2018年ケチケチアカデミー賞2018年を回顧して
(香港より帰国した金田さんより


 本年も連絡をいただきました。毎年熱心に連絡いただき、昨年は無事帰国されたお祝いに呑みましたよ。深く感謝。

遅くなりましたが2018年の私のアカデミー賞です。

1.コンサート

1月 香港フィル ズヴェーデン指揮 ワーグナー:神々の黄昏 演奏会形式による上演

3月 エストニア国立響 セーゲルスタム指揮 モニカ・イヴリン・リーヴ他 シベリウス:クレルヴォ

3月 香港フィル 準メルクル指揮 イングリッド・フリッター:ピアノ ファリャ:スペインの庭の夜。ドビュッシー:海

4月 ベンジャミン・アプル:バリトン/ジェームズ・ベイリュー:ピアノ シューベルト、、ウォルフ、ブラームス、グリーグなど

6月 デンマーク弦楽四重奏団 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番、ベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番ほか

後半もいろいろ聞いてはいますが、前半が特に思い出に残ります。白眉はベンジャミン・アプルです。とにかく美声です。

セーゲルスタムは太り過ぎです。立って指揮ができず椅子に座っての演奏です。でも珍しい曲が生で聴けたので満足。デンマーク四重奏団は若い団体ですが、実力は高いです。

香港フィルは好調を持続。

2.CD

CDは大物を二つ買いました。メロディアから出たリヒテルとギレリスのそれぞれ50枚組のセット。去年出たものではありませんが、他にこれといったものも買っていないので。どちらも面白いです。いずれもライブ録音の集大成。リヒテルは展覧会の絵が何度もでてきますし、ギレリスはペトルーシュカの三章をよく弾いていたのですね。そういえば初めて聞いたペトルーシュカの三章はギレリスでした。ギレリスではスカルラッティが聞けたのが良かったですね。

以上

今月は12日に東響でヴェルディのレクイエム(@サントリーホール)が最初のコンサートでした。実は東響は初めて聴きましたが、中々の実力であることを知りました。今年もよろしくお願いいたします。

(2019年1月19日)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi