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音楽日誌●サラリーマン生活延長線の日々

サラリーマン生活延長線の日々
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2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

どんより曇って薄ら寒い、2017年ラストの日を感慨深く迎えております。休みに入ったら、しっかり走って、系統的に音楽拝聴+読書を狙っていたのに、体調がよろしくありません。左奥歯下の痛みはかなり軽快、こんどは右奥歯上下に鈍い痛みが・・・いつもの土曜習慣シーツも洗濯して布団干し、掃除機をしっかり掛けて、昼は(この間の野菜の煮物流用)雑煮を作って(自分は餅抜き)そこで力尽きました。一夜飾りを嫌う玄関注連縄(100円ショップので良いんです)買いに行くつもりが身動き取れず。女房殿に頼みました。昼からぼんやり無為無策に過ごして夜、ご近所爺婆が営む馴染みの居酒屋へ。

お客は一人しかいなくて、いつものおいしいお料理+お酒少々いただいて、やがてお客が増えてきたので早々に辞去はいつものパターン。ドラッグストアにて水2Lを2本ほど、手に持てる程度入手して帰宅いたしました。夜はDVDに保存した音源整理点検しつつ、映画「アルマゲドン」拝見(三度目か)。地球滅亡の危機に立ち上がった石油掘りの職人たち・・・全地球規模に暴動も発生しないのは1998年という国際テロ悪化前という時期故か、ブルース・ウィリスには未だ頭髪ありますもんね。愛すべき(社会的には問題ある)仲間たち+父と娘の情愛、イケ面彼氏(部下)との関係、国家官僚との遣り取り、そして圧巻の爆破作業スペクタクル・・・全然古さを感じさせぬ完成度。

映画「超高速!参勤交代リターンズ」は先日、新たに入手したSONYブルーレイレコーダー(中古格安)のテストで予約録画したもの。第1作めは見ていないんですよね。お決まりの勧善懲悪+個性豊かな貧乏弱小藩は超絶な技能を持つ部下たちの活躍がユーモラスで愉しいもの。深キョンが可愛いなぁ和服がよう似会う。最高。

女房殿はこれより大阪へ、母親とともに年越しとなります。さて、自分はどーする?毎週の【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新も、毎月一回の「近況」準備もできておりません。

音楽はこれのみ LONDON POCL4544 Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜キリル・コンドラシン/ウィーン・フィル(1979年)・・・幾度聴いた”ヴェリ・ベスト”のはずが、懐かしい旋律が全然ぴん!ときません。完全に集中力を失っております。

自主CDを数枚確認して、再生不可を発見→廃棄いたしました。経過年数よりワリと新しい”激安CDR”が2年ほどでお釈迦になっております。概ねデータ再保存完了しているけれど、一部既にネットから消えている音源のみ心配・・・

A celebration of Hungarian National Day/2016 今朝は「A celebration of Hungarian National Day/2016.5.30」 (ネットよりの音源)拝聴中。Bartok Five Hungarian Folksongs BB 97 (Elindultam szep hazambul; Altal mennek en a Tiszan ladikon; A gyulai kert alatt; Nem messze van ide Kis-Margitta)/Kodaly MONNr Anna (Anie Miller) from Hungarian Folk Music(Polina Pasztircsak (s)/Zoltan Kocsis (p))/ Bartok(Tivadar Orszagh;arranger)Second part of Hungarian Folk Songs (Barnabas Kelemen (v)/Zoltan Kocsis (p))/A csitari hegyek alatt, from 'Hungarian Folk Music/Excerpts from 'Eight Hungarian Folksongs, BB 47' (Fekete fod; Istenem, Istenem; sszonyok, asszonyok, had' legyek tarsatok; Annyi banat; Ha kimegyek)/Sonatina(Barnabas Kelemen (v)/Zoltan Kocsis (p))/Excerpts from 'Twenty Hungarian Folksongs, BB 98' (Regi keserves; Panasz; Szekely lassu)(Polina Pasztircsak (s)/Zoltan Kocsis (p))/Fritz Kreisler Chinese Tambourine op 3 /Chanson Louis XIII et Pavane in the Style of Couperin /Allegretto in the style of Boccherini /Praeludium and Allegro in the Style of Pugnani(Barnabas Kelemen (v)/Zoltan Kocsis (p))/Rachmaninov Vocalise(Polina Pasztircsak (s)/Zoltan Kocsis (p))/Kreisler Toy Soldier's March /Heuberger Midnight Bells from 'Der Opernball' / Four Works (1. Liebesleid; 2. Libesfreud; 3. Schon Rosmarin; 4. Syncopation)(Barnabas Kelemen (v)/Zoltan Kocsis (p))/Rachmaninov 6 Romances op 4 - Sing not to me beautiful maiden(Polina Pasztircsak (s)/Zoltan Kocsis (p))・・・(曲名コピーするだけで一苦労)ポリーナ・パスティルチャクは1982年生まれ若い洪牙利のソプラノ、しっとり美しい声質。バルナバス・ケレメンも若い人みたい。闊達ヴィヴィッドな躍動、豊かな節回しをヴェテラン・コチシュが支えております。Kocsis Zoltan(1952年5月30日 - 2016年11月6日)亡くなる年の演奏会でしょうか。Wikiによると「長い闘病生活の末に死去」なっているのに、ここではそんな陰は微塵も感じさせません。懐かしい旋律が並んでおります。音質も良好。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

今年は区切りよろしく明日日曜が大晦日。本来の週末休みはこれといったニュースネタもなく朝日新聞一面は”引き隠り”(出不精な自分とはワケが違う)例えば80歳以上の女性が住まうゴミ屋敷、病を得て公的福祉が入ったら、奥には60歳ほどの息子が引き隠って足腰経たぬ状態だったとか、OSDとはOn Screen Displayに非ず、「親(O)が死んだら(S)どうしよう(D)」こんな団体もできているらしい。かつてはこどもの問題だったものが、バブル以来とかそんな時間を経て中高年世代の課題となったのですね。少子高齢化、空き家問題、無縁墓、それとは別次元の世相が平成の終わりに存在しておりました。

職場の悪い呑み友達の下の娘は22歳、LDだから見た目フツウの娘さんでも就職して自分で稼ぐのは難しいでしょう。状況としては「親(O)が死んだら(S)どうしよう(D)」に似て、不動産家賃収入とかそれで娘の暮らしが成り立つよういろいろ考えているとのこと。

閑話休題(それはさておき)問題は”傘がない”。左奥歯下痛みは歯科医に行くか悩んだところ(行ったところで虫歯に非ず即効性はないけれど)ドラッグストアに”シュミテクト”(通常の5倍の値段)入手、昨日なんやかんや10回ほど入念に磨いて、結果的に軽快方向へ。じつは右奥歯にも微妙に痛みが来て、やはり風邪症状の名残か?体調は改善方向(肩こり有)夜2017年ラストのスポーツクラブへ、ステアマスター15分(足腰腹筋背筋)初級エアロビクス30分(両膝に不安有。寒さのせい?)+マッサージチェア15分。本日以降、ランニングとか即歩とかストレッチとか独自の鍛錬必要です。

女房殿の母親用年賀状印刷出来。これにて種々不安を抱えた”筆王2003”お役御免。ソフトのCDデータがぼちぼち劣化気味(CDコピー失敗)女房殿のLenovoG575(Windows10)ではなぜか?文字化けして入らんのです。当面なんとかメインのHP Omni 220-1140jpにて動いて下さったのでなんとか乗り切れました。年一度しか使わんからなぁ、今年みたいに相次いでマシンを乗り換えた年には要注意。休みを利用してまずはExcel形式にして、データ保存(クラウドに)しておきましょう。

Hyperion Bartok ピアノ・ソナタ Sz.80/シク地方3つのハンガリー民謡 Sz.35a/ソナチネ Sz.55/スロヴァキア民謡による3つのロンド Sz.84/3つの練習曲 Sz.72(Op.18, BB.81)/2台ピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110(BB.115)〜セドリック・ティベルギアン(p)/フランソワ=フレデリック・ギィ(p)/コリン・カリー、サム・ウォルトン(打楽器)(2014ー15年)・・・Cedric Tiberghienは1975年生まれ仏蘭西のピアニストとのこと、2015年には来日もしております。Bartokは大好きだけど、ピアノ・ソロ作品はほとんど聴いていなくてジョルジ・シャンドールくらいかな?ここでの印象は野蛮性土俗性の後退、ずいぶんと洗練され、リリカルな味わいに至ったな、と。瑞々しい音色、優れた技巧・・・2台ピアノと打楽器のためのソナタは小学校か中学生時代?自作ゲルマニウム・ラジオのイヤホンから流れるかすかな音に驚愕!たった4人でなんという大きな音楽、爾来お気に入りです。これといってお気に入りの演奏にはその後出会えていなくて*ティベルギアン等のスマートな演奏にもその時の驚きは蘇らない。(*そういえばカサドゥシュ夫妻+チャールズ・ローゼンの太古録音を先日聴いて、けっこうな感銘有)

PTC5186316 Beethoven 交響曲第5番ハ短調/第8番ヘ長調(2007年)(2009年)〜フィリップ・ヘレヴェッヘ/ロイヤル・フレミッシュ・フィル・・・ハノーヴァー・バンドの全集以来、Beeやんは古楽器系好き。その後、デイヴィッド・ジンマンの個性的演奏に心躍らせ、ジョン・エリオット・ガーディナーの完成度に驚き・・・ここ最近、往年の世評高い演奏、若手による(どちらかというと)20世紀旧態方向な演奏を確認するのに忙しくて"古楽器系"演奏は久々でした。軽快溌剌リズム、さっぱりとしたフレージング、各パート透けて見えるような存在感、モダーン楽器(中心)のオーケストラは技術的に優れ、このオーケストラってこんなに上手かったっけ?”人類の懊悩はすべて自分が負う=眉間に皺”1960年台風情に非ず、朗らかに鳴り響く”運命”は明るく爽やかなこと!繰り返しも当たり前。作品そのものが明朗溌剌な第8番ヘ長調なら、その風情は作品に似合って、やっぱこれやなぁ、手応え充分。

佐藤眞一「ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす」(光文社新書)・・・世代的に他人事に非ず、一世代前に比べると”年齢八掛け”(だったら自分は48歳かよ)とは云え、意外とオーソドックスな当たり前の分析に納得するところが多い一冊。ようはするに女性の社会性柔軟性に学べ、ということやな。

他、Beethoven ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」〜クラウディオ・アラウ(p)/ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1964年)・・・まったりとして強靭なピアノ、厚みのある暖かいオーケストラ・・・こんな大きな音楽も楽しめる年の瀬、お休み中。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

職場は本日迄営業、こちら半分引退の身分は昨日にて店仕舞いさせていただきました。実際は皆、かなり休んでいるけどね。年末ぎりぎり迄調整していた商品不足分(年明け一発目納品)は無事手配が付いて、直接自分が関わった案件についてはすべてクリアして2017年を終われそうです。昨日は昼から取引先と定例の打ち合わせを終え、そのまま帰宅いたしました。まるまる一週間のお休みとなります。

微妙な風邪症状?微熱やら”出す方”もやや不規則(いつも快食快便なのに)そのせいか左奥歯下一群の痛みMAX、数カ月前の診断では問題なし、知覚過敏と診断されたもの。日常歯磨きも熱心、体調軽快すれば治まるのか、昨夜は睡眠不如意に途中覚醒、4時頃二度寝入り8時過ぎ迄寝坊、朝食後(年内最終診療かな?)血圧尿酸値の薬をもらいに(散歩速歩兼)行ってきました。ここ一ヶ月ほどスポーツクラブでの測定に”やや高”を自覚しておりましたので。体重も500gほど増加傾向、本年ラストのエアロビクスを本日夜遂行予定。現在掃除洗濯食器洗風呂洗布団干実行中。

EMI 4640042 Beethoven 交響曲第1番ハ長調(1978年)/第3番 変ホ長調「英雄」(1976年)〜オイゲン・ヨッフム/ロンドン交響楽団・・・彼の最初のDG全集(モノラルステレオ混合)はパブリック・ドメイン、二度目のコンセルトヘボウ全集も聴く機会を得ません。最後の録音は半分ほど?プレヴィン時代のオーケストラはクリアな切れ味があって、古典的名作は長老ヨッフムに任せたのでしょう。Brucknerでは(新旧全集とも)ムリムリな煽り、テンポの疾走が気になった個性も、ここではヴィヴィッドな躍動として好感を以て拝聴いたしました。70歳中盤、ヴェテランの円熟が聴かれます。音質も悪くない。青春の溌剌とした明るさ溢れる第1番ハ長調交響曲、古典派傑作中の傑作と名高い巨大な「英雄」いずれも、徒にものものしい巨魁さを強調せずエエ感じのオーソドックな演奏であります。

蛇足。「英雄」第1楽章「Allegro con brio」のみルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル(1972年)拝聴。音質云々はこちら音源オーディオとも最善とは言い兼ねるので閑話休題(それはさておき)、オーケストラの暖かい厚みみたいなものを感じて、ロンドン交響楽団のモダーンな切れ味との差を愉しみました。

DECCA 460 994-2 2枚組1,890円(!)Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 (ジョージ・ショルティ/ウィーン・フィル1957年)/Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調(エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル1955年モノラル)〜クリフォード・カーゾン(p)・・・Clifford Curzon(1907ー1982)は録音の少ない孤高のピアニスト、残された音源はどれも素晴らしい。これもパブリック・ドメインになったんやなぁ、CD処分するか。キラキラするような気高いタッチは技巧に優れているのは当たり前、ショルティの強面、ボウルトの味わい深いバックも個性のぶつかりあいを愉しみましよ。なんせ小学生から馴染んだ作品、心を虚しくして作品に新鮮に向き合いたいもの、Tchaikovskyは浪漫派の作品としてあまりに異形革新的、Rachmaninovは遅れて出現した濃厚甘美な浪漫風情が堪らぬ魅力でしょう。(サーバー不調のため更新表示が遅れました)


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

さて、2017年ラスト出勤日。体調は快復傾向、昨夜はちゃんといつものスポーツクラブ45分コース、フルでクリアしてハラ周りを引き締めました。左奥歯下知覚過敏?とやら、昨日来その痛みに苦しんでおります。商品調達上で一件、見込みを大きく外して東京本丸担当に在庫移動をお願いして、それが叶うか本日中にはっきりするでしょう。それのみ課題、週次報告を上げて昼から取引先定例打ち合わせにてそのまま帰宅いたします。ブルーレイレコーターのリモコン到着、所謂互換サードパーティのもの、説明書なし、ネットでも探せず手探りにて地上波の録画は可能になりました。BSは未だわからない+再生もこれから、これは前機と同じSHARPにすべきだったか、SONYにしたのは失敗だったかも。

リビングの雑然ぶりMAX、本日(いちおう)女房殿はお仕事一区切りなので、お掃除してくださるでしょうか。

Capriccio C10203 Mozart ディヴェルティメント第10番ヘ長調K.247(1986年)/第11番ニ長調K.251(1987年)〜シャンドール・ヴェーグ/カメラータ・ザルツブルク・・・これは久々の拝聴。Sandor Vegh(1912ー1997)のMozartセレナーデ・嬉遊曲10枚ボックスの件は10年ほど前に言及有(その後不足分入手済)、この人は立派なヴァイオリニストだったけれど既に忘れ去られたかも。このオーケストラは全員同じメソッド(もちろん指揮者も)、ノリントン(1997ー2006)以降はそれは叶わぬこととなってしまいました。

今となっては最近珍しい”大人数”(室内オーケストラ編成)による、残響豊かに浪漫の香りほのかに漂うスケール大きな涼やかサウンド。昨今の古楽器系親密な風情とは一線を画します。颯爽とした勢いはあって、これはこれでひとつのスタイル、個性豊かな演奏は名曲をしっかり引き立てております。

ORFEOR100841Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調 作品60〜カルロス・クライバー/バイエルン州立管弦楽団(1982年ライヴ)・・・サイト内検索によると4年ぶり拝聴か、当時”罰当たりBeeやん苦手野郎の遠吠え”(=ワシ)と。カール・ベーム追悼演奏会ライヴは世評鉄板。作品そのものの評価も上げた売れ筋録音は、若い世代にどう聴かれているのでしょうか。この人は勢い命の人やからなぁ、アツい推進力に共感が必要なのでしょう。ワタシは力みと仕上げの粗さが気になるんです。体調万全にて再トライいたしましょう。

懐かしい廉価盤LP Toshiba EMI EAC-30007今朝はBeethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィル/グレ・ブロウェンスティーン(s)/ケルステン・マイヤー(ms)/ニコライ・ゲッダ(t)/フレデリック・ガスリー(br)/ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団(1957年ベルリン、グリューネヴァルト教会)・・・これは自主CD最初期の作成既に8年ほど前?当時は.mp3しか知らなかったから音質は万全ではないでしょう。それでも不満を感じさせぬもの。イン・テンポに細部ていねいな仕上げ、Coolな完成度。馴染みのせいか、最高に感じます。

では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日はなんとかお仕事を終えて、先週発見した自らのミス(周りはそうではないとフォローしてくださるけど)完全クリアを確認いたしました。職場は風邪が流行って一人お休み、流石に昨夜はスポーツクラブ遠慮しておとなしくしておりました。SONYのブルーレイレコーダー(中古格安)到着したけれど、リモコンなしだったのですね、慌てて追加注文しておきました。あちこち故障のSHARPをどーする?修理したらおそらくもっと高く付くのは確実でした。今朝も体調はっきりしません。明日、取引先との定例打ち合わせにて本年の業務終了、なんとか快復させてお正月を迎えたいもの。

またまた幼いこどもの虐待死発覚、しかもクリスマスに。自分も聖人君子に非ず、それでもこの種の事件はもっとも憎むべき犯罪と思います。全国全世界には悲しい仕打ちに泣いているこども達がたくさんいるのでしょう。自分で自分を守れない弱き存在は無条件で守ってあげたい。お隣ご近所の小さい奴らは誰も可愛いもの。

EMI 3846992 17 Ravel ソナチネ/クープランの墓/夜のガスパール/ラ・ヴァルス〜マルセル・メイエ(p)(1948年)・・・写真のボックスセットを処分して、パブリックドメイン音源に乗り換えたもの。選曲や曲順は目についたもの、テキトー。音質はかなり良好、この人は技巧的に優れているのは前提として、タッチは明晰かつ小粋、無機的にならぬ暖かさがあります。Ravelの知的緻密繊細な世界を、これほどたっぷり堪能させてくださる演奏も滅多にないでしょう。

QUADROMANIA(membran) 222195-444今朝はElgar「エニグマ」変奏曲(1994年)/「朝の歌」作品15ー2(1995年)(ユーディ・メニューイン/ロイヤル・フィル)/序奏とアレグロ ト長調 作品47/弦楽セレナード ホ長調 作品20(バリー・ワーズワース/ロイヤル・フィル1994年)/「威風堂々」第1番ニ長調 作品39(合唱付き)(リチャード・クック/ロイヤル・フィル1996年)・・・10年ほど前にコメント有。いささか寄せ集めっぽいRPO音源、音質はクリアそのもの。メニューインはロイヤル・フィルの金管を前面に、輝かしくもやや力みの感じられる演奏。作品はこれぞ”英国の憂愁”を手応えさせる名曲中の名曲であります。「朝の歌」以降はElgarの優しい、優雅な旋律が続いて嗜好のツボかと。

他、先日の続編。Mahler 交響曲第1番ニ長調〜マリス・ヤンソンス/ベルリン・フィル(2007年ライヴ)・・・同じ演奏会かな?オーケストラの機能的な上手さを実感させ、但し、妙に機能的というか、作品に求めたい青春のムズムズした心奥底怪しい気分とか、その辺りは感じさせぬもの。

では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

ここずっと体調不安、昨日午前中(ここ数日艱難辛苦)懸案の大問題ほぼクリアしてミーティングも二本参加、昼休み中ギリギリまで実務調整してから辞去いたしました。明らかに咽が痛くて風邪症状に間違いなし(洟水症状も継続していたので)耳鼻咽喉科に行きました。夜はスポーツクラブお休み・・・そう考えていたけれど、7時になって自宅出発〜体調様子見のため。ステアマスター15分、そのあとエアロバイク15分時点気分がよろしからぬ自覚あって初級エアロビクス断念。今年の出勤も本日含めあと3日、なんとか風邪症状クリアして乗り切りたいもの。

種々ヤクを服用して困ったもんでっせ。昨夜、小田和正(70歳)「クリスマスの約束」最初のみちょっぴり拝見して就寝、購入7年ほどのブルーレイレコーダー(SHARP)は故障中故、録画もできません。修理にも出さず、安易に昨日SONYの中古をamazonに注文しました。根性なしやなぁ。

Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜マリス・ヤンソンス/ベルリン・フィル(2007年ライヴ)・・・ネットから拾った.mp3/192kbps音源也、それでも結構な良質音質。既にダブリ入手?数日間調査して発見できず、しっかり拝聴しました。各パートの驚異的な技巧(自分の出番に各々さりげない個性を発揮)カラヤン時代を懐かしく思い出せば甘美なサウンド皆無、かっちり”独逸的”几帳面なサウンド、アンサンブルの整い方もちょいと堅苦しいほど。ヤンソンスの統率はお見事、但しこの作品ってもっと愉しい、遊園地の喧騒みたいなものだったはず。

SONY88765454312 Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1955年)・・・これもどこかのネットより拝借(Stravinskyは存命期間の関係でほんまはパブリック・ドメインに非ず)人工的に広がりが付加され、定位は不自然でもかなり鮮明な音質であります。(大音響にオーケストラが爆発すると響きが濁るのは残念)これが明晰明るいサウンド、頑なにイン・テンポな推進力に一切の情感余録を加えぬストレート迫力表現に感服いたしました。アンサンブルの整い方は驚異的、上手いオーケストラでっせ、60年前ですよ。

SM-2122A Berioz 幻想交響曲〜ミシェル・ル・コント/パリ・オペラ座管弦楽団・・・早退したから音楽はたくさん聴ける・・・すっかり贅沢病になっているので劣悪音質はご遠慮、おそらくは1960年前半頃のコンサートホール音源は悪意に充ちた不鮮明録音、頼みのティンパニも情けないほど。しかし”音質劣悪にも種々個性有”?聴き手の気持ちの持ち方か、それともプレヴィンにて作品に目覚めたのか、中庸のテンポ、ホルンは仏蘭西風エッチなヴィヴィラート満載を全曲拝聴しても苦痛に非ず。不思議なものですよ。

現在洗濯最中、フロを洗って弁当作って、出掛けましょう。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

いよいよ2017年ラスト一週間へ。なんとか本日中に自分のミスが招いた危機回避の目途を付けたいもの。体調はここしばらく微妙、風邪かもしれません。昨日は引き隠って年賀状印刷(12枚印刷失敗。シンプルな裏表配置ミス+印刷範囲設定のミス)夕方戻った女房殿とクリスマス・イブ、一昨日の忘年会があまり食材に期待できぬ居酒屋チェーン店だったので、馴染みの鮮度のよろしい刺し身が喰えるところへ、客が少なかったなぁ、珍しく。若いカップルは別なおシャレな店やら、自宅で愉しんでいるのかな?

正月2日は結局恒例京都へ。大浴場付きのホテルが取れて、名古屋からのバスも予約しました。女房殿は大晦日に大阪の母親のところに行って年越し、合流するのは毎年のパターンでした。名古屋シンフォニア管弦楽団の団員の方より来年2018年2月演奏会のお誘い有。演目がマニアック、場所も刈谷だから少々不便だけど、頑張って出掛けましょう。

昨日も【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新のあと、音楽はなし。Supraphon SU3916-2 今朝、Smetana 連作交響詩集「わが祖国」〜ウラディミール・ヴァーレク/プラハ放送交響楽団(2001年)・・・拝聴中。東欧チェコのオーケストラだったらこの作品必須。2008年この演目で来日していたようですね。こんな素敵な”定番名曲”を持っている国民はシアワセ・・・オーケストラは作品に自信と愛着を以て、立派な演奏です。技術的云々音質まったく問題なし、ややザラリとローカルなサウンドも作品に似合っているでしょう。著名馴染みの旋律溢れる「高い城」「モルダウ」はもちろん続く「シャルカ」途中のテンポアップもアツい演奏、「ボヘミアの森と草原から」もシミジミ旋律が懐かしい・・・

なんとか体調維持して、夜スポーツクラブへ行きましょう。では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

毎朝洗濯フロ掃除+平日弁当作りは日課、金曜朝はリビングのカーペットが気になって出勤前に掃除機を掛けたりしております。昨日土曜はシーツも洗って布団も干して、あちこち細部も雑巾掛けして・・・「音楽日誌」毎朝執筆も習慣となりました。昨日は職場に顔を出して(自らの判断ミス失敗のため)速攻で当面用は足りたのでサービス出勤(一時間以上になったら休日出勤申告しようかと)更に業務用ガラケーが一斉機種変更(ガラホに替えるとのこと)若い人は自分で設定移管をしたらしいけど、自分は端っから諦めて、ご近所AUショップのお姉さん(お腹の大きなリャンさん/元気な赤ちゃん生んでね)にお願いしました。ワタシは通話できればそれ以外の機能は要らんのですよ、メールは使うけど。

職場冷蔵庫には賞味の短いサンプルいろいろ残「持って帰ってね」有、すると卵が9個ほど・・・ナント賞味期限は2ヶ月前、誰かさっさと使えよ!テレビだったか雑誌だったか、卵は半年ほど経っても大丈夫とあったことを思い出して持ち帰り、さっそく(一応焼いて)使ってみたけど黄身の盛り上がり含めて全然OK。今朝も美味しくいただきましたよ。

散歩がてらのAUショップは激混み。待ち時間BOOK・OFFにて書籍処分+新たに購入7冊ほど。珍しく知的意欲高まっていて早速、堀智勝「くも膜下出血」のすべて(小学館新書)拝読中・・・大学時代の親しい先輩の奥様(医師)が寝たきりになったり、先日博多で呑んだ親しい同輩の妹さんはこの病で亡くなってしまって、女性が多いのですね。日本と芬蘭土に多く、遺伝的な意味合いも強いらしい。断片的な知識ばかりだったので、系統的かつ実例を多く用いたわかりやすい一冊に感心しております。

EMI Bach ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048/第4番ト長調BWV1049〜アンドルー・パロット/タヴァナー・プレイヤーズ(1988年)・・・Andrewはアンドリューちゃいまっせ、幾度主張してもネットではアンドリュー・パロットになっていて、更に日本語検索ではこの音源はほとんど言及探せません。そういえばAndrew Parrott(1947ー)の噂は聞かんな最近、ニューヨークにて活躍中とのこと。自分はレオンハルトクイケン兄弟ブリュッヘンによる演奏(1976年)に衝撃を受けて以来、これからは古楽器の時代と確信、現在に至る・・・ま、モダーン楽器やら昔の巨匠の演奏も好きだけどね。

この録音ってもう30年前なのか・・・(遠い目)小さい編成(各パート一人ではないと類推)軽快なリズム速いテンポ、この時点小楽器演奏の技術水準は洗練され、第2番の難行苦行トランペットもスムースそのもの。第3番第2楽章「Adagio」(わずか2つの和音)の前にヴァイオリンのカデンツァが配置されて素敵、でもね。

妙に”薄い”感じ。サウンドが、とかじゃなくて、テイスト(味)が薄い。ここ最近濃いのばかり聴いていたっけ。未だ(最大聴きもの)第5番+マニアックな第6番(+そして管弦楽組曲)も聴いていないから、なんとも結末はわかりません。

今朝はMozart 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」/第40番ト短調K.550〜クラウディオ・アバド/ロンドン交響楽団(1979-80年)・・・懐かしいのを拝聴中。これは新録音として世の中に出た当時からFMエア・チェックにて聴いていたはず。Claudio Abbado(1933ー2014)はロンドン時代(1979-1988)が一番良かったと思ってきたけれど、聴き手の耳の劣化精神の荒廃のせいか、かつての感動は蘇らぬフツウの演奏・・・


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

心身とも体調スッキリせぬ(ほとんど最悪な)まま出勤、昨日定例業務にて自らの重大なチョンボ、情報誤解からくる大失敗を発見!年末年始を挟んで大きな宿題を残してしまいました。正直に事態を隠さず職場トップには報告、次善の策を打っているところ。なんとかクリアしなくては。昼から取引先へ打ち合わせ商談、戻って先の失敗のフォローしつつ忘年会へ突入、急な発案だったので会場は「笑笑」〜こんなチェーン店には初めて行きました。若い頃から大人数の宴会は苦手、静かに好きなものを注文しつつ少人数で語らうのが好き、それでも若い人たちとお話するのは愉しいものです。少々の散財も大切なことでしょう。元気出ました。あまり呑んでいません。

土曜祝日、これから散歩がてら職場に出てメールの点検しようかな?ぼちぼち年賀状の準備もしなくては。

昨夜帰宅は夜10時半だったので、音楽はなし。この間ちょろ聴きしてしたものの記憶を辿ってコメントしておきましょう。 DG 0289 435 4362 0 GH Bach ゴールドベルグ変奏曲〜アンドレ・ガヴリーロフ(p)(1992年)・・・Andrei Gavrilov(1955ー)は最近新しい録音の噂を聞かぬような?大好きな作品だから月に数度拝聴する目眩く感動作品、キレのあるテクニックに支えられた演奏は世評絶賛なのですね。(HMVも同様)かつてFMエア・チェックして聴いていた音源も久々、こちらの集中力欠如からか、美しいタッチ音色が上滑りするような印象がありました。仕切り直し再拝聴必須。

RK2807 Bach ゴールドベルグ変奏曲〜Silke Strauf & Claas Harders(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(2008年)・・・これは以前に聴いていたのか、それともフレットワークによる演奏だったのか?記憶は曖昧です。この作品は弦楽三重奏編曲など、どんな変容にも耐えうる魅力を持っているけれど、ここでは楽器の個性か躍動感に欠け、妙に鬱陶しい印象ばかり。これは途中迄拝聴、ゴールドベルク連敗です。

Werner825646350315 今朝、Bach ピアノ協奏曲ニ短調(BWV598/RV565)/ピアノ協奏曲ニ短調BWV1052/ピアノ協奏曲ホ長調BWV1053/ピアノ協奏曲ニ長調BWV1054〜ジュリア・ジルバーキット(p)/サウルス・ソンデツキス/モスクワ・ヴィルトゥオージ(2011年)・・・拝聴。 露西亜出身の若手らしいけど初耳ピアニスト。よう眠れて体調も戻ってようやくBachを堪能できました。スタインウエイと思うけれど、こんな現代ピアノ+モダーン楽器のアンサンブル、古楽器スタイルとは無縁の演奏は明晰そのもの。これでもBachはBach、充分魅力的です。

それでは、ちょっと職場に顔を出してこようかな?


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

やる気云々に非ず、体調がよろしくない。気分具合が悪い、終日コタツから身動きできず、外出も不可。風邪の初期症状か、それとも服用している関節のお薬の副作用か、胃腸が微妙なのはそのせいと自覚しております。いずれ本日は一週間サイクルの山場のお仕事、昼から取引先との会議商談有、しかもその後職場忘年会・・・相変わらず洟水盛大っす。

身動き取れないのでテレビ・ドラマ(再放送)音楽はたくさん聴きましたよ。

Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜パーヴォ・ヤルヴィ/hr交響楽団(ソウル・ライヴ)・・・官能的な第4楽章「Adagietto. Sehr langsam.」が売れ筋の名曲、指揮者の統率、オーケストラの力量が問われる作品でもあります。今が旬のパーヴォがhr(フランクフルト放送)交響楽団を率いてのライヴ、彼(か)のエリアフ・インバル全集にて馴染みのオーケストラは上手いもんっすよ、しかもライヴでしょ。21世紀は全世界どのオーケストラも技術の向上著しいし、この作品の巨魁な大きさ(LP時代は2枚)は日常となって、オールド・ファン(=ワシ)が抱く特別感は薄れがち、良くも悪くも。この演奏も、上手いなぁ、スムースやなぁ、そんな印象ばかりなのは体調故でしょうか。

PHILIPS Prokofiev 交響曲第1番ハ長調「古典」/第5番 変ロ長調〜アンドレ・プレヴィン/ロサンゼルス・フィル(1986年)・・・ロンドン交響楽団との旧録音に感心した記憶有(棚中在庫を探せない)これもプレヴィンらしい、穏健なバランス演奏に仕上げはていねい、とくに古典的風情の衣装を纏った第1番ハ長調交響曲の瑞々しいオーケストラの響き、巧まざるユーモアはみごとなもの。第5番はもっとデーハーに、硬派に演っても良かったかも。第4楽章「Allegro giocoso」に多彩な打楽器+金管の迫力がやってきても、常に抑制を感じさせます。PHILIPSの中低音に膨らみのある音質はよろしいですね。

Ferenc Fricsay 1914ー1963 Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調(ヴォルグガング・シュナイダーハン(v)/ベルリン放送交響楽団1956年)/Liszt ハンガリー狂詩曲第1番第2番(1954年)/Sarasate ツィゴイネルワイゼン(ヘルムート・ツァハリアス(v)1954年)/Hubay「ヘイレ・カティ」(ヘルベルト・ザック=レウアー(v)1954年)〜フェレンツ・フリッチャイ/RIAS交響楽団・・・早逝したFerenc Fricsay (1914ー1963)はほんまに素晴らしい硬派な指揮者、彼の音源はほとんどネットから拝聴できる時期となりました。Wolfgang Schneiderhan(1915ー2002)のMendelssohnは涙が出るほど甘さ控えめな”甘美”、これほどソロの表情付けがていねいな演奏は聴いたことがない。世評をネット検索すると演奏さておき”音質云々”が枕詞に付いていて、こちらオーディオ関係は埒外、それでも「この音質に不足を感じるのなら、世の中に良質な音質など存在しない!」そう主張したいほどヴァイオリンは美しく(昔風だからソロが際立つ)音録りであります。胸がきゅっとしますよ。Helmut Zacharias(1920-2002)は往年のPop系?ヴァイオリニスト、これも妖しい弾き崩しが絶妙の味わい、テクニック的に不足もない味わい深いローカルなもの。「ヘイレ・カティ」はチャールダッシュ、ヴァイオリニストは調べが付きませんでした。

