独言ひとりごと

せっかくのHPなので、なにかたまには言っておきたい(2003年1月3日)  

  尊敬する野口悠紀雄さんの「ホームページにオフィスを作る」(光文社新書)は、いつもながらヒントが一杯。「自分で使うホームページを目指せ」は啓示でしたね。どんどん溜まるいっぽうのCD、忘れる演奏家、演奏のイメージ、書籍とて同様、ワタシのサイトはまず自分で読むため、けっしてウケ狙いはしないぞ、という強い決意で更新しておりました。

 その中で気になったのは「サイト内検索」〜これね、正直自分でなにを書いたのか、そうとうに記憶が怪しくなっていること。なんやら知らないウチに膨大なるデータ量になってますね。(資料探しの検索掛けたら、自分のサイトがトップに出てきて溜息つくこともしばしば)「たしか、この関連で昔なんか書いたな?」という朧気なる記憶があっても、探せない〜というボケ症状も気になっておりました。

 それに、ワタシはプロの物書きじゃないからどーでも良いんだろうけど、「表記の統一」問題もなんとかしたかった。ま、「秀丸エディター」のGrep機能を使って検索・抽出という手もあるんだけどね、けっこう面倒くさい。例えば、いちおう作曲家はすべて原語(CDに載っているレベルだから怪しいけど)にしているつもりだけど、タマに「モーツァルト」なんて残っているものがあったりする。それをマメに検索できたらな、と。

 野口先生の本では「Namazu」というソフトがフリーだ、というので早速インターネット検索掛けてみたけど、全然歯が立たないし、だいたい、コレ自分のサーバー持っていないと使えないじゃない。ダメだこりゃ。ああ、やっぱケチ臭くすべて「無料で済ます」というではダメなのかな、と、ちょっとガッカリしました。

 ところがね、「サイト内検索」でGoogleに入れてみたら、怪しいのがある。「サイト内の検索にGoogle.comを使う方法」というやつね。おっ、思って開いてみたら「Javaを使う」なんてオソロしげなことが書いてあって、ああ、これも断念か?と思いつつ読み進めていくと、「Googlize! --- 自動的にグーグルの検索ボックスを作るCGI」〜なんてあるじゃないの。

 これ、もの凄くカンタンなんですよ。良く理解できていないが、自動で作れました。理解が間違っているのかも知れないが、Googleにリンクさせて、自分のサイト内だけを検索させる記述みたい〜当然、結果はGoogleで出てきます。やってみるとキモチ良いよ。

 試しに、本で聴く音楽内検索をやってみて下さい。MOZARTが良いかな?「AirCheck」のサイトの「音楽日誌」検索なんて劇的でしたよ。どういう記述かは、表示→ソースでご確認を。また、新年早々勉強しちゃった。

 


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