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CD個人輸入のお勧め(とくに地方の方!)

berkshire record outoletのHPのURLが変わったそうです。www.broinc.com だそう。


 不況のためか以前に比べると円安で、店頭での輸入盤の価格も上がり気味。かつて1,000円だったものが1,200円に、といった具合。売れなくて値上げ、というのもおかしい感じ。(その後、円高にふれても値下げなし)

 で、個人輸入をしてみませんか。berkshire record outoletは、数年前レコード芸術で見かけて、試しに稚拙な英語で「案内書を送ってね」とfaxしたところ、ちゃんと日本語の説明が付いてお返事とカタログが返ってきました。じつは他の業者も2・3試してみたのですが、これが抜群に安い。(ワタシはberkshire record outoletの関係者ではな〜い!が)

 以来もう8年以上になるでしょうか、1年間に数度カタログが届くのでまとめて個人輸入しています。英語の技術がそうとうに怪しい私でも、趣味の音楽のレーベル、作曲家、曲名、演奏家は理解できます。最初の1枚分として15ドル、あと1枚増える度に1.2ドルを送料としてかかってしまうので、なるべくたくさんまとめ買いするのが安く買うコツです。腹の立つ「消費税」はかかりません。

   とにかく、カタログに載っているCDはバカ安ですが「意地でも店で売っている輸入盤より安く買う」ことを旨としていますので、基本は1枚当たり1.99ドル、最近は円安気味でしたので高くても3.99ドル以内のものを狙います。噂によると、日本の輸入盤はずいぶん相場が安いそうですので。

  例えば、1.99ドルのCDを10枚買うと
1.99ドル*10枚=19.99ドル
15ドル+1.2ドル*9枚=25.8ドル(これは送料)

で、計45.79ドル。仮に1ドル=140円で計算すると6,410円。(その後変動有)一枚あたり641円ですね。20枚くらい買うと送料負担が減ります。円高で1ドル=100円のときは460円だったんですが、うまく買えばいまでも安い!
 ちなみに私が購入した一例の金額は24枚でオール込み90ドルでした。

 これは航空便の運賃で、faxしてから10日以内(大阪だと4日間。博多時代は6日くらい。ナント!ニュージャージー州から。時差の関係でしょうか、夜中に送ると早い)で届きますから、レコード屋さんの少ない地方の方なんかに最適でしょう。(1999年3月末に岡山に引っ越した私もこれが頼り。ま、どんな田舎、離島でも同じ条件で手に入る喜び)ヘタな国内の通信販売より便利で安いと思います。決済はカードが必須。(VISAかマスター)

 メジャー・レーベルのリスト(これも国内相場よりずっと安い)もありますが、見たことのないレーベル・演奏家が目白押しで嬉しくなります。これまで「嗚呼、コレを探していた」というのを見つけたことは限りなし。
 また、あきらかに同じ音源で、異なるレーベルから、値段も違っているものもあるから油断できません。届いたときにたまに品切れがあるのと、ケースが割れていたことがあったくらい(だから安いらしい)で、トラブルらしいトラブルは経験していません。(私の経験では、安いほど在庫が多いと類推。次のカタログにも載っている場合が多い)

 きっとインターネットでも注文できるのでしょうが、私はまだfaxを利用しています。ちなみに、添付の所定の用紙ではなくて、よく似たものを表計算で作っておいて、計算式も入れて使っております。(サインは必ず必要)記録も残りますしね。

 fax番号は (001・・・これはKDD。ほかなんでもOK)1-413-243-4340。1回ウチからfaxを送る度にKDDから50円くらい請求が来ます。
 ちなみにHPでじっくり選ぶと、とんでもない電話代がかかってしまうはず。それと、PCの弱点でしょうが、「なんとなく眺めて選ぶ」ことができない。「自分が欲しいもの」を明確にして検索を掛ける必要有。ワタシみたいに、$1.99以下、みたいな条件は付けられないから、不便でした。

 さ、根性を出して英語を読みましょ。ロシア語は少々難しいが、ドイツ語、フランス語辺りは演奏家や曲目の見当はつくものですよ。ま、カンが外れてカスCDをつかまされることも間々ありますが、これはお店で買っても同じでしょ?(1998年)


 その後・・・・国内通販で、意欲的なお店が増えました。送料もこなれてきて、ようやく安くなってきたのもありがたい。価格的には、むしろ優位性があります。berkshire record outoletは、円安と言うこともあって、さほどに安いとは感じなくなりつつあるが、品揃えの珍しさでは未だに価値は高い、と思います。(2001年)

 常時接続となってしまって、ネットで注文したら便利だけど、掘り出し物は印刷物のほうが探せますよね。(2004年)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi