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【♪ KechiKechi Classics ♪】は本日も変わり映えしません


このサイトを始めたのが、1998年の夏だったはずだから、もうじき7年を経ようとしております。生来の飽き性で、夏休みの絵日記だって常に三日坊主状態だったのに、こうして更新継続できる自分に少々驚きもあります。「ヒマなサラリーマンやな!」と思われているだろうが、その通り!ワタシは「仕事のためにすべてを犠牲!」なんていう世代じゃないし、お仕事作業合理化のために、思いっきりパソコンを活用できる時代のサラリーマンであるという幸せ。職住接近の地方都市在住だしね。こんな大不況時代に、フツウのお給料をいただけることを感謝しなくちゃ。

「継続できた」という原因のひとつにインタラクティヴ(相互に作用する、という意)な読者の存在があり、なんと現在一ヶ月壱万を越える閲覧実績に驚きます。(「ご縁カウンタ」というフリー・サービスを活用。)ヒット数は気にしない(初年度は1,500hitsくらいだったですよ)ほうだけれど、アクセス分析が「あ、この人はMACだ」とか「船橋辺りからのアクセスだね」と教えてくださるんです。「ああ。読んで下さっている」という手応えはたしかに嬉しい。実際にメールをいただいたり、BBSへの書き込みはほんの一部の方なんでしょう。

ワタシは湯水の如く激安CDを購入しているが、コケシじゃあるまいし「集めること」が目的じゃない。楽しく音楽を聴くために購入しているんです。今や廉価盤は街に溢れ、外資系量販店やらネット通販、大型中古書籍店をマメに点検すれば、一枚200〜300円くらいでCDはいくらでも手に入る。音楽は嗜好品だから。あちこち探し回って、多大なる手間と費用を惜しまない〜そんな収集行為とは無縁でして、「安かったら=自分の経済力に似合ったら、買う」のみ。

そう、問題は「楽しく音楽を聴く」ということでした。クラシック音楽業界は衰退しつつあるみたい(新録音の数を見よ)だけれど、音楽を愛する人々は厳然と存在して、こんなネット世界になって(おそらく初めて)自由に意見交換やら交流が出来るようになったんだと思います。幸せな時代です。

ワタシは幼少の頃から音楽(流行歌)が好きで、小学校低学年で(お隣に住んでいたお兄さんの影響で)洋楽に親しんでおりました。小学校高学年でクラシック音楽(ジャンル分けの意識なし)と出会い(Mozart 小夜曲〜ミュンヒンガー)、中学生でフォーク・ブームからギターを手にし、高校時代はウエスト・コーストのハーモニーに痺れ、同時に管弦楽でチェロを弾く(ふりをする)が、わずか半年で挫折、やがて親元を離れ京都の大学へ・・・。

そのころはクロス・オーヴァーの全盛期だったな。社会人になったときには「テクノ・ポップ」が流行り、アイドルも嫌いではなく松田聖子のLPを密かに購入〜職場でバレた時には「オレにも貸してくれ!」と声を掛けられたり・・・自らの実演系ではカラオーケストラ(相当の本格的熱唱!)のみだけれど、クラシック音楽は常に座右に存在した・・・ということでしょうか。

リンボー先生こと林望さんをご存じでしょう。彼は「書評は気に入ったものしか執筆しない」と。プロでもそうだから、市井の音楽愛好家であるワタシもココロしないとね。サイト上の演奏会評などで、細かい演奏ミスを論(あげつら)って悦に入っている例を希に見掛けますが、これは哀しく残念な行為だとおもいます。(ま、たまに気に食わない演奏もあって、自分もエラそうなコメントしているけど・・・ごめんなさい)

人様のサイトを云々できないし、基本、自分が好きで開いているサイトだから、自由にしたら良い・・・のは当たり前だけれど、「某演奏家のディスコグラフィ」をネット検索してみたら、「私の所有するCDのディスコグラフィです」とか、しかも情報(レーベル、番号、録音年など)不充分・・・もしくは、お薦めCDです、とか、お気に入りですとかリストのみで、なんのコメントもない〜これも少々物足りない。☆の数のみというのも寂しいな。(順位を付けるのもいかがなものでしょうか)

じゃ、おまえはなんなんだ?と問われれば、「もっと、よりいっそう音楽を楽しむために」サイト更新してます、と答えるしかない。楽譜解読には縁はないし、所詮ド・シロウトのコメントに過ぎないが、文書にするためには集中して聴かないとダメなんです。これは自分なりの「音楽を楽しむ行為」。テストの前日に、ぱらりと開いた本に魅入られて「一夜漬け」がおじゃんになってしまう・・・これは「集中力のマジック」なんだそうです。ちょっとだけ、これに似ている。

手許には聴ききれないCD、以前中途半端に聴いて、印象がまとまらないCDもたくさんあります。なんども聴いたはずなのに、印象がガラリと変わってしまう(良い方に?悪い方に?)ことだってあります。だからネタは尽きまへんな。「究極に名演」は求めておりません。「世界にひとつだけの花」〜各々、様々良いところもあって、ヘロ演奏だって、そのヘロさを楽しめば・・・そんな【♪ KechiKechi Classics ♪】は本日も変わり映えしません。(2005年2月12日)

 


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi