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「ウィンナ・ワルツ覚え書き」〜再会(第7集)


 4年ぶりの「再会」です。自分のCD在庫を披瀝して自慢するような趣味はないし、あくまで音楽を愉しむための備忘録(のつもり)。4年も経てば嗜好の変化もあるかも知れないし、在庫の変遷もあります。2007年4月大阪に転居となり、その前後にCD大量在庫処分したんです。

<処分したもの>

● ウィンナ・ワルツ覚え書き中、●カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー(ORF SF-001 1968年ライヴ)、●クリップス/ウィーン・フィルハーモニー(DECCA 2894-30868-2 MG 1956年録音)
● (続)ウィンナ・ワルツ覚え書き中、●ジークハルト/ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団(ARTE NOVA 74321 80771 2  2000年録音)●E.クライバーほか(GOLDEN MEMORIES GM3013 1931〜39年録音)
● (続々)ウィンナ・ワルツ覚え書き中、●「Strauss Gala」オットー・アエビ/スロヴァキア放送交響楽団(ブラティスラヴァ)(BRILLIANT 99083 5枚組)、● ゴルコヴェンコ/サンクト・ペテルブルグ放送交響楽団 (FELISSIMO MUSIC  FMCD0004)
● (益々)「ウィンナ・ワルツ覚え書き」〜独逸編中、●アーベントロート/ライプツィヒ放送交響楽団(VIRTUOSO 83007 4枚組 1950年録音)
● (とうとう)「ウィンナ・ワルツ覚え書き」〜亜米利加編(これにて完結)中、●クラシック音楽紀行「オーストリア編」フランチェック/ウィーン・シュトラウス管弦楽団(レーザーライトGES-20006)・・・

・・・おお!ようけ処分しとりますな。

 2007年5月には、「美しく青きドナウ」(1971年)/「ウィーン気質」(1971年)/「皇帝円舞曲」(1969年)/「ウィーンの森の物語」(1969年)/「春の声」(1971年)/「アンネン・ポルカ」(1974年)/「南国のバラ」(1974年)/「電鳴と雷光」(1974年)〜●ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団の一枚を購入したが、

想像ははしていたけど、こりゃ失敗だなぁ。本場もんばかり称揚するつもりも、先入感もないつもりだが、豪華すぎ。味付けが濃すぎる感じ。ダイエットな時代に油脂分も摂りすぎか。例えばハリウッド・ボウル辺りの演奏は好きなんですよ。オーマンディも大好きだけど、この演奏には粋の欠片も、ニュアンスも陰影もない。所謂、”物量派亜米利加”的円舞曲集也・・・嗚呼、喧しい。(「音楽日誌」より)
との感想を残し、翌月にはオークションで処分済み。

Testament SBT12 1281 CD7 収録が増えました。+Lehar 「金と銀」/Heuberger「オペラ舞踏会」序曲●ケンペ/ウィーン・フィルハーモニー(EMI SAN-11)も処分したが、これは別途ボックスセットを購入したためです。処分はこんなもんかな?(Testament SBT12 1281 CD7 収録が増えました。+Lehar 「金と銀」/Heuberger「オペラ舞踏会」序曲)

その後新たに購入したものの前に、未CD化(のハズ)自家製海賊盤を・・・●LP(RCA/Readers Digest 20S-11/12)

 「美しく青きドナウ」〜チャールズ・ゲルハルト/ウィーン・プロムナード管/合唱団(合唱付きが嬉しい)、「春の声」〜レオ・グルーバー/ウィーン国立歌劇場管(キリっとしたリズム感が明快)、「ウィーンの森の物語」〜ホーレンシュタイン/ウィーン国立歌劇場管(味わい充分で立派)

 そして「ウィーン、我が夢の街」・・・
「私の心はいつもウィーンの事で夢中になっている。泣いているウィーン、笑っているウィーン、私はそれを我が家のようによく知っている・・・」〜パトリシア・クラーク(s)/ダグラス・ギャムリー/RCAヴィクター交響楽団。懐かしくて、切ない憧れに充ちた作品であり、ソプラノの清楚な歌に泣けちゃう。更に、「舞踏会の妖精」〜レオ・グルーバー/ウィーン国立歌劇場管の粋で甘い味わい、「オーストリアの村燕」/「天体の音楽」〜ギルバート・ウィンター/ビーチャム・プロムナード管の(演奏団体名からは想像も付かない)ムーディーで美しいアンサンブル・・・

泣けました。

 ワタシがムリしてお願いしたもので、あくまで「CD復活しない音源を個人的に楽しむ」ということで許してください。なんせ一番お気に入りなので。ほか「女学生」「ラデツキー行進曲」(レオ・グルーバー)「ワルツの夢」(レグ・オーイェン)「金と銀」(ヴィクトール・デザルツェンス)「芸術家の生活」(ゲルハルト)、そして「こうもり」の一部が含まれ(ゲルハルト/ロンドン新交響楽団/アンブロジン・シンガーズ/ローテンベルガー/パトリシア・クラーク)演奏家は寄せ集めだが、演奏音質とも良好、こんな楽しい経験は希有なる事象・・・LP時代の愛聴盤だったんです。(以上「音楽日誌」再掲)

 たしか、英DECCAの技師ケネス・ウィルキンソンを招いて作成した一連の録音であって、1960年台の優秀録音となります。「ロンドン新交響楽団」というのはRCA系の旧い協奏曲録音に登場するが、ナショナル・フィルと同一団体でしょうか。録音専用団体か。また、安田さんの情報によると、別セットでLPに収録されている音源を含みます・・・って、その12枚組も以前所有していたような・・・?

 8.223217MarcoPoloレーベルで「StraussU大全集」(CD全52枚)録音の偉業がありまして、それからの一枚拝聴。(第17集)

ワルツ「自由の歌」 作品52/慈善舞踏会ポルカ 作品176/ヴェルディの主題によるメロディー・カドリーユ 作品112/ワルツ「ウィンザーの調べ」 作品104/ポルカ・シュネル「帝都はひとつ、ウィーンはひとつ」 作品291/ワルツ「市民の心」 作品295/ポルカ・マズルカ「恋人よ、舞い上がれ」 作品394/ワルツ「おとぎ話」 作品312/ 祝祭ポロネーズ 作品352/アデーレ・ワルツ 作品424/ポルカ・フランセーズ「ヴィオレッタ」 作品404/皇帝フランツ・ヨーゼフ行進曲 作品67〜アルフレッド・エシュヴェ/スロヴァキア放送交響楽団

 題名さえ知らぬ!というのが大多数でして、ブラティスラヴァの放送オケ、オーストリア放送響、アルフレッド・ワルターとかヨハネス・ヴィルトナー、ペーター・グートほかいろいろな人が振っております。メモリー・オーディオそのものの音質問題に加えて、イヤホンがいかにも安物で印象はいまいち(元気と色気が足りない・・・)だが、作品勢揃い!的資料としては貴重なもの。便利な時代となりました。知識としてだけではなく、実際に音としてこんな膨大に稀少な作品が聴けるなんて!

(2007年8月16日)


<"ウィンナ・ワルツ覚え書き"シリーズ既出>

● ウィンナ・ワルツ覚え書き
● (続)ウィンナ・ワルツ覚え書き
● (続々)ウィンナ・ワルツ覚え書き
● (益々)「ウィンナ・ワルツ覚え書き」〜独逸編
● (とうとう)「ウィンナ・ワルツ覚え書き」〜亜米利加編(これにて完結)
● 忘れ物)「ウィンナ・ワルツ覚え書き」〜補遺


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written by wabisuke hayashi