発表【♪ KechiKechi Classics ♪】
2005年勝手に各自アカデミー賞
歴史ある「勝手にアカデミー賞」も第3回目を迎えました。2003年、2004年と盛り上がりを見せたが、不況を反映してか今年は投稿数も少ない・・・ま、どーせ座興ですから。
●一切の制限なし。もちろん新譜である必要なし。「10年前に買ってあったが。今年目覚めた!」ものでも良いし、ジャンルに制限なし。一枚壱万円のCDでも可。
●世評/他人の評価も一切関係なし。音楽に対する限りなき愛情を注いで投稿して下さい。(メール可)
●音楽の価値に順列を付けるものではありません。
●書籍も可(音楽に限らず)
●演奏会やら、サイトでも、つまりなんでもOK。ご近所、おいしいもの屋さんでもかまわない。立派な人!でも。
■Kaneta
顧みれば、随分とCDを買い込みました。その分、丁寧に聞いていないという 反省もしています。今年はもう少し丁寧に聞くことにいたしましょう。
ところで、 昨年のキーワードは温故知新。古い録音に啓発されることが多かったように思いま す。
そのなかで、クリスティアン・フェラスのベートーヴェンとアルフレード・コ ルトーのショパン、いずれもEMI、をあげておきます。そのほか、イヴ・ナットの シューマンとベートヴェンにも感銘をうけました。
フェラスは晩年の録音から誤っ た評価をしていたようです。
また、コルトーについては録音の進歩ははたしてあっ たのかとも思える鮮明な音質に驚きました。新しい録音では、パシフィカ四重奏団 のメンデルスゾーンをあげておきましょう。
なお、特別賞を、昨年解散した、英国 の弦楽四重奏団のザ・リンゼイズに差し上げたい。第一ヴァイオリンのピーター・ クロッパーのパントマイムのような仕草ももう見られないのでしょうか。
■Brunnen
では CD4枚(組) 本1冊 の計5選で
♪ベートーヴェン「田園」/モーツァルト ディヴェルティメントk138
ハンス・マルティン・シュナイト指揮 神奈川フィルCD(とその前の時代も含め)になった音楽会に 居合わせたことがありませんでした
「実際に聴いたときほど感激しない」とか耳にしますけど
一度も無かった身にとっては なぁーに贅沢云ってんだか!! と(し、失礼m(__)m)。
ようやく 初めて実現しました。
○十年聴いてきて初めてですので もしかして 一生に一枚だけなのかな? そうなっても悔いは無しです♪ミヒャエル・ハイドン シギスムント大司教追悼ミサ(レクイエム)
ヘルムート・リリング指揮 フランツ・リスト室内管 他名曲揃いのレクイエムの中にあって ミヒャエルのものは 初めて聴いてすぐに わが最愛のレクイエムとなりました。
リリングの演奏は素晴らしく何の不足もありませんが 人間は欲深い?もので もし
ベーム、クリップス、ルイ・フレモー(フォーレ ジル カンプラのレクイエム佳演の人)あたりが振っていれば
どうなったか興味深いものです♪バッハ カンタータ集 フリッツ・ヴェルナー
立派な10枚組が幾つか発売されましたが それではなく Kechilerらしく?半額ワゴンに並んでいた2枚組×2 購入です
何とも暖かいバッハで リリングも暖かいけど
この人はまた独特 私は初めて聴く人ですが
昔から親しんでいた方々も多いのでは?
もっと早くから接していれば良かった・・でも これから聴けます♪アレッサンドロ・アリゴーニ モーツァルト交響曲全集
こちらでも話題華やかだった全集、実は私も買ってました
残念?ながらnet上でも「○ソミソ評」は目にしておらず
大抵は賛辞でしたが。 (↑どこにあるの??)
なかなか 私とも相性の良い演奏です
初期作品からマッタリしててもいいじゃないか、って
感もありますね 17番とか19番とか(元から好きですが)
本当に佳い曲に思えました* Medieval Woodcut Illustrations: City Views and Decorations from the "Nuremberg Chronicle"
こんな本ですね↓ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0486404587/qid%3D1126267974/249-6474132-8026737
英語本ですが図版が大半なので(^^;;かねてから 歴史や音楽の本に挿絵のように出ている
中世都市の鳥瞰図のような絵に興味がありましたが
そういう絵が集まった本ってあるのかな?? と
思っていたところ ようやく見つかりました
1400年代頃の都市図が集められており
ウィーン ザルツブルク ニュルンベルク バンベルク等々
音楽ファンにお馴染みの街も登場
ザルツブルクは 後世熱心に「バロック化」されますが
その前の中世の佇まいが見られとても貴重
今度は もう少し後世(1600年代)の
マテウス・メリアンの鳥瞰都市図でも
手に入れば良いなぁと思いますが 実現するかしら。
私も参加します。
1.ブログ開設1周年
これは他のブログの方のエントリーが多種多様でなかなか面白いです。コメント頂けて多謝。2.シューリヒト
マーラーの「大地の歌」を聴いて震えました。フランス国立管のベートーヴェンのライヴ1,3番のシンフォニー、素晴らしい。3.マーラー再発見
これまたブログで継続中ですが、マーラーを聴いてとにかく感じるところを書き留めていく。とにかく稚拙でもいいから思いっきり書こうと思っています。
手持ちのディスクだけでもなかなか、聴きとおせてませんから、これからのライフワークですね。4.モーツァルト
アレッサンドロ・アリゴーニの激安全集で刺激を受け、手持ちのモーツァルトディスクを聴きなおしました。これも楽しいことでした。5.月に1回かならずライヴを聴く
これ実行できました。金沢へオーケストラアンサンブル金沢へ行ったり、合唱コンクールを新潟へ聴きに出かけたり。6.体調復調傾向
何といっても、現職場に転職したら随分体調が良くなりました。まだ完全体ではないですが、健康の大切さを実感しています。
■私の2005年CD konno
小生のHPにUpしました。 http://daphne.fc2web.com/academycd2005.html
です。宜しくご指導のほどを。
■mozart1889
今年はスウィトナーをよく聴きました。アカデミー賞をあげます。
まず、DENONから再発売されたベートーヴェンとシューベルトの全集。伝統的なドイツ風の演奏なんですが、録音も素晴らしく、オーケストラの響きもあまりゴツゴツしない(でも十分な厚みはあって)爽快な演奏でした。ベートーヴェンは、LPの初出時にワクワクしながらFM放送をエアチェックしてました(貧乏で新譜は買えなかったので)。懐かしい演奏スタイル。でもやっぱり、これが好き。 かなりダブリ買いになりましたが、惜しくないですな・・・・(とは負け惜しみのような気もしますが)。
ついで、輸入盤のボックスセットで、モーツァルトもの(ドレスデン・シュターツカペレ)、ブラームス&ドヴォルザークの交響曲全集(ベルリン・シュターツカペレ)、マーラーやブルックナーもの(同じくSKB)を買い込んで、今も聴いています。モーツァルトとドヴォルザークは特に良かったです
スウィトナーは、古典が似合う。でもロマン派も巧い・・・・。との思いを新たにしました。 (ブラームスもダブリ買い・・・職場の友人にやりました(^^ゞ)。(
■貧乏でソフトが買えない ぶりちょふ
この冬、また車を換えることになりまして、過日納車されました。キッカケは、前のローバーに上空からの落下物でフロントガラスに特大のヒビができてしまい、中古車専門の私が車両保険を付けている訳もなく、これはきっと「四駆を買え、去年も事故ってるではないか」という天の声と諦めました。外車好きな私ですが、近年日本車のデザインの良さには惹かれるものがあり、特に購入したスイフトには欧州的な雰囲気を感じていたところ、日本カーオブザイヤー大賞にまでなってしまいました。こういう勘って一脈音楽にも通じるものがあるように思います。私はこれから暫くクルマ貧乏で地味に暮らします。
さて、音楽ソフトを最も購入しない1年でした。地震の影響もありましたが、ホルンを吹くこと、近県に出かけて遊び呆けることに忙しくて音楽鑑賞が極端に少なくなりました。だからまともな投稿が出来ないことを最初にお断りしておきます。
◎大賞 ビータ@札幌
無謀にもモーツァルトのホルン協奏曲#1をやらかす。これですねぇ。みっともないったらありゃしない。でも何物にも換え難い経験です。もっと上手になりたいです。主催者と伴奏者、ボランティアの皆様には感謝。多くの皆様にもご心配をおかけしました。◎同点 ホルン・キャンプ@綾瀬
ホルンのプロと各地のアマ猛者が集うこのキャンプ、しっかりとエビス飲み放題で飲みました(^^;。日フィル福川氏、東響ハミル氏、ベルリンドイツオペラ石川氏と初見でアンサンブル。これもみっともなかったなぁ。読響野瀬氏にモーツァルトを個別レッスンでこってり絞られました。発表会でも落ちまくり(^^;;;。◎同点 24年ぶりの本番
これもホルンネタ。高校1年以来の本番。プローベの最初の1時間でバテてしまいましたね。震災復興に集った仲間の熱い思いを感じました。ホルスト「惑星」から火星、木星。平原綾香の「ジュピター」は震災復興のテーマソングでもありました。◎次点 東北を食べ始める
会津地方新鶴駅近くの食堂で食べた「桜焼肉」。ここ10年くらいで食べたものの中で最も強烈に新しい美味しさを堪能しました。その後、仙台へ牛タン、山形へ蕎麦(揚げ玉と天丼のタレ、卵黄だけの卵丼の見事なこと)も堪能。会津高田の山から見た田園風景に王様気分。◎同点 期待せず聞いたマーラーに驚嘆
今年はあまりコンサートに行けませんでした。東響&飯森のマーラー9番には心底感動。マーラーの流浪生活に自分をだぶらせたりしました。今年もブルックナー8番を聞く幸せを持てましたが、美しさ優先のようで、これだけ沢山聞いている曲だと点が辛くなってしまいます。旅先でコンサートというパターンは今年も変わらず。仙台でのレベルの高い聴衆に驚嘆しました。◎同点 小布施に20泊
昨年11月からの宿泊数です。蕎麦をはじめとする飲食店、源泉賭け流しの温泉、ドライブとして適当な距離など好条件が揃っています。2月、沖縄イベントでホルン非公式再デビュー(よりによって「ハイサイおじさん」)。スーチキを手作りして差し入れする。夏、野外コンサートで譜めくりつきの指揮に仰天。◎ついで かつて評価されなかったSPを入手
セル&ロンドンPO「マイスタージンガー」前奏曲。クーベリック&チェコPO「モルダウ」、カイルベルト&プラハ・ドイツSO「青きドナウ」など。大巨匠時代だったSP時代には見向きもされなかった録音。新しい息吹の感じられるものもありますよ。こんなのを気楽に楽しめるとは良い時代なんですね。
■Re:貧しい者こそ幸いなれ 林 侘助。
ほんとうに切羽詰まっている方々には申し訳ないが、元気で働いている限りは”お金の使い方の重点配置”となります。ぶりちょふさん、今年も楽しく、一杯一杯遊びましたね。最高!
ワタシはこれからじっくり「音楽日誌」「近況」を読み返して、自分なりのアカデミー賞を発見しましょう。なんせ記憶力が急速に落ちているので、ネット空間に楽しい思い出を刻印しないと・・・
■勝手に各自アカデミー賞募集【改定版】 ヘムレン
今年はあまり音楽聴いていないなぁ。私の少ない音楽体験のなかで印象に残ったのは…4つだけね。
1)ラザレフ・シモノフのボリショイの2人組
2月のラザレフの来日公演におけるチャイコフスキー後期交響曲は素晴らしい演奏だったようです。ただ自分は聞きにいけなかったので、後でLive録音がリリースされた5番を追体験しました。2月9日、読売日本とのサントリーホールの演奏、Exton、えーん3000円だったですよ。
http://www3.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?YARUMAIZO+517
それからボリショイでは先輩に当たるシモノフ。QUADROMANIAでハチャトォリアンやチャイコフスキーのバレー曲を聞きましたが、聴いているだけでも踊りだしたくなるような楽しげな演奏を堪能しました。今年は来日を果たしましたが、これも行かれず・・・。次回は是非行きたい。2)フィンランドのミッコ・オッコの2人組
10月22日、ミッコ・フランク指揮日本フィル、ソリスト バイバ・スクリデ(Vn)のシベリウス協奏曲&火の鳥。まだ20代というのが信じられないくらい、堂々たる演奏でした。
http://www3.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?boult1889+2002
もう1人はオッコ・カム&日本フィル(10月20日、サントリーホール)。
http://www3.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?boult1889+1997CDではFinlandia音源のULTIMA2枚組みを買いましたがオッコ指揮のヘルシンキ放送交響楽団が良かった。ことしはフィンランドの当たり年でした。
サカリ・オラモも来ましたね(N響を振っていました)。今TVでやっています。3)やっぱり中欧物2題
以前から親しんでいた、マズア指揮のリスト管弦楽曲集のEMIボックス。ハンガリアや英雄の葬送に、リストハンガリーへの思いを感じました。(リストはハンガリーに生まれたものの長く外国で教育を受けたため言葉が不自由だった、と言う説あり。) それからAdam Fischer指揮ハンガリー国立管のバルトーク管弦楽曲集(BRILLIANTのボックス)。4枚目のハンガリー、ルーマニアの民謡に取材した曲集が秀逸です。4)バンコクで聞いた・見たバレー&オーケストラ
ロシア・スタニスラスキーバレー団&ブダペストフィルハーモニーの白鳥の湖&ドンキホーテ。こういうの1500円くらいで見れて幸せだなぁ。
また、あまりオーケストラは上手でなかったが、真剣さが伝わってきて、少し心が熱くなった、矢崎彦太郎指揮バンコクシンフォニーのショスタコーヴィチ5番。(感想はここ↓に書きました。)●タイでシンフォニー ヘムレン 【2005/11/09】●追加昨晩、BSOといってもボストンでもボルチモアでもなく、バンコク・シンフォニーの演奏会に行ってきました。演目はBernsteinのキャンディド序曲、Brahms のダブル・コンチェルト(Vn & Vc)、Shostakovichの交響曲5番でした。指揮は矢崎彦太郎、この人はBSOの音楽監督も務めています。
まず最初に思ったのは、演目がやや不思議ということ。矢崎さんはフランス仕込みの人ですから、アメリカ、ドイツ、ロシアというのはなんか柄に合わないような気がしたからです。それはともかく…。
この日のコンサートは現国王ラマ九世王の誕生日(12月5日)の祝賀、という意味があるようで、さすがに高齢の国王は来られませんでしたが皇太子が天覧されました。会場はほぼ満席、いつもなら着飾った外国人が多いのですが、昨晩はむしろ制服組がかなり多かったです。国軍や兵学校などから来ていたのだろうと思います。
さて演奏の方は、キャンディドは派手な仕立ての曲で、BSOの音楽する喜びみたいなものが感じられて好印象でした。オーケストラはそつなくこなしていましたが、やや弦と管の一体感が欠けるときがあるかな、と思いました。コンチェルトは、これはややピリ辛ですが、ソリストの音楽への没入が少し足りないかな、と思いました。
そして後半のショスタコーヴィチ。これは素晴らしい演奏でした。冒頭の焦燥感にみちた主題とその展開、ちょっと息苦しいくらいに凝集されたオーケストレーションでした。そして勇壮にして粗暴なるマーチの2楽章。いつものことですが、どんな気持ちで作曲家はこの楽章を書いていたのかな、と繰り返し疑問が去来しました。ソ連の体制を賛美するなどという単純な意図でないことは確かです。
そして3楽章の悲しみ。曲全体がそうなのですが、政治に翻弄され蹂躙される人間、いわばホモポリティコスの悲しみなのだろうな、などと思いながら聴きました。そして終楽章。オーケストラのバランスは驚くほど改善して、咆哮する金管、表情ゆたかな弦楽、炸裂するティンパニ、アクセントのように入る2台のハープ…。見事な演奏でした。以前に聞いたロンドンシンフォニーの演奏にも遜色ない、とはちょっとほめすぎかもしれませんが、緊張感のただよう素晴らしい演奏でした。 コンチェルトの後の軽い拍手とはまったくギアの違う、割れんばかりの喝采でした。ああ、バンコクの聴衆もすてたものではないなと思いました。おそらくは、楽団員の人々にとっても次の演奏会の励みになるような、暖かい拍手でありました。
ラザレフはロイヤル・スコットランド管とのショスタコーヴィチ11番のLinnの新盤を愛聴しています。これまた3,000円近い値段でしたが、4楽章の切ない響きは心に迫るものがあります。最近、投稿した2003年の日本フィルとの競演盤を、人の情けにすがって入手しましたが、これまた私にとっては家宝もののCDです。ラザレフはショスタコーヴィチの14番をローザンヌ管のCD入手手配中です。
シモノフは今年(2005年)の発見でした。ロイヤルフィルとの演奏が廉価でかなり出ていますが、チャイコフスキーの「1812」は抱腹絶倒の演奏でした。HMVで試聴していたら止められなくなって、遂に15分ほどの全曲を聴いてしまいました。これもCD注文済みです。マーラーの1番もよかったです。シモノフは来日したら是非とも聴きに行きたい指揮者です。やっぱり現役指揮者の演奏は、次を聴く楽しみがあって好きです。ちなみに今年はラザレフがチャイコフスキー前期交響曲をひっさげて、(2006年)5月に来日公演(読響)します。私はすでに予習モードに入って居ます。
■1曲集中 山本 晴望
ここ数年、定演の曲目を集中して聴く日が続いていて、自然と音盤購入点数は激減状態です。
今年は、ブラームスの3番と「新世界より」を一年かけて100種類ほどの演奏を聴き比べる毎日となりました。 ちょっと変わった聴き方ですが、実際の練習と同時進行であったこともあり、得るところも多かったです。
印象残ったのは、ブラームスではボウルトとベイヌム。
「新世界」は現在進行中ですが、パレーとケンペ&BPOです。(偶然、廉価盤で出たことがある録音ばかりとなりました)コンサートはあまり行けませんでしたが、自分にとって大きな出来事だったのが今年の日本音楽コンクールでした。
私の所属するアマオケの来年の定演のソリストとして、私がオーケストラのメンバーに強力に(半ばごり押しで)推薦してしまった高校生の頃から良く知っている近所の音大生の子が、かなり迷った末に日本音楽コンクールを受けることになり、予選の時点から熱をいれて応援。
彼女のここ数年の進歩は目覚しいものがあり、かなり良い線まで行く予感はあったのですが、予選を通過するたびにメキメキと上達していくのが解りました。
本選では、ラフマニノフのピアノ協奏曲第一番というマイナーな曲で、曲に慣れないオーケストラの伴奏に足を引っ張られましたが、 結果は1位。音楽コンクールというものの良し悪しは別として、思いがけず身近に体験出来、最高の結果に喜びも大きかったです。
■ワタシの勝手アカデミー賞 林 侘助。http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1854679
■de Falla『はかなき人生』『恋は魔術師』『三角帽子』『ペドロ親方の人形芝居』、他 マータ&シモン・ボリヴァル響(3CD) とくに「はかなき人生」には痺れました。以下「音楽日誌」より引用馴染みで有名なる「スペイン舞曲」初めて、オペラ全曲の一部としてちゃんと聴きました。驚くべきリズムの切れと、アッチェランドもアツくてカスタネットがもんの凄くカッコ良い!(ラスト”オレ!”の掛け声も熱狂的)で、途中激しくかき鳴らすフラメンコ・ギターとダミ声の歌(まるでジプシー・キングスですな)、拍手で取るリズム(あれはなんて言うの?)も聴きもの。(新橋キムラヤにて1,029円で購入しました。これで三枚組!) んもう、昨日から痺れつつ3回聴きましたよ。貧しい娘サルーが、恋人パコに裏切られ、お金持ちの娘カルメーラと結婚しちゃう・・・という可哀想な筋。で、その結婚式に殴り込みを掛けるが、パコの非情な言葉にサルーは息絶えてしまう・・・CD一枚分です。マルタ・セン(s)ちょっと哀しげな声でエエ感じです。シモン・ボリヴァール交響楽団(ベネズエラ)は、2枚目に収録される管弦楽作品ともども、驚くべきノリと精気溢れるアンサンブルでした。■絶好調ブログ賞。 「転勤族の妻よしこの道楽日記」
これほどオモロい、というか人生を楽しんでいる人がいるのでしょうか。実際はご両親の看護とか、葬儀とかその後始末とかの顛末で、もうたいへんなハズだけれど、それさえ豪快に笑い飛ばすような筆致で痺れます。そしてお勉強になります。
ちなみに彼女のポゴレリチの立派なサイトは
http://www.geocities.jp/rc1981rc/■The Art of ALICIA DE LARROCHA (英DECCA 473 813-2 7枚組)を挙げておきましょう。
中古1,650円(税込)という出会いの妙ももちろんだけれど、これほどレパートリーが広く、どれも自然体の暖かい余裕を感じさせるピアニストは希有な存在でした。
■六甲フィルハーモニー管弦楽団 第20回記念定期演奏会(2005年9月11日) 初めてのナマMahler 「復活」のために神戸まで出掛けた甲斐がありました。パンフレットには某掲示板で「行こうかな?」とワタシが書き込みしたことが既に対談で印刷されており、演奏会後には関係者二人からメールもいただきました。
(2005年12月31日)(2006年になって遅れ馳せ追加有)
■遅ればせの「勝手にアカデミー」 火星人
QUADROMANIAのユスタス・フランツ。
先週から再度聴き返しております。
チャイコフスキーが4枚。ブルックナーが3枚、ブラームス2番、メンデルスゾーン4番、シューマン4番、モーツァルトの計10枚。 スピード感と適度の迫力。ミニ爆演だと思います。費用対効果のほどは抜群(爆)特に印象が強いのはチャイ5、ロメジュリ、スラブ行進曲。ブルックナー8番のフィナーレ。同じく7番のスケルツォ。ブラームス2番のフィナーレ、特に終結部。 勢いに緻密さは不要と思います。でないとカラヤンみたいになってしまう。
グレイトコンダクターズも安価なものをほとんど点数仕入れていて、今までほとんど聴かなかった指揮者も聴いてみたいと言う欲望に犯されて、ほぼ気に入っております。
なかでもジュリーニ。あれだけ豊麗な音をかもし出すとは思ってなかった。
オーマンディ。去年、Living Stageのハンブルクのライブが良いなと思っていて挑戦したみたのだけれど、自分が勝手に抱いていたイメージとは違っている。
ラフ2が、例のアダージョ以外は、本来の暗さが押さえ込まれていて、華麗な音楽になっていて私的にはもしろかった。
(2006年2月12日)
【♪ KechiKechi Classics ♪】
●愉しく、とことん味わって音楽を●
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