音楽日誌

上ほどあたらしくなります

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2000年7月某日

ブーレーズ/ウィーン・フィルの「大地の歌」タイマーにてエア・チェック成功。久々、というか珍しい。電波状況が安定しなくて、肝心なところで激しいノイズが入ることが多いのに、本日はセーフ。音自体は乾き気味で、パッと聴いた感じ、さしたる感動はない。が、評価はまだできない。テナーの声質軽すぎか。

2000年7月某日

大阪でまとめ買いしたCD、続々と試聴中。「湾曲弓」を使用したBach 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ・ソナタ(ゲーラー。ARTE NOVA 2枚組1,000円〜中古)は、ふだん聴き慣れない重音が珍しいが、演奏そのものはフツウで、そう新鮮さはない。技術不足なのか、それとも湾曲弓の扱いが難しいのか。聴いたのは「シャコンヌ」を含む2枚目のみ。

ひとの「お勧め」にはほとんど従わない、ワタシが珍しく購入したGernsheim(ゲルンスハイム?Brahms のお友達とのこと)の交響曲全集(ARTE NOVA )の第1番聴き始める。まだ、何ともいえない。ちょっと聴きでは霊感は感じないが・・・評価は尚早。

パレーのSchumannの交響曲全集(mercury2枚1,480円)、「ライン」から。もうこれが最高。シューマンは好きだけど、交響曲はなぜか気持ちが重い。この演奏は、ひさびさに爽やかで、背筋がキチンと伸びたような解放感有。4番のみmono。

2000年7月某日

日曜。新しいプロバイダと無料HPスペースとの相性悪く、更新ままならず電話代がいたずらにかかるばかり。悩む。先日、図書館で借りて録音したエルマンのヴァイオリン小曲集MDにて楽しむ。もう晩年で、そうとうに技術的にはヨレヨレながら、かたくなな甘ったるい味わいは崩さない。LP時代からお気に入りでした。 INO SAVINIのCD(300円)、HP用にまとめる。演奏は悪くないが録音が残念。大野和士の「悲愴」は大量に売れ残っており、2枚組500円の価格にもつられて購入したが(Concerto 22005)ザグレブ・フィルが弱くて説得力に欠ける。残念。コヴァチェフ/ソフィア・フェスティヴァル管のチャイコフスキー4枚組(DARPRO RS 952-0040 800円)は、一枚目の管弦楽曲集を聴いたけれど、残響豊かな音質もよく、フツウっぽい演奏ではあるが、悪くない印象。

スヴェートラノフのブラ1は、なかなか。連日食い過ぎて食傷気味のラーメンだけれど、とどめのように濃厚なドロドロ・ラーメンを食わされたようでもあり、逆に「ロシアはこうでなくちゃ」という納得も有。とにかく、怒濤の演奏ではある。金管が凄い。

某人のリクエストがあり、レーグナーのBruckner第9番をMDに落とすが、記憶以上に完成度が高く、勢いのある異色ぶりに感心する。これは聴きもの。

夕方、頑張って週一回のスポーツ・クラブ。(きつい)岡響の「サマーコンサート」〜開演時間を調べ漏れて行けず。残念。

2000年7月某日

約半年ぶりの大阪訪問。出張の合間に行きつけのレコード屋さん、中古屋さん訪問。岡山とは段違いで掘り出し物の嵐。計12,000円で40枚くらい買った計算。予想通りBRILLIANTの組み物が出回っていたけれど、狙いのMahler 全集は売り切れてしまったらしく、次回の入庫も未定とのこと。

LEUSINK/オランダ・バッハ・コレギウムのBach カンタータ集(第8集)5枚組1,800円が最大の収穫か。なんと2000年の最新録音。中古でのスヴェートラノフBrahms 交響曲全集3枚組(MELODIYA MCD245)は500円で。最近、食傷気味のBrahms 克服なるか。

それにしても、久々の大阪の熱気に酔うようでもあり、参った状態。もちろん、連日の暑さもせいもあって。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi