Bach 「結婚カンタータ」(アメリンク)ほか
カンタータ202番「悲しみの影よ、消え去れ」
平均率クラヴィア曲集第2巻第15曲
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調より「シャコンヌ」 ベンダ
フルート・ソナタ ヘ長調 これはエア・チェックではなくて、バッハはLPで持っていたものを、名残惜しくカセットに落としたもの。(別なHPから寄せ集めるからこうなる)ベンダはカセットの余白にFMから録音したもの。(正真正銘のエア・チェック)こんなテープが残っていたのも忘れておりました。 結婚カンタータは、声楽に弱い人(ワタシもそう)でも充分楽しめる名曲中の名曲。その、しみじみとした情感は、言葉など理解できなくても誰も本質が理解できる。アメリンクは、たしかオペラに出ない人でしたよね。このあとにもマリナーと録音していたはず。十八番でしょう。 なんと清潔で、知的、そして可愛らしい声なんでしょう。もう過去の人なのかも知れませんが、LPのジャケットでは、美しい容姿に声もピッタリでした。オーボエのオブリガート(バッハの声楽は、声とオブリガートの絡み合いが聴きどころ)は、フッケでしょう。古楽器のレプリカと思われますが、やや粗野な音色が個性的で楽しい。 ヴァイオリン・オブリガートは、フランツヨゼフ・マイヤー。けっこうヴイヴラートがかかっているし、いわゆる最近のバロック・ヴァイオリンを想像するとずいぶん違います。チェンバロの音色も少々立派すぎ・・・・・・なんてことは、枝葉末節なことで、アメリンクさんの声の前ではすべてを許します。その後、いくつかこの曲を聴いたけれど、やっぱりこれが一番。 ラドフスカの「平均率」は、驚くほど音の状態がよいのと、もの凄く「鳴る」楽器のスケールに圧倒されます。全曲欲しくなるところ。 ハイフェッツの「シャコンヌ」は、全曲録音からではなくて、晩年のテレビ用のステレオ録音のほう。 この演奏はなんというか、無心で楽譜を音にしている凄みが感じられて、呆然となります。この曲、いくらでも浪漫的な濃厚な味付けが可能な曲だし、情感の高まりを説明できると思います。ハイフェッツもそうとうに劇的であり、疾走していますが、これはひたすら「あるがままに技術を極めたら、こうなった」と印象で、作りもんではないはず。 曲が終わってボンヤリ(脳髄が痺れた)していたら、突然屈託のない豊かなフルートが。C.P.E.Bach 風の、素直な旋律が極上の演奏で入っていました。このベンダの作品、いつ録音したかすっかり忘れてしまいました。鮮やか。新鮮。
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