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軟派【♪ KechiKechi Classics ♪】宣言

2003年8月阿蘇白水村白川水源

時代は遷ろいました。

21世紀は廉価盤CDの時代となり、苦労して探さなくても、いつでも、どこでも通販で激安ボックスものが入手できるように。かつて1990年前後、一世を風靡した「駅売海賊盤」は正規盤と価格逆転現象が起きて、その存在価値を失いました。キッカケは著作(隣接)権切れと、ディジタル機器の大衆化で歴史的音源が激安登場したこと。やがてその相場に引きずられて、メジャーレーベルのボックスものが価格破壊を起こしました。

【♪ KechiKechi Classics ♪】は、物理的には存在意義を失ないました。

時代はデータ・ダウンロードが主流となり、CDの低価格化とあいまって、音楽を聴くために大きな経済的負担はなくなったのです。残されたのは聴き手の精神のみ・・・【♪ KechiKechi Classics ♪】は、”音楽を大切に、しっかり愉しんで聴く”といった精神的な存在を目指します。最近ではYahoo!オークションで熱心に処分ばかりして、そういった意味での【♪ KechiKechi Classics ♪】になっているかも・・・

素敵な音楽が贅沢品ではなく、手軽に入手できるようになる・・・夢は叶ったのです。それなのに未踏峰”ミチョランマ”とは!この度、硬派→軟派【♪ KechiKechi Classics ♪】と題名を変更してお茶を濁した・・・新・宣言であります。

(2009年3月1日)


ワタシのサイト開設当初から「クラシック音楽廉価盤CD推進協会(RSS)加盟のお勧め」(この頁下に有)という、ややお茶らけた「宣言」を出しておりました。ま、恥じらいもありましたし。でも、5年も経ったことだし、もう一度基本姿勢をちゃんと確認しておこうかな?なんやら誤解もあるみたい。そもそも【♪ KechiKechi Classics ♪】という「サイト名」がマズかったかな?


1) 「ケチ」と「しぶちん」はちゃう、ということです。ましてや、泥棒とは全然違います。「図書館から借りて、CDRでコピーする〜コレ、究極のKechiKechiでしょう。タダだから」なんて自慢するアホ(!)もいました。(おそらく二度と発見できないだろう珍しい音源を、コピーすることを完全否定するものではありませんが。それとて正規盤に出会ったら購入し直す、というが大前提)

音源は基本自腹で買わないと!自分のお小遣いの範疇で、家計に迷惑を掛けない範囲で。そうじゃないと、クラシック音楽業界が死んでしまいます。

2) ワタシがほんの子供だった頃、LPは2,000円の贅沢品。1970年頃、たくさん発売された「廉価盤」(だいたい1,000円)しか買えなかったし、その音源に使われたのが、メジャー道からちょっと外れた渋い演奏家だったんです。

フリッチャイ、バルビローリ、ボウルト、コンヴィチュニー、デルヴォー、クリップス、サージェント、グーセンス、フィストラーリ、ルムーテル、ホルライザー、フェルバー、ペルレア、ルートヴィヒ、マーク、フルネ、レイボヴィッツ、ロザンタール、リステンパルト、ベイヌム、ドラティ、パレー、スクロヴァチェフスキ、オッテルロー、ラインスドルフ、プレートル、シルヴェストリ、クルツ、ススキンド、ゴルシュマン、プロハスカ、ヤニグロ、シェルヘン、カイルベルト、スタインバーグ、ウェルドン、とりはオーマンディか〜嗚呼、キリがない。

これは一生の好みを方向付けました。

3) 有名で知名度が高くて、評論家の評価も高い、そしてレコードの価格も高いもの〜もちろん、当時買いました。例えばリヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団によるブランデンブルク協奏曲全曲二枚、西ドイツ直輸入盤4,600円〜これは素晴らしかった。でも、友人に聴かせていただいた「高いレコード」が、自分の(慎ましやかに収集している)廉価盤を凌駕するとは思えませんでした。

評論家の評価が揺れ動くことにも驚き、あてにならないことにも早くに気付いておりましたね。

4) つまり、レコードやCDは、高くても安くても、その演奏にの質には何らの連関性はない、という結論です。で、あれば、安いに越したことはない。安ければたくさん買える、たくさん音楽を楽しめる、という自明の真理でしょう。

5) 好き嫌いは誰でもある。自分の評価との食い違いは世の常でしょうか。世評では「たいへんな名曲である」と〜ところがワタシが苦手としている作品は数多く存在します。それは、おそらくワタシの耳が未熟で、まだその曲の演奏の真価を発見できないだけなんでしょう。だから、ワタシはその音楽を、機会あるたびに聴き続けなくては。

世評高い「名演奏名盤」も、まず聴いてみないと始まらない。「これなかなか良いですよ」という声があれば、謙虚に伺います。その上での論議でしょう。でも、「聴く気にさせてくださる」素敵な文章にはなかなか出会えませんが。

6) ナマ演奏に対する敬意を失わないこと。仮に、最高級のオーディオ、優秀録音、極めつけとされた名演奏を部屋で聴いて感動したとしても、それはナマとは桁が違います。少々技術的に怪しいアマチュア・オケだったとしても、たった今、そこで心臓を動かしながら、全身全霊を打ち込んで演奏している方々への満腔の敬意は失いたくありません。

ちょっと、リキんじゃったかな?これがワタシの硬派【♪ KechiKechi Classics ♪】宣言です。(2003年8月5周年を迎えて。↓ サイト開設当初から+一部加筆の「宣言」は以下の通り)

クラシック音楽廉価盤CD推進協会(RSS)加盟のお勧め


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洞爺噴火口
2001年1月5日洞爺湖温泉噴火口近く

 RCC(整理回収機構)は、もう引退してしまった中坊さんがずいぶんと頑張ってくださいました。それとまったく無関係なのがRSS(廉価盤CD推進協会)であり、ヨーロッパ伝統の秘密結社フリーメイスンにも比肩する(はずのない)団体です。これを機会にぜひ加盟をお勧めします。

 ワタシが、RSSに加盟するに至った経過を紹介しておきましょう。

 小学生の頃から、爪に灯をともすようにして小遣いを貯めて買ったLPの思い出。あれは1970年前後のこと、2000円もしました。1000円の廉価盤しか買えなかったのです。値段は半分でも、感動は2倍以上でした。

 学生時代から、カセットでエア・チェックもしていました。(数年前に止めました、が)貧しかったのです。レコードもCDもワタシの心の中では、まだ贅沢品。

 LP時代はもっぱら中古ばかり。1990年頃から、激安CDを徐々に発見し(PILZでした)、円高で輸入盤が信じられない価格となり、子供時代憧れの廉価盤LPがCDで復刻されてきました。(買わいでか!)いまや生活も安定し、CDも沢山買える身分に。当時中学生だったワタシにとっての1000円は、現在の一万円の価値以上だったはず。貧乏性は一生治りません。

 いまでも安いCDを探すのが楽しみで、無名超マイナー・レーベル、未知の演奏家・団体を見つけるとゾクゾクしますね。オケの名前から世界の街を想像するのも楽しいもの。一万円あれば12・3枚以上は必ず買える自信有。(ここ最近は60枚ほど買えることも多い)1,200円のCDをワタシは「廉価盤」とは認めません。LP時代に所有していた廉価盤が、CD化で値上げされているのも許せない。(この価格破壊の時代に、ナニを考えておるのか!)

 安ければ安いほど、たくさん音楽が聴け、たくさん音楽を聴けば、素敵な音楽に感動する可能性も高い。だから、できるだけ手を尽くして(安いものを)探します。大外しの演奏もあります。なにかしら感じるところはある。「人生そんなもの」〜最近、そんな余裕も出てきました。もちろん定評ある「名盤」も値下がり気味で、充分留意する必要はあります。

 CDの価格と芸術性の高さは、必ずしも比例しないはず。(反比例する場合さえある)「有名だから・・・・・」といった理由だけで、高いCDを買う必要なんてないんですよ。

<RSS(廉価盤CD推進協会)の厳しい掟>

以下の行為は厳しく罰せられ、RSS事務局より脱会勧告が後日届きます。

1) 「演奏者の名前が通っているから」といった安易な理由で、レギュラー・プライスCDを購入すること。

2) 激安CDだが、見たこともない団体や指揮者だから、といって購入を控えること。

3) 自分の耳を信じず、世評を鵜呑みにすること。

4) 大ハズシ駄盤に出会ってしまったとき、後悔すること。

5) CD購入予定費用を、呑み代に替えてしまうこと(オレかぁ?)

6) 同曲異演の連続CD購入をためらうこと。

7) 有名外タレの演奏会にしか行かないこと。

・・・この団体は当局からの、厳しい弾圧と世間(及び家族)の目もあって、事務局や連絡先はあえて公表しておりません。申し遅れましたが、日常活動は激安CDを買い続け、その音楽の美しさを発見し、感動し続けることです。
 上記の掟を守る自信のある方は、RSSへの加盟資格があります。ワタシへメールで(コッソリ)お知らせください。


 毎日、少しずつ音楽を聴いて、ボチボチ感想を書いたのがこのHP。はっきり云って評価は大甘です。録音のことも、ステレオが安物だからあてになりません。系統性、まったくありません。ぜんぶ思いつきです。ひたすら安いCDである一点で共通項がある。1999年に岡山に転居してからは、アマ・オケの演奏会にも一生懸命通っています。


 「クラシック・ファン」って、なんか胡散臭いでしょ?ワタシも胡散臭いおじさんですが、音楽はなんでも好きで、最近の流行歌も好きですよ。モーニング娘。やグレイ、ドリ・カムは、同郷の北海道ですしね。山下達郎はデビュー当時からのファンだし、奥さんのまりやちゃんは同世代で、これまたデビュー当時からの大ファン。モーニング娘。は可愛いいが、2001年の追加メンバーには少々ついていけない感じ。Misiaには心から感動しました。

 カラオケも大好き。できるだけ新しい歌を覚えて歌うようにしています。学生時代はロック小僧(のつもり)でしたしね。だから、高校生の息子とは音楽的な断絶はなし。ま、ホームページにするのかどうか、の差くらいですよ。


 ほぼ、なんの取り柄もないHPですが、数件リンクのお願いが来ましたので、もしそういう奇特な方がいらっしゃたらリンク・フリーです。あとで、お暇なときにメールを入れていただければ幸いです。

 最後にお詫びです。ワタシは自分でHPを開いていながら、インターネットはメールくらいしか使っていないのです。だから「リンクのページ」は作っておりません。ちなみに「掲示板」というのも趣味じゃないので、作りません。(2001年とうとう作りました。ま、おつきあいで)いただいたメールには、できるだけ誠実にお返事するよう努力しております。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi