活リズム的に一日カンチガイしていた(お仕事も)こともあります。それよりなにより、感動のあった音楽の詳細情報(といってもサイトに頓珍漢なことを書かない最低限裏取り)作業をする意欲が盛り上がっていないのが主要因。体調が戻っていないのか、それとも夏ばて継続か。「音楽日誌」に言及できていない件も、ここしばらく英国音楽でして、けっこう情報収集に苦慮するんです。例えば、昨日のエイドリア・ボウルトのモノラル録音なんか、どこから持ってきた音源なのか、さっぱり記憶がない・・・

昨日出張音楽。カセット・エアチェックの時代より音源情報はまめに記録するほうなんだけど、出典わかりにくい(というか記憶が飛んでいる)自主CD持参。Vaughan Williams バレエ音楽「老いたコール王」/雀蜂、アリストファネス組曲〜エイドリアン・ボウルト・・・NMLによればロイヤル・フィル(1953年)だけれど、どうも怪しい。「老いたコール王」はこちらなんじゃないか?(ロンドン・フィル1954年)「アリストファネス組曲」は同じ年(1954年)に2度録音した旨記事を拝見した(英DECCAのCDも目撃したことがある)けれど、情報錯綜しておりませんか。(NMLでは同年のロンドン・フィル・プロムナード?録音も出現する)

これがけっこう音質も良好して、骨太躍動、オーケストラも上手くて、たしかに金管の迫力などロイヤル・フィルかも(?)と思わせぬでもない。いずれ、この辺りの(ジミな)作品はワタシのツボです。

Vaughan Williams 交響曲第9番ホ短調/ピアノ協奏曲ハ長調(ハワード・シェリー(p))〜ブライデン・トムソン/ロンドン交響楽団・・・難解やや晦渋なる作品、前回拝聴時も同じことを書いた記憶あるけれど、いかに初演音源が貴重であっても、こちら練り上げられた現代のロンドン交響楽団の技量が素晴らしい。もちろん1980年代の音質も有利、音楽の姿がわかりやすい・・・


●2011年7月某日の振り返りと後悔

これより金沢日帰り出張、お仕事に支障はないが、体調けっしてよろしいとは言い難いのは夏ばてか?昨夜はいろいろ言いたそうな上司を尻目に、さっさと職場を出て左膝+両肘リハビリへ。足腕とも筋肉が張り続けてもう一年以上?最近はマッサージ後半、必ず意識を失います(=眠ってしまう)。今朝も涼しいうちに早朝ウォーキング(ムリムリ)実施。

昨日通勤音楽は、Elgar 序曲「南国にて」/組曲「子供部屋」(以上1956年)/3つのバイエルン舞曲/夕べの歌/朝の歌(以上1954年)〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル・・・いったどこから拾ってきた歴史的音源か?記憶なし自主CD也。いくつかはステレオでの再録音があったと記憶するが、音質的な不満はほとんどありません。先日、マーク・エルダーの立派な「南国にて」を聴いたばかりだけれど、こちらの貫禄、盤石の自信を聴いてしまうと納得の桁が違う・・・その暖かさ、懐かしさ、余裕、優しさ・・・旧いものを無条件に称揚する趣味はないんだけれど、おおらかで骨太な表現を聴いていると、時代の説得力はたしかにある・・・さて、もう出掛けなくては。

相変わらずのどんより曇天体調也。いつもより更に30分家を早く出てサンダーバードに、ひとねむりして目覚めたが未だ京都にも到達していない・・・途中で踏切事故かトラブルがあったらしく、金沢到着は30分以上遅れました。経費節減故、いつもバスを利用する(ICAというバスカードも持っている)のだけれど、商談時間が迫っているので贅沢タクシー単独使用。取引先担当は旧知20年ほどの付き合い、お互いヴェテランなので事前の”争点課題”明確、詳細は資料を渡せばOKというラクラク商談也。成果ありましたよ。商談していると元気が出るのはいつもの性癖であります。精神力侮るべからず。滞在わずか2時間半ほど、早々に大阪に退散いたしました。

常々「音楽日誌」にて体調云々グズグズ愚痴っておるので、とうとうBBSにて助言をいただくように〜お気遣い感謝いたします。

ここ最近、読書量著しく落ちていて、これはノーミソ前頭連合野の劣化なのでしょう。帰りの待ち時間に金沢駅構内古本屋にて一冊購入。徳永 進「ホスピス通りの四季」(新潮文庫)・・・華麗なる加齢を重ねると(それこそ前頭連合野の感情抑制力が衰え)涙もろくなる〜帰り車中でゴマ化すのに苦労いたしました。描かれるのは市井の人々、しかも故郷でしょ。自分が子供の頃からお世話になった人々であり、街の歴史でもある。老若男女、病気病状も種々様々、俗物そのものであり、神聖解脱した存在でもある。子供の頃可愛がったご近所の”すすむちゃん”に診てもらう、看取ってもらうことって、人生一番最後の幸せなんじゃないか。

医療は進歩したが、手に負えぬ病はあるし、人間いずれは必ず定命(じょうみょう)がやってくる。その考えは宗教とは限らず、宗教的畏敬の念(人智の及ばぬところへ畏怖)ということなのでしょう。「ホスピスとはなにか」「医療の本質とは?」〜そんな大上段に振りかざしたものではなく、淡々、起承転結のない、じわじわ静謐な感動が継続いたしました。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

台風接近、昨夜はエアコンも必要ない気温でした。今朝、曇天ながら雨は上がって蝉も盛大に鳴く中、軽くウォーキング+ストレッチ実施。真面目に継続中。九州地方、四国では相当の雨らしい。明日、金沢に出張だけれどその頃には大丈夫でしょう。睡眠不如意っぽいのはいつものことだけれど、体調は安全圏内と自覚。膝は痛いけどね。早朝ウォーキング(ほんのご近所/まだ10日ほど?)+通勤最寄り駅まで16〜17分(けっこう速歩)は一年以上続けていて、先日、富山一日中立ち仕事以降そんな症状継続しております。

さて、今朝一番からの作業段取りを考えなくっちゃ。
ここ数日、マーク・エルダーのElgarをキッカケに、英国音楽在庫確認拝聴続けております。いろいろ発見が・・・件(くだん)のマーク・エルダーはなんとダブり!Vaughan Williams イギリス民謡組曲/ランニング・セット〜ジェイムス・ジャッド/ロイヤル・リヴァプール・フィル・・・NAXOSは英国音楽に熱心で、けっこうマニアックな音源でお世話になっております。(8.572304)演奏は特別にどうの(充分な価値だと思う)、といったものでもないが、ノリノリ名曲「ランニング・セット」が聴けるのがありがたい。テレビで佐渡が子供達と演っているのを見て、感銘深い熱気を感じたものです。

今朝は、Vaughan Williams 交響曲第3番「田園交響曲」〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル(1952年)・・・旧録音はモノラル。それでも音質的な不備はほとんど感じさせない。いつもの骨太、作品に対する盤石な自信に溢れて、細部迄曖昧さ皆無の「田園交響曲」也。安寧、かつ静謐ややつかみどころのない旋律が延々と歌って、オーケストラは絶好調に鳴っておりました。

では、行ってきます。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

さて、三連休明けの”ブルー・チューズデイ”は鬱陶しい雨模様(台風接近)。残念ながらウォーキング不可、ダンベルで朝お茶濁しの体調管理となります。流石エアコン、室内干しの洗濯物もかなりの乾き具合。朝一番からのお仕事段取りは、まずはメールの案件設定(主要取引先は祝日休みではないから既に宿題到着しているはず)、先週末残した10%残資料一気完成狙います。今週は出張もあります。月次の実績も確定して、まとめ〜上司用の会議資料執筆も有。体調に気をつけて臨みましょう。海外見合いに出掛けている中独連メンバーは、本日休みのはず。ヴェトナムで嫁探し(じつは成功した先輩が存在する)らしい。(至近に素敵な同世代独身日本人女性はいくらでもいるのだけれど・・・)オークション送付一週間のASUS EeePC 4G、ようやく到着報告+高い評価をいただいてほっとしたところ。

Rachmaninov パガニーニの主題による変奏曲 作品43〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1956年)・・・太古ステレオ録音は現役水準であります。 先日、タマーシュ・ヴァーシャリ(1975年)の上品な仕上げに感服したが、こちらブリリアント、華やかな技巧のキレ、硬派なオーケストラの響きもなかなかよろしい。ピアノ協奏曲第2番ハ短調、交響曲第2番ホ短調と並んで、”三大甘美旋律”と称揚したい名曲であります。既にパブリック・ドメイン化、正規RCA盤をオークション処分してmembran10枚組(1,000円也)を再入手した記憶が・・・

朝、電車の巡り合わせで8時前に職場一番到着、節電王子(親父)はフロア2/3エアコンを入れ、ノートパソコン引き出しより取り出し、モニター、マウス、キーボード(以前より愛用のメカニカル)、LANケーブルに接続し・・・というのがメンドい。更には除菌ティシュでの机上あらゆる清掃作業(ピカピカに!)がありますから。3日も空けていたわりにはほとんど机上になにもなし、メールにはこの間いくつかのチョンボ(即フォロー成)、要請いくつか、印刷物の校正稿いくつか到着処理。そして懸案の資料「残り10%」に着手〜午前中でなんとか(報告時にごまかせる程度に)完成させました。

予算は職場全体では上司より完全達成宣言(来月曜は焼肉喰い放題/酒呑み放題だそうだ/ワタシはその翌日、金沢にて取引先エラいさんと会議+新幹部着任酒席でっせ)、我がチームも概ね良好だけれど、肝心なワタシの持ち分実績が(相対的に)よろしくないのは示しがつかぬではないか。プレイング・マネージャー(もどき)はツラいよ。挙げ句、夕方、ワタシの資料報告は時間切れで1/5報告にて終了〜なんか胸焼けしております。胃腸の調子いまいち。

明日、本日後回しにした残務処理、そして明後日に迫った金沢商談の最終準備(実際は要請にお応えして”ほぼ完成”提案資料送付済)。これでご担当と意見が割れている決着点が鮮明になっております。帰宅すると、昨日送付したAcer Aspire One AOA150-Bb無事到着とのこと。今月だけでネット・ブック2台処分〜これこそ「断捨離」であります。金額の多寡に非ず。必要な方に有用に使っていただく、といった趣旨也

Diversions DDV24135Vaughan Williams ロンドン交響曲(交響曲第2番)〜オウェイン・アーウェル・ヒューズ/ウェールズ・ナショナル・ユース管弦楽団・・・この人は1988年フィルハーモニア管弦楽団と録音しております。フィルハーモニア管弦楽団は絶好調、音質極上ながら、こちらウェールズ・ナショナル・ユース管弦楽団もけっして負けてはいない、立派なアンサンブルを聴かせておりました。ヒューズはなかなかマッチョ、雄弁な表現をする人であって、ひときは地味なこの作品を悠々たるスケールで見事にまとめ上げております。この作品に艶々の分厚い響きは必要ないと思うが、若者のオーケストラには非力さを感じさせぬ完成度。技量の高さに文句を付ける暇(いとま)なし。ちょっと感心いたしました。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

早朝、オークションにてAcer Aspire One AOA150-Bb 青(XP)終了。前回のASUS EeePC 4G ブラックより高値で動きました。ワタシがミニノートを出張に持ち出すようになったのは1997年九州時代以来と記憶するが、(おそらく)6台目(女房用のノートパソコンとか、分解組立遊び用のジャンク・ノート・パソコン除く)、ついに「どーしても出張にパソコン必要」な時には、お仕事用本体を持ち出せることになりました・・・が、がちがち業務用にカスタマイズされて、Webメールさえ読めない(セキュリティ上の問題だそう/おそらくFTPもダメでしょう、最近、試したことはない)んです。じつはかなり以前から申請すれば支給されたんだけれど、今回強制的に指示されるまで避けておりました。そもそも、出張先その場でパソコンを見る必要性がほとんどなくなったし、既にお仕事メール点検はUSBに設定仕込んで、取引先のパソコン借りて(ネット環境にて)自由自在となっておりました(もちろん自宅でも)。

いずれ、出張に自前ミニノートを持ち出す必要は(趣味以外)必要なし。不況の煽り?経費節減で宿泊を伴う出張激減、更に前泊だったら現地到着夜10時過ぎ、みたいな生活に至って「趣味」(サイト更新)もクソもない〜そんな日常に至りました。テレビをみながらネットを眺める・・・そんな中途半端なことも、この際止めようかな、と。オークションは本日店仕舞い予定、次の開店はいつか?

昨夜、前夜睡眠不如意のため10時には眠くなって就寝、わかっていたことだけれどエアコン(設定29度)で眠るとモウレツにカラダが怠いんです(眠れないよりマシか)。3時に起きてエアコン切って、またうとうと〜開かない眼を半分ムリヤリ開けていつものウォーキング+ストレッチ少々。階段でいきなり蝉の亡骸に出会って、こいつ一週間孤軍奮闘したのか?まだ、本格的な蝉の合唱は聴かないのに・・・

ウォーキング後、あっという間に大雨となって、台風が接近しているらしい。エアコン掃除しておいて良かった!暗く切ない話題ばかりの日本に「なでしこJapan優勝」のお知らせ有。ネーミングが良いよね。隣国との微妙な関係改善、そして日本復興もすべて女性が主役なのでしょう。Acer Aspire Oneご近所酒屋より送付してきました。これにてオークション今期店仕舞い、CD大量に売れ残りはしっかり聴いてあげましょう。

今期計7枚のCDを出庫したが、その中にBrahms のセレナード集(アラン・フランシス/ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団) がありました。演奏者に知名度が低いので売れ残るかな、と考えていたもの。この演奏がヴェリ・ベストとは思わぬが、まず作品をちゃんと聴くという大切さですよ。その後、数種の演奏を入手したので、このCDはお役ご免、新たな音楽との出会いを求める人に、といったオークション出品趣旨でした。この演奏でこそ初めて開眼!という例も少なからずあるし、その辺りはムツかしいところでんな。

先日、別項云々して申し訳なかったCD拝聴。バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)〜デジレ・エミール・アンゲルブレシュト/フランス国立放送管弦楽団(1953年Ducretet-Thomson原盤)・・・こんな精緻精密、近代オーケストレーションの精華みたいな作品は、良好なる音質で聴かないと意味ないじゃん、といった趣旨。でも、歴史的録音10枚組が激安、思わず入手したのは昨年2010年の4月でした。思いっきりボリューム上げて集中して聴くべき歴史的音源。この時期の音源としては良心的水準、静謐なところでは少々苦しいが、最終盤圧巻の盛り上がり、アツく力強い爆発には充分敬意を払うべき立派な演奏でした。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

祇園祭宵山長刀鉾2011年今朝も蝉が鳴いておりますね。昨夜は猛暑で全然眠られず、うとうとした挙げ句、4時半で起き出してご近所散歩。昨日、昼過ぎ女房殿からの「祇園祭に行きたい」とのメールに気付いたのが夕方、当方阪急・武庫之荘から。あちら京阪寝屋川市より京都電車にて夜、京都にて合流。宵山は学生時代の経験、そして社会人になってから(若い頃)2度ほど?もの凄い混雑、自分の意志で歩くこと困難、喰いモン屋はどこも満員(しかもお祭り価格?)+季節的に猛暑!ほんまはあまり気が進まぬ・・・たまには良いでしょう。結果的に(ほぼ)予想通り、但し、不況のせいか?若い頃(息子が小さい頃から)行きつけだった(おそらくは、ここ近畿圏内で経験した中ではもっとも旨い)寿司屋の席は確保できたし、三条木屋町の博多ラーメンも食しました。博多在住前、小学生低学年だった息子も好きだった店。たしかGACKTがテレビで推薦しておりました。

自宅から最寄りの駅に到着する17分ほどで既に汗まみれ、いちおう制汗剤を事前使用したが、あっという間に効果失効。若き浴衣姿のお姉さん達は良い匂いだったが、さぞや周りにはご迷惑汗クサ親父状態だったことでしょう。女房殿は入院中姉の洗濯物大袋を抱えて祭り参加。(ふだん使わぬ)ケータイ写真を撮ったら、手ぶれで前衛芸術みたい。夜の京都の街は、昼間とは味わい違った美しい風情でした〜しかし、凄い人の数!帰宅は夜11時也。

先日、ビデオを録りそこねた映画「君が踊る、夏」、どうしても再度見たくてamazonにて相場検索したら、DVDでもBLでも5,000円弱するんですねぇ。世間知らず故、驚きました。1,000円くらいだったら買うんだけれど。しばらくガマンするしかないな。

Bizet 歌劇「カルメン」組曲第1/2番(1958年)/「アルルの女」組曲第1/2番(1963年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・おそらく明日売れ残るオークション出品分だけれど、驚きました。音質もオーケストラの技量も極上。所謂”通俗名曲”(=死語)だから(という先入感)滅多に聴かないが、虚心に耳を傾ければ美しい旋律満載、オーマンディのツボを押さえた指揮ぶり、フィラデルフィア管弦楽団はゴージャスで厚みのあるサウンドが瑞々しくも魅力的・・・

Mahler 交響曲第7番ホ短調〜ミヒャエル・ギーレン/ルクセンブルク・フィル(2010年2月12日ライヴ)・・・たしか、サイトから拾ったFM音源也。放送管弦楽団とは別物か、エマニュエル・クリヴィヌ辺りでCDも出ておりますね。先日、新世代ペトレンコの、あまりに素直、クリア、清潔な演奏に驚かされたが、今時のは皆そうなのかも、と考えてしまいました。悪いとか良いとか、そんな問題じゃなくて。ま、ギーレンはさっぱりとムダを削ぎ落として、情感移入しない正確な表現を旨とする人だけど、ここではゆったりとしたテンポ(CD一枚分をかなりオーバー)濃厚怪しい音楽はそのままテイストを活かして、ということなのか、けっこう彫りが深くて陰影豊か。巨匠時代の暗鬱さは存在しないけれど、よく整ったアンサンブル、たっぷりと歌っております。但し、それは粘着質を意味しないけれど。

大柄な作品として堂々仕上げ、ルクセンブルク・フィルは予想外に上手くて、ワタシにはこの演奏に違和感なし。第7番の名曲!ぶりを実感いたしました。

午前中ご近所にオープンしたドラッグ・ストアへ。エアコン洗浄スプレーと水入手、お隣にオープンしているうどんもいただいたけれど、味はまぁまぁの大阪うどん、可もなし不可もなし(客もなし)。帰宅してエアコン2台の清掃に汗を流し、通電させました。電力不足に苦しむ関西電力さんには申し訳ないが〜快適。とても気持ちよろしい昼寝満喫。これにて今夜より熟睡狙いましょう。パソコン・オーディオ部屋には十数年選手MORITAの窓用クーラー(たしか台湾製/転居5回)、ただひたすら冷えるだけのもの。音もやかましいから、音楽ボリューム相当上げぬと満喫できません。

涼しくなって体調も快復傾向、サボっていた【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例サイト更新を追加。体力気力集中力の問題だな。あとは半分居眠りしつつ、録画したドラマを眺めておりました。「新・警視庁捜査一課9係 season3」〜メンバーが皆、クセがあってオモロい!羽田美智子も素敵だけど、中越典子が好みのツボです!「ブルドクター」〜なんといっても江角マキコさんがツヨくて美しい。石原さとみも24歳の若さで刑事役立派にこなしております。吾郎ちゃんの怪しさ、クールさはお見事。

あともう一日、休み続きます。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨日は(いつも通り)8時8分に出勤。水と精力ドリンク購入済。回りに「歯が取れたから速攻で帰るけんね。3時迄に頼んでいたデータを所定の場所に収納してね」とお願いしつつ、所定の難関宿題に取り組み・・・結果、残り10%で完了せず(途中メーカー商談やら、東京本丸情報要請とか、結論整わず)。週次の報告(実績内容が一週旧かった?ことに気付いたのは送付後)をラストに、本来月曜に作成する印刷屋への指示、原稿入稿、データCDROM送付もなんとか完了(但し、所定の場所にデータを・・・アホほど要らぬ画像データが入っていて「どれを使うんだ!手抜きするな」との叱責出)、定時5時15分にて職場を飛び出しました。

歯の詰め物は無事そのまま修復完了。しかし、体調はよろしくない。夏ばて?異様にカラダ重く、眠いというより起きていられない・・・11時前には床に就いて今朝、起床は5時〜ほとんど年寄(としょ)りパターン。いつものウォーキング+ストレッチ敢行。朝は涼しいんですよ。気持ちがよろしい。

通勤音楽は、Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜ダニエル・バレンボイム(p)/ジョン・バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1967年)・・・この頃のバレンボイムはほんまに良かった。爽やかな若さの勢い+入念な描き込みがあって、後年の”やっつけ仕事”的印象とは異なるていねいな仕上げ。あきらかに主導権はバルビローリにあって、清涼、やや薄味(?)なオーケストラを、遅めのテンポ(印象)濃厚纏綿に歌わせて浪漫な旋律強調の成果たっぷり、堪能いたしました。こんな演奏だったら、Brahms も悪くない。

Halle  CDHLL7500Elgar 交響曲第1番 変イ長調/序曲「南国にて」〜マーク・エルダー/ハレ管弦楽団(2001/2年)・・・このCDは現在入手困難かな?(誰も求めないか)バルビローリ時代(〜1970年)の印象が強いオーケストラだけれど、やや地味な存在であったロッホラン、名手スケロヴァチェフスキー、ケント・ナガノを経、現在エルダーの時代に至って演奏技量は相当に上がっております。英国人だったらこの作品を振れないと!ということだね。(途中)

朝、左膝+両腕のリハビリへ。土曜はけっこう混んでいるんです。ようやく蝉の声をちょっぴり聴きました。全国的な状況らしくて、たった今猛暑だけれど、春先の低気温が問題だったらしい。こちらは夏ばて継続中。エアコンは終日入れておりません。オークションの締め切りは月曜祝日朝に設定していてAcer Aspire One AOA150-Bb 青(XP)のみ落札にて終了でしょう。CD処分は前回売れ残り(手抜き)再出品のみ、新たな処分計画はなし、これで今月店仕舞い。女房殿のショップブランド・ノートパソコン(先日XPクリーン再設定済)にubuntuとかLubuntuなどCD起動させて、ちょっぴり愉しんでおりました。

今朝の続き。横綱相撲盤石のエイドリアン・ボウルト、そして大先輩筋に当たるジョン・バルビローリの纏綿グラマラスとも異なる、オーソドックスでスケールの大きな演奏です。音質印象も手伝ってか、ハレ管のアンサンブルは精緻をぐっと増しております。いずれ英国紳士による地味なサウンドが基本。しかし旋律をよく歌わせ、それはモダーンなセンスを感じさせて爽快であります。「南国にて」って、欧州北部の人々が憧れる伊太利亜への思いなんでしょ?陰影と繊細+(適度な)爆発(憧れ)が抑制気味に表現されました。

交響曲第1番 変ホ長調は”オーソドックスでスケールの大きな”+”モダーンなセンス”だけれど、英国伝統の矜持を感じさせて、ワタシは心の底からゾクゾクしてしまいました。慌てない、激昂しない、叫ばない、走らない。オーケストラの威力は余裕であります。キモは第3楽章「アダージョ」消え入るような静謐であります。(交響曲第2番 変ホ長調もとても良かった)ジェームス・ロッホランの第1番(1983年)を久々に比較再聴したくなりました。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨夜、左下奥歯の詰め物が取れました。一年に一度ほど外れてしまって、こんなものは出来るだけ即修復必要(連休前だし)だけれど、なんせ間が悪い。朝一番で歯医者に行ってから通勤、実質上半日ツブして、ド残業して宿題完遂、という手もあるんだけれど、合理的ではない。通常通り、朝一番で出勤して鬼神如き集中力にて定時終了、夜歯医者へ、というのが正しい道なんじゃないか。生活リズム、お仕事リズムはできるけ崩したくない・・・今朝もちゃんと(目覚まし前に)目覚め、ウォーキング+ストレッチ実施。朝の空気は気持ちよいですよ。戻って溜まっていた洗濯も実施。カラダも洗いました。

今朝の朝日新聞に「九電やらせメール」に関するコラムがあって、この間不思議に思っていたことを整理、解題しておりました。発覚すれば甚大なる影響(実際そうなった)、発覚しなくてもさしたる効果はない、しかも関係者2,000人以上への依頼規模だと流石に、この件について疑念を持つ人もいるでしょうし、情報流出させても指弾される可能性は(ほぼ)ない。巨大組織の中で思考停止、雲の上から現場迄の隔たり甚だしく、各々の階層での工夫、具体化、矛盾の指摘、全部吹っ飛んでしまったんだろうな。例えば、一番の上の人が「火事だ!」、次は「消防署に連絡しろ」〜「避難指示を出せ」〜「いや、いる人間で初期消火すべし」〜「消化器はここです」〜「ホースで水が届きます」云々、具体化が必要でしょ。これがアカン組織になると上から下まで「火事だ!」「火事だ!」「火事だ!」「火事だ!」〜右往左往して火は燃えさかるばかり。じっと炎を眺めて被害は広がっていく・・・火事を評論してもなにも解決しない。

おそらく子供の頃より成績良く、一流大学を卒業し、難関試験を突破した優秀人材ばかり。それが全部バカになっちまうんですね。情報公開、価値観の多様性なくして良い方向へ社会は進まない。原子力の平和利用は有、とは思うんだけれど、現在の業界体質(隠蔽、やらせ、閉鎖、虚言、思考停止)では、安易な継続は許されぬと思います。菅さんの思いつき手法に批判が高まっているが、「次」が見えませんね。批判(=評論)ばかりで具体案、行動がさっぱり見えぬ・・・どころか、辞任した松本某って(言っちゃ失礼だけれど)政治手腕以前に社会人としての最低限の礼儀に欠けていること、おそらく、ほとんどの人が気付いたんじゃないか。

被災当日に関西方面に遊びに行っていた(?)らしい東電社長、原発技術云々だって、汚水処理ポンプを逆に付けるなんていうお粗末を見れば知れております。含羞と矜持、忍耐の日本人、技術大国日本。いったいどこにいったの?それでも現場で奮闘される人々、被災地で堪え忍ぶ人々には敬意を表しましょう。

Bach ゴールドベルク変奏曲 BWV988〜マリア・ティーポ(p)(1986年)・・・高原の涼風のような爽やかさ。強面、深刻なる集中力ではなく、淡々と微細なるニュアンスを大切にして紡いだ、愛おしくも優しい世界也。静謐で、心情が微妙に変化することを堪能いたしましょう。これはこれで淡彩に揺れる浪漫演奏であります。音質も自然。今朝、Beeやんの記事を更新したが、こちらが自分の守備範囲だな、やはり。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

う〜む、ヤバいな。狙い通りの宿題進捗がままらなぬ・・・月曜祝日だもんな。昨日で半分くらい、本日明日で全部なんとかできぬか。じつはとうとう職場マシンの入れ替えがあって、フロアほぼ全部ノートになったんです。その環境移動に(予想より少なく)3時間ほどで完了、ブラウザの「お気に入り」と日本語変換登録のみ移行に失敗、というか、前者はほんまに(仕事に)必要なのは3件ほど(他に人に訊いて完了)、後者はすっかり失念しておりました。以前は勝手にATOKをぶち込んでいたんだけれど、ここ8年ほど”セキュリティ強化”とやらでそれは不可。それでも愛用のフリーソフト全部、な〜んもないまっさらデスクトップ環境(ショートカットはすべてスタートメニューに押し込んじゃう)はそのまま移設成功いたしました。自分が相対的に上手く環境移行できたので、けっこう人が訊きに来る〜から時間を取られちゃう、きょうもそんな感じでしょう。

前と同じモニター、そして(個人の持ち物であるメカニカル)キーボードを接続してるので、ほとんど違和感ありません。残りは無線の接続(ネットワーク進入)設定のみ(昨日は社内有線LANのみ)であって、これが完了すると「いつでもどこでも」お仕事環境となります。ま、現在でもネット環境があればメールは見られるし、基本商品データは持ち出しているんですけど(厳密には許されていないが、十数年継続中/上司には申告済/幸い情報流出事故一度もなし)。

体調快復に努めて定時退社を続けていたけれど、そんなこんなで残業すればロクなことはない・・・友人から酒に誘われて、しっかり散財、帰宅は11時(ひとつ前の駅からタクシーという贅沢)。ま、来期に向けての大切な話し、若い者へ接し方の相談ごと、意見の違いも顕著だけれど、商売に対する熱心なる基本姿勢は一致しているんです。今朝、体調が心配だったがしっかり眠れて早朝決起、気持ちの良いウォーキング+ストレッチ実施。予想外に快調です。但し、【♪ KechiKechi Classics ♪】 更新原稿には着手できず。

DECCA UCCD7062昨日、通勤音楽。Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」(1969年録音)/「ペトルーシュカ」(1947年版/1967年録音)〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル・・・「春の祭典」冒頭のファゴットが右半分に偏っております。全体として分離強調しすぎ、打楽器の出番になると指揮者の前に出現する、といった不自然な音場だけれど、まずは鮮明、効果的な音質としてよろしいでしょう。燃えるような情熱と推進力、若さに溢れた演奏であって、ロサンゼルス・フィルの豪華ゴージャスグラマラスな明るい響きは絶好調だと思います。オーケストラが上手くてよく鳴ることは前提条件として、知的興奮(ブーレーズが代表例)とは正反対、肉体系体育会系演奏はアツく、ぐいぐいバリバリとした推進力に溢れます。「ペトルーシュカ」は帰り酔眼状態で聴いたので自信はないが、ほとんど省略なし、ちゃんと全部演奏しているんじゃないか。

朝は意外と爽やかに過ごしたが、昼過ぎからモウレツに眠く、お仕事への集中力を失いました。資料は75%ほどの完成、明日で全部終えられるでしょうか(別途のお仕事もあるし)。職場新ノートパソコンは外部接続から、内部ネットワークに入り込む設定で大苦戦!結局アウト。数時間ムダにしました。システム系の連中の説明って、どうしてあんなにわかりにくいのか。呆れます。ちょっぴり残業して帰宅したが、姉の調子が悪いとのことで女房殿は帰宅しておりません。

通勤音楽は先日の宿題Mahler 交響曲第7番ホ短調〜ヴァシリー・ペトレンコ/ロイヤル・リヴァプール・フィル(2011年5月ライヴ)・・・我が人民中国製ディジタル・アンプはMahler との相性微妙なんです。ポータブルCDプレーヤー+イヤホンだと細部迄様子がよく理解できる・・・緻密な集中力があり、そして爽やか、こだわりがない。新時代の美しいMahler 。おどろおどろしい第1楽章、破天荒な最終楽章にも違和感がない、すっきり溌剌としたサウンド。中間3楽章のメルヘンな美しさは特筆すべきでしょう。若い世代にとって、Mahler は馴染みの名曲なのだな。ロイヤル・リヴァプール・フィルの技術的洗練にも驚かされます。ライヴ収録だろうから一発録り、それでここまで整ったアンサンブルを実現していることにも驚かされました。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

肺炎はおそらく完治、どーしょーもない怠さもなくなったが、猛暑に睡眠不足?どんよりカラダが重い、ビールなんかを呑む気力はなし。膝の痛みは当面消えたが、相変わらず両肘の痛み(筋肉痛/原因不明)は続いております。早朝ウォーキング+屈伸運動は継続しているが、まだ一週間ほど、今朝の空気はひんやりとて気持ちよかったですよ。昨日、雨降ったからか。

WARNER 256462199-2 5枚組 総経費込1,800円にて入手音楽は相変わらず、摘み聴き状態、集中できません。気分的には英国音楽なのだな。Elgar「コケイン」/序奏とアレグロ 作品47/弦楽セレナーデ/変奏曲「エニグマ」〜アンドルー・デイヴィス/BBC交響楽団(1991年)・・・BBC交響楽団はとっくに降りていて、アンドルーの現職は不明(シカゴ・リリック・オペラ?)昔ほど新録音が次々出ないので様子がわかりません。Elgarを集めた5枚組中に収録されるが、ずいぶんと安く入手した記憶有、日本じゃほんま人気ない作品なのだな。ほとんどワタシのツボでして、ジミで切々とした旋律サウンドに胸打たれます。「コケイン」は、「パリのアメリカ人」ならぬ「ロンドンのロンドンっ子」といった街へのシミジミとした情感を感じさせる作品。「序奏とアレグロ」は題名にそぐわぬ、詠嘆の旋律が切々と美しい。あっという間に終わってしまう哀愁可憐な「セレナーデ」。そして諄々とした説得力を誇る美しい「エニグマ」、どれも英国特有の含羞と抑制演奏が前提の作品であり、まさにこれがそれ。

但し、音質はずいぶんとジミ(悪いわけではない)であり、それはVaughan Williamsの全集にも感じたことでした。ちょっと印象的に損しているかな。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

相変わらず猛暑に夜睡眠苦戦。でも(節電関係なく)エアコンは付けることは(できれば)避けたいもの〜体調悪化するんです。断続的に目覚め、今朝、とうとう5時45分のタイマーを迎え(いつもはその前に目覚めちゃう)、渋々ウォーキングへ。カラダが重いなぁ。でも、きょうもお仕事にちゃんと出かけなくっちゃ、サラリーマンだから当たり前。会議打ち合わせ、実績報告なんかで自由にならんのだな、徐々に然るべき資料作成の締め切り迫ってきて焦りを感じつつあります。先週、小倉まで送付したCD無事到着しているとの報告有、良かった。

そういえば昨日朝、路上で壱万円札発見!ギリギリの差で少し前を歩いていた若い女性にさらわれました。そして10mほど先、自転車から降りて大きな荷物を抱えた高校生が、必死にポケット、カバンの中を探って青ざめておりました。件(くだん)の女性は彼と無事出会えたでしょうか。人生は小さなドラマの連続です。そういえば、我がチームの”中独連”メンバー(語学堪能なほう)今週末より、海外お見合いとのこと。ややセレブ、海外(または船上)会場お見合いなのか?それともフィリピン辺りで嫁探し?深くは訊けなかったが、お仕事よりなによりそちらが大切!と、休みを取っていただきました。

気分的には室内楽、バロック音楽なのに、どーもちゃんと音楽に対峙できておりません。(本日出勤にはVivaldi辺り持参しようかな?)Glinka 歌劇「ルスランとリュドミュラ」序曲/Tchaikovsky 交響曲第2番ハ短調「ウクライナ」〜ユストゥス・フランツ/フィルハーモニー・デア・ナツィオネン(録音年不明だけれどかなり鮮明な音質)・・・2004年頃入手?かつてピアニストとしてメジャーな録音もあったフランツも、指揮者、プロデューサー、タレント(テレビ番組に出ていたらしい)として活躍しているらしい。オーケストラの経緯など詳細わからぬが、ザルツブルク音楽祭に出演が見られるし、かなりメリハリのはっきりとしたヴィヴィッドな演奏であります。しっとりとした味わい深い、美しいサウンド〜というわけでもないが、技術的にはしっかりとして、迫力充分!所謂”爆演”系?ライヴ演奏であり、長い拍手入り。

けっこうたくさん録音、あるみたいです。棚中にも「クアドロマニア」4枚組数セット残っているはず。

日常お仕事出勤に支障はないが、体調は未だ完全ではない(睡眠不足もある)〜夕方にはかなり疲労を感じて早々に職場を辞しております。その代わり、朝は一番!フロアに3つあるエアコンのうち、自分の上のみ入れてお仕事開始。後から出てきた人が「他のも入れておいて下さいよ」「いやいや節電王子としてはそんなことはできぬ」「節電親父でしょ?」との反論有、やかましやいっ!当面二つあった宿題は本日一つ完了、あと三日で残りもやっつけましょう。久々に(サボっていた)耳鼻科へも通院。

WARNER 2564632642 通勤音楽は予告通りVivaldi ヴァイオリンとチェロのための協奏曲集〜協奏曲ニ長調 RV.564/協奏曲ヘ長調 RV.551/協奏曲ト短調 RV.531/協奏曲イ長調 RV.552/協奏曲ハ長調 RV.561/協奏曲ヘ長調 RV.544「プロメテウス、または裏返しの世界」〜イル・ジャルディーノ・アルモニコ(1994年)・・・バロック音楽は大好きなのに、最近聴いていないなぁ。この11枚組は現役なんですね。(珍しく購入時より値上がりしている)所謂軽快溌剌とした躍動系古楽器は大好きです。上手いっすね。作品もそのワン・パターンなわかりやすさ、明るさが堪らぬ魅力也。唯一の不満は音質(鮮明なんですけど)。イヤホンで聴いていると、いかにも至近な空間のマルチマイクっぽくて、自然な残響による空間認識が感じられないこと。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨夜も暑く、寝苦しかった。今朝、ちゃんと早朝決起、ご近所ウォーキング(+屈伸運動)少々、頭が汗まみれでシャワーを浴びました。今週中に次の段階の提案資料完成必須、現在完成度1/5程度、気分を入れ替えて乗り切りましょう。体調が戻っているから大丈夫。今朝、オークションCD出品し直し+ノートパソコン出品。来週月曜で全部終える趣向です。CDはもう動かないでしょう。ノートパソコンが売れて下されば、成果は上々と考えております。

音楽はほとんどまともに聴いておりません。Vaughan Williams 交響曲第6番ホ短調〜パーヴォ・ベルグルント/ボーンマス交響楽団・・・1970年代の録音でしょう。なかなかハードな作品であり、オーケストラも迫力充分でわかりやすい演奏、この時期(首席在任1972-79年)けっこう録音残しますよね。代表作がSibelius の交響曲全集、ほかShostakovichの録音もあったと記憶します。

ではそろそろ出掛けましょう。相変わらず蝉が鳴きません。

著しい睡眠不如意状態でも、体調は良好です。本日は通常業務で狙いの資料作成は一歩も進まなかったが、まずは楽しい一日としておきましょう。朝、オークションに出品したAcer Aspire One AOA150-Bb 青(XP)に入札ありました。これにて処分確定。新たにCDも2枚組が即決にて落札有。リハビリに行って両足マッサージを受けたら、左膝の痛みは一気に軽快いたしました。

通勤音楽。武満徹「地平線のドーリア」「ノヴェンバー・ステップス」〜岩城宏之/NHK交響楽団/鶴田錦史(琵琶)/横山勝也(尺八)(1984年ライヴ)・・・なんど聴いても、ひんやりとした間、静謐な揺らめきと緊張感、日本人の琴線を擽る名曲中の名曲。琵琶、尺八の微妙な音質の変化、わざとツブし、かすれた音。いったいどんな楽譜になっているのか。三人とも鬼籍には入られたのだな。朝の雑踏には相応しくないミステリアスな音楽です。

Mahler 交響曲第3番ニ短調〜ケント・ナガノ/ベルリン・ドイツ交響楽団(1999年)・・・ほとんど第1楽章のみ。でもイヤホンだから思いっきりボリューム上げて聴きました。このオーケストラの質実な響き、優秀なアンサンブルを活かしてスケール大きく、安定感抜群の演奏であります。これもライヴでしょ。CD化するにあたって編集はしているんだろうが、ほんまに精密な仕上げに驚かされます。しかし、神経質で線の細いものに非ず。ワタシはMahler の作品中、これが一番好きなんです。明るく、前向き、希望に溢れた”夏の暑さ”を感じます。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

あまりの疲労+蒸し暑さに深夜途中覚醒。両膝が痛いよう。

先月に知り合い(大学の先輩でもある)の急逝、かつて机を並べた4歳上の早期退職(なんのメリットもない)があったけれど、数日前の人事発表でやはり4歳上、大昔ワタシが現在の職場に人事交流で赴任した時の上司が故郷・北海道で早期退職となっておりました。実力充分、人格的にも練られた人だったが、喘息になってしまってお仕事不如意だったんです。ここ数年、お会いする機会はなかったが、会議同席したチームメンバーによれば、最近は後ろ向きの発言が多かったらしい・・・ほんまのリタイヤまで充実したサラリーマン生活を送ることは難しいのか?現在の自分の身分を幸せと感じましょう。

ASUS EeePC 4G ブラック(ネット・ブック)は本日送付だけれど、もう一台、Acer Aspire One AOA150-Bb 青(XP) も処分しようかな、と考えております。購入3年だな、中古相場はいくらなんだろう。ここ最近、出張持参はほとんどなくなった(そもそも経費削減にて宿泊出張も少なくなった)し、小さいマシンを持ち歩く必要性はなくなりました。先日、体調不良にて自宅でグズグズしている時、女房殿のマシン(セレロン1.4gh)にOS入れ直しを行ったが、画面が大きくて見やすいこと、XPであればストレスなく稼働するスペックであること(7年目?)に驚いた感慨もあります。職場のマシンがノートになるらしいし、もうサブ・マシンは必要ないかも、と考えております。断捨離でんな。女房殿はiPadを買ったら?と言ってくれているが、さほどに興味はないんです。物欲のみならず、知的興味も退化していっているのかも。

いつもの時間に起床、ご近所ウォーキング、そしてネットブックを送付してきました。膝の痛みちょっぴり軽快、この痛みは病的な印象ではありません。エエ天気。暑くなりそうだな。原発事故処理をしている人々はどんな生活なんだろう。福島原発は廃炉に十数年(工程表では)とのこと。自宅では未だエアコンを使っておりません。

membran 222198-444 4枚組980円出張中音楽追加。コンビニで電池買うと高いですねぇ。Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ダグラス・ボストック/カールスバード交響楽団(1996年)・・・指揮者、オーケストラ、演奏詳細はこれ以上ない!的確コメントの山本さんで参照のこと。欧州初演のオーケストラ、自筆譜使用とのことだけれど、聴き手ド・シロウトには「ほほう」程度の意味合いであります。ボストックはオーソドックスにまとめ、オーケストラの統率も見事だけれど、肝心のオーケストラがあまりに素朴、木訥、技術的な破綻はないけれど、微妙に(もの凄く?)上手くないオーケストラ。木管バランスが強くて(ピッチが悪いような気がする)、ふだん隠れがちの旋律も表に出ております。弦は弱音になると存在が沈んでしまい、金管も含めた全奏では響きが濁ります。味わい系なんだろうが、なんせ古今東西名演目白押し!作品故、ちょっと最後迄聴き通すのがツラいような演奏でした。

ヴァイオリンと管弦弦楽のためのロマンス ヘ短調 作品11〜ヴラディスラフ・リネツキィ(v)は、作品演奏とも胸を打つ誠実さ有。

DG 4775082Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜クラウディオ・アバド/ルツェルン音楽祭管弦楽団/エテリ・グヴァザヴァ(s)/アンナ・ラーション(ms)/オルフェオン・ドノスティアルラ合唱団(2003年ライヴ)・・・ここ数ヶ月なんども繰り返して聴いている演奏也。先のカールスバード交響楽団と連続して聴いてはいけない名人の集まりであります。パユ(fl)、アルブレヒト・マイヤー(ob)、ザビーネ・マイヤー(cl)、コンマスはコリア・ブラッハー、各弦パートにハーゲン弦楽四重奏団、チェロにはナターリャ・グッドマン婆さんまで揃っている・・・という蘊蓄さておき、各人の表現の豊かさ、強圧を以てコントロールしないアバドの指揮下、これ以上ない!といったニュアンスが聴かれます。オルフェオン・ドノスティアルラ合唱団の囁き〜復活への讃歌爆発迄の微細なる味付けの妙も驚異的。最初に拝聴した時のスカみたいな印象はなんだったのか。やはり我が人民中国製極小ディジタル・アンプとの相性か、それとも聴き手の耳のデリカシーの欠如か。

終楽章には圧巻の感動有。これだけの豪華メンバー、放送、DVD、CD化全部揃えて(おそらくスポンサー付)イヴェントを組むというのは、ほんまの”フェスティヴァル”也。アバドの人脈って凄いですね。

テレビにて映画「君が踊る、夏」拝見。あかん、ツボです。高知はお仕事で7年連続通ったお気に入りの街、ご当地の人々、喰いモンも酒も大好き!「よさこい」には2度行きました。映画では故郷の風景(四万十川)、はりまや橋付近の繁華街、練習する桂浜辺り、かなり距離的に離れているんだけれど、上手い具合に使い分けておりました。木南晴夏、溌剌として可愛いですね。子役の愛おしいこと!「よさこい」は若者による体力勝負であり、生バンド、創作ダンスなんです。ま、阿波踊りもそうなんだけど、踊りの上手いヘタはきっちり出ますよ。高知の夏風情であり、子供の闘病記であり、若者の爽やかな青春と愛の物語でもある。恥ずかしいくらいストレート。音楽も素敵ですね。テーマ曲は東方神起による甘いバラード。

また、猛暑の高知に行きたくなりました。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

富山より戻りました。昨日本日、ご当地はモウレツにアツい!36度ほどあったんじゃないか。疲れ果てました。幸い体調は移動中の居眠りにて回復、駅から富山の取引先へは、ちょっと思いついて地鉄富山にて。酔うような揺れ、のんびり速度に風情有。最寄の駅から十数分歩いたんだけれど、小さい疎水に美しい水が流れ(数日来の雨で水量が多かった)住宅は立派で美しく、そして人がいない。

半年振りの取引先に歓待され、楽しい商談(お相手は4人)1時間半あっという間。そのまま幹部と呑みにいきました。久々にしっかり呑んで、それでも体調は大丈夫。富山は喰いもんが旨いですね。ホテルの朝食も豪勢でした。今朝、高岡に移動して、終日立ち仕事。結果的にかなりの距離を歩いたので、両膝(とくに左膝)ガタガタ、久々に痛んでおります。ノートパソコンは無事落札され、ホテルから連絡だけしておいたけれど、即送ってくれとの要望は出張中なのでどーしょーもありませんでした。

通勤〜出張移動中音楽。R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」/「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/「ドン・ファン」〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1973/75年)・・・凄い!このトランペットはハーセスなんでしょ。なんて輝かしい、テンションの高さ。鮮明な録音、細部迄明晰、明快、オーケストラは切れ味があってモウレツに上手い、輝かしい。この際、精神性がどうとやら、陰影とか枯れた味わいとか云々、どーでもエエじゃないですか。生理的な快感有。文句なし。

Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)〜シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団(1980年)・・・いままでこれが最高との確信があったんだけれど・・・クラウディオ・アバドを数日前に聴いて、考えが変わりました。先のショルティも同じ、英DECCAの優秀録音なんだけど、アバド1988年DG録音の自然な音質とは方向が違って、贅沢言えば少々不満がないでもない。デュトワには充分色気があるけれど、アバドの実直を聴いてしまうとどことなく違和感ないでもない・・・

高岡辺りでポータブルCDプレーヤーの電池が切れました。残りは明日。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨日もほぼ狙い通りのお仕事進捗だったが、前日呑んだこともあって、夕方集中力を失っておりました。当面の締め切りに間に合った精神の弛緩と、やはり酒はちょっと時期尚早だったかな、と。体調完全な調子に非ず。昨夜通院したが、これは左膝(+両腕)リハビリのため。今朝は5時起床、ご近所ウォーキング実施。【♪ KechiKechi Classics ♪】 一本のみ更新。湿っぽいが雨は上がっております。本日、昼から富山へ。夕方打ち合わせ後、夜酒席有、少々ツラい感じ(頭痛有)。明後日ご当地で行事対応。オークション出品、CDは完全に動き止まり、ノートパソコンはじわじわと値を上げております。高望みしませんよ、このままでも充分。

AUDIOPHILE APL 101.547昨日通勤音楽は更新原稿にしてしまいました。売れ残りCDを再確認。Mozart 交響曲第25番ト短調K.183〜オットー・クレンペラー/コンセルトヘボウ管弦楽団(1951年)・・・記憶よりずっと音質状態マシ、快速テンポ、硬派で厳しい表情の激演でんな。この人は往年の巨匠世代、悠揚迫らぬ巨魁な・・・みたいな先入感を持ちがちだけれど、けっこう(レパートリーも含め)モダーンな過激派だったのではないか。当時66歳、まだ元気な頃。続いて、Mahler さすらう若人の歌〜ヘルマン・シャイ(br)(1947年)に至ると、声楽には時代を感じさせる古めかしい雄弁がありました。こうしてみると、フィッシャー・ディースカウ(1952年録音)は現在流布しているスタイルの基になったと実感できます。

今朝、Vaughan Williams 交響曲第5番ニ長調〜アレグサンダー・ギブソン/ロイヤル・フィル(録音年不明)・・・ニ長調という表記が信じられぬほど暗鬱で後ろ向き、鬱陶しくも静謐な作品でございます。最終楽章「パッサカーリア」に於ける金管の爆発はお見事、さすがロイヤル・フィル。清涼な気分で静かに収束していく風情もエエ感じ。初めてこの音源の存在を知りました。RVWは大好きで、全集も棚中5種揃えている(+単品でバルビローリなど有)が、もっと真剣に、ちゃんと聴かなくっちゃ。反省させられる見事な演奏でした。

出張にはパソコン持参せず、帰宅は明日の夜遅くとなります。なんせ富山は遠いですから。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

昨夜は今月の予算達成目処が付いた、ということで全日本中年独身者連盟メンバーとともに焼き鳥屋へ。但し、体調未だ様子見なので8時には(多めに)お金を置いて先に帰らせていただきました。9時迄には帰宅する、というのがポイント。珍しく駅から自宅まで雨中16分、歩きました。(ちょうどバスが出たところだった)今朝は雨模様なのでウォーキングできず、代わりにダンベル60回実施。屈伸深呼吸はどこでもできますし。お仕事はスケジュール通り進捗中。本日で半分クリアいたしましょう。CDオークションはこれにて打ち止めかな?週末ノートパソコンの処理を終えたら、また店仕舞いいたしましょう。

通勤音楽は、Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜レナード・バーンスタイン/ロンドン交響楽団/シーラ・アームストロング(s)/ジャネット・ベイカー(ms)/エディンバラ音楽祭合唱団(1973年9月ライヴ)・・・SONYから出ていたCDとほぼ同じ音源、これはDVD音源をネットで拾ったもの。2011年2月以来の再確認となります。こちらのほうが残響臨場感的に音質はぐっとよろしい。プレヴィン時代のオーケストラは絶好調であって、やや細身の切れ味あるサウンド、ライヴとは思えぬ(一部修正が入っているのだろうが)優秀なアンサンブルであります。昨日の第7番も同じ印象だけれど、ここ最近若手中心のすっきりクリア・クールな世界とは一線を画す、情熱熱血系のアツい表現が見事に決まっております。冒頭から尋常ならざる集中力だけれど、終楽章圧巻の「復活」の歌に痺れました。

なんか、世評通りのまともな賞賛で【♪ KechiKechi Classics ♪】 としてはオモロくない趣向か。行ってきます。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

エエ具合に夜眠くなるので、早朝決起もラク。結果的に以前より30分早く起きてご近所散歩、まだ朝の空気はひんやりして気持ちがよろしい。気分爽快だけれど、今朝はカラダが重いですね。まだヤク服用中で、酒席もないので規則正しい生活となっております。週末の富山出張でどうなるのか。CDオークションは更に1枚、今朝2枚落札があって、主眼のミニノートにも入札ありました。これにて今回の目的はほぼ達成です。さて、ぼちぼち【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例サイト更新の目処を立てましょう。

Mahler 交響曲第7番ホ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1985年)・・・第1楽章のみ拝聴。数日前のヴァシリー・ペトレンコが従来イメージとずいぶん違って(すっきり素直)いたので。1965年旧録音も立派な、説得力ある演奏だったが、こちらはもっと凄い。第1楽章って、異形な、ちょっとつかみどころのない怪しい音楽だと思うが、バーンスタインの手に掛かると”これしかない!”と確信させるほど陰影、デフォルメが徹底されて”正統な音楽”へと変貌しております。ツボにはまった時のニューヨーク・フィルの実力発揮、とくに金管楽器の大仰なる爆発に目を見張りました。(全曲を聴く元気なし)やはり若手とは貫禄が違う。

Venezia CDVE44237昨日の通勤音楽。Sibelius 交響曲第5番変ホ長調/第6番ニ短調(1973年)〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団・・・モウレツに粘着質、金管大爆発のトンデモ爆演也。でもね、これLP時代所有唯一の”全集”だったんです(中古で2,000円ほどだったので、否応なく)。久々の拝聴は記憶よりずっと音質がよろしいこと、オーケストラが抜群に上手いこと、大仰雄弁なる表現なりに細部描き込みが徹底され、少々暑苦しい、明るいけれど、けっこう説得力ある演奏だ、と。ただし、心身ともに体調万全にて聴くべき演奏であります。世評も意外と高いことに驚き。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

今朝も晴れたので、早朝ウォーキング+屈伸運動+深呼吸実施、これにて三日坊主達成。昨日職場では久々復活!な手応えで、激しい叱咤説教連続したが、自分なりにはまだまだリハビリ中で日常業務の範囲手応えです。本日より、本格的に今月課題達成に取り組みましょう。早々に職場を後にしたが、ビルを出た途端、膝がガクガクに・・・駅までわずかな距離、電車中でも立っているのがツラい、這うように帰宅・・・まだまだ本調子じゃありません。昨夜も寝苦しく、それでも今朝は早朝の気持ちよい空気を満喫しました。今朝、CDオークション2枚落札連絡有。坊主回避。

昨日通勤音楽。Dvora'k スターバト・マーテル〜ズデニェク・コシュラー/スロヴァキア・フィル/合唱団/ハヨーショヴァ(s)/ソウクコヴァ(a)/ドヴォルスキー(s)/ノヴァーク(b)・・・残念なことにCD廃盤ですね。しかも評価高いのに驚き。zyxの廉価盤(抜粋/誰の演奏だったか忘れた)で早くから入手していたせいで、この悲痛なる名作品旋律は細部お馴染みです。声楽は抜群に充実していて、ペーター・ドヴォルスキーのベンルカントな名唱には誰でも気付くことでしょう。合唱も素晴らしい。全88分、コシュラーの統率力は見事だけれど、オーケストラの色気不足(表情も硬い)は音質印象か。1970年辺りの録音でしょう。それなりの音質、鮮明クリアとは言い難い。

体調不良時にはネット音源探索意欲も落ちていたけれど、職場昼休みでいくつか探索。コンサートホールLPで懐かしい、http://classicalcollections.blogspot.com/2011/07/krips-conducts-brahms-symphony-no-1.htmlBrahms 交響曲第1番ハ短調〜ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団音源をダウンロード、帰宅後自主CDとしました。ここ最近、ご遠慮がちのBrahms 交響曲だけれど、クリップスだったら聴いてみたい・・・

今週来週で大小3個ほどの宿題(出張行事対応別)があるんだけれど、本日ひとつ目処立てました。(できた、ということではない)ぼんやり焦点の定まらない課題(締め切りのみ決まっている)の方向性をきちんと指示したということ。終日お仕事しても体調大丈夫、本日は女房殿が実家に泊まるとの予定で、チームメンバーと焼き鳥屋にでも〜と思っていたら、夕方「帰る」とのメール有。大人しく帰宅いたしました。本日は膝ガクガクしません。

珍しい音源の件にちょっぴり言及。Ravel ボレロ/Dukas 交響詩「魔法使いの弟子」〜ヒューゴー・リグノルド/ロンドン・フィル・・・この人はバーミンガム・シティ交響楽団の音楽監督(1960-1969) をしていた人だけれど、他詳細はよくわからない。CD化されていない音源でしょう。音質も良いし、オーケストラも上手い・・・が、録音の都合か、それともこの人の表現なのか?最初っからけっこう音が大きくて、最後迄どんどんクレッシェンドして盛り上がって!てな感じではないんです。仕上げが雑なワケでもなし、けっして単調でオモロくない演奏でもないんだけれど、色彩とか色気方面ではなく、実直にしっかり、明るく演りました、的演奏でした。(ジャケットはなかなかセクシーでエエではないか)

今朝、途中になったBrahms 交響曲第1番ハ短調〜ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団・・・LP時代の記憶ではそうとう劣悪音質だったような?そんな記憶だったが、意外と良好(というか、マシというか・・・残響少なく平板、低音も弱い)。オーケストラはトーンキュンストラー管か?テンポは急かず着実であって、叩き付けるような強面な表現ではありません。繰り返しなし。オーケストラの響きは薄くて、ちょっとヘロヘロ緩いアンサンブルながら、こんな穏和なテイストがクリップスの持ち味でしょう。ツボは押さえて、けっこうメリハリも強弱もはっきりしております。第2楽章「アンダンテ」の切々とした優しい歌が聴きものかな?こんな昔語りみたいな音源ばかり聴いちゃいかん、とは思うんだけれど・・・1963年の録音。

約45分、自主CDには余白がもったいないので、上記ヒューゴー・リグノルドの音源を埋めた、ということです。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

体調いちおう快復、昨日、今朝と朝のウォーキング(深呼吸+屈伸主体)続けて、明日実行すれば無事”三日坊主”、雨らしいからダンベルかな?今朝涼しくて、気持ちはよろしいが、昨夜は寝苦しかった。それに今年は蝉が鳴きませんね。7年前は冷夏でしたっけ?新しい一週間は三日で所定の宿題を進捗させて、週末、年に一二回ほどの富山行きへ。女房殿は症状を後追いして、今朝は声が出ておりません。昨日はまだ体調中途半端なのに姉の入院先に行っていたからな、ちょうどワタシが出張繰り返していたみたいに。

Rachmaninov パガニーニの主題による変奏曲 作品43〜タマーシュ・ヴァーシャリ(p)/ユリ・アーロノヴィチ/ロンドン交響楽団(1975年)・・・ようやくネットで発見した音源也。ヴァーシャリは1933年生まれ、最近は指揮者としての活躍が目立つようだけれど、DGに立派な録音を残しておりました。第3番では「オッシア」(大カデンツァ)を弾いるらしく(?)て、腕には自信があったのでしょう。「腕が鳴るような!」テクニック前面表出演奏ではなく、緻密でありながら神経質に非ず、味わい深い歌に溢れました。第2/4番でも感じたんだけれど、自然な音質音場極上、ロンドン交響楽団の洗練は特筆すべき水準であります。

ヴァシリー・ペトレンコ 1976ーイケメンでんなMahler 交響曲第7番ホ短調〜ヴァシリー・ペトレンコ/ロイヤル・リヴァプール・フィル(2011年5月ライヴ)・・・こんな若手(1976年生)の最新録音が即聴ける、そんな凄い時代となりました。いつもの自主CD也。Mahler の中では比較的聴く機会の少ない第7番であり、ロスバウトでの出会い以来、ずいぶんと印象を変えてきた作品であります。白眉は第2-4楽章、静謐で穏健、安寧な旋律が続きます。本日だけで2度拝聴したが、一度目はさらさらとして個性の薄い、オモロくない演奏?2度目は”怪しい作品”としてではなく、馴染みの美しい旋律として正統派に表現していることに気付きました。ライヴとは思えぬ、しっとり落ち着いた風情、クリアなサウンドが続きます。彼の世代では、昔から存在した名曲のひとつなのでしょう。第4楽章「夜の歌U」は、おそらくいままで聴いた中では最高に洗練された演奏でしょう。

すっきり爽やかな、新世代の表現であります。終楽章は速いテンポ、一気呵成に駆け抜けます。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

前回売れ残りのCDオークションはぴくりとも動かぬが、ASUS EeePC 4G ブラック=5,000円(送料別)にはたくさんウォッチ・リストが入っております。ま、相場を見ている人もいるのだろうけど。海外送付せず、としているのに、質問欄にカナダ在住のKurasawaさんより、ナイジェリアの友人が欲しがっている、200ドル出すから個人取引しないか、との(質問欄に怪しい)申し出有。ま、個人取引は禁止されているし、おカネについてはシビアで絶対に世の中に甘い話はない!と確信している(競馬競輪競艇博打パチンコ株先物取引FX等一切手を付けない)ワタシは丁重にお断り申しあげました。ま、送料込み壱万円ほど丸損しても知れているし、おそらく先に振り込みあるだろうから大丈夫(冒険してみる価値有)とは思うが、掟破り(ムリ)はいたしません。だいたいこんな中古マシン、弐万円あったらどこでも買えるでしょうに。それにXPは日本語版でっせ、それでも良いのか。

今朝、朝一番にてご近所軽く散歩(ウォーキングに至らず、深呼吸+柔軟体操中心)初実施。体調は波があって、午前中はたいていよろしいが、昼から、そして夜がよろしくない。どこにも出掛けずおとなしくしても。昨夜もそうでした。だから昼から音楽を聴いても、まともに集中できなかったんです。

Berlin Classics  BC12502  Beethoven 交響曲第1番ハ長調/第4番 変ロ長調〜ハイリヒ・シフ/ドイツ・カンマーフィル(ブレーメン1993/4年)・・・一部の好事家に話題の激演!なるほど、引き締まったリズム感鋭い躍動スリム辛口演奏也。速めのテンポ、なんつうもんじゃない、溌剌スピーディーであり、(少なくとも当時は)若手の手練れ集団は滅茶苦茶上手い!これを賞賛する人々の気持ちも理解できます。でもね

第1に昨日の自らの体調、そして(以前にも言及したような記憶はあるが)この類の演奏(例えばレイボヴィッツ辺りが嚆矢か?)は、最近の趨勢なんじゃないか。いまひとつ愉しめない。それが悪いとか、なんとかではない、Beeやんになにを求めるか。1995年にワタシがこれを聴いていれば絶賛したことでしょう。Beeやん苦手、古楽器大好きといった基本嗜好さておき、クリュイタンスの余裕透明な演奏に驚きの感銘があったのも事実。クリティカル・エディションに明るい人には過去のものなのかも知れぬが、ド・シロウトの耳には一巡して穏健派が勢力を盛り返してきた、そんな感慨がありました。

Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調〜クララ・ヴュルツ(p)/ウラディミール・シレンコ/ウクライナ・ナショナル管弦楽団(2003年)・・・リヒテルの大ファンであり、彼の二種の録音に絶賛を惜しむものではないが、最近どーも重く、濃く、暗い印象が気になります。(音質印象もあるのか/実際音にすればすべて吹っ飛んで感銘深いんだけれど)甘美な旋律が大好きな作品であって、その辺りをさらりと粋に、過不足なく気品を以て表現して欲しい〜そんな願いをほとんどすべてかなえて下さる演奏也。テクニックに不足はなく、基本楷書系の表現なんだけど、この人にはなんとも言えぬ爽快な色気があります。強靱なる威圧感(みたいなもの)皆無。ウクライナのオーケストラも雰囲気満載であり、なんせ音質がよろしい。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

週末休み、ようやく快復への手応え有、但し、ここ数ヶ月幾度症状ぶり返したり、繰り返しだったので油断禁物。体調不良だとドーパミンの出も悪くなるのか?ノーミソ前頭連合野の動きも鈍くなりがち、物欲いっそう減退し、なにもやる気がなくなる・・・後ろ向きの考えばかり出ちゃう・・・サラリーマンがちゃんと出勤できなくなったら、んもうアカンのとちゃうか(断続的に休んだけれど、お仕事段取りちゃんと付けたつもりなのに)とか。ダンベル40回目指して所作30回目で力尽き、うっかり朝飯喰っちまったので、朝のウォーキングは断念いたしました。

PHILIPS 442 050-2Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団/オランダ放送合唱団/エリー・アメリンク(s)/アーフィエ・ハイニス(a)(1968年)・・・ハイティンク、クーベリックのセッション全集は自らのリファレンスと決めていたのに、ここ最近、モノラル時代のみならず1960年代録音のMahler はもうエエちゃうんか、そんな不遜な考えに襲われておりました。次々と若手の最新録音が安易にネットダウンロードできる時代になりましたし。「復活」とか第3番、第8番辺りの大曲はそうそうCDでも聴けるもんじゃない時代を経験しているので、こうして次々と自主CD作っちまうと、その「消化」(ご馳走ばかり喰えないぜ)に汲々とする毎日(なんて不遜な!)。先月だけで第3番を4種聴いてますね。閑話休題(それはさておき)

残念ながら我が貧者のオーディオは大編成オーケストラとの相性は余りよろしくないんです。パワー不足。それでも、この1968年録音は(例の如し)虚飾のない素直な表現と、コンセルトヘボウの暖かい、ふくよかなサウンドが幸せな融合を実現して希有な成果を上げている!と感じさせて下さいましたね。どこにもムリがない、力みもない。余裕のスケールもある。あちこち寄り道(浮気)した挙げ句、元に戻ったみたいな、そんな手応え有。一日24時間、お仕事で1/3は取られるし、睡眠時間をカウントすれば人生の時間は限られている・・・そんなにあちこち、中途半端な音楽への接し方をしてどーするの・・・

と、思いつつ、ベルリン・フィルとの1993年録音の一部(中間楽章辺り)と聴き比べしておりました。あまり評判よろしくないみたいですよね。オーケストラの表情が硬いというか、やや強面な感じ、ハイティンクにもちょっと力みがあるんじゃないか・・・でも、悪くないですよ。立派な演奏ですよ。

女房殿のノートパソコンは7年目?ほどのショップブランド。(XP)個人設定が消えてしまった(ちゃんと起動はする)ので、久々、OSの再セットアップをしました。ノートはバックアップのCDが残っていればカンタン、いままで中古ジャンク(本体のみ)なんども蘇らせてきたので、楽勝でっせ。むしろ、もとの設定使用環境に戻すのが一苦労、女房殿のデータ類は別途保存して戻し、オフィス・ソフト(今回はオープン・オフィス)を入れ、マウスポインタやブラウザ、そして外付けの無線LAN子機(なんか不正な機器だったみたいでメーカーサイトには既にドライバなし)の設定も(バックアップが残っていて)無事終了いたしました。ちゃんと除菌ティッシュで磨いて新品みたい!に復活。

こういった作業は一年に数度やらんと腕が鈍るんです。脳トレになりまっせ。体調はいまいち、夕方入浴したら、どんよりしております。


●2011年7月某日の振り返りと後悔

【♪ KechiKechi Classics ♪】 休憩中。体調重く昨日急遽休み、一日寝ていれば快復するかと思ったが夕方状況更に悪化、発熱を感じて病院へ。点滴となりました。今朝はそれなりな感じで、とにかく出勤いたします。週末は休みなので。お仕事スケジュールがたがただけれど、仕方がない。断続的に起き出して音楽を聴いてみたけれど、全然集中できず・・・あたりまえじゃ。例えばRachmaninov 交響曲第2番ホ短調作品27〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1959年)、Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1979年)、どれも定評ある、しかもお気に入り中のお気に入り作品演奏なのに、震えるような感動は何処・・・

Holst バレエ音楽「どこまでも馬鹿な男」作品39/「エグドン・ヒース」作品47〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル、そしてBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ミヒャエル・ギーレン/シンシナティ交響楽団(1980年)に至っては、完全に意識を失ってしまいました。情けない。

本日、とにかく一日体調が保ちますことを。

いつもの時間に出勤、一日休み分残務整理して、即(一日遅れで)チームミーティング開始、小一時間ほど。諸トラブルの決着見据えて、当面のスケジュール調整あちこち。じつは昨日の休みは余っていた代休であったことを発見(結果論)、週報をまとめて昼にて辞去いたしました。まず、体調快復専念第1。帰宅すると女房殿が寝込んでいて、そうとう症状重いみたいです。自分と入れ替わりだな。今回の風邪症状(それとも別なウィルス?)はしつこいですね。女房殿は姉の入院お世話疲れもあることでしょう。

ちょっと昼寝して、やや体調快復傾向、明日朝の状況を見て生活リズム再編に着手いたしましょう。本日付でYahooオークション復活、CDはどーせ売れんだろうから主眼はミニノート(ASUS EeePC 4G )の処分です。Linux充分たっぷりお勉強させていただきました。但し、画面小さすぎて練習用にはちょいと厳しい、それにもう一台AspireOne(の旧型)ありますから。職場では節電対策の一環?として来週、デスクトップ→ノートに一斉変更あるそう。ま、どっちでも良いが再設定がメンドーなんですよ、いろいろ。半日つぶれちゃう。そういえば、女房殿のノートパソコン、昨夜個人設定が吹っ飛んでXPデフォルトになっておりました。こんなこともあるんですね。

EMI 6985552/10枚組 総経費込3,100円ほど通勤音楽。Holst 組曲「惑星」〜レオポルド・ストコフスキー/ロサンゼルス・フィル(1956年)・・・録音年代が信じられぬほど鮮明なる音質。昨年2010年末に入手した米CAPITAL/UNITE録音10枚組は音質改善著しいと感じます。例の如しの一部改変が存在するらしいが、ド・シロウトには所詮門外漢(あれ?ちょっぴり馴染みとちゃうな、程度)、むしろ(ストコフスキーにしては)オーソドックスでストレートな表現、そしてロサンゼルス・フィルの厚みのある、瑞々しいゴージャス・サウンドに驚かされます。「火星」に於ける切迫したリズム感、「木星」の堂々たる歌い口、「天王星」は大仰なるオーバーアクションが決まっております。楽しい!

フィル・アップはScho"nberg 浄められた夜〜ストコフスキー/管弦楽団(ニューヨーク1960年)・・・これは以前国内盤で所有していたもの。”誇りっぽい響きに少々集中力を欠きます。雰囲気に走って、アンサンブルが緩いと感じるのは、録音の印象”?とは4年前のコメントであって、音質改善かなり顕著であって、セクシーな雰囲気満載を堪能いたしました。オーケストラはオスカー・シュムスキー在籍の録音用オーケストラでしょう。立派なアンサンブルでした。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi
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