Wiiliam Russo (小澤征爾/サンフランシスコ交響楽団)他、ラグ・タイム・ミュージック


DG 413258-2 Gershwin

ラプソディ・イン・ブルー(1975年録音)
クルト・マズア/ゲヴァントハウス管弦楽団(ライプツィヒ)/ジークフリート・シュテッキヒト(p)(ドイツシャルプラッテン録音1981年)

Russo

ブルースバンドと交響楽団のための3つの小品(パート2) 作品50(1973年録音)
ストリート・ミュージック(パート3) 作品65(1977年録音)
小澤征爾/サンフランシスコ交響楽団/コーキー・シーゲル(pとハーモニカ)

Russo

「エンターテイナー」「メイプル・リーフ・ラグ」「シュガー・ケイン・ラグ」

Blake    

「チャールストン・ラグ」

Berlin

「アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド」

Bowman

「12丁目通りラグ」「ダークタウン・ストラッターズ・ボール」「タイガー・ラグ」(以上1974年録音)

アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団

DG 413258-2

 「ラプソディ・イン・ブルー」は、初めて出会った時から大好きな曲。このCDはもう10年くらい前に買ったもの。記憶では、なんと1,500円で購入。(のちもっと安く見かけた)でも、内容は充分過ぎるほど濃い。

 現在ではBerlin Classicsで手に入る「ラプソディ」は、アメリカのジャズには無縁そうな生粋のドイツ人(かどうか確かめていないけれど)による演奏。分厚い響きのオケに、明快なピアノ。きっちりとして生真面目で一切の弾き崩しなし。名曲に演奏スタイルは問題とならず、一流オケがポピュラーを演奏しました、といった趣でしょう。録音も最高。

 Russoの2曲は、小澤がSFSOの音楽監督だったときに委嘱した作品だったはず。発表された当時、FMで放送されたものをテープで録音していて随分楽しんだものでした。すっかり忘れ去られた曲ですが、けだるいブルース・バンドのギターの味わいや、ファンキーなピアノ、マウス・ハープと豪華なオケの共演が楽しい曲。

 全曲収録されていないのは残念ですが、こうしたコンピレーションものに収録してくれるだけでも感謝すべきでしょう。なかなか売れないでしょうが、小澤の母国日本で、特別に全曲復活しないものでしょうか。

 懐かしいフィードラーとボストン・ポップスのラグタイム・シリーズは、泣けます。上手い、楽しい、ノリノリ。豪華。一流のフル・サイズのオケで、ここまでやられると言葉も出ません。次から次へよく知ったメロディが押し寄せてきて、マイッタ状態。

 アメリカもののコンピレーション・アルバムで、MUSIKFESTシリーズとのこと。解説もなにもありませんが、録音情報がしっかりとしているのはさすがメジャー・レーベルの見識でしょう。


 その後・・・1999年11月に「エロクァンス・シリーズ」という1,300円盤が出て、「ストリート・ミュージック」が復活しました。小澤のSFSO時代の「アメリカ人」「ウェスト・サイド組曲」との組み合わせ。DGはこの辺りの廉価盤用音源は、小澤くらいしかなかったんでしょう。ありがたいもんです。でも、この価格ではまだ買えません。


●プレヴィン/コステラネッツ「ラプソディ・イン・ブルー」

●ハイマン/セルビー「ラプソディ・イン・ブルー」


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written by wabisuke hayashi