独言ひとりごと

せっかくのHPなので、なにかたまには言っておきたい(2000年10月7日)  

 何度も言い訳ばかりですが、ワタシはホームページ作成云々するほどの技量は持ち合わせておりません。(努力が足りないだけか)でも、しつこくこういった話しを載せるのは、多くの人たちに情報を発信して欲しいからなんです。尊敬する野口悠紀雄さんの「インターネットは情報ユートピアを作るか?」(新潮文庫)では、「インターネットにはガイドが必要」という章が設けられていて、「人間が見られる情報には限度がある」「情報発信のコストが下がれば原価的な価値が下がる〜なかには水準の低いものも出てくる」旨、書かれています。

 それでも、ワタシは「誰もが情報発信できるようになった」素晴らしい時代の到来だと思うのです。チャンスです。経済的にも、技術的にも、それほどの負担なくしてホームページが作成できる時代。問題は「自分はなにを主張したいのか」という一点。ワタシの場合は「ネームヴァリューのみでたいしたこともない録音が、バカ高い価格で売られるCDへの反乱」でした。きっと多くの方々が「主張」を持っていらっしゃるはず。

 無料ホームページ・スペースはたくさんあります。最低限の技術的な条件をクリアすれば、問題は内容なので、即作成にかかっていただきたい。なに、完成度が低くてもどんどん修正していけば良いんです。自分の「Web Site」なんですから。ワタシなんか、ついこないだ学生時代の同窓会の「Perfect Private Web Site」を作ってしまいました。(これない人にも写真くらい見てもらえるでしょ?)

 ワタシは「マニュアル・取扱説明書は一切読まない」という人種なので、所詮技術的にはたいしたことないHPなんですが、今回は「純実務的」なおはなし。

 ホームページを作成するときに「ホームページ・エディター」を使うでしょ。HTMLのタグを完全に理解・暗記している人は「メモ帳」でも作成できます。でも、多くの人は「Frontpage」を使っているんだろうなぁ。市販のパッケ・ソフト−ジもたくさん出ていますが、ワタシが使っているのは「EditHTML」というソフト。これたいへん便利でした。

 http://member.nifty.ne.jp/hirotomo/にてダウンロード可能。廣瀬 朋宏さん作成のシェアウェア・ソフトです。基本的な設定がほとんどアイコンで一発設定、即ブラウザにて確認可能。逆にブラウザから「EditHTML」の呼び出し設定可能で、余計なタグ(<meta file〜云々とか)が付かないのも嬉しい。

 それと「FTPソフト」(ホームページ・アップロード用ソフト)なんですが、最近「FFFTP」(意外と有名なフリーソフト)から、「FTP Exchange」に乗り換えました。「FFFTP」の良いところは、手元のPC内のファイルとアップロード先のファイルリストを目で確認できること。ところが、ファイルリストが増えてくると削除し損ねたり、一部更新漏れが発生する場合がありました。つまり、自分のPCで再現するHPと、実際のHPに微妙な食い違いが出たり、アップロード先にゴミが残ったりする可能性もある。

 「FTP Exchange」は、指定ファイルリストの違いを自動照合して、手元の正しいファイルにすべて更新してしまいます。削除済みファイルがアップロード先に残っていれば削除してしまいます。とても便利。それに、全ファイルを表示しないためか反応が早い気がします。

 http://toyata.ne.jp/~kawauso/にて入手可能。鈴木聖史さんのフリーソフト。

 ま、こんな「手」の問題はたいしたことではないのですが、ワタシのような「手抜き初心者」でも使いやすいという紹介でした。

 

 


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