では、行ってきます。なんとか一日乗り切って週末を迎えましょう。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

今週ずっと体調がスッキリしない・・・昨日、種々小さなトラブルを処理して昼から懸案の来季課題の取引先商談を済ませ、本日有休消化を決意しました。職場忘年会はいろいろスケジュール問題などあって調整付かず未開催、今月予算達成を祝って(自分の担当はぼろぼろ)明日急遽忘年会のお誘いが・・・週末をしっかりエアロビクスで締括るつもりがアウト、昨夜しっかりエロバイク30分(もちろん強設定、しかも年齢を10歳若く)+ステアマスター15分+マッサージチェア15分、身体を引き締めておきました。本日は掃除とお買い物だな。

SONY SK53108 Schubert 即興曲 D899〜アンドレアス・ヘフリガー(p)(1992年)・・・ CD一枚分前半半分ほど拝聴。Andreas Haefliger(1962-)は著名なエルンストの息子、驚くべきはこのメジャー録音への言及がほとんどネット検索できないこと。既に中堅世代、現在も活躍されているのでしょう。作品は懐かしくも美しい歌の場面連続。第1番ハ短調「Allegro molto moderato」は淡々とした主題の変奏が途中、鮮やかに輝く場面に心打たれます。第2番変ホ長調「Allegro」は目眩く軽快な三連符連続が陰影に富んで華やかそのもの、第3番変ト長調「Andante」は諄々と過去を懐かしむような旋律が、六連符の漣に乗って粛々と流れます。第4曲変イ長調「Allegretto」は枯れ葉が散って水面に浮かぶようなデリケートな風情。この愛すべき作品はLP時代からアルフレッド・ブレンデル(1962年旧録音)に馴染んできたもの。

しっかりとした技巧、とろりとした美音に非ず、質実生真面目ていねいな演奏でしょう。強音わずかにヒステリック、デリカシー不足を感じさせるのは我が貧者のオーディオの責任か。

MELCD1002018 「Shchedrin plays Shchedrin」〜24の前奏曲とフーガ第1巻(第1-12曲)「嬰種調」〜ロディオン・シチェドリン(p)(1966年)・・・困ったもんでっせ。Bachだったらハ長調から順繰り・・・こちら既に「無調」(「嬰種調」ってなんですか?)難解晦渋硬質な旋律が順繰り登場して、ヤワな音楽ファンには歯が立ちまへんで。Rodion Shchedrin(1932ー)は露西亜(というより旧ソヴィエット)の現役作曲家、バレエ音楽「カルメン」組曲は思いっきり多彩でおもろかったけど、こちらガチガチのゲンダイオンガク。ピアノは正確無比に非情なほど、ほかピアニストの録音はなかったですよね。馴染みの音楽ばかり、ぬるま湯に浸かっていると緊張感が薄れるもの、たまにこんな刺激もよろしいでしょう。(その後、第12曲ラスト迄拝聴。緊張感切迫感が凄い迫力でした)


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

寒いですね。昨日は昼から職場一斉に大掃除、小一時間ほど。これも大切なケジメでしょう。自分の身辺は毎朝、除菌クリーナーにて磨いているのであまり変わらず、但し、配線電源関係の伏魔殿はフタを開けてキレイにしておきました。お仕事は順調にクリア、一件自分のチョンボ有、これはなんとか修復できる範囲、12月の営業成績は散々な出来、なかなか思うようになりまへんな。夜はスポーツクラブ、ゆっくりエアロバイク30分ほどで退散、これでもご飯一杯分の消化にはなります。あまりムリせず、継続がたいせつ。

相変わらず洟水盛大+痰が絡んでちゃんと眠れず、途中覚醒。耳鼻科に通ってもなんの改善もありません。

EXTON KJCL-00018 R.Strauss 交響詩「ドン・キホーテ」/死と変容〜ウラディミール・アシュケナージ/チェコ・フィル/ミシャ・マイスキー(vc)/ラース・アンダース・トムター(va)(1999年)・・・2008年5月@220オークション入手とメモ有。まとめ買いしたんやろなぁ、記憶もありません。ネット検索するとその後SACD化されたとのこと、これはHDCDとか(DSD録音?なんのこっちゃ)こちら中古DVDプレーヤー(たしか中古840円)再生、それでも眼の覚めるよう!鮮明な、各パートの存在感くっきりした優秀録音であります。例の如しウェットに浪漫的なマイスキーのチェロを従えて、チェコ・フィルは味わい深い音で鳴っております。アシュケナージもすっかりヴェテラン、こうして大柄な作品をオモロくわかりやすく聴かせて下さいました。R.Straussの一連の作品は耳当たり華やか、その実けっこう難解かと、ワタシも幾十年掛かって、ようやくツボを見つけて多彩な響きや表現を愉しむようになったところ。

「死と変容」の深淵劇的な表現は、作品の魅力をたっぷり引き出して下さいました。

Collins CC-1081-2 今朝はBach 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV 1008/第4番 変ホ長調 BWV 1010/第6番 ニ長調 BWV 1012〜ロバート・コーエン(vc)(1990年)・・・これはBrilliantのBach全集に採用されていた音源也。カザルス以来、深淵深刻重厚なスタイルのイメージが付きまとう名曲、Robert Cohen(1959ー英国)は素直にスッキリとして軽快、いろいろ聴いてきたけれどこれが一番好き!それにしても単旋律のアルペジオから多彩な和声やら情感を引き出す魔法の作品でっせ。全然話題にならん音源だけど。

本日は午前中定例の営業データ処理、昼から取引先商談、さっさと帰宅したいもの。では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日は新しい一週間の始まり、心身ともに調子最悪、別に気分が悪いワケじゃなくてぜんぜんやる気出ず、身体も微妙に重い感じ。ノーミソ前頭連合野が既に2017年店仕舞いしておるのだね。そこはヴェテラン、降って湧いた宿題、ミーティングや、あらかじめスケジュールしておいた狙いの課題はちゃんとクリアいたしました。早々に帰宅して気力奮い立ててスポーツクラブへ、ステアマスター15分+エアロビクス初級30分乗り切ってようやく気分スッキリ。今週もいつも通りのお仕事サイクル+数件取引先商談打ち合わせなどあって、週末クリスマスは我ら老夫婦には関係なし。若い人たち+こども達の祭典也。

91歳親父の年賀状住所印刷送付無事到着。恒例「長久手市ボケ老人を救う会」からの印刷代請求書は「瀬棚の土地の権利書」譲渡。親父の田舎にはもう50年行っていないはず。親戚は残っていても土地はもちろん存在せずジョーダン、あっても要らんですよ、んなもの。美しい海やったなぁ、記憶では。久々電話の声を聞いたら、滑舌悪くてもハリはしっかりあって未だもうちょっと保ちそうでした。

ARCHIV 427142-2 Bach モテト「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」BWV230/「讃美と誉れと栄光」BWV231/「われ汝を去らしめず、汝われを祝せずば」BWVAnh159(1973年)/Vivaldi キリエ ト短調RV587/グローリア ニ長調RV589(1976年)〜ハンス・マルティン・シュナイト/レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊/カペラ・アカデミカ・ウィーン・・・久々3年ぶり?拝聴。二本でもお馴染みの指揮者(Hanns-Martin Schneidt, 1930ー)の専門はこの辺りでしょうか。アカペラBachの敬虔な響きが目的で取り出した一枚、こども達の清廉な声に心癒されて最高っす。古楽器アンサンブルが加わるVivaldiが明るく平明な響きでBachと好対照の愉しさ!こんなのを聴くとクリスマスは近いな、と。無神論者だけど、カトリックの幼稚園に通って三つ子の魂100迄でっせ。小学校3年生くらいまで日曜学校(礼拝)にも通ってました。

では、行ってきます。お仕事意欲高まらんなぁ。お仕事不如意な方を思えばバチ当たりまっせ。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

今朝、FM放送のタイマー設定忘れて一時間ほど寝坊、別に日常生活に影響なし、ゆっくり朝刊を読みつつ朝食も変わらない。自分は職場に出る時間を30分ほどずらせば良いだけですから(それが本来の出勤時間)、現在毎朝恒例の洗濯中。昨日は毎年の”職場クリスマス会”〜小さい子は一年経つとあっと云う間に大きくなりますよ。若い連中の奥様は若く美しく、こども達はビンゴの景品をたくさんもらって嬉しそう。若い相棒の手料理はみごとなもの。ことしもあと二週間を残すのみ、お仕事引き締めていきまっしょい。

昼からちょっぴり呑んで喰って夕方にはヘロヘロにて帰宅。SUPRAPHON 58C37-7724→25 Smetana 連作交響詩集「わが祖国」〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル(1975/74年録音)・・・1985年発売2枚組定価5,800円也、30年前の相場でっせ。これはオークションにて中古激安入手、ちゃんとフツウに再生できることに感謝。久々の拝聴に驚いたのは音質がやや埃っぽいこと(これは当時の原盤のせい?)アンサンブルが緻密でないこと・・・それだからアウトということじゃなくて、味わい深いローカルなサウンドが堪能できるということですよ。「モルダウ」の水の流れ、周辺の民衆の生活、すべてが音で表現される名曲中の名曲、泣けまっせ。

本日はこれで時間切れ。弁当作って出掛けましょう。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日土曜はカーテンの洗濯、窓拭き、親父の年賀状を買ってきて印刷(メインマシンであるHP Omni 220-1140jpは臨時に無線LAN接続)その送付ついでに床屋など。女房殿が愛車である軽バンを置いて出掛けたので、お買い物ついでにご近所あちこち散髪など、こりゃ便利でっせ。10年ほど前岡山→大阪(尼崎転居)異動した時に、クルマは要らんやろ都会は便利だし、ネット通販で重いものは運んでくれるし、と。ご当時名古屋圏は完全に車社会、しかも居住地は坂道ばかり、今年2017年4月、女房殿がお仕事に使うからとボロ車を譲っていただきました。日常、社用車以外運転しないけど、こうして自家用車を使ってみると行動範囲は広がるのですね。社会的視野も広がって結果、まったく歩いていない。油断すると運動不足極まります。これが現代人か。ほとんど必要最小限の買い物しかしなくなったのは、クルマがしばらくなかったせいだったのですね。

愛知県は例のごとし、ことしも仏契(ぶっちぎり)で死亡事故No.1らしい。運転マナーよろしくないからね。

本日、職場休憩室(けっこう広い)にてクリスマス会。これで3年目?今年は若い者中心(二十歳台5人+30歳独身一人)+こどもが小さい家族+奥様ダンナなど集まるのです。自称・料理が得意な若い相棒が昨日より準備中。日曜は恒例朝日新聞の書評(どの新聞も一緒?)興味ある書籍の題名だけは覚えておきましょう。話題になっているビットコインの危うさは学んでおきたいもの、これに限らず”投資”(座してカネがカネを産む!なんて)みたいなものには一切興味はありません。趣味は節約也。

SONY 88843050542 Mahler 交響曲第1番ニ長調(1898年ハンブルク稿)〜トーマス・ヘンゲルブロック/北ドイツ放送交響楽団(2013/4年)・・・第1部「青春の日々より〜花・果実・茨」第1楽章:春、そして終わることなく [14:22]第2楽章:花の章 [05:28]第3楽章:順風満帆 [06:10]第2部「人間喜劇」第4楽章:難破!〜カロ風の葬送行進曲 [09:22]第5楽章:地獄から [19:12]・・・←これはHMVのコピペ。その筋に詳しいカスタマーレビューによると正確な「ハンブルク稿」ではないとのこと。かつてのウィン・モリス(1970年)はどうだったんでしょう。ド・シロウトは美しい「Blumine」を聴くことができれば満足っぽく、聴き慣れた細部が微妙に異なっていることを愉しむのみ。ヘンゲルブロックってバロック専門の人とばかり思っていたけれど、バイロイトに登場、こうして独逸一流のオーケストラのシェフを務めるほどの実力派だったのですね。このオーケストラはCool!美しい響きやなぁ、さっぱりと清廉な語り口はまさに古楽器表現の流れ、20世紀近現代の楽器の変化、会場の大型化によって肥大化した表現の見直しが21世紀に進んでいる、そんな手応え充分。ローティーン時代にブルーノ・ワルターに出会って以来の”青春の胸の痛み、憧憬”はしっかり、新鮮に受け止めました。

Pristine Classical 今朝は時節柄、Beetoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ウィルヘルム・フルトヴェングラー/フィルハーモニア管弦楽団/ルツェルン音楽祭合唱団/エリーザベト・シュヴァルツコップ(s)/エリザ・カヴェルティ(a)/エルンスト・ヘフリガー(t)/オットー・エーデルマン(b)(1954年8月22日ライヴ)・・・亡くなる数ヶ月前のライヴ。歴史的音源は若い頃盛んに聴いて(レコードCDが安かった!FMエアチェックも)但し、生来の天邪鬼故著名なフルトヴェングラートスカニーニ辺りの系統的拝聴とは縁がありませんでした。この音源もおそらく初耳。驚くほど鮮明な音質、清明素直な響きはオーケストラの個性か、それとも最晩年の境地なのか、著名な「バイロイトの第九」(1951年)入魂の燃焼とはずいぶんとテイストが異なるもの。悠々と落ち着いて、異形なスケールとか魔法のようなテンポの揺れ、掟破りなアッチェレランドは抑制気味。それでもいささか食傷気味な「第九」をたっぷり堪能させてくださいました。声楽陣も立派。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

差し迫った案件をクリアしつつ昼から上司と取引先へ、夜の酒席も乗り越えて夜10時頃帰宅、女房殿はお仕事ド残業にて未だ戻っておりませんでした。毎度のことながら不快な職場人間関係に苦しんでいるらしい。収入云々はもうエエから、区切りが付いたところでお仕事辞める決意を固める方向でしょう。今年2017年もあと2週間か・・・一年はあっという間でっせ。呑んだ翌日は早朝覚醒、音量低く音楽を拝聴しておりました。本日は(まず親父の)年賀状印刷送付、大掃除(半分くらいかな?)そして散髪必須。「筆王2003」のデータ変換が上手くいかぬ・・・.csvファイルに落とすと郵便番号の頭0が消えてしまう、住所3が他のソフトに存在せず住所2+3にまとめると字数制限を超えてしまう・・・唯一筆王2003再導入できたHP Omni 220-1140jpはコンセントLAN(PLC)ネット接続していて、無線プリンターにつながっていないから(別部屋に電波が届きにくい)大掃除のついでに場所移動して印刷がメンドーなんです。

SONY 8898542406-2 昨夜も音楽なし。今朝音量低く聴いていたのはMozart レクイエム ニ短調K.626〜スコット・A・ヘインズ牧師/セント・セシリア合唱団/管弦楽団/セント・ジョン・カンティウス合唱団/ステファニー・シーフィールド・キュリカ(s)/リンジー・アダムズ(a)/マイケル・マギエラ牧師(t)/デイヴィッド・ガヴァーツン(b)・・・録音情報探せないが新しいライヴ。シカゴの音楽家の集まりだそうです。馴染みのジュスマイヤー版、古楽器など学究的な演奏に非ず、至って敬虔な風情漂うある意味フツウの演奏、声楽陣も充実して、なぜかamazonのカスタマーレビューでは「何せオーケストラの音が良い!・・・最上級の音色」との内外賞賛有。フルート、オーボエ、クラリネットを欠く特異な楽器編成は依頼元の都合だったのでしょう。天才は限られた条件も傑作を書くものです。

Archiv 時節柄Bach クリスマス・オラトリオBWV248より「第3部 降誕節第3祝日用(12月27日)」「第4部 新年用(1月1日)」〜カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団/グンドゥラ・ヤノヴィッツ(s)/クリスタ・ルートヴィヒ(a)/フリッツ・ヴンダーリヒ(t)/フランツ・クラス(b)(1961年)・・・全6部に及ぶ長大なる作品、出会いは若い頃入院時に聴いたクリスマス早朝のFM放送、ハンス・マルティン・シュナイト/コレギウム聖エメラムによる「第3部」でした。ゆったりとしたリズムのティンパニに導かれて「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」合唱が始まるともう夢見心地。ここ最近は古楽器の軽快なスタイルを好むけれど、リヒターの峻厳誠実な集中力にも敬意を評しましょう。

他、Bach/Brahms/Busoni編のピアノ作品集〜ポール・ヤコブス(p)など拝聴。これはちょっと珍しい音源かも。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日本日と取引先との打ち合わせやら締め切り案件など続きます。上司(=悪いオトモダチ)を伴った取引先訪問は1/2終了、夜6時に社用車にて職場に戻って、そのまま呑みにいきました。女房殿に遅くなるよメールを出したら、先方も女子会忘年会とやら、自分は9時過ぎに帰宅して「ドクターX」最終回にほぼ間に合ったのに、帰宅しておりませんでした。大門未知子は病を克服、海外に復活して終了。米倉涼子はエエ女過ぎて、なかなか釣り合う男性はいないことでしょう。名古屋郊外場末のオッサンが心配しても仕方がないけど。昨夜は音楽なし生活。

今日は通常でも毎週山場のお仕事(金曜は絶対に休めない/祝日も出なくっちゃいけない)+締め切り案件+昨日連続上司と取引先訪問+夜はちょっぴり酒席予定(昨日の酒は余計やったな)先週床屋に行けなかったので髪はボサボサ、週末はなんとか短くスッキリさせて、日曜は職場恒例”クリスマス会”(休憩室にて)奥様とかダンナ+小さいこども達が集まります。なんつう微笑ましい職場!

DECCA UCCD7024 Brahms 大学祝典序曲/悲劇的序曲(1957年)/Weber 舞踏への勧誘/Nicolai 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲(1960年)/Komzak ワルツ「バーデン娘」/J.Strauss 加速度円舞曲/トリッチ・トラッチ・ポルカ/Ziehrer ワルツ「ウィーンの市民」(1957年)〜ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル・・・2003/7/19@580入手とメモ有。英DECCAも異形な巨匠をこんなセッション録音させるなんて!たいしたもの。たしか「くるみ割り人形」の録音もあったような・・・どれも味付けの濃い、なんとも云えぬ粘着質な個性に充ちて愉しさ限りなし。誰でも知っている名曲+KomzakとかZiehrerとかちょっぴりマニアックな選曲も凝っております。

現在、Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488(トレヴァー・ピノック/マーラー室内管弦楽団2005年ライヴ)/Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調(ヤン・パスカル・トルトゥリエ/BBCフィル1995年ライヴ)〜グレゴリー・ソコロフ(p)・・・拝聴中。音質良好。デリカシーと剛直の両立、安定した技巧の冴え、音色の美しさ。

では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

愉しみは
孫からランチの誘いあり
和洋中華か
メール待つとき

昨日大学病院での待ち時間中に眺めた”絵手紙”より。昨日寒い朝、キツい坂道40分ほどは佳き運動、大学病院へ月一回の検査、診察へ。毎回の血液検査には関節に支障をきたす異常値なし、それには現れない症状もあるんだそう。昼過ぎ、若い相棒に迎えに来てもらってそのまま取引先へ商談へ向かいました。そしてそのまま早めの直帰〜気楽なものですよ。やや風邪症状?っぽい不快感はほとんど改善、但し今朝も洟水症状全開には困ったものです。本日明日と急ぎ資料を修正して通常業務+上司を伴って取引先へ年に一度のご挨拶(今年の実績まとめ、来季への動き)いよいよ年末も押し迫って、親父の年賀状宛名印刷が気になります。自分のはあとまわし。

ASV CDQS6082 Elgar 交響曲第1番 変イ長調 作品55〜ジェームス・ロッホラン/ハレ管弦楽団(1983年録音)/序曲「コケイン」(ロンドンの下町から)〜オウェイン・アーウェル・ヒューズ/フィルハーモニア管弦楽団(1989年録音)・・・もう20年ほど前に入手?以前にコメントもしておりました。英国系の指揮者ならこの作品が振れなくっちゃモグリでっせ。鬱蒼と重厚、着実な堂々たる歩み、激昂爆発しないジミな風情の作品であります。1908年の初演はハレ管だったとか、前任のバルビローリは1956年に録音しておりました。(フィルハーモニア管弦楽団と1962年再録音)彼(か)のグラマラスな表現に比して、こちら忘れられた音源は手堅いというか、おとなしいというか、色気情熱、変化に少々足らぬ生真面目演奏か。「コケイン」のほうはオーケストラが上手いし、ヒューズは雄弁でした。

Mozart 交響曲第35番ニ長調K.385/セレナーデ第13番ト長調K.525「Eine kleine Nachtmusik」〜ラファエル・クーベリック/ウィーン・フィル(1961年)・・・クーベリック47歳壮年の記録、CDを集めだした1990年台の前半、EMIの廉価盤の懐かしい演奏。記憶より音質は改善されているけれど、あまり芳しい水準ではないでしょう。名曲を堪能するに充分な演奏、但し、どうしてもこれでなくっちゃみたいな、こだわりを感じません。ストレート、素直な演奏に勢いは感じました。

では、行ってきます。昨夜はムリせず、スポーツクラブは30分エアロバイクのみ、朝たっぷり歩きましたし。体調を維持して年末まで乗り切りたいもの。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

体調はやや快復、お仕事はいろいろと不快なことがありつつ、夜しっかりスポーツクラブ(エアロバイク強設定30分+ステアマスター15分)をこなしました。夜半に肩が冷えて目覚めてしまって、北海道の親父から届いた年賀状送付先のデータ整理など実施。「筆王2003」は自宅Windows(10)マシン3台中、メインのHP Omni 220-1140jpのみ導入出来、ソフトが古すぎてデータCDも劣化?文字化けして他の2台には入りません。今年乗り切ったら住所録を.csv形式で保存して、別なソフトに乗り換えましょう。91歳の親父は昔プレゼントしたワープロ「CASIO HW955」(平成元年=1989年発売/6行表示/ひらがな入力)を駆使して印刷、分類が独特だし、「昨年賀状を送ったのに返事がなかった人+喪中」が一緒くたにコメントされているから苦労します(目検で点検修正するしかない)。世代的に表計算ソフトやら「データ流用」概念は理解できないでしょう。データベースの汎用性は、現役世代でもわかっている人はけっこう少ないですから。

本日午前中月一回の大学病院へ。昼から取引先との商談を入れてしまったので、若いものに迎えに来てもらいましょう。

DG  Mozart ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調K.482/第23番イ長調K.488〜マルコム・ビルソン(fp)/ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(1983-88年)・・・久々の拝聴。我らがヴォルフガングに駄作など存在しないのは前提として、この辺り名曲中の名曲、変ホ長調協奏曲K.482は第2楽章「Andante」の深遠さ、管楽のみアンサンブルの美しさ、終楽章「Allegro」のノンビリとした風情は映画「アマデウス」の朝帰り場面を思い出させるもの。イ長調協奏曲K.488に於ける浮き立つような甘美な旋律・・・モダーン楽器古楽器各々の味わい個性両方楽しめる作品也。まずガーディナーのオーケストラが表情豊かに充実して快活、響きが薄すぎたり、素っ気なくならない、テンポの揺れも自然な表現に打ちのめされました。ビルソンのフォルテピアノはさっぱりとした風情に充ちてノリノリ、ワタシはこの全集が大好き、大推薦であります。

Mozart ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456/第19番 ヘ長調K.459〜リリー・クラウス(p)/スティーヴン・サイモン/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団(1965-66年)・・・一昨日より連続拝聴。変ロ長調協奏曲 K.456第2楽章「Andante Un poco Sostenuto」ト短調の変奏曲は「フィガロ」第4幕冒頭、バルバリーナのカヴァティーナ「なくしてしまった」の旋律。ヘ長調協奏曲K.459の第1楽章「Allegro vivace」冒頭のシンプルな音型、リズムは心躍る愉悦であります。LP以来の再会?音質(とくに管弦楽)の改善を顕著に感じました。リリー・クラウスのしっとりとした歌心は、古楽器とは別物の魅力を感じます。

では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

新しい週の始まりは出勤すればシャキッと・・・せず、午前中に商品在庫点検、ミーティング二本こなして、さらに昼休み潰して当面の諸作業資料作りに専念してから昼から辞去、どーも気分も体調よろしくない。微妙に風邪かも。帰宅してコタツの電源を入れてうつらうつら・・・夜のスポーツクラブはいちおう強行して、ステアマスター(いつもより弱設定)15分のみ。あとはマッサージチェア15分にてムリせず退散いたしました。幸い左足首の痛みは再発せず、あれは熱による節々の痛みだったのか。今朝ちゃんと眠っても体調パッとしておりません。酷い洟水継続、今朝は定例業務(自分起点)+夕方取引先幹部との調整のため休めません。

SONY Mozart ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調K.271「ジュノム」〜リリー・クラウス(p)/スティーヴン・サイモン/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団(1965-66年)・・・カスタマーレビューの意見が割れてなかなかオモロい。Lili Kraus(1903ー1986)のピアノソナタ、協奏曲はLP時代音質がひどかった記憶有、オーケストラも雑っぽいアンサンブル、久々の拝聴は(この「ジュノム」を聴く限り)管弦楽伴奏も含め改善されていると感じます。Stephen Simon(1937ー2013)はこの録音でしか聴いたことがないし、怪しいオーケストラは「ウィーン交響楽団のメンバー」とのこと(HMVの宣伝にそう載っている/収録はコンツェルトハウスだし)レーベル専属契約が厳しかった時代の変名かな?晩年手首を故障する前、技術的にもしっかりとして、優雅なソロが躊躇いがちにいきなり登場する素敵な作品は愉悦にあふれてお見事。Mozartに駄作なし!は前提として、初期中期?作品として出色の名作、リリー・クラウスは太古時代ボスコフスキーと録音してませんでしたっけ、得意の作品だったのでしょう。しっとり歌心に充ちておりました。

SONY88875060962 Bach ゴールドベルク変奏曲BWV.988〜イーゴル・レヴィット(p)(2015年)・・・1987年生まれ露西亜出身の若者。スタインウエイと思うけれど、音色が澄んで暖かく、どこにも濁りがない。叩いたり焦ったり、そんな風情皆無に装飾音も美しく、表情豊かに落ち着いたテイスト、全編一気に聴かせてくださいました。期待の若手は次々と登場するのですね。長丁場の変奏連続のあと、アリアの回帰に感無量。

今朝拝聴しているのは、Grieg 4つのノルウェイ舞曲(1960年)/Beethoven バレエ音楽「プロメテウスの創造物」(1956年)〜ウィレム・ヴァン・オッテルロー/レジデンティ管弦楽団(ハーグ)・・・かつてはこんなマニアックなCDボックスも入手して悦に入っておりました。ラストに「英雄」最終楽章の主題が出現します。Willem van Otterloo(1907ー1978)もすっかり忘れられてしまったかも。では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

左足首とか体調イマイチということもあって、結局無為無策、音楽と読書(半分居眠りしつつ二時間ドラマの再放送など)にて週末を過ごしました。お気に入りディスカウトストアへは、大型温泉風施設にいったついで、女房殿のクルマにてお買い物済、散歩になりません。床屋にも行っていない。玉村豊男「食卓は学校である」(集英社新書)・・・食の進化、東西文化の違い、和食進出の意味合いなど興味深く拝読、切り口や文章は上手いけど、内容はいまいち踏み込みが足らんかな?これで手持ち在庫書籍は切れました。年末までにはBOOK・OFFに行かなくっちゃ。

昨夜は遅く戻った女房殿と外食、ご近所某チェーン店は久々”名古屋文化圏の食の水準の低さ”を痛感してガッカリ。それとも全国的にこんなもの(劣化)か、二度と行きません。新たな今週開始の月曜、心身ともにやる気出んなぁ。

EX92T61/62 Ravel ピアノ協奏曲ト長調(アルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)/ロンドン交響楽団1982年)/ボレロ(シュトゥットガルト放送交響楽団1980年)/ラ・ヴァルス(イタリア放送ミラノ交響楽団1969年)/スペイン狂詩曲(ロンドン交響楽団1979年)〜セルジウ・チェリビダッケ・・・ムツかしい顔ぶれの組み合わせ協奏曲は他の録音がいくつかあるから、相性は良かったのでしょう。ややゆったり目のテンポの協奏曲は緻密に細部描き込んで入念、チェリのオーケストラも同様です。RAIの録音はちょいと音質が落ちるけれど、他はまずまず、Ravelの精密な音楽は彼の個性に似合って、デリケート繊細なな仕上げに感銘深いもの。アバド時代のロンドン交響楽団は上手いですね。

これはLP時代のデザインBach ブランデンブルク協奏曲全曲〜ルドルフ・バウムガルトナー(v)/ルツェルン音楽祭弦楽合奏団/ヴォルフガング・シュナイダーハン(v)/ヘルムート・ヴィンシャーマン、エゴン・パロラーリ(ob)/チェザーレ・エスポジト、ギュンター・シュルント(hr)/アドルフ・シュルバウム(tp)/ハンス・マルティン・リンデ(rec)/オーレル・ニコレ(fl)/アンリ・ブーシェ(fg)/ラルフ・カークパトリック(cem)(1959-60年)・・・古楽器を拝聴する機会は多いけれど、昔なじみのアンサンブルも比較対象としてしっかり愉しんでおります。これはオールスター・プレーヤーを揃えた旧録音也。カール・リヒター1967年録音に隠れがちの音源は、スタイルとしてはよく歌う昔風でも、誠実なアンサンブルに間違いなく胸打たれるもの。Rudolf Baumgartner(1917ー2002)も懐かしい名前になってしまいました。Ralph Kirkpatrick(1911ー1984)はワンダ・ランドフスカの高弟、Wikiには「古楽の擁護者であった」とのこと、ここでは最近耳慣れぬ金属的な音色のチェンバロからみごとなソロを聴かせてくださいます。そしてシュルバウムののトランペット!いかにもムツかしいよ、といった奮闘ぶり、最高。この音源は、ネットから音源入手を始めた8年ほど前、最初に入手したデータと認識、最近の音楽拝聴の原点のひとつ。

では、行ってきます。出勤すればシャキッとするかな?


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

風邪症状悪化せず、但し洟水盛大、左膝足首の痛みもあり、結局無為無策引き隠りな週末、夕方女房殿のクルマにて大型温泉風施設に行ったのみ。通称”電気風呂”に脚を充分マッサージいたしました。幸い途中覚醒せず、それなりに眠れるのは幸い。今朝、ちょいと寝坊して起き出したら、左足首かなりの痛みに歩けぬほど・・・こりゃ困った・・・ストレッチなどしているうちに痛みは幸い、雲散霧消いたしました。朝一番にて【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新(今回も温故知新)は毎週のケジメ、中途半端に伸びた髪を刈り上げに出掛けなくては。

Temperaments TEM 316016/17 Bach フーガの技法BWV1080〜小糸恵(or)(1998年)・・・瑞西ローザンヌ在住でしたっけ、凄い日本人演奏家がいらっしゃるのですね。もはや楽器指定もない深遠なる名曲(大Bach最後の作品)はどんな演奏にも耐えうるけれど、やはりオルガンが似合っていると思います。ノーミソにはヘルムート・ヴァルヒャの壮麗なる世界(1956年)が・・・オルガンというのは楽器=会場の個性そのもの、記憶ではヴァルヒャは几帳面に明晰、シンプルな4音の変幻をしっかり受け止めたはず。こちら脚の長い残響に埋もれ、表現そのものも揺れ動いて自在、”シンプルな4音の変幻”は時に掴みどころのない幻想に埋もれます。これはこれで新鮮!全90分、目眩く感動の連続であります

。 「第九」の季節になりました。不遜な音楽愛好家である自分はちょろ聴きばかり。Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ジョージ・セル/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1968年ライヴ)・・・第1楽章「Allegro ma non troppo, un poco maestoso」のみ拝聴。敬愛するジョージ・セル期待のライヴ音源はモノラルであり、音質そのものも芳しくないもの。峻厳なる集中力に間違いなし、困難を乗り越えたオーケストラの柔軟な優秀性にも驚かされつつ、わざわざムリして全曲聴くような音源ではない・・・と途中断念いしました。第3楽章「Adagio molto e cantabile」第4楽章「Presto - Allegro assai」はヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1983年)にて継続。

オーケストラの技量、音質も期待しての盤石な音源選定。カラヤンのレガート表現なら第3楽章の壮大なる変奏曲もさぞ美しいことでしょう・・・これは明らかに聴き手の体調問題か、それなり、まずまずの出来と感じました。自分の安物オーディオのせいか、芳醇な響きとは感じないし、声楽ソロは立派、評判よろしくない楽友協会合唱団もさほどに悪いとは思えぬけれど、万感胸に迫る感銘をいただけない。

これはDECCA UCCD-4147/52 第2楽章「Molto vivace」が抜けてしまったので、エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1959年)にて第1楽章から拝聴(音源選定がヘンタイ気味)じつは上記に比べ、これが一番聴き手の耳にフィットいたしました。木管が強調される明るい響き、細部アンサンブルのツメが甘いようでも、思わぬわかりやすさに感銘をいただきました。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

思った通りの一日を乗り切って、週末を迎えました。お仕事は細かい種々難題があるのは当たり前、ノーミソに佳き刺激と認識して来週に備えましょう。幸い風邪症状は出なくて夜スポーツクラブへ、初級エアロビクスに汗を流してきました。体重は(お仕事でたくさん試食して)現状維持、減量は半年ほど停滞しても増えなければ良しとしましょう。年賀状の印刷に焦りを感じる年末であります(親父のも含めて)。ぼちぼち月一回の床屋に行かなくては。今朝も我がマンションの無料ネット環境は速度が遅い。

NAXOS8.554340 Cannabich 交響曲第47番ヘ長調/第50番ニ短調/第48番変ロ長調/第47番ト長調/第51番ニ長調/第52番ホ長調〜ウーヴェ・グロット/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア(1998年)・・・Christian Cannabich (1731-1798)って名前ばかり、もしかして初耳かも。我らのヴォルフガングが1756ー1791だからやや年上の同世代、マンハイム楽派の代表的な作曲家らしい。Mozartも大きな影響を受けているとのこと。Cannabichの交響曲は番号を見ると膨大!どれも10分ほどの短い作品は快活さに溢れ、ド・シロウト・イメージとしては”Haydnの疾風怒濤”を連想いたしました。Uwe Groddも初耳指揮者(フルートも)ニュージーランド出身とのこと。オーケストラはNAXOSの録音用?達者なモダーン楽器アンサンブルであります。

今朝はBeethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調/第5番 変ホ長調「皇帝」〜ルドルフ・ブッフビンダー(p)/ロシア国立交響楽団(2013年ライヴ)拝聴中。この人はBeeやん協奏曲全曲演奏で世界一周したみたいですね。2011年にウィーン・フィルと録音しておりました。さて、充実した週末にしたいもの。寒いけどね。数日前、女房殿の事務所用のCanonプリンターの(互換激安)インク=グレイ不足大喧嘩は現物届きました。ちゃんと動いてくれますか・・・


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

一週間はあっという間の週末到来、本日も行事対応のお手伝いもあって速攻で終了することでしょう。諸実務処理種々対応、資料作りは順調に進んで昨日、昼から帰ったろうかな、そう思いつつ残務こなすうちに夕方になってしまいました。人生長いマラソン、当面見えるあの目印までを目指してそれをクリアして・・・その積み重ねなのでしょう。ちょいと体調怪しく・・・昨夜寒い部屋で音楽を聴きつつ居眠りしたのがよろしくなかったかも。親父(91歳)からの年賀状印刷リストは未だ到着しません。つぎつぎ喪中連絡がくるから、って本人も危ういもんでっせ。

SONY Schubert 交響曲第8番ロ短調「未完成」(1963年)/交響曲第9番ハ長調(1967年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック・・・浪漫派辺りの交響曲は苦手、ちゃんと聴いてあげないと日々考えて取り出した音源也。この「未完成」は兄が買ってきた「新世界/未完成」30cmLPにて出会ったのが小学生時代、ざわついた心情+情熱的な佳き演奏でした。ごく最近まで「未完成」ってどんな演奏も同じ、妖しくも美しい旋律にようやく目覚めたところ。バーンスタインの「グレート」は初耳、力み過ぎ、少々粗っぽくもアツい演奏であります。ニューヨーク時代、彼のHaydn、Mozart、Schumannにも似たような印象があって、落ち着きがないというか前のめりというか、仕上げが雑。このオーケストラは出来不出来が激しいとか、次代のピエール・ブーレーズ(1971-1976)はレパートリー的に人気はぱっとせんかったらしいけど、オーケストラにとっては必要な人材だったのでしょう。

蛇足。続けてヴォルフガング・サヴァリッシュ/ウィーン交響楽団の一部を聴いたら、地味なサウンド+音質に愕然!

今朝はMozart 5つのディヴェルティメント ヘ長調K.Anh.229 (439b) /Pleyel トリオ 変ホ長調/Carulli トリオ・コンチェルタント 変ロ長調〜カール・シュレヒタ、ユルゲン・デムラー(cl)/ユルゲン・ゴーデ(fg)(1992年)・・・ザールブリュッケンでの録音。四半世紀前、今は亡き大阪・ワルツ堂にて入手の記憶も鮮明、ノンビリとした風情にかなりキレのある管楽器であります。

では、行ってきます。風邪症状が出ませんように。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日もお仕事は充実、定例業務+来週取引先との打ち合わせの資料作りはリアルな数値改善を確認、ここ数年の成果を実感いたしました。年末が接近して商品確保上の危うい橋もなんとかクリア、本日休んでも大丈夫なくらい当面の宿題をクリアしたけれど、そうもいかんでしょう。年末迄若い、初体験の相棒のフォローが必須です。来週いっぱいが山場、明日は取引先を集めての大切な行事有、これもフォロー役です。

昨夜もスポーツクラブへ。本日は休館日、明日クリアできれば週4日、三週連続皆勤賞となります。一ヶ月4,500円(税抜)だから一ヶ月フルで利用すれば@300ってなところか、安上がりの健康法でっせ。(昨夜、スポーツクラブを熱心に利用するシニア層とのネット情報を発見。東京本丸の話題はほんまでした・・・体感的にも)今朝、マンション無料ネット環境がエラく速度遅くて難儀中、ワタシ以外に大量のデータ使用をしている人が数件あるのかも。

DG00028941527523 Vivaldi リコーダー協奏曲ハ長調RV 444/ヘ長調RV442/イ短調RV445/ハ短調RV 441/ハ長調RV443〜マイケル・コプリー(コプリー)(rec)/トーマス・フューリ/カメラータ・ベルン(1984年)・・・・ケンブリッジ・バスカーズというアコーディオンとのデュオで有名だったコプリー(コプリー)の本格的録音。ラストのハ長調協奏曲が一番有名、小鳥が賑やかに囀るように愉しげな音楽が続きました。モダーン楽器による小編成、引き締まった演奏であります。Vivaldiはワン・パターン、なんてそんな声があるけれど、それは褒め言葉の裏返し、いつどこで聴いても晴れやかな気持ちにさせて下さいます。Michael Copleyって、コプリーで読み方正しいのか、コプリーですよね。

これは0092812BC 今朝の音楽は久々、冬らしくSibelius 交響曲第6番ニ短調(1974年)/第7番ハ長調(1977年)〜クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団・・・ほとんど中学生ローティーン時代からのお気に入り作品、清涼荒涼たる幻想曲風(第6番は勝手に名付けて「銀河鉄道」)ありきたりの交響曲の概念から離れた名曲であります。指揮者もオーケストラ(現・ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)も北欧作品とは似合わぬ個性と思えるが、曖昧さのないしっかり地に足をつけた表現は盤石にニュアンスの不足を感じさせません。オーケストラのほの暗い響きも上々な雰囲気。BerlinClassics16枚組BOXは宝物です。NMLにて拝聴可能。

他、Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜ジョヴァンニ・アントニーニ/バーゼル室内管弦楽団(2008年)・・・「英雄」と同じ感想。古今東西犇めく名盤の中では特異な個性存在を主張しきれない。期待値が高過ぎたかな?フツウのテンポ速めな演奏、オーケストラも美しいとは思えない。

では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

月火とお仕事は意外とタイトで充実しております。トラブルらしきものは未だ発生せず、純粋に先行きの準備のため、いずれ基本残業なし(早く出て)定時に収めるの快速処理集中力維持、夜は短時間、しっかりスポーツクラブにて汗を流しました。最高気温は10度Cに届かぬ寒い12月続きます。女房殿の事務所のプリンターインク(Canon)互換の激安のものを紹介して買ってあげたら(純正品の1/6)1色「グレイ」が足らんと、んなものあるのですね。詰問口調になるので、こちらは少ない情報で紹介してあげているのにと思わず激怒、言い合いになりました。昨夜来会話がありません。

息子より金沢のお歳暮(高級佃煮)到着。気遣いは嬉しいけど、こちら喰いもんを主に扱う商売、佃煮でご飯をたくさん食べたり、お酒を自宅にて嗜む習慣もありません。お礼して大阪の義母のところに送ろうかな?

NAXOS8.553611 Poulenc 六重奏曲FP100/オーボエ・ソナタFP185/オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲FP43/フルート・ソナタ/ヴィラネル〜アレクサンドル・タロー(p)/フィリップ・ベルノルド(fl)/オリヴィエ・ドワーズ(ob)/ローラン・ルフェーヴル(fg)/ロナルド・ファン・スペンドンク(cl)/エルヴェ・ジュラン(hr)(1995-97年)・・・Alexandre Tharaud(1968ー)を中心とした(おそらく)仏蘭西の名手たちによる愉しい一枚。これは第1集、どれもウキウキと賑々しい愉しさいっぱいの作品ばかり。六重奏曲FP100は素っ頓狂に自在、室内楽の枠をはみ出したスケールを感じさせます。Poulenc(1899ー1963)って一種独特突き抜けた破調の旋律が個性的、近現代のモダーンな風情を感じさせても難解晦渋不機嫌なところがないんです。

Haydn ピアノ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII.11/Mozart ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414/コンサート・ロンド イ長調 K.386(イングリット・ヘブラー(p)1960年)/Haydn チェンバロ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII.11(ジャニー・ヴァン・ウェリング(cem)1974年)〜シモン・ゴールドベルク/オランダ室内管弦楽団・・・シモン・ゴールドベルク(1909ー1993)PHILIPSレコーディング8CDより。このボックスは自分にとってCD入手を諦めた最後期のもの、地味だけど宝物でっせ。ニ長調協奏曲はわざわざピアノ版とチェンバロ版二種収録してくださって、演奏スタイルとしてはあまり変わらぬけど、比較対象が愉しいもの。ヘブラー(1926ー)のMozartはPHILIPS全集とは別物、未だ30歳代若い頃のものでした。親密しっとりとした味わいの演奏、音質はまずまずでした。

では、行ってきます。お仕事段取りをみて、明日辺り有休消化したいところ。ムリかな?


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

寒いですね。いろいろ思い悩むことがあっても、いったん出勤してしまえばお仕事の渦に巻き込まれて日常に戻ります。一日はあっという間、ありがたい充実と感じて、職場帰りにディスカウントストアへヨーグルト購入(けっこうな坂道散歩)夜しっかりスポーツクラブへ。30分のエアロビクスは師走のせいか参加者少なくわずか6人、寒空に風邪もひかないのは鍛錬の成果でしょう。昨夜は遅くまで(ビデオに録った)最新医療の成果に感心して見入ってしまいました。大動脈瘤の手術やら膝痛の根治手術など、いずれ自分もお世話になるかも。大手術から程なく快復してリハビリが始まるのですね。退院も早い。

「巨匠指揮者のレバイン氏に10代少年への性的虐待疑惑、米紙報道」・・・う〜む、30年以上前だから罪には問われないけれど、他にもあったんやないか。ほんまなら晩節を汚すとはこのことでしょう。しっかり彼の音源を再聴しなくては。話変わって、朝日新聞のコラム(の一部)に「エレベーターの閉ボタンは気休め」とあって、ほんまですか?なんか人間心理を上手く捉えた笑える話題でした。

Schumann ピアノ協奏曲イ短調/Schubert 交響曲第9番ハ長調〜内田光子(p)/リッカルド・ムーティ/シカゴ交響楽団(2014年ライヴ)・・・ネットより入手した.mp3/128kbps放送音源はそれなり聴ける音質でした。馴染みのピアノ協奏曲は最高!しなやかに浪漫的な風情漂うピアノ、正確な技巧は微に入り細を穿つニュアンスとテンポの揺れに溢れて、テンポは遅め。音質イメージか、むき出しに刺激的硬質サウンドに非ず、残響も適度。シカゴ・オーケストラ・ホールって、こんな瑞々しい音でしたっけ。2010年から音楽監督を務めるムーティとの相性はよろしいのでしょう。若い頃(1986年)ウィーン・フィルとのハ長調交響曲もみごとな演奏だった記憶があるけれど、こちら30余年後の演奏はテンポはややゆったり、力みなどどこにも見当たらぬ余裕の演奏であります。硬質強靭といったイメージのシカゴ交響楽団から柔軟な響きを引き出して、直截な表現のまま+彼の成熟を目の当たりにいたしました。(繰り返しはかなり実施/第2楽章を除く)

RCA 今朝の音楽はStravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜ジェームズ・レヴァイン/シカゴ交響楽団/メアリー・サウアー(p)(1977年)・・・34歳の記録。これも音質印象かもしれないけど、編成やや少なめの1947年版は響き薄め、スリムなムダを省いたような(乾いた)サウンドに聞こえます。表現そのものは余情を廃してストレートな若々しいもの。1999年ミュンヘン・フィルに赴任した辺りから、どーも巨匠然としてオモロなくなった印象は先入観でしょうか、この頃の演奏とかRCAへの一連のMahlerに好感を抱きました。

では、行ってきます。今週余裕なので、ちょいと先行きの政策問題など考えましょう。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨夜10時前に眠くなって、朝6時迄一度も覚醒せず、これは珍しいこと。先週末にて当面の締め切り案件クリアして、今週は若い相棒担当の行事のお手伝いのみ。来週に向けての取引先来年度協議用の提案資料を仕上げて、特別に出かける予定もありません。昨日は終日引き隠り、今朝お気に入りヨーグルトが切れていることに気付いて、買い物に行かなかったことを後悔しております。夕食準備がメンドー、岐阜タンメンご近所にオープンしたので女房殿と確認してきました。お隣の中華そば・陣屋(高山ラーメン)は当面苦労するのか、それとも相互作用で集客が高まるのか?さっぱり塩味のタンメンは”ま、こんなものかな?”程度、味的にはトレンドかも知れません。700円はちょいと高いかも。

EMI CDK5653382 Vivaldi 協奏曲集「和声と創意への試み」 作品8/1-6「四季」〜レナート・ファザーノ/ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ/ルイジ・フェッロ(v)/グイド・モッツアート(v)(1959年)・・・ロンドンのアビーロード・スタジオにて録音、英国演奏旅行時に録音したのでしょうか。著名な”イ・ムジチの四季”と同時期録音だったのですね。ルイジ・フェッロはカルミニョーラのお師匠さん、音質は想像よりずっと良好でした。明朗なアンサンブル、歯切れのよいヴァイオリン・ソロ、当時話題になったのが納得できる佳き、オーソドックスな演奏でしょう。イ・ムジチはメンバーチェンジしながら現在に至って一方、こちらRenato Fasano (1902-1979)が亡くなったあと、主要メンバーが別団体(イ・ソリスティ・イタリアーニ)を立ち上げたんだそう。音源はNMLにて拝聴可能です。

LP時代のデザイン Saint-Sae"ns ピアノ協奏曲第1番ニ長調/第2番ト短調/第4番ハ短調〜アルド・チッコリーニ(p)/セルジュ・ボド/パリ管弦楽団(1970年)・・・作品との出会いはイディル・ビレット、これがよろしくなかったのか、作品に対してやや苦手意識がありました。Aldo Ciccolini(1925ー2015)は晩年FazzioliとかYAMAHAを使って透明な響きを聴かせてくださいました。これはスタインウエイかな?平明明朗なスケールを誇る第1番ニ長調、劇的な(「ドン・ジョヴァンニ」序曲を連想させる)第2番ト短調、ほの暗い躍動風情漂う第4番ハ短調、世代(1835ー1921)から考えると作品は古典的オーソドックスなもの。なんせ20世紀初頭は次世代がハードな音楽発表してましたから。懐かしいセルジュ・ボドのバックは優秀。

Dvora'k ロマンス ヘ短調 作品11/ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 作品57/4つのロマンティックな小品 作品75/ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 作品100〜チェン・ジュウ(Zhou Qian,1979-)(v)/エドゥムンド・バタースビー(p)(1998年)・・・ややクール、神経質な美しいヴァイオリン、懐かしい旋律連続に、心静かに癒やされました。

では、行ってきます。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日はいつもの掃除洗濯前に耳鼻科へ。この洟水症状も既に二年ほどか、難儀なものです。昼はありもので済ませ、昼から二時間ドラマ(再放送)ハシゴ、夕方ちょっぴり音楽を聴いてから最寄りの駅の居酒屋へ、狙いの店2件ほど満杯で断られ、それでもお気に入りのところに場所確保出来。お隣の若夫婦が6ヶ月の赤ちゃんを連れて居酒屋デビュー、機嫌よくニコニコして可愛いこと!こどもや若い人はそれだけで希望に溢れて、シアワセのお裾分け、我ら引退世代を元気付けてくださいました。息子夫婦にもやがて孫ができることでしょう。

LP時代のデザイン Prokofiev バレエ組曲第1/第3「ロメオとジュリエット」(抜粋)〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(1981年)・・・老オーマンディ(1938ー1980)が跡を託したフィラデルフィア時代(1980-1992)の録音。ムーティもすっかりヴェテランとなりました(1941-)。CBS→EMIへ録音イメージのせいか、かつての瑞々しく分厚い響きに非ず、相変わらず上手いオーケストラだけど引き締まって硬質に乾いた響き、要らぬ詠嘆とか余情贅肉を加えぬ表現は筋肉質であります。通常冒頭に演奏されることも多い「モンタギュー家とキャピュレット家」の強烈な不協和音の迫力(8曲目第2組曲第1曲)+悲痛悲劇的な主題も劇的、テナー・サクソフォーンのセクシーな音色は抑え気味。最近シカゴ交響楽団と再録音したらしい。

SICC-1919〜20 Bach マタイ受難曲(抜粋/英語版)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル/カレッジエート・コラール/トランスフィギュレーション教会少年合唱団/アデル・アディソン(s)/ ベティ・アレン(ms)/ デヴィッド・ロイド,チャールズ・ブレスラー(t)/ドナルド・ベル(br)/ ウィリアム・ウィルダーマン(bs)(1962年)・・・噂ばかり、ようやくバーンスタインの「マタイ」拝聴。LP2枚に収録した抜粋だったのですね。意味が理解できる出来ないはさておき、英語というのは違和感ありますよ。それでも誠実に、Bachの劇的甘美な旋律をしっかり浪漫に表現するバーンスタインの姿勢に、Bach音楽の骨格はいささかも崩れません。しっかり感銘を受け取りました。声楽さておき、ニューヨーク・フィルのBachにさほどの違和感もなし。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

一部不快な内部事情もあったけれど、概ね80%の満足度で昨日”ぶっつけ本番”風行事無事終了して一区切り。残り懸案事項(待ったなし宿題クリア)は年明け一発目に最終判断動き出す一件のみとなりました。終日立ち仕事で珍しく腰が痛い(筋肉痛)昨夜はしっかりステアマスター(15分)〜エアロビクス(30分)〜マッサージチェア(腰対策モード14分)にて一週間を締め括って、体重はようやく70kg切れ、油断すると即1kgほど増えますので。ここ数日、途中覚醒なく朝まで眠れるのがありがたい。そういえば昨日、東京本丸より説明対応に来訪したメンバーは”スポーツクラブに通っているのは60歳代が一番多い”とのこと。なるほど、自らも、そして周りを見渡してもそんな感じ。若い人(とくに男性)は少ないのですね。

職場机上にはモニターキーボード受話器以外はなにもなしで帰宅するけど、他唯一例外は卓上カレンダー(お仕事必須)これも来年に差し替えました。自宅パソコン・メインマシン前のカレンダーもぼちぼち貼り替えが必要です。2017年は井川遥、前年までは数年間安めぐみ、今朝の朝日新聞週間テレビ別冊表紙に内山理名登場、あまりに素敵だったので2018年はこれでいこうかと。新聞やらネット画像の貼り付けですが。

昨年一昨年?この時期、激しい洟水症状発症した記憶有、今朝よりいつにも増して盛大なくしゃみ連続、朝一番にて耳鼻科に通わなくては。昨夜はほとんど音楽ちょろ聴きばかり。

EMI724356937628 Vivaldi 調和の霊感 作品3〜レナート・ファザーノ/ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ(1958-59年)・・・1970年代辺りまでイ・ムジチと人気評価を競ったイタリア・バロック団体、懐かしくほんの一部聴いたのみ。フェリックス・アーヨ(1933-)のカリッと歯切れ良い伊太利亜の陽光のようなヴァイオリンも素敵(西班牙出身だけど)こちらフランコ・グッリ(1926-)も名手、蠱惑的な音色は魅力です。永遠のベスセラーであるイ・ムジチの「四季」(1959年)は奇跡の鮮度を誇る名録音、こちら音質的にやや苦しい+古楽器風溌剌演奏に耳慣れると、アンサンブルの集中力・リズムはいかにも”古臭い”感じ。なぜ忘れられてしまったのか?理解できるかも。当時、ソチエタ・コレルリ合奏団というのもありましたっけ。

DECCA 4554762 これは2枚組なんですね 今朝(先月来の宿題残)Mozart 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588〜カール・ベーム/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団/フィオルディリージ:リーザ・デラ・カーザ(s)/ドラベッラ:クリスタ・ルートヴィヒ(ms)/グリエルモ:エーリヒ・クンツ(br)/フェランド:アントン・デルモータ(t)/デスピーナ:エミー・ローゼ(s)/ドン・アルフォンソ:パウル・シェフラー(bs)(1955年)・・・エーリヒ・クライバーの「フィガロ」など、作曲者生誕200年を目指してステレオ録音された一連の記録です。(時代を感じさせても音質かなり良好)当時カール・ベーム61歳、後年の著名な録音に隠れてこちら、廉価盤にてさっさと登場したからぐっと馴染みな存在であります。永遠のド・シロウトでも知っている歌手ばかり、現在2枚目/3枚中拝聴中。名歌手の存在感+オーケストラの美しさ(とくに管楽器が印象的)に聴き惚れております。


2017年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

年中洟水症状も二年目、スポーツクラブにて体調整えているけれど、熟睡できず難儀なもんでっせ。12月初日は自ら主催の行事対応、取引先が十数人やってきます。いろいろ経緯もあって、会場準備問題やら苦戦してほとんどぶっつけ本番、それに毎週金曜はお仕事待ったなし締切もあります。現役時代は当たり前だった”一時間早く、誰よりも先に職場一番乗り”復活させなくては。あとはヴェテランの力を発揮して、臨機応変柔軟な対応で乗り切りましょう。昼休みもぎりぎり準備なので、今朝弁当準備はなし。今晩、スポーツクラブに行けば先週今週皆勤賞の8回、11月は祝日、東京連続出張前泊などでお休みがち、しっかり年末まで風邪などひかずに乗り切りたいもの。

昨日は職場社用車出払って、三河エリアまで公共交通機関にて往復、時間的にはさほど変わらんでも乗り換えはメンドーなもの。世間の人々やら街の様子を眺めるのもたまにはよろしいでしょう。

EMI Mahler 交響曲第9番ニ長調〜ジョン・バルビローリ/ベルリン・フィル(1964年)・・・団員の要請によって実現した”奇跡の録音”とか、亡くなるまでカラヤン時代のオーケストラに客演は70回!(人様情報)とか、親密な関係だったのですね。この音源もパブリック・ドメインとなって久々の拝聴でした。CD一枚に収まるということもあって、かなり以前より聴いていた演奏にはどーもぴん!と来なかった記憶有。速めのテンポ、よく歌って明るく明晰な響き、エスプレッシーヴォ(表情豊か)であってもズズ暗い情念とかものものしい深刻さに非ず、バーンスタインとの違いはオーケストラとの信頼関係、相性問題か。優秀なオーケストラは分厚く艶やかに響いて、しかも重すぎない。第3楽章 「Rondo, burleske, allegro assai, sehr trotzig」辺り、あきらかにアンサンブルの縦線がおかしくなっているけれど、世評もほとんど好意的なんですね。整っていればすべてOKということでもないでしょう。出会いから幾十年、ようやくこの演奏の真価に目醒めました。

他、Weber 歌劇「オベロン」序曲/R.Strauss 交響詩「ツァラトストラはかく語りき」〜ベルナルト・ハイティンク/シュターツカペレ・ドレスデン(2004年ライヴ)など拝聴中。.mp3/192kbpsは残念、それでもけっこうそれなり”聴ける”音質であります。では、行ってきます。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

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