Bartok 2台のピアノと打楽器のためのソナタ/
Stravionsky 2台のピアノのための協奏曲/2台のピアノのためのソナタ
(アロイス・コンタルスキー/アルフォンス・コンタルスキー(p)/ クリストフ・カスケル/ハインツ・ケーニヒ(打楽器))
Bartok
2台のピアノと打楽器のためのソナタ
Stravionsky
2台のピアノのための協奏曲
2台のピアノのためのソナタ
アロイス・コンタルスキー/アルフォンス・コンタルスキー(p)/クリストフ・カスケル/ハインツ・ケーニヒ(打楽器)
DG 2530964 1977年
Alfons Kontarsky(1932-2010独逸)Aloys Kontarsky(1931-2017独逸)は同時代音楽の擁護者として知られたピアノ・デュオ。
Bartokとの出会いは中学生時代?自作のゲルマニウム・ラジオから流れたこの「ソナタ」(1938年瑞西初演)。たった4人による巨大な世界に衝撃を受けました。のちに管弦楽伴奏を聴く機会を得たけれど、それは蛇足に感じたもの。爾来幾星霜いろいろ聴いてきたけれど、正直なところどの演奏の個性がどうの、まったく判断は不可。音質がそれなり整っていればOKと感じます。ピアノ2台と打楽器1(ティンパニ3、シロフォン、スネアドラム2種類)打楽器2(シンバル2種、バスドラム、トライアングル、銅鑼)による硬派な作品。
「Assai lento - Allegro molto」12音階の序奏から専門筋の方は旋律を読み取るのだろうけど、自分にとってはリズムの絡み合いと強弱しか感じぬ、色彩のない音楽、これは多くのBartokに共通する感慨でした。その野蛮な緊張感、切迫感に打たれました。(13:04)
「Lento, ma non troppo」不気味な静謐を湛えた緩徐楽章。「夜の歌(セレナーデ)」と呼ばれることもあるそう。自在なピアノの呼び交わしに、幻のように打楽器が静かに木霊します。(6:07)
「Allegro non troppo」ハ調によるわかりやすい明朗な旋律から始まって、ここは打楽器が多彩に雄弁に参入して、最初のわかりやすい旋律はどこへやら、激しいリズムの遣り取りに興奮を高めて・・・やがて沈静化して名残惜しく退場していく・・・(6:26)
以下Stravinskyは2台のピアノによるもの。
2台のピアノのための協奏曲は1935年初演(パリ/作曲者親子による)
「Con moto」こちらのほうがBartokに比べてわかりやすい旋律、変化に富んだユーモアが楽しいもの。(6:41)
「Notturno (Adagietto)」淡々と味のあるリズムを刻んで親しみやすい。ちょっと小粋に小味にとぼけた緩徐楽章。(5:30)
「Quattro variazioni」ちょいと不気味に早足なワルツ?これがキラキラと変奏?して次々と姿を変えました。(4:42)
「Preludio e fuga」Bachみたいな表題だけど、乾いて無感情のような前奏曲とフーガが緊張感を高めました。こうしてみるとStravinskyはBartokより親しみやすい感じ。(5:10)
2台のピアノのためのソナタ初演は1944年(亜米利加)。これも硬派に非ず、平易な風情の作品。
「Moderato」ちょっとアルカイックな静謐に淡々、味わい深い始まり。(4:32)
「Theme with Variations」快活に、ちょっぴり調子外れの可愛らしい変奏曲(4:27)
「Allegretto」意外にもデリケートに淡々としたフィナーレ。(159)
(2026年4月25日)
【♪ KechiKechi Classics ♪】 ●愉しく、とことん味わって音楽を●
▲To Top Page.▲
|