名古屋シンフォニア管弦楽団第71回定期演奏会
(井崎正浩指揮/2017年7月30日愛知県芸術劇場コンサートホール)


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 前回Mahlerの「復活」をたっぷり堪能いたしました。旧知の野田さん(チェロ)より演奏会のお誘い有、出不精のワタシも栄迄出掛けてそこは満員の会場、夏休みだからこども達もたくさん来場しておりました。名古屋シンフォニア管弦楽団は素晴らしいアンサンブルですよ、ド・シロウトが云々することはありません。ふだん音楽の缶詰ばかりいただいて、時に鮮度たっぷりな生鮮食料品は必要なんです。

 前回は合唱団が陣取っていた舞台裏パイプオルガンの前、金管打楽器の真上に座って、指揮者の井崎さんは眼前に居眠りする聴衆(=ワシ)をしっかり目撃したことでしょう。弦は対向配置。「田園」は弦の美しさ、歌い交わす木管を堪能しました。

 興味は後半のWagner。記憶ではせいぜい「マイスタージンガー」前奏曲くらい?生体験は。「パルシファル」第1幕への前奏曲(コントラバスは休んでますよね)「ローエングリン」第1幕への前奏曲(静謐な出足は第1第2ヴァイオリン数人にて開始。低弦はお休み)クライマックスのシンバルは座席真下にて炸裂!第2幕への前奏曲は金管全開ボンバイエ(恥ずかしいけど)トロンボーンとトランペットの音色の違いをしっかり眼前に目撃しましたよ。真下がチェーバのお姉さん、しっかり彼女の指運と低音も確認しました。

 「エルザの大聖堂への行列」にて終了、アンコールは「タンホイザー」より「歌の殿堂を讃えよう」・・・ですよね。

(2017年7月30日)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi