●外伝へ

ブラームスはお好き?


 ワタシのサイトご常連、硬派爆演系リスナー火星人様より、「ブラームスはお好き?」との問題提起をBBS上にていただきました。昨年「交響曲第2番募集」でも多大なるご意見を寄せていただいたが、今回もそれを凌駕する勢いの書き込みがあり、日本人のBrahms 嗜好を証明した形となりました。以下、皆様のご意見をそのまま掲載!保存版へ!(原文そのままが基本だが、明らかな誤字脱字、それと流れと関係ないパラフレーズの一部カットはご容赦)


ブラームスはお好き? 火星人 

先の話題でいろんな意見が出てきました。そこで・・・
私ごとですが、爆演好きはご承知とおもいます。ベートーヴェンやブルックナーはそれである程度の部分解決できますが、ブラームスはそうは行かないところに問題があるのです、私にとってね。
本来ブラームスは、簡素なリートや繊細な室内楽などが本質であったのが、この時代(19世紀後半)の流行の重厚長大の流れに押し流された人であったと考えております。しかも困ったことに、「自分はベートーヴェンの最も正当な後継者である」と自他共に認めたところに不幸があったのではないか?
しかしながら、それを許さない私は、重厚長大大好きな私としては、彼の交響曲と協奏曲にそれを求めているのです。

と言う前書きはさておき、皆様のフェバリートをご教示願いたい。できますれば簡単なコメントとともに。 私の決定版は2曲のみ。
交響曲第4番、フルトヴェングラー'43
第2次大戦も後半に入り、ドイツがやばくなった年代を反映した(実際にそうであったかどうかはわからないが)演奏のように聞こえます。冒頭の泣くように入る瞬間が悲痛に聴こえるのだが。

ピアノ協奏曲第2番  エドウィン・フィッシャー/フルトヴェングラー’42
ピアノのフィッシャーにしてもベルリン・フィルにしても、是ほどまでにパワフルにするのかとの思いが、貧弱な音からも伝わってきます。(音質が貧弱なゆえに、勝手に想像しているのかも知れないが)


優柔不断なもので・・・Brahms 林 侘助。

  思い付くままに、順不同。追記有り、ということで

● ワルツ 変イ長調 作品39-15
 なんと懐かしく、やさしい。ブラームスはヨハン・シュトラウスのワルツを愛していたとのこと。あの、むさ苦しい爺さん(会ったことはないが)から生まれたとは、信じられない可憐で優しい世界。(ワタシのサイトより引用)演奏は誰でも良い。

●クラリネット五重奏曲ロ短調
 人生の黄昏と諦観が透明な心象として表現される。これも演奏問わず。

●弦楽6重奏曲第1番 変ホ長調
 これも切なくて、後ろ向きの想い出ばかり懐かしがっているような、甘美な後悔。もう戻らない青春よ。これも演奏問わず。

えっ?交響曲/協奏曲?じゃ、

●交響曲第1番ハ短調〜トスカニーニ/NBC響(1951年)
 しなやかで強靱なるノリ。華やかな歌心。
交響曲第2番ニ長調〜ヘルビッヒ/ベルリン交響楽団(1977-79)
 美し過ぎちゃいけない!と某Kechiなやつが書いております。
交響曲第3番イ長調ヘ長調〜スイトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1984-87)
 艶消しのオケの深遠な魅力。
交響曲第4番ホ短調〜セル/クリーヴランド管(1966)
 ひたすら正しい!と某Kechiなやつが書いております。
ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜カーゾン/セル/ロンドン響(1962)  ピアノには知性とリリシズムを感じます、と某Kechiなやつが書いております。
●ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
 う〜む、わりとどれも好きだけど現在手許にない
ルービンシュタイン(p)/クリップス/RCAヴィクター交響楽団
LP時代の記憶では、やさしく暖かく、穏健派の演奏でした。


Re:今、3番だけで手一杯なのですが Yさま

今、うちのオケで3番を練習していて、 こちらで聴き比べをやっています。

今のところクナッパーツブッシュの1950年録音が造形の巨大さでダントツの物凄さでした。

私もスクロヴァチェフスキの第一番を久しぶりに聴いてみたのですが、ホルンの豪快な鳴りっぷりが嬉しいですね。第4楽章冒頭のfpも譜面のとおりだし。
ただ曲の途中で突然早くなったり遅くなったり、ヴァイオリンに突然のルバートがかかったりといったところは不可解でした。途中でティンパニがポロポロ落ちているのはスクロヴァさんの解釈なのでしょうか。


ブラームスは大好きです Nさま

火星人さん、真中の直球ですね。 (フェバリートとは1曲1演奏なのでしょうか?)

交響曲第1番
・ベーム/BPO
 後年のVPOに比し、若々しく精力的


Re:ブラームスは大好きです Hさま

私的好みのブラームスです。順不同

●交響曲第1番
 フルトヴェングラー ベルリン・フィル r52.2.10 TP Po−F35G50281
 LP時代からの愛聴音源。
●交響曲第4番〜フィナーレ(リハーサル風景)
 フルトヴェングラー ベルリン・フィル r48 ロンドン
   「フルトヴェングラー,その生涯の秘密」      東映(ドリームライフ)TE−S146(LD)
 ほんの数分間だけですが感動しました。

●ピアノ協奏曲第1番
 ギレリス ヨッフム ベルリン・フィル r72 DG−447 446-2
 これほど巨大な1番は他に経験無し。


皆様ストレートばかりですな 林 侘助。 

超スローカーブとか隠し球はないのか?

そういえばワタシはフルトヴェングラーのBrahms はフィッシャーとのピアノ協奏曲しか聴いたことないみたいです。CDはなんども手に入れる機会はあったのに、とうとう購入せず。

Brahms お気に入り追加(きっと趣旨から大外れだが)
●間奏曲 変ロ長調 作品117-2
ルービンシュタイン(p)にて

ようはするに、ワタシは中高年の侘び住まい、みたいな作品が好きだと言うことです。高度成長もバブルにも恩恵を受けなかった世代なので。


ブラームスは・・ Bさま

積極的に手が伸び易いほうではありませんが いざ聴き始めてしまえば こういう世界もまた良いな、と思い ハマる人も多いのが納得できます

交響曲では(Boxセッ等に入っているもの以外の)単品で 持っているものは 実は何と4作品とも カップリングが「ハイドンの主題による変奏曲」なのです(笑 まぁ偶然半分、必然?半分ってところですか・・
この ほっとする旋律が入っていることで随分 ブラームスに「手が伸びやすく」してくれますネ
聖アントニーのコラール ということなので ハイドンのそのまた元は 合唱曲か何かだったのでしょうか?


Re:ブラームスは・・ Hさま

ブラームスで先ず思い浮かぶのは上の3枚ですが、 それ以外の私的好みブラームス音源。順不同

●交響曲第2番
 モントゥー ロンドンSO r62 Ph−PHCP2033
 これもLP時代からの愛聴音源。
 ウィーン・フィルよりこちらの方が味があると思いますが。

●交響曲第3番
 セル クリーヴランドO r64 SONY−00DC203〜6
 この全集の中ではこの3番がもっとも好み。
 フルトヴェングラーとは違う孤高の境地。
●交響曲第3番
 マゼール ベルリン・フィル r58ハノーヴァー Po−MH5070(LP)
 若くはつらつとした演奏(だったと思う)、  久しぶりに最近CDが出たようなので…購入予定。
●ヴァイオリン協奏曲
 スターン メータ ニューヨークフィル r78 SONY−30DC775
 堂々とした風格のある演奏。同曲では一番聴く機会が多い。
●弦楽六重奏曲第1番
 ベルリンフィル八重奏団員 r66 Ph−17CD112
 DGのアマデウスSQ他の演奏も良いが個人的にはこちらの方。  室内楽全集(454 073-2)も購入しましたが、  音質的にはこの古〜い国内盤の方が上でした(ダブリ)。
●クラリネット五重奏曲
 プリンツ ウィーン室内合奏団 r79 DENON−COCO70342  有名なウラッハのはいつまで経っても苦手。
 この曲では心休まるこの演奏がよろしいようです。


宿題 林 侘助。 

ベルリン・フィル八重奏団の6重奏曲は、ワタシも同じCD持ってますよ。あれが音質良い方ですか。どんな演奏でも好きですよ。

セルの第2/3番は未入手。未聴。マゼールのはLP以来聴いておりません。素っ気なかったような記憶もあるけど・・・自信ありません。(クリーヴランド管との録音は予想外に感動しました)

ヴァイオリン協奏曲を忘れていました。月並みだがシゲティ/メンゲス/ロンドン響の胸アツくさせる演奏で。普段は禁句の”精神性”と言う言葉を使いたくなっちゃう。

クラリネット五重奏曲は(前に書いたように)誰のでも良いが、レジナルド・ケルのステレオ録音を格安で出現することを願っております。


交響曲第1番 火星人 

今までに印象に残っているCDを引っ張り出して聞いておりますが、決定盤はないですわ。
ケーゲル(ODC)
ケーゲル(WEITBLICK)
ベーム'44 ウィーン・フィル
クナッパーツブッシュ(実はクレンペラーらしい(LIVINGSTAGE)
スヴェトラーノフ
メンゲルベルク(TAHRA)

フルトヴェングラーは3種類ほどあるのだが、どれも印象が残ってないです。
LP時代には、ベイヌムを非常によく聴いたものだが、今聴きなおすとどんな印象を受けるだろうか?


Re:交響曲第1番 I さま

あなたのブラームスは?と尋ねられれば、 私は、フルトヴェングラーをあげます。クラシックを聴き比べるというキッカケは、諸井さんの著書や、FMリクエスト番組だったので、番組で放送された、4番の部分的聴き比べは今でも記憶の片隅に残ってます。
ここ数年前に、クレンペラーの全曲を聴いて感動。さらには、ディアゴスティー二「クラシック・コレクション」のトムシクのピアノ協奏曲にも感動。


Re:ブラームスはお好き? BRさま

交響曲第1番はよくコンサートにかかる曲で数々の実演を思い出します。息詰まるカラヤンの最後の来日、熱狂したロンドンでのブロムシュテット、雄大な歌で聞かせたジュリーニをはじめヴァント、マタチッチ、ペーター・フロール、チェリビダッケ、ケーゲル、サヴァリッシュ、北原幸男、レーグナー、マズアなどどれも聴き堪えあるものばかりでした。とどのつまり曲が良いのでしょう。そんな中でのお気に入りディスクはやはりDGのカラヤン87年盤でしょうか。華麗だけど重戦車みたい。日本での演奏はもっと老いぼれて泥臭かったけど。実は現在所有していないのですけれど、ホーレンシュタイン盤が少年時代のお気に入りでした。

ブラームス、そんなに曲を沢山知っているわけではないけれど大好きです。何か交響曲をひとつ挙げればヴァントによるNDR旧録音の第3番です。これは我家の装置ではLPでしか演奏の特徴が出てこないのですが、ヴァント独特の、爆発寸前のディクレシェンドがここでは効果的。硬めの響きが北国の厳しさを思わせるフィナーレが出色です。

シューマンあたりだと未だに2、3番しか聞き通せないのですが、ブラームスは4曲とも大好きなのです。

他の楽曲ではヴァイオリン・ソナタ。これも3曲等しく愛好しており、ヘッツェルの最後の録音がバランスよい佳演。コンチェルトも好きです。リートは「4つの厳粛な歌」。やっぱりフィッシャー・ディースカウ&デムスかな?ラストナンバーなんか惚れ惚れしてしまいます。リートの小品では「野辺の侘しさ」で、これも同じ組み合わせが良いですね。

ピアノ協奏曲は2番のほうが好みで、大きく構えた冒頭が素晴らしいホロヴィッツ&トスカニーニに勝るものはないと思いますが、意外?にもアシュケナージ&ハイティンクがウィーン・フィルの色香漂う音色とともにしっかりとした構成で聞かせてくれます。

去年はヴァイオリン・ソナタの1番を2つ、3番をひとつ、クインテットまでも実演で聴くことができました。これらはすべて魚沼の小出郷文化会館の主催だったんです。ありがたや。


ホーレンシュタインのBrahms 林 侘助。 

第3番はVOX録音の南西ドイツ放響でしょうか。たしか持っていたはずだから、帰宅したら確認してみましょう。(後述;結局なかった)CONCERTO ROYALE三枚組で復活していましたね。(ブールの第2番は聴いてみたい)

弦楽6重奏曲のライヴを聴いてみたいものですね。


意外とでませんね、どいちん Kさま

ドイツレクイエムは私の好きな曲の一つです。オケだけで聞くと、クレンペラーですか。オケの爆発点で聞くと、プレヴィン+RPOが相変わらずのスケールの大きさで、これは指揮者を聞くというよりも、金管楽器を楽しむといった感じでしょうか?イタリアン・カンタービレが凄いシノーポリ+チェコ・フィルや、美しさに徹したジュリーニ+ウィーン・フィルも好きです。

他に、アルト・ラプソディーもいいかな。


独逸鎮魂曲  林 侘助。 

ワタシはこの作品のお勉強が足りません。LP時代、カール・バンベルガー盤(二枚組)を聴いて、充分名曲であることに気付いていたのに、CD時代では集中して聴いたことはないと思います。

記憶では手許にコッホ、カラヤン(EMI)、シノーポリ、があるはず。良い機会なので学習に励みましょう。アルト・ラプソディも同様。


Re:独逸鎮魂曲  YUさま

ドイツ・レクイエムには多く優れた演奏が残っているけど(カラヤンのものは、ウィーン楽友協会合唱団のファジーなピッチが味になっているかも、という話は私のHPで書いた)、無理やりにひとつ採るとすれば、手堅いところで、C.デイヴィス/バイエルン放送響、同合唱団とのものかな。

あと、NAXOSにある4手ピアノのものは、心、いやされますよ〜。私の大好きな音盤です。合唱は入っていません。これ、神経カリカリしているときに、よく効きます。


Re:Re:独逸鎮魂曲  IKさま

ドイツレクイエムは、私もジュリーニVPOが好きです。
ジュリーニらしくすごくしっかりとした重心の演奏で、しかもドイツレクイエム(ばりばり重厚の曲)なのに、どうしたわけか重苦しくはありません。
どこか即興に満ちた軽やかさを併せ持っていて、重厚なのに風通しがよい、という不思議な演奏です。

コリン・デイヴィスの演奏も大好きなのですが、最初から最後までずっとあまりにしっかりとしているので、ちょっと聴きとおすのに忍耐がいるときがあるのですが、ジュリーニ盤は最後まで楽しく生き生きとした音楽を感じながら聴いてしまいます。

交響曲では最近は先日買ったマゼール&クリーヴランドの全集(安い!)をよく手に取ります。どんなにブラームスに食傷気味のときでも、「これなら別腹」とばかりのゲーム感覚で聴き楽しめる一品です(笑)。
録音超優秀、しっかりとした造形と下品にならない程度の音楽の動かし方、そして見通しのよさ。

セル&クリーヴランドのブラームスの交響曲全集はあまり面白みを感じられなかったんですが、セルの時のクリーヴランド管弦のスリムさは維持したまま、マゼールの個性やフクヨカサが絶妙に加味されているという感じがします。


Re:Re:Re:独逸鎮魂曲 火星人

私の一番のお気に入りは、チェリ/ホッター’57。まるでワーグナーを聴いている雰囲気があります。 チェリの他のCD、ホッターの他の録音でも、こんなことはありません。なぜだろう?


Re:Re:Re:独逸鎮魂曲 YUさま

クリーヴランド管のブラームスの交響曲全集では、ドホナーニの指揮したものも硬派でキレる演奏で、大好きです。


Re:Re:Re:Re:独逸鎮魂曲 PUさま

ドイツレクイエムですが、高関健指揮オーケストラアンサンブル金沢の演奏会で歌って素晴らしさを感じることができました。
歌うまでは、なんて晦渋な曲なんだろうと思ってました。
1曲めはヴァイオリンパートはお休みだということを実演を体験してわかったことです。
演奏はヘルヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団が合唱が上手くてもう最高に感動します。

交響曲は第3番スイトナー指揮シュターツカペレ・ベルリン というのは林さんと同じですね。


Re:Re:Re:Re:Re:独逸鎮魂曲 林 侘助。 

さすが極東黄金の国ジパングではヨハネス爺さんの人気は圧倒的ですな。前回交響曲第2番を募集したときも圧倒的投稿集でしたが。独逸鎮魂曲は、その後、セル/クリーヴランド管(1969年ライヴ。残念ながら録音状態がよろしくない)、マタチッチ/ザグレブ・フィル/ザグレブ放送合唱団(1976年)を棚中より発見。

これは剛直でスケールと迫力を備えた演奏です。冒頭、合唱が少々粗いというか高揚しすぎて乱れるため、先行き心配されるが、やがて充実した熱気に溢れ怒濤の爆発がやってきます。ライヴか放送用録音だと思うが、音質も良好。

ベイヌム/コンセルヘボウの第1番(1958年)は速いテンポで勢いある美しい演奏!センスとしてはモダーンで、煽ったり異形なる個性を表出させるものではありませんね。オケのマイルドな響きも楽しめます。

マゼール/クリーヴランド管の交響曲全集は現在SCRIBENDUMで入手可能だが、ワタシはトリプル・ロンドン中古@980(だったので、というほうが正確)で入手。ちょうど一年前か。想像以上に充実した、わかりやすい、オーソドックスな演奏で拾いモノでした。(ドホナーニ盤未聴です。彼の演奏に対する先入観みたいなものがあって、どうもいけません)


ハンガリー舞曲集 HEさま

私のブラームス愛聴盤はハンガリー舞曲集です。19世紀後半にヨーロッパに鉄道ができて、旅行がブームになった時、好まれた旅先がハンガリーやボヘミアだったのですね。ハンガリー舞曲集は1867年のハンガリーへの演奏旅行の後に書かれた(オリジナルはピアノ曲)そうです。
 私の好きな演奏は、イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管(Hugaroton)です。単品の寄せ集めではなく、なんだか繋がりのある交響詩のように聞こえます。爆演ではないかもしれませんが、快演であることは間違いなしです。


Re:ハンガリー舞曲集 林 侘助。 

「穴狙い」で来ましたね。「通にとっては交響曲など片腹痛いわっ!」的手練れの心境か。負けました。

LP時代はイッセルシュテット/ハンブルク交響楽団(という表記だった)で楽しんだものです。CD時代になると全曲としてはアルフレッド・ショルツ/ロンドン・フェスティヴァル管(誰やねん?この演奏家)しか手許にありません。

抜粋ではライナー/ウィーン・フィルが圧倒的。ハイティンク盤は演奏印象の記憶がないので再聴しないと。


Re:Re:ハンガリー舞曲集 HEさま

この曲は、多くの場合よくて抜粋、ひどいのは交響曲の穴埋めに2,3曲録音されるようなケースが多いですが、全曲を1枚のCDに収めていることが好ましいです。フィッシャーは(いつもそうですが)引っ張ったり煽ったり、テンポを自在に操って楽しそうに演奏していて、聞いていて気持ちいいです(快演)。ちなみにフィッシャー・ブダペスト祝祭管には同じ舞曲集全曲をPhillipsにも録音しています(別の録音)。よっぽどすきなのでしょうね、この曲。私はHungarotonに軍配をあげます。

 交響曲も聞きますが、皆さんのように幅広く比較聴取していないので書きづらくて・・・。ケンペ・ミュンヘンの全曲は割りと良く聞きます。3番の伸びやかで大らかな雰囲気はすきです。ヴァントの1番の沈鬱な冒頭の太鼓連打も好きですよ。


それでは室内楽で Nさま

ピアノ三重奏曲
・トリオ・オーパス8(アルテ・ノヴァ)
  第1番の初稿版が入っている
チェロソナタ
・ビルスマ、オーキス
  ストラディヴァリウスのチェロが見事に鳴っている
ヴァイオリンソナタ
・デュメイ、ピレシュ
  夫婦のぶつかり合いが良い面で出ている クラリネットソナタ
・ライスター、オピッツ
  ウラッハ、デムスとの組み合わせと迷ったが、渋さは   ライスターの方と思う


Re:Re:ハンガリー舞曲集 YUさま

ライナー/ウィーン・フィルのは強靭、剛毅ですよね。あれは私も好き。あと、やはり抜粋だけど、ノイマン/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のが、底から部厚く鳴り響く豪快な演奏でしたよ。ドヴォルジャークのスラヴ舞曲の抜粋とあわさったものですが、こちらはチェコ・フィルと確か2度ほど全集で録音しなおしたのではないかと思うけど、LGO盤には後年のものにはないド迫力があります。これがノイマンか!と驚いてしまう。しかし、やはりこの指揮者のことですから輪郭はガッチリとしています。Berlin Classics。


ブラームスVSピアニスト Aさま

といえば
大曲の協奏曲を弾く人という感じがありますし、 ソナタなどを立派に弾く人も想像されます。
そう、リヒテル、ゼルキン、ギレリス・・・

でも、私のブラームス体験
クリーンで最初始まったんです。
彼がシュナイダーハンの伴奏者で来日。 勿論ソナタの伴奏もしましたし、協奏曲も弾きました。 (最近まとまったCDリリースで大喜び)

今は亡きクリーンの質を誰が受け継いでいるのか?
大いに気になります。
私の気分では フランクルかな?

ピアノトリオはEMI
ピアノ五重奏曲はASV
これらは比較的手の届く値段でした
とてもよかった!

ヴァイオリンソナタはまだ出会っていません。 皆さんはいかがですか


つづき BRさま

ブラームスのハンガリー舞曲はそんなに好きな曲がいっぱいあるわけじゃないけれど1番は大好きです。これはアンコールでチェリビダッケがよく取り上げていた曲で、彼のコンサートでいっぺんに好きになってしまいました。色々なスタイルが可能な曲ですが、マジャールの血がたぎるような熱い演奏が好みで、トスカニーニの演奏がすばらしいと思います。できればV-disc(米軍のプラスティックSP)と同一の演奏がよろしいかと。

一応1〜3番は好みの演奏を書き込んだので4番について。この曲の駄演を聞いたことがありません。若き頃の一時期、この曲にどっぷり漬かっていましたねぇ。チェリビダッケとスイトナーの実演で頂点に達しました。第1楽章冒頭の音のはかない響きが心を捉えて放さないクレンペラー&フィルハーモニアの演奏が原点です。緩徐楽章は南国への憧れかどうかわからないけれど、マゼール(クリーヴランド)が濃厚に歌いこんでいるのが意外な嬉しさ。この2枚以外ではサバタのSP時代のものとスイトナーのスタジオ盤(裏青盤が入手できればなお良し)が好きです。


(2005年3月6日)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
▲To Top Page.▲
written by wabisuke hayashi