相変わらずボケ野郎!(>自分)の一席CDデフレ状態は基本継続しております。ワタシのように博打パチンコ麻雀の類に一切縁がない、煙草を嗜まない、酒場にはほとんどいかな・・・いや、ちょっと行っているかな?(おいしいものに目がないので)スナック・クラブなどお姉ちゃんのいるようなところにも(自主的には一切)行かない・・・ということで、CDと書籍+激安ジャンクPCに消費生活の大部分を過ごしている中年オトコの戯言一席〜お時間まで。
インターネットというのは便利なものでして、求めていた情報が”あっ!という間”に入手可能。ところが、Google検索でトップ、また上位でヒットするのが【♪ KechiKechi Classics ♪】だったりして驚愕します。そりゃそうでしょう、自分の興味の範囲で検索しているんだから。いえいえ、驚くのはその内容にほとんど記憶がない、ということですね。お仕事ではない、完全なる趣味の世界だし、好きで楽しんで執筆しているサイトなのに、忘却している!人間の記憶はあてにならないよ!ということですね。(自分だけか) で、その記事を見た感想は、ああ、なるほど30%、巧いこと書いてまんな30%、恥ずかしい!顔から火が出る!即加筆修正したい30%、誤字脱字に気付く(これも恥ずかしい)10%、となります。ま、お仕事でもそうなんだけど、メモをちゃんと取ること、ハードディスクに情報を蓄積すること、これは基本です。いつの間にやらこのサイトも7年目を迎えようとしているし、ぼちぼち更新して書き溜めた原稿も膨大に。忘れるのもムリはないか。
棚からCDが探せない。求めるCDがすぐ出てこないのは整理整頓が行き届いていないからだけれど、これは”忍び寄る老眼の恐怖”問題か。ここ数日「Bartok ヴィオラ協奏曲/ピアノ協奏曲第2番(ブール)」が(どこに隠れたか)発見出来ず。売ったのかも知れないが、売るような内容の音源はない(はず)。今回は極端なる例だけれど、丸一日掛けてようやく発見!事例も稀ではない。 今朝、Mozart ピアノ・ソナタ10番ハ長調K.330〜グレン・グールド(p)(1958年)を楽しみました。Mozart としては異形な個性表出で支持されないのかも知れないが、ワタシは彼のノリノリのリズムを愛します。コレNotaBluという悪魔のようなレーベル盤でして、「正規音源をわざわざ音質落として収録」という荒技を駆使することも多いんです。CBS正規録音は何年だったっけ?と「グレン・グールド12枚組ボックス」に含まれるソナタ全集を取り出そう・・・これが見つけられない。 今時の紙パック・スリム仕様じゃないですよ。幅15cmはあったはずのボックスもの・・・あ、あった、と思ったら「カザルス10枚組」でした。いくらんなんでも売り払った記憶喪失でもあるまいし、もしかして生活苦で女房がBOOK・OFFへ?いえいえそこまで我が家も困窮してはいない(はず)・・・10数分後、発見しました。脳内ではどういう基準で検索しているのかわからないが、自分の記憶情報と事実が食い違っているでしょうね。これもボケの一種でしょう。(件のMozart は1970年録音で別物でした)
ワタシはもともと短期情報記憶、単純数値暗記がまったくダメなんです。電話番号は記憶できず、知っているのは自宅のみ。日本史の年号みたいにゴロ合わせするとOK。お仕事でも、取引先の人の名前はそれなりに関係が深まらないと、まず記憶できない。ここ最近の、”期待の新人ピアニスト登場”みたいのも全然覚えられない。音源を聴いていないでしょう。ますます記憶は定着しない。買ってきたCDの収録作品、演奏者、録音年月日、全然覚えていない。 これがダブり買いを連続させ、”二度とこのような悲劇は繰り返しませぬ”と誓っても、過ちが繰り返されちゃう。「覚悟のダブり」は良いんですよ、覚悟の上だから。ひどいのは「ダブり買いに気付かない」ということでして、ある日、嗚呼、数年前の購入が(じつは)ダブりであった!事実発見に驚愕・衝撃!の日々よ。(この件、何度も書きました) 最近、事態は悪化の一途を辿っていて、購入数年、数度の聴取を経、ある日、スリーヴのクレジットを確認したら「演奏者が記憶と違っていた」という笑うに笑えない事象が・・・(嗤ってやって下され)別にムダになったわけでも、音楽の価値に変化はなにもないけど、購入時からずっと勘違いしていた!という驚くべきボケ症状。
黄昏て 足取り とぼとぼ
夢の旋律 (林 侘助。) (2005年6月11日)
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