ヴァレーズ「イオニザシオン」


Vare'se

Inte'grales for Small Orchestra and Percussion
Offrandes for Soprano and Orchestra
Density for Frute
Octandore for Frute,Clarinet,Oboe,Horn,Bassoon,Tranpet,Trombone, and Double Bass
Hyperprism for Small Orchestra and Percussion
Ionisation for Percussion Ensemble of 13Players

Reissberger(fl) ,Enanble"Die Reihe"Ensemble/Cerha

Penderecki

"Emanationen" for 2 String Orchestras
Sonata for Cello and Orchestra

Blees(vc),Orchestra of Radio Ruxembourg/Springer

String Quartet No.1(1960)

Kohon String Quartet

Stabat Mater
Miserere

Schola Cantorum, Stuttgart/Gottwald

Minitures for Violin & Piano(1959)

Banat(v) Vered(p)

Ligeti

Aventures-Nouvelles Avetures, For 3 Singers & 7 Instrumentalists

Enanble"Die Reihe"Ensemble/Cerha

Volumina(Original Version 1961/62)
Etude No.1 "Harmonies"(1967)

Zacher(or)

VOXBOX CDX5142 1960年代から1970年代録音  2枚組1,400円くらいで購入

 ・・・驚いたでしょ、外国語ばかりで。もう全然訳せなくて、あんまり訳しても意味わからんし、もう、そのまま載せたほうがカッコいい感じ。ま、タマにこういうのも聴かんこともないのですよ。安かったら。でも、HPに掲載することはない、と思っていました。だって、コメント不能というか、なんというか。

 でも「Jacket Collection」だったら、さしたるコメントも要らない。この抽象画、なかなかセンスいいでしょ?有名な画家の作品かも知れないけれど、クレジットがありません。

 このCDの表題は「Ionisation」で、この曲が一番知名度があるでしょうか。メータのが有名だし、1970年代にストラスブール・パーカッション・アンサンブルが来日して、この作品を演奏したはず。ワタシはこのCDでしか聴いたことがありませんが、想像していたよりずっと繊細な作品。低いサイレンが「ウィーン」と時々鳴っていて、打楽器の細かい扱いが 多彩で楽しめます。

 フリードリヒ・チェルハは作曲家として有名。

 ペンレデツキもリゲティも、フツウなかなか手が出ないでしょ。CDの価格が安いと、いろいろと冒険ができます。弦楽四重奏曲なんて、仰け反りますよ。ほとんど楽器の胴体をたたいているような音のみ。たまにピツィカート有。Stabat Mater、Miserere辺りは非常に静謐で、不協和音だけれど宗教的畏敬の念は感じます。仏教のお経のようでもある。

 ゲルト・ツァッハーは、来日もしていた有名なオルガニスト。あれなんて呼ぶんですかね、鍵盤を全部押してグチャーといった感じの響きにしてしまう。ラストのHarmoniesなんかは「未知との遭遇」といった感じでした。(2000年9月12日)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi