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行方不明


 音楽を楽しむこと、サイトに更新することはワタシの楽しみだし、CDが劇的に安くなっているから、次々と購入しちゃいます。全部はまともに聴けないし、時に棚を整理し、「嗚呼、もうこのCDは聴かないな」と感慨すればオークションに@300計算にて出品してしまいます。いつの間にやら部屋中CDで一杯になってしまって、整理整頓が行き届かないし、記憶は雑然と混乱はいや増すばかり。どこになにがあるか、全然わからない。そもそも入手したことを失念して、危うくダブる可能性もあるし、棚中より”発見!”して、ある種の感慨に襲われることもしばしばです。

 ふと記憶が蘇って、あの演奏が聴いてみたい・・・と棚中をあちこち探るが、姿を顕わさない。もしかしたら、処分したことさえ忘れたのか。こんな時に限って数ヶ月前探せなかった某CDついに出現して驚くが、肝心なる目的物はどこにいったんでしょうね?状態継続なんです。先日、Bach のフルート・ソナタ集〜ウィリアム・ベネット盤(ASV)、マクサンス・ラリュー盤(PHILIPS/駅売海賊盤)を発見したときは、嬉しかったですね。胸の支えが降りたような、そんな感動がありました。なんせお気に入りの作品だったし、処分するはずがない、という確信ありましたもの。

 駅売海賊盤はオークションではなかなか売れないでしょうし、BOOK・OFFでは(通常正規盤CDでも)ほんま二束三文の半値八掛け処分ですから。それでも(どなたかが楽しんで下されば)エエけど、ご近所の店に数年間売れ残り続ける(しかも、マニュアルが変わったみたいで、いつまでも値下げしない)のを拝見するのもツラいですから。クラシック売り場の半分ほどが「元所有物」だと、これは地域の需給バランスを崩した、と判断せざるを得ない。更に「スリーヴなし」状態だと、不要と感じたときには友人にプレゼントするしかない。時に、なんらかの理由でそんな状態になったCDも数枚存在します。例えば・・・

■宮沢明子・ピアノ・コレクション・サンプラー
■Ravel 管弦楽曲集(バルビローリ/ハレ管弦楽団)(関連記事も有
・・・この辺りは、購入時から表スリーヴが存在しな(いから、安く売っていた)いんです。

 スリーヴを紛失した、というのもあって、これは一時プラ・ケースは場所取り、と感じてビニールの袋に詰め替えた(結論的に元に戻した)ことがあって、おそらくその時になくしたんですね。これは、きっとなにか類似関連のCDとともに挟み込んでいるはずだが、これがまず出てこない。昔のエエ加減コメントをなんとかせん、と再聴すべく棚中を探るが、行方不明のまま捜査は継続されております。

■Stravinsky 「春の祭典」(ショルティ/シカゴ交響楽団)(これは駅売海賊盤)
■Elgar 交響曲第1番 変イ長調 作品55(ロッホラン/ハレ管弦楽団)(ASV)
・・・このCD2枚、ここ数日行方不明、手掛かりさえ掴めない。そうなるとますます気になって、お尻の底がどうも落ち着かないんです。いったいどこに消えたのか?どのCDと関連づけて収納したのか、まったく記憶はない。スリーヴがないから処分はあり得ないし、絶対に捨てられないし、どこか部屋中に眠っているのは間違いない。

蛇足だが、 ■Mozart 歌劇「フィガロの結婚」(抜粋)〜カール・ベーム/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(DG録音の駅売海賊盤)
・・・これに至っては、中スリーヴ関係+帯一式残っていて、肝心の本体CDが行方不明???どこにいったのか、事態は絶望的です。

■Elgar 交響曲第1番 変イ長調 作品55(ロッホラン/ハレ管弦楽団)を発見いたしました。ロッホラン/ハレ管弦楽団によるBrahms 交響曲全集(cfp)のケースに同時封入されておりました。「春の祭典」(ショルティ)はローラー作戦を決行しているが、いまだ行方不明。捜査は困難を極め、迷宮入りであります。2006年、今年一年間、CDの劣化から始まり、行方不明で終わる・・・象徴的な事象か。10年くらい棚を暖め、聴く機会のなかったCDを年末ラスト、大量処分しました。オークションでは驚くべき高値が付きました。2007年はこと音楽に関する限り、順調でありますように。

(2006年12月29日)


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written by wabisuke hayashi