「指環」への道(「ニーベルングの指環」4部作)



BRILLIANT (1993年〜1995年ライヴ録音)14枚組  $27.86 Wagner

◆楽劇「ラインの黄金」(全曲) 99626/1-2

◆楽劇「ヴァルキューレ」(全曲) 99627/1-4

◆楽劇「ジークフリート」(全曲) 99628/1-4

◆楽劇「神々の黄昏」(全曲) 99629/1-4

ギュンター・ノイホルト/カールスルーエ・バーデン州立歌劇場管弦楽団

(2000年12月29日掲載完了。匿名氏からの補足追加しております。再読あれ)

BRILLIANT (1993年〜1995年ライヴ録音)14枚組  $27.86(日本で買えばもっと安かったかも)

 貧乏だった昔の記憶から抜け出せず、安いCDを見つけると後先考えずに買ってしまいます。「これではいけない」と、買うことを抑制したあとの後悔の激しいこと。2000年は、信じられないほどたくさんのCDを買いました。12月だけで100枚は買ったはず。「お金持ち!」って思われるかも知れないけど、2万円くらいなんです。使ったのは。

 ことしは出張も多くて、職場の夜のおつきあいもグッと減りました。その分の経済的負担(呑み代)がCDに行った計算なんですね。でも、人間が音楽に費やせる時間は限られていて、仮にCD一枚一時間として、12月一ヶ月間に100時間分聴くのは不可能。徹夜で休まず聴いて4日間以上かかる計算。当然、封も切らずに放置するものが溜まっていきます。これを「コケシ状態」と呼ぶ。(買ってきて並べるのみ)

 ワーグナーの「指環」は、クラウス盤、スワロフスキー盤を既に所有していたし、まともに聴けていない状態で5年〜10年経過。ノイホルト盤の存在を知ったときには「パス」と決めていました。でも、数人の方から「買いましたか?」「ワタシは買いました」「全然ダメ演奏」なんていうメールをいただくウチ、ムラムラと心の底から沸き上がってくるものを抑えられず、ニュージャージーまでメールを送ってしまったワタシ。

 「買いましたよ」と「音楽日誌」に掲載したら、「聴きましたか?」「全曲終わりました?」とのプレッシャー・メールが来て、いよいよ20世紀も末に追いつめられ、意を決して全部根性を入れて聴くこととしました。目標は当然「20世紀中」。その証拠として(内容はともかく)HPに掲載することにします。

 ワタシの理解の誤りはメールにて指摘して下さい。「コケシ状態」解消のため、一意専心、不撓不屈の精神で(仕事の合間に)日々精進しました。ちなみに、いくらヘボ内容HPでも、文書にするには数回聴かないとお話にならないし、今回は対訳台本との格闘もありました。

「指環」への道〜「余話」


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written by wabisuke hayashi