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愛しのDVDプレーヤー/他雑談


 過日発見いたしました。

 2台続けてCDプレーヤーを破壊してしまい、現在使用しているのは、テレビの下で眠っていたDVD(再生のみ)+ビデオ+BSチューナーであります。ほとんど本来の機能を使用していないが、これでもちゃんとCDは聴けるんです。トラック一発選曲はできないが、順繰りボタンを押せば良いんです。トラック表示が出ないな、と思っていたが、最近あるボタンを選択すると現在再生中のトラックは確認できます。けっこうエエ音で鳴っている(と、思う)、ワタシ、オーディオ・マニアじゃないですから。

 CHANDOS ANNI0030(30)/1で、本日(いつものように)音楽を聴いておりました。Albinoni オーボエ協奏曲集全8曲〜アントニー・ロブソン(ob)/サイモン・スタンデイジ/コレギウム・ムジクム90(1995年)・・・イタリア系の華やかで明るい演奏とは違って、英国古楽器系はちょっと抑制の利いた、地味で素朴な味わいがタマりません。どれも可憐な旋律が、短い楽章毎に次々と登場〜で、ふとDVDプレーヤーの表示を見ると「22分」?トラック14はハ長調作品7-12の第2楽章、音楽はちゃんと次の楽章へ進んでいるが、トラックが動かない。このCD不良品か。

 パソコンに仕込んでデータ確認すると、ちゃんとネットで情報取り込んで、件の楽章も正常に収録されております。と、すると問題はDVDプレーヤーということになる・・・思い出しました。昨年2008年12月「音楽日誌」にて、Ravel ピアノ協奏曲/左手のためのピアノ協奏曲/ボレロ/逝ける女王のためのパヴァーヌ〜リコ・サッカーニ/ブダペスト・フィル/ジャン・フィリップ・コラール(p)(1998年ライヴ)・・・演奏云々ともかく、当時、同じような症状が出て”不良品”と判断したが、これは我がDVDプレーヤーの問題だったんですね。

 念のため、このCDを取り出して再生確認したが、今度はちゃんとトラック表示するじゃないの。ま、ちゃんと音楽は聴けるのだから、騙し騙し、大切にお付き合いしていこうと考えております。

 聴くべきCDは棚中に溢れかえり、未踏峰”ミチョランマ”の勢力未だ衰えず〜なのに何故、新しい音源を求めるのでしょう。好みではない、期待ほどではなかった、音質がよろしくない・・・理由様々でもう聴かないな、と判断したCDをオークション処分しつつ、同時に入札もしてしまう。(またはHMVに注文してしまう)理由のひとつは”買えるから”〜経済的負担が知れているから、でしょう。

 もうひとつは、新しい音源が届いて、きっと新たな感動を運んでくださる!そんな期待は幾度裏切られても、同じ過ちを繰り返してしまう。まるで安物の恋愛ソング(演歌でもいいや)みたいに。いったん冷静になって、諦めるじゃないですか。でも、ココロの奥底、沸々と後悔が湧き出るんです。時間の問題で、”それ”と再会すると結局購入しちゃう。そして・・・届いた途端、”醒める”こともないではない。

 熱が醒めるのには何年掛かるのか。2000年頃を境に、激安”歴史的音源ボックス”が一気に出現しました。当時破格の10枚組3,000円前後、怒濤の購入でしたね。全部ではないが、かなり比率で衣装を替え復活、スリム仕様となって現在だったら2,000円を切ります。著作(隣接)権の切れた歴史的音源がネット上で簡単に拾える現在に至って、その価格の意味が理解できるようになりました。

 GEBHARDT JGCD 0018-12 12枚組3,990円也収納棚を別途購入するくらい購入し、堪能し、一部聴き残し、2009年初頭、熱は醒めました。6〜9年の時間が必要だったのか。拝聴すべき感動的な音源も(もちろん)存在して、全部は処分しませんよ。でも、珍しさだけで劣悪音質に耐える時間はワタシには残されていないな、と。さて、無事売れて下さるでしょうか。@50辺りでどうか。世間にはまだ”熱醒めやらぬ”いえ、これからアツくなってく方も存在することでしょう。クラシック音楽って”保ち”が良いので。

 これ、Wagner 楽劇「神々の黄昏」を聴きながら執筆しております。1950年、フルトヴェングラー/ミラノ・スカラ座のライヴ。ワタシはより佳き復刻を求めてあちこち手を出すような趣味はないから比較できないが、このGEBHARDT JGCD 0018-12はずいぶんと聴きやすい音だと思います。演奏云々の評価はもっとわからぬが、いったん処分しようと思って久々取り出したら、すっかり痺れてしまって取り下げたものです。

(2009年2月20日)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi