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ビニールケース反対!


 いつだったかなぁ、「増え続けるCDの場所にお悩みのあなたに福音!」とか銘打って、プラケースからスリーヴとCDを外してビニールケースに入れるのが流行りましたね。今でもやっている人いるでしょう。だいたい、あのプラケースってすぐ割れるし、けっこう幅を取るし、で、評判悪いことはたしかだし。とくに組み物がいけない。やたらと幅を取ったり、開けにくかったり、CDを抑える部分が欠けちゃったり・・・。

 BRILLIANTのBOXセットものが、最初プラケース→紙パックに変更されましたよね。あれはじつによろしい。手許にハイティンクのMahler 交響曲全集(PHILIPS 442 050-2 10枚組)がありまして、これは「紙パック」ならぬ「紙袋」なんです。それも潔くて好き。これには袋ごとにちゃんと情報が印刷されております。ところが、ペーター・マーク(ARTS LC2513 47700-2 16枚組)に至ると、窓付きの紙袋で「情報はCD本体を読みとってくれ」とばかり、いっそう簡便化が進んでおります。

 まぁ、あれは箱に入っているから、それはそれでちゃんと存在感有。その合理化を自らの手で、というのがビニールケースの趣旨でした。同じスペースがあれば2.5倍収納できます。ワタシ、300枚はケースを入れ替えたと思います。もう6〜7年経つかな?

 で、結論。失敗でした。ほとんど当時のまま残してあるけど、もう増やしません。場合によってはプラケースに戻しております。どうしてか?以下、理由を。

1) CDの存在感がなくなる!

 LP時代の存在感というか、あの30cm直径のジャケット絵というのは芸術でした。CDは小さくなって、そんな楽しみは減ったけど、やっぱり同じレーベルの背中の部分が棚に並んでいると嬉しいもの。ビニールケースでも「ああ、このレーベル」といった雰囲気はわかるけど、CDを探すのに苦労するようになる〜結果、そのCDを聴く機会が減っちゃう。存在を忘れる。

クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル Bruckner 交響曲第3番2) そのCDが安っぽく見える!

 これは予想していたので、怪しげ海賊盤とか、そんなもの中心にビニールケース化しました。で、時に取り出して聴くじゃないですか。これがどうも(姿が)安っぽい。情けない。実際、安く買ってはいるが、そんな意味じゃなくて。聴き直して「ああ、良かった!」と思ったCDはプラケースに戻すようにしております。

3) 場所取りがなんだ!

 そもそも「場所塞ぎだから」との発想がビンボー臭い。いっぱいいっぱい場所とって「いやぁ、もう困ったよ」状態になったら、ほとんど聴かないでしょ?それだったら売れば良いんです。二束三文でも。市場に出回ったら、ちゃんと愛聴して下さる人も出現することでしょう。でもさ、ビニールケースだったら売ることもできません。

 ボベスコ/ジャンティ Franck /LEKEU/Debussy ヴァイオリン・ソナタ(1981年録音 17CD-88)希望です。プラケースは規格品なので安いのがありがたいが、ちゃちなのが不満です。日本PHILIPSが1990年ちょっとまえに@1,700(グロリア)シリーズ出していました。あれが見開きの紙パック・ケースで良かったなぁ。いまとなっては珍しい国産品で、さすが日本製は作りがしっかりしてました。(いまや中古でしか手に入らない)原価掛かりすぎか。なんとか復活できないものか。ルーシンク Bach カンタータ全集

 BOXセットは、もうこのまま紙パック一筋で。先日、BRILLIANT・Bach カンタータ全集(ルーシンク)が紙パックでコンパクトに再発されたでしょ?プラケース全集を集めたオトコとしては、少々悔しい思いがありました。(2004年2月5日)  

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written by wabisuke hayashi