名東ウィンドオーケストラ「めいとう音楽祭2019」
(岡田望指揮/2019年11月17日長久手市文化の家森のホール)


Shostakovich

祝典序曲

「まつり」(北島三郎)

アメージング・グレイス

ディズニーランド50周年セレブレーション

ライオン・キング・メドレー

Mussorngsky

組曲「展覧会の絵」(Mark Hindsley編)

岡田望/名東ウィンドオーケストラ

 前週に続きご近所ホールでの演奏会です。お隣名古屋市名東区の吹奏楽団は本拠地が改装工事中とか、こうして拝聴機会ができました。演目がShostakovich、そして「展覧会の絵」でしょ?吹奏楽の演奏会は初参加。コンミスの場所にはクラリネットが座ります。ユーフォニアムの存在も珍しい(ワーグナーチューバに似ているけれど、違う楽器らしい)。打楽器は4人で多種多様に担当しておりました。

 舞台左右に反響板を置いて、金管の輝かしさは強烈、左端のマリンバ、鉄琴、ヴィヴラフォンも時にその存在を消されがちでした。Shostakovochは難曲なんですね。冒頭のクラリネット・ソロはややリズムに乗り切れていないけど、それは枝葉末節なこと。少々のミスタッチだってかまわない、朗々とした迫力が吹奏楽の魅力でしょう。

 打楽器多彩、サブちゃんの「まつり」には和太鼓も入ります。誰でも知っているディズニーのメロディーも堅苦しくない雰囲気が愉しいもの。「展覧会の絵」はRavel編をベースに、弦をほかのパートに置き換えて魅力充分、打楽器はほとんどそのまま、ピアノも入って色彩も、迫力も充分、堪能させていただきました。

(2019年11月17日)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